JP2002020073A - ホイストレール分岐切替機構 - Google Patents

ホイストレール分岐切替機構

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JP2002020073A
JP2002020073A JP2000204625A JP2000204625A JP2002020073A JP 2002020073 A JP2002020073 A JP 2002020073A JP 2000204625 A JP2000204625 A JP 2000204625A JP 2000204625 A JP2000204625 A JP 2000204625A JP 2002020073 A JP2002020073 A JP 2002020073A
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JP
Japan
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rail
hoist
branch
rail member
connection
Prior art date
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Application number
JP2000204625A
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English (en)
Inventor
Minoru Kajita
実 梶田
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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  • Leg Units, Guards, And Driving Tracks Of Cranes (AREA)
  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ホイストレールの分岐切替を簡単な構成で容易
に行うことができ、ホイストレールの配置の自由度向上
によって合理的な器機配置を可能とするホイストレール
分岐切替機構を提供する。 【解決手段】前後レール11と左右レール12を所定曲
率の曲線で接続する屈曲接続レール14と、前後レール
11と延長レール13を接続する直線接続レール15と
が、円弧状の移動ベース20の上面に固定されており、
移動ベース20が駆動モーター40によって移動駆動さ
れて、前後レール11と左右レール12又は延長レール
13とを屈曲接続レール14又は直線接続レール15に
よって択一的に接続するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トロリーを備えて
ガイドレールに沿って移動可能なホイストにおいて、そ
のガイドレールを複数の分岐経路に切り替えるホイスト
レール分岐切替機構に関する。
【0002】
【従来の技術】ワイヤーロープを用いて荷を上げ下げす
る荷役装置であるホイストとして、トロリーを介してガ
イドレールに吊り下げ支持され、ガイドレールに沿って
移動可能な横行式ホイストがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のごと
き横行式ホイストでは、その構成上ガイドレールの曲率
に限界(最小屈曲半径)があり、このため、室内に配設
された複数器機のメンテナンス等に用いる場合、ホイス
トレールによって器機の配置が規制されて合理的な配置
ができないという問題があった。
【0004】即ち、図8に概念図を示すように、室内の
壁面2に沿って配設された器機3A,3B,3C,3D
のメンテナンス等にホイストを用いる場合、ホイストレ
ール10′はそれら器機3の上側に配設されなければな
らないが、その角部は最小屈曲半径に規定されるために
死角領域が生じ、この領域には器機(3C)を配設する
ことができず、従って、器機配置が不合理となって室内
を有効に利用できないという問題があった。
【0005】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であって、ホイストレールの分岐切替を簡単な構成で容
易に行うことができ、ホイストレールの配置の自由度向
上によって合理的な器機配置を可能とするホイストレー
ル分岐切替機構を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決する為の手段】上記目的を達成する本発明
のホイストレール分岐切替機構は、レール部材に沿って
移動可能なホイストにおいて、前記レール部材を複数の
分岐経路に択一的に切り替えるものであって、本線レー
ル部材と複数の分岐レール部材がそれぞれ端面を所定間
隔離間して配設されると共に、前記本線レール部材と前
記各分岐レール部材とを接続するそれぞれの接続レール
部材を備える移動ベース部材が移動可能に設けられ、該
移動ベース部材の移動によって前記各接続レール部材が
前記本線レール部材と前記各分岐レール部材を接続する
ようにそれぞれ位置し得るように構成されていることを
特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態について説明する。
【0008】図1は本発明に係るホイストレール分岐切
替機構の一構成例を概念的に示す平面図であり、図2は
その要部拡大図,図3は図2のA−A断面図である。
【0009】図1は、室内の壁面に沿って配設されたレ
ール部材としてのホイストレール10の角部を示し、図
中上下の本線レール部材としての前後レール11と、分
岐レール部材としての左右レール12又は延長レール1
3とを、接続レール部材としての屈曲接続レール14又
は直線接続レール15によって択一的に接続するように
構成されているものである。
【0010】ホイストレール10(前後レール11,左
右レール12,延長レール13,屈曲接続レール14,
直線接続レール15)は、腹板の上下にフランジを備え
て成る断面形状がI字状の形鋼により形成されている。
【0011】前後レール11とこれと直交する左右レー
ル12を所定曲率の曲線で接続する屈曲接続レール14
と、前後レール11とその延長上にある延長レール13
を接続する直線接続レール15とは、それぞれ移動ベー
ス部材としての円弧状の移動ベース20の上面に固定さ
れている。
【0012】屈曲接続レール14と直線接続レール15
は、図4に示すように、前後レール11と左右レール1
2又は延長レール13とがそれぞれ連続した状態を仮定
すると共に、それらの連続部位が重合する領域を含む所
定幅の円環領域:Xを設定し、この円環領域:Xと重合
するそれぞれのレール部位が、各々屈曲接続レール14
又は直線接続レール15として設定され、これら屈曲接
続レール14と直線接続レール15は、重合しないよう
に円環領域:X上に所定角度ずらした状態で、その屈曲
中心が円環領域:Xの中心:Oと一致する円弧状の移動
ベース20に固定されている。
【0013】移動ベース20は、断面形状I形の形鋼で
あって、天井面1に固定された複数の支持ガイド30に
よってその円弧方向に(即ち円環領域:Xの中心を中心
として)移動可能に支持されており、その下フランジで
屈曲接続レール14及び直線接続レール15を支持して
いる。また、一方端部側の腹板に所定角度範囲ラック2
1が固定されており、このラック21に、天井面1にブ
ラケット41を介して固定された駆動モーター40のス
ピンドルに固定されたギア42が噛合し、駆動モーター
40によってその円弧方向に沿って所定角度範囲で移動
駆動される(即ち円環領域:Xの中心を中心として所定
角度範囲揺動駆動される)ようになっている。
【0014】このように駆動モーター40によって移動
ベース20がその円弧方向に移動駆動され、図5(A)
に示すその支持する屈曲接続レール14が前後レール1
1と左右レール12を接続する位置と、図5(B)に示
す直線接続レール15が前後レール11と延長レール1
3を接続する位置とに、位置し得るようになっているも
のである。尚、それぞれの位置には、図示しないが当該
位置に移動ベース20を停止させ得るストッパー機構が
設けられているものである。
【0015】而して、上記のごとく構成されたホイスト
レール分岐切替機構によれば、移動ベース20の移動駆
動により、屈曲接続レール14によって前後レール11
と左右レール12を接続し、また、直線接続レール15
によって前後レール11と延長レール13を接続するこ
とができる。これにより、簡単な構成で容易にホイスト
レール10を分岐することができ、その結果、ホイスト
レール10の配置の自由度向上によって合理的な器機配
置が可能となり、ホイストレール10の最小屈曲半径に
起因して従来機器類の配設ができなかった位置にも機器
類を配設することで室内の有効活用が可能となるもので
ある。
【0016】尚、上記構成例は、移動ベース20が円弧
上を移動することで屈曲接続レール14と直線接続レー
ル15が置換するように構成されているが、移動ベース
20は円弧上を移動しなければならないものではなく、
図6(A),(B)に示すように直線的に移動するよう
に構成してもの良いものである。
【0017】更に、上記構成例はホイストレール10を
二方向に分岐する場合の例であるが、図7(A),
(B),(C)に示すように三方向の分岐に用いても良
いものである。即ち、図は、前後レール11が、右レー
ル12R,左レール12L又は延長レール13に、右屈
曲接続レール14R,左屈曲接続レール14L又は直線
接続レール15によって択一的に接続されるものであ
り、図示構成では、接続レール部材としての右レール1
2R,左レール12L又は延長レール13を支持する移
動ベース部材は図中想像線で示す円で回転するものであ
る。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係るホイス
トレール分岐切替機構は、本線レール部材と複数の分岐
レール部材がそれぞれ端面を所定間隔離間して配設され
ると共に、本線レール部材と各分岐レール部材とを接続
するそれぞれの接続レール部材を備える移動ベース部材
が移動可能に設けられ、該移動ベース部材の移動によっ
て各接続レール部材が本線レール部材と各分岐レール部
材を接続するようにそれぞれ位置し得るように構成され
ていることにより、ホイストレールの分岐切替を簡単な
構成で容易に行うことができ、ホイストレールの配置の
自由度向上によって合理的な器機配置が可能となり、ホ
イストレールの最小屈曲半径に起因して従来機器類の配
設ができなかった位置にも機器類を配設することで室内
の有効活用が可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るホイストレール分岐切替機構の一
構成例を概念的に示す平面図である。
【図2】その要部拡大図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】屈曲接続レールと直線接続レールの設定説明図
である。
【図5】作用状態を示し、(A)は前後レールと左右レ
ールが接続した状態,(B)は前後レールと延長レール
が接続した状態である。
【図6】移動ベースが直線移動する構成例の説明図であ
る。
【図7】三方向の分岐の構成例の説明図である。
【図8】従来例としてのホイストレール配置の説明図で
ある。
【符号の説明】
10 ホイストレール(レール部材) 11 前後レール(本線レール部材) 12 左右レール(分岐レール部材) 13 延長レール(分岐レール部材) 14 屈曲接続レール(接続レール部材) 15 直線接続レール(接続レール部材) 20 移動ベース(移動ベース部材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レール部材に沿って移動可能なホイストに
    おいて、前記レール部材を複数の分岐経路に択一的に切
    り替えるものであって、 本線レール部材と複数の分岐レール部材がそれぞれ端面
    を所定間隔離間して配設されると共に、前記本線レール
    部材と前記各分岐レール部材とを接続するそれぞれの接
    続レール部材を備える移動ベース部材が移動可能に設け
    られ、該移動ベース部材の移動によって前記各接続レー
    ル部材が前記本線レール部材と前記各分岐レール部材を
    接続するようにそれぞれ位置し得るように構成されてい
    ることを特徴とするホイストレール分岐切替機構。
JP2000204625A 2000-07-06 2000-07-06 ホイストレール分岐切替機構 Pending JP2002020073A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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