JP2002043446A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JP2002043446A JP2001091822A JP2001091822A JP2002043446A JP 2002043446 A JP2002043446 A JP 2002043446A JP 2001091822 A JP2001091822 A JP 2001091822A JP 2001091822 A JP2001091822 A JP 2001091822A JP 2002043446 A JP2002043446 A JP 2002043446A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲート負電圧消去方式が適用できると共に、
配線形成時のチャージアップダメージ低減効果を確実に
得られるようにする。 【解決手段】 フラッシュメモリセル11におけるコン
トロールゲート37は、ワード線デコーダ12と、チャ
ージアップダメージ低減回路14Aと接続されている。
チャージアップダメージ低減回路14Aは、陽極がフラ
ッシュメモリセル11のコントロールゲート37と接続
され、陰極がNW電圧制御回路13と接続された順方向
接続ダイオード14aを含む。NW電圧制御回路13
は、順方向接続ダイオード14aを構成するN型ウェル
の電位をフラッシュメモリセル11の駆動状態に応じて
変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不揮発性半導体記
憶装置に関し、特に、コントロールゲートとフローティ
ングゲートの2層からなるゲート電極を有するフラッシ
ュメモリとして機能する不揮発性半導体記憶装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電気的に且つ一括に消去が可能な
フラッシュメモリ装置の需要が拡大している。
【0003】ところで、フラッシュメモリ装置は、一般
に、高い信頼性を得るのが難しいことが知られている。
フラッシュメモリ装置の信頼性を低下させる原因の一つ
に、製造時の配線形成工程におけるチャージアップダメ
ージがある。このチャージアップダメージは、メタル配
線をドライエッチング法により加工する際に発生する正
又は負の電荷が蓄積(チャージアップ)し、蓄積した電
荷が大量である場合に、コントロールゲートの電位の絶
対値が大きくなって、トンネル絶縁膜に過大な電界が掛
かることにより被るダメージのことをいい、これによ
り、フラッシュメモリセルの信頼性が大きく低下する。
【0004】このため、配線形成工程におけるチャージ
アップダメージを低減する方法が模索されている。
【0005】以下、従来の配線形成工程におけるチャー
ジアップダメージの低減方法について説明する。
【0006】図13は従来のフラッシュメモリセル及び
チャージアップダメージ低減回路を示している。図13
において、101はコントロールゲートがワード線デコ
ーダ102と接続されたフラッシュメモリセルであり、
103は陰極がフラッシュメモリセル101のコントロ
ールゲートと接続され、陽極が接地された逆方向接続ダ
イオードからなるチャージアップダメージ低減回路であ
る。
【0007】図14はチャージアップダメージ低減回路
103の断面構成であって、P型の半導体基板110の
上部にP型ウェル111が形成されており、該P型ウェ
ル111の上部には、互いに素子分離膜112により分
離されたN型拡散層113及びP型拡散層114が形成
されている。N型拡散層113はフラッシュメモリセル
101のコントロールゲートと接続され、P型ウェル1
11及び半導体基板110はP型拡散層114を介して
接地電位に固定されている。
【0008】図15はチャージアップダメージ低減回路
103(=逆方向接続ダイオード)の電流特性を表わし
ている。図15において、横軸はコントロールゲートの
電圧VCGを表わし、縦軸は逆方向接続ダイオードにおけ
るN型拡散層113からP型ウェル111の方向に流れ
る電流Idiode を表わしている。図15に示すように、
コントロールゲートの電圧がV11(例えば約−0.6
V)以下となると、逆方向接続ダイオードに順方向バイ
アスが印加されるため該逆方向接続ダイオードに電流が
流れる。また、コントロールゲートの電圧がV12(例
えば約15V)以上となると、逆方向接続ダイオードが
ブレイクダウンするため該逆方向接続ダイオードに電流
が流れる。すなわち、逆方向接続ダイオードは、V11
(約−0.6V)からV12(約15V)の間は電流が流
れない。
【0009】次に、従来のチャージアップダメージ低減
回路の動作について説明する。
【0010】消去時にコントロールゲートを0Vとし、
ソースの電位を12Vとすることによりフローティング
ゲートから電子を引き抜く、いわゆるゲート接地消去方
式においては、すべての動作時にわたってコントロール
ゲートに印加される電圧が0V〜12Vである。この電
圧範囲においては、逆方向接続ダイオードに電流が流れ
ないため、フラッシュメモリセルの動作に支障が生じな
い。
【0011】一方、製造プロセスにおける配線形成時に
は、フラッシュメモリセルのコントロールゲートに正又
は負の電荷がチャージアップする。しかしながら、従来
のチャージアップダメージ低減回路103のように、フ
ラッシュメモリセル101のコントロールゲートに逆方
向接続ダイオードが接続されているため、図15に示す
ように、コントロールゲートの印加範囲がV11以下及
びV12以上の場合は、チャージアップした電荷が流出
する。このため、トンネル絶縁膜に対するダメージが低
減されるので、装置の信頼性が大きく低下することを防
止できる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の配線形成工程におけるチャージアップダメージの低
減方法は、以下に示す2つの問題を有している。
【0013】第1の問題はコントロールゲートに対して
絶対値が大きい負電圧を印加できないという問題であ
る。近年、フラッシュメモリセルの微細化に伴い、消去
動作時にソースに印加する約12Vという正の高電圧を
低電圧化する方式が提案されている。その1つに[表
1]に示すゲート負電圧消去方式がある。
【0014】
【表1】
【0015】まず、書き込み動作時には、選択されたフ
ラッシュメモリセルのコントロールゲートに12Vを、
ドレインに5Vを、ソース及びP型ウェル111に接地
電位をそれぞれ印加する。この電圧設定により、ドレイ
ンの近傍にチャンネルホットエレクトロンが発生し、フ
ローティングゲートに電子が注入される。書き込み後に
は、フラッシュメモリセルのしきい値電圧が約6Vとな
る。一方、非選択のフラッシュメモリセルは、コントロ
ールゲートに0Vを印加し、ドレインをオープンとする
ことにより、誤書き込みを防止している。
【0016】次に、消去動作時には、コントロールゲー
トに−8Vを、ソースに5Vを、P型ウェル111に接
地電位をそれぞれ印加し、ドレインをオープンにする。
この電位設定により、フローティングゲートからソース
に向けて、ファウラー・ノルドハイム・トンネル電流が
流れ、フローティングゲート中の電子が引き抜かれる。
消去後には、フラッシュメモリセルのしきい値電圧は約
2Vとなる。一方、非選択のフラッシュメモリセルは、
コントロールゲート及びソースを共に0Vとすることに
よって誤消去を防止している。
【0017】次に、読み出し動作時には、コントロール
ゲートに5Vを、ドレインに1Vを、ソース及びP型ウ
ェル111に接地電位をそれぞれ印加する。この電位設
定により、フラッシュメモリセルが、消去状態の場合に
はドレインからソースに向けて電流が流れ、書き込み状
態の場合には電流が流れない。このように、ドレインか
らソースに流れる電流量の差を検出することにより、消
去状態と書き込み状態との判別が可能となる。一方、非
選択のフラッシュメモリセルは、コントロールゲートに
接地電位を印加し、ドレインをオープンにすることによ
り、誤読み出しを防止している。
【0018】しかしながら、ゲート負電圧消去方式を採
用するフラッシュメモリセルは、従来の配線形成工程に
おけるチャージアップダメージ低減回路を用いることが
できない。なぜなら、コントロールゲートに印加する負
電圧(−8V)は、逆方向接続ダイオードが順方向バイ
アスとなる電圧領域であるため、該負電圧をコントロー
ルゲートに印加することができないからである。
【0019】第2の問題は、配線形成中に15V程度の
正電圧がコントロールゲートに印加される場合があるた
め、フラッシュメモリセルの信頼性の低下を十分に防止
できないという問題である。具体的には、従来のチャー
ジアップダメージ低減回路は逆方向接続ダイオードを用
いているため、V11(約−0.6V)からV12(約
15V)の電圧がコントロールゲートに印加されてしま
う。この約15Vの範囲の電圧値は、装置の信頼性を大
きく低下させる虞はないものの、トンネル絶縁膜には大
きなファウラー・ノルドハイム・トンネル電流が流れる
電圧値であるため、信頼性の低下を少なからず引き起こ
す懸念がある。
【0020】以上、説明したように、従来の配線形成工
程におけるチャージアップダメージ低減方法は、ゲート
負電圧消去方式のフラッシュメモリに適用できない。ま
た、ゲート接地消去方式のフラッシュメモリセルに適用
した場合であっても、配線形成時におけるチャージアッ
プダメージ低減効果を十分に得られないという2つの問
題を有している。
【0021】本発明は、前記従来の問題に鑑み、不揮発
性半導体記憶装置を、ゲート負電圧消去方式が適用でき
ると共に、配線形成工程におけるチャージアップダメー
ジ低減効果を確実に得られるようにすることを目的とす
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明は、メモリセルの動作時にESD保護素子に
相当するチャージアップダメージ低減回路を動作させな
いようにする構成とする。
【0023】具体的に、本発明に係る不揮発性半導体記
憶装置は、半導体基板の上に形成されたフローティング
ゲート及びコントロールゲートを有するメモリセルと、
コントロールゲートに接続されたチャージアップダメー
ジ低減回路と、チャージアップダメージ低減回路に接続
されたダメージ低減回路制御手段とを備え、チャージア
ップダメージ低減回路は、配線形成時に発生する電荷の
チャージアップによるコントロールゲートの電位を所定
の電圧範囲内に制限し、ダメージ低減回路制御手段は、
メモリセルの各動作状態においてチャージアップダメー
ジ低減回路に電流が流れないように制御する。
【0024】本発明の不揮発性半導体記憶装置による
と、チャージアップダメージ低減回路が配線形成時に発
生する電荷のチャージアップによるコントロールゲート
の電位を所定の電圧範囲内に制限する一方、メモリセル
の各動作状態においてはダメージ低減回路制御手段がチ
ャージアップダメージ低減回路に電流が流れないように
制御するため、ゲート負電圧消去方式を採用できると共
に、配線形成時においてはトンネル絶縁膜のチャージア
ップダメージを低減できる。その上、ゲート負電圧消去
方式を採用できることから、メモリセルの低電圧動作が
可能となる。
【0025】本発明の不揮発性半導体記憶装置におい
て、チャージアップダメージ低減回路が、一方の電極が
コントロールゲートと接続されたダイオードからなり、
ダメージ低減回路制御手段が、ダイオードの他方の電極
と接続されており、メモリセルの動作状態に応じてダイ
オードの他方の電極に印加する電圧を変更することが好
ましい。
【0026】この場合に、ダイオードが、半導体基板に
形成され他方の電極となる第1導電型のウェルと該ウェ
ルに形成され一方の電極となる第2導電型の拡散層とか
ら構成されていることが好ましい。
【0027】この場合に、第1導電型がN型であり且つ
第2導電型がP型であり、ダメージ低減回路制御手段が
N型ウェルの電位をメモリセルの各動作状態においてコ
ントロールゲートに印加される電圧よりも大きいか等し
い値に設定することが好ましい。このようにすると、ダ
イオードは順方向接続となるため、コントロールゲート
に対する負バイアス時には電流が流れないので、ゲート
負電圧消去方式による消去動作にそのまま対応できる。
また、例えば書き込み動作時には、コントロールゲート
に正バイアスが印加されるが、ダメージ低減回路制御手
段がN型ウェルの電位を正バイアスよりも大きいか等し
い値に設定するため、ダイオードに順方向の電流が流れ
ることがないので、読み出し動作を確実に行なえる。
【0028】または、この場合に、第1導電型がP型で
あり且つ第2導電型がN型であり、ダメージ低減回路制
御手段がP型ウェルの電位をメモリセルの各動作状態に
おいてコントロールゲートに印加される電圧よりも小さ
いか等しい値に設定することが好ましい。このようにす
ると、ダイオードは逆方向接続となるため、コントロー
ルゲートに対する正バイアス時には電流が流れないの
で、書き込み動作及び読み出し動作時にはそのまま対応
できる。また、消去動作時には、コントロールゲートに
負バイアスが印加されるが、ダメージ低減回路制御手段
がP型ウェルの電位を負バイアスよりも小さいか等しい
値に設定するため、ダイオードに順方向の電流が流れる
ことがないので、消去動作を確実に行なえる。
【0029】本発明の不揮発性半導体記憶装置におい
て、配線形成時におけるコントロールゲートの電位が、
ダイオードにおける順方向電流及び逆方向電流が流れな
い電圧範囲内に制限されることが好ましい。
【0030】本発明の不揮発性半導体記憶装置は、半導
体基板の上に形成された2層以上の配線層からなる多層
配線をさらに備え、コントロールゲートとダイオードと
が、多層配線のうちの基板側から1層目の配線層によっ
て互いに接続されていることが好ましい。このようにす
ると、1層目の配線層を含め、2層目以降のすべての配
線層において製造工程時のチャージアップダメージを低
減できる。
【0031】本発明の不揮発性半導体記憶装置におい
て、チャージアップダメージ低減回路が、半導体基板に
形成され、互いに極性が異なる一方の電極がそれぞれコ
ントロールゲートと電気的に接続された第1のダイオー
ド及び第2のダイオードからなり、ダメージ低減回路制
御手段が、メモリセルの動作状態に応じて、第1のダイ
オード及び第2のダイオードの他方の電極に印加する電
圧をそれぞれ変更することが好ましい。
【0032】この場合に、第1のダイオードが半導体基
板に形成され他方の電極となる第1導電型の第1ウェル
と該第1ウェルに形成され一方の電極となる第2導電型
の第1拡散層とから構成されており、第2のダイオード
が半導体基板に形成され他方の電極となる第2導電型の
第2ウェルと該第2ウェルに形成され一方の電極となる
第1導電型の第2拡散層とから構成されていることが好
ましい。
【0033】この場合に、第1導電型がN型であり且つ
第2導電型がP型であり、ダメージ低減回路制御手段
が、第1のダイオードのN型ウェルの電位をメモリセル
の各動作状態においてコントロールゲートに印加される
電圧よりも大きいか等しい値に設定すると共に、第2の
ダイオードのP型ウェルの電位をメモリセルの各動作状
態においてコントロールゲートに印加される電圧よりも
小さいか等しい値に設定することが好ましい。
【0034】このようにすると、第1のダイオードは順
方向接続となり且つ第2のダイオードは逆方向接続とな
るため、配線形成時におけるチャージアップが正電荷に
よる場合には第1のダイオードが順方向となり、負電荷
による場合には第2のダイオードが順方向となるため、
蓄積された電荷が流出しやすくなるので、トンネル絶縁
膜に対するダメージをほぼ完全に防止できるようにな
る。その上、コントロールゲートが正バイアスとなる書
き込み動作時及び読み出し動作時には、ダメージ低減回
路制御手段が第1のダイオードのN型ウェルの電位を正
バイアスよりも大きいか等しい値に設定するため、ダイ
オードに順方向の電流が流れることがない。一方、コン
トロールゲートが負バイアスとなる消去動作時には、ダ
メージ低減回路制御手段が第2のダイオードのP型ウェ
ルの電位を負バイアスよりも小さいか等しい値に設定す
るため、ダイオードに順方向の電流が流れることがない
ので、メモリセルのいずれの動作をも確実に行なえる。
【0035】また、この場合に、配線形成時におけるコ
ントロールゲートの電位が、第1のダイオード及び第2
のダイオードにおける各順方向電流が流れない電圧範囲
内に制限されることが好ましい。
【0036】また、この場合に、本発明の不揮発性半導
体記憶装置は、半導体基板の上に形成された2層以上の
配線層からなる多層配線をさらに備え、コントロールゲ
ートと第1のダイオード、及びコントロールゲートと第
2のダイオードとが、多層配線のうちの基板側から1層
目の配線層によってそれぞれ接続されていることが好ま
しい。
【0037】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)本発明の第1
の実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0038】図1は本発明の第1の実施形態に係る不揮
発性半導体記憶装置の模式的な構成を示している。図1
に示すように、フラッシュメモリセル11におけるコン
トロールゲート37は、ワード線デコーダ12とチャー
ジアップダメージ低減回路14Aとに接続されている。
【0039】チャージアップダメージ低減回路14A
は、陽極がフラッシュメモリセル11のコントロールゲ
ート37と接続され、陰極がダメージ低減回路制御手段
としてのNW電圧制御回路13と接続された順方向接続
ダイオード14aを含んでいる。順方向接続ダイオード
14aの陰極は逆方向接続ダイオード15aの陰極と接
続されており、該逆方向接続ダイオード15aの陽極は
接地されている。ここで、フラッシュメモリセル11
は、アレイ状に配置された複数個のセルのうちの1つを
表わしている。
【0040】図2(a)はフラッシュメモリセル11の
断面構成を表わしている。図2(a)に示すように、例
えば、P型ウェル31Pが形成されたP型シリコンから
なる半導体基板33の主面上には、熱酸化膜からなるト
ンネル絶縁膜34が形成されており、該トンネル絶縁膜
34の上には、ポリシリコンからなるフローティングゲ
ート35、シリコン酸化膜からなる容量絶縁膜36及び
ポリシリコンからなるコントロールゲート37が順次形
成されている。
【0041】P型ウェル31Pの上部におけるゲート長
方向の一方の領域にはN型ドレイン拡散層38が形成さ
れ、他方の領域にはN型ソース拡散層39が形成されて
いる。ここで、N型ソース拡散層39は、N型ドレイン
拡散層38と比べて、拡散深さが大きく且つフローティ
ングゲート35とのオーバラップ量も大きくなるように
形成されている。
【0042】図2(b)はチャージアップダメージ低減
回路14Aの断面構成を示している。図2(b)に示す
ように、図2(a)に示した半導体基板33の他の領域
には、N型ウェル32NとP型ウェル32Pとが互いに
接合するように形成されている。
【0043】N型ウェル32Nの上部には、絶縁膜から
なる素子分離膜50によって互いに分離されたN型拡散
層41と第1のP型拡散層42Aとが形成されている。
第1のP型拡散層42Aは、図1に示すフラッシュメモ
リセル11のコントロールゲート37と接続されてい
る。
【0044】また、N型ウェル32Nは、N型拡散層4
1を介して図1に示すNW電圧制御回路13と接続され
ており、フラッシュメモリセル11の駆動状態に応じ
て、第1のP型拡散層42AとN型ウェル32Nとから
構成される順方向接続ダイオード14aに電流が流れな
いように、NW電圧制御回路13から所定の電位が印加
される。
【0045】P型ウェル32P及び半導体基板33は、
P型ウェル32Pの上部に形成された第2のP型拡散層
42Bを介して接地電位に固定されている。なお、図1
に示す逆方向接続ダイオード15aは、N型ウェル32
NとP型の半導体基板33とから構成される。
【0046】このように、本実施形態に係る不揮発性半
導体記憶装置は、チャージアップダメージ低減回路14
Aとして順方向接続ダイオード14aを用いると共に、
NW電圧制御回路13によって、順方向接続ダイオード
14aを構成するN型ウェル32Nの電位をフラッシュ
メモリセル11の駆動状態に応じて変更することを特徴
としている。
【0047】図3はN型ウェル32Nの電位VNWを0V
に固定した場合のチャージアップダメージ低減回路14
A(=順方向接続ダイオード14a)の電流特性を表わ
している。図3において、横軸はコントロールゲート3
7の電圧VCGを表わし、縦軸は順方向接続ダイオード1
4aにおけるP型拡散層42AからN型ウェル32Nの
方向に流れる電流Idiode を表わしている。
【0048】図3に示すように、N型ウェル32Nの電
位VNWを0Vとした場合は、コントロールゲート37の
電圧VCGの値がV1(約0.6V)以上となると、順方
向バイアスが印加された順方向接続ダイオード14aに
電流が流れる。また、コントロールゲート37の電圧V
CGの値がV2(約−15V)以下となると、順方向接続
ダイオード14aがブレイクダウンして該順方向接続ダ
イオード14aに逆方向の電流が流れる。すなわち、順
方向接続ダイオード14aは、N型ウェル32Nの電位
NWが0Vの場合に、コントロールゲート37の電圧V
CGがV2(約−15V)〜V1(約0.6V)の範囲で
は電流を流さない。
【0049】図4はN型ウェル32Nの電位VNWを制御
電圧Vppとした場合の順方向接続ダイオード14aの電
流特性を表わしている。図4に示すように、N型ウェル
32Nの電位VNWを制御電圧Vppとした場合は、コント
ロールゲート37の電圧VCGの値がV1+Vpp以上とな
ると、順方向バイアスにより順方向接続ダイオード14
aに電流が流れる。また、コントロールゲート37の電
圧VCGの値がV2+V pp以下となると、順方向接続ダイ
オード14aがブレイクダウンして順方向接続ダイオー
ド14aに逆方向の電流が流れる。すなわち、順方向接
続ダイオード14aは、N型ウェル32Nの電位VNW
制御電圧Vppの場合に、コントロールゲート37の電圧
CGがV2+Vpp〜V1+Vppの範囲では電流を流さな
い。一例として、制御電圧Vppを12Vとすると、順方
向接続ダイオード14aには、コントロールゲート37
の電圧VCGの値が−3V〜+12.6Vの範囲で電流が
流れない。
【0050】以下、第1の実施形態に係る不揮発性半導
体記憶装置の動作及びNW電圧制御回路13の動作を説
明する。ここでは、対象とする半導体記憶装置にゲート
負電圧消去方式を適用する場合を考える。
【0051】[表2]は[表1]に示したゲート負電圧
消去方式と同一の動作を実現できるように、NW電圧制
御回路13から出力される制御電圧Vppの値の具体例を
示している。
【0052】
【表2】
【0053】[表2]に示すように、書き込み動作時の
コントロールゲート37に印加される電圧VCGの印加範
囲は0V〜12Vである。この印加範囲で順方向接続ダ
イオード14aに電流を流さないようにするには、制御
電圧Vppの値を12Vとすれば良い。これにより、チャ
ージアップダメージ低減回路14Aに電流が流れる場合
は、製造工程のドライエッチングによってコントロール
ゲート37が所定値以上にチャージアップしたときにそ
の電荷を半導体基板又は外部に流出する場合に限られる
ため、通常の半導体記憶装置の動作時にコントロールゲ
ート37から電荷が流出して、装置の正常な動作を行な
えなくなることを防止できる。
【0054】消去動作時のコントロールゲート37に印
加される電圧VCGの印加範囲は−8V〜0Vである。こ
の印加範囲で順方向接続ダイオード14aに電流を流さ
ないようにするには、制御電圧Vppの値を0Vとすれば
良い。
【0055】読み出し動作時のコントロールゲート37
に印加される電圧VCGの印加範囲は0V〜5Vである。
この印加範囲で順方向接続ダイオード14aに電流を流
さないようにするには、制御電圧Vppの値を5Vとすれ
ば良い。
【0056】一方、配線形成時においては、制御電圧V
ppの値はほぼ0Vである。この場合に、コントロールゲ
ート37の電位VCGは、電圧の範囲がV2(約−15
V)〜V1(約0.6V)に制限されるため、コントロ
ールゲート37がチャージアップすることによって、メ
モリセルの信頼性が大きく低下することを防止できる。
【0057】以上説明したように、第1の実施形態によ
ると、チャージアップダメージ低減回路14Aに順方向
接続ダイオード14aを用いると共に、順方向接続ダイ
オード14aを構成するN型ウェル32Nの電位V
NWを、フラッシュメモリセル11の駆動状態に応じて変
更することにより、ゲート負電圧消去方式に適用可能な
チャージアップダメージ低減回路14Aを実現できる。
これにより、メモリセルの低電圧動作が可能となると共
に、配線形成時におけるトンネル絶縁膜34のチャージ
アップダメージを低減できる。
【0058】(第2の実施形態)以下、本発明の第2の
実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0059】第2の実施形態に係る不揮発性半導体記憶
装置は、チャージアップダメージ低減回路に逆方向接続
ダイオードを用い、且つ、該逆方向接続ダイオードを構
成するP型ウェルの電位をフラッシュメモリセルの駆動
状態に応じて変更する構成とする。
【0060】図5は第2の実施形態に係る不揮発性半導
体記憶装置の模式的な構成を示している。図5に示すよ
うに、フラッシュメモリセル11におけるコントロール
ゲート37は、ワード線デコーダ12とチャージアップ
ダメージ低減回路14Bとに接続されている。
【0061】チャージアップダメージ低減回路14B
は、陰極がフラッシュメモリセル11のコントロールゲ
ート37と接続され、陽極がダメージ低減回路制御手段
としてのPW電圧制御回路23と接続された逆方向接続
ダイオード14bを含んでいる。逆方向接続ダイオード
14bの陽極は順方向接続ダイオード16aの陽極と接
続されている。さらに、順方向接続ダイオード16aの
陰極は逆方向接続ダイオード16bの陰極と接続されて
おり、該逆方向接続ダイオード16bの陽極は接地され
ている。また、順方向接続ダイオード16a及び逆方向
接続ダイオード16bの共通の陰極はダメージ低減回路
制御手段としてのDNW電圧制御回路24と接続されて
いる。
【0062】ここで、フラッシュメモリセル11は、ア
レイ状に配置された複数個のセルのうちの1つを表わし
ている。また、フラッシュメモリセル11は、図2
(a)に示した構成と同一の構成を有している。
【0063】図6はチャージアップダメージ低減回路1
4Bの断面構成を示している。図6に示すように、P型
シリコンからなる半導体基板33におけるチャージアッ
プダメージ低減回路14Bのダイオード形成領域には、
深いN型ウェル40Nが形成され、該深いN型ウェル4
0Nの上方には、P型ウェル32Pと該P型ウェル32
Pを囲むように接合するN型ウェル32Nが形成されて
いる。
【0064】P型ウェル32Pの上部には、絶縁膜から
なる素子分離膜50によって互いに分離された第1のN
型拡散層41Aと第1のP型拡散層42Aとが形成され
ている。第1のN型拡散層41Aは、図5に示すフラッ
シュメモリセル11のコントロールゲート37と接続さ
れている。
【0065】また、P型ウェル32Pは、第1のP型拡
散層42Aを介して図5に示すPW電圧制御回路23と
接続されており、フラッシュメモリセル11の駆動状態
に応じて、第1のN型拡散層41AとP型ウェル32P
とから構成される逆方向接続ダイオード14bに電流が
流れないように、PW電圧制御回路23から所定の電位
が印加される。
【0066】P型ウェル32Pは、N型ウェル32N及
び深いN型ウェル40Nによって他のP型ウェル51P
及び半導体基板33と電気的に絶縁されている。さら
に、N型ウェル32N及び深いN型ウェル40Nの電位
は、フラッシュメモリセル11の駆動状態に応じて、P
型ウェル32Pの電位よりも高く又は等しくなるよう
に、N型ウェル32Nの第2のN型拡散層41Bを介し
て、DNW電圧制御回路24から所定の電位が印加され
る。また、半導体基板33はP型ウェル51Pに形成さ
れた第2のP型拡散層42Bを介して接地電位に固定さ
れている。
【0067】なお、図5に示す順方向接続ダイオード1
6aは、P型ウェル32Pと深いN型ウェル40Nとか
ら構成され、逆方向接続ダイオード16bは、深いN型
ウェル40NとP型の半導体基板33とから構成され
る。
【0068】図7は、図6におけるP型ウェル32Pの
電位VPWを0Vに固定した場合のチャージアップダメー
ジ低減回路14B(=逆方向接続ダイオード14b)の
電流特性を表わしている。図7において、横軸はコント
ロールゲート37の電圧VCGを表わし、縦軸は逆方向接
続ダイオード14bにおけるN型拡散層41AからP型
ウェル32Pの方向に流れる電流Idiode を表わしてい
る。
【0069】図7に示すように、図6におけるP型ウェ
ル32Pの電位VPWを、PW電圧制御回路23によって
第1のP型拡散層42Aを介して0Vとした場合には、
コントロールゲート37の電圧VCGの値がV3(約−
0.6V)以下となると、順方向バイアスが印加された
逆方向接続ダイオード14bに電流が流れる。また、コ
ントロールゲート37の電圧VCGの値がV4(約15
V)以上となると、逆方向接続ダイオード14bがブレ
イクダウンして該逆方向接続ダイオード14bに逆方向
の電流が流れる。すなわち、逆方向接続ダイオード14
bは、P型ウェル32Pの電位VPWが0Vの場合に、コ
ントロールゲート37の電圧VCGがV3(約−0.6
V)〜V4(約15V)の範囲では電流を流さない。
【0070】図8は、図6におけるP型ウェル32Pの
電位VPWを、PW電圧制御回路23によって第1のP型
拡散層42Aを介して制御電圧Veeとした場合の逆方向
接続ダイオード14bの電流特性を表わしている。図8
に示すように、P型ウェル32Pの電位VPWを制御電圧
eeとした場合は、コントロールゲート37の電圧V CG
の値がV3+Vee以下となると、順方向バイアスにより
逆方向接続ダイオード14bに電流が流れる。また、コ
ントロールゲート37の電圧VCGの値がV4+Vee以上
となると、逆方向接続ダイオード14bがブレイクダウ
ンして逆方向の電流が流れる。すなわち、逆方向接続ダ
イオード14bは、P型ウェル32Pの電位VPWが制御
電圧Veeの場合に、コントロールゲート37の電圧VCG
がV3+Vee〜V4+Veeの範囲では電流を流さない。
一例として、制御電圧Veeを−8Vとすると、逆方向接
続ダイオード14bには、コントロールゲート37の電
圧VCGの値が−8.6V〜+7Vの範囲で電流が流れな
い。
【0071】以下、第2の実施形態に係る不揮発性半導
体記憶装置の動作及びPW電圧制御回路の動作を説明す
る。ここでは、対象とする半導体記憶装置にゲート負電
圧消去方式を適用する場合を考える。
【0072】前掲の[表2]には、[表1]に示したゲ
ート負電圧消去方式と同一の動作を実現できるように、
PW電圧制御回路23から出力される制御電圧Veeの値
の具体例が示してある。
【0073】[表2]に示すように、書き込み動作時の
コントロールゲート37に印加される電圧VCGの印加範
囲は0V〜12Vである。この印加範囲で逆方向接続ダ
イオード14bに電流を流さないようにするには、制御
電圧Veeの値を0Vとすれば良い。これにより、前述し
たように、チャージアップダメージ低減回路14Bに電
流が流れる場合は、製造工程のドライエッチングによっ
てコントロールゲート37が所定値以上にチャージアッ
プしたときに限られるようになり、通常の半導体記憶装
置の動作時におけるコントロールゲート37からの電荷
の流出を防ぐことができる。
【0074】消去動作時のコントロールゲート37に印
加される電圧VCGの印加範囲は−8V〜0Vである。こ
の印加範囲で逆方向接続ダイオード14bに電流を流さ
ないようにするには、制御電圧Veeの値を−8Vとすれ
ば良い。
【0075】読み出し動作時のコントロールゲート37
に印加される電圧VCGの印加範囲は0V〜5Vである。
この印加範囲で逆方向接続ダイオード14bに電流を流
さないようにするには、制御電圧Veeの値を0Vとすれ
ば良い。
【0076】なお、N型ウェル32Nの電位は、P型ウ
ェル32Pの電位よりも高くなるように設定しておけば
良く、例えば、すべての駆動状態において5Vに設定す
れば良い。
【0077】一方、配線形成時においては、制御電圧V
eeの値はほぼ0Vである。この場合に、コントロールゲ
ート37の電位VCGは、電圧の範囲がV3(約−0.6
V)〜V4(約15V)に制限されるため、チャージア
ップによってメモリセルの信頼性が大きく低下すること
を防止できる。
【0078】以上説明したように、第2の実施形態によ
ると、チャージアップダメージ低減回路14Bに逆方向
接続ダイオード14bを用いると共に、逆方向接続ダイ
オード14bを構成するP型ウェル32Pの電位V
PWを、フラッシュメモリセル11の駆動状態に応じて変
更することにより、ゲート負電圧消去方式に適用可能な
チャージアップダメージ低減回路14Bを実現できる。
【0079】(第3の実施形態)以下、本発明の第3の
実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0080】第3の実施形態に係る不揮発性半導体記憶
装置は、チャージアップダメージ低減回路に順方向接続
ダイオード及び逆方向接続ダイオード(以下、ツインダ
イオードと呼ぶ。)を用い、且つ、順方向接続ダイオー
ドを構成するN型ウェルの電位と、逆方向接続ダイオー
ドを構成するP型ウェルの電位をフラッシュメモリセル
の駆動状態に応じて変更する構成とする。
【0081】図9は第3の実施形態に係る不揮発性半導
体記憶装置の模式的な構成を示している。図9に示すよ
うに、フラッシュメモリセル11におけるコントロール
ゲート37は、ワード線デコーダ12とチャージアップ
ダメージ低減回路14Cとに接続されている。
【0082】チャージアップダメージ低減回路14C
は、陽極がフラッシュメモリセル11のコントロールゲ
ート37と接続され、陰極がダメージ低減回路制御手段
としてのNW/DNW電圧制御回路25と接続された順
方向接続ダイオード14aと、陰極がフラッシュメモリ
セル11のコントロールゲート37と接続され、陽極が
ダメージ低減回路制御手段としてのPW電圧制御回路2
3と接続された逆方向接続ダイオード14bとを含んで
いる。
【0083】順方向接続ダイオード14aの陰極は逆方
向接続ダイオード16bの陰極と接続されており、該逆
方向接続ダイオード16bの陽極は接地されている。一
方、逆方向接続ダイオード14bの陽極は順方向接続ダ
イオード16aの陽極と接続されており、該順方向接続
ダイオード16aの陰極は、逆方向接続ダイオード16
bの陰極と接続されている。
【0084】ここで、フラッシュメモリセル11は、ア
レイ状に配置された複数個のセルのうちの1つを表わし
ている。また、フラッシュメモリセル11は、図2
(a)に示した構成と同一の構成を有している。
【0085】図10はチャージアップダメージ低減回路
14Cの断面構成を示している。図10に示すように、
P型シリコンからなる半導体基板33におけるチャージ
アップダメージ低減回路14Cのダイオード形成領域に
は、深いN型ウェル40Nが形成され、該深いN型ウェ
ル40Nの上方には、P型ウェル32Pと該P型ウェル
32Pを囲むように接合するN型ウェル32Nが形成さ
れている。
【0086】N型ウェル32Nの上部には、絶縁膜から
なる素子分離膜50によって互いに分離された第1のP
型拡散層43Aと第1のN型拡散層44Aとが形成され
ている。
【0087】P型ウェル32Pの上部には、素子分離膜
50によって互いに分離された第2のN型拡散層44B
と第2のP型拡散層43Bとが形成されている。
【0088】ここで、N型ウェル32N上の第1のP型
拡散層43AとP型ウェル32P上の第2のN型拡散層
44Bは、それぞれ図9に示すフラッシュメモリセル1
1のコントロールゲート37と接続されている。
【0089】また、N型ウェル32Nは、第1のN型拡
散層44Aを介して図9に示すNW/DNW電圧制御回
路25と接続されており、フラッシュメモリセル11の
駆動状態に応じて、第1のP型拡散層43AとN型ウェ
ル32Nとから構成される順方向接続ダイオード14a
に電流が流れないように、NW/DNW電圧制御回路2
5から所定の電位を有する第1の制御電圧が印加され
る。
【0090】同様に、P型ウェル32Pは、第2のP型
拡散層43Bを介して図9に示すPW電圧制御回路23
と接続されており、フラッシュメモリセル11の駆動状
態に応じて、第2のN型拡散層44BとP型ウェル32
Pとから構成される逆方向接続ダイオード14bに電流
が流れないように、PW電圧制御回路23から所定の電
位を有する第2の制御電圧が印加される。
【0091】P型ウェル32Pは、N型ウェル32N及
び深いN型ウェル40Nによって、他のP型ウェル51
P及び半導体基板33と電気的に絶縁されている。ま
た、半導体基板33はP型ウェル51Pに形成された第
3のP型拡散層43Cを介して接地電位に固定されてい
る。
【0092】なお、図9に示す順方向接続ダイオード1
6aは、P型ウェル32Pと深いN型ウェル40Nとか
ら構成され、逆方向接続ダイオード16bは、深いN型
ウェル40NとP型の半導体基板33とから構成され
る。
【0093】図11はN型ウェル32Nの電位VNW及び
P型ウェル32Pの電位VPWを共に0Vに固定した場合
のチャージアップダメージ低減回路14C(=ツインダ
イオード)の電流特性を表わしている。図11におい
て、横軸はコントロールゲート37の電圧VCGを表わ
し、縦軸はツインダイオードに流れる電流Idiode を表
わしている。
【0094】図11に示すように、N型ウェル32Nの
電位VNW及びP型ウェル32Pの電位VPWを0Vとした
場合には、コントロールゲート37の電圧VCGの値がV
3(約−0.6V)以下となると、順方向バイアスが印
加された逆方向接続ダイオード14bに電流が流れる。
また、コントロールゲート37の電圧VCGの値がV1
(約0.6V)以上となると、今度は順方向バイアスが
印加された順方向接続ダイオード14aに電流が流れ
る。すなわち、ツインダイオードは、P型ウェル32P
の電位VPW及びN型ウェル32Nの電位VNWが0Vの場
合に、コントロールゲート37の電圧VCGがV3(約−
0.6V)〜V1(約0.6V)の範囲では電流を流さ
ない。
【0095】図12は、N型ウェル32Nの電位VNW
第1の制御電圧Vppとし、且つ、P型ウェル32Pの電
位VPWを第2の制御電圧Veeとした場合のツインダイオ
ードの電流特性を表わしている。図12に示すように、
N型ウェル32Nの電位VNWをVppとし、P型ウェル3
2Pの電位VPWをVeeとした場合は、コントロールゲー
ト37の電圧VCGの値がV3+Vee以下となると、順方
向バイアスが印加された逆方向接続ダイオード14bに
電流が流れる。また、コントロールゲート37の電圧V
CGの値がV1+Vpp以上となると、順方向バイアスが印
加された順方向接続ダイオード14aに電流が流れる。
すなわち、ツインダイオードは、N型ウェル32Nの電
位VNWが第1の制御電圧Vppで且つP型ウェル32Pの
電位VPWが第2の制御電圧Veeの場合に、コントロール
ゲート37の電圧VCGがV3+V ee〜V1+Vppの範囲
では電流を流さない。
【0096】以下、第3の実施形態に係る不揮発性半導
体記憶装置の動作、NW電圧制御回路及びPW電圧制御
回路の動作を説明する。ここでは、対象とする半導体記
憶装置にゲート負電圧消去方式を適用する場合を考え
る。
【0097】前掲の[表2]には、[表1]に示したゲ
ート負電圧消去方式と同一の動作を実現できるように、
NW/DNW電圧制御回路25から出力される第1の制
御電圧Vpp及びPW電圧制御回路23から出力される第
2の制御電圧Veeの各値の具体例が示してある。
【0098】[表2]に示すように、書き込み動作時の
コントロールゲート37に印加される電圧VCGの印加範
囲は0V〜12Vである。この印加範囲でツインダイオ
ードに電流を流さないようにするには、第1の制御電圧
ppの値を12Vとし且つ第2の制御電圧Veeの値を0
Vとすれば良い。これにより、前述したように、チャー
ジアップダメージ低減回路14Cに電流が流れる場合
は、製造工程のドライエッチングによってコントロール
ゲート37が所定値以上にチャージアップしたときに限
られるようになるため、通常の半導体記憶装置の動作時
におけるコントロールゲート37からの電荷の流出を防
止することができる。
【0099】消去動作時のコントロールゲート37に印
加される電圧VCGの印加範囲は−8V〜0Vである。こ
の印加範囲でツインダイオードに電流を流さないように
するには、第1の制御電圧Vppの値を0Vとし、第2の
制御電圧Veeの値を−8Vとすれば良い。
【0100】読み出し動作時のコントロールゲート37
に印加される電圧VCGの印加範囲は0V〜5Vである。
この印加範囲でツインダイオードに電流を流さないよう
にするには、第1の制御電圧Vppの値を5Vとし、第2
の制御電圧Veeの値を0Vとすれば良い。
【0101】一方、配線形成時においては、第1の制御
電圧Vpp及び第2の制御電圧Veeの値はほぼ0Vであ
る。この場合に、コントロールゲート37の電位V
CGは、電圧の範囲がV3(約−0.6V)〜V1(約
0.6V)に制限されるため、チャージアップによる信
頼性の低下を確実に防止することができるようになる。
【0102】以上説明したように、第3の実施形態によ
ると、チャージアップダメージ低減回路14Cに順方向
接続ダイオード14a及び逆方向接続ダイオード14b
からなるツインダイオードを用いると共に、順方向接続
ダイオード14aを構成するN型ウェル32Nの電位V
NWをNW/DNW電圧制御回路25によって、また、逆
方向接続ダイオード14bを構成するP型ウェル32P
の電位VPWをPW電圧制御回路23によって、フラッシ
ュメモリセル11の駆動状態に応じてそれぞれ変更する
ことにより、ゲート負電圧消去方式に適用可能なチャー
ジアップダメージ低減回路14Cを実現できる。
【0103】その上、チャージアップダメージ低減回路
にツインダイオード構成を採用しているため、配線形成
中のコントロールゲート37の電位を、−0.6V〜+
0.6V程度と極めて狭い電圧範囲に抑えることがで
き、その結果、装置の信頼性の低下を引き起こす虞をま
ったくなくすことができる。
【0104】なお、各実施形態において、チャージアッ
プダメージ低減回路14A、14B、14Cを構成する
各ダイオードは、半導体基板33のウェルに設けられた
拡散層を用いたが、これ以外の構造を有するダイオード
を用いてもよい。
【0105】また、本発明の配線形成時におけるチャー
ジアップダメージ低減効果は、フラッシュメモリセル1
1のコントロールゲート37と、チャージアップダメー
ジ低減回路14A、14B、14Cのいずれかのダイオ
ードとが接続されて初めてその効果を発揮する。そのた
め、フラッシュメモリセル11のコントロールゲート3
7と各ダイオードの接続は、多層配線における最下層の
配線層により接続することが望ましい。このようにする
と、最下層の配線層を含めて、その上層の2層目以降の
すべての配線層において製造工程時のチャージアップダ
メージを低減することができる。
【0106】
【発明の効果】本発明に係る不揮発性半導体記憶装置に
よると、ダイオード等からなるチャージアップ低減回路
の動作バイアスを変更することにより、ゲート負電圧消
去方式を採用でき、且つ、配線形成時におけるトンネル
絶縁膜のチャージアップダメージを低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る不揮発性半導体
記憶装置を示す模式的な構成図である。
【図2】(a)は本発明の第1の実施形態に係るフラッ
シュメモリセルを示す構成断面図である。(b)は本発
明の第1の実施形態に係るチャージアップダメージ低減
回路を示す構成断面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係るチャージアップ
ダメージ低減回路の電流特性を示し、N型ウェルに対す
る制御電圧が0Vの場合を表わすグラフである。
【図4】本発明の第1の実施形態に係るチャージアップ
ダメージ低減回路の電流特性を示し、N型ウェルに制御
電圧Vppを印加した場合を表わすグラフである。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る不揮発性半導体
記憶装置を示す模式的な構成図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係るチャージアップ
ダメージ低減回路を示す構成断面図である。
【図7】本発明の第2の実施形態に係るチャージアップ
ダメージ低減回路の電流特性を示し、P型ウェルに対す
る制御電圧が0Vの場合を表わすグラフである。
【図8】本発明の第2の実施形態に係るチャージアップ
ダメージ低減回路の電流特性を示し、P型ウェルに制御
電圧Veeを印加した場合を表わすグラフである。
【図9】本発明の第3の実施形態に係る不揮発性半導体
記憶装置を示す模式的な構成図である。
【図10】本発明の第3の実施形態に係るチャージアッ
プダメージ低減回路を示す構成断面図である。
【図11】本発明の第3の実施形態に係るチャージアッ
プダメージ低減回路の電流特性を示し、N型ウェル及び
P型ウェルに対する制御電圧が0Vの場合を表わすグラ
フである。
【図12】本発明の第3の実施形態に係るチャージアッ
プダメージ低減回路の電流特性を示し、N型ウェルに第
1の制御電圧Vppを印加し且つP型ウェルに第2の制御
電圧Veeを印加した場合を表わすグラフである。
【図13】従来の不揮発性半導体記憶装置を示す模式的
な構成図である。
【図14】従来のチャージアップダメージ低減回路を示
す構成断面図である。
【図15】従来のチャージアップダメージ低減回路の電
流特性を表わすグラフである。
【符号の説明】
11 フラッシュメモリセル 12 ワード線デコーダ 13 NW電圧制御回路(ダメージ低減回路制御手
段) 14A チャージアップダメージ低減回路 14B チャージアップダメージ低減回路 14C チャージアップダメージ低減回路 14a 順方向接続ダイオード 14b 逆方向接続ダイオード 15a 逆方向接続ダイオード 16a 順方向接続ダイオード 16b 逆方向接続ダイオード 23 PW電圧制御回路(ダメージ低減回路制御手
段) 24 DNW電圧制御回路(ダメージ低減回路制御手
段) 25 NW/DNW電圧制御回路(ダメージ低減回路
制御手段) 31P P型ウェル 32P P型ウェル 33 半導体基板 34 トンネル絶縁膜 35 フローティングゲート 36 容量絶縁膜 37 コントロールゲート 38 N型ドレイン拡散層 39 N型ソース拡散層 40N 深いN型ウェル 41 N型拡散層 41A 第1のN型拡散層 41B 第2のN型拡散層 42A 第1のP型拡散層 42B 第2のP型拡散層 43A 第1のP型拡散層 43B 第2のP型拡散層 43C 第3のP型拡散層 44A 第1のN型拡散層 44B 第2のN型拡散層 50 素子分離膜 51 P型ウェル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/792

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の上に形成されたフローティ
    ングゲート及びコントロールゲートを有するメモリセル
    と、 前記コントロールゲートに接続されたチャージアップダ
    メージ低減回路と、 前記チャージアップダメージ低減回路に接続されたダメ
    ージ低減回路制御手段とを備え、 前記チャージアップダメージ低減回路は、配線形成時に
    発生する電荷のチャージアップによる前記コントロール
    ゲートの電位を所定の電圧範囲内に制限し、 前記ダメージ低減回路制御手段は、前記メモリセルの各
    動作状態において前記チャージアップダメージ低減回路
    に電流が流れないように制御することを特徴とする不揮
    発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記チャージアップダメージ低減回路
    は、一方の電極が前記コントロールゲートと接続された
    ダイオードからなり、 前記ダメージ低減回路制御手段は、前記ダイオードの他
    方の電極と接続されており、前記メモリセルの動作状態
    に応じて前記ダイオードの他方の電極に印加する電圧を
    変更することを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半
    導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記ダイオードは、前記半導体基板に形
    成され前記他方の電極となる第1導電型のウェルと、前
    記ウェルに形成され前記一方の電極となる第2導電型の
    拡散層とから構成されていることを特徴とする請求項2
    に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記第1導電型はN型であり且つ前記第
    2導電型はP型であり、 前記ダメージ低減回路制御手段は、N型ウェルの電位を
    前記メモリセルの各動作状態において前記コントロール
    ゲートに印加される電圧よりも大きいか等しい値に設定
    することを特徴とする請求項3に記載の不揮発性半導体
    記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記第1導電型はP型であり且つ前記第
    2導電型はN型であり、 前記ダメージ低減回路制御手段は、P型ウェルの電位を
    前記メモリセルの各動作状態において前記コントロール
    ゲートに印加される電圧よりも小さいか等しい値に設定
    することを特徴とする請求項3に記載の不揮発性半導体
    記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記配線形成時における前記コントロー
    ルゲートの電位は、前記ダイオードにおける順方向電流
    及び逆方向電流が流れない電圧範囲内に制限されること
    を特徴とする請求項2〜5のうちのいずれか1項に記載
    の不揮発性半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記半導体基板の上に形成された2層以
    上の配線層からなる多層配線をさらに備え、 前記コントロールゲートと前記ダイオードとは、前記多
    層配線のうちの基板側から1層目の配線層によって互い
    に接続されていることを特徴とする請求項2〜5のうち
    のいずれか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記チャージアップダメージ低減回路
    は、 前記半導体基板に形成され、互いに極性が異なる一方の
    電極がそれぞれ前記コントロールゲートと接続された第
    1のダイオード及び第2のダイオードからなり、 前記ダメージ低減回路制御手段は、前記メモリセルの動
    作状態に応じて、前記第1のダイオード及び前記第2の
    ダイオードの他方の電極に印加する電圧をそれぞれ変更
    することを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体
    記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記第1のダイオードは、前記半導体基
    板に形成され前記他方の電極となる第1導電型の第1ウ
    ェルと、前記第1ウェルに形成され前記一方の電極とな
    る第2導電型の第1拡散層とから構成されており、 前記第2のダイオードは、前記半導体基板に形成され前
    記他方の電極となる第2導電型の第2ウェルと、前記第
    2ウェルに形成され前記一方の電極となる第1導電型の
    第2拡散層とから構成されていることを特徴とする請求
    項8に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 前記第1導電型はN型であり且つ前記
    第2導電型はP型であり、 前記ダメージ低減回路制御手段は、前記第1のダイオー
    ドのN型ウェルの電位を前記メモリセルの各動作状態に
    おいて前記コントロールゲートに印加される電圧よりも
    大きいか等しい値に設定すると共に、前記第2のダイオ
    ードのP型ウェルの電位を前記メモリセルの各動作状態
    において前記コントロールゲートに印加される電圧より
    も小さいか等しい値に設定することを特徴とする請求項
    9に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】 前記配線形成時における前記コントロ
    ールゲートの電位は、前記第1のダイオード及び前記第
    2のダイオードにおける各順方向電流が流れない電圧範
    囲内に制限されることを特徴とする請求項8〜10のう
    ちのいずれか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  12. 【請求項12】 前記半導体基板の上に形成された2層
    以上の配線層からなる多層配線をさらに備え、 前記コントロールゲートと前記第1のダイオード、及び
    前記コントロールゲートと前記第2のダイオードとは、
    前記多層配線のうちの基板側から1層目の配線層によっ
    てそれぞれ接続されていることを特徴とする請求項8〜
    11のうちのいずれか1項に記載の不揮発性半導体記憶
    装置。
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