JP2002051928A - 散気機能付き洗髪槽及びこれを備える浴槽 - Google Patents

散気機能付き洗髪槽及びこれを備える浴槽

Info

Publication number
JP2002051928A
JP2002051928A JP2000244574A JP2000244574A JP2002051928A JP 2002051928 A JP2002051928 A JP 2002051928A JP 2000244574 A JP2000244574 A JP 2000244574A JP 2000244574 A JP2000244574 A JP 2000244574A JP 2002051928 A JP2002051928 A JP 2002051928A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
tub
air diffusion
air
washing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000244574A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsushi Mita
哲史 三田
Masaharu Murata
正治 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
Priority to JP2000244574A priority Critical patent/JP2002051928A/ja
Publication of JP2002051928A publication Critical patent/JP2002051928A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
  • Cleaning And Drying Hair (AREA)
  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
  • Bathtub Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】仰向けの姿勢で、一人で簡単に洗髪でき、他の
人の手助けを必要としない洗髪槽及びこれを備える浴槽
の提供。 【解決手段】洗髪槽の槽内には散気部材28が配され、
また、洗髪槽内に向けてシャワーヘッド(湯水供給部)
32及び薬液吐出管30が配され、散気部材28からの
散気、シャワーヘッド32からの湯水供給、及び薬液吐
出管30からの薬液供給は、コントローラ25で制御さ
れる。リモコン操作できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗髪槽、特に、浴室
等において仰向けの姿勢で頭髪を洗う場合に好適な散気
機能付き洗髪槽と、これを備える浴槽に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の洗髪槽付き浴槽の一例(入浴者が
洗髪する姿勢を示した断面図)を図4に示した。図示す
るように、浴槽本体の上縁部側方に洗髪槽が一体又は別
体に連なって設けられていて、入浴したままで頭髪を洗
うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この洗髪槽付
き浴槽に浸かって入浴したまま洗髪する場合は仰向け状
態であり、また眼に薬液(シャンプー液やリンス液な
ど)や湯水が入らないように眼を閉じていることが多い
ので、シャワーを用いて一人でするには困難であり、他
の人の手助けが必要である。
【0004】本発明は、仰向け状態で一人で簡単に洗髪
でき、したがって、他の人の手助けを必要としない洗髪
槽及びこれを備える浴槽の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明者らは種々検討した結果、洗髪槽の槽内に洗
髪効果を上げるための散気部材を配すること、これに加
えて、散気部材からの散気、湯水供給部(又はシャワー
ヘッド)からの湯水供給、薬液供給部からの薬液供給等
の全部又はいくつかをコントローラで制御し、そのコン
トローラを人が操作しやすい場所に設置すればよいこと
に着目し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発
明は、先ずは、洗髪槽の槽内に散気部材28を配したこ
とを特徴とする散気機能付き洗髪槽である。
【0006】ここで、この散気機能付き洗髪槽には、温
水を供給するための湯水供給部を必要とする。この湯水
供給部を洗髪槽から離れた所に移動可能に配置すること
もできるが、好ましくは、そのシャワーヘッド32を洗
髪槽の槽内に向けてをセットできるものとする。
【0007】また、この散気機能付き洗髪槽には、好ま
しくは、薬液供給部の薬液吐出口30aを洗髪槽の槽内
に向けて配する。
【0008】また、この散気機能付き洗髪槽において
は、好ましくは、散気部材からの散気、湯水供給部から
の湯水供給、及び薬液供給部からの薬液供給の全部又は
少なくとも一を制御するコントローラ25を配する。人
手を煩わせることなく、給水・給湯、薬液供給等が容易
にできるからである。
【0009】本発明は、また、上記いずれかの散気機能
付き洗髪槽を備える浴槽にも関する。
【0010】
【作用】ブロア20aに接続された散気部材28から気
泡が勢いよく噴出するので、その気泡及び薬液含みの温
水による洗浄効果で、頭髪が洗われる。また、マッサー
ジ効果もある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を更
に具体的に説明する。図1に本発明の一例の散気機能付
き洗髪槽を示す。この散気機能付き洗髪槽は、洗髪槽の
槽内に散気部材(散気板)28が配され、洗髪槽の槽内
に向けて薬液吐出管30が配されて、更にコントローラ
25が配されている例で、そのコントローラ25は、散
気部材28からの散気、湯水供給部からの湯水供給、及
び薬液供給部からの薬液供給を制御している。
【0012】洗髪槽の槽内に配置される散気部材(散気
板)28は、微細な空孔を有する材料からつくることが
できる。微細な空孔を有する材料は、プラスチックの発
泡体であってもよいし、無機質フィラーと樹脂と発泡材
から成形されたものであってもよいし、無機質の砂状物
を少量の樹脂を用いて固めたものであってもよい。散気
部材28の形状は、洗髪槽に収まる形状であればよく、
好ましく、円板状や角板状等の板状散気部材である。
【0013】散気部材(散気板など)28の一次側に
は、通気管26を介してブロア(空気圧縮器)20aを
含む電源部20が繋がっている。また、上記ブロア20
a及び散気部材28の間には弁(通常は、開閉弁)21
が配置され、この弁21の開閉によって散気部材28か
ら噴出する空気をオン/オフする。
【0014】ブロア20aは、散気部材28から噴出さ
せるのに十分な空気量を供給できるものとする。更に
は、薬液容器37から粘度の高い薬液(シャンプー液や
リンス液)を薬液吐出口30aまで圧送できるものが好
ましい。一例として、吐出圧力0.01〜0.03MP
sで空気量0.5〜4m3/h程度のものが挙げられ
る。なお、図1では電源回路部とブロア20aを一体的
にまとめた形で図示したが、これは必ずしも一体である
必要はない。また、ブロア20aは浴室外に置けるので
一般家庭へ供給されている電圧(例えばAC100V)
による駆動でもよいし、低電圧による駆動でもよい。
【0015】湯水供給部は、先端側からシャワーヘッド
32、シャワーヘッド32に繋がる湯水配管31及び給
湯器(図示せず)からなり、湯水配管31の途中には弁
24が配置されている。弁24は瞬時に開閉するタイプ
の弁(開閉弁)であっても、孔の大きさを連続的に可変
するタイプの弁(電動弁)でもよいが、好ましくは、後
者の電動弁である。これにより、シャワーヘッド32か
ら散水する湯水量を調節できる。また、シャワーヘッド
32は移動できるものが好ましく、使用時に所定の位置
にセットする。
【0016】薬液供給部は、先端側から、薬液吐出口3
0aが洗髪槽の槽内に向かう薬液吐出管30、薬液吐出
管30に繋がった送液管29、及び薬液容器37からな
るほか、薬液押出し機構をもつものである。薬液押出し
機構は、先に述べた洗髪槽内散気部におけるブロア20
aと弁21との間の通気管26の所定箇所(分岐点)か
ら薬液容器37へ通気管27を分岐させるとともに、そ
の通気管27の途中に弁22を設け、この弁22の開閉
によって薬液容器37へ負荷する圧力を調整すること
で、薬液吐出口30aからの薬液押出しを調節してい
る。薬液吐出管30は、シャワーヘッド32と同様に移
動できるものが好ましく、使用時に所定の位置にセット
する。また、薬液容器には、頭髪洗浄のためのシャンプ
ー液やリンス液などが入っている。更に他の目的の(養
毛剤、フケ・カユミ止め等の)薬液を含ませることもで
きる。なお、図1では薬液容器37は1個しか示されて
いないが、複数の薬液容器を設けることも可能である。
その場合は、対応する薬液吐出管、通気管、送液管弁、
弁等も同様に複数個配置しなければならない。
【0017】洗髪槽の排水口35の下部にも、弁(開閉
弁)23が設けられている。洗髪槽に貯まった洗浄済み
排液を排出するときに弁23を開けば、排水管36を通
って排出される。弁23の上側には、好ましくは、ヘヤ
ーキャッチャーやストレーナー(図示していない。)を
設け、弁23内への毛髪の侵入を防ぐ。
【0018】なお、弁21、22、23及び24は、感
電を防止する上で、低電圧(例えば、12V以下)で駆
動するものが好ましい。また、洗髪槽の取外しや移動を
考慮し、通気管26,27、送液管29、湯水配管31
等の接続部分は取外し容易なワンタッチ継手が好まし
い。また、電源部20からのリード線との接続も取外し
容易なコネクタを用いるとよい。また、コントローラ2
5のスイッチはその表面形状を変える等により、視覚に
よらず、触覚によって何のスイッチであるかが分かるも
のが好ましい。さらに、コントローラ25は水気のつい
た手で触ったり、浴槽水中に落としてもよいように防水
性を付与しておくことが好ましい。
【0019】図2に、図1の散気機能付き洗髪槽を動か
すときの主要部品の動作パターン(横軸は時間)を示し
た。先ず、洗髪する人は仰向け状態で洗髪槽に頭部を載
せる。コントローラ25を操作し、弁24を開き洗髪槽
内に給水又は給湯する。適量貯まったところでコントロ
ーラ25を操作し、ブロア(空気圧縮器)20aをオン
にするとともに弁21を開く。これにより、散気部材
(散気板)28から気泡が発生し、頭髪を予洗する。予
洗が済めば、コントローラ25を操作して弁23を開
き、槽内の水(温水)を排水する。コントローラ25を
操作して弁22を開き、空気圧でもって薬液容器37内
の薬液(シャンプー液やリンス液など)を薬液吐出口3
0aから吐出し、洗髪する。コントローラ25を操作し
て、再び弁24を開き給水又は給湯し、頭髪をすすぐ。
すすぎが終了すれば弁24を閉じ、そののち排水が完了
すれば、弁23を閉じる。図2には示さなかったが、場
合によっては、すすぎの後、洗髪槽から排水し、再び弁
24を開弁・閉弁して温水を槽に適量貯めるとともにリ
ンス、養毛剤等を吐出し、散気部材28から空気を噴出
・バブリングさせながら快適なリンス・育毛を楽しむこ
ともできる。
【0020】図3は、図1の散気機能付き洗髪槽を備え
る浴槽の一例(斜視図)である。浴槽10の一端の上縁
面に洗髪槽本体11を載置し、更に必要な通気管、送液
管、湯水配管、リード線等を接続して、浴室に組み込ま
れる。
【0021】
【発明の効果】本発明の散気機能付き洗髪槽によれば、
仰向け姿勢で一人で洗髪できる。また、散気部材からの
散気、湯水供給部からの湯水供給、及び薬液供給部から
の薬液供給の全部又は少なくとも一を制御するコントロ
ーラが付設されておれば、そのコントローラの操作(リ
モコン操作)で散湯・散水、シャンプー液やリンス液の
吐出、散気部材(散気板など)からの散気、及び排水が
でき、一人で容易に洗髪できる。本発明の散気機能付き
洗髪槽は、また、健常人ばかりではなく、高齢者や身体
にハンディを負った人でも、一人で洗髪可能である。ま
た、介護者が体の不自由な人や要介護の高齢者の洗髪を
介助する場合も使いやすい。更に、理髪店用の洗髪槽と
しても利用できる。
【0022】本発明の洗髪槽付き浴槽によれば、次のよ
うな効果がある。 (a)入浴したまま一人で簡単に洗髪でき、他の人の手
助けを必要としない。 (b)単にお湯をかけるだけの洗髪やシャワー洗髪より
も効果の高い洗髪ができる。 (c)頭皮及び頭髪をケアするとともにリラックス気分
を味わうことができる。 (d)高齢者や身体の不自由な人の介護(入浴)にも有
用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例の散気機能付き洗髪槽の構成図。
【図2】図1の散気機能付き洗髪槽を動かすときの主要
部品の動作パターン。横軸は時間である。
【図3】図1の散気機能付き洗髪槽を備える浴槽の一例
(斜視図)。
【図4】従来の洗髪槽付き浴槽(入浴者が洗髪する姿
勢)の概略断面図。
【符号の説明】
10:浴槽 11:洗髪槽本体 20:ブロアを含む電源部 20a:ブロア(空気圧縮器) 21,22,23,24:弁 25:コントローラ 26,27:通気管 28:散気部材(散気
板) 29:送液管 30:薬液吐出管 30a:薬液吐出口 31:湯水配管 32:シャワーヘッド 33:オーバーフロー
口 34:オーバーフロー管 35:排水口 36:排水管 37:薬液容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A47K 3/03 A47K 3/03 3/28 A61H 33/00 310C A61H 33/00 310 35/00 P 35/00 A47K 3/22 Fターム(参考) 2D005 FA00 2D032 AA06 FA02 FA11 3B040 AB00 4C094 AA01 AA10 BB02 BC12 BC18 CC08 DD15 DD17 EE11 EE20 EE24 EE25 GG02 GG06 GG08 GG11 GG13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗髪槽の槽内に散気部材を配した散気機能
    付き洗髪槽。
  2. 【請求項2】洗髪槽の槽内に向けて、更に湯水供給部が
    配されている、請求項1の散気機能付き洗髪槽。
  3. 【請求項3】洗髪槽の槽内に向けて、更に薬液供給部が
    配されている、請求項1又は2の散気機能付き洗髪槽。
  4. 【請求項4】散気部材からの散気、湯水供給部からの湯
    水供給、及び薬液供給部からの薬液供給の全部又は少な
    くとも一を制御するコントローラが、更に配されてい
    る、請求項1〜3のいずれかの散気機能付き洗髪槽。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかの散気機能付き洗
    髪槽を備える浴槽。
JP2000244574A 2000-08-11 2000-08-11 散気機能付き洗髪槽及びこれを備える浴槽 Pending JP2002051928A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000244574A JP2002051928A (ja) 2000-08-11 2000-08-11 散気機能付き洗髪槽及びこれを備える浴槽

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000244574A JP2002051928A (ja) 2000-08-11 2000-08-11 散気機能付き洗髪槽及びこれを備える浴槽

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002051928A true JP2002051928A (ja) 2002-02-19

Family

ID=18735246

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000244574A Pending JP2002051928A (ja) 2000-08-11 2000-08-11 散気機能付き洗髪槽及びこれを備える浴槽

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002051928A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6977617B2 (en) 2003-05-12 2005-12-20 Kabushiki Kaisha Toshiba High-frequency receiving unit and high-frequency receiving method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6977617B2 (en) 2003-05-12 2005-12-20 Kabushiki Kaisha Toshiba High-frequency receiving unit and high-frequency receiving method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20160374897A1 (en) Sit down shower spa and method of forming same
US4425672A (en) Shower bath units
US20050086735A1 (en) Shower recess assembly incorporating body drier
US20040060107A1 (en) Individually adjustable, automated, whole-body washing apparatus
US5966752A (en) Baby bathtub and shower
JPH10309242A (ja) シャワー浴装置
KR20050091148A (ko) 목욕장치
JP2002051928A (ja) 散気機能付き洗髪槽及びこれを備える浴槽
JP2002085278A (ja) コントローラ付き洗髪槽及びこれを備える浴槽
KR20050006639A (ko) 위생변기 일체형 이동식 침대
CA3201357C (en) Personal hygiene capsule and methods of using same
JPH0585947U (ja) 浴 室
KR200351391Y1 (ko) 목욕장치
US3568668A (en) Automatic shower assembly
JP2672660B2 (ja) 洗髪用洗面台
JPH0730902U (ja) 自動捨て水装置
WO2003103562A1 (en) Automatic feet-cleaner with rotating brushes
KR200198315Y1 (ko) 분만용 욕조
JPH0357228Y2 (ja)
JPH0938169A (ja) 入浴装置
JP2003038373A (ja) 洗い場床暖房機能付き気泡浴槽装置
JP2002248155A (ja) 介護用浴槽装置及び介護用浴槽システム
KR200193505Y1 (ko) 분만용 욕조
KR20020073323A (ko) 침대 겸용 샤워실
JPH11221264A (ja) 座位式ボディウオッシャー