JP2002055165A - 放射線検出装置及びそれを備えた放射線撮像システム - Google Patents

放射線検出装置及びそれを備えた放射線撮像システム

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JP2002055165A JP2000241567A JP2000241567A JP2002055165A JP 2002055165 A JP2002055165 A JP 2002055165A JP 2000241567 A JP2000241567 A JP 2000241567A JP 2000241567 A JP2000241567 A JP 2000241567A JP 2002055165 A JP2002055165 A JP 2002055165A
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美津穂 平岡
Kazumi Nagano
和美 長野
Tomoyuki Tamura
知之 田村
Yoshihiro Ogawa
善広 小川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光検出器に到達する光量が多くなるようにし
て、光検出器における受光感度を向上させる。 【解決手段】 放射線を光に変換するシンチレータ部
と、前記シンチレータ部で変換された光を検出する光検
出器とを接着層を介して貼り合わせてなる放射線検出装
置において、前記接着層に前記シンチレータ部で変換し
きれなかった放射線を光に変換するシンチレータを含有
させることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放射線を光に変換
するシンチレータ部と、シンチレータ部で変換された光
を検出する光検出器とを接着層を介して貼り合わせてな
る放射線検出装置及びそれを備えた放射線撮像システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光検出器と蛍光体層とを組み合わ
せて、放射線を検出する方法が種々考案されている。光
検出器を複数の画素に分割することにより、位置情報あ
るいは画像情報を得ることができる。この際、画像上に
一様に蛍光体があると、直下にある光検出器だけでなく
隣接する光検出器にも不必要な蛍光が進入し画像の分解
能を低下させる原因となる。
【0003】これを防止するために、たとえば特開昭5
3−96789号公報においては、各光検出器の間に光
もれを防ぐ仕切板を設け、ここに蛍光体を埋め込み、分
解能の低下を防いでいる。特開平5−60871号公報
においては、複数の凹部を持つ基板の凹部に蛍光体を埋
め込み、これを複数の画素を有する光検出パネルに貼り
付けて、放射線検出器とすることで、分解能の低下を防
いでいる。
【0004】また、特開平9−61535号公報におい
ては、遮光用メッシュ板の片側に強度保持用板を貼り合
わせ、メッシュの開口部に蛍光体を分離して充填した蛍
光体層に光検出器を接着層を介して貼り合わせること
で、開口率を大きくしても基体の強度が弱くならずハン
ドリングのたわみ等による画像ムラの発生することがな
い放射線検出装置を開示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、蛍光体として
フィルム状の蛍光体を用いる場合には、接着剤層での蛍
光の反射や吸収、散乱を最小限にするため、接着層をな
るべく薄く、たとえば10μm以下にしている。
【0006】しかし、遮光用の凹部やメッシュに蛍光体
を詰めるセルタイプの場合には、蛍光体を充填したの
ち、スキージ等で面をならしても、微視的には平坦には
ならない場合がある。
【0007】図11(a)には、蛍光体20が遮光用小
区分室17の仕切板の高さを超えている場合を示し、図
11(b)は、逆に蛍光体20が遮光用小区分室17の
仕切板の高さに達していない場合を示している。図11
(a)又は図11(b)に示すような状態で、薄い接着
剤層を用いて光検出器を貼り合わせても、前者の場合に
は光検出器と遮光用小区分室17の仕切板との間に空気
が残ってしまい、後者の場合には光検出器と蛍光体20
との間に空気層が残り、該空気層によって蛍光が回折、
散乱し光検出部の画像の鮮鋭度が低下する。そのため、
これを抑制するために、接着剤層にある程度厚みをもた
せている。
【0008】このように接着剤層を厚くすると、空気残
りや接着不良はなくなるものの、蛍光体層と接着層との
界面の光反射と、接着層内部での光吸収により、蛍光体
層で発光した光が減少してしまうという問題がある。曝
射する放射線量をできるだけ低減し光検出器における受
光感度を向上させるためには、このような光の減少は極
力避けねばならない。さらに接着剤層が厚くなると接着
剤層の中を通過する蛍光が回折、散乱し、光検出部に到
達するために、光検出部の画像の鮮鋭度が低下する。
【0009】そこで、本発明は、光検出器に到達する光
量が多くなるようにして、光検出器における受光感度を
向上させることを課題とする。
【0010】また、本発明は、蛍光体層と接着層との界
面の光反射や、接着層内部での光吸収により蛍光体層で
発光した光が減少することを防止することを課題とす
る。
【0011】さらに、本発明は、蛍光体層と光検出器の
間に形成される接着剤層内に空気層が混入することを解
消し、鮮鋭度の高い撮像装置を提供することを課題とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明は、放射線を光に変換するシンチレータ
部と、前記シンチレータ部で変換された光を検出する光
検出器とを接着層を介して貼り合わせてなる放射線検出
装置において、前記接着層に前記シンチレータ部で変換
しきれなかった放射線を光に変換するシンチレータを含
有させることを特徴とする。
【0013】また、本発明は、上記放射線検出装置と、
前記放射線検出装置からの信号を処理する信号処理手段
と、前記信号処理手段からの信号を記録するための記録
手段と、前記信号処理手段からの信号を表示するための
表示手段と、前記信号処理手段からの信号を伝送するた
めの伝送処理手段と、前記放射線を発生させるための放
射線源とを具備することを特徴とする。
【0014】すなわち、本発明は、光検出器に到達する
光量が多くなるように、接着層にシンチレータを含有さ
せる。
【0015】また、本発明は、シンチレータ部と接着層
との界面で光が反射しないように、接着層のシンチレー
タとシンチレータ部のシンチレータとを同じ材料にし、
層間での屈折率差による光反射を低減している。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0017】(実施形態1)図1は、本発明の実施形態
1の放射線検出器の構造を示す概略的断面図である。図
1において、17は遮光用小区分室、20は遮光用小区
分室の各々に埋め込まれている蛍光体、16は蛍光体2
0の強度を保持するための強度保持用板、18は蛍光体
20と強度保持用板16とを接着する接着層、23は遮
光用小区分室17の開口部、19はアライメントマーク
3を見るためのアライメント用開口部である。これらに
よって、蛍光体層24を構成している。
【0018】また、2は基板、3は基板2に備えられて
いるアライメントマーク、1は画素である。これらによ
って、光検出器22を構成している。さらに、21は蛍
光体を含有している接着層であり光検出器22と蛍光体
層24とを接着している。
【0019】図2は、光検出器22の概略平面図であ
る。図2において、画素1がたとえば160μmピッチ
で縦横に配列されている。各画素1の大きさはたとえば
130μmであり、各画素1の間隔はたとえば30μm
である。光検出器22の基板2には、0.7mm程度の
厚さの低アルカリガラス(たとえばコーニング社製の7
059ガラス)を用いている。また、基板2上には蛍光
層24貼り合わせ時に使用するアライメントマーク3が
ある。基板2の外形は500mm角である。
【0020】図3は、光検出器22の画素1の平面図で
ある。図3には、光を電気信号に変換するセンサー部4
と、センサー部4からの電気信号又は電気信号に基づい
て増幅された増幅信号を読み出すTFT5と、TFT5
のゲートのオン/オフを切り替える指示信号をTFT5
側へ出力するゲート線6と、電気信号等を読み出す信号
線7と、センサー部4内の電気信号をリセットする共通
リセット線8とを示している。
【0021】蛍光体20で変換されることによって得ら
れた光がセンサー部4に照射されていると、センサー部
4でこの光に応じた電気信号が得られる。その後、ゲー
ト線6を通じた指示信号によってTFT5のゲートをオ
ンすることにより、センサー部4の電気信号等を信号線
7に伝達し、これを画像信号として読みとる。画素信号
の読み出しが終了すると、共通リセット線8を通じてリ
セット信号を画素1側に送り、センサー部4をリセット
することで、1回分の画像読み取りを終了する。
【0022】図4は、光検出器22の画素1の模式的断
面図である。図4において、下側より、Crなどからな
るゲートメタル9(100nm)、プラズマ窒化膜10
(300nm)、水素化アモルファスシリコン層11
(500nm)、ドーピング半導体層12(50n
m)、アルミ膜13(1000nm)である。すなわ
ち、ここでは、センサー4及びTFT5は同一の水素化
アモルファスシリコン層により構成されている。もちろ
ん、水素化アモルファスシリコンを使った、他の構造の
光検出器や、結晶シリコンを用いた光検出器であっても
よい。
【0023】次に本実施形態に使用する蛍光板の作製工
程について、各図に沿って説明する。
【0024】図5は、蛍光体層24の概略平面図であ
る。図5において、遮光用小区分室17としては、たと
えばニッケル製で厚さ200μm程度のメッシュ状の板
を用いている。また、メッシュ状に開けられた開口部2
3は、光検出器22の画素1と1対1で対応しており、
160μmピッチで縦横に配列されており、開口部23
の大きさは130μmである。またアライメント用の開
口部19が基板2とのアライメント用に設けられてい
る。
【0025】図6(a)は、蛍光体層22の断面模式図
である。図6(a)に示すように、遮光用小区分室17
と強度保持板16とを、接着層18を介して接着する。
強度保持板16としては、たとえばカーボングラファイ
トファイバーを焼成した厚さ2mm程度の板を用いてい
る。遮光用小区分室17はメッシュと補強板の組み合わ
せの他、これらが一体となった図6(b)の様な凹状の
穴の空いた板を用いても良い。
【0026】次に、図7(a)に示すように、樹脂製バ
インダーに微粉末を分散したペースト状の蛍光体20
を、遮光用小区分室(メッシュ間)17に流し込む。こ
の時、蛍光体20には、たとえば蛍光体粒子として酸硫
化ガドリニウム(100重量部)、バインダー樹脂とし
てエチルセルロース(5重量部)、溶剤としてテルピネ
オール(45重量部)を用いている。
【0027】続いて、メッシュ表面を図示しないスキー
ジで平坦化した後、加熱してバインダー樹脂を重合す
る。この時バインダー樹脂の重合温度よりも、接着層1
8の軟化温度が高い材料の組み合わせを選択する。この
ようにして蛍光体層24が完成する。
【0028】あるいは、図6(b)に示したような凹状
の穴の空いた板を用いる場合には、図7(b)に示すよ
うに、遮光用小区分室17にペースト状の蛍光体20を
流し込み、これに補強板を組み合わせて蛍光体層24を
完成させる。
【0029】次に、図8の断面模式図に示すように、蛍
光体層24と光検出器22とを蛍光体を含有している接
着層21を介して接着する。この時、アライメントマー
ク3とアライメント用開口部19とを用いて、画素1と
蛍光体層20とを位置合わせする。接着層21には、接
着剤樹脂として、たとえばシリコン樹脂(15重量
部)、蛍光体粒子として蛍光体層と同じ酸硫化ガドリニ
ウムテルビウム(100重量部)を用いている。
【0030】接着層21は、蛍光体層24に20μm程
度の厚さで塗布し、アライメントした後に、蛍光体層2
4と控え離検出器22とがずれないように気をつけなが
ら圧着する。なお、接着剤樹脂としては、この他に、熱
可塑性樹脂・熱硬化性樹脂のうち、加熱硬化・室温硬化
・加圧硬化できるものであればよい。
【0031】接着層21の厚みは、凹凸をカバーして、
空気層ができたり、接着不良とならないような厚みとし
ている。具体的には、たとえば10μm以上としてい
る。また、接着層21は通常の使用で剥がれなければよ
く、たとえばT型剥離で100g重/25mm以上であ
ればよい。さらに、蛍光体粒子径としては20μm以
下、好ましくは3〜15μmが良い。
【0032】このように、本実施形態の放射線検出装置
は、蛍光体層24と光検出器22とを、蛍光体を含有し
ている接着層21を介して貼り合わせ、また接着層21
の厚みを増加させている。このため、蛍光体層24から
光検出器22に対して、発光した光が進入する際に、界
面で低減する光量よりも、発光光量の方が多くしてい
る。したがって光検出器22における受光感度が向上す
る。
【0033】なお、本実施形態では、蛍光体層24と光
検出器24とを貼り合わせるために、接着層21とし
て、蛍光体層24中の樹脂と同一材料の接着剤を用いる
場合を例に説明したが、その他にも、接着剤としてエチ
ルセルロース(5重量部)、溶剤としてテルピネオール
(45重量部)としてもよい。このような組み合わせに
すると、接着層21の形成方法には、接着剤樹脂を溶剤
に溶かしたのち、蛍光体層24に塗布すると良い。この
場合には、アライメント後に100℃程度の恒温槽中で
圧着するのが好ましい。
【0034】また、接着剤樹脂には蛍光体層24中の樹
脂と同一の樹脂の他、屈折率が同等の樹脂を用いること
もできる。これにより、蛍光体層24から光検出器22
に対して発光した光が進入する際に、界面での光の反射
による低減がなくなり感度が向上する。
【0035】さらに、本実施形態では、蛍光体層24に
遮光用小区分室17を設けている場合を例に説明した
が、接着層21に蛍光体を含有させていれば、蛍光体2
0において光に変換されきれなかったX線を、接着層2
1で光に変換することができるため、遮光用小区分室1
7を設けていない蛍光体層を備えたX線検出装置であっ
ても、光検出器における受光感度を向上させることがで
きる。
【0036】(実施形態2)図9(a)、図9(b)は
本発明の実施形態2のX線検出装置の実装例の模式的構
成図及び模式的断面図である。光電変換素子とTFT
(トランジスタ)はa−Siセンサ基材6011内に複
数個形成され、シフトレジスタSR1と検出用集積回路
ICが実装されたフレキシブル回路基板6010が接続
されている。
【0037】フレキシブル回路基板6010の逆側は回
路基板PCB1、PCB2に接続されている。前記a−
Siセンサ基材6011の複数枚が基台6012の上に
接着され大型の光電変換装置を構成する基台6012の
下には処理回路6018内のメモリ6014をX線から
保護するため鉛板6013が実装されている。
【0038】a−Siセンサ基材6011上にはX線を
可視光に変換するためのシンチレータ6030たとえば
CsIが、蒸着されている。図9(b)に示されるよう
に全体をカーボンファイバー製のケース6020に収納
している。
【0039】図10は、図9のX線検出装置のX線診断
システムへの応用例を示した図である。X線チューブ6
050で発生したX線6060は患者あるいは被験者6
061の胸部6062を透過し、シンチレータを上部に
実装した光電変換装置6040に入射する。この入射し
たX線には患者6061の体内部の情報が含まれてい
る。
【0040】X線の入射に対応してシンチレータは発光
し、これを光電変換して、電気的情報を得る。この情報
はディジタルに変換されイメージプロセッサ6070に
より画像処理され制御室のディスプレイ6080で観察
できる。
【0041】また、この情報は電話回線6090等の伝
送手段により遠隔地へ転送でき、別の場所のドクタール
ームなどディスプレイ6081に表示もしくは光ディス
ク等の保存手段に保存することができ、遠隔地の医師が
診断することも可能である。またフィルムプロセッサ6
100によりフィルム6110に記録することもでき
る。
【0042】なお、以上説明した各実施形態では、X線
を用いた場合を例に説明したが、α,β,γ線等の放射
線を用いることができる。また、光は光電変換素子によ
り検出可能な波長領域の電磁波であり、可視光を含む。
さらに、たとえば放射線を含む電磁波を電気信号に変換
する電磁波電気信号変換装置にも適用することができ
る。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
蛍光体層と光検出器との接着に蛍光体を含有している接
着層を用いるため、蛍光体層から光検出器に発光した光
が進入する際に、界面での光の低減量よりも、接着層の
厚みが増加した分、発光光量が増加するため感度が向上
する。
【0044】接着剤層内に蛍光体粒子が混入すること
で、蛍光体層で発生した蛍光が接着剤層を透過するとき
の蛍光体の回折散乱が抑制され、光検出部で撮影された
撮影画像は、透明な接着剤よりも鮮鋭度が高かった。
【0045】さらに、本発明者らの研究開発の結果、接
着剤樹脂に蛍光体粒子を含有させることによって接着剤
層内を透過する蛍光の回折、散乱が小さくなった。
【0046】また、蛍光体層と光検出器との接着に、蛍
光体層中の樹脂と同じ樹脂を使用するため、界面での反
射による光の低減がないため感度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の放射線検出器の構造を示
す概略的断面図である。
【図2】図1の光検出器の概略平面図である。
【図3】図1,図2の光検出器の画素1の平面図であ
る。
【図4】図1,図2の光検出器の画素1の模式的断面図
である。
【図5】図1の蛍光体層の概略平面図である。
【図6】図1の蛍光体層の断面模式図である。
【図7】図1の蛍光体層の製造断面図である。
【図8】本発明の実施形態1の放射線検出器の構造を示
す概略的断面図である。
【図9】本発明の実施形態2のX線検出装置の実装例の
模式的構成図及び模式的断面図である。
【図10】図9のX線検出装置のX線診断システムへの
応用例を示した図である。
【図11】蛍光体と遮光用小区分室との関係を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 画素 2 基板 3 アライメントマーク 4 センサー部 5 TFT部 6 ゲート線 7 信号線 8 共通リセット線 9 ゲートメタル 10 プラズマ窒化膜 11 水素化アモルファスシリコン層 12 ドーピング半導体 13 アルミ膜 16 強度保持用板 17 遮光用小区分室 18,21 接着層 19 アライメント用開口部 20 蛍光体 22 光検出器 23 開口部 24 蛍光体層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 知之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 小川 善広 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2G088 GG20 JJ05 JJ09 JJ35

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射線を光に変換するシンチレータ部
    と、前記シンチレータ部で変換された光を検出する光検
    出器とを接着層を介して貼り合わせてなる放射線検出装
    置において、 前記接着層に前記シンチレータ部で変換しきれなかった
    放射線を光に変換するシンチレータを含有させることを
    特徴とする放射線検出装置。
  2. 【請求項2】 前記光検出器は複数の画素を備え、前記
    シンチレータ部は、複数の前記画素の各々の配置位置に
    対応した複数の開口部を有し、少なくとも複数の前記開
    口部の各々にシンチレータ充填されていることを特徴と
    する請求項1に記載の放射線検出装置。
  3. 【請求項3】 前記シンチレータ部のシンチレータと前
    記接着層に含有されているシンチレータとを同じ材料と
    していることを特徴とする請求項1又は2に記載の放射
    線検出装置。
  4. 【請求項4】 前記シンチレータ部のシンチレータと前
    記接着層に含有されているシンチレータとが、蛍光体で
    あることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に
    記載の放射線検出装置。
  5. 【請求項5】 前記シンチレータ部は、複数の開口部を
    有する遮光用板の片側に保持用板を貼り合わせ複数の前
    記開口部の各々に前記シンチレータを分離して充填して
    形成し、 または、複数の凹部を持つ基板の凹部に前記シンチレー
    タを充填することによって形成し、 または、前記光検出器に備えている複数の画素の間に光
    もれを防ぐ仕切板を設けて該仕切板の間に前記シンチレ
    ータを充填することによって作成することを特徴とする
    請求項1から4のいずれか1項に記載の放射線検出装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれかに記載の放射
    線検出装置と、 前記放射線検出装置からの信号を処理する信号処理手段
    と、 前記信号処理手段からの信号を記録するための記録手段
    と、 前記信号処理手段からの信号を表示するための表示手段
    と、 前記信号処理手段からの信号を伝送するための伝送処理
    手段と、 前記放射線を発生させるための放射線源とを具備するこ
    とを特徴とする放射線撮像システム。
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