JP2002034854A - 簡易トイレ - Google Patents

簡易トイレ

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JP2002034854A
JP2002034854A JP2000223523A JP2000223523A JP2002034854A JP 2002034854 A JP2002034854 A JP 2002034854A JP 2000223523 A JP2000223523 A JP 2000223523A JP 2000223523 A JP2000223523 A JP 2000223523A JP 2002034854 A JP2002034854 A JP 2002034854A
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JP
Japan
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toilet
lid
handle
guide member
simple toilet
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000223523A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Shinohara
忠男 篠原
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BARIBO KK
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BARIBO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小さな子供や身体の不自由な老人でも周囲を汚
さずに簡単に使用することができる簡易トイレを提供す
る。 【解決手段】内部に便つぼを収容するトイレ本体の上部
にガイド部材を設け、該ガイド部材に摺動可能に取付け
た蓋の開閉を操作レバーによって行なうことを特徴とす
る簡易トイレ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、病院や老人ホーム
等における介護用トイレ、又は災害時における緊急用ト
イレ、登山・キャンプ等における携帯用トイレ等として
使用される簡易トイレに関する。
【0002】
【従来の技術】身体障害者、病人や高齢者等の中には自
力でトイレに行くことが困難な人がいる。また、自力で
トイレに行ける人であっても夜中に数度トイレまで行く
のを苦痛に感じる人もいる。このため紙オムツを使用す
る場合があるが、紙オムツは使用感や見栄えが良くない
ために敬遠する人が多く、また実情では、廃棄に際して
大便を水洗トイレに流してからゴミ箱等に捨てているた
め手間がかかるとともに、手などを汚すことがあり衛生
上問題がある。そこでベットなどの近くで用便ができる
簡易トイレが提案されているが、従来の簡易トイレは便
つぼに***物を一時的に溜めておくものであり、使用に
あたっては図9にみられるように、トイレ本体22の蓋
25を開けて本体内に収納した便つぼ23に排便後、蓋
25を閉めるものである。蓋25の開閉は把手26によ
り行なうが、蓋25の内側が***物で汚れていることか
ら蓋25を逆さまにして周辺に置くことが必要であり、
小さな子供や身体の不自由な老人が1人で簡易トイレ2
1を使用することは困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来の簡易トイレの問題点を解消し、小さな子供や身体
の不自由な老人でも周囲を汚さずに簡単に使用すること
ができる簡易トイレを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記課題を
解決するために、つぎのような構成を採用する。 1.内部に便つぼを収容するトイレ本体の上部にガイド
部材を設け、該ガイド部材に摺動可能に取付けた蓋の開
閉を操作レバーによって行なうことを特徴とする簡易ト
イレ。 2.トイレ本体の上部に回動可能にハンドルを取付け、
操作レバーとハンドルをアームで連結してハンドルの回
動と蓋の開閉を連動させたことを特徴とする1に記載の
簡易トイレ。 3.ハンドルを便座カバーに固定し、便座カバーの回動
と蓋の開閉を連動させたことを特徴とする2に記載の簡
易トイレ。 4.ガイド部材をトイレ本体の側面部に延在させて、該
ガイド部材に取付けた蓋を開位置と閉位置の間で摺動可
能としたことを特徴とする1〜3のいずれかに記載の簡
易トイレ。 5.蓋を巻取り可能なシャッターにより構成し、ガイド
部材の端部に蓋の収納部を設けたことを特徴とする1〜
4のいずれかに記載の簡易トイレ。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図に基づいて本発明を詳細
に説明するが、本発明はこれらの具体例に限定されるも
のではない。図1〜図3は本発明の簡易トイレの1例を
表す図であり、図1はトイレの蓋を閉めた状態を示す斜
視図、図2はトイレの蓋を開けた状態を示す斜視図、そ
して図3はガイド部材と蓋及び操作レバーの係合状態を
示す断面模式図である。この簡易トイレ1では、内部に
便つぼ3を収容するトイレ本体2の上部から側面部にか
けてレール状のガイド部材4、4を設け、このガイド部
材4、4に摺動可能に蓋5を取り付けたものである。そ
して、蓋5の開閉は、蓋5の端部に設けた操作レバー6
によって行なう。
【0006】蓋5はプラスチック、木質材料、金属等通
常シャッターを構成する材料からなる複数の板状体を接
合することによって、シャッター状に構成することがで
きる。また、蓋5の内面側にはプラスチック、ゴム、不
織布等からなる被覆層を設け、汚染防止を図るようにし
てもよい。ガイド部材4、4としては、図3にみられる
ようにコ字形の断面形状を有する、金属、プラスチック
等からなるレール部材が使用され、蓋5の両側端部がこ
のガイド部材4、4に摺動可能に係合される。また、蓋
5の端部には、操作レバー保持部7により操作レバー6
が取り付けられる。(図3参照)
【0007】この簡易トイレ1を使用するには、操作レ
バー6によって蓋5を図2にみられる開位置まで摺動さ
せ、トイレ本体2に収容した便つぼ3に排便後、再び操
作レバー6により蓋5を図1にみられる閉位置にまで摺
動させて蓋を閉じる。このトイレでは、操作レバー6に
よりきわめて簡単に蓋5を開閉することができるので、
小さな子供や、身体の不自由な老人でも1人でトイレを
使用することが可能となる。また、使用後にはトイレ本
体2が蓋5により密閉されるので臭いがもれない。そし
て、図9にみられる従来の簡易トイレ21のように、別
体の蓋25を使用しないので、蓋によって周囲を汚すこ
ともない。
【0008】この簡易トイレ1では、ガイド部材4、4
をトイレ本体2の側面下端部まで延在させて、蓋5を図
1の閉位置と図2の開位置の間で摺動させるように構成
したが、蓋5を巻取り可能なシャッターにより構成し、
図4にみられるようにガイド部材4、4をトイレ本体2
の上面部のみに形成し、端部にシャッター収納部8を設
けて蓋5を収納するようにしてもよい。
【0009】図5及び図6は、本発明の簡易トイレの他
の例を表す図であり、図5はトイレの蓋を閉めた状態を
示す斜視図、そして図6はトイレの蓋を開けた状態を示
す斜視図である。この簡易トイレ1では、トイレ本体2
の上部にハンドル9を回動可能に係合し、このハンドル
9と操作レバー6をアーム10で連結してハンドル9の
回動と蓋5の開閉を連動させたものである。このトイレ
では、ハンドル9の上げ下ろしにより蓋を開閉すること
ができるので、蓋の開閉を片手で行うことが可能とな
る。
【0010】図7及び図8は、本発明の簡易トイレの他
の例を表す図であり、図7はトイレの蓋を閉めた状態を
示す側面図、そして図8はトイレの蓋を開けた状態を示
す側面図である。この例は、図5及び図6の簡易トイレ
を椅子11と組み合わせたものである。このトイレ1で
は、椅子11の座席12上に便座13及び便座13を覆
う便座カバー(蓋)14が設けられ、便座カバー14は
ハンドル9に固定され、アーム10によって操作レバー
6と連結されている。
【0011】図7にみられるように、便座カバー14を
下に倒した状態では、トイレ本体2の蓋5は閉じられて
いる。便座カバー14を上に起こすと、図8にみられる
ようにアーム10で便座カバー14に連結された操作レ
バー6が押し出され、蓋5がガイド部材4に沿って開位
置まで摺動する。椅子11の座席12及び便座13の中
央部には、それぞれトイレ本体に連通する穴15、16
が設けられており、このトイレの使用者は便座13に座
ってトイレ本体2に収容された便つぼ3中に排便する。
この簡易トイレ1では、単に便座カバー14を上に起こ
すことによってトイレを使用することが可能となり、使
用後は便座カバー14を下に倒すだけでトイレ本体2が
完全に密閉されるので、小さな子供や身体の不自由な老
人でも1人で簡単に操作することができ、また臭いが外
にもれることはない。
【0012】上記の具体例では、トイレ本体が四角い箱
状のものについて説明したが、トイレ本体の形状は円筒
状等任意の形状にすることができる。また、本発明の簡
易トイレは図7及び図8に示した椅子と組み合わせるほ
かに、車椅子の座席の下部や自動車の座席の内部に設置
するようにしてもよい。
【0013】
【発明の効果】本発明の簡易トイレは、上記の構成をと
ることによって、小さな子供や身体の不自由な老人でも
1人で簡単に周囲を汚さずに使用することができ、また
使用後はトイレが蓋によって完全に密封されるので臭い
が外にもれることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の簡易トイレの一例を示す斜視図であ
る。
【図2】図1の簡易トイレの使用時の状態を示す斜視図
である。
【図3】図1の簡易トイレのガイド部材と蓋及び操作レ
バーの係合状態を示す断面模式図である。
【図4】本発明の簡易トイレの他の例を示す斜視図であ
る。
【図5】本発明の簡易トイレの他の例を示す斜視図であ
る。
【図6】図5の簡易トイレの使用時の状態を示す斜視図
である。
【図7】本発明の簡易トイレの他の例を示す側面図であ
る。
【図8】図7の簡易トイレの使用時の状態を示す側面図
である。
【図9】従来の簡易トイレを示す正面図である。
【符号の説明】
1、21 簡易トイレ 2、22 トイレ本体 3、23 便つぼ 4 ガイド部材 5、25 蓋 6 操作レバー 7 操作レバー保持部 8 シャッター収納部 9 ハンドル 10 アーム 11 椅子 12 座席 13 便座 14 便座カバー 15、16 穴 26 把手

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に便つぼを収容するトイレ本体の上
    部にガイド部材を設け、該ガイド部材に摺動可能に取付
    けた蓋の開閉を操作レバーによって行なうことを特徴と
    する簡易トイレ。
  2. 【請求項2】 トイレ本体の上部に回動可能にハンドル
    を取付け、操作レバーとハンドルをアームで連結してハ
    ンドルの回動と蓋の開閉を連動させたことを特徴とする
    請求項1に記載の簡易トイレ。
  3. 【請求項3】 ハンドルを便座カバーに固定し、便座カ
    バーの回動と蓋の開閉を連動させたことを特徴とする請
    求項2に記載の簡易トイレ。
  4. 【請求項4】 ガイド部材をトイレ本体の側面部に延在
    させて、該ガイド部材に取付けた蓋を開位置と閉位置の
    間で摺動可能としたことを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかに記載の簡易トイレ。
  5. 【請求項5】 蓋を巻取り可能なシャッターにより構成
    し、ガイド部材の端部に蓋の収納部を設けたことを特徴
    とする請求項1〜4のいずれかに記載の簡易トイレ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014061184A (ja) * 2012-09-21 2014-04-10 Max Co Ltd ポータブルトイレ
JP2014061183A (ja) * 2012-09-21 2014-04-10 Max Co Ltd ポータブルトイレ
TWI627948B (zh) * 2016-10-12 2018-07-01 賴振標 Portable folding wheelchair (2)

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JP2014061183A (ja) * 2012-09-21 2014-04-10 Max Co Ltd ポータブルトイレ
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