JP2002026277A - メモリデバイス及びその駆動方法 - Google Patents
メモリデバイス及びその駆動方法Info
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- G11C11/00—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
- G11C11/21—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
- G11C11/22—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using ferroelectric elements
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B82—NANOTECHNOLOGY
- B82Y—SPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
- B82Y10/00—Nanotechnology for information processing, storage or transmission, e.g. quantum computing or single electron logic
Abstract
(57)【要約】
【課題】 回路構造を単純化し、高集積された層構造
のメモリデバイスを提供する。 【解決手段】 有機メモリ材料層を積層し、各有機メモ
リ材料層の一方の面に沿って複数の線状電極をX方向に
並列し、他方の面に沿って複数の線状電極を前記X方向
に並列した線状電極と直交するY方向に並列し、有機メ
モリ材料層を挟んで両線状電極が交差する位置にそれぞ
れメモリセルを形成する単純マトリクス構造のメモリデ
バイスとする。更に、相隣接する有機メモリ材料層にお
ける対応位置のメモリセルは、少なくともX方向に並列
された線状電極又はY方向に並列された線状電極のいず
れか一方を共有している構造とする。
のメモリデバイスを提供する。 【解決手段】 有機メモリ材料層を積層し、各有機メモ
リ材料層の一方の面に沿って複数の線状電極をX方向に
並列し、他方の面に沿って複数の線状電極を前記X方向
に並列した線状電極と直交するY方向に並列し、有機メ
モリ材料層を挟んで両線状電極が交差する位置にそれぞ
れメモリセルを形成する単純マトリクス構造のメモリデ
バイスとする。更に、相隣接する有機メモリ材料層にお
ける対応位置のメモリセルは、少なくともX方向に並列
された線状電極又はY方向に並列された線状電極のいず
れか一方を共有している構造とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、層構造のメモリデ
バイスに係り、特に強誘電体層を積層してなる単純マト
リクス構造の強誘電体メモリデバイスに関する。
バイスに係り、特に強誘電体層を積層してなる単純マト
リクス構造の強誘電体メモリデバイスに関する。
【0002】
【従来の技術】強誘電体材料は比誘電率が数百から数千
と極めて大きく、キャパシタの絶縁膜に用いれば大規模
集積回路に好適な小面積、大容量のキャパシタが得られ
る。強誘電体材料は自発分極を持ち、外部電場の作用に
より分極方向を反転させることができるため、この特性
を用いて不揮発性メモリを製造することができる。強誘
電体としては、ペロブスカイト型結晶構造のPZT
(鉛、ジルコニウム、チタン酸化物)、PLZT、バル
クのBTO、VDF(ビニリデンフロライド)、TrF
E(トリフロロエチレン)等が知られている。
と極めて大きく、キャパシタの絶縁膜に用いれば大規模
集積回路に好適な小面積、大容量のキャパシタが得られ
る。強誘電体材料は自発分極を持ち、外部電場の作用に
より分極方向を反転させることができるため、この特性
を用いて不揮発性メモリを製造することができる。強誘
電体としては、ペロブスカイト型結晶構造のPZT
(鉛、ジルコニウム、チタン酸化物)、PLZT、バル
クのBTO、VDF(ビニリデンフロライド)、TrF
E(トリフロロエチレン)等が知られている。
【0003】強誘導体材料の分極特性は図7に示すよう
なヒステリシス特性を示す。強誘電体材料に電圧Eを印
加して分極させた場合、電圧を“0”に戻しても、点5
00または点502で示される残留分極値±Prの状態
が保持されるという特性があるため、点500または点
502で示される残留分極値の各々にデジタル信号の
“1”,“0”を対応させることで、不揮発性メモリと
して機能させることができる。
なヒステリシス特性を示す。強誘電体材料に電圧Eを印
加して分極させた場合、電圧を“0”に戻しても、点5
00または点502で示される残留分極値±Prの状態
が保持されるという特性があるため、点500または点
502で示される残留分極値の各々にデジタル信号の
“1”,“0”を対応させることで、不揮発性メモリと
して機能させることができる。
【0004】具体的には、閾値電圧Vcを越える充分な
大きさの電圧V(飽和電圧)を印加することによって、
“0”を記録し、また、閾値電圧−Vc を越える充分な
大きさの電圧−V(飽和電圧)を印加し、“1”の状態
を記録する。この“1”の状態が記録されている場合
に、電圧V を印加すると、分極状態が点500から点
502に転移する。この時、両分極差2Prに相当する
電荷が放出される。一方、“0”の状態にあるときは、
点502→点501→点502と分極状態が変化するの
で両分極差は“0”である。従って、電圧Vの印加によ
って発生する電荷量を検出することにより、記憶状態が
“1”か“0”かを読出すことができる。
大きさの電圧V(飽和電圧)を印加することによって、
“0”を記録し、また、閾値電圧−Vc を越える充分な
大きさの電圧−V(飽和電圧)を印加し、“1”の状態
を記録する。この“1”の状態が記録されている場合
に、電圧V を印加すると、分極状態が点500から点
502に転移する。この時、両分極差2Prに相当する
電荷が放出される。一方、“0”の状態にあるときは、
点502→点501→点502と分極状態が変化するの
で両分極差は“0”である。従って、電圧Vの印加によ
って発生する電荷量を検出することにより、記憶状態が
“1”か“0”かを読出すことができる。
【0005】図8は、前述した分極を利用したメモリデ
バイスのうち、単純マトリクス構造の具体的な構成を示
す図である。このメモリデバイスは、支持体となる基板
600の両面上に互いに交差した一対の線状の下部電極
601、上部電極603が配置され、この両電極60
1、603間に強誘電体層602が設けられて、上下線
状電極601、603が積層方向に重なる交差部にメモ
リセルが構成される。ここで、積層方向とは、基板/下
部電極/強誘電体層/上部電極のように、製造過程にお
いて積層される方向を意味し、図では垂直方向に相当す
る。
バイスのうち、単純マトリクス構造の具体的な構成を示
す図である。このメモリデバイスは、支持体となる基板
600の両面上に互いに交差した一対の線状の下部電極
601、上部電極603が配置され、この両電極60
1、603間に強誘電体層602が設けられて、上下線
状電極601、603が積層方向に重なる交差部にメモ
リセルが構成される。ここで、積層方向とは、基板/下
部電極/強誘電体層/上部電極のように、製造過程にお
いて積層される方向を意味し、図では垂直方向に相当す
る。
【0006】図9に、単純マトリクス構造が3×3のマ
トリクスの場合の等価回路を示す。図9(a)はメモリ
セル配置図、図9(b)は等価回路図である。図9
(a)において上下線状電極601、603の交差部に
形成されたメモリセル701〜709は、図9(b)に
おいて同じ符号のコンデンサに相当する。
トリクスの場合の等価回路を示す。図9(a)はメモリ
セル配置図、図9(b)は等価回路図である。図9
(a)において上下線状電極601、603の交差部に
形成されたメモリセル701〜709は、図9(b)に
おいて同じ符号のコンデンサに相当する。
【0007】なお参考文献としては、Z.Y.Hau、
G.R.Chen著「A new material f
or optical, electrical th
infilm memories」,Vacuum 4
3,No.11,pp.1019―1023(199
2)、西村清、淵上貴昭、千場一博著「強誘電体ヒステ
リシス特性モデルの開発とその応用」、電子情報通信学
会論文誌J80−C−II、〔7〕、pp.229―2
35(1997)が知られている。
G.R.Chen著「A new material f
or optical, electrical th
infilm memories」,Vacuum 4
3,No.11,pp.1019―1023(199
2)、西村清、淵上貴昭、千場一博著「強誘電体ヒステ
リシス特性モデルの開発とその応用」、電子情報通信学
会論文誌J80−C−II、〔7〕、pp.229―2
35(1997)が知られている。
【0008】一方、記憶容量を拡大するために、強誘電
体層のような有機メモリ材料層を積層し、層構造とした
メモリデバイスが知られている。図10に単純マトリク
ス構造かつ層構造としたメモリデバイスの例を示す。図
に示すように、各有機メモリ材料層800は絶縁層80
1により分離された構造となっている。
体層のような有機メモリ材料層を積層し、層構造とした
メモリデバイスが知られている。図10に単純マトリク
ス構造かつ層構造としたメモリデバイスの例を示す。図
に示すように、各有機メモリ材料層800は絶縁層80
1により分離された構造となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の積層タイプのメ
モリデバイスは、各有機メモリ材料層が独立した構造と
なっているため、有機メモリ材料層が増えると、電極層
およびそれに関連した回路が倍増してしまい、回路構成
が複雑になってしまうという問題があった。例えば、有
機メモリ材料層を10層に積層する場合、電極層は各有
機メモリ材料層ごとに上下の2層必要となるため、メモ
リデバイス全体では20層必要となってしまう。
モリデバイスは、各有機メモリ材料層が独立した構造と
なっているため、有機メモリ材料層が増えると、電極層
およびそれに関連した回路が倍増してしまい、回路構成
が複雑になってしまうという問題があった。例えば、有
機メモリ材料層を10層に積層する場合、電極層は各有
機メモリ材料層ごとに上下の2層必要となるため、メモ
リデバイス全体では20層必要となってしまう。
【0010】更に、電極層が増加すると、当然電極層を
形成するためのプロセスも増えるため、メモリデバイス
の製造プロセスが複雑化し、コストアップの要因となっ
てしまうという問題も生じる。
形成するためのプロセスも増えるため、メモリデバイス
の製造プロセスが複雑化し、コストアップの要因となっ
てしまうという問題も生じる。
【0011】本発明はこのような従来の問題点を解消す
べく創案されたもので、回路構成が単純であり、かつ高
集積な積層タイプのメモリデバイスを提供することを目
的とする。
べく創案されたもので、回路構成が単純であり、かつ高
集積な積層タイプのメモリデバイスを提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係るメモリデバ
イスは、有機メモリ材料層を積層し、各有機メモリ材料
層に複数のメモリセルを形成し、各メモリセルには有機
メモリ材料層を挟む1対の電極を設けたメモリデバイス
であって、相隣接する有機メモリ材料層における対応位
置のメモリセルは、前記1対の電極のうちの少なくとも
一方を共有していることを特徴とする。これによって電
極数が減少し、回路構成を単純化することができる。
イスは、有機メモリ材料層を積層し、各有機メモリ材料
層に複数のメモリセルを形成し、各メモリセルには有機
メモリ材料層を挟む1対の電極を設けたメモリデバイス
であって、相隣接する有機メモリ材料層における対応位
置のメモリセルは、前記1対の電極のうちの少なくとも
一方を共有していることを特徴とする。これによって電
極数が減少し、回路構成を単純化することができる。
【0013】本発明に係るメモリデバイスは、有機メモ
リ材料層を積層し、各有機メモリ材料層の一方の面に沿
って複数の線状電極をX方向に並列し、他方の面に沿っ
て複数の線状電極を前記X方向に並列した線状電極と直
交するY方向に並列し、有機メモリ材料層を挟んで両線
状電極が交差する位置にそれぞれメモリセルを形成する
単純マトリクス構造のメモリデバイスであって、相隣接
する有機メモリ材料層における対応位置のメモリセル
は、少なくともX方向に並列された線状電極又はY方向
に並列された線状電極のいずれか一方を共有しているこ
とを特徴とする。これによって電極数が減少し、回路構
成を単純化、コンパクト化することができる。その結
果、高集積化を図ることができる。
リ材料層を積層し、各有機メモリ材料層の一方の面に沿
って複数の線状電極をX方向に並列し、他方の面に沿っ
て複数の線状電極を前記X方向に並列した線状電極と直
交するY方向に並列し、有機メモリ材料層を挟んで両線
状電極が交差する位置にそれぞれメモリセルを形成する
単純マトリクス構造のメモリデバイスであって、相隣接
する有機メモリ材料層における対応位置のメモリセル
は、少なくともX方向に並列された線状電極又はY方向
に並列された線状電極のいずれか一方を共有しているこ
とを特徴とする。これによって電極数が減少し、回路構
成を単純化、コンパクト化することができる。その結
果、高集積化を図ることができる。
【0014】センサ回路に関しては、X方向に並列され
た線状電極、又はY方向に並列された線状電極のいずれ
かについて、各線状電極ごとに電圧を測定するためのセ
ンサ回路が1つ接続されている形態が考えられる。かか
る形態では、1つのセンサ回路を2層で共有する構成と
なるため、回路構成を単純化することができる。
た線状電極、又はY方向に並列された線状電極のいずれ
かについて、各線状電極ごとに電圧を測定するためのセ
ンサ回路が1つ接続されている形態が考えられる。かか
る形態では、1つのセンサ回路を2層で共有する構成と
なるため、回路構成を単純化することができる。
【0015】また例えば、X方向に並列された線状電
極、又はY方向に並列された線状電極のいずれかについ
て、各線状電極ごとに電圧を測定するためのセンサ回路
が2つ接続されている形態が考えられる。更に例えば、
X方向に並列された線状電極、及びY方向に並列された
線状電極について、各線状電極ごとに電圧を測定するた
めのセンサ回路が1つ接続されている形態が考えられ
る。こららの形態では、層ごとに1つのセンサ回路を割
り当てらることができるため、安定して読み出しを行う
ことができる。
極、又はY方向に並列された線状電極のいずれかについ
て、各線状電極ごとに電圧を測定するためのセンサ回路
が2つ接続されている形態が考えられる。更に例えば、
X方向に並列された線状電極、及びY方向に並列された
線状電極について、各線状電極ごとに電圧を測定するた
めのセンサ回路が1つ接続されている形態が考えられ
る。こららの形態では、層ごとに1つのセンサ回路を割
り当てらることができるため、安定して読み出しを行う
ことができる。
【0016】本発明のメモリデバイスにおいて、誘電体
層はゾル・ゲル法、MOD法、スパッタ法又は印刷法で
成膜することができる。
層はゾル・ゲル法、MOD法、スパッタ法又は印刷法で
成膜することができる。
【0017】本発明のメモリデバイスは、情報処理機器
のメモリとして使用することができる。情報処理機器と
は、コンピュータ、プリンタ等のCPU、メモリ、デー
タの入出力装置を備えたものをいう。
のメモリとして使用することができる。情報処理機器と
は、コンピュータ、プリンタ等のCPU、メモリ、デー
タの入出力装置を備えたものをいう。
【0018】
【発明の実施の形態】(構造の説明)次に本発明に係る
メモリデバイスの構造を図面に基づいて説明する。
メモリデバイスの構造を図面に基づいて説明する。
【0019】図1は、本発明に係るメモリデバイスの斜
視概略図、図2(a)はXZ断面の模式図、図2(b)
はXY断面の模式図である。
視概略図、図2(a)はXZ断面の模式図、図2(b)
はXY断面の模式図である。
【0020】図1、図2に示すように、本発明に係るメ
モリデバイス1は、有機メモリ材料層100〜107が
積層され、各有機メモリ材料層の上下には、線状電極1
08がX方向に、線状電極109がY方向に並列された
構造となっている。以下、X方向に並列された線状電極
をX方向線状電極、Y方向に並列された線状電極をY方
向線状電極と呼ぶ。各有機メモリ材料層においては、X
方向線状電極108、Y方向線状電極109が交差する
位置にそれぞれメモリセル110が形成される単純マト
リクス構造となっている。なお、各線状電極にはデコー
ダが接続され、所定の電圧を印加できるように構成され
ている。
モリデバイス1は、有機メモリ材料層100〜107が
積層され、各有機メモリ材料層の上下には、線状電極1
08がX方向に、線状電極109がY方向に並列された
構造となっている。以下、X方向に並列された線状電極
をX方向線状電極、Y方向に並列された線状電極をY方
向線状電極と呼ぶ。各有機メモリ材料層においては、X
方向線状電極108、Y方向線状電極109が交差する
位置にそれぞれメモリセル110が形成される単純マト
リクス構造となっている。なお、各線状電極にはデコー
ダが接続され、所定の電圧を印加できるように構成され
ている。
【0021】なお、図1、図2では、有機メモリ材料層
を8層としているが、何層とするかは設計に応じて定め
ることができる。また、各層における線状電極数は、1
層におけるメモリセル数に応じて決定されるが、図では
X方向線状電極、Y方向線状電極ともに4本として表示
している。
を8層としているが、何層とするかは設計に応じて定め
ることができる。また、各層における線状電極数は、1
層におけるメモリセル数に応じて決定されるが、図では
X方向線状電極、Y方向線状電極ともに4本として表示
している。
【0022】ここで、有機メモリ材料としては、例えば
ビニリデンフロライドとトリフロロエチレンの共重合体
を用いることができる。
ビニリデンフロライドとトリフロロエチレンの共重合体
を用いることができる。
【0023】図1、図2からわかるように、本発明のメ
モリデバイスにおいては、層方向に相隣接する有機メモ
リ材料層は、少なくともX方向線状電極108又はY方
向線状電極109のいずれか一方を共有する構造となっ
ている。例えば、層103と層104はX方向線状電極
を共有しており、かかる共有するX方向線状電極は、層
103に対しては上部電極として、層104に対しては
下部電極として機能している。このように線状電極を共
有する構成とすることによって、線状電極の個数を従来
のメモリデバイスに比べて約1/2とすることができ、
回路構成を単純化、コンパクト化することができる。そ
の結果、メモリの集積度を向上させることができる。 (センサ回路の配置)図3、図4、図5は、本発明にお
けるセンサ回路の配置の一例を示す図である。ここで、
センサ回路とは、メモリセルに記憶された情報を読み出
すための回路を指し、センスアンプ、デコーダー等を含
んで構成される。
モリデバイスにおいては、層方向に相隣接する有機メモ
リ材料層は、少なくともX方向線状電極108又はY方
向線状電極109のいずれか一方を共有する構造となっ
ている。例えば、層103と層104はX方向線状電極
を共有しており、かかる共有するX方向線状電極は、層
103に対しては上部電極として、層104に対しては
下部電極として機能している。このように線状電極を共
有する構成とすることによって、線状電極の個数を従来
のメモリデバイスに比べて約1/2とすることができ、
回路構成を単純化、コンパクト化することができる。そ
の結果、メモリの集積度を向上させることができる。 (センサ回路の配置)図3、図4、図5は、本発明にお
けるセンサ回路の配置の一例を示す図である。ここで、
センサ回路とは、メモリセルに記憶された情報を読み出
すための回路を指し、センスアンプ、デコーダー等を含
んで構成される。
【0024】図3に示す例では、各層のX方向線状電極
に対して、電圧を測定するためのセンサ回路が1つ接続
されている構成となっている。かかる構成では、2つの
有機メモリ材料層に対して1つのセンサ回路が対応して
いる。例えば、層103に含まれるメモリセル、及び層
104に含まれるメモリセルに対しては、センサ回路3
00により読み出し処理が行われる。このように2つの
層に対してセンサ回路を共有させた構成とすることによ
り、回路構成を大幅に単純化することができる。なお、
X方向線状電極の代わりにY方向線状電極にセンサ回路
を設けるように構成してもよい。
に対して、電圧を測定するためのセンサ回路が1つ接続
されている構成となっている。かかる構成では、2つの
有機メモリ材料層に対して1つのセンサ回路が対応して
いる。例えば、層103に含まれるメモリセル、及び層
104に含まれるメモリセルに対しては、センサ回路3
00により読み出し処理が行われる。このように2つの
層に対してセンサ回路を共有させた構成とすることによ
り、回路構成を大幅に単純化することができる。なお、
X方向線状電極の代わりにY方向線状電極にセンサ回路
を設けるように構成してもよい。
【0025】図4に示す例では、各層のX方向線状電極
に対して、電圧を測定するためのセンサ回路が両端に2
つ接続されている構成となっている。かかる構成では、
1つの有機メモリ材料層に対して1つのセンサ回路が対
応している。例えば、層103に含まれるメモリセルに
対してはセンサ回路300により、層104に含まれる
メモリセルに対してはセンサ回路301により読み出し
処理が行われる。このように各層に対して独立したセン
サ回路を設ける構成とすることにより、センサ回路にお
ける検出安定性を高めることができる。例えば、図の左
側のセンサ回路が接続される線状電極は層に対して上部
電極側に固定され(例えば、センサ回路300は層10
3の上部電極側に接続している)、図の右側のセンサ回
路が接続される線状電極は層に対して下部電極側に固定
される(例えば、センサ回路301は層104の下部電
極側に接続している)ため、常にセンサ回路で検出する
電圧が1種類となるため、基準電圧を一定とすることが
できるからである。なお、X方向線状電極の代わりにY
方向線状電極にセンサ回路を設けるように構成してもよ
い。
に対して、電圧を測定するためのセンサ回路が両端に2
つ接続されている構成となっている。かかる構成では、
1つの有機メモリ材料層に対して1つのセンサ回路が対
応している。例えば、層103に含まれるメモリセルに
対してはセンサ回路300により、層104に含まれる
メモリセルに対してはセンサ回路301により読み出し
処理が行われる。このように各層に対して独立したセン
サ回路を設ける構成とすることにより、センサ回路にお
ける検出安定性を高めることができる。例えば、図の左
側のセンサ回路が接続される線状電極は層に対して上部
電極側に固定され(例えば、センサ回路300は層10
3の上部電極側に接続している)、図の右側のセンサ回
路が接続される線状電極は層に対して下部電極側に固定
される(例えば、センサ回路301は層104の下部電
極側に接続している)ため、常にセンサ回路で検出する
電圧が1種類となるため、基準電圧を一定とすることが
できるからである。なお、X方向線状電極の代わりにY
方向線状電極にセンサ回路を設けるように構成してもよ
い。
【0026】図5に示す例では、各層のX方向線状電極
及びY方向線状電極に対して、電圧を測定するためのセ
ンサ回路が1つ接続されている構成となっている。かか
る構成では、1つの有機メモリ材料層に対して1つのセ
ンサ回路が対応している。例えば、層103に含まれる
メモリセルに対してはセンサ回路300により、層10
4に含まれるメモリセルに対してはセンサ回路301に
より読み出し処理が行われる。かかる例においても、図
4に示す例と同様に、各層に対して独立したセンサ回路
を設けた構成となっているため、センサ回路における検
出安定性を高めることができる。 (書込み/読み出し動作)図6は本発明に係るメモリデ
バイスの全体構成を、周辺回路を含めて示す回路図であ
る。本実施形態では、1つのZ方向デコーダ400、5
つのX方向デコーダ401、4つのY方向デコーダ40
2を備えている。Z方向デコーダはアクセス層の位置を
特定するためのものであり、各X方向デコーダ、Y方向
デコーダに接続されている。また、各X方向デコーダ、
Y方向デコーダは、層状に配置されている各X方向線状
電極、Y方向線状電極に対応して接続されている。
及びY方向線状電極に対して、電圧を測定するためのセ
ンサ回路が1つ接続されている構成となっている。かか
る構成では、1つの有機メモリ材料層に対して1つのセ
ンサ回路が対応している。例えば、層103に含まれる
メモリセルに対してはセンサ回路300により、層10
4に含まれるメモリセルに対してはセンサ回路301に
より読み出し処理が行われる。かかる例においても、図
4に示す例と同様に、各層に対して独立したセンサ回路
を設けた構成となっているため、センサ回路における検
出安定性を高めることができる。 (書込み/読み出し動作)図6は本発明に係るメモリデ
バイスの全体構成を、周辺回路を含めて示す回路図であ
る。本実施形態では、1つのZ方向デコーダ400、5
つのX方向デコーダ401、4つのY方向デコーダ40
2を備えている。Z方向デコーダはアクセス層の位置を
特定するためのものであり、各X方向デコーダ、Y方向
デコーダに接続されている。また、各X方向デコーダ、
Y方向デコーダは、層状に配置されている各X方向線状
電極、Y方向線状電極に対応して接続されている。
【0027】以下、強誘電体の残留分極値が−Prとな
る場合を”1”、Prとなる場合を”0”として、メモ
リデバイスの書込み・読み出し動作を説明する。
る場合を”1”、Prとなる場合を”0”として、メモ
リデバイスの書込み・読み出し動作を説明する。
【0028】最初に、書込み動作について説明する。外
部から供給されるアドレス信号に基づいて、Z方向デコ
ーダ、X方向デコーダ、Y方向デコーダにより、書き込
み対象となるメモリセル403が選択される。各デコー
ダには電圧発生器よりH、L、P、Qの電圧信号が供給
される。例えば、H、Lの電圧信号は選択されたメモリ
セル403に対応するX方向線状電極、Y方向線状電極
に出力され、P、Qの電圧信号はアクセス層における他
のX方向線状電極、Y方向線状電極に出力される。ま
た、アクセス層と異なる層に対応する線状電極に対して
は、例えば、アクセス層との相対的位置関係により定ま
るパターンに基づいて所定の線状電極に対してP、Qの
電圧信号が出力される。
部から供給されるアドレス信号に基づいて、Z方向デコ
ーダ、X方向デコーダ、Y方向デコーダにより、書き込
み対象となるメモリセル403が選択される。各デコー
ダには電圧発生器よりH、L、P、Qの電圧信号が供給
される。例えば、H、Lの電圧信号は選択されたメモリ
セル403に対応するX方向線状電極、Y方向線状電極
に出力され、P、Qの電圧信号はアクセス層における他
のX方向線状電極、Y方向線状電極に出力される。ま
た、アクセス層と異なる層に対応する線状電極に対して
は、例えば、アクセス層との相対的位置関係により定ま
るパターンに基づいて所定の線状電極に対してP、Qの
電圧信号が出力される。
【0029】ここで、アクセス層に対応するX方向デコ
ーダとY方向デコーダでは、供給される電圧信号の極性
は常に互いに逆極性となっている。すなわち、選択した
メモリセル403に”1”を書き込む場合は、X方向デ
コーダには電圧信号L、Y方向デコーダには電圧信号H
が供給され、”0”を書き込む場合は、X方向デコーダ
には電圧信号H、Y方向デコーダには電圧信号Lが供給
されることになる。
ーダとY方向デコーダでは、供給される電圧信号の極性
は常に互いに逆極性となっている。すなわち、選択した
メモリセル403に”1”を書き込む場合は、X方向デ
コーダには電圧信号L、Y方向デコーダには電圧信号H
が供給され、”0”を書き込む場合は、X方向デコーダ
には電圧信号H、Y方向デコーダには電圧信号Lが供給
されることになる。
【0030】その結果、選択したメモリセル403に電
圧+(H−L)もしくは−(H−L)が印加されること
となり、メモリセル内の強誘電体層が分極する。分極し
た後は、電圧が印加されない状態においても残留分極値
−PrもしくはPrが保持されるため、”1”もしく
は”0”を記憶することができる。
圧+(H−L)もしくは−(H−L)が印加されること
となり、メモリセル内の強誘電体層が分極する。分極し
た後は、電圧が印加されない状態においても残留分極値
−PrもしくはPrが保持されるため、”1”もしく
は”0”を記憶することができる。
【0031】次に読み出し動作について説明する。読み
出し時においては、常に、アクセス層に対応するX方向
デコーダには電圧信号Hが、Y方向デコーダには電圧信
号Lが供給される。その結果、選択したメモリセルには
電圧+(H−L)が印加され、記録状態が”1”、すな
わち残留分極値が−Prの場合には、分極状態が−Pr
からPrに分極反転することになる。一方、記憶状態
が”0”、すなわち残留分極値がPrの場合には、分極
状態はPrから一旦増加した後またPrに戻るため、残
留分極値はPrのままとなる。
出し時においては、常に、アクセス層に対応するX方向
デコーダには電圧信号Hが、Y方向デコーダには電圧信
号Lが供給される。その結果、選択したメモリセルには
電圧+(H−L)が印加され、記録状態が”1”、すな
わち残留分極値が−Prの場合には、分極状態が−Pr
からPrに分極反転することになる。一方、記憶状態
が”0”、すなわち残留分極値がPrの場合には、分極
状態はPrから一旦増加した後またPrに戻るため、残
留分極値はPrのままとなる。
【0032】従って、記録状態が”1”の場合にのみ、
分極状態が−PrからPrに反転し、電荷が放出されて
反転電流が生じる。なお、記録状態が”0”の場合に
も、少量の電流が生じるが、前記反転電流に比べ充分に
小さいものとなる。前記反転電流は電圧変換された後セ
ンスアンプ404において基準電圧と比較され、基準電
圧より大きい場合に記録状態”1”としてデータI/O
を介して読み出されることになる。 (その他変形例)本発明により製造したメモリデバイス
は、メモリを備える全ての情報処理機器、例えばコンピ
ュータの内部記憶装置、メモリスティック、メモリカー
ドなどに用いることができる。
分極状態が−PrからPrに反転し、電荷が放出されて
反転電流が生じる。なお、記録状態が”0”の場合に
も、少量の電流が生じるが、前記反転電流に比べ充分に
小さいものとなる。前記反転電流は電圧変換された後セ
ンスアンプ404において基準電圧と比較され、基準電
圧より大きい場合に記録状態”1”としてデータI/O
を介して読み出されることになる。 (その他変形例)本発明により製造したメモリデバイス
は、メモリを備える全ての情報処理機器、例えばコンピ
ュータの内部記憶装置、メモリスティック、メモリカー
ドなどに用いることができる。
【0033】なお、本発明は上記各実施例に限定される
ことなく、種々に変形して適用することが可能である。
ことなく、種々に変形して適用することが可能である。
【0034】
【発明の効果】前述のとおり、本発明に係るメモリデバ
イスは、有機メモリ材料層を積層する層構造のメモリデ
バイスにおいて、各有機メモリ材料層を挟む電極のう
ち、少なくとも一方の電極について層方向に隣接する有
機メモリ材料層で共有する構成としたため、電極数が減
少し、回路構成が単純化され、高集積なメモリデバイス
を実現できるという優れた効果を有する。
イスは、有機メモリ材料層を積層する層構造のメモリデ
バイスにおいて、各有機メモリ材料層を挟む電極のう
ち、少なくとも一方の電極について層方向に隣接する有
機メモリ材料層で共有する構成としたため、電極数が減
少し、回路構成が単純化され、高集積なメモリデバイス
を実現できるという優れた効果を有する。
【図1】 本発明に係るメモリデバイスの斜視概略図で
ある。
ある。
【図2】 本発明に係るメモリデバイスの断面を表わす
模式図である。
模式図である。
【図3】 本発明におけるセンサ回路の配置の一例を示
す図である
す図である
【図4】 本発明におけるセンサ回路の配置の一例を示
す図である
す図である
【図5】 本発明におけるセンサ回路の配置の一例を示
す図である
す図である
【図6】 本発明のメモリデバイスの全体構成を説明す
るための図である。
るための図である。
【図7】 強誘電体材料のヒステリシス特性を説明する
ための図である。
ための図である。
【図8】 単純マトリクス構造のメモリデバイスを説明
するための図である。
するための図である。
【図9】 単純マトリクス構造のメモリデバイスの等価
回路を示す図である。
回路を示す図である。
【図10】 従来技術における層構造のメモリデバイス
の説明図である。
の説明図である。
100〜107、800 有機メモリ材料層 108、1081、1082 X方向線状電極 109 Y方向線状電極 110、200、403 メモリセル 300、301 センサ回路 400 Z方向デコーダ 401 X方向デコーダ 402 Y方向デコーダ 404 センスアンプ 801 絶縁層
Claims (7)
- 【請求項1】 有機メモリ材料層を積層し、各有機メモ
リ材料層に複数のメモリセルを形成し、各メモリセルに
は有機メモリ材料層を挟む1対の電極を設けたメモリデ
バイスであって、 相隣接する有機メモリ材料層における対応位置のメモリ
セルは、前記1対の電極のうちの少なくとも一方を共有
していることを特徴とするメモリデバイス。 - 【請求項2】 有機メモリ材料層を積層し、各有機メモ
リ材料層の一方の面に沿って複数の線状電極をX方向に
並列し、他方の面に沿って複数の線状電極を前記X方向
に並列した線状電極と直交するY方向に並列し、有機メ
モリ材料層を挟んで両線状電極が交差する位置にそれぞ
れメモリセルを形成する単純マトリクス構造のメモリデ
バイスであって、 相隣接する有機メモリ材料層における対応位置のメモリ
セルは、少なくともX方向に並列された線状電極又はY
方向に並列された線状電極のいずれか一方を共有してい
ることを特徴とするメモリデバイス。 - 【請求項3】 X方向に並列された線状電極、又はY方
向に並列された線状電極のいずれかには、各線状電極ご
とに電圧を測定するためのセンサ回路が1つ接続されて
いることを特徴とする請求項2記載のメモリデバイス。 - 【請求項4】 X方向に並列された線状電極、又はY方
向に並列された線状電極のいずれかには、各線状電極ご
とに電圧を測定するためのセンサ回路が2つ接続されて
いることを特徴とする請求項2記載のメモリデバイス。 - 【請求項5】 X方向に並列された線状電極、及びY方
向に並列された線状電極には、各線状電極ごとに電圧を
測定するためのセンサ回路が1つ接続されていることを
特徴とする請求項2記載のメモリデバイス。 - 【請求項6】 前記有機メモリ材料は、ビニリデンフロ
ライドとトリフロロエチレンの共重合体である請求項1
乃至請求項5のうち何れか1項に記載のメモリデバイ
ス。 - 【請求項7】 請求項1乃至請求項6の何れか1項に記
載のメモリデバイスをメモリとして備えた情報処理機
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000200276A JP2002026277A (ja) | 2000-06-30 | 2000-06-30 | メモリデバイス及びその駆動方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000200276A JP2002026277A (ja) | 2000-06-30 | 2000-06-30 | メモリデバイス及びその駆動方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002026277A true JP2002026277A (ja) | 2002-01-25 |
Family
ID=18698169
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---|---|---|---|
JP2000200276A Pending JP2002026277A (ja) | 2000-06-30 | 2000-06-30 | メモリデバイス及びその駆動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002026277A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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-
2000
- 2000-06-30 JP JP2000200276A patent/JP2002026277A/ja active Pending
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