JP2002028645A - 液体分離装置及びこれを用いた洗浄装置 - Google Patents

液体分離装置及びこれを用いた洗浄装置

Info

Publication number
JP2002028645A
JP2002028645A JP2000212799A JP2000212799A JP2002028645A JP 2002028645 A JP2002028645 A JP 2002028645A JP 2000212799 A JP2000212799 A JP 2000212799A JP 2000212799 A JP2000212799 A JP 2000212799A JP 2002028645 A JP2002028645 A JP 2002028645A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
overflow port
dust
separation tank
oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000212799A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Moriya
勇 守屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Valve Co Ltd
Original Assignee
Toyo Valve Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Valve Co Ltd filed Critical Toyo Valve Co Ltd
Priority to JP2000212799A priority Critical patent/JP2002028645A/ja
Publication of JP2002028645A publication Critical patent/JP2002028645A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Removal Of Floating Material (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体上に浮上した物質を除去するための液体
分離装置において、高い分離効率で液体から物質を除去
することのできる技術を提供する。 【解決手段】 第1分離槽110の越流口110aに臨
む側壁の上縁には、断面への字状の導出案内板114が
固定されている。この導出案内板114の上面は、越流
口110aに対して内側寄りに配置された傾斜面部11
4aと、越流口110aに対して外側寄りに配置された
外側傾斜面部114bとを含む案内面となっている。傾
斜面部114aは、第1分離槽110の内部から越流口
110aに向かう方向に見て徐々に上方に向かうように
傾斜しており、外側傾斜面部114bは、同方向に見て
徐々に下方に向かうように逆に傾斜している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液体分離装置及びこ
れを備えた洗浄装置に係り、特に、水と、油及び粉塵と
を分離する場合に好適な分離技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、鍛造機等から発生する塵埃(例
えば黒鉛とタービン油を主成分とする離型剤の吹き付け
によって生ずる油分、粉塵、ミストなど)を除去するた
めに、ダクト等を介して塵埃を吸引し、この塵埃をフィ
ルタで捕捉するように構成された集塵機が用いられる。
捕捉された塵埃は水等によってフィルタから洗い流さ
れ、フィルタから流れ出た塵埃を含む廃液は、適宜の処
理設備にて浄化される。
【0003】上記の廃液には、黒鉛などの粉塵と、ター
ビン油等の油分とが含まれているため、これらの粉塵及
び油分を水から分離するために分離槽に導かれる。この
分離槽としては、例えば、液面近傍の廃液をオーバーフ
ローさせて排出するための越流口を有し、液面上に浮上
した粉塵及び油分をこの越流口から排出して水と粉塵及
び油分とを分離するように構成されたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の分離槽を用いた排水処理においては、分離槽の越流
口からの排出量を多くすると粉塵や油分とともに多くの
水が排出されてしまうため、粉塵や油分を含む液体が大
量に発生し、その後の処理コストが嵩み、逆に、分離槽
の越流口からの排出量を少なくすると槽内に残された水
中に粉塵や油分が残存して充分な浄化ができないという
ジレンマがある。
【0005】また、上記越流口から排出される廃液組成
は、分離槽内の廃液の液面位置と、越流口の高さとの関
係によって決定されるので、高い分離効率をもって廃液
を処理するためには、液面位置を一定に保つために分離
槽の流入量及び流出量を調整したり、液面位置や液面近
傍に浮上した粉塵や油分の量に合わせて越流口の高さを
調整したりするなどの複雑且つ精密な機構及び制御が要
求されるという問題点がある。
【0006】そこで本発明は上記問題点を解決するもの
であり、その課題は、液体上に浮上した物質を除去する
ための液体分離装置において、高い分離効率で液体から
物質を除去することのできる技術を提供することにあ
る。また、簡単な構造でしかも複雑な制御を必要とせず
に、分離効率の良好な液体分離装置を実現することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の液体分離装置は、液体と、該液体の上部に浮
上した物質とを相互に分離するための液体分離装置であ
って、前記液体及び前記物質の混合液を収容し、液面近
傍の前記物質を排出するための越流口を備えた分離槽を
有し、該分離槽の内部から前記越流口に向けて上方へ傾
斜した傾斜面部を含み少なくとも前記越流口まで続く案
内面を備えた導出案内部と、前記液体の上部に浮上した
前記物質を前記傾斜面部上において前記越流口に向けて
移動させる移動手段とを設けたことを特徴とする。
【0008】この発明によれば、分離槽内の液面近傍に
浮上した物質は、移動手段によって案内面の傾斜面部上
を上昇しながら移動し、越流口から排出される。このと
き、徐々に上方へ向かうように構成された傾斜面部上を
物質が越流口へ向けて移動するようにしたことにより、
従来よりも高い分離効率をもって物質を容易に分離する
ことができる。
【0009】本発明において、前記案内面は、前記傾斜
面部の外側に配置され、前記物質の排出方向に向けて下
方へ傾斜した外側傾斜面部を含むことが好ましい。
【0010】本発明において、前記移動手段は、前記液
面に対して前記越流口に向けて流体を吹き付ける流体吹
付手段であることが好ましい。流体の吹き付けによって
液面近傍の物質を傾斜面部上に押し上げ、効率的に越流
口から排出することが可能になる。流体としては気体が
好ましく、特にコスト及び取り扱いの観点から空気であ
ることが望ましい。
【0011】本発明において、前記液面上に構成された
カバーを備えていることが好ましい。カバーを設けるこ
とによって流体が分散しにくくなるので、効率的に物質
を越流口へ向けて移動させることができる。
【0012】本発明において、前記カバーは、前記越流
口へ向けて前記液面との間隔が逓減するように構成され
ていることが望ましい。カバーを設けることにより液面
とカバーの間隔が越流口に向けて逓減するように構成さ
れているので、流体吹付手段による物質の移動効果が越
流口へ向けて弱まることがなく、円滑且つ効率的に物質
を越流口から排出させることができる。
【0013】上記移動手段においては、物質の越流口へ
の移動量を調整可能であることが好ましい。特に、気流
の吹き付け手段において気流の強さと方向の少なくとも
一方を調節可能に構成することが望ましい。
【0014】上記の液体分離装置としては、上記分離槽
に対して下部にて連通した2次槽を設けることが好まし
い。また、この2次槽に対して上部にて連通した3次槽
を設けることが望ましい。さらに、この3次槽に対して
下部にて連通した4次槽を設けることがより望ましい。
【0015】次に、本発明の洗浄装置は、上記の液体分
離装置を備え、前記物質を分離した後の前記液体を、洗
浄液の少なくとも一部として循環使用するように構成さ
れていることを特徴とする。また、この洗浄装置をフィ
ルタの洗浄システムとして備えた集塵機を構成すること
が好ましい。ここで、上記フィルタは、上記の液体分離
装置にて物質を分離した後の液体で洗浄され、この洗浄
に使われた液体は上記の液体分離装置へと送られる。
【0016】上記の物質としては、油、又は、粉塵であ
ることが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
に係る液体分離装置の実施形態について詳細に説明す
る。
【0018】図1は本実施形態の分離装置100の主要
部を示す縦断面図である。本実施形態は、第1分離槽1
10を有し、この第1分離槽110の内部には、図示し
ない集塵機から排出される廃液10が収容されるように
なっている。本実施形態の場合、廃液10は水に離型剤
が分散されたものであり、離型剤は黒鉛とタービン油と
を主成分として含む。第1分離槽110の周壁のうち、
図示右側の側壁部分は他の部分よりも上縁が低くなるよ
うに形成され、この低い縁部によって開口した部分が越
流口110aとなっている。この越流口110aは第1
分離槽110内に収容された廃液10をオーバーフロー
させて油分受け115に排出するように構成されてい
る。
【0019】第1分離槽110の上部には槽カバー11
1が装着され、この槽カバー111には、供給樋12か
ら供給される廃液10を第1分離槽110内に受け入れ
るための導入口111aが設けられている。槽カバー1
11は全体として上記越流口へ向けて低くなるように形
成されており、第1分離槽110内の廃液10の液面
と、槽カバー111の内面との間隔が越流口110aに
向けて徐々に小さくなるように構成されている。
【0020】第1分離槽110の越流口110aに臨む
側壁の上縁には、断面への字状の導出案内板114が固
定されている。この導出案内板114の上面は、越流口
110aに対して内側寄りに配置された傾斜面部114
aと、越流口110aに対して外側寄りに配置された外
側傾斜面部114bとを含む案内面となっている。傾斜
面部114aは、第1分離槽110の内部から越流口1
10aに向かう方向に見て徐々に上方に向かうように傾
斜しており、外側傾斜面部114bは、同方向に見て徐
々に下方に向かうように逆に傾斜している。また、本実
施形態の場合、傾斜面部114aの外端部は外側傾斜面
部の内端部に接続されている。
【0021】上記第1分離槽110の上部であって、前
記越流口110aに対向する部分には、図示しない給気
装置(エアコンプレッサやガスボンベなど)から引き出
された給気管112に接続されたノズル113が設置さ
れている。ノズル113は、第1分離槽110内の廃液
10の液面に対して斜めに気流(空気)を吹き付けるよ
うに構成されている。ノズル113の吹き付け口は、液
面とほぼ平行に幅方向に伸びる扁平な開口形状を備え、
廃液10の液面に対して幅方向にほぼ均等な圧力で気流
を上記越流口110aに向けて斜めに吹き付ける。
【0022】図2は、本実施形態の分離装置100の平
面形状を示す平面図であり、図3は分離装置100の底
部構造を示す横断面図である。上記の第1分離槽110
上に設置された槽カバー111においては、導入口11
1aがノズル113に対して片側へ偏った平面位置に形
成されている。これによって、導入口111aから導入
された廃液10が、ノズル113から吹き付けられる気
流に直接影響されにくいようになっている。
【0023】分離装置100は、上記の第1分離槽11
0に対して、第2分離槽120、第3分離槽130、第
4分離槽140が順次隣接配置され、第4分離槽140
の上部には越流路150が接続されている。第1分離槽
110と第2分離槽120とは、槽底部の一側の隅部近
傍に設けられた下部連通口Aで相互に連通されている。
また、第2分離槽120と第3分離槽130とは、上記
の下部連通口Aとは反対側の槽上部の隅部に設けられた
上部連通口Bで相互に連通されている。さらに、第3分
離槽130と第4分離槽140とは、上記の上部連通口
Bとは反対側の槽底部の隅部近傍に設けられた下部連通
口Cで相互に連通されている。第4分離槽140には、
下部連通口Cとは反対側の槽上部に越流口Dが設けら
れ、この越流口Dから廃液が越流路150へとオーバー
フローにより流れ出るように構成されている。
【0024】本実施形態においては、供給樋12から廃
液10が導入口111aを通して第1分離槽110に流
れ込み、第1分離槽110内に収容される。第1分離槽
110内においては、廃液10に混入された黒鉛やター
ビン油などの粉塵及び油分が比重差によって液面近傍に
浮上する。浮上した粉塵及び油分は、ノズル113から
吹き付けられる気流によって越流口110aの側に吹き
寄せられ、導出案内板114の傾斜面部114a上に押
し上げられ、さらに外側傾斜面部114b上に押し出さ
れ、外側傾斜面部114bから油分受け115に排出さ
れる。
【0025】ここで、粉塵及び油分は、上記傾斜面部1
14a上を越流口110aに向けて移動していくと、傾
斜面部114aの表面高さが高まることによって徐々に
粉塵及び油分以外の水が排除されていき、粉塵及び油分
が選択的に越流口110aを通過して排出されるので、
廃液中から高い分離効率で粉塵及び油分を分離すること
ができる。特に、粉塵及び油分は水よりも比重が軽いと
ともに、水よりも粘性が高いので、傾斜面部114a上
に押し上げられたとき、共に押し上げられた水が容易に
傾斜面部114aから流下して液面下に戻るのに対し
て、粉塵及び油分は傾斜面部114a上に留まりやす
い。したがって、水と粉塵及び油分との分離効率をさら
に高めることができる。また、油分の界面活性効果によ
り泡状に形成した表面の油及び粉塵が越流口110aを
越え易くなることからも、分離効率を高める効果が得ら
れる。
【0026】この分離装置100では、上記導出案内板
114の最も高い表面位置、すなわち最上位置、よりも
第4分離槽140の越流口Dの越流高さがやや低くなる
ように構成され、第1分離槽110内において、廃液1
0の液面近傍に浮上した粉塵及び油分の表面位置が導出
案内板114の最上位置とほぼ同じか、或いはやや高く
なるように保たれることが好ましい。この場合にはさら
に、廃液10の上部に浮上する粉塵及び油分の層の下限
位置が、傾斜面部114aの最上位置と最下位置の間に
くるようにすることが好ましい。
【0027】本実施形態においては、ノズル113から
吹き付けられる気流によって液面近傍の粉塵及び油分が
吹き寄せられ、導出案内板114の上を移動し、越流口
110aから排出されるように構成されている。ここ
で、第1分離槽110の上方に槽カバー111が配置さ
れていることによって、ノズル113から吹き付けられ
た気流がスムーズに越流口110aに導かれるととも
に、気流が分散しないようになっているので、効率的に
粉塵及び油分を排出することができる。特に、槽カバー
111は、第1分離層110内の廃液10の液面と、こ
れに対向する内面との間隔を越流口110aに向かって
徐々に小さくするように構成されているので、ノズル1
13から放出された気流が越流口110aに向けて弱ま
ることなく、逆に気流が絞られることによって強くな
り、さらに効率的に粉塵及び油分を排出することができ
る。
【0028】ノズル113から吹き出される気流の圧力
は、ノズル113の吹き出し口の開口面積や第1分離槽
110の液面面積、越流口110aの幅や開口面積等に
応じてレギュレータ等の圧力制御手段により適宜に調整
できるように構成されることが好ましい。本実施形態の
場合には、ノズル113から放出される気流の強さを決
定する給気圧力は0.02〜0.03MPaの範囲内に
設定した。そして、排出されるべき粉塵及び油分の量に
応じて上記範囲内において気流の強さを調整した。気流
強さの調整は、分離効率や分離物質の流入量に応じて自
動的に調整されるように構成してもよい。給気圧力が上
記の範囲を越えると、気流が水を巻き込むことにより越
流口110aから排出される水の量が多くなり、上記範
囲を下回ると、気流による粉塵及び油分の吹き寄せ作用
が弱くなり、これらを排出することができなくなる。
【0029】また、気流の方向をも適宜に調節可能に構
成することが好ましい。気流の方向は基本的に越流口1
10aに向かう方向であるが、粉塵や油分を越流口11
0aに吹き寄せるために廃液10の液面に向けて斜め下
方へ向けられる。この気流の傾斜角度によって粉塵や油
分の吹き寄せ効率や水の巻き込み具合が変化する。
【0030】本実施形態においては、上記のような構成
によって、複雑な構造や制御方法を用いることなく、き
わめて簡単な構造で、高い分離効率を実現することがで
きる。特に、上記のように気流の強さを調節することに
よって、廃液の液面高さなどが多少上下に変動しても、
高い分離効率を維持することが可能になる。
【0031】第1分離槽110では、粉塵及び油分は液
面近傍に浮上し、上述のようにして導出案内板114に
よって案内されて越流口110aから排出され、水は槽
底部に形成された下部連通口Aを通って第2分離槽12
0へと導入される。第2分離層120に導入された水
は、槽上部に設けられた上部連通口Bを通して第3分離
槽130に流入する。粉塵及び油分が多少混入している
場合にはそれらは第2分離槽120及び第3分離槽13
0の液面近傍に浮上する。第3分離槽130における底
部近傍の水は下部連通口Cを通って第4分離槽140に
導入される。第4分離槽140に導入された水は、上部
に形成された越流口Dから越流路150へと流出する。
【0032】本実施形態のように図示しない集塵機のフ
ィルタを洗浄した廃液が供給される場合、その廃液から
上述のように粉塵及び油分を分離した後、浄化された水
は越流路150から再び集塵機へと戻され、フィルタの
洗浄に使用される。このようにフィルタを洗浄する洗浄
液を本実施形態の分離装置100にて浄化して循環使用
することによって、洗浄液の使用量及び排水処理量を低
減することができるので、排水処理コストを削減すると
ともに、環境保全に資することができる。
【0033】本実施形態の分離装置100を集塵機の洗
浄システムに組み込むことによって、従来、ドラム缶1
1本程度排出されていた粉塵及び油分の量がドラム缶半
分以下に低減され、しかも、粉塵及び油分を取り除いた
後の水の水質悪化も見られなかった。
【0034】尚、本発明の液体分離装置及び集塵機は、
上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得るこ
とは勿論である。例えば、上記実施形態では、第1分離
槽110の内部に気流を吹き付けるためのノズル113
を設けているが、同じ気流形成手段(送風手段)として
は例えば、ファンと、このファンによって生ずる気流を
放出する送風口とを備えた送風装置を用いてもよい。ま
た、気流によって粉塵及び油分を越流口110aに向け
て移動させる代わりに、第1分離槽内に越流口へ向けて
進行する波を発生させ、波とともに粉塵や油分を送る手
段、或いは、越流口へ向けて刷けやスキージなどを動作
させ、これらによって粉塵や油分を送り出す手段など、
種々の構成を採る事ができる。
【0035】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
液体中に混入された物質を従来よりも高い分離効率をも
って容易に分離することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液体分離装置の実施形態である分
離装置100の主要部を示す縦断面図である。
【図2】同実施形態の分離装置100の平面図である。
【図3】同実施形態の分離装置100の槽底部近傍を示
す横断面図である。
【符号の説明】
10 廃液 11 粉塵及び油分 12 供給樋 100 分離装置 110 第1分離槽 110a 越流口 111 槽カバー 111a 導入口 112 給気管 113 ノズル 114 導出案内板 114a 傾斜面部 114b 外側傾斜面部 115 油分受け 120 第2分離槽 130 第3分離槽 140 第4分離槽 150 越流路 A,C 下部連通口 B 上部連通口 D 越流口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体と、該液体の上部に浮上した物質と
    を相互に分離するための液体分離装置であって、 前記液体及び前記物質の混合液を収容し、液面近傍の前
    記物質を排出するための越流口を備えた分離槽を有し、 該分離槽の内部から前記越流口に向けて上方へ傾斜した
    傾斜面部を含み少なくとも前記越流口まで続く案内面を
    備えた導出案内部と、前記液体の上部に浮上した前記物
    質を前記傾斜面部上において前記越流口に向けて移動さ
    せる移動手段とを設けたことを特徴とする液体分離装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記移動手段は、前
    記液面に対して前記越流口に向けて流体を吹き付ける流
    体吹付手段であることを特徴とする液体分離装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記液面上に構成さ
    れたカバーを備えていることを特徴とする液体分離装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記カバーは、前記
    越流口へ向けて前記液面との間隔が逓減するように構成
    されていることを特徴とする液体分離装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に
    記載の液体分離装置を備え、前記物質を分離した後の前
    記液体を、洗浄液の少なくとも一部として循環使用する
    ように構成されていることを特徴とする洗浄装置。
JP2000212799A 2000-07-13 2000-07-13 液体分離装置及びこれを用いた洗浄装置 Pending JP2002028645A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000212799A JP2002028645A (ja) 2000-07-13 2000-07-13 液体分離装置及びこれを用いた洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000212799A JP2002028645A (ja) 2000-07-13 2000-07-13 液体分離装置及びこれを用いた洗浄装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002028645A true JP2002028645A (ja) 2002-01-29

Family

ID=18708662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000212799A Pending JP2002028645A (ja) 2000-07-13 2000-07-13 液体分離装置及びこれを用いた洗浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002028645A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005021845A (ja) * 2003-06-30 2005-01-27 Fukuhara Co Ltd 浮上油回収方法および回収装置
JP2017094300A (ja) * 2015-11-26 2017-06-01 三菱重工交通機器エンジニアリング株式会社 微小気泡生成システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005021845A (ja) * 2003-06-30 2005-01-27 Fukuhara Co Ltd 浮上油回収方法および回収装置
JP2017094300A (ja) * 2015-11-26 2017-06-01 三菱重工交通機器エンジニアリング株式会社 微小気泡生成システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8435348B2 (en) Paint booth with purifier
JPH03193988A (ja) 繊維物質懸濁液を脱インキする装置
JP2578901B2 (ja) 遠心分離型塗料ミスト含有気体浄化装置
CN109475894B (zh) 排气排水机构
KR20010042112A (ko) 수성 섬유 물질 현탁액으로부터 오염 물질을 부유선별하기 위한 장치 및 방법
EP0026163A1 (en) Turbulent transport contactor and method of its use
JP2002028645A (ja) 液体分離装置及びこれを用いた洗浄装置
JP3621159B2 (ja) 排ガスの処理方法及び装置
JPH09122431A (ja) サイクロン集塵方法及びサイクロン集塵装置
US6279749B1 (en) Process and apparatus for removing solids from an aqueous paper fiber suspension
CN107690351A (zh) 泡沫阻截***
JPS6130631B2 (ja)
JP2764800B2 (ja) 湿式集塵器
JP3332532B2 (ja) 塗料スラッジ分離装置
JP3565943B2 (ja) 湿式脱硫装置
JP2000225361A (ja) 垂直送風流を有するプッシュ・プル型塗装ブース
JP4187603B2 (ja) 塗料スラッジ分離装置
JP2004209459A (ja) 気体溶解装置
JPH09141032A (ja) 穀類処理装置の排気用湿式集塵装置
JPH115009A (ja) オイルミスト除去換気装置
RU2007144408A (ru) Способ мокрой очистки газов от пыли и устройство для его осуществления
US20200102875A1 (en) Exhaust gas purification device
JP2000084341A (ja) ガス処理装置
JPH0415004B2 (ja)
KR101631480B1 (ko) 공기정화장치