JP2002017806A - 心肺蘇生を適確に行うための図解シート - Google Patents

心肺蘇生を適確に行うための図解シート

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JP2002017806A
JP2002017806A JP2000205435A JP2000205435A JP2002017806A JP 2002017806 A JP2002017806 A JP 2002017806A JP 2000205435 A JP2000205435 A JP 2000205435A JP 2000205435 A JP2000205435 A JP 2000205435A JP 2002017806 A JP2002017806 A JP 2002017806A
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JP
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cardiopulmonary resuscitation
sheet
person
hand
place
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JP2000205435A
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English (en)
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Yoshio Shirauchi
芳生 白内
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SABADO KK
Original Assignee
SABADO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 心肺蘇生を適確に行うための方法を図解した
シートを提供しようとするものである。 【解決手段】 所望な大きさに裁断したシートに、心肺
蘇生法を実施するのに必要な個所である肋骨縁と胸骨の
位置とを図示し、且つ胸骨を圧迫するための手のひらの
配置位置と手のひらの力を入れる個所を図示した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】救命基材の提供に関する。
【0002】
【従来の技術】救急事態、特に人工呼吸や心肺蘇生法を
施す必要のある人に遭遇したとき、その人に対してどの
ように対処するのかの手順や、その手順を実行するため
の具体的手段についての解説書は、市販されたり、或は
公共団体から配付されている。また、その知識をが万一
のときに必要なので、その普及のための講習が行われて
いる。ところが、心肺蘇生法を施さなければならない人
に対して、直ちに心肺蘇生法を施すための押圧個所を探
知する手順並に、押圧個所を探しだした後に施す心肺蘇
生法を行う場合の手のひらの配置位置を示す道具はこれ
までなかった。
【0003】一般人は、心肺蘇生法を実施するのに胸部
当たりの押圧を繰り返すこと程度のことは知っている
が、いざ、実際に心肺蘇生法を施さなければならない事
態の人に遭遇したときは、咄嗟にその押圧個所を探し出
す手段を知らないと言うのが実情であり、また、心肺蘇
生法を施すための手の配置位置も知らないと言うのが実
情である。また、解説書を読んだことがあると言う程度
の一般知識を持った人では、いざ心肺蘇生法を施す必要
のある人に遭遇したときは、押圧個所を探し出すことや
その処置に戸惑うだけで適切な処置が施せないと言うこ
とは容易に想像される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】心肺蘇生法を施す必要
のある人に遭遇する救急事態が生じた場合、直ちに適切
な処置を施したことによって蘇生に成功した例が多々あ
ることは、解説書等に示すところであり、講習会などで
も説明されるところである。従って、心肺蘇生法に対す
る知識を持つことは大切なことである。
【0005】ところで、心肺蘇生法を施す必要のある人
に遭遇したとき、これまで、心肺蘇生法を施す必要のあ
る人に心肺蘇生法を施した経験をしたことのなかった人
は勿論のこと、解説書を読んだり、講習を受けた人でも
即座に心肺蘇生法を施すための要所を見つけ出し、併せ
て、心肺蘇生法を施す手順を間違わずに行える手の配置
個所を探し出し、これによって適切な心肺蘇生法を施す
ことは咄嗟の場合の戸惑いにより必ずしも適切に行えな
いと言う心配がある。本発明は、このようなときでも、
上記処置を適切に行うことができる手段を図示した道具
を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】所望な大きさに裁断した
シートに、心肺蘇生法を実施するのに必要な個所である
肋骨縁と胸骨の位置とを図示し、且つ胸骨を圧迫するた
めの手のひらの配置位置と手のひらの力を入れる個所を
図示した心肺蘇生法図解シート。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施態様を図面に従って
説明する。本発明を構成する道具の基材は、少なくとも
標準体格を持つ人の鳩尾(ミゾオチ)近くの胸部、腹部
を覆う大きさに裁断したシートを用いる。
【0008】本発明は、このシート1として布地を用い
ることを想定しているが、布地に限らず合成樹脂シート
でもよいし、また、強化加工を施した紙でもよいことは
勿論である。また、形状は、図1に示すとおり、四角形
に裁断したシートを想定しているが、この形状に限らず
上記の大きさに裁断したものであれば図示しないが、三
角巾として裁断したものでもよいことは勿論である。
【0009】そのシート1には、少なくとも標準体格を
持つ人の鳩尾近くの肋骨の配置個所2を図示し、且つ、
心肺蘇生法を施すのに必要な左右の手のひら3a、3b
の配置位置を図示する。その図示は、左手3aと右手3
bとでは異なった色で図示することにより手のひらの配
置位置を目立たせることができる。更に、配置した手の
力を入れる個所を4で示す。
【0010】また、上記シートには、場合によっては救
急処置を施す上で、最小限度の必要な手順、手段の解説
事項を表示する構成とすることがある。その解説は図示
しないが、説明文であることもあり、或は図解によるも
のであることがある。
【0011】上記した構成のシート1の用法について説
明する。心肺蘇生法を施す必要のある救急事態が発生し
た人に対して、まず、その人を仰向けに寝かせる。
【0012】前記構成のシート1を、その人の鳩尾(ミ
ゾオチ)から、胸部、腹部を覆う状態で、該シート1に
表示された肋骨の図形と、心肺蘇生法を施す必要のある
個所であるその人の肋骨の配置位置とを近づけて被せ
る。その作業に併せて、その人の肋骨位置を正確に探す
作業を行い、その人の肋骨の位置に、該シート1に表示
した肋骨の図形である心肺蘇生法を施す個所の図2とを
合致させる。
【0013】その操作については、圧迫部位の確認要領
は、実施者は傷病者の胸部側方に位置し、傷病者の足側
になる実施者の手の人差指と中指の2本の指を、傷病者
の肋骨縁に当てる。その指を、仰向けに寝かせた傷病者
の肋骨縁に沿って中央に移動させると人差指が骨部に当
たる。このとき、人差指は剣状突起と肋骨縁で形成され
る切痕に達していることになる。さらに、そのまま中指
が切痕に達するまで指を移動させると、人差指は胸骨上
に置かれた状態となる。そして、人差指の置かれた胸骨
の頭側の部分が圧迫部位となる。この部位に手ひら基部
(手の付け根)を置き、その上にもう一方の手を重ね
る。と言うことがどの解説書にも記載されている。
【0014】この解説に従った操作をしながら、本発明
の基材であるシート1に図示された肋骨の配置個所2図
形である心肺蘇生法を施す個所と、前記操作によって探
し出した心肺蘇生法を施す必要のある個所であるその人
の肋骨の位置に合致させる。これによって、おおよそ、
その人の鳩尾部分と基材であるシート1に図示された鳩
尾を示す部分とが一致させることができる。
【0015】基材であるシート1には、左手3aと右手
3bを配置する個所が図示されている。従って、心肺蘇
生法を施すときは、上記操作によって、その人に被せた
基材であるシート1に図示された手の配置図に従って手
を置き、その状態で力を入れる個所4の図示に従って押
圧操作を繰り返せばよいことになる。
【0016】尚、基材であるシート1には右手と左手を
重ね合わせて押圧操作をするときの必要事項を目立つよ
うに記載するようにしておけば便利である。
【0017】その他、救急活動に必要な一般的事項、例
えば、救急車の出動を要請するための電話番号や応急手
当の心得として、 1.肩を叩きながら声をかける 返事があれば安心することばをかける。 2.返事がなかったら 返事がなかったら大きな声で協力を求める。口をあけて
中を見る。食べ物や吐物があれば取り出す。 3.呼吸をしやすくする あご先を引き上げ、頭をうしろにそらせる。 4.呼吸の有無を調べる ほおを相手の口と鼻に近づける。吐く息がほおに感じる
か、呼吸音が聞こえるか、また同時に胸と腹が動くか5
秒間みる。 5.呼吸がなかったらすぐ人工呼吸 鼻をつまみ大きく口を開けて静かに1回、息を吹き込
む。抵抗なく息が入ればもう1回1.5〜2秒かけて息
を吹き込む。 6.脈の有無を調べる 2回吹き込んだら頸動脈で脈の有無を5秒間みる。脈が
あれば、人工呼吸を続ける。 7.脈もなかったら心肺蘇生 圧迫位置に手を重ねて置き、垂直に15回圧迫する。1
5回圧迫後、人工呼吸を2回行う。以後この操作を繰り
返す。 等の事項を記載しておく。
【0018】尚、上記説明は、標準的な体格をもつ一般
成人の心肺蘇生法を実施する場合を想定して説明した
が、心肺蘇生法は、体格、年令層を考慮して、片手で行
う場合もある。その場合は、図1に示すシート1を用い
て左右いずれかの手のひら3a、3bを用いて上記操作
を行えばよい。
【0019】また、上記の場合に対処するため、図2に
示すように片手で心肺蘇生法を行う場合のシートとして
作ることもある。
【0020】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成されている
ので、緊急に心肺蘇生法を施す必要のあることが生じた
場合、適切に心肺蘇生法を施すことができる道具とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 両手を用いて行う心肺蘇生法を施す場合を図
示した図解シートの平面図。
【図2】 片手を用いて行う心肺蘇生法を施す場合を図
示した図解シートの平面図。
【符号の説明】
1.基材であるシート 2.基材であるシートに図示された肋骨の配置個所であ
る心肺蘇生法を施す個所 3a.3b.基材であるシートに図示された心肺蘇生法
を施すために配置する左右の手のひらの個所 4.心肺蘇生法を施すための配置した手の力を入れる個

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望な大きさに裁断したシートに、心肺
    蘇生法を実施するのに必要な個所である肋骨縁と胸骨の
    位置とを図示し、且つ胸骨を圧迫するための手のひらの
    配置位置と手のひらの力を入れる個所を図示したことを
    特徴とする心肺蘇生を適確に行うための図解シート。
JP2000205435A 2000-07-06 2000-07-06 心肺蘇生を適確に行うための図解シート Pending JP2002017806A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014044921A1 (en) * 2012-09-24 2014-03-27 Aid One Solutions Oy A covering for resuscitation and a method for manufacturing thereof
KR20160047872A (ko) * 2014-10-23 2016-05-03 오유진 흉부 압박 심폐소생술 도움 패치
CN109493704A (zh) * 2019-01-02 2019-03-19 张绍敏 心肺复苏按压训练装置

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