JP2002044973A - 永久磁石モータの制御装置 - Google Patents
永久磁石モータの制御装置Info
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- JP2002044973A JP2002044973A JP2000226345A JP2000226345A JP2002044973A JP 2002044973 A JP2002044973 A JP 2002044973A JP 2000226345 A JP2000226345 A JP 2000226345A JP 2000226345 A JP2000226345 A JP 2000226345A JP 2002044973 A JP2002044973 A JP 2002044973A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インバータ装置が故障したり、また停電とな
っても、短時間で電動機を停止することができる永久磁
石モータの制御装置を提供することにある。 【解決手段】 インバータ装置の出力側に設けられた第
1開閉部と、該第1開閉部と電動機間に設けられた第2
開閉部と直列接続する抵抗器、及び第3開閉部と直列接
続するコンデンサとから構成され、電動機のダイナミッ
クフ゛レーキを掛ける際、前記抵抗器のフ゛レーキのみではフ゛レーキ
不足の場合前記コンデンサにより電動機の端子電圧を強
め磁束界磁とすることによってフ゛レーキ力をカバーするよ
うにしたものである。
っても、短時間で電動機を停止することができる永久磁
石モータの制御装置を提供することにある。 【解決手段】 インバータ装置の出力側に設けられた第
1開閉部と、該第1開閉部と電動機間に設けられた第2
開閉部と直列接続する抵抗器、及び第3開閉部と直列接
続するコンデンサとから構成され、電動機のダイナミッ
クフ゛レーキを掛ける際、前記抵抗器のフ゛レーキのみではフ゛レーキ
不足の場合前記コンデンサにより電動機の端子電圧を強
め磁束界磁とすることによってフ゛レーキ力をカバーするよ
うにしたものである。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は永久磁石モータのダ
イナミックブレーキ装置に係わり、特にインバータに異
常が発生したり、また停電した場合、速やかに停止させる
ための永久磁石モータの制御装置に関するものである。
イナミックブレーキ装置に係わり、特にインバータに異
常が発生したり、また停電した場合、速やかに停止させる
ための永久磁石モータの制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の永久磁石モータのダイナミックブ
レーキに関する制御装置の一例としては、図2に示さ
れ、2はインバータ装置、8は電動機、9はブレーキユ
ニット、91は抵抗器、92は半導体素子、10はコン
デンサである。なお、インバータ装置2の逆変換制御装
置については公知技術であると共に、本願発明とは直接
関係がないため、その説明を割愛する。図2において、
通常、運転されているラインを停止したい場合は、イン
バータの半導体素子92のゲートドライブを行う。この
ことによって、電動機8から出力される発電電圧は抵抗
器91を介して放電され、電動機8にダイナミックブレ
ーキがかかり、運転は停止される。
レーキに関する制御装置の一例としては、図2に示さ
れ、2はインバータ装置、8は電動機、9はブレーキユ
ニット、91は抵抗器、92は半導体素子、10はコン
デンサである。なお、インバータ装置2の逆変換制御装
置については公知技術であると共に、本願発明とは直接
関係がないため、その説明を割愛する。図2において、
通常、運転されているラインを停止したい場合は、イン
バータの半導体素子92のゲートドライブを行う。この
ことによって、電動機8から出力される発電電圧は抵抗
器91を介して放電され、電動機8にダイナミックブレ
ーキがかかり、運転は停止される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かよう
な手段では次に示すような課題がある。インバータ装置
2が何らかの原因で制御できなくなった場合、この異常
を検出して前述したようにブレーキユニット9によって
電動機8のブレーキをかけるが、完全に停止するまでに
時間がかかったり、また場合によっては相手機械を破損
したりすることがある。また、停電した場合において
も、同様な課題がある。
な手段では次に示すような課題がある。インバータ装置
2が何らかの原因で制御できなくなった場合、この異常
を検出して前述したようにブレーキユニット9によって
電動機8のブレーキをかけるが、完全に停止するまでに
時間がかかったり、また場合によっては相手機械を破損
したりすることがある。また、停電した場合において
も、同様な課題がある。
【0004】本発明は上述した点に鑑みて創案されたも
ので、その目的とするところは、インバータ装置が故障
したり、また停電しても、短時間で永久磁石モータを停
止させると共に、相手機械を破損させない永久磁石モー
タの制御装置を提供することにある。
ので、その目的とするところは、インバータ装置が故障
したり、また停電しても、短時間で永久磁石モータを停
止させると共に、相手機械を破損させない永久磁石モー
タの制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】つまり、その目的を達成
するための手段は、 1.請求項1において、インバータ装置の出力側に設け
られた第1開閉部と、該第1開閉部と電動機(永久磁石
モータ)間に設けられた第2開閉部と直列接続する抵抗
器、及び第3開閉部と直列接続するコンデンサとから構
成され、前記電動機のダイナミックブレーキをかける際、
前記抵抗器のブレーキのみではブレーキ不足の場合、前
記コンデンサにより電動機の端子電圧を強め磁束界磁と
することによってブレーキ力をカバーすることを特徴と
した永久磁石モータの制御装置である。
するための手段は、 1.請求項1において、インバータ装置の出力側に設け
られた第1開閉部と、該第1開閉部と電動機(永久磁石
モータ)間に設けられた第2開閉部と直列接続する抵抗
器、及び第3開閉部と直列接続するコンデンサとから構
成され、前記電動機のダイナミックブレーキをかける際、
前記抵抗器のブレーキのみではブレーキ不足の場合、前
記コンデンサにより電動機の端子電圧を強め磁束界磁と
することによってブレーキ力をカバーすることを特徴と
した永久磁石モータの制御装置である。
【0006】2.請求項2において、同期制御運転を行
う輪転機、樹脂や金属の加工装置、搬送装置、印刷装置
などの電動機に適用する請求項1記載の永久磁石モータ
の制御装置である。以下、本発明の一実施例を図面に基
いて詳述する。
う輪転機、樹脂や金属の加工装置、搬送装置、印刷装置
などの電動機に適用する請求項1記載の永久磁石モータ
の制御装置である。以下、本発明の一実施例を図面に基
いて詳述する。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例を示す永
久磁石モータの制御装置の構成図であり、1は電源、2
はインバータ装置、3は第1開閉部、4は第2開閉部、
5は抵抗器、6は第3開閉部、7はコンデンサ、8は電
動機(永久磁石モータ)である。図1において、本発明
の永久磁石モータの制御装置は、インバータ装置2の出
力側に設けられた第1開閉部3と、この第1開閉部3と
電動機(永久磁石モータ)8間に設けられた第2開閉部
4と直列接続する抵抗器5、及び第3開閉部6と直列接
続するコンデンサ7とから構成されている。
久磁石モータの制御装置の構成図であり、1は電源、2
はインバータ装置、3は第1開閉部、4は第2開閉部、
5は抵抗器、6は第3開閉部、7はコンデンサ、8は電
動機(永久磁石モータ)である。図1において、本発明
の永久磁石モータの制御装置は、インバータ装置2の出
力側に設けられた第1開閉部3と、この第1開閉部3と
電動機(永久磁石モータ)8間に設けられた第2開閉部
4と直列接続する抵抗器5、及び第3開閉部6と直列接
続するコンデンサ7とから構成されている。
【0008】本願発明の特徴とするところは、電動機8
のダイナミックブレーキをかける際、抵抗器5のブレー
キのみではブレーキ不足の場合、コンデンサ7により電
動機8の端子電圧を強め磁束界磁とすることによってブ
レーキ力をカバーするものである。
のダイナミックブレーキをかける際、抵抗器5のブレー
キのみではブレーキ不足の場合、コンデンサ7により電
動機8の端子電圧を強め磁束界磁とすることによってブ
レーキ力をカバーするものである。
【0009】次に、その作用について説明する。一例とし
て、同期制御運転を行っている輪転機において、インバ
ータ装置2に異常が発生すると、この異常を検出して永
久磁石モータ8を停止させるべく第1開閉部3は解放さ
れる。この時、これまで電源1の最大電圧で同期制御が
行われていたが、インバータ装置2の同期制御ができな
くなったために、永久磁石モータ8はコントロールでき
なくなり、機械内で紙づまりや紙切れを引き起こし、最
悪の場合機械の破損に到る。
て、同期制御運転を行っている輪転機において、インバ
ータ装置2に異常が発生すると、この異常を検出して永
久磁石モータ8を停止させるべく第1開閉部3は解放さ
れる。この時、これまで電源1の最大電圧で同期制御が
行われていたが、インバータ装置2の同期制御ができな
くなったために、永久磁石モータ8はコントロールでき
なくなり、機械内で紙づまりや紙切れを引き起こし、最
悪の場合機械の破損に到る。
【0010】その後、第2開閉部4が閉じられ、抵抗器5
を介して放電される。しかし、この放電だけでは特に低
速時においてはブレーキ力が弱いため、第3開閉部6を
閉じることによって、発電電圧はコンデンサ7によって
自己励磁作用を引き起こし、永久磁石モータ8の端子電
圧が上昇し、ダイナミックブレーキ力が増大する。この
ことによって、異常が発生した時点から短時間で永久磁
石モータ8を停止することができる。またこの作用は、
停電した場合でも、それぞれの開閉部を所定時間オンさ
せるようにしておけば、同様の効果が期待できる。
を介して放電される。しかし、この放電だけでは特に低
速時においてはブレーキ力が弱いため、第3開閉部6を
閉じることによって、発電電圧はコンデンサ7によって
自己励磁作用を引き起こし、永久磁石モータ8の端子電
圧が上昇し、ダイナミックブレーキ力が増大する。この
ことによって、異常が発生した時点から短時間で永久磁
石モータ8を停止することができる。またこの作用は、
停電した場合でも、それぞれの開閉部を所定時間オンさ
せるようにしておけば、同様の効果が期待できる。
【0011】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
インバータ装置の出力側に設けられた第1開閉部と、こ
の第1開閉部と電動機(永久磁石モータ)間に設けられ
た第2開閉部と直列接続する抵抗器、及び第3開閉部と
直列接続するコンデンサを設けたことによって、機械の
損傷のみならず、短時間で永久磁石モータを停止するこ
とができ、実用上、極めて有用性の高いものである。
インバータ装置の出力側に設けられた第1開閉部と、こ
の第1開閉部と電動機(永久磁石モータ)間に設けられ
た第2開閉部と直列接続する抵抗器、及び第3開閉部と
直列接続するコンデンサを設けたことによって、機械の
損傷のみならず、短時間で永久磁石モータを停止するこ
とができ、実用上、極めて有用性の高いものである。
【図1】図1は本発明の一実施例を示す永久磁石モータ
の制御装置の構成図である。
の制御装置の構成図である。
【図2】従来の一例を示す永久磁石モータの制御装置の
構成図である。
構成図である。
【符号の説明】 1 電源 2 インバータ装置 3 第1開閉部 4 第2開閉部 5 抵抗器 6 第3開閉部 7 コンデンサ 8 電動機(永久磁石モータ) 9 ブレーキユニット 91 抵抗器 92 半導体素子 10 コンデンサ
Claims (2)
- 【請求項1】 インバータ装置の出力側に設けられた第
1開閉部と、該第1開閉部と電動機(永久磁石モータ)
間に設けられた第2開閉部と直列接続する抵抗器、及び
第3開閉部と直列接続するコンデンサとから構成され、
前記電動機のダイナミックブレーキをかける際、前記抵
抗器のブレーキのみではブレーキ不足の場合、前記コン
デンサにより電動機の端子電圧を強め磁束界磁とするこ
とによってブレーキ力をカバーすることを特徴とした永
久磁石モータの制御装置。 - 【請求項2】 同期制御運転を行う輪転機、樹脂や金属
の加工装置、搬送装置、印刷装置などの電動機に適用す
る請求項1記載の永久磁石モータの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000226345A JP2002044973A (ja) | 2000-07-27 | 2000-07-27 | 永久磁石モータの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000226345A JP2002044973A (ja) | 2000-07-27 | 2000-07-27 | 永久磁石モータの制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002044973A true JP2002044973A (ja) | 2002-02-08 |
Family
ID=18719980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000226345A Pending JP2002044973A (ja) | 2000-07-27 | 2000-07-27 | 永久磁石モータの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002044973A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003049256A3 (en) * | 2001-12-01 | 2003-08-21 | Iskra Wind Turbine Manufacture | Ac synchronous generator incorporating a braking mechansim |
WO2008049958A2 (en) * | 2006-10-17 | 2008-05-02 | Abb Oy | Arrangement in a synchronous machine and method of connecting a synchronous machine |
JP2008161049A (ja) * | 2006-12-22 | 2008-07-10 | Heidelberger Druckmas Ag | 印刷機のための安全な電気制動装置 |
WO2019034287A1 (de) * | 2017-08-16 | 2019-02-21 | Sew-Eurodrive Gmbh & Co. Kg | Antrieb, aufweisend einen synchronmotor und einen umrichter |
-
2000
- 2000-07-27 JP JP2000226345A patent/JP2002044973A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003049256A3 (en) * | 2001-12-01 | 2003-08-21 | Iskra Wind Turbine Manufacture | Ac synchronous generator incorporating a braking mechansim |
WO2008049958A2 (en) * | 2006-10-17 | 2008-05-02 | Abb Oy | Arrangement in a synchronous machine and method of connecting a synchronous machine |
WO2008049958A3 (en) * | 2006-10-17 | 2008-06-19 | Abb Oy | Arrangement in a synchronous machine and method of connecting a synchronous machine |
JP2008161049A (ja) * | 2006-12-22 | 2008-07-10 | Heidelberger Druckmas Ag | 印刷機のための安全な電気制動装置 |
WO2019034287A1 (de) * | 2017-08-16 | 2019-02-21 | Sew-Eurodrive Gmbh & Co. Kg | Antrieb, aufweisend einen synchronmotor und einen umrichter |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070523 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090209 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090407 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090728 |