JP2002023028A - 光通信装置 - Google Patents
光通信装置Info
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- JP2002023028A JP2002023028A JP2001173721A JP2001173721A JP2002023028A JP 2002023028 A JP2002023028 A JP 2002023028A JP 2001173721 A JP2001173721 A JP 2001173721A JP 2001173721 A JP2001173721 A JP 2001173721A JP 2002023028 A JP2002023028 A JP 2002023028A
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Abstract
り率を低くする。 【解決手段】 樹脂ケース7にパッド5、リードフレー
ム6を埋め込み、パッド5上にシリコン基板4を導電接
着し、シリコン基板4上に半導体レーザ1および光検知
器3を形成し、シリコン基板4に光ファイバ2を設け、
半導体レーザ1、光ファイバ2、光検知器3、シリコン
基板4上に透明樹脂を充填し、樹脂ケース7に樹脂から
なる蓋(図示せず)を被せ、樹脂ケース7と蓋とを接着
剤(図示せず)によって固定し、樹脂ケース7と蓋とが
合わせられた部分に直径以上に曲げられた通気孔9を設
ける。
Description
いて使用される光送信器、光受信器等の光通信装置に関
するものである。
体レーザーの出力光を変調する手段、変調光を光ファイ
バにより伝送する手段、変調、伝送された光を光検知器
で受光して電気信号に変換する手段等を有する光通信シ
ステムは、海底ケーブル等により国家間、都市間、通信
局間に既に敷設され、幹線系と称されて我々の生活にな
くてならない情報通信手段を提供するにいたっている。
ところが、昨今高度情報化社会の到来に伴い、通信容量
の大容量化、高速化の要求が日増しに増え、上記幹線系
のみならず、各々通信局から各家庭、店あるいはオフィ
スの近辺に設置した柱(カーブ、クロージャ)まで(F
TTC(Fiber to the curb)、HFC(Hybrid Fiber
Coax))あるいは各家庭まで(FTTH(Fiber To The
Home))、そして究極的にはパーソナルコンピュータ
まで、従来の電気ケーブルでなく、格段に高速で伝送容
量の大きい光ファイバを直接敷設しようという計画が国
内外で推進されている。このような、計画を実現させ、
普及させるための最大の課題の一つは各端末に配置され
る光送信器、光受信器の低コスト化である。
(光モジュール)では、半導体レーザからの光を結像レ
ンズを介して光ファイバに結合させ、光ファイバへの光
結合が最大になるよう位置合わせする方式がとられてお
り、また半導体レーザの劣化を防止するために、半導体
レーザ等からなるサブアセンブリを金属またはセラミッ
クからなるパッケージに完全気密封止し、半導体レーザ
等の光部品の劣化を促進する湿気が入らないような構成
としている。しかし、このような光送受信器では、各部
品コスト、組立コストを低下することができず、前述の
低コスト化の実現は困難を極める状況である。
なバルク部品として組み立てるのでなく、エレクトロニ
クスにおけるLSIのごとく表面実装方式を光送信器、
光受信器に採用する試み、すなわち金属やセラミックか
らなるパッケージでなく、樹脂パッケージを用いて低コ
スト化を実現する試みがなされている。しかし、樹脂パ
ッケージでは樹脂が必ず湿気を通すから、湿気が直接光
部品(チップ)に至らないよう工夫が必要である。
ァイバをシリコン導波路基板上に配置したサブアセンブ
リを透明なシリコーン樹脂で充填し、これを樹脂ケース
と蓋とからなる樹脂パッケージング内に収納し、湿気が
半導体レーザや光検知器に直接当たらないようにした光
送信器、光受信器が考えられている。
樹脂接着部分は湿気を通すから、外気温度や湿度の変動
があると、樹脂パッケージ内に湿気がたまり外に排気さ
れないから、光部品の劣化が生ずるという欠点がある。
さらに、通気のための通気孔を樹脂パッケージに設けた
ときには、外光が光検知器、半導体レーザあるいは光フ
ァイバに入射し、外光による光電変換が行なわれて信号
にノイズが発生し、情報伝送の誤り率が向上してしまう
という欠点に遭遇する。さらには、通気孔を通じて水滴
がパッケージ内に進入してしまう可能性もある。
れたもので、光部品の劣化を確実に防止することがで
き、しかも情報伝送の誤り率が低い光通信装置を提供す
ることを目的とする。
め、本発明においては、透明樹脂で覆われた光部品およ
び光ファイバを樹脂パッケージ内に設けた光通信装置で
あって、上記樹脂パッケージの内部と外部の通気が可能
であるように構成されている。
蓋、透明樹脂を除去した状態を示す平面図、図2は図1
に示した光送信器を示す正断面図、図3は図1に示した
光送信器を示す正面図である。図に示すように、樹脂を
インジェクションモールドあるいはトランスファモール
ドして成形した樹脂ケース7にパッド5、リードフレー
ム6が埋め込まれ、パッド5とリードフレーム6の一部
とは一体をなしている。また、パッド5上にV溝(図示
せず)が設けられたシリコン基板4が導電接着され、シ
リコン基板4上に半導体レーザ1および光検知器3が搭
載され、シリコン基板4のV溝内に光ファイバ2が搭載
され、光ファイバ2が接着剤13によりシリコン基板4
に固定され、半導体レーザ1、光ファイバ2、光検知器
3およびシリコン基板4によりサブアセンブリ15が構
成されている。また、サブアセンブリ15上にシリコー
ン樹脂等の透明樹脂8が充填され、樹脂ケース7に樹脂
からなる蓋10が被せられ、樹脂ケース7と蓋10とが
接着剤(図示せず)によって固定され、樹脂ケース7と
蓋10とで樹脂パッケージ16が構成されている。ま
た、樹脂パッケージ16の樹脂ケース7と蓋10とが合
わせられた部分に通気孔9が設けられ、通気孔9は直径
以上に曲げられている。
調された電気信号で半導体レーザー1の出力光が変調さ
れ、半導体レーザー1で変調された変調光が光ファイバ
2ににより伝送される。また、半導体レーザ1の反対側
の出力光が光検知器3によりモニタされる。
ンブリ15上に透明樹脂8が充填されているから、樹脂
パッケージ16が湿気を通したとしても、光部品である
半導体レーザ1、光検知器3への湿気の侵入を防ぐこと
ができるので、半導体レーザ1、光検知器3の劣化を防
止することができる。また、樹脂パッケージ16に通気
孔9が設けられているから、樹脂パッケージ16内の湿
度が上がったままで長時間経過することがないので、透
明樹脂8の耐湿性の限度に悪影響をおよぼすことがな
く、半導体レーザ1、光検知器3への湿気の侵入を確実
に防ぐことができるため、半導体レーザ1、光検知器3
の劣化を確実に防止することができる。さらに、通気孔
9は曲げられているから、外光が樹脂パッケージ16内
の半導体レーザ1、光検知器3、光ファイバ2などに入
射することがないから、外光による光電変換が行なわれ
ることがないので、信号にノイズが発生するのを防止す
ることができ、情報伝送の誤り率が低くなる。
脂を除去した状態を示す平面図、図5は図4に示した光
送信器を示す正断面図である。図に示すように、シリコ
ン基板4上に光検知器11が搭載され、光ファイバ2、
光検知器11およびシリコン基板4によりサブアセンブ
リ17が構成され、サブアセンブリ17の近傍に増幅器
12が設けられ、サブアセンブリ17、増幅器12上に
透明樹脂8が充填されている。
らの信号光が光検知器11に至り、光検知器11により
光電変換され、光検知器11からの電気信号が増幅器1
2によって増幅される。
11の暗電流が湿気に敏感であるから、耐湿対策が重要
であるが、通気孔9が設けられているから、光検知器1
1への湿気の侵入を確実に防ぐことができるので、光部
品である光検知器11の劣化を確実に防止することがで
きる。また、通気孔9は曲げられているから、外光が樹
脂パッケージ16内の光検知器11、光ファイバ2など
に入射することがないので、外光による光電変換が行な
われることがないため、信号にノイズが発生するのを防
止することができ、情報伝送の誤り率が低くなる。
面図である。図に示すように、蓋10に通気孔14が設
けられ、通気孔14は直径以上に曲げられ、通気孔14
の樹脂パッケージ16外側部の高さは樹脂パッケージ1
6内側部の高さよりも低くなっている。
16の蓋10に通気孔14が設けられているから、半導
体レーザ1、光検知器3への湿気の侵入を確実に防ぐこ
とができるので、半導体レーザ1、光検知器3の劣化を
確実に防止することができる。また、通気孔14は曲げ
られているから、外光が樹脂パッケージ16内の半導体
レーザ1、光検知器3、光ファイバ2などの光部品に入
射することがないので、情報伝送の誤り率が低くなる。
また、通気孔14の樹脂パッケージ16外側部の高さは
樹脂パッケージ16内側部の高さよりも低くなっている
から、通気孔14からの水滴の侵入を防止することがで
きるので、信頼性が向上する。
器、光受信器について説明したが、光送受信器等の他の
光通信装置に本発明を適用することができる。
脂パッケージ内の湿度が上がったままで長時間経過する
ことがないから、光部品への湿気の侵入を確実に防ぐこ
とができので、光部品の劣化を確実に防止することがで
き、しかも外光が樹脂パッケージ内の光部品に入射する
ことがないから、外光による光電変換が行なわれること
がないので、情報伝送の誤り率が低くなる。
さを樹脂パッケージ内側部の高さよりも低くしたときに
は、通気孔からの水滴の侵入を防止することができるか
ら、信頼性が向上する。
た状態を示す平面図である。
た状態を示す平面図である。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】透明樹脂で覆われた光部品および光ファイ
バを樹脂パッケージ内に設けた光通信装置であって、 上記樹脂パッケージの内部と外部の通気が可能であるこ
とを特徴とする光通信装置。 - 【請求項2】透明樹脂で覆われた光部品および光ファイ
バをケースおよび蓋で構成される樹脂パッケージ内に設
けた光通信装置であって、 上記ケースと上記蓋の接合部には、すき間が存在してい
ることを特徴とする光通信装置。 - 【請求項3】透明樹脂で覆われた光部品および光ファイ
バを樹脂パッケージ内に設けた光通信装置であって、 上記樹脂パッケージは、通気孔を有することを特徴とす
る光通信装置。 - 【請求項4】透明樹脂で覆われた光部品および光ファイ
バを樹脂パッケージ内に設けた光通信装置であって、 上記樹脂パッケージは、非気密構造であることを特徴と
する光通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001173721A JP2002023028A (ja) | 2001-06-08 | 2001-06-08 | 光通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001173721A JP2002023028A (ja) | 2001-06-08 | 2001-06-08 | 光通信装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08267697A Division JP3354069B2 (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | 光通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002023028A true JP2002023028A (ja) | 2002-01-23 |
Family
ID=19015130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001173721A Pending JP2002023028A (ja) | 2001-06-08 | 2001-06-08 | 光通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002023028A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100568321B1 (ko) | 2004-10-28 | 2006-04-05 | 삼성전기주식회사 | 반도체 레이저 다이오드 |
JP2011082290A (ja) * | 2009-10-06 | 2011-04-21 | Mitsubishi Electric Corp | 光学装置 |
JP2012109470A (ja) * | 2010-11-19 | 2012-06-07 | Ricoh Co Ltd | 面発光レーザモジュール、光走査装置及び画像形成装置 |
-
2001
- 2001-06-08 JP JP2001173721A patent/JP2002023028A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100568321B1 (ko) | 2004-10-28 | 2006-04-05 | 삼성전기주식회사 | 반도체 레이저 다이오드 |
JP2011082290A (ja) * | 2009-10-06 | 2011-04-21 | Mitsubishi Electric Corp | 光学装置 |
JP2012109470A (ja) * | 2010-11-19 | 2012-06-07 | Ricoh Co Ltd | 面発光レーザモジュール、光走査装置及び画像形成装置 |
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A977 | Report on retrieval |
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