JP2002039413A - オゾン流水器の止水弁機構 - Google Patents

オゾン流水器の止水弁機構

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JP2002039413A
JP2002039413A JP2000217885A JP2000217885A JP2002039413A JP 2002039413 A JP2002039413 A JP 2002039413A JP 2000217885 A JP2000217885 A JP 2000217885A JP 2000217885 A JP2000217885 A JP 2000217885A JP 2002039413 A JP2002039413 A JP 2002039413A
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JP
Japan
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valve
outlet
water
inlet
ozone
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JP2000217885A
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English (en)
Inventor
Toshiya Ishida
敏也 石田
Kazuaki Baba
和昭 馬場
Kiyoto Fujii
清人 藤井
Naoki Tohana
直樹 戸花
Tomoaki Sakata
知昭 坂田
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Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転倒を検知して閉弁作動する角度の任意な設
定が可能で、しかも、全方向への転倒に対して一様な閉
弁作動が行われるオゾン流水器の止水弁機構を提供す
る。 【解決手段】 正常な設置状態においては、弁口が開か
れて入口より入る排オゾンガスを出口から出し、転倒状
態においては、弁口を閉じさせて入口より入る水を出口
から出ないようにするオゾン流水器の止水弁機構であっ
て、弁本体3が下部に入口8を有し、上部に出口9を有
する縦形のもので、内部の弁室4にはテーパーの底面1
4に乗せられた球体6と、この球体6に背面を支持され
て開弁位置に保持される弁体5とを収容されて、弁体5
には出口9によって移動を案内される案内軸17が付設
され、テーパーの底面14にはガス通路となる溝15が
形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オゾン流水器の止
水弁機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オゾン流水器は、発生させたオゾ
ン水中の余剰オゾンガスを気液分離塔においてオゾン水
より分離し、分解筒内の分解剤により分解して酸素とし
放出しているものであり、前記分解剤は水に濡れると性
能が著しく低下する。このため、誤ってオゾン流水器を
転倒させた場合でも、分解筒へ水を侵入させないよう
に、分解筒の入口側に図4、図5に示す止水弁、或い
は、図6、図7に示す止水弁を設けている。
【0003】しかしながら、図5、図6に示すタイプの
止水弁機構18は、縦形の弁本体19が下部に入口20
を有し、上部に出口21を有して、内部の弁室22に該
弁室22よりも小径の弁体23を閉弁スプリング24に
支持させて収容し、弁体23の周囲には、閉弁スプリン
グ24の受孔25に通ずる孔26をあけたものであっ
て、弁本体19が図4に示す正常な設置状態にあるとき
は、閉弁スプリング24にその弾力よりも大きい弁体2
3の重量が作用するため、閉弁スプリング24は縮んで
弁体23を降下させるから、弁口27が開かれている。
しかし、弁本体19が図5に示すような転倒状態になる
ときは、弁体23が弁本体19に支持されるようになつ
て、閉弁スプリング24に作用する重力を減少させる。
このため、スプリング24は弁体23を弁口27へ押し
付けて閉弁させるもので、この転倒による閉弁の動作
は、全方向への転倒に対して同様に行われる。しかし、
弁本体19の転倒を検知して閉弁を行わせる角度にはバ
ラツキがあって、この角度を任意に設定することはでき
ない。
【0004】また、図6、図7に示すタイプの止水弁機
構28は、横形の弁本体29の弁室30の入口31側と
出口32側にテーパー弁座33と34を設け、弁室30
内に2個の球弁35と36を収容したものであり、弁本
体29が図6に示す正常な設置状態にあるときは、球弁
35と36は弁室30のストレート部に安定して、テー
パー弁座33及び34から離れている。しかし、弁本体
29が図7に示すように転倒して縦形に転換されると、
球弁35と36はテーパー弁座34に乗って入口31を
閉じる、従って、弁本体29の転倒を検知して閉弁を行
わせる角度は、テーパー弁座34と35の角度によって
任意に設定される。しかしながら、弁本体29が左右の
方向に転倒する場合は、弁本体29は横形の状態を保持
しているから、入口32は閉じられず、止水が行われな
いことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、転倒を検知
して閉弁作動する角度の任意な設定が可能であって、全
方向への転倒に対して一様な閉弁作動を行わせることが
できるオゾン流水器の止水弁機構を提供することをその
課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係るオゾン流水器の止水弁機構は、正常な
設置状態においては、弁口が開かれて入口より入る排オ
ゾンガスを出口から出し、転倒状態においては、弁口を
閉じさせて入口より入る水を出口から出ないようにする
オゾン流水器の止水弁機構であって、弁本体が下部に入
口を有し、上部に出口を有する縦形のものであり、内部
の弁室にはテーパーの底面に乗せられた球体と、この球
体に背面を支持されて開弁位置に保持される弁体とを収
容されて、弁体には出口によって移動を案内される案内
軸が付設され、テーパーの底面にはガス通路となる溝が
形成されていることを特徴とする。
【0007】弁室に収容された球体の大きさを、球体が
テーパーの底面を転動して弁体を押圧するとき、弁体と
の接点が弁体のシール面の外縁部よりも内側にあるよう
に設定されていることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】図1、図2において符号1は、オ
ゾン流水器2の止水弁機構を示す。この止水弁機構1
は、弁本体3とその内部に設けられる弁室4と、弁室4
内に収容される弁体5と、該弁体5を作動させる球体6
とを備えていて、弁本体3が正常な設置状態にあるとは
き、弁口7が開かれて入口8より入る排オゾンガスを出
口9から出す。しかし、弁箱3が転倒状態になるとき
は、球体6により弁体5が動かされて弁口7を閉じるた
め、入口8より水が入っても出口9からは出ないように
構成される。
【0009】前記止水弁機構1は、オゾン発生体(図面
省略)により発生させたオゾンガスを図3に示すエジェ
クタ10により水中へ混合溶解させ、オゾン水として供
給させるオゾン流水器2において、オゾン水から余剰の
オゾンガスを除かせる気液分離塔11と、除かれたオゾ
ンガスを分解剤により分解させる分解筒12とを接続す
る配管13に設置されている。
【0010】止水弁機構1における弁本体3は、図1に
示すような縦形に形成されて、下側に入口8を有し、上
側に出口9を有していて、この出口9の弁室4へ通ずる
部分が弁口7となっている。また、弁室4の下部には、
テーパーの底面14が形成されて、このテーパーの底面
14上には弁体5を作動させる球体6が置かれ、この球
体6は弁本体3が正常の設置状態にあれば、図1に示す
ようにテーパーの底面14の中央部に安定している。し
かし、弁本体3が転倒状態になって、テーパーの底面1
4の下側になる部分を水平面に対して下向かせると、球
体6はテーパーの底面14の下側になる部分を転って弁
体5に当たり、弁体5を押圧して閉弁を行わせる。
【0011】前記のようにテーパーの底面14上へ球体
6を乗せると、球体6が弁の作用をして入口8を塞ぐた
め排オゾンガスが取り入れられなくなるから、テーパー
の底面14には、入口8と弁室3とを相通させる上下方
向の溝15を、流量の点からは1条でも足りるが、詰ま
り等を配慮して複数条設け、テーパーの底面14に球体
6が乗っていても、排オゾンガスの取入れが溝15によ
り支障なく行われるようにする。
【0012】弁本体3のテーパーの底面14上へ置かれ
る球体6は、その上面に弁体5の背面を支持させると、
弁体6の正面に設けたOリング等のシール部材16が弁
口7から離隔して開弁された状態を保持すると共に、弁
本体3が横に倒れて球体6がテーパーの底面14の下側
になる部分を弁体5側へ転って、弁体5を押圧すると
き、球体6と弁体5との接点が図2に示すように弁体5
のシール部16の外縁部よりも内側、即ち中央に近い部
分にあるようにシール部材16の直径を設定する。
【0013】また、弁体5は、その正面側の中心部に弁
本体3の出口9よりも少し小径に形成した案内軸17を
付設して、この案内軸17を出口9へ嵌合させることに
より、弁体5が弁室4と同心状態を保って動作するよう
に案内させると共に、案内軸17と出口9との隙間を排
オゾンガスが流通できるようにする。
【0014】前述した構成のオゾン流水器2の止水弁機
構1は、オゾン流水器2が直立した正常状態において
は、弁本体3が図1に示すように直立状態に保持され
て、球体6をテーパーの底面14の中央部に安定させ、
球体6に乗る弁体5を弁口7から離れさせる。このた
め、弁口7は開いて入口8より入った排オゾンガスを出
口9から分解筒12へ送り、内部の分解剤により酸素に
分解させる。
【0015】しかし、誤ってオゾン流水器2を転倒させ
ると、弁本体3が図2に示すように横倒しになる。この
ため、球体6は、テーパーの底面14の下側になる部分
を弁体5の方へ転がり、弁体5に当たってこれを弁口7
へ圧接する。従って、弁口7は弁体5により閉じられて
入口8から水が入って来ても、この水を分解筒12へ入
らせないようにする。従って、分解剤が水に濡れて分解
能力を低下することがなくなる。
【0016】
【発明の効果】前述した通り、弁本体箱が正常な状態に
保持されるときは、弁口が開いてオゾンガスを通す。し
かし、弁箱が転倒して入口から水が入り込むときは、弁
口が閉じて確実に止水する操作を、全方向の転倒に対し
て一様に行い得るとともに、転倒を検知して起動する角
度をテーパーの底面の角度により、任意に設定すること
ができる。
【0017】弁体を作動させる球体が弁箱の下側に偏っ
ても、弁体のなるべく中央に近い部分を押圧させること
により、閉弁を確実にして完全な止水を行わせることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るオゾン流水器の止水弁機構の開弁
状態の縦断面図
【図2】同上の閉弁状態の縦断面図
【図3】同上の設置状態を示すオゾン流水器の説明図
【図4】従来の止水弁機構の開弁状態の縦断面図
【図5】同上の閉弁状態の縦断面図
【図6】従来の止水弁機構の他の例の開弁状態の縦断面
【図7】同上の閉弁状態の縦断面図
【符号の説明】
1 止水弁機構 2 オゾン流水器 3 弁本体 4 弁室 5 弁体 6 球体 7 弁口 8 入口 9 出口 14 テーパーの底面 15 溝 17 案内軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 清人 東京都中央区日本橋箱崎町6番6号 マッ クス株式会社内 (72)発明者 戸花 直樹 東京都中央区日本橋箱崎町6番6号 マッ クス株式会社内 (72)発明者 坂田 知昭 東京都中央区日本橋箱崎町6番6号 マッ クス株式会社内 Fターム(参考) 3H061 AA04 BB04 CC03 CC12 CC30 DD03 EA06 EC02 GG05 GG18 4D050 AA04 BB02 BD03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正常な設置状態においては、弁口が開か
    れて入口より入る排オゾンガスを出口から出し、転倒状
    態においては、弁口を閉じさせて入口より入る水を出口
    から出ないようにするオゾン流水器の止水弁機構であっ
    て、弁本体が下部に入口を有し、上部に出口を有する縦
    形のものであり、内部の弁室にはテーパーの底面に乗せ
    られた球体と、この球体に背面を支持されて開弁位置に
    保持される弁体とを収容されて、弁体には出口によって
    移動を案内される案内軸が付設され、テーパーの底面に
    はガス通路となる溝が形成されていることを特徴とする
    オゾン流水器の止水弁機構。
  2. 【請求項2】 弁室に収容された球体の大きさを、球体
    がテーパーの底面を転動して弁体を押圧するとき、弁体
    との接点が弁体のシール部の外縁部よりも内側にあるよ
    うに設定されていることを特徴とする請求項1記載のオ
    ゾン流水器の止水弁機構。
JP2000217885A 2000-07-18 2000-07-18 オゾン流水器の止水弁機構 Pending JP2002039413A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023511687A (ja) * 2020-03-24 2023-03-22 合肥美的電冰箱有限公司 脱酸素モジュール、鮮度保持装置および冷蔵庫

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023511687A (ja) * 2020-03-24 2023-03-22 合肥美的電冰箱有限公司 脱酸素モジュール、鮮度保持装置および冷蔵庫
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