JP2002003340A - ツヤの良いオイルゲル化粧料 - Google Patents

ツヤの良いオイルゲル化粧料

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定性に優れツヤの向上したオイルゲル製剤
を提供する。 【解決手段】 1)ポリブテンと2)デキストリン脂肪
酸エステル及び/又は12−ヒドロキシステアリン酸と
をオイルゲル化粧料に含有させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は化粧料に関し、更に
詳しくはオイルゲル化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】オイルゲル化粧料に於いて、その最大の
メリットは他の製剤形に比して、ツヤに優れることであ
る。これはオイルゲルを構成するオイルの光学的効果に
よるものである。この様なオイルゲルは、オイル分をワ
ックスなどの固形脂の構造で固化したものであり、使用
する固形脂によりそのツヤの程度は異なってくる。近年
のオイルゲル製品の開発傾向は、新規ワックス分を用い
て、構造を作るワックスの添加によって生じるオイルの
ツヤの散逸を如何に抑えるかが中心課題となっている。
これは、やはりオイルゲル製剤の最大のメリットがツヤ
であるためである。かかる新規のワックス分として近年
注目されているのが、ポリアルキレン系の合成ワックス
であり、これまでオイルゲル製剤で使用されたものに
は、ポリエチレン、ポリイソブチレンなどが知られてい
る。これらは確かにオイル分のツヤを維持する作用に優
れるものの、安定性向上は今ひとつであり、通常は他の
固化成分とともに使用するのが常であり、この様な成分
としては12−ヒドロキシステアリン酸やデキストリン
脂肪酸エステルなどが挙げられる。しかしながら、この
様な系に於いても更なるツヤの向上は好ましいことであ
り、望まれていた。
【0003】一方、オイルゲル化粧料に於いて、ポリブ
テンとデキストリン脂肪酸エステル及び/又は12−ヒ
ドロキシステアリン酸とを組み合わせて含有させること
は全く行われておらず、従って、この様な組合せによ
り、ツヤを著しく向上させた安定性に優れるオイルゲル
の系が得られることも全く知られていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この様な状
況下為されたものであり、安定性に優れツヤの向上した
オイルゲル製剤を提供することを課題とする。
【0005】
【課題の解決手段】本発明者らは、かかる状況に鑑み
て、安定性に優れツヤの向上したオイルゲル製剤を求め
て鋭意研究努力を重ねた結果、1)ポリブテンと2)デ
キストリン脂肪酸エステル及び/又は12−ヒドロキシ
ステアリン酸とを含有することを特徴とする、オイルゲ
ル化粧料にその様な特性を見いだし発明を完成させるに
至った。即ち、本発明は以下に示す技術に関するもので
ある。 (1)1)ポリブテンと2)デキストリン脂肪酸エステ
ル及び/又は12−ヒドロキシステアリン酸とを含有す
ることを特徴とする、オイルゲル化粧料。 (2)更に、光沢素材を含有することを特徴とする、
(1)に記載のオイルゲル化粧料。 (3)光沢素材として、積層フィルム小片を含有するこ
とを特徴とする、(3)に記載のオイルゲル化粧料。 (4)リップグロスであることを特徴とする、(1)〜
(3)何れか1項に記載のオイルゲル化粧料。 以下、本発明について、実施の形態を中心に更に詳細に
説明を加える。
【0006】
【発明の実施の形態】(1)本発明のオイルゲル化粧料
の必須成分であるポリブテン 本発明のオイルゲル化粧料はポリブテンを必須の成分と
して含有することを特徴とする。本発明で言うポリブテ
ンとは、ノルマルブテン、イソブテン、セカンダリーブ
テン及びターシャリーブテンから選ばれる1種乃至は2
種以上を重合して得られるものの総称で、本発明の化粧
料では、この様なポリブテンの何れもが使用できるが、
特に好ましいものは、ノルマルブテンとイソブテンの共
重合体が例示できる。これはこの様な組合せが、安定性
に優れたツヤの向上効果を有するからである。この様な
ポリブテンは上記モノマーを高圧重合法や低圧重合法な
どの常法に従って重合させて得ることも出来るが、既に
化粧料原料として市販されているものがあり、その様な
ものを用いることも出来る。品質の安定性を勘案すれば
市販品を使用することが好ましい。かかる市販品として
は、例えば、日本石油化学株式会社より販売されてい
る、ノルマルブテンとイソブテンの共重合体である、ニ
ッサンポリブテンが好ましく例示できる。本発明のオイ
ルゲル化粧料に於いては、この様なポリブテンは唯一種
のみを含有させることも出来るし、2種以上を組み合わ
せて含有させることも出来る。本発明のオイルゲル化粧
料に於ける、かかるポリブテンの好ましい含有量は、ポ
リブテンのうち、数平均分子量が800〜4000(V.
P.O法)の高粘度物であるものの含有量が総量で10〜4
0重量%になるように、更に好ましくは20から30重
量%になるように含有させるのが好ましい。これは、少
なすぎると系が構造を作らない場合があり、多すぎると
構造が硬くなり過ぎ機能を損なう場合があるからであ
る。
【0007】(2)本発明のオイルゲル化粧料の必須成
分であるデキストリン脂肪酸エステル、12−ヒドロキ
システアリン酸 本発明のオイルゲル化粧料はデキストリン脂肪酸エステ
ル及び/又は12−ヒドロキシステアリン酸を必須成分
として含有することを特徴とする。この内、デキストリ
ン脂肪酸エステルについて、かかるデキストリン脂肪酸
エステル構成する脂肪酸残基としては、通常化粧料で使
用されている脂肪酸の脂肪酸残基であれば特段の限定無
く適用でき、炭素数に換算すれば10〜30のものが好
ましく、更に好ましくは12〜24のものが例示でき
る。具体的には、ラウリン酸残基、ミリスチン酸残基、
パルミチン酸残基、ステアリン酸残基、ベヘン酸残基、
オレイン酸残基、リノール酸残基、カプリル酸残基、カ
プリン酸残基などが例示でき、これらの中ではパルミチ
ン酸残基が特に好ましく例示できる。これは、上記他の
必須成分である、ポリブテンとのゲル形成特性のためで
ある。これらのデキストリン脂肪酸エステルは、デキス
トリンの水酸基を残さず脂肪酸でアシル化したものが特
に好ましいが、多少の水酸基の残余は許容される。デキ
ストリンの水酸基の少なくとも80%がアシル化されて
いることが好ましい。この様な脂肪酸残基は唯一種であ
っても良いし、2種以上の組合せであってもかまわな
い。この様なデキスト欄脂肪酸エステルは、ジメチルス
ルホキサイドやジメチルホルムアミドなど溶媒として、
トリエチルアミンやピリジンなどの存在下、脂肪酸に塩
化チオニルなどのハロゲン化剤を反応させて作成したア
シルハライドを反応させることにより製造することが出
来るが、既に化粧料用の原料として市販されているもの
もあり、その様なものを使用することも出来る。品質の
安定性を勘案するならば、この様な市販品を用いること
が好ましく、この様な市販品としては、千葉製粉株式会
社製のレオパールシリーズが好ましく例示でき、中でも
パルミチン酸エステルである、レオパールKLが特に好
ましく例示できる。本発明のオイルゲル化粧料に於いて
は、かかるデキストリン脂肪酸エステルは唯一種を含有
させることも出来るし、二種以上を組み合わせて含有さ
せることも出来る。かかるデキストリン脂肪酸エステル
の本発明のオイルゲル化粧料に於ける好ましい含有量
は、総量で5〜20重量%であり、更に好ましくは7〜
15重量%である。これは少なすぎると、構造を形成し
ない場合があり、多すぎるとツヤなどの基本品質を損な
う場合があるからである。
【0008】又、12−ヒドロキシステアリン酸につい
ては、通常12−ヒドロキシステアリン酸がオイルゲル
化粧料で、ゲル化剤として使用される形態に準じて使用
されれば良く、好ましい含有量としては、0.5〜20
重量%であり、更に好ましくは1〜15重量%である。
これは少なすぎると、構造を形成しない場合があり、多
すぎるとツヤなどの基本品質を損なう場合があるからで
ある。
【0009】上記の12−ヒドロキシステアリン酸及び
デキストリン脂肪酸エステルはどちらか単独で使用する
ことも出来るし、二者を併用して使用することも出来
る。二者を併用する場合に於いては、その含有量は、単
独で使用する場合に準じれば良く、従って、好ましい含
有量としては、0.5〜20重量%であり、更に好まし
くは1〜15重量%である。これは少なすぎると、構造
を形成しない場合があり、多すぎるとツヤなどの基本品
質を損なう場合があるからである。
【0010】(3)本発明のオイルゲル化粧料 本発明のオイルゲル化粧料は、上記の必須成分を含み、
オイルゲル形態であることを特徴とする。ここで、本発
明で言うオイルゲルとは、主たる固形化構造をオイルと
ワックス場合によっては粉体のゲル構造に依存する化粧
料の形態を意味し、この様な構成に少量の水分や多価ア
ルコールを含有する部分乳化オイルゲルやキャピラリ領
域の粉流体組成物も本発明で言うオイルゲルに属するも
のである。本発明のオイルゲル化粧料に於いては、安定
性に優れながら、類い希なツヤを演出する作用を有す
る。この為、本発明のオイルゲル化粧料は、リップカラ
ーやリップグロス、アイライナー、リップライナー、フ
ァンデーション、リップクリームなどの形態はもとよ
り、ポマード、チック等の形態にも適用することが出来
る。更には、アンダーメーク、スポットカバー、紫外線
ブロックなどの製剤にも適用することが出来る。この中
で特に好ましいものはツヤの良さを最も生かせるリップ
グロスである。
【0011】本発明のオイルゲル化粧料に於いては、上
記必須の成分以外に、通常化粧料で使用される任意成分
を含有することが出来る。この様な任意成分としては、
例えば、スクワラン、ワセリン、マイクロクリスタリン
ワックス等の炭化水素類、ホホバ油、カルナウバワック
ス,オレイン酸オクチルドデシル等のエステル類、オリ
ーブ油、牛脂、椰子油等のトリグリセライド類、ステア
リン酸、オレイン酸、リチノレイン酸等の脂肪酸、オレ
イルアルコール、ステアリルアルコール、オクチルドデ
カノール等の高級アルコール、スルホコハク酸エステル
やポリオキシエチレンアルキル硫酸ナトリウム等のアニ
オン界面活性剤類、アルキルベタイン塩等の両性界面活
性剤類、ジアルキルアンモニウム塩等のカチオン界面活
性剤類、ソルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセ
ライド、これらのポリオキシエチレン付加物、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪
酸エステル等の非イオン界面活性剤類、ポリエチレング
リコール、グリセリン、1,3−ブタンジオール等の多
価アルコール類、増粘・ゲル化剤、酸化防止剤、紫外線
吸収剤、色剤、防腐剤、粉体等が好ましく例示できる。
これらの内、特に好ましいものは、所謂グリッター或い
はスターライトグリッターと言われている樹脂薄膜積層
小片である。この様な樹脂薄膜積層小片は、通常はポリ
エチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート
とエポキシ樹脂、ポリエチレンテレフタレートとメチル
メタクリレートなどの組合せの積層で、金箔、アルミニ
ウム箔などの金属箔を構成に含むこともある。この様な
樹脂薄膜積層小片には既に市販されているものがあり、
本発明ではこの様な市販品を使用することが出来る。か
かる市販品としては、尾池工業株式会社製のMAuグリ
ッター、ダイヤ工業株式会社製のダイヤホログラムシリ
ーズ、DCグリッターシリーズ、クリスタルカラーシリ
ーズなどが例示でき、これらの中ではクリスタルカラー
シリーズが環境的な配慮から特に好ましい。本発明のオ
イルゲルに於いては、樹脂薄膜積層小片は唯一種を含有
することも出来るし、2種以上を含有することも出来
る。本発明のオイルゲル化粧料に於ける、これら樹脂薄
膜積層小片の好ましい含有量は、総量で0.1〜10重
量%であり、更に好ましくは0.5〜5重量%である。
これは、この様なグリッター類は大きさが大きいため、
多すぎると異物感により一過性の刺激を発現する場合が
あり、少なすぎると添加効果が得られないためである。
更に付言すれば、本発明のオイルゲルの必須の構成をと
ることにより、この様なグリッターの異物感による一過
性の刺激発現を抑制することが出来る。その他の好まし
い成分としては、同様にグリッターに起因する、一過性
の刺激発現を抑制しうる油脂成分であり、この様な油脂
成分としては、リンゴ酸ジイソステアリルが例示でき、
その好ましい含有量は、10〜60重量%であり、更に
好ましくは30〜55重量%である。本発明のオイルゲ
ル化粧料はこれら任意の成分と必須の成分とを常法に従
って処理することにより製造することが出来る。
【0012】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明について更に
詳細に説明を加えるが、本発明がこれら実施例にのみ限
定を受けないことは言うまでもない。
【0013】<実施例1>以下に示す処方に従って、本
発明のオイルゲル化粧料であるリップグロス1を作成し
た。即ち、処方成分を90℃で攪拌加熱溶解し、良く混
和した後、金型に流し込み冷却、固化させて取り出した
後、容器に装着しリップグロスを得た。このもののポリ
ブテンをポリイソブチレンに置換した比較例1、ポリエ
チレンに置換した比較例2も同様に作成し、パネラー1
群20名を用いて、1ヶ月間の使用テストを行い、品質
を評価した。品質の評価は、ツヤ、のび、40℃1ヶ月
間の保存状況、一過性の刺激発現で、ツヤ、のび及び安
定性については++:非常によい、+:良い、±:やや
良い、−:悪いの基準で、一過性の刺激発現は1回でも
出現すれば例数1にカウントした。結果を表1に示す。
これより、本発明の化粧料は使用性、安定性及び安全性
に優れることが判る。この様な効果は本発明がポリブテ
ンとデキストリン脂肪酸エステルの構成をとることによ
る相乗作用によるものであることも明かである。尚、以
後、処方中単にポリブテンとあるのは数平均分子量が1
750のものである。 ポリブテン(ニッサンポリブテン) 25 重量部 デキストリンパルミチン酸エステル 10 重量部 流動パラフィン 13 重量部 リンゴ酸ジイソステアリル 50 重量部 クリスタルカラー(ダイヤ工業製) 2 重量部
【0014】
【表1】
【0015】<実施例2>以下に示す処方に従って、本
発明のオイルゲル化粧料であるリップグロス2を作成し
た。即ち、処方成分を90℃で攪拌加熱溶解し、良く混
和した後、金型に流し込み冷却、固化させて取り出した
後、容器に装着しリップグロスを得た。このものののび
とツヤを、リップグロス1を対照品にして、専門パネラ
ー5名でブラインドで比較評価した。のびについて、リ
ップグロス1の方が良いと判断したものは1名、リップ
グロス2の方が良いと判断したものは1名、同程度と判
断したものは3名であり、ツヤについては、リップグロ
ス1の方が良いと判断したものは1名、リップグロス2
の方が良いと判断したものは1名、同程度と判断したも
のは3名であった。これよりリップグロス2はリップグ
ロス1と同程度の品質を維持していることが判る。 ポリブテン(ニッサンポリブテン) 25 重量部 12−ヒドロキシステアリン酸 2 重量部 流動パラフィン 21 重量部 リンゴ酸ジイソステアリル 50 重量部 クリスタルカラー(ダイヤ工業製) 2 重量部
【0016】<実施例3>以下に示す処方に従って、本
発明のオイルゲル化粧料であるリップグロス3を作成し
た。即ち、処方成分を90℃で攪拌加熱溶解し、良く混
和した後、金型に流し込み冷却、固化させて取り出した
後、容器に装着しリップグロスを得た。このものののび
とツヤを、リップグロス1を対照品にして、専門パネラ
ー5名でブラインドで比較評価した。のびについて、リ
ップグロス1の方が良いと判断したものは1名、リップ
グロス3の方が良いと判断したものは1名、同程度と判
断したものは3名であり、ツヤについては、リップグロ
ス1の方が良いと判断したものは1名、リップグロス3
の方が良いと判断したものは1名、同程度と判断したも
のは3名であった。これよりリップグロス3はリップグ
ロス1と同程度の品質を維持していることが判る。 ポリブテン(ニッサンポリブテン) 25 重量部 12−ヒドロキシステアリン酸 1 重量部 デキストリンパルミチン酸エステル 6 重量部 流動パラフィン 16 重量部 リンゴ酸ジイソステアリル 50 重量部 クリスタルカラー(ダイヤ工業製) 2 重量部
【0017】<実施例4>以下に示す処方に従って、デ
キストリン脂肪酸エステルの種類を変えて、本発明のオ
イルゲル化粧料であるリップグロス4を作成した。即
ち、処方成分を90℃で攪拌加熱溶解し、良く混和した
後、金型に流し込み冷却、固化させて取り出した後、容
器に装着しリップグロスを得た。これらをリップグロス
1とツヤとのびについて評価したところ、ほぼ同等の品
質であった。 ポリブテン(ニッサンポリブテン) 25 重量部 12−ヒドロキシステアリン酸 1 重量部 デキストリンミリスチン酸エステル 6 重量部 流動パラフィン 16 重量部 リンゴ酸ジイソステアリル 50 重量部 クリスタルカラー(ダイヤ工業製) 2 重量部
【0018】<実施例5>以下に示す処方に従って、デ
キストリン脂肪酸エステルの種類を変えて、本発明のオ
イルゲル化粧料であるリップグロス5を作成した。即
ち、処方成分を90℃で攪拌加熱溶解し、良く混和した
後、金型に流し込み冷却、固化させて取り出した後、容
器に装着しリップグロスを得た。これらをリップグロス
1とツヤとのびについて評価したところ、ほぼ同等の品
質であった。 ポリブテン(ニッサンポリブテン) 25 重量部 12−ヒドロキシステアリン酸 1 重量部 デキストリンオレイン酸エステル 6 重量部 流動パラフィン 16 重量部 リンゴ酸ジイソステアリル 50 重量部 クリスタルカラー(ダイヤ工業製) 2 重量部
【0019】<実施例6>下記に示す処方に従って、ア
イカラー1を作成した。即ち、イの成分を予め1mmヘ
リングボーンスクリーンを装着したパルベライザーで粉
砕し、90℃で加熱溶解したロに加え、ダブルプラネタ
リーミキサーで加熱しながら混合し、金皿に充填し、加
熱加圧成形し、冷却してアイカラーを得た。このものは
のびとツヤに優れるアイカラーであった。 イ 着色チタンマイカ 20重量部 シリコーン処理タルク 10重量部 シリコーン処理セリサイト 20重量部 チタンマイカ 9重量部 DCグリッター 1重量部 ロ ポリブテン 20重量部 デキストリンオレイン酸エステル 5重量部 流動パラフィン 15重量部
【0020】<実施例7>下記に示す処方に従って、フ
ァンデーション1を作成した。即ち、イの成分を予め1
mmヘリングボーンスクリーンを装着したパルベライザ
ーで粉砕し、90℃で加熱溶解したロに加え、ダブルプ
ラネタリーミキサーで加熱しながら混合し、金皿に充填
し、加熱加圧成形し、冷却してファンデーションを得
た。このものはのびとツヤに優れるアイカラーであっ
た。 イ シリコーン処理二酸化チタン 20重量部 シリコーン処理タルク 20重量部 シリコーン処理セリサイト 20重量部 シリコーン処理酸化鉄 5重量部 メチルシロキサン網状重合体 5重量部 ロ ポリブテン 15重量部 デキストリンオレイン酸エステル 5重量部 流動パラフィン 10重量部
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、安定性に優れツヤの向
上したオイルゲル製剤を提供することができる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1)ポリブテンと2)デキストリン脂肪
    酸エステル及び/又は12−ヒドロキシステアリン酸と
    を含有することを特徴とする、オイルゲル化粧料。
  2. 【請求項2】 ポリブテンが数平均分子量が800〜4
    000(V.P.O法)であることを特徴とする、請求項1に
    記載のオイルゲル化粧料。
  3. 【請求項3】 更に、光沢素材を含有することを特徴と
    する、請求項1または2記載のオイルゲル化粧料。
  4. 【請求項4】 光沢素材として、積層フィルム小片を含
    有することを特徴とする、請求項3に記載のオイルゲル
    化粧料。
  5. 【請求項5】 リップグロスであることを特徴とする、
    請求項1〜4何れか1項に記載のオイルゲル化粧料。
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