JP2002044894A - 回転電機の絶縁部材 - Google Patents

回転電機の絶縁部材

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JP2002044894A
JP2002044894A JP2000225706A JP2000225706A JP2002044894A JP 2002044894 A JP2002044894 A JP 2002044894A JP 2000225706 A JP2000225706 A JP 2000225706A JP 2000225706 A JP2000225706 A JP 2000225706A JP 2002044894 A JP2002044894 A JP 2002044894A
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Hiroshi Morohashi
宏 諸橋
Tatsuya Noda
達哉 野田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組付け性を著しく低下させることなくコアと
絶縁部材とのクリアランスを小さくし、巻線スペースを
増し線積率を確保できる絶縁部材を提供すること。 【解決手段】 絶縁部材2をコア1の筒部11の周方向
に複数個分割された絶縁片2A〜2Fから構成し、絶縁
片2A〜2Fに少なくとも1個の突極部5の周方向側面
51、52に沿ってコア1の軸方向に延び、側面51、
52の全体を覆う第1被覆部21a、21bと、第1被
覆部21a、21bの軸方向一端側を連結すると共に少
なくとも1個の突極部5の軸方向一端面53を覆う第2
被覆部22を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転電機の絶縁部
材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の回転電機の絶縁部材としては、例
えば特開平8−149732号公報に示されているよう
に、筒部に複数個の突極部が周方向に間隔を置いて径方
向外方に突設されてなるコアに嵌着されるものがある。
この絶縁部材は、コアの軸方向に二分割されており、こ
の両分割体はコアの筒部外周を被覆する基部と、該基部
から径方向に複数個、突設されて各突極部を夫々被覆す
る複数のボビン部とが一体成形されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の絶縁部材においては、各突極部を夫々被覆する複数の
ボビン部が一体成形されているので、組付け性の確保と
公差の積み上げを考慮すると、コアと絶縁部材とのクリ
アランスを大きくする必要があり、その結果、巻線スペ
ースが減少され線積率が低下するという問題があった。
尚、この問題は、特にコアの突極部の数が増えると顕著
である。この問題は、コアと絶縁部材とのクリアランス
を小さくすれば解消することは可能であるが、これによ
るとコアに対する絶縁部材の組付け性の著しい低下を招
き、絶縁部材の組付け不良が生じる恐れがあった。
【0004】それゆえ、本発明は、組付け性を著しく低
下させることなくコアと絶縁部材とのクリアランスを小
さくし、巻線スペースを増し線積率を確保できる絶縁部
材を提供することを、その技術的課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために講じた、本発明の第1の手段は、筒部に複数個
の突極部が周方向に間隔を置いて径方向に突設されてな
るコアに嵌着され、前記突極部に巻回されるコイルと前
記コアとを絶縁する回転電機の絶縁部材において、前記
絶縁部材を前記筒部の周方向に複数個分割された絶縁片
から構成し、該絶縁片に少なくとも1個の前記突極部の
周方向側面に沿って前記コアの軸方向に延び、前記周方
向側面全体を覆う一対の第1被覆部と、該第1被覆部の
軸方向一端側を連結すると共に前記少なくとも1個の突
極部の軸方向一端面を覆う第2被覆部を設けたことであ
る。
【0006】上記した手段によれば、分割された絶縁片
とそれに対応するそれぞれの突極部とにおいてのみ組付
け性の確保と公差の積み上げを考慮すればよいため、コ
アと絶縁部材とのクリアランスを大きくする必要はな
い。また、コイルの巻回により第1被覆部の軸方向他端
面が突極部の周方向側面に押し付けられることで更に一
層絶縁部材とコアとのクリアランスを小さくできる。し
たがって、巻線スペースを増し線積率を確保することが
できる。
【0007】本発明の第2の手段は、筒部に複数個の突
極部が周方向に間隔を置いて径方向に突設されてなるコ
アに嵌着され、前記突極部に巻回されるコイルと前記コ
アとを絶縁する回転電機の絶縁部材において、前記絶縁
部材を前記筒部の周方向に複数個分割された絶縁片から
構成し、該絶縁片に互いに隣合う前記突極部の対向する
周方向側面に沿って前記コアの軸方向に延び、前記周方
向側面全体を覆う一対の被覆部と、該被覆部の軸方向一
端側を連結する連結部を設けたことである。
【0008】上記した手段によれば、分割された絶縁片
とそれに対応するそれぞれの巻線空間部とにおいてのみ
組付け性の確保と公差の積み上げを考慮すればよいた
め、コアと絶縁部材とのクリアランスを大きくする必要
はない。また、コイルの巻回により被覆部の軸方向他端
側が隣合う突極部の対向する周方向側面に押し付けられ
ることで更に一層絶縁部材とコアとのクリアランスを小
さくできる。したがって、巻線スペースを増し線積率を
確保することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従った回転電機の
絶縁部材の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0010】図1、図2は、本発明の第1実施形態を示
し、円筒状のコア1内に回転可能にロータ3を配設し、
コア1に巻回されるコイル4を通電することでロータ3
を回転させる電動機に本発明を適用したものである。
【0011】図1及び図2において、コア1は、磁性材
料から成る環状の鋼板が積層されたもので、筒部11に
6個の突極部5が周方向に等間隔に径方向内方に突設さ
れている。尚、図2には、2個の突極部5のみを示す。
【0012】図1に示すように、コア1には樹脂材料か
ら成る絶縁部材2が嵌着されている。本第1実施形態に
おいては、絶縁部材2は、コア1の筒部11の周方向に
6個分割された絶縁片2A〜2Fから構成されている。
各絶縁片2A(2B〜2F)は、図2に示すように、突
極部5の周方向側面51、52に沿って突極部5の軸方
向に延び、側面51、52を被覆する一対の第1被覆部
21a、21bと、該第1被覆部21a、21bの軸方
向一端側を連結すると共に突極部5の軸方向一端面53
を被覆する第2被覆部22を有している。これら各絶縁
片2A(2B〜2F)は、図2に示すように、突極部5
の軸方向一端側から他端側へ向けて第1被覆部21a、
21bを突極部5の周方向側面51、52上に嵌挿する
ことでコア1に取り付けられる。尚、突極部5の径方向
内端には、周方向に延びるティース部54が形成されて
いて、各絶縁片2A(2B〜2F)の第1被覆部21
a、21bの径方向内端にはティース部54の外周面に
沿うようにフランジ部23a、23bが形成されてい
る。これらフランジ部23a、23bは、軸方向一端側
で互いに連結されていて、軸方向一端側には突極部5の
軸方向一端面53(第2被覆部22)よりも軸方向に突
出して延在するコイル受け部23cが形成されている。
また、フランジ部23a、23bの軸方向他端側には、
突極部5の軸方向他端面よりも軸方向に突出して延在す
るコイル受け部23d、23eが形成されている。
【0013】また、各絶縁片2A(2B〜2F)の第1
被覆部21a、21bの径方向外端には、コア1の筒部
11の内周面に沿って延びる外周部25が形成されてい
る。外周部25は、軸方向に突極部5の軸方向長さより
も長く延在していると共に、周方向には互いに隣合う突
極部5間の間隔Sの中間部迄延在している。
【0014】また、各絶縁片2A(2B〜2F)の第1
被覆部21a、21bの軸方向長さは、突極部5の軸方
向長さよりも僅かに長く設定されていて、第1被覆部2
1a、21bの軸方向他端には、図3に示すように互い
に対向する側に突出した係止部24a、24bが形成さ
れている。これら係止部24a、24b間の間隔は、突
極部5の周方向長さよりも小さく設定されている。これ
により、係止部24a、24bは、各絶縁片2A(2B
〜2F)が上記したようにコア1に取り付けられたとき
に、突極部5の他端面に係止され、各絶縁片2A(2B
〜2F)とコア1との軸方向の相対移動が規制される。
【0015】以上の構成から成る本第1実施形態におい
ては、各絶縁片2A〜2Fが各突極部5に組付けられた
後、第1被覆部21a、21b、第2被覆部22及びフ
ランジ部23a、23bで被覆されている突極部5にコ
イル4が巻回される。このとき、第1被覆部21a、2
1b、第2被覆部22及びフランジ部23a、23bに
より突極部5とコイル4間が良好に絶縁されると共に、
コイル受け部23c、23d、23eによりコイル4の
倒れ込みが防止され良好にコイル4が巻回される。ま
た、突極部5の軸方向他端側は各絶縁片により被覆され
ていないが、係止部24a、24bによりコイル4と突
極部5の軸方向他端との間に隙間が保たれ、コイル4と
突極部5とが接触することはない。また、コイル4とコ
ア1の筒部11の内周との接触は外周部25により防止
されている。
【0016】上記した第1実施形態によれば、分割され
た絶縁部片2A〜2Fとそれに対応するそれぞれの突極
部5とにおいてのみ組付け性の確保と公差の積み上げを
考慮すればよいため、コア1(突極部5)と絶縁部材2
(絶縁片2A〜3F)とのクリアランスを大きくする必
要はない。更に、各絶縁片2A〜2Fの第1被覆部21
a、21b及び第2被覆部22でで被覆されている突極
部5の外周にコイル4が巻かれると、コイル4の締付け
力により第1被覆部21a、21bがそれぞれ突極部5
の周方向側面51、52に押さえつけられ、突極部5と
絶縁部材2とのクリアランスをより小さくできる。した
がって、絶縁部材2の組付け性を著しく低下することな
く、巻線スペースを増し線積率を確保することができ
る。
【0017】また、係止部24a、24bにより各絶縁
片2A〜2Fをコア1に良好に仮組付けできるので、組
付け性を向上することができる。
【0018】上記した第1実施形態においては、1個の
突極部5を被覆する絶縁部片2A〜2Fを示したが、本
発明の実施にあたっては各絶縁片2A〜2Fを2〜3組
づつに一体成形しても良い。
【0019】次に、本発明の第2実施形態を説明する。
本第2実施形態においても、上記した第1実施形態と同
様に、図4に示すように、絶縁部材6は、コア1の6個
の突極部5に対応してコア1の筒部11の周方向に6個
分割された絶縁片6A、6B(尚、図4には絶縁片及び
突極部を夫々2個のみ示す)から構成されている。以下
に絶縁片6Aを代表して説明する。尚、図4に示すコア
1は、図2に示すコアと同じであり、コア1の各部につ
いては図2で付したのと同じ番号符号を付すことで説明
は省略する。
【0020】絶縁片6Aは、図4に示すように、互いに
隣合う突極部5の対向する周方向側面52、55に沿っ
て突極部5の軸方向に延び、側面52、55を被覆する
一対の被覆部61a、61bと、該被覆部61a、61
bの軸方向一端側を連結する連結部62を有している。
絶縁片6Aは、図4に示すように、突極部5の軸方向他
端側から一端側へ向けて被覆部61a、61bを隣合う
突極部5間の間隔S内に周方向側面52、55に沿って
嵌挿することでコア1に取り付けられる。
【0021】絶縁片6Aの被覆部61a、61bの径方
向内端には、隣合う突極部5間の間隔S内に露呈する各
ティース部54の外周面に沿うようにフランジ部63
a、63bが形成されている。これらフランジ部63
a、63bの軸長は、突極部5の軸長よりも長くされて
おり、フランジ部63a、63bの軸方向端部には、突
極部5の軸方向一端面53、57及び軸方向他端面より
も軸方向に突出して延在するコイル受け部が夫々形成さ
れている。
【0022】各被覆部61a、61bの軸方向一端側
(図4において下端)には、筒部11の周方向に互いに
反対側に突出する突部65a、65bが形成されてい
る。これら突部65a、65bは、突極部5の軸方向他
端面(図4において下側の面)の周方向長さの半分迄の
長さをもって周方向に延在しており、上記したようにコ
ア1に絶縁片6Aが取り付けられたときに突極部5の軸
方向他端面の周方向半分を被覆するように構成されてい
る。尚、図4から明らかなように、図4の右側の突極部
5とそれの右側に隣接した突極部(図4には図示されて
いない)との間の間隔内に嵌挿される絶縁片6Bの被覆
部の軸方向一端側にも同様に突部が形成されることで、
突極部5の軸方向他端面は夫々隣合う2つの絶縁片によ
り被覆される。
【0023】連結部62は、絶縁片6Aの被覆部61
a、61bの軸方向一端側を径方向外端にて連結してい
て、コア1の筒部11の内周面に沿って延びている。連
結部62には、軸方向他端側に連続的に延び、被覆部6
1a、61bの径方向外端に夫々連結されると共にコア
1の筒部11の内周面に沿って周方向に延びる一対の外
周部66a、66bが形成されている。外周部66a、
66bは、軸方向に突極部5の軸方向長さよりも長く延
在していると共に、周方向にはスリット67を介して隔
離されている。
【0024】絶縁片6Aの被覆部61a、61bの軸方
向長さは、突極部5の軸方向長さよりも僅かに長く設定
されていて、被覆部61a、61bの軸方向他端には、
互いに逆向きに突出した係止部64a、64bが形成さ
れている。これら係止部64a、64b間の周方向間隔
は、隣合う突極部5間の間隔Sよりも大きく設定されて
いる。これにより、係止部64a、64bは、絶縁片6
Aが上記したようにコア1に取り付けられたときに、突
極部5の一端面に係止されることで各絶縁片6Aとコア
1との軸方向の相対移動が規制される。このため、絶縁
部材6がコア1に組付けられた後の工程及びコイルの巻
線作業において絶縁部材6がずれたり外れたりしないた
め、作業を簡略化することができ、組付け性の向上を図
ることができる。
【0025】以上の構成から成る本第2実施形態におい
ては、各絶縁片6Aが各突極部5に組付けられた後、被
覆部61a、61b、フランジ部63a、63b及び突
部65a、65bで被覆されている突極部5に図示しな
いコイルが巻回される。このとき、被覆部61a、61
b、フランジ部63a、63b及び突部65a、65b
により突極部5とコイル4間が良好に絶縁されると共
に、コイル受け部によりコイルの倒れ込みが防止され良
好にコイルが巻回される。また、突極部5の軸方向一端
側は各絶縁片により被覆されていないが、係止部64
a、64bによりコイル4と突極部5の軸方向一端との
間に隙間が保たれ、コイル4と突極部5とが接触するこ
とはない。また、コイル4とコア1の筒部11の内周と
の接触は連結部62及び外周部66a、66bにより防
止されている。
【0026】上記した第2実施形態によれば、分割され
た絶縁片6Aとそれに対応するそれぞれの間隙Sとにお
いてのみ組付け性の確保と公差の積み上げを考慮すれば
よいため、コア1と絶縁部材6とのクリアランスを大き
くする必要はない。更に、絶縁片6Aの被覆部61a、
61b、フランジ部63a、63b及び突部65a、6
5bで被覆されている突極部5の外周にコイルが巻かれ
ると、コイルの締付け力により被覆部61a、61bが
突極部5の周方向側面52、55に押さえつけられ、突
極部5と絶縁部材6とのクリアランスをより小さくす
る。したがって、絶縁部材6の組付け性を著しく低下す
ることなく、巻線スペースを増し線積率を確保すること
ができる。
【0027】上記した第2実施形態においては、互いに
隣合う突極部5間の間隔Sに各絶縁片を嵌挿する例を示
したが、本発明の実施にあたっては図5に変形例を示す
ように隣合う2つの間隔に夫々嵌挿される2組の絶縁片
を一体に設けて絶縁部材70を構成しても良い。尚、こ
の変形例については、絶縁部材の各部分の構成は図4に
示したものと同じであり、図5において、一方の間隔に
嵌挿される左側に示す絶縁部材の各部分に図4で用いた
番号符号に10を加えた番号符号を付し、右側に示す絶
縁部材の各部分に図4で用いた番号符号に20を加えた
番号符号を付すことで説明は省略する。
【0028】上記した第1実施形態および第2実施形態
では、突極部がコアの筒部より径方向内方に突設されて
いる回転電機に用いられる絶縁部材に本発明を実施した
例を示したが、本発明は突極部がコアの筒部より径方向
外方に突設されている回転電機に用いられる絶縁部材に
実施することもできる。
【0029】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、絶縁部材
のコアへの組付け性を著しく低下させることなく、コア
と絶縁部材のクリアランスを小さくし、コイルの巻線ス
ペースを増し線積率を確保することができる。また、絶
縁部材の単体形状が小さくなり成形に必要な型を小さく
できるため、絶縁部材の生産性を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従った回転電機の絶縁部材の第1実施
形態を示す正面図である。
【図2】図1に示す第1実施形態における絶縁片とコア
との関係を示す分解斜視図である。
【図3】図2のA部拡大図である。
【図4】図1に示す第1実施形態における絶縁片とコア
との関係を示す分解斜視図である。
【図5】図4に示す第2実施形態の変形例を示す斜視図
である。
【符号の説明】 1 コア 2、6 絶縁部材 2A〜2F、6A、6B 絶縁片 4 コイル 5 突極部 11 筒部 21a、21b 第1被覆部 22 第2被覆部 24a、24b 係止部 51、52、55 周方向側面 61a、61b 被覆部 62 連結部 64a、64b 係止部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒部に複数個の突極部が周方向に間隔を
    置いて径方向に突設されてなるコアに嵌着され、前記突
    極部に巻回されるコイルと前記コアとを絶縁する回転電
    機の絶縁部材において、前記絶縁部材を前記筒部の周方
    向に複数個分割された絶縁片から構成し、該絶縁片に少
    なくとも1個の前記突極部の周方向側面に沿って前記コ
    アの軸方向に延び、前記周方向側面全体を覆う一対の第
    1被覆部と、該第1被覆部の軸方向一端側を連結すると
    共に前記少なくとも1個の突極部の軸方向一端面を覆う
    第2被覆部を設けたことを特徴とする回転電機の絶縁部
    材。
  2. 【請求項2】 筒部に複数個の突極部が周方向に間隔を
    置いて径方向に突設されてなるコアに嵌着され、前記突
    極部に巻回されるコイルと前記コアとを絶縁する回転電
    機の絶縁部材において、前記絶縁部材を前記筒部の周方
    向に複数個分割された絶縁片から構成し、該絶縁片に互
    いに隣合う前記突極部の対向する周方向側面に沿って前
    記コアの軸方向に延び、前記周方向側面全体を覆う一対
    の被覆部と、該被覆部の軸方向一端側を連結する連結部
    を設けたことを特徴とする回転電機の絶縁部材。
  3. 【請求項3】 前記突極部に係止され前記絶縁片と前記
    コアとの軸方向の相対移動を規制する係止部が前記第1
    被覆部または前記被覆部に設けられていることを特徴と
    する請求項1または2に記載の回転電機の絶縁部材。
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