JP2002025752A - ヒーター、加熱装置および画像形成装置 - Google Patents

ヒーター、加熱装置および画像形成装置

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JP2002025752A
JP2002025752A JP2000208682A JP2000208682A JP2002025752A JP 2002025752 A JP2002025752 A JP 2002025752A JP 2000208682 A JP2000208682 A JP 2000208682A JP 2000208682 A JP2000208682 A JP 2000208682A JP 2002025752 A JP2002025752 A JP 2002025752A
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film
heating
heating device
image
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Yasumasa Otsuka
康正 大塚
Masahide Hirai
政秀 平井
Ken Murooka
謙 室岡
Takashi Soya
隆志 征矢
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Canon Inc
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2053Structural details of heat elements, e.g. structure of roller or belt, eddy current, induction heating
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 【課題】導体基板ヒーター、またこのヒーターを用いた
加熱装置、さらにはこの加熱装置を用いた画像形成装置
について、熱暴走時にはヒーターに自己断線を生じるよ
うに構造を工夫して熱暴走時の安全性を向上させるこ
と。 【解決手段】導体基材16と、該導体基材上に形成され
たガラス転移点T1を有する絶縁ガラス層1と、該絶縁
ガラス層上に形成されたガラス転移点T2を有する抵抗
体パターン2と該抵抗体パターンへの給電をおこなう導
体パターン14と、さらに該抵抗体パターンと導体パタ
ーンの上に形成されたガラス転移点T3を有する絶縁ガ
ラス層3を有するヒーター17であって、前記導体基材
16上に形成された前記各層のガラス転移点の関係が、
T1>T3≧T2ないしT1>T2≧T3となることを
特徴とするヒーター。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒーター(加熱
体)、加熱装置および画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】便宜上、加熱装置の一例としての画像加
熱定着装置について説明する。
【0003】画像加熱定着装置は、複写機、プリンタ
ー、ファックス等の画像形成装置において、電子写真、
静電記録、磁気記録等の適宜の画像形成プロセス手段に
より加熱溶融性の樹脂等より成るトナーを用いて記録材
(エレクトロファックスシート、静電記録シート、転写
材シート、印刷紙等)の面に直接若しくは間接(転写)
方式で形成した画像情報に対応した未定着のトナー画像
を記録材面に永久固着画像として加熱定着処理する加熱
装置である。
【0004】従来、そのような画像加熱定着装置には熱
ローラ方式が広く使われてきた。熱ローラ方式は、内部
にヒーターを備えた金属製のローラと、該ローラに圧接
された弾性を有する加圧ローラを基本構成として、これ
ら一対のローラによって形成される定着ニップ部に記録
材を通過させることにより、該記録材上に担持された未
定着トナー像を加熱及び加圧して定着させる方式であ
る。
【0005】しかし、上記熱ローラ方式では、ローラの
熱容量が大きいため、ローラ表面を所望の定着温度まで
上げるのには非常に多くの時間を要していた。又、この
ため、画像出力動作を速やかに実行するためには、機械
を使用していないときにもローラ表面を或る程度の温度
に温調していなければならないという問題があった。
【0006】その点を改善し工夫したものが特開平10
−293490号公報に開示されている。これは、金属
ローラの表面に絶縁層と発熱層を積層してなるものであ
る。しかし、このようなローラは製造が難しく、またロ
ーラに対する電力を供給する接点が、摺動するためにノ
イズの発生や寿命が短いといった問題が発生して現実に
は実用にはいたっていない。
【0007】そこで、本出願人は、熱ローラ方式とは異
なる、フィルム加熱方式の加熱装置を先に提案した(例
えば、特開昭63−313182号公報、特開平2−1
57878号公報、特開平4−44075号公報、特開
平4−204980号公報参照)。
【0008】このフィルム加熱方式は、耐熱性フィルム
の一面側にヒーターを、他面側に被加熱材をそれぞれ密
着せしめ、ヒーターの熱エネルギーを耐熱性フィルムを
介して被加熱材に付与する方式であり、ヒーターおよび
フィルムに低熱容量の部材を用いることができて、クイ
ックスタート性があり、スタンバイ時の消費電力も大幅
に小さい、オンデマンドタイプの加熱装置を構成するこ
とができる。
【0009】図7にそのフィルム加熱方式の加熱装置の
一例を示した。本例はフィルム加熱方式の画像加熱定着
装置である。(a)は要部の拡大横断面模型図、(b)
はヒーターの表面側の一部切り欠き平面模型図、(c)
はヒーターの背面側の平面模型図である。
【0010】7はヒーターであり、(a)において図面
に対して垂直方向を長手とする細長・薄板状で、全体に
低熱容量で、通電により発熱する部材である。
【0011】13はヒーター支持部材であり、図面に対
して垂直方向を長手とする、断熱性・剛性を有する部材
である。この支持部材13の下面側に部材長手に沿っ
て、上記のヒーター7を嵌め入れることができる細長・
底浅溝状の座ぐり部13aを具備させてあり、この座ぐ
り部13a内にヒーター7を嵌め入れて支持部材13に
支持させてある。
【0012】12は肉薄の耐熱性フィルム、9は弾性加
圧ローラであり、フィルム12を挟ませて、支持部材1
3に支持させたヒーター7と加圧ローラ9とを所定の押
圧力をもって圧接させて定着ニップ部(加熱ニップ部)
Nを形成させている。
【0013】フィルム12は不図示の駆動部材、あるい
は加圧ローラ9が回転駆動されることにより定着ニップ
部Nをヒーター7の下向き側の面に密着して摺動しつつ
矢印方向に移動する。
【0014】そして、上記の定着ニップ部Nのフィルム
12と加圧ローラ9との間に、被加熱材としての、未定
着トナー画像10を担持した紙葉体(記録材)11を導入
すると、紙葉体11はフィルム12と一緒に定着ニップ
部Nを挟持搬送されてフィルム12を介したヒーター7
からの熱により加熱され、未定着トナー10が紙葉体面
に加熱定着される。定着ニップ部Nを通った紙葉体11
はフィルム12の面から分離して搬送される。
【0015】ヒーター7としては基板としてアルミナ等
の電気絶縁性・良熱伝導性・耐熱性のセラミック基板を
用いた所謂セラミックヒーターが用いられてきた。本例
のヒーター7はセラミックヒーターである。
【0016】すなわち、1は細長・薄板状のセラミック
基板である。
【0017】2・2はこのセラミック基板1の表面側に
基板長手に沿って形成具備させた第1と第2の並行2条
の細帯状の通電発熱抵抗体パターン(一方が第1、他方
が第2)である。
【0018】5・5はセラミック基板表面の長手一端部
側に並べて形成具備させた第1と第2の給電用電極(電
極接点)としての2つの導体パターン(一方が第1、他
方が第2)である。第1の給電用電極5は延長パターン
部を介して第1の抵抗体パターン2の一端部と電気的に
導通している。また第2の給電用電極5は延長パターン
部を介して第2の抵抗体パターン2の一端部と電気的に
導通している。
【0019】6は第1と第2の抵抗体パターン2・2の
他端部間を電気的に導通させてセラミック基板表面に形
成具備させた折り返し電極としての導体パターンであ
る。
【0020】3はヒーター表面保護絶縁ガラス層であ
り、第1と第2の給電用電極5・5の部分を除いて、ヒ
ーター表面をほぼ全面的に覆わせて形成具備させてあ
る。この表面保護絶縁ガラス層3により第1と第2の抵
抗体パターン2・2、第1と第2の給電用電極5・5の
各延長パターン部、折り返し電極6が覆われることで保
護される。
【0021】4はサーミスタ等の温度検知素子であり、
ヒーター背面側即ちセラミック基板1の裏面側の長手方
向のほぼ中央部に当接させて配設してある。
【0022】上記のセラミックヒーター7の表面保護絶
縁ガラス層3を有する表面側がフィルム摺動面側であ
り、このセラミックヒーター7を表面側を外側に露呈さ
せて、前記支持部材13の下面側の座ぐり部13aに嵌
め込んで配設してある。
【0023】8は給電用コネクタである。ヒーター7を
配設支持させた支持部材13の給電用コネクタ装着部に
対して所定に嵌着することで、ヒーター7の第1と第2
の給電用電極5・5に対してそれぞれ給電用コネクタ8
側の第1と第2の給電用バネ接点8a・8aが加圧接触
して、ヒーター7と不図示の給電回路とが電気的に接続
される。
【0024】ヒーター7は第1と第2の給電用電極5・
5に対して給電用コネクタ8を介して給電回路から給電
がなされることで、通電発熱抵抗体パターン2・2が長
手全長にわたって発熱することで迅速に昇温する。そし
て、その昇温情報がヒーター背面側に配設した温度検知
素子4により電圧情報に変換されて検知され、その出力
がCPU等の不図示の制御回路で演算され、ヒーター7
の温度が所定の温度に温調制御されるように、給電回路
からヒーター7へのAC入力が調整される。
【0025】このようなフィルム加熱方式を採用する定
着装置には、低熱容量のフィルム12やヒーター7を用
いることができるため、従来の熱ローラ方式に比べてウ
エイトタイムの短縮化(クイックスタート)が可能とな
る。又、クイックスタートができることにより、非プリ
ント動作時の予熱が必要なくなり、総合的な意味での省
電力化も図ることができる。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述例のセ
ラミックヒーターのように、基板としてアルミナ等のセ
ラミック基板を用いたヒーターは、セラミックが脆いこ
と、あるいは、コストが高いこと、曲げ加工等に適さな
い等の問題があった。
【0027】そこで、特開平9−244442号公報、
特開平10−275671号公報では、金属上に絶縁層
を形成することで、従来のセラミック基材と同等の絶縁
性を持たせた基材を作り、その上に抵抗体パターンや、
導体パターン、最上層の絶縁摺動層を形成した加熱体
(以下、導体基板ヒーターと記す)が提案されている。
【0028】ヒーターの熱暴走時対策、即ち温度検知素
子が故障したり、制御装置が故障したりした場合にヒー
ターへの給電が止まらずにヒーターが発熱し続ける事態
の発生によるヒーターの過昇温に対する安全対策として
は、サーモスイッチや温度フューズ等の安全対策素子を
具備させ、ヒーターの熱暴走時にはこの安全対策素子の
作動でヒーターへの給電回路を緊急遮断させる構成があ
る。
【0029】これに加えて、ヒーターがアルミナ等のセ
ラミック基板を用いたヒーターの場合には、熱暴走時の
ヒーターの過昇温に対してセラミックの基板が熱応力に
耐えられず割れを生じ、この基板割れに伴い抵抗体パタ
ーンや導体パターンも断線して(熱暴走時のヒーターの
自己断線)、その時点でヒーターへの給電が止まること
から、これが二重の安全対策になっている。
【0030】しかし導体基板ヒーターの場合には熱暴走
時の基板割れによるヒーターへの給電遮断は期待できな
かった。
【0031】そこで本発明は、導体基板ヒーター、また
このヒーターを用いた加熱装置、さらにはこの加熱装置
を用いた画像形成装置についても、熱暴走時にはヒータ
ーに自己断線を生じるように構造を工夫して熱暴走時の
安全性を向上させることを目的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする、ヒーター、加熱装置および画像形成装置であ
る。
【0033】(1)導体基材と、該導体基材上に形成さ
れたガラス転移点T1を有する絶縁ガラス層と、該絶縁
ガラス層上に形成されたガラス転移点T2を有する抵抗
体パターンと該抵抗体パターンへの給電をおこなう導体
パターンと、さらに該抵抗体パターンと導体パターンの
上に形成されたガラス転移点T3を有する絶縁ガラス層
を有するヒーターであって、前記導体基材上に形成され
た前記各層のガラス転移点の関係が、T1>T3≧T2
ないしT1>T2≧T3となることを特徴とするヒータ
ー。
【0034】(2)前記(1)に記載のヒーターを有
し、該ヒーターの熱を被加熱材に直接あるいは他物を介
して伝達して被加熱材を加熱することを特徴とする加熱
装置。
【0035】(3)前記(1)に記載のヒーターと、該
ヒーターと摺動するフィルムを有し、該フィルムを介し
た前記ヒーターからの熱により被加熱材を加熱すること
を特徴とする加熱装置。
【0036】(4)前記(1)に記載のヒーターと、該
ヒーターと摺動するフィルムと、該フィルムを介して前
記ヒーターと圧接する加圧部材を有し、前記フィルムと
前記加圧部材とのニップで被加熱材を挟持搬送し前記フ
ィルムを介した前記加熱体からの熱で被加熱材を加熱す
ることを特徴とする加熱装置。
【0037】(5)前記(1)に記載のヒーターと、該
ヒーターと摺動するフィルムと、該フィルムを介して前
記ヒーターと圧接する加圧部材を有し、前記フィルムと
前記加圧部材とのニップで被加熱材を挟持搬送し前記フ
ィルムを介した前記加熱体からの熱で被加熱材を加熱す
る加熱装置であって、前記加圧部材の加圧中心が前記ヒ
ーターの前記抵抗パターンを前記ニップ内に含む位置に
配置されていることを特徴とする加熱装置。
【0038】(6)前記(2)から(5)の何れかに記
載の加熱装置において、前記被加熱材が画像を担持した
記録材であり、前記ヒーターからの熱により記録材上の
画像を加熱することを特徴とする加熱装置。
【0039】(7)前記(2)から(5)の何れかに記
載の加熱装置において、被加熱材が未定着トナー画像を
保持した紙葉体であり、前記ヒーターの熱で前記未定着
トナー画像を前記紙葉体に永久像として定着させること
を特徴とする加熱装置。
【0040】(8)記録材上に未定着トナー画像を形成
する作像手段と、記録材上に未定着トナー画像を熱定着
させる像加熱手段と、を有する画像形成装置において、
前記像加熱手段が(2)から(5)の何れかに記載の加
熱装置であることを特徴とする画像形成装置。
【0041】〈作 用〉即ち、上記のようなガラス転移
点の関係を有する層構成のヒーターにすることで、ヒー
ターの熱暴走時に過昇温が始まると最初に抵抗体パター
ンがガラス転移点T2で軟化する。続いて、表層の絶縁
ガラス層がガラス転移点T3で軟化し始めることで部分
的に抵抗体パターンが自己断線し、この時点でヒーター
には電流が流れなくなるためにヒーターの発熱がとめら
れる。すなわち、最初に抵抗パターンを溶けさせ、次に
表層ガラスを溶けさせることで、抵抗パターンを断線さ
せた後に、絶縁ガラスが抵抗体パターン端面を覆うため
抵抗体パターンが短絡することなく導通が完全に遮断さ
れる。
【0042】あるいは、加熱装置に組み込まれている場
合は、T2≧T3であっても、表層の絶縁ガラスから
は、加圧部材等に熱が奪われるため、抵抗体パターンよ
りも温度が低めになる。したがって、加熱装置のなかで
は、先に抵抗体パターンの方が溶融する状態が実現でき
る。
【0043】いずれの場合でも、最下層の絶縁ガラス層
が溶融しないでいることが導電性基板との絶縁を確保す
るために必要であるので、ガラス転移点T1は最も高く
設定してある。
【0044】かくして、導体基板ヒーター、またこのヒ
ーターを用いた加熱装置、さらにはこの加熱装置を用い
た画像形成装置についても、熱暴走時にはヒーターに自
動的に自己断線を生じさせて熱暴走を効果的に停止させ
て安全性を向上させることができる。
【0045】また加圧位置との組み合わせで、このヒー
ターをより効果的に暴走を止められる構成とすることが
可能である。
【0046】
【発明の実施の形態】〈実施例1〉(図1〜図5) (1)画像形成装置例 図1は画像形成装置の一例の概略構成模型図である。本
例の画像形成装置は転写式電子写真プロセス利用の複写
機あるいはプリンターまたはファクシミリである。
【0047】21はドラム型の電子写真感光体であり、
矢印の反時計方向に所定の周速度にて回転駆動される。
【0048】22は帯電ローラであり、感光体21に所
定の押圧力をもって当接させてあり、これに不図示の電
源部から所定の帯電バイアスが印加されて、回転する感
光体21の周面が所定の極性・電位に一様に帯電処理さ
れる。
【0049】その感光体21の帯電処理面に不図示の像
露光手段(原稿画像投影手段、レーザービームスキャナ
等)により画像露光23がなされることにより感光体面
に露光画像パターンに対応した静電潜像が形成される。
【0050】24は現像装置であり、感光体面の静電潜
像がトナー画像として正規現像または反転現像される。
【0051】25は転写ローラであり、感光体21に所
定の押圧力をもって当接させて転写ニップ部を形成させ
ている。その転写ニップ部に、不図示の給紙部から所定
の制御タイミングにて転写材シート(枚葉体)11が給
紙され、また転写ローラ25に不図示の電源部から所定
の転写バイアスが印加されることで、転写ニップ部に給
紙された転写材シート11の表面側に感光体21側のト
ナー画像が順次に転写されていく。
【0052】転写ニップ部を通った転写材シート11は
感光体21面から分離されて画像加熱定着装置27に搬
送され、担持している未定着トナー画像の熱定着処理を
受けて排紙される。
【0053】また転写材シート分離後の感光体面はクリ
ーニング装置26により転写残トナー等の付着残留物の
除去を受けて清浄面にされ、繰り返して作像に供され
る。
【0054】(2)画像加熱定着装置27 本例における画像加熱定着装置27は加圧ローラ駆動型
・テンションレスタイプのフィルム加熱方式の加熱装置
である。図2は該装置の概略構成図である。
【0055】17は本発明に従う加熱体としての導体基
板ヒーターであり、図面に対して垂直方向を長手とする
細長・薄板状で、全体に低熱容量の部材である。このヒ
ーター17の構造については次の(3)項で詳述する。
【0056】13は横断面略半円形樋型の加熱体支持部
材(以下、ステーと記す)であり、断熱性・剛性を有す
る部材である。このステー13の下面側にステー長手に
沿って、上記の導体基板ヒーター17を嵌め入れること
ができる細長・底浅溝状の座ぐり部13aを具備させて
あり、この座ぐり部13a内に導体基板ヒーター17を
嵌め入れてステー13に支持させてある。図4はステー
13と導体基板ヒーター17との分解斜視模型図であ
る。ステー13は、PPSや液晶ポリマー、フェノール
樹脂といった耐熱樹脂に、ガラスを入れて強度を増した
ものを用いる。これらの樹脂は成型用の型に注入されて
用いられる。
【0057】12は円筒状の薄肉の耐熱性フィルム(定
着フィルム)であり、ヒーター17を配設したステー1
3に対してルーズに外嵌させてある。
【0058】9は加圧回転体としての弾性加圧ローラで
ある。芯金9aと、該芯金に同心一体に設けたシリコン
ゴム等の離型性のよいゴム弾性層9bからなり、芯金9
aの両端部をそれぞれ装置の不図示のシャーシ側板間に
軸受を介して回転自由に支持させてある。
【0059】この加圧ローラ9の上側に、上記のヒータ
ー17を配設し、円筒状のフィルム12を外嵌したステ
ー13を、ヒーター17側を下向きして対向位置させ、
ステー13に不図示の付勢手段により押し下げ力を作用
させてヒーター17の下向き面をフィルム12を挟ませ
て加圧ローラ9の上面に対してゴム弾性層9bの弾性に
抗して所定の押圧力で圧接させてある。これによりヒー
ター17と弾性加圧ローラ9との間にフィルム12を挟
んで所定幅の定着ニップ部Nが形成される。
【0060】加圧ローラ9は不図示の駆動手段により時
計方向に所定の周速度で回転駆動される。この加圧ロー
ラ9の回転による該ローラの外面とフィルム12の外面
との、定着ニップ部Nにおける圧接摩擦力で円筒状のフ
ィルム12に回転力が作用して、該フィルム12がその
内面が定着ニップ部Nにおいてヒーター17の下向き面
に密着して摺動しながら矢印の反時計方向に加圧ローラ
9の回転周速度に略対応した周速度をもってステー13
の外回りを回転状態になる(加圧ローラ駆動方式)。
【0061】ステー13はこの回転するフィルム12の
ガイド部材としても機能している。13b(図4)はこ
のステー13の側壁部の外面に長手に沿って間隔を空け
て設けたフィルム回転方向のリブである。このリブの存
在によりステー側壁部外面と回転フィルム内面との摺動
抵抗が低減する。
【0062】またヒーター17の下向き面とフィルム1
2の内面との間に耐熱性グリス等の潤滑剤を介在させる
ことで、上記のフィルム12の回転をより滑らかなもの
にすることができる。
【0063】加圧ローラ9が回転駆動され、それに伴っ
て円筒状フィルム12が回転状態になり、後述するよう
にヒーター17に通電がなされて該ヒーター17の発熱
で定着ニップ部Nが所定の温度に立ち上がって温調され
た状態において、定着ニップ部Nのフィルム12と加圧
ローラ9との間に未定着トナー画像10を担持した転写
材シート11が導入され、定着ニップ部Nにおいて転写
材シート11のトナー画像担持面側がフィルム12の外
面に密着してフィルムと一緒に定着ニップ部Nを挟持搬
送されていく。この挟持搬送過程において、ヒーター1
7の熱がフィルム12を介して転写材シート11に付与
され、転写材シート11上の未定着トナー10が加熱溶
融定着される。転写材シート11は定着ニップ部Nを通
過すると、回転するフィルム12の外面から曲率分離し
て搬送される。
【0064】(3)導体基板ヒーター17 図3の(a)は本例の導体基板ヒーター17の表面側の
一部切り欠き平面模型図、(b)は背面側の平面模型
図、(c)は縦断面模型図である。
【0065】このヒーター17は、導電性基材(導体基
材)16の表面のほぼ全域に第一の絶縁層としての絶縁
ガラス層15を形成する。そしてこの絶縁ガラス層15
の上に、前述した図7のセラミックヒーター7とほぼ同
様に、第1と第2の並行2条の細帯状の通電発熱抵抗体
パターン2・2と、第1と第2の給電用電極としての導
体パターン5・5と、折り返し電極としての導体パター
ン6と、第二の絶縁層としてのヒーター表面保護絶縁ガ
ラス層3を形成具備させたものである。
【0066】導電性基材16にはガラスとの熱膨張係数
をあわせやすいSUS430といった金属等が用いられ
る。該基材16の長さは270mmで、幅は5mmから
15mm、厚さは0.5mmから2mmの間が好まし
い。薄すぎると、印刷後に熱膨張率の差で大きな反りが
発生して、組み立てがしづらくなる。また、厚すぎると
ヒーターの熱容量が大きくなり、背面からサーミスタ等
を当接させた場合に、応答が遅れて望ましい制御が困難
になる。これは、定着不良や、光沢ムラ、オフセットと
いった画像問題の発生原因となる。
【0067】第一の絶縁層としての絶縁ガラス層15
は、1.5kV以上の耐圧を持たせるために、30ミク
ロンから100ミクロンの厚みで形成され、ピンホール
を防止するためには、複数回印刷する方法を取ることが
好ましい。また、導電性基材16とこの絶縁ガラス層1
5との接着性をますために、導電性基材16をサンドブ
ラストやエッチング等で粗し処理し、脱脂した後に、絶
縁ガラス層15を印刷するとよい。この絶縁ガラス層1
5が、耐圧のみならず、抵抗体パターン2・2で発生す
る熱が基材16側へ逃げることを防止する役目も果たす
ため、熱伝導率は、2W/m.K以下が好ましい。
【0068】さらにこの絶縁ガラス15の上には、抵抗
体パターン2・2と、導体パターン5・5、6が印刷さ
れる。抵抗体パターンはレターサイズの幅216mmを
内包するだけの長さが求められる。
【0069】さらに最上層として、第二の絶縁層として
ヒーター表面保護絶縁ガラス層3が印刷される。この表
面保護絶縁ガラス3には、フィルム12との摺動性のた
めに平滑性が求められるとともに、絶縁性、高い熱伝導
性(好ましくは2W/m.K以上)が求められる。
【0070】上記のガラス層、抵抗パターン、導体パタ
ーンといったものは、従来のセラミックヒーターと同様
にスクリーン印刷を用いて印刷後に焼成して作られる。
【0071】ここで、ヒーターの導体基材16上に形成
する第一の絶縁層としての絶縁ガラス層15のガラス転
移点をT1とし、その上に形成される抵抗体パターン層
2と抵抗体パターンへの給電をおこなう導体パターン層
14のガラス転移点をT2とし、更にその上に形成する
第2の絶縁層としての表面保護絶縁ガラス層3のガラス
転移点をT3としたとき、各層のガラス転移点の関係が
T1>T3≧T2となるようにしてある。
【0072】通常、T1は850度以上、T2,T3は
800から850度未満で選択される。
【0073】通常は、T2をT3より高くしておいた方
が、印刷と焼成を繰り返してパターンを形成していく場
合は好ましい。なぜなら、上にから高いガラス転移点の
ものを印刷して焼成すると先に印刷焼成していたものが
溶けて、後から印刷した層に拡散する可能性があるから
である。ただ、これもペーストの溶融時の粘性をアルミ
ナ等のフィラーや、金属塩を添加することで調整すれば
対策できる。
【0074】その結果、ヒーター17に熱暴走が始まる
と最初に抵抗体パターン2がガラス転移点温度T2で溶
け始め、ついで、最上層の表面保護絶縁ガラス層3がガ
ラス転移点T3に達すると軟化がはじまり抵抗体パター
ン2がこの層に侵入して、その結果として本来の抵抗体
パターン2の断面積が部分的に減少してその部分が焼き
きれて、電流が遮断されて暴走が停止される。
【0075】この様子を図5に示す。(a)は正常な状
態でのヒーターの一部切欠き図で、最上層の表面保護絶
縁ガラス3は省略している。(b)は熱暴走時の状態で
抵抗体パターン2の一部が焼損して、周囲の表面保護絶
縁ガラス3が矢印のごとく侵入して焼損後の抵抗体パタ
ーン2の端部を覆い絶縁性を確保することが出来る。し
たがって抵抗体パターン2が切れて温度が下がり始める
と絶縁性があがって完全に導通をとめることができる。
【0076】〈実施例2〉(図6) 本実施例2は、前述実施例1におけるヒーター17と加
圧ローラ9によって形成されるニップNとの位置関係に
関するものである。
【0077】加圧ローラ等の加圧部材は、図6に示した
下方からの矢印のごとく、ニップN内で抵抗体パターン
2のほぼ中央を加圧するようになっている。この結果と
して、熱暴走が始まり抵抗体パターン2が溶融しさらに
表層の表面保護絶縁ガラス層3が軟化し始めると抵抗体
パターン2を図6の(a)のような正常な位置から、
(b)に示したようなニップの外方向に押し出すことに
なりこれによって、本来あった破線の位置に残っている
パターンとの間で断線が生じて、電流が流れなくなって
暴走が止められる。
【0078】これは、抵抗体パターン2が1本の場合
は、その中央に圧がかかることが好ましいが、複数本の
抵抗体パターン2がある場合には、図6のごとくそれら
のほぼ中央に加圧の中心がくるようにした方が、溶融し
た抵抗体パターン2同士が再び隣同士で接続することを
防ぐために好ましい。
【0079】このように加熱装置に組んだ状態では、表
層の絶縁ガラス3のガラス転移点が低くても、加圧ロー
ラ等の当接物に熱が放散されて、抵抗体パターン2に比
べて温度が上がらないため、先に溶け出すことがない。
したがって、T1>T2≧T3としておけるので、前述
実施例1で必要であった抵抗体パターン2と表層の絶縁
ガラス3との拡散混合の問題はない。
【0080】〈その他〉 1)フィルム加熱方式の加熱装置において、エンドレス
ベルト状のフィルムをテンションを与えて懸回張設し、
これを回転駆動させる装置構成にすることもできる。ま
た、ロール巻きにした長尺の有端フィルムを用い、これ
を繰り出し軸側からヒーターを経由させて巻き取り軸側
へ所定の速度で走行させるように装置構成することもで
きる。
【0081】2)また本発明の加熱体はフィルム加熱方
式の加熱装置ばかりではなく、加熱体支持体に支持させ
た加熱体を被加熱材に直接接触させて加熱する等の加熱
装置等にも適用できることは勿論である。
【0082】3)また本発明の加熱装置は画像加熱定着
装置としてばかりではなく、その他、例えば、画像を担
持した記録材を加熱してつや等の表面性を改質する像加
熱装置、仮定着処理する像加熱装置、シート状物を給送
して乾燥処理・ラミネート処理する等の加熱装置、イン
クジェットプリンタ等に用いられる乾燥用の加熱装置に
用いられるヒーター、ないしこのヒーターを用いた加熱
装置等として広く使用出来ることは勿論である。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、導
体基板ヒーター、またこのヒーターを用いた加熱装置、
さらにはこの加熱装置を用いた画像形成装置について
も、熱暴走時にはヒーターに自動的に自己断線を生じさ
せて熱暴走を停止させることが可能となり、安全性を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 画像形成装置の一例の概略構成模型図
【図2】 定着装置の概略構成模型図
【図3】 導体基板ヒーターの構成模型図
【図4】 ヒーターとステーの分解斜視模型図
【図5】 ヒーターの熱暴走時の自己断線の説明図
【図6】 実施例2の説明図
【図7】 フィルム加熱方式の加熱装置と、セラミック
ヒーターの例の説明図
【符号の説明】
1・・セラミック基板(ヒーター基板)、2・・通電発
熱抵抗体パターン、3・・表面保護ガラス層(第二の絶
縁層)、4・・温度検知素子、5・・給電用電極(導体
パターン)、6・・折り返し電極(導体パターン)、7
・・セラミックヒーター(加熱体)、8・・給電用コネク
タ、9・・加圧ローラ、10・・トナー像、11・・紙
葉体(転写材シート)、12・・耐熱性フィルム(定着フ
ィルム)、13・・加熱体支持部材(ステー)、13a
・・座ぐり部、15・・第一の絶縁層、16・・導体基
板、17・・導体基板ヒーター(加熱体)、N・・定着ニ
ップ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 室岡 謙 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 征矢 隆志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H033 AA24 AA42 BA11 BA12 BA25 BA26 BA27 BA31 BA32 BE03 3K058 AA14 AA16 BA18 DA04 GA06 3K092 PP18 QA05 QB64 RF03 RF09 RF12 RF22 VV28 VV40

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導体基材と、該導体基材上に形成された
    ガラス転移点T1を有する絶縁ガラス層と、該絶縁ガラ
    ス層上に形成されたガラス転移点T2を有する抵抗体パ
    ターンと該抵抗体パターンへの給電をおこなう導体パタ
    ーンと、さらに該抵抗体パターンと導体パターンの上に
    形成されたガラス転移点T3を有する絶縁ガラス層を有
    するヒーターであって、前記導体基材上に形成された前
    記各層のガラス転移点の関係が、T1>T3≧T2ない
    しT1>T2≧T3となることを特徴とするヒーター。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のヒーターを有し、該ヒ
    ーターの熱を被加熱材に直接あるいは他物を介して伝達
    して被加熱材を加熱することを特徴とする加熱装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のヒーターと、該ヒータ
    ーと摺動するフィルムを有し、該フィルムを介した前記
    ヒーターからの熱により被加熱材を加熱することを特徴
    とする加熱装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のヒーターと、該ヒータ
    ーと摺動するフィルムと、該フィルムを介して前記ヒー
    ターと圧接する加圧部材を有し、前記フィルムと前記加
    圧部材とのニップで被加熱材を挟持搬送し前記フィルム
    を介した前記加熱体からの熱で被加熱材を加熱すること
    を特徴とする加熱装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のヒーターと、該ヒータ
    ーと摺動するフィルムと、該フィルムを介して前記ヒー
    ターと圧接する加圧部材を有し、前記フィルムと前記加
    圧部材とのニップで被加熱材を挟持搬送し前記フィルム
    を介した前記加熱体からの熱で被加熱材を加熱する加熱
    装置であって、前記加圧部材の加圧中心が前記ヒーター
    の前記抵抗パターンを前記ニップ内に含む位置に配置さ
    れていることを特徴とする加熱装置。
  6. 【請求項6】 請求項2から5の何れかに記載の加熱装
    置において、前記被加熱材が画像を担持した記録材であ
    り、前記ヒーターからの熱により記録材上の画像を加熱
    することを特徴とする加熱装置。
  7. 【請求項7】 請求項2から5の何れかに記載の加熱装
    置において、被加熱材が未定着トナー画像を保持した紙
    葉体であり、前記ヒーターの熱で前記未定着トナー画像
    を前記紙葉体に永久像として定着させることを特徴とす
    る加熱装置。
  8. 【請求項8】 記録材上に未定着トナー画像を形成する
    作像手段と、記録材上に未定着トナー画像を熱定着させ
    る像加熱手段と、を有する画像形成装置において、前記
    像加熱手段が請求項2から5の何れかに記載の加熱装置
    であることを特徴とする画像形成装置。
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