JP2002015264A - インターネットによる広告リソース一元管理配信システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】リモート操作により、広告表示端末への配信広
告の種類、および配信時間の特定を可能にし、さらにリ
アルタイム広告配信、双方向性広告を可能にするインタ
ーネットによる広告リソース一元管理配信システムを提
供する。 【解決手段】プロジェクターにデータを表示する表示端
末と、配信するスケジュールと配信するデータの蓄積と
管理をおこなうデータサーバーと、表示端末の稼働状態
の監視とリモート操作をおこなうリモート管理端末を有
し、それぞれをインターネットにて接続する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明はリモート操作によ
り、広告表示端末への配信広告の種類、および配信時間
の特定を可能にし、さらにリアルタイム広告配信、双方
向性広告を可能にするインターネットによる広告リソー
ス一元管理配信システムに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の映像広告は、不特定多数のユーザ
ーに対し、一方的に放送されていた。さらには、映像広
告に必要な経費は莫大なものであり大資本企業のみが利
用できる媒体であった。

【０００３】地域別による映像広告を利用するときは、
地方テレビ局などからの放送が主であった。

【０００４】これまではリアルタイムな広告送信が不可
能であり、前日にテレビコマーシャルのような映像広告
を申し込み、翌日、放送をおこなうことができなかっ
た。

【０００５】高額な設置費用を要する街頭の大型ビジョ
ンがあった。

【０００６】これまでの宣伝やテレビコマーシャルにお
いては消費者と広告発信側の双方向的コミュニケーショ
ンは不可能であった。

【０００７】これまで大学などの教育機関における、企
業の就職情報の提供は構内の就職課や限られたスペース
での掲示板、または、一般企業の運営する就職情報斡旋
サイトからの企業情報のみを就職を希望するユーザーは
利用するのみであった。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】従来の方法においては
下記のような欠点があった。 （イ）既存の広告媒体は料金体系が不透明であった。た
とえば３０秒間のコマーシャルを一週間に１回放送し１
ヶ月間継続すると、１ヶ月約８００万円以上の経費が必
要である一方、費用対効果を計測することが不可能であ
り、費用対効果が悪くても広告費用を出費し続ける企業
もあった。 （ロ）上記のような映像広告は先行費用が大きく、中小
企業が頻繁に利用することは不可能であり、特定の大資
本企業が利用することに限られていた。よって映像広告
ならではの市場からの絶対的な信用確保効果を、中小の
小資本の企業は得ることができなかった。 （ハ）コマーシャルと同時に制作する番組の制作費用が
さらに高価であり、低予算において質の悪い番組を制
作、放送するとコマーシャル自体のイメージダウンにつ
ながり、効果をあげるにはどのみち大きな予算が必要で
あった。よって大資本をもたない中小企業が中規模予算
においてテレビコマーシャルや番組を作成したとして
も、かえって逆に支出がありながらイメージダウンをす
すめてしまうことがあった。 （ニ）地域別による映像広告を利用するときは、地方テ
レビ局などを利用していたが、例えば地域のスーパーな
どを告知するように、特定商圏における小規模店舗の映
像告知には不向きであった。地域特定の有線放送、もし
くはコミュニティラジオにおける聴覚にうたえるコマー
シャル、や番組による告知が多く、費用は低いが効果は
映像広告ほど期待ができなかった。 （ホ）リアルタイムな広告宣伝が不可であった。例えば
前日に広告を申し込み、翌日、映像広告を放送すること
は現存する映像広告・看板広告では困難であった。よっ
て、広告の決断から告知までいずれの媒体においても多
くの時間を要し、ユーザーを満足させることができなか
った。 （ヘ）街頭などに設置されている大ビジョン映像は設置
費用が高額である。よって中小の小資本の会社では利用
が不可能であった。 （ト）これまでの宣伝やテレビコマーシャルにおいては
消費者と広告発信側の双方向的コミュニケーションは不
可能であった。よって、告知効果があっても、なくても
一方的に流すだけであり、反響率によって広告場所や方
法を変えることなどの工夫が不可能であり、非効率的で
あった。 （チ）大学の就職課における就職情報収集は、混雑時に
は入念な情報収集作業の実現が困難なだけでなく、一度
に特定少数の学生が情報を得ることを可能ならしめるに
すぎず、学生からの企業情報の需要と企業側の適正な学
生の需要を効率的に満たすものではなかった。

【０００９】

【課題を解決する為の手段】プロジェクターにデータを
表示する表示端末と、配信するスケジュールと配信する
データの蓄積と管理をおこなうデータサーバーと、表示
端末の稼働状態の監視とリモート操作をおこなうリモー
ト管理端末を有し、それぞれをインターネットにて接続
する。

【００１０】ネットワーク混雑時による表示の遅延を防
ぐために、あらかじめ一定期間分の表示予定データを受
信し蓄積する機能を備え、具体的には表示開始時間前に
データサーバーとの回線の接続をおこない、表示予定デ
ータ、スケジュールデータを受信し、ローカルのディレ
クトリに格納するデータ受信機能を有する。

【００１１】受信したデータを液晶プロジェクタに出力
する機能を備え、具体的には、ローカルに格納したデー
タを読み込み、表示データを出力するデータ表示機能を
備えた表示端末を有する。

【００１２】スケジュールデータに従って、表示するデ
ータの切り換えを画面表示部に指示する機能を備え、具
体的にはスケジュールデータを読み込み解析し、指定し
時間、画面表示部に対して表示切換えの指示をおこな
い、すべてのスケジュールが完了した時点で、画面出力
の停止の指示を行う機能を備えた表示端末を有する。

【００１３】長期間の連続稼働によるシステムトラブル
を防ぐために、一定期間毎に自システムの再起動をする
機能を備え、具体的には、設定した日時になり次第，自
システムをシャットダウンし、設定した日時になったら
自システムを再起動し、広告を表示する時間帯だけ液晶
プロジェクタの電源を入れるという機能を備えた表示端
末を有する。

【００１４】配信する表示データ、スケジュールデータ
の蓄積と管理を行う機能を備え、具体的には表示端末か
らのデータ要求に応答し、動作スケジュールを配信する
機能を備え、ＨＴＴＰを使用して表示データを各端末に
配信する機能を備えたデータサーバーを有すること。

【００１５】表示端末の稼働状態を端末別、日付別に記
録する機能を備え、具体的には表示端末との通信開始時
刻や、表示端末からのデータ要求の時刻を記録し、さら
には表示端末がデータ表示を終了した時刻を記録する稼
働状態収集機能を備えたデータサーバーを有すること。

【００１６】表示端末を管理するための操作を行う機能
を備え、具体的には新規設置した表示端末をシステムへ
登録し、また稼働中の表示端末の情報を一覧表示し、さ
らには運転トラブルのあった表示端末を一覧表示する表
示端末管理機能を備えたリモート管理端末を有するこ
と。

【００１７】表示端末に対して使用する表示データとス
ケジュールデータの入力および更新機能を備え、具体的
には表示データをデータサーバに登録し、またスケジュ
ールデータを作成しデータサーバに登録し、さらにはス
ケジュールを表示端末と関連づけ、データサーバーに登
録するデータ登録機能を備えたリモート管理端末を有す
ること。

【００１８】表示端末にリモートからログインし、エラ
ー時の復旧操作、またアプリケーションのアップデート
を行うリモート操作機能を備えたリモート操作機能を有
すること。

【００１９】ユーザーである学生が本システムによる掲
示板に表示された情報に基づいて、アクセスすることが
可能な企業情報掲載のホームページを有し、さらにセキ
ュリティを確保したＨＴＴＰＳ手順により、ユーザーの
アクセス時に暗号化された個人情報が外部に漏洩ること
なく自動登録される手段を有すること。

【００２０】ユーザーである学生が本システムによる掲
示板に表示された情報に基づいて、アクセスすることが
可能な企業情報掲載のホームページを有し、三層式サー
バーの専用ソフトをユーザーが自らのＰＣ端末へダウン
ロードする専用ソフトを起動することで、これ以降の通
信情報が暗号化され交換され個人情報が外部に漏洩する
ことなく自動登録される手段を有すること。

【００２１】当システムが提供する情報をプロジェクタ
ーで投影するスクリーンにおいて、スクリーンで１つの
円を形成し、上面から見ると１つの円であり側面からみ
ると長方形である円柱状スクリーンを平坦地に設置す
る。その中心にスクリーンとは離れて３台のプロジェク
ターを、それぞれが投影スクリーンの全体面積のうち３
分の１づつに映像を投影し、投影スクリーン３６０度す
べてに情報を投影することが可能なように設置する。ら
にはプロジェクターを固定し回転させるための台部分と
回転部分からなる台座を設け、映像情報を回転させなが
らユーザーに提供する。中心部プロジェクターから回転
しながら情報投影を可能ならしめる。

【００２２】

【発明の実施の形態】ローカルキャッシュデータの更新
をおこなうデータ受信機能とローカルにキャッシュした
表示データを読み込み、液晶プロジェクタに出力するデ
ータ表示機能と、スケジュールデータにしたがって、出
力するデータを切り替える自動表示更新機能と、設定し
た時間間隔でＰＣと液晶プロジェクタの再起動をおこな
う電源管理機能を有する。ソフトウエアとしては表示デ
ータ取得プログラム、表示画面切り替えプログラム、電
源管理プログラムなどが使用される。

【００２３】配信する表示データ、スケジュールデータ
の蓄積と管理をおこなうデータ管理機能と表示端末に表
示データとスケジュールデータを送信するデータ配信機
能と表示端末の稼働状態を収集しファイルに記録する稼
働情報収集機能を有する。ソフトウエアとしてはスケジ
ュールサーバーなどが使用される。

【００２４】表示端末の、システムへの登録および削
除、または稼働状態の一覧表示をおこなう機能と、表示
データ、スケジュールデータの登録、編集、削除操作を
おこなう機能と、表示端末をリモートで操作する機能を
有する。ソフトウエアとしては、スケジュール入力プロ
グラムが使用される。

【００２５】当該表示端末を設置した建物のオーナーは
広告収入付きの不動産物件として賃貸、および販売をお
こなっても良い。

【００２６】学生を求める企業と就職情報を求める学生
とを、インターネットを活用したシステムにてマッチン
グするシステムであって、情報掲載を依頼する企業は、
企業概要や募集内容等の企業情報を、インターネット経
由でデータベース部に送信を実行し登録を行う。本デー
タベースには、各企業の就職情報、企業概要詳細な情報
が蓄積され、これらの情報内容をもとに各企業の情報ホ
ームページのコンテンツが構成される。一方、各大学に
対し、上記のシステムを活用する本システム向けの専用
情報に必要なハードまたは機材を構内に無料で設置し、
設置された掲示板に、専用のハードウエア及び機材を用
いて、企業情報を発信する。具体的には、ＷＢＴおよび
三層式クライアントサーバー技術を用いて構築されたサ
ーバーを利用してインターネットを通して教育機関の掲
示板に配信することを特徴とする。

【００２７】企業情報掲載のホームページには株価情報
なども掲載し、ユーザーの付加価値とする。

【００２８】企業は、自社の企業情報とともに就職情報
の掲載依頼を同システムに対して行う。本システムは、
ＷＢＴ技術による三層式クライアントサーバーにより構
築されるが同技術の採用により、情報の送受信の端末を
選ばない。特に、情報の受信側の端末機器の技術に依存
せず、通常のＷｅｂブラウザ（ＨＴＭＬ）、ｉ−モード
（ＣｏｍｐａｃｔＨＴＭＬ）、その他の携帯電話（ＷＭ
Ｌ）、各種ＰＤＡ（各種情報端末）他の等に広く対応で
きることを特徴とする。

【００２９】同サーバー内には、企業の各種企業情報の
データベース並びに就職情報データベースと学生データ
ベースとを設ける。各々のデータベースは、専用のＩＤ
とパスワードにて一括管理を実行する。

【００３０】就職情報データベースは、各企業の就職情
報データの蓄積・管理・配信の各機能を有する。

【００３１】就職情報は、インターネット経由で各大学
に設置されたパソコン端末へ配信され、パソコン端末か
らの情報を専用液晶プロジェクターが読み込み専用の掲
示板へ表示させる。学生は、掲示板に表示された情報に
基づき、本サイトにアクセスし、学生登録用ホームペー
ジにてユーザー登録を行う。登録は、パソコン、各種携
帯電話、ＰＤＡ等の各種情報端末から実行できる。

【００３２】登録は、要求に従ってキー操作を実行し、
最後にＩＤとパスワードが発行されると同時に、三層式
専用ソフトの自己への情報端末へのダウンロードが開始
され、終了後に同ソフトを起動することで、これ以降の
通信は暗号化されて三層式クライアントサーバーの独自
の通信手段を用いて行われるために、従来のインターネ
ットのように学生の個人情報が改竄されたり、第三者に
知られることがなく行える。

【００３３】企業は、専用のＩＤとパスワードにて本シ
ステム内の三層式サーバーにある学生用ＤＢにログイン
をして後、キーワード入力により検索を実行すると、同
サーバー内のＤＢから企業の検索条件に対応した学生の
情報を抽出する。本システムにより、企業は多くの学生
の中から、自社の希望する条件に適合した就職希望者の
みの情報を入手できる。

【００３４】当システムが提供する情報をプロジェクタ
ーで投影するスクリーンにおいて、スクリーンで１つの
円を形成し、上面から見ると１つの円であり側面からみ
ると長方形である円柱状スクリーンを平坦地に設置す
る。その中心にスクリーンとは離れて３台のプロジェク
ターを、それぞれが投影スクリーンの全体面積のうち３
分の１づつに映像を投影し、投影スクリーン３６０度す
べてに情報を投影することが可能なように設置する。プ
ロジェクターの数は３台とは限らずにに任意の複数台数
を設置することでも構わない。プロジェクターを固定し
回転させるための台部分と回転部分からなる台座を設
け、映像情報を回転させながら投影用スクリーンに投影
し、ユーザーに提供する。この装置の設置場所としては
ビルの屋上、広いロビーやラウンジなど、通行人が多く
集まる場所に設置する。宣伝対象物の告知ターゲットを
考慮して，街の通行人のライフスタイル的特性にあわせ
て設置場所を選択することとする。

【発明の効果】（イ）広告費用の削減が可能になり、対
費用効果が大きくなる。 （ロ）リアルタイムな広告放送が可能になる。つまり短
時間で動画広告を配信することができる。 （ニ）小資本ならびに個人での広告が可能になる。 （ホ）従来の設置型広告装置に比べて、設置のための設
備費用が安価であり、さらに設備の内容を容易に変更す
ることができる。 （ヘ）一定区域だけでなく、地方をふくむ全国や世界へ
の宣伝活動が可能になる。 （ホ）既存広告媒体とインターネット広告の中間的広告
媒体として他社サービスとの差別化を計ることができ
る。 （ヘ）建物の設計段階から設備を備えることにより、建
物の付加価値を得ることができる。 （ト）広告収入付きテナントビルを提案できるので、テ
ナントを誘致しやすい。 （チ）ユーザーの希望や、趣向に合わせた広告内容を選
抜しユーザーの端末に配信することが可能である。 （リ）緊急時には避難情報などを発信することができ、
自治体の情報発信基地としての機能を果たすことができ
る。 （ヌ）ユーザーは本システムによる広告を見てすぐに問
い合わせを行うことができる。つまり広告に対してリア
ルタイムに自分からの情報を発信することができる。 （ル）ユーザーにとって必要な情報は個人向けシリアル
ナンバーに登録をすることが可能である。さらに登録情
報に適合する広告は直接携帯電話に配信が可能である。 （オ）ユーザーが端末にて広告を見ている間は通話料金
が課金され収入が見込める。 （ワ）広告からユーザーにたいしてデータをダウンロー
ドすることによるデータ通信料課金による収入が見込め
る。 （カ）ユーザーからのリアルタイム情報をマーケットデ
ータとして蓄積することができ、新たなマーケティング
媒体としての派生事業を生み出すことができる。顧客の
囲い込みが可能になる。 （ヨ）見てもらいたいターゲットや地域をあらかじめ選
択してから広告を配信することができる。 （タ）従来では、インターネットによる情報発信はパソ
コンのみであったが、本システムでは、パソコンと携帯
情報端末との三位一体での情報の送受信展開できること
で、情報の告知効果を最大限に行える。 （レ）学内に大きなビジョンで掲示されるので、従来で
のインターネット情報発信とは異なり、パソコンを持た
ない人も情報に接することができる。 （ソ）独自のデータベース活用システムにより、学生の
要求する情報内容と企業側の情報との自動マッチングを
実行し自動的に情報を送信することで、学生側からの能
動的な操作およびアクセスなしに情報を受け取ることが
でき、重要情報の取得機会の喪失を防止するとともに煩
わしさの解消を実現した。 （ツ）ＷＢＴ技術の三層式クライアントサーバーを実現
することで、大容量かつ高速のホスト処理が行え、パソ
コン以外の情報端末（携帯電話、ＰＤＡ等）への対応も
可能となる。 （ネ）各人のアクセス履歴および個人情報をも一括管理
でき，ホストコンピュータ上に連動させることで、学生
の要求にあった企業の就職情報を容易にし、学生側、企
業側も特定の情報端末に偏らない情報提供が行える。 （ナ）ホストコンピュータ上で、企業情報、就職情報、
学生情報とデータベースを連動させることで、学生の要
求に基づいた企業情報と就職情報を容易にする。 （ラ）学生が、パソコンおよび携帯電話等の情報端末か
ら要求する内容は、暗号化されているので情報の機密性
が極めて高い。 （ム）独自のデータベース活用システムにより、学生の
要求する情報内容と企業側の情報との自動マッチングを
実行し自動的に情報を送信することで、学生側からの能
動的な操作およびアクセスなしに情報を受け取ることが
でき、重要情報の取得機会の喪失を防止するとともに煩
わしさの解消を実現した。 （ウ）回転式の円柱状投影スクリーン装置を当システム
に使用することにより、より奇抜で人目につきやすい、
顧客吸引力の大きい情報提供を可能にする。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明におけるシステムの全体概要図

【図２】 本発明のシステムの運用プロセス全体フロー

【図３】 本発明のデータベースシステムをあらわす図

【図４】 本発明システムの応用例をあらわす全体概要
図

【図５】 本発明システムを応用した円柱状投影スクリ
ーンの側面図

【図６】 本発明システムを応用した円柱状投影スクリ
ーンをあらわす上面図

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】プロジェクターにデータを表示する機能を
   有する表示端末と、配信するスケジュールと配信するデ
   ータの蓄積と管理をおこなう機能を有するデータサーバ
   ーと、表示端末の稼働状態の監視とリモート操作をおこ
   なう機能を有するリモート管理端末を有し、それぞれを
   インターネットにて接続したことを特徴とするインター
   ネットによる広告リソース一元管理配信システム。
2. 【請求項２】下記の要件を備えたことを特徴とする請求
   項１記載のインターネットによる広告リソース一元管理
   配信システム。 （イ）ネットワーク混雑時による表示の遅延を防ぐため
   に、あらかじめ一定期間分の表示予定データを受信し蓄
   積する機能を有し、具体的には表示開始時間前にデータ
   サーバーとの回線の接続をおこない、表示予定データ、
   スケジュールデータを受信し、ローカルのディレクトリ
   に格納するデータ受信機能を備えた表示端末を有するこ
   と。 （ロ）受信したデータを液晶プロジェクタに出力する機
   能を備え、具体的には、ローカルに格納したデータを読
   み込み、表示データを出力するデータ表示機能を備えた
   表示端末を有すること。 （ハ）スケジュールデータに従って、表示するデータの
   切り換えを画面表示部に指示する機能を備え、具体的に
   はスケジュールデータを読み込み解析し、指定し時間、
   画面表示部に対して表示切換えの指示をおこない、すべ
   てのスケジュールが完了した時点で、画面出力の停止の
   指示を行う機能を備えた表示端末を有すること。 （ニ）長期間の連続稼働によるシステムトラブルを防ぐ
   ために、一定期間毎に自システムの再起動をする機能を
   備え、具体的には、設定した日時になり次第，自システ
   ムをシャットダウンし、設定した日時になったら自シス
   テムを再起動し、広告を表示する時間帯だけ液晶プロジ
   ェクタの電源を入れるという機能を備えた表示端末を有
   すること。
3. 【請求項３】下記の要件を備えたことを特徴とする請求
   項１、２記載のインターネットによる広告リソース一元
   管理配信システム。 （イ）配信する表示データ、スケジュールデータの蓄積
   と管理を行う機能を備え、具体的には表示端末からのデ
   ータ要求に応答し、動作スケジュールを配信する機能を
   備え、ＨＴＴＰを使用して表示データを各端末に配信す
   る機能を備えたデータサーバーを有すること。 （ロ）表示端末の稼働状態を端末別、日付別に記録する
   機能を備え、具体的には表示端末との通信開始時刻や、
   表示端末からのデータ要求の時刻を記録し、さらには表
   示端末がデータ表示を終了した時刻を記録する稼働状態
   収集機能を備えたデータサーバーを有すること。
4. 【請求項４】下記の要件を備えたことを特徴とする請求
   項１、２、３記載のインターネットによる広告リソース
   一元管理配信システム。 （イ）表示端末を管理するための操作を行う機能を備
   え、具体的には新規設置した表示端末をシステムへ登録
   し、また稼働中の表示端末の情報を一覧表示し、さらに
   は運転トラブルのあった表示端末を一覧表示する表示端
   末管理機能を備えたリモート管理端末を有すること。 （ロ）表示端末に対して使用する表示データとスケジュ
   ールデータの入力および更新機能を備え、具体的には表
   示データをデータサーバに登録し、またスケジュールデ
   ータを作成しデータサーバに登録し、さらにはスケジュ
   ールを表示端末と関連づけ、データサーバーに登録する
   データ登録機能を備えたリモート管理端末を有するこ
   と。 （ハ）表示端末にリモートからログインし、エラー時の
   復旧操作、またアプリケーションのアップデートを行う
   リモート操作機能を備えたリモート操作機能を有するこ
   と。
5. 【請求項５】企業の就職情報をインターネットを活用し
   たシステムで教育機関内に情報掲載し、依頼する企業
   は、企業概要や募集内容等の企業情報を、インターネッ
   ト経由でデータベース部に送信を実行し登録を行い、デ
   ータベースには、各企業の就職情報、企業概要詳細な情
   報が蓄積され、これらの情報内容をもとに各企業の情報
   ホームページのコンテンツが構成され、教育機関に対
   し、上記のシステムを活用する専用情報に必要なハード
   または機材を構内に無料で設置し企業概要や募集内容等
   の企業情報を学生に情報提供することを目的とする請求
   項１〜４記載のインターネットによる広告リソース一元
   管理配信システム。
6. 【請求項６】当システムが提供する情報をプロジェクタ
   ーで投影するスクリーンにおいて、スクリーンで１つの
   円を形成し、上面から見ると１つの円であり側面からみ
   ると長方形である円柱状スクリーンを平坦地に設置し、
   その中心にスクリーンとは離れて複数のプロジェクター
   を、それぞれが投影スクリーンの全体面に対し映像を投
   影し、投影スクリーン３６０度すべてに情報を投影する
   ことが可能で、かつそれぞれのプロジェクターを固定し
   回転させるための台部分と回転部分からなる台座を有
   し、映像情報を回転させながらユーザーに提供すること
   を特徴とする、中心部プロジェクターから回転しながら
   情報投影を可能ならしめた円柱状投影用スクリーンを有
   する請求項１〜５記載の広告リソース一元管理配信シス
   テム。
7. 【請求項７】ＷＢＴ技術により三層式クライアントサー
   バーを実現したインターネットによる請求項１〜６記載
   の広告リソース一元管理配信システム。