JP2002001943A - インクジェットプリント方法 - Google Patents
インクジェットプリント方法Info
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- JP2002001943A JP2002001943A JP2001136971A JP2001136971A JP2002001943A JP 2002001943 A JP2002001943 A JP 2002001943A JP 2001136971 A JP2001136971 A JP 2001136971A JP 2001136971 A JP2001136971 A JP 2001136971A JP 2002001943 A JP2002001943 A JP 2002001943A
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- acid
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M7/00—After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock
- B41M7/0018—After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock using ink-fixing material, e.g. mordant, precipitating agent, after printing, e.g. by ink-jet printing, coating or spraying
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J11/00—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
- B41J11/0015—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form for treating before, during or after printing or for uniform coating or laminating the copy material before or after printing
Landscapes
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Ink Jet (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】多孔性媒体のインクジェットプリントにおい
て、プリント品質を維持しつつ、耐水性や耐汚れ性を改
善する。 【解決手段】本発明は、着色剤を含み、プリンタ内に保
持される少なくとも１つのインクジェットプリンティン
グ用ペンに充填された少なくとも１つのインクを準備
し、プリンタ内に保持された固定液ペンに固定液を供給
し、プリント媒体上に複数または単一のインクをプリン
トし、プリント媒体をプリントスワス当り、いくつかの
ドット列分だけ前進させ、(i)固定液用のペンが複数又
は単一の陰kジェットペンを追跡するところでN番目の通
過でその複数又は単一のインクに当該固定液を塗布する
か、(ii)固定液用ペンが複数又は単一のペンを先導して
いるところで媒体を前進させないで追加のスワスを固定
液でプリントするかのいずれかの処理によって固定液を
使って複数又は単一のインクを上刷りすることを含む。
て、プリント品質を維持しつつ、耐水性や耐汚れ性を改
善する。 【解決手段】本発明は、着色剤を含み、プリンタ内に保
持される少なくとも１つのインクジェットプリンティン
グ用ペンに充填された少なくとも１つのインクを準備
し、プリンタ内に保持された固定液ペンに固定液を供給
し、プリント媒体上に複数または単一のインクをプリン
トし、プリント媒体をプリントスワス当り、いくつかの
ドット列分だけ前進させ、(i)固定液用のペンが複数又
は単一の陰kジェットペンを追跡するところでN番目の通
過でその複数又は単一のインクに当該固定液を塗布する
か、(ii)固定液用ペンが複数又は単一のペンを先導して
いるところで媒体を前進させないで追加のスワスを固定
液でプリントするかのいずれかの処理によって固定液を
使って複数又は単一のインクを上刷りすることを含む。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、インクジ
ェットプリンティングに関し、より詳細には、プリント
されたインクの耐水性（水分に対する堅牢性（waterfas
tness))を改善することに関する。
ェットプリンティングに関し、より詳細には、プリント
されたインクの耐水性（水分に対する堅牢性（waterfas
tness))を改善することに関する。
【０００２】
【従来の技術】インクジェット・カラープリンタは、色
及び色相の全範囲(gamut)を提供できるよう、通常、シ
アン、イエロー、マゼンタ及びブラックの、４つの別個
のカラーパン又はカートリッジを備えている。このよう
なインクジェットカラープリンタは、一般的に、明白な
理由で、「４ペン」プリンタと呼ばれている。
及び色相の全範囲(gamut)を提供できるよう、通常、シ
アン、イエロー、マゼンタ及びブラックの、４つの別個
のカラーパン又はカートリッジを備えている。このよう
なインクジェットカラープリンタは、一般的に、明白な
理由で、「４ペン」プリンタと呼ばれている。
【０００３】多孔性媒体は、インクジェットプリンタを
使って瞬間乾燥時間のプリントをもたらすことが示され
てきた。しかし、例えば、耐水性によって立証されるよ
うな、プリント品質は、乾燥時間のような、その他の品
質を改善することで劣化されることがある。
使って瞬間乾燥時間のプリントをもたらすことが示され
てきた。しかし、例えば、耐水性によって立証されるよ
うな、プリント品質は、乾燥時間のような、その他の品
質を改善することで劣化されることがある。
【０００４】屋外標識(signage)及びウインドウディス
プレイの需要がますます高まるにつれ、コーティングに
おけるpHを調節する操作など、多孔性媒体上に顔料着色
インクをプリントすることによりインクジェットプリン
ティングの耐久性を高めるべく数々の努力がなされてき
た。しかし、コーティングのpH調節は、所望pHでのコー
ティング液の凝集（フロキュレーション）のため又はイ
メージ品質(IQ)の釣り合いのため、時によると、望まし
くない（コアレッセンスは、先の研究では低めのpHでよ
り悪くなる）。また、ある種のインクセットと共に機能
するよう設計されていない媒体にとっては、後処理、例
えば、ラミネーション処理無しで耐久性を得ることは不
可能である。
プレイの需要がますます高まるにつれ、コーティングに
おけるpHを調節する操作など、多孔性媒体上に顔料着色
インクをプリントすることによりインクジェットプリン
ティングの耐久性を高めるべく数々の努力がなされてき
た。しかし、コーティングのpH調節は、所望pHでのコー
ティング液の凝集（フロキュレーション）のため又はイ
メージ品質(IQ)の釣り合いのため、時によると、望まし
くない（コアレッセンスは、先の研究では低めのpHでよ
り悪くなる）。また、ある種のインクセットと共に機能
するよう設計されていない媒体にとっては、後処理、例
えば、ラミネーション処理無しで耐久性を得ることは不
可能である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従って、後処理を必要
としない、プリントが施された多孔性媒体上での高い耐
水性が求められている。
としない、プリントが施された多孔性媒体上での高い耐
水性が求められている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本願発明に従い、インク
ジェットプリンタにおいてプリントされた多孔性又は半
多孔性媒体に固定液の上塗り（オーバーコート、overco
at）を適用する、インクジェットプリント方法を提供す
る。本発明に係る方法は次のステップから成る。
ジェットプリンタにおいてプリントされた多孔性又は半
多孔性媒体に固定液の上塗り（オーバーコート、overco
at）を適用する、インクジェットプリント方法を提供す
る。本発明に係る方法は次のステップから成る。
【０００７】(a)着色剤を含み、インクジェットプリン
タ内に保持される少なくとも１つのインクジェットプリ
ンティング用ペンに充填された少なくとも１つのインク
を準備するステップ、(b)インクジェットプリンタ内に
保持された固定液ペンに固定液を供給するステップ、
(c)プリント媒体上に複数または単一のインクをプリン
トするステップ、(d)プリント媒体をプリントスワス当
り、いくつかのドット列分だけ前進させ、 (i)固定
液用のペン(20)がインクジェットプリンティング用の複
数又は単一のペンを追跡するところで、N番目の通過で
その複数又は単一のインクに当該固定液を塗布するか、
又は(ii)固定液用ペン(20)がインクジェットプリンティ
ング用の複数又は単一のペンを先導しているところで、
媒体を前進させないで追加のスワスを固定液でプリント
するいずれかの処理によって、固定液を使って複数又は
単一のインクを上刷り（オーバープリンティング）する
ステップ。
タ内に保持される少なくとも１つのインクジェットプリ
ンティング用ペンに充填された少なくとも１つのインク
を準備するステップ、(b)インクジェットプリンタ内に
保持された固定液ペンに固定液を供給するステップ、
(c)プリント媒体上に複数または単一のインクをプリン
トするステップ、(d)プリント媒体をプリントスワス当
り、いくつかのドット列分だけ前進させ、 (i)固定
液用のペン(20)がインクジェットプリンティング用の複
数又は単一のペンを追跡するところで、N番目の通過で
その複数又は単一のインクに当該固定液を塗布するか、
又は(ii)固定液用ペン(20)がインクジェットプリンティ
ング用の複数又は単一のペンを先導しているところで、
媒体を前進させないで追加のスワスを固定液でプリント
するいずれかの処理によって、固定液を使って複数又は
単一のインクを上刷り（オーバープリンティング）する
ステップ。
【０００８】本願発明の方法は、次の利点をもたらす。 (1)多孔性媒体上で、固定液を上刷りするだけで、固定
液を下刷りするか、又は下刷りと上刷りを幾つか組合せ
た時より大きいドット利得が認められる。 (2)本発明のように、プリントヘッドのヘッド摩耗があ
っても、固定剤ペンの全てのノズルが多パスプリントモ
ードにおいて使用できる。 (3)プリントヘッドを非千鳥型配置（互い違いとならな
い配置）(non-staggered arrangement)に置くことがで
き、結果として、プリントゾーンの小型化、やや高いス
ループット及び低めのスワスメモリ条件となる。
液を下刷りするか、又は下刷りと上刷りを幾つか組合せ
た時より大きいドット利得が認められる。 (2)本発明のように、プリントヘッドのヘッド摩耗があ
っても、固定剤ペンの全てのノズルが多パスプリントモ
ードにおいて使用できる。 (3)プリントヘッドを非千鳥型配置（互い違いとならな
い配置）(non-staggered arrangement)に置くことがで
き、結果として、プリントゾーンの小型化、やや高いス
ループット及び低めのスワスメモリ条件となる。
【０００９】
【発明の実施の形態】多孔性及び／または半多孔性アル
ミナ又はシリカ塗布媒体（これも多孔性又は半多孔性媒
体と呼ばれる）の上にプリントされた顔料着色インクの
濡れ摩擦(wetrub)耐久性、汚れ耐性（smearfastness)及
び耐水性は、ラミネーションによって高められるが、こ
れは費用が掛かり且つ操作者のエラーを招来することも
ある。本願発明にしたがうと、より望ましい処置は、プ
リント工程中プリンタに上塗り固定液を適用させること
であり、プリンタから出力された直後の耐水性のあるプ
リントを結果得ることができる。
ミナ又はシリカ塗布媒体（これも多孔性又は半多孔性媒
体と呼ばれる）の上にプリントされた顔料着色インクの
濡れ摩擦(wetrub)耐久性、汚れ耐性（smearfastness)及
び耐水性は、ラミネーションによって高められるが、こ
れは費用が掛かり且つ操作者のエラーを招来することも
ある。本願発明にしたがうと、より望ましい処置は、プ
リント工程中プリンタに上塗り固定液を適用させること
であり、プリンタから出力された直後の耐水性のあるプ
リントを結果得ることができる。
【００１０】乾燥時間を、アルミナ又はシリカを含有す
る多孔性コーティングを使って向上することができる。
毛細管力によって液が多孔性マトリックス中に引き込ま
れそして他の従来の非多孔性コーティングにおけるポリ
マーの膨潤に依存するよりはるかに速くその孔が充填さ
れる。多孔性コーティングに存在する孔の容積によって
は、時として、下刷りがそれ程望ましくないことがあ
る。なぜならば、インクをプリントする際、固定液がそ
の孔を充填し、インクの溢れ、即ちプリント媒体の表面
上での過剰なインクの流れを招来することになるからで
ある。
る多孔性コーティングを使って向上することができる。
毛細管力によって液が多孔性マトリックス中に引き込ま
れそして他の従来の非多孔性コーティングにおけるポリ
マーの膨潤に依存するよりはるかに速くその孔が充填さ
れる。多孔性コーティングに存在する孔の容積によって
は、時として、下刷りがそれ程望ましくないことがあ
る。なぜならば、インクをプリントする際、固定液がそ
の孔を充填し、インクの溢れ、即ちプリント媒体の表面
上での過剰なインクの流れを招来することになるからで
ある。
【００１１】上述で注目したアルミナ及びシリカベース
のコーティングは、事実上、透明であり且つインクの色
相、色度又は光学濃度に悪影響を及ぼすものであっては
ならない。これらのコーティングの透明性は、それらに
「普通紙」媒体との差異を生じさせるもので、これらの
媒体中へのインクの浸透によってそれらの色度と光学濃
度が実質上低減される。下刷り固定液を使用することに
よって、普通紙上の顔料ベース及び染料ベースのインク
の色度と光学濃度を高めることができる。しかし、シリ
カ又はアルミナ塗布媒体が使用される時、固定液の下刷
り（又は上及び下刷りの組合せ）を行うよりむしろ固定
液を上刷りするのが望ましいと思われる。インク付けに
先立ち又はその間中に固定液を付けることも、カラー顔
料の即時凝集に起因して好ましくない不均一塗りつぶし
(area fill)となることがある。多孔性コーティングは
また、顔料を包み込んで機械的耐久性を増すのに役立つ
こともある。固定液を使った下刷りは、顔料粒子を媒体
表面の近くに又はその上に捕捉して、媒体中への顔料の
浸透を抑制する傾向がある。
のコーティングは、事実上、透明であり且つインクの色
相、色度又は光学濃度に悪影響を及ぼすものであっては
ならない。これらのコーティングの透明性は、それらに
「普通紙」媒体との差異を生じさせるもので、これらの
媒体中へのインクの浸透によってそれらの色度と光学濃
度が実質上低減される。下刷り固定液を使用することに
よって、普通紙上の顔料ベース及び染料ベースのインク
の色度と光学濃度を高めることができる。しかし、シリ
カ又はアルミナ塗布媒体が使用される時、固定液の下刷
り（又は上及び下刷りの組合せ）を行うよりむしろ固定
液を上刷りするのが望ましいと思われる。インク付けに
先立ち又はその間中に固定液を付けることも、カラー顔
料の即時凝集に起因して好ましくない不均一塗りつぶし
(area fill)となることがある。多孔性コーティングは
また、顔料を包み込んで機械的耐久性を増すのに役立つ
こともある。固定液を使った下刷りは、顔料粒子を媒体
表面の近くに又はその上に捕捉して、媒体中への顔料の
浸透を抑制する傾向がある。
【００１２】シリカ及びアルミナ塗布媒体は、高いイメ
ージ品質(IQ)と妥当なスループットを確保するためにマ
ルチパス(multi-pass)プリントを必要とすることが示さ
れてきた。マルチパスプリントモードでは、固定剤ペン
の終端の1/Npassノズルだけが終端ノズルを動作させる
にすぎない、ここで、Npassはプリントモードにおける
パスの回数である。ペンのノズルの実質的部分が利用さ
れず、使用ノズルに過度の負荷をかけることになろう。
主として普通紙のプリントに向けられているプリンタで
は、この方式のプリントモードは、プリンタ寿命の小部
分が多孔性／半多孔性媒体上のプリントに費やされるで
あろう故、受け容れることができるかも知れない。しか
し、考慮中の大型形式又は特殊プリンタは、一般に、そ
れらの寿命の大部分にわたっての多孔性／半多孔性媒体
上にプリントできるよう設計されている。それ故、プリ
ントヘッドの寿命を伸ばすにはプリントヘッド全体にわ
たってデューティサイクルを拡げることが望ましい。
ージ品質(IQ)と妥当なスループットを確保するためにマ
ルチパス(multi-pass)プリントを必要とすることが示さ
れてきた。マルチパスプリントモードでは、固定剤ペン
の終端の1/Npassノズルだけが終端ノズルを動作させる
にすぎない、ここで、Npassはプリントモードにおける
パスの回数である。ペンのノズルの実質的部分が利用さ
れず、使用ノズルに過度の負荷をかけることになろう。
主として普通紙のプリントに向けられているプリンタで
は、この方式のプリントモードは、プリンタ寿命の小部
分が多孔性／半多孔性媒体上のプリントに費やされるで
あろう故、受け容れることができるかも知れない。しか
し、考慮中の大型形式又は特殊プリンタは、一般に、そ
れらの寿命の大部分にわたっての多孔性／半多孔性媒体
上にプリントできるよう設計されている。それ故、プリ
ントヘッドの寿命を伸ばすにはプリントヘッド全体にわ
たってデューティサイクルを拡げることが望ましい。
【００１３】これを実行する１つの方法は、普通紙上の
二方向プリントによって引き起こされる色相シフトを除
去するためにヒューレット・パッカード・カンパニーに
よって開発されたプリントモード上の変形を利用するこ
とであり、例えば、米国出願番号09/363,943（米国出願
日1999年7月29日）[PD-10991168-1]参照。このプリント
モードは、スワス当り最初のプリントをプリントし、次
いで、少数のドット列だけ用紙を進めて誤方向に向けら
れているか又は欠けているノズルによる縞模様を減らす
働きをするようにプリントすることによって機能する
（2パスプリントモードに関して、従来では、図１に示
すように、スワスの高さの二分の一(1/2)だけ用紙を進
めている）。その時、戻りスワス(return swath)は、用
紙のほとんど同一部分を覆う。このように、このプリン
トモードは、色相シフトをスワス当り数ドット列に絞り
込む。
二方向プリントによって引き起こされる色相シフトを除
去するためにヒューレット・パッカード・カンパニーに
よって開発されたプリントモード上の変形を利用するこ
とであり、例えば、米国出願番号09/363,943（米国出願
日1999年7月29日）[PD-10991168-1]参照。このプリント
モードは、スワス当り最初のプリントをプリントし、次
いで、少数のドット列だけ用紙を進めて誤方向に向けら
れているか又は欠けているノズルによる縞模様を減らす
働きをするようにプリントすることによって機能する
（2パスプリントモードに関して、従来では、図１に示
すように、スワスの高さの二分の一(1/2)だけ用紙を進
めている）。その時、戻りスワス(return swath)は、用
紙のほとんど同一部分を覆う。このように、このプリン
トモードは、色相シフトをスワス当り数ドット列に絞り
込む。
【００１４】固定液の上塗りを付けるのに同様の方法を
用いてもよい。イメージは一組のスワスにそのままプリ
ントされているが、Nnozzles/Npassのドット列前進を実
行する代わりに、媒体を進めないか又はパス当り数ドッ
ト列だけ進める；ここで、Nn ozzlesはプリントヘッドに
使用されているノズル数でありそしてNpassはそのプリ
ントモードにおけるパス数である。N番目のパスでは、
固定液のペンがプリントペンを追跡している場合に固定
液が付けられる。もし固定液ペンがこのスワス上で先導
しているなら、追加スワスは媒体の前進無しでプリント
される。固定液ペンだけがこのパスでプリントする。次
いで、媒体は、ペンのスワスの総高さからプリント工程
で進んだドット列の累積数を引いた分だけ進められる
（図２参照）。もし奇数回のパスが採用される場合、こ
の方法は、プリントされる媒体部分当り追加スワスを必
要とすることがある。２つの上塗り固定液ペンが使われ
る場合、追加スワスは要らない（固定液ペン（群）がペ
ンカートリッジの１つの（又は両）端部に留まることが
推定される）。この技術のその他の改善方策は、固定液
ペンを他のペンの少し後方に位置させて、プリント工程
中に通常のプリントゾーンから進められたドットを上塗
りできるようにし、そしてプリント中の領域中への固定
液の移入を防ぐことである（図３参照）。
用いてもよい。イメージは一組のスワスにそのままプリ
ントされているが、Nnozzles/Npassのドット列前進を実
行する代わりに、媒体を進めないか又はパス当り数ドッ
ト列だけ進める；ここで、Nn ozzlesはプリントヘッドに
使用されているノズル数でありそしてNpassはそのプリ
ントモードにおけるパス数である。N番目のパスでは、
固定液のペンがプリントペンを追跡している場合に固定
液が付けられる。もし固定液ペンがこのスワス上で先導
しているなら、追加スワスは媒体の前進無しでプリント
される。固定液ペンだけがこのパスでプリントする。次
いで、媒体は、ペンのスワスの総高さからプリント工程
で進んだドット列の累積数を引いた分だけ進められる
（図２参照）。もし奇数回のパスが採用される場合、こ
の方法は、プリントされる媒体部分当り追加スワスを必
要とすることがある。２つの上塗り固定液ペンが使われ
る場合、追加スワスは要らない（固定液ペン（群）がペ
ンカートリッジの１つの（又は両）端部に留まることが
推定される）。この技術のその他の改善方策は、固定液
ペンを他のペンの少し後方に位置させて、プリント工程
中に通常のプリントゾーンから進められたドットを上塗
りできるようにし、そしてプリント中の領域中への固定
液の移入を防ぐことである（図３参照）。
【００１５】図４に示すように、プリンタのキャリッジ
10は、例えば、４本のペン12、14、16、18を具備し、各
々は、シアン、イエロー、マゼンタ及びブラックの色の
１つを含んでいる。５番目のペン20は固定液を含む。キ
ャリッジの動きは、矢印22で示したように、用紙を横切
る二方向であり、一方、媒体（例えば、用紙）24は、矢
印26に示したように、用紙に沿って進む。
10は、例えば、４本のペン12、14、16、18を具備し、各
々は、シアン、イエロー、マゼンタ及びブラックの色の
１つを含んでいる。５番目のペン20は固定液を含む。キ
ャリッジの動きは、矢印22で示したように、用紙を横切
る二方向であり、一方、媒体（例えば、用紙）24は、矢
印26に示したように、用紙に沿って進む。
【００１６】二方向の例が上述されているが、単一方向
の印刷もこの技術を採用する１つの選択方法である。
の印刷もこの技術を採用する１つの選択方法である。
【００１７】第５ペン20に含まれる固定液は、少なくと
も１つの有機酸と、任意に、すくなくとも１つの高分子
酸の塩を含む。本発明に適切に採用してよい有機酸の例
には、限定するものではないが、単、二及び多官能有機
酸が含まれる。一般に、問題のpH-鋭敏性着色剤のそれ
と等しいか又はそれより小さいpKaを有する任意の水溶
性有機酸を適切に用いてよい、ということが考えられ
る。好ましくは、次の種類の有機酸の１つを用いる：酢
酸、グリコール酸、マロン酸、リンゴ酸、マレイン酸、
アスコルビン酸、コハク酸、グルタル酸、フマル酸、ク
エン酸、酒石酸、乳酸、スルホン酸及びオルトリン酸及
びそれらの誘導体。高分子酸の例には、ポリアクリル
酸、ポリビニルホスホン酸及びリン酸塩基(P-PO3又はR-
O-PO3)を有するその他のポリマー、ポリスチレンスルホ
ン酸、及びスルホン酸及びカルボン酸塩基を含有してい
るポリマーがある。高分子酸と結合される陽イオンは、
ナトリウム、アンモニウム又はカリウムから成ってよ
い。高分子酸の塩は、緩衝剤として作用する。
も１つの有機酸と、任意に、すくなくとも１つの高分子
酸の塩を含む。本発明に適切に採用してよい有機酸の例
には、限定するものではないが、単、二及び多官能有機
酸が含まれる。一般に、問題のpH-鋭敏性着色剤のそれ
と等しいか又はそれより小さいpKaを有する任意の水溶
性有機酸を適切に用いてよい、ということが考えられ
る。好ましくは、次の種類の有機酸の１つを用いる：酢
酸、グリコール酸、マロン酸、リンゴ酸、マレイン酸、
アスコルビン酸、コハク酸、グルタル酸、フマル酸、ク
エン酸、酒石酸、乳酸、スルホン酸及びオルトリン酸及
びそれらの誘導体。高分子酸の例には、ポリアクリル
酸、ポリビニルホスホン酸及びリン酸塩基(P-PO3又はR-
O-PO3)を有するその他のポリマー、ポリスチレンスルホ
ン酸、及びスルホン酸及びカルボン酸塩基を含有してい
るポリマーがある。高分子酸と結合される陽イオンは、
ナトリウム、アンモニウム又はカリウムから成ってよ
い。高分子酸の塩は、緩衝剤として作用する。
【００１８】固定液は、約2〜5の範囲のpHをもってい
る。約2未満のpHは、インクジェット印刷カートリッジ
部品に対して腐食性が強すぎ、一方、約5を越えるpH
は、顔料をそのぺージ"固定する"、固定剤の能力に悪影
響を及ぼし、顔料分散を不安定にする。
る。約2未満のpHは、インクジェット印刷カートリッジ
部品に対して腐食性が強すぎ、一方、約5を越えるpH
は、顔料をそのぺージ"固定する"、固定剤の能力に悪影
響を及ぼし、顔料分散を不安定にする。
【００１９】有機酸と高分子酸塩の全濃度は、固定液の
約1〜15wt%（重量％）の範囲内である。
約1〜15wt%（重量％）の範囲内である。
【００２０】好ましくは、有機酸としてコハク酸を、固
定剤の約2〜7wt%の範囲内の濃度で、好ましくは水酸化
ナトリウム又はβ-アラニンのような塩基で調節された
約4のpHで用いる。固定剤の約1〜10wt%の範囲内の濃度
を有する高分子酸(mw=2,000又はmw=20,000)のナトリウ
ム塩を本願発明の実施に補助的に用いてもよい。
定剤の約2〜7wt%の範囲内の濃度で、好ましくは水酸化
ナトリウム又はβ-アラニンのような塩基で調節された
約4のpHで用いる。固定剤の約1〜10wt%の範囲内の濃度
を有する高分子酸(mw=2,000又はmw=20,000)のナトリウ
ム塩を本願発明の実施に補助的に用いてもよい。
【００２１】その他の好ましい有機酸には、クエン酸と
グリコール酸がある。好ましい高分子酸には、ポリビニ
ルホスホン酸とポリスチレンスルホン酸ある。
グリコール酸がある。好ましい高分子酸には、ポリビニ
ルホスホン酸とポリスチレンスルホン酸ある。
【００２２】固定液は、また、1,5-ペンタンジオール、
2-ピロリドン、及び2-エチル-2-（ヒドロキシメチル）-
1,3-プロパンジオールのような、インクに通常使用され
る共溶媒も含有する。その他の共溶媒を、界面活性剤、
殺生物剤、等のような、インクジェットインクにしばし
ば見られる補助成分と共に用いて、インクジェットプリ
ンティングのプリント適性と信頼性を制御するようにし
てもよい。
2-ピロリドン、及び2-エチル-2-（ヒドロキシメチル）-
1,3-プロパンジオールのような、インクに通常使用され
る共溶媒も含有する。その他の共溶媒を、界面活性剤、
殺生物剤、等のような、インクジェットインクにしばし
ば見られる補助成分と共に用いて、インクジェットプリ
ンティングのプリント適性と信頼性を制御するようにし
てもよい。
【００２３】溶媒、浸透剤、殺生物剤等のような、イン
クジェットインクに通常添加されるその他の成分を本願
発明の固定剤溶液に添加して、ペンの性能と信頼性を改
善するようにしてもよい。そのような他の成分には、硝
酸アンモニウム、EHPD(2-エチル-2-（ヒドロキシメチ
ル）-1,3-プロパンジオール)、1,5-ペンタンジオール、
及び／又は2-ピロリドンが含まれてよい。
クジェットインクに通常添加されるその他の成分を本願
発明の固定剤溶液に添加して、ペンの性能と信頼性を改
善するようにしてもよい。そのような他の成分には、硝
酸アンモニウム、EHPD(2-エチル-2-（ヒドロキシメチ
ル）-1,3-プロパンジオール)、1,5-ペンタンジオール、
及び／又は2-ピロリドンが含まれてよい。
【００２４】前述の議論の多くは、着色剤が顔料ベース
であるところのインクに向けられているが、本願発明の
教示は、染料ベースのインクにも適用することができ
る。
であるところのインクに向けられているが、本願発明の
教示は、染料ベースのインクにも適用することができ
る。
【００２５】産業上の利用可能性 インクジェットプリンタでプリントされた多孔性又は半
多孔性媒体に固定液上塗りを付ける方法は、インクジェ
ットプリンティングにおける耐水性を改善する上で用途
を見出すものと期待される。
多孔性媒体に固定液上塗りを付ける方法は、インクジェ
ットプリンティングにおける耐水性を改善する上で用途
を見出すものと期待される。
【００２６】以上、本発明の実施例について詳述した
が、以下、本発明の各実施態様の令を示す。 （実施態様１）インクジェットプリンタにおいて印刷さ
れた多孔性又は半多孔性媒体(24)に固定液の上塗りを適
用する方法において、(a)着色剤を含み、インクジェッ
トプリンタ内に保持される少なくとも１つのインクジェ
ットプリンティング用ペン（12、14、16、18)に充填さ
れた少なくとも１つのインクを準備するステップ、(b)
インクジェットプリンタ内に保持された固定液ペン(20)
に固定液を供給するステップ、(c)プリント媒体(24)上
に複数または単一のインクをプリントするステップ、
(d)プリント媒体(24)をプリントスワス当り、いくつか
のドット列分だけ前進させ、(i)固定液用のペン(20)が
インクジェットプリンティング用の複数又は単一のペン
を追跡するところで、N番目の通過でその複数又は単一
のインクに当該固定液を塗布するか、又は(ii)固定液用
ペン(20)がインクジェットプリンティング用の複数又は
単一のペンを先導しているところで、媒体を前進させな
いで追加のスワスを固定液でプリントするいずれかの処
理によって、固定液を使って複数又は単一のインクを上
刷り（オーバープリンティング）するステップ。 （実施態様２）前記固定液は、少なくとも１つの有機酸
を含み、少なくとも１つの高分子酸の塩を任意に含むこ
とを特徴とする前項(1)記載の方法。 （実施態様３）前記有機酸は、単一官能性、二官能性、
及び多官能性有機酸から成る群から選択されることを特
徴とする前項(2)記載の方法。 （実施態様４）前記有機酸は、前記固定液に約1から15
重量％の範囲内の濃度であることを特徴とする前項(3)
記載の方法。 （実施態様５）前記有機酸は、酢酸、グリコール酸、マ
ロン酸、リンゴ酸、マレイン酸、アスコルビン酸、コハ
ク酸、グルタル酸、フマル酸、クエン酸、酒石酸、乳
酸、スルホン酸、及びオルトリン酸及びそれらの誘導体
から成る群から選択されることを特徴とする前項(4)記
載の方法。 （実施態様６）前記高分子酸は、ポリアクリル酸、ポリ
ビニルホスホン酸、リン酸塩基を有するポリマー、ポリ
スチレンスルホン酸、及びスルホン酸又はカルボン酸塩
基を含有しているポリマーから成る群から選択されるこ
とを特徴とする前項(2)記載の方法。 （実施態様７）前記塩は前記高分子酸と結合された陽イ
オンから成り且つ前記陽イオンは、ナトリウム、アンモ
ニウム及びカリウムから成る群から選択されることを特
徴とする前項(6)記載の方法。 （実施態様８）前記高分子酸は、約1から10重量％の範
囲内の濃度で前記固定液に含まれていることを特徴とす
る前項(2)記載の方法。 （実施態様９）前記固定液は、約2から4の範囲内のpHで
あることを特徴とする前項(2)記載の方法。 （実施態様１０）前記少なくとも１つのインクが顔料ベ
ースであることを特徴とする前項(1)記載の方法。
が、以下、本発明の各実施態様の令を示す。 （実施態様１）インクジェットプリンタにおいて印刷さ
れた多孔性又は半多孔性媒体(24)に固定液の上塗りを適
用する方法において、(a)着色剤を含み、インクジェッ
トプリンタ内に保持される少なくとも１つのインクジェ
ットプリンティング用ペン（12、14、16、18)に充填さ
れた少なくとも１つのインクを準備するステップ、(b)
インクジェットプリンタ内に保持された固定液ペン(20)
に固定液を供給するステップ、(c)プリント媒体(24)上
に複数または単一のインクをプリントするステップ、
(d)プリント媒体(24)をプリントスワス当り、いくつか
のドット列分だけ前進させ、(i)固定液用のペン(20)が
インクジェットプリンティング用の複数又は単一のペン
を追跡するところで、N番目の通過でその複数又は単一
のインクに当該固定液を塗布するか、又は(ii)固定液用
ペン(20)がインクジェットプリンティング用の複数又は
単一のペンを先導しているところで、媒体を前進させな
いで追加のスワスを固定液でプリントするいずれかの処
理によって、固定液を使って複数又は単一のインクを上
刷り（オーバープリンティング）するステップ。 （実施態様２）前記固定液は、少なくとも１つの有機酸
を含み、少なくとも１つの高分子酸の塩を任意に含むこ
とを特徴とする前項(1)記載の方法。 （実施態様３）前記有機酸は、単一官能性、二官能性、
及び多官能性有機酸から成る群から選択されることを特
徴とする前項(2)記載の方法。 （実施態様４）前記有機酸は、前記固定液に約1から15
重量％の範囲内の濃度であることを特徴とする前項(3)
記載の方法。 （実施態様５）前記有機酸は、酢酸、グリコール酸、マ
ロン酸、リンゴ酸、マレイン酸、アスコルビン酸、コハ
ク酸、グルタル酸、フマル酸、クエン酸、酒石酸、乳
酸、スルホン酸、及びオルトリン酸及びそれらの誘導体
から成る群から選択されることを特徴とする前項(4)記
載の方法。 （実施態様６）前記高分子酸は、ポリアクリル酸、ポリ
ビニルホスホン酸、リン酸塩基を有するポリマー、ポリ
スチレンスルホン酸、及びスルホン酸又はカルボン酸塩
基を含有しているポリマーから成る群から選択されるこ
とを特徴とする前項(2)記載の方法。 （実施態様７）前記塩は前記高分子酸と結合された陽イ
オンから成り且つ前記陽イオンは、ナトリウム、アンモ
ニウム及びカリウムから成る群から選択されることを特
徴とする前項(6)記載の方法。 （実施態様８）前記高分子酸は、約1から10重量％の範
囲内の濃度で前記固定液に含まれていることを特徴とす
る前項(2)記載の方法。 （実施態様９）前記固定液は、約2から4の範囲内のpHで
あることを特徴とする前項(2)記載の方法。 （実施態様１０）前記少なくとも１つのインクが顔料ベ
ースであることを特徴とする前項(1)記載の方法。
【図１】プリント媒体上のあるスワスをプリントし、そ
のプリント媒体をスワス高さの二分の一だけ前進させ、
そしてスワスの上部分の残りと下側スワスの最初の半分
を印刷するステップを包含する、従来の２パスプリント
モードを説明1するための図。
のプリント媒体をスワス高さの二分の一だけ前進させ、
そしてスワスの上部分の残りと下側スワスの最初の半分
を印刷するステップを包含する、従来の２パスプリント
モードを説明1するための図。
【図２】プリント媒体上のあるスワスをプリントし、そ
のプリント媒体を数ドット列前進させ、スワスの上部分
の残りと下側スワスの最初の半分をプリントし、その
後、プリント媒体をほぼスワスいっぱい前進させるステ
ップを包含する、本発明に係る改良型プリントモードを
説明するための図。
のプリント媒体を数ドット列前進させ、スワスの上部分
の残りと下側スワスの最初の半分をプリントし、その
後、プリント媒体をほぼスワスいっぱい前進させるステ
ップを包含する、本発明に係る改良型プリントモードを
説明するための図。
【図３】固定剤を上刷りするステップをさらに含む、本
発明に係る改良型印刷モードを説明するための図。
発明に係る改良型印刷モードを説明するための図。
【図４】本発明において、4カラーペンと固定剤ペンを
組み合わせる、5-ペンキャリッジの構成を示す平面図。
組み合わせる、5-ペンキャリッジの構成を示す平面図。
24：多孔性又は半多孔性媒体 12、14、16、18：インクジェットプリンティング用ペン 20：固定液ペン
Claims (1)
- 【請求項１】次の(a)から(d)のステップを含むインクジ
ェットプリント方法。 (a)着色剤を含み、インクジェットプリンタ内に保持さ
れる少なくとも１つのインクジェットプリンティング用
ペン（12、14、16、18)に充填された少なくとも１つの
インクを準備するステップ、 (b)インクジェットプリンタ内に保持された固定液ペン
(20)に固定液を供給するステップ、 (c)プリント媒体(24)上に複数または単一のインクをプ
リントするステップ、 (d)プリント媒体(24)をプリントスワス当り、いくつか
のドット列分だけ前進させ、 (i)固定液用のペン(20)がインクジェットプリンティン
グ用の複数又は単一のペンを追跡するところで、N番目
の通過でその複数又は単一のインクに当該固定液を塗布
するか、又は(ii)固定液用ペン(20)がインクジェットプ
リンティング用の複数又は単一のペンを先導していると
ころで、媒体を前進させないで追加のスワスを固定液で
プリントするいずれかの処理によって、固定液を使って
複数又は単一のインクを上刷り（オーバープリンティン
グ）するステップ。
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|---|---|---|---|
| US09/572,714 US6412935B1 (en) | 2000-05-16 | 2000-05-16 | Application of clear overcoat fluid |
| US572714 | 2000-05-16 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002001943A true JP2002001943A (ja) | 2002-01-08 |
Family
ID=24289040
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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Country Status (5)
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| EP (1) | EP1155866B1 (ja) |
| JP (1) | JP2002001943A (ja) |
| DE (1) | DE60123163T2 (ja) |
| ES (1) | ES2270961T3 (ja) |
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| JP2002083220A (ja) * | 2000-06-30 | 2002-03-22 | Nihon Tetra Pak Kk | 広告印刷方法、広告印刷装置、広告提供方法及び商品管理方法 |
| US6780912B2 (en) | 2001-02-26 | 2004-08-24 | Hewlett-Packard Development Company L.P. | Addition of metal ions to improve lightfastness of inkjet inks |
| JP4244532B2 (ja) * | 2001-05-15 | 2009-03-25 | セイコーエプソン株式会社 | カートリッジの選択により特徴を変更できる印刷 |
| JP3884993B2 (ja) * | 2001-06-07 | 2007-02-21 | キヤノン株式会社 | 画像記録装置および画像記録方法 |
| US6741828B2 (en) * | 2001-08-08 | 2004-05-25 | Heidelberg Digital L.L.C. | Method for reducing rub-off from a toner image using a phase change composition |
| US6655797B2 (en) * | 2002-04-30 | 2003-12-02 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Deposition of fixer and overcoat by an inkjet printing system |
| US6866381B2 (en) | 2002-09-30 | 2005-03-15 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Auxiliary fluids which give improved print permanence |
| US6833169B2 (en) | 2002-10-08 | 2004-12-21 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Porous ink-jet printed media sealed by interpolymer complex |
| US6913353B2 (en) * | 2003-01-15 | 2005-07-05 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Inkjet fixer fluid applicator |
| US7140709B2 (en) * | 2004-02-24 | 2006-11-28 | Eastman Kodak Company | Using inkjet printer to apply protective ink |
| US7210753B2 (en) * | 2004-02-24 | 2007-05-01 | Eastman Kodak Company | Inkjet printing using protective ink |
| US20050206705A1 (en) * | 2004-03-16 | 2005-09-22 | Zeying Ma | Ink-jet imaging on offset media |
| US20060068666A1 (en) * | 2004-09-30 | 2006-03-30 | Varunesh Sharma | Printed nonwoven substrates for use in personal care articles |
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| US7531033B2 (en) * | 2005-11-30 | 2009-05-12 | Xerox Corporation | Pre-treatment compositions, oil-based ink compositions, and processes for ink-jet recording using pre-treatment compositions and oil-based ink compositions |
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| US8246155B2 (en) * | 2007-04-18 | 2012-08-21 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Fixer for a metallic inkjet ink system |
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| CA2697966C (en) | 2007-08-23 | 2018-11-06 | Sensient Colors Inc. | Self-dispersed pigments and methods for making and using the same |
| JP2012523479A (ja) | 2009-04-07 | 2012-10-04 | センシエント カラーズ エルエルシー | 自己分散性粒子並びにその製造方法及び使用方法 |
| JP2011177967A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Canon Inc | インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 |
| US20110292420A1 (en) * | 2010-05-25 | 2011-12-01 | Jeff Dungan | System and method for creating art piece |
| WO2012134480A1 (en) * | 2011-03-31 | 2012-10-04 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Printhead assembly |
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| WO2013056748A1 (en) * | 2011-10-21 | 2013-04-25 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Printing systems and methods |
| US9469125B2 (en) | 2012-11-29 | 2016-10-18 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Operation of printing systems |
| US9004642B2 (en) | 2013-01-28 | 2015-04-14 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Apparatus and method for controlling a printing device |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US5790150A (en) * | 1994-02-17 | 1998-08-04 | Colorspan Corporation | Method for controlling an ink jet printer in a multipass printing mode |
| US5549740A (en) * | 1994-07-11 | 1996-08-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Liquid composition, ink set and image forming method and apparatus using the composition and ink set |
| US5536306A (en) | 1995-07-11 | 1996-07-16 | Hewlett-Packard Company | Thermal ink-jet inks having reduced black to color and color to color bleed |
| US5746818A (en) * | 1995-08-31 | 1998-05-05 | Seiko Epson Corporation | Pigment ink composition capable of forming image having no significant bleeding or feathering |
| US6238047B1 (en) * | 1995-09-01 | 2001-05-29 | Asahi Glass Company | Ink jet recording medium for a pigment ink |
| US5679143A (en) | 1995-12-06 | 1997-10-21 | Hewlett-Packard Company | Bleed alleviation in ink jet inks using acids containing a basic functional group |
| US5785743A (en) * | 1995-12-06 | 1998-07-28 | Hewlett-Packard Company | Bleed alleviation in ink-jet inks using organic acids |
-
2000
- 2000-05-16 US US09/572,714 patent/US6412935B1/en not_active Expired - Lifetime
-
2001
- 2001-05-01 ES ES01304002T patent/ES2270961T3/es not_active Expired - Lifetime
- 2001-05-01 DE DE60123163T patent/DE60123163T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2001-05-01 EP EP01304002A patent/EP1155866B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-05-08 JP JP2001136971A patent/JP2002001943A/ja active Pending
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| US6412935B1 (en) | 2002-07-02 |
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| EP1155866B1 (en) | 2006-09-20 |
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| EP1155866A3 (en) | 2002-10-30 |
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