JP2002025387A - 押しボタンスイッチ - Google Patents

押しボタンスイッチ

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JP2002025387A
JP2002025387A JP2000206619A JP2000206619A JP2002025387A JP 2002025387 A JP2002025387 A JP 2002025387A JP 2000206619 A JP2000206619 A JP 2000206619A JP 2000206619 A JP2000206619 A JP 2000206619A JP 2002025387 A JP2002025387 A JP 2002025387A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成が簡単で低コストに製造可能な押しボタ
ンスイッチを得る。 【構成】 ガイドシリンダに、押圧操作時にガイドシリ
ンダ内のスイッチをオンする押しボタン部材を摺動可能
に設け、この押しボタン部材を非導電性の有底弾性筒状
体で覆った押しボタンスイッチにおいて、押しボタン部
材をガイドシリンダに対して挿脱自在な外形形状に形成
し、押しボタン部材を覆う非導電性の有底弾性筒状体
に、ガイドシリンダ外周面への抜け止め手段を形成し、
該有底弾性筒状体を介して押しボタン部材をガイドシリ
ンダから抜け止めたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、押しボタンスイッチに関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】図6に従来の押しボタンス
イッチの一例を示した。この押しボタンスイッチ100
では、電子機器本体101に設けた貫通孔に対して着脱
可能な筒状のガイドシリンダ102が設けられている。
ガイドシリンダ102の下端には抜け防止用の折曲部が
内方に向けて形成されており、該折り曲げ部によって、
ガイドシリンダ102の上端側から挿入したスイッチ受
け部材103が支持される。スイッチ受け部材103に
はタクトスイッチ104が固定され、このタクトスイッ
チ104下部の電極に対してリード線105が半田付け
されている。スイッチ受け部材103の下面部にはさら
に、接着剤106が充填されている。ガイドシリンダ1
02内においてタクトスイッチ104の上方には、ガイ
ドシリンダ102の軸線方向へ摺動可能に押しボタン部
材107が支持されている。押しボタン部材107は、
タクトスイッチ104との間に配した付勢ばね108に
よって図6中の上方に移動付勢されており、ガイドシリ
ンダ102の上端に取り付けた該ガイドシリンダ102
とは別部材からなるボタン抜止環109によって、ガイ
ドシリンダ102の上端から脱落しないように抜け止め
されている。
【0003】この押しボタンスイッチの組立に際して
は、例えば、ガイドシリンダ102に対して上述した各
部材を組み付けた状態で、ガイドシリンダ102を電子
機器本体101の貫通孔に図中下方から嵌め、固定環1
10で固定する。最後に、ゴムなどの弾性材料からなる
ボタンカバー111の下端に設けた装着環部112のね
じ部をボタン抜止環109外周面のねじ部に螺合させ
て、押しボタン部材107の上部をボタンカバー111
で覆う。なお、Oリング113、114はそれぞれガイ
ドシリンダ102内と電子機器本体101内を水密に保
たせるものである。組み立てられた押しボタンスイッチ
は、ボタンカバー111を介して押しボタン部材107
をガイドシリンダ内方へ向けて押圧操作することで、タ
クトスイッチ104のスイッチヘッドが押されてスイッ
チ操作される。該押圧操作を解除すれば、付勢ばね10
8の力によって押しボタン部材107は押圧前の位置に
戻る。
【0004】以上のような押しボタンスイッチを構成す
るとき、部品点数をできるだけ少なくしてコストを抑え
ることが望まれている。例えば、押しボタン部材107
周りの構成として、ボタン抜止環109で抜け止めさ
せ、さらに該ボタン抜止環109の外側に装着環部11
2を介してボタンカバー111を設けているため、部品
点数が多く構成が複雑になりがちで、組立の手間もかか
る。また、図6の例では、ボタンカバー111と、ガイ
ドシリンダ102及び押しボタン部材107との間に、
電子機器本体101内とは遮断された気密部Vが形成さ
れている。ボタンカバー111の内側にこうした気密部
があると、ガイドシリンダ102の内外の圧力に差が生
じる状態になったときに、該気密部内の空気が膨縮して
ボタンカバー111の特定領域にストレスがかかり、ボ
タンカバー111が薄肉のゴムで形成されている場合な
どには破れてしまうおそれがある。
【0005】
【発明の目的】本発明は、構成が簡単で低コストに製造
可能な押しボタンスイッチを得ることを目的とする。
【0006】
【発明の概要】上記目的を達成するための本発明は、ガ
イドシリンダに、押圧操作時にガイドシリンダ内のスイ
ッチをオンする押しボタン部材を摺動可能に設け、この
押しボタン部材を非導電性の有底弾性筒状体で覆った押
しボタンスイッチにおいて、押しボタン部材をガイドシ
リンダに対して挿脱自在な外形形状に形成し、押しボタ
ン部材を覆う非導電性の有底弾性筒状体に、ガイドシリ
ンダ外周面への抜け止め手段を形成し、該有底弾性筒状
体を介して押しボタン部材をガイドシリンダから抜け止
めたことを特徴としている。この押しボタンスイッチに
よれば、有底弾性筒状体がガイドシリンダに対する押し
ボタン部材の抜け止め手段として機能し、抜け止め手段
を別途設ける必要がないため、部品点数を少なくし、押
しボタンスイッチを低コストに製造することが可能にな
る。
【0007】本発明はまた、円筒状で少なくとも一端部
が開放されたガイドシリンダ;このガイドシリンダに軸
線方向へ摺動可能にかつ上記開放端部側から押圧操作可
能に支持された押しボタン部材;および、該押しボタン
部材の押圧操作により操作されるスイッチ;を備えた押
しボタンスイッチにおいて、押しボタン部材を、ガイド
シリンダの開放端部に対して挿脱自在な外形形状に形成
し、ガイドシリンダの開放端部に上記押しボタン部材を
覆う非導電性の有底弾性筒状体を設け、該有底弾性筒状
体を介して押しボタン部材をガイドシリンダから抜け止
めたことを特徴としている。
【0008】この押しボタンスイッチでは、有底弾性筒
状体の内周面とガイドシリンダの開放端部付近の外周面
に、互いに嵌合してガイドシリンダに有底弾性筒状体を
固定させる凹凸部が形成されていることが好ましい。ま
た、押しボタン部材はガイドシリンダの開放端部よりも
軸線方向に高く突出し、有底弾性筒状体はこの押しボタ
ン部材の突出部分の外面全体に沿う内面形状を有してい
ると、ガイドシリンダの内外での圧力差が生じる状態に
なっても有底弾性筒状体が破損されにくくなるので好ま
しい。さらに、有底弾性筒状体は押しボタン部材方向に
突出する凸部を有し、押しボタン部材は該凸部が嵌合可
能な凹部を有するように構成すると、有底弾性筒状体と
押しボタン部材の互いの位置ずれを防いで操作性を良く
することができる。
【0009】ガイドシリンダ内のスイッチは、押しボタ
ン部材の押圧操作によってガイドシリンダの軸線方向に
押圧移動される、該押圧移動方向とは反対方向に付勢さ
れたスイッチヘッドを有し、押しボタン部材が、該スイ
ッチヘッドに作用する付勢力と有底弾性筒状体の弾性力
によりガイドシリンダの軸線方向において一定の位置に
保持されていると、押しボタン部材を付勢するばね等を
別途設けなくてよいので、部品点数を少なくすることが
できる。
【0010】また、ガイドシリンダは有底弾性筒状体を
設けた開放端部とは反対側の端部が開放されており、組
立時には、該反対側の開放端部から有底弾性筒状体方向
へ向けて、押しボタン部材、スイッチの順でガイドシリ
ンダに挿入されることが好ましい。この場合、さらに、
ガイドシリンダの有底弾性筒状体を有する開放端部とは
反対側の開放端部方向へスイッチを抜け止めさせる、ガ
イドシリンダの内周面に着脱可能なスイッチ抜止部材を
備え、スイッチを挿入した後に該スイッチ抜止部材を装
着することにより、ガイドシリンダ内に押しボタン部材
とスイッチが保持されたユニット状態になることが好ま
しい。こうして形成されたユニット状の押しボタンスイ
ッチでは、ガイドシリンダの軸線方向長さが、電子機器
に形成した貫通孔よりも長くなっており、押しボタン部
材とスイッチを保持したユニット状態のガイドシリンダ
を貫通孔に挿入した後、該貫通孔から突出するガイドシ
リンダの外周面に、貫通孔よりも大径の環状をなすユニ
ット固定部材を装着してガイドシリンダを電子機器に固
定させることが好ましい。
【0011】以上の各態様の押しボタンスイッチでは、
押しボタン部材は、ガイドシリンダの内径サイズと略等
しい一様外径材とすることができる。また、非導電性の
有底弾性筒状体は、例えばシリコンゴム、フッ素ゴムで
形成することができる。また、本発明の押しボタンスイ
ッチは電子内視鏡の操作部材に好適である。
【0012】
【発明の実施の形態】図1ないし図4を参照して、本発
明の押しボタンスイッチの一実施形態を説明する。押し
ボタンスイッチが設けられる電子機器の本体11には、
内外を貫通する貫通孔12が形成されている。図1に示
すように、貫通孔12は3段階に開口径を異ならせてお
り、電子機器本体11の外部側が最も開口径が大きく、
電子機器本体11の内部側が最も開口径が小さい。
【0013】貫通孔12にはガイドシリンダ15が挿脱
可能である。ガイドシリンダ15は、単体ではその両端
部が開放された円筒状部材であるが、その上端部は非導
電性の弾性材料からなるボタンカバー(有底弾性筒状
体)16で塞がれている。ボタンカバー16は、例えば
シリコンゴムやフッ素ゴムで形成されており、その筒状
部分の内周面に形成した環状凹部16aが、ガイドシリ
ンダ15の開放端部付近の外周面に形成した環状フラン
ジ15aに嵌合することによって、ガイドシリンダ15
に固定されている。
【0014】ガイドシリンダ15の内周部には、その軸
線方向(図1ないし図3の上下方向)へ摺動移動可能に
押しボタン部材20が支持されている。押しボタン部材
20は、例えばポリサルホンなどの樹脂で形成されてお
り、その外周面の略全体がガイドシリンダ15の内周面
に摺接するように一様な外径サイズに構成されている。
ガイドシリンダ15は、その上端部付近が一様な内径サ
イズに形成され、押しボタン部材20を抜け止めする部
分を有していない。つまり、押しボタン部材20はガイ
ドシリンダ15の上端部に対しては挿脱自在な外形形状
をなしている。そして本実施形態の押しボタンスイッチ
では、この押しボタン部材20を、ガイドシリンダ15
の上端部に設けたボタンカバー16のみによって、ガイ
ドシリンダ15から抜け止めたことを特徴としている。
【0015】ボタンカバー16の内面には押しボタン部
材20方向へ向けて凸部16aが形成され、押しボタン
部材20上面の略中央には凹部20aが形成されてい
る。この凸部16aを凹部20aに嵌合(圧入)させる
ことでボタンカバー16と押しボタン部材20が結合さ
れ、押しボタン部材20に対してボタンカバー16が位
置ずれしない。
【0016】押しボタン部材20の下端部は、タクトス
イッチ(スイッチ)21のスイッチヘッド22に当接し
ている。スイッチヘッド22は、タクトスイッチ21内
の弾性スイッチ接片(不図示)の弾性力によって、押し
ボタン部材20と当接する方向に移動付勢されている。
タクトスイッチ21は、スイッチ受け部材24に形成し
たスイッチ支持凹部24a内に支持されており、該スイ
ッチ支持凹部24aからスイッチ受け部材24を貫通さ
せて形成した4つの貫通孔24bを通して4つの電極部
23を延出させている。スイッチ受け部材24は、その
外周面をガイドシリンダ15の内周面に当接させてお
り、さらにガイドシリンダ15の下端部方向に脱落しな
いように、第1抑え環(スイッチ抜止部材)26によっ
て抜け止めされている。第1抑え環26は外周部に雄ね
じを有し、ガイドシリンダ15の下端部付近の内面に
は、該第1抑え環26の雄ねじが螺合する雌ねじが形成
されている。
【0017】4つの貫通孔24bを通して延出されたタ
クトスイッチ21の4つの電極部23には、リード線2
7が半田付けされている。スイッチ受け部材24の下面
部には、この半田付け部を覆うように接着剤28が充填
され、該接着剤28によってタクトスイッチ21はスイ
ッチ受け部材24に固定されている。なお、スイッチ受
け部材24は例えばガラスエポキシ樹脂で形成され、接
着剤28は例えばエポキシ系の接着剤である。
【0018】押しボタンスイッチは、ガイドシリンダ1
5に対して以上の各構成要素を組み付けてユニット状に
構成することができる。まず、ガイドシリンダ15の上
端部外周面に予めボタンカバー16を固定して、該上端
部が塞がれるようにしておく。そして、ガイドシリンダ
15の下端から押しボタン部材20を挿入し、その凹部
20aが凸部16bと嵌合するまでガイドシリンダ15
内を移動させる。続いて、タクトスイッチ21が固定さ
れた状態のスイッチ受け部材24をガイドシリンダ15
の下端から挿入し、第1抑え環26によってスイッチ受
け部材24を下方から抜け止めさせる。さらに、ガイド
シリンダ15の外周面にOリング29を嵌めると、図1
に示す押しボタンユニットUが形成される。
【0019】押しボタンユニットUは、電子機器本体1
1の外部側から内部側へ向けて(図1の矢印A方向へ向
けて)、貫通孔12に取り付けることができる。押しボ
タンユニットUをある程度挿入させると、ガイドシリン
ダ15の外周面に形成した中間フランジ15bが、開口
径が3段階に形成された貫通孔12の、中間の開口径部
分と小径開口部分の間の壁面に係合し、挿入が規制され
る(図2及び図3の位置)。このとき、ガイドシリンダ
15は軸線方向長さが貫通孔12よりも長いので、その
下端部が電子機器本体11の内方に突出している。そし
て、突出されたガイドシリンダ15の下端付近の外面に
形成した雄ねじ部に対して、内面に雌ねじ部を有する第
2抑え環(ユニット固定部材)30を螺合させる。第2
抑え環30は貫通孔12の最大内径よりも大径であるた
め、該第2抑え環30によって、押しボタンユニットU
が貫通孔12から図2中の上方へ抜けないように固定さ
れる。該固定状態において、押しボタンユニットUと貫
通孔12の間はOリング29によって水密に塞がれる。
また、押しボタンユニットUのうち、電子機器本体11
から外方(図1ないし図3中の上方)に突出する箇所
は、その全体がボタンカバー16によって覆われている
ため、該ボタンカバー16によって押しボタンユニット
Uの内側も水密に保たれる。なお、タクトスイッチ21
の4つの電極部23に半田付けされたリード線27は、
その反対の端部が、電子機器本体11内のスイッチ信号
入力回路(不図示)に接続される。
【0020】図2は、以上のように構成した押しボタン
スイッチにおいて押しボタン部材20を押圧操作しない
状態、図3は押しボタン部材20をガイドシリンダ15
の上端開放部側から押圧操作した状態を示している。押
しボタン部材20は、図2の非押圧操作状態では、ボタ
ンカバー16の弾性力やタクトスイッチ21内の弾性ス
イッチ接片(不図示)の弾性力によって、ガイドシリン
ダ15の上端部から所定高さhだけ突出されている。こ
のときタクトスイッチ21はスイッチオフ状態にある。
そして図3のように、非押圧状態から下方に向けて押し
ボタン部材20を押圧操作すると、スイッチヘッド22
が押し込まれてタクトスイッチ21がスイッチオン状態
になり、スイッチオン信号が電子機器本体11内の回路
に送られる。図3の押圧状態から押しボタン部材20に
対する押圧操作を解除すると、押しボタン部材20はボ
タンカバー16やタクトスイッチ21内の弾性スイッチ
接片の弾性力で図2の非押圧状態に復帰し、再びスイッ
チオフとなる。なお、押しボタン部材20を押圧操作す
るときに操作者が実際に触れるのは、押しボタン部材2
0ではなくその外側を覆うボタンカバー16である。
【0021】以上の本実施形態による押しボタンスイッ
チでは、ガイドシリンダ15の上端部に設けたボタンカ
バー16のみによって押しボタン部材20の抜け止めを
行い、該抜け止め用に他の部材、すなわち従来技術の説
明で述べたボタン抜止環109に相当する部材を用いて
いないので、押しボタンスイッチの構成部品点数を少な
くして低コストに製造することが可能になる。
【0022】また本実施形態の押しボタンスイッチで
は、押しボタン部材20をガイドシリンダ15の上端部
から突出するように支持し、ボタンカバー16の内面形
状はこの押しボタン部材20の突出部分の外面全体に沿
うように形成されている(図2、図3参照)。これによ
り、ボタンカバー16と押しボタン部材20の間には、
従来技術で説明した図6の符合Vのような空気溜まり
(気密部)が形成されないので、ガイドシリンダ15内
外に圧力差が生じる状態になっても、ボタンカバー16
の一部に過度なストレスがかかることを避けることがで
きる。つまり、押しボタンスイッチ周りの圧力変動時に
ボタンカバー16を破れにくくできる。
【0023】図5は、本発明による押しボタンスイッチ
を搭載する電子機器の一例としての医療用電子内視鏡を
示している。電子内視鏡50は、大きく分けて体腔内な
どに挿入される挿入部51と術者が把持して操作する把
持操作部52とから構成されている。挿入部51の先端
は、把持操作部52に設けたアングルレバー55の回動
操作に応じて湾曲状態を変化させることが可能な湾曲部
(不図示)となっている。把持操作部52には他に、吸
引ボタン56、各種リモート操作ボタン57、58及び
59が設けられている。リモート操作ボタン57、58
及び59は、例えば電子内視鏡50の観察画像を画像記
録装置に記録させるための画像処理関連の制御ボタンで
ある。このリモート操作ボタン57、58及び59を、
先に説明した特徴を有する本発明の押しボタンスイッチ
で構成することができる。
【0024】医療用の内視鏡では、操作部材を含めた外
観部に導電性部品を露出させない目的で、あるいは防水
性を得る目的で、押しボタン部材(押しボタンユニッ
ト)をゴムなどの非導電性材料からなるボタンカバーに
よって覆う場合が多い。そのため、他の抜け止め部材を
用いずにボタンカバーで押しボタン部材を抜け止めるこ
とを特徴とした本発明の押しボタンスイッチは、この種
の医療用内視鏡で部品点数を減らして低コスト化を図る
場合に好適である。また、医療用の内視鏡では、内視鏡
内外の圧力差を利用してガス滅菌が行われる場合が多い
ので、周囲の圧力変動によってもボタンカバーを破れに
くくした本発明の押しボタンスイッチが適している。な
お、図5の電子内視鏡50は気管観察用の内視鏡である
が、こうした内視鏡のリモート操作ボタンの場合、押し
ボタンスイッチの押圧操作ストロークは0.2mm〜1
mm程度とすることが好ましい。
【0025】但し、本発明の押しボタンスイッチは、電
子内視鏡に以外にも様々な電子機器の操作部材として適
用することができる。また、本発明の押しボタンスイッ
チは、その要旨を逸脱しない範囲であれば、図示実施形
態と細部を異ならせてもよいことは言うまでもない。
【0026】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明によれ
ば構成が簡単で低コストに製造可能な押しボタンスイッ
チを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる押しボタンスイッ
チの、電子機器への取り付け前の状態を状態を示す断面
図である。
【図2】同押しボタンスイッチの非押圧操作状態を示す
断面図である。
【図3】同押しボタンスイッチの押圧操作状態を示す断
面図である。
【図4】スイッチ受け部材及びタクトスイッチの平面図
である。
【図5】本発明による押しボタンスイッチを搭載する電
子機器の一例としての電子内視鏡の外観図である。
【図6】従来の押しボタンスイッチの一例を示す断面図
である。
【符号の説明】
11 電子機器本体 12 貫通孔 15 ガイドシリンダ 15a 環状フランジ 16 ボタンカバー(有底弾性筒状体) 16a 環状凹部 16b 凸部 20 押しボタン部材 20a 凹部 21 タクトスイッチ(スイッチ) 22 スイッチヘッド 23 電極部 24 スイッチ受け部材 24a スイッチ支持凹部 24b 貫通孔 26 第1抑え環(スイッチ抜止部材) 27 リード線 28 接着剤 29 Oリング 30 第2抑え環(ユニット固定部材) 50 内視鏡 51 挿入部 52 把持操作部 55 アングルレバー 57 58 59 リモート操作ボタン U 押しボタンユニット

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガイドシリンダに、押圧操作時にガイド
    シリンダ内のスイッチをオンする押しボタン部材を摺動
    可能に設け、この押しボタン部材を非導電性の有底弾性
    筒状体で覆った押しボタンスイッチにおいて、 上記押しボタン部材をガイドシリンダに対して挿脱自在
    な外形形状に形成し、 押しボタン部材を覆う上記非導電性の有底弾性筒状体
    に、ガイドシリンダ外周面への抜け止め手段を形成し、
    該有底弾性筒状体を介して押しボタン部材をガイドシリ
    ンダから抜け止めたことを特徴とする押しボタンスイッ
    チ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の押しボタンスイッチにお
    いて、上記押しボタン部材は、ガイドシリンダの内径サ
    イズと略等しい一様外径材からなる押しボタンスイッ
    チ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の押しボタンスイ
    ッチにおいて、有底弾性筒状体はシリコンゴムで形成さ
    れている押しボタンスイッチ。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の押しボタンスイ
    ッチにおいて、有底弾性筒状体はフッ素ゴムで形成され
    ている押しボタンスイッチ。
  5. 【請求項5】 請求項1から4いずれか1項記載の押し
    ボタンスイッチにおいて、該押しボタンスイッチは電子
    内視鏡に設けられる押しボタンスイッチ。
  6. 【請求項6】 円筒状で少なくとも一端部が開放された
    ガイドシリンダ;このガイドシリンダに軸線方向へ摺動
    可能にかつ上記開放端部側から押圧操作可能に支持され
    た押しボタン部材;および該押しボタン部材の押圧操作
    により操作されるスイッチ;を備えた押しボタンスイッ
    チにおいて、 上記押しボタン部材を、上記ガイドシリンダの開放端部
    に対して挿脱自在な外形形状に形成し、 ガイドシリンダの開放端部に上記押しボタン部材を覆う
    非導電性の有底弾性筒状体を設け、該有底弾性筒状体を
    介して押しボタン部材をガイドシリンダから抜け止めた
    ことを特徴とする押しボタンスイッチ。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の押しボタンスイッチにお
    いて、上記有底弾性筒状体の内周面と上記ガイドシリン
    ダの開放端部付近の外周面に、互いに嵌合してガイドシ
    リンダに有底弾性筒状体を固定させる凹凸部が形成され
    ている押しボタンスイッチ。
  8. 【請求項8】 請求項6または7記載の押しボタンスイ
    ッチにおいて、上記押しボタン部材は、ガイドシリンダ
    の内径サイズと略等しい一様外径材からなる押しボタン
    スイッチ。
  9. 【請求項9】 請求項6から8いずれか1項記載の押し
    ボタンスイッチにおいて、上記押しボタン部材は、ガイ
    ドシリンダの開放端部よりも軸線方向に高く突出し、上
    記有底弾性筒状体は、この押しボタン部材の突出部分の
    外面全体に沿う内面形状を有している押しボタンスイッ
    チ。
  10. 【請求項10】 請求項6から9記載の押しボタンスイ
    ッチにおいて、有底弾性筒状体は押しボタン部材方向に
    突出する凸部を有し、押しボタン部材は該凸部が嵌合可
    能な凹部を有する押しボタンスイッチ。
  11. 【請求項11】 請求項6から10いずれか1項記載の
    押しボタンスイッチにおいて、上記スイッチは、押しボ
    タン部材の押圧操作によってガイドシリンダの軸線方向
    に押圧移動される、該押圧移動方向とは反対方向に付勢
    されたスイッチヘッドを有し、 押しボタン部材は、該スイッチヘッドに作用する付勢力
    と上記有底弾性筒状体の弾性力により、ガイドシリンダ
    の軸線方向において一定の位置に保持されている押しボ
    タン部材。
  12. 【請求項12】 請求項6から11いずれか1項記載の
    押しボタンスイッチにおいて、ガイドシリンダは、上記
    有底弾性筒状体を設けた開放端部とは反対側の端部が開
    放されており、 組立時には、該反対側の開放端部から有底弾性筒状体方
    向へ向けて、押しボタン部材、スイッチの順でガイドシ
    リンダに挿入される押しボタンスイッチ。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の押しボタンスイッチ
    において、さらに、上記スイッチを、ガイドシリンダの
    上記有底弾性筒状体を有する開放端部とは反対側の開放
    端部方向へ抜け止めさせる、ガイドシリンダの内周面に
    着脱可能なスイッチ抜止部材を備え、 上記スイッチを挿入した後に該スイッチ抜止部材を装着
    することにより、ガイドシリンダ内に押しボタン部材と
    スイッチが保持されたユニット状態になる押しボタンス
    イッチ。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の押しボタンスイッチ
    において、該押しボタンスイッチを備える電子機器はガ
    イドシリンダを挿脱可能な貫通孔を有し、ガイドシリン
    ダはその軸線方向長さが該貫通孔よりも長く、 押しボタン部材とスイッチを保持したユニット状態のガ
    イドシリンダを上記貫通孔に挿入した後、該貫通孔から
    突出するガイドシリンダの外周面に、貫通孔よりも大径
    の環状をなすユニット固定部材を装着してガイドシリン
    ダを電子機器に固定させる押しボタンスイッチ。
  15. 【請求項15】 請求項6から14いずれか1項記載の
    押しボタンスイッチにおいて、有底弾性筒状体はシリコ
    ンゴムで形成されている押しボタンスイッチ。
  16. 【請求項16】 請求項6から14いずれか1項記載の
    押しボタンスイッチにおいて、有底弾性筒状体はフッ素
    ゴムで形成されている押しボタンスイッチ。
  17. 【請求項17】 請求項6から16いずれか1項記載の
    押しボタンスイッチにおいて、該押しボタンスイッチは
    電子内視鏡に設けられる押しボタンスイッチ。
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