JP2002043296A - ドライエッチング方法および装置 - Google Patents

ドライエッチング方法および装置

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JP2002043296A
JP2002043296A JP2000228490A JP2000228490A JP2002043296A JP 2002043296 A JP2002043296 A JP 2002043296A JP 2000228490 A JP2000228490 A JP 2000228490A JP 2000228490 A JP2000228490 A JP 2000228490A JP 2002043296 A JP2002043296 A JP 2002043296A
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dry etching
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plasma
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gas
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Toshiaki Terashita
俊章 寺下
Mamoru Furuta
守 古田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MoWのような高融点金属とSi02とのエ
ッチング選択比を十分にとることが可能なドライエッチ
ング方法及びそれに用いる装置を提供する。 【解決手段】 チャンバー15内に反応性ガスを導入
し、その反応性ガスを励起してプラズマを発生させるこ
とにより活性種およびイオンを生成し、チャンバー内に
配置した基板14の表面に酸化膜を介して形成された高
融点金属薄膜を、レジストパターンをマスクとして用い
てドライエッチングする方法において、プラズマ源とし
て、誘導結合プラズマ(ICP)を用いる。ドライエッ
チング装置は、高密度プラズマを生成するプラズマ源
(ICP)11と、プラズマ密度を制御するICP用高
周波電源12と、基板に対してバイアス電位を与えるた
めに下部電極側に設けた高周波電源13とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反応性ガスを励起
してプラズマ化することにより生成された活性種および
イオンを利用して、ゲート電極等に用いられる高融点金
属薄膜をエッチングするためのドライエッチング方法、
およびそれに用いる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】薄膜トランジスタを用いたアクティブマ
トリックス型液晶表示装置など、ガラス基板上に薄膜ト
ランジスタのゲート電極を形成する場合には、次のよう
な反応性イオンエッチング(RIE:Reactive
Ion Etching)装置が用いられる。図8に
RIE装置の概略図を示す。この装置は、チャンバー8
1内に、平行平板の2枚の電極82a、82bを備え、
薄膜が成膜された基板83が、下部電極82b上に載置
される。下部電極82bには、プラズマ密度および基板
83へ入射するイオンエネルギーを制御する高周波電源
84が接続される。基板83は、例えば、表面に酸化膜
(SiO2)を有し、その上にモリブデン−タングステ
ン合金(MoW)のような高融点金属薄膜が被覆され、
更にその高融点金属薄膜上にレジストパターンが形成さ
れている。
【0003】ドライエッチングを行う際にはまず、ガス
導入部(図示せず)を通して反応性ガスを導入し、排気
管(図示せず)を通してチャンバー81内のガスを排気
することにより、所定の真空度にする。ひきつづき、下
部電極82bに高周波を印加することにより、反応性ガ
スを励起してプラズマを発生させ、エッチングに必要な
活性種およびイオンを生成する。高周波は基板83にバ
イアス電位を与える役割も有している。すなわち、高周
波電源84が単独で、プラズマ密度と基板83に入射す
るイオンエネルギーを制御する。これにより、基板83
上のレジストパターンから露出した高融点金属薄膜が選
択的にエッチングされ、所望のゲート電極が形成され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのRI
Eを用いた従来の技術では、前述したように、下部電極
82bに備えた高周波電源84が、単独でプラズマ密度
およびイオンエネルギーを制御するため、エッチング選
択比を確保するのが困難であった。
【0005】上述のRIE装置を用いたエッチングにお
いて、圧力を8Paとし、SF6ガスの流量を300s
ccmとし、O2ガスの流量を10sccmとし、高周
波電力を変化させたときの、MoWエッチングレート、
およびMoWとSiO2のエッチング選択比の変化を測
定した結果を、図9に示す。図9から明らかなように、
RIE装置を用いた従来のドライエッチング方法では、
MoWのSiO2に対するエッチング選択比が2から3
程度になる。そのため、SiO2上にMoW薄膜を堆積
し、上記組成の反応性ガスを用いて、MoW薄膜をレジ
ストパターンをマスクとして選択的にエッチングする
と、SiO2膜をも打ち抜かれてしまうという問題があ
った。
【0006】本発明は、上記の問題を解決するため、M
oWのような高融点金属とSiO2とのエッチング選択
比を十分にとることが可能なドライエッチング方法を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、MoWのような高融点金属のドライエッチ
ング方法において、プラズマ源として、誘導結合プラズ
マ(ICP:Inductively Coupled
Plasma)を用いることにより、SiO 2のよう
な酸化膜とのエッチング選択比を向上させることを特徴
とする。
【0008】すなわち本発明のドライエッチングする方
法は、チャンバー内に反応性ガスを導入し、その反応性
ガスを励起してプラズマを発生させることにより活性種
およびイオンを生成し、チャンバー内に配置した基板の
表面に酸化膜を介して形成された高融点金属薄膜を、レ
ジストパターンをマスクとして用いてドライエッチング
する方法であって、プラズマ源として、誘導結合プラズ
マ(ICP:Inductively Coupled
Plasma)を用いて高密度プラズマを生成するこ
とを特徴とする。
【0009】反応性ガスは、フッ素含有化合物ガスと酸
素ガスとを含む構成とすることが望ましい。反応性ガス
を構成するフッ素含有化合物ガス(FG)と酸素ガス
(OG)の混合体積比率は、FG:OG=30:1〜3
とすることが望ましい。
【0010】高密度プラズマ生成部に印加する高周波電
力(IP)と基板下部の電極にバイアス電位として印加
する高周波電力(BP)の比率は、IP:BP=20:
2〜4とすることが望ましい。
【0011】反応性ガスを導入した際のチャンバー内の
ガス圧力は、8〜12Paであることが望ましい。チャ
ンバー内で基板が配置される下部電極の温度は、50℃
〜80℃とすることが望ましい。
【0012】上記の構成において、高密度プラズマ生成
部に印加する高周波電力(IP)と基板下部の電極にバ
イアス電位として印加する高周波電力(BP)の比率
が、IP:BP=20:5〜7の領域、及びIP:BP
=20:2〜4の領域を用いて2ステップエッチングを
行うことができる。
【0013】以上の方法は、高融点金属薄膜が、モリブ
デン、タングステン、タンタル、モリブデン−タングス
テン合金、及びモリブデン−タンタル合金から選ばれた
少なくとも一種を含む金属から構成されている場合に、
より有効に適用することができる。
【0014】本発明に用いるドライエッチング装置は、
高密度プラズマを生成するプラズマ源(ICP)と、プ
ラズマ密度を制御するICP用高周波電源と、基板に対
してバイアス電位を与えるために下部電極側に設けた高
周波電源とを具備する2励起方式のドライエッチング装
置である。それにより、生成されるプラズマ密度と、基
板に入射するイオンエネルギーとを、独立して制御でき
ることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明のドライエッチング
方法を、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明
の実施に用いるICPドライエッチング装置の概略図で
ある。本装置は、2励起方式であり、高密度プラズマを
生成するプラズマ源11(ICP)と、プラズマ密度を
制御するICP用高周波電源12と、下部電極16側に
配置され基板14にバイアス電位を与えるためのバイア
ス用高周波電源13とを具備する。
【0016】ドライエッチングを行う際には、まず、基
板14をチャンバー15内の下部電極16上に載置す
る。基板14上には、例えば、表面に酸化膜(Si
2)が形成され、その上に、モリブデン−タングステ
ン合金(MoW)のような高融点金属薄膜が被覆され、
さらにその高融点金属薄膜上にレジストパターンが形成
されている。つづいて、ガス導入部を通して反応性ガス
を導入し、排気管を通してチャンバー15内のガスを排
気することにより所定の圧力にする。ひきつづき、IC
P用高周波電源12によりプラズマ源11に高周波を印
加する。それにより、反応性ガスを励起して高密度プラ
ズマを発生させ、エッチングに必要な活性種およびイオ
ンを生成する。同時に下部電極16にバイアス電位を加
え、基板14に入射するイオンエネルギーを制御する。
これにより、基板14のレジストパターンから露出した
高融点金属薄膜が選択的にエッチングされ、所望のゲー
ト電極が形成される。
【0017】基板14としては、例えば半導体基板や、
ガラス基板等を用いることができる。高融点金属として
は、例えばモリブデン、タングステン、タンタル、モリ
ブデン−タングステン合金、モリブデン−タンタル合金
等を用いることができる。
【0018】反応性ガスとしては、フッ素含有化合物と
酸素ガスの混合ガスを用いる。反応性ガスの成分である
フッ素含有化合物としては、例えばCF4や、SF6等を
用いることができる。
【0019】図2は、本発明のドライエッチング方法に
おける、O2ガス流量に対する、MoWエッチングレー
ト、およびSiO2とのエッチング選択比の関係を示す
特性図である。なお測定に際しては、ICP高周波電力
を2000Wとし、バイアス高周波電力を300Wと
し、ガス圧力を8Paとし、下部電極温度を60℃と
し、SF6とO2の混合ガスを用いて、SF6ガス流量を
一定にしてエッチングを行った。
【0020】図2から明らかなように、O2ガス流量を
増加させるに従い、MoWエッチングレートおよびSi
2エッチング選択比が減少する。反応性ガスを構成す
るフッ素含有物化合物(FG)と酸素ガス(OG)の混
合体積比率、FG:OGを、30:1〜3の範囲にする
ことにより、MoWとSiO2のエッチング選択比は
7.5を超え、十分に大きくとることが可能となる。
【0021】図3は、ICP高周波電力に対する、Mo
Wエッチングレート、およびSiO 2とのエッチング選
択比の関係を示す特性図である。なお測定に際しては、
SF6ガス流量を300sccmとし、O2ガス流量を1
0sccmとし、バイアス高周波電力を300Wとし、
ガス圧力を8Paとし、下部電極温度を60℃としてエ
ッチングを行った。図3から明らかなように、ICP高
周波電力の変化はMoWエッチングレートに寄与する
が、SiO2とのエッチング選択比に関しては影響を及
ぼさない。
【0022】図4は、バイアス高周波電力に対する、M
oWエッチングレート、およびSiO2とのエッチング
選択比の関係を示す特性図である。なお測定に際して
は、SF6ガス流量を300sccmとし、O2ガス流量
を10sccmとし、ICP高周波電力を2000Wと
し、ガス圧力を8Paとし、下部電極温度を60℃とし
てエッチングを行った。図4から明らかなように、IC
P高周波電力(IP)とバイアス高周波電力(BP)の
比率、IP:BPが、20:2〜4の領域で、100n
m以上のMoWエッチングレートを保持しつつ、高いS
iO2とのエッチング選択比を得ることができる。
【0023】図5は、ガス圧力に対する、MoWエッチ
ングレート、およびSiO2とのエッチング選択比の関
係を示す特性図である。なお測定に際しては、SF6
ス流量を300sccmとし、O2ガス流量を10sc
cmとし、ICP高周波電力を2000Wとし、バイア
ス高周波電力を300Wとし、下部電極温度を60℃と
してエッチングを行った。図5から明らかなように、ガ
ス圧力が8〜12Paの領域で、100nm以上のMo
Wエッチングレートを保持しつつ、高いSiO 2とのエ
ッチング選択比を得ることができる。
【0024】図6は、下部電極温度に対する、MoWエ
ッチングレート、およびSiO2とのエッチング選択比
の関係を示す特性図である。なお測定に際しては、SF
6ガス流量を300sccmとし、O2ガス流量を10s
ccmとし、ICP高周波電力を2000Wとし、バイ
アス高周波電力を300Wとし、ガス圧力を8Paとし
てエッチングを行った。図6から明らかなように、下部
電極温度を50℃から80℃とした領域で、高いSiO
2とのエッチング選択比を得ることができる。
【0025】
【実施例】図7はゲート電極の形成工程を示す断面図で
ある。この図面に表された工程における本発明のドライ
エッチング方法の実施例について以下に説明する。
【0026】まず、図7(a)に示すように、ガラス基
板71の表面に、厚さ90nmのSiO2薄膜72をC
VDにより成膜し、その上に厚さ200nmのMoW薄
膜73をスパッタリングにより成膜した。その後、Mo
W薄膜73上にフォトリソグラフィ技術により厚さ15
00nmのレジストパターン74を形成した。次いで、
ガラス基板71を、前述した図1に示す下部電極16上
に載置した。なお、下部電極16の温度は60℃とし
た。その後、ガス導入部を通してSF6を300scc
m、O2を10sccm導入し、排気管を通してチャン
バー15内のガスを排気することにより、8Paの真空
度とした。ひきつづき、プラズマ源11(ICP)に2
000Wの高周波電力を印加することにより、反応性ガ
スを励起して高密度プラズマを発生させ、エッチングに
必要な活性種およびイオンを生成した。同時に、下部電
極16にバイアス電位として、250Wの高周波電力を
加え、基板に入射するイオンエネルギーを制御した。こ
れにより、下部電極16上のガラス基板71表面のMo
W薄膜73を、レジストパターン74をマスクとして、
図7(b)に示すように選択的にドライエッチングし
た。
【0027】このような選択的なドライエッチングの後
レジストパターン74を除去して、図7(c)に示すよ
うに、SiO2薄膜72を成膜したガラス基板71表面
への、MoWからなるゲート電極75の形成が完了し
た。ドライエッチング後のSiO2の膜厚を分光エリプ
ソメータで測定した結果、十分にエッチング選択比が確
保されていることを確認した。
【0028】更に、高密度プラズマ生成部に印加する高
周波電力(IP)と、基板下部電極にバイアス電位とし
て印加する高周波電力(BP)の比率が、IP:BP=
20:5〜7の領域とIP:BP=20:2から4の領
域を用いる2ステップエッチングを行うことにより、M
oWの平均エッチングレートも大幅に向上させることが
できた。
【0029】すなわち、第1のステップにおいて、エッ
チングレートが速く、面内均一性の良い前者の条件を用
いて、被エッチング材料厚の8割程度のエッチングを行
い、第2のステップにおいては、残りの被エッチング材
料とオーバーエッチングを、選択比の高い後者の条件を
用いて行った。それにより、トータルのエッチング時間
短縮と、下地SiO2の選択比確保を両立させることが
できた。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、プラズマ
源にICPを用いることにより、MoWのような高融点
金属と酸化膜(Si02)とのエッチング選択比を十分
にとることが可能なドライエッチング方法を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態におけるドライエッチン
グ方法に用いられるICPドライエッチング装置の概略
を示す断面図
【図2】 本発明の一実施形態のドライエッチング方法
における、O2流量に対する、MoWエッチングレー
ト、およびSiO2とのエッチング選択比の関係を示す
グラフ
【図3】 本発明の一実施形態のドライエッチング方法
における、ICP高周波電力に対する、MoWエッチン
グレート、およびSiO2とのエッチング選択比の関係
を示すグラフ
【図4】 本発明の一実施形態のドライエッチング方法
における、バイアス高周波電力に対する、MoWエッチ
ングレート、およびSiO2とのエッチング選択比の関
係を示すグラフ
【図5】 本発明の一実施形態のドライエッチング方法
における、ガス圧力に対する、MoWエッチングレー
ト、およびSiO2とのエッチング選択比の関係を示す
グラフ
【図6】 本発明の一実施形態のドライエッチング方法
における、下部電極温度に対する、MoWエッチングレ
ート、およびSiO2とのエッチング選択比の関係を示
すグラフ
【図7】 本発明の一実施形態におけるゲート電極の形
成工程を示す断面図
【図8】 従来例のドライエッチング方法に用いられる
RIE装置の断面図
【図9】 従来例のRIEを用いて高周波電力を変化さ
せた際の、MoWエッチングレート、およびSiO2
のエッチング選択比の関係を示すグラフ
【符号の説明】
11 プラズマ源 12 ICP用高周波電源 13 バイアス用高周波電源 14 基板 15 チャンバー 16 下部電極 71 ガラス基板 72 SiO2薄膜 73 MoW薄膜 74 レジストパターン 75 ゲート電極 81 チャンバー 82a 上部電極 82b 下部電極 83 基板 84 高周波電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/3205 H01L 21/88 M 29/43 29/62 G Fターム(参考) 4K057 DA13 DA16 DB08 DB15 DC10 DD01 DE06 DE08 DE20 DG02 DG06 DG07 DG08 DG15 DM05 DN01 4M104 AA09 BB16 BB17 BB18 CC05 DD67 GG09 HH20 5F004 AA05 BA20 CA03 DA00 DA01 DA18 DA26 DA30 DB00 DB08 DB10 5F033 GG04 HH19 HH20 HH21 HH22 PP15 QQ15 VV06 WW05 WW07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャンバー内に反応性ガスを導入し、前
    記反応性ガスを励起してプラズマを発生させることによ
    り活性種およびイオンを生成し、前記チャンバー内に配
    置した基板の表面に酸化膜を介して形成された高融点金
    属薄膜を、レジストパターンをマスクとして用いてドラ
    イエッチングする方法において、 プラズマ源として、誘導結合プラズマ(ICP:Ind
    uctively Coupled Plasma)を
    用いて高密度プラズマを生成することを特徴とするドラ
    イエッチング方法。
  2. 【請求項2】 反応性ガスは、フッ素含有化合物ガスと
    酸素ガスとを含むことを特徴とする請求項1記載のドラ
    イエッチング方法。
  3. 【請求項3】 反応性ガスを構成するフッ素含有化合物
    ガス(FG)と酸素ガス(OG)の混合体積比率が、F
    G:OG=30:1〜3であることを特徴とする請求項
    1または2に記載のドライエッチング方法。
  4. 【請求項4】 高密度プラズマ生成部に印加する高周波
    電力(IP)と基板下部の電極にバイアス電位として印
    加する高周波電力(BP)の比率が、IP:BP=2
    0:2〜4であることを特徴とする請求項1または2に
    記載のドライエッチング方法。
  5. 【請求項5】 反応性ガスを導入した際のチャンバー内
    のガス圧力が、8〜12Paであることを特徴とする請
    求項1または2に記載のドライエッチング方法。
  6. 【請求項6】 チャンバー内で基板が配置される下部電
    極の温度を、50℃〜80℃としたことを特徴とする請
    求項1または2に記載のドライエッチング方法。
  7. 【請求項7】 高密度プラズマ生成部に印加する高周波
    電力(IP)と基板下部の電極にバイアス電位として印
    加する高周波電力(BP)の比率が、IP:BP=2
    0:5〜7の領域、及びIP:BP=20:2〜4の領
    域を用いる2ステップエッチングを行うことを特徴とす
    る請求項1または2に記載のドライエッチング方法。
  8. 【請求項8】 高融点金属薄膜が、モリブデン、タング
    ステン、タンタル、モリブデン−タングステン合金、及
    びモリブデン−タンタル合金から選ばれた少なくとも一
    種を含む金属から構成されていることを特徴とする請求
    項1に記載のドライエッチング方法。
  9. 【請求項9】 チャンバー内に反応性ガスを導入し、前
    記反応性ガスを励起してプラズマを発生させることによ
    り活性種およびイオンを生成し、前記チャンバー内に配
    置した基板上に形成された薄膜をドライエッチングする
    ように構成されたドライエッチング装置において、 高密度プラズマを生成する誘導結合プラズマ源と、前記
    高密度プラズマの密度を制御するICP用高周波電源
    と、前記基板に対してバイアス電位を与えるために下部
    電極側に設けた高周波電源とを具備し、生成される前記
    高密度プラズマの密度と、前記基板に入射するイオンエ
    ネルギーとを、独立して制御できることを特徴とするド
    ライエッチング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006000978A (ja) * 2004-06-18 2006-01-05 Konica Minolta Holdings Inc シリコン基板加工方法、光学素子用金型、光学素子用金型母型、光学素子及び回折格子

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