JP2002047993A - 内燃機関のノック検出装置 - Google Patents

内燃機関のノック検出装置

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JP2002047993A
JP2002047993A JP2000233011A JP2000233011A JP2002047993A JP 2002047993 A JP2002047993 A JP 2002047993A JP 2000233011 A JP2000233011 A JP 2000233011A JP 2000233011 A JP2000233011 A JP 2000233011A JP 2002047993 A JP2002047993 A JP 2002047993A
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knock
signal
internal combustion
combustion engine
signal level
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Hirohiko Yamada
裕彦 山田
Hideki Yukimoto
英樹 行本
Naoki Kokubo
小久保  直樹
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内燃機関で発生する振動波形信号から抽出さ
れる信号レベルに基づき正確にノック判定でき、かつノ
ック検出性も向上すること。 【解決手段】 内燃機関の1燃焼タイミングにおける複
数のノック特有の周波数帯域の中心周波数f1 ,f2 ,
…,f4 の信号レベルと、ノック特有の周波数帯域と異
なりノックに影響されない周波数帯域の中心周波数f5
の信号レベルとが抽出される(ステップS102)。そ
して、各中心周波数f1 ,f2 ,…,f4の信号レベル
がそれぞれ対応するノック判定レベル(f5 ×K1 ),
(f5 ×K2 ),…,(f5 ×K4 )を越えているとき
にはノック発生有り時と判定される(ステップS10
8)。これにより、内燃機関の各気筒の1燃焼タイミン
グで抽出された複数の周波数帯域別の信号レベルのみに
よってノック発生の有無を正確に判定でき、ノック検出
性も向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関で発生す
る振動波形信号から抽出される信号レベルに基づきノッ
ク判定する内燃機関のノック検出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関のノック検出装置におけ
るノック検出のためのノック判定レベルは、ノックセン
サから出力される信号レベルを抽出し、そのピーク値、
積分値等から生成される所謂、バックグランドレベルに
応じて設定される。このとき、ピーク値、積分値等は、
1燃焼サイクル毎に平滑化(平均化・なまし)処理され
る。このようにして設定されたノック判定レベルと元の
信号レベルとを比較することによりノック発生の有無を
判定する技術が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ノックセン
サから出力される信号レベルが急変する場合、例えば、
内燃機関の機関回転速度や負荷の急変があっても1燃焼
サイクル毎に平滑化されるため、応答遅れが生じること
でノック発生の有無を誤判定することがあった。
【0004】また、実際にノック発生があっても、バッ
クグランドレベルが上昇し過ぎているとノック検出が不
能となることも考えられる。
【0005】そこで、この発明はかかる不具合を解決す
るためになされたもので、内燃機関で発生する振動波形
信号から抽出される信号レベルに基づき正確にノック判
定でき、かつノック検出性も向上可能な内燃機関のノッ
ク検出装置の提供を課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の内燃機関のノ
ック検出装置によれば、信号検出手段で検出された内燃
機関で発生する振動波形信号から複数の信号抽出手段に
よって抽出された内燃機関の1燃焼タイミングにおける
複数の周波数帯域別の信号レベル同士が、ノック判定手
段で比較され、それらの大小関係に基づきノック判定さ
れる。このため、ノック発生によってバックグランドレ
ベルに過渡的な変動があっても、それまでのノック履歴
による影響、即ち、ノック判定レベルの平滑化による応
答遅れ等を考慮する必要がない。このように、内燃機関
の各気筒の1燃焼タイミングで抽出された複数の周波数
帯域別の信号レベルのみが用いられ、それらの大小関係
が比較されることでノック発生の有無が正確に判定され
る。
【0007】請求項2の内燃機関のノック検出装置にお
けるノック判定手段では、複数の信号抽出手段のうち所
定の1つの信号抽出手段による信号レベルを基準として
他の信号抽出手段による信号レベルと比較される。この
ように、内燃機関の各気筒の1燃焼タイミングで抽出さ
れた複数の周波数帯域別の信号レベルのみが用いられ、
その中の所定の1つの信号レベルを基準として大小関係
が比較されることでノック発生の有無が正確に判定され
ると共に、ノック検出性も向上される。
【0008】請求項3の内燃機関のノック検出装置にお
ける所定の1つの信号抽出手段では、ノック特有の周波
数帯域と異なりノックに影響されない周波数帯域の信号
レベルが抽出され、その他の信号抽出手段でノック特有
の周波数帯域の信号レベルが抽出される。このように、
内燃機関の各気筒の1燃焼タイミングで抽出された複数
の周波数帯域別の信号レベルのみが用いられ、その中の
1つの信号レベルがノック特有の周波数帯域と異なりノ
ックに影響されない周波数帯域の信号レベルとされ、そ
れを基準として他の信号レベルとの大小関係が比較され
ることでノック発生の有無が正確に判定されると共に、
ノック検出性も向上される。
【0009】請求項4の内燃機関のノック検出装置にお
けるノック判定手段では、複数の信号抽出手段のうち所
定の幾つかの信号抽出手段による信号レベルの平均値を
基準として他の信号抽出手段による信号レベルと比較さ
れる。このように、内燃機関の各気筒の1燃焼タイミン
グで抽出された複数の周波数帯域別の信号レベルのみが
用いられ、その中の所定の幾つかの信号レベルの平均値
を基準として大小関係が比較されることでノック発生の
有無が正確に判定されると共に、ノック検出性も向上さ
れる。
【0010】請求項5の内燃機関のノック検出装置にお
ける所定の幾つかの信号抽出手段では、ノック特有の周
波数帯域と異なりノックに影響されない周波数帯域の信
号レベルが抽出され、その他の信号抽出手段でノック特
有の周波数帯域の信号レベルが抽出される。このよう
に、内燃機関の各気筒の1燃焼タイミングで抽出された
複数の周波数帯域別の信号レベルのみが用いられ、その
中の所定の幾つかの信号レベルがノック特有の周波数帯
域と異なりノックに影響されない周波数帯域の信号レベ
ルとされ、それらの平均値を基準として他の信号レベル
との大小関係が比較されることでノック発生の有無が正
確に判定されると共に、ノック検出性も向上される。
【0011】請求項6の内燃機関のノック検出装置にお
けるノック判定手段では、ノック判定に用いる信号抽出
手段の数が内燃機関の運転条件または気筒毎に変更され
る。つまり、内燃機関の運転条件または気筒毎に例え
ば、予め所定周波数でノイズが発生し重畳し易いことが
分かっていれば、その周波数でノック判定が実行されな
いようにされる。これにより、ノック発生の有無が正確
に判定されると共に、ノック検出性も向上される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例に基づいて説明する。
【0013】図1は本発明の実施の形態の一実施例にか
かる内燃機関のノック検出装置の全体構成を示すブロッ
ク図であり、図2は図1における各種信号の遷移状態を
示すタイムチャートである。ここで、図2(a)は内燃
機関の各気筒(#1気筒〜#6気筒)のTDC(Top De
ad Center:圧縮上死点)に対応する各種信号の遷移状態
を示し、図2(b)は図2(a)の#1気筒TDCから
#2気筒TDCまでの1燃焼タイミングにおける信号の
処理を拡大して示す。
【0014】図1において、図示しないV型6気筒4サ
イクル内燃機関における2つのシリンダブロックに対し
てそれぞれノックセンサ11,12が配設されている。
ノックセンサ11,12は、内燃機関のシリンダブロッ
クの振動を電気信号に変換するものであり、本実施例で
は周波数解析をするため非共振型センサが用いられてい
る。
【0015】ノックセンサ11,12からの出力信号
は、例えば、それぞれ20〔kHz 〕以下の低周波数成
分を濾波するLPF(Low Pass Filter:ローパスフィル
タ)13,14を介してノイズ等の高周波数成分が除去
される(図2(a)に示すノックセンサ11,12信号
参照)。そして、MPX(Multiplexer:マルチプレク
サ)15によって各気筒の1燃焼タイミングに該当する
ノックセンサ11,12からの出力信号が選択され、高
速乗算処理可能なDSP(Digital Signal Processor:
ディジタルシグナルプロセッサ)20に順次、入力され
る(図2(a)に示すDSP入力信号参照)。
【0016】DSP20は、主として、A/D変換器(A
nalog to Digital Converter)21、周波数解析部2
2、ノック判定部23からなる。DSP20では、ノッ
ク判定部23からノック判定区間設定信号がA/D変換
器21に入力され、ノック発生区間に合致して設定され
たノック判定区間内におけるノックセンサ11,12か
らの出力信号が200〔kHz 〕程度にて高速A/D変
換される。続いて、ノック判定区間設定信号によるノッ
ク判定区間が終了したのち、周波数解析部22によって
周波数解析処理として例えば、周知のFFT(Fast Fou
rier Transform:高速フーリェ変換)、ウエーブレット
(Wavelet)変換、ディジタルフィルタ処理等が実施され
る。そして、周波数解析部22による周波数解析結果と
して抽出された各周波数帯域別の信号レベル(スペクト
ル強度)がノック判定部23に出力され、後述のノック
判定処理によってノック発生の有無が判定される(図2
(b)に示すDSP処理参照)。
【0017】この判定結果がDSP20からマイクロコ
ンピュータ30に通信にて送出される。そして、マイク
ロコンピュータ30にて、DSP20からのノック発生
の有無の判定結果に応じたノック抑制処理として点火時
期の進遅角制御、燃料噴射補正制御等が実行される。
【0018】次に、DSP20によるDSP処理の概要
について、図3のブロック図を参照して説明する。
【0019】図3において、上述のように、LPF1
3,14及びMPX15を介したノックセンサ11,1
2から入力された信号がA/D変換器21にて高速A/
D変換される。そして、周波数解析部22にてFFT、
ウエーブレット変換、ディジタルフィルタ処理等によ
り、複数の周波数帯域における中心周波数f1 ,f2 ,
f3 ,…,fn-1 ,fn における信号レベルが求められ
る。ここで、f1 ,f2 ,f3 ,…,fn-1 は予め設定
されたノック特有の周波数帯域の中心周波数であり、f
n は予め設定されたノック特有の周波数帯域と異なりノ
ックに影響されない周波数帯域の中心周波数である。
【0020】そして、ノック判定部23によって、ノッ
ク特有の周波数帯域の各中心周波数f1 ,f2 ,f3 ,
…,fn-1 の信号レベルと、ノック特有の周波数帯域と
異なりノックに影響されないことから基準となる周波数
帯域の中心周波数fn の信号レベルに所定ゲインK1 ,
K2 ,K3 ,…,Kn-1 が乗算され求められたノック判
定レベルとがそれぞれ比較器にて比較され、ノック特有
の周波数帯域別にノック発生の有無がそれぞれ判定さ
れ、その判定結果がマイクロコンピュータ30に送出さ
れる。
【0021】次に、本発明の実施の形態の一実施例にか
かる内燃機関のノック検出装置で使用されているDSP
20における具体的なノック判定の処理手順を示す図4
のフローチャートに基づき、図5を参照して説明する。
ここで、図5は図4の周波数解析処理に対応する各周波
数帯域の中心周波数の信号レベルを示し、図5(a)は
ノック発生有り時、図5(b)はノック発生なし時を示
す。なお、このノック判定ルーチンは内燃機関の各気筒
の1燃焼タイミング毎にDSP20にて繰返し実行され
る。
【0022】図4において、まず、ステップS101で
は、LPF13,14及びMPX15を介し、1燃焼タ
イミングにおいてA/D変換器21に読込まれたノック
センサ11またはノックセンサ12からの振動波形信号
がA/D変換される。次にステップS102に移行し
て、予め設定されたノック特有の周波数帯域の中心周波
数f1 ,f2 ,f3 ,f4 及びノック特有の周波数帯域
と異なりノックに影響されない周波数帯域の中心周波数
f5 についてそれぞれ周波数解析が実行され、各中心周
波数における信号レベルが求められる。次にステップS
103に移行して、ステップS102で求められた中心
周波数f1 の信号レベルが中心周波数f5の信号レベル
に所定ゲインK1 を乗算した値、即ち、ノック判定レベ
ル(=f5×K1 )を越えているかが判定される。ステ
ップS103の判定条件が成立せず、即ち、中心周波数
f1 の信号レベルがそのノック判定レベル(=f5 ×K
1 )以下と小さいときにはステップS104に移行す
る。
【0023】ステップS104では、中心周波数f2 の
信号レベルが中心周波数f5 の信号レベルに所定ゲイン
K2 を乗算した値、即ち、ノック判定レベル(=f5 ×
K2)を越えているかが判定される。ステップS104
の判定条件が成立せず、即ち、中心周波数f2 の信号レ
ベルがそのノック判定レベル(=f5 ×K2 )以下と小
さいときにはステップS105に移行する。ステップS
105では、中心周波数f3 の信号レベルが中心周波数
f5 の信号レベルに所定ゲインK3 を乗算した値、即
ち、ノック判定レベル(=f5 ×K3 )を越えているか
が判定される。ステップS105の判定条件が成立せ
ず、即ち、中心周波数f3 の信号レベルがそのノック判
定レベル(=f5 ×K3 )以下と小さいときにはステッ
プS106に移行する。
【0024】ステップS106では、中心周波数f4 の
信号レベルが中心周波数f5 の信号レベルに所定ゲイン
K4 を乗算した値、即ち、ノック判定レベル(=f5 ×
K4)を越えているかが判定される。ステップS106
の判定条件が成立せず、即ち、中心周波数f4 の信号レ
ベルがそのノック判定レベル(=f5 ×K4 )以下と小
さいときにはステップS107に移行する。ステップS
107では、この1燃焼タイミングではノック発生なし
時と判定され、本ルーチンを終了する(図5(b)参
照)。この判定結果はマイクロコンピュータ30に送出
され、ノックなし時制御として周知の点火時期の進角制
御等が実行される。
【0025】一方、ステップS103の判定条件が成
立、即ち、中心周波数f1 の信号レベルがそのノック判
定レベル(=f5 ×K1 )を越え大きいとき、またはス
テップS104の判定条件が成立、即ち、中心周波数f
2 の信号レベルがそのノック判定レベル(=f5 ×K2
)を越え大きいとき、またはステップS105の判定
条件が成立、即ち、中心周波数f3 の信号レベルがその
ノック判定レベル(=f5×K3 )を越え大きいとき、
またはステップS106の判定条件が成立、即ち、中心
周波数f4 の信号レベルがそのノック判定レベル(=f
5 ×K4 )を越え大きいときにはステップS108に移
行する。ステップS108では、この燃焼タイミングで
はノック発生有り時と判定され、本ルーチンを終了する
(図5(a)参照)。この判定結果はマイクロコンピュ
ータ30に送出され、ノック有り時制御として周知の点
火時期の遅角制御等が実行される。
【0026】このように、本実施例の内燃機関のノック
検出装置は、内燃機関で発生する振動波形信号を検出す
る信号検出手段としてのノックセンサ11,12と、ノ
ックセンサ11,12で検出された振動波形信号を入力
し複数の周波数帯域別の中心周波数f1 ,f2 ,…,f
5 の信号レベルを抽出するDSP20の周波数解析部2
2にて達成される複数の信号抽出手段と、前記複数の信
号抽出手段によって抽出される内燃機関の1燃焼タイミ
ングにおけるそれぞれの信号レベル同士を比較し、それ
らの大小関係に基づきノック判定するDSP20のノッ
ク判定部23にて達成されるノック判定手段とを具備す
るものである。また、本実施例の内燃機関のノック検出
装置のDSP20のノック判定部23にて達成されるノ
ック判定手段は、DSP20の周波数解析部22にて達
成される複数の信号抽出手段のうち所定の1つの信号抽
出手段による中心周波数f5 の信号レベルを基準とし、
その他の信号抽出手段による中心周波数f1 ,f2 ,
…,f4 の信号レベルと比較するものである。そして、
本実施例の内燃機関のノック検出装置のDSP20の周
波数解析部22にて達成される所定の1つの信号抽出手
段は、ノック特有の周波数帯域と異なる周波数帯域であ
る中心周波数f5 の信号レベルを抽出するものである。
【0027】つまり、内燃機関の1燃焼タイミングにお
ける複数の周波数帯域別の信号レベルとして、ノック特
有の周波数帯域の中心周波数f1 ,f2 ,…,f4 の信
号レベルと、ノック特有の周波数帯域と異なりノックに
影響されない周波数帯域の中心周波数f5 の信号レベル
とが抽出される。そして、各中心周波数f1 ,f2 ,
…,f4 の信号レベルと中心周波数f5 の信号レベルに
所定ゲインK1 ,K2 ,…,K4 を乗算したノック判定
レベル(f5 ×K1 ),(f5 ×K2 ),…,(f5 ×
K4 )との大小関係が比較判定され、各中心周波数f1
,f2 ,…,f4の信号レベルがそれぞれ対応するノッ
ク判定レベル(f5 ×K1 ),(f5 ×K2 ),…,
(f5 ×K4 )を越えているときにはノック発生有りと
判定される。なお、ノック発生によってバックグランド
レベルに過渡的な変動があっても、それまでのノック履
歴による影響、即ち、ノック判定レベルの平滑化による
応答遅れ等を考慮する必要がない。これにより、内燃機
関の各気筒の1燃焼タイミングで抽出された複数の周波
数帯域別の信号レベルのみによってノック発生の有無を
正確に判定でき、ノック検出性も向上することができ
る。
【0028】次に、本発明の実施の形態の一実施例にか
かる内燃機関のノック検出装置で使用されているDSP
20におけるノック判定の処理手順の変形例を示す図6
のフローチャートに基づいて説明する。なお、このノッ
ク判定ルーチンは内燃機関の各気筒における1燃焼タイ
ミング毎にDSP20にて繰返し実行される。
【0029】図6において、まず、ステップS201で
は、LPF13,14及びMPX15を介し、1燃焼タ
イミングにおいてA/D変換器21に読込まれたノック
センサ11またはノックセンサ12からの振動波形信号
がA/D変換される。次にステップS202に移行し
て、予め設定されたノック特有の周波数帯域の中心周波
数f1 ,f2 ,f3 ,f4 及びノック特有の周波数帯域
と異なりノックに影響されない周波数帯域の中心周波数
f5 ,f6 についてそれぞれ周波数解析が実行され、各
中心周波数における信号レベルが求められる。
【0030】次にステップS203に移行して、ステッ
プS202で求められた中心周波数f5 ,f6 における
信号レベルの平均値fbg{=(f5 +f6 )/2}が算
出される。次にステップS204に移行して、中心周波
数f1 の信号レベルが中心周波数f5 ,f6 における信
号レベルの平均値fbgに所定ゲインK1 を乗算した値、
即ち、ノック判定レベル(=fbg×K1 )を越えている
かが判定される。ステップS204の判定条件が成立せ
ず、即ち、中心周波数f1 の信号レベルがそのノック判
定レベル(=fbg×K1 )以下と小さいときにはステッ
プS205に移行する。
【0031】ステップS205では、中心周波数f2 の
信号レベルが中心周波数f5 ,f6における信号レベル
の平均値fbgに所定ゲインK2 を乗算した値、即ち、ノ
ック判定レベル(=fbg×K2 )を越えているかが判定
される。ステップS205の判定条件が成立せず、即
ち、中心周波数f2 の信号レベルがそのノック判定レベ
ル(=fbg×K2 )以下と小さいときにはステップS2
06に移行する。ステップS206では、中心周波数f
3 の信号レベルが中心周波数f5 ,f6 における信号レ
ベルの平均値fbgに所定ゲインK3 を乗算した値、即
ち、ノック判定レベル(=fbg×K3 )を越えているか
が判定される。ステップS206の判定条件が成立せ
ず、即ち、中心周波数f3 の信号レベルがそのノック判
定レベル(=fbg×K3 )以下と小さいときにはステッ
プS207に移行する。
【0032】ステップS207では、中心周波数f4 の
信号レベルが中心周波数f5 ,f6における信号レベル
の平均値fbgに所定ゲインK4 を乗算した値、即ち、ノ
ック判定レベル(=fbg×K4 )を越えているかが判定
される。ステップS207の判定条件が成立せず、即
ち、中心周波数f4 の信号レベルがそのノック判定レベ
ル(=fbg×K4 )以下と小さいときにはステップS2
08に移行する。ステップS208では、この燃焼タイ
ミングではノック発生なし時と判定され、本ルーチンを
終了する。この判定結果はマイクロコンピュータ30に
送出され、ノックなし時制御として周知の点火時期の進
角制御等が実行される。
【0033】一方、ステップS204の判定条件が成
立、即ち、中心周波数f1 の信号レベルがそのノック判
定レベル(=fbg×K1 )を越え大きいとき、またはス
テップS205の判定条件が成立、即ち、中心周波数f
2 の信号レベルがそのノック判定レベル(=fbg×K2
)を越え大きいとき、またはステップS206の判定
条件が成立、即ち、中心周波数f3 の信号レベルがその
ノック判定レベル(=fbg×K3 )を越え大きいとき、
またはステップS207の判定条件が成立、即ち、中心
周波数f4 の信号レベルがそのノック判定レベル(=f
bg×K4 )を越え大きいときにはステップS209に移
行する。ステップS209では、この燃焼タイミングで
ノック発生有り時と判定され、本ルーチンを終了する。
この判定結果はマイクロコンピュータ30に送出され、
ノック有り時制御として周知の点火時期の遅角制御等が
実行される。
【0034】このように、本変形例の内燃機関のノック
検出装置のDSP20のノック判定部23にて達成され
るノック判定手段は、DSP20の周波数解析部22に
て達成される複数の信号抽出手段のうち所定の幾つかの
信号抽出手段による中心周波数f5 ,f6 の信号レベル
の平均値fbg{=(f5 +f6 )/2}を基準とし、そ
の他の信号抽出手段による中心周波数f1 ,f2 ,…,
f4 の信号レベルと比較するものである。また、本変形
例の内燃機関のノック検出装置のDSP20の周波数解
析部22にて達成される所定の幾つかの信号抽出手段
は、ノック特有の周波数帯域と異なる周波数帯域である
中心周波数f5 ,f6 の信号レベルを抽出するものであ
る。
【0035】つまり、内燃機関の1燃焼タイミングにお
ける複数の周波数帯域別の信号レベルとして、ノック特
有の周波数帯域の中心周波数f1 ,f2 ,…,f4 の信
号レベルと、所定の幾つかのノック特有の周波数帯域と
異なりノックに影響されない周波数帯域の中心周波数f
5 ,f6 の信号レベルとが抽出される。そして、各中心
周波数f1 ,f2 ,…,f4 の信号レベルと中心周波数
f5 ,f6 の信号レベルの平均値fbg{=(f5 +f6
)/2}の信号レベルに所定ゲインK1 ,K2,…,K
4 を乗算したノック判定レベル(fbg×K1 ),(fbg
×K2 ),…,(fbg×K4 )との大小関係が比較判定
され、各中心周波数f1 ,f2 ,…,f4 の信号レベル
がそれぞれ対応するノック判定レベル(fbg×K1 ),
(fbg×K2 ),…,(fbg×K4 )を越えているとき
にはノック発生有りと判定される。これにより、内燃機
関の各気筒の1燃焼タイミングで抽出された複数の周波
数帯域別の信号レベルのみによってノック発生の有無を
正確に判定でき、ノック検出性も向上することができ
る。
【0036】次に、本発明の実施の形態の一実施例にか
かる内燃機関のノック検出装置で使用されているDSP
20におけるノック判定の処理手順の他の変形例を示す
図7のフローチャートに基づき、図8及び図9を参照し
て説明する。ここで、図8は周波数〔kHz 〕に対する
異なる機関回転速度2000,4000〔rpm〕でノ
ック発生有り時の各周波数帯域の中心周波数f1 ,f2
,…,f5 における信号レベルの相違を示す説明図で
ある。また、図9は機関回転速度〔rpm〕に対する1
つの中心周波数f2 の信号レベルとそのノック判定レベ
ル(=f5 ×K2)との関係を示す説明図である。な
お、このノック判定ルーチンは内燃機関の各気筒におけ
る1燃焼タイミング毎にDSP20にて繰返し実行され
る。
【0037】図7において、まず、ステップS301で
は、LPF13,14及びMPX15を介し、1燃焼タ
イミングにおいてA/D変換器21に読込まれたノック
センサ11またはノックセンサ12からの振動波形信号
がA/D変換される。次にステップS302に移行し
て、予め設定されたノック特有の周波数帯域の中心周波
数f1 ,f2 ,f3 ,f4 及びノック特有の周波数帯域
と異なりノックに影響されない周波数帯域の中心周波数
f5 についてそれぞれ周波数解析が実行され、各中心周
波数における信号レベルが求められる。次にステップS
303に移行して、内燃機関の機関回転速度が4000
〔rpm〕未満であるかが判定される。ステップS30
3の判定条件が成立せず、即ち、機関回転速度が400
0〔rpm〕以上と高いときにはステップS304に移
行し、中心周波数f1 の信号レベルが中心周波数f5 の
信号レベルに所定ゲインK1 を乗算した値、即ち、ノッ
ク判定レベル(=f5 ×K1 )を越えているかが判定さ
れる。ステップS304の判定条件が成立せず、即ち、
中心周波数f1 の信号レベルがそのノック判定レベル
(=f5 ×K1 )以下と小さいときにはステップS30
5に移行する。
【0038】ステップS305では、中心周波数f2 の
信号レベルが中心周波数f5 の信号レベルに所定ゲイン
K2 を乗算した値、即ち、ノック判定レベル(=f5 ×
K2)を越えているかが判定される。ステップS305
の判定条件が成立せず、即ち、中心周波数f2 の信号レ
ベルがそのノック判定レベル(=f5 ×K2 )以下と小
さいときにはステップS306に移行する。一方、ステ
ップS303の判定条件が成立、即ち、機関回転速度が
4000〔rpm〕未満と低いときにはステップS30
4及びステップS305がスキップされステップS30
6に移行することで、低周波数帯域でのノック判定が禁
止される。
【0039】この理由としては、図8に示すように、ノ
ック発生有り時の機関回転速度が4000〔rpm〕と
比べ4000〔rpm〕未満のノック発生有り時として
例えば、2000〔rpm〕における中心周波数f1 ,
f2 では信号レベルが低くなる傾向にある。つまり、図
9に機関回転速度〔rpm〕に対する中心周波数f2の
信号レベルとそのノック判定レベル(=f5 ×K2 )と
の関係を示すように、機関回転速度が低くなるほど中心
周波数f2 の信号レベルとそのノック判定レベル(=f
5 ×K2 )とが接近することとなる。このような機関回
転速度が低い領域で低周波数ノイズが発生するとノック
発生の有無を誤判定する確率が高くなるためである。
【0040】ステップS306では、中心周波数f3 の
信号レベルが中心周波数f5 の信号レベルに所定ゲイン
K3 を乗算した値、即ち、ノック判定レベル(=f5 ×
K3)を越えているかが判定される。ステップS306
の判定条件が成立せず、即ち、中心周波数f3 の信号レ
ベルがこのノック判定レベル(=f5 ×K3 )以下と小
さいときにはステップS307に移行する。
【0041】ステップS307では、中心周波数f4 の
信号レベルが中心周波数f5 の信号レベルに所定ゲイン
K4 を乗算した値、即ち、ノック判定レベル(=f5 ×
K4)を越えているかが判定される。ステップS307
の判定条件が成立せず、即ち、中心周波数f4 の信号レ
ベルがそのノック判定レベル(=f5 ×K4 )以下と小
さいときにはステップS308に移行する。ステップS
308では、この燃焼タイミングではノック発生なし時
と判定され、本ルーチンを終了する。この判定結果はマ
イクロコンピュータ30に送出され、ノックなし時制御
として周知の点火時期の進角制御等が実行される。
【0042】一方、ステップS304の判定条件が成
立、即ち、中心周波数f1 の信号レベルがそのノック判
定レベル(=f5 ×K1 )を越え大きいとき、またはス
テップS305の判定条件が成立、即ち、中心周波数f
2 の信号レベルがそのノック判定レベル(=f5 ×K2
)を越え大きいとき、またはステップS306の判定
条件が成立、即ち、中心周波数f3 の信号レベルがその
ノック判定レベル(=f5×K3 )を越え大きいとき、
またはステップS307の判定条件が成立、即ち、中心
周波数f4 の信号レベルがそのノック判定レベル(=f
5 ×K4 )を越え大きいときにはステップS309に移
行する。ステップS309では、この燃焼タイミングで
ノック発生有り時と判定され、本ルーチンを終了する。
この判定結果はマイクロコンピュータ30に送出され、
ノック有り時制御として周知の点火時期の遅角制御等が
実行される。
【0043】このように、本変形例の内燃機関のノック
検出装置のDSP20のノック判定部23にて達成され
るノック判定手段は、ノック判定に用いるDSP20の
周波数解析部22にて達成される信号抽出手段の数を、
内燃機関の運転条件として機関回転速度に応じて変更す
るものである。つまり、機関回転速度が4000〔rp
m〕未満であるときにはノック特有の周波数帯域と異な
りノックに影響されない周波数帯域の中心周波数f1 ,
f2 の信号レベルが、ノック発生有り時であっても低く
なる傾向にある。このため、機関回転速度が4000
〔rpm〕以上のときには、ノック特有の周波数帯域と
異なりノックに影響されない周波数帯域の中心周波数f
1 ,f2 ,…,f4 の4つの信号レベルを用いてノック
判定され、機関回転速度が4000〔rpm〕未満のと
きには、中心周波数f3 ,f4 の2つの信号レベルに変
更されノック判定される。これにより、内燃機関の各気
筒の1燃焼タイミングで抽出された複数の周波数帯域別
の信号レベルのみによってノック発生の有無を正確に判
定でき、ノック検出性も向上することができる。
【0044】ところで、上記変形例では、ノック判定に
用いるノック特有の周波数帯域と異なりノックに影響さ
れない周波数帯域の中心周波数の信号レベルの数、即
ち、信号抽出手段の数を内燃機関の運転条件として機関
回転速度に応じて変更しているが、本発明を実施する場
合には、これに限定されるものではなく、信号抽出手段
の数を内燃機関の気筒毎のノック発生状況に応じて変更
するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施の形態の一実施例にかか
る内燃機関のノック検出装置の全体構成を示すブロック
図である。
【図2】 図2は図1における各種信号の遷移状態を示
すタイムチャートである。
【図3】 図3は図1のDSPによるDSP処理の概要
を示すブロック図である。
【図4】 図4は本発明の実施の形態の一実施例にかか
る内燃機関のノック検出装置で使用されているDSPに
おけるノック判定の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図5】 図5は図4の周波数解析処理に対応する各周
波数帯域の中心周波数の信号レベルを示す説明図であ
る。
【図6】 図6は本発明の実施の形態の一実施例にかか
る内燃機関のノック検出装置で使用されているDSPに
おけるノック判定の処理手順の変形例を示すフローチャ
ートである。
【図7】 図7は本発明の実施の形態の一実施例にかか
る内燃機関のノック検出装置で使用されているDSPに
おけるノック判定の処理手順の他の変形例を示すフロー
チャートである。
【図8】 図8は図7の処理における周波数に対する異
なる機関回転速度でノック発生有り時の各周波数帯域の
中心周波数における信号レベルの相違を示す説明図であ
る。
【図9】 図9は図7の処理における機関回転速度に対
する1つの中心周波数の信号レベルとそのノック判定レ
ベルとの関係を示す説明図である。
【符号の説明】
11,12 ノックセンサ(信号検出手段) 20 DSP(信号抽出手段、ノック判定手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小久保 直樹 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 3G084 DA04 DA27 DA38 EA11 EB08 EB25 EC01 FA25 FA33

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関で発生する振動波形信号を検出
    する信号検出手段と、 前記信号検出手段で検出された前記振動波形信号を入力
    し複数の周波数帯域別に信号レベルを抽出する複数の信
    号抽出手段と、 前記複数の信号抽出手段によって抽出される前記内燃機
    関の1燃焼タイミングにおけるそれぞれの信号レベル同
    士を比較し、それらの大小関係に基づきノック判定する
    ノック判定手段とを具備することを特徴とする内燃機関
    のノック検出装置。
  2. 【請求項2】 前記ノック判定手段は、前記複数の信号
    抽出手段のうち所定の1つの信号抽出手段による信号レ
    ベルを基準とし、その他の信号抽出手段による信号レベ
    ルと比較することを特徴とする請求項1に記載の内燃機
    関のノック検出装置。
  3. 【請求項3】 前記所定の1つの信号抽出手段は、ノッ
    ク特有の周波数帯域と異なる周波数帯域の信号レベルを
    抽出することを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の
    ノック検出装置。
  4. 【請求項4】 前記ノック判定手段は、前記複数の信号
    抽出手段のうち所定の幾つかの信号抽出手段による信号
    レベルの平均値を基準とし、その他の信号抽出手段によ
    る信号レベルと比較することを特徴とする請求項1に記
    載の内燃機関のノック検出装置。
  5. 【請求項5】 前記所定の幾つかの信号抽出手段は、ノ
    ック特有の周波数帯域と異なる周波数帯域の信号レベル
    を抽出することを特徴とする請求項4に記載の内燃機関
    のノック検出装置。
  6. 【請求項6】 前記ノック判定手段は、ノック判定に用
    いる前記信号抽出手段の数を、前記内燃機関の運転条件
    または気筒毎に変更することを特徴とする請求項1に記
    載の内燃機関のノック検出装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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