JP2002013918A - 3次元画像生成装置および3次元画像生成方法 - Google Patents

3次元画像生成装置および3次元画像生成方法

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JP2002013918A
JP2002013918A JP2000196050A JP2000196050A JP2002013918A JP 2002013918 A JP2002013918 A JP 2002013918A JP 2000196050 A JP2000196050 A JP 2000196050A JP 2000196050 A JP2000196050 A JP 2000196050A JP 2002013918 A JP2002013918 A JP 2002013918A
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image
light
projection pattern
area
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Tsutomu Abe
勉 安部
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のカメラによって撮影されたパターン照
射画像に基づく距離データ算出処理をより高精度に実行
可能とする3次元画像生成装置を提供する。 【解決手段】 スリットパターンを投影した測定対象の
画像を投光手段と光学的に同光軸に配置した撮像手段で
撮像し、その撮像結果に基づいて再符号化を実施し、他
の方向から測定対象を撮影する撮像手段の撮影したパタ
ーン画像に基づいて距離情報算出する構成とするととも
に、パターンに基づくウィンドウ区分を実行して、ウィ
ンドウ内を探索領域とするステレオマッチング処理を行
なう。あるいは、パターン識別領域については再符号化
(再コード化)による距離情報を算出し、パターン非識
別領域ではステレオマッチングにより距離情報を算出す
ることにより効率的かつ高精度な距離算出を可能とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は測定対象に対してパ
ターン光を照射することによって得られるパターン投影
像を、複数の撮像手段で異なる方向から撮像し、パター
ンの変化に基づいて距離情報を得る三角測量法に基づく
3次元画像生成装置および3次元画像生成方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】3次元形状を取得する手法には、アクテ
ィブ手法(Active vision)とパッシブ手法(Passive v
ision)がある。アクティブ手法は、(1)レーザ光や超
音波等を発して、対象物からの反射光量や到達時間を計
測し、奥行き情報を抽出するレーザー手法や、(2)ス
リット光などの特殊なパターン光源を用いて、対象表面
パターンの幾何学的変形等の画像情報より対象形状を推
定するパターン投影方法や、(3)光学的処理によってモ
アレ縞により等高線を形成させて、3次元情報を得る方
法などがある。一方、パッシブ手法は、対象物の見え
方、光源、照明、影情報等に関する知識を利用して、一
枚の画像から3次元情報を推定する単眼立体視、三角測
量原理で各画素の奥行き情報を推定する二眼立体視等が
ある。
【0003】一般的にアクティブ手法のほうが計測精度
は高いが、投光手段の限界などにより、測定できるレン
ジが小さい場合が多い。一方、パッシブ手法は汎用的で
あり、対象に対する制約が少ない。本発明は、このアク
ティブ手法の3次元計測装置であるパターン投影法に関
するものである。
【0004】パターン投影法では、対象とする物体に基
準となるパターン光を投影し、基準となるパターン光が
投影された方向とは異なる方向から撮影を行う。撮影さ
れたパターンは、物体の形状によって変形を受けたもの
となる。観測された変形パターンと投影したパターンと
の対応づけを行うことで、物体の3次元計測を行える。
パターン投影法では、変形パターンと投影したパターン
の対応づけにおいていかに誤対応を少なくし、かつ簡便
に行うかが課題となる。そこで、様々なパターン投影の
手法(空間パターンコード化、モアレ、色符号化)が提案
されている。
【0005】代表的な空間コード化の一例として特開平
5−3327375号公報に開示されている実施例につ
いて説明する。この例では、レーザ光源とレーザ光をス
リット形に整形するレンズ系と、整形されたレーザ光を
対象物に走査して照射するスキャンニング装置と対象物
からの反射光を検出するカメラとこれらを制御する装置
からなる。
【0006】スキャンニング装置から走査されるレーザ
光によって対象物上に、レーザ光が照射された部分と照
射されていない部分とで縞模様が形成される。レーザ光
の照射を異なる複数のパターンによって行うことで対象
物上はN個の識別可能な部分に分割される。対象物を異
なる位置からカメラで撮影した画像上の各画素が分割さ
れたどの部分に含まれるかを判別することで対象物の形
状を算出できる。
【0007】解像度を高くする為には複数回のレーザに
よるスキャンを行い、複数回のカメラによる撮影が必要
となる。例えば、画面を256の領域に分割する為には
8回の撮影が必要となる。そのため動きの早い物体の撮
影は困難となり、更にスキャンを行う間は撮影系を確実
に固定しておく必要があるので装置自体は簡便となって
も手軽に撮影を行う事は難しい。
【0008】パターンの投光回数を減らす手段として特
開平3−192474号公報に開示されている色符号化
がある。色符号化においては、q、kを2以上の所定の自
然数とした時、q色以上の色を用いて、隣接する2本のス
リット光が同色にならず、隣接するk本のスリット光に
よる色の並びが1度しか現れないように符号化されたパ
ターンを投影し、観測された画像からスリットの色を検
出し、該当スリットの色並びからスリット番号を取得す
る。スリット番号から、スリットの照射方向を算出し空
間コード化の例と同様に距離を算出することができる。
【0009】しかしながら、色符号化ではコード列の並
びからコードを復元する為に、コードの復元の計算量が
大きいという問題点がある。更に、R,G,Bの3色を
用いて256の領域に分割したい場合には、コードを知
りたいスリットの周囲8本のスリット光の並びを知る必
要があり、連続してスリットが長く観測できるような形
状の物体の計測にしか適さない。
【0010】スリットの復元を容易に行い、更に1回で
コード化されたパターンを投影する手段として特許第2
565885号で公開されている空間パターンコード化
法がある。この特許では、3値以上の濃淡、又は3色以
上の色、又は濃淡と色の組み合わせによって3種類以上
の階調領域を有し、該階調領域の境界線の交点において
少なくとも3種類の階調領域が互いに接しているように
配置した多値格子板パターンを具備し、該パターンを被
測定対象物に投影して生じる投影像の交点に該交点で接
する階調の種類と順序に応じた主コードを付与し、該主
コードを、または交点の主コードとその周囲交点の主コ
ードとを組み合わせた組み合わせコードを、交点の識別
用の特徴コードとして付与したことを特徴とする。しか
し、この方式では撮影対象によってはコード化が崩れて
しまい正しくコードの対応づけができなくなる場合があ
る。撮影対象の構造によってはカメラで撮影されるパタ
ーン列が欠落して認識されたり、反転したパターン列が
得られる場合がある。また、対象物の形状や反射率など
によっても投光したパターンと撮影されたパターン列の
変化により対応づけは困難となる。
【0011】色符号化においては、復号化時にスリット
のグループ化を行う際、スリットの欠落、反転の可能性
があるパターンについては復号を行わない手法を用いて
この問題を回避している。空間パターンコード化法では
2次元パターンを用いることで、前述の誤りの可能性を
低減してはいるが、原理的には対象物によっては同じ誤
りが生じる。従って、前述の方式では、実験室内の特殊
な状況や対象物体を限定した状況での撮影では優れた精
度が得られるものの、対象を限定しない一般的な撮影状
況では精度の劣化は否めない。また、光源を用いた投光
を行う手法では、広いレンジを有するものを対象とした
時に、投光が届かない部位については3次元形状が得ら
れない。また、投光されたパターンを対象物が遮ること
で生じる影の領域も、距離の計測ができないため、実際
に見えているのに距離が得られない領域が存在してしま
う。
【0012】そこで、本出願と同一出願人に係る特願平
10−191063号、(特開2000−9442)、特
願平10−247796(特開2000−65542)で
は投光されたパターンをフィードバックし新たなコード
を生成することで対象物に依存しない3次元画像撮影装
置を提案した。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記の特願平10−1
91063号、(特開2000−9442)、特願平10
−247796(特開2000−65542)における3
次元画像撮影装置は、投光パターンを複数の強度や複数
の波長によって符号化されたものを投影して実現する。
その際に、投光パターンが被写体の輝度情報、素材など
の影響によって変化し、3次元形状を算出する際に、エ
ラーとなって適切な3次元形状が計測できない。そのた
めに、上記3次元撮像装置は、投光素子と同光軸に配置
をし、被写体情報による投光パターンの変化分をモニタ
し、再符号化を実施し、3次元形状を計測している。
【0014】しかしながら、上記構成において、距離算
出をスリットのエッジから行っているので、形状計測を
実施しようとする被写体はスリットのエッジ上でしか計
測が不可能である。例えば、スリット間に極端に形状変
化が発生していたり、物体のエッジの部分が存在してい
る場合は、物体の輪郭や形状がぼやけてしまう場合があ
る。また、上記構成においては、形状測定のために、投
光パターンを投影しているが、投光パターンは、計測条
件(明るさなど)や計測距離などによって、被写体に必
ずしも照射出来るとは限らない。
【0015】一方、ステレオ画像法(三次元画像計測、
著者:井口征二、佐藤宏介、株式会社昭晃堂、ISBN4-78
56-9063-4、p14-16)は、一般的な距離測定方法として
知られている。対象物を異なる位置から目測し、各々の
視線方向が定まれば、三角測量の原理から容易に対象ま
での距離が計算できる。最低限、二つの撮像素子を並べ
て、人間の両眼のようにあるがままの世界をそのまま観
測する受動的な計測方法である。本方法は、前記方法の
ような能動的な測定方法ではないために、輝度差のない
ような対象物に対しては計測が出来ないと言う欠点を持
っているが、対象物に輝度差やエッジが存在すれば、信
頼性の高い計測方法でもある。しかしながら、ステレオ
画像法は、片方の撮像素子の画像の中に見えている点
が、もう片方の撮像素子の画像の中のどこに対応するか
といった、対応点決定(マッチング)作業が必要であ
る。ステレオ画像法で距離を算出するときは、撮像素子
で撮像している画像全てにおいて、対応点決定を行わな
ければならず、あいまいさや巨大な計算コストがかかる
といった問題点を抱えている。
【0016】本発明は、距離算出における上述の問題点
に鑑みてなされたものであり、スリットパターンを投影
した測定対象の画像を投光手段と光学的に同光軸に配置
した撮像手段で撮像し、その撮像結果に基づいて再符号
化(再コード化)を実施し、他の方向から測定対象を撮
影する撮像手段の撮影したパターン画像に基づいて距離
情報算出する構成とするとともに、パターンの投影さ
れ、パターンの識別される画像領域について、パターン
に基づくウィンドウ区分を実行して、ウィンドウ内を探
索領域とするステレオマッチング処理を併用することに
より、高精度な距離情報を取得することを可能とした3
次元画像生成装置および3次元画像生成方法を提供する
ことを目的とする。
【0017】さらに、パターンの識別される画像領域
と、パターンの識別されない画像領域とを識別して、パ
ターン識別領域については再符号化(再コード化)によ
る距離情報を算出し、パターン非識別領域の限られた範
囲内でステレオ画像法を実施し、距離情報を算出するこ
とにより効率的かつ高精度な距離算出を可能とした3次
元画像生成装置および3次元画像生成方法を提供するこ
とを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
実現するものであり、その第1の側面は、パターンを測
定対象に投影する投光手段と、前記投光手段の光軸方向
から投影パターンを撮影する第1の撮像手段と、前記投
光手段の光軸方向と異なる方向から前記投影パターンを
撮影する第2の撮像手段とを備え、前記投影パターンに
対する第1の撮像手段による撮影パターンの変化量が所
定値以上の領域について、該第1の撮像手段による撮影
パターンに対応する新規コードを割り付け、前記新規コ
ードに基づいて第2の撮像手段による撮影パターンから
前記第1の距離情報を生成するとともに、前記第1およ
び第2の撮像手段の撮影した投影パターン入り画像のパ
ターン境界に基づいて、前記第1および第2の撮像手段
の撮影した投影パターン無し画像のウィンドウ区分を実
行し、該ウィンドウを探索領域としたステレオマッチン
グ処理を実行して第2の距離情報を生成する構成を有す
ることを特徴とする3次元画像生成装置にある。
【0019】さらに、本発明の3次元画像生成装置の一
実施態様において、前記投光手段は不可視領域の光を発
生する光源を有し、不可視領域の光によるパターンを前
記測定対象に投影する構成であり、前記第1および第2
の撮像手段は不可視領域の光を透過するフィルターおよ
び不可視領域の光を遮断するフィルターを有し、投影パ
ターン入り画像および投影パターン無し画像の両画像を
並列に撮り込む構成であることを特徴とする。
【0020】さらに、本発明の3次元画像生成装置の一
実施態様において、前記投光手段の出射光と、前記第1
の撮像手段の入射光とは、ビームスプリッタによって分
離される構成であり、前記投光手段と前記第1の撮像手
段とは、それぞれが光学的に同軸となるように配置され
た構成であることを特徴とする。
【0021】さらに、本発明の3次元画像生成装置の一
実施態様において、前記投光手段による投影パターンに
対する第1の撮像手段による撮影パターンの変化量が所
定値未満の領域について、第1の撮像手段および第2の
撮像手段より得られた各輝度情報の対応づけにより第2
の距離情報を生成し、前記第1の距離情報、第2の距離
情報を用いて3次元画像を生成する構成を有することを
特徴とする。
【0022】さらに、本発明の3次元画像生成装置の一
実施態様において、前記第2の撮像手段は、前記測定対
象を異なる角度で撮像する複数の撮像手段によって構成
され、該複数の第2の撮像手段の各々の撮影した投影パ
ターンに基づいて求められる距離情報を合成して3次元
画像を生成する構成を有することを特徴とする。
【0023】さらに、本発明の第2の側面は、パターン
を測定対象に投影する投光手段と、前記投光手段の光軸
方向から投影パターンを撮影する第1の撮像手段と、前
記投光手段の光軸方向と異なる方向から前記投影パター
ンを撮影する第2の撮像手段とを備え、前記第1の撮像
手段または第2の撮像手段の撮影した投影パターン入り
画像から投影パターン識別可能領域と、投影パターン識
別不可能領域とを区別し、前記投影パターン識別可能領
域については、前記投影パターンに対する第1の撮像手
段による撮影パターンの変化量が所定値以上の領域につ
いて、該第1の撮像手段による撮影パターンに対応する
新規コードを割り付け、前記新規コードに基づいて第2
の撮像手段による撮影パターンから前記第1の距離情報
を生成するとともに、前記投影パターン識別不可能領域
については、ステレオマッチング処理を実行して第2の
距離情報を生成する構成を有することを特徴とする3次
元画像生成装置にある。
【0024】さらに、本発明の3次元画像生成装置の一
実施態様において、前記第1の距離情報の生成におい
て、前記第1および第2の撮像手段の撮影した投影パタ
ーン入り画像のパターン境界に基づいて、前記第1およ
び第2の撮像手段の撮影した投影パターン無し画像のウ
ィンドウ区分を実行し、該ウィンドウを探索領域とした
ステレオマッチング処理を実行して第1の距離情報の補
完情報を生成する構成を有することを特徴とする。
【0025】さらに、本発明の3次元画像生成装置の一
実施態様において、前記投光手段は不可視領域の光を発
生する光源を有し、不可視領域の光によるパターンを前
記測定対象に投影する構成であり、前記第1および第2
の撮像手段は不可視領域の光を透過するフィルターおよ
び不可視領域の光を遮断するフィルターを有し、投影パ
ターン入り画像および投影パターン無し画像の両画像を
並列に撮り込む構成であることを特徴とする。
【0026】さらに、本発明の3次元画像生成装置の一
実施態様において、前記投光手段の出射光と、前記第1
の撮像手段の入射光とは、ビームスプリッタによって分
離される構成であり、前記投光手段と前記第1の撮像手
段とは、それぞれが光学的に同軸となるように配置され
た構成であることを特徴とする。
【0027】さらに、本発明の3次元画像生成装置の一
実施態様において、前記第2の撮像手段は、前記測定対
象を異なる角度で撮像する複数の撮像手段によって構成
され、該複数の第2の撮像手段の各々の撮影した投影パ
ターンに基づいて求められる距離情報を合成して3次元
画像を生成する構成を有することを特徴とする。
【0028】さらに、本発明の第3の側面は、3次元画
像生成方法において、投光手段によりパターンを測定対
象に投影し、前記投光手段の光軸方向から投影パターン
を撮影する第1の撮像手段と、前記投光手段光軸方向と
異なる方向から前記投影パターンを撮影する第2の撮像
手段とにより撮影を実行するステップと、前記投影パタ
ーンに対する第1の撮像手段による撮影パターンの変化
量が所定値以上の領域について、該第1の撮像手段によ
る撮影パターンに対応する新規コードを割り付け、前記
新規コードに基づいて第2の撮像手段による撮影パター
ンから前記第1の距離情報を生成するステップと、前記
第1および第2の撮像手段の撮影した投影パターン入り
画像のパターン境界に基づいて、前記第1および第2の
撮像手段の撮影した投影パターン無し画像のウィンドウ
区分を実行し、該ウィンドウを探索領域としたステレオ
マッチング処理を実行して第2の距離情報を生成するス
テップと、を有することを特徴とする3次元画像生成方
法にある。
【0029】さらに、本発明の3次元画像生成方法の一
実施態様において、前記投光手段は不可視領域の光を発
生する光源を有し、不可視領域の光によるパターンを前
記測定対象に投影し、前記第1および第2の撮像手段は
不可視領域の光を透過するフィルターおよび不可視領域
の光を遮断するフィルターを有し、投影パターン入り画
像および投影パターン無し画像の両画像を並列に撮り込
むことを特徴とする。
【0030】さらに、本発明の第4の側面は、3次元画
像生成方法において、投光手段によりパターンを測定対
象に投影し、前記投光手段の光軸方向から投影パターン
を撮影する第1の撮像手段と、前記投光手段光軸方向と
異なる方向から前記投影パターンを撮影する第2の撮像
手段とにより撮影を実行するステップと、前記第1の撮
像手段または第2の撮像手段の撮影した投影パターン入
り画像から投影パターン識別可能領域と、投影パターン
識別不可能領域とを区別するステップと、前記投影パタ
ーン識別可能領域については、前記投影パターンに対す
る第1の撮像手段による撮影パターンの変化量が所定値
以上の領域について、該第1の撮像手段による撮影パタ
ーンに対応する新規コードを割り付け、前記新規コード
に基づいて第2の撮像手段による撮影パターンから前記
第1の距離情報を生成するステップと、前記投影パター
ン識別不可能領域については、ステレオマッチング処理
を実行して第2の距離情報を生成するステップと、を有
することを特徴とする3次元画像生成方法にある。
【0031】さらに、本発明の3次元画像生成方法の一
実施態様において、前記第1の距離情報を生成するステ
ップは、さらに、前記第1および第2の撮像手段の撮影
した投影パターン入り画像のパターン境界に基づいて、
前記第1および第2の撮像手段の撮影した投影パターン
無し画像のウィンドウ区分を実行し、該ウィンドウを探
索領域としたステレオマッチング処理を実行して第1の
距離情報の補完情報を生成するステップを含むことを特
徴とする。
【0032】さらに、本発明の3次元画像生成方法の一
実施態様において、前記投光手段は不可視領域の光を発
生する光源を有し、不可視領域の光によるパターンを前
記測定対象に投影し、前記第1および第2の撮像手段は
不可視領域の光を透過するフィルターおよび不可視領域
の光を遮断するフィルターを有し、投影パターン入り画
像および投影パターン無し画像の両画像を並列に撮り込
むことを特徴とする。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図を用いて本発明の3次元
画像撮像装置および3次元画像撮像方法の実施の形態を
詳しく説明する。
【0034】まず、再コード化処理を用いた距離データ
の取得原理について説明する。再コード化処理を用いた
距離データの取得を実行する3次元画像撮像装置の構成
を表すブロック図を図1に示す。図2に光源と撮像素子
の位置関係を示す。
【0035】図2に示すように、3次元形状測定装置
は、3台のカメラ101〜103および投光器104を
備える。各カメラの距離関係が揃うように、図示の距離
I1、I2、I3は等しくされている。カメラ3,103
と投光器104は、ビームスプリッタとしてのハーフミ
ラー105を用いて光軸が一致するように配置される。
カメラ1,101、カメラ2,102は、カメラ3,1
03と投光器104の両側に、それらと光軸が異なるよ
うに配置される。中央の光軸と両側の光軸との距離が基
線長Lである。
【0036】投光器104は、光源106と、マスクパ
ターン107と、強度パターン108と、プリズム10
9とを有する。ここで光源106は、赤外もしくは紫外
光を用いた不可視領域の光源を用いることができる。こ
の場合、各カメラは図3に示すように構成される。すな
わち、入射してきた光310は、プリズム301で2方
向に分割され、一方は不可視領域(赤外あるいは紫外)
透過フィルター302を通って撮像装置(例えばCCD
カメラ)303に入射し、他方は不可視領域(赤外と紫
外)遮断フィルター304を通って撮像装置305に入
射する。
【0037】また図2に示す光源106は、可視領域あ
るいは不可視領域に限定せず、撮像可能な波長帯の光源
を用いてもよい。この場合、カメラ3,103において
は、プログレッシブスキャンタイプのCCDカメラを用
い、カメラ1,101、カメラ2,102に関しては、
特に構成はこだわらない。ただし、カメラ3,103と
の対応を考慮すれば、同じ構成のCCDカメラが望まし
い。光源106からパターンが投影され、3台のカメラ
1〜3(101〜103)が同時に撮影を行う。そして
各カメラは、フィルター304,305(図3参照)を
通過した光を撮像装置303,305で得ることによ
り、画像の一括取得を行う。
【0038】図1を用いて3次元形状測定装置の構成を
説明する。図示のように、カメラ1,101は、撮影し
て得た輝度情報を輝度値メモリ121に記憶し、撮影パ
ターンをパターン画像メモリ122に記憶する。カメラ
2,102は、同様に、輝度情報を輝度値メモリ123
に記憶し、撮影パターンをパターン画像メモリ124に
記憶する。カメラ3,103は、輝度情報を輝度値メモ
リ125に記憶し、撮影パターンをパターン画像メモリ
126に記憶する。投光器104は、事前に作成したコ
ード化されたパターンを後に参照する為に、各スリット
を正方格子上のセルに分割してフレームメモリ127に
格納している。
【0039】この記憶保持された撮影パターンおよび輝
度情報を用いて、次のようにして3次元画像を得る。以
下の操作は、カメラ1,101とカメラ3,103の組
み合わせ、カメラ2,102とカメラ3,103の組み
合わせの双方に共通なので、ここではカメラ1,101
とカメラ3,103の組み合わせを例にとって説明す
る。
【0040】図1において、領域分割部128は、カメ
ラ3,103で撮影された撮影パターンの領域分割を行
う。そして、隣り合うスリットパターン間の強度差が閾
値以下である領域については投光器からの光が届いてな
い領域1として抽出し、スリットパターン間の強度差が
閾値以上である領域については領域2として抽出する。
再コード化部129は、抽出された領域2について、パ
ターン画像メモリ126に記憶された撮影パターンとフ
レームメモリ127に格納された投影パターンを用いて
再コード化を行う。
【0041】図4は、再コード化を行う際のフローチャ
ートである。まず、各スリットパターンをスリット幅毎
に縦方向に分割し(ステップ1001)、正方形のセル
を生成する。生成された各セルについて強度の平均値を
とり、平均値を各セルの強度とする(ステップ100
2)。画像の中心から順に、投影パターン及び撮影パタ
ーンの対応する各セル間の強度を比較し、対象物の反射
率、対象物までの距離などの要因によってパターンが変
化したためにセル間の強度が閾値以上異なるかどうかを
判断する(ステップ1003)。閾値以上異ならない場
合は、撮影されたすべてのセルについて再コード化を終
了する(ステップ1007)。
【0042】閾値以上異なる場合は、新たな強度のセル
かどうか判断する(ステップ1004)。そして、新た
な強度のセルのときは、新たなコードの生成、割り付け
を行う(ステップ1005)。また、新たな強度のセル
でないときは、他に出現している部位と識別可能とする
スリットパターンの並びを用いてコード化する(ステッ
プ1006)。これで、再コード化を終了する(ステッ
プ1007)。
【0043】図5はスリットパターンのコード化の例を
示すもので、同図(a)はスリットの並びによってコー
ド化された投影パターンであり、強度としてそれぞれ3
(強)、2(中)、1(弱)が割り当てられている。同
図(b)においては、左から3つめのセルで強度が変化
して新たなコードが出現したので、新たに0というコー
ドを割り当てている。同図(c)においては、左から3
つめ上から2つめのセルに既存のコードが出現している
ので、セルの並びから新たなコードとして、縦の並びを
[232]、横の並びを[131]という具合に再コー
ド化する。この再コード化は、対象の形状が変化に富む
部位には2次元パターンなどの複雑なパターンを投光
し、変化の少ない部位には簡単なパターンを投光してい
るのに等しい。この過程を繰り返し、全てのセルに対し
て一意なコードを割り付けることで再コード化を行う。
【0044】図6は、カメラ601〜603および投光
器604を用いて、壁605の前に配置された板606
にコード化されたパターンを投光する例を示す。ここで
コード化されたパターンは、図7に示すスリットパター
ンである。このとき、カメラ601、カメラ602で得
られる画像は、図8及び図9に示すように、それぞれ板
606の影となる領域801、901が生ずる。本例で
は、板606の表面には新たにコード化されたパターン
として、図10に示すようなスリットパターンが得られ
る。
【0045】次に図1に戻って説明する。カメラ1,1
01側のコード復号部130は、パターン画像メモリ1
22から投影パターンを抽出し、上述と同様にしてセル
に分割する。そして、先に再コード化部129で再コー
ド化されたコードを用いて各セルのコードを検出し、こ
の検出したコードに基づいて光源からのスリット角θを
算出する。図11は空間コード化における距離の算出方
法を示す図であり、各画素の属するセルのスリット角θ
とカメラ1で撮影された画像上のx座標とカメラパラメ
ータである焦点距離Fと基線長Lとから、次の(数1)
によって距離Zを算出する。
【0046】
【数1】 Z=(F×L)/(x+F×tanθ) (数1)
【0047】この距離Zの算出は、カメラ2,102側
のコード復号部131においても、同様に行われる。ま
た、上述の領域1については次のようにして距離を算出
する。領域1では、投光されたパターンによるパターン
検出は行うことができないので、対応点探索部132に
おいて、カメラ1〜3の輝度値メモリ121、123、
125から読み出された輝度情報を用いて視差を検出
し、これに基づいて距離を算出する。領域1を除く領域
に対しては、前述の操作により距離が算出されているの
で、領域1の距離の最小値が得られ、また対応づけ可能
な画素も限定される。これらの制限を用いて、画素間の
対応づけを行い視差dを検出し、カメラパラメータであ
る画素サイズλを用いて、次の(数2)によって距離Z
を算出する。
【0048】
【数2】Z=(L×F)/(λ×d) (数2)
【0049】前述の手法でカメラ3,103とカメラ
1,101の組み合わせによって得られた距離情報で
は、図8に示す板の影となる領域801の距離情報が検
出できない。一方、カメラ3,103とカメラ2,10
2の組み合わせによって得られた距離情報では、図9に
示す板の影となる領域901の距離情報が検出できな
い。しかし、図8に示す板の影となる領域801の距離
情報が算出可能である。従って、図1の距離情報統合部
133において、カメラ3,103とカメラ1,101
の組で算出された距離情報およびカメラ3,103とカ
メラ2,102で算出された距離情報から、カメラ3の
画像(図12)のすべての画素に対する距離情報を取得
する。以上の操作によって得られた距離情報を、例えば
カメラ3の輝度画像に対応づけて3次元画像メモリに記
憶することで3次元画像生成を行う。
【0050】上述したような構成により、距離データを
取得して3次元画像の生成を実行することができる。本
発明の3次元画像生成装置における特徴であるスリット
パターンを投影した測定対象の画像を投光手段と光学的
に同光軸に配置した撮像手段で撮像し、その撮像結果に
基づいて再符号化(再コード化)を実施し、他の方向か
ら測定対象を撮影する撮像手段の撮影したパターン画像
に基づいて距離情報算出する構成とするとともに、パタ
ーンの投影を実行して撮影される画像から、パターンの
識別される画像領域と、パターンの識別されない画像領
域とを識別して、限られた範囲内でステレオ画像法を実
施し、距離情報を算出することにより効率的かつ高精度
な距離算出を可能とする構成について以下説明する。
【0051】図13に測定対象1301に対してパター
ン光を照射するプロジェクタ1302、パターン光を投
影した測定対象の撮影を実行する2つの撮像手段130
3、1304の構成からなる3次元画像撮像処理システ
ム構成を示す。撮像手段1303は、投光プロジェクタ
1302と同軸方向の像を撮影するために、ビームスプ
リッタとしてのハーフミラー1305を介した像を撮影
する構成となっている。撮像手段1303、1304の
撮影パターンに基づいて前述の手法により測定対象の距
離データ。すなわち3次元形状を求める構成である。
【0052】投光プロジェクタ1302によって測定対
象に投影されるパターンは、例えば図14(a)に示す
パターンであり、測定対象が図14(b)のような形状
である場合、測定対象に照射されるパターン像、および
2つの撮像手段によって撮影されるパターンは、図15
に示すようなものとなる。図15(a)が測定対象に投
影されるパターン像であり、図15(b)が撮像手段1
501により撮影されるパターン像であり、図15
(c)が撮像手段1502により撮影されるパターン像
である。
【0053】図16に撮像手段の構成を示す。図16に
示すように、可視領域のみの波長を透過するフィルター
と不可視領域のみの波長を透過するフィルター(不可視
領域は、赤外、紫外に分かれるが通常は赤外)を、各々
の撮像手段に取り付けかつビームスプリッタやハーフミ
ラーなどで同じ画像を取得できるようにする。
【0054】図13に示す撮像手段1303,1304
を双方とも図16の様な撮像手段として構成する。その
際、投光手段(図13においては投光プロジェクタ13
02)は、不可視領域のみの波長を透過するフィルター
に対応する波長のスリットパターンを投光する。
【0055】図17(a)に示すような形状を持つ測定
対象物体に、図17(b)の様な不可視領域スリット投
光パターンを照射すると、投光プロジェクタ1302と
光学的に同軸に配置された撮像手段1303には、図1
8(a)の様なパターン画像が、不可視領域のみの波長
を透過するフィルターに対応した撮像手段に撮像され、
さらに、図18(b)の様な画像、すなわちパターンを
取り除いた画像が、可視領域のみの波長を透過するフィ
ルターに対応した撮像手段に撮像される。
【0056】一方、異なる方向から測定対象1301を
撮影している撮像手段1304には同様に、図18
(c)の様なパターン画像が、不可視領域のみの波長を
透過するフィルターに対応した撮像手段に撮像され、さ
らに、図18(d)の様な画像、すなわちパターンを取
り除いた画像が、可視領域のみの波長を透過するフィル
ターに対応した撮像手段に撮像される。
【0057】図18の画像中の図18(a)、および図
18(c)のパターン画像から、符号化された9本のス
リット情報が得られる。不可視領域、可視領域の画像
は、ビームスプリッタやハーフミラーなどで調整され同
じ画像を取得するようになっているので、図19のよう
に、可視領域画像(図18(b)および図18(d)の
画像)をA〜Jの領域(エリア)にウインドウ分けする
ことが出来る。図19の(a)は、パターン投光手段お
よび撮像手段構成を示し、測定対象オブジェクトに投影
されたパターンを示している。図19(b)は、投光プ
ロジェクタ1302と光学的に同軸に配置された撮像手
段1303の可視領域のみの波長を透過するフィルター
に対応した撮像手段に撮像される可視領域画像をA〜J
の領域(エリア)にウインドウ分けした画像を示してい
る。図19(c)は、撮像手段1303と異なる方向か
ら測定対象1301を撮影している撮像手段1304の
可視領域のみの波長を透過するフィルターに対応した撮
像手段に撮像される可視領域画像をA〜Jの領域(エリ
ア)にウインドウ分けした画像を示している。
【0058】ステレオ画像法において、2つの撮像手段
で撮影した2つの画像間の対応点探索処理は広い範囲で
実施する場合、演算時間がかかる。しかし、例えば、図
19(b),(c)に示すような9個のウインドウに分
けて、区分けされたウィンドウ内を探索範囲として設定
して探索を行うことによって効率的な探索が可能とな
る。これは、画像全体を探索領域として設定する場合に
比較して単純に1/9の演算時間の短縮が実現すること
になる。
【0059】具体的な例として、図20、21を用いて
説明する。図20において、図20(a)が測定対象と
なる被写体であり、図20(b)が測定対象に投影する
スリットパターンである。図20(c)がスリットパタ
ーンを被写体に投影した画像である。
【0060】このような測定対象について、2つの異な
る方向から2つの撮像手段により画像撮影を行なう。撮
像手段の各々は、先に説明した図16の構成を有する。
すなわち、パターン画像を不可視領域のみの波長を透過
するフィルターに対応した撮像手段によって撮像し、パ
ターンを取り除いた画像を、可視領域のみの波長を透過
するフィルターに対応した撮像手段によって撮像する。
【0061】パターン投光手段と光学的に同軸に配置さ
れた撮像手段の可視領域のみの波長を透過するフィルタ
ーに対応した撮像手段には、図21(a)に示すような
画像(パターンを取り除いた画像)が撮り込まれる。上
述したように、この撮影画像を、パターン画像のスリッ
トのエッジに従って区分(ウィンドウ分け)を実行す
る。この結果、図21(b)に示すように画像は、複数
のウインドウに区分される。
【0062】パターン投光手段と光学的に同軸に配置さ
れた撮像手段と異なる方向から撮影した画像についても
同様に段も同様にウィンドウ分けを実行する。
【0063】これら2つのウィンドウ分けを行なった画
像に基づいてステレオ法に従った画像の対応付けを行な
う。この場合の画像の対応付け処理、すなわちステレオ
マッチング処理を実行する画像の探索領域は、異なる方
向から撮影された双方の画像における区分けされたウィ
ンドウ内に設定して行なうこととする。その結果、対応
付け探索処理は効率的に実行される。その対応付け処理
結果に基づいてステレオ法に従って測定対象の距離算出
が実行される。
【0064】上記処理のフローチャートを図22に示
す。ステップS2201においてコード化されたスリッ
トパターンを測定対象に投影し、異なる方向からの画像
をそれぞれ撮像手段で撮影する。それぞれの撮像手段
は、先に図16で説明したと同様の構成を持ち、パター
ン投影画像と、パターンを取り除いたパターン無し画像
を並列に撮り込む。
【0065】ステップS2202では、パターン投影画
像に規定されたパターン境界線に対応させてパターン無
し画像を分割して、部分領域、すなわちウィンドウを規
定する。ステップS2203では、規定されたウィンド
ウを探索領域としたステレオマッチング処理により距離
算出を実行する。
【0066】一方、ステップS2202,S2203の
処理と並行してステップS2204では、前述の図4の
フローで説明した再符号化(再コード化)処理を実行し
て、距離測定を実行する。
【0067】ステップS2205では、ステップS22
02,S2203のステレオマッチングによる処理で得
た距離情報と、ステップS2204の再符号化処理で得
た距離情報の両者を用いて距離画像を生成する。この合
成処理は、例えばいずれか一方の距離情報を主として用
い、他方の距離情報を補完情報として用いる処理として
実行される。例えば、第1の撮像手段による撮影パター
ンの変化量が所定値未満の領域について、第1の撮像手
段および第2の撮像手段より得られた各輝度情報の対応
づけ、すなわちステレオマッチングを実行することによ
り第2の距離情報を生成し、第1の距離情報と第2の距
離情報を合成して精度の高い距離情報を取得する。
【0068】なお、上述した実施例は、撮像手段として
図16で説明したような波長選択構成を持つものを適用
した例を説明したが、必ずしも、図16のような構成は
必要ではなく、例えば、まず、スリットパターンを投影
して、その画像を撮像し、さらに、スリットパターンを
消灯し、同じく画像を撮像するという2回の撮像を順次
実行して、上記と同様の処理を実行する構成としてもよ
い。
【0069】また、図23に示すように、撮影されたパ
ータン投影画像の輝度分析を細かく実行し、投射したス
リットパターン情報の変化点を分析することにより、ウ
インドウを、更に狭く分けることが可能になる。図23
に示すように、A〜Eは、撮影された被写体情報によっ
て、上下ウインドウに分けることが可能である。(A
1,A2、B1,B2…)また、ウィンドウFのよう
に、被写体のエッジ部分がスリット内に存在する場合
も、F1,F2のように小領域ウインドウに分けてステ
レオマッチングを実施することが可能である。
【0070】続いて、投光パターンの識別可能領域と、
識別不可能領域とを区分して、それぞれの領域におい
て、領域に応じた距離情報生成処理を実行する実施例に
ついて説明する。
【0071】図24を用いて本実施例の処理に関して説
明する。一般的に投光スリットパターンは、投光できる
距離が、限られる。図24(a)に示すような被写体に
対して、スリットパターンを投光すると、図24(b)
のように、近い被写体、すなわち車にはスリットパター
ンを投影でき、遠い被写体、例えば樹木,建物にはスリ
ットパターンが投影できない。
【0072】撮像手段による撮影画像には、パターンが
識別可能な領域と、識別不可能な領域が混在することに
なる。そこで、投影するスリットパターンと撮像した画
像を比較し、スリットパターンが投影されている画像、
すなわちパターンが識別可能な領域画像を図24(c)
の様に抽出し、パターンに基づく再符号化処理(図4参
照)を適用して距離の算出を実行する。この際、前記実
施例と同様に、図24(d)に示す抽出輝度画像を、ウ
インドウで分けてステレオ法による距離算出を行っても
よい。その結果得られる距離情報に基づいてパターン識
別可能部分の3次元画像を生成する。
【0073】一方、図24(e)のように、スリットパ
ターンが投影されない画像、すなわちパターン識別不可
能領域画像を抽出し、その領域画像についてのみ、ステ
レオ画像法によって、距離情報を得る。
【0074】これら、パターン識別による距離情報と、
ステレオ画像法による距離情報の両者を合成することに
よって、パターン識別領域および非識別領域双方の距離
情報が取得され、撮影画像全体の3次元画像が生成され
る。
【0075】図25に本実施例のフローチャートを示
す。ステップS2501においてコード化されたスリッ
トパターンを測定対象に投影し、異なる方向からの画像
をそれぞれ撮像手段で撮影する。それぞれの撮像手段
は、先に図16で説明したと同様の構成を持ち、パター
ン投影画像と、パターンを取り除いたパターン無し画像
を並列に撮り込む。
【0076】ステップS2502では、撮影されたパタ
ーン投影画像から、パターン識別領域および非識別領域
を分離する。
【0077】ステップS2503〜ステップS2507
の処理は、パターン識別領域に関する処理であり、前述
の図22の処理フローと同様の処理であり、パターンに
より規定されたウィンドウを探索領域としたステレオマ
ッチング処理と、パターンを用いた再符号化(再コード
化)処理を実行して、距離測定を実行し、両者を合成し
て距離画像を生成する。
【0078】一方、ステップS2508,S2509
は、パターン非識別領域に関する処理であり、スリット
パターンを適用せずにステレオマッチング処理を実行し
て距離画像を取得する。
【0079】ステップS2510では、ステップS25
03〜S2507の処理で得られたパターン識別領域に
関する距離画像と、ステップS2508,S2509で
得られたパターン非識別領域に関する距離画像との両者
を合成する。このような処理により、パターン識別領域
および非識別領域双方の距離情報が取得され、撮影画像
全体の3次元画像が生成される。
【0080】以上、特定の実施例を参照しながら、本発
明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成
し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で
本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべ
きではない。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に
記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
【0081】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の3次元画像
生成装置および3次元画像生成方法においては、投光手
段により所定のスリットパターンを投影した測定対象の
画像を投光手段と光学的に同光軸に配置した撮像手段で
撮像し、その撮像結果に基づいて再符号化(再コード
化)を実施し、他の方向から測定対象を撮影する撮像手
段の撮影したパターン画像に基づいて距離情報算出する
構成とするとともに、パターンの投影され、パターンの
識別される画像領域について、パターンに基づくウィン
ドウ区分を実行して、ウィンドウ内を探索領域とするス
テレオマッチング処理を併用することにより、高精度な
距離情報を取得することを可能とした。
【0082】さらに、本発明の3次元画像生成装置およ
び3次元画像生成方法においては、パターンの識別され
るパターン識別可能画像領域と、パターンの識別されな
いパターン識別不可能画像領域とを識別して、パターン
識別領域については再符号化(再コード化)による距離
情報を算出し、パターン非識別領域の限られた範囲内で
ステレオ画像法を実施し、距離情報を算出することによ
り効率的かつ高精度な距離算出を可能とした。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の3次元画像生成装置において使用され
る3次元形状計測装置の構成例を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の3次元画像生成装置において使用され
る3次元形状計測装置のカメラ構成例を示すブロック図
である。
【図3】本発明の3次元画像生成装置において使用され
る3次元形状計測装置の撮像構成を説明する図である。
【図4】本発明の3次元画像生成装置において使用され
る3次元形状計測装置の処理フローを示す図である。
【図5】本発明の3次元画像生成装置において使用され
る3次元形状計測装置の投影パターンのコード化の例を
示す図である。
【図6】本発明の3次元画像生成装置において使用され
る3次元形状計測装置の撮影構成例を示す図である。
【図7】本発明の3次元画像生成装置において使用され
る3次元形状計測装置の投影パターン例を示す図であ
る。
【図8】本発明の3次元画像生成装置において使用され
る3次元形状計測装置のカメラ1で撮影されるスリット
パターンの例を示す図である。
【図9】本発明の3次元画像生成装置において使用され
る3次元形状計測装置のカメラ2で撮影されるスリット
パターンの例を示す図である。
【図10】本発明の3次元画像生成装置において使用さ
れる3次元形状計測装置において新たにコード化された
スリットパターンの例を示す図である。
【図11】本発明の3次元画像生成装置において使用さ
れる3次元形状計測装置の空間コード化法による距離算
出法を示す図である。
【図12】本発明の3次元画像生成装置において使用さ
れる3次元形状計測装置のカメラ3で撮影されるスリッ
トパターンの例を示す図である。
【図13】本発明の3次元画像生成装置における2台の
撮像手段を用いたパターン画像撮影構成を示す図であ
る。
【図14】本発明の3次元画像生成装置におけるパター
ンおよび測定対象物の具体例を説明する図である。
【図15】本発明の3次元画像生成装置における投光パ
ターン像、撮像パターン像の具体例を示す図である。
【図16】本発明の3次元画像生成装置における撮像手
段構成の具体例を示す図である。
【図17】本発明の3次元画像生成装置における投光パ
ターン、測定対象物の具体例を示す図である。
【図18】図17で示す投光パターン、測定対象物を適
用した場合の図16に示す撮像手段で撮影される画像の
例を示す図である。
【図19】本発明の3次元画像生成装置における撮影画
像のウィンドウ区分処理例を示す図である。
【図20】本発明の3次元画像生成装置における撮影画
像のウィンドウ区分処理による3次元画像生成処理の具
体例を示す図である。
【図21】本発明の3次元画像生成装置における撮影画
像のウィンドウ区分処理の具体例を示す図である。
【図22】本発明の3次元画像生成装置における撮影画
像のウィンドウ区分処理による3次元画像生成処理の処
理フローを示す図である。
【図23】本発明の3次元画像生成装置における撮影画
像のウィンドウ区分の処理例を示す図である。
【図24】本発明の3次元画像生成装置における撮影画
像のパターン識別領域と非識別領域に対応した処理を実
行する処理例を説明する図である。
【図25】本発明の3次元画像生成装置における撮影画
像のパターン識別領域と非識別領域に対応した処理を実
行する処理フローを示す図である。
【符号の説明】
101 カメラ1 102 カメラ2 103 カメラ3 104 投光器 105 ハーフミラー 106 光源 107 マスクパターン 108 強度パターン 109 プリズム 121,123,125 輝度値メモリ 122,124,126 パターン画像メモリ 127 フレームメモリ 128 領域分割部 129 再コード化部 130,131 コード復号部 133 距離情報の統合部 134 3次元メモリ 301 プリズム 302,304 透過フィルタ 303,305 撮像装置 601,602,603 カメラ 604 投光器 605 壁 606 板 801,901 影領域 1301 測定対象 1302 プロジェクタ 1303,1304 撮像手段 1501,1502 撮像手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA53 BB05 DD03 FF04 FF09 GG21 HH07 JJ22 JJ26 LL22 LL46 LL62 QQ24 QQ25 QQ31 QQ38 QQ42 2F112 AC06 BA06 CA08 DA02 DA32 FA03 FA21 FA36 FA38 FA45 GA10 5B057 BA15 CE20 DA07 DB03 DC02 DC32

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パターンを測定対象に投影する投光手段
    と、前記投光手段の光軸方向から投影パターンを撮影す
    る第1の撮像手段と、前記投光手段の光軸方向と異なる
    方向から前記投影パターンを撮影する第2の撮像手段と
    を備え、 前記投影パターンに対する第1の撮像手段による撮影パ
    ターンの変化量が所定値以上の領域について、該第1の
    撮像手段による撮影パターンに対応する新規コードを割
    り付け、前記新規コードに基づいて第2の撮像手段によ
    る撮影パターンから前記第1の距離情報を生成するとと
    もに、前記第1および第2の撮像手段の撮影した投影パ
    ターン入り画像のパターン境界に基づいて、前記第1お
    よび第2の撮像手段の撮影した投影パターン無し画像の
    ウィンドウ区分を実行し、該ウィンドウを探索領域とし
    たステレオマッチング処理を実行して第2の距離情報を
    生成する構成を有することを特徴とする3次元画像生成
    装置。
  2. 【請求項2】前記投光手段は不可視領域の光を発生する
    光源を有し、不可視領域の光によるパターンを前記測定
    対象に投影する構成であり、 前記第1および第2の撮像手段は不可視領域の光を透過
    するフィルターおよび不可視領域の光を遮断するフィル
    ターを有し、投影パターン入り画像および投影パターン
    無し画像の両画像を並列に撮り込む構成であることを特
    徴とする請求項1に記載の3次元画像生成装置。
  3. 【請求項3】前記投光手段の出射光と、前記第1の撮像
    手段の入射光とは、ビームスプリッタによって分離され
    る構成であり、前記投光手段と前記第1の撮像手段と
    は、それぞれが光学的に同軸となるように配置された構
    成であることを特徴とする請求項1に記載の3次元画像
    生成装置。
  4. 【請求項4】前記投光手段による投影パターンに対する
    第1の撮像手段による撮影パターンの変化量が所定値未
    満の領域について、第1の撮像手段および第2の撮像手
    段より得られた各輝度情報の対応づけにより第2の距離
    情報を生成し、前記第1の距離情報、第2の距離情報を
    用いて3次元画像を生成する構成を有することを特徴と
    する請求項1に記載の3次元画像生成装置。
  5. 【請求項5】前記第2の撮像手段は、前記測定対象を異
    なる角度で撮像する複数の撮像手段によって構成され、
    該複数の第2の撮像手段の各々の撮影した投影パターン
    に基づいて求められる距離情報を合成して3次元画像を
    生成する構成を有することを特徴とする請求項1に記載
    の3次元画像生成装置。
  6. 【請求項6】パターンを測定対象に投影する投光手段
    と、前記投光手段の光軸方向から投影パターンを撮影す
    る第1の撮像手段と、前記投光手段の光軸方向と異なる
    方向から前記投影パターンを撮影する第2の撮像手段と
    を備え、 前記第1の撮像手段または第2の撮像手段の撮影した投
    影パターン入り画像から投影パターン識別可能領域と、
    投影パターン識別不可能領域とを区別し、 前記投影パターン識別可能領域については、前記投影パ
    ターンに対する第1の撮像手段による撮影パターンの変
    化量が所定値以上の領域について、該第1の撮像手段に
    よる撮影パターンに対応する新規コードを割り付け、前
    記新規コードに基づいて第2の撮像手段による撮影パタ
    ーンから前記第1の距離情報を生成するとともに、 前記投影パターン識別不可能領域については、ステレオ
    マッチング処理を実行して第2の距離情報を生成する構
    成を有することを特徴とする3次元画像生成装置。
  7. 【請求項7】前記第1の距離情報の生成において、 前記第1および第2の撮像手段の撮影した投影パターン
    入り画像のパターン境界に基づいて、前記第1および第
    2の撮像手段の撮影した投影パターン無し画像のウィン
    ドウ区分を実行し、該ウィンドウを探索領域としたステ
    レオマッチング処理を実行して第1の距離情報の補完情
    報を生成する構成を有することを特徴とする請求項6に
    記載の3次元画像生成装置。
  8. 【請求項8】前記投光手段は不可視領域の光を発生する
    光源を有し、不可視領域の光によるパターンを前記測定
    対象に投影する構成であり、 前記第1および第2の撮像手段は不可視領域の光を透過
    するフィルターおよび不可視領域の光を遮断するフィル
    ターを有し、投影パターン入り画像および投影パターン
    無し画像の両画像を並列に撮り込む構成であることを特
    徴とする請求項6に記載の3次元画像生成装置。
  9. 【請求項9】前記投光手段の出射光と、前記第1の撮像
    手段の入射光とは、ビームスプリッタによって分離され
    る構成であり、前記投光手段と前記第1の撮像手段と
    は、それぞれが光学的に同軸となるように配置された構
    成であることを特徴とする請求項6に記載の3次元画像
    生成装置。
  10. 【請求項10】前記第2の撮像手段は、前記測定対象を
    異なる角度で撮像する複数の撮像手段によって構成さ
    れ、該複数の第2の撮像手段の各々の撮影した投影パタ
    ーンに基づいて求められる距離情報を合成して3次元画
    像を生成する構成を有することを特徴とする請求項6に
    記載の3次元画像生成装置。
  11. 【請求項11】3次元画像生成方法において、 投光手段によりパターンを測定対象に投影し、前記投光
    手段の光軸方向から投影パターンを撮影する第1の撮像
    手段と、前記投光手段光軸方向と異なる方向から前記投
    影パターンを撮影する第2の撮像手段とにより撮影を実
    行するステップと、 前記投影パターンに対する第1の撮像手段による撮影パ
    ターンの変化量が所定値以上の領域について、該第1の
    撮像手段による撮影パターンに対応する新規コードを割
    り付け、前記新規コードに基づいて第2の撮像手段によ
    る撮影パターンから前記第1の距離情報を生成するステ
    ップと、 前記第1および第2の撮像手段の撮影した投影パターン
    入り画像のパターン境界に基づいて、前記第1および第
    2の撮像手段の撮影した投影パターン無し画像のウィン
    ドウ区分を実行し、該ウィンドウを探索領域としたステ
    レオマッチング処理を実行して第2の距離情報を生成す
    るステップと、 を有することを特徴とする3次元画像生成方法。
  12. 【請求項12】前記投光手段は不可視領域の光を発生す
    る光源を有し、不可視領域の光によるパターンを前記測
    定対象に投影し、 前記第1および第2の撮像手段は不可視領域の光を透過
    するフィルターおよび不可視領域の光を遮断するフィル
    ターを有し、投影パターン入り画像および投影パターン
    無し画像の両画像を並列に撮り込むことを特徴とする請
    求項11に記載の3次元画像生成方法。
  13. 【請求項13】3次元画像生成方法において、 投光手段によりパターンを測定対象に投影し、前記投光
    手段の光軸方向から投影パターンを撮影する第1の撮像
    手段と、前記投光手段光軸方向と異なる方向から前記投
    影パターンを撮影する第2の撮像手段とにより撮影を実
    行するステップと、 前記第1の撮像手段または第2の撮像手段の撮影した投
    影パターン入り画像から投影パターン識別可能領域と、
    投影パターン識別不可能領域とを区別するステップと、 前記投影パターン識別可能領域については、前記投影パ
    ターンに対する第1の撮像手段による撮影パターンの変
    化量が所定値以上の領域について、該第1の撮像手段に
    よる撮影パターンに対応する新規コードを割り付け、前
    記新規コードに基づいて第2の撮像手段による撮影パタ
    ーンから前記第1の距離情報を生成するステップと、 前記投影パターン識別不可能領域については、ステレオ
    マッチング処理を実行して第2の距離情報を生成するス
    テップと、 を有することを特徴とする3次元画像生成方法。
  14. 【請求項14】前記第1の距離情報を生成するステップ
    は、さらに、 前記第1および第2の撮像手段の撮影した投影パターン
    入り画像のパターン境界に基づいて、前記第1および第
    2の撮像手段の撮影した投影パターン無し画像のウィン
    ドウ区分を実行し、該ウィンドウを探索領域としたステ
    レオマッチング処理を実行して第1の距離情報の補完情
    報を生成するステップを含むことを特徴とする請求項1
    3に記載の3次元画像生成方法。
  15. 【請求項15】前記投光手段は不可視領域の光を発生す
    る光源を有し、不可視領域の光によるパターンを前記測
    定対象に投影し、 前記第1および第2の撮像手段は不可視領域の光を透過
    するフィルターおよび不可視領域の光を遮断するフィル
    ターを有し、投影パターン入り画像および投影パターン
    無し画像の両画像を並列に撮り込むことを特徴とする請
    求項13に記載の3次元画像生成方法。
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