JP2002011004A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JP2002011004A JP2000199403A JP2000199403A JP2002011004A JP 2002011004 A JP2002011004 A JP 2002011004A JP 2000199403 A JP2000199403 A JP 2000199403A JP 2000199403 A JP2000199403 A JP 2000199403A JP 2002011004 A JP2002011004 A JP 2002011004A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高調波成分を用いた超音波診断装置におい
て、被検体の深い部分で感度が低下する。 【解決手段】 高調波フィルタ回路34、基本波フィル
タ回路36を用いて整相加算回路32から出力される受
信信号から高調波成分、基本波成分を抽出する。これら
成分から得られる信号はLOG変換部42,52でそれ
ぞれ対数変換され、DC加算部44,54に入力され
る。これら成分が発生した被検体内での深さに応じたゲ
インがゲインテーブル46,56から読み出され、DC
加算部44,54にて各成分の対数信号に加算され、各
成分の重み付けが行われる。これらが合成加算部60で
加算され合成される。深さが深いほど基本波成分が大き
くなるようにゲインは設定される。これにより、深い部
分での高調波成分の減衰が基本波成分で補完された超音
波画像が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波診断装置に
関し、特に受信信号に含まれる高調波成分を診断に利用
する超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の超音波診断装置の受信部
の概略のブロック構成図である。複数の振動素子からな
る超音波振動子から出力された各受信信号は整相加算回
路10に入力され、電子フォーカス及び電子走査のため
に各受信信号が遅延され、これにより位相調整がなされ
た各受信信号が合成される。整相加算回路10から出力
された合成後の受信信号は、バンドパスフィルタで構成
される帯域制限回路12を通過した後に増幅器14に入
力され、その増幅器14で増幅された受信信号が検波器
16で検波される。検波後の受信信号はA/D変換器1
8においてデジタル信号に変換され、そのデジタル信号
に変換された受信信号がラインメモリ20に格納された
後、さらにフレームメモリ22に格納される。ラインメ
モリは超音波ビーム1本分の受信信号(画像データ)を
格納するものであり、フレームメモリ22は1フレーム
分の受信信号を格納するものである。フレームメモリ2
2から読み出された画像データは、図示されていない画
像形成部に入力され、そこで断層画像やドプラ画像など
の超音波画像が形成される。
【0003】さて、近年、受信信号に含まれる高調波成
分を検出するハーモニック法を用いた超音波診断装置が
開発されている。生体組織では、その音響的非線形性に
起因して、生体内部へ送信した超音波の整数倍の周波数
を有する高調波成分が発生する。上記ハーモニック法に
よる超音波診断装置は、これを被検体の診断に利用する
ものである。このハーモニック法による超音波診断装置
では、帯域制限回路12は、基本周波数の倍の周波数を
有する高調波成分を透過させるように構成される。
【0004】ハーモニック法による画像は基本波を用い
た画像に比べて、サイドローブによるアーチファクトが
低減されるといった特長を有する。反面、生体内で発生
する高調波成分は送信される超音波に比べて微弱であ
り、また高調波は基本波に比べて減衰しやすい。そのた
め、ハーモニック法では、生体の深い領域では十分なS
/N比が得られず、それによる断層画像は、深い部分で
は感度が低い暗い表示となる。
【0005】一方、基本波成分においてもデータ取り込
み位置の深さに応じた減衰が同様に生じ、基本波成分の
うち高域ほど減衰の影響を受ける。基本波成分を利用し
た超音波診断装置では、その減衰に対処するために、深
い領域ほど、基本波成分のうち減衰の影響の少ない低域
側の成分を利用するように構成される。例えば、帯域制
限回路12が、データ取り込み位置の深さに応じて、す
なわち超音波ビーム1本に相当する受信信号の時系列に
沿って、その通過帯域特性の中心周波数を高域側から低
域側へ自動的にシフトさせる機能を有する。これによ
り、データ取り込み位置が深い部分での感度の低下が補
償される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、ハー
モニック法は基本波成分を用いる方法に比べて長所を有
する反面、利用する高調波成分が基本波成分に比べて微
弱であり、また深さに応じた減衰も大きいという不都合
がある。高調波成分はその帯域の全体にわたって強度が
小さいため、上述の基本波成分で採られたような帯域内
で通過帯域を高域側から低域側にシフトさせるという構
成では、データ取り込み位置が深い部分での感度低下を
補償することが困難であるという問題があった。
【0007】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたもので、ハーモニック法の特長を有しつつ、一方
で、データ取り込み位置が深い部分での高調波成分の感
度低下といった不都合が解決される超音波診断装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る超音波診断
装置は、超音波を被検体に送波し、反射波から受信信号
を得る送受波手段と、前記受信信号に含まれる高調波成
分を抽出する高調波抽出手段と、前記高調波成分の前記
被検体内での発生深さに応じて、前記高調波成分に基づ
く画像情報を前記受信信号に含まれる基本波成分に基づ
く画像情報で補って、超音波画像を形成する超音波画像
形成手段とを含むものである。
【0009】被検体から得られる受信信号には、送波さ
れた超音波の基本周波数を基本的に中心周波数とする基
本波成分と、その整数倍を中心周波数とする高調波成分
とが含まれる。これら基本成分と高調波成分とは、それ
ぞれの発生機構や伝達特性などに相違を有し、それぞれ
に基づいて形成された超音波画像の特性にも差異があ
る。また、それぞれの成分による各超音波画像の内部に
おいても、送受波手段からの距離、すなわち被検体内の
深さに応じて特性が変化し得る。本発明によれば、超音
波画像を形成するに際して、高調波成分に基づく画像情
報に、基本波成分に基づく画像情報が反映される。ここ
で反映のさせ方は、基本波成分に基づいて生成される画
像データを直接的に用いる方法に限られず、例えば、基
本波成分から得られる何らかの画像パラメータを考慮し
て、高調波成分に基づく超音波画像を形成するといった
間接的なものであってもよい。上述したように高調波成
分、基本波成分はそれぞれ深さ方向に特性が変化し得る
ため、反映のさせ方も被検体内の深さに応じて変えるこ
とができる。このように高調波成分の画像情報に基本波
成分の画像情報を反映させ補うことにより、高調波成分
単独で形成される画像に比べて、画像特性の改善を図る
ことが可能となる。
【0010】本発明に係る超音波診断装置においては、
前記超音波画像形成手段が、前記高調波成分及び前記基
本波成分を前記発生深さに応じて重み付けして合成する
重み付け合成手段を有し、前記重み付け合成により得ら
れた受信信号に基づいて前記超音波画像を形成すること
を特徴とする。
【0011】本発明によれば、高調波成分に基づく画像
情報に基本波成分に基づく画像情報を反映させ、補強す
る方法として、両成分の画像データを重み付け合成する
方法を採る。各成分に対する重み付けは、被検体内での
深さに応じて変えられる。合成の方法は例えば、重み付
けされた高調波成分と重み付けされた基本波成分とを互
いに加算する方法や互いに乗算する方法がある。
【0012】本発明に係る超音波診断装置においては、
前記重み付け合成手段が、前記高調波成分の前記発生深
さに応じた減衰特性に基づいて、前記高調波成分及び前
記基本波成分に対する前記重み付けを設定することを特
徴とする。
【0013】高調波成分はその発生深さが深いほど一般
に減衰が大きくなり、また同じ深さで比べた場合、その
減衰は基本波成分のそれよりも大きい。本発明によれ
ば、減衰が大きくなる深い部分から得られる高調波成分
に対しては、より基本波成分の重みを大きくして合成す
ることが可能となり、被検体内での深さに依存した高調
波成分の感度の変動を緩和することができる。
【0014】本発明に係る超音波診断装置は、前記高調
波成分及び前記基本波成分に対する前記重み付けが、送
波される前記超音波の周波数に応じて設定されることを
特徴とする。
【0015】本発明によれば、送波される超音波の周波
数に応じて変わる被検体内での高調波成分及び基本波成
分の特性に応じて重み付けが変更される。
【0016】本発明に係る超音波診断装置は、超音波を
被検体に送波し、反射波から受信信号を得る送受波手段
と、前記受信信号に含まれる高調波成分及び基本波成分
の両方が反映された複合画像を形成する超音波画像形成
手段とを含むものである。
【0017】本発明によれば、高調波成分に基づく画像
情報と基本波成分に基づく画像情報との特性の相違を利
用し、それら画像情報の特性を複合させることによりそ
れぞれの画像情報単独とは異なる画像特性を得ることが
できる。ここで複合画像は、両画像データを重み付け合
成して形成されたものに限られず、一方の画像情報の特
性を考慮して他方の画像情報を変更して形成されたよう
なものも含む。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0019】図1は、本発明の好適な実施形態である超
音波診断装置の受信部の構成を示すブロック図である。
【0020】超音波の送受波は、図示されていないアレ
イ振動子によって行われる。このアレイ振動子は、複数
の振動素子を例えば直線配列してなるものであって、電
子走査により超音波ビームが走査される。各振動素子か
ら出力された受信信号は、プリアンプ30にて増幅され
た後、整相加算回路32に入力される。整相加算回路3
2は、電子走査および電子フォーカスを実現するために
各受信信号に対して所定の遅延を行ない、位相調整が成
された各受信信号を合成加算するものである。合成後の
受信信号は、高調波成分(ハーモニック成分)を選択的
に透過する高調波フィルタ回路34及び基本波成分(フ
ァンダメンタル成分)を選択的に透過する基本波フィル
タ回路36にそれぞれ入力される。
【0021】高調波フィルタ回路34からは受信信号の
高調波成分が出力され、これが検波部40に入力され検
波される。LOG変換部42においては、高調波成分か
ら検波により取り出された受信信号SHが対数変換され
る。DC加算部44は、LOG変換部42から出力され
る信号レベル(logSH)と、ゲインテーブル46から読
み出されたゲイン値(logAH)とを加算する。これによ
り、DC加算部44では、高調波成分に基づく信号SH
に対しゲインAHを乗ずるゲイン可変が行われ、信号(l
ogAHH)が出力される。
【0022】一方、基本波フィルタ回路36からは受信
信号の基本波成分が出力され、これに対して上述した高
調波成分に対するのと同様の処理が行われる。すなわ
ち、基本波成分は検波部50に入力され検波され、LO
G変換部52においては、基本波成分から検波により取
り出された受信信号SFが対数変換される。DC加算部
54は、LOG変換部52から出力される信号レベル
(logSF)と、ゲインテーブル56から読み出されたゲ
イン値(logAF)とを加算する。これにより、DC加算
部54では、基本波成分に基づく信号SFに対しゲイン
Fを乗ずるゲイン可変が行われ、信号(logAFF)が
出力される。
【0023】ここで、ゲインテーブル46,56に対す
るアドレスの指定はカウンタ58により行われる。DC
加算部44,54での加算は、デジタル演算にて行う構
成を採ることができ、この場合、LOG変換部42,5
2からの出力はデジタル値としてDC加算部44,54
に入力されるように構成される。
【0024】合成加算部60は、2つのDC加算部4
4,54から出力される重み付けされた各成分信号log
HH、logAFFを加算して出力する。信号処理部6
2はこの出力信号を用いて、超音波画像生成、その他の
各種の信号処理を行い、得られた超音波画像を表示部6
4へ出力する。
【0025】次に、DC加算部44,54及び信号処理
部62にて行われる高調波成分と基本波成分との合成処
理について説明する。DC加算部44,54で行われる
処理は実質的には、それぞれゲインテーブル46,56
から読み出されたゲインを高調波成分、基本波成分に乗
算する処理であり、これにより各成分に対する重み付け
がなされる。
【0026】ゲインテーブル46,56には、被検体内
での各成分の発生深さに応じて変化するゲインの一覧が
あらかじめ格納されている。図2は、このゲインテーブ
ルに格納されるゲインと深さとの関係の一例を示すグラ
フであり、縦軸がゲイン、横軸が深さであり、右に行く
ほど発生深さは深い。またゲイン特性曲線70は高調波
成分に対するもの、一方、ゲイン特性曲線72は基本波
成分に対するものである。本装置では、図2に示すよう
に、発生深さが深くなるにつれて、高調波成分に対する
ゲインは低減され、反対に基本波成分に対するゲインは
増加するように設定される。ちなみに、ゲインテーブル
46,56はROM(Read Only Memory)を用いて構成
することができ、図2に示す例では、データ長が12ビ
ットのROMを用い、−2048〜+2047の範囲内
でゲイン値を設定することができる。
【0027】さて、高調波成分は、基本波成分に比べて
被検体内での減衰を強く受ける。そのため、高調波成分
を用いて超音波画像を形成した場合、深いところほど感
度が低下する。本装置は、反射波の発生深さが深くなる
ほど、高調波成分に比べて感度低下が小さい基本波成分
に対するゲインを高調波成分のゲインに対し相対的に増
加させる。これにより、深い部分にて高調波成分の低減
が補われ、超音波画像上での感度低下が補償される。
【0028】ゲインテーブル46,56では深さがRO
Mのアドレスに対応付けられて、ゲイン値が格納され、
上述したようにこのアドレスはカウンタ58により指定
される。カウンタ58に対する制御は図1には示さない
制御回路が送受信制御に連動して行う。例えば、各超音
波ビームの受信が開始されると、制御回路は、受信開始
深さに対応するゲインが格納されたROMのアドレスを
初期値としてカウンタ58にセットし、クロックをカウ
ンタ58に入力させる。カウンタ58はこのクロックを
カウントし、カウント値をインクリメントする。そのカ
ウント値がゲインテーブル46,56それぞれのアドレ
スとして用いられ、アドレスの増加とともに深い位置に
対応するゲインがゲインテーブル46,56から読み出
される。このゲインテーブル46,56からの読み出し
は、制御回路によって、DC加算部44,54へ入力さ
れる受信信号に連動して行われる。すなわち、DC加算
部44,54に入力された各受信信号成分の発生深さ
と、ゲインテーブル46,56から読み出されるゲイン
値の対応付けられる深さとが一致するように、タイミン
グ制御が行われる。
【0029】また、ゲインテーブル46,56に格納さ
れるゲインの深さ方向のサンプリング間隔は、DC加算
部44,54に入力される各受信信号成分のデジタルデ
ータのサンプリングレートに応じて設定することがで
き、また、それに応じてカウンタ58を駆動するクロッ
クの周波数も設定される。例えば、クロックの周波数は
送信される超音波の周波数の4倍程度に設定することが
できる。
【0030】一般的に被検体内部での減衰特性は送信周
波数により異なる。図3は、図2とは異なる送信周波数
におけるゲインテーブルに格納されるゲインと深さとの
関係の一例を示すグラフであり、ゲイン特性曲線80,
82がそれぞれ高調波成分、基本波成分に対応する。こ
の基本波成分に対するゲイン特性曲線82は、図2に示
すゲイン特性曲線72に比べて、被検体深部でのゲイン
の増加が小さい。よって、図3に示す特性を用いた場
合、図2に示す特性による場合よりも深部における基本
波成分の高調波成分への感度補完は小さくなる。ゲイン
テーブル46,56は、このような特性の異なる複数の
ゲインテーブルを格納し、操作者の指示等によりそれら
を切り換えて使用するように構成することができる。例
えば、ゲインテーブルは、送信周波数や、送信する超音
波パルスに含まれる波数に応じて異なるものを用いるよ
うに構成することができる。また、基本波フィルタ回路
36は、中心周波数を可変に構成され、ノーマル画像用
の中心周波数、高画質用に高域シフトされた中心周波
数、及び高感度用に低域シフトされた中心周波数を切り
換えて設定できるように構成することが従来より行われ
ている。ゲインテーブルは、これら中心周波数の種別に
応じて、異なるものを用いるように構成することもでき
る。さらに、本装置を腹部の診断に用いるか、循環器の
診断に用いるかといった用途別、また例えば、体型が太
め、細め、超音波が通りやすいタイプか否かといった被
検者のタイプ別に、ゲインテーブルを切り換えて診断を
行うように構成することができる。
【0031】本装置で重み付け合成される、高調波成分
の超音波画像と基本波成分の超音波画像とは、例えば、
それぞれの成分でBモード表示された断層画像である
が、その他、Mモード画像、ドプラ画像であってもよ
い。また、上述の構成は、高調波成分及び基本波成分そ
れぞれの超音波画像データ同士の合成であるが、この
他、例えば一方の成分から抽出されたパラメータを用い
て他方の超音波画像を補正するという形でも、一方の成
分を他方の成分による超音波画像に反映させ、相互の成
分の特長を補完させることが可能である。
【0032】
【発明の効果】本発明の超音波診断装置によれば、高調
波成分及び基本波成分の一方を他方で補うことにより、
両方の特質を生かした良好な超音波画像が形成される。
特に、基本波成分に深さに応じた重み付けを行って、高
調波成分に合成することにより、深い部分での高調波成
分の減衰による感度低下が補償された超音波画像が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好適な実施形態である超音波診断装
置の受信部の構成を示すブロック図である。
【図2】 ゲインテーブルに格納されるゲインと深さと
の関係の一例を示すグラフである。
【図3】 ゲインテーブルに格納されるゲインと深さと
の関係の他の例を示すグラフである。
【図4】 従来の超音波診断装置の受信部の概略のブロ
ック構成図である。
【符号の説明】
30 プリアンプ、32 整相加算回路、34 高調波
フィルタ回路、36基本波フィルタ回路、40,50
検波部、42,52 LOG変換部、44,54 DC
加算部、46,56 ゲインテーブル、58 カウン
タ、60 合成加算部、62 信号処理部、64 表示
部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波を被検体に送波し、反射波から受
    信信号を得る送受波手段と、 前記受信信号に含まれる高調波成分を抽出する高調波抽
    出手段と、 前記高調波成分の前記被検体内での発生深さに応じて、
    前記高調波成分に基づく画像情報を前記受信信号に含ま
    れる基本波成分に基づく画像情報で補って、超音波画像
    を形成する超音波画像形成手段と、 を含む超音波診断装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の超音波診断装置におい
    て、 前記超音波画像形成手段は、前記高調波成分及び前記基
    本波成分を前記発生深さに応じて重み付けして合成する
    重み付け合成手段を有し、前記重み付け合成により得ら
    れた受信信号に基づいて前記超音波画像を形成すること
    を特徴とする超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の超音波診断装置におい
    て、 前記重み付け合成手段は、前記高調波成分の前記発生深
    さに応じた減衰特性に基づいて、前記高調波成分及び前
    記基本波成分に対する前記重み付けを設定することを特
    徴とする超音波診断装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の超音波診断装置におい
    て、 前記高調波成分及び前記基本波成分に対する前記重み付
    けは、送波される前記超音波の周波数に応じて設定され
    ることを特徴とする超音波診断装置。
  5. 【請求項5】 超音波を被検体に送波し、反射波から受
    信信号を得る送受波手段と、 前記受信信号に含まれる高調波成分及び基本波成分の両
    方が反映された複合画像を形成する超音波画像形成手段
    と、 を含む超音波診断装置。
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