JP2002009602A - 負荷駆動回路 - Google Patents

負荷駆動回路

Info

Publication number
JP2002009602A
JP2002009602A JP2000187698A JP2000187698A JP2002009602A JP 2002009602 A JP2002009602 A JP 2002009602A JP 2000187698 A JP2000187698 A JP 2000187698A JP 2000187698 A JP2000187698 A JP 2000187698A JP 2002009602 A JP2002009602 A JP 2002009602A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
circuit
power supply
charge pump
low
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000187698A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3639189B2 (ja
Inventor
Naoya Tsuchiya
直矢 土谷
Takeshi Ishikawa
武志 石川
Fukuo Ishikawa
富久夫 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Denso Electronics Corp
Original Assignee
Denso Corp
Anden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp, Anden Co Ltd filed Critical Denso Corp
Priority to JP2000187698A priority Critical patent/JP3639189B2/ja
Priority to US09/884,919 priority patent/US6603341B2/en
Publication of JP2002009602A publication Critical patent/JP2002009602A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3639189B2 publication Critical patent/JP3639189B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/06Modifications for ensuring a fully conducting state
    • H03K17/063Modifications for ensuring a fully conducting state in field-effect transistor switches
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M3/00Conversion of dc power input into dc power output
    • H02M3/02Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac
    • H02M3/04Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters
    • H02M3/06Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using resistors or capacitors, e.g. potential divider
    • H02M3/07Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using resistors or capacitors, e.g. potential divider using capacitors charged and discharged alternately by semiconductor devices with control electrode, e.g. charge pumps
    • H02M3/073Charge pumps of the Schenkel-type
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/22Modifications for ensuring a predetermined initial state when the supply voltage has been applied
    • H03K17/223Modifications for ensuring a predetermined initial state when the supply voltage has been applied in field-effect transistor switches
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/30Modifications for providing a predetermined threshold before switching
    • H03K17/302Modifications for providing a predetermined threshold before switching in field-effect transistor switches

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 負荷電流の急変により電源電圧が一時的に変
化する電源供給経路に設けられても良好に動作する低電
圧時出力オフ機能を備える。 【解決手段】 チャージポンプ回路17は、電源線13
のバッテリ電圧Vbを入力し、バッテリ電圧Vbにほぼ
比例する昇圧電圧Vcを出力する。低電圧検出回路19
は、昇圧電圧Vcを分圧して得た検出電圧Vaが基準電
圧Vrよりも低下した低電圧状態を検出することによ
り、バッテリ電圧Vbが所定のしきい値よりも低下した
低電圧状態を間接的に検出可能となる。低電圧状態が検
出されると、ドライブ回路18はMOSFET15をオ
フ駆動する。この時、バッテリ電圧Vbが一時的に変動
するが、チャージポンプ回路17はフィルタ作用と遅延
作用を有するので、その一時的な変動は昇圧電圧Vc
(検出電圧Va)に現れにくく、MOSFET15の誤
動作を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源電圧を昇圧す
るチャージポンプ回路と、その昇圧された電圧を用いて
負荷への電源供給経路を開閉するスイッチ回路とを備え
た負荷駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、自動車に搭載された負荷(リ
レー、ライトなど)を駆動するための負荷駆動回路の従
来構成を示している。この図10において、負荷駆動回
路1は、バッテリ(図示せず)と負荷2とを接続する電
源線3(電源供給経路)に介在するMOSFET4、電
源線3のバッテリ電圧Vbを入力して昇圧電圧Vcを出
力するチャージポンプ回路5、このチャージポンプ回路
5から昇圧電圧Vcの供給を受けて駆動指令信号Sdに
従って前記MOSFET4を駆動するドライブ回路6、
および低電圧検出回路7から構成されている。このうち
チャージポンプ回路5、ドライブ回路6および低電圧検
出回路7は、バッテリ電圧Vbを入力とする電源回路8
から制御電源電圧の供給を受けて動作するようになって
いる。
【0003】この構成において、低電圧検出回路7は、
低電圧時出力オフ機能(いわゆるパワーオンリセット機
能)を実行するためのものである。バッテリ電圧Vbが
所定のしきい値Vdよりも低下している場合には、例え
ば電源回路8が安定した制御電源電圧を生成できなくな
り、負荷駆動回路1が正常に動作しなくなる。そこで、
低電圧検出回路7は、分圧回路によりバッテリ電圧Vb
を検出し、その検出電圧が前記しきい値Vdに相当する
基準電圧Vrよりも低下した場合(低電圧状態の場合)
に、ドライブ回路6に対してHレベルの低電圧検出信号
Seを出力するようになっている。ドライブ回路6は、
このHレベルの低電圧検出信号Seを受けると、MOS
FET4のオン駆動を停止するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図11は、オンの駆動
指令信号Sdが与えられた状態で、バッテリ電圧Vbが
上記しきい値Vd付近において下降しその後上昇した場
合における各部の電圧波形および低電圧検出信号Seの
状態を示したものである。ここで、各部の電圧波形は以
下のようになっている。
【0005】 波形A(太い実線) :バッテリ電圧Vb 波形B(太い実線) :バッテリ電圧Vbを分圧して得た検出電圧Va 波形C(細い実線) :出力電圧Vo
【0006】この図11において、時刻t1以前にあっ
てはバッテリ電圧Vb(検出電圧Va)がしきい値Vd
(基準電圧Vr)以上あるので、低電圧検出回路7はL
レベルの低電圧検出信号Seを出力し、ドライブ回路6
はMOSFET4をオン駆動する。この場合、出力電圧
Vo(MOSFET4のソース電圧)は、バッテリ電圧
VbよりもMOSFET4のゲート・ソース間電圧だけ
低下した電圧となっており、負荷2にはバッテリから電
源線3およびMOSFET4を通して電流が流れてい
る。
【0007】やがて、時刻t1を過ぎてバッテリ電圧V
b(検出電圧Va)がしきい値Vd(基準電圧Vr)よ
りも低下すると、低電圧検出回路7は低電圧検出信号S
eをLレベルからHレベルとし、これによりドライブ回
路6はMOSFET4をオフ駆動する。MOSFET4
がオフすると、負荷2への電流は遮断され、出力電圧V
oは0V(アース電位)にまで低下する。
【0008】この時、バッテリから電源線3を通して流
れる電流が急激に減少するため、例えば電源線3が有す
るインダクタンス成分により、負荷駆動回路1において
検出されるバッテリ電圧Vbは一時的に跳ね上がり、し
きい値Vdを超えてしまう。その結果、低電圧検出信号
SeがLレベルとなり、ドライブ回路6はMOSFET
4を再びオン駆動するようになる。そして、オン駆動に
より電源線3を通して流れる電流が急激に増加すると、
バッテリ電圧Vbがしきい値Vdよりも低下して低電圧
検出信号SeがHレベルとなるので、ドライブ回路6は
MOSFET4を再びオフ駆動するようになる。
【0009】結局、バッテリ電圧Vbがしきい値Vdよ
りも前記跳ね上がり電圧幅だけ低下するまでの間(期間
T1)、MOSFET4はオンとオフとを繰り返す発振
状態に陥ってしまう。この現象は、バッテリ電圧Vbが
しきい値Vdを超えて上昇する場合にも同様にして発生
する(時刻t2からの期間T2)。
【0010】MOSFET4が発振状態になると、MO
SFET4のスイッチング損失が増大したりサージ電圧
が発生したりするため、許容損失の大きい素子や高耐圧
の素子を採用する必要があり、コストの上昇や部品サイ
ズの大型化を招く。また、MOSFET4が発振状態に
ある期間、負荷2がリレーコイルの場合にはリレースイ
ッチにチャタリングが発生し、負荷2がライトの場合に
はライトが点滅するといった不具合が生じる虞もある。
【0011】こうした発振状態の発生を防止する手段と
して、例えば低電圧検出回路7において、検出電圧Va
と基準電圧Vrとの比較回路にヒステリシス特性を付加
することが考えられる。この場合、上述した跳ね上がり
電圧幅はかなり大きいので、それに対応して下側しきい
値と上側しきい値とからなるヒステリシス幅も大きく設
定することになる。
【0012】低電圧時出力オフ機能として、バッテリ電
圧Vbが所定のしきい値Vdよりも低下している期間M
OSFET4を確実にオフ駆動させるためには、下側の
しきい値を上述したしきい値Vdに設定する必要があ
る。また、バッテリ電圧Vbが下側しきい値と上側しき
い値との間(ヒステリシス電圧領域)にある場合には、
バッテリ電圧Vbの上昇時にあってはMOSFET4は
オフ駆動状態となり、バッテリ電圧Vbの下降時にあっ
てはMOSFET4はオン駆動状態となる。従って、駆
動指令信号Sdに従ってMOSFET4のオンオフ駆動
が可能となる負荷駆動回路1の最低動作電圧が引き上げ
られてしまうという不都合があった。
【0013】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、負荷電流の急変により電源電圧が一時
的に変化するような電源供給経路に設けられた場合であ
っても良好に動作する信頼性の高い低電圧時出力オフ機
能を備えた負荷駆動回路を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した手段
によれば、スイッチ回路は、チャージポンプ回路の出力
電圧が供給された状態で、駆動指令信号に従って電源供
給経路を開状態または閉状態とするように動作する。チ
ャージポンプ回路は、一般に、電荷逆流防止用のダイオ
ードとコンデンサとからなる充電回路が必要段数だけ縦
続接続された構成を有しており、定電圧制御は行われて
いない。
【0015】こうした構成により、チャージポンプ回路
は、入力された電源電圧に応じた(例えば比例した)昇
圧電圧を出力する。また、チャージポンプ回路におい
て、電荷は入力側に位置する充電回路から出力側に位置
する充電回路へと順次移動するので、入力された電源電
圧の変動が出力に現れるまでには遅れが存在し、しかも
コンデンサによるローパスフィルタとしての作用によっ
て、出力に現れる電圧変動は入力された電源電圧の変動
に比べて小さなものとなる。さらに、充電回路に電荷逆
流防止用のダイオードが存在するために、入力された電
源電圧の一時的な低下は出力に現れにくくなっている。
【0016】その結果、低電圧検出回路は、チャージポ
ンプ回路の出力電圧についての低電圧状態を検出するこ
とにより、間接的に電源電圧の低電圧状態を検出するこ
とが可能となる。そして、スイッチ回路は、この低電圧
状態を検出している期間、駆動指令信号にかかわらず電
源供給経路を開状態とするので、電源電圧低下に起因し
て発生する当該負荷駆動回路の不安定動作や誤動作の発
生を防止でき、当該負荷駆動回路および負荷を保護する
ことができる(低電圧時出力オフ機能)。
【0017】ところで、一般に電源供給経路にはインダ
クタンス成分が存在するので、スイッチ回路が電源供給
経路を開閉動作して負荷への通断電を行うと、電源供給
経路の電圧が一時的に変動する現象が発生する。これに
対し、本手段では、電源供給経路の電圧を直接検出する
のではなく、チャージポンプ回路の出力電圧を介して間
接的に検出するので、上述したチャージポンプ回路の特
性によって、負荷への通断電に伴って発生する一時的な
電圧変動が検出されにくくなる。その結果、フィルタ回
路を別途設けることなく、電源電圧が低電圧状態となる
しきい値付近において、スイッチ回路による電源供給経
路の開動作と閉動作とが交互に繰り返される発振状態の
発生を防止することができる。
【0018】さらに、本手段によれば、電源供給経路の
開閉動作に伴う一時的な電圧変動を防止するためにヒス
テリシスを付加する必要がないので、最低動作電圧を低
く設定できる。
【0019】請求項2に記載した手段によれば、リレー
などの機械的なスイッチ回路に比べて動作速度が速いた
め発振状態が発生し易いスイッチング素子を用いた場合
であっても、その発振状態の発生を防止することができ
る。
【0020】請求項3に記載した手段によれば、低電圧
検出回路は、電圧検出回路、基準電圧発生回路および比
較回路から構成され、比較回路は、電圧検出回路により
検出されたチャージポンプ回路の出力電圧と基準電圧発
生回路から出力される基準電圧とを比較することにより
低電圧状態を検出する。
【0021】請求項4に記載した手段によれば、電圧検
出回路を抵抗分圧回路により構成したので構成が比較的
簡単となる。また、請求項5に記載した手段によれば、
電圧検出回路を、ダイオードと抵抗とが直列接続された
ダイオード降圧回路により構成したので、チャージポン
プ回路の出力電圧からダイオードの両端電圧だけ低下し
た電圧が検出される。
【0022】請求項6に記載した手段によれば、電圧検
出回路を、定電流駆動されたダイオード降圧回路により
構成したので、チャージポンプ回路の出力電圧が上昇し
てもその出力電流が増大することがなくなる。また、ダ
イオード降圧回路には定電流が流れるので、チャージポ
ンプ回路の出力電圧が変動しても降圧電圧を一定化で
き、低電圧状態の電圧検出精度を一層高められる。
【0023】請求項7に記載した手段によれば、電源電
圧が所定の昇圧開始レベル以上になると、チャージポン
プ回路は昇圧動作を開始する。この時のチャージポンプ
回路からの出力電圧は、低電圧検出回路において用いら
れる判定レベルよりも高いので、低電圧検出回路は低電
圧状態の検出状態から非検出状態へと移行する。このた
め、スイッチ回路は、オン駆動指令信号が与えられてい
る場合、直ちに電源供給経路を閉状態とする。
【0024】これに伴って、電源供給経路の電源電圧
は、上述したインダクタンス成分の影響により一時的に
低下し、昇圧開始レベルよりも低下した場合には、チャ
ージポンプ回路は昇圧動作を一時的に停止する。その停
止期間においてチャージポンプ回路の出力電圧は徐々に
低下するが、上述したように低電圧検出回路の判定レベ
ルは、この時のチャージポンプ回路の出力電圧に比べ低
く設定されているので、昇圧動作の一時的な停止により
低電圧検出回路が低電圧状態を検出することがなくな
る。その結果、上述した発振状態の発生を防止すること
ができる。
【0025】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
の第1の実施形態について、図1ないし図3を参照しな
がら説明する。図1は、負荷駆動回路の電気的構成を概
略的に示している。この図1において、負荷駆動回路1
1は自動車に搭載されており、図示しないバッテリ(電
源に相当)から負荷12(リレー、ライトなど)に流れ
る電流の通断電を制御するようになっている。
【0026】バッテリの正側端子に接続された電源線1
3と、負荷12の一端子に接続された出力線14との間
には、Nチャネル型のMOSFET15(スイッチング
素子に相当)のドレイン・ソース間が接続されており、
MOSFET15はハイサイドスイッチとして動作する
ようになっている。負荷12の他端子は、車体アース1
6を介してバッテリの負側端子に接続されている。ここ
で、電源線13および出力線14は、それぞれ負荷駆動
回路11の入力線および出力線となっており、ともに本
発明でいう電源供給経路に相当する。
【0027】負荷駆動回路11は、上記MOSFET1
5に加え、チャージポンプ回路17、ドライブ回路18
および低電圧検出回路19を備えて構成されている。ま
た、電源回路20は、電源線13からバッテリ電圧Vb
を入力して制御電源電圧を生成するもので、チャージポ
ンプ回路17、ドライブ回路18および低電圧検出回路
19は、電源回路20から制御電源電圧の供給を受けて
動作するようになっている。なお、MOSFET15と
ドライブ回路18は本発明でいうスイッチ回路に相当
し、このうちドライブ回路18は素子駆動回路に相当す
る。
【0028】チャージポンプ回路17は、電源線13か
ら入力したバッテリ電圧Vbを昇圧し昇圧電圧Vcを出
力するもので、具体的には図2に示す周知の電気的構成
を有している。この図2において、チャージポンプ回路
17は、ダイオード21aとコンデンサ22aとからな
る充電回路23a、ダイオード21bとコンデンサ22
bとからなる充電回路23b、…、ダイオード21eと
コンデンサ22eとからなる充電回路23eが順に縦続
接続された回路形態を有している。ここで、ダイオード
21a、21b、…、21eは、それぞれコンデンサ2
2a、22b、…、22eに充電された電荷が入力側方
向(前段方向)に逆流しないように設けられるものであ
って、これらは入力側をアノード、出力側をカソードと
して直列接続された形態となっている。
【0029】図示しないCPUからは、MOSFET1
5のオンオフ駆動を指令するための駆動指令信号Sdが
出力されている。Hレベルの駆動指令信号SdはMOS
FET15のオン駆動を指令し、Lレベルの駆動指令信
号SdはMOSFET15のオフ駆動を指令する。
【0030】発振回路24は、駆動指令信号SdがHレ
ベルの期間において、所定周波数を有する矩形波状の昇
圧動作電圧を出力するようになっている。この昇圧動作
電圧は、コンデンサ22a、22cの各基準側端子(そ
れぞれダイオード21a、21cと接続される端子とは
反対側の端子)に与えられるとともに、インバータ25
を通して反転信号とされた上でコンデンサ22b、22
dの各基準側端子に与えられるようになっている。コン
デンサ22eの基準側端子は、バッテリの負側端子に繋
がるグランド端子26(0Vの電位)に接続されてい
る。
【0031】この構成により、チャージポンプ回路17
は、駆動指令信号SdがHレベルの期間において昇圧動
作を行い、駆動指令信号SdがLレベルの期間において
昇圧動作を停止する。いま、昇圧動作電圧の振幅をVg
(一定値)とし、チャージポンプ回路17から出力され
る電流が十分に小さいとすれば、図2に示すノードn
a、ノードnb、…、ノードne(出力端子)の電圧
は、それぞれバッテリ電圧Vb、Vb+Vg、…、Vb
+4・Vg(=昇圧電圧Vc)となる。従って、昇圧電
圧Vcは、電源線13から入力したバッテリ電圧Vbに
ほぼ比例する。また、上記昇圧動作電圧の振幅Vgや周
波数は、昇圧電圧Vcがバッテリ電圧Vbよりも少なく
ともMOSFET15のゲート・ソース間電圧以上高い
電圧となるように決められている。
【0032】なお、駆動指令信号SdがLレベルの期間
において昇圧動作を停止させるのは、MOSFET15
をオフ駆動するのに昇圧電圧Vcが不要となるため、お
よびチャージポンプ回路17に流れる動作電流(暗電
流)をカットしてバッテリの電力消費を低減するためで
ある。
【0033】さて、図1に示すドライブ回路18は、チ
ャージポンプ回路17の出力端子とMOSFET15の
ゲートとの間に接続された定電流回路27、MOSFE
T15のゲートとグランド端子26との間に接続された
NPN型のトランジスタ28、駆動指令信号Sdのレベ
ルに従ってトランジスタ28を駆動するロジック回路2
9などから構成されている。
【0034】ロジック回路29は、駆動指令信号Sdお
よび後述する低電圧検出信号Seの各レベルに基づいて
トランジスタ28を駆動するもので、駆動指令信号Sd
がHレベル且つ低電圧検出信号SeがLレベルの場合に
のみトランジスタ28をオフ駆動するようになってい
る。
【0035】また、定電流回路27は、定電流源30と
PNP型のトランジスタ31、32からなるカレントミ
ラー回路とから構成されている。トランジスタ31、3
2のエミッタは、チャージポンプ回路17の出力端子に
接続され、トランジスタ31、32のコレクタは、それ
ぞれ定電流源30、MOSFET15のゲートに接続さ
れている。また、トランジスタ31、32のエミッタ・
ベース間には抵抗33が接続されている。前記低電圧検
出信号SeがHレベルになると、定電流源30はその動
作を停止するようになっている。
【0036】この構成により、駆動指令信号SdがHレ
ベル且つ低電圧検出信号SeがLレベルの場合にあって
は、MOSFET15のゲートに昇圧電圧Vcにほぼ等
しい電圧が印加されてMOSFET15がオンとなり、
それ以外の場合にあっては、MOSFET15のゲート
がグランド電位となってMOSFET15がオフとな
る。
【0037】低電圧検出回路19は、チャージポンプ回
路17の昇圧電圧Vcが所定のしきい値Vt(判定レベ
ルに相当)よりも低下したかどうかを判定し、その判定
結果である低電圧検出信号Seをドライブ回路18に対
し出力するものである。具体的に、低電圧検出回路19
は、チャージポンプ回路17の出力端子とグランド端子
26との間に直列接続された抵抗34、35からなる分
圧回路36(電圧検出回路、抵抗分圧回路に相当)、基
準電圧Vrを発生する基準電圧発生回路37、および分
圧回路36から出力される検出電圧Vaと基準電圧Vr
とを比較するコンパレータ38(比較回路に相当)から
構成されている。コンパレータ38の非反転入力端子お
よび反転入力端子には、それぞれ基準電圧Vrおよび検
出電圧Vaが入力され、その出力端子から低電圧検出信
号Seが出力されるようになっている。また、基準電圧
発生回路37は、バンドギャップレギュレータやツェナ
ーダイオードから構成されている。
【0038】以上説明した負荷駆動回路11の構成のう
ち、チャージポンプ回路17(コンデンサ22a〜22
eを除く)、ドライブ回路18および低電圧検出回路1
9は、一つのICとして構成されている。
【0039】次に、本実施形態の作用について図3も参
照しながら説明する。負荷駆動回路11には、上記構成
により低電圧時出力オフ機能(いわゆるパワーオンリセ
ット機能)が備わっている。すなわち、電源線13にお
けるバッテリ電圧Vbが所定のしきい値Vdよりも低下
した低電圧状態となると、例えば電源回路20が安定し
た制御電源電圧を生成できなくなり、負荷駆動回路11
のチャージポンプ回路17やドライブ回路18などが正
常に動作しなくなる。このような状態では、ドライブ回
路18がMOSFET15をオン駆動しても、定電流回
路27が十分に動作しなかったり、昇圧電圧Vcが不足
したりして、MOSFET15が線形領域において安定
してオン状態を維持することができなくなる。
【0040】そこで、低電圧検出回路19は上記低電圧
状態を検出し、ドライブ回路18はその低電圧状態の検
出期間においてMOSFET15をオフ駆動する。これ
により、上記不安定なオン駆動を防止することができ
る。
【0041】この場合において、チャージポンプ回路1
7から出力される昇圧電圧Vcは、上述したように電源
電圧Vbにほぼ比例しているため、昇圧電圧Vcを検出
することにより間接的に電源電圧Vbを検出することが
できる。従って、チャージポンプ回路17の昇圧電圧V
cのしきい値Vtを電源電圧Vbのしきい値Vdに対応
した値とすると、低電圧検出回路19は、昇圧電圧Vc
がしきい値Vtよりも低下した低電圧状態を検出するこ
とにより、間接的にバッテリ電圧Vbがしきい値Vdよ
りも低下した低電圧状態を検出可能となっている。
【0042】低電圧検出回路19において、分圧回路3
6は、抵抗34と35の抵抗値から定まる分圧比により
昇圧電圧Vcを分圧して検出電圧Vaを得る。また、基
準電圧発生回路37は、しきい値Vtを前記分圧比で分
圧したときの電圧値を持つ基準電圧Vrを発生する。そ
の結果、上記低電圧状態となった場合には、コンパレー
タ38から出力される低電圧検出信号SeがHレベルと
なる。
【0043】以下、この低電圧時出力オフ機能について
さらに具体的に説明する。図3は、駆動指令信号Sdが
Hレベルの時、バッテリ電圧Vbがしきい値Vd付近に
おいて下降しその後上昇した場合における各部の電圧波
形および低電圧検出信号Seの状態を示している。この
図3において、各部の電圧波形は以下のようになってい
る。
【0044】 波形A(実線) :バッテリ電圧Vb 波形B(実線) :昇圧電圧Vc 波形C(実線) :出力電圧Vo(出力線14の電圧) 波形D(実線) :検出電圧Va
【0045】図3においては、駆動指令信号SdがHレ
ベルであるため、チャージポンプ回路17は昇圧動作を
行って昇圧電圧Vcを出力している。時刻t11以前に
あっては、バッテリ電圧Vbがしきい値Vd以上となっ
ており、従って昇圧電圧Vc(検出電圧Va)もしきい
値Vt(基準電圧Vr)以上となり、低電圧検出回路1
9はLレベルの低電圧検出信号Seを出力し、ドライブ
回路18はMOSFET15をオン駆動している。この
とき、出力電圧Voは、バッテリ電圧VbよりもMOS
FET15のゲート・ソース間電圧だけ低い値となって
いる。
【0046】やがて、時刻t11を過ぎてバッテリ電圧
Vbがしきい値Vdよりも低下すると、昇圧電圧Vc
(検出電圧Va)がしきい値Vt(基準電圧Vr)より
も低下するので、低電圧検出回路19はHレベルの低電
圧検出信号Seを出力し、ドライブ回路18は、駆動指
令信号SdがHレベルであるにもかかわらずMOSFE
T15をオフ駆動する。
【0047】MOSFET15がオフ駆動されると、バ
ッテリから電源線13を通して負荷12に流れる電流が
急激に減少するので、出力電圧Voが0Vに向かって急
激に低下するとともに、電源線13が有するインダクタ
ンス成分などの影響により負荷駆動回路11における電
源線13の電圧(バッテリ電圧Vb)が一時的に跳ね上
がる。
【0048】チャージポンプ回路17は、バッテリ電圧
Vbを入力として昇圧電圧Vcを生成しているので、こ
の跳ね上がりにより昇圧電圧Vcもわずかに上昇する。
しかし、チャージポンプ回路17において、コンデンサ
22a〜22eにはローパスフィルタとしての作用があ
るため、昇圧電圧Vcに現れる電圧変動はバッテリ電圧
Vbの電圧変動に比べて十分に小さくなる。また、電荷
は入力側に位置する充電回路23aから出力側に位置す
る充電回路23eへと順次移動するので、入力された電
源電圧Vbの変動が昇圧電圧Vcに現れるまでには若干
の遅れが存在する。
【0049】従って、昇圧電圧Vc(検出電圧Va)が
徐々に低下してしきい値Vt(基準電圧Vr)未満とな
りMOSFET15がオフ状態となっても、その直後に
上記跳ね上がりに起因して昇圧電圧Vc(検出電圧V
a)が上昇してしきい値Vt(基準電圧Vr)を超える
といった現象が生じにくくなり、MOSFET15がオ
ンとオフとを交互に繰り返す発振状態が発生しにくくな
る。
【0050】その後、時刻t12までの期間はバッテリ
電圧Vbがしきい値Vdよりも低いので、MOSFET
15はオフ駆動され続ける。そして、時刻t12におい
てバッテリ電圧Vbがしきい値Vd以上になると、昇圧
電圧Vc(検出電圧Va)がしきい値Vt(基準電圧V
r)以上となるので、低電圧検出回路19はLレベルの
低電圧検出信号Seを出力し、ドライブ回路18は(駆
動指令信号SdがHレベルなので)MOSFET15を
オン駆動する。
【0051】この時、負荷12に流れる電流が急激に増
加するので、出力電圧Voが急激に上昇するとともに、
負荷駆動回路11における電源線13の電圧(バッテリ
電圧Vb)が一時的に跳ね下がる。この場合も、跳ね上
がりの場合と同様の理由により、昇圧電圧Vcに現れる
電圧変動は、バッテリ電圧Vbの電圧変動よりも遅れて
現れ、しかも十分に小さくなる。さらに、チャージポン
プ回路17には電荷逆流防止用のダイオード21a〜2
1eが存在するために、特に電源線13の電圧が跳ね下
がる場合にあっては、その変動が昇圧電圧Vcに現れに
くくなっている。従って、この時刻t12においても、
前述の発振状態は発生しにくくなる。
【0052】以上述べたように、本実施形態の負荷駆動
回路11は、ハイサイドスイッチとして動作するMOS
FET15、チャージポンプ回路17、ドライブ回路1
8に加え、バッテリ電圧Vbの低下を検出するための低
電圧検出回路19を備えている。その結果、低電圧状態
が検出されている期間においてMOSFET15がオフ
状態となる低電圧時出力オフ機能が動作するので、MO
SFET15が飽和領域でオンしたりオンオフ状態が定
まらないといった不安定な動作を防止することができ
る。
【0053】この場合、低電圧検出回路19は、フィル
タ作用および遅延作用を持つチャージポンプ回路17の
昇圧電圧Vcについて低電圧状態を検出することによ
り、間接的にバッテリ電圧Vbの低電圧状態を検出する
ようになっている。このため、低電圧状態の検出開始時
点または検出終了時点において、MOSFET15のオ
ンオフ駆動状態の変化に伴ってバッテリ電圧Vbが一時
的に変動する場合であっても、別途フィルタ回路などを
付加することなくその変動が検出されにくくなる。その
結果、MOSFET15がオンとオフとを交互に繰り返
す発振状態に陥ることを防止でき、出力電圧Voを安定
して制御でき、信頼性の高い低電圧時出力オフ機能を得
ることができる。
【0054】これにより、リレースイッチにチャタリン
グが発生することがなくなり(負荷12がリレーコイル
の場合)、あるいはライトが点滅することがなくなる
(負荷12がライトの場合)。また、MOSFET15
について、スイッチング損失の増大やサージ電圧の発生
を防ぐことができる。
【0055】また、低電圧状態を検出するためのコンパ
レータ38には、ヒステリシスが付加されていないの
で、バッテリ電圧Vbが低電圧状態となるしきい値(本
実施形態ではVd)の電圧設定を下げられ、最低動作電
圧を低く設定できる。
【0056】さらに、低電圧検出回路19は、チャージ
ポンプ回路17から出力される昇圧電圧Vcを検出して
いるので、チャージポンプ回路17の故障による昇圧電
圧Vcの低下を監視でき、チャージポンプ回路17の故
障時にはMOSFET15をオフ状態とすることができ
る。
【0057】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について、図4および図5を参照しながら第1
の実施形態と異なる構成部分について説明する。図4
は、負荷駆動回路の電気的構成を概略的に示しており、
ここに示す負荷駆動回路39と図1に示した第1の実施
形態における負荷駆動回路11とは、低電圧検出回路の
構成が異なっている。なお、この図4において、図1と
同一構成部分には同一符号が付されている。
【0058】負荷駆動回路39の低電圧検出回路40
は、以下のように構成されている。すなわち、チャージ
ポンプ回路17の出力端子とグランド端子26との間に
は、電圧検出回路(ダイオード降圧回路)として、ツェ
ナーダイオード41とダイオード42、43との直列回
路44および抵抗45が直列に接続されている。直列回
路44と抵抗45との共通接続点は、抵抗46を介して
NPN型のトランジスタ47(基準電圧発生回路および
比較回路に相当)のベースに接続され、そのエミッタお
よびコレクタはそれぞれグランド端子26およびドライ
ブ回路18に接続されている。コレクタはドライブ回路
18内において図示しない抵抗によりプルアップされて
いる。
【0059】上記構成において、ツェナーダイオード4
1のツェナー電圧をVz、ダイオード42、43の順方
向電圧およびトランジスタ47のベース・エミッタ間電
圧をVfとした場合、低電圧検出回路40は以下のよう
に動作する。
【0060】(a)昇圧電圧Vc≧Vz+3・Vfの場
合 チャージポンプ回路17の出力端子から直列回路44お
よび抵抗45を介して電流が流れ、抵抗45の両端電圧
すなわち検出電圧Vaは、Vc−Vz−2・Vfとな
る。この場合、検出電圧VaはVf以上となるので、ト
ランジスタ47はオン状態となり、そのコレクタから出
力される低電圧検出信号SeはLレベルとなる。
【0061】(b)Vz+3・Vf>昇圧電圧Vc≧V
z+2・Vfの場合 上述した(a)と同様に直列回路44および抵抗45を
介して電流が流れ、検出電圧VaはVc−Vz−2・V
fとなる。この場合、検出電圧VaはVfよりも小さい
ので、トランジスタ47はオフ状態となり、低電圧検出
信号SeはHレベルとなる。
【0062】(c)Vz+2・Vf>昇圧電圧Vcの場
合 直列回路44および抵抗45には電流が流れず、検出電
圧Vaは0Vとなる。従って、トランジスタ47はオフ
状態となり、低電圧検出信号SeはHレベルとなる。
【0063】以上(a)〜(c)より、低電圧時出力オ
フ機能における昇圧電圧Vcのしきい値VtはVz+3
・Vfとなり、そのしきい値Vtは、バッテリ電圧Vb
のしきい値Vdに対応した値となるように設定されてい
る。
【0064】図5は、図3と同様に、駆動指令信号Sd
がHレベルの時、バッテリ電圧Vbがしきい値Vd付近
において下降しその後上昇した場合における各部の電圧
波形および低電圧検出信号Seの状態を示している。こ
の図5における波形A〜波形Dは、それぞれ図3におけ
る波形A〜波形Dと同じ電圧を示している。ただし、検
出電圧Vaは上述したように抵抗45の両端電圧であっ
て、基準電圧Vrはトランジスタ47がオンするために
必要なベース・エミッタ間電圧Vf(約0.7V)とな
っている。
【0065】この図5において、時刻t11からt12
までの間は、昇圧電圧Vc(検出電圧Va)がしきい値
Vt(しきい値Vr)よりも低下するので、低電圧検出
回路40は低電圧状態を検出し、低電圧検出信号Seが
Hレベルになる。また、時刻t11以前および時刻t1
2以降においては、昇圧電圧Vc(検出電圧Va)がし
きい値Vt(しきい値Vr)以上となるので、低電圧検
出信号SeがLレベルになる。ドライブ回路18は、こ
の低電圧検出信号Seと駆動指令信号Sdとに基づいて
MOSFET15をオンオフ駆動する。
【0066】本実施形態においても、低電圧検出回路4
0は、直接バッテリ電圧Vbを検出するのではなくチャ
ージポンプ回路17の昇圧電圧Vcを検出することによ
り、間接的にバッテリ電圧Vbについての低電圧状態を
検出するようになっている。従って、低電圧時出力オフ
機能、特には低電圧状態の検出開始時点または検出終了
時点におけるMOSFET15のオンオフ動作につい
て、第1の実施形態と同様の作用および効果を得ること
ができる。
【0067】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態について、図6および図7を参照しながら前述
した第1、第2の実施形態と異なる構成部分について説
明する。なお、図6において、図1または図4と同一構
成部分には同一符号が付されている。
【0068】図6に示す負荷駆動回路48は、図1、図
4にそれぞれ示す負荷駆動回路11、39に対して低電
圧検出回路の構成が異なっている。負荷駆動回路48の
低電圧検出回路49は、以下のように構成されている。
すなわち、チャージポンプ回路17の出力端子とグラン
ド端子26との間には、前述の直列回路44とNPN型
のトランジスタ50のコレクタ・エミッタ間とが直列に
接続されている。直列回路44とトランジスタ50のコ
レクタとの共通接続点には検出電圧Vaが得られ、この
共通接続点はコンパレータ38の反転入力端子に接続さ
れている。トランジスタ50と51とはカレントミラー
回路52を構成しており、そのカレントミラー回路52
の入力側のトランジスタ51のコレクタには、定電流源
53から一定電流が流れ込むようになっている。
【0069】この構成によれば、昇圧電圧VcがVz+
2・Vf以上ある場合には、定電流源53が出力する電
流と同じ一定の電流が、チャージポンプ回路17の出力
端子から直列回路44およびトランジスタ50を介して
流れ、検出電圧VaはVc−Vz−2・Vfとなる。一
方、昇圧電圧VcがVz+2・Vf未満の場合には、直
列回路44には電流が流れず、検出電圧Vaはトランジ
スタ50の飽和電圧VCE(sat) (ほぼ0V)となる。な
お、本実施形態においては、基準電圧発生回路37の基
準電圧VrはVt−Vz−2・Vfに設定されている。
【0070】図7は、図3と同様の場合における各部の
電圧波形および低電圧検出信号Seの状態を示してい
る。この図7における波形A〜波形Dは、それぞれ図3
における波形A〜波形Dと同じ電圧を示している。
【0071】本実施形態においても、低電圧検出回路4
9は、チャージポンプ回路17の昇圧電圧Vcを検出す
ることにより、間接的にバッテリ電圧Vbについての低
電圧状態を検出するようになっているので、低電圧時出
力オフ機能について第1、第2の実施形態と同様の作用
および効果を得ることができる。
【0072】また、チャージポンプ回路17の出力端子
から直列回路44およびトランジスタ50を介して電流
が流れる場合、その電流値は昇圧電圧Vcの大きさにか
かわらず一定となる。チャージポンプ回路17は比較的
出力インピーダンスが高いので、チャージポンプ回路1
7の出力電流が一定化されることにより、その出力電流
による昇圧電圧Vcの低下を防止することができる。
【0073】(第4の実施形態)次に、上述した第3の
実施形態に変更を加えた第4の実施形態について、図8
および図9を参照しながら説明する。なお、負荷駆動回
路の電気的構成を示す図8において、図6と同一構成部
分には同一符号を付して示し、ここでは異なる構成部分
について説明する。
【0074】図8に示す負荷駆動回路54は、図6に示
す負荷駆動回路48に対してチャージポンプ回路の構成
を異にする。負荷駆動回路54のチャージポンプ回路5
5は、第1ないし第3の実施形態で示したチャージポン
プ回路17と同一構成を有する昇圧回路55aと、その
昇圧回路55aの昇圧動作を制御する制御回路55bと
から構成されている。
【0075】制御回路55bは、バッテリ電圧Vbの検
出回路、しきい値Vh(昇圧開始レベルに相当)に対応
した基準電圧を発生する基準電圧発生回路、および検出
したバッテリ電圧Vbと前記基準電圧とを比較して昇圧
制御信号Scを出力するコンパレータ(何れも図示せ
ず)から構成されている。また、この場合のしきい値V
hは、前述のしきい値Vdよりも高くなるように設定さ
れている。
【0076】昇圧回路55aは、その昇圧制御信号Sc
に従って、バッテリ電圧Vbがしきい値Vh以上の場合
に昇圧動作を実行し、バッテリ電圧Vbがしきい値Vh
未満の場合に昇圧動作を停止するようになっている。た
だし、駆動指令信号SdがLレベルの期間においては、
昇圧回路55aは昇圧制御信号Scにかかわらず昇圧動
作を停止している。
【0077】図9は、駆動指令信号SdがHレベルの
時、バッテリ電圧Vbがしきい値Vh付近において上昇
しその後下降した場合における各部の電圧波形、昇圧回
路55aの昇圧動作状態、および低電圧検出信号Seの
状態を示している。この図5における波形A〜波形D
は、それぞれ図3における波形A〜波形Dと同じ電圧を
示している。
【0078】時刻t21以前においては、バッテリ電圧
Vbがしきい値Vhよりも小さいので、昇圧回路55a
は昇圧動作を停止し、昇圧電圧Vcは0Vになってい
る。そのため、低電圧検出回路49から出力される低電
圧検出信号SeはHレベル(低電圧検出状態)となっ
て、MOSFET15はオフ状態となっている。
【0079】時刻t21において、バッテリ電圧Vbが
しきい値Vh以上になると、昇圧回路55aは昇圧動作
を開始し、チャージポンプ回路55はその時のバッテリ
電圧Vb(=Vh)に基づく昇圧電圧Vcを出力する。
上述したように、しきい値Vhはしきい値Vdよりも高
く設定されているので、この時の昇圧電圧Vc(検出電
圧Va)は、バッテリ電圧Vbのしきい値Vdに対応し
たしきい値Vt(基準電圧Vr)よりも高くなり、低電
圧検出信号SeがHレベルからLレベルになって、MO
SFET15はオフ状態からオン状態になる(時刻t2
2)。
【0080】この時、第1の実施形態で説明したよう
に、負荷電流の急増によって電源線13の電圧(バッテ
リ電圧Vb)が一時的に跳ね下がる現象が発生する。以
降時刻t23までの間、バッテリ電圧Vbがしきい値V
hよりも低下した状態となって、昇圧回路55aは昇圧
動作を停止するため昇圧電圧Vcが低下する。しかしな
がら、昇圧回路55aは、その昇圧コンデンサ22a〜
22eに電荷を蓄積しており、しかもダイオード21a
〜21eによって電荷が入力側に逆流することが防止さ
れているので、昇圧電圧Vcは急激に低下せず徐々に低
下する。
【0081】また、しきい値Vhはしきい値Vdよりも
高く設定されているので、昇圧電圧Vc(検出電圧V
a)が減少に転じても直ちにそのしきい値Vt(基準電
圧Vr)にまで低下することはなく、しきい値Vtにま
で低下する前の時刻t23において、一時的に跳ね下が
ったバッテリ電圧Vbがしきい値Vhまで回復する。こ
れにより、昇圧回路55aは再び昇圧動作を開始する。
【0082】一方、バッテリ電圧Vbが低下して、時刻
t24を過ぎてしきい値Vh未満になると、昇圧回路5
5aは昇圧動作を停止し、昇圧電圧Vcは徐々に低下す
る。その後、昇圧電圧Vc(バッテリ電圧Vb)がしき
い値Vt(しきい値Vd)よりも低下する時刻t25ま
での間、低電圧検出信号SeはLレベルを保持し、MO
SFET15はオンし続ける。
【0083】そして、時刻t25において、低電圧検出
状態となってMOSFET15がオン状態からオフ状態
になると、負荷電流の急減によってバッテリ電圧Vbが
一時的に跳ね上がる。しかし、しきい値Vhはしきい値
Vdよりも高く設定されているので、バッテリ電圧Vb
に跳ね上がりが生じてもしきい値Vh以上とならず、従
って昇圧回路55aが昇圧動作を再開することもない。
【0084】以上説明したように、本実施形態における
チャージポンプ回路55は、バッテリ電圧Vbがしきい
値Vh以上の期間において昇圧動作を実行するように構
成され、さらにそのしきい値Vhを低電圧時出力オフ機
能におけるバッテリ電圧Vbのしきい値Vdよりも高く
設定した。これにより、低電圧時出力オフ機能が動作し
てMOSFET15のオンオフ駆動状態が変化した場合
におけるバッテリ電圧Vbの電圧変動が一層検出されに
くくなり、MOSFET15のオンとオフとを交互に繰
り返す発振状態の発生をより確実に防止することができ
る。
【0085】(その他の実施形態)なお、本発明は上記
し且つ図面に示す各実施形態に限定されるものではな
く、例えば以下のように変形または拡張が可能である。
スイッチ回路(スイッチング素子)としてMOSFET
15を用いたが、これに替えてIGBTやバイポーラト
ランジスタなどを使用しても良い。さらに、スイッチ回
路としては、半導体スイッチング素子に限られず、例え
ば昇圧電圧Vcを用いてオンオフ駆動されるリレースイ
ッチを用いても良い。
【0086】電源線13に接続される電源はバッテリに
限られない。また、チャージポンプ回路17(昇圧回路
55a)は、図2に示す回路構成に限定されず、電荷逆
流防止用のダイオードとコンデンサとから構成されるも
のであれば他の回路構成であっても良い。さらに、チャ
ージポンプ回路17、55は、駆動指令信号Sdのレベ
ルにかかわらず常に昇圧動作を行っても良い。
【0087】低電圧検出回路40、49における直列回
路44について、そのツェナーダイオードとダイオード
の各直列接続数およびそれらの組み合わせを適宜変えて
も良い。また、チャージポンプ回路17の出力端子とグ
ランド端子26との間に抵抗を接続し、その抵抗に定電
流を流すことにより、昇圧電圧Vcから所定電圧だけ低
下した検出電圧Vaを得るようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す負荷駆動回路の
電気的構成図
【図2】チャージポンプ回路の電気的構成図
【図3】駆動指令信号SdがHレベルであって、バッテ
リ電圧Vbがしきい値Vd付近で下降および上昇した場
合における各部の電圧波形および低電圧検出信号Seの
状態を示す図
【図4】本発明の第2の実施形態を示す図1相当図
【図5】図3相当図
【図6】本発明の第3の実施形態を示す図1相当図
【図7】図3相当図
【図8】本発明の第4の実施形態を示す図1相当図
【図9】駆動指令信号SdがHレベルであって、バッテ
リ電圧Vbがしきい値Vh付近で上昇および下降した場
合における各部の電圧波形、昇圧回路55aの昇圧動作
状態、および低電圧検出信号Seの状態を示す図
【図10】従来技術を示す図1相当図
【図11】図3相当図
【符号の説明】
11、39、48、54は負荷駆動回路、12は負荷、
13は電源線(電源供給経路)、14は出力線(電源供
給経路)、15はMOSFET(スイッチング素子)、
17、55はチャージポンプ回路、18はドライブ回路
(素子駆動回路)、19、40、49は低電圧検出回
路、36は分圧回路(電圧検出回路、抵抗分圧回路に相
当)、37は基準電圧発生回路、38はコンパレータ
(比較回路)、47はトランジスタ(基準電圧発生回
路、比較回路)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 武志 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 石川 富久夫 愛知県安城市篠目町井山3番地 アンデン 株式会社内 Fターム(参考) 5H410 CC02 DD02 EA11 EB01 EB37 FF03 FF21 LL04 LL18 5J055 AX39 AX58 AX64 BX16 CX13 CX16 DX03 DX22 DX53 EX06 EX07 EY01 EY10 EY12 EY13 EY17 EY21 EZ00 EZ03 EZ04 EZ09 EZ55 EZ57 FX12 FX17 FX35

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源電圧を入力して昇圧した電圧を出力
    するチャージポンプ回路と、 電源と負荷とを接続する電源供給経路に設けられ、前記
    チャージポンプ回路の出力電圧が供給された状態で、駆
    動指令信号に従って前記電源供給経路を開状態または閉
    状態とするスイッチ回路とを備えた負荷駆動回路におい
    て、 前記チャージポンプ回路の出力電圧が所定の判定レベル
    よりも低下しているとこれを低電圧状態として検出する
    低電圧検出回路を備え、 前記スイッチ回路は、前記低電圧検出回路が前記低電圧
    状態を検出している期間、前記駆動指令信号にかかわら
    ず前記電源供給経路を開状態とするように構成されてい
    ることを特徴とする負荷駆動回路。
  2. 【請求項2】 前記スイッチ回路は、前記電源供給経路
    に介在するスイッチング素子と、前記駆動指令信号に従
    って前記スイッチング素子をオンオフ駆動する素子駆動
    回路とから構成されていることを特徴とする請求項1記
    載の負荷駆動回路。
  3. 【請求項3】 前記低電圧検出回路は、前記チャージポ
    ンプ回路の出力電圧を検出する電圧検出回路と、前記判
    定レベルに相当する基準電圧を発生する基準電圧発生回
    路と、前記検出された電圧と前記基準電圧とを比較する
    比較回路とから構成されていることを特徴とする請求項
    1または2記載の負荷駆動回路。
  4. 【請求項4】 前記電圧検出回路は、抵抗分圧回路であ
    ることを特徴とする請求項3記載の負荷駆動回路。
  5. 【請求項5】 前記電圧検出回路は、ダイオードと抵抗
    とが直列接続されたダイオード降圧回路であることを特
    徴とする請求項3記載の負荷駆動回路。
  6. 【請求項6】 前記電圧検出回路は、定電流駆動された
    ダイオード降圧回路であることを特徴とする請求項3記
    載の負荷駆動回路。
  7. 【請求項7】 前記チャージポンプ回路は、前記電源電
    圧が所定の昇圧開始レベル以上である場合に昇圧動作を
    行うように構成され、 その昇圧開始レベルは、当該昇圧開始レベルにおける前
    記チャージポンプ回路の出力電圧が前記判定レベルより
    も高くなるように設定されていることを特徴とする請求
    項1ないし6の何れかに記載の負荷駆動回路。
JP2000187698A 2000-06-22 2000-06-22 負荷駆動回路 Expired - Fee Related JP3639189B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000187698A JP3639189B2 (ja) 2000-06-22 2000-06-22 負荷駆動回路
US09/884,919 US6603341B2 (en) 2000-06-22 2001-06-21 Load drive circuit having low voltage detector

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000187698A JP3639189B2 (ja) 2000-06-22 2000-06-22 負荷駆動回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002009602A true JP2002009602A (ja) 2002-01-11
JP3639189B2 JP3639189B2 (ja) 2005-04-20

Family

ID=18687637

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000187698A Expired - Fee Related JP3639189B2 (ja) 2000-06-22 2000-06-22 負荷駆動回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6603341B2 (ja)
JP (1) JP3639189B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6804096B2 (en) 2001-07-27 2004-10-12 Denso Corporation Load driving circuit capable of raised accuracy detection of disconnection and short circuit of the load
JP2006282084A (ja) * 2005-04-01 2006-10-19 Denso Corp 車両用空気質成分供給装置
JP2006282083A (ja) * 2005-04-01 2006-10-19 Denso Corp 車両用空気質成分供給装置
JP2006282082A (ja) * 2005-04-01 2006-10-19 Denso Corp 車両用空気砲発生装置
JP2006339585A (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Toshiba Corp 半導体集積回路
JP2007201728A (ja) * 2006-01-25 2007-08-09 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 電力供給制御装置
JP2009124494A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Mitsubishi Electric Corp パワー素子駆動用回路
JP2010109584A (ja) * 2008-10-29 2010-05-13 Tokai Rika Co Ltd 負荷駆動装置
JP2020031449A (ja) * 2019-11-29 2020-02-27 富士電機株式会社 負荷駆動回路

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10154642C1 (de) * 2001-11-07 2003-07-17 Siemens Ag Auswerteschaltung für einen induktiven Sensor
JP4065685B2 (ja) * 2001-12-11 2008-03-26 株式会社ジェイテクト 電気式動力舵取装置用制御装置
JP3678208B2 (ja) * 2002-04-19 2005-08-03 株式会社デンソー 負荷駆動用半導体装置
DE10252827B3 (de) * 2002-11-13 2004-08-05 Siemens Ag Schaltungsanordnung zur schnellen Ansteuerung insbesondere induktiver Lasten
US6919651B2 (en) * 2002-11-26 2005-07-19 Siemens Aktiengesellschaft Circuit arrangement for high-speed switching of inductive loads
US7190719B2 (en) * 2003-01-08 2007-03-13 Sun Microsystems, Inc. Impedance controlled transmitter with adaptive compensation for chip-to-chip communication
DE10325519B4 (de) * 2003-06-05 2008-01-03 Infineon Technologies Ag Ansteuerschaltung für einen Schalter in einem Schaltwandler
FR2858725B1 (fr) * 2003-08-06 2005-10-07 St Microelectronics Sa Dispositif autoreparable pour generer une haute tension, et procede de reparation d'un dispositif pour generer une haute tension.
JP4400336B2 (ja) * 2003-08-27 2010-01-20 株式会社デンソー 電子制御装置
US7417339B2 (en) * 2005-02-17 2008-08-26 Astec International Limited Fast transition power supply
US7589505B2 (en) * 2005-06-14 2009-09-15 Astec International Limited Power supply with reliable voltage feedback control independent of any ground voltage difference
JP4809030B2 (ja) * 2005-09-28 2011-11-02 株式会社リコー 駆動回路及びその駆動回路を用いた電子機器
JP4436406B2 (ja) * 2007-12-12 2010-03-24 矢崎総業株式会社 負荷制御装置
US7920013B2 (en) * 2008-04-18 2011-04-05 Linear Technology Corporation Systems and methods for oscillation suppression in switching circuits
JP5169768B2 (ja) * 2008-11-25 2013-03-27 オムロン株式会社 電流負荷駆動装置
US8619400B2 (en) * 2011-05-12 2013-12-31 Linear Technology Corporation Circuitry to prevent overvoltage of circuit systems
CN102684655B (zh) * 2012-06-02 2017-03-22 乐清共拓电气科技有限公司 一种小功率电源驱动大功率负载的电路
US8872552B2 (en) * 2012-09-29 2014-10-28 Infineon Technologies Austria Ag High-side semiconductor-switch low-power driving circuit and method
JP6102377B2 (ja) * 2013-03-15 2017-03-29 オムロン株式会社 センサ
US9397652B2 (en) * 2013-12-03 2016-07-19 Infineon Technologies Ag Circuitry and method for operating such circuitry
JP6634752B2 (ja) 2015-09-16 2020-01-22 富士電機株式会社 デバイス
US10566892B1 (en) 2019-02-06 2020-02-18 Dialog Semiconductor (Uk) Limited Power stage overdrive extender for area optimization and operation at low supply voltage
US10903829B2 (en) 2019-06-18 2021-01-26 Infineon Technologies Austria Ag Switched capacitor driving circuits for power semiconductors
US11031930B1 (en) * 2020-07-09 2021-06-08 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Electric circuit having a charge pump monitor

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03228426A (ja) 1990-02-01 1991-10-09 Nec Corp ドライバ回路
JPH05226995A (ja) 1991-11-12 1993-09-03 Nec Corp パワーオンリセット回路
US5258662A (en) * 1992-04-06 1993-11-02 Linear Technology Corp. Micropower gate charge pump for power MOSFETS
JP2806783B2 (ja) 1994-02-28 1998-09-30 日本電気株式会社 パワーオンリセット回路
EP0725481B1 (en) * 1995-01-31 2003-01-08 STMicroelectronics S.r.l. Charge pump driving circuit for a power transistor
JP2877015B2 (ja) 1995-02-15 1999-03-31 株式会社デンソー パワーオン・パワーオフリセット装置
JPH09135157A (ja) 1995-11-10 1997-05-20 Nec Corp パワーオンリセット回路
US5914589A (en) * 1996-09-04 1999-06-22 Stmicroelectronics, S.R.L. Voltage boosting circuit for high-potential-side MOS switching transistor
JPH10207580A (ja) 1997-01-17 1998-08-07 Hitachi Ltd パワーオンリセット発生回路および半導体集積回路並びにicカード
JPH1186525A (ja) 1997-09-09 1999-03-30 Mitsubishi Electric Corp パワーオンリセット回路
JP3132442B2 (ja) 1997-10-29 2001-02-05 日本電気株式会社 パワーオンリセット回路
JPH11136109A (ja) 1997-11-04 1999-05-21 Denso Corp パワーオンリセット回路
JP3808265B2 (ja) * 1999-02-12 2006-08-09 矢崎総業株式会社 電源供給制御装置及び電源供給制御方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6804096B2 (en) 2001-07-27 2004-10-12 Denso Corporation Load driving circuit capable of raised accuracy detection of disconnection and short circuit of the load
JP2006282084A (ja) * 2005-04-01 2006-10-19 Denso Corp 車両用空気質成分供給装置
JP2006282083A (ja) * 2005-04-01 2006-10-19 Denso Corp 車両用空気質成分供給装置
JP2006282082A (ja) * 2005-04-01 2006-10-19 Denso Corp 車両用空気砲発生装置
JP2006339585A (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Toshiba Corp 半導体集積回路
JP2007201728A (ja) * 2006-01-25 2007-08-09 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 電力供給制御装置
JP2009124494A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Mitsubishi Electric Corp パワー素子駆動用回路
JP2010109584A (ja) * 2008-10-29 2010-05-13 Tokai Rika Co Ltd 負荷駆動装置
JP2020031449A (ja) * 2019-11-29 2020-02-27 富士電機株式会社 負荷駆動回路

Also Published As

Publication number Publication date
US6603341B2 (en) 2003-08-05
JP3639189B2 (ja) 2005-04-20
US20020021150A1 (en) 2002-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002009602A (ja) 負荷駆動回路
JP4111109B2 (ja) スイッチングレギュレータ及び電源装置
US8295020B2 (en) Electronic circuit
US6963498B2 (en) Bootstrap capacitor refresh circuit
JP2003244966A (ja) 駆動回路
US11545970B2 (en) Current detection circuit, current detection method, and semiconductor module
JP2003046380A (ja) 負荷駆動回路
JP5293016B2 (ja) Dc−dcコンバータ
JP2006325339A (ja) 電源制御回路
CN114667681A (zh) 栅极驱动电路
JP2001308688A (ja) 出力回路
US11411397B2 (en) Polarity reversal protection circuit
JP2007151322A (ja) 電源回路およびdc−dcコンバータ
JP4882938B2 (ja) 電源回路
US7639055B2 (en) PWM signal generator
US7535206B2 (en) Synchronous rectifying type switching regulator control circuit and semiconductor integrated circuit including the same
JP2003324941A (ja) 電源装置
JP5712683B2 (ja) 電源装置
JP2842734B2 (ja) パワーオンリセット回路
JP2005237028A (ja) 負荷駆動装置
US6459249B2 (en) Reset circuit
JP2009273252A (ja) 昇圧電源回路
JP2507594B2 (ja) スロ―スタ―ト回路
JP2021027611A (ja) ハイサイドドライバ、スイッチング回路、モータドライバ、dc/dcコンバータのコントローラ
JP2584089B2 (ja) リセット回路

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040928

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041221

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050113

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110121

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110121

Year of fee payment: 6

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110121

Year of fee payment: 6

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110121

Year of fee payment: 6

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110121

Year of fee payment: 6

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110121

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120121

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130121

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees