JP2002050116A - 再生装置、再生方法および記録媒体 - Google Patents

再生装置、再生方法および記録媒体

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JP2002050116A
JP2002050116A JP2000232692A JP2000232692A JP2002050116A JP 2002050116 A JP2002050116 A JP 2002050116A JP 2000232692 A JP2000232692 A JP 2000232692A JP 2000232692 A JP2000232692 A JP 2000232692A JP 2002050116 A JP2002050116 A JP 2002050116A
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JP2000232692A
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Toshiya Nagai
稔也 永井
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録対象となり得る楽曲データ等を適切に再
生することのできる再生装置を提供することである。 【解決手段】 制御部13は、CD11に記録された各
トラックがコピー禁止であるか否かを管理するためのコ
ピー管理リストを生成し、メモリ14に記憶する。制御
部13は、CD11の全トラックが含まれる初期のプレ
イリストを生成する。その後、録音装置2が録音待機状
態に移行したことを判別すると、制御部13は、メモリ
14に記憶したコピー管理リストに従って、プレイリス
トからコピー禁止のトラックを削除し、プレイリストを
コピー許可のトラックのみのリストに更新する。制御部
13は、更新後のプレイリストに従って、録音装置2に
て録音可能なトラックのみを再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記録対象となり
得る楽曲データ等を適切に再生することのできる再生装
置、再生方法及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、CD(コンパクトディスク)
を再生するCDプレーヤ等の再生装置が知られている。
このような再生装置は、CD等にデジタル記録された楽
曲データを忠実に再生することができる。一方、再生装
置にて再生された楽曲データ(デジタル音声信号等)を
録音(記録)することのできるMD(ミニディスク)レ
コーダ等の録音装置も知られている。このような録音装
置は、再生される楽曲データの音質をほとんど劣化させ
ることなくMD等の記録媒体にディジタル録音すること
ができる。
【0003】このような録音装置は、SCMS(Serial
Copy Management System)等の著作権保護機構を備
え、著作権保護等に反する所定の録音動作を行わないよ
うにしている。例えば、録音装置は、CDからディジタ
ル録音したMDを使用して、更に他のMDにディジタル
録音するといった「孫コピー」等を禁止している。すな
わち、録音装置は、再生装置にて再生される楽曲データ
をディジタル録音する際に、著作権保護機構により、一
定の制限を課している。
【0004】以下、従来の再生装置が行う再生動作と、
従来の録音装置が行う録音動作について図面を参照して
説明する。図6は、ディジタル光音声ケーブル等にて互
いに接続された再生装置100及び録音装置200の構
成の一例を示すブロック図である。再生装置100は、
例えば、CD101に記録された楽曲データを再生する
機器であり、ディスク読み取り部102と、制御部10
3と、メモリ104と、信号処理回路105と、インタ
フェース回路106と、キーマトリクス107と、表示
部108とから構成される。
【0005】制御部103は、ディスク読み取り部10
2及び信号処理回路105を介してCD101からデー
タ(楽曲データやTOC情報等)を読み取る。制御部1
03は、読み出したTOC情報等をメモリ104に記憶
し、また、読み出した楽曲データをインタフェース回路
106等を介して録音装置200側に送信する。
【0006】一方、録音装置200は、例えば、MD2
01に楽曲データを録音する機器であり、ディスク記録
部202と、制御部203と、メモリ204と、信号処
理回路205と、インタフェース回路206と、キーマ
トリクス207と、表示部208とから構成される。
【0007】制御部203は、再生装置100側から送
られた楽曲データ(ディジタル音声信号)をインタフェ
ース回路206を介して受信する。そして、受信した楽
曲データを信号処理回路205にて解析させ、楽曲デー
タ中にSCMS等のコピー禁止コードが含まれているか
否かを判別する。楽曲データ中にコピー禁止コードが含
まれていないと判別した場合、制御部203は、ディス
ク記録部202を介してMD201に楽曲データを記録
(録音)する。一方、コピー禁止コードが含まれている
と判別した場合、制御部203は、その旨をユーザに知
らせるための注意メッセージを表示部208に表示し、
楽曲データの記録を行わない。
【0008】このように、録音装置200は、再生装置
100から送られた楽曲データにコピー禁止コードが含
まれているか否かを適宜判別し、楽曲データのディジタ
ル録音を適正に行うことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示す従来の再生装置100及び録音装置200を使用し
て楽曲データの再生・録音を行う際に、利用者は、再生
及び録音を指示する操作を何度も行わなければならない
場合があった。これは、楽曲データにコピー禁止コード
が含まれているか否かの判別を、録音装置200側にて
録音開始時に行うことに起因する。すなわち、録音装置
200は、実際に録音を開始する際に、受信した楽曲デ
ータを信号処理回路205にて解析し、コピー禁止コー
ドが含まれていると判別すると、録音動作を自動的に停
止してしまう。
【0010】このため、利用者は、再生装置100にて
再生する楽曲データが録音可能かどうかを事前に判断で
きず、所望の楽曲データを再生装置100にて再生さ
せ、そして録音装置200にて録音動作が停止するたび
に、再生対象のCD101や楽曲データを変更する必要
があった。特に、1枚のCD101中にコピー禁止の楽
曲データとコピー許可の楽曲データとが混在している状
態では、利用者は、どの楽曲データが録音可能であるか
が把握できないため、1曲ずつ録音動作を確認しながら
再生及び録音を行う必要があり、極めて煩雑であった。
そのため、このような煩雑な操作を避けるために、録音
対象となり得る楽曲データを事前に把握できる仕組みが
利用者により望まれていた。
【0011】本発明は、上記実状に鑑みてなされたもの
で、記録対象となり得る楽曲データ等を適切に再生する
ことのできる再生装置、再生方法及び記録媒体を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点に係る再生装置は、所定の媒体
に記録されたデータを再生し、再生したデータを所定の
記録装置に向けて供給する再生装置であって、媒体に記
録された複数のデータのうち、コピー禁止となっている
データを特定可能な管理情報を記憶する管理情報記憶手
段と、記録装置における記録動作の開始を示す開始情報
を取得する開始情報取得手段と、前記開始情報取得手段
が開始情報を取得すると、前記管理情報記憶手段に記憶
された管理情報に従って、媒体に記録されたデータの中
で再生対象となり得るデータのみを規定する対象情報を
生成する対象情報生成手段と、前記対象情報生成手段が
生成した対象情報に従って、媒体に記録された任意のデ
ータを再生するデータ再生手段と、を備えることを特徴
とする。
【0013】この発明によれば、管理情報記憶手段は、
例えば、CDに記録された複数のデータ(楽曲データ
等)のうち、コピー禁止となっているデータを特定可能
な管理情報を記憶する。開始情報取得手段は、記録装置
における記録動作の開始を示す開始情報を、例えば、通
信ラインを介して取得する。対象情報生成手段は、開始
情報取得手段が開始情報を取得すると、管理情報記憶手
段に記憶された管理情報に従って、CDに記録されたデ
ータの中で再生対象となり得るデータのみを規定する対
象情報(プレイリスト等)を生成する。データ再生手段
は、対象情報生成手段が生成した対象情報に従って、C
Dに記録された任意のデータを再生する。この結果、記
録装置にて記録対象となり得る楽曲データ等を適切に再
生することができる。
【0014】上記目的を達成するため、本発明の第2の
観点に係る再生装置は、所定の媒体に記録されたデータ
を再生し、再生したデータを所定の記録装置に向けて供
給する再生装置であって、媒体に記録された複数のデー
タの中から、コピー禁止となっているデータを判別する
データ判別手段と、前記データ判別手段により判別され
たデータを特定するための管理情報を生成する管理情報
生成手段と、媒体に記録された全てのデータが再生対象
となり得るデータとして規定された対象情報を記憶する
対象情報記憶手段と、記録装置における記録動作の開始
を示す開始情報を取得する開始情報取得手段と、前記開
始情報取得手段が開始情報を取得すると、前記対象情報
記憶手段に記憶された対象情報を、前記管理情報生成手
段により生成された管理情報に従って再生対象となり得
るデータのみを規定する情報に更新する対象情報更新手
段と、前記対象情報更新手段が更新した対象情報に従っ
て、媒体に記録された任意のデータを再生するデータ再
生手段と、を備えることを特徴とする。
【0015】この発明によれば、データ判別手段は、例
えば、CDに記録された複数のデータ(楽曲データ等)
の中から、所定のコピー禁止コードを含むデータを特定
し、コピー禁止となっているデータを判別する。管理情
報生成手段は、データ判別手段により判別されたデータ
を特定するための管理情報を生成する。対象情報記憶手
段は、CDに記録された全てのデータが再生対象となり
得るデータとして規定された対象情報(プレイリスト
等)を記憶する。開始情報取得手段は、記録装置におけ
る記録動作の開始を示す開始情報を、例えば、通信ライ
ンを介して取得する。対象情報更新手段は、開始情報取
得手段が開始情報を取得すると、対象情報記憶手段に記
憶された対象情報を、管理情報生成手段により生成され
た管理情報に従って再生対象となり得るデータのみを規
定する情報に更新する。データ再生手段は、対象情報更
新手段が更新した対象情報に従って、CDに記録された
任意のデータを再生する。この結果、記録装置にて記録
対象となり得る楽曲データ等を適切に再生することがで
きる。
【0016】上記目的を達成するため、本発明の第3の
観点に係る再生装置は、所定の媒体に記録された楽曲デ
ータを再生し、再生した楽曲データを所定の記録装置に
向けて供給する再生装置であって、媒体に記録された複
数の楽曲データの中から、コピー禁止となっている楽曲
データを判別するデータ判別手段と、前記データ判別手
段により判別された楽曲データを特定するための管理リ
ストを記憶する管理リスト記憶手段と、媒体に記録され
た全ての楽曲データが再生対象となり得る楽曲として規
定されたプレイリストを記憶するプレイリスト記憶手段
と、記録装置における記録動作の開始を示す開始情報を
取得する開始情報取得手段と、前記開始情報取得手段が
開始情報を取得すると、前記プレイリスト記憶手段に記
憶されたプレイリストから、前記管理リスト記憶手段に
記憶された管理リストに従ってコピー禁止となっている
楽曲データを削除するプレイリスト更新手段と、前記プ
レイリスト更新手段によりコピー禁止となっている楽曲
データが削除されたプレイリストに従って、媒体に記録
された任意の楽曲データを再生するデータ再生手段と、
を備えることを特徴とする。
【0017】この発明によれば、データ判別手段は、例
えば、CDに記録された複数の楽曲データの中から、コ
ピー禁止となっている楽曲データを判別する。管理リス
ト記憶手段は、データ判別手段により判別された楽曲デ
ータを特定するための管理リストを記憶する。プレイリ
スト記憶手段は、CDに記録された全ての楽曲データが
再生対象となり得る楽曲として規定されたプレイリスト
を記憶する。開始情報取得手段は、記録装置における記
録動作の開始を示す開始情報を、例えば、通信ラインを
介して取得する。プレイリスト更新手段は、開始情報取
得手段が開始情報を取得すると、プレイリスト記憶手段
に記憶されたプレイリストから、管理リスト記憶手段に
記憶された管理リストに従ってコピー禁止となっている
楽曲データを削除する。データ再生手段は、プレイリス
ト更新手段によりコピー禁止となっている楽曲データが
削除されたプレイリストに従って、CDに記録された任
意の楽曲データを再生する。この結果、記録装置にて記
録対象となり得る楽曲データ等を適切に再生することが
できる。
【0018】上記目的を達成するため、本発明の第4の
観点に係る再生方法は、所定の媒体に記録されたデータ
を再生し、再生したデータを所定の記録装置に向けて供
給する再生装置の再生方法であって、媒体に記録された
複数のデータの中から、コピー禁止となっているデータ
を判別し、判別したデータを特定するための管理情報を
生成する管理情報生成ステップと、記録装置における記
録動作の開始を示す開始情報を取得する開始情報取得ス
テップと、前記開始情報取得ステップにて開始情報が取
得されると、前記管理情報生成ステップにて生成された
管理情報に従って、媒体に記録されたデータの中で再生
対象となり得るデータのみを規定する対象情報を生成す
る対象情報生成ステップと、前記対象情報生成ステップ
にて生成された対象情報に従って、媒体に記録された任
意のデータを再生するデータ再生ステップと、を備える
ことを特徴とする。
【0019】この発明によれば、管理情報生成ステップ
は、例えば、CDに記録された複数のデータ(楽曲デー
タ等)の中から、コピー禁止となっているデータを判別
し、判別したデータを特定するための管理情報を生成す
る。開始情報取得ステップは、記録装置における記録動
作の開始を示す開始情報を、例えば、通信ラインを介し
て取得する。対象情報生成ステップは、開始情報取得ス
テップにて開始情報が取得されると、管理情報生成ステ
ップにて生成された管理情報に従って、CDに記録され
たデータの中で再生対象となり得るデータのみを規定す
る対象情報(プレイリスト等)を生成する。データ再生
ステップは、対象情報生成ステップにて生成された対象
情報に従って、CDに記録された任意のデータを再生す
る。この結果、記録装置にて記録対象となり得る楽曲デ
ータ等を適切に再生することができる。
【0020】上記目的を達成するため、本発明の第5の
観点に係る記録媒体は、所定の媒体に記録されたデータ
を再生し、再生したデータを所定の記録装置に向けて供
給する再生装置の再生方法をコンピュータに実行させる
ためのプログラムを記録した記録媒体であって、媒体に
記録された複数のデータの中から、コピー禁止となって
いるデータを判別し、判別したデータを特定するための
管理情報を生成する管理情報生成ステップと、記録装置
における記録動作の開始を示す開始情報を取得する開始
情報取得ステップと、前記開始情報取得ステップにて開
始情報が取得されると、前記管理情報生成ステップにて
生成された管理情報に従って、媒体に記録されたデータ
の中で再生対象となり得るデータのみを規定する対象情
報を生成する対象情報生成ステップと、前記対象情報生
成ステップにて生成された対象情報に従って、媒体に記
録された任意のデータを再生するデータ再生ステップと
を有する再生方法をコンピュータに実行させるためのプ
ログラムを記録する。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態にかかる再生
装置等について、以下図面を参照して説明する。
【0022】図1は、この発明の実施の形態に適用され
る再生装置を含んだシステムの一例を示すブロック図で
ある。このシステムは、再生装置1と録音装置2とが通
信ライン3及びディジタルデータライン4を介して接続
されて構成される。
【0023】まず、再生装置1について説明する。この
再生装置1は、例えば、楽曲データが記録されたCD
(コンパクトディスク)11を再生する再生機器であっ
て、ディスク読み取り部12と、制御部13と、メモリ
14と、信号処理回路15と、インタフェース回路16
と、キーマトリクス17と、表示部18とから構成され
る。
【0024】ディスク読み取り部12は、スピンドルサ
ーボ回路、光ピックアップ、及びトラッキングスレッド
サーボ回路等からなり、CD11に記録された楽曲デー
タ等を読み出す。具体的にディスク読み取り部12は、
図示せぬターンテーブル上に置かれたCD11を回転さ
せたまま、所定波長のレーザ光をCD11の記録面に設
けられたピット等に向けて照射する。そして、その反射
光を受けて電気信号に変換することにより、記録された
楽曲データ等をCD11から読み取る。ディスク読み取
り部12は、読み取った楽曲データ等を信号処理回路1
5に供給する。
【0025】制御部13は、CPU(Central Processi
ng Unit)及び周辺LSI(Large Scale Integration)
を含んだ1チップマイコン等からなり、再生装置1全体
を制御する。すなわち、制御部13は、CD11に記録
された各トラック(楽曲データ)がコピー禁止(録音禁
止)であるか否かを管理するために、後述するコピー管
理リストを生成する。そして、制御部13は、通信ライ
ン3を介して取得した録音装置2の状態(録音待機状態
等)を示す制御信号に応じて、生成したコピー管理リス
トに従って、後述するプレイリストを更新する。更に、
制御部13は、更新したプレイリストに従って、ディス
ク読み取り部12を制御して、CD11に記録された楽
曲データから任意の楽曲データを選択し、そして再生す
る。
【0026】メモリ14は、RAM(Random Access Me
mory)等からなり、図2(a)に示すようなコピー管理
リスト41及び、図2(b)に示すようなプレイリスト
42等を記憶する。
【0027】図2(a)に示すコピー管理リスト41
は、CD11に記録された各楽曲データがコピー禁止
(録音禁止)であるか否かを管理するためのリストであ
る。例えば、トラック番号1の楽曲データは、コピー禁
止/許可区分が「禁止」となっているため、録音装置2
にてMD21に録音(記録)することができない。な
お、コピー管理リスト41は、例えば、CD11が再生
装置1にセットされた際に、CD11の全トラック(楽
曲データ)がディスク読み取り部12により読み取ら
れ、SCMS(Serial Copy Management System)等の
コピー禁止コードが各トラックに含まれているか否かが
制御部13により判別されて生成される。
【0028】また、図2(b)に示すプレイリスト42
は、再生対象となり得るトラック(楽曲データ)を規定
するためのリストである。制御部13は、このプレイリ
スト42を参照し、ディスク読み取り部12を制御し
て、任意のトラックを再生する。なお、プレイリスト4
2は、後述するプレイリスト更新処理にて、録音装置2
の状態(録音待機状態等)に応じて適宜更新される。具
体的に図2(b)に示すプレイリスト42の内容は、図
2(a)に示すコピー管理リスト41に従って録音可能
となるトラックのみを規定するリストである。
【0029】図1に戻って、信号処理回路15は、制御
部13に制御され、ディスク読み取り部12がCD11
から読み出した楽曲データを復号し、復号した楽曲デー
タをインタフェース回路16に供給する。また、信号処
理回路15は、ディスク読み取り部12が読み出したT
OC(Table Of Contents)情報等を制御部13に供給
する。
【0030】インタフェース回路16は、例えば、オプ
ティカルインタフェース回路からなり、信号処理回路1
5が復号した楽曲データ(電気信号)をディジタル光音
声信号に変換し、ディジタルデータライン4を介して録
音装置2側に供給する。
【0031】キーマトリクス17は、複数のボタンスイ
ッチ等からなり、利用者の操作に従った指示情報を入力
し、入力した情報を制御部13に供給する。例えば、キ
ーマトリクス17は、再生する楽曲データを指示するト
ラック番号を入力し、制御部13に供給する。
【0032】表示部18は、LCD(Liquid Crystal D
isplay)パネル等からなり、制御部13に制御され、操
作状況等を利用者に明らかにするための文字列等を表示
する。例えば、表示部18は、キーマトリクス17を介
して入力したトラック番号がプレイリスト42に含まれ
ていない場合(コピー禁止の楽曲データ等の場合)に、
所定の注意メッセージを表示する。
【0033】次に、録音装置2について説明する。この
録音装置2は、例えば、録音が可能なMD(ミニディス
ク)21を記録媒体とする録音機器であって、ディスク
記録部22と、制御部23と、メモリ24と、信号処理
回路25と、インタフェース回路26と、キーマトリク
ス27と、表示部28とから構成される。
【0034】ディスク記録部22は、スピンドルサーボ
回路、光ピックアップ、トラッキングスレッドサーボ回
路、及び、磁気ヘッドドライバ等からなり、MD2に楽
曲データ等を記録する。具体的にディスク記録部22
は、MD21の記録面に、所定の波長のレーザ光を照射
してキュリー点以上にまで加熱させる。そして、その状
態で所定箇所を磁化することにより、楽曲データをMD
21に記録する。
【0035】制御部23は、CPU及び周辺LSIを含
んだ1チップマイコン等からなり、録音装置2全体を制
御する。すなわち、制御部23は、インタフェース回路
26等を介して再生装置1から取得した楽曲データを信
号処理回路25にてデータ圧縮させ、圧縮した楽曲デー
タをディスク記録部22によりMD21に記録(録音)
する。また、制御部23は、録音待機状態に移行した場
合や、録音動作を終えた場合に、自己の動作状況を示す
制御信号を通信ライン3を介して再生装置1に供給す
る。
【0036】メモリ24は、RAM等からなり、MD2
1に記録した楽曲データの目次情報となるUTOC(Us
er Table Of Contents)情報等を一時的に記憶する。
【0037】信号処理回路25は、制御部23に制御さ
れ、インタフェース回路26等を介して取得した楽曲デ
ータをATRAC(Adaptive Transform Acoustic Codi
ng)方式等にてデータ圧縮し、圧縮した楽曲データを制
御部23に供給する。
【0038】インタフェース回路26は、例えば、イン
タフェース回路16と同等のオプティカルインタフェー
ス回路からなり、ディジタルデータライン4を介して再
生装置1から取得した楽曲データ(ディジタル光音声信
号)を電気信号に変換し、変換後の楽曲データを信号処
理回路25に供給する。
【0039】キーマトリクス27は、複数のボタンスイ
ッチ等からなり、利用者の操作に従った指示情報を入力
し、入力した情報を制御部23に供給する。例えば、キ
ーマトリクス27は、録音開始等を指示する指示情報を
入力し、制御部23に供給する。
【0040】表示部28は、LCDパネル等からなり、
制御部23に制御され、操作状況等を利用者に明らかに
するための文字列等を表示する。
【0041】以下、この実施の形態に係る再生装置1の
動作について図面を参照して説明する。まず、再生装置
1が実行するコピー管理リスト生成処理について図3に
示すフローチャートを参照して説明する。なお、図3の
コピー管理リスト生成処理は、CD11が再生装置1に
セットされた際や、キーマトリクス17を介して指示さ
れた際に開始する。
【0042】まず、制御部13は、コピー管理リスト4
1をクリアする(ステップS11)。すなわち、過去に
生成したコピー管理リスト41の内容を初期化する。制
御部13は、変数nに初期値の1をセットする(ステッ
プS12)。なお、変数nは、CD11に記録されてい
るトラック番号を表す値である。
【0043】制御部13は、ディスク読み取り部12を
介してトラックnの楽曲データを読み取る(ステップS
13)。制御部13は、読み取った楽曲データに禁止コ
ードが含まれているか否かを判別する(ステップS1
4)。すなわち、制御部13は、SCMS等のコピー禁
止コードが楽曲データ中に付加されているか否かを判別
する。
【0044】制御部13は、禁止コードが含まれている
と判別した場合、コピー管理リスト41のトラックnの
エリアに「禁止」を設定する(ステップS15)。すな
わち、図2(a)に示すようなコピー管理リスト41の
トラック番号が「n」のコピー禁止/許可エリアに、コ
ピー禁止を示す「禁止」を設定する。一方、禁止コード
が含まれていないと判別した場合、制御部13は、トラ
ックnのエリアにコピー許可を示す「許可」を設定する
(ステップS16)。
【0045】制御部13は、変数nに1を加算する(ス
テップS17)。制御部13は、全トラックが終了した
か否かを判別する(ステップS18)。すなわち、CD
11に記録されている全ての楽曲データ中に含まれる禁
止コードを確認して、コピー管理リスト41を生成した
か否かを判別する。
【0046】制御部13は、全トラックが終了していな
いと判別した場合、ステップS13に処理を戻し、上述
のステップS13〜S18の処理を繰り返し実行する。
一方、全トラックが終了したと判別した場合、制御部1
3は、コピー管理リスト生成処理を終了する。
【0047】このコピー管理リスト生成処理により、図
2(a)に示すような各トラックのコピー禁止/許可を
管理するためのコピー管理リスト41が生成される。
【0048】次に、再生装置1が実行する再生処理につ
いて図4に示すフローチャートを参照して説明する。な
お、図4の再生処理は、上述のコピー管理リスト生成処
理が終了した後に開始する。
【0049】まず、制御部13は、初期のプレイリスト
42を生成する(ステップS21)。すなわち、制御部
13は、CD11に記録された全てのトラックが再生対
象となり得る楽曲として規定されたプレイリスト42を
生成する。なお、制御部13は、プレイリスト42を生
成すると、生成したプレイリスト42に従って、再生可
能なトラック番号を表示部18に表示する。
【0050】制御部13は、録音装置2側から送られる
制御信号を受信したか否かを判別する(ステップS2
2)。すなわち、録音装置2の状態(録音待機状態等)
を示す制御信号を通信ライン3を介して受信したか否か
を判別する。
【0051】制御部13は、制御信号を受信していない
と判別した場合、後述するステップS24に処理を進め
る。一方、制御信号を受信したと判別した場合、制御部
13は、プレイリスト更新処理を実行する(ステップS
23)。このプレイリスト更新処理は、受信した制御信
号に従って、プレイリスト42を更新する処理である。
なお、プレイリスト更新処理の詳細については、後述す
る。
【0052】制御部13は、キーマトリクス17を介し
て所定の指示が入力されたか否かを判別する(ステップ
S24)。すなわち、制御部13は、利用者により通常
再生等の指示が入力されたか否かを判別する。制御部1
3は、指示が入力されていないと判別した場合、ステッ
プS22に処理を戻し、上述のステップS22〜S24
の処理を繰り返し実行する。
【0053】一方、指示が入力されたと判別した場合、
制御部13は、通常再生が指示されたか否かを判別する
(ステップS25)。すなわち、プレイリスト42に設
定されたトラックの連続再生が指示されたか否かを判別
する。制御部13は、通常再生が指示されたと判別した
場合、プレイリスト42に従って、トラックを再生する
(ステップS26)。すなわち、制御部13は、プレイ
リスト42に設定されているトラックのみを再生する。
【0054】制御部13は、プレイリスト42に従っ
て、全トラックの再生が終了したか否かを判別し(ステ
ップS27)、プレイリスト42に設定されている全ト
ラックの再生が終了するまでステップS26にて再生を
繰り返す。そして、全トラックの再生が終了すると、制
御部13は、上述のステップS22に処理を戻す。
【0055】また、ステップS25にて、通常再生が指
示されていないと判別した場合、制御部13は、トラッ
ク選択が指示されたか否かを判別する(ステップS2
8)。すなわち、任意のトラック番号が選択され、選択
されたトラックの再生が指示されたか否かを判別する。
制御部13は、トラック選択が指示されたと判別した場
合、プレイリスト42中に選択されたトラック番号が存
在するか否かを判別する(ステップS29)。
【0056】制御部13は、プレイリスト42中にトラ
ック番号が存在すると判別した場合、選択されたトラッ
クを再生する(ステップS30)。制御部13は、選択
されたトラックの再生を終えると、上述のステップS2
2に処理を戻す。
【0057】一方、トラック番号が存在しないと判別し
た場合、制御部13は、表示部18に注意メッセージを
表示する(ステップS31)。なおその際、制御部13
は、後述するプレイリスト更新処理にて、対象のトラッ
クがプレイリスト42から除かれている場合と、対象の
トラックが初めから存在しない場合とを区別できる注意
メッセージを表示してもよい。制御部13は、注意メッ
セージを表示した後、選択されたトラックを再生するこ
となく、上述のステップS22に処理を戻す。
【0058】また、ステップS28にて、トラック選択
が指示されていないと判別した場合、制御部13は、ス
キップサーチが指示されたか否かを判別する(ステップ
S32)。すなわち、例えば、次の楽曲データの再生を
指示するスキップサーチが指示されたか否かを判別す
る。
【0059】制御部13は、スキップサーチが指示され
ていると判別した場合、プレイリスト42に従って、次
のトラックを再生する(ステップS33)。すなわち、
プレイリスト42に設定されている次のトラックを再生
する。なお、プレイリスト42に次のトラックが設定さ
れていない場合は、停止するようにしてもよい。制御部
13は、次のトラックの再生を終えると、上述のステッ
プS22に処理を戻す。一方、スキップサーチが指示さ
れていないと判別した場合、制御部13は、特に処理を
行うことなく、上述のステップS22に処理を戻す。
【0060】なお、上述の再生処理にて、キーマトリク
ス17から入力される指示について、通常再生、トラッ
ク選択、及び、スキップサーチを一例として説明した
が、これ以外の指示が入力された場合も、制御部13
は、適宜処理するものとする。また、通常再生中に、ス
キップサーチ等が指示された場合も、制御部13は、適
宜処理する。具体的に、上述のステップS26にてトラ
ックの再生中にスキップサーチが指示された場合、制御
部13は、現在再生中のトラックに替えてプレイリスト
42に従って、次のトラックを再生する。なお、制御部
13は、プレイリスト42に次のトラックが存在しない
場合に、再生を停止してもよい。
【0061】次に、上述のステップS23にて行われる
プレイリスト更新処理について、図5に示すフローチャ
ートを参照して説明する。
【0062】まず、制御部13は、変数mに初期値の1
をセットする(ステップS41)。なお、変数mは、コ
ピー管理リスト41に設定されているトラック番号を表
す値である。
【0063】制御部13は、録音装置2側から送られた
制御信号が録音待機状態に移行したことを示す制御信号
であるか否かを判別する(ステップS42)。制御部1
3は、制御信号から録音装置2が録音待機状態に移行し
たと判別した場合、コピー管理リスト41に記憶された
トラックmのエリアを参照する(ステップS43)。す
なわち、制御部13は、図2(a)に示すようなコピー
管理リスト41のトラック番号が「m」のコピー禁止/
許可エリアを参照する。
【0064】制御部13は、トラックmのエリアが「禁
止」であるか否かを判別する(ステップS44)。すな
わち、トラックmのエリアにコピー禁止を示す「禁止」
が設定されているか否かを判別する。制御部13は、ト
ラックmのエリアが「禁止」でない(「許可」である)
と判別した場合、後述するステップS46に処理を進め
る。一方、「禁止」であると判別した場合、制御部13
は、プレイリスト42からトラックmの情報を削除する
(ステップS45)。
【0065】制御部13は、変数mに1を加算する(ス
テップS46)。制御部13は、全トラックが終了した
か否かを判別する(ステップS47)。制御部13は、
全トラックが終了していないと判別した場合、ステップ
S43に処理を戻し、上述のステップS43〜S47の
処理を繰り返し実行する。
【0066】一方、全トラックが終了したと判別した場
合、制御部13は、更新したプレイリスト42に従っ
て、再生可能なトラック番号を表示部18に表示する。
すなわち、録音装置2にて録音可能な(コピーが許可さ
れた)トラック番号のみを表示する。そして、制御部1
3は、プレイリスト更新処理を終え、上述の再生処理に
処理を戻す。
【0067】また、ステップS42にて、録音待機状態
に移行したことを示す制御信号でないと判別した場合、
制御部13は、録音動作が終了したことを示す制御信号
であるか否かを判別する(ステップS48)。制御部1
3は、制御信号から録音装置2にて行われていた録音動
作が終了したと判別した場合、コピー管理リスト41に
記憶されたトラックmのエリアを参照する(ステップS
49)。
【0068】制御部13は、トラックmのエリアが「禁
止」であるか否かを判別する(ステップS50)。制御
部13は、区分が「禁止」でない(「許可」である)と
判別した場合、後述するステップS52に処理を進め
る。一方、「禁止」であると判別した場合、制御部13
は、プレイリスト42にトラックmの情報を追加する
(ステップS51)。
【0069】制御部13は、変数mに1を加算する(ス
テップS52)。制御部13は、全トラックが終了した
か否かを判別する(ステップS53)。制御部13は、
全トラックが終了していないと判別した場合、ステップ
S49に処理を戻し、上述のステップS49〜S53の
処理を繰り返し実行する。
【0070】一方、全トラックが終了したと判別した場
合、更新したプレイリスト42に従って、再生可能なト
ラック番号を表示部18に表示する。すなわち、全ての
トラック番号を表示する。そして、制御部13は、プレ
イリスト更新処理を終え、上述の再生処理に処理を戻
す。また、ステップS48にて、録音動作が終了したこ
とを示す制御信号でないと判別した場合、特に何も処理
することなくプレイリスト更新処理を終え、上述の再生
処理に処理を戻す。
【0071】このように、プレイリスト更新処理によ
り、録音装置2が録音待機状態に移行した際に、コピー
が禁止されているトラックがプレイリスト42から外さ
れる。このため、再生装置1に対して、通常再生、トラ
ック選択、及び、スキップサーチ等が利用者により指示
されても、図4に示す再生処理にて更新後のプレイリス
ト42に従って再生等される。この結果、録音装置2に
て録音可能な(コピーが許可された)トラックのみが再
生装置1にて選択等が可能となり、そして再生される。
この結果、記録対象となり得る楽曲データを適切に再生
することができる。
【0072】また、録音装置2が録音動作を終えた際
に、プレイリスト更新処理により、コピーが禁止されて
いるトラックがプレイリスト42に追加される。このた
め、再生装置1にて全てのトラックを通常に再生等する
ことが可能となる。
【0073】上記の実施の形態では、録音装置2が録音
待機状態に移行した際に、プレイリスト更新処理におい
て、コピーが禁止されているトラックの情報をプレイリ
スト42から削除し、コピーが許可されているトラック
のみのプレイリスト42を作成(更新)したが、逆に、
コピーが禁止されているトラックのみのプレイリスト4
2を作成してもよい。例えば、制御部13は、キーマト
リクス17により、アナログ録音用再生が指示された場
合に、録音装置2にてディジタル録音できないトラック
のみのプレイリスト42を作成する。そして、アナログ
録音を行う録音装置2に向けて、選択等されたトラック
が再生される。
【0074】上記の実施の形態では、再生装置1にて再
生等を開始する前に録音装置2から送られる制御信号の
有無を判別し、録音装置2が録音待機状態に移行した場
合等に、プレイリスト更新処理によりプレイリスト42
を更新したが、再生中等に制御信号の有無を監視してプ
レイリスト42の更新を行ってもよい。例えば、制御部
13は、トラックの再生中であっても、制御信号の有無
を監視し、録音装置2が録音待機状態に移行した場合
に、プレイリスト42からコピーが禁止されているトラ
ックの情報を削除する。その際、制御部13は、現在再
生中のトラックがコピー禁止のトラックである場合に、
更新したプレイリスト42に従って次のトラックをサー
チして再生を開始する。なお、次のトラックが存在しな
い場合に再生を停止したり、次のトラックをサーチする
ことなく、自動的に停止するように設定できるようにし
てもよい。
【0075】また、上記の実施の形態では、CD11に
記録された楽曲データ(トラック)をMD21に録音す
る場合について説明したが、再生装置1の再生媒体及
び、録音装置2の録音媒体は、これらCDやMDに限ら
れず、他に、CD−R(CD Recordable)、DAT(Dig
ital Audio Tape)、MO(Magneto-Optical disk)、
DVD−RAM(デジタルビデオディスク−ラム)等を
媒体とし、任意の組み合わせで再生装置1にて再生さ
れ、録音装置2にて録音される場合にも適用可能であ
る。更に、スマートメディア(商標)、メモリステック
(商標)等の媒体であってもよい。
【0076】更に、再生装置1にて再生され、録音装置
2にて録音(記録)されるデータは、楽曲データに限ら
れず、他に、テキストデータや画像データ等といったコ
ピーに制限を持たせたいデータであれば、適宜適用可能
である。
【0077】なお、この発明の再生装置は、専用のシス
テムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実
現可能である。例えば、CD等を再生可能なCDドライ
ブ等を備えたコンピュータに上述のいずれかを実行する
ためのプログラムを格納した媒体(フロッピー(登録商
標)ディスク、CD−ROM等)から当該プログラムを
インストールすることにより、上述の処理を実行する再
生装置を構成することができる。
【0078】また、コンピュータにプログラムを供給す
るための媒体は、通信媒体(通信回線、通信ネットワー
ク、通信システムのように、一時的かつ流動的にプログ
ラムを保持する媒体)でも良い。例えば、通信ネットワ
ークの掲示板(BBS)に当該プログラムを掲示し、こ
れをネットワークを介して配信してもよい。そして、こ
のプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケ
ーションプログラムと同様に実行することにより、上述
の処理を実行することができる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録対象となり得る楽曲データ等を適切に再生すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る再生装置を含むシス
テムの一例を示すブロック図である。
【図2】再生装置のメモリに記録される情報の一例を示
す模式図であって、(a)がコピー管理リストであり、
(b)がプレイリストである。
【図3】本発明の実施の形態に係るコピー管理リスト生
成処理を説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態に係る再生処理を説明する
ためのフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態に係るプレイリスト更新処
理を説明するためのフローチャートである。
【図6】従来の再生装置及び録音装置の構成の一例を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 再生装置 2 録音装置 3 通信ライン 4 ディジタルデータライン 11 CD 12 ディスク読み取り部 13,23 制御部 14,24 メモリ 15,25 信号処理回路 16,26 インタフェース回路 17,27 キーマトリクス 18,28 表示部 21 MD 22 ディスク記録部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 27/10 G10L 9/18 M Fターム(参考) 5D044 AB05 BC03 BC06 CC09 DE47 DE50 GK08 GK12 HL08 5D045 DA20 5D077 AA26 AA30 AA38 BA30 BB18 CA02 DC40 5D110 AA15 AA19 AA27 BB20 DA04 DB02 DC06 DE04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の媒体に記録されたデータを再生し、
    再生したデータを所定の記録装置に向けて供給する再生
    装置であって、 媒体に記録された複数のデータのうち、コピー禁止とな
    っているデータを特定可能な管理情報を記憶する管理情
    報記憶手段と、 記録装置における記録動作の開始を示す開始情報を取得
    する開始情報取得手段と、 前記開始情報取得手段が開始情報を取得すると、前記管
    理情報記憶手段に記憶された管理情報に従って、媒体に
    記録されたデータの中で再生対象となり得るデータのみ
    を規定する対象情報を生成する対象情報生成手段と、 前記対象情報生成手段が生成した対象情報に従って、媒
    体に記録された任意のデータを再生するデータ再生手段
    と、 を備えることを特徴とする再生装置。
  2. 【請求項2】所定の媒体に記録されたデータを再生し、
    再生したデータを所定の記録装置に向けて供給する再生
    装置であって、 媒体に記録された複数のデータの中から、コピー禁止と
    なっているデータを判別するデータ判別手段と、 前記データ判別手段により判別されたデータを特定する
    ための管理情報を生成する管理情報生成手段と、 媒体に記録された全てのデータが再生対象となり得るデ
    ータとして規定された対象情報を記憶する対象情報記憶
    手段と、 記録装置における記録動作の開始を示す開始情報を取得
    する開始情報取得手段と、 前記開始情報取得手段が開始情報を取得すると、前記対
    象情報記憶手段に記憶された対象情報を、前記管理情報
    生成手段により生成された管理情報に従って再生対象と
    なり得るデータのみを規定する情報に更新する対象情報
    更新手段と、 前記対象情報更新手段が更新した対象情報に従って、媒
    体に記録された任意のデータを再生するデータ再生手段
    と、 を備えることを特徴とする再生装置。
  3. 【請求項3】所定の媒体に記録された楽曲データを再生
    し、再生した楽曲データを所定の記録装置に向けて供給
    する再生装置であって、 媒体に記録された複数の楽曲データの中から、コピー禁
    止となっている楽曲データを判別するデータ判別手段
    と、 前記データ判別手段により判別された楽曲データを特定
    するための管理リストを記憶する管理リスト記憶手段
    と、 媒体に記録された全ての楽曲データが再生対象となり得
    る楽曲として規定されたプレイリストを記憶するプレイ
    リスト記憶手段と、 記録装置における記録動作の開始を示す開始情報を取得
    する開始情報取得手段と、 前記開始情報取得手段が開始情報を取得すると、前記プ
    レイリスト記憶手段に記憶されたプレイリストから、前
    記管理リスト記憶手段に記憶された管理リストに従って
    コピー禁止となっている楽曲データを削除するプレイリ
    スト更新手段と、 前記プレイリスト更新手段によりコピー禁止となってい
    る楽曲データが削除されたプレイリストに従って、媒体
    に記録された任意の楽曲データを再生するデータ再生手
    段と、 を備えることを特徴とする再生装置。
  4. 【請求項4】所定の媒体に記録されたデータを再生し、
    再生したデータを所定の記録装置に向けて供給する再生
    装置の再生方法であって、 媒体に記録された複数のデータの中から、コピー禁止と
    なっているデータを判別し、判別したデータを特定する
    ための管理情報を生成する管理情報生成ステップと、 記録装置における記録動作の開始を示す開始情報を取得
    する開始情報取得ステップと、 前記開始情報取得ステップにて開始情報が取得される
    と、前記管理情報生成ステップにて生成された管理情報
    に従って、媒体に記録されたデータの中で再生対象とな
    り得るデータのみを規定する対象情報を生成する対象情
    報生成ステップと、 前記対象情報生成ステップにて生成された対象情報に従
    って、媒体に記録された任意のデータを再生するデータ
    再生ステップと、 を備えることを特徴とする再生方法。
  5. 【請求項5】所定の媒体に記録されたデータを再生し、
    再生したデータを所定の記録装置に向けて供給する再生
    装置の再生方法をコンピュータに実行させるためのプロ
    グラムを記録した記録媒体であって、 媒体に記録された複数のデータの中から、コピー禁止と
    なっているデータを判別し、判別したデータを特定する
    ための管理情報を生成する管理情報生成ステップと、記
    録装置における記録動作の開始を示す開始情報を取得す
    る開始情報取得ステップと、前記開始情報取得ステップ
    にて開始情報が取得されると、前記管理情報生成ステッ
    プにて生成された管理情報に従って、媒体に記録された
    データの中で再生対象となり得るデータのみを規定する
    対象情報を生成する対象情報生成ステップと、前記対象
    情報生成ステップにて生成された対象情報に従って、媒
    体に記録された任意のデータを再生するデータ再生ステ
    ップとを有する再生方法をコンピュータに実行させるた
    めのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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