JP2002015140A - 相談端末とそれを用いた相談システム、並びにそれに用いる装置 - Google Patents

相談端末とそれを用いた相談システム、並びにそれに用いる装置

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JP2002015140A
JP2002015140A JP2000196794A JP2000196794A JP2002015140A JP 2002015140 A JP2002015140 A JP 2002015140A JP 2000196794 A JP2000196794 A JP 2000196794A JP 2000196794 A JP2000196794 A JP 2000196794A JP 2002015140 A JP2002015140 A JP 2002015140A
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有人 塚田
昌樹 ▲高▼野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 共有画面を用い、画面操作を簡略化して円滑
な相談を可能とする。 【解決手段】 相談者端末のディスプレイ画面に、相談
員側と共用の図9(a)に示す相談画面31が表示さ
れ、これに、相談者のこの相談画面31の所定位置の指
示によりポインタ32が、また、相談員(図示せず)側
のこの相談画面31の所定位置の指示によりポインタ3
3が夫々表示される。そして、ポインタ32には、相談
者の顔部分が動画像として表示される表示部32aが設
けられ、ポインタ33には、相談員の顔部分が動画像と
して表示される表示部33aが設けられている。また、
ポインタ32,33は移動可能であって、相談員の操作
により、ポインタ33を移動させて、図9(b),
(c)に示すように、ポインタ32に当接させることに
より、このポインタ32を移動させることができる。こ
れにより、ポインタ32の位置を相談員側から修正する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークなど
を介して相手側との相談ができるようにした相談端末と
それを用いた相談システム、並びにそれに用いる装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】かかる相談システムの一例が、特開平1
ー296721号公報に開示されている。これは現金自
動取引装置での相談システムに関するものであって、複
数の現金自動取引機と複数の受付機とがネットワークを
介して接続されており、相談する利用者(以下、相談者
という)が現金自動取引機で相談相手側となる所望の受
付機を指定することにより、この現金自動取引機と指定
した受付機とが双方向の通信可能状態となり、現金自動
取引機の利用者(相談者)が受付機の受付者(以下、相
談員という)と相談できるようにしたものである。
【0003】これら現金自動取引機と受付機とには夫
々、映像モニタ(ディスプレイ装置)やカメラといった
映像機器やマイクロホンやスピーカといった音声機器な
どからなるコミュニケーション装置が設けられており、
これらを用いて相談をすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
にネットワークを介して相談を行なう場合、相談者側と
相談相手となる相談員側とのディスプレイ装置に同じ画
面を表示させ、その画面上の特定の個所を指摘して話合
いをする場合が多く、このような場合には、マウスやキ
ーボードなどを操作してポインタで画面上の指摘個所を
指し示すようにする方法が一般に取られている。
【0005】このようなディスプレイ装置の操作によっ
て相談を行なう場合、パソコンなどの端末を使い慣れた
相談者の場合には、各別問題はないが、かかる端末の使
用に不慣れな素人もかかる相談システムを用いて相談し
たい場合もあるが、使いこなしが円滑でないために、相
談が円滑に行なわれないこともある。
【0006】また、ポインタにしても、相談者側と相談
員側とで形状や色など視覚的に異ならせることにより、
両者の区別をすることができるようにしているが、これ
によってポインタの区別は明確であるものの、相談して
いるうちにどのポインタがどちら側のものか判らなくな
ってしまうこともある。このため、音声でもって画面上
の所望個所を指摘するような事態にもなり兼ねず、相談
の進行が阻害されることになる。
【0007】このように、従来のディスプレイ装置を用
いた相談システムでは、画面の操作が煩雑であり、その
操作が相談の進行に影響を与えるという問題があった。
【0008】本発明の目的は、かかる問題を解消し、画
面操作を簡略化して円滑な相談ができるようにした相談
端末とそれを用いた相談システム、並びにそれに用いる
表示装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による相談端末は、他の相談端末とで共有す
る共有画面を表示することができるようにした表示画面
を備えたものであって、該共有画面が表示された該表示
画面に、該共有画面での指示された所望の位置を示す第
1のポインタと該共有画面を表示する他の相談端末で指
示される該共有画面での位置を示す第2のポインタとを
表示する手段と、該第2のポインタによって該第1のポ
インタを移動させる手段とを有する構成とするものであ
る。
【0010】また、本発明による相談システムは、相談
者側の1以上の相談者端末と該相談者の相談に応ずる相
談員側の1以上の相談員端末とが通信回線を介して相互
に接続され、該相談者端末を用いて相談者が相談員と相
談をすることができるようにしたものであって、相談者
の相談員との相談時、該相談員が使用する該相談者端末
の表示画面と該相談者の相談を受ける相談員が使用する
該相談員端末の表示画面とに同じ相談用の画面を共有画
面として同時に表示し、該相談者端末の表示画面に表示
される該共有画面上で該相談者が指示した位置を示す第
1のポインタを、該相談者端末の表示画面に表示される
該共有画面上と該相談員端末の表示画面に表示される該
共有画面上とに同時に表示し、該相談員端末の表示画面
に表示される該共有画面上で該相談員が指示した位置を
示す第2のポインタを、該相談員端末の表示画面に表示
される該共有画面上と該相談者端末の表示画面に表示さ
れる該共有画面上とに同時に表示し、該相談員端末の表
示画面に表示される該共有画面上での該第2のポインタ
の移動操作により、該第2のポインタの移動に伴って該
第1のポインタを移動させることができる構成とするも
のである。
【0011】このように、相談時に表示される共有画面
上に第1,第2のポインタを表示し、相談員側の該第2
のポインタでもって相談者側の第1のポインタを移動さ
せることができるようにすることにより、相談員側から
相談者に、共有画面でのこの相談者が指示すべき位置を
この相談者側の第1のポインタで正しくかつ判り易く知
らせるようにすることができ、相談員がその第2のポイ
ンタで、あるいは音声などで相談者に共有画面での指示
したい位置を知らせる場合の不充分な意志の疎通などを
防止できる。
【0012】また、本発明による相談システムは、相談
者端末が相談者の顔部分を撮像するビデオカメラを、ま
た、相談員端末が相談員の顔部分を撮像するビデオカメ
ラを夫々備え、相談者端末と相談員端末とでの表示画面
に表示される第1のポインタに相談者端末のビデオカメ
ラで撮像された相談者の顔部分の動画像の表示部を設
け、かつ相談者端末と相談員端末とでの表示画面に表示
される第2のポインタに相談員端末のビデオカメラで撮
像された相談員の顔部分の動画像の表示部を設けた構成
とするものである。
【0013】これにより、相談者は、第1のポインタが
自己のポインタであって、第2のポインタが相談員側の
ポインタであることが容易に判別でき、ポインタを間違
えることは全くない。
【0014】また、本発明による表示装置は、表示画面
上に第1のタッチパネルを、さらに、該第1のタッチパ
ネル上に第2のタッチパネルを夫々設け、該第2のタッ
チパネルにタッチすることにより、該第2のタッチパネ
ルのタッチ位置に対応する該表示画面の位置にポインタ
を表示する手段と、該第2のタッチパネルを介して該第
1のタッチパネルにタッチすることにより、そのときの
該表示画面での該ポインタの表示位置を決定位置とする
手段とを有する構成としたものである。
【0015】また、本発明による表示装置は、表示画面
上にタッチパネルを設けるとともに、該タッチパネルに
操作者がその指先でタッチした場合とスタイラスの先端
部でタッチした場合とを判別する判別手段と、この判別
結果に基づいて該タッチパネルへのタッチが操作者の指
先によるものであるときには、該タッチパネルへの該指
先のタッチ位置に対応する該表示画面の位置を決定位置
とし、該タッチパネルへのタッチがスタイラスの先端部
によるものであるときには、該タッチパネルへの該スタ
イラスの先端部のタッチ位置に対応する該表示画面の位
置に画像の書込みをする手段とを設けた構成とするもの
である。
【0016】かかる構成により、第1のタッチパネルを
タッチするか、第2のタッチパネルのみをタッチするか
により、モードの切替え操作をすることなく、ポインタ
の移動操作とポインタの指示位置の決定を行なうことが
できるし、また、タッチパネルに指先でタッチするか、
スタイラスでタッチするかにより、モードの切替え操作
をすることなく、表示画面での指示位置の決定と表示画
面での画像の書込みとを選択的に行なうことができる。
【0017】また、サーバシステムは、複数の相談端末
(相談者端末や相談員端末)と通信回線を介して接続す
ることが可能である。そして根これら複数の相談端末が
通信回線を介して接続することにより、これら複数の相
談端末によって共有することができる仮想の共有画面を
構築する。そして、このサーバシステムは、相談端末の
指示操作により、この共有画面上の所望の位置に夫々の
相談端末固有のポインタを存在させ、かかるポインタを
有する共有画面を相談端末に配信することにより、この
共有画面を共有する相談端末の表示画面にこの共有画面
を表示させ、この1つの共有画面をベースに複数の相談
端末の利用者が相談を行なうことができる。ここで、こ
のサーバシステムは、相談端末の指示操作により、その
相談端末に固有のポインタを移動させたり、他の相談端
末のポインタを移動させたりすることができる。これに
より、利用者は、共有画面上で自分が自由に移動させる
ことができ、また、相談相手によって移動させられるポ
インタを表示させて相談をよりスムーズに進めることが
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。なお、以下では、タッチパネルを備え
た専用の相談端末を用いた銀行や証券会社を例に説明す
るが、マウスなどを用いるパーソナルコンピュータを相
談端末として用いてもよい。
【0019】図1は本発明による相談システムの一実施
形態を示す概略構成図であって、1は相談者端末、2は
相談員端末、3は通信回線、4は相談業務/管理サーバ
である。
【0020】同図において、インターネットや専用通信
回線,電話回線といった通信回線3には、1以上の相談
者側の相談端末(相談者端末)1と相談者の相談に応ず
る1以上の相談員側の相談端末(相談員端末)2とが接
続され、相談者が相談者端末1の1つを操作し、通信回
線3を介して相談員端末2の1つと接続することによ
り、これら相談者端末1と相談員端末2を用いて相手側
と相談することができる。なお、一例としては、相談員
端末2が銀行や証券会社などの所定の場所に設置され、
相談者端末1はそれらの指定などに設置される。また、
相談者端末1としては、個人が所有する専用のパソコン
であってもよい。
【0021】また、通信回線3には、相談システムのサ
ーバシステムとしての相談業務/管理サーバ4が接続さ
れている。この相談業務/管理サーバ4はアプリケーシ
ョンプログラムを動作させて相談業務を行なわせるとと
もに、必要な情報の保管管理などの業務を行なうもので
あり、例えば、相談員端末2が設置されている銀行や証
券会社などに設置されている。
【0022】図2は図1における相談者端末1の一具体
例を示す外観斜視図であって、5は端末本体、6はタッ
チパネル付きのディスプレイ画面、7はビデオカメラ、
8はスピーカ、9はカード挿入/排出口、10は用紙挿
入/排出口、11は送受話器である。この場合の相談者
端末1は銀行や証券会社などに設置される、例えば、A
TM端末とするものである。
【0023】同図において、端末本体5の前面上側は操
作部をなしており、そこには、タッチパネル付きのディ
スプレイ画面6や相談者の主に顔部分を撮影するビデオ
カメラ7,案内のためのスピーカ,後述するカードを出
し入れするためのカード挿入/排出口,後述する用紙の
出し入れをするための用紙挿入/排出口10,相談のと
きに使用する送受話器11などが設けられている。ま
た、かかる操作部の下部には、テーブル12が設けられ
ており、相談中にメモなどの筆記を行なうことができる
ようにしている。
【0024】相談者が図示しない電源ボタンを操作する
と、電源がオンしてディスプレイ画面6に後述のメニュ
ー画面が表示され、このメニュー画面の所定の位置をタ
ッチ操作して相談モードを指定すると、通信回線3を介
して相談員端末2(図1)と接続され、相手側との相談
が可能となる。この場合には、送受話器11を用いて相
談員側と通話し、ディスプレイ画面6に表示される相談
員端末2との共有画面を見ながら相談ができ、このディ
スプレイ画面6での所定の個所を指摘するポインタを操
作する場合や文字,線,イラストなどを記入する場合に
は、ディスプレイ画面6に指先やスタイラスなどでタッ
チすることにより、これを行なうことができる。ディス
プレイ画面6には、また、相談員側による指摘個所や文
字なども同時に表示される。端末本体5内には、このよ
うな画像表示や各種の処理を行なうための処理手段や他
の相談端末との通信を行なうための通信手段,これらを
制御する制御手段などが内蔵されている。
【0025】なお、図示しないが、この相談者端末2に
は、マウスも設けられている。
【0026】図3は図2に示した相談者端末2に用いる
表示装置でのタッチパネル付きディスプレイ画面6の一
具体例の概略構成を示す斜視図であって、13,14は
タッチパネル、15は赤外線である。
【0027】同図において、ディスプレイ画面6上に
は、タッチパネル14が設けられ、さらにその上に、別
のタッチパネル13が設けられている。タッチパネル1
3は枠13aを有しており、この枠13aの内側の中空
部13bの大きさがディスプレイ画面6の大きさと等し
く設定されている。そして、この枠13aの中空部13
bでは、その枠13aの横方向の一方の稜13cの内面
から垂直に細いビーム状の赤外線15が放射され、これ
らを横方向の他方の稜13c’の内面に設けられたセン
サ(図示せず)で検出するように構成されており、同様
にして、枠13aの縦方向の一方の稜13dの内面から
垂直に細いビーム状の赤外線15が放射され、これらを
縦方向の他方の稜13d’の内面に設けられたセンサ
(図示せず)で検出するように構成されている。即ち、
枠13aの中空部13bでは、縦横方向に交差して多数
の赤外線15のビームが放射された赤外線の膜が形成さ
れている。この赤外線の膜は、ディスプレイ画面6の上
部の、例えば、数10mmの部分に張られている。
【0028】そこで、この枠13の中空部13b内に指
を挿入すると、その挿入位置での縦横の赤外線15のビ
ームが遮られ、このことを上記センサの出力によって検
出することにより、指が挿入された位置を検出すること
ができる。
【0029】また、タッチパネル14は、これを指先で
タッチすると、そのタッチした位置を検出するものであ
る。
【0030】ディスプレイ画面6には、このようなタッ
チパネル13,14が設けられているので、指がタッチ
パネル13の中空部13bに挿入されいるが、タッチパ
ネル14にタッチしていない状態(これを、以下、タッ
チパネル13にタッチした状態とする)と指がタッチパ
ネル13の中空部13bを介してタッチパネル14に接
触している状態(これを、以下、タッチパネル14にタ
ッチした状態とする)との2つの状態を取ることがで
き、ここでは、これらをディスプレイ画面6での別々の
操作とするものである。即ち、上記のタッチパネル13
にタッチした状態とすることをタッチパネル13のタッ
チ操作とし、上記のタッチパネル14にタッチした状態
とすることをタッチパネル14のタッチ操作とする。
【0031】図4はかかる操作を示す図であって、図4
(a)はタッチパネル13,14の操作が行なわれる前
の状態を示すものである。この場合には、図4(イ)に
示すように、ディスプレイ画面6には、操作の結果は現
れていない。図4(b)はタッチパネル13のタッチ操
作がなされた状態を示すものであって、この場合には、
図4(ロ)に示すように、ディスプレイ画面6上のその
タッチ位置にポインタ17が表示される。従って、タッ
チパネル13のタッチ操作状態を維持しながら指先16
を移動させることにより、このポインタ17をこの指先
16の移動軌跡に沿ってディスプレイ画面6上を移動さ
せることができる。また、図4(c)はタッチパネル1
4のタッチ操作がなされた状態(指先16がタッチパネ
ル14に接触)を示すものであって、図4(ハ)に示す
ように、ディスプレイ画面6上で表示されるポインタ1
7の表示位置で選択(クリック)がなされた機能が働く
ことになる。勿論、図4(b)または(c)に示す状態
から図4(a)に示す状態に移ると、ポインタ17は表
示されなくなる。
【0032】そこで、ディスプレイ画面6上にあるタッ
チボタン(項目)18があり、これを指定する場合に
は、ディスプレイ画面6上にあるタッチボタン18にタ
ッチ操作することにより、まず、図4(b)に示す状態
となってタッチボタン18の表示位置にポインタ17が
表示され(図4(ロ))、次に、図4(c)に示す状態
に移って、図4(ハ)に示すように、このタッチボタン
18がクリックされる。また、このタッチボタン18を
指し示すだけの場合には、このタッチボタン18の表示
位置で、図4(b)に示すように、タッチパネル13の
タッチ操作状態とすればよい。
【0033】このようにして、ディスプレイ画面6での
指先によるタッチ操作によって情報を入力するインター
フェースでありながら、従来のマウスなどを用いたイン
ターフェースではできなかったポインタを表示させて移
動させたり、ポインタで所望のタッチボタンをクリック
したりする2つのモードを切り替えることができるか
ら、相談者の指先によるタッチ操作でもって、ロールオ
ーバ機能(ポインタがある目的画像の上に位置している
とき、この目的画像の補足説明情報を表示するなどの機
能)やポインタを用いてある目的画像を指し示すことが
できる機能が実現可能となり、また、相談者の指先のデ
ィスプレイ画面6での接触位置がこの画面上に直接反映
されるから、相談者は自身が行なう操作位置を簡単にか
つ間違いなく決めることができて、端末の熟練者でなく
とも操作がし易くなる。
【0034】また、このタッチパネル付きのディスプレ
イ画面6の変形例としては、タッチパネル14のみを備
え、このタッチパネル14がこれに接触する指先の押圧
力を検出できるものとする構成にすることができる。か
かるタッチパネルの一例としては、GAW(Guided Acous
tic Wave)方式のものが知られている。これは、ガラ
ス板中の端部で音波を発生させ、このガラス板内での音
波の伝播とガラス板の辺部での音波の反射とを行なわせ
るものであって、このガラス板に指先を接触させると、
その部分で音波が減衰することを利用し、その接触位置
での音波が減衰する領域の面積の違いとを検出し、この
面積から指先の押圧力を判定するものである。これによ
ると、予め決められた閾値よりも小さい押圧力でタッチ
された場合には、図4(b)に相当するタッチ操作がな
されたとして、図4(ロ)に示すように、ディスプレイ
画面6上にポインタ17を表示させるようにし、予め決
められた閾値よりも以上の押圧力でタッチされた場合に
は、図4(c)に相当するタッチ操作がなされたとし
て、図4(ハ)に示すように、ポインタ17でクリック
されたものとする。
【0035】また、タッチパネル14は、タッチ位置と
ともに、さらに、タッチ面積(接触面積)を検出できる
ようにしている。検出されたタッチ面積は予め設定され
た閾値と比較され、この閾値よりも狭いタッチ面積のタ
ッチ状態とこの閾値以上のタッチ面積のタッチ状態とに
区別される。そして、タッチ面積がこの閾値よりも小さ
い場合には、このタッチ位置に対向するディスプレイ画
面6の位置に書込みが行なわれ、また、タッチ面積がこ
の閾値以上の場合には、このタッチ位置に対向するディ
スプレイ画面6の位置で上記のクリックがなされた機能
を持たせる。
【0036】ここで、この閾値をスタイラスの先端でこ
のタッチパネル14をタッチした場合のタッチ面積より
もわずかに大きく設定しておくことにより、タッチパネ
ル14にスタイラスの先端でタッチした場合と指先でタ
ッチした場合とを判別することができる。
【0037】図5はタッチパネル14のかかる機能を説
明するためのものであって、図5(a)に示す上記のタ
ッチパネル付きディスプレイ画面6のタッチパネル14
を、図5(b)に示すように、スタイラス20の先端で
タッチし、このスタイラス20を移動させると、スタイ
ラス20の先端の移動軌跡に沿ってディスプレイ画面6
上に線21を描かせることができ、この先端がディスプ
レイ画面6に表示されたタッチボタン18に触れても、
このタッチボタン18がクリックされることはない。こ
れに対し、指先16でこのタッチパネル付きディスプレ
イ画面6のタッチパネル14に触れても、この触れた部
分に画像が表示されることがなく、図5(c)に示すよ
うに、指先がディスプレイ画面6に表示されるタッチボ
タン18に触れると、そのタッチボタン18がクリック
されることになる。
【0038】このように、この具体例では、タッチパネ
ル付きディスプレイ画面6にスタイラス20でタッチし
た場合には、書込み表示が行なわれ、指先でタッチした
場合には、クリックが行なわれるものであって、これら
2つのモードがスタイラス20を用いるか、指先でタッ
チするかで自動的に切り替えられ、このモード切換えと
同時に切り替えられたモードを実行するものであり、従
来のタッチパネル付きディスプレイ画面を用いた端末で
必要としたモード切換えのための操作が不要となる。従
って、相談者としては、モードの切替えを意識せずに、
夫々のモードを実行することができ、操作が大幅に簡略
化される。
【0039】なお、この具体例では、タッチパネル14
でのタッチ面積によってモードの判定を行なうようにし
たものであるが、接触物(上記の場合、スタイラス20
と指先16)のバネ定数(硬さの程度。例えば、スタイ
ラス20の先端は硬く、指先16は軟らかい)や、接触
物がタッチパネル14にタッチしたときのこのタッチパ
ネル14のタッチ部分での振動の減衰の度合いなどによ
って接触物を区別し、モードを判定するようにしてもよ
い。
【0040】また、タッチパネル14をスタイラス20
でタッチ操作したときには、このスタイラス20はタッ
チパネル13もタッチしたことになるが、タッチパネル
14でのタッチ操作が、上記のような判定により、スタ
イラス20によるものであるときには、タッチパネル1
3がタッチされても、ポインタ17が表示されないよう
にしている。
【0041】次に、この実施形態の各機能について説明
する。
【0042】図2に示した相談者端末において、電源を
投入すると、あるいはまた、電源が投入されていても、
使用されていない状態では、ディスプレイ画面6に図6
に示すようなメニュー画面22が表示される。このメニ
ュー画面22では、所望の情報を得ることができるよう
にしたタッチボタン23a〜23gや、所望の情報を印
刷するためのタッチボタン(「印刷する」ボタン)」2
3h、相談員側との相談を要求するためのタッチボタン
(「相談する」ボタン)23i、使用後に元のメニュー
画面22に戻すためのタッチボタン(「最初に戻る」ボ
タン)23jなどが表示されており、これらタッチボタ
ンのいずれかを選択することにより、この選択したタッ
チボタンに対応する機能を使用することができる。
【0043】かかる機能としては、図7に示すように、
情報の閲覧,相談,印刷,相談の中断,講演生中継の視
聴などであり、図6に示すメニュー画面22において
は、タッチボタン23a,23bによって、例えば、投
資信託やデビットカードに関する情報を閲覧できるよう
にしている。このような閲覧情報は相談業務/管理サー
バ4(図1)などに格納されており、メニュー画面22
のタッチボタン23a,23bをタッチ操作すると、こ
のサーバから対応する閲覧情報が読み出され、通信回線
3を介して相談者端末1に送られ、そのディスプレイ画
面6に表示される。また、メニュー画面22の「相談す
る」ボタン23iを選択することにより、相談員端末2
との間で双方向通信が可能となって、そこでの相談員と
の相談が可能となるし、「印刷する」ボタン23hを選
択することにより、閲覧情報や相談時に用いた情報など
の印刷が可能となる。このように閲覧や相談時に使用さ
れた情報は、相談業務/管理サーバ4に格納されてい
る。さらに、メニュー画面22のタッチボタン23cを
選択することにより、現在行なわれている講演の中継を
視聴することができる。講演が行なわない場合もしくは
行なわれていない場合には、このような講演を視聴する
タッチボタンは表示されない。相談の中断は相談員側か
ら申し込まれるものである。
【0044】なお、図6に示すようなメニュー画面で
は、各種の案内も行なわれるようにしており、タッチボ
タン23d〜23gによって所望とする案内を受けるこ
とができる。このような案内のための情報も、相談業務
/管理サーバ4などに格納されている。
【0045】また、図6に示すメニュー画面22での所
望のタッチボタンの選択は、図3〜図5で説明したよう
に、所望のタッチボタンの部分を指先でクリックするこ
とによって行なうことができる。
【0046】図8は図6に示したメニュー画面22で情
報の閲覧を選択した場合の画面(即ち、情報検索画面)
25を示すものであって、いま、図8(a)に示すメニ
ュー画面22において、例えば、投資信託に関する情報
を閲覧するために、タッチボタン(「そろそろ始めよう
!投資信託」ボタン)23aをクリックすると、擬人化
して表示されるエージェント24が案内役としてガイダ
ンス27aを説明する。このガイダンス27aはエージ
ェント24からの吹き出し26a内で表示される。この
場合、吹き出し26a内で、例えば、「投資信託につい
て分かりやすく説明します」というガイダンス27aが
表示されて、スピーカ8(図2)から投資信託について
の説明の標題28がLesson1,Lesson2,Lesson3とし
てなされる。なお、これらのレッスンの視聴は、その部
分を指先でクリックすることにより、選択できるように
してもよい。この場合には、「次へ」ボタン29をクリ
ックすることにより、次の段階に進むようにする。
【0047】第1段階の投資信託の説明が済むと、次の
段階に移り、図8(c)に示すように、エージェント2
4が次のガイダンス27bの説明をする。ここでは、同
様に吹き出し26bでこのガイダンス27bが、例え
ば、「当銀行で扱っている投資信託の一覧を見ることが
できます」と表示され、その一覧が表示される。
【0048】この場合、図8(c)に示す情報検索画面
25では、前のガイダンス27aが、吹き出し26a
(図8(b))が除かれた状態で、それによる説明の標
題28とともに、表示されたままとなっている。これに
より、以前にどのようなガイダンスがなされたのかを知
ることができ、以前になされたガイダンスによる所望の
情報閲覧の内容を知りたいときに、それを簡単に選び出
すことができる。この選び出しは、図8(c)に示す情
報検索画面25の場合、表示されるガイダンス27aの
表示部分をクリックすることによって可能である。ある
いはまた、「前へ」ボタン30をクリックすることによ
り、1つ前の情報検索画面(この場合、図8(b)に示
す情報検索画面25)に戻すことができる。勿論、図8
(b)の最初の情報検索画面25で「前へ」ボタン27
をクリックすると、図8(a)に示すメニュー画面22
に戻る。
【0049】このようにして、情報検索画面25が変わ
っても、前に表示されたガイダンス26がそのまま残っ
ているので、以前に知らされた情報を検索することが容
易となる。
【0050】図6に示すメニュー画面22に表示される
「相談する」ボタン23iをクリックすると、図9
(a)に示す相談画面31に変わる。この場合、相談員
端末2(図1)のいずれか1つにも、この相談画面31
と同じ画面が表示される。即ち、相談画面31は、相談
者の相談に応ずる相談員端末2との共有画面である。以
下では、相談者側端末1での相談画面31について説明
するが、相談する相談員端末2に表示される相談画面に
ついても同様である。
【0051】この相談画面31では、このメニュー画面
22と同じ画像内容が表示され、これに夫々矢印状の相
談者側のポインタ32と相談員側のポインタ33とが表
示される。このポインタ32により、所望のタッチボタ
ン23a〜23gを選択して相談の資料とすることがで
きる。
【0052】ここで、タッチパネル付きディスプレイ画
面6(図2)として、図3で説明した構成のものを用い
ているものとして、このポインタ32は、図3及び図4
で説明したように、相談者の指先がタッチパネル13を
タッチ操作しているときに表示され、タッチパネル13
をタッチ操作したとき、その位置でのタッチボタンが選
択される。また、この相談員側のポインタ33も、相談
員端末2で相談員がこれと同様の操作をしているとき、
表示される。
【0053】また、相談者側のポインタ32には、例え
ば、環状をなす枠で囲んだ表示部32aがくっついた状
態で表示され、この表示部32a内に図2に示す相談者
側端末1のビデオカメラ7で撮影した相談者の顔の部分
の動画像が表示されている。同様にして、相談員側ポイ
ンタ33にも、環状の枠で囲んだ表示部33aがくっつ
いて表示され、この表示部33a内に相談員端末2に設
けられているビデオカメラで撮影した相談員の顔の部分
の動画像が表示されている。
【0054】図3及び図4で説明したように、ポインタ
32,33は相談者,相談員がタッチパネルの操作をし
なくなると、表示されなくなるが、これらポインタ3
2,33が消えても、動画像を表示する表示部32a,
33aはポインタ32,33が消えたときの位置で表示
されたままとなる。かかる状態で、例えば、相談者が相
談画面31の所定の位置でタッチパネル13(図3,図
4)のタッチ操作すると、その位置にポインタ32が表
示されるようになるが、これとともに、相談者の顔部分
の動画像を表示する表示部32aがこのポインタ32の
表示位置まで瞬間的に移動し、このポインタ32と結合
する。これにより、この表示されたポインタ32が相談
者側のものであることが明確となる。また、このように
ポインタ32とこれに対応する表示部32aとが結合さ
れた状態で相談者がタッチパネル13にタッチする指先
を移動させると、図3,図4で説明したように、ポイン
タ32が相談画面31上を移動するが、これとともに、
表示部32aがこのポインタ32に結合した状態で移動
する。
【0055】このように、ポインタ32,33を移動さ
せることができることから、相談員側から相談員のポイ
ンタ32によるポイント点(指示点)を修正するように
することができる。
【0056】即ち、図9(a)において、いま、相談者
が口座の開設について相談を受けたいものとして、タッ
チボタン23gを指示すべきところ、指先によるこの指
示点がタッチボタン23gからずれているものとする
と、このとき表示されるポインタ32のポイント点はこ
のタッチボタン23gの位置からずれていることにな
る。そこで、相談員側では、ポインタ33を表示させ、
これを表示部33aとともにポインタ32の方に移動さ
せ、図9(b)に示すように、ポインタ32の表示部3
2aに衝突させる。これにより、ポインタ32とその表
示部32aとは、この衝突の反動によって移動し、図9
(c)に示すように、ポインタ32が正しくタッチボタ
ン23gをポイントする位置に設定されることになる。
この状態で図4(c)に示すように、指先でタッチパネ
ル14をタッチ操作することにより、タッチボタン23
gが選択されることになる。
【0057】この場合のポインタ32の移動量は、表示
部32aのポインタ33の衝突時の速度に応じて決まる
ようにしている。このために、ポインタ32と表示部3
2aとの結合物の質量やポインタ33と表示部33aと
の結合物の質量,これらの衝突による反発係数などが仮
想されており、これらを用いた演算により、衝突された
ポインタ32の移動量が決定される。勿論、表示部32
aのポインタ33の衝突時の速度とポインタ32の移動
量とを一対一に対応させておくこともできる。
【0058】以上のようにして、相談員側のポインタ3
3を衝突させることにより、相談者側のポインタ32の
位置修正を行なうことができるが、相談員側のポインタ
33で相談者側のポインタ32を引きつれていくように
することにより、相談者側のポインタ32の位置修正を
行なうことができる。
【0059】即ち、図9(b)に示すように、相談員側
のポインタ33を相談者側のポインタ32の表示部32
aに突き当てた状態で、相談員端末2において、マウス
(図示せず)の右ボタンを押すと、図10(a)に示す
ように、相談員側のポインタ33が手の形のポインタ3
3bに変化し、このポインタ33bが相談者側のポイン
タ32の表示部32aに触れていると、図10(b)に
示すように、手の形のポインタ33bがこの表示部32
aを掴む状態となる。この状態はマウスの右ボタンを押
している間保持される。
【0060】そして、このマウスの右ボタンを押したま
まマウスを移動させると、これに応じて手の形のポイン
タ33bが表示部32aを掴んだまま移動し、従って、
図10(c)に示すように、これとともに相談者側のポ
インタ32も移動していく。従って、相談者が相談画面
31のどのタッチボタンを選択していいか判らないと
き、相談員側からその正しいタッチボタンの位置にポイ
ンタ32を導くことができる。
【0061】このようにして、相談者がポインタ32に
よって相談画面31の間違った位置を指示しても、相談
員側からこれを修正することができる。この場合、夫々
のポインタには、それに該当する人物の顔の映像も付随
して表示されるので、相談者が相談画面31の間違った
位置を指示しても、その相談者の指示する位置が間違っ
ていることを即座にかつ確実に相談員が知ることがで
き、正しい指示位置に修正することができる。
【0062】また、各ポインタに夫々の人物の顔の画像
が動画像として表示されるので、相談する者通しが相手
の顔色を見ながら相談することもでき、声だけの相談の
場合や、顔を表示するといっても、それが静止画である
場合よりも、相談の実感が湧き、より円滑な相談が可能
となる。
【0063】さらに、上記は相談員側のポインタ33が
相談者側のポインタ32を移動させるものであったが、
同様にして、ポインタ32をポインタ33の表示部33
aに衝突させることにより、ポインタ33を移動させる
ようにすることもできる。これは、ポインタ33がタッ
チボタンに重なった位置にあり、そのタッチボタンの表
示内容が読み取りにくい場合、それをどかすことができ
るようにするので有効である。
【0064】ところで、この実施形態のこの相談の場合
には、相談者側が相談のテーマを決め、この相談テーマ
にあった資料,情報を、相談画面31のタッチボタンに
表示される内容から判断して該当するタッチボタンをポ
インタ32で選択することにより、得るようにしてい
る。例えば、投資信託の特定の商品について説明を受け
る場合、図10(a)に示すように、相談者はポインタ
32でタッチボタン23aを選択するものであるが、こ
れにより、図8(c)に示す情報検索画面25と同様の
内容に画面が表示され、その投資信託の商品の一覧から
相談したい商品を指定することができる。このようにし
て、相談員側から相談に必要な資料,情報が提供される
のではなく、相談者側から必要な資料,情報を示して相
談に載って貰うようにすることができるのである。この
ように相談者側が選んで相談に使用した資料や情報は、
その他の必要な情報とともに、図1における相談業務/
管理サーバ4で記録されて保持される。
【0065】なお、図9及び図10に示した相談画面3
1では、矢印型のポインタ32,33に夫々人物の顔を
動画で表示した表示部32a,33aを結合したものを
表示するようにしたが、図11に示すように、かかる結
合体を擬人化した画像としてもよい。同図において、画
像34は相談者側のものであり、画像35が相談員側の
ものであり、夫々の手の部分34a,35aがポインタ
に相当するものである。但し、この場合には、これら画
像34,35は手の部分34a,35aも含めて常時表
示されており、図4(b)に示すタッチパネル13の操
作状態でかかる画像34,35を移動させることがで
き、図4(c)に示すタッチパネル14の操作状態でク
リックができるようにするものである。
【0066】ここで、図9〜図11において、顔をビデ
オカメラ7(図2)に近づけると、表示部32a,33
aや画像34,35の顔の表示部分が拡大して顔の映像
が拡大して表示され、顔をビデオカメラ7から遠ざける
と、逆に縮小するようにしてもよい。この場合の顔をビ
デオカメラ7に近づけたか、ビデオカメラ7から遠ざけ
たかは適宜の距離センサを用いて検出することができ
る。あるいは、発声量に応じて同様のことをするように
してもよい。
【0067】また、このように顔の表示領域が大きくな
ると、邪魔になる場合もある。このような場合には、顔
の映像を半透明で表示するようにしてもよい。
【0068】以上説明したように相談画面31を用いた
相談は、資料の不足や時間の制限などにより、中断させ
ることができる。この中断は、通常相談員側の了解のも
とに、相談者側の操作によって実行される。以下、図1
2及び図13により、この相談の中断,再開のための操
作とこれによる各部の動作について説明する。
【0069】相談員側で中断の操作が行なわれる(図1
3(a)のステップ100)。この操作は次のように行
なわれる。即ち、相談画面、例えば、図9(a)に示す
相談画面31において、「最初に戻る」ボタン23jを
タッチ操作すると、図示しないが、相談の「終了」と
「中断」とを選択できる選択画面が表示され、「終了」
を選択すると、ディスプレイ画面6(図2)に図6に示
したメニュー画面22が表示された状態に戻るが、「中
断」を選択すると、図12(a)に示すように、ディス
プレイ画面6(図2)に中断画面36が表示される。
【0070】また、「中断」の選択とともに、これまで
の相談で使用された資料や相談者に関する情報などの必
要な情報が相談履歴情報として相談者端末1から相談業
務/管理サーバ4(図1)に送られ(図13(a)のス
テップ101)、この相談業務/管理サーバ4の所定の
個所に格納される(図13(a)のステップ102)。
また、このときの相談員に関する情報なども、相談員端
末2から相談者端末1と相談業務/管理サーバ4とに送
られ、相談業務/管理サーバ4の上記と同じ個所に格納
される。なお、上記のように、かかる相談履歴情報は、
相談中に順次相談業務/管理サーバ4に送り、格納する
ようにしてもよい。そして、相談業務/管理サーバ4
は、この格納個所を示す格納位置情報を相談者側端末1
に送り(図13(a)のステップ103)、相談者側端
末1では、この格納位置情報が相談カードに書き込まれ
る(図13(a)のステップ104)。
【0071】このような動作が終わると、図12(a)
に示す中断画面36では、そのときの相談員を示す相談
カードの表面の画像37aと裏面の画像37bとが表示
され、その表面の画像37aに、相談員端末2からの上
記の情報に基づいて、例えば、相談員の氏名や銀行名な
どが記載され、裏の画像37bには、例えば、磁気スト
ライプ37cが夫々設けられているように表示される。
そして、例えば、スピーカ8(図2)から「私は○○花
子と申します。名刺を差し上げます。この名刺の裏には
磁気データとして今回のご相談の内容が記録されており
ます。次回いらっしゃるときにこの名刺を挿入して頂け
れば、いつ、どこの端末をご利用になっても、今回のご
相談の続きをお話することができます。本日はご利用あ
りがとうございました。」などといったアナウンスが流
される。そのアナウンス後、相談側端末1のカード挿入
/排出口9(図2)から同様の相談カードが排出され
(図13(a)のステップ105)、その相談カードを
相談者が受け取ることができる(図13(a)のステッ
プ106)。この相談カードの磁気ストライプ(図12
(a)で表示される磁気ストライプ37cに対応するも
の)に相談業務/管理サーバ4(図1)での上記の必要
な相談履歴情報が格納されている個所を表わす格納位置
情報が記録されている。
【0072】その後、相談者側端末1を使用して相談を
するために、図6に示したメニュー画面22で「相談す
る」ボタン23iを上記のように選択すると、図12
(b)に示す相談の初期画面38がディスプレイ画面6
に表示される。そこで、前回の相談の続きをしたい場合
には、この相談の初期画面38に表示される「相談カー
ドを持っている」ボタン39bを、上記の操作によって
クリックする。これにより、ディスプレイ画面6は、図
12(c)に示すカード挿入指示画面40に移り、相談
カードの端末本体5への装着方法を示す画像41が表示
される。
【0073】なお、図9〜図11で説明した相談の場合
も、説明は省略したが、相談者側端末2での図6に示す
メニュー画面22で「相談する」ボタン23iをクリッ
クすると、まず、図12(b)に示す相談の初期画面3
8が表示され、上記の相談カードを持っていない場合に
は、「相談カードを持っていない」ボタン39aをクリ
ックすると、図9(a)に示す相談画面31に移ること
になる。なお、相談カードに代えて、バーコードやパス
ワードで行なってもよい。
【0074】図12(c)に示すカード挿入指示画面4
0において、その画像41を参考にして、相談カードを
カード挿入/排出口9(図2)から挿入すると(ず13
(b)のステップ200)、この相談カードの磁気スト
ライプに記録されている格納位置情報が読み取られ(図
13(b)のステップ201)、相談業務/管理サーバ
4に送られる(図13(b)のステップ202)。相談
業務/管理サーバ4は、この格納位置情報に基づく格納
位置から相談履歴情報を読取(図13(b)のステップ
203)、これを相談者端末1と相談員端末2とに送る
(図13(b)のステップ205,206)。
【0075】これにより、図2に示す相談者側端末のデ
ィスプレイ画面6には、図14に示す相談画面42が表
示されて前回の相談の続きを行なうことができる。この
相談画面42には、相談者の氏名やこの相談者の相談回
数,前回の相談日,前回の相談員の氏名などが記載され
た情報画像43が表示され、この使用する相談カードが
その相談者所有のものであることや前回の相談員,これ
までの相談の状況などを確認することができる。それ以
外は図9(a)に示した相談画面31と同様である。
【0076】なお、このような相談者の氏名などの上記
の相談者に関する情報は、メニュー画面22(図6)で
「相談する」ボタン23iがタッチ操作されて図12
(b)に示す相談の初期画面38が表示されたとき、ス
ピーカ8(図2)を介した相談員からの指示に基づいて
この初期画面38にスタイラスで書き込まれたものであ
る。
【0077】一方、相談員端末1では、そのディスプレ
イ画面に図15に示すような相談画面44が表示され
る。この相談画面44では、相談者側端末2に表示され
る相談画面42と同じ内容の相談共用画面45と、相談
業務/管理サーバ4から読み取ったこれまでのこの相談
者との相談で使用した資料,情報をサムネイル表示した
履歴画面46と、相談者側端末2で相談カードから読み
取られた情報、即ち、顧客であるこの相談者のプロファ
イルや前回の相談員などの情報を表示する顧客画面47
とが表示される。かかる画面46,47により、前回と
同じ相談員が決まり、また、この相談員が前回までの相
談の内容を理解できて、今回の相談も円滑に行なわれる
ようになる。
【0078】以上のようにして相談員との相談を相談画
面31,42を見ながら行なうことができるが、その相
談中、あるいは相談の中断や終了時(但し、メニュー画
面22に戻す前)にこれまで相談に使用した資料や情報
が必要な場合、相談者が相談画面31での「印刷する」
ボタン23h(図6参照)をクリックすることにより、
相談者側端末2のディスプレス画面6に図16(a)に
示す印刷確認画面48が表示される。この印刷確認画面
48では、その一部に設定される履歴画面49に、これ
まで使用した資料や情報が相談業務/管理サーバ4(図
1)から読み出されて、使用した順にサムネイル表示さ
れる。また、これとともに、図9に示したのと同様のポ
インタ32,33や、印刷を指示するための「すべて印
刷」ボタン50a、「選択画面を印刷」ボタン50bも
表示される。
【0079】そこで、相談者は、自分側のポインタ32
を移動させて、図16(b)に示すように、履歴画面4
9中の必要な資料または情報を指定し、これをクリック
することによって選択し(なお、選択された資料または
情報は枠状のポインタ51で囲まれる。2以上の資料ま
たは情報を選択することもできる)、図16(c)に示
すように、「選択画面を印刷」ボタン50bをポインタ
32でクリックすることにより、選択した資料または情
報が印刷された用紙が用紙読取/排出口10(図2)か
ら排出される。
【0080】また、図16(a)の印刷確認画面48で
表示される全ての資料または情報が必要な場合には、
「すべて印刷」ボタン50aを選択すればよい。これに
より、夫々の資料または情報を印刷した用紙が用紙読取
/排出口10(図2)から排出される。
【0081】なお、情報の検索や相談などが終了して、
以後の相談が不要な場合には、相談者自身が画面での
「最初に戻る」ボタン23j(例えば、図14)を操作
して最初のメニュー画面22(図6)に戻したときに
は、相談業務/管理サーバ4がこれを検知し、これまで
情報の検索や相談などに使用した情報を相談業務/管理
サーバ4から消去する。
【0082】相談者側端末1のディスプレイ画面6(図
2)に図17(a)に示すメニュー画面22(図6に示
すメニュー画面22と同じ)が表示された状態で、現在
行なわれている、あるいはこれから行なわれる「鈴木A
治氏」の講演を聞きたい場合には、そのためのタッチボ
タン23cを選択すればよい。この選択により、ディス
プレイ画面6には、図17(b)に示す講演画面52が
表示される。この講演画面52では、この講演の内容に
関する情報を表示した情報表示欄53と、講演者の顔映
像が動画像として表示される講演者欄54と、この講演
者に対して質問を希望する質問者のアイコンを質問の申
込み順に表示した質問者欄55と、質問を申し込むため
の「質問する」ボタン56とが表示されている。この質
問者欄55では、講演者との質疑応答が終わった質問者
のアイコンは表示が終わる。相談者(この場合、受講
者)が講演者に質問したい場合には、「質問する」ボタ
ン56をクリックすればよく、これにより、図17
(c)に示すように、新たに希望した質問者のアイコン
57が質問者欄55の最後尾に表示される。
【0083】なお、講演者との質疑応答は、図2に示す
送受話器11を介して行なわれるが、自分の順番が来な
い限り、送受話器11による講演者との通話はできな
い。
【0084】このようにして、講演者の講演を、この講
演者に対して遠隔地に居ても、受講することができる
し、また、講演者に質問するにしても、既に質問を申し
込んでいる質問者の人数を把握できて、自分がいつ質問
できるかを、おおまかにではあるが、確認することがで
きる。
【0085】また、講演者も、相談員端末2を用いて、
あるいは相談員端末2を介して講演を行なうものであ
り、質疑の時間になると、相談員端末2に質問者欄55
と同様の質問者欄が表示されるようにする。これによ
り、相談員(この場合、受講の受付員)あるいは講演者
は質問者の人数を把握することができるから、1人当り
の質疑応答時間を調整するなどして、全ての質問者が質
疑応答できるように配慮することが可能となる。
【0086】以上、本発明の実施形態を説明したが、本
発明はかかる実施形態にのみ限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、銀行を例に説明したもので
あるが、証券会社や旅行会社など他のものにも適用でき
るものであって、これに応じてディスプレイ画面に表示
される内容が異なることはいうまでもない。
【0087】また、図2に示した端末にしても、ディス
プレイ画面2をほぼ水平状に設けるようにしてもよい。
【0088】また、上記の相談画面31では、スタイラ
スを用いることにより、この相談画面31に書込みを行
なうようにすることもできる。この書込みも、必要な情
報として、相談業務/管理サーバ4(図1)に保存する
ことができるし、また、これから読み出して、図12で
説明したように、相談カードに記録したり、図16で説
明したように、印刷したりすることもできる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による相談
端末,相談システムによると、相談時に表示される共有
画面上に相談者側の第1のポインタと相談員側の第2の
ポインタが表示され、相談員側の該第2のポインタでも
って相談者側の第1のポインタを移動させることができ
るものであるから、相談員側から相談者に、共有画面で
のこの相談者が指示すべき位置をこの相談者側の第1の
ポインタで正しくかつ判り易く知らせるようにすること
ができ、相談員がその第2のポインタで、あるいは音声
などで相談者に共有画面での指示したい位置を知らせる
場合の不充分な意志の疎通などを防止できる。
【0090】また、本発明による相談システムによる
と、相談者端末が相談者の顔部分をビデオカメラで撮像
し、相談者端末と相談員端末とで第1のポインタにその
撮像画像を動画像として表示する表示部を設け、同様
に、相談者端末と相談員端末での第2のポインタでも、
相談員の顔部分を動画像として表示する表示部を設けて
いるので、相談者は、第1のポインタが自己のポインタ
であって、第2のポインタが相談員側のポインタである
ことが容易に判別でき、ポインタを間違えることは全く
ない。
【0091】また、本発明による表示装置によると、表
示画面上に第1のタッチパネルと第2のタッチパネルと
を設け、該第2のタッチパネルにタッチすることによ
り、該第2のタッチパネルのタッチ位置に対応する該表
示画面の位置にポインタを表示し、該第2のタッチパネ
ルを介して該第1のタッチパネルにタッチすることによ
り、そのときの該表示画面での該ポインタの表示位置を
決定位置とするものであるから、モードの切替え操作を
することなく、ポインタの移動操作とポインタの指示位
置の決定を行なうことができる。
【0092】また、本発明による表示装置によると、表
示画面上にタッチパネルを設け、該タッチパネルに操作
者が指先でタッチしたときには、このタッチパネルへの
指先のタッチ位置に対応する表示画面の位置を決定位置
とし、このタッチパネルに操作者がタッチがスタイラス
の先端部でタッチしたときには、このタッチパネルへの
スタイラスの先端部のタッチ位置に対応する表示画面の
位置への画像の書込みをするものであるから、モードの
切替え操作をすることなく、表示画面での指示位置の決
定と表示画面での画像の書込みとを選択的に行なうこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による相談システムの一実施形態を示す
概略構成図である。
【図2】図1における相談者端末の一具体例を示す外観
斜視図である。
【図3】図2におけるタッチパネル付きディスプレイ画
面の一具体例の概略構成を示す斜視図である。
【図4】図3に示したタッチパネル付きディスプレイ画
面でのタッチ操作とそれによる画面表示とを示す図であ
る。
【図5】図5に示した具体例で設定される2つのモード
を示す図である。
【図6】図2における相談者端末のディスプレイ画面に
表示されるメニュー画面の一具体例を示す図である。
【図7】図6に示すメニュー画面から得られる機能を示
す図である。
【図8】図2における相談者端末のディスプレイ画面で
表示される情報検索画面の一具体例を示す図である。
【図9】図2における相談者端末のディスプレイ画面で
表示される相談画面の一具体例とそこでのポインタ操作
の一具体例を示す図である。
【図10】図2における相談者端末のディスプレイ画面
で表示される相談画面でのポインタ操作の他の具体例を
示す図である。
【図11】図2における相談者端末のディスプレイ画面
で表示される相談画面でのポインタの他の具体例を示す
図である。
【図12】相談の中断の場合の図2における相談者端末
のディスプレイ画面で表示される画面の一具体例を示す
図である。
【図13】相談の中断時の動作と相談再開時の動作とを
示すフローチャートである。
【図14】図12に示した中断後の図2における相談者
端末のディスプレイ画面で表示される相談画面の一具体
例を示す図である。
【図15】図12に示した中断後の図1における相談員
端末で表示される相談画面の一具体例を示す図である。
【図16】図2における相談者端末のディスプレイ画面
で表示される印刷確認画面の一具体例を示す図である。
【図17】図2における相談者端末のディスプレイ画面
で表示される講演画面の一具体例を示す図である。
【符号の説明】
1 相談者端末 2 相談員端末 3 通信回線 4 相談業務/管理サーバ 5 端末本体 6 タッチパネル付きのディスプレイ装置 7 ビデオカメラ 13,14 タッチパネル 22 メニュー画面 23a〜23g タッチボタン 25 情報検索画面 24 エージェント 26a,26b 吹き出し 27a,27b ガイダンス 31 相談画面 32 相談者側のポインタ 33 相談員側のポインタ 32a,33a 表示部 33b 手の形のポインタ 34,35 画像 34a,35a 手の部分 36 中断画面 38 相談の初期画面 40 カード挿入指示画面 42 相談画面 43 情報画像 44 相談画面 45 相談共用画面 46 履歴画面 47 顧客画面 48 印刷確認画面 49 履歴画面 52 講演画面 53 情報表示欄 54 講演者欄 55 質問者欄
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Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他の相談端末との共有する共有画面を表
    示することができるようにした表示画面を備えた相談端
    末において、 該共有画面が表示された該表示画面に、該共有画面での
    指示された所望の位置を示す第1のポインタと、該共有
    画面を表示する他の相談端末で指示される該共有画面で
    の位置を示す第2のポインタとを表示する手段と、 該第2のポインタによって該第1のポインタを移動させ
    る手段と を有することを特徴とする相談端末。
  2. 【請求項2】 相談者側の1以上の相談者端末と該相談
    者の相談に応ずる相談員側の1以上の相談員端末とが通
    信回線を介して相互に接続され、該相談者端末を用いて
    相談者が相談員と相談をすることができるようにした相
    談システムにおいて、 相談者の相談員との相談時、該相談員が使用する該相談
    者端末の表示画面と該相談者の相談を受ける相談員が使
    用する該相談員端末の表示画面とに同じ相談用の画面を
    共有画面として同時に表示し、 該相談者端末の表示画面に表示される該共有画面上で該
    相談者が指示した位置を示す第1のポインタを、該相談
    者端末の表示画面に表示される該共有画面上と該相談員
    端末の表示画面に表示される該共有画面上とに同時に表
    示し、 該相談員端末の表示画面に表示される該共有画面上で該
    相談員が指示した位置を示す第2のポインタを、該相談
    員端末の表示画面に表示される該共有画面上と該相談者
    端末の表示画面に表示される該共有画面上とに同時に表
    示し、 該相談員端末の表示画面に表示される該共有画面上での
    該第2のポインタの移動操作により、該第2のポインタ
    の移動に伴って該第1のポインタを移動させることがで
    きるように構成したことを特徴とする相談システム。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記相談者端末は相談者の顔部分を撮像するビデオカメ
    ラを備え、 前記相談員端末は相談員の顔部分を撮像するビデオカメ
    ラを備え、 前記相談者端末と前記相談員端末とでの表示画面に表示
    される前記第1のポインタに前記相談者端末の該ビデオ
    カメラで撮像された相談者の顔部分の動画像の表示部を
    設け、 前記相談者端末と前記相談員端末とでの表示画面に表示
    される前記第2のポインタに前記相談員端末の該ビデオ
    カメラで撮像された相談員の顔部分の動画像の表示部を
    設けたことを特徴とする相談システム。
  4. 【請求項4】 他の相談端末との共有する共有画面を表
    示することができるようにした相談端末の表示装置にお
    いて、 表示画面上に第1のタッチパネルを、さらに、該第1の
    タッチパネル上に第2のタッチパネルを夫々設け、 該第2のタッチパネルにタッチすることにより、該第2
    のタッチパネルのタッチ位置に対応する該表示画面の位
    置にポインタを表示する手段と、 該第2のタッチパネルを介して該第1のタッチパネルに
    タッチすることにより、そのときの該表示画面での該ポ
    インタの表示位置を決定位置とする手段とを有すること
    を特徴とする表示装置。
  5. 【請求項5】 他の相談端末との共有する共有画面を表
    示することができるようにした相談端末の表示装置にお
    いて、 表示画面上にタッチパネルを設けるとともに、 該タッチパネルに操作者がその指先でタッチした場合と
    スタイラスの先端部でタッチした場合とを判別する判別
    手段と、 該判別手段の判別結果に基づいて、タッチパネルへのタ
    ッチが操作者の指先によるものであるときには、該タッ
    チパネルへの該指先のタッチ位置に対応する該表示画面
    の位置を決定位置とし、該タッチパネルへのタッチがス
    タイラスの先端部によるものであるときには、該タッチ
    パネルへの該スタイラスの先端部のタッチ位置に対応す
    る該表示画面の位置に画像を書き込む手段とを設けたこ
    とを特徴とする表示装置。
  6. 【請求項6】 複数の相談宅末と通信回線を接続される
    相談端末のサーバシステムであって、該複数の相談端末
    が該通信回線を介して接続されることによって、該複数
    の相談端末で共有する仮想の共有画面を構築し、 該相談端末の指示操作により、該共有画面上の所望の位
    置に該相談端末夫々に固有のポインタを存在させ、 該ポインタが該共有画面に存在する他のポイン他を移動
    させる手段を有し、 該ポインタを有する該共有画面を該相談端末に配信する
    ことを特徴とする相談シンテムのサーバシステム。
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