JP2002049921A - 描画装置 - Google Patents

描画装置

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JP2002049921A
JP2002049921A JP2001151487A JP2001151487A JP2002049921A JP 2002049921 A JP2002049921 A JP 2002049921A JP 2001151487 A JP2001151487 A JP 2001151487A JP 2001151487 A JP2001151487 A JP 2001151487A JP 2002049921 A JP2002049921 A JP 2002049921A
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angle
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JP2001151487A
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Akira Ishida
明 石田
Atsushi Iizaka
篤 飯阪
Takashi Yoshida
崇 吉田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 交差道路の様子を確実に表現した表示画像を
作成する描画装置Urnd1を提供することである。 【解決手段】 描画装置Urnd1において、ワーキングエ
リア3には、車両の走行方向と交わる交差道路の様子を
含む第1の周囲画像が格納される。プロセッサ1は、車
両の走行方向と交差道路とがなす交差角度を算出した
後、算出した交差角度に従って、ワーキングエリア3上
の第1の周囲画像から、交差道路の様子を表す交差道路
画像を切り出す。表示装置14は、プロセッサ1により
切り出された交差道路画像を含む表示画像を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、描画装置に関し、
より特定的には、車両の周囲画像を表示して、当該車両
の走行を支援する運転支援装置に組み込むことが可能な
描画装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような運転支援装置の1つに、特
開平5−278522号公報に開示された車両用周囲監
視装置がある。図16(a)は、従来の車両用周囲監視
装置の大略的なブロック構成を示している。図16
(a)において、車両用周囲監視装置は、車両Vusr
(図16(b)参照)に設置され、2つの監視カメラ1
01および102と、2つの撮影方向調節機構103お
よび104と、マイクロコンピュータ(以下、マイコン
と称す)105と、ディスプレイ106とを備えてい
る。
【0003】監視カメラ101および102は、図16
(b)に示すように、撮影方向調節機構103および1
04を介して、車両Vusr の左側のフロントフェンダF
l および右側のフロントフェンダFr の上部に取り付け
られる。監視カメラ101は、車両Vusr の前方左側に
広がる光景を表す画像を取り込んで、当該光景を表す前
方左側画像Sl を生成する。監視カメラ102は、前方
右側の光景を表す前方右側画像Sr を生成する。
【0004】マイコン105は、撮影方向調節機構10
3および104を駆動して、監視カメラ101および1
02の撮影方向を設定する。ディスプレイ106は、監
視カメラ101および102で生成された前方左側画像
Sl および前方右側画像Srを表示する。
【0005】図17には、上記構成の車両用周囲監視装
置が設置された車両Vusr が交差点(以下、進入交差点
と称す)Cに接近する様子が描かれている。この進入交
差点Cでは、車両Vusr が走行中の基準道路R1 と、別
の道路(以下、交差道路と称す)R2 が交わっている。
ここで、説明の便宜のため、基準道路R1 において、進
入交差点Cを境にして、車両Vusr が走行している側を
自走道路R11と称し、逆側を撮影の候補となる観点か
ら、候補道路R12と称する。また、交差道路R2におい
て、進入交差点Cを境にして車両Vusr から見て右側を
候補道路R21と、その左側を候補道路R22と称する。
【0006】マイコン105は、車両Vusr が進入交差
点Cに接近すると、図18のフローチャートに示す一連
の処理を行って、各監視カメラ101および102の撮
影方向を制御する。図18において、マイコン105
は、進入交差点Cに関連するデータを、図示しないナビ
ゲーションシステムから読み込む。次に、マイコン10
5は、読み込んだデータに基づいて、自走道路R11の中
心線と、候補道路R21、R12およびR22の中心線とがな
す角度φ1 、φ2 およびφ3 (図17参照)を演算する
(ステップS1001)。ここで、角度φ1 、φ2 およ
びφ3 は、φ1 <φ2 <φ3 を満たすとする。
【0007】次に、マイコン105は、撮影方向調節機
構103および104を駆動して、監視カメラ101お
よび102の撮影方向を設定する(ステップS100
2)。具体的には、監視カメラ101の撮影方向は、ス
テップS1001で求めた最大の角度φ3 に設定され
る。また、監視カメラ102のそれは、最小の角度φ1
に設定される。監視カメラ101の撮影方向を図17で
は矢印A1 で示し、監視カメラ102のそれを矢印A2
で示している。以上の撮影方向の設定により、監視カメ
ラ101および102は、候補道路R22およびR21と正
対し、当該候補道路R22およびR21上の様子を撮影でき
る状態になる。
【0008】次に、マイコン105は、各監視カメラ1
01および102を動作させる(ステップS100
3)。これに応答して、上述の前方左側画像Sl および
前方右側画像Sr が監視カメラ101および102で生
成され、双方はディスプレイ106に送信される。ディ
スプレイ106は、受信した前方左側画像Sl および前
方右側画像Sr に従って交差道路R2 上の様子を表示
し、これによって、ドライバは、交差道路R2 上を走行
している車両および通行している人を把握することがで
きる。
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
車両周囲監視装置では、自走道路R11に対する候補道路
R22およびR21の角度φ3 およびφ1 を使って、監視カ
メラ101および102の撮影方向が設定される。つま
り、従来の車両周囲監視装置では、車両Vusr のの進行
方向が自走道路R11の中心線と平行であると想定され、
上述の撮影方法の設定が行われている。しかしながら、
偶然そうなる場合もあるかもしれないが、実際には、図
19に示すように、車両Vusr が自走道路R11の中心線
と平行にはならない。その結果、それぞれの撮影方向が
角度φ3 およびφ1 に設定されると、カメラ101およ
び102は、矢印A3 およびA4 に示すように、候補道
路R22およびR21と正対しなくなり、ディスプレイ10
6には、ドライバが欲しい交差道路R2 上の様子が少し
しか表示されなかったり、全く表示されなかったりする
という問題点があった。
【0009】それ故に、本発明の目的は、運転支援装置
に組み込め、交差道路の様子を確実に表現した表示画像
を作成する描画装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明は、車両の走行を支援するための表示画像を作成す
るための描画装置であって、車両の走行方向と交わる交
差道路の様子を含む周囲画像を、当該車両に設置された
撮像装置から受け取る取得部と、車両の走行方向と交差
道路とがなす交差角度を算出する角度算出部と、角度算
出部で算出された交差角度に従って、取得部が受け取っ
た周囲画像から、交差道路の様子を表す交差道路画像を
切り出す切り出し部と、切り出し部により切り出された
交差道路画像に基づいて、表示画像を作成する表示画像
作成部とを備える。
【0011】上記のように、第1の発明では、車両の走
行方向と交差道路とがなす交差角度に従って、切り出し
部が、周囲画像から交差道路画像を切り出す。したがっ
て、交差道路画像およびそれに基づいて作成される表示
画像は、ドライバが最も欲しい交差道路上の様子を表
す。これによって、交差道路の様子を確実に表現した表
示画像を作成することができる描画装置を提供すること
ができる。
【0012】第2の発明は第1の発明に従属しており、
描画装置は、交差道路の中心線を検出する中心線検出部
をさらに備える。角度算出部は、車両の走行方向と、中
心線検出部により検出された中心線とがなす交差角度を
算出する。
【0013】上記のように、第2の発明では、周知技術
である中心線の検出処理が描画装置に適用される。これ
によって、角度算出部は、交差角度を簡単に算出するこ
とができる。
【0014】第3の発明は、第2の発明に従属してお
り、描画装置は、取得部が受け取った周囲画像に基づい
て、車両の周辺を上方から見たときの視点変換画像を作
成する視点変換画像作成部をさらに備える。中心線検出
部は、視点変換画像作成部により作成された視点変換画
像に基づいて、交差道路の中心線を検出する。
【0015】上記のように、第3の発明では、中心線検
出部は、車両周辺を上方から見たときの視点変換画像に
基づいて、中心線を検出するので、角度算出部は、正確
な交差角度を算出することができる。
【0016】第4の発明は、第1の発明に従属してお
り、表示画像作成部は、切り出し部により切り出された
交差道路画像を拡大し、拡大された交差道路画像に基づ
いて、表示画像を作成する。
【0017】上記のように、第4の発明によれば、表示
画像は、拡大された交差道路画像を含む。これによっ
て、ドライバが交差道路の様子をより把握しやすい表示
画像を作成することができる。
【0018】第5の発明は、第1の発明に従属してお
り、描画装置は、交差道路のエッジを検出するエッジ検
出部をさらに備える。角度算出部は、車両の走行方向
と、エッジ検出部により検出されたエッジとがなす交差
角度を算出する。
【0019】上記のように、第5の発明では、周知技術
であるエッジの検出処理が描画装置に適用される。これ
によって、角度算出部は、交差角度を簡単に算出するこ
とができる。
【0020】第6の発明は、車両の走行を支援するため
の表示画像を作成するための描画方法であって、車両の
走行方向と交わる交差道路を含む周囲画像を、当該車両
に設置された撮像装置から受け取る取得ステップと、車
両の走行方向と交差道路とがなす交差角度を算出する角
度算出ステップと、角度算出ステップで算出された交差
角度に従って、取得ステップで受け取られた周囲画像か
ら、交差道路の様子を表す交差道路画像を切り出す切り
出しステップと、切り出しステップで切り出された交差
道路画像に基づいて、表示画像を作成する表示画像作成
ステップとを備える。
【0021】第7の発明は、車両の走行を支援するため
の表示画像を作成するためのプログラムが記録された記
録媒体であって、車両の走行方向と交わる交差道路の様
子を含む周囲画像を、当該車両に設置された撮像装置か
ら受け取る取得ステップと、車両の走行方向と交差道路
とがなす交差角度を算出する角度算出ステップと、角度
算出ステップで算出された交差角度に従って、取得ステ
ップで受け取られた周囲画像から、交差道路の様子を表
す交差道路画像を切り出す切り出しステップと、切り出
しステップで切り出された交差道路画像に基づいて、表
示画像を作成する表示画像作成ステップとを備える。
【0022】第8の発明は、車両の走行を支援するため
の表示画像を作成するためのプログラムであって、車両
の走行方向と交わる交差道路の様子を含む周囲画像を、
当該車両に設置された撮像装置から受け取る取得ステッ
プと、車両の走行方向と交差道路とがなす交差角度を算
出する角度算出ステップと、角度算出ステップで算出さ
れた交差角度に従って、取得ステップで受け取られた周
囲画像から、交差道路の様子を表す交差道路画像を切り
出す切り出しステップと、切り出しステップで切り出さ
れた交差道路画像に基づいて、表示画像を作成する表示
画像作成ステップとを備える。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態に係
る描画装置Urnd1のハードウェア構成を示すブロック図
である。図1において、描画装置Urnd1は、プロセッサ
1、プログラムメモリ2およびワーキングエリア3から
構成される。プログラムメモリ2は、典型的には、RO
M(Read Only Memory)である。プログラムメモリ2に
は、プロセッサ1の処理手順を規定するプログラムPG
a が格納される。さらに、プログラムメモリ2には、以
下に説明する車両モデルデータDmdが格納される。
【0024】図2(a)および(b)は、車両モデルデ
ータDmdを説明するための図である。図2(a)は、路
面上に静止する車両Vusr の斜視図である。図2(a)
にはさらに、仮想視点Pvtl が描かれている。仮想視点
Pvtl は、車両Vusr の上方に予め設定される。車両モ
デルデータDmdは、図2(b)に示すように、上述の仮
想視点Pvtl から見て路面に投影された車両Vusr を、
予め定められた縮小率Fscl で縮小した車両の画像Smd
を表す。以降、車両モデルデータDmdにより表されるも
のを、車両モデル画像Smdと称する。
【0025】図1において、ワーキングエリア3は、典
型的には、RAM(Random Access Memory)であり、プロ
セッサ1がプログラムPGa を実行する際に使用され
る。以上の描画装置Urnd1は、典型的には、運転支援装
置Uast1に組み込まれる。運転支援装置Uast1は、車両
Vusr に設置され、描画装置Urnd1の他にも、8台の撮
像装置4〜11と、表示装置12とを備えている。
【0026】撮像装置4〜7は車両Vusr に設置され
る。図3は、撮像装置4〜7の設置例を説明するための
図である。図3には、路面上で直進姿勢にある車両Vus
r を直上から見たときの姿が描かれている。本実施形態
では、直進姿勢にある車両Vusr における2つの前輪の
回転中心を結ぶ線の中点、および2つの後輪間の中点を
通る鉛直面を縦中心面Fwcと称する。また、車両Vusr
の中心を通る鉛直方向の線を中心として、縦中心面Fwc
を90度回転した面を横中心面Flcと称する。
【0027】図3にはさらに、第1の3次元座標系CS
a が描かれている。第1の3次元座標系CSa のZ軸
は、縦中心面Fwcと横中心面Flcの交線に等しい。X軸
は、横中心面Flcと、路面との交線に等しいとする。Y
軸は、縦中心面Fwcと、路面との交線に等しい。
【0028】撮像装置4は、車両Vusr における前端部
分の左隅に埋め込まれ、そのレンズが車両Vusr の前方
左側に広がる光景に正対するように固定される。撮像装
置4は視野角β1 を有する。撮像装置4は、前方左側に
広がる光景の内、以上の視野角β1 に含まれる光景を表
す画像を取り込む。以下の説明において、撮像装置4に
より取り込まれる画像を第1の周囲画像S1 と称する。
撮像装置5は、図3に示すように、車両Vusr の前端部
分右隅に、より具体的には、YZ平面(つまり、縦中心
面Fwc)を中心として撮像装置4と面対称な位置に埋め
込まれる。これによって、撮像装置5は、車両Vusr の
前方右側に広がる光景の内、図示した視野角β2 に含ま
れる光景を表す画像を、第2の周囲画像S2 として取り
込む。
【0029】ここで、第1の周囲画像S1 および第2の
周囲画像S2 について、より詳細に説明する。今、上述
の撮像装置4および5が設置される車両Vusr が、図4
(a)に示すように、交差点Cに進入する場合を想定す
る。この進入交差点Cでは、車両Vusr が走行中の基準
道路R1 に、別の道路(以下、交差道路と称す)R2が
交わっている。この交差道路R2 には別の車両B1 が走
行しており、当該車両B2 は、車両Vusr の左側から交
差点Cに接近している。以上のような状況で撮像装置4
が撮影する第1の周囲画像S1 は、図4(b)に示すよ
うに、交差道路R2 において、交差点Cを境にして、車
両Vusr の左側の部分と、それに沿う町並みとを主に表
す。また、撮像装置5により撮影される第2の周囲画像
S2 は、図4(c)に示すように、交差道路R2 におい
て、交差点Cを境にして、車両Vusr の右側の部分と、
それに沿う町並みとを主に表す。
【0030】撮像装置6は、図3に示すように、ZX平
面(つまり、横中心面Flc)を中心として、撮像装置4
と実質的に面対称な位置に埋め込まれる。撮像装置6
は、図示した視野角β3 に含まれる光景を表す第3の周
囲画像S3 を取り込む。また、撮像装置7は、YZ平面
(つまり、縦中心面Fwc)を中心として、撮像装置6と
実質的に面対称な位置に埋め込まれ、図示した視野角β
4 に含まれる光景を表す第4の周囲画像S4 を取り込
む。
【0031】撮像装置8〜11もまた、撮像装置4〜7
と同様に車両Vusr に設置される。図5は、撮像装置8
〜11の設置例を説明するための図である。撮像装置8
は、図5に示すように、車両Vusr の左端部分(典型的
には、左側のドアミラーの先端部分)に埋め込まれ、図
示した視野角β5 に含まれる光景を表す第5の周囲画像
S5 を取り込む。撮像装置9も、車両Vusr の左端部分
に埋め込まれる点で、撮像装置8と同様であるが、視野
角β6 に含まれる光景を表す第6の周囲画像S6 を取り
込む点で相違する。また、撮像装置10および11は、
車両Vusr の右端部分(典型的には、右側のドアミラー
の先端部分)に埋め込まれ、視野角β7に含まれる光景
を表す第7の周囲画像S7 、および視野角β8 に含まれ
る光景を表す第8の周囲画像S8 を取り込む。
【0032】また、図1において、表示装置12は、典
型的には液晶ディスプレイである。次に、以上の運転支
援装置Uast1の動作について説明する。図4(a)に示
すように、車両Vusr が前進走行中に交差点Cに近づい
た時、プロセッサ1は、プログラムPGa の実行を開始
する。ここで、図6は、プログラムPGa に記述されて
いるプロセッサ1の処理手順を示すフローチャートであ
る。図6において、まず、プロセッサ1は、車両モデル
データDmdをプログラムメモリ2からワーキングエリア
3に読み出す(ステップS1)。
【0033】次に、プロセッサ1は、撮像指示信号Icp
t を生成し、全ての撮像装置4〜11に送信する(ステ
ップS2)。撮像指示信号Icpt は、各撮像装置4〜1
1に撮像を指示するための信号である。各撮像装置4〜
11は、受信指示信号Icptに応答して、上述の第1の
周囲画像S1 〜第8の周囲画像S8 を取り込み、ワーキ
ングエリア3に格納する(ステップS3)。
【0034】次に、プロセッサ1は、ステップS3で格
納された第1の周囲画像S1 〜第8の周囲画像S8 に画
像処理を行って、視点変換画像Scvt を作成する(ステ
ップS4)。以上のステップS4の処理は、周知技術で
あるため、ここでは、その詳細な説明を省略し、視点変
換画像Scvt を中心に説明する。視点変換画像Scvt
は、ワーキングエリア3上に予約された一時記憶領域3
1上で作成される。一時記憶領域31には、図7に示す
ように、U軸とV軸とを有する第1の2次元座標系CS
b が定義される。U軸およびV軸は、長方形状の視点変
換画像Scvt における水平方向および垂直方向を規定す
る。第1の2次元座標系CSb には、後で説明するステ
ップS5で車両モデル画像Smdが合成される領域(以
下、車両合成領域と称する)Rvhc が予め設定されてい
る。より詳しく述べると、車両合成領域Rvhc は、少な
くとも、車両モデル画像Smdの縦中心線Lwc(点線参
照)がV軸に平行になるように設定される。以上の一時
記憶領域31に作成される視点変換画像Scvt は、図8
に示すように、前述の仮想視点Pvtl から見た車両Vus
rの周囲の光景が路面上に投影された画像の内、車両合
成領域Rvhc の周辺に相当する部分をである。さらに、
視点変換画像Scvt が表す光景は、図2を参照して説明
した縮小率Fscl で、実際の光景を縮小したものであ
る。
【0035】ところで、撮像装置4〜11の設置位置の
関係上、第1の周囲画像S1 〜第8の周囲画像S8 には
車両Vusr はほとんど写らない。ゆえに、図8に示すよ
うに、プロセッサ1は、車両合成領域Rvhc に当該車両
Vusr を描くことができない。しかし、視点変換画像S
cvt において仮想視点Pvtl および縮小率Fscl は、車
両モデル画像Smd(図2参照)のそれぞれと同じであ
る。したがって、車両合成領域Rvhc の形状は、車両モ
デル画像Smdの外形と一致する。プロセッサ1は、ステ
ップS4の次に、ワーキングエリア3上の車両モデルデ
ータDmdを処理して、車両モデル画像Smdを視点変換画
像Scvt の車両領域Rvhc に合成、つまり貼り付ける。
これによって、図9に示すような車両合成画像Svhc が
作成される(ステップS5)。
【0036】次に、プロセッサ1は、ハフ変換を行っ
て、ステップS5で作成された車両合成画像Svhc か
ら、基準道路R1 と最大の角度γmax で交差する交差道
路R2 (図4参照)の中心線Lcnt (図9参照)を検出
する(ステップS6)。ステップS6の具体的な処理に
ついては、特開平05−347000号公報に開示され
ているので、ここではその説明を省略する。ステップS
6で注意を要するのは、プロセッサ1は、基準道路R1
(図4参照)の中心線を消去後、ハフ変換を行う。
【0037】次に、プロセッサ1は、中心線方向ベクト
ルn(a,b)を算出する(ステップS7)。中心線方
向ベクトルn(a,b)は、ステップS6で検出した中
心線Lcnt の方向を規定しており、第1の2次元座標系
CSb 上の値を有する。
【0038】プロセッサ1は、以下に説明する交差角θ
を算出する(ステップS8)。まず、車両モデル画像S
mdは上述のように合成位置は決まっているので、車両V
usrの進行方向は、例えば、第1の2次元座標系CSb
上で、進行方向ベクトルm(0,1)として定義でき
る。交差角θとは、上述の中心線方向ベクトルnと進行
方向ベクトルmとがなす角度である。これら交差角θ、
中心線方向ベクトルnおよび進行方向ベクトルmの間に
は、n・m=|n|・|m|cosθが成立する。ここ
で、n・mは、中心線方向ベクトルnと進行方向ベクト
ルmとの内積である。従って、交差角θは、次式(1)
から算出される。 θ=arccos{b/√(a2 +b2 )}…(1)
【0039】次に、プロセッサ1は、撮像装置4の仮想
視点方向ベクトルLl および撮像装置5の仮想視点方向
ベクトルLr を算出する(ステップS9)。仮想視点方
向ベクトルLl および仮想視点方向ベクトルLr は、次
のステップS10で決定される切り出し領域Rlp1 およ
びRlp2 の基礎となる。これら2つのベクトルLl およ
びLr を算出するために、プロセッサ1は、予め定めら
れている基準ベクトルLl0およびLr0を使う。基準ベク
トルLl0は、図10に示すように、第1の2次元座標系
CSb における車両モデル画像Smdのフロント側の左隅
(撮像装置4の代表位置に相当する)を開始点Pl0と
し、その成分は(−c,0)である。一方、基準ベクト
ルLr0は、車両モデル画像Smdにおける撮像装置5の代
表位置に相当する位置を開始点Pr0とし、成分は(c,
0)である。
【0040】プロセッサ1は、以上の基準ベクトルLl0
を、開始点Pl0を中心として(π/2−θ−α)だけ回
転させて、仮想視点方向ベクトルLl を算出する。以降
の説明において、基準ベクトルLl0の回転方向を正方向
と称し、図10において矢印A6 で示す。さらに、プロ
セッサ1は、以上の基準ベクトルLr0 を、開始点Pr0
を中心として(π/2−θ+α)だけ、逆方向に回転さ
せて、仮想視点方向ベクトルLr を算出する。ここで、
αは、予め定められた角度であって、40°程度に選ば
れることが好ましい。なお、αが40°程度に選ばれる
理由については後述する。以上のように算出された仮想
視点方向ベクトルLl は、交差道路R2(図4(a)参
照)において、車両Vusr の左方向から交差点Cに入っ
てくる部分を、当該車両Vusr の前端左隅から、見ると
きの最良の視線を規定する。逆に、仮想視点方向ベクト
ルLr は、車両Vusr の前端右隅から、交差道路R2 に
おいて右側部分を見るときの最良の視線を規定する。
【0041】次に、プロセッサ1は、算出した仮想視点
方向ベクトルLl およびLr を基礎として、第1の周囲
画像S1 (図4(b)参照)および第2の周囲画像S2
(図4(c)参照)から切り出される領域(以下、切り
出し領域と称する)Rlp1 およびRlp2 を決定する(ス
テップS10)。具体的には、プロセッサ1は、図11
に示すように、仮想視点方向ベクトルLl を、開始点P
l0を中心として、角度γだけ正方向および負方向に回転
させた領域指定ベクトルLlsおよびLleを算出する。こ
こで、角度γは、γ≦α、γ≦β1 /2、かつγ≦β2
/2を満足する値に選ばれる。ここで、β1 およびβ2
は、撮像装置4および5の視野角である。なお、図11
には、γ=αの場合が示されている。プロセッサ1は、
切り出し領域Rlp1 として、領域指定ベクトルLlsおよ
びLleで区切られる領域の内、角度2γを有する側を設
定する。また、プロセッサ1は、仮想視点方向ベクトル
Lr を、開始点Pr0を中心として、角度γだけ正方向お
よび負方向に回転させた領域指定ベクトルLrsおよびL
reを算出する。プロセッサ1は、切り出し領域Rlp2 と
して、領域指定ベクトルLrsおよびLreで区切られる領
域の内、角度2γを有する側を設定する。
【0042】ステップS10の次に、プロセッサ1は、
ステップS3でワーキングエリア3に格納された第1の
周囲画像S1 から切り出し領域Rlp1 に属する部分を切
り出して、図12(a)に示すような交差道路画像Slp
1 をワーキングエリア3上で作成する。同様に、プロセ
ッサ1は、第2の周囲画像S2 から切り出し領域Rlp2
に属する部分を切り出して、図12(b)に示すような
交差道路画像Slp2 をワーキングエリア3上で作成す
る。ここで、交差道路画像Slp1 は、交差道路R2 にお
いて、交差点Cを境にして車両Vusr の左側の道路上の
様子を表す。逆に、交差道路画像Slp2 は、車両Vusr
を基準として、交差道路R2 における右側の道路上の様
子を表す。次に、プロセッサ1は、ワーキングエリア3
に予約されているフレームメモリに、上述の交差道路画
像Slp1 およびSlp2 とを合成して、図13に示すよう
な表示画像Sdsp を作成する(ステップS11)。
【0043】次に、プロセッサ1は、フレームメモリ上
の表示画像Sdsp を表示装置14に転送する(ステップ
S12)。表示装置14は、受信表示画像Sdsp を自身
の画面上に表示する。次に、プロセッサ1は、図6の処
理を終了するか否かを判断する(ステップS13)。終
了判断の方法はいろいろあるが、その一例として、プロ
セッサ1は、車両Vusr の走行速度が予め定められた基
準速度に達したか否かをチェックする。基準速度に達し
ていれば、プロセッサ1は、車両Vusr が交差点を通過
したとみなして、図6の処理を終了する。逆に走行速度
が基準速度に達していなければ、新しい表示画像Sdsp
を作成するために、ステップS2に戻る。
【0044】以上の表示画像Sdsp を表示装置14上で
見ることにより、ドライバは、交差道路R2 上を走行し
ている車両および通行している人を把握することがで
き、交差点Cを安全に通過できるかどうかを確認するこ
とができる。以上の一般的な運転支援装置が有する技術
的効果に加え、本運転支援装置Uast1は、以下のような
特有の技術的効果を奏する。また、従来の車両用周囲監
視装置(図16参照)では、監視カメラ101および1
02の撮影方向は、自走道路R11に対する候補道路R22
およびR21の角度φ3 およびφ1 に設定される。それに
対して、プロセッサ1は、車両Vusr の進行方向(進行
方向ベクトルm)と、交差道路R2 の中心線とがなす交
差角度θを基礎として、切り出し領域Rlp1 およびRlp
2 を決定する。かかる車両Vusr の進行方向を基準とす
る交差角度θを使うことにより、第1の周囲画像S1 お
よび第2の周囲画像S2 からは、ドライバが欲しい交差
道路R2 上の様子を含む交差道路画像Slp1 と交差道路
画像Slp2 が切り出される。その結果、表示装置14
に、交差道路R2 を走行している車両および通行してい
る人が少ししか表示されなかったり、全く表示されなか
ったりするという、従来の車両用周囲監視装置が抱えて
いた問題点を解消することができる。
【0045】また、上述のステップS9の説明におい
て、αが40°程度に選ばれる理由について、図14お
よび図15を参照して説明する。まず、αが、α≪40
°に選ばれると、図14(a)に示すように、仮想視点
方向ベクトルLl は交差道路R2 と平行になるような関
係に近づく。その結果、交差道路画像Slp1 には、図1
4(b)に示すように、交差道路R2 において、交差点
Cからかなり遠方の方まで映し出されてしまう。かかる
交差道路画像Slp1 が表示されると、ドライバは、実際
には車両Vusr の左側から交差点Cに接近する他の車両
B2 が、あたかも、当該車両Vusr の正面から近づいて
くるように錯覚してしまうという弊害がある。
【0046】逆に、αが、α≫40°に選ばれると、図
15(a)に示すように、仮想視点方向ベクトルLl は
基準道路R1 に平行になるような位置関係に近づく。そ
の結果、交差道路画像Slp1 には、図15(b)に示す
ように、交差道路R2 において、交差点Cから近い部分
しか映し出されない。かかる交差道路画像Slp1 が表示
されると、実際には交差道路R2 において交差点Cのす
ぐ間近を走行している他の車両B2 (図15(a)参
照)をドライバは表示装置14で視認できない。さら
に、ついさっきまでは表示装置14で視認できなかった
他の車両B2 が、次の瞬間には、図15(c)に示すよ
うに、表示装置14上に表示されてしまうため、ドライ
バが驚いてしまうという弊害がある。以上の2つの弊害
を解消し、自然な表示画像Sdsp を作成するため、描画
装置Urnd1では、αは40°程度に選ばれている。自然
な表示画像Sdsp とは、上述の他の車両B2 が自車両V
usr の横方向から交差点Cに接近していることをドライ
バが直感的に理解できる画像を意味する。
【0047】なお、以上の実施形態では、プロセッサ1
は、ステップS8において、車両Vusr の進行方向と、
撮影道路の中心線とがなす角度θを算出していた。しか
し、これに限らず、プロセッサ1は、ステップS7にお
いて、交差道路R2 のエッジを検出し、ステップS8に
おいて、車両Vusr の進行方向と、検出されたエッジと
がなす角度を算出し、さらに、算出した角度を基礎し
て、上述のような切り出し領域Rlp1 およびRlp2 を決
定してもよい。なお、交差道路のエッジ検出技術は周知
であり、例えば、特開平04−106700に開示され
ている。
【0048】また、ステップS11において、交差道路
画像Slp1 および交差道路画像Slp2 は、フレームメモ
リのサイズが許す範囲で拡大されることが好ましい。こ
れにより、表示画像Sdsp は、さらに見やすいものにな
る。
【0049】また、以上の実施形態では、車両Vusr の
進行方向は進行方向ベクトルnとして予め定められてい
たが、これに限らず、ジャイロコンパス等を使って、車
両Vusr の進行方向を検出するようにしてもよい。
【0050】また、以上の実施形態では、8台の撮像装
置4〜11が車両Vusr に固定されるとして説明した
が、これに限らず、少なくとも、交差道路R2 の様子を
撮像できる個数の撮像装置が車両Vusr に固定されてい
ればよい。
【0051】また、以上の実施形態では、車両Vusr が
前進しながら交差点Cに接近する場合について説明し
た。しかし、以上の実施形態の概念は、車両Vusr が後
退する際、例えば、自宅の駐車場から道路に後退させな
がら出る場合にも同様に適用できる。
【0052】また、以上の実施形態で算出された交差角
度θに従って、特開平5−278522に開示された車
両用周囲監視装置の監視カメラ101および102(図
16参照)の撮影方向を制御してもよい。
【0053】また、以上の実施形態では、基準ベクトル
Ll0およびLr0は、第1の2次元座標系CSb 上で表現
されていたが、これに限らず、3次元座標系で表されて
もよい。この場合、仮想視点方向ベクトルLl およびL
r も3次元座標系で表現される。
【0054】また、以上の実施形態では、プログラムP
Ga は、描画装置Urnd1に格納されていた。しかし、こ
れに限らず、プログラムPGa は、CD−ROMに代表
される記録媒体に記録された状態で頒布されてもよい
し、インターネットに代表される通信ネットワークを通
じて頒布されてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る描画装置Urnd1を組み込
んだ運転支援装置Uast1の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示す車両モデルデータDmdを説明するた
めの図である。
【図3】図1に示す撮像装置4〜7の設置例を示す図で
ある。
【図4】図1に示す撮像装置4および5が取り込む第1
の周囲画像S1 および第2の周囲画像S2 を示す図であ
る。
【図5】図1に示す撮像装置8〜11の設置例を示す図
である。
【図6】図1のプログラムPGa による処理手順を示す
フローチャートである。
【図7】ワーキングエリア3内に予約される一時記憶領
域31を示す図である。
【図8】図6のステップS4で作成される視点変換画像
Scvt を示す図である。
【図9】図6のステップS8で算出される交差角度θを
説明するための図である。
【図10】図6のステップS9で導出される仮想視点方
向ベクトルLl およびLr を説明するための図である。
【図11】図6のステップS10で決定される切り出し
領域Rlp1 およびRlp2 を説明するための図である。
【図12】図6のステップS11で切り出される交差道
路画像Slp1 およびSlp2 を示す図である。
【図13】図6のステップS11で作成される表示画像
Sdsp を示す図である。
【図14】図6のステップS9で使われる角度αがα≪
40°の場合の弊害を説明するための図である。
【図15】図6のステップS9で使われる角度αがα≫
40°の場合の弊害を説明するための図である。
【図16】従来の車両用周囲監視装置の大略的な構成を
示す図である。
【図17】図16に示す車両Vusr が進入する交差点C
の一例を示す図である。
【図18】図17のマイクロコンピュータ105の処理
手順を示すフローチャートである。
【図19】従来の車両用周囲監視装置の問題点を説明す
るための図である。
【符号の説明】
Uast1…運転支援装置 Urnd1…描画装置 1…プロセッサ 2…プログラムメモリ 3…ワーキングエリア 4〜11…撮像装置 12…表示装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年9月19日(2001.9.1
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図18
【補正方法】変更
【補正内容】
【図18】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60R 21/00 628 B60R 21/00 628F G06T 1/00 330 G06T 1/00 330A 7/00 250 7/00 250 G08G 1/16 G08G 1/16 C H04N 7/18 H04N 7/18 J (72)発明者 吉田 崇 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B057 AA13 AA16 BA11 CA12 CA16 CB13 CB19 CE09 CF04 CH01 CH11 CH14 DA08 DA11 DA17 DC08 DC09 DC16 DC36 5C054 AA01 AA05 CA04 CC02 CH01 EA00 EH00 FA04 FC12 FE00 GB16 HA30 5H180 AA01 CC04 FF33 LL01 LL04 LL15 5L096 AA09 BA04 CA05 DA01 EA35 EA45 FA03 FA62 FA67 FA69 HA01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の走行を支援するための表示画像を
    作成するための描画装置であって、 前記車両の走行方向と交わる交差道路の様子を含む周囲
    画像を、当該車両に設置された撮像装置から受け取る取
    得部と、 前記車両の走行方向と前記交差道路とがなす交差角度を
    算出する角度算出部と、 前記角度算出部で算出された交差角度に従って、前記取
    得部が受け取った周囲画像から、前記交差道路の様子を
    表す交差道路画像を切り出す切り出し部と、 前記切り出し部により切り出された交差道路画像に基づ
    いて、前記表示画像を作成する表示画像作成部とを備え
    る、描画装置。
  2. 【請求項2】 前記交差道路の中心線を検出する中心線
    検出部をさらに備え、 前記角度算出部は、前記車両の走行方向と、前記中心線
    検出部により検出された中心線とがなす交差角度を算出
    する、請求項1に記載の描画装置。
  3. 【請求項3】 前記取得部が受け取った周囲画像に基づ
    いて、前記車両の周辺を上方から見たときの視点変換画
    像を作成する視点変換画像作成部をさらに備え、 前記中心線検出部は、前記視点変換画像作成部により作
    成された視点変換画像に基づいて、前記交差道路の中心
    線を検出する、請求項2に記載の描画装置。
  4. 【請求項4】 前記表示画像作成部は、前記切り出し部
    により切り出された交差道路画像を拡大し、拡大された
    交差道路画像に基づいて、前記表示画像を作成する、請
    求項1に記載の描画装置。
  5. 【請求項5】 前記交差道路のエッジを検出するエッジ
    検出部をさらに備え、 前記角度算出部は、前記車両の走行方向と、前記エッジ
    検出部により検出されたエッジとがなす交差角度を算出
    する、請求項1に記載の描画装置。
  6. 【請求項6】 車両の走行を支援するための表示画像を
    作成するための描画方法であって、 前記車両の走行方向と交わる交差道路の様子を含む周囲
    画像を、当該車両に設置された撮像装置から受け取る取
    得ステップと、 前記車両の走行方向と前記交差道路とがなす交差角度を
    算出する角度算出ステップと、 前記角度算出ステップで算出された交差角度に従って、
    前記取得ステップで受け取られた周囲画像から、前記交
    差道路の様子を表す交差道路画像を切り出す切り出しス
    テップと、 前記切り出しステップで切り出された交差道路画像に基
    づいて、前記表示画像を作成する表示画像作成ステップ
    とを備える、描画方法。
  7. 【請求項7】 車両の走行を支援するための表示画像を
    作成するためのプログラムが記録された記録媒体であっ
    て、 前記車両の走行方向と交わる交差道路の様子を含む周囲
    画像を、当該車両に設置された撮像装置から受け取る取
    得ステップと、 前記車両の走行方向と前記交差道路とがなす交差角度を
    算出する角度算出ステップと、 前記角度算出ステップで算出された交差角度に従って、
    前記取得ステップで受け取られた周囲画像から、前記交
    差道路の様子を表す交差道路画像を切り出す切り出しス
    テップと、 前記切り出しステップで切り出された交差道路画像に基
    づいて、前記表示画像を作成する表示画像作成ステップ
    とを備える、プログラムを記録した記録媒体。
  8. 【請求項8】 車両の走行を支援するための表示画像を
    作成するためのプログラムであって、 前記車両の走行方向と交わる交差道路の様子を含む周囲
    画像を、当該車両に設置された撮像装置から受け取る取
    得ステップと、 前記車両の走行方向と前記交差道路とがなす交差角度を
    算出する角度算出ステップと、 前記角度算出ステップで算出された交差角度に従って、
    前記取得ステップで受け取られた周囲画像から、前記交
    差道路の様子を表す交差道路画像を切り出す切り出しス
    テップと、 前記切り出しステップで切り出された交差道路画像に基
    づいて、前記表示画像を作成する表示画像作成ステップ
    とを備える、プログラム。
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