JP2002043820A - アンテナ又はレーダマウント駆動装置 - Google Patents

アンテナ又はレーダマウント駆動装置

Info

Publication number
JP2002043820A
JP2002043820A JP2000219998A JP2000219998A JP2002043820A JP 2002043820 A JP2002043820 A JP 2002043820A JP 2000219998 A JP2000219998 A JP 2000219998A JP 2000219998 A JP2000219998 A JP 2000219998A JP 2002043820 A JP2002043820 A JP 2002043820A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
radar
supported
actuator
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000219998A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Sawa
学 澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2000219998A priority Critical patent/JP2002043820A/ja
Publication of JP2002043820A publication Critical patent/JP2002043820A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンテナ又はレーダマウント駆動装置に関
し、2軸回転可能な駆動機構を有し、アンテナ又はレー
ダの位置及び姿勢を拘束し、駆動機構により、アンテナ
又はレーダをベース部に対して駆動し得る構成とするこ
とで、位置決め性を確保し、高精度な位置決め、機構の
大型化を実現し得ることを目的とする。 【解決手段】 ベース部31にアンテナ32又はレーダ
を2軸回転自由ジョイントを介して支持し、上記ベース
部31と上記アンテナ32又はレーダを少なくとも2個
のアクチュエータ33で支承することにより、上記アン
テナ32又はレーダの位置及び姿勢を拘束し、上記アク
チュエータ33を駆動することにより、上記アンテナ3
2又はレーダを上記ベース部31に対して駆動し得るよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アンテナ又はレ
ーダを駆動するマウント駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は従来のアンテナマウント駆動装
置の斜視図で、1はアンテナ、3はベース部で、旋回軸
受4が支持固定されている。旋回軸受4は軸5を回転自
在に支承し、軸5はアクチュエータ6で回転駆動され
る。7は軸5に支持固定された旋回軸受で、アンテナ1
を有する軸14を回転自在に支承する。15は軸14を
回転駆動するアクチュエータである。軸14,アンテナ
1,旋回軸受7及びアクチュエータ15が軸5に支持さ
れている。この従来例では、2軸回転自由なアンテナマ
ウントを構成する場合に、1軸回転の旋回軸受と1個の
アクチュエータを組み合わせた1軸回転駆動機構を2個
シリアルに連結することにより構成されていた。これ
は、一駆動機構が他の駆動機構をも支持し駆動する必要
があり、2種類のアクチュエータを個別に設計する必要
がある。そのため、構造が大型となる問題点があった。
【0003】図11は例えば、実開平2‐60309号
公報(実願昭63‐138791号明細書)に示された
従来のアンテナマウント駆動装置を示す図で、(a) はそ
の側面断面図、(b) はその正面図、(c) はその背面図で
ある。図において、1はパラボラアンテナ、2は球面軸
受、3はベース部である。このベース部3の上部の突出
部3bの前面には球面軸受2が設けられ、これにパラボ
ラアンテナ1の球面回転軸1aが嵌め込まれ、自在に動
けるようになっている。また、ベース部3の支柱部3a
の前面には、アンテナ駆動部10を支持する支持部11
が設けられている。アンテナ駆動部10の内部には、図
12に示すように、超音波リニアモータ19が設置され
ている。
【0004】この超音波リニアモータ19によって駆動
するスライダー28を介してピストン9が取付けられて
いる。このピストン9はパラボラアンテナ1の後面下部
のエッジ付近の球面軸受8に回転自在に取付けられてい
る。これらピストン9、アンテナ駆動部10および支持
部11は、図11(c)に示すように、支柱部3aに対
して左右対称に設けられている。なお、図11で、1b
はパラボラアンテナ1のエッジ部、13は支持アーム、
12は給電部である。図12で、20は振動部、26,
27は圧電子、23は胴部、23aは固定部、28aは
溝である。
【0005】図11(c)において、左右の超音波リニ
アモータ19により両ピストン9が同移動量でパラボラ
アンテナ1を押圧あるいは引き込むと、パラボラアンテ
ナ1は球面軸受2を中心に俯抑方向に動く。また、一方
のピストン9がパラボラアンテナ1を押圧し、他方のピ
ストン9がパラボラアンテナ1を引き込むと、パラボラ
アンテナ1は球面軸受2を中心に旋回方向に動く。した
がって、パラボラアンテナ1は、上記2つの動作、俯抑
・旋回動作を組み合わせることにより、任意の方向に回
転させることができ、所定の方向に設定させられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のアンテナマウン
ト駆動装置は、以上のように構成されているので、小形
化が可能ではあるが、リニアモータを固定してアンテナ
を位置決めしても、機構的にアンテナの位置及び姿勢を
決める6自由度のすべてが拘束されてはおらず、十分な
位置決めができない。このため、位置決め精度制御性が
悪く、不安定なため大型化できない問題点があった。な
お、ここでいう機構的に拘束されていないとは、拘束方
向には剛、自由方向には抗力無しのジョイントをガイド
に用いた場合にアンテナを拘束できない方向があること
を意味する。
【0007】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、2軸回転可能な駆動機構を有
し、アンテナ又はレーダの位置及び姿勢を拘束し、駆動
機構により、アンテナ又はレーダをベース部に対して駆
動し得る構成とすることで、位置決め性を確保し、大き
な駆動範囲、高精度な位置決め、機構の大型化を実現し
得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるアンテ
ナ又はレーダマウント駆動装置は、ベース部にアンテナ
又はレーダを2軸回転自由ジョイントを介して支持し、
上記ベース部と上記アンテナ又はレーダを少なくとも2
個のアクチュエータで支承することにより、上記アンテ
ナ又はレーダの位置及び姿勢を拘束し、上記アクチュエ
ータを駆動することにより、上記アンテナ又はレーダを
上記ベース部に対して駆動し得るようにしたものであ
る。
【0009】また、2軸は直交しているものである。
【0010】また、ジンバル内軸とジンバル軸が直交
し、両軸回りに回転できるジンバル機構を有し、アンテ
ナ又はレーダを上記ジンバル内軸で支持し、上記ジンバ
ル軸の両端部を軸受を介してベース部で支承し、上記シ
ンバル軸の両端部をそれぞれアクチュエータで回転駆動
制御することにより、上記アンテナ又はレーダの位置及
び姿勢を拘束し、上記アクチュエータを駆動することに
より、上記アンテナ又はレーダを上記ベース部に対して
駆動し得るようにしたものである。
【0011】また、ベース部にアンテナ又はレーダを、
2軸回転自由ジョイントを介して支持し、一端を3軸回
転自由なジョイントで、他端を2軸回転自由なジョイン
トで支持したアクチュエータの2個で、上記ベース部と
上記アンテナ又はレーダを支承することにより、上記ア
ンテナ又はレーダの位置及び姿勢を拘束し、上記アクチ
ュエータを駆動することにより、上記アンテナ又はレー
ダを上記ベース部に対して駆動し得るようにしたもので
ある。
【0012】また、ベース部にアンテナ又はレーダを、
2軸回転自由ジョイントを介して支持し、一端を3軸回
転自由なジョイントで、他端を2軸回転自由なジョイン
トで支持したアクチュエータの2個で、上記ベース部と
上記アンテナ又はレーダを支承し、さらにバネ又はバネ
性のあるアクチュエータで、上記ベース部と上記アンテ
ナ又はレーダを支承することにより、上記アンテナ又は
レーダの位置及び姿勢を拘束し、上記アクチュエータを
駆動することにより、上記アンテナ又はレーダを上記ベ
ース部に対して駆動し得るようにしたものである。
【0013】また、ベース部にアンテナ又はレーダを、
ボールジョイントとベローズの組合せによる2軸回転自
由なガイド機構を介して支持し、一端を3軸回転自由な
ジョイントで、他端を2軸回転自由なジョイントで支持
したアクチュエータの2個で、上記ベース部と上記アン
テナ又はレーダを支承することにより、上記アンテナ又
はレーダの位置及び姿勢を拘束し、上記アクチュエータ
を駆動することにより、上記アンテナ又はレーダを上記
ベース部に対して駆動し得るようにしたものである。
【0014】また、ベース部にアンテナ又はレーダを、
2軸回転自由ジョイントを介して支持し、上記ジョイン
トの一方の軸をモータであるアクチュエータで回転駆動
制御し、一端を3軸回転自由なジョイントで、他端を2
軸回転自由なジョイントで支持したアクチュエータで、
上記ベース部と上記2軸回転自由ジョイントの他軸の偏
心位置を支承して伸縮駆動制御することにより、上記ア
ンテナ又はレーダの位置及び姿勢を拘束し、上記アクチ
ュエータを駆動することにより、上記アンテナ又はレー
ダを上記ベース部に対して駆動し得るようにしたもので
ある。
【0015】また、ベース部にアンテナ又はレーダを、
2軸回転自由ジョイントを介して支持し、一端を3軸回
転自由なジョイントで、他端を2軸回転自由なジョイン
トで支持したアクチュエータの2個を用い、その内の一
方のアクチュエータで上記ベース部と上記アンテナ又は
レーダを支承し、他方のアクチュエータで上記一方のア
クチュエータと上記アンテナ又はレーダを支承すること
により、上記アンテナ又はレーダの位置及び姿勢を拘束
し、上記アクチュエータを駆動することにより、上記ア
ンテナ又はレーダを上記ベース部に対して駆動し得るよ
うにしたものである。
【0016】また、ベース部にアンテナ又はレーダを弾
性体を介して2軸まわりに回転変形可能に支持し、上記
ベース部と上記アンテナ又はレーダを少なくとも2個の
アクチュエータで支承することにより、上記アンテナ又
はレーダの位置及び姿勢を拘束し、上記アクチュエータ
を駆動することにより、上記アンテナ又はレーダを上記
ベース部に対して駆動し得るようにしたものである。
【0017】さらに、ベース部にアンテナ又はレーダを
1軸回転自由ジョイントと弾性体を介して2軸回転可能
に支持し、上記ベース部と上記アンテナ又はレーダを少
なくとも2個のアクチュエータで支承することにより、
上記アンテナ又はレーダの位置及び姿勢を拘束し、上記
アクチュエータを駆動することにより、上記アンテナ又
はレーダを上記ベース部に対して駆動し得るようにした
ものである。
【00018】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1であるアンテナマウント駆動装置を示す正
面図で、図において、31は支持台であるベース部で、
両端部は中央部18に結合されて一体である。32はア
ンテナ、33はベース部31の両端部に固定され、ジン
バル機構34を駆動するアクチュエータ、34は2軸回
転可能(他の4自由度は拘束されている)なガイド機構
であるジンバル機構、35はジンバル機構の一部を成
し、内軸41,ジンバル軸37を回転自在に支承する軸
受、36はベース部31に支持固定された旋回軸受で、
ジンバル軸37を回転自在に支承する。37はジンバル
機構34を支持すると共にアクチュエータ33の回転動
力を伝える軸(ジンバル軸)、38はギヤ機構で、ジン
バル軸37の動力を伝達する歯車39,40と動力の伝
達を補助する歯車40aを有する。歯車40aはジンバ
ル内軸41に40bで回転自在に支承されている。41
はジンバル軸37と直交し歯車40に固定されたジンバ
ル内軸で、アンテナ32を支持固定している。
【0019】アンテナ32はジンバル機構(ガイド)3
4を介してベース部31に取付け保持されており、ベー
ス部31に対して2軸まわりに回転が可能である。両端
部の2個のアクチュエータ33はモータであり、ジンバ
ル軸37とギヤ機構38を介して動力を伝達しアンテナ
を駆動する。両端部のアクチュエータ(モータ)33は
一端をベース部31に固定され、他端は回転方向の1自
由度のみを拘束しており、アクチュエータの両端で6自
由度を拘束している。このように構成することにより、
アンテナ32はベース部31に対して3軸並進方向の位
置と3軸回転方向の姿勢とが拘束される。この6自由度
の拘束のうち、2軸まわりの回転に相当する2自由度
は、アクチュエータ33による2軸まわりの回転位置決
めにより拘束されている。
【0020】両端部のアクチュエータ(モータ)33を
モータの背後からそれぞれ見て、同方向に同回転数で駆
動制御すると、すなわち、図1で歯車39を一方は矢印
a方向に、他方は矢印b方向に駆動すると、歯車40と
ジンバル内軸41は矢印c方向に駆動され、ジンバル内
軸41に固定されたアンテナが矢印c方向に回動する。
なお、歯車40aは、単にガイドであり機能上は必須で
はない。また、両端部のアクチュエータ(モータ)33
を異方向に同回転数で駆動制御すると、ジンバル内軸4
1は回動が拘束され、モータの回転動力により、アンテ
ナはモータ軸すなわちジンバル軸37回りに(d方向
に)回動する。このように両アクチュエータ(モータ)
33の回転方向,回転速度をそれぞれ制御することによ
りアンテナ32を2軸回転駆動するマウント駆動装置が
得られる。
【0021】実施の形態1では、2個のアクチュエータ
33で共同でジンバル機構34を受け持つため、アクチ
ュエータ33が小形となり、精度が平均化されて良くな
る。駆動荷重が低減し、ジンバル機構34がコンパクト
化されることにより高剛性となる。また2個のアクチュ
エータ33を共通化できるため設計コストが下がり、制
御性も良くなる。
【0022】なお、アンテナマウント駆動装置として説
明したが、アンテナの代わりにレーダを載置することに
より、レーダの位置(3軸並進方向の位置)及び姿勢
(3軸回転方向の姿勢)を拘束し、レーダを2軸に対し
て回転駆動し得るレーダマウント駆動装置として同様に
利用できる。以下各実施の形態とも、アンテナマウント
駆動装置として説明するが、レーダマウント駆動装置と
して同様に利用できる。
【0023】実施の形態2.図2は実施の形態2のアン
テナマウント駆動装置の斜視図である。図において、3
1は支持台であるベース部で、両ベース部に支柱を介し
て旋回軸受36がそれぞれ支持固定されている。両旋回
軸受36には軸42が回転自在に支承されている。軸4
2の中間には旋回軸受43が、これに回転自在に支承さ
れる軸44が軸42と直交するように、支持固定されて
いる。32はアンテナで、 上記軸44に支柱を介して支
持固定されている。45は軸44と一体になったバーで
ある。旋回軸受36,43,軸42,44及びバー45
で、2軸回転可能なジョイントガイド50を形成し、こ
のガイド50にアンテナ32が支持固定されている。4
6はバー45の両端部と位置決めされたベース部47間
にそれぞれ配置されたリニアアクチュエータである。各
リニアアクチュエータ46はアンテナ32側すなわちバ
ー45側を3軸回転可能な球面ジョイント48で支持
し、ベース部47側を2軸回転可能なユニバーサルジョ
イント49で支持している。図2では2軸回転可能なユ
ニバーサルジョイント49を、3軸回転可能な球面ジョ
イントに1軸まわりの回転を阻止するバネを付けて原理
的に図示している。
【0024】アクチュエータ46のベース部47を位置
決めした状態でアクチュエータ46を2個配置し、各ア
クチュエータ46の両端を合わせて、アンテナの3軸並
進方向の位置及び3軸回転方向の姿勢を拘束している。
両アクチュエータ46を同じ方向に等速に駆動制御する
と、アンテナ32は一方向(例えばe方向)に回転し、
逆方向に等速に駆動すると、他方向に回転する。アクチ
ュエータ46の駆動方向を互いに逆方向にすると、軸4
4の回りに(例えばf方向に)回転する。両アクチュエ
ータ46の伸縮方向、速度を制御することにより、アン
テナ32を2軸回転駆動するマウントを構成することが
可能となる。このように、実施の形態1とアクチュエー
タやガイドの種類を変えてもよい。
【0025】なお、各リニアアクチュエータ46はアン
テナ32側すなわちバー45側を2軸回転可能なユニバ
ーサルジョイント49で支持し、ベース部47側を3軸
回転可能な球面ジョイント48で支持しても、同等の機
能を発揮する。実施の形態2では、2個のアクチュエー
タ46で共同でガイド50を受け持つため、アクチュエ
ータ46が小形となり、精度が平均化されて良くなる。
駆動荷重が低減し、ガイド50がコンパクト化されるこ
とにより高剛性となる。また2個のアクチュエータ46
を共通化できるため設計コストが下がり、制御性も良く
なる。
【0026】上記では、各リニアアクチュエータ46の
ベース部47側を2軸回転可能なユニバーサルジョイン
ト49で支持しているが、3軸回転可能な球面ジョイン
トで構成し、2個のアクチュエータ46間を鎖止めして
各アクチュエータ46の回転を止めて実現してもよい。
なお、リニアアクチュエータ46の駆動方向に無関係な
1自由度の拘束が不要な場合は、各リニアアクチュエー
タ46の両端の支持を3軸回転可能な球面ジョイントで
構成してもよい。
【0027】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3のアンテナマウント駆動装置の斜視図である。図に
おいて、図2と同一又は相当部分には同一符号を付して
その説明を省略している。51はボールジョイント52
とベローズ53を組合せて実現した2軸回転可能なガイ
ド機構で、ベース部31に支柱を介してその一端部が支
持固定されている。ガイド機構51の他端部にはアンテ
ナが固定されたアンテナ載置台54が保持されている。
アンテナ載置台54のバー45の両端部と位置決めされ
たベース部47間には、図2と同様に、一端を3軸回転
可能な球面ジョイント48で支持し、他端を2軸回転可
能なユニバーサルジョイント49で支持しているリニア
アクチュエータがそれぞれ配置されている。
【0028】これによって、両アクチュエータ46を同
じ方向に等速に駆動制御すると、アンテナ32はガイド
機構51で一方向(例えばf方向)に回転し、逆方向に
等速に駆動すると、他方向に回転する。アクチュエータ
46の駆動方向を互いに逆方向にすると、ガイド機構5
1で(例えばe方向に)回転する。両アクチュエータ4
6の伸縮方向、速度を制御することにより、アンテナ3
2の3軸並進方向の位置及び3軸回転方向の姿勢を拘束
し、アンテナ32を2軸まわりに回転駆動できる。ガイ
ド機構51をボールジョイント52とベローズ53を組
合せて実現することにより省スペース,省部品が達成で
きる。
【0029】実施の形態4.図4はこの発明の実施の形
態4におけるアンテナマウント駆動装置の斜視図であ
る。図において、図2と同一又は相当部分には同一符号
を付してその説明を省略している。56はバネ性のある
別個のアクチュエータで、バー45の中央部に、バー4
5側(又はアンテナ32側)を3軸回転可能な球面ジョ
イント57で支持し、位置決めされたベース部47側を
1軸回転自在に軸58に軸着している。バネ性のあるア
クチュエータ56を冗長に取り付けることにより、ガタ
を吸収することができる。このようにガタを吸収する目
的のためには、バネ性のあるアクチュエータ56の代わ
りに単にバネをバー45とベース部47との間に設けて
も良い。
【0030】実施の形態5.図5はこの発明の実施の形
態5におけるアンテナマウント駆動装置の斜視図であ
る。図において、図2と同一又は相当部分には同一符号
を付してその説明を省略している。61はモータである
アクチュエータで、旋回軸受36で回転自在に支承され
ている軸42を回転駆動制御する。これにより、ベース
部31にアンテナ32を支持している、2軸が直交して
いる2軸回転自由ジョイントガイド50の一方の軸42
をモータであるアクチュエータ61で回転駆動制御して
いる。リニアアクチュエータ46はアンテナ32側すな
わちバー45側を3軸回転自由な球面ジョイント48で
支持し、位置決めしたベース部47側を2軸回転自由な
ユニバーサルジョイント49で支持している。バー45
は中央部で軸44と固定接続され、図2の場合と比較し
て、一端部がカットされ、他端部のみにリニアアクチュ
エータ46が接続されている。なお、モータであるアク
チュエータ61とリニアアクチュエータ46は異種のア
クチュエータである。
【0031】リニアアクチュエータ46は、ベース部4
7と上記ジョイントガイド50の他軸44の偏心位置を
支承して伸縮駆動制御される。アクチュエータ61を回
転駆動すると、アンテナ32は一方向(例えばe方向)
に回転し、逆方向に回転駆動すると、他方向に回転す
る。リニアアクチュエータ46を伸長駆動すると、軸4
4の回りに(f方向に)回転し、縮小すると、逆方向に
回転する。アクチュエータ61,46を制御することに
より、アンテナ32の3軸並進方向の位置及び3軸回転
方向の姿勢を拘束し、アンテナ32を2軸まわりに回転
駆動するマウントを構成することが可能となる。
【0032】実施の形態6.図6はこの発明の実施の形
態6におけるアンテナマウント駆動装置の斜視図であ
る。図において、図2と同一又は相当部分には同一符号
を付してその説明を省略している。リニア主アクチュエ
ータ65はアンテナ32側すなわちバー45側を3軸回
転自由な球面ジョイント48で支持し、位置決めしたベ
ース部47側を2軸回転自由なユニバーサルジョイント
49で支持している。バー45は中央部で軸44と固定
接続され、図2の場合と比較して、一端部がカットさ
れ、中央部にリニア主アクチュエータ65が接続支持さ
れている。66はリニア従アクチュエータで、アンテナ
32側すなわちバー45側の他端部を3軸回転自由な球
面ジョイント48で支持し、主アクチュエータ65側を
2軸回転自由なユニバーサルジョイント49で接続して
いる。従アクチュエータ66はバー45の他端部と主ア
クチュエータ65の胴部に支持されている。
【0033】主アクチュエータ65を伸長駆動制御する
と、アンテナ32は軸42の回りに一方向(e方向)に
回転し、縮小駆動すると、他方向に回転する。従アクチ
ュエータ66を伸長駆動制御すると、軸44の回りに
(f方向に)回転し、縮小すると、逆方向に回転する。
主従アクチュエータ65,66を伸縮制御することによ
り、2軸が直交している2軸回転自由ジョイントガイド
50すなわちアンテナ32の3軸並進方向の位置及び3
軸回転方向の姿勢を拘束し、アンテナ32を2軸まわり
に回転駆動するマウントを構成することが可能となる。
【0034】実施の形態7.実施の形態2〜6において
は、アンテナ32及びジョイントガイド50を2軸回転
自由に支持するために、旋回軸受36,旋回軸受43,
ボールジョイント52,ベローズ53等を用いる構成を
示したが、アンテナ32と特定の回転角の範囲内でのみ
駆動しても良いような場合には、これらの機構部品の代
わりに、弾性体でアンテナ32を支持する構成とするこ
とができる。アンテナ32を特定の回転角の範囲内での
み駆動しても良い場合とは、例えば、3軸回転駆動する
衛星追尾アンテナの場合が挙げられる。人口衛星のアン
テナによる追尾は、原理的にはアンテナを2軸まわり
(例えばアジマス軸及エレベーション軸まわり)に回転
駆動すれば足りるが、機構的な特異点通過によるデッド
ロックを回避する為に、さらに、1軸まわり(例えばク
ロスエレベーション軸まわり)の回転駆動機構を備える
場合がある。
【0035】この場合、追尾制御プログラムによって
は、いずれかの軸まわりの回転駆動が特定の回転角の範
囲に限定することができる。このような回転角範囲が限
定された軸まわり回転部支持を旋回軸受で支持する必要
性はなく、弾性体により支持する構成とする。すなわ
ち、実施の形態2〜6において説明した図2,図4,図
5,図6の旋回軸受(1軸回転自由ジョイント)36,
旋回軸受(1軸回転自由ジョイント)43のいずれか一
方又は両方を例えば弾性回転ピボット軸受で置き換える
構成としても良い。このように弾性回転ピボット軸受を
用いることにより、旋回軸受で生じるガタや機構の複雑
さをなくし、ガタの少ない精密な位置決めができ、部品
点数の少ないコンパクトな構成とすることができる。ま
た、図3に示すようなボールジョイント52の代わりに
図7に示すような弾性部材55を用いる構成としても良
い。
【0036】弾性部材55を略中央にくびれを有してお
り、2軸まわり(弾性部材55の軸方向と直交する2軸
まわり)の曲げ変形と、1軸まわり(弾性部材55の軸
方向まわり)のねじり変形が可能である。なお、弾性部
材55の軸方向を図7において1点鎖線により示す。こ
の弾性部材55の3軸まわりの弾性変形のうち、弾性部
材55の軸方向まわりのねじり変形は、ベローズ53に
より拘束を受けるので、図7のガイド機構51は、2軸
まわりに回転弾性変形が許容されるものとなる。このよ
うに弾性部材55を用いることにより、ボールジョイン
トで生じるガタや機構の複雑さを排除し、ガタの少ない
精密な位置決めができ、部品点数の少ないコンパクトな
構成とすることができる。
【0037】実施の形態8.図8はこの発明の実施の形
態8におけるアンテナマウント駆動装置の一部の正面
図、図9は同装置の一部の側面図である。図において、
71はアンテナでその中央下部にはその支柱72が固定
されている。アンテナ71は、2軸が直交している2軸
回転自由ジョイントであるジンバルガイド73で、その
2軸の一方の軸74にアンテナ71の支柱72が支持固
定されている。軸74はジンバルガイド73の軸受に回
転自在に支承されている。ジンバルガイド73の他方の
軸75は回転自在に軸受保持体76に支承されている。
軸受保持体76はベース部77に固定されている。
【0038】78はリニアアクチュエータに相当するジ
ャッキで、その一端は3軸回転可能球面ジョイント79
を介してアンテナ71の支柱72に支持されており、そ
の他端は2軸回転可能ジョイントであるジャッキ支持ジ
ンバル80を介してベース部77に接続されている。ジ
ャッキ支持ジンバル80はその軸受で回転自在に支承し
た一軸81でジャッキ78を支持し、その他軸82はベ
ース部77の軸受で回転自在に支承されている。83は
ベース部77を支持固定した支柱で、アジマス軸受84
を介して基台85に支承されている。86はアジマス軸
駆動機構、87はジンバルガイド73の回転角検出器で
ある。
【0039】両ジャッキ78を同じ方向に等速に伸長駆
動制御すると、アンテナ71は軸75回りに一方向(例
えばe方向)に回転し、逆方向に等速に縮小駆動する
と、他方向に回転する。ジャッキ78の駆動方向を互い
に逆方向にすると、軸74の回りに(例えばf方向に)
回転する。両ジャッキ78の伸縮方向、速度を制御する
ことによりアンテナ71の3軸並進方向の位置及び3軸
回転方向の姿勢を拘束し、2軸まわり回転駆動するマウ
ント駆動装置が得られる。実施の形態7では、2個のジ
ャッキ78で共同でジンバルガイド73を受け持つた
め、ジャッキ78が小形となり、精度が平均化されて良
くなる。駆動荷重が低減し、ジンバルガイド73がコン
パクト化されることにより高剛性となる。また2個のジ
ャッキ78を共通化できるため設計コストが下がり、制
御性も良くなる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のアンテ
ナ又はレーダマウント駆動装置によれば、ベース部にア
ンテナ又はレーダを2軸回転自由ジョイントを介して支
持し、上記ベース部と上記アンテナ又はレーダを少なく
とも2個のアクチュエータで支承することにより、上記
アンテナ又はレーダの位置及び姿勢を拘束し、上記アク
チュエータを駆動することにより、上記アンテナ又はレ
ーダを上記ベース部に対して駆動し得るようにしたの
で、位置決め性を確保し、高精度な位置決めができる。
機構の大型化も実現できる。
【0041】また、ジンバル内軸とジンバル軸が直交
し、両軸回りに回転できるジンバル機構を有し、アンテ
ナ又はレーダを上記ジンバル内軸で支持し、上記ジンバ
ル軸の両端部を軸受を介してベース部で支承し、上記シ
ンバル軸の両端部をそれぞれアクチュエータで回転駆動
制御することにより、上記アンテナ又はレーダの位置及
び姿勢を拘束し、上記アクチュエータを駆動することに
より、上記アンテナ又はレーダを上記ベース部に対して
駆動し得るようにしたので、位置決め性を確保し、高精
度な位置決めができる。機構の大型化も実現できる。2
個のアクチュエータで共同でジンバル機構を受け持ち駆
動制御するため、アクチュエータが小形となり、精度が
平均化されて良くなる。また、駆動部分が軽量化される
ので、例えば、移動体用のアンテナに用いた場合、動揺
修正制御が良くなり、アンテナの指向精度が向上する。
【0042】また、ベース部にアンテナ又はレーダを、
2軸回転自由ジョイントを介して支持し、一端を3軸回
転自由なジョイントで、他端を2軸回転自由なジョイン
トで支持したアクチュエータの2個で、上記ベース部と
上記アンテナ又はレーダを支承することにより、上記ア
ンテナ又はレーダの位置及び姿勢を拘束し、上記アクチ
ュエータを駆動することにより、上記アンテナ又はレー
ダを上記ベース部に対して駆動し得るようにしたので、
位置決め性を確保し、高精度な位置決めができる。機構
の大型化も実現できる。2個のアクチュエータで共同で
アンテナを受け持ち駆動制御するため、アクチュエータ
が小形となり、精度が平均化されて良くなる。
【0043】また、ベース部にアンテナ又はレーダを、
2軸回転自由ジョイントを介して支持し、一端を3軸回
転自由なジョイントで、他端を2軸回転自由なジョイン
トで支持したアクチュエータの2個で、上記ベース部と
上記アンテナ又はレーダを支承し、さらにバネ又はバネ
性のあるアクチュエータで、上記ベース部と上記アンテ
ナ又はレーダを支承することにより、上記アンテナ又は
レーダの位置及び姿勢を拘束し、上記アクチュエータを
駆動することにより、上記アンテナ又はレーダを上記ベ
ース部に対して駆動し得るようにしたので、位置決め性
を確保し、高精度な位置決めができる。機構の大型化も
実現できる。ガタを吸収することができる。
【0044】また、ベース部にアンテナ又はレーダを、
ボールジョイントとベローズの組合せによる2軸回転自
由なガイド機構を介して支持し、一端を3軸回転自由な
ジョイントで、他端を2軸回転自由なジョイントで支持
したアクチュエータの2個で、上記ベース部と上記アン
テナ又はレーダを支承することにより、上記アンテナ又
はレーダの位置及び姿勢を拘束し、上記アクチュエータ
を駆動することにより、上記アンテナ又はレーダを上記
ベース部に対して駆動し得るようにしたので、位置決め
性を確保し、高精度な位置決めができる。省スペース,
省部品が達成できる。
【0045】また、ベース部にアンテナ又はレーダを、
2軸回転自由ジョイントを介して支持し、上記ジョイン
トの一方の軸をモータであるアクチュエータで回転駆動
制御し、一端を3軸回転自由なジョイントで、他端を2
軸回転自由なジョイントで支持したアクチュエータで、
上記ベース部と上記2軸回転自由ジョイントの他軸の偏
心位置を支承して伸縮駆動制御することにより、上記ア
ンテナ又はレーダの位置及び姿勢を拘束し、上記アクチ
ュエータを駆動することにより、上記アンテナ又はレー
ダを上記ベース部に対して駆動し得るようにしたので、
位置決め性を確保し、高精度な位置決めができる。
【0046】また、ベース部にアンテナ又はレーダを、
2軸回転自由ジョイントを介して支持し、一端を3軸回
転自由なジョイントで、他端を2軸回転自由なジョイン
トで支持したアクチュエータの2個を用い、その内の一
方のアクチュエータで上記ベース部と上記アンテナ又は
レーダを支承し、他方のアクチュエータで上記一方のア
クチュエータと上記アンテナ又はレーダを支承すること
により、上記アンテナ又はレーダの位置及び姿勢を拘束
し、上記アクチュエータを駆動することにより、上記ア
ンテナ又はレーダを上記ベース部に対して駆動し得るよ
うにしたので、位置決め性を確保し、高精度な位置決め
ができる。
【0047】また、ベース部にアンテナ又はレーダを弾
性体を介して2軸まわりに回転変形可能に支持し、上記
ベース部と上記アンテナ又はレーダを少なくとも2個の
アクチュエータで支承することにより、上記アンテナ又
はレーダの位置及び姿勢を拘束し、上記アクチュエータ
を駆動することにより、上記アンテナ又はレーダを上記
ベース部に対して駆動し得るようにしたので、位置決め
性を確保し、高精度な位置決めができる。ガタや機構の
複雑さを排除し、ガタの少ない精密な位置決めができ、
部品点数の少ないコンパクトな構成とすることができ
る。
【0048】さらに、ベース部にアンテナ又はレーダを
1軸回転自由ジョイントと弾性体を介して2軸回転可能
に支持し、上記ベース部と上記アンテナ又はレーダを少
なくとも2個のアクチュエータで支承することにより、
上記アンテナ又はレーダの位置及び姿勢を拘束し、上記
アクチュエータを駆動することにより、上記アンテナ又
はレーダを上記ベース部に対して駆動し得るようにした
ので、位置決め性を確保し、高精度な位置決めができ
る。ガタや機構の複雑さをなくし、ガタの少ない精密な
位置決めができ、部品点数の少ないコンパクトな構成と
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1であるアンテナマウ
ント駆動装置を示す正面図である。
【図2】 実施の形態2のアンテナマウント駆動装置の
斜視図である。
【図3】 実施の形態3のアンテナマウント駆動装置の
斜視図である。
【図4】 実施の形態4におけるアンテナマウント駆動
装置の斜視図である。
【図5】 実施の形態5におけるアンテナマウント駆動
装置の斜視図である。
【図6】 実施の形態6におけるアンテナマウント駆動
装置の斜視図である。
【図7】 実施の形態7におけるアンテナマウント駆動
装置の斜視図である。
【図8】 実施の形態8におけるアンテナマウント駆動
装置の一部の正面図である。
【図9】 図8の側面図である。
【図10】 従来のアンテナマウント駆動装置の斜視図
である。
【図11】 従来のアンテナマウント駆動装置を示す図
で、(a) はその側面断面図、(b) はその正面図、(c) は
その背面図である。
【図12】 図11の主要部の構成図である。
【符号の説明】
31 ベース部 32 アンテナ 33 アクチュエータ 34 ジンバル
機構 35 軸受 36 旋回軸受 37 ジンバル軸 38 ギヤ機構 39,40 歯車 41 ジンバル
内軸 42 軸 43 旋回軸受 44 軸 45 バー 46 リニアアクチュエータ 47 ベース部 48 球面ジョイント 49 ユニバー
サルジョイント 50 ジョイントガイド 51 ガイド機
構 52 ボールジョイント 53 ベローズ 54 アンテナ載置台 55 弾性部材 56 アクチュエータ 57 球面ジョ
イント 58 軸 61 アクチュ
エータ 65 リニア主アクチュエータ 66 リニア従
アクチュエータ 71 アンテナ 72 支柱 73 ジンバルガイド 74,75 軸 76 軸受保持体 77 ベース部 78 ジャッキ 79 球面ジョ
イント 80 ジャッキ支持ジンバル 81,82 軸 83 支柱 84 アジマス
軸受 85 基台 86 アジマス
軸駆動機構 87 回転角検出器。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース部にアンテナ又はレーダを2軸回
    転自由ジョイントを介して支持し、上記ベース部と上記
    アンテナ又はレーダを少なくとも2個のアクチュエータ
    で支承することにより、上記アンテナ又はレーダの位置
    及び姿勢を拘束し、上記アクチュエータを駆動すること
    により、上記アンテナ又はレーダを上記ベース部に対し
    て駆動し得るようにしたアンテナ又はレーダマウント駆
    動装置。
  2. 【請求項2】 2軸は直交している請求項1記載のアン
    テナ又はレーダマウント駆動装置。
  3. 【請求項3】 ジンバル内軸とジンバル軸が直交し、両
    軸回りに回転できるジンバル機構を有し、アンテナ又は
    レーダを上記ジンバル内軸で支持し、上記ジンバル軸の
    両端部を軸受を介してベース部で支承し、上記シンバル
    軸の両端部をそれぞれアクチュエータで回転駆動制御す
    ることにより、上記アンテナ又はレーダの位置及び姿勢
    を拘束し、上記アクチュエータを駆動することにより、
    上記アンテナ又はレーダを上記ベース部に対して駆動し
    得るようにしたアンテナ又はレーダマウント駆動装置。
  4. 【請求項4】 ベース部にアンテナ又はレーダを、2軸
    回転自由ジョイントを介して支持し、 一端を3軸回転自由なジョイントで、他端を2軸回転自
    由なジョイントで支持したアクチュエータの2個で、上
    記ベース部と上記アンテナ又はレーダを支承することに
    より、上記アンテナ又はレーダの位置及び姿勢を拘束
    し、上記アクチュエータを駆動することにより、上記ア
    ンテナ又はレーダを上記ベース部に対して駆動し得るよ
    うにしたアンテナ又はレーダマウント駆動装置。
  5. 【請求項5】 ベース部にアンテナ又はレーダを、2軸
    回転自由ジョイントを介して支持し、 一端を3軸回転自由なジョイントで、他端を2軸回転自
    由なジョイントで支持したアクチュエータの2個で、上
    記ベース部と上記アンテナ又はレーダを支承し、 さらにバネ又はバネ性のあるアクチュエータで、上記ベ
    ース部と上記アンテナ又はレーダを支承することによ
    り、上記アンテナ又はレーダの位置及び姿勢を拘束し、
    上記アクチュエータを駆動することにより、上記アンテ
    ナ又はレーダを上記ベース部に対して駆動し得るように
    したアンテナ又はレーダマウント駆動装置。
  6. 【請求項6】 ベース部にアンテナ又はレーダを、ボー
    ルジョイントとベローズの組合せによる2軸回転自由な
    ガイド機構を介して支持し、一端を3軸回転自由なジョ
    イントで、他端を2軸回転自由なジョイントで支持した
    アクチュエータの2個で、上記ベース部と上記アンテナ
    又はレーダを支承することにより、上記アンテナ又はレ
    ーダの位置及び姿勢を拘束し、上記アクチュエータを駆
    動することにより、上記アンテナ又はレーダを上記ベー
    ス部に対して駆動し得るようにしたアンテナ又はレーダ
    マウント駆動装置。
  7. 【請求項7】 ベース部にアンテナ又はレーダを、2軸
    回転自由ジョイントを介して支持し、上記ジョイントの
    一方の軸をモータであるアクチュエータで回転駆動制御
    し、一端を3軸回転自由なジョイントで、他端を2軸回
    転自由なジョイントで支持したアクチュエータで、上記
    ベース部と上記2軸回転自由ジョイントの他軸の偏心位
    置を支承して伸縮駆動制御することにより、上記アンテ
    ナ又はレーダの位置及び姿勢を拘束し、上記アクチュエ
    ータを駆動することにより、上記アンテナ又はレーダを
    上記ベース部に対して駆動し得るようにしたアンテナ又
    はレーダマウント駆動装置。
  8. 【請求項8】 ベース部にアンテナ又はレーダを、2軸
    回転自由ジョイントを介して支持し、一端を3軸回転自
    由なジョイントで、他端を2軸回転自由なジョイントで
    支持したアクチュエータの2個を用い、その内の一方の
    アクチュエータで上記ベース部と上記アンテナ又はレー
    ダを支承し、他方のアクチュエータで上記一方のアクチ
    ュエータと上記アンテナ又はレーダを支承することによ
    り、上記アンテナ又はレーダの位置及び姿勢を拘束し、
    上記アクチュエータを駆動することにより、上記アンテ
    ナ又はレーダを上記ベース部に対して駆動し得るように
    したアンテナ又はレーダマウント駆動装置。
  9. 【請求項9】 ベース部にアンテナ又はレーダを弾性体
    を介して2軸まわりに回転変形可能に支持し、上記ベー
    ス部と上記アンテナ又はレーダを少なくとも2個のアク
    チュエータで支承することにより、上記アンテナ又はレ
    ーダの位置及び姿勢を拘束し、上記アクチュエータを駆
    動することにより、上記アンテナ又はレーダを上記ベー
    ス部に対して駆動し得るようにしたアンテナ又はレーダ
    マウント駆動装置。
  10. 【請求項10】 ベース部にアンテナ又はレーダを1軸
    回転自由ジョイントと弾性体を介して2軸回転可能に支
    持し、上記ベース部と上記アンテナ又はレーダを少なく
    とも2個のアクチュエータで支承することにより、上記
    アンテナ又はレーダの位置及び姿勢を拘束し、上記アク
    チュエータを駆動することにより、上記アンテナ又はレ
    ーダを上記ベース部に対して駆動し得るようにしたアン
    テナ又はレーダマウント駆動装置。
JP2000219998A 2000-07-21 2000-07-21 アンテナ又はレーダマウント駆動装置 Pending JP2002043820A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000219998A JP2002043820A (ja) 2000-07-21 2000-07-21 アンテナ又はレーダマウント駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000219998A JP2002043820A (ja) 2000-07-21 2000-07-21 アンテナ又はレーダマウント駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002043820A true JP2002043820A (ja) 2002-02-08

Family

ID=18714681

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000219998A Pending JP2002043820A (ja) 2000-07-21 2000-07-21 アンテナ又はレーダマウント駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002043820A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005195529A (ja) * 2004-01-09 2005-07-21 Japan Radio Co Ltd レーダ装置
JP2005328381A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Mitsubishi Electric Corp 追尾機器
JP2006304064A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd アンテナ装置
JP2009025146A (ja) * 2007-07-19 2009-02-05 Yaskawa Electric Corp 球面アクチュエータの出力トルク測定器およびこれを用いたトルク測定装置
WO2015001848A1 (ja) * 2013-07-03 2015-01-08 三菱電機株式会社 追尾システム、追尾方法およびプログラム
FR3028099A1 (fr) * 2014-10-29 2016-05-06 Thales Sa Dispositif d'orientation d'un element mobile du type plateau d'antenne
JP2019504587A (ja) * 2015-12-28 2019-02-14 ステラー・プロジェクト・ソチエタ・ア・レスポンサビリタ・リミタータStellar Project S.R.L. 小型安定化ポインティングシステム
EP3480889A4 (en) * 2016-06-30 2020-02-19 Intellian Technologies Inc. BASE DEVICE WITH ATTACHED ANTENNA WITH ABILITY TO BIAXIAL MOVEMENT

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005195529A (ja) * 2004-01-09 2005-07-21 Japan Radio Co Ltd レーダ装置
JP2005328381A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Mitsubishi Electric Corp 追尾機器
JP2006304064A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd アンテナ装置
WO2006115070A1 (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. アンテナ装置
JP2009025146A (ja) * 2007-07-19 2009-02-05 Yaskawa Electric Corp 球面アクチュエータの出力トルク測定器およびこれを用いたトルク測定装置
US10234532B2 (en) 2013-07-03 2019-03-19 Mitsubishi Electric Corporation Tracking system, tracking method, and non-transitory computer-readable recording medium storing program
CN105379013A (zh) * 2013-07-03 2016-03-02 三菱电机株式会社 跟踪***、跟踪方法及程序
JP6075666B2 (ja) * 2013-07-03 2017-02-08 三菱電機株式会社 追尾システム、追尾方法およびプログラム
CN105379013B (zh) * 2013-07-03 2017-11-03 三菱电机株式会社 跟踪***及跟踪方法
WO2015001848A1 (ja) * 2013-07-03 2015-01-08 三菱電機株式会社 追尾システム、追尾方法およびプログラム
FR3028099A1 (fr) * 2014-10-29 2016-05-06 Thales Sa Dispositif d'orientation d'un element mobile du type plateau d'antenne
WO2016066395A1 (fr) * 2014-10-29 2016-05-06 Thales Dispositif d'orientation d'un élément mobile du type plateau d'antenne
JP2019504587A (ja) * 2015-12-28 2019-02-14 ステラー・プロジェクト・ソチエタ・ア・レスポンサビリタ・リミタータStellar Project S.R.L. 小型安定化ポインティングシステム
JP7039484B2 (ja) 2015-12-28 2022-03-22 ステラー・プロジェクト・ソチエタ・ア・レスポンサビリタ・リミタータ 小型安定化ポインティングシステム
EP3480889A4 (en) * 2016-06-30 2020-02-19 Intellian Technologies Inc. BASE DEVICE WITH ATTACHED ANTENNA WITH ABILITY TO BIAXIAL MOVEMENT
US10957976B2 (en) 2016-06-30 2021-03-23 Intellian Technologies, Inc. Pedestal apparatus having antenna attached thereto capable of biaxial motion

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6044000B2 (ja) 小型のフレキシブルなカルダン継手と、そのようなカルダン継手を備えた宇宙船
JP4598864B2 (ja) パラレルロボット
US7275332B2 (en) Multi-axis positioning apparatus
JP4070597B2 (ja) 多軸スピンドルヘッド
JP2012531144A (ja) 可動センサー用ホルダー
JP5051555B2 (ja) 回転駆動装置を用いたロボットマニプレータ
US9061415B2 (en) Prismatic/revolute orienting apparatus
CN108169872B (zh) 一种基于柔性铰链的高精度、高稳定反射镜调整装置
TWI603825B (zh) 機器人的旋轉驅動機構
JP3814460B2 (ja) 反射鏡調整機構
JP2002043820A (ja) アンテナ又はレーダマウント駆動装置
JPH01150042A (ja) マニピュレータ関節機構
JPH11254375A (ja) パラレルロボット
EP3869611B1 (en) Articulated mechanism and articulated aiming system comprising the mechanism
RU2314607C1 (ru) Устройство стабилизации
CN113871892A (zh) 一种基于Bennett机构的空间可展开固面天线及应用
JP2773862B2 (ja) 往復動体の駆動案内方法
JP6068129B2 (ja) アンテナ指向システム
JP2000326272A (ja) ロボット装置
JP2004017266A (ja) パラレルリンクマニピュレータ
JP3498911B2 (ja) 回転型多自由度機構
JP3075053B2 (ja) 2軸駆動機構の特性評価装置
JP3183908B2 (ja) アンテナ駆動装置
JPH01228789A (ja) ロボット関節部のエンコーダ取付構造
JPS6116596B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040330

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040413

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040804