JP2002008901A - 薄膜抵抗体、ハイブリッドic及びmmic - Google Patents

薄膜抵抗体、ハイブリッドic及びmmic

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JP2002008901A
JP2002008901A JP2000245524A JP2000245524A JP2002008901A JP 2002008901 A JP2002008901 A JP 2002008901A JP 2000245524 A JP2000245524 A JP 2000245524A JP 2000245524 A JP2000245524 A JP 2000245524A JP 2002008901 A JP2002008901 A JP 2002008901A
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thin film
comb
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Shige Ogasa
樹 織笠
Shuji Nojima
修二 野嶋
Akihiro Uesawa
彰洋 上沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】所定の特性インピーダンスで薄膜抵抗を基板上
に形成可能な薄膜抵抗体、ハイブリッドIC及びMMI
Cを提供する。 【解決手段】薄膜抵抗を基板上に形成する薄膜抵抗体に
おいて、薄膜抵抗に接続する第1電極と第2電極とは、
両電極の対向する方向に対して細長い凸凹形状に電極を
形成し、第1電極の凸凹形状の電極片と、第2電極の凸
凹形状の電極片との両者の電極片の側辺において両電極
片の側辺が所定の間隔となるように第1電極と第2電極
とを形成し、所定の間隔で形成された両電極片の対向す
る側辺間に所定の薄膜抵抗を各々形成する、薄膜抵抗
体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、低抵抗値の薄膜
抵抗を基板上に形成する薄膜抵抗体、及びこれを用いる
ハイブリッドIC、MMICに関する。特に、マイクロ
波帯域やミリ波帯域の周波数帯域で適用され、所定の特
性インピーダンスが要求される高周波特性の良い低抵抗
値の薄膜抵抗を基板上に形成する薄膜抵抗体、及びこれ
を用いるハイブリッドIC、MMICに関する。
【0002】
【従来の技術】ハイブリッドICは、セラミック等の基
板上へ薄膜抵抗体を含む回路要素を実装集積したモジュ
ール部品である。また、マイクロウエーブ・モノリシッ
クIC(MMIC:Microwave Monolithic Integrated
Circuit)は、GaAs等の1つの半導体チップの基板上に、
マイクロ波帯域やミリ波帯域に適用される薄膜抵抗体を
含む回路要素を集積した集積回路である。本願に係る薄
膜抵抗体は、これらの基板上に形成される場合が多い。
【0003】従来技術について、図1の低抵抗値の薄膜
抵抗体の形成例を参照して以下に説明する。これら薄膜
抵抗体は、ハイブリッドICやMMIC等に適用され
る。特にMMICに形成される薄膜抵抗体は、伝送線路
を含んで所定の特性インピーダンスとなるように形成さ
れる場合が多い。
【0004】先ず、図1(a)の100Ωの中程度の抵
抗値を形成する場合における薄膜抵抗体の形状を説明す
る。ここで、抵抗値は薄膜形成条件によって異なるの
で、前提として100Ωを得る為に必要となる薄膜抵抗
体の大きさは、両電極間の距離である膜長が100μm
で、両電極間の接続幅である膜幅が100μmの条件で
あるものとして以下説明する。更に、薄膜形成装置や製
造プロセスにも依存するが、ここでは実用的に形成可能
な両電極間の間隔は10μm迄と仮定する。
【0005】薄膜抵抗体の構造は、セラミック基板ある
いはシリコン基板等の基板上に形成される抵抗体であっ
て、その構成要素は薄膜抵抗20と、第1電極11と、
第2電極12とを備える。薄膜抵抗20は、100Ωと
なるように膜長が100μm、膜幅が100μmで、基
板上に薄膜の抵抗体を形成する。100Ωの場合には、
容易に薄膜抵抗20を形成できるからして製作上の支障
とはならない。第1電極11は、薄膜抵抗20の一方の
辺に接続する電極であり、この電極に接続される信号線
路を介して他の回路要素(図示なし)へ接続されてい
る。第2電極12は、薄膜抵抗20の他方の辺に接続す
る電極であり、同様に、この電極に接続される信号線路
を介して他の回路要素(図示なし)へ接続されている。
【0006】本願に係る薄膜抵抗体の構造は、マイクロ
波帯域のような高周波領域の回路基板に適用され、両電
極及び薄膜抵抗20は接続されている信号線路と共に所
定の特性インピーダンス、例えば50Ωとなるように接
地導体を背面に備えたマイクロストリップ線路形態の基
板上に形成されたり、接地導体を側面に備えたコプレー
ナ線路形態の基板上に形成されて使用に供される。
【0007】次に、図1(b)の10Ωの低抵抗値を形
成する場合における薄膜抵抗体の形状を説明する。この
場合の薄膜抵抗20は、10Ωとなるように膜長が10
μm、膜幅が100μmで、基板上に薄膜の抵抗体を形
成する。10Ωの場合にも、所定の特性インピーダンス
で、且つ実用的に薄膜抵抗20を形成できるからして製
作上の支障とはならない。
【0008】次に、図1(c)の5Ωの低抵抗値を形成
する場合における薄膜抵抗体の形状を説明する。この場
合の薄膜抵抗20は、5Ωとなるように膜長が5μm、
膜幅が100μmで、基板上に薄膜の抵抗体を形成す
る。しかし、この場合には、所定の特性インピーダンス
であるものの、薄膜形成装置や製造プロセスによる形成
限度の10μm以下である結果、実用的に薄膜抵抗20
を形成出来ない。従って、適用できない。
【0009】次に、図1(d)の5Ωの低抵抗値を形成
する場合における薄膜抵抗体の形状を説明する。この場
合の薄膜抵抗20は、5Ωとなるように膜長が10μm
で、膜幅が200μmとなるように、対向する両電極を
幅広く形成した状態で薄膜の抵抗体を形成する。この場
合には、実用的に薄膜抵抗20を形成できるものの、次
に示す難点がある。即ち、伝送線路の線路幅に比べて第
1電極や第2電極が大幅に広くなる結果、当該部分にお
いて所定の特性インピーダンス、例えば50Ωの伝送イ
ンピーダンスからずれてしまう難点がある。
【0010】このことは、特に、マイクロ波帯域やミリ
波帯域に適用されるマイクロストリップ線路形態や、コ
プレーナ線路形態の基板上に、50Ωの特性インピーダ
ンスとして形成することが求められる場合においては、
ミスマッチングを生じて信号の反射が生じたりする。こ
のミスマッチに伴って、目的とする機能、例えば増幅器
や減衰器やインピーダンス・マッチング回路等に適用さ
れる回路において、所望の回路設計上の特性が得られな
くなる。また、信号の周波数帯域によっても伝送特性が
変化する為、実用的に適用できない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述説明したように従
来技術においては、線路幅に比べて第1電極や第2電極
が大幅に広くなると、伝送線路として見たときに、所定
の特性インピーダンス、例えば50Ωの伝送インピーダ
ンスからずれてしまい、ミスマッチングを生じて所望の
回路動作が期待出来なくなる。このことは、好ましくな
く実用上の難点である。特にマイクロ波帯域やミリ波帯
域に適用される場合に大きな問題となってくる。そこ
で、本発明が解決しようとする課題は、所定の特性イン
ピーダンスで薄膜抵抗を基板上に形成可能な薄膜抵抗
体、ハイブリッドIC及びMMICを提供することであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1に、上記課題を解決
するために、薄膜抵抗を基板上に形成する薄膜抵抗体に
おいて、薄膜抵抗に接続する両電極が対向する方向に対
して細長い凸凹形状に形成した第1電極と第2電極(例
えば櫛形電極)を具備し、上記第1電極の凸凹形状の電
極片(例えば第1電極片41)と、上記第2電極の凸凹
形状の電極片(例えば第2電極片42)との両者の電極
片の側辺において、両電極片の側辺が所定の間隔となる
ように上記第1電極と上記第2電極とを形成し、所定の
間隔で形成された両電極片の対向する側辺間に所定の薄
膜抵抗を各々形成する、ことを特徴とする薄膜抵抗体で
ある。上記発明によれば、所定の特性インピーダンスで
低抵抗値の薄膜抵抗を基板上に形成可能な高周波特性の
良い薄膜抵抗体が実現できる。
【0013】第2に、上記課題を解決するために、薄膜
抵抗を基板上に形成する薄膜抵抗体において、薄膜抵抗
に接続する第1電極と第2電極とは、両電極の対向する
方向に対して櫛形形状となる所定複数個(1個以上の複
数個)の細長い電極片を所定の長さに形成した櫛形第1
電極31と櫛形第2電極32とし、且つ、上記櫛形第1
電極31の第1電極片41と、上記櫛形第2電極32の
第2電極片42との両者の電極片の側辺において、所定
の間隔となるように各電極片を形成し、形成された両電
極片の対向する側辺間に所定の薄膜抵抗を各々形成す
る、ことを特徴とする薄膜抵抗体がある。
【0014】第2図は、本発明に係る解決手段を示して
いる。第3に、上記課題を解決するために、薄膜抵抗を
基板上に形成する薄膜抵抗体において、薄膜抵抗に接続
する第1電極と第2電極とは、両電極の対向する方向に
対して櫛形形状となる所定複数個の細長い電極片(例え
ば第1電極片41、第2電極片42)を所定の長さに形
成した櫛形第1電極31と櫛形第2電極32とし、且
つ、上記第1電極片41と上記第2電極片42との両者
の電極片の側辺において、所定の間隔となるように各電
極片を形成し、両電極間に形成する薄膜抵抗は、複数箇
所に分割して形成し、前記分割して形成される各分割抵
抗(例えば分割薄膜抵抗22)は上記第1電極片41の
電極片の側辺と、上記第2電極片42の電極片の対向す
る側辺との間において各々所定の薄膜抵抗を各々形成し
て、各分割抵抗の並列接続構成により低抵抗値の薄膜抵
抗を実現し、以上を具備して低抵抗値を実現することを
特徴とする薄膜抵抗体がある。
【0015】また、形成する薄膜抵抗体は低抵抗値の薄
膜抵抗を対象として形成することを特徴とする上述薄膜
抵抗体がある。
【0016】また、上述薄膜抵抗体の形成は所定の特性
インピーダンスとなるように第1電極と第2電極と両電
極間の薄膜抵抗とを形成する、ことを特徴とする上述薄
膜抵抗体がある。
【0017】また、上述薄膜抵抗体の一態様としては、
マイクロストリップ線路形態の基板上に形成、若しくは
コプレーナ線路形態の基板上に形成する、ことを特徴と
する上述薄膜抵抗体がある。
【0018】また、上述薄膜抵抗体の一態様としては、
マイクロ波帯域、若しくはミリ波帯域の信号伝送回路に
適用することを特徴とする上述薄膜抵抗体がある。
【0019】また、上述薄膜抵抗体における第1電極若
しくは櫛形第1電極31と、第2電極若しくは櫛形第2
電極32との両電極片の寸法形状と、前記両電極片の側
辺間に形成する薄膜抵抗の寸法形状とは、通過する信号
の周波数帯域に対応して、所定の特性インピーダンスの
寸法形状で形成する、ことを特徴とする上述薄膜抵抗体
がある。
【0020】また、MMICの基板上に上述薄膜抵抗体
を形成して適用したことを特徴とするMMICがある。
また、ハイブリッドICの基板上に上述薄膜抵抗体を形
成して適用したことを特徴とするハイブリッドICがあ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に本発明を適用した実施の形
態の一例を図面を参照しながら説明する。また、以下の
実施の形態の説明内容によって特許請求の範囲を限定す
るものではないし、更に、実施の形態で説明されている
要素や接続関係が解決手段に必須であるとは限らない。
更に、実施の形態で説明されている要素や接続関係の形
容は、一例でありその形容内容のみに限定するものでは
ない。
【0022】本発明について、図2の5Ωの低抵抗値を
形成する場合における櫛形電極形状による薄膜抵抗体の
構造例を参照して以下に説明する。
【0023】薄膜抵抗体の構成要素は、図2に示すよう
に、櫛形第1電極31と、櫛形第2電極32と、4個の
分割薄膜抵抗22とを備える。ここで、図2における一
方の櫛形第1電極31の第1電極片41は3つの細長い
電極片を備える一例であり、他方の櫛形第2電極32の
第2電極片42は2つの細長い電極片を備える一例であ
る。
【0024】櫛形第1電極31と櫛形第2電極32と
は、両電極の対向する方向に対して櫛形形状となる細長
い第1電極片41、第2電極片42を各々所定の長さに
形成する。更に、第1電極片41と第2電極片42との
両者の側辺において、所定の分割薄膜抵抗22が形成可
能なように両者の電極片間隔を形成する。更に、特に、
マイクロ波帯域やミリ波帯域の回路に適用できるよう
に、両電極は50Ωの特性インピーダンスとなるように
形成する。即ち、上述薄膜抵抗体における両電極片の寸
法形状と、前記両電極片の側辺間に形成する薄膜抵抗の
寸法形状としては、通過する信号の周波数帯域に対応し
て50Ωの特性インピーダンスとなる電極片の幅、両電
極片間の間隔、電極片の長手方向の長さに形成する。
【0025】4個の分割薄膜抵抗22は、上記第1電極
片41と第2電極片42の側辺に薄膜抵抗を形成する。
この一例として、図2(c)に示すように、膜長が10
μmで、膜幅が50μmで形成される。これにより、各
分割薄膜抵抗22は20Ωの抵抗値が形成される。この
結果、全体の抵抗値は4個の分割薄膜抵抗22が並列接
続されて、20/4=5Ωの目的とする低抵抗値が得ら
れる。
【0026】上記構造の薄膜抵抗体によれば、信号線路
の線路方向へ分割薄膜抵抗22を長く形成できるよう
に、櫛形形状の両電極片に接続する構造を備える結果、
薄膜抵抗体の幅は、線路幅に近似した寸法に形成するこ
とが可能となる。従って、薄膜抵抗体の部位に対して、
50Ωの特性インピーダンスで形成され、且つ、低抵抗
の薄膜抵抗体を形成することが可能となる大きな利点が
得られる。これにより、特に、マイクロ波帯域やミリ波
帯域の回路に適用される薄膜抵抗体の場合において特性
インピーダンスのミスマッチングを防止できる大きな利
点が得られる。
【0027】尚、本発明の技術的思想は、上述実施の形
態の具体構成例、接続形態例に限定されるものではな
い。更に、本発明の技術的思想に基づき、上述実施の形
態を適宜変形して応用してもよい。例えば、図3(a)
の5つの電極片と4つの電極片の他の形状例に示すよう
にした場合は、8個の分割薄膜抵抗22を形成できるか
らして、更なる低抵抗においても容易に形成できること
が判る。また、図3(b)の電極片を長くすることも容
易であるからして、電極の幅を広げること無く、所望の
低抵抗値を容易に形成可能であることも判る。また、上
述実施例では、櫛形形状の電極とした具体例を示した
が、所望により、薄膜抵抗体の全体が所定の特性インピ
ーダンスを実現可能な他の電極形状、例えば三角形状の
電極等で実現しても良い。また、上述実施例では、低抵
抗値の薄膜抵抗を形成する薄膜抵抗体の具体例であった
が、所望により、低抵抗値以外の薄膜抵抗の形成に適用
しても良い。
【0028】
【発明の効果】本発明は、上述の説明内容からして、下
記に記載される効果を奏する。上述説明したように本発
明の薄膜抵抗体によれば、信号線路の線路方向へ長く形
成した櫛形形状の両電極片の間に、信号線路の線路方向
へ長く形成した分割薄膜抵抗を形成可能となる薄膜抵抗
体の構造を具備することにより、薄膜抵抗体の全体形状
が線路幅に近似した寸法に形成可能となる。この結果、
薄膜抵抗体の形成部位においても所定の特性インピーダ
ンスで形成できる大きな利点が得られる。従って、特
に、マイクロ波帯域やミリ波帯域の回路に適用する薄膜
抵抗体において特性インピーダンスのミスマッチングが
大幅に低減されて優れた薄膜抵抗体の形成が実現できる
大きな利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の、各種抵抗値における薄膜抵抗体の構造
例。
【図2】本発明の、低抵抗値を形成する場合における櫛
形電極形状による薄膜抵抗体の構造例。
【図3】本発明の、櫛形電極の他の形状例。
【符号の説明】
11 第1電極 12 第2電極 20 薄膜抵抗 22 分割薄膜抵抗 31 櫛形第1電極 32 櫛形第2電極 41 第1電極片 42 第2電極片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E351 AA01 AA06 BB06 BB22 BB24 BB32 CC01 DD01 GG06 5E033 AA01 BB05 BD12 BG09 5E338 AA00 BB75 CC02 CC04 CC06 CD13 CD33 EE11 5F038 AR06 AR12 AV10 DF02 EZ01 EZ20

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄膜抵抗を基板上に形成する薄膜抵抗体
    において、 薄膜抵抗に接続する両電極が対向する方向に対して細長
    い凸凹形状に形成した第1電極と第2電極と、 該第1電極の凸凹形状の電極片と、該第2電極の凸凹形
    状の電極片との両者の電極片の側辺において、両電極片
    の側辺が所定の間隔となるように該第1電極と該第2電
    極とを形成し、 所定の間隔で形成された両電極片の対向する側辺間に所
    定の薄膜抵抗を各々形成する、ことを特徴とする薄膜抵
    抗体。
  2. 【請求項2】 薄膜抵抗を基板上に形成する薄膜抵抗体
    において、 薄膜抵抗に接続する第1電極と第2電極とは、両電極の
    対向する方向に対して櫛形形状となる所定複数個の細長
    い電極片を所定の長さに形成した櫛形第1電極と櫛形第
    2電極とし、 該櫛形第1電極の第1電極片と、該櫛形第2電極の第2
    電極片との両者の電極片の側辺において、所定の間隔と
    なるように各電極片を形成し、 形成された両電極片の対向する側辺間に所定の薄膜抵抗
    を各々形成する、ことを特徴とする薄膜抵抗体。
  3. 【請求項3】 薄膜抵抗を基板上に形成する薄膜抵抗体
    において、 薄膜抵抗に接続する第1電極と第2電極とは、両電極の
    対向する方向に対して櫛形形状となる所定複数個の細長
    い電極片を所定の長さに形成した櫛形第1電極と櫛形第
    2電極とし、 該第1電極片と該第2電極片との両者の電極片の側辺に
    おいて、所定の間隔となるように各電極片を形成し、 両電極間に形成する薄膜抵抗は、複数箇所に分割して形
    成し、前記分割して形成される各分割抵抗は該第1電極
    片の電極片の側辺と、該第2電極片の電極片の対向する
    側辺との間において各々所定の薄膜抵抗を各々形成し、 以上を具備していることを特徴とする薄膜抵抗体。
  4. 【請求項4】 形成する薄膜抵抗体は低抵抗値の薄膜抵
    抗を対象として形成することを特徴とする請求項1乃至
    請求項3記載の薄膜抵抗体。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項3記載の薄膜抵抗体
    の形成は所定の特性インピーダンスとなるように第1電
    極と第2電極と両電極間の薄膜抵抗とを形成する、こと
    を特徴とする請求項1乃至請求項3記載の薄膜抵抗体。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項3記載の薄膜抵抗体
    は、マイクロストリップ線路形態の基板上に形成、若し
    くはコプレーナ線路形態の基板上に形成する、ことを特
    徴とする請求項1乃至請求項3記載の薄膜抵抗体。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項3記載の薄膜抵抗体
    は、マイクロ波帯域、若しくはミリ波帯域の信号伝送回
    路に適用することを特徴とする請求項1乃至請求項3記
    載の薄膜抵抗体。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項3記載の薄膜抵抗体
    における第1電極若しくは櫛形第1電極と、第2電極若
    しくは櫛形第2電極との両電極片の寸法形状と、該両電
    極片の側辺間に形成する薄膜抵抗の寸法形状とは、通過
    する信号の周波数帯域に対応して、所定の特性インピー
    ダンスの寸法形状で形成する、ことを特徴とする請求項
    1乃至請求項3記載の薄膜抵抗体。
  9. 【請求項9】 MMIC(Microwave Monolithic Integ
    rated Circuit)の基板上に請求項1乃至請求項3記載
    の薄膜抵抗体を形成して適用したことを特徴とするMM
    IC。
  10. 【請求項10】 ハイブリッドICの基板上に請求項1
    乃至請求項3記載の薄膜抵抗体を形成して適用したこと
    を特徴とするハイブリッドIC。
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