JP2004021326A - 自動情報配信システム、方法、サーバ及びプログラム、並びに表示端末及び操作端末 - Google Patents
自動情報配信システム、方法、サーバ及びプログラム、並びに表示端末及び操作端末 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】Webページのアドレス及び顧客情報を記憶するとともに、このアドレス及び顧客情報にもとづいて、Web番組表を作成し、表示端末の要求に応じて、Web番組表を表示端末に送信する自動情報配信サーバと、自動情報配信サーバにアクセスしてWeb番組表を受信するとともに、このWeb番組表にしたがい、情報提供サーバからWebページを受信して表示する表示端末と、表示端末、自動情報配信サーバ及び情報提供サーバを接続する通信回線とを有する自動情報配信システム。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、顧客情報にもとづいて、自動情報配信サーバが、複数の情報提供サーバが提供するWebページのアドレス及びこのアドレスへのアクセス時刻情報を保有するWeb番組表を作成し、表示端末が、このWeb番組表にしたがって、前記Webページにアクセスする自動情報配信システム、方法、サーバ及びプログラム、並びに表示端末及び操作端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、情報処理技術及び通信技術が急速に発展し、現在では、パーソナルコンピュータが多くの人に普及するとともに、インターネットの利用者数も急増している。
このインターネットにより人々は、従来に比較して、多くの情報を容易に取得することができるようになった。
【0003】
一方、このインターネットにおける情報から、必要な情報を獲得するためには、コンピュータの操作方法について、比較的高度な知識を必要し、欲しい情報の取得が困難であると指摘されている。
すなわち、インターネットは、開かれた情報メディアではあるが、知識や興味のない情報に関しては、闇の中に存在するだけの無でしかなく、誰もが豊かな情報を享受することのできるものではなかった。
このように、インターネットの発展に伴って、コンピュータを所有しているか否か、コンピュータを操作できるか否かにもとづく情報格差が、社会問題として浮上してきている。
【0004】
人々に、効果的に情報を提供する手段としては、例えば、ホームページの自動巡回システムなどを挙げることができるが、このシステムを使用すること自体に比較的高度な知識を必要とするため、情報格差是正手段としては十分なものとは言いがたい。
また、インターネットを介して、コンピュータの利用者に情報を提供する手段として、特開平10−177532号公報、特開2001−167199号公報、特開2001−216439号公報に開示されている方法を挙げることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらは、いずれも主として広告情報の配信を考慮したものであり、インターネットの利用者の情報格差を防止することを可能とするものではない。
すなわち、従来のインターネットにおける問題点としては、以下のような点を挙げることができる。
【0006】
第一に、利用者からの能動的な行動がなければ、情報取得のサービスを受けることができないことが挙げられる。家庭用テレビのごとく、インターネットの情報をほぼ完全に受動的に得ることができるならば、現在のテレビ同様、誰もが容易に利用できることとなるであろう。
【0007】
第二に、インターネットで取得できる情報は、ひとつの行動に対して、ひとつの回答が与えられるという「静的」なものに限られるということである。利用者の要求に対して、固定した情報のみならず、様々な情報を「動的」配信することができれば、コンピュータの操作の習熟度にもとづく情報格差を減少させることができるであろう。
【0008】
本発明は、上記の事情にかんがみなされたものであり、顧客情報にもとづいて、自動情報配信サーバが、複数の情報提供サーバが提供するWebページのアドレス及びこのアドレスへのアクセス時刻情報を保有するWeb番組表を作成し、表示端末が、このWeb番組表にしたがって、前記Webページにアクセスすることのできる自動情報配信システム、方法、サーバ及びプログラム、並びに表示端末及び操作端末の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1記載の自動情報配信システムは、顧客情報にもとづいて、自動情報配信サーバが、複数の情報提供サーバが提供するWebページのアドレス及びこのアドレスへのアクセス時刻情報を保有するWeb番組表を作成し、表示端末が、このWeb番組表にしたがって、Webページにアクセスする自動情報配信システムであって、Webページのアドレス及び顧客情報を記憶するとともに、このアドレス及び顧客情報にもとづいて、Web番組表を作成し、表示端末の要求に応じて、Web番組表を表示端末に送信する自動情報配信サーバと、自動情報配信サーバにアクセスしてWeb番組表を受信するとともに、このWeb番組表にしたがいWebページを受信して表示する表示端末と、表示端末、自動情報配信サーバ及び情報提供サーバを接続する通信回線とを有する構成としてある。
【0010】
自動情報配信システムをこのような構成にすれば、表示端末の利用者(以下、単に利用者と称する場合がある。)は、特別な検索などを行うことなく、インターネット上の様々な情報を受信することが可能となる。
また、この受信する情報としては、例えば、表示端末の購入時などに登録した個人情報にもとづいて自動的に選択された、自分に適切なものとすることができる。
【0011】
このため、このような自動情報配信システムを用いることによって、誰もがTVを利用するのと同様の手軽さで、インターネットを利用することが可能となる。そして、これにより、インターネットの一層の普及が図られ、インターネットによってもたらされる情報格差を防止することが可能となる。
【0012】
なお、Webページとは、Webページの全部又は一部でもよく、その内容は広告であってもよい。ただし、以降の説明において、Webページにおける広告を含めて広告に関する情報を「広告情報」とし、特別に取り扱って説明する場合がある。
【0013】
本発明の請求項2記載の自動情報配信システムは、Web番組表における全ての番組が終了する前に、表示端末が、Web番組表を再度要求し、自動情報配信サーバが、この要求にもとづきWeb番組表を表示端末に送信し、表示端末が、送信されてきたWeb番組表にしたがいWebページを受信して表示する構成としてある。
【0014】
自動情報配信システムをこのような構成にすれば、表示端末は、自動情報配信サーバによって、次々に新たに作成されたWeb番組表を用い、Webページを表示することができる。
このため、利用者が特別な操作を行わずとも、新しいWebページを表示することが可能となる。
【0015】
本発明の請求項3記載の自動情報配信システムは、顧客情報にもとづいて、自動情報配信サーバが、複数の情報提供サーバが提供するWebページの配信時刻情報を保有するWeb番組表を作成するとともに、このWeb番組表にしたがって、Webページを表示端末に送信する自動情報配信システムであって、Webページ及び顧客情報を記憶するとともに、このWebページのパス及び顧客情報にもとづいて、Web番組表を作成し、表示端末の要求に応じて、Web番組表にしたがいWebページを表示端末に送信する自動情報配信サーバと、自動情報配信サーバにアクセスして、Webページを受信する表示端末と、表示端末、自動情報配信サーバ及び情報提供サーバを接続する通信回線とを有する構成としてある。
【0016】
自動情報配信システムをこのような構成にすれば、表示端末に提供するWebページを、自動情報配信サーバが記憶し、顧客情報にもとづき作成したWeb番組表にしたがって、表示端末に送信することができる。
このため、利用者は、より確実にWebページの提供を受けることができる。
また、自動情報配信を行う者(以下、配信者と称する場合がある。)にとっては、提供番組に広告が含まれる場合、自動情報配信サーバに、Web番組表にもとづいて、簡単に課金処理を構築することが可能となる。
【0017】
本発明の請求項4記載の自動情報配信システムは、Web番組表における全ての番組が終了する前に、自動情報配信サーバが、Web番組表を再度作成し、作成したWeb番組表にしたがって、Webページを表示端末に送信する構成としてある。
【0018】
自動情報配信システムをこのような構成にすれば、自動情報配信サーバは、Web番組表を、随時新しく作成し、そのWeb番組表にしたがって、表示端末にWebページを送信することができる。
このため、利用者は、特別な行動をとらずとも、新しいWebページの提供を受けることが可能となる。
【0019】
本発明の請求項5記載の自動情報配信システムは、表示端末が、Webページに対するアクションを記録するとともに、この記録を自動情報配信サーバに送信し、自動情報配信サーバが、送信されてきた記録にもとづいて、顧客情報の種別優先度を更新し、Web番組表の作成にあたり、自動情報配信サーバが、種別優先度を加味して配信するWebページを決定する構成としてある。
【0020】
自動情報配信システムをこのような構成にすれば、利用者が、画面上に表示されたWebページに対して、例えば、クリックを行うことによって、そのWebページのリンク先にアクセスしたような場合、利用者は、そのWebページに興味をもっていると考えられる。
したがって、このような利用者によるWebページに対するアクションを、自動情報配信サーバに登録されている顧客情報に記録し、次回以降のWeb番組表作成時に、この記録にもとづき配信するWebページの選択確率を上昇させることなどにより、利用者の利便性を一層向上させることが可能となる。
【0021】
本発明の請求項6記載の自動情報配信システムは、表示端末が、テレビ放送を受信するものであり、Webページの表示を、テレビチャンネルにおける一チャンネルとして設定する構成としてある。
【0022】
自動情報配信システムをこのような構成にすれば、例えば、表示端末に備えられたテレビチャンネル切り替え用のボタンなどに、通信回線を介して、Web番組表にしたがって、Webページを受信するためにブラウザを起動する機能を設定することなどができる。
【0023】
また、自動情報配信サーバが、Webページを配信する場合には、そのボタンの押下によって、自動情報配信サーバにWebページ配信要求を送信させるようにすることもできる。
このようにすれば、誰でも簡単に、テレビと同様の操作によって、Webページを受信することが可能となる。
【0024】
本発明の請求項7記載の自動情報配信システムは、表示端末が、複数のWebページを同時に表示する構成としてある。
自動情報配信システムをこのような構成にすれば、Webページの表示形態としては、コンピュータを用いて通常のブラウザを使用する場合と同様に、マルチウィンドウとすることができる。
そして、利用者により、例えば、表示端末購入時などに、表示させるウィンドウのレイアウトを登録してもらうことによって、それぞれのウィンドウに、異なるWebページを同時に表示させることが可能となる。
【0025】
また、より高度な操作を望む利用者に対しては、ウィンドウの設定登録又は変更を随時、自動情報配信サーバに対して行えるようにすることもできる。
このように、本発明でいうWebページとは、表示端末上に表示させるウィンドウ内の表示データを指し、必ずしも、単独で用いられるものでなくともよく、文字、画像、音声、動画情報等を記憶したファイルの情報などは、本発明のWebページとして用いることができる。
【0026】
本発明の請求項8記載の自動情報配信システムは、表示端末が、操作端末を付属し、利用者からの表示端末への命令は、操作端末を介して、表示端末に入力され、表示端末が、Webページを受信するとともに、受信したWebページを操作端末に送信し、Webページを加工して操作端末に表示する構成としてある。
【0027】
自動情報配信システムをこのような構成にすれば、利用者は、高機能な操作端末を用いて、表示端末を操作することができる。
すなわち、本発明の操作端末は、表示端末からWebページのソースコードを受信し、ページ間移動や、リンク先など、画面操作に必要な情報を選択的に、操作端末上に表示させ、これを用いて、表示端末における表示を操作することが可能となる。
これによって、利用者は、テレビのリモコン感覚で、Webページの操作を、表示端末から離れた場所においても行うことが可能となる。
【0028】
本発明の請求項9記載の自動情報配信システムは、情報提供サーバとして、地域の情報を発信するサーバ、ニュース情報を発信するサーバ、交通情報を発信するサーバ、気象情報を発信するサーバ、及び広告情報を発信するサーバが含まれる構成としてある。
【0029】
自動情報配信システムをこのような構成にすれば、利用者が特に必要とする情報を、通信回線を介して表示端末に受信させ、表示させることが可能となる。
これによって、例えば、外に出る機会の少ないお年寄りに、回覧板に属するような情報を提供することもでき、また、単身赴任の父親などが、息子の運動会の日程等を知ることなどもできる。
【0030】
本発明の請求項10記載の自動情報配信システムは、自動情報配信サーバが、情報提供サーバが保有するWebページを記憶するWeb情報登録サーバと、広告情報を記憶する広告登録サーバと、Web情報登録サーバにおけるWebページのパス、及び/又は、広告登録サーバにおける広告情報のパスと、パスへのアクセス時刻情報を保有するWeb番組表を作成する配信管理サーバにより構成される構成としてある。
【0031】
自動情報配信システムをこのような構成にすれば、表示端末に提供する情報をWeb情報登録サーバ及び広告登録サーバに記憶させることができる。
そして、この情報にもとづき表示端末にWebページを送信することが可能となる。
このため、利用者に一層確実にWebページの提供が行えるとともに、提供情報を自動情報配信サーバに記憶させる場合の、自動情報配信サーバにおける負荷を分散させ、軽減させることが可能となる。
【0032】
なお、このようなWeb情報登録サーバ及び広告登録サーバへのWebページの記憶は、表示端末へWebページを送信するために一時的に行うものであるため、随時最新のWebページへの更新、Webページの削除、又は新しいWebページの追加等が行われることが好ましい。
【0033】
本発明の請求項11記載の自動情報配信システムは、自動情報配信サーバが、表示端末から、情報提供サーバへのアクセス履歴を受信して記憶し、この記憶情報、又は、Web番組表にもとづいて、課金処理を行う構成としてある。
【0034】
自動情報配信システムをこのような構成にすれば、自動情報配信サーバは、広告提供者に対して、課金処理を行うことが可能となる。
このとき、表示端末が、Web番組表にしたがって、情報提供サーバにアクセスする場合には、そのアクセス履歴を自分で記録し、これを自動情報配信サーバに送信することによって、自動情報配信サーバが課金処理を行うことができる。
【0035】
また、自動情報配信サーバが、Web番組表にしたがって、表示端末にWebページを送信する場合には、自動情報配信サーバは、Web番組表にもとづいて、簡単に課金処理を行うことができる。
なお、前者の場合であっても、表示端末が受信できなかった広告のWebページについて、表示端末10が、この受信できなかったということを、自動情報配信サーバに送信するようにすれば、自動情報配信サーバに、この情報とWeb番組表にもとづいて課金処理を行わせることも可能である。
【0036】
本発明の請求項12記載の自動情報配信方法は、顧客情報にもとづいて、自動情報配信サーバが、複数の情報提供サーバが提供するWebページのアドレス及びこのアドレスへのアクセス時刻情報を保有するWeb番組表を作成し、表示端末が、このWeb番組表にしたがって、Webページにアクセスする自動情報配信方法であって、自動情報配信サーバが、Webページのアドレス及び顧客情報を記憶するとともに、このアドレス及び顧客情報にもとづいて、Web番組表をあらかじめ、又は、表示端末の要求に応じて作成し、表示端末が、自動情報配信サーバにアクセスし、Web番組表を受信するとともに、このWeb番組表にしたがいWebページを受信して表示する方法としてある。
【0037】
自動情報配信方法をこのような方法にすれば、利用者は、テレビを利用する場合と同様の感覚で、表示端末を使用し、受動的にWebページを次々と視聴することができる。
これによって、コンピュータの操作に慣れない者であっても、容易にインターネットの情報を取得することができ、また、その情報として自分の興味にあった内容のものを受信することも可能となる。
その結果、インターネットによってもたらされる情報格差の発生を、最小限に抑えることが可能となる。
【0038】
本発明の請求項13記載の自動情報配信方法は、Web番組表における全ての番組が終了する前に、表示端末が、Web番組表を再度要求し、自動情報配信サーバが、この要求にもとづきあらかじめ作成されたWeb番組表を表示端末に送信し、又は、新たにWeb番組表を作成して表示端末に送信し、表示端末が、送信されてきたWeb番組表にしたがいWebページを受信して表示する方法としてある。
【0039】
自動情報配信方法をこのような方法にすれば、利用者は、あるWeb番組表の視聴が終了した場合には、また新たに作成されたWeb番組表にもとづいて、引き続きWebページの視聴を続けることが可能となる。
【0040】
本発明の請求項14記載の自動情報配信方法は、顧客情報にもとづいて、自動情報配信サーバが、複数の情報提供サーバが提供するWebページの配信時刻情報を保有するWeb番組表を作成するとともに、このWeb番組表にしたがって、Webページを表示端末に送信する自動情報配信方法であって、自動情報配信サーバが、Webページ及び顧客情報を記憶するとともに、このWebページのパス及び顧客情報にもとづいて、Web番組表をあらかじめ、又は、表示端末の要求に応じて作成し、表示端末の要求に応じて、Web番組表にしたがいWebページを表示端末に送信する方法としてある。
【0041】
自動情報配信方法をこのような方法にすれば、自動情報配信サーバは、表示端末に配信するWebページを記憶することによって、確実に表示端末にWebページの配信を実行することができる。
表示端末がWeb番組表にしたがってWebページの受信を行う場合には、そのWebページを保有するサーバが停止している場合なども想定される。
このため、自動情報配信サーバが、Webページを記憶し、確実に配信することによって、配信に対する信頼性を向上させることが可能となる。
【0042】
本発明の請求項15記載の自動情報配信サーバは、顧客情報にもとづいて、複数の情報提供サーバが提供するWebページのアドレス及びこのアドレスへのアクセス時刻情報を保有するWeb番組表を作成して、表示端末に送信する自動情報配信サーバであって、顧客情報を記憶する顧客DBと、アドレスを記憶する配信情報登録DBと、顧客DB及び配信情報登録DBの情報にもとづいて、Web番組表を作成するWeb番組表作成手段とを有し、表示端末の要求に応じて、Web番組表を表示端末に送信する構成としてある。
【0043】
自動情報配信サーバをこのような構成にすれば、利用者が、表示端末を購入する際などに、個人情報の提供を受け、配信者がこの情報を自動情報配信サーバに登録しておくことなどによって、その利用者に適合するWebページを、配信することが可能となる。
【0044】
また、自動情報配信サーバは、表示端末に表示させるWebページをコントロールすることができるため、例えば、利用者が望む場合には、個人情報登録用のWebページを表示端末に配信することにより、個人情報の登録を、表示端末を用い、通信回線を介して自動情報配信サーバに行うようにすることもできる。
【0045】
さらに、自動情報配信サーバは、あらかじめ様々な情報提供サーバにアクセスして、表示端末に配信するためのアドレスを管理することができる。
そして、これらの情報にもとづいて、自動的にWebページ表示端末に送信するWeb番組表を作成することができる。
【0046】
本発明の請求項16記載の自動情報配信サーバは、表示端末からのWeb番組表再送信要求に対し、自動情報配信サーバが、この要求にもとづきあらかじめ作成されたWeb番組表を表示端末に送信し、又は、新たにWeb番組表を作成して表示端末に送信する構成としてある。
【0047】
自動情報配信サーバをこのような構成にすれば、自動情報配信サーバは、表示端末が、常にWebページを受信することができるように、Web番組表を表示端末に提供することが可能となる。
【0048】
本発明の請求項17記載の自動情報配信プログラムは、顧客情報にもとづいて、自動情報配信サーバに、複数の情報提供サーバが提供するWebページのアドレス及びこのアドレスへのアクセス時刻情報を保有するWeb番組表を作成させ、表示端末へ送信させる自動情報配信プログラムであって、自動情報配信サーバに、Webページのアドレス及び顧客情報を記憶させるとともに、このアドレス及び顧客情報にもとづいて、Web番組表をあらかじめ、又は、表示端末の要求に応じて作成させ、表示端末からの要求に応じて、Web番組表を表示端末へ送信させる構成としてある。
【0049】
自動情報配信プログラムをこのような構成にすれば、自動情報配信サーバに、利用者に適するWeb番組表を作成させて、表示端末に送信させることができる。
これによって、利用者は、特別な検索などを行うことなく、自分に合ったWebページを情報提供サーバから受信することが可能となる。
【0050】
本発明の請求項18記載の自動情報配信プログラムは、顧客情報にもとづいて、自動情報配信サーバに、複数の情報提供サーバが提供するWebページの配信時刻情報を保有するWeb番組表を作成させるとともに、このWeb番組表にしたがって、Webページを表示端末へ送信させる自動情報配信方法であって、自動情報配信サーバに、Webページ及び顧客情報を記憶させるとともに、このWebページのパス及び顧客情報にもとづいて、Web番組表をあらかじめ、又は、表示端末の要求に応じて作成させ、表示端末の要求に応じて、Web番組表にしたがいWebページを表示端末へ送信させる構成としてある。
【0051】
自動情報配信プログラムをこのような構成にすれば、自動情報配信サーバにあらかじめ様々なWebページを記憶させておくことにより、表示端末に対して、確実に、利用者に適するWebページを配信することができる。
このため、利用者は、特別な操作を行うことなく、次々と動的にWebページが切り替わる表示画面を視聴することができるとともに、その配信に対する信頼性を向上させることも可能となる。
【0052】
本発明の請求項19記載の表示端末は、自動情報配信サーバにより作成されたWeb番組表にしたがって、複数の情報提供サーバによって提供されるWebページを表示する表示端末であって、Web番組表を記憶するWeb番組表記憶部と、Web番組表に保有されたWebページのアドレス及びこのアドレスへのアクセス時刻情報にもとづいて、情報提供サーバへのアクセスを実行するブラウザ処理手段と、アクセスにより受信したWebページを表示する表示部とを有する構成としてある。
【0053】
表示端末をこのような構成にすれば、自動情報配信サーバから送信されてくるWeb番組表にもとづいて、自動的にWebページを表示端末の画面上に次々に表示させることができる。
このため、利用者は、テレビを視聴するのと同様の感覚で、インターネットのWebページを視聴することが可能となる。
【0054】
本発明の請求項20記載の表示端末は、自動情報配信サーバにより作成されたWeb番組表にしたがって、複数の情報提供サーバによって提供されるWebページを表示する表示端末から、Webページを受信して表示し、表示端末を操作する操作端末であって、表示端末からWebページを受信して、表示部に表示するとともに、入力部からの入力情報を表示端末に送信することにより、表示端末を操作する画面制御手段を有する構成としてある。
【0055】
表示端末をこのような構成にすれば、表示端末に表示されたWebページに対応する情報を操作端末に表示させ、これを用いて表示端末を操作することが可能となる。
この操作端末によるWebページの「受信して表示」とは、受信した情報を加工して表示することを含むものである。すなわち、Webページのうち、操作端末に表示させるにふさわしい所定の情報についてのみ、操作端末の画面上に表示させることができる。
この所定の情報としては、例えば、Webページにおける選択項目や、リンク情報等を挙げることができる。
【0056】
また、この所定の情報を識別するための識別子をWebページにもたせることによって、操作端末の画面上に表示させる情報を識別するようにしてもよい。
なお、このようにWebページを加工したり、一部のみを操作端末に表示するための処理は、表示端末及び操作端末のいずれで行ってもかまわない。
【0057】
表示端末において、Webページを加工等する場合は、表示端末は、操作端末に、この加工後のWebページを送信する。
操作端末において、Webページの加工等を行う場合は、表示端末は、情報提供サーバから受信したWebページのソースコードを操作端末に送信し、操作端末がこの送信されてきたソースコードに対して加工等を行うことができる。
【0058】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照して説明する。
[第一実施形態]
まず、本発明の第一実施形態について、図1〜図9を参照して説明する。同図は、本発明の第一実施形態の自動情報配信システムの構成を示すブロック図である。
【0059】
図2は、同システムにおける表示端末及び操作端末の構成を示すブロック図、図3は、画面レイアウトの例を示す図、図4は、操作端末の例を示す図、図5は、自動情報配信サーバの構成を示すブロック図である。
また、図6は、顧客DBのレイアウト例を、図7は、配信情報登録DB、広告情報登録DB及び緊急ニュース情報登録DBのレイアウト例を、図8は、Web番組表記憶DBのレイアウト例を、図9は、配信履歴記憶DBのレイアウト例を、それぞれ示す図である。
【0060】
図1に示すように、自動情報配信システムは、表示端末10、操作端末10a、自動情報配信サーバ20、情報提供サーバ30(30−1,30−2〜30−n)及び通信回線40を有している。
表示端末10は、Webページの配信を受ける者が利用する端末であり、図2に示すように、TV画面入力I/F10−1、画面制御手段10−2、ブラウザ処理手段10−3、操作端末通信I/F10−4、画面記憶部10−5、表示部10−6、Web番組表記憶部10−7、アクセス履歴記憶部10−8及び通信制御I/F10−9を有している。
【0061】
TV画面入力I/F10−1は、テレビ放送を受信するものであり、従来のテレビにおけるものと同様のものとすることができる。
また、このテレビ放送の入力は、無線によるものであっても、有線によるものであってもかまわない。
【0062】
TV画面入力I/F10−1は、受信したテレビ放送を画面制御手段10−2に出力する。
画面制御手段10−2は、受信したテレビ放送を、画面に表示させる。このとき、画面制御手段10−2は、テレビの映像信号を表示部10−6に出力し、表示させることができる。
【0063】
また、アナログテレビ放送をデジタルデータに変換して、あるいは、デジタル放送データを用いて、マルチウィンドウの一画面として、表示部10−6に表示させることができる。これらの構成は、従来の技術を用いて実現することができる。
【0064】
ブラウザ処理手段10−3は、自動情報配信サーバ20から受信したWeb番組表に従って、情報提供サーバ30に対するアクセスを実行する。
また、このとき、複数の情報提供サーバ30から複数のWebページを受信して、表示部10−6に複数のWebページを同時に表示することもできる。
【0065】
図3は、このようにして表示されたWebページの画面レイアウト例を示す図である。
同図において、A〜Dは、Webページを表示するための表示画面(ウィンドウ)を示しており、Eは、表示画面全体を示している。
【0066】
これらA〜Dのウィンドウサイズ及びその表示位置は、固定したものとすることができる。
そして、それぞれのサイズや位置に適切な情報を提供するWebページを表示させるようにすることができる。
【0067】
例えば、図3において、Aは多くの面積をもつため、ビジュアルに訴えるWebページを表示させるために用いることができる。
また、Bは、例えば、あるホームページのサイトマップを表示させるために用いることができる。
Cは、お知らせ程度の情報を知らせるためのものとして、また、Dは、緊急ニュースや、地域ニュース、天気予報等の文字情報を表示させるものなどとすることができる。
【0068】
このようなウィンドウの表示形態は、事前に設定された複数の形態の中から、利用者に自由に選択してもらうようにすることができる。
そして、例えば、この選択を、表示端末の購入時に利用者に行ってもらい、自動情報配信サーバ20で管理する顧客情報に登録しておくことによって、誰もが簡単に、特別な操作を必要とせずに、好みの表示形態でWebページを利用することが可能となる。
【0069】
また、利用者のニーズによっては、この表示形態の選択を、表示端末使用時に、随時変更可能とすることも好ましい。これは、利用者が、操作端末10aを用いて、ブラウザ処理手段10−3により自動情報配信サーバ20にアクセスし、顧客DBにおける登録情報を更新することにより可能である。
このような処理を行うために、専用の表示形態画面を自動情報配信サーバにもたせて、表示端末10からの要求に応じて、これを表示端末10に送信するようにすることが好ましい。
【0070】
さらに、利用者に上記ウィンドウのサイズや位置を自由に設定可能とすることも好ましい。この場合、提供するWebページとのサイズ調整等を行うことが好ましいが、詳細については後述する。
また、ブラウザ処理手段10−3は、受信したWebページのソースコードを、操作端末通信I/F10−4を介して操作端末10aに送信する。
【0071】
操作端末通信I/F10−4は、表示端末10と操作端末10aとの情報の送受信を行う。
表示端末10から操作端末10aに送信される情報としては、Webページのソースコードがあり、操作端末10aから表示端末10に送信される情報としては、チャンネルの切り替えや、アクティブウィンドウの切り替え、各Webページのスクロールの実行コマンド等を挙げることができる。
【0072】
画面記憶部10−5は、TV画面のデジタル表示にあたり、必要に応じて画像情報を記憶するために用いられる。また、一定時間以上表示端末10に対する操作を行わない場合に、デモ画面表示を行うようにする場合の、デモ画面を記憶させることもできる。
【0073】
表示部10−6は、表示端末10におけるディスプレイなどの表示装置であり、画面制御手段10−2から入力した情報を画面上に表示する。
Web番組表記憶部10−7は、自動情報配信サーバ20から通信制御I/F10−9、ブラウザ処理手段10−3を介して受信したWeb番組表を記憶する。
【0074】
アクセス履歴記憶部10−8は、ブラウザ処理手段10−3により受信したWebページの履歴を記憶する。
通信制御I/F10−9は、ブラウザ処理手段10−3の要求に従い、通信回線を介して自動情報配信サーバ20及び情報提供サーバ30との情報の送受信を行う。
【0075】
この表示端末10は、従来のテレビに、上述のようなインターネットの情報を表示する機能を備えたものとすることができ、かつ、テレビチャンネルの一チャンネルのように所定のボタンにWeb番組表に応じたWebページの表示処理を起動する機能を設定するようにすることが好ましい。
ただし、テレビ放送を受信する機能自体は、本発明の必須構成要素ではないため、図2におけるTV画面入力I/F10−1を省略することもできる。
【0076】
操作端末10aは、図2に示すように通信制御I/F10a−1、画面制御手段10a−2、入力部10a−3及び表示部10a−4を有している。
通信制御I/F10a−1は、表示端末10と操作端末10aとの情報の送受信を行う。この情報の送受信は、従来の無線LANにより行うことができる。
【0077】
画面制御手段10a−2は、表示端末10が受信したWebページのソースコードを受信する。そして、主に文字情報を表示部10a−4に表示する。
このとき、画面制御手段10a−2は、ソースコードのうち、所定の部分を選択的に表示部10a−4に表示させることができる。
【0078】
その方法としては、例えば、ソースコードに操作端末10aに表示させるための情報を識別するための識別子を設定して、ソースコードのうち、この識別子によって識別された部分のみを表示させるようにすることができる。
また、表示端末10のブラウザ処理手段10−3が、操作端末10aにソースコードを送信するにあたり、ソースコードのうち、上記識別子により識別された所定の部分のみを操作端末10aに送信するようにしてもよい。
【0079】
図4は、この操作端末10aの外観のイメージを示す図である。操作端末10aに表示される情報としては、同図に示すように例えば、Webページにおいて表示される情報を選択するためのもの(10a−a)や、リンク先を示すもの等を挙げることができる。
【0080】
入力部10a−3は、操作端末10aにおける表示内容を操作し、表示端末10への表示内容を制御するための情報を入力するものであり、例えば、図4におけるスクロールボタン10a−b、縦スクロールダイヤル10a−c、横スクロールダイヤル10a−d等とすることができる。
【0081】
なお、同図の例では、スクロールボタン10a−bは、操作端末10aの表示部10a−4に表示させたカーソルスクロール用、縦スクロールダイヤル10a−c及び横スクロールダイヤル10a−dは、表示端末10の表示部10−6に表示させたカーソルスクロール用としている。
表示部10a−4は、操作端末10aにおけるディスプレイなどの表示装置であり、画面制御手段10a−2から入力した情報を表示する。
【0082】
自動情報配信サーバ20は、通信制御I/F20−1、ブラウザ処理手段20−2、顧客DB20−3、配信情報登録DB20−4、広告情報登録DB20−5、緊急ニュース情報登録DB20−6、Web番組表作成手段20−7、Web番組表記憶DB20−8、調整DB20−9、配信履歴記憶DB20−10、表示部20−11、入力部20−12、及び請求処理手段20−13を有している。
【0083】
通信制御I/F20−1は、自動情報配信サーバ20と、通信回線を介して他の情報処理装置との情報の送受信を行う。
ブラウザ処理手段20−2は、自動情報配信サーバ20において、ブラウザを制御するものである。
また、このブラウザ処理手段20−2は、表示端末10に配信するためのWebページ等に関する情報を、それぞれの情報を記憶するためのDBに記憶させる。
【0084】
このWebページ等に関する情報としては、Webページのアドレス情報を挙げることができ、DBとしては、配信情報登録DB20−4、広告情報登録DB20−5、緊急ニュース情報登録DB20−6等を用いることができる。
これらにそれぞれの情報を提供するWebページのアドレス情報のみならず、Webページそのものや、そのWebページにおいて提供される情報の一部のみを記憶させて表示端末10に提供するようにすることもできる。
【0085】
加えて、ブラウザ処理手段20−2は、上記Webページ等の情報を表示部20−4に表示させることができる。そして、配信者は、例えば、その情報が配信するにふさわしいものであるか否かを確認して、ふさわしいものでない場合には、その登録をDBから消去することもできる。
また、ブラウザ処理手段20−2は、顧客情報の登録を通信回線を介して行う場合には、表示端末10から送信されてきた顧客情報を顧客DB20−3に登録する。
【0086】
さらに、ブラウザ処理手段20−2は、Web番組表作成手段20−7において作成されたWeb番組表を、表示端末10の要求に応じて送信する。
また、情報提供サーバ30から提供されるWebページや広告情報を自動情報配信サーバ20に記憶させる場合には、Web番組表に従って、配信情報登録DB20−4、広告情報登録DB20−5及び緊急ニュース情報登録DB20−6に記録された情報を表示端末10に送信する。
【0087】
顧客DB20−3は、表示端末10の利用者についての情報を記憶するデータベースである。
このデータベースは、例えば、図6に示すようなレイアウトとすることができる。同図において、顧客DB20−3は、顧客ID、顧客氏名、年齢、性別、職業、住所、家族構成、表示枠、情報種別、趣味、判別フラグ及び種別優先度を有している。
【0088】
このうち、表示枠とは、図3のような画面レイアウトにおける表示画面A〜D等を示しており、その顧客が表示を希望する表示画面を示すものである。また、同図のALLは、全ての選択画面を選択することを示している。
情報種別とは、顧客に対して、適切な情報を提供するための識別コードを記録するものであり、同図のように、例えば、「会社員・父」や「主婦」等とすることができる。
【0089】
判別フラグとは、利用者に対して、より細やかな情報提供の設定を行うためのフラグであり、例えば、登録されている情報種別に拘わらず、全ての情報を表示させるためのフラグ(情報種別ALL)や、表示枠を設定されている表示枠に拘わらす、ランダムに選択するためのフラグ(表示枠ランダム)などを設定することができる。
このようなフラグとして、必要に応じ、さらにフィールドを追加するようにしてもよい。
【0090】
種別優先度とは、利用者が、表示端末10に表示された特定の情報種別のWebページに対して、クリックなどのアクションを行った場合の、その回数の情報を示している。
この情報は、表示端末10のアクセス履歴記憶部10−8に記録された後、自動情報配信サーバ20に送信され、顧客DB20−3に登録される。その登録タイミングは、アクションが行われたときに随時行われるようにすることも、例えば日時処理のような定期的に行うようにすることもできる。
また、情報種別フィールドをさらに複数に分け、それぞれに対して、種別優先度を設定するようにしてもよく、その詳細な設定は適宜変更することができる。
【0091】
配信情報登録DB20−4は、表示端末10に送信するためのWebページ情報を記憶するものであり、例えば、図7(a)に示すような構造とすることができる。
同図において、配信情報登録DB20−4は、配信ID、番組名、アドレス、サイズ及び対応種別の各フィールドを有している。
【0092】
配信IDは、配信情報のレコードを識別するためのコードである。また、番組名は、そのWebページの名称である。
アドレスは、そのWebページのアドレス情報を示すものである。
また、サイズとは、Webページにより提供される情報のサイズを示すものであり、同図においては、図3の表示枠に合わせてA,D等としているが、その基準は自由に設定することができる。
【0093】
対応種別は、そのWebページが、どのような利用者に適するものであるかを記憶する。この対応種別は、配信者によって、Webページの確認が行われた後に、手入力により設定することができる。
また、その設定内容としては、顧客DB20−3における情報種別と対応するものとすることができる。さらに、これに加え、対象とする年齢や、性別、対象地域等を設定するようにすることも好ましい。また、全ての利用者を対象とする種別を設定することも好ましい。
なお、Webページを自動情報配信サーバ20に置いて記憶する場合には、その記憶のためのフィールド、あるいは、その記憶先のパス情報を保有するフィールドを配信情報登録DB20−4にもたせてもよい。
【0094】
広告情報登録DB20−5は、表示端末10に配信する広告情報に関する情報を提供するものである。
図7(b)は、この広告情報登録DB20−5のレイアウトの例を示すものである。
同図において、広告情報登録DB20−5は、広告ID、広告名、アドレス、保存先パス、サイズ、対応種別、広告期間の各フィールドを有している。
【0095】
広告ID、広告名、アドレス、サイズ及び対応種別については、配信情報登録DB20−4におけるそれぞれ対応するフィールドと同様のものである。
保存先パスは、広告情報を自動情報配信サーバ20に記憶する場合に、そのパスを記憶するものである。また、広告情報登録DB20−5自体に広告を記憶するようにしてもよい。
広告期間は、その広告の配信期間を示すものである。
【0096】
緊急ニュース情報登録DB20−6は、情報提供サーバ30から提供される緊急ニュース情報を記憶するものであり、図7(c)に示すようなデータ構造とすることができる。
同図において、緊急ニュース情報登録DB20−6は、緊急ID、緊急名、アドレス、保存先パス、サイズ及び提供期間を有している。これらは、それぞれ広告情報登録DB20−5の対応するフィールドと同様のものである。
【0097】
Web番組表作成手段20−7は、顧客DB20−3、配信情報登録DB20−4、広告情報登録DB20−5及び緊急ニュース情報登録DB20−6に登録されている情報にもとづいて、Web番組表を作成し、Web番組表記憶DB20−8に記憶する。
このWeb番組表は、図8に示す例のようなデータ構成を有している。同図において、Web番組表は、顧客ID、表示枠、番組・広告名、開始時刻、終了時刻、アドレス及び保存先パスを有している。
【0098】
このWeb番組表記憶DB20−8において、Web番組表のレコードは、顧客ごと、また表示枠ごとに、各時間に表示端末10に表示させるためのWebページ等の情報が登録されている。
このようなWeb番組表は、顧客DB20−3の情報にもとづいて、対応する情報を配信情報登録DB20−4、広告情報登録DB20−5及び緊急ニュース情報登録DB20−6から抽出して作成することができる。
【0099】
この作成における具体的手順を説明すると、例えば、まず、顧客DB20−3の最初のレコードを参照すると、顧客IDは、「XXXXXXXX」であり、表示枠は、「A,B,D」となっている。また、その情報種別は、「会社員・父」となっている。
なお、この場合においては、判別フラグには、特に何も設定されていないものとする。
【0100】
このとき、配信情報登録DB20−4から対応種別が、顧客DB20−3における情報種別に対応する情報で、サイズが表示枠に適するものを抽出するとともに、所定の表示時間を設定する。
この表示時間としては、5分間や10分間等、任意の時間を自動情報配信プログラムにより自動的に設定することができる。
【0101】
なお、顧客DB20−3における年齢、性別、住所情報等を、配信情報登録DB20−4の対応種別と照らし合わせて、適合する場合に、その配信情報レコードをWeb番組表に設定するようにもできる。
同様にして、広告情報登録DB20−5のレコードについても、Web番組表に設定する。
【0102】
また、緊急ニュース情報登録DB22−6に配信すべき緊急ニュースが記憶されている場合には、優先的にWeb番組表に設定する。このとき、例えば、表示枠Dなどに設定するようにすることができる。
本発明によれば、緊急ニュース情報登録DB22−6に登録された全ての緊急ニュースが、全ての利用者に対して、配信されるわけではない。
【0103】
すなわち、Web番組表が作成されるタイミングに、緊急ニュースが、緊急ニュース情報登録DB22−6に存在する場合に、利用者に対して緊急ニュースが提供されることとなる。
ただし、自動情報配信サーバ20に、Web番組表にしたがって、表示端末10にWebページ等を送信させるようにする場合には、Web番組表の内容に拘わらず、緊急ニュース情報登録DB20−6に緊急ニュースを登録するとともに、優先的に表示端末10に送信させることもできる。
【0104】
また、表示枠として、固定サイズを用いる場合には、配信情報登録DB20−4、広告情報登録DB20−5及び緊急ニュース情報登録DB20−6におけるサイズフィールドの登録情報を、顧客DB20−3の表示枠における「A〜D」などとすることができる。
【0105】
一方、利用者によって、表示枠のサイズの設定を可能とする場合は、表示枠の面積や、辺の長さ等にもとづき区別した所定の範囲のサイズに対して、上記と同様にして、「A〜D」などのような大きさを示すコードを設定することができる。
【0106】
そして、配信情報登録DB20−4に登録されたWebページが、上記コードの範囲に入る場合に、その最大のサイズの表示枠に、当該Webページを設定可能とすることができる。
その他、各表示枠にどの程度のサイズのWebページを表示させるかの詳細については、特に限定されるものではない。
【0107】
なお、図8のWeb番組表記憶DB20−8における広告1〜3についてのレコードには、保存先パス情報が登録されている。
このように、Web番組表において、情報提供サーバ30のアドレスのみならず、配信情報を自動情報配信サーバ20に記憶させる場合には、その記憶させた保存先パスを登録することもできる。このとき、アドレス情報を省略することもできる。
また、同様にして、Webページや、緊急ニュース情報についても、自動情報配信サーバ20に記憶させ、保存先パスを登録するようにすることもできる。
【0108】
なお、Web番組表に対するWebページ等の登録に際して、さらに高度な設定を加えることもできる。
すなわち、配信情報登録DB20−4等からWebページを抽出する際に、所定の確率を設定することができる。
【0109】
例えば、Webページに対する通常の抽出確率を50%に設定し、配信情報登録DB20−4における抽出対象となるレコードに対して、その抽出に偶然性をもたせることもできる。
また、顧客DB20−3の情報種別に対する種別優先度が、所定の数値以上である場合に、優先的に対応するWebページを表示させるようにすることもできる。
【0110】
この種別優先度にもとづく、Webページ等の抽出確率変更パラメータを、調整DB20−9にもたせて、Web番組表作成の際に利用することもできる。
このとき、例えば、抽出確率に加える確率パラメータとして、種別優先度が、0の場合は0、0〜10の場合は30%、10〜の場合は、50%などとすることができる。
【0111】
また、Web番組表の作成にあたり、調整DB20−9を別の調整方法によって用いることもできる。
例えば、配信情報登録DB20−4の対応種別とその提供時間に対応させて、上記確率パラメータを設定することもできる。
これによって、昼間の時間帯には、主婦層をターゲットとした情報を、夕食の時間帯には、家族で楽しめる情報を配信したり、また、早朝には年配の方々を中心とした情報配信したりすることも可能である。
【0112】
配信履歴記憶DB20−10は、利用者に対する実際の配信状況を記憶するものである。この配信履歴記憶DB20−10のデータ構造としては、例えば、図9に示すように、顧客ID、表示枠、番組・広告名、開始時刻、終了時刻、アドレス、保存先パス及びクリック表示等とすることができる。
【0113】
クリック表示とは、表示端末10において表示されたWebページに対して、利用者がクリックなどのアクションを行うことによって、そのリンク先のホームページを開いた回数等を記憶するフィールドである。
これ以外の各フィールドの情報については、Web番組表記憶DB20−8におけるものと同様である。
【0114】
この配信履歴記憶DB20−10の情報は、Web番組表を表示端末10に配信して、表示端末10が、情報提供サーバ30にアクセスする場合に、表示端末10が実際にアクセスした状況を記憶し、課金処理において利用するためのものである。
【0115】
配信履歴記憶DB20−10における情報は、表示端末10が、アクセス履歴記憶部10−8に記憶した情報を随時あるいは、所定の定期的なタイミング、例えば、日時処理などによって、自動情報配信サーバ20に送信する。
そして、自動情報配信サーバ20のブラウザ処理手段20−2によって、配信履歴記憶DB20−10に登録される。
【0116】
表示部20−11は、自動情報配信サーバ20におけるディスプレイなどの表示装置であり、情報提供サーバ30から提供されたWebページ等の情報を表示する。
入力部20−12は、キーボードやマウスなどの入力装置である。
【0117】
請求処理手段20−13は、配信履歴記憶DB20−10の情報にもとづいて、広告提供者に対して課金処理を行う。
従来のインターネット上における広告は、利用者が能動的に広告を提供するWebページにアクセスした場合にのみ提供することが可能となるものであった。
このため、テレビ放送におけるような効果的なCMの配信を行うことが困難であるという問題があった。
しかしながら、本発明のごとくあたかもテレビ番組を視聴するかのように、利用者に対して能動的に情報を配信することができれば、テレビ放送におけるCMに匹敵する広告効果を有する広告を行うことが可能となる。
【0118】
この請求処理手段20−13は、広告提供者に対する請求書及び請求明細書等を作成する。また、既存の決済システムに連動させて、決済を行う場合には、このために必要なデータを作成して、決済システムに出力する。
さらに、このとき、図9のクリック表示に値が記録された広告については、その値に応じて、通常の広告料に加えて、クリック料金を請求することも可能となる。
また、自動情報配信サーバ20が、Web番組表にしたがって、表示端末10にWebページ等を送信する場合には、Web番組表にもとづいて、課金処理を行うことも可能である。
【0119】
情報提供サーバ30(30−1,30−2〜30−n)は、インターネット上で情報の提供を行うWebサイトを有する情報処理装置であり、ワークステーションやサーバ等により構成される。また、パーソナルコンピュータや、ノートパソコン等が、情報提供サーバとして用いられている場合もある。
【0120】
この情報提供サーバ30は、インターネット上における一般的な任意のサーバを情報提供サーバ30とすることができる。
また、操作端末10aにおける表示を考慮したWebページをもつもの、すなわち、上述のような、操作端末10aへのWebページ情報の表示のための識別子を有するWebページを保有するサーバとすることもできる。
【0121】
通信回線40は、従来公知の任意好適な公衆回線、商業回線又は専用回線を用いることができる。また表示端末10、自動情報配信サーバ20、情報提供サーバ30のそれぞれの間においては、同一又は別個の通信回線で構成することができる。
さらに、通信回線40は、表示端末10、自動情報配信サーバ20、情報提供サーバ30のそれぞれの間を、無線あるいは有線で接続可能な回線であり、例えば、公衆回線網、専用回線網、インターネット回線網及びイントラネット網により構成することができる。
【0122】
次に、第一実施形態の自動情報配信システムにおける処理手順について、図10を参照して説明する。
同図は、本実施形態の自動情報配信システムにおける処理手順を示す動作手順図である。
【0123】
まず、自動情報配信サーバ20が、情報提供サーバ30にアクセスして、表示端末10に配信するためのWebページのアドレスを登録して蓄積する(ステップ10,11)。
この登録先としては、通常のWebページについては、配信履歴記憶DB20−10に、広告情報については、広告情報登録DB20−5に、緊急ニュースについては、緊急ニュース情報登録DB20−6にそれぞれ登録するようにすることができる。
この配信情報の作成(配信先の登録)については、随時又は定期的に適宜行うことにより、それぞれのDBを充実させることが好ましい。
【0124】
次に、表示端末10が、顧客情報を入力して、自動情報配信サーバ20に送信する(ステップ12)。
自動情報配信サーバ20は、この送信されてきた顧客情報を、顧客DB20−3に登録する(ステップ13)。
【0125】
この顧客情報の登録は、必ずしも表示端末10から送信された顧客情報にもとづく必要はなく、例えば、利用者が表示端末10を購入する際に、顧客情報を登録用紙などに記載し、配信者が、手入力などによりその顧客情報を自動情報配信サーバ20に登録するようにすることもできる。
利用者が、特に望む場合以外は、このように表示端末10の購入時に顧客情報を登録することにより、利用者は簡単にWebページを受信することができるため、購入時に利用者から顧客情報の提供を受けておくことがより好ましい。
【0126】
次に、自動情報配信サーバ20は、上述のように顧客DB20−3等にもとづきWeb番組表を作成し、Web番組表記憶DB20−8に記憶する(ステップ14)。
そして、表示端末10からのアクセスを受けると(ステップ15)、自動情報配信サーバ20は、表示端末10にWeb番組表を送信する(ステップ16)。この表示端末10による自動情報配信サーバ20へのアクセスは、例えば、利用者が、Web番組を受信するためのチャンネルボタンを押下等することによって、自動的に行われるようにすることができる。
【0127】
表示端末10は、自動情報配信サーバ20から送信されてきたWeb番組表をWeb番組表記憶部10−7に記憶し、このWeb番組表にしたがって、情報提供サーバ30にアクセスし、Webページを受信して表示部10−6に表示する(ステップ17,18)。
【0128】
ここで、表示端末10による情報提供サーバ30へのアクセスが失敗した場合は、所定の回数の再アクセスを実行することができる。そして、結局アクセスが成功しなかったアドレスについても、アクセス履歴記憶部10−8に記録されるため、自動情報配信サーバ20に送信され、配信者は、必要に応じて、その原因を調査することができる。
【0129】
このようにアクセスが成功しなかった場合であっても、Web番組表にしたがって、順番に次のWeb番組にアクセスすることができる。
また、全ての表示枠のアクセスが失敗した場合などに、デモ画面を表示するようにしてもよい。
【0130】
なお、ステップ14におけるWeb番組表の作成は、表示端末10による自動情報配信サーバ20へのアクセスの後に行って、作成したWeb番組表を表示端末10に送信させるようにすることができる。
この場合、表示端末10へのWeb番組表の送信は、Web番組表の作成時間の分だけ遅くなるが、事前に全ての顧客についてのWeb番組表を作成しておく必要がない。
【0131】
また、作成するWeb番組表について、何時間分作成するかということについては、任意に設定することができ、例えば、24時間分作成して、翌日のアクセスに対してまた新たに作成して、表示端末10に送信するようにすることができる。
【0132】
さらに、Web番組表の終了に合わせて、次のWeb番組表を作成することもできるが、これについては、第二実施形態において説明する。
加えて、利用者が、表示端末10に対して、一定時間能動的な動作を行わなかった場合に、表示端末10における画面記憶部10−5に記憶したデモ画面を表示させるようにすることもできる。
【0133】
このデモ画面を利用するか否かについては、例えば、利用者による表示端末10の購入時に、これを決定してもらい、自動情報配信サーバ20の顧客DB21−5の判別フラグなどに、その設定をすることにより行うことができる。
また、デモ画面自体は、Web番組表を送信する際に合わせて、新たなものを送信し、交換可能とすることもできる。このデモ画面を画面記憶部10−5に蓄積し、表示するデモ画面を利用者に選択可能としてもよい。
【0134】
ただし、このようなデモ画面を用いる方法をとる場合、表示端末10がWeb番組表にしたがって情報提供サーバ30にアクセスする構成とするときは、デモ画面表示中は、情報提供サーバ30にアクセスを行わず、これに対する課金処理を発生させなくする必要がある。
【0135】
また、自動情報配信サーバ20が、Web番組表にしたがって、Webページ等を表示端末10に送信する構成とするときは、利用者に対する広告提供に関する利益が失われるため、デモ画面の機能は用いないことが好ましい。
もし、用いる場合には、デモ画面表示時間については、広告配信に対する課金を行わないように、表示端末10が、デモ画面表示時間を自動情報配信サーバ20に送信し、自動情報配信サーバ20は、課金処理に際し、Web番組表から上記デモ画面表示時間分を除去して請求金額を算出する必要がある。
一方、デモ画面自体を広告情報として、そのデモ画面表示時間について、課金することも可能である。
【0136】
自動情報配信システムにおける処理手順をこのような手順とすれば、利用者は、特に能動的な操作を行うことなく、テレビを受信する場合と同様の感覚で、次々と自動的に切り替わるWebページや広告を受信することが可能となる。
これによって、インターネットをより一般に普及させることが可能となり、インターネットによる情報格差を最小限に抑えることが可能となる。
【0137】
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態につき、図11を参照して説明する。同図は、本発明の第二実施形態の自動情報配信システムにおける処理手順を示す動作手順図である。
【0138】
本実施形態の自動情報配信システムは、Web番組表のメニューが全て終了するまでに、自動情報配信サーバ20が次のWeb番組表を作成し、これを表示端末10に送信する点で、第一実施形態と異なる。
その他の点については、第一実施形態と同様であり、そのブロック図等も第一実施形態におけるものと同様のものを用いることができる。
【0139】
まず、自動情報配信サーバ20が、配信情報を作成する動作から、表示端末10がWebページを受信するまでの動作(ステップ30〜ステップ38)については、第一実施形態における動作(ステップ10〜ステップ18)と同様である。
次に、表示端末10は、Web番組表が終了に近づいた場合、例えば、あと1時間となった場合に、次のWeb番組表を自動情報配信サーバ20に要求する(ステップ39)。
【0140】
自動情報配信サーバ20は、この要求に応じて、次のWeb番組表を表示端末10に送信する(ステップ40)。
このWeb番組表としては、ステップ34において作成されたものをステップ40において送信するようにすることができる。
【0141】
また、表示端末10からの要求に応じて、所定の時間分のWeb番組表作成し、これを表示端末10に送信するようにすることもできる。
そして、表示端末10は、ステップ37及びステップ38と同様に、Webページを表示する(ステップ41,42)。
【0142】
なお、ステップ39を省略し、Web番組表の終了が近づいた場合に、例えば、あと一時間でWeb番組表が終了する場合に、自動情報配信サーバ20が、Web番組表を作成し、これを表示端末10に送信するようにすることもできる。
ただし、この場合は、自動情報配信サーバ20と表示端末10の接続が切れていることもあり得、無駄なWeb番組表の作成することになる場合もあるため、図11のような手順とする方がより好ましい。
【0143】
自動情報配信システムにおける処理手順をこのような手順とすれば、Web番組表が終了した場合に、利用者は、自動情報配信サーバ20に能動的な行動をとることなく、すなわち、Web番組を表示するためのスイッチを再度押下することなどによることなく、連続してWeb番組を受信することが可能となる。
【0144】
[第三実施形態]
次に、本発明の第三実施形態につき、図12を参照して説明する。同図は、本発明の第三実施形態の自動情報配信システムにおける処理手順を示す動作手順図である。
【0145】
本実施形態の自動情報配信システムは、自動情報配信サーバ20が、情報提供サーバ30から配信情報を受信して記憶し、この記憶したWebページを表示端末10に配信する点で、第一実施形態と異なる。
その他の点については、第一実施形態と同様であり、そのブロック図等も第一実施形態におけるものと同様のものを用いることができる。
【0146】
まず、自動情報配信サーバ20は、第一実施形態におけるステップ10及び11と同様にして、表示端末10に配信するための配信情報を作成するが、このとき、情報提供サーバ30から受信したWebページを、配信情報登録DB20−4等に記憶する(ステップ50,51)。
この配信情報の保存についても、随時又は定期的に適宜行うことにより、配信情報をできるだけ最新の状態に保つとともに、それぞれのDBを充実させるようにすることが好ましい。
【0147】
次に、表示端末10による顧客情報の入力・及び自動情報配信サーバ20への送信から、Web番組表の作成までの動作(ステップ52〜ステップ54)については、第一実施形態における動作(ステップ12〜ステップ14)と同様である。
【0148】
そして、表示端末10から自動情報配信サーバ20に対するアクセスがあると(ステップ55)、自動情報配信サーバ20は、Web番組表にしたがって、Webページ、広告情報及び緊急ニュース情報を表示端末10に送信する(ステップ56)。
なお、本実施形態の場合も、第一実施形態における場合と同様に、表示端末10から自動情報配信サーバ20へのアクセスの後に、Web番組表を作成し、これを表示端末10に送信するようにすることもできる。
【0149】
自動情報配信システムにおける処理手順をこのような手順とすれば、表示端末10に送信するためのWebページ等を、自動情報配信サーバ20に記憶させ、この記憶情報にもとづいてWeb番組表を作成することができるため、表示端末10に対して、Web番組を確実に提供することが可能となる。
また、自動情報配信サーバ20によって、配信情報を制御することができるため、Web番組表にもとづいて課金処理を行うことができ、課金処理を簡易な構成とすることが可能となる。
【0150】
[第四実施形態]
次に、本発明の第四実施形態につき、図13を参照して説明する。同図は、本発明の第四実施形態の自動情報配信システムにおける処理手順を示す動作手順図である。
【0151】
本実施形態の自動情報配信システムは、自動情報配信サーバ20において、表示端末10に配信するためのWebページ等を記憶することに加え、Web番組表が終了する前に再作成して、Web番組の配信を続行する点で、第三実施形態と異なる。その他の点については、第三実施形態と同様である。
【0152】
まず、自動情報配信サーバ20が、配信情報を作成する動作からWebページ等を表示端末10に送信するまでの動作(ステップ70〜ステップ76)については、第三実施形態における動作(ステップ50〜ステップ56)と同様である。
【0153】
次に、自動情報配信サーバ20は、Web番組表が終了に近づくと、Web番組表の再作成を行うとともに(ステップ77)、古いWeb番組表が終了した場合には、再作成したWeb番組表にしたがって、連続してWebページ等の配信を行う(ステップ78)。
なお、上記Web番組表が終了に近づいた場合に、再度ステップ70及びステップ71における配信情報の作成を行って、新たなWeb番組を補充するようにしてもよい。
【0154】
自動情報配信システムにおける処理手順をこのような手順とすれば、ステップ74において、長時間分のWeb番組表を作成することなく、より短い時間分のWeb番組表を作成して、表示端末10への配信を行うことができる。
そして、表示端末10がWeb番組の受信を中止するために表示端末10のスイッチを切ったり、他のテレビチャンネルなどに切り替えることにより、自動情報配信サーバ20と表示端末10との接続が終了した場合に、以降のWeb番組表の再作成及びWebページ等の送信を終了させることができる。
これによって、自動情報配信サーバ20において作成するWeb番組表の量を削減することができ、自動情報配信サーバ20の処理効率や費用効果等を向上させることが可能となる。
【0155】
[第五実施形態]
次に、本発明の第五実施形態につき、図14を参照して説明する。同図は、本発明の第五実施形態の自動情報配信システムにおける課金処理手順を示す動作手順図である。
本実施形態の自動情報配信システムは、上記各実施形態と組合せて使用するものであり、そのブロック図等は、上記各実施形態と同様のものを用いることができる。
【0156】
まず、自動情報配信サーバ20が、配信履歴記憶DB20−10に記録された情報にもとづいて、広告提供者に対する請求金額を算出する(ステップ90)。
この課金処理のために、自動情報配信サーバ20において、広告提供者管理用のDBを作成し、広告提供者の住所等の情報と、配信する広告IDや、番組・広告名等の情報をもたせることが好ましい。
【0157】
そして、請求金額の算出において、この広告提供者管理用のDBの情報にもとづいて、広告提供者ごとに配信履歴記録レコードを、配信履歴記憶DB20−10から抽出し、それぞれに対応する所定の広告金額を合計する。
このとき、表示枠のサイズ及び配信時間にもとづいて各レコードの広告金額を計算することもできる。
また、クリック表示が行われたレコードについては、それに応じた広告金額を加算するようにすることもできる。
【0158】
さらに、このとき広告情報登録DB20−5情報を参照するようにすることもでき、請求金額の算出基準も含め、その処理の詳細内容は、適宜設定することができる。
そして、自動情報配信サーバ20は、請求書を作成して、情報提供サーバ30に送信することができる(ステップ91)。
また、既存の決済システムと連動して決済を行う場合には、自動情報配信サーバ20は、これを実行する(ステップ92)。
【0159】
そして、広告提供者の支払い情報にもとづいて領収書を作成し、その広告提供者の情報提供サーバ30へ送信するようにすることもできる。
なお、ステップ91における請求書の送信及びステップ92における決済処理を手作業により行うことももちろん可能である。
【0160】
従来のインターネット広告においては、テレビ放送におけるCMのような広告効果を得ることが困難であったため、テレビ放送に比較すると、配信者は、広告提供者から十分な広告料を得ることが難しかったが、本発明によれば、テレビと同様の広告効果を得ることができる。
すなわち、従来は、広告情報の送信可能化に対して課金が行われていたが、本発明の場合には、広告情報の配信にもとづいて、課金を行うことが可能となる。
【0161】
したがって、配信者にとっては、広告提供者から十分な広告料を得ることができるという利益がある。
なお、この課金処理の対象情報としては、広告情報に限定する必要はなく、有料のWebページなどに対して課金処理を行うようにすることもできる。
【0162】
[第六実施形態]
次に、本発明の第六実施形態につき、図15を参照して説明する。同図は、本発明の第六実施形態の自動情報配信システムの構成を示すブロック図である。
【0163】
本実施形態の自動情報配信システムは、第一実施形態〜第五実施形態における情報提供サーバ30が、各地域情報発信サーバ30a−1、ニュース情報発信サーバ30a−2、交通情報発信サーバ30a−3、気象情報発信サーバ30a−4、及び広告発信サーバ30a−5であるとしている。
それ以外の点については、上記各実施形態と同様であり、本実施形態の自動情報配信システムの処理手順についても同様のものとすることができる。
【0164】
各地域情報発信サーバ30a−1は、地方自治体や、地方公共団体、各地域の町内会などにおいて管理されるサイトを保有するサーバであり、例えば、その地域における行事日程などの情報や、地域の回覧板等の情報を提供するものである。
【0165】
ニュース情報発信サーバ30a−2は、新聞社や、特定の専門分野に関するニュースを発信する出版社などのサイトを保有するサーバである。
交通情報発信サーバ30a−3は、自動車、電車、航空機等の交通に関する情報を提供するサイトを有するサーバである。
【0166】
気象情報発信サーバ30a−4は、天気や、地震情報等の情報を提供するサイトを有するサーバである。
広告発信サーバ30a−5は、広告情報を提供する者が、その情報を記憶するサーバである。
【0167】
自動情報配信システムをこのような構成とすれば、利用者は、自動情報配信サーバ20が、上述のような様々な情報を提供する情報提供サーバ30から受信したWeb番組を視聴することができる。
このため、利用者の知識の範囲外の情報についても、一つの窓口で一括して受け取ることができ、インターネットによる情報格差をなくすことが可能となる。
【0168】
[第七実施形態]
次に、本発明の第七実施形態につき、図16〜図19を参照して説明する。図16は、本発明の第七実施形態の自動情報配信システムの構成を示すブロック図であり、図17は、同システムにおける配信管理サーバ21を、図18は、Web情報登録サーバ22を、図19は、広告登録サーバ23をそれぞれ示す図である。
【0169】
本実施形態は、自動情報配信サーバ20の機能を複数のサーバに分散させている点で、第六実施形態と異なる。また、自動情報配信サーバ20が、表示端末10に対して、Web番組を配信する場合の構成としている。
それ以外の点については、第六実施形態と同様であり、本実施形態における自動情報配信システムの処理手順は、第三実施形態又は第四実施形態におけるものと同様のものとすることができる。
【0170】
図16において、自動情報配信システムは、配信管理サーバ21、Web情報登録サーバ22及び広告登録サーバ23を有している。
配信管理サーバ21は、図17に示すように、通信制御I/F21−1、ブラウザ処理手段21−2、Web番組表作成手段21−3、請求処理手段21−4、顧客DB21−5、Web番組表記憶DB21−6、及び配信履歴記憶DB21−7を有している。
この配信管理サーバ21は、自動情報配信サーバ20におけるWeb番組(Webページ、広告情報及び緊急ニュース等)の配信機能を受け持つサーバであり、その他、顧客管理機能、Web番組表作成機能、課金機能等を有している。
【0171】
Web情報登録サーバ22は、図18に示すように、通信制御I/F22−1、ブラウザ処理手段22−2、表示部22−3、入力部22−4、配信情報登録DB22−5、及び緊急ニュース情報登録DB22−6を有している。
このWeb情報登録サーバ22は、Webページ及び緊急ニュース情報を記憶する。
配信者は、Webページ及び緊急ニュース情報が、配信に適切であるか否かを確認し、適切である場合にのみ記憶することもできる。
【0172】
広告登録サーバ23は、通信制御I/F23−1、ブラウザ処理手段23−2、表示部23−3、入力部23−4、及び広告情報登録DB23−5を有している。
この広告登録サーバ23は、広告情報を記憶する。この広告情報は、Webページの全部又は一部として、あるいは、その他の文字情報や画像情報、動画情報、音声情報等として記憶することができる。
この広告情報についても、配信者は、配信に適切であるものであるか否かを確認し、適切である場合にのみ記憶するようにすることができる。
【0173】
これらそれぞれにおける構成要素の各機能は、第三実施形態又は第四実施形態における自動情報配信サーバ20の機能を分割したものであり、それぞれ対応する構成要素の機能と同様の機能とすることができる。
自動情報配信システムの構成をこのような構成とすると、自動情報配信サーバ20がWeb番組を表示端末10に送信する場合において、Webページ及び広告情報の記憶機能を、複数のサーバに分散することができる。
このため、自動情報配信サーバ20の処理効率を向上させることができるとともに、リスク分散と、情報管理の適性化を図ることが可能となる。
【0174】
上記の実施形態におけるWeb番組表の作成や送信等は、自動情報配信プログラムにより実行される。
この自動情報配信プログラムは、コンピュータの各構成要素に指令を送り、所定の処理、例えば、Web番組表の作成処理や送信処理等を行わせる。
これによって、これらの処理は、自動情報配信プログラムとコンピュータとが協働した自動情報配信サーバ20等により実現される。
【0175】
なお、自動情報配信プログラムは、コンピュータのROMやハードディスクに記憶させる他、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、たとえば、外部記憶装置及び可搬記録媒体等に格納することができる。
外部記憶装置とは、磁気ディスク等の記録媒体を内蔵し、例えば自動情報配信サーバ20などに外部接続される記憶増設装置をいう。一方、可搬記録媒体とは、記録媒体駆動装置(ドライブ装置)に装着でき、かつ、持ち運び可能な記録媒体であって、たとえば、CD−ROM、フレキシブルディスク、メモリカード、光磁気ディスク等をいう。
【0176】
そして、記録媒体に記録されたプログラムは、コンピュータのRAMにロードされて、CPUにより実行される。この実行により、上述した本実施形態の自動情報配信サーバ20等の機能が実現される。
さらに、コンピュータで自動情報配信プログラムをロードする場合、他のコンピュータで保有された自動情報配信プログラムを、通信回線を利用して自己の有するRAMや外部記憶装置にダウンロードすることもできる。
【0177】
このダウンロードされた自動情報配信プログラムも、CPUにより実行され、本実施形態のWeb番組表の作成処理や送信処理等を実現する。
なお、本発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、例えば、配信内容ごとに、あるいは地域ごとに複数の自動情報配信サーバを設けて、より処理効率を向上させるなど適宜設計変更できるものである。
【0178】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、利用者は、特に能動的な操作を行うことなく、テレビを受信する場合と同様の感覚で、次々と自動的に切り替わるWebページや広告を受信することが可能となる。
これによって、インターネットをより一般に普及させることが可能となり、インターネットによる情報格差を最小限に抑えることが可能となる。
【0179】
また、従来のインターネット広告においては、テレビ放送におけるCMのような広告効果を得ることが困難であったため、テレビ放送に比較すると、配信者は、広告提供者から十分な広告料を得ることが難しかったが、本発明によれば、テレビと同様の広告効果を得ることができる。
【0180】
すなわち、従来は、広告情報の送信可能化に対して課金が行われていたが、本発明の場合には、テレビ放送のように広告情報の配信にもとづいて、課金を行うことができる。
したがって、配信者は、広告提供者から十分な広告料を得ることが可能となる。
【0181】
また、自動情報配信プログラムは、コンピュータの各構成要素へ所定の指令を送ることにより、このWeb番組表の作成機能や送信機能等を実現させることができる。
これによって、これらの機能等は、自動情報配信プログラムとコンピュータとが協働した自動情報配信サーバ等により実現可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態の自動情報配信システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第一実施形態の自動情報配信システムにおける表示端末及び操作端末の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第一実施形態の自動情報配信システムにおける画面レイアウトの例を示す図である。
【図4】本発明の第一実施形態の自動情報配信システムにおける操作端末の例を示す図である。
【図5】本発明の第一実施形態の自動情報配信システムにおける自動情報配信サーバの構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第一実施形態の自動情報配信システムにおける顧客DBのレイアウト例を示す図である。
【図7】本発明の第一実施形態の自動情報配信システムにおける配信情報登録DB、広告情報登録DB及び緊急ニュース情報登録DBのレイアウト例を示す図である。
【図8】本発明の第一実施形態の自動情報配信システムにおけるWeb番組表記憶DBのレイアウト例を示す図である。
【図9】本発明の第一実施形態の自動情報配信システムにおける配信履歴記憶DBのレイアウト例を示す図である。
【図10】本発明の第一実施形態の自動情報配信システムにおける処理手順を示す動作手順図である。
【図11】本発明の第二実施形態の自動情報配信システムにおける処理手順を示す動作手順図である。
【図12】本発明の第三実施形態の自動情報配信システムにおける処理手順を示す動作手順図である。
【図13】本発明の第四実施形態の自動情報配信システムにおける処理手順を示す動作手順図である。
【図14】本発明の第五実施形態の自動情報配信システムにおける課金処理手順を示す動作手順図である。
【図15】本発明の第六実施形態の自動情報配信システムの構成を示すブロック図である。
【図16】本発明の第七実施形態の自動情報配信システムの構成を示すブロック図である。
【図17】本発明の第七実施形態の自動情報配信システムにおける配信管理サーバの構成を示すブロック図である。
【図18】本発明の第七実施形態の自動情報配信システムにおけるWeb情報登録サーバの構成を示すブロック図である。
【図19】本発明の第七実施形態の自動情報配信システムにおける広告登録サーバの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
A,B,C,D 表示画面
E 表示画面全体
10 表示端末
10−1 TV画面入力I/F
10−2 画面制御手段
10−3 ブラウザ処理手段
10−4 操作端末通信I/F
10−5 画面記憶部
10−6 表示部
10−7 Web番組表記憶部
10−8 アクセス履歴記憶部
10−9 通信制御I/F
10a 操作端末
10a−a 選択項目
10a−b スクロールボタン
10a−c 縦スクロールダイヤル
10a−d 横スクロールダイヤル
10a−1 通信制御I/F
10a−2 画面制御手段
10a−3 入力部
10a−4 表示部
20 自動情報配信サーバ
20−1 通信制御I/F
20−2 ブラウザ処理手段
20−3 顧客DB
20−4 配信情報登録DB
20−5 広告情報登録DB
20−6 緊急ニュース情報登録DB
20−7 Web番組表作成手段
20−8 Web番組表記憶DB
20−9 調整DB
20−10 配信履歴記憶DB
20−11 表示部
20−12 入力部
20−13 請求処理手段
21 配信管理サーバ
21−1 通信制御I/F
21−2 ブラウザ処理手段
21−3 Web番組表作成手段
21−4 請求処理手段
21−5 顧客DB
21−6 Web番組表記憶DB
21−7 配信履歴記憶DB
22 Web情報登録サーバ
22−1 通信制御I/F
22−2 ブラウザ処理手段
22−3 表示部
22−4 入力部
22−5 配信情報登録DB
22−6 緊急ニュース情報登録DB
23 広告登録サーバ
23−1 通信制御I/F
23−2 ブラウザ処理手段
23−3 表示部
23−4 入力部
23−5 広告情報登録DB
30(30−1,30−2〜30−n) 情報提供サーバ
30a−1 各地域情報発信サーバ
30a−2 ニュース情報発信サーバ
30a−3 交通情報発信サーバ
30a−4 気象情報登録サーバ
30a−5 広告発信サーバ
40 通信回線
Claims (20)
- 顧客情報にもとづいて、自動情報配信サーバが、複数の情報提供サーバが提供するWebページのアドレス及びこのアドレスへのアクセス時刻情報を保有するWeb番組表を作成し、表示端末が、このWeb番組表にしたがって、前記Webページにアクセスする自動情報配信システムであって、
前記Webページのアドレス及び前記顧客情報を記憶するとともに、このアドレス及び顧客情報にもとづいて、Web番組表を作成し、前記表示端末の要求に応じて、前記Web番組表を前記表示端末に送信する前記自動情報配信サーバと、
前記自動情報配信サーバにアクセスして前記Web番組表を受信するとともに、このWeb番組表にしたがい前記Webページを受信して表示する前記表示端末と、
前記表示端末、前記自動情報配信サーバ及び前記情報提供サーバを接続する通信回線とを有する
ことを特徴とする自動情報配信システム。 - 前記Web番組表における全ての番組が終了する前に、前記表示端末が、Web番組表を再度要求し、
前記自動情報配信サーバが、この要求にもとづきWeb番組表を前記表示端末に送信し、
前記表示端末が、送信されてきた前記Web番組表にしたがい前記Webページを受信して表示する
ことを特徴とする請求項1記載の自動情報配信システム。 - 顧客情報にもとづいて、自動情報配信サーバが、複数の情報提供サーバが提供するWebページの配信時刻情報を保有するWeb番組表を作成するとともに、このWeb番組表にしたがって、前記Webページを表示端末に送信する自動情報配信システムであって、
前記Webページ及び前記顧客情報を記憶するとともに、このWebページのパス及び顧客情報にもとづいて、前記Web番組表を作成し、前記表示端末の要求に応じて、前記Web番組表にしたがい前記Webページを前記表示端末に送信する前記自動情報配信サーバと、
前記自動情報配信サーバにアクセスして、前記Webページを受信する前記表示端末と、
前記表示端末、前記自動情報配信サーバ及び前記情報提供サーバを接続する通信回線とを有する
ことを特徴とする自動情報配信システム。 - 前記Web番組表における全ての番組が終了する前に、前記自動情報配信サーバが、Web番組表を再度作成し、作成したWeb番組表にしたがって、前記Webページを前記表示端末に送信する
ことを特徴とする請求項3記載の自動情報配信システム。 - 前記表示端末が、前記Webページに対するアクションを記録するとともに、この記録を前記自動情報配信サーバに送信し、
前記自動情報配信サーバが、送信されてきた記録にもとづいて、前記顧客情報の種別優先度を更新し、
前記Web番組表の作成にあたり、前記自動情報配信サーバが、前記種別優先度を加味して配信するWebページを決定する
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の自動情報配信システム。 - 前記表示端末が、テレビ放送を受信するものであり、前記Webページの表示を、テレビチャンネルにおける一チャンネルとして設定する
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の自動情報配信システム。 - 前記表示端末が、複数の前記Webページを同時に表示することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の自動情報配信システム。
- 前記表示端末が、操作端末を付属し、利用者からの前記表示端末への命令は、前記操作端末を介して、前記表示端末に入力され、
前記表示端末が、前記Webページを受信するとともに、受信した前記Webページを前記操作端末に送信し、前記Webページを加工して前記操作端末に表示する
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の自動情報配信システム。 - 前記情報提供サーバとして、地域の情報を発信するサーバ、ニュース情報を発信するサーバ、交通情報を発信するサーバ、気象情報を発信するサーバ、及び広告情報を発信するサーバが含まれる
ことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の自動情報配信システム。 - 前記自動情報配信サーバが、
前記情報提供サーバが保有するWebページを記憶するWeb情報登録サーバと、
広告情報を記憶する広告登録サーバと、
前記Web情報登録サーバにおける前記Webページのパス、及び/又は、前記広告登録サーバにおける前記広告情報のパスと、前記パスへのアクセス時刻情報を保有するWeb番組表を作成する配信管理サーバにより構成される
ことを特徴とする請求項3〜9のいずれかに記載の自動情報配信システム。 - 前記自動情報配信サーバが、前記表示端末から、前記情報提供サーバへのアクセス履歴を受信して記憶し、この記憶情報、又は、前記Web番組表にもとづいて、課金処理を行う
ことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の自動情報配信システム。 - 顧客情報にもとづいて、自動情報配信サーバが、複数の情報提供サーバが提供するWebページのアドレス及びこのアドレスへのアクセス時刻情報を保有するWeb番組表を作成し、表示端末が、このWeb番組表にしたがって、前記Webページにアクセスする自動情報配信方法であって、
前記自動情報配信サーバが、前記Webページのアドレス及び前記顧客情報を記憶するとともに、このアドレス及び顧客情報にもとづいて、前記Web番組表をあらかじめ、又は、前記表示端末の要求に応じて作成し、
前記表示端末が、前記自動情報配信サーバにアクセスし、前記Web番組表を受信するとともに、このWeb番組表にしたがい前記Webページを受信して表示する
ことを特徴とする自動情報配信方法。 - 前記Web番組表における全ての番組が終了する前に、前記表示端末が、Web番組表を再度要求し、
前記自動情報配信サーバが、この要求にもとづきあらかじめ作成されたWeb番組表を前記表示端末に送信し、又は、新たにWeb番組表を作成して前記表示端末に送信し、
前記表示端末が、送信されてきた前記Web番組表にしたがい前記Webページを受信して表示する
ことを特徴とする請求項12記載の自動情報配信方法。 - 顧客情報にもとづいて、自動情報配信サーバが、複数の情報提供サーバが提供するWebページの配信時刻情報を保有するWeb番組表を作成するとともに、このWeb番組表にしたがって、前記Webページを表示端末に送信する自動情報配信方法であって、
前記自動情報配信サーバが、
前記Webページ及び前記顧客情報を記憶するとともに、このWebページのパス及び顧客情報にもとづいて、前記Web番組表をあらかじめ、又は、前記表示端末の要求に応じて作成し、
前記表示端末の要求に応じて、前記Web番組表にしたがい前記Webページを前記表示端末に送信する
ことを特徴とする自動情報配信方法。 - 顧客情報にもとづいて、複数の情報提供サーバが提供するWebページのアドレス及びこのアドレスへのアクセス時刻情報を保有するWeb番組表を作成して、表示端末に送信する自動情報配信サーバであって、
前記顧客情報を記憶する顧客DBと、
前記アドレスを記憶する配信情報登録DBと、
前記顧客DB及び前記配信情報登録DBの情報にもとづいて、前記Web番組表を作成するWeb番組表作成手段とを有し、
前記表示端末の要求に応じて、前記Web番組表を前記表示端末に送信する
ことを特徴とする自動情報配信サーバ。 - 前記表示端末からのWeb番組表再送信要求に対し、
前記自動情報配信サーバが、この要求にもとづきあらかじめ作成されたWeb番組表を前記表示端末に送信し、又は、新たにWeb番組表を作成して前記表示端末に送信する
ことを特徴とする請求項15記載の自動情報配信サーバ。 - 顧客情報にもとづいて、自動情報配信サーバに、複数の情報提供サーバが提供するWebページのアドレス及びこのアドレスへのアクセス時刻情報を保有するWeb番組表を作成させ、表示端末へ送信させる自動情報配信プログラムであって、
前記自動情報配信サーバに、
前記Webページのアドレス及び前記顧客情報を記憶させるとともに、このアドレス及び顧客情報にもとづいて、前記Web番組表をあらかじめ、又は、前記表示端末の要求に応じて作成させ、
前記表示端末からの要求に応じて、前記Web番組表を前記表示端末へ送信させる
ことを実行させるための自動情報配信プログラム。 - 顧客情報にもとづいて、自動情報配信サーバに、複数の情報提供サーバが提供するWebページの配信時刻情報を保有するWeb番組表を作成させるとともに、このWeb番組表にしたがって、前記Webページを表示端末に送信させる自動情報配信方法であって、
前記自動情報配信サーバに、
前記Webページ及び前記顧客情報を記憶させるとともに、このWebページのパス及び顧客情報にもとづいて、前記Web番組表をあらかじめ、又は、前記表示端末の要求に応じて作成させ、
前記表示端末の要求に応じて、前記Web番組表にしたがい前記Webページを前記表示端末へ送信させる
ことを実行させるための自動情報配信プログラム。 - 自動情報配信サーバにより作成されたWeb番組表にしたがって、複数の情報提供サーバによって提供されるWebページを表示する表示端末であって、
前記Web番組表を記憶するWeb番組表記憶部と、
前記Web番組表に保有された前記Webページのアドレス及びこのアドレスへのアクセス時刻情報にもとづいて、前記情報提供サーバへのアクセスを実行するブラウザ処理手段と、
前記アクセスにより受信したWebページを表示する表示部とを有する
ことを特徴とする表示端末。 - 自動情報配信サーバにより作成されたWeb番組表にしたがって、複数の情報提供サーバによって提供されるWebページを表示する表示端末から、前記Webページを受信して表示し、前記表示端末を操作する操作端末であって、
前記表示端末から前記Webページを受信して、表示部に表示するとともに、入力部からの入力情報を前記表示端末に送信することにより、前記表示端末を操作する画面制御手段を有する
ことを特徴とする操作端末。
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