JP2002017174A - 栽培施設用空調装置 - Google Patents

栽培施設用空調装置

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JP2002017174A
JP2002017174A JP2000209818A JP2000209818A JP2002017174A JP 2002017174 A JP2002017174 A JP 2002017174A JP 2000209818 A JP2000209818 A JP 2000209818A JP 2000209818 A JP2000209818 A JP 2000209818A JP 2002017174 A JP2002017174 A JP 2002017174A
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JP
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air conditioner
air
blower
heat exchange
heat
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JP2000209818A
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Manabu Hasegawa
学 長谷川
Jun Yamamoto
純 山本
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Yamamoto Sangyo KK
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Yamamoto Sangyo KK
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

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  • Greenhouses (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 交換効率に優れ、送風量及び送風距離を増大
させることができる栽培施設用空調装置を提供するこ
と。 【解決手段】 栽培施設に設置される空調装置におい
て、空調機1の熱交換部2の裏側に送風方向が該熱交換
部2とは反対方向になるように送風機3を設置し、熱交
換部2の表側2aから吸気して熱交換部で熱交換した空
気を後方に送風して施設室内に給送するするようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、栽培施設用空調装
置に係り、特に熱交換効率を高めた空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、草花草木、野菜、果物、キノ
コ類などの栽培施設では施設内に空調装置を設置してそ
れぞれの栽培に適するように空調している。図5は栽培
施設に設置される従来の水冷式空調機を示し、21は機
器ケース、22は熱交換部、23は熱交換部22の背面
側の取付フレーム24に取り付けられた送風機であり、
機器ケース21の背面側から空気を吸入し、熱交換部2
2のフィンに吹き付けて機器ケース21の前方に送風す
るようになっている。この送風機23は上下に設置され
ていて、機器ケース21の表側上端部に設けたスイッチ
25によりそれぞれ各別に駆動できるようになってい
る。
【0003】一方、従来よりドライアイスの気化ガス
(一酸化炭素)を温室内に供給して必要に応じて植物の
光合成を促進させる方法及び装置が提案されており(例
えば、特公平7−274724号公報)、これを空調装
置に組み入れることが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5に示すような従来
の栽培施設用空調装置にあっては、機器ケース21の背
面側から吸入した空気を熱交換部22のフィンに吹き付
けて機器ケース21の表側に押し出すものであるから、
図5の矢示のように、熱交換部22の全面を通過させる
ことができず、このため熱交換の効率が悪く、また、取
付フレーム25の存在や多数のフィンへの吹き付けなど
により送風量が低下すると共に送風方向が拡開してしま
って送風距離が短く、棟長の栽培棟などでは冷風又は温
風を末端まで充分に送風することができない、という欠
点があった。
【0005】本発明の目的は、熱交換効率に優れ、送風
量及び送風距離を増大させることができる栽培施設用空
調装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る栽培施設用
空調装置は、請求項1に記載のものにおいては、栽培施
設に設置される空調装置において、空調機の熱交換部の
裏側に送風方向が該熱交換部とは反対方向になるように
送風機を設置し、熱交換部の表側から吸気して熱交換部
で熱交換した空気を後方に送風して施設室内に給送する
ようにしたことを特徴とする。
【0007】これにより、送風機は熱交換部の表側から
空気を吸引し、該熱交換部の全面を通過さて後方に送風
するから、熱交換率が向上し、また、送風機の直前には
何らの障害物がないから、送風量を増大させることがで
きると共に送風距離も長くなる。
【0008】請求項2記載のものにおいては、送風機に
よる送風方向の指向性を強めるために、スパイラル状に
送風される送風機を用いることを特徴とする。
【0009】これにより、空調空気をより遠くまで送風
することができ、棟の長い栽培施設などにおいても空気
を循環させつつ空調することができる。
【0010】請求項3に記載の栽培施設用空調装置は、
空調機にドライアイスの収納室を設け、該収納室に設け
た開閉調節部を介して該収納室に収納されたドライアイ
スの気化ガスを熱交換部で熱交換された空気と必要に応
じて混合して送風機で施設室内に給送するようにしたこ
とを特徴とする。
【0011】これにより、通常状態では栽培施設内を空
調することができると共に、必要に応じて開閉調節部を
介してドライアイスの気化ガス(一酸化炭素)を空調空
気と混合して植物に効率的に供給することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1〜図4は本発明に係る栽培施
設用空調装置の実施例を示し、図1は空調機の機器ケー
スの側板を取り外して送風機の配置関係を示す側面図、
図2は一部断面した正面図、図3は送風機の取付機構を
示す斜視図、図4は空調機の送風方向を示す側面図であ
る。
【0013】本発明に係る栽培施設用空調装置は、空調
機1の熱交換部2の裏側2bに、送風方向が該熱交換部
2とは反対方向になるように送風機3を設置し、熱交換
部2の表側2aから吸気して熱交換部2で熱交換した空
気を後方に送風して施設室内に給送するようにしたもの
である。
【0014】また、空調機1にはドライアイスの収納室
11を設け、該収納室11に設けた開閉調節部12を介
して該収納室11に収納されたドライアイスDの気化ガ
スDGを熱交換部2で熱交換された空気と必要に応じて
混合して送風機3で施設室内に送風するように構成され
ている。
【0015】前記空調機1は、実施例では水冷式のクー
ラーが示されており、熱交換部2は給水口4aから冷水
を熱交換パイプに供給し、排水口4bから排水するよう
になっている。5は機器ケースであって、左右側板5
a,5aと底板5bと天板5cを備えている。空調機1
は、図5に示す従来の空調機とは逆に、前記熱交換部2
の表側2aを保護するように機器ケース5に格子状など
の保護パネル6bが設けられ、従来の空調機の裏板側
(本発明においては正面側となる。)に送風機3のフー
ド取付穴6cを有する正面パネル6aが取り外し自在に
取り付けられるようになっており、前記送風機3は前記
熱交換部2の裏側に送風方向を後方(本発明においては
正面方向)に向けて、即ち、前記熱交換部2の表側2a
から空気を吸入して後方に送風するように配置されてい
る。
【0016】前記送風機3は、近時、室内などの循環扇
として盛んに使用されている送風方向の指向性の強い送
風機「ボルナド」(VORNADO)(商品名)ファン
を使用している。この送風機はスパイラル状に旋回流と
なって送風されることから、送風方向の指向性が強く、
室内などに滞留する冷気又は暖気を循環させる循環扇と
して優れた効果を発揮している。そして、この送風機3
を前記のように逆向きに設置することにより、熱交換部
2の表側から空気を吸入して熱交換部2を通過させ、こ
こで熱交換された冷気又は暖気(実施例では冷気)を指
向性をもたせて後方に送風するものである。この送風機
3は上下二段に設置されていて2機を同時に、又は各別
に運転し得るようになっている。また、送風のみをなし
得るのは勿論である。
【0017】7,7は前記機器ケース5の内部に横方向
に平行に差し渡された取付フレームであり、上下二段に
配置され、前記「ボルナド」ファンの取り付けに適する
ように、前後で段違いになっており、該取付フレーム
7,7に、図3に示すような送風機受け台8が取り付け
られ、この送風機受け台8に前記送風機3が取外し可能
にねじ止めされている。
【0018】前記のようにして送風機3は取付フレーム
7,7に上下2個取り付けられ、この状態で該送風機3
のフード3aを前記フード取付穴6cから突出させるよ
うにして正面パネル6aを機器ケース5に取り付ける。
【0019】前記のように構成された空調機1にドライ
アイス収納室11を設けることができ、図1,図2に示
すように、ドライアイス収納室11の気化室11aと空
調機1の内部とを連通路9で連通するようにしてもよ
い。なお、図2において、10はドライアイス投入口の
開閉蓋である。
【0020】前記のように構成すれば、空調空気の熱交
換率を向上させることができると共に空調空気とドライ
アイスDの気化ガスDGとの混合空気を施設室内に効率
よく供給することができる。
【0021】図4は本発明に係る栽培施設用空調装置に
おける空調機1の送風方向を示す側面図であり、送風機
3が稼動すると熱交換部2の表側2aから空気が吸入さ
れ、熱交換部2を通過して熱交換され、前記のように送
風方向の指向性の強い送風機3により後方に直進的に送
風される。
【0022】このように、送風機3により熱交換部2の
外側から空気を吸入する方式であるため、空気を熱交換
部2の全面を通過させることができ、熱交換効率が高め
られる。また、熱交換された空気は送風方向に障害物が
ないから送風量が増大し、しかも送風方向の指向性の強
い送風機3を用いることにより送風距離が長くなり、施
設室内の各部まで送風することができる。なお、熱交換
手段によっては、熱交換させた熱交換部2の吸収熱又は
余剰熱をドライアイスDの気化熱に利用することも考え
られる。
【0023】
【発明の効果】本発明の栽培施設用空調装置によれば、
請求項1記載のものにおいては、送風機は熱交換部の表
側から空気を吸引し、該熱交換部の全面を通過さて後方
に送風するから、熱交換率が向上し、また、送風機の直
前には何らの障害物がないから、送風量を増大させるこ
とができると共に送風距離も長くなる。
【0024】請求項2記載のものにおいては、空調空気
をより遠くまで送風することができ、棟の長い栽培施設
などにおいても空気を循環させつつ空調することができ
る。
【0025】請求項3記載のものにおいては、通常状態
では栽培施設内を空調することができると共に、必要に
応じて開閉調節部を介してドライアイスの気化ガス(一
酸化炭素)を空調空気と混合して植物に供給することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る栽培施設用空調装置の実施例を示
し、空調機の機器ケースの側板を取り外して送風機の配
置関係を示す側面図である。
【図2】送風機の一部断面した正面図である。
【図3】送風機の取付機構を示す斜視図である。
【図4】空調機の送風方向を示す側面図である。
【図5】従来の空調機の側面図である。
【符号の説明】
1 空調機 2 熱交換部 2a 熱交換部の表側 2b 熱交換部の裏側 3 送風機 5 機器ケース 7 取付フレーム 8 送風機受け台 9 連通路 11 ドライアイス収納室 12 開閉調節部 D ドライアイス DG 気化ガス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F24F 3/12 F24F 3/12 Fターム(参考) 2B022 DA12 2B029 SA01 SE05 4G068 AA01 AB01 AB03 AC01 AC02 AD39 DA02 DA05 DB06 DC03 DD11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 栽培施設に設置される空調装置におい
    て、空調機の熱交換部の裏側に送風方向が該熱交換部と
    は反対方向になるように送風機を設置し、熱交換部の表
    側から吸気して熱交換部で熱交換した空気を後方に送風
    して施設室内に給送するするようにしたことを特徴とす
    る栽培施設用空調装置。
  2. 【請求項2】 送風機による送風方向の指向性を強める
    ために、送風機がスパイラル状に送風される送風機であ
    ることを特徴とする請求項1記載の栽培施設用空調装
    置。
  3. 【請求項3】 空調機にドライアイスの収納室を設け、
    該収納室に設けた開閉調節部を介して該収納室に収納さ
    れたドライアイスの気化ガスを熱交換部で熱交換された
    空気と必要に応じて混合して送風機で施設室内に送風す
    るようにしたことを特徴とする請求項1,2記載の栽培
    施設用空調装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005308326A (ja) * 2004-04-22 2005-11-04 Fulta Electric Machinery Co Ltd 農事用等の撹拌扇のノズル構造
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KR101031772B1 (ko) 2009-05-21 2011-04-29 오석인 드라이아이스를 이용한 탄산가스 공급장치

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