JP2002025670A - 雄側端子金具 - Google Patents

雄側端子金具

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JP2002025670A
JP2002025670A JP2000203820A JP2000203820A JP2002025670A JP 2002025670 A JP2002025670 A JP 2002025670A JP 2000203820 A JP2000203820 A JP 2000203820A JP 2000203820 A JP2000203820 A JP 2000203820A JP 2002025670 A JP2002025670 A JP 2002025670A
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JP
Japan
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terminal fitting
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tab
male terminal
side terminal
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JP2000203820A
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Takashi Sawada
尚 澤田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端子同士の電気的接続の信頼性を向上させる
ことの可能な雄側端子金具を提供する。 【解決手段】 雄側端子金具60の有するタブ部65の
先端には、叩き出しによって形成された一対の接触突起
66A,66Bが長さ方向に沿って断続的に設けられて
いる。タブ部65には、従来のように長さ方向の全域に
わたって接触突起が設けられていないため、雌側端子金
具20の有するカール部23の先端部23Aが接触突起
66A,66Bの裏面の凹部67A,67Bに入り込ま
ず、従って、タブ部65に対して適切な保持力が発揮さ
れ、電気的接続の信頼性が高まる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雄側端子金具に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、バルブソケットに使用される雄側
端子金具として、実公平3−17429号公報に記載さ
れたものが知られている。この雄側端子金具1は、図5
に示すようにバルブ装着部2とコネクタ嵌合部3とを備
えた合成樹脂製のソケット本体4に装着されるもので、
一枚の金属板材を所定形状に切断して折り曲げ加工する
ことで形成されている。雄側端子金具1には、一対のバ
ルブ保持片5が設けられており、これらによってバルブ
装着部2に差し込まれたバルブ6の端部が弾性的に保持
されるとともに、バルブ6の電極と電気的に接続され
る。また、雄側端子金具1には、細長い板片の幅方向両
側部を内側へ折り曲げて2重にすることでタブ部7が形
成されている。
【0003】タブ部7は、コネクタ嵌合部3に嵌合され
る相手側のコネクタ8の雌側端子金具に接続されるが、
この相手側の雌側端子金具には、規格上、次に示す2種
類のものがある。そのうちの一方の雌側端子金具10
は、図6に示すように、タブ部7が差し込まれる角筒部
11を備えたタイプであり、角筒部11の下部には弾性
接触片12が設けられ、上部には細長い一対のリブ13
が設けられている。角筒部11にタブ部7を挿入する
と、弾性接触片12とリブ13との間にタブ部7が弾性
的に挟持される。また、もう一方の雌側端子金具20
は、図7に示すように、タブ部7が差し込まれる端子接
続部21を備えており、端子接続部21の下部には弾性
接触片22が設けられ、上部には両側壁の上端を互いに
内側へ湾曲させたカール部23が形成されている。端子
接続部21へタブ部7を挿入すると、弾性接触片22と
カール部23の先端部23Aとの間にタブ部7が弾性的
に挟持される。
【0004】上記の雄側端子金具1においては、一対の
バルブ保持片5の厚さ寸法は端子金具を構成する金属板
自体の板厚となっており、これは2重になったタブ部7
の厚さ寸法の半分程度になっているが、バルブ保持片5
がこの厚さ寸法であると、弾性力が不足してバルブ6が
簡単に抜けてしまうおそれがあった。そこで、雄側端子
金具の板厚を少し大きくしてバルブ保持片の弾性力を増
加させたものとして、図8、図9に示した雄側端子金具
30がある(タブ部31のみ示す)。この雄側端子金具
30は、タブ部31の長さ方向全域にわたって幅方向中
央部が叩き出されて接触突起32が形成されており、タ
ブ部31の厚さ寸法は前述の雄側端子金具1のタブ部7
のものと同一になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の雄側端子金具3
0は、前述の角筒部11を備えたタイプの雌側端子金具
10に接続したときには、図8に示すように、接触突起
32が弾性接触片12に当接し、リブ13が接触突起3
2の裏面に形成された凹部32Aの縁部に当接するた
め、上記のタブ部7を備えた雄側端子金具1と同様に使
用することができる。ところが、この雄側端子金具30
をカール部23を備えたタイプの雌側端子金具20に接
続したときには、図9に示すように、カール部23の先
端部23Aが接触突起32の裏面の凹部32Aに入り込
んでしまうことがあり、タブ部31が適切に保持されず
がたつきを生じ、電気的接続の信頼性に欠けることとな
っていた。本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、端子同士の電気的接続の信頼性を向上
させることの可能な雄側端子金具を提供するところにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの請求項1の発明に係る雄側端子金具は、タブ部を備
え、かつこのタブ部を差し込み可能な端子接続部の両側
壁が互いに内側に湾曲して前記タブ部に対して厚さ方向
から当接可能なカール部を備えた雌側端子金具と接続可
能な雄側端子金具であって、前記タブ部には、前記端子
接続部に接続した状態において前記カール部の先端部に
当接可能な領域の一部に叩き出しによって接触突起が形
成されているところに特徴を有する。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記接触突起は、前記タブ部の長さ方向に沿
って複数個が断続的に設けられているところに特徴を有
する。
【0008】
【発明の作用および効果】請求項1の発明によれば、タ
ブ部を雌側端子金具の端子接続部へ接続したときに、カ
ール部の先端が当接可能な領域の一部分だけに接触突起
が形成されている。従って、カール部の先端が接触突起
の裏面の凹部に入り込みにくくなり、タブ部に対して適
切な保持力が発揮され、電気的接続の信頼性が高まる。
【0009】請求項2の発明によれば、接触突起を、相
手側の複数種の雌側端子金具との接点に対応する位置に
設けることができる。突起が連続した一つの突起となっ
ている場合に比べると、各接触突起の裏面に形成される
凹部の寸法が小さくなるため、カール部の先端部がより
入り込みにくくなる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明をウェッジベースバ
ルブが装着されるバルブソケット用の雄側端子金具に適
用した一実施形態について図1から図4を参照しつつ説
明する。ウェッジベースバルブ40(以下「バルブ」と
いう)は、図1に示すように、内部にフィラメントが収
容されたガラス製の発光部41とその底部から連続した
略平板状のベース部42とからなる。ベース部42の底
部からは、フィラメントに接続された一対のリード線4
3が引き出されて、それぞれベース部42の反対側の面
に沿って折り返されている。
【0011】バルブソケット50は、図1及び図2に示
すように、合成樹脂製のソケット本体51と、これに装
着される一対の雄側端子金具60とからなる。ソケット
本体51は、バルブ40のベース部42を差し込み可能
な略筒状のバルブ装着部52と、図示しない雌側コネク
タを嵌合可能な略筒状のコネクタ嵌合部53とをL字状
に連結した構造となっている。ソケット本体51には、
バルブ装着部52の開口側からコネクタ嵌合部53側へ
一対のスリット54が形成されており、これらに雄側端
子金具60を装着可能となっている。
【0012】雄側端子金具60は、一枚の導電性金属板
材を所定形状に切断した後折り曲げ加工することで形成
されている。雄側端子金具60は、細長い略平板状の取
付板61を備えており、この取付板61にはランス62
が切り起こし形成され、バルブ装着部52に装着したと
きにはこのランス62がバルブ装着部52の内面に設け
られた係止部(図示せず)に係止して雄側端子金具60
が抜け止めされるようになっている。また、取付板61
の一端からは幅方向両側に一対の弾性保持片63A,6
3Bが互いに対向するように曲げ起こされており、間に
バルブ40のベース部42を嵌め込むことでバルブ40
を弾性的に保持可能とされている。また、一方の弾性保
持片63Aには、一部が平坦になった電気接触部64が
設けられ、ベース部42を保持したときにはこの部分が
リード線43に接続するようになっている。さらに、取
付板61の一端からは、この取付板61の伸び方向とは
直交する方向へタブ部65が延設されている。このタブ
部65は、全体として平板状をなしており、ソケット本
体51に装着したときにはコネクタ嵌合部53内に突出
する状態となって相手の雌側コネクタ(図示せず)に備
えられる雌側端子金具(後述する)と接続可能となって
いる。タブ部65の先端付近には、一対の接触突起(先
端側から66A,66B)が長さ方向に断続的に並んで
形成されている。両接触突起66A,66Bは、叩き出
しによって形成されており、裏面にはそれぞれ凹部67
A,67Bが形成されている。
【0013】上記の雄側端子金具60は、規格上、次に
示す2種類の雌側端子金具10,20と接続可能とされ
ている。そのうち一方の雌側端子金具10は、図3に示
すように(全体は図示しない)、タブ部65を差し込み
可能な角筒部11を備えており、この角筒部11の下面
先端部分から延出する部分が内側へ折り返されて上下に
撓み変形可能な弾性接触片12が形成されている。この
弾性接触片12には、上方に***する接点12Aが設け
られ、角筒部11に差し込まれたタブ部31に当接可能
となっている。また、角筒部11の天井面には、長さ方
向に沿って左右一対のリブ13が突設されている。雌側
端子金具10にタブ部65を接続すると、一対のリブ1
3がタブ部65の上面に当接するとともに、弾性接触片
12の接点12Aが基端側の接触突起66Bに弾性的に
接触してタブ部65が挟持され、両端子金具10,60
が電気的に接続される。
【0014】次に、もう一方の雌側端子金具20は、図
4に示すように、タブ部65を差し込み可能な略筒状の
端子接続部21を備えており、その下面先端部分から延
出する部分が内側へ折り返されて上下に撓み変形可能な
弾性接触片22が形成されている。この弾性接触片22
の最も高くなる部分は接点22Aとなっており、前述の
雌側端子金具10の接点12Aと比較すると、やや奥側
の位置に配置されている。端子接続部21の左右両側壁
の上端部分は互いに内側へ断面半円状に湾曲してカール
部23が形成されている。この雌側端子金具20にタブ
部65を接続すると、弾性接触片22の接点22Aが、
タブ部65の先端側の接触突起66Aに弾性的に接触す
る。また、タブ部65の上面にはカール部23の先端部
23Aが当接してタブ部65が挟持され、両端子金具2
0,60が電気的に接続される。
【0015】さて、本実施形態によれば、タブ部65に
は従来のタブ部31のように長さ方向の全域にわたって
接触突起32が設けられるのではなく、カール部23の
先端部23Aが当接可能な領域の一部分だけに接触突起
66A,66Bが形成されている。従って、カール部2
3の先端部23Aが接触突起66A,66Bの裏面の凹
部67A,67Bに入り込みにくく、タブ部65に対し
て適切な保持力が発揮され、電気的接続の信頼性が高ま
る。
【0016】さらに、接触突起66A,66Bは、それ
ぞれ相手側の雌側端子金具10,20の接点10A,2
0Aに対応する位置に断続的に設けられており、両接触
突起66A,66Bが連続した一つの突起となっている
場合に比べると、凹部67A,67Bの寸法が小さくな
るため、カール部23の先端部23Aがより入り込みに
くくなる。
【0017】本発明の技術的範囲は、上記した実施形態
によって限定されるものではなく、例えば、次に記載す
るようなものも本発明の技術的範囲に含まれる。 (1)上記実施形態では、バルブソケット50用の雄側
端子金具60を示したが、本発明はその他の種類の雄側
端子金具にも適用することができる。 (2)上記実施形態では、タブ部65に一対の接触突起
66A,66Bを設けた例を示したが、本発明によれ
ば、接触突起はタブ部に1個だけ設けてもよく、3個以
上設けても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態におけるバルブソケットを示す分解
斜視図
【図2】バルブソケットの断面図
【図3】(A)雄側端子金具と雌側端子金具との接続部
分を示す正断面図 (B)その側断面図
【図4】(A)雄側端子金具と他の雌側端子金具との接
続部分を示す正断面図 (B)その側断面図
【図5】従来のバルブソケットを示す断面図
【図6】(A)従来の雄側端子金具と雌側端子金具との
接続部分を示す正断面図 (B)その側断面図
【図7】(A)従来の雄側端子金具と他の雌側端子金具
との接続部分を示す正断面図 (B)その側断面図
【図8】(A)従来の他の雄側端子金具と雌側端子金具
との接続部分を示す正断面図 (B)その側断面図
【図9】(A)従来の他の雄側端子金具と他の雌側端子
金具との接続部分を示す正断面図 (B)その側断面図
【符号の説明】
20…雌側端子金具 21…端子接続部 23…カール部 23A…カール部の先端部 60…雄側端子金具 65…タブ部 66A,66B…接触突起

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タブ部を備え、かつこのタブ部を差し込
    み可能な端子接続部の両側壁が互いに内側に湾曲して前
    記タブ部に対して厚さ方向から当接可能なカール部を備
    えた雌側端子金具と接続可能な雄側端子金具であって、 前記タブ部には、前記端子接続部に接続した状態におい
    て前記カール部の先端部に当接可能な領域の一部に叩き
    出しによって接触突起が形成されていることを特徴とす
    る雄側端子金具。
  2. 【請求項2】 前記接触突起は、前記タブ部の長さ方向
    に沿って複数個が断続的に設けられていることを特徴と
    する請求項1に記載の雄側端子金具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100471322B1 (ko) * 2002-05-17 2005-03-08 기아자동차주식회사 전기적인 접속성이 개선된 조인트 커넥터
JP2014093214A (ja) * 2012-11-05 2014-05-19 Koito Mfg Co Ltd バルブソケット
JP2020145131A (ja) * 2019-03-08 2020-09-10 矢崎総業株式会社 雄端子

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