JP2002041564A - 自動検索コース設定システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般顧客の要望する外出先の情報と，広告の
掲載を要望する事業者との情報の流通を仲介するシステ
ムを提供する。 【解決手段】 宣伝効率の良い広告を希望する事業者
（企業・団体・商店主等）は，サービスセンター１にア
クセスし，事業者データ・事業内容（営業内容）を登録
する。デートや家族での外出先の情報を欲する顧客は，
サービスセンター１にアクセスし，個人データ・要望を
登録する。サービスセンター１内にある自動検索コース
設定システム７２のデータベースに格納された事業者の
営業内容は，顧客の要望に合う物件のみ検索され，コー
スプランとして設定され提供される。顧客は必要な情報
のみ取り出すことができ，事業者は，利用される確率の
高い広告効果が得られ，またコース設定されたプランを
閲覧することにより，営業の調整に役立たせることが可
能になる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は，予め契約した会員
（事業者）が登録した事業内容（営業内容，画像，位置
情報等）を，不特定多数の顧客が自分の外出予定先の要
望をインターネットのホームページ上に登録することに
よって，外出予定先でのニーズの自動検索及びそれに伴
うコースプラン設定が行われるようにした自動検索コー
ス設定システムに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】インターネットの利用者が急増してお
り，顧客が外出予定先の情報を収集する手段として，企
業・団体によるホームページの閲覧や，掲示板のように
個人同士の情報交換としてのホームページが利用されて
いる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】例えば，従来のメディ
アには外出予定先でのスポット的な情報は多いが，顧客
の希望に沿ったコースまで提供されるものがなく，ホー
ムページはただ，企業・団体が運営するものから閲覧で
きる情報が無限大にあり，顧客は要望を的確に満たす情
報のみを取り出すことが非常に困難であったし，ホーム
ページを運営する側もアクセス数でしか広告の効果をは
かる手段がなかった。

【０００４】また，個人のホームページや掲示板等のよ
うに，情報交換の場に書き込まれた情報は散発的で責任
が発生しないため，信頼度の低いランダムなものになり
やすく，利用効率も低く、インターネット上に情報を氾
濫させるものにとどまっている。本発明は、顧客に対し
て本当に必要な情報のみをコース設定されたプランとし
てまとめ効果的に提供し、同時に広告する側もその効果
を具体的に把握しやすくするためになされたものであ
る。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は，インターネッ
トを介してホームページ上で事業内容（営業内容）掲載
を希望する事業者（企業・団体・商店主等）の情報を当
該事業者端末から収集しサービスセンター１のデータベ
ースに格納し，一般顧客（インターネットユーザー、結
婚紹介所会員およびイベント担当者，出会い系ホームペ
ージからのリンクユーザー等）端末からの要望に基づい
て外出予定先のニーズを自動検索し、コースプランを設
定して当該一般顧客に提供するものであり，事業者と一
般顧客の仲介を果たすものである。

【０００６】すなわち，本発明は，事業者と顧客とにネ
ットワークを介して接続される自動検索コース設定シス
テムであって，前記事業者の営業内容に関するデータを
収集する手段と，収集したデータをデータベースとして
登録・管理する手段と、同時に当該事業者課金データを
データベースとして管理する手段と，前記一般顧客の要
望する外出予定先の情報を収集する手段と、前記収集さ
れた要望に基づいて自動検索を行いコースプランを設定
する手段と、同時に当該一般顧客課金データをデータベ
ースとして管理する手段を備えたことを特徴とする自動
検索コース設定システムである。

【０００７】本発明では，事業者がインターネットのホ
ームページにアクセスしてサービスセンター１に登録し
たのち事業内容（営業内容）を入力する。その蓄積され
たデータを顧客が同じく当該ホームページにアクセスし
て要望を登録すると，その要望を基に前記データ内にお
いて自動検索がなされコースプランが設定されること
で，的確に顧客のニーズを満たすことが可能となる。そ
の点が従来の単発的な情報提供方法とは異なる。

【０００８】また事業者に於いては、ホームページにア
クセスし当該事業内容と設定されたコースプラン上に掲
載された件数や利用予定日，顧客像等との係わりを把握
することにより，広告効果を数値的に計ることが可能に
なり，営業の調整（例えば平日，休日の仕入れ量，従業
員数，警備員数等）を行う際の目安とすることが可能と
なる。

【０００９】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図１は，本発明の構成例を示す図である。
図１において，１はサービスセンター，２は金融機関、
６１がデータベース管理手段である。顧客に関する項目
については、１１が顧客登録管理手段，１２は顧客要望
登録手段，１３は顧客課金管理手段，２１は顧客登録管
理データベース，２２は顧客要望データベース，２３は
顧客提供プランデータベース，２４は顧客課金データベ
ース，３（ａ），３（ｂ），３（ｃ）は顧客端末，３
１，３２，３３は顧客端末アクセス手段である。事業者
に関する項目については、１４は事業者登録手段，１５
は事業内容登録手段，１６は事業者認証手段，１７は事
業内容登録変更手段，１８は（事業者用）コース設定閲
覧手段，１９は事業者課金管理手段，４１は事業者登録
管理データベース，４２は事業内容（営業内容）データ
ベース，７１は位置情報データベース，７２は自動検索
コース設定システム，４３は（事業者用）コース設定閲
覧データベース，４４は事業者課金データベース，４
（ａ），４（ｂ），４（ｃ），４（ｄ）は事業者端末，
５１，５２，５３，５４は事業者端末アクセス手段であ
る。サービスセンター１，金融機関２，顧客端末３
（ａ），３（ｂ），３（ｃ），事業者端末４（ａ），４
（ｂ），４（ｃ），４（ｄ）は通信網５を介して接続さ
れる。

【００１０】データベース管理手段６１は，不特定多数
の顧客端末３（ａ），３（ｂ），３（ｃ）から収集した
顧客の登録管理，顧客要望，自動検索コース設定システ
ム７２，提供プラン，顧客課金情報，事業者端末４
（ａ），４（ｂ），４（ｃ），４（ｄ），から収集した
事業者の登録管理，事業内容（営業内容），（事業者
用）コース設定閲覧，事業者課金情報、事業者の位置情
報等をデータベースとして管理する手段である。

【００１１】顧客登録管理手段１１は，不特定多数の一
般顧客端末３（ａ），３（ｂ），３（ｃ）から当該顧客
データ（名前，住所，連絡先等）を収集し，顧客登録管
理データベース２１に登録する手段である。

【００１２】顧客要望登録手段１２は，顧客端末３
（ａ），３（ｂ），３（ｃ）に送信しているメニュー画
面に登録する場合の顧客登録管理手段１１に添付されて
おり，入力された前記顧客要望登録手段１２の情報は顧
客要望データベース２２へ登録され，要望に基づいて自
動検索コース設定システム７２によって検索・コース設
定されたプランが顧客提供プランデータベース２３に蓄
積される。

【００１３】顧客課金管理手段１３は，顧客が金融機関
２へ入金（振込み，カード決済，電子マネーによる決済
等）した情報が顧客課金データベース２４に格納される
と，コースプランが上記顧客提供プランデータベース２
３から顧客端末３（ａ），３（ｂ），３（ｃ）に送信さ
れる。

【００１４】事業者登録手段１４は，事業内容（営業内
容）の広告掲載を希望する事業者（企業，団体，商店主
等）端末４（ａ），４（ｂ），４（ｃ），４（ｄ）から
事業内容（営業内容）を収集し，事業者登録管理データ
ベース４１に登録する手段である。

【００１５】事業内容登録手段１５は，事業者端末４
（ａ），４（ｂ），４（ｃ），４（ｄ）へ送信している
メニュー画面に登録する場合の事業者登録手段１４に添
付されており，入力された前記事業内容登録手段１５の
情報は事業内容（営業内容）データベース４２へ格納さ
れ，登録された事業内容（営業内容）が自動検索コース
設定システム７２に蓄積される。この際、前記事業内容
登録手段１５においてなされる位置情報登録（クリッピ
ング）は位置情報データベース７１に格納される。

【００１６】事業者認証手段１６は，事業者が上記事業
者登録管理データベース４１，事業内容（営業内容）デ
ータベース４２に登録した際に与えられる事業者のＩＤ
（ユーザー識別子）によって管理される。

【００１７】事業内容登録変更手段１７は，事業者が上
記事業内容（営業内容）データベース４２に登録した事
業内容（営業内容）を変更（営業時間や定休日，料金の
変更等）する際，上記事業者認証手段１６にＩＤで認証
を受けて上記事業内容（営業内容）データベース４２に
アクセスし，変更内容を登録する手段である。

【００１８】（事業者用）コース設定閲覧手段１８は，
事業者が上記事業者認証手段１６にＩＤで認証を受け
て，（事業者用）コース設定閲覧データベース４３にア
クセスし，コース上に掲載された件数や利用予定日，顧
客像等を閲覧する。

【００１９】事業者課金管理手段１９は，一定期間（月
または年）ごとに事業者が金融機関２へ入金（金融機関
への振込み，カード決済，電子マネーによる決済等）し
た情報が，事業者課金データベース４４へ格納される
と，上記事業内容（営業内容）データベース４２へ登録
された事業内容が上記自動検索コース設定システム７２
へ格納され，コース設定への掲載が開始される。

【００２０】顧客端末アクセス手段３１，３２，３３
は，一般顧客端末３（ａ），３（ｂ），３（ｃ）にあっ
て，顧客登録管理手段１１にアクセスする手段である。
事業者端末アクセス手段５１，５２，５３，５４は，事
業者端末４（ａ），４（ｂ），４（ｃ），４（ｄ）にあ
って，事業者登録手段１４にアクセスする手段である。
顧客及び事業者に使用される端末として，インターネッ
トに接続されたパソコン，ノートパソコン，テレビ，ゲ
ーム機，携帯電話，ＦＡＸ等の機器が考えられる。

【００２１】図２は，本発明の動作概要を示す図であ
る。以下では，本システムをインターネット上において
ホームページを利用して実現する場合について説明す
る。

【００２２】まず，サービスセンター１は，インターネ
ット上のＷｅｂエンジン，仮想商店街，相互リンクバナ
ー広告等によりホームページを立ち上げる。顧客は，広
域コンピューターネットワーク８１に接続された顧客端
末３（ａ），３（ｂ），３（ｃ）のＷＷＷブラウザ等の
アクセスにより，サービスセンター１のホームページを
インターフェイスとしてアクセスし，顧客情報を登録，
また要望を登録する。サービスセンター１は，登録され
た顧客情報を，顧客登録管理データベース２１に格納、
管理すると同時に，顧客が登録した顧客要望を，顧客要
望データベース２２に格納、管理し，また顧客課金デー
タベース２４に格納し管理して，顧客が料金を振込み，
金融機関２への入金が確認されると，顧客端末３
（ａ），３（ｂ），３（ｃ）へコースプランが送信され
る。

【００２３】事業者は，広域コンピューターネットワー
ク８１に接続された事業者端末４（ａ），４（ｂ），４
（ｃ），４（ｄ）のＷＷＷブラウザ等のアクセスによ
り，サービスセンター１のホームページをインターフェ
イスとしてアクセスし，事業者の登録をすると同時に，
事業内容を登録する。サービスセンター１は，登録され
た事業者の情報を，事業者登録管理データベース４１に
格納、管理すると同時に，事業内容を事業内容（営業内
容）データベース４２に格納、管理し，自動検索コース
設定システム７２に格納して，プランに組み込む。ま
た，事業者は，事業者端末４（ａ），４（ｂ），４
（ｃ），４（ｄ）から認証手段を受け，サービスセンタ
ー１内の事業内容（営業内容）データベース４２にアク
セスして，事業内容を変更したり，（事業者用）コース
設定閲覧データベース４３にアクセスして，自己施設が
掲載されたデータをとり込む。

【００２４】次にデータベース管理手段６１が管理する
各データベース構造の例を示す。顧客登録管理データベ
ース２１には，顧客登録管理として，顧客名・顧客ＩＤ
・年齢・性別・メールアドレス・住所・電話番号・ＦＡ
Ｘ番号・連絡手段・連絡先・連絡希望日・支払い方法等
が格納される。これらの顧客情報は，顧客登録管理手段
１１により，顧客端末３（ａ），３（ｂ），３（ｃ）に
送信される顧客登録画面から登録されるものである。図
３は、顧客登録画面の例を示す図である。顧客ＩＤは，
顧客からの最初のアクセス時に自動的に付与される顧客
の識別情報である。

【００２５】また，顧客要望データベース２２には、顧
客要望管理として（以下、要望は例えばデートに関する
ものである場合），同伴者の年齢や予定の日時・エリア
・顧客と同伴者の趣味・出発（待ち合わせ）地点・移動
の手段（電車・バス・車・自転車・徒歩等）・遊戯ジャ
ンル（遊園地・映画館・美術館・公園等）・プレゼント
（花・貴金属・雑貨等）の購入場所・飲食のジャンル
（和食・洋食・バー等）・宿泊休憩施設（シティホテル
・ブティックホテル等）・予算・その他の希望などが格
納される。これらの要望登録情報は，顧客要望登録手段
１２により，顧客客端末３（ａ），３（ｂ），３（ｃ）
に送信される要望登録画面から登録されるものである。
図４は、要望登録画面の例を示す図である。なお、全項
目について必ずしもデータが登録されていなくても良
い。

【００２６】顧客提供プランデータベース２３は，自動
検索コース設定システム７２から顧客ごとのコースプラ
ンが蓄積される。内容は主にデートのコースプラン設定
であり，待ち合わせ場所・遊戯施設・景色の良い場所・
プレゼント購入に適した店・飲食店・宿泊休憩施設等が
画像付きで構成されており，その他の詳細な営業内容と
して，所在地・電話番号・定休日・営業時間（一部・二
部・ラストオーダー等）・料金目安・エリア名・沿線候
補・最寄り駅・駅からの所要時間・使用可能なキャッシ
ュカードの種類・予約の有無・正装の要不用・席数（収
容人数）・個室数・駐車場の収容台数・推奨品・特徴・
テーマ・コンセプト・穴場度・人気度・周辺の推奨スポ
ット・最寄り駅から徒歩によるアクセス方法・車による
アクセス方法・ホームページのＵＲＬ等，事業者から登
録された営業内容が当該コースプランに添付される。ま
た上記自動検索コース設定システム７２は位置情報デー
タベース７１に検索をかけ，プランのコース上に設定さ
れた全施設・最寄り駅・最寄り高速有料道路出入り口等
の位置情報が当該コースプランに添付される。

【００２７】また，顧客から金融機関２（カード決済・
電子マネー決済等含む）へ料金が振込まれた情報が，顧
客課金データベース２４に格納されると，図２の広域コ
ンピューターネットワーク８１を介して，顧客端末３
（ａ），３（ｂ），３（ｃ）へコースプランが自動送信
される。

【００２８】事業者登録管理データベース４１は，事業
者登録管理として，事業者名（施設名）・エリア名・ジ
ャンル（遊戯・飲食・ショッピング・宿泊休憩等），所
在地・事務所名・連絡先（電話番号・ＦＡＸ番号・メー
ルアドレス等）・担当者・取材日・契約日・更新日・支
払い方法・主な金融取引機関等が格納される。これらは
事業者登録手段１４により，契約者端末４（ａ），４
（ｂ），４（ｃ），４（ｄ）に送信される事業者登録画
面から登録されるものである。図５は、事業者登録画面
の例を示す図である。事業者ＩＤは，事業者からの登録
作業後，事業者登録管理データベース４１から自動的に
付与される事業者の識別番号である。

【００２９】また事業内容（営業内容）データベース４
２には，登録された事業者ＩＤを用いて事業者認証手段
１６からアクセスし，事業内容（営業内容），エリア名
・沿線候補・最寄り駅・駅からの所要時間・使用可能な
キャッシュカードの種類・予約の有無・正装の要不用・
席数（収容人数）・個室数・駐車場の収容台数・推奨品
・特徴・テーマ・コンセプト・穴場度・人気度・周辺の
推奨スポット・最寄り駅から徒歩によるアクセス方法・
車によるアクセス方法・ホームページのＵＲＬ，デジタ
ル形式で取り込んだ画像等を登録する。図６は、事業者
が事業内容を登録する際の事業内容登録画面の例を示す
図である。なお、全項目について必ずしもデータが登録
されていなくても良い。

【００３０】また，事業者から金融機関２（カード決済
・電子マネー決済等含む）へ料金が振込まれた情報が，
金融機関２から事業者課金情報データベース４４に格納
されると，事業内容（営業内容）データベース４２に登
録した情報が，自動検索コース設定システム７２に格納
される。

【００３１】（事業者用）コース設定閲覧データベース
４３には、自動検索コース設定システム７２から，コー
スプランが顧客に提供された時点で、広告掲載回数・予
定日時等の顧客情報が自動で格納される。事業者は，事
業者認証手段１６から（事業者用）コース設定閲覧デー
タベース４３にアクセスし，（事業者用）コース設定閲
覧データベース４３の情報を取り込んで，営業内容の調
整（仕入れ・従業員数・警備員数等）に活用する。図７
は、事業者が（事業者用）コース設定閲覧データベース
４３の情報を閲覧する際の（事業者用）コース設定閲覧
画面の例を示す図である。

【００３２】図８は，サービスセンター１において，顧
客の要望に基づいてコース設定するまでの流れを示す。
サービスセンター１は，自動検索コース設定システム７
２内のデータベース（事業者から収集した営業内容）か
ら顧客の要望を検索し，位置情報を含めたコースを設定
する。検索対象は，待ち合わせをするための喫茶店，遊
びのための公共・私有の遊戯施設，プレゼントを購入す
るための物販店，飲食店，宿泊・休憩施設等であるが，
顧客が要望登録時に登録していない項目については，検
索対象から除く。（例：泊まる予定なし，買物の予定な
し等）

【００３３】図８に於いてまず，（顧客要望１）希望予
定日に営業をしている事業者を検索する。その検索結果
の中から，次に（顧客要望２）希望のエリア内に属して
いる事業者を検索する。次に（顧客要望３）顧客・同伴
者の趣味や年代に適した事業者を検索する。次に（顧客
要望４）予算の範囲で，更に希望した移動手段（徒歩
等）で移動可能なエリア内の事業者を検索する。

【００３４】以上の検索結果は，Ａ（コース設定プラン
のフォーマット図１０に貼り付け），Ｂ（位置情報デー
タベース７１に格納）へ流れると同時に，後程事業者が
閲覧するために（事業者用）コース設定閲覧データベー
ス４３に格納される。

【００３５】上記検索結果は，Ｂの流れとして自動検索
コース設定システム７２と併設された位置情報データベ
ース７１へ送られ，図９が示すように位置情報の検索が
行われて，最寄り駅や高速有料道路出口等を含めたマッ
プＣが作成される。

【００３６】上記検索結果ＡとＣが，コース設定プラン
フォーマット図１０に貼り付けられ，コースプランが完
成する。プランは顧客提供プランデータベース２３へ格
納され，顧客から入金され次第，送信される。

【００３７】図１１は，顧客が顧客端末３（ａ），３
（ｂ），３（ｃ）からサービスセンター１に接続し，コ
ース設定されたプランを取り込むまでの処理の流れを示
す。まず，顧客端末３（ａ），３（ｂ），３（ｃ）から
サービスセンター１に接続（Ｓ１０１）し，サービスセ
ンター１はサービスメニュー画面を送信（Ｓ１０２）す
る。顧客端末３（ａ），３（ｂ），３（ｃ）はサービス
メニュー画面を受信（Ｓ１０３）し，表示（Ｓ１０４）
する。顧客は表示された画面からプランのサンプル画面
を表示（Ｓ１０５）し，制約画面（Ｓ１０６）で制約内
容確認後，要望登録メニューを選択、送信（Ｓ１０７）
すると，サービスセンター１は，メニュー選択を受信
（Ｓ１０８）し，要望登録画面図４を送信（Ｓ１０９）
する。要望登録画面図４を受信（Ｓ１１０）した顧客端
末３（ａ），３（ｂ），３（ｃ）は，要望登録画面図４
を表示（Ｓ１１１）し，顧客情報と要望を入力（Ｓ１１
２）し，送信（Ｓ１１３）して，顧客端末３（ａ），３
（ｂ），３（ｃ）は顧客情報・要望の登録作業を完了す
る。

【００３８】顧客情報・要望を受信（Ｓ１１４）したサ
ービスセンター１は，顧客情報・要望画面を表示（Ｓ１
１５）し，受信確認画面・ＩＤ番号・課金内容を送信
（Ｓ１１６）する。受信確認画面・ＩＤ番号・課金内容
を受信（Ｓ１１７）した顧客端末３（ａ），３（ｂ），
３（ｃ）は，受信確認画面・ＩＤ番号・課金内容を表示
（Ｓ１１８），確認後，ＩＤ番号と共に指定金融機関２
へ入金（Ｓ１１９）する。金融機関２からの入金情報・
ＩＤ番号を受信（Ｓ１２０）したサービスセンター１
は，入金情報・ＩＤ番号を表示（Ｓ１２１）し，確認
後，顧客の要望に基づき自動検索コース設定システム７
２にてプランを作成（Ｓ１２２）し，完成したプラン図
１０を顧客端末３（ａ），３（ｂ），３（ｃ）へ送信
（Ｓ１２３）して，サービスセンター１は要望に基づく
コース設定プラン作業を終了する。

【００３９】コースプランを受信（Ｓ１２４）した顧客
端末３（ａ），３（ｂ），３（ｃ）は，コースプラン図
１０を表示（Ｓ１２５）し，要望に基づくコースプラン
図１０の取り込み作業を完了する。顧客はコースプラン
図１０を出力または携帯端末に転送するなど，自由に利
用する。ただし，第三者への転送や，商用利用は禁止さ
れる。

【００４０】図１２は，事業者が事業者端末４（ａ），
４（ｂ），４（ｃ），４（ｄ）からサービスセンター１
に接続し，事業内容（営業内容）を自動検索コース設定
システム７２によって掲載されるまでの処理の流れを示
す。まず，事業者端末４（ａ），４（ｂ），４（ｃ），
４（ｄ）からサービスセンター１に接続（Ｓ２０１）
し，サービスセンター１はサービスメニュー画面を送信
（Ｓ２０２）する。事業者端末４（ａ），４（ｂ），４
（ｃ），４（ｄ）はサービスメニュー画面を受信（Ｓ２
０３）し，表示（Ｓ２０４）する。事業者は表示された
画面から事業内容（営業内容）サンプル画面（Ｓ２０
５）と制約画面（Ｓ２０６）を表示・確認後，事業内容
（営業内容）登録メニューを選択、送信（Ｓ２０７）す
ると，サービスセンター１は，メニュー選択を受信（Ｓ
２０８）し，事業内容登録画面図６を送信（Ｓ２０９）
する。事業内容登録画面図６を受信（Ｓ２１０）した事
業者端末４（ａ），４（ｂ），４（ｃ），４（ｄ）は，
事業内容登録画面図６を表示（Ｓ２１１）し，事業者情
報・事業内容・位置情報・画像を入力（Ｓ２１２）して
送信（Ｓ２１３）する。

【００４１】事業者端末４（ａ），４（ｂ），４
（ｃ），４（ｄ）からの事業者情報・事業内容・位置情
報・画像を受信（Ｓ２１４）したサービスセンター１
は，事業者情報・事業内容・位置情報・画像を表示して
確認（Ｓ２１５）後，受信確認画面・ＩＤ番号・課金内
容を送信（Ｓ２１６）する。受信確認画面・ＩＤ番号・
課金内容を受信（Ｓ２１７）した事業者端末４（ａ），
４（ｂ），４（ｃ），４（ｄ）は，受信確認画面・ＩＤ
番号・課金内容を表示して確認（Ｓ２１８）後，ＩＤ番
号と共に指定金融機関２へ入金（Ｓ２１９）する。金融
機関２からの入金情報・ＩＤ番号を受信（Ｓ２２０）し
たサービスセンター１は，入金情報・ＩＤ番号を表示
（Ｓ２２１）し，確認後，データベースへ格納（Ｓ２２
２）する。内容は，事業者情報は事業登録管理ＤＢ４１
へ，事業内容と画像は事業内容（営業内容）ＤＢ４２
へ，位置情報は位置情報ＤＢ７１へそれぞれ格納する。
サービスセンター１は，登録作業を完了し，自動検索コ
ース設定システム７２での掲載を開始する。

【００４２】本発明は，顧客の利便性を最優先に考え，
明確なニーズを持った顧客の要望を，事業者が入手でき
ることで，双方にメリットが生まれる。したがって，絞
り込んだ（本当に必要な）情報のみ要求している不特定
多数の顧客，また，その顧客の要望を欲している企業・
団体・商店主等，全ての業界において活用可能なシステ
ムであり，本発明の実施例としてデート（異性との外出
先に関する情報入手）や友人・家族との外出，小旅行な
どが挙げられるが，ここでは具体的にデートを実施例と
して取り上げ本システムを説明する。

【００４３】まず，本システムのサービスセンター１
は，インターフェイスとなるホームページを立ち上げ
る。顧客（インターネットユーザー・結婚紹介所の会員
やイベント担当者・出会い系ホームページからのリンク
ユーザー等）は，当該ホームページに顧客情報を入力，
ＩＤ取得後，要望を入力する。伝送方法は，インターネ
ットに接続可能な機器（パソコン・インターネットテレ
ビ・ゲーム機・携帯電話等）であること。

【００４４】要望を受信したサービスセンター１は，顧
客の料金振込み確認後、自動検索コース設定システム７
２（位置情報データベース７１を含む）によってプラン
を作成する。プランの概要は，デートにおける待ち合わ
せ場所（スタート地点），遊戯施設（遊園地・公園
等），芸術鑑賞（美術・映画等），プレゼントの購入に
適した店舗（花・貴金属・雑貨等），飲食店・景色の良
い場所・宿泊休憩施設（シティホテル・ブティックホテ
ル等）がコース設定されており，各所要時間や，位置情
報データベース７１から計測した移動時間，最寄り駅や
高速有料道路・主幹線道路など，コース上の全スポット
をクリッピングしたマップが添付（図１０）され，顧客
の指定金融機関２への入金確認後顧客端末へ送信され
る。プランを受信した顧客は，出力（または携帯端末へ
転送）し，デートに利用する。顧客は，初めて訪れる地
域でも添付位置情報によって迷うこともなく，必要な情
報のみ入手することによって，より集中できるメリット
が生まれる。

【００４５】デートでの利用を望む事業者（ここでは各
施設の運営者や商店主等を言う）は，まずインターネッ
トを介してサービスセンター１のホームページにアクセ
スして事業者情報を登録し，ＩＤ取得後，施設の事業内
容（営業内容）や画像を送信する。また，サービスセン
ター１の位置情報データベース７１へ，所在地をクリッ
ピングする。事業者はまた，ＩＤを入力してサービスセ
ンター１にアクセスし，自己施設がどの年代の顧客にい
つ利用されるか等，把握する（図７）ことができ，仕入
れや従業員数の調整に活用できる。

【００４６】

【発明の効果】事業者から見れば，いつ誰が見てくれる
かも分からない宣伝方法（広告・看板・ダイレクトメー
ル・ホームページ等）に出費するより，（デート）コー
スに組み込まれていて，利用（来店）される確率が高い
本システムをとり入れるメリットは大きい。

【００４７】ホームページを運営するサービスセンター
１としては，利用後のアンケートや掲示板での採点（ポ
イント制）方式とし，優良可否のランク付けで掲載回数
を調整することによって，更に事業者の営業内容やサー
ビスの向上が望める。

【００４８】以上説明したように，本システムを利用す
ることにより，明確なニーズを持った顧客から見れば，
情報が氾濫した各メディアより，必要な情報だけがコー
ス立てのプランとして手に入るというメリットがあり，
事業者から見ても，ターゲットを無差別に広告宣伝する
より，確実で効率の良いＰＲが可能になる。

【００４９】また競争が激しい業界にとっては，資金力
のある大手の企業や団体が，莫大な広告費を費やして顧
客を囲い込んでいるが，本システムにおいては，認知度
以上に営業の内容やサービスの質が決めてとなる。いち
早く顧客情報を入手する手段が，規模と関係なく与えら
れており，公平な競争を生むことによって，地域の活性
化にもつながる可能性を大いに含んでいる。

【００５０】本発明は，実施例で示した「デートでの利
用」に留まらず，旅行業界やナビゲーションシステム業
界等，あらゆる業界で活用でき，インターネットを利用
した新しいビジネス形態を生み出す可能性を内包してい
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の構成例

【図２】本発明の動作概要

【図３】顧客登録画面の例を示す図である

【図４】要望登録画面の例を示す図である

【図５】事業者登録画面の例を示す図である

【図６】事業内容登録画面の例を示す図である

【図７】（事業者用）コース設定閲覧画面の例を示す図
である

【図８】顧客要望から自動検索、コース設定までの流れ
１を示す図である

【図９】顧客要望から自動検索、コース設定までの流れ
２を示す図である

【図１０】コースプラン設定のフォーマットの実施例を
示す図である

【図１１】顧客端末３（ａ），３（ｂ），３（ｃ）から
サービスサンター１にアクセスし、コース設定されたプ
ランを取り込むまでの処理の流れを示す図である

【図１２】事業者端末４（ａ），４（ｂ），４（ｃ），
４（ｄ）からサービスサンター１にアクセスし、事業内
容を登録するまでの流れを示す図である

【符号の説明】

１ サービスセンター ２ 金融機関 ３ 顧客端末（ａ），（ｂ），（ｃ） ４ 事業者端末（ａ），（ｂ），（ｃ），（ｄ） ５ 通信網（インターネット） １１ 顧客登録管理手段 １２ 顧客要望登録手段 １３ 顧客課金管理手段 １４ 事業者登録手段 １５ 事業内容登録手段 １６ 事業者認証手段 １７ 事業内容登録変更手段 １８ （事業者用）コース設定閲覧手段 １９ 事業者課金管理手段 ２１ 顧客登録管理データベース ２２ 顧客要望データベース ２３ 顧客提供プランデータベース ２４ 顧客課金データベース ３１ 顧客端末アクセス手段 ３２ 顧客端末アクセス手段 ３３ 顧客端末アクセス手段 ４１ 事業者登録管理データベース ４２ 事業内容（営業内容）データベース ４３ （事業者用）コース設定閲覧データベース ４４ 事業者課金データベース ５１ 事業者端末アクセス手段 ５２ 事業者端末アクセス手段 ５３ 事業者端末アクセス手段 ５４ 事業者端末アクセス手段 ６１ データベース管理手段 ７１ 位置情報データベース ７２ 自動検索コース設定システム ８１ 広域コンピューターネットワーク

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 広告掲載を希望する企業・団体・商店主
   等の事業者端末と，外出予定先の情報を要望する一般顧
   客端末とにネットワークを介して接続される自動検索コ
   ース設定システムであって，前記事業者の営業内容に関
   するデータを収集する手段と，収集したデータをデータ
   ベースとして登録・管理する手段と、同時に当該事業者
   課金データをデータベースとして管理する手段と，前記
   一般顧客の要望する外出予定先の情報を収集する手段
   と，前記収集された要望に基づいて自動検索を行いコー
   スプランを設定する手段と、同時に当該一般顧客課金デ
   ータをデータベースとして管理する手段を備えたことを
   特徴とする自動検索コース設定システム。
2. 【請求項２】 請求項１記載の自動検索コース設定シス
   テムにおいて，前記事業者の営業内容データ収集および
   前記一般顧客の要望の収集および当該一般顧客端末への
   コースプラン提供を，インターネットのホームページを
   用いて行うようにしたことを特徴とする自動検索コース
   設定システム。
3. 【請求項３】 請求項１または請求項２記載の自動検索
   コース設定システムにおいて，前記一般顧客に提供され
   るコースプランに位置情報を含めた前記登録事業者の詳
   細なサービス情報が添付されていることを特徴とする自
   動検索コース設定システム。