JP2002033283A - コンビナトリアルデバイス作製装置 - Google Patents

コンビナトリアルデバイス作製装置

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JP2002033283A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成膜した薄膜を大気に晒すことなく、多種類
の薄膜を、その機能に応じた形状に形成しつつ積層して
デバイスを作製できるコンビナトリアルデバイス作製装
置を提供する。 【解決手段】 ドープドアモルファスシリコン膜、窒化
シリコン絶縁膜を形成するCVD装置1と、ノンドープ
アモルファスシリコン膜を形成するCVD装置3とパル
スレーザ堆積装置5と、ホルダ位置調節装置6,7と、
搬送マニピュレータ8,9と、基板ホルダ及び複数のマ
スクホルダを備え、ホルダ位置調節装置6,7と搬送マ
ニピュレータ8,9によって、基板ホルダと複数のマス
クホルダを位置合わせして組み合わせ、この組み合わせ
たホルダを搬送マニピュレータ8,9によって搬送し、
マスクホルダにセットした各種のマスクによって各種の
薄膜をマスク成膜して積層し、デバイスを作製する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多種類の薄膜を大
気に晒すことなく、かつ、その機能に応じた形状・構造
に積層して成膜し得るコンビナトリアルデバイス作製装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の種類の薄膜を積層して形成される
電子デバイスには、例えば、薄膜トランジスタ、アモル
ファス太陽電池等がある。これらの電子デバイスを構成
するそれぞれの薄膜は、材料が異なり、また、デバイス
動作を担う機能に応じて形状が異なる。このため、従来
のこの種のデバイスの作製工程は、薄膜毎に、専用の成
膜装置で成膜した後、成膜装置より取り出し、フォトリ
ソグラフィによってパターンニングし、次の成膜装置で
次の薄膜を成膜するといった工程を繰り返して形成して
いた。このような工程は、次の薄膜を積層する前に、形
成された薄膜表面を空気に晒すので、薄膜表面が改質さ
れ、積層した薄膜間の界面が設計とは異なるものとな
り、形成したデバイス特性は設計値とは異なると言った
問題があった。特に、薄膜トランジスタやアモルファス
太陽電池においては、膜界面の表面準位がその特性に重
要な影響を与えるため、この問題を避けるために従来は
クリーンルーム等の大がかりな設備を必要とした。
【0003】また、この様なデバイスの成膜条件や素子
構造を決める開発段階においては、膜厚、膜組成などが
異なる多種類の試料を作成し、これらの試料の特性を測
定して成膜条件や素子構造を決めることが必要である
が、作製工程で使用する成膜装置が真空装置であるた
め、真空排気に長時間を要し、かつ、一回の真空引きで
1種類の膜厚条件または成膜条件しか実施できず、デバ
イスの成膜条件や素子構造を決定するために、多大の時
間、労力及びエネルギを必要としていた。
【0004】本発明は、上記の従来法の解決すべき課題
に鑑み、成膜した薄膜を大気に晒すことなく、多種類の
薄膜を、その機能に応じた形状に形成しつつ積層して、
デバイスを作製し得る装置、すなわち、コンビナトリア
ルデバイス作製装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明のコンビナトリアルデバイス作製装置は、
相互に接続した複数の成膜装置と、基板を保持する基板
ホルダと、マスクを保持し、上記基板ホルダと互いに位
置合わせして組み合わされる複数のマスクホルダと、上
記基板ホルダまたはマスクホルダを保持し、かつ、この
基板ホルダまたはマスクホルダの位置を調整するホルダ
位置調整装置と、上記基板ホルダまたはマスクホルダを
保持し、かつ、この基板ホルダまたはマスクホルダを上
記成膜装置間で搬送する搬送マニピュレータとを備え、
上記基板ホルダとマスクホルダを、上記ホルダ位置調整
装置と上記搬送マニピュレータとで位置合わせして組み
合わせ、上記搬送マニピュレータで搬送し、上記成膜装
置で上記基板にマスク成膜し、上記操作を繰り返すこと
によって、成膜した薄膜表面を大気に晒すことなく多種
類の薄膜をその機能に応じた形状に形成しつつ積層して
デバイスを作製することを特徴としている。
【0006】上記複数の成膜装置は、互いにゲートバル
ブを介して接続した、ドープトアモルファスシリコン
層、窒化シリコン絶縁層を形成するプラズマCVD装置
と、ノンドープアモルファスシリコン層を形成するプラ
ズマCVD装置と、電極層を形成するパルスレーザ堆積
装置である。上記基板ホルダは、位置合わせ用のピンと
位置合わせ用の嵌合リングを有し、複数のマスクホルダ
は、位置合わせ用のピンに嵌合する嵌合穴と嵌合リング
に嵌合する嵌合リング溝を有し、ピンと嵌合リングを、
嵌合穴と嵌合リング溝にそれぞれ嵌合することにより、
複数のマスクパターンのマスクパターン合わせを行うこ
とができる。
【0007】上記搬送マニピュレータは、好ましくは、
基板ホルダまたはマスクホルダを保持するチャックと、
このチャックに基板ホルダまたはマスクホルダを保持し
て成膜装置間を搬送するために必要な長さのロッドを有
している。上記基板ホルダ及び複数のマスクホルダは、
好ましくは、搬送マニピュレータのチャックが嵌合する
嵌合溝を有する。上記ホルダ位置調整装置は、好ましく
は、基板ホルダまたはマスクホルダを安定に載置するた
めの嵌合溝を有する可動サセプタと、この可動サセプタ
を上下左右に移動及び水平面内で回転する調整ロッドを
有し、この調整ロッドと搬送マニピュレータを操作し、
可動サセプタと搬送マニピュレータのチャックとの相対
位置を調整することによって、可動サセプタとチャック
との間で基板ホルダまたはマスクホルダを受け渡し、可
動サセプタに載置したマスクホルダと搬送マニピュレー
タに保持した基板ホルダを位置合わせして組み合わせる
ことができる。
【0008】また、ホルダ位置調整装置は、基板ホルダ
またはマスクホルダを安定に載置するための嵌合溝を有
する可動サセプタと、この可動サセプタを載置するため
の固定サセプタと、可動サセプタを上下左右に移動及び
水平面内で回転する調整ロッドと、この調整ロッドの下
端に設けたヒータブロックと、可動サセプタを固定サセ
プタに載置した状態で、調整ロッドをさらに下降できる
余動機構とを有し、調整ロッドと搬送マニピュレータを
操作し、可動サセプタと搬送マニピュレータとの相対位
置を調整することによって、可動サセプタと搬送マニピ
ュレータとの間で基板ホルダまたはマスクホルダを受け
渡し、可動サセプタに載置したマスクホルダと搬送マニ
ピュレータに保持した基板ホルダを位置合わせして組み
合わせ、余動機構により可動サセプタに載置した基板ホ
ルダにヒータブロックを密着させて、基板ホルダを加熱
することができる。
【0009】上記基板ホルダは、好ましくは、基板ホル
ダ・リングとヒートシンクとから構成され、ヒートシン
クは、基板ホルダ・リングからはみ出して、かつ、ヒー
トシンクと点接触で固定され、ヒータブロックから熱量
を受け取り、かつ、受け取った熱量を基板ホルダ・リン
グに散逸しにくい。上記余動機構は、可動サセプタに固
定したガイドロッドと、このガイドロッドにガイド可能
に取り付けたガイド盤と、ガイドロッド上端に固設した
ガイドストッパを有し、ガイド盤を調整ロッドに固設し
て構成されるのが好ましい。さらに、可動サセプタ及び
固定サセプタは、好ましくは、基板ホルダをプラズマC
VD装置のプラズマに、または、パルスレーザ堆積装置
の蒸着原子に晒すための開口を有し、固定サセプタはプ
ラズマCVD装置のアノードを兼ねる。また、マスクホ
ルダは、基板ホルダの位置合わせ用のピンに嵌合する嵌
合穴を複数有し、これらの嵌合穴を成膜毎に順次ずらし
て上記ピンと嵌合させることによって、分割成膜するよ
うにすれば好ましい。
【0010】以上の構成による本発明のコンビナトリア
ルデバイス作製装置によれば、成膜した薄膜を大気に晒
すことなく、多種類の薄膜を、その機能に応じた形状に
形成しつつ積層して、電子デバイスを作製することがで
きる
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の好適
な実施の形態を説明する。図1はこの発明のコンビナト
リアルデバイス作製装置の構成を示す平面図である。本
装置は、各種の成膜装置を互いに接続して構成されてい
る。すなわち、P・CVD装置(プラズマCVD装置)
1にゲートバルブ2を介してP・CVD装置3と、P・
CVD装置1とP・CVD装置3とが成す方向に直角な
方向にゲートバルブ4を介してPLD装置(パルスレー
ザ堆積装置)5が接続されている。さらに、各成膜装置
は、それぞれホルダ位置調節装置6,7を具備してい
る。また、P・CVD装置1には、PLD装置5とP・
CVD装置1とを結ぶ方向にホルダ搬送用の搬送マニピ
ュレータ8が接続され、また、P・CVD装置3には、
P・CVD装置1とP・CVD装置3とを結ぶ方向にホ
ルダ搬送用の搬送マニピュレータ9が接続されている。
また、P・CVD装置1には、基板ホルダ及びマスクホ
ルダを出し入れするための挿入ゲート10が設けられて
いる。なお、上記のP・CVD装置1,3及びPLD装
置5はそれぞれ真空ポンプ、ガス導入孔、真空ゲージま
たは各種のバルブ等を有しているが、これらは通常の真
空装置と同じであるので、図示を省略する。
【0012】図2は本装置の各成膜装置1,3,5で行
う成膜方法を模式的に示したものである。図2におい
て、P・CVD装置1は、SiH4 (シラン)、B2
6 (ジボラン)、PH3 (フォスフィン)及びNH
3 (アンモニア)等のガスを用いたプラズマCVDによ
り、ドープド・アモルファスシリコン膜及びシリコン窒
化膜を成膜する。P・CVD装置3は、SiH4 (シラ
ン)を用いたプラズマCVDによりアモルファスシリコ
ン膜を成膜する。PLD装置5は、電極材料である金属
等のターゲットチップにレーザ光を照射して金属薄膜を
成膜する。
【0013】次に、本装置に用いる基板ホルダ及びマス
クホルダの構成を図3〜図6に基づいて説明する。図3
は、基板ホルダの構成を示しており、図3(a)は、基
板ホルダを構成する要素の一つであるヒートシンク21
の平面図及び側面図を示している。ヒートシンク21
は、ガラス基板等の基板を挟んで保持するための基板留
め具22を有している。図3(b)は、基板ホルダ・リ
ング23の上面図及び側面図を示している。基板ホルダ
・リング23は、円筒24と、この円筒24の円筒断面
に平行に固定された上下2つのリング状の鍔25,26
と、この下側の鍔26に円筒24の側壁に沿って垂直方
向に固定した位置合わせピン27とにより構成されてい
る。円筒24の鍔26より下のリング部分は、後述のマ
スクホルダと嵌合するための嵌合リング28である。
【0014】図3(c)は、基板ホルダ29の組立図で
あり、ヒートシンク21は、ヒートシンク21に設けた
ネジ穴30及び基板ホルダ・リング23の円筒24に設
けたネジ穴31を介し、ネジ32によって基板ホルダ・
リング23に点接触で固定される。これにより、後述の
ヒータブロックから供給される熱量が基板ホルダ・リン
グ23に逃げ難くなり、ヒートシンク21の昇温が容易
に、かつ、ヒートシンク21の温度分布が均一になる。
【0015】図4はマスクホルダの構成を示している。
図4(a)はマスクホルダ40の平面図あり、図4
(b)はA−A’断面図、図4(c)はB−B’断面図
である。マスクホルダ40は、円筒41の円筒断面に平
行にリング状の上下2枚の鍔42,43を有し、上側の
鍔42には、上記の位置合わせピン27と嵌合する位置
合わせ穴44と上記嵌合リング28と嵌合する嵌合溝4
5を有している。さらに、マスクホルダ40は、マスク
を固定するための固定台46を有している。
【0016】図5は、マスクホルダ40にマスク50を
取り付けた状態を示しており、マスク50は、マスク5
0の取付穴51とマスク固定台46に設けたネジ穴47
を介し、ネジ52によってマスクホルダ40に固定され
る。
【0017】次に基板ホルダ29とマスクホルダ40の
位置合わせ機構について説明する。図6は基板ホルダ2
9とマスクホルダ40を位置合わせして組み合わせた状
態を示しており、図6(a)は斜視図、図6(b)はA
−A’断面図、図6(c)はB−B’断面図である。図
6に示すように、基板ホルダ29とマスクホルダ40の
位置合わせは、基板ホルダ29の嵌合リング28及び位
置合わせピン27を、マスクホルダ40の嵌合溝45及
び位置合わせ穴44にそれぞれ嵌合させておこなう。し
たがって、デバイス作製に使用する複数のマスクのパタ
ーンが、マスク50のマスク取付穴51を基準として、
作製するデバイスに関し同一の位置関係を保って形成さ
れていれば、これらのマスクの内のある特定のマスクに
よって形成した基板61上の薄膜パターンに別のマスク
のパターンを正確に位置合わせすることができる。
【0018】本装置における成膜工程は、最初に、挿入
ゲート10を介して、基板61をセットした基板ホルダ
29と、デバイス作製に必要な一連のマスクの内、最初
に必要なマスク50をセットしたマスクホルダ40とを
位置合わせし、組み合わせて本装置内に収納すると共
に、最初に必要なマスク以外の他の一連のマスク50を
セットした複数のマスクホルダ40を本装置内に同時に
収納する。つぎに、組み合わせた基板ホルダ29とマス
クホルダ40がセットされている成膜装置で、基板61
に第1の薄膜を成膜し、すなわち第1の薄膜をマスク成
膜し、さらに、このマスク成膜した第1の薄膜上に第2
の薄膜をマスク成膜する際に、本装置内で、真空を保持
したまま、後述のホルダ位置調整装置と搬送マニピュレ
ータを使用して、基板ホルダ29に他のマスクを保持し
た他のマスクホルダ40を位置合わせして組み合わせ、
次の成膜装置に搬送し、第2の薄膜をマスク成膜する。
順次、上記工程を繰り返し、デバイスを構成するそれぞ
れの薄膜をそれぞれの薄膜の機能に応じた形状に形成し
ながら積層して、デバイスを作製する。
【0019】次に、ホルダ位置調整装置の構成を図7〜
図11に基づいて説明する。図7はホルダ位置調整装置
6の構成を説明するための、P・CVD1またはP・C
VD3の断面図であり、図8はホルダ位置調整装置6の
構成を示す斜視図である。ホルダ位置調整装置6は、基
板ホルダ29、マスクホルダ40または組み合わせた基
板ホルダ29とマスクホルダ40を載置するための可動
サセプタ71と、この可動サセプタ71を上下左右に移
動し、または垂直軸の回りに回転するための調整ロッド
72と、可動サセプタ71を載置するための固定サセプ
タ73とからなる。固定サセプタ73は、成膜中のプラ
ズマに基板61を晒すための開口と可動サセプタ71を
安定に載置するためのリング状の溝74を有するリング
状の円盤であり、四隅に設けた取付ロッド75によっ
て、真空槽の上面76に固定されている。
【0020】可動サセプタ71は、成膜中のプラズマに
基板61を晒すための開口と、基板ホルダ29,マスク
ホルダ40または組み合わせた基板ホルダ29とマスク
ホルダ40を安定に載置するためのリング状の溝77を
有するリング状の円盤であり、四隅に設けたガイドロッ
ド78によって、ガイド円盤79にガイド穴80を介し
てガイド可能に接続されている。
【0021】ガイド円盤79は調整ロッド72に固着さ
れている。調整ロッド72の下端には基板をヒートシン
ク21を介して加熱するための円盤状のヒータブロック
81が固定されている。ガイドロッド78の上端には、
ガイドストッパ82が固着されており、調整ロッド72
を上方に移動したときに、ガイド円盤79がこれらのガ
イドストッパ82に係留し、可動サセプタ71をつり下
げて上方に移動できる。調整ロッド72は、真空槽の上
面76と、例えばオーリングを介して結合しており、真
空を保持したまま上下左右移動及び軸の回りの回転がで
きる。このような構成のホルダ位置調整装置6によれ
ば、調整ロッド72を上方に移動することによって、可
動サセプタ71をつり下げながら上昇させることがで
き、また、調整ロッド72を下方に移動することによっ
て、可動サセプタ71を固定サセプタ73に載置するこ
とができる。また、さらに調整ロッド72を下方に移動
することによって、調整ロッド72は、可動サセプタ7
1を固定サセプタ73に載置したまま、円盤79とガイ
ドロッド78にガイドされてさらに下降できる、すなわ
ち、ホルダ位置調整装置6は、調整ロッド72が可動サ
セプタ71を固定サセプタ73に載置する位置を越えて
下降できるという余動機構を備えている。この余動機構
により、固定サセプタ73に載置された可動サセプタ7
1に組み合わせて載置された基板ホルダ29及びマスク
ホルダ40の基板ホルダ29の上面にヒータブロック8
1を密着させることができ、基板ホルダ29を加熱する
ことができる。
【0022】なお、調整ロッド72を下方に徐々に移動
し、可動サセプタ71が固定サセプタ73に載置された
ときの、ヒータブロック81の下面と可動サセプタ71
のリング状の溝74の上面との距離は、組み合わせた基
板ホルダ29とマスクホルダ40の厚さよりも十分大き
く構成されており、後述のマスクホルダ交換時に、組み
合わせた基板ホルダ29とマスクホルダ40を可動サセ
プタに載置できるようにしている。
【0023】なお、図7において、84はP・CVD装
置1または2のカソードであり、固定サセプタ73はP
・CVD装置1または2のアノードを兼ねている。ま
た、83はオーリングである。その他のプラズマCVD
装置に必要な各種のゲートバルブ、ガス導入孔等は一般
のプラズマCVD装置と同等なので図示していない。な
お、図8においては、ガイドロッド78の上端がガイド
円盤79より突き出た状態にあり、かつ、可動サセプタ
71が宙に浮いた状態を表示しているが、ホルダ位置調
整装置6の構成を示すための図示であり、実際の動作状
況を示すものではない。なお、実際の調整ロッド72の
上下左右移動及び回転機構は図示していないが、X,
Y,Z軸及びZ軸の回りの回転が可能な精密マニピュレ
ータが調整ロッド72に接続してあり、この精密マニピ
ュレータで行う。
【0024】図9は、PLD装置3のホルダ位置調整装
置7の構成を示す断面図である。本実施の形態において
は、PLD装置3のホルダ位置調整装置7は、可動サセ
プタ71と、この可動サセプタ71に固定したロッド7
5と、このロッド75をアーム90を介して調整ロッド
72に固着して構成されている。PLD装置3の基板加
熱装置91は、ヒータランプ92とヒータランプ92の
光を集光する放物面形状を有する反射鏡93とで構成さ
れるので、ホルダ位置調整装置7は、ホルダ位置調整装
置6と較べ、より簡単な構成になる。なお、図9におい
て、94は回転可能に支持された、レーザ光を照射する
ターゲットチップ94である。なお、その他のパルスレ
ーザ堆積装置に必要な各種のゲートバルブ、レーザ光線
導入窓等は一般のパルスレーザ堆積装置と同等なので図
示していない。
【0025】次に、搬送マニピュレータ8,9の構成を
説明する。図10は搬送マニピュレータ8,9の先端部
分の構成を示している。搬送マニピュレータ8,9は搬
送ロッド100を有し、搬送ロッド100の先端部分に
はチャック101を有しており、このチャック101
は、基板ホルダ29の鍔25の下面と鍔26の上面と、
鍔25の下面と鍔26の上面とに挟まれた基板ホルダ2
9の外側壁部分とで構成されるリング状のチャック溝1
02、または、マスクホルダ40の鍔42の下面と鍔4
3の上面と、鍔42の下面と鍔43の上面とに挟まれた
マスクホルダ40の外側壁部分とで構成されるリング状
のチャック溝102に嵌合させ、基板ホルダ29、マス
クホルダ40、または、組み合わせた基板ホルダ29と
マスクホルダ40を搬送する。
【0026】図11は、搬送マニピュレータ8,9の全
体の構成を示している。搬送マニピュレータ8,9は、
真空を保持するマニピュレータ格納槽110に格納さ
れ、格納した状態では、搬送マニピュレータ8,9のチ
ャック101は、P・CVD装置1,3側の格納槽11
0である格納領域111に格納される。搬送マニピュレ
ータ8,9の移動は、ロッド100に取り付けられた磁
石112に磁気結合している移動磁石リング113を、
格納槽110の外壁に沿って移動することによって行
う。
【0027】搬送マニピュレータ8のロッド100の長
さは、P・CVD装置1を通過し、PLD装置5のホル
ダ位置調整装置7に基板ホルダ29を載置することがで
きる長さである。搬送マニピュレータ9のロッド100
の長さは、P・CVD装置3を通過し、P・CVD装置
1のホルダ位置調整装置6に基板ホルダ29を載置でき
る長さである。なお、図11は、搬送マニピュレータ8
のチャック101が、基板ホルダ29を保持して格納領
域111に格納されている状態から、移動磁石リング1
13を操作して、ロッド100を移動し、基板ホルダ2
9をP・CVD装置1のホルダ位置調整装置6に搬送し
た状態を示している。この際、P・CVD装置3のホル
ダ位置調整装置6の可動サセプタ71は、搬送マニピュ
レータ8の通過の障害にならないように、調整ロッド7
2を操作して上方に移動する。なお、図11において、
114はボールベアリングである。
【0028】次に、ホルダ位置調整装置6と搬送マニピ
ュレータ8,9を使用したマスク交換方法を図12及び
図13に基づいて説明する。図12はマスクホルダをホ
ルダ位置調整装置6に載置する方法を示している。図1
2(a)は、例えば、P・CVD装置1で第1の成膜が
終わり、組み合わせた基板ホルダとマスクホルダを搬送
マニピュレータ9により、他の場所、例えば、P・CV
D装置3のホルダ位置調整装置6、あるいは、搬送マニ
ピュレータ9の格納領域111に移動して、P・CVD
装置1のホルダ位置調整装置6の可動サセプタ71上を
空にし、マニピュレータ8が、新たなマスクホルダ40
をP・CVD装置1のホルダ位置調整装置6に搬送して
きた状態を示している。この際、ホルダ位置調整装置6
は、調整ロッド72を操作して、チャック101に装着
したマスクホルダ40がホルダ位置調整装置6と接触し
ない位置に移動する。
【0029】図12(b)は、調整ロッド72を上方へ
移動し、可動サセプタ71のリング状溝77とチャック
101に装着したマスクホルダ40の鍔43を嵌合させ
た状態を表している。リング状溝77とマスクホルダ4
0の鍔43が嵌合しているので、マニピュレータ8を図
において右方向に移動することによって、マスクホルダ
40を可動サセプタ71に載置することができる。図1
2(c)は、調整ロッド72を下方に移動し、マスクホ
ルダ40を載置した可動サセプタ71を固定サセプタ7
3に載置した状態を示している。なお、マスクホルダ4
0を可動サセプタ71から取り出すには、上記の手順を
逆に行う。
【0030】図13は、基板ホルダ29と新たなマスク
ホルダ40の位置合わせ方法を示している。図13
(a)は、例えばP・CVD装置1で第1の成膜が終わ
り、新たなマスクホルダ40を可動サセプタ71に載置
し(図12(c)の状態)、他の場所に退避させていた
基板ホルダ29を搬送マニピュレータ9により、ホルダ
位置調整装置6に搬送してきた状態を示している。この
際、位置合わせピン27の先端が軽くマスクホルダ40
の鍔42の上面に接触する程度に、調整ロッド72を上
方に移動し、調整ロッド72の垂直軸の回りの回転によ
り、あるいは、調整ロッドの水平面内の移動も加え、マ
スクホルダ40の鍔42に設けられた位置合わせ穴44
に位置合わせピン27を位置合わせする。図13(b)
は、基板ホルダ29とマスクホルダ40の位置合わせが
完了し、調整ロッド72を上昇させて、基板ホルダ29
とマスクホルダ40を嵌合させた状態を示している。図
13(c)は、調整ロッド72を下降させ、可動サセプ
タ71が固定サセプタ73に載置されると共に、調整ロ
ッド72の先端に設けられている円盤状のヒータブロッ
ク81が基板ホルダ29の上面に密着するようにした状
態を示している。これにより、マスクホルダ40の交換
が完了し、かつ、ヒータブロック81が基板ホルダ29
を有効に加熱し、次の成膜を行うことができる。なお、
可動サセプタ71に載置された、組み合わされた基板ホ
ルダ29とマスクホルダ40から、基板ホルダ29ある
いはマスクホルダ40を取り出すには、上記手順を逆に
行う。また、可動サセプタ71に載置された、組み合わ
された基板ホルダ29とマスクホルダ40を組み合わせ
た状態で搬送するには、図13(c)に示した状態か
ら、調整ロッド72を上昇させ、マスクホルダ40のチ
ャック溝102の高さをチャック101の高さに調整し
てから、チャック101をチャック溝102に嵌合さ
せ、嵌合した状態で調整ロッド72を下降させて、マス
クホルダ40を可動サセプタ71の溝74から外して搬
送する。
【0031】次に、ホルダ位置調整装置6,7と搬送マ
ニピュレータ8,9を使用した、分割成膜方法について
説明する。ある特定の薄膜を成膜する場合に、基板内で
膜厚を変えて形成したい場合がある。例えば、他の薄膜
の成膜条件は同一で、特定の薄膜の膜厚を変えて特性の
変化を知りたい場合等である。このような場合、例えば
図14に示す4分割マスクを、図4に示したような、位
置合わせ穴44を鍔42上に等間隔に4個有するマスク
ホルダ40に装着し、このマスクホルダ40と基板ホル
ダ29を組み合わせて成膜し、成膜後、マスクホルダ4
0と基板ホルダ29を図13(a)に示すように配置し
て、調整ロッド72を90度回転して、マスクホルダ4
0の次の嵌合穴44に位置合わせして組み合わせ、再
び、異なった条件で成膜する。以下、順次、上記工程を
繰り返すことによって、成膜条件の異なる4種類の特定
の薄膜を同一基板上に形成することができる。
【0032】以上説明したように、本装置を用いれば、
多種類の薄膜を、その機能に応じた形状に形成しつつ積
層してデバイスを作製できるから、成膜した薄膜を大気
に晒すことなく、また、フォトリソ工程を必要とせず
に、例えば薄膜トランジスタや薄膜太陽電池等の電子デ
バイスを形成することができる。また、1回の真空引き
で、成膜条件の異なる複数のデバイスを作製することが
できる。
【0033】つぎに、本発明のコンビナトリアルデバイ
ス装置を使用したデバイス作製の実施例を説明する。本
実施例はアモルファスシリコン太陽電池を作製する例を
示している。この、アモルファスシリコン太陽電池は、
ガラス/透明導電膜/n型アモルファスSi層/i層
(アモルファスSi層)/p型アモルファスSi層/A
l裏面電極構造を有している(図14(b))。
【0034】以下にアモルファスシリコン太陽電池の作
製工程を説明する。 P・CVD装置1への基板導入: ・ITO(Indium tin oxide)およびZnO(酸化亜
鉛)付きガラス基板61をアセトン・エタノール・純水
で洗浄する。 ・基板ホルダ29に基板61をセットする。 ・マスクホルダ40にはマスクを装着せず(マスクホル
ダAとする。)、そのまま基板ホルダ支持治具として使
用する。 ・マスクホルダ40に4分割マスク140を装着する
(図14(a)、マスクホルダBとする。)。 ・マスクホルダ40に電極形成用マスクを装着する(マ
スクホルダCとする。)。
【0035】・マスクホルダCを搬送マニピュレータ8
を使用して、PLD装置3の可動サセプタ71に載置し
ておく。 ・マスクホルダAと基板ホルダ29を重ね合わせてP・
CVD装置lに導入し、搬送マニピュレータ8で保持し
ておく。 ・マスクホルダBをP・CVD装置lの中に導入し、可
動サセプタ71上に載置する。 ・P・CVD装置lをロータリポンプ及び複合分子ポン
プにて真空排気する。 ・1時間ほど排気し、P・CVD装置lの真空度が10
-7Torr台に到達したら、ゲートバルブ2を開けてマ
スクホルダBを搬送マニピュレータ9でP・CVD装置
3に搬送し、P・CVD装置3の可動サセプタ71上に
載せる。ゲートバルブ2を閉める。 ・前述の重ね合わせたマスクホルダAと基板ホルダ29
を搬送マニピュレータ9からP・CVD装置lの可動サ
セプタ71に載せ替えた後、調整ロッド72を下げてい
って、調整ロッド72のヒータブロック81と可動サセ
プタ71の間にマスクホルダ40と基板ホルダ29が挟
み込まれる状態にする。このようにして基板ホルダ29
とヒータブロック81を密着させ、熱接触を確立する。 ・P・CVD装置lのヒータブロック81の温度を15
0℃にセットし、基板61及び真空槽内のベーキングを
開始する。この状態を6時間程度保持する。
【0036】アモルファスSin層の堆積: ・P・CVD装置lのヒータブロック81の温度を25
0℃にセットし、昇温まで15分程度待つ。 ・PH3 流量を5sccm(cm3 /min)、SiH
4 流量を10sccmに設定し、P・CVD装置1内に
導入する。排気バルブの開閉量を調節して(作動排気)
チャンバ内圧を100mTorr(13.3Pa)にす
る。 ・カソード電極に13.56MHz(国際電波法で定め
られた工業用周波数)、65mW/cm2 の高周波を印
加してプラズマを発生させる。70秒間堆積後、高周波
をOFFにして成膜を停止する。
【0037】・PH3 およびSiH4 の導入を停止し、
排気バルブを全開にする。P・CVD装置l内が10-7
Torr台の超高真空に到達したらゲートバルブ2を開
けて、基板ホルダ29をP・CVD装置lからP・CV
D装置2に移す。その際、基板ホルダ29のみを搬送マ
ニピュレータ9で受け取る。 ・基板ホルダ29をP・CVD装置3内に搬送し、マス
クホルダBの上に重ねる。その後、ヒータブロック81
を下げていって、ヒータブロック81と可動サセプタ7
1の間に基板ホルダ29とマスクホルダBが挟み込まれ
る状態にする。 ・ゲートバルブ2を閉める。 ・P・CVD装置3のヒータブロック81を250℃に
設定する。
【0038】i層の堆積(膜厚を4種類変化させる): ・SiH4 流量を10sccm(cm3 /min)に設
定し、P・CVD装置3内に導入する。排気バルブの開
閉量を調節して(作動排気)、チャンバ内圧を100m
Torr (13.3Pa)にする。 ・カソード電極に13.56MHz,65mW/cm2
の高周波を印加してプラズマを発生させる。 ・30分間堆積後、高周波をOFFにして成膜を停止す
る。 ・搬送マニピュレータ9により基板ホルダ29を受け取
り、格納領域111に格納する。
【0039】・調整ロッド72を90°回転させる。搬
送マニピュレータ9を再びP・CVD装置3内に搬入
し、基板ホルダ29をマスクホルダBの上に重ねる。 ・調整ロッド72を下げていって、基板ホルダ29とマ
スクホルダBが、ヒータブロック81と可動サセプタ7
1の間に挟み込まれる状態にする。 ・以上の工程を繰り返して、45分,60分および75
分間それぞれ基板61上の異なる位置に、異なる膜厚の
i層(アモルファスSi層)を堆積する。 ・SiH4 の導入を停止し、排気バルブを全開する。P
・CVD装置3内が10-7Torr台の超高真空に到達
したらゲートバルブ2を開けて、基板ホルダ29のみを
搬送マニピュレータ9によってP・CVD装置3からP
・CVD装置1に移す。 ・基板ホルダ29をP・CVD装置1内に搬送し、マス
クホルダAの上に重ねる。その後ヒータブロック81を
下げていって、基板ホルダ29とマスクホルダAが、ヒ
ータブロック81と可動サセプタ71の間に挟み込まれ
る状態にする。 ・ゲートバルブ2を閉める。
【0040】p層の堆積: ・P・CVD装置1のヒータブロック81を250℃に
セットし、昇温まで15分程度待つ。 ・B2 6 の流量を5sccm(cm3 /min)、S
iH4 流量を10sccmに設定し、P・CVD装置1
内に導入する。排気バルブの開閉量を調節して(作動排
気)、チャンバ内圧を100mTorr(13.3P
a)にする。 ・カソード電極に13.56MHz、65mW/cm2
の高周波を印加してプラズマを発生させる。 ・70秒間堆積後、高周波をOFFにして成膜を停止す
る。
【0041】反応ガス配管内の純アルゴン(Ar)によ
る洗浄: ・SiH4 配管にArを1kgf/cm2 封入し、P・C
VD装置3を用いて高真空まで排気し、再びArを封入
する。これを3回繰り返す。その後、マスフローコント
ローラを20sccmに設定してArを15分間流す。 ・B2 6 とPH3 配管については、P・CVD装置1
を用いて上記と同様の洗浄を行う。
【0042】裏面電極形成: ・搬送マニピュレータ8を使用し、基板ホルダ29をP
LD装置5のマスクホルダCに位置合わせして重ねる。 ・裏面電極をパルスレーザ蒸着することにより完成す
る。
【0043】実験結果:図15は、本発明のコンビナト
リアルデバイス作製装置で作製したnip型太陽電池の
電圧・電流特性を示している。i層膜厚に対する太陽電
池特性の明瞭な依存性が見られている。特に、Fill
factor(曲線因子)に関して、nip構造の場
合にはi層を2500Å程度まで薄くしないと60%程
度の良好なFill factorを得ることができな
いことが分かった。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本装置を用いれ
ば、成膜した薄膜を大気に晒すことなく、多種類の薄膜
を、その機能に応じた形状に形成しつつ積層してデバイ
スを作製でき、フォトリソ工程を必要とせずに、例えば
薄膜トランジスタや薄膜太陽電池等の電子デバイスを形
成することができる。また、1回の真空引きで、成膜条
件の異なる複数のデバイスを作製することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンビナトリアルデバイス作製装置の
構成を示す平面図である。
【図2】本発明のコンビナトリアルデバイス作製装置の
各成膜装置で行う成膜方法を模式的に示した図である。
【図3】本発明のコンビナトリアルデバイス作製装置の
基板ホルダの構成を示した図である。
【図4】本発明のコンビナトリアルデバイス作製装置の
マスクホルダの構成を示した図である。
【図5】本発明のコンビナトリアルデバイス作製装置の
マスクホルダへのマスクの取り付け構造を示す図であ
る。
【図6】本発明のコンビナトリアルデバイス作製装置の
基板ホルダとマスクホルダの結合構造を示す図である。
【図7】本発明のコンビナトリアルデバイス作製装置の
ホルダ位置調整装置の構成を示す断面図である。
【図8】本発明のコンビナトリアルデバイス作製装置の
ホルダ位置調整装置の構成を示す斜視図である。
【図9】本発明のコンビナトリアルデバイス作製装置の
PLD装置のホルダ位置調整装置の構成を示す断面図で
ある。
【図10】本発明のコンビナトリアルデバイス作製装置
の搬送マニピュレータの先端部分の構成を示す図であ
る。
【図11】本発明のコンビナトリアルデバイス作製装置
の搬送マニピュレータの全体の構成を示す図である。
【図12】本発明のコンビナトリアルデバイス作製装置
のマスクホルダをホルダ位置調整装置に載置する方法を
示す図である。
【図13】本発明のコンビナトリアルデバイス作製装置
の基板ホルダとマスクホルダの位置合わせ方法を示す図
である。
【図14】本実施例で使用する4分割マスクと、これを
用いて作製する薄膜太陽電池の構造を示す図である。
【図15】本実施例で作製した薄膜太陽電池の特性を示
す図である。
【符号の説明】
1 プラズマCVD装置 2 ゲートバルブ 3 プラズマCVD装置 4 ゲートバルブ 5 PLD装置 6 ホルダ位置調節装置 7 ホルダ位置調節装置 8 搬送マニピュレータ 9 搬送マニピュレータ 10 挿入ゲート 21 ヒートシンク 22 基板留め具 23 基板ホルダ・リング 24 円筒 25 鍔 26 鍔 27 位置合わせピン 28 嵌合リング 29 基板ホルダ 30 ネジ穴 31 ネジ穴 32 ネジ 40 マスクホルダ 41 円筒 42 鍔 43 鍔 44 位置合わせ穴 45 嵌合リング溝 46 マスク取付台 47 ネジ穴 50 マスク 51 マスク取付穴 52 ネジ 61 基板 71 可動サセプタ 72 調整ロッド 73 固定サセプタ 74 溝 75 取付ロッド 76 真空槽の上面 77 溝 78 ガイドロッド 79 ガイド円盤 80 ガイド穴 81 ヒータブロック 82 ガイドストッパ 83 オーリング 84 カソード 90 アーム 91 ヒータ装置 92 ヒータランプ 93 反射鏡 94 ターゲットチップ 100 ロッド 101 チャック 102 チャック溝 110 格納槽 111 格納領域 112 磁石 113 移動磁石リング 114 ボールベアリング 140 4分割マスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C23C 16/44 C23C 16/44 F 16/458 16/458 H01L 21/203 H01L 21/203 Z 21/31 21/31 C 21/68 21/68 A Fターム(参考) 4K029 AA09 AA24 BA01 BB02 BB03 BC03 BD02 DB20 HA02 HA03 HA04 JA02 JA05 KA01 KA09 4K030 AA06 AA07 AA08 AA13 AA20 BA29 BA30 BA40 BB12 BB14 CA06 CA17 DA05 FA01 FA03 GA07 GA08 GA12 HA02 HA03 KA22 LA04 5F031 CA02 CA07 DA13 FA01 FA04 5F045 AA08 AB04 AB33 AC01 AC19 AD06 AE19 AF06 AF07 BB08 CA13 DA52 DQ10 DQ17 EH13 EN05 EN10 HA24 5F103 AA01 DD28 HH04 LL04 PP18 RR01 RR08

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に接続した複数の成膜装置と、 基板を保持する基板ホルダと、 マスクを保持し、上記基板ホルダと互いに位置合わせし
    て組み合わされる複数のマスクホルダと、 上記基板ホルダまたはマスクホルダを保持し、かつ、こ
    の基板ホルダまたはマスクホルダの位置を調整するホル
    ダ位置調整装置と、 上記基板ホルダまたはマスクホルダを保持し、かつ、こ
    の基板ホルダまたはマスクホルダを上記成膜装置間で搬
    送する搬送マニピュレータとを備え、 上記基板ホルダとマスクホルダを、上記ホルダ位置調整
    装置と上記搬送マニピュレータとで位置合わせして組み
    合わせ、上記搬送マニピュレータで搬送し、上記成膜装
    置で上記基板にマスク成膜し、上記操作を繰り返すこと
    によって、成膜した薄膜表面を大気に晒すことなく多種
    類の薄膜をその機能に応じた形状に形成しつつ積層して
    デバイスを作製することを特徴とする、コンビナトリア
    ルデバイス作製装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の成膜装置は、互いにゲートバ
    ルブを介して接続した、ドープドアモルファスシリコン
    層及び窒化シリコン絶縁層を形成するプラズマCVD装
    置と、ノンドープアモルファスシリコン層を形成するプ
    ラズマCVD装置と、電極層を形成するパルスレーザ堆
    積装置であることを特徴とする、請求項1に記載のコン
    ビナトリアルデバイス作製装置。
  3. 【請求項3】 前記基板ホルダは、位置合わせ用のピン
    及び位置合わせ用の嵌合リングを有し、前記複数のマス
    クホルダは、上記位置合わせ用のピンに嵌合する嵌合穴
    及び上記嵌合リングに嵌合する嵌合リング溝とを備え、 上記ピンと上記嵌合リングを、上記嵌合穴と嵌合リング
    溝にそれぞれ嵌合することにより、複数のマスクパター
    ンのマスクパターン合わせを行うことを特徴とする、請
    求項1に記載のコンビナトリアルデバイス作製装置。
  4. 【請求項4】 前記搬送マニピュレータは、前記基板ホ
    ルダまたは前記マスクホルダを保持するチャックと、前
    記成膜装置間で上記基板ホルダまたは上記マスクホルダ
    を搬送するのに十分な長さのロッドを備えることを特徴
    とする、請求項1に記載のコンビナトリアルデバイス作
    製装置。
  5. 【請求項5】 前記基板ホルダ及び前記複数のマスクホ
    ルダは、前記搬送マニピュレータのチャックが嵌合する
    嵌合溝を備えることを特徴とする、請求項1に記載のコ
    ンビナトリアルデバイス作製装置。
  6. 【請求項6】 前記ホルダ位置調整装置は、前記基板ホ
    ルダまたは前記マスクホルダを安定に載置するための嵌
    合溝を備える可動サセプタと、この可動サセプタを上下
    左右に移動及び水平面内で回転させる調整ロッドとを備
    え、 この調整ロッドと前記搬送マニピュレータを操作し、上
    記可動サセプタと上記搬送マニピュレータのチャックと
    の相対位置を調整することによって、上記基板ホルダま
    たは上記マスクホルダを上記可動サセプタと上記搬送マ
    ニピュレータのチャックとの間で受け渡し、かつ、上記
    可動サセプタに載置したマスクホルダと上記搬送マニピ
    ュレータに保持した基板ホルダを位置合わせして組み合
    わせることを特徴とする、請求項1に記載のコンビナト
    リアルデバイス作製装置。
  7. 【請求項7】 前記ホルダ位置調整装置は、前記基板ホ
    ルダまたは前記マスクホルダを安定に載置するための嵌
    合溝を有する可動サセプタと、この可動サセプタを載置
    するための固定サセプタと、上記可動サセプタを上下左
    右に移動及び水平面内で回転させる調整ロッドと、この
    調整ロッドの下端に設けたヒータブロックと、上記可動
    サセプタを上記固定サセプタに載置した状態で、上記調
    整ロッドをさらに下降できる余動機構とを備え、 上記調整ロッドと前記搬送マニピュレータを操作し、上
    記可動サセプタと上記搬送マニピュレータのチャックと
    の相対位置を調整することによって、上記可動サセプタ
    と上記搬送マニピュレータのチャックとの間で上記基板
    ホルダまたは上記マスクホルダを受け渡し、上記可動サ
    セプタに載置した上記マスクホルダと上記搬送マニピュ
    レータに保持した上記基板ホルダを位置合わせして組み
    合わせ、さらに、上記余動機構により、上記固定サセプ
    タに載置した上記基板ホルダに上記ヒータブロックを密
    着させて、基板ホルダを加熱することを特徴とする、請
    求項1に記載のコンビナトリアルデバイス作製装置。
  8. 【請求項8】 前記基板ホルダは、基板ホルダ・リング
    とヒートシンクとから構成され、上記ヒートシンクは、
    上記基板ホルダ・リングからはみ出して、かつ、上記ヒ
    ートシンクと点接触で固定され、前記ヒータブロックか
    ら熱量を受け取り、かつ、受け取った熱量を上記基板ホ
    ルダ・リングに散逸し難くしたことを特徴とする、請求
    項1に記載のコンビナトリアルデバイス作製装置。
  9. 【請求項9】 前記余動機構は、前記可動サセプタに固
    定したガイドロッドと、このガイドロッドにガイド可能
    に取り付けたガイド盤と、上記ガイドロッド上端に固設
    したガイドストッパとを備え、上記ガイド盤を前記調整
    ロッドに固設して構成されることを特徴とする、請求項
    1に記載のコンビナトリアルデバイス作製装置。
  10. 【請求項10】 前記可動サセプタ及び前記固定サセプ
    タは、前記基板ホルダを前記プラズマCVD装置のプラ
    ズマに又は前記パルスレーザ堆積装置の蒸着原子に晒す
    ための開口を備え、上記固定サセプタは、上記プラズマ
    CVD装置のアノードを兼ねることを特徴とする、請求
    項1に記載のコンビナトリアルデバイス作製装置。
  11. 【請求項11】 前記マスクホルダは、前記基板ホルダ
    の位置合わせ用のピンに嵌合する前記嵌合穴を複数有
    し、これらの嵌合穴を成膜毎に順次ずらして上記ピンと
    嵌合させることによって、分割成膜することを特徴とす
    る、請求項1に記載のコンビナトリアルデバイス作製装
    置。
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