JP2002018291A - 金属酸化物系触媒及び金属酸化物系触媒の製造方法 - Google Patents

金属酸化物系触媒及び金属酸化物系触媒の製造方法

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JP2002018291A
JP2002018291A JP2000202894A JP2000202894A JP2002018291A JP 2002018291 A JP2002018291 A JP 2002018291A JP 2000202894 A JP2000202894 A JP 2000202894A JP 2000202894 A JP2000202894 A JP 2000202894A JP 2002018291 A JP2002018291 A JP 2002018291A
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tio
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JP2000202894A
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Kazumori Hayakawa
一精 早川
Yasushi Fujita
恭 藤田
Kazuyuki Hayashi
和幸 林
Hisanori Toda
久敬 戸田
Seiji Hamashima
誠治 浜島
Koryo Yasui
広陵 安井
Yoshitaka Isogai
佳孝 磯貝
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NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反応物質の活性部位への迅速な浸入及び反応
生成物の活性部位からの迅速な脱離と、活性部位での高
い触媒活性を同時に達成して、極めて高い触媒効果を発
揮することができ、特に、ダイオキシン分解反応又は水
素製造反応に有用な金属酸化物系触媒及び金属酸化物系
触媒の製造方法を提供する。 【解決手段】 孔径3〜30nmの第一の細孔を0.0
1〜0.60cm3/cm3(細孔容積/触媒の見掛け容
積)の細孔容積率で有するとともに、孔径50〜500
nmの第二の細孔を0.01〜0.60cm3/cm
3(細孔容積/触媒の見掛け容積)の細孔容積率で有す
る金属酸化物系触媒とする。また、粒径3〜50nmの
金属酸化物粒子を含有するゾル物質5〜50重量部(金
属酸化物換算重量)と、分子量200〜200万の高分
子物質5〜50重量部とを混合し、当該混合物を300
〜700℃で加熱する金属酸化物系触媒の製造方法とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、金属酸化物系触
媒及び金属酸化物系触媒の製造方法に関する。より詳し
くは、反応物質の活性部位への迅速な浸入及び反応生成
物の活性部位からの迅速な脱離と、活性部位での高い触
媒活性を同時に達成して、極めて高い触媒効果を発揮す
ることができ、特に、ダイオキシン分解反応又は水素製
造反応に有用な金属酸化物系触媒及び金属酸化物系触媒
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】 近年、酸化チタン等の金属酸化物系触
媒が、光触媒等として広く用いられている。また、環境
保全の意識の高まりにともない、このような金属酸化物
系触媒をダイオキシン分解反応又は水素製造反応へ利用
することが検討されている。
【0003】 従来、金属酸化物系触媒の製造方法とし
ては、チタンと白金等の貴金属を含む添加物を成膜して
加熱を行うことにより、非常に微細な貴金属をTiO2
粒子に分散させて触媒を製造する方法が開示されている
(特開平10−114521号公報)。この製造方法
は、金属酸化物系触媒の活性を高める白金等の貴金属を
TiO2粒子に分散させて触媒を製造することにより高
活性の金属酸化物系触媒を製造するものである。
【0004】 しかし、この製造方法では、触媒中に形
成される孔径を制御していないため、孔径が小さいとこ
ろでは反応物質が迅速に活性部位まで浸入できず、孔径
が大きいところでは活性部位で高い触媒活性を得ること
ができなかった。
【0005】 これに対して、金属アルコキシドとアル
コールアミン等から調製したゾル液にポリエチレングリ
コール、又はポリエチレンオキサイドを添加した後、加
熱する製造方法が提案されている(特開平10−259
074号公報)。この製造方法では、高分子化合物であ
るポリエチレングリコール、又はポリエチレンオキサイ
ドをその分子量及び濃度を制御することにより、触媒に
形成される細孔の孔径及び細孔容積率を一定範囲で制御
することができるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、この
製造方法では反応物質を迅速に活性部位まで浸入させ、
その後反応生成物を迅速に活性部位から脱離させるため
に好適な孔径の細孔を適切な細孔容積率で有すること
と、活性部位での高い触媒活性を獲得するために好適な
孔径の細孔を適切な細孔容積率で有することとを同時に
達成することができないため、必ずしも十分な触媒効果
を有するものではなかった。
【0007】 本発明は、上述の問題に鑑みなされたも
のであり、反応物質の活性部位への迅速な浸入及び反応
生成物の活性部位からの迅速な脱離と、活性部位での高
い触媒活性を同時に達成して、極めて高い触媒効果を発
揮することができ、特に、ダイオキシン分解反応又は水
素製造反応に有用な金属酸化物系触媒及び金属酸化物系
触媒の製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】 本発明者は、上述の課
題を解決するべく鋭意研究した結果、特定の粒径のゾル
物質と、特定の分子量の高分子物質とを特定の割合で混
合してこの混合物を特定温度で加熱するにより、上記目
的を達成するために好適な異なる孔径及び細孔容積率を
有する二種の細孔を形成できることを知見し、本発明を
完成させた。
【0009】 本発明によれば、孔径3〜30nmの第
一の細孔を0.01〜0.60cm3/cm3(細孔容積
/触媒の見掛け容積)の細孔容積率で有するとともに、
孔径50〜500nmの第二の細孔を0.01〜0.6
0cm3/cm3(細孔容積/触媒の見掛け容積)の細孔
容積率で有することを特徴とする金属酸化物系触媒が提
供される。本発明の金属酸化物系触媒においては、金属
酸化物中に貴金属を分散してなるものが好ましい。ま
た、金属酸化物系触媒が、ハニカム形状を有してなるも
の、又はハニカム形状の支持体上に金属酸化物が担持さ
れてなるものが好ましい。本発明の製造方法は、好適に
はダイオキシン分解反応又は水素製造反応に用いられ
る。
【0010】 一方、本発明によれば、粒径3〜50n
mの金属酸化物粒子を含有するゾル物質5〜50重量部
(金属酸化物換算重量)と、分子量200〜200万の
高分子物質5〜50重量部とを混合し、当該混合物を3
00〜700℃で加熱することを特徴とする金属酸化物
系触媒の製造方法が提供される。本発明の製造方法にお
いては、金属酸化物粒子が、TiO2粒子であることが
好ましい。また、高分子物質は、ポリプロピレングリコ
ールであることが好ましい。また、ゾル物質と高分子物
質の混合物に、貴金属と貴金属以外の金属とを含有する
添加物をさらに所定量添加することが好ましい。この添
加物の添加量は、混合物10〜100重量部に対して、
50〜95重量部(金属酸化物換算重量)であることが
好ましく、添加物に含有される貴金属は、白金であるこ
とが好ましい。添加物は、チタン(Ti)と白金(P
t)とを分子内に有する化合物を含むものであることが
より好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施の形態を、
具体的に説明する。本発明の金属酸化物系触媒は、孔径
3〜30nmの第一の細孔を0.01〜0.60cm3
/cm3(細孔容積/触媒の見掛け容積)の細孔容積率
で有するとともに、孔径50〜500nmの第二の細孔
を0.01〜0.60cm3/cm3(細孔容積/触媒の
見掛け容積)の細孔容積率で有するものである。また、
本発明の金属酸化物系触媒の製造方法は、粒径3〜50
nmの金属酸化物粒子を含有するゾル物質5〜50重量
部(金属酸化物換算重量)と、分子量200〜200万
の高分子物質5〜50重量部とを混合し、当該混合物を
300〜700℃で加熱するものである。以下、それぞ
れについて具体的に説明する。
【0012】1.金属酸化物系触媒 前述したとおり本発明の金属酸化物系触媒は、異なる特
定孔径の第一の細孔及び第二の細孔をそれぞれ特定の細
孔容積率で有するものである。
【0013】 第一の細孔の孔径は、3〜30nm、好
ましくは10〜25nmである。第一の細孔の孔径がこ
の範囲外であると、活性部位で高い触媒活性を得ること
がきなくなる。ここで、細孔の孔径は、ポロシメータに
より求めたものである。
【0014】 第一の細孔の細孔容積率は、0.01〜
0.60cm3/cm3(細孔容積/触媒の見掛け容
積)、好ましくは0.10〜0.40cm3/cm3(細
孔容積/触媒の見掛け容積)である。第一の細孔の細孔
容積率が、0.01cm3/cm3(細孔容積/触媒の見
掛け容積)未満であると触媒効果が不十分となり、0.
60cm3/cm3(細孔容積/触媒の見掛け容積)を超
えると触媒の機械的強度が低下し、実用上において問題
となる。
【0015】 本発明の第二の細孔の孔径は、50〜5
00nm、好ましくは、100〜300nmである。孔
径が50nm未満であると、反応物質の活性部位への浸
入及び反応生成物の活性部位からの脱離が妨げられ結局
触媒効果が不十分となり、500nmを超えると反応物
質が活性部位でほとんど滞留しくなるためやはり触媒効
果が不十分となり、また、機械的強度が低下して実用上
において問題となる。なお、第二の細孔の孔径は、第一
の細孔の孔径と同様にして求めたものである。
【0016】 第二の細孔の細孔容積率は、0.01〜
0.60cm3/cm3(細孔容積/触媒の見掛け容
積)、好ましくは0.20〜0.50cm3/cm3(細
孔容積/触媒の見掛け容積)である。第二の細孔の細孔
容積率が、0.01cm3/cm3(細孔容積/触媒の見
掛け容積)未満であると触媒効果が不十分となり、0.
60cm3/cm3(細孔容積/触媒の見掛け容積)を超
えると機械的強度が低下し、実用上において問題とな
る。
【0017】 本発明においては、金属酸化物系触媒の
形状について特に制限はないが、反応物質との接触面積
を増大させるため、ハニカム形状とするのが好ましい。
また、金属酸化物系触媒をハニカム形状とするのが困難
な場合はハニカム形状の支持体上に金属酸化物を担持さ
せてもよい。
【0018】 なお、本発明の金属酸化物系触媒は、ダ
イオキシン分解反応又は水素製造反応の極めて好適な触
媒として用いることができる。また、本発明の金属酸化
物系触媒は、以下で述べる製造方法で得ることができ
る。
【0019】2.金属酸化物系触媒製造方法 前述したように本発明の金属酸化物系触媒製造方法は、
特定のゾル物質と特定の高分子物質とを所定割合で混合
し、得られた混合物を特定温度で加熱するものである。
【0020】 本発明に用いられるゾル物質は、3〜5
0nm、好ましくは5〜30nmの粒径の金属酸化物粒
子を含有するものである。金属酸化物粒子の粒径がこの
範囲外であると、活性部位で高活性を得るために好適な
孔径を有する第一の細孔を形成することができなくなる
ため、触媒効果が低下する。
【0021】 ゾル物質に含有する金属酸化物粒子とし
ては、例えば、Al、B、Ba、Ca、Cd、Ce、C
o、Cr、Fe、Ge、Hf、In、Li、Mg、M
n、Mo、Nb、Ni、Pb、Ru、Si、Sn、S
r、Ta、Ti、V、W、Y、Zrからなる群から選ば
れる少なくとも1種を含む金属酸化物粒子等を挙げるこ
とができる。中でも、触媒活性及び触媒寿命の点からT
iO2粒子が好ましい。
【0022】 本発明に用いられるゾル物質は、例え
ば、所定の粒径にした金属酸化物粒子を分散媒としての
溶媒に懸濁して製造することができる。この際、溶媒と
しては、例えば、水、アルコール類等を挙げることがで
き、必要に応じて分散促進剤として界面活性剤を添加し
てもよい。
【0023】 本発明に用いられるゾル物質は、この他
に、例えば、アルコールと金属塩又は金属と反応させて
得られる金属アルコキシド;金属アルコキシドの一部を
アセチルアセトナート基等の置換基で置換した金属アル
コキシド誘導体;金属アルコキシドに溶解した金属塩等
を加水分解して調製することができる。
【0024】 金属アルコキシドとしては、例えば、A
l、B、Ba、Ca、Cd、Ce、Co、Cr、Fe、
Ge、Hf、In、Li、Mg、Mn、Mo、Nb、N
i、Pb、Ru、Si、Sn、Sr、Ta、Ti、V、
W、Y、Zrからなる群から選ばれる少なくとも1種を
含む金属アルコキシド等を挙げることができる。これら
金属アルコキシドは、1種単独で又は2種以上を組合わ
せて用いることができる。
【0025】 また、金属塩としては、例えば、Al、
B、Ba、Ca、Cd、Ce、Co、Cr、Fe、G
e、Hf、In、Li、Mg、Mn、Mo、Nb、N
i、Pb、Ru、Si、Sn、Sr、Ta、Ti、V、
W、Y、Zrからなる群から選ばれる少なくとも1種の
酢酸塩、蓚酸塩、2−エチルヘキサン酸塩、ステアリン
酸塩、乳酸塩、アセチル酢酸塩等を挙げることができ
る。これら金属塩は、1種単独で又は2種以上を組合わ
せて用いることができる。
【0026】 これら金属アルコキシド等を加水分解し
てゾル物質を調製する際には、モノエタノールアミン、
ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、N−メチ
ルジエタノールアミン、N−エチルジエタノールアミ
ン、N−ジメチルジアミノエタノール、ジイソプロパノ
ールアミン等のアルコールアミン類を添加することが好
ましい。これにより均一で透明なゾル物質が得られ、耐
久性に優れる触媒とすることができる。
【0027】 なお、本発明においては、ゾル物質中の
金属酸化物の濃度について特に限定はないが、10〜3
0重量%が好ましく、15〜25重量%がより好まし
い。
【0028】 本発明に用いられる高分子物質は、20
0〜200万、好ましくは、1000〜100万の分子
量を有するものである。分子量が、200未満であると
反応物質を活性部位へ迅速に浸入させるのに好適な孔径
を有する第二の細孔を形成することができないため、結
局触媒効果が低下する。一方、200万を超えると反応
物質を活性部位で一定時間滞留させるのに好適な孔径を
有する第二の細孔を形成することができないため、結局
触媒効果が低下する。ここで、高分子物質の分子量は、
ゲルクロマトグラフィー法(GPC法)により求めたも
のである。
【0029】 本発明に用いられる高分子物質として
は、例えば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレン
グリコール、ポリエチレンオキサイド、ポリプロピレン
オキサイド等が好ましい。中でも、形成される第二の細
孔を好適な孔径及び細孔容積率とすることができる点か
らポリプロピレングリコールが特に好ましい。これら高
分子物質は、例えば、触媒添加加熱法により製造するこ
とができる。
【0030】 本発明の金属酸化物系触媒製造方法では
前述したゾル物質5〜50重量部(金属酸化物換算重
量)に、前述した高分子物質を5〜50重量部、より好
ましくは前述したゾル物質7〜30重量部(金属酸化物
換算重量)に、前述した高分子物質を10〜30重量部
混合する。ゾル物質の割合が、5重量部(金属酸化物換
算重量)未満であると第一の細孔の細孔容積率が小さく
なって触媒活性が低下し、50重量部(金属酸化物換算
重量)を超えると第二の細孔形成が不十分なって触媒活
性が低下する。また、高分子物質の割合が、5重量部未
満であると第二の細孔形成が不十分なって触媒活性が低
下し、50重量部を超えると第一の細孔の細孔容積率が
小さくなって触媒活性が低下する。
【0031】 本発明の製造方法では、金属酸化物系触
媒の活性をさらに高める点から前述したゾル物質と高分
子物質の混合物に、さらに貴金属と貴金属以外の金属と
を含有する添加物を添加することが好ましい。なお、こ
の添加物は、触媒とするための加熱により貴金属と金属
酸化物、又は貴金属酸化物と金属酸化物に変化する。
【0032】 貴金属としては、例えば、金、白金、
銀、パラジウム、ロジウム、オスミウム、イリジウム、
ルテニウム等を挙げることができる。中でも金属酸化物
系触媒の活性を高める効果が大きな点で白金が好まし
い。これら貴金属は、1種単独で又は2種以上を組合わ
せて用いることができる。
【0033】 貴金属以外の金属としては、例えば、A
l、B、Ba、Ca、Cd、Ce、Co、Cr、Fe、
Ge、Hf、In、Li、Mg、Mn、Mo、Nb、N
i、Pb、Ru、Si、Sn、Sr、Ta、Ti、V、
W、Y、Zrからなる群から選ばれる少なくとも1種を
含むものを挙げることができる。これら金属酸化物は、
1種単独で又は2種以上を組合わせて用いることができ
る。
【0034】 貴金属と貴金属以外の金属とを含有する
添加物としては、例えば、貴金属を貴金属以外の金属中
に分散してなるもの、貴金属と貴金属以外の金属とを1
分子内に含む化合物等を挙げることができる。中でも、
金属酸化物系触媒の活性を高める作用が大きい点でチタ
ン(Ti)と白金(Pt)とを1分子内に含む化合物が
好ましい。
【0035】 この化合物は、例えば、チタンのアルコ
キシド又はアルコキシドの一部をアセチルアセトナート
基で置換したアルコキシド誘導体と、白金の塩化物と
を、アミノ酸を介して結合させることにより調製するこ
とができる。アミノ酸としては、メタノール、エタノー
ル等の溶媒に対する溶解性が高い点から、リシン、プロ
リン等を用いることが好ましい。また、調製の際には、
チタン(Ti)95.0〜99.9重量%に対して、白
金(Pt)を0.1〜5重量%含有するように調製する
ことが好ましい。白金(Pt)が、0.1重量%未満で
は、金属酸化物系触媒の活性を高める効果が不十分とな
り、5重量%を超えると金属酸化物系触媒の活性を高め
る効果が飽和状態になり、徒にコストの上昇を招くこと
になる。
【0036】 また、この添加物の濃度は、例えばリシ
ン、プロリンを用いた場合には約0.05〜1mol/
lとするのが好ましい。さらには、この添加物のpH
は、前述したゾル物質のpHとの差が3以下であること
が好ましい。
【0037】 本発明においては、前述したゾル物質と
高分子物質との混合物10〜100重量部に対して、貴
金属と貴金属以外の金属とを含有する添加物を50〜9
5重量部(金属酸化物換算重量)添加することが好まし
い。
【0038】 添加物の添加量が50重量部(金属酸化
物換算重量)未満では、貴金属による金属酸化物触媒の
増感効果が十分に得られず、触媒効果が不十分となって
しまうことがあり、95重量部(金属酸化物換算重量)
を超えると第一の細孔の形成が十分でなく触媒効果が不
十分になることがある。
【0039】 本発明の製造方法では、上述のようにし
て得られた混合物を300〜700℃、好ましくは、4
00〜500℃で加熱する。300℃未満では、形成さ
れる第一の細孔及び第二の細孔の孔径が所望の孔径より
大きくなり、触媒効果が低下してしまう。一方、700
℃を超えると第一の細孔及び第二の細孔が形成できない
か形成できても所望の孔径より小さくなり、触媒効果が
低下してしまう。
【0040】 加熱時間は、加熱温度に応じて適宜決定
することができるが、通常は、数分から数時間程度行う
ことが好ましい。また、加熱雰囲気としては、貴金属を
含有する添加物を添加する場合には、貴金属の粒成長を
抑制するため水素等の還元ガスを用いて還元ガス雰囲気
とするのが好ましい。
【0041】
【実施例】 以下、本発明を実施例により具体的に説明
するが、本発明はこれら実施例によって何等限定される
ものではない。
【0042】(実施例1)ジイソプロポキシビスチタン
の75%イソプロパノール溶液870gと、アミノ酸で
あるL−プロリン9.6gと、塩化白金酸8.0gとを
1リットルの75℃メタノール中で反応させ、その後水
を添加してチタン(Ti)と白金(Pt)を分子内に含
む添加物溶液を調製した。なお、この添加物溶液中には
固形成分中TiO298重量%、白金2重量%含んでい
る。次に、粒径3nmのTiO2粒子を含有するTiO2
ゾル5重量部(TiO2換算重量)と、分子量2000
のポリプロピレングリコール50重量部とを混合し、こ
の混合物55重量部に対して、予め調製した添加物溶液
を95重量部(TiO2換算重量)添加した。次いで添
加物を添加後の混合液を室温で乾燥し、その後大気雰囲
気下、450℃、1時間加熱しTiO2系触媒を製造し
た。
【0043】(実施例2)実施例1において、TiO2
ゾル30重量部(TiO2換算重量)と、ポリプロピレ
ングリコール50重量部とを混合し、この混合物80重
量部に対して、添加物溶液を70重量部(TiO2換算
重量)添加したこと以外は実施例1と同様にしてTiO
2系触媒を得た。
【0044】(実施例3)実施例1において、TiO2
ゾル50重量部(TiO2換算重量)と、ポリプロピレ
ングリコール50重量部とを混合し、この混合物100
重量部に対して、添加物溶液を50重量部(TiO2
算重量)添加したこと以外は実施例1と同様にしてTi
2系触媒を得た。
【0045】(実施例4)実施例1において、粒径10
nmのTiO2を含有するTiO2ゾルを用いたこと、T
iO2ゾル5重量部(TiO2換算重量)に対してポリプ
ロピレングリコールを5重量部混合したこと、及び添加
物溶液を添加した後の混合物を加熱する温度を300℃
としたこと以外は実施例1と同様にしてTiO2系触媒
を得た。
【0046】(実施例5)実施例1において、粒径10
nmのTiO2を含有するTiO2ゾルを用いたこと、T
iO2ゾル30重量部(TiO2換算重量)と、ポリプロ
ピレングリコール5重量部とを混合し、この混合物35
重量部に対して、添加物溶液を70重量部(TiO2
算重量)添加したこと、及び混合物を加熱する温度を3
00℃としたこと以外は実施例1と同様にしてTiO2
系触媒を得た。
【0047】(実施例6)実施例1において、粒径10
nmのTiO2を含有するTiO2ゾルを用いたこと、T
iO2ゾル50重量部(TiO2換算重量)と、ポリプロ
ピレングリコール5重量部とを混合し、この混合物55
重量部に対して、添加物溶液を50重量部(TiO2
算重量)添加したこと、及び混合物を加熱する温度を3
00℃としたこと以外は実施例1と同様にしてTiO2
系触媒を得た。
【0048】(実施例7)実施例1において、粒径50
nmのTiO2を含有するTiO2ゾルを用いたこと、T
iO2ゾル5重量部(TiO2換算重量)と、ポリプロピ
レングリコール30重量部とを混合し、この混合物35
重量部に対して、添加物溶液を95重量部(TiO2
算重量)添加したこと、及び混合物を加熱する温度を7
00℃としたこと以外は実施例1と同様にしてTiO2
系触媒を得た。
【0049】(実施例8)実施例1において、粒径50
nmのTiO2を含有するTiO2ゾルを用いたこと、T
iO2ゾル30重量部(TiO2換算重量)と、ポリプロ
ピレングリコール30重量部とを混合し、この混合物6
0重量部に対して、添加物溶液を70重量部(TiO2
換算重量)添加したこと、及び混合物を加熱する温度を
700℃としたこと以外は実施例1と同様にしてTiO
2系触媒を得た。
【0050】(実施例9)実施例1において、粒径50
nmのTiO2を含有するTiO2ゾルを用いたこと、T
iO2ゾル50重量部(TiO2換算重量)と、ポリプロ
ピレングリコール30重量部とを混合し、この混合物8
0重量部に対して、添加物溶液を50重量部(TiO2
換算重量)添加したこと、及び混合物を加熱する温度を
700℃としたこと以外は実施例1と同様にしてTiO
2系触媒を得た。
【0051】(実施例10)実施例1においてTiO2
ゾル50重量部(TiO2換算重量)に対してポリプロ
ピレングリコールを50重量部混合したこと、及びチタ
ン(Ti)と白金(Pt)を分子内に含む添加物の溶液
を添加しなかったこと以外は実施例1と同様にしてTi
2系触媒を得た。
【0052】(実施例11)実施例1において、TiO
2ゾル50重量部(TiO2換算重量)と、ポリプロピレ
ングリコール50重量部とを混合し、この混合物100
重量部に対して、添加物の溶液を50重量部(TiO2
換算重量)添加したこと、及び混合物を加熱する温度を
300℃としたこと以外は実施例1と同様にしてTiO
2系触媒を得た。
【0053】(実施例12)実施例1において、TiO
2ゾル50重量部(TiO2換算重量)と、ポリプロピレ
ングリコール50重量部とを混合し、この混合物100
重量部に対して、添加物の溶液を50重量部(TiO2
換算重量)添加したこと、及び混合物を加熱する温度を
700℃としたこと以外は実施例1と同様にしてTiO
2系触媒を得た。
【0054】(比較例1)実施例1において、TiO2
ゾル3重量部(TiO2換算重量)と、ポリプロピレン
グリコール50重量部とを混合し、この混合物53重量
部に対して、添加物の溶液を97重量部(TiO2換算
重量)添加したこと、及び混合物を加熱する温度を25
0℃としたこと以外は実施例1と同様にしてTiO2
触媒を得た。
【0055】(比較例2)実施例1において、TiO2
ゾル3重量部(TiO2換算重量)と、ポリプロピレン
グリコール50重量部とを混合し、この混合物53重量
部に対して、添加物の溶液を97重量部(TiO2換算
重量)添加したこと、及び混合物を加熱する温度を75
0℃としたこと以外は実施例1と同様にしてTiO2
触媒を得た。
【0056】(比較例3)実施例1において、粒径50
nmのTiO2を含有するTiO2ゾルを用いたこと、T
iO2ゾル75重量部(TiO2換算重量)と、ポリプロ
ピレングリコール60重量部とを混合し、この混合物1
35重量部に対して、添加物の溶液を25重量部(Ti
2換算重量)添加したこと、及び混合物を加熱する温
度を250℃としたこと以外は実施例1と同様にしてT
iO2系触媒を得た。
【0057】(比較例4)実施例1において、粒径50
nmのTiO2を含有するTiO2ゾルを用いたこと、T
iO2ゾル75重量部(TiO2換算重量)と、ポリプロ
ピレングリコール60重量部とを混合し、この混合物1
35重量部に対して、添加物の溶液を25重量部(Ti
2換算重量)添加したこと、及び混合物を加熱する温
度を750℃としたこと以外は実施例1と同様にしてT
iO2系触媒を得た。
【0058】(比較例5)実施例1において、分子量1
50のポリプロピレングリコールを用いたこと以外は実
施例1と同様にしてTiO2系触媒を得た。
【0059】(比較例6)実施例1において、分子量3
×106のポリプロピレングリコールを用いたこと以外
は実施例1と同様にしてTiO2系触媒を得た。
【0060】(比較例7)実施例1において、粒径10
0nmのTiO2粒子を含有するTiO2ゾルを用いたこ
と以外は実施例1と同様にしてTiO2系触媒を得た。
【0061】(比較例8)実施例1において、ポリプロ
ピレングリコールに代え、ポリエチレングリコールを用
いたこと、添加物の溶液を添加した後の混合物を加熱す
る温度を750℃としたこと以外は実施例1と同様にし
てTiO2系触媒を得た。
【0062】(比較例9)実施例1において、ポリプロ
ピレングリコールを混合しなかったこと以外は実施例1
と同様にしてTiO2系触媒を得た。
【0063】(評価方法及び評価)実施例1〜12及び
比較例1〜9で得られたTiO2系触媒を以下の方法で
測定、評価した。
【0064】1.評価方法 (1)孔径、細孔細孔容積率 実施例1〜12及び比較例1〜9で得られたTiO2
触媒をポロシメーターを用いて測定した。
【0065】(2)o−クロロトルエン(ダイオキシン
の模擬物質)分解率 実施例1〜12及び比較例1〜9のTiO2系触媒の製
造途中で得られる添加物を添加後の混合液を、外径30
×30×長さ100mm、ハニカムセルピッチ6mmか
らなるコージェライト製ハニカム状支持体にディップコ
ートし乾燥後、実施例1〜12及び比較例1〜9のTi
2系触媒の製造方法と同一の条件で加熱しTiO2系触
媒を製造した。得られたTiO2系触媒の存在下、20
0℃の温度で、o−クロロトルエンを500ppm含む
ガスを流して、反応室出口のo−クロロトルエン濃度と
反応室入口のo−クロロトルエン濃度より分解率を測定
した。
【0066】2.評価 本発明の製造方法で得られたTiO2系触媒では80%
以上の高い分解率を示したが、比較例の製造方法で得ら
れたTiO2系触媒では、80%以下の低い分解率を示
した。孔径、細孔細孔容積率及びo−クロロトルエン分
解率の評価結果は触媒製造条件とともに表1に示す。
【0067】
【表1】
【0068】
【発明の効果】 以上説明した通り、本発明の金属酸化
物系触媒の製造方法及び金属酸化物系触媒では、反応物
質の活性部位への迅速な浸入及び反応生成物の活性部位
からの迅速な脱離と、活性部位での高い触媒活性を同時
に達成して、極めて高い触媒効果を発揮することがで
き、特に、ダイオキシン分解反応又は水素製造反応に有
用な金属酸化物系触媒及び金属酸化物系触媒の製造方法
を提供することができる。
フロントページの続き (72)発明者 戸田 久敬 愛知県豊橋市大脇町字大脇ノ谷139−1 (72)発明者 浜島 誠治 愛知県豊明市栄町村前51 (72)発明者 安井 広陵 愛知県春日井市八田町八丁目4番地の9 (72)発明者 磯貝 佳孝 愛知県碧南市羽根町三丁目57番地 Fターム(参考) 4D048 AA11 AB03 BA07X BA30X BB02 4G069 AA03 AA08 AA09 AA12 BA04B BA13B BA27B BB08B BC75B CA02 CA10 CA19 DA06 EC06X EC07X EC14X EC15X EC16X EC17X FB15 FB23 FB36

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 孔径3〜30nmの第一の細孔を0.0
    1〜0.60cm3/cm3(細孔容積/触媒の見掛け容
    積)の細孔容積率で有するとともに、孔径50〜500
    nmの第二の細孔を0.01〜0.60cm3/cm
    3(細孔容積/触媒の見掛け容積)の細孔容積率で有す
    ることを特徴とする金属酸化物系触媒。
  2. 【請求項2】 金属酸化物系触媒が、金属酸化物中に貴
    金属を分散してなる請求項1に記載の金属酸化物系触
    媒。
  3. 【請求項3】 金属酸化物系触媒が、ハニカム形状を有
    してなる請求項1又は2に記載の金属酸化物系触媒。
  4. 【請求項4】 金属酸化物系触媒が、ハニカム形状の支
    持体上に金属酸化物が担持されてなる請求項1又は2に
    記載の金属酸化物系触媒。
  5. 【請求項5】 ダイオキシン分解反応に用いられる請求
    項1〜4のいずれか1項に記載の金属酸化物系触媒。
  6. 【請求項6】 水素製造反応に用いられる請求項1〜4
    のいずれか1項に記載の金属酸化物系触媒。
  7. 【請求項7】 粒径3〜50nmの金属酸化物粒子を含
    有するゾル物質5〜50重量部(金属酸化物換算重量)
    と、分子量200〜200万の高分子物質5〜50重量
    部とを混合し、当該混合物を300〜700℃で加熱す
    ることを特徴とする金属酸化物系触媒の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記金属酸化物粒子が、TiO2粒子で
    ある請求項7に記載の金属酸化物系触媒の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記高分子物質が、ポリプロピレングリ
    コールである請求項7又は8に記載の金属酸化物系触媒
    の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記混合物に、貴金属と貴金属以外の
    金属とを含有する添加物をさらに所定量添加した請求項
    7〜9のいずれか1項に記載の金属酸化物系触媒の製造
    方法。
  11. 【請求項11】 前記添加物の添加量が、前記混合物1
    0〜100重量部に対して、50〜95重量部(金属酸
    化物換算重量)である請求項10に記載の金属酸化物系
    触媒の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記添加物に含有される貴金属が、白
    金である請求項10又は11に記載の金属酸化物系触媒
    の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記添加物が、チタン(Ti)と白金
    (Pt)とを分子内に有する化合物を含むものである請
    求項10〜12のいずれか1項に記載の金属酸化物系触
    媒の製造方法。
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