JP2001525783A - 織物適性の高いAl▲下2▼O▲下3▼含有の耐熱性ガラススライバーおよびその生成物 - Google Patents

織物適性の高いAl▲下2▼O▲下3▼含有の耐熱性ガラススライバーおよびその生成物

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、織物適性の高い綿様のかさばった性質を有する、ケイ酸を基本とするAl2O3含有の耐熱性のガラススライバーに関する。また本発明は、該ガラススライバーから得られるガラスステープルファイバー生成物およびこれらの使用に関する。これら織物適性および耐熱性は、具体的には選択的な酸抽出によって得られる。本発明のガラススライバーの組成は、特に、主成分としてSiO2および副成分として1〜5重量%のAl2O3を含有する。

Description

【発明の詳細な説明】 織物適性の高いAl2O3含有の耐熱性ガラススライバーおよびその生成物 本発明は、織物適性の高い、Al2O3含有の、耐熱性の、シリカを基本とするガ ラススライバー、該ガラススライバーの生成物およびその使用に関する。 種々の方法に従って、無機ファイバー(繊維)を基本として織物製品を製造する Chemie,Bd.11,Verlag Chemie,Weinheim,1989]。該製品の最近の製造に対しては 、シリカまたはシリカガラスを基本とするSiO2ファイバーが使用されており、単 一ファイバーを、フィラメント(モノフィラメント、限定されない長さおよび規 定されたファイバー横断面を持つファイバー)およびステープルファイバー(限定 された長さおよび規定されたファイバー横断面を持つファイバー)の一次形態に する点で区別が為されている[Z.Ges.Textihnd.69,839(1967)、ドイツ特許No.42 40 354]。 ドイツ特許No.42 40 354においては、線状の紡織繊維生成物、即ちスライバー (ステープルファイバーリボン)が、それ以後の生成物(例えば、織られた布また は編まれた布)への加工に適したステープルファイバー糸および撚り糸の製造の ための出発原料であることが記載されている。この特許明細書により、50〜1000 mmの長さを持つシリカステープルファイバーからなり、20〜50cN/テックスの個 々のファイバー強度、2〜20Nのスライバー密着力および50〜2000テックスのス ライバー繊度を特徴とするシリカスライバーが既知になった。この紡織繊維生成 物は、ソーダ水ガラスフィラメント糸の乾式紡糸、抜取りシリンダー法によるソ ーダ水ガラススライバーの形成、および後処理区画におけるシリカスライバーへ の変換を組合わせる3段階の方法で得られる。即ち、この方法は、ソーダ水ガラ ス溶液を基本とし、様々な重量比のSiO2およびNa2Oのみを含有する。対応するス テープルファイバー糸および撚り糸、コードおよび織られ編まれた布の製造のた めの、このように製造されたシリカ性スライバーの使用が、 400〜500℃以上の適用温度に対して特許請求されている。しかし、1000℃付近の 温度でのこのようなシリカ性スライバーの挙動についての情報は提供されていな い。さらに、この材料は市販されていない。 また、抜取りシリンダー法によるガラススライバーの製造は、以前から知られ ている(ドイツ特許出願No.1 270 748、ドイツ特許No.1 199 935、ドイツ特許 出願公開No.195 05 618)。これらの方法においては、溶融ガラスを、溶融末端 の底に位置する紡糸ノズルから放出させる。次いで、基本のガラスフィラメント を回転ドラムによって引取り、このフィラメントを、イーブナー(evener)を用い ておよび空気流によって支えて、不均一なステープル長さを有するガラスファイ バーに分割し、そして、ファイバーテープの製造のためにドラム軸と平行に配置 した装置に運ぶ。このガラススライバーの強度およびクロース・フォーメーショ ン(close formation)は、引取り速度に直接的に依存する。通常は、織物加工助 剤(例えば、サイズ剤)を、スライバー材料の製造過程中にさらに添加する。しか し、ガラス中に含まれる成分のゆえに、このようなガラススライバーは、300〜4 00℃以上の温度での適用には適さない。 これらの温度安定性を高めるため、ガラス構成成分(境界形成物質)を除去する ため、およびネットワーク修飾剤を部分的に除去するために、ガラスファイバー を酸処理にかける多くの試みが為されている(GB 976 565、EP 236 735、GB 933 821、GB 20 94 363、US 2 718 461、US 2 491 761、US 4 778 499)。これら既知 の方法において、酸処理は、個々のファイバー(フィラメント)という意味でガラ スファイバーに対して、ガラスファイバー物体(例えば、マット、フェルト、ゆ るい嵩高材料など)[ここでは、ファイバーはランダムに(ランダムな配向で)存在 する]に対して、または、ガラスファイバーフィラメントを基本とする織物もし くはプレーン(plain)糸などの特定の織物に続く生成物に対して行われる。この ように処理したファイバーおよび生成物の熱強度を高めることは可能であるが、 それによってその機械特性(ファイバー強度、弾性など)が大きく低下するので、 様々な織物に続く生成物に加工することが不可能である。従って、該材料は、主 として、高い比重を有する織物の製造に使用される(ドイツ特許No.42 40 354 を参照)。このために、酸処理したガラスファイバーに特定の被覆を供すること により(EP 236 735)、または有機紡織繊維などの追加の材料を導入することによ り(ドイツ特許出願公開No.42 21 001)、追加の工程の助けを借りて織物加工を確 実にすることが試みられていた。これらの複雑な処理は、ある程度まで機械特性 を改善するが、これらファイバー原料の織物適性は改善しない。これまで、典型 的な綿の特性を有するファイバー原料を得ることには成功していない。さらに、 これら既知のファイバーを加熱すると、有機構成成分が放出され、その一部は健 康に危険を及ぼす。400〜500℃以上の適用温度のためのこれまで既知の全ての工 業織物の製造は、対応するかさばったスライバーが入手できないので、これらの 原料を基本にして行うことができない。 紡織繊維生成物として約1000℃の高温範囲で使用する可能性のために、フィラ メントを基本とするプレーン糸(90%以上のSiO2含量)がこれまでに提案されてい る[上記したシリカ性スライバーおよびシリカガラスファイバー(その製造は2000 ℃を超える温度の溶融石英原料から始まり、大きな費用がかかる)とは別に]。こ れらをよりかさばった嵩高なものにするために、通常、これらのプレーン糸を複 雑なコストのかかる加工段階[即ち、テキスチャー化(texturing)]にかける。こ のテキスチャー化の過程は、供給装置によりノズルに供給されるキャピラリーガ ラスフィラメントを冷空気によって混ぜ合わせる(ブラスト法)ように設計されて いる。しかし、この加工によって、通常のガラス特性(ファイバーの脆性、皮膚 刺激など)を示すファイバー材料よりも綿ファイバーとの共通点を実質的に多く 有する、本発明において得られるような高い織物適性を有する所望の嵩高のかさ ばったファイバー生成物を等しく得ることはできない。即ち、これらのテキスチ ャー化されたプレーン糸から得られる織物に続く生成物の可能な多様性は、事前 に制限されている。テキスチャー化の効果を有するガラスステープルファイバー 糸を製造する試みが、先行技術(ドイツ特許出願公開No.195 05 618)に開示され ているが、この試みは上記の点での代替を構成しない。その理由は、一方では、 利用したCガラススライバーを次いで別の連続フィラメントで加工しなければな らないためであり、他方では、高温(400〜約1100℃)での使用に適さないため である。 即ち、先行技術において既知の無機ファイバーを基本とする材料は、以下の基 準を満たさない: ・高い紡織繊維特性(綿特性、即ち嵩高の羊毛状のかさばった構造、高い空気 保持能力、綿フライヤーロービングとの類似性、皮膚接触時の良好な感覚、 皮膚刺激がないこと、ファイバーが脆性でないこと)、 ・酸処理後の機械特性の獲得または改善、 ・多様な織物に続く生成物の直接的な製造;工業織物に制限がなく、織物工業 における使用がさらに可能、 ・変化に富む織物に続く生成物の製造に要求される追加の原料または処理(テ キスチャー化、被覆など)がないこと、 ・400℃以上の連続温度での十分な熱強度、 ・加熱中の有機構成成分の放出がないこと、健康に対する危険がないこと。 本発明の目的は、現在までに知られているあらゆる織物に続く生成物の製造の ための出発生成物として使用するのに適する織物適性の高性能のファイバー材料 として、Al2O3含有の耐熱性のガラススライバーを製造することである。この織 物適性の高性能のファイバーは、得られる組合わせ生成物(「無機綿」)において 無機紡織繊維の特定の利点と、有機紡織繊維または天然繊維の特定の利点とを合 せ持つべきである。綿ファイバーとの類似性において、本発明のファイバー材料 の高い織物適性は、開放された縮れたカールした構造ならびに高いかさばりおよ び嵩高性を特徴とすべきである。織物製造過程において、この新規な無機ファイ バーは、綿ファイバーと同様にさらに加工することが可能であるが、追加の原料 、織物加工助剤、結合剤などの添加を必要とすべきではない。この新規なガラス スライバーは、あらゆる追加の段階(被覆、テキスチャー化の工程など)を必要と することなく、それ自体が、織物適性の高いステープルファイバー糸、撚り糸お よび工業織物への加工に向けられるべきである。本発明のガラススライバーの製 造および使用中に、ごくわずかの割合の塵しか混入しないものであるべきである 。綿ファイバーと比較して、Al2O3含有のガラススライバーは、明らかに改善さ れ た機械特性および顕著に高められた耐熱性をさらに特徴とすべきである。本発明 の織物適性の高いファイバー材料は有機成分を全く含有しないので、加熱中に有 機構成成分を放出することが全くできない。このファイバー材料は、高い耐失透 性を示すべきであり、ほとんどの化学物質(リン酸、フッ化水素酸ならびに強苛 性アルカリを除く)に対して耐性であり、皮膚適合性であり、どのような健康へ の危険をも示すべきではない。 製造しようとする対象は、有機および無機の紡織繊維(「無機綿」)の性質の組 合わせを示し、任意のこれまで既知の織物に続く生成物に加工することができ、 さらに400〜約1100℃の温度で適用するのに適するAl2O3含有のガラススライバー である。 この目的は、請求項1に記載のAl2O3含有の耐熱性のガラススライバー、請求 項14に記載のAL2O3含有の耐熱性のガラスステープルファイバー生成物、ならび に請求項16および17に記載の該ガラススライバーおよび生成物の使用によって達 成される。 特にシリカ性のスライバーである本発明のガラススライバーは、綿様の性質お よび/またはかさばりの増加において顕在化する高い織物適性を示す。 具体的には、本発明のガラススライバーは、適当なスライバーを酸抽出にかけ ることによって得られ、得られるAl2O3含有の耐熱性のガラススイバーの特に高 い織物適性が達成される。 請求項3〜5の対象は、酸処理の後に存在するAl2O3含有の耐熱性のガラススラ イバーの特に有利な化学組成である。 特に請求項6〜8は、該織物適性の高性能ファイバー材料の特に有利な性質に関 する。 請求項9〜13において、本発明のガラススライバーを製造するための好ましい 条件をさらに詳細に明記する。 本発明に従い、耐熱性のガラスファイバーを製造するための既知の処方(GB 97 6 565、GB 1 121 046)から始めて、ガラススライバーを酸抽出にかけるのが好ま しい。このガラススライバーは、例えば、次の組成を示す:70〜75重量% のSiO2、15〜25重量%のNa2Oおよび/またはK2O、ならびに1〜5重量%のAl2O3、 さらに、低重量比(5%まで)で含有されうる成分。ここに驚くべきことに、スラ イバー/酸処理の適当な組合わせによって、得られるAl2O3含有のガラススライ バーにおいて特に高い織物適性が得られ、従って綿タイプの織物適性の高いファ イバー(「無機綿」)を製造しうるということがわかった。1〜5重量%のAl2O3 含量が、織物適性および高いファイバー強度の点で好ましい。低重量比でさらに 可能な成分、例えばCaO、TiO2、MgO、Fe2O3、B2O3または痕跡量の他の成分は、 紡織繊維の特性を損なうことがなく、機械特性をさらに改善することもある。特 に有利な織物適性および高い強度は、70〜75重量%のSiO2、15〜25重量%のNa2O および/またはK2Oならびに1〜5重量%のAl2O3を含有するガラススライバーを、 所望により0.1〜5%、好ましくは1〜2%の可溶性シリコーン化合物を含む酸浴に 暴露したときに得られることが、試験によって確かめられた。全ての場合におい て、アルカリ酸化物としてNa2Oを使用するのが好ましい。しかし、例えばイギリ ス特許明細書No.976 565に開示されているような既知の処理方法とは対照的に、 この酸処理は、Al2O3含量の低下または完全除去を生じるものであってはならな い。その理由は、後者がガラススライバーの優れた機械特性および高い織物適性 に決定的に寄与するためである。 酸抽出のために、無機酸および有機酸を利用することができる。無機酸、即ち 硫酸、硝酸、リン酸、または好ましくは塩酸を用いる場合、酸抽出を、30〜90℃ 、好ましくは40〜60℃の温度で、2〜12時間、好ましくは10〜12時間にわたり、1 〜30%、好ましくは15〜20%の酸濃度で、そして使用するガラスファイバー原料 と酸媒体容量の量比を1/1.2〜1/40、好ましくは1/4〜1/15として行うのが適当で ある。 有機酸、例えばギ酸、酢酸またはシュウ酸を用いる場合、適用温度は30℃〜有 機酸の沸点、好ましくは50〜90℃であり、時間は2〜12時間、好ましくは10〜12 時間である。ギ酸および酢酸の酸濃度は1〜80%であり、シュウ酸の酸濃度は1〜 30%であり、また、使用するガラスファイバー原料と酸媒体容量の量比は1/2.1 〜1/40である。 その後の水による濯ぎは、15〜120℃、好ましくは15〜20℃の温度で、所望に より加圧下に行うことができる。濯ぎ媒体として、アルコール(例えば、メタノ ールまたはエタノール)および塩溶液を用いる場合、15〜60℃の温度が好ましい 。その後の乾燥は、40〜150℃、好ましくは50〜130℃の温度で行うのが好ましい 。これに続いて、所望により300〜1000℃でアニールを行うことができる。 酸処理過程および濯ぎ過程の両方において、静止媒体または撹拌媒体を用いる ことができる。スライバーは、コイル形態で使用するのが適当である。 乾燥過程において、任意の通常の乾燥方法および装置を、Al2O3含有のガラス スライバーの水分量に依存して使用することができる。場合によっては、予備乾 燥段階(例えば、遠心または加圧空気を用いる圧力分離による)が推奨される。乾 燥方法を断続的に行うかまたは連続的に行うかは、本発明のスライバー材料の成 功裏の乾燥にとって重要ではない。 酸処理したガラスファイバーに対するこれまで既知の先行技術とは対照的に、 酸抽出したAl2O3含有のガラススライバーの機械特性および織物適性は低下しな い。選択的な酸抽出のゆえに、最大の可能なファイバー強度が得られることが確 保され、一部においては強度の驚くべき増加が観察されることもある。全ての既 知の織物に続く生成物(例えば、ステープルファイバー糸、撚り糸および工業織 物)への織物加工は、いずれかの追加で要求される原料および処理を用いること なく直ちに可能であり、一方、塵汚染も非常に少ない。本発明のスライバー材料 の織物加工は、織物加工助剤、追加の原料(ガラスフィラメント、ステンレスス チールフィラメントなど)、結合剤などの添加を全く必要とせずに実施すること ができる。しかし、必要な場合には、少量の織物助剤(特に、静電防止添加剤)を 添加することができる。本発明の「無機綿」の別の特別な利点は、酸抽出の結果 として、それが有機構成成分を全く含まず、そのために1100℃まで加熱したとき に有機構成成分を放出することができないことである。即ち、従来の無機ファイ バー材料(例えば、ガラスファイバー材料)で観察しうる織物サイズ剤の燃焼除去 は、本発明のAl2O3含有のガラススライバーに対しては観察されない。基礎をな すファイバー横断面(6〜15μm、好ましくは7〜10μm)のゆえに、これらフ ァイバー材料は、発癌の可能性を持たず(非呼吸性)、従って健康に対する危険を 排除することができる。 即ち、本発明は、有機および無機の紡織繊維の特定の利点を理想的に合わせ持 つ、シリカを基本とする織物適性の高い耐熱性のAl2O3含有のガラススライバー を提供するものである。あらゆる複雑な費用のかかる加工工程、特にテキスチャ ー化工程を必要とすることなく、綿ファイバーにおいて示されるような開放した 嵩高い羊毛状の構造を持つスライバー材料が得られる。先行技術の材料をテキス チャー化する方法を用いても、高い嵩高性およびかさばりのために大量の空気を 貯蔵することができ、従って優れた絶縁挙動を有する、同等の嵩高の羊毛状の紡 織繊維生成物を得ることはできない。さらに、本発明のスライバーおよび綿フラ イヤーロービングは、明らかな類似性(視覚的外観、皮膚接触時の良好な感覚な ど)を示す。即ち、典型的なガラスの特性[例えば、ファイバーの脆性、皮膚刺激 の原因または皮膚接触時の不快な感覚、低いかさばりおよび高い固有重量(プレ ーン糸)]が、酸抽出によって排除される。本発明のAl2O3含有のガラススライバ ーは、綿ファイバーの利点を獲得したにもかかわらず、無機紡織繊維の好ましい 特性をも示す。相当に高いファイバー強度に加えて、この材料の温度安定性は、 酸抽出によって、約1100℃までの温度で使用しうる程度にまでさらに強化される 。このような高温であっても、スライバーの相当な残留強度がなお示される。さ らに、この材料は高い耐失透性を示す(1075℃において、α−クリストバライト の生成は、24時間後にのみ観察される)。綿ファイバーと比較して、シリカを基 本とするこの新規なガラススライバーは、明らかに低い水吸収性(<0.5%、綿は 約8%)を特徴とする。遊離Si−OH基の結果として、高い吸収力がさらに存在す る。即ち、この反応性表面は、それ自体を追加のイオン交換および修飾反応に供 する。酸浴における条件の対応する選択によって、Al2O3含有のガラススライバ ー中の多孔度の計画的な調整をも実現することができる(比表面積:2〜20m2/g 、比孔体積:10〜25mm3/g、比孔表面積:9.5〜11μmのファイバー横断面で5〜 15m2/g)。 織物適性の高いAl2O3含有の耐熱性のガラスステープルファイバー生成物は、 請求項14および15の対象である。本発明のスライバー材料の使用、およびこ れから製造されるステープルファイバー糸、撚り糸および工業織物ならびにルー スステープルファイバーの使用は、請求項15の対象である。これらの生成物は 、400℃以上の温度で使用するのに特に有用である。 本発明のガラススライバーは、50〜1000mmのステープル長さを有するステープ ルファイバーからなり、100〜2000テックスの繊度で製造することができる。繊 度が約150テックスより高いスライバーは、例えば、ガラスファイバー織布を製 造するための横糸として直接使用することができる。通常の合糸機および撚糸機 において、このスライバー材料から、シリカを基本とするガラスステープルファ イバー糸を得ることができ、これを、例えば織られたかまたは編まれたガラスフ ァイバー布の製造において縦糸または横糸として使用することができる[例えば 、ガラス織布(巻取られた生成物の形状を有する)、織布リボン、ガラスファイバ ーコード、ホースおよびパッキン(円形または四角形)の製造において]。綿フラ イヤーロービングとの類似性のゆえに、ボビンに巻取ったスライバーを、紡糸機 、合糸機または撚糸機に直接供給するのが好ましい。 強度をさらに増加させることが特定の応用に対して望ましいときには、本発明 のガラスステープルファイバー糸(ガラススライバーであっても)を市販の撚糸機 で加工することができる。しかし、ガラスファイバー生成物の最大に達成しうる かさばりが主として重要であるときには、ガラススライバーを織物加工において 使用する。綿様のかさばった性質のゆえに、低重量の織物に続く生成物を製造す ることができるので、延メートルまたは表面単位あたりの大きな原料節約、従っ てコスト軽減が達成される。このことは、通常の工業用の編機およびミシンによ る編まれたかまたは縦編みされたガラスファイバー布の製造にも等しく当てはま る。一般に、ごくわずかの塵汚染の危険が織物機による加工時に観察されるにす ぎない。 また、Al2O3含有のガラススライバーは不織布の製造にも有用である。ファイ バー原料の綿様の性質のゆえに、低い充填密度(比重<90kg/m3)および高い絶縁 能力を有する不織布が極めて容易に得られる(相応する織り過程を割愛すること ができるため)。このことも、表面単位あたりの原料コストの大きな節約を示す( テキスチャー化されたフィラメント糸を基本とする市販の不織布と比較して約50 %までの節約)。Al2O3含有のガラススライバーを、細断した形態で製造ラインに 供給する。不織布の結合は、進入ニードルを用いてステープルファイバーを撚り 合わせることによって行うのが好ましい(ニードルパンチされた不織布)。特定の 使用目的のためには、例えば接着剤の使用による化学的なウェブ結合も可能であ る。このようなファイバー不織布の緊密化は、ガラスファイバーパネル(ボード) を製造するための道をさらに開くものである。水中に含まれるAl2O3含有のガラ スステープルファイバーを水透過性の表面(例えば、有孔シリンダー)に堆積させ ることによって、対応するファイバー紙を製造することが可能である。しかし、 これは好ましい変形体を構成しない。 優れた耐熱性と絶縁能力のゆえに、本発明のAl2O3含有のガラススライバーお よびそれから製造される織物に続く生成物は、断熱材料として、特に炉、燃焼室 、ボイラー、ガス管において、高温封止手段および高温絶縁材のために、建築工 業における絶縁および防音材料として、防火において、自動車工業における音お よび熱の絶縁のために(例えば、エンジンにおいて、ブレーキライニングにおい て、触媒変換装置において、ケーブル被覆のために、排気パイプおよびマフラー 領域において)、金属加工および化学工業において(例えば、アルミニウム精錬所 のための熱シールドとして)、電気および家庭器具のために、排気ガスおよび濾 過技術において(例えば、煤および塵の排気精製のために、熱ガス濾過のために 、高性能フィルターとして)、医療技術において(例えば、ケーブル保護、布管フ ィルター、人工補欠デバイスとして)、動力プラントにおけるアキュムレータ分 離器および補償器として(例えば、ガスタービン、ボイラーおよび廃棄物焼却プ ラントのために)、パイプ、パイプラインおよび電気リード線の絶縁のために、 造船において、航空および宇宙工学における熱遮蔽物の製造のために、ならびに 、石綿およびセラミックファイバーの代替物として、特に適している。 しかし、本発明の紡織繊維生成物は、合成材料のための強化材料として(例え ば、ボートおよび船の建造において、タンク、容器および装置の構築において、 スポーツ用具のために)、材料強化のために(例えば、金属マトリックス、特にAl マトリックス中に溶融過程の中間段階で導入することによって)、織物および特 殊目的の織物のためのライニングとして、ビチューメンの担体として、ならびに 、石膏、セメント、紙(例えば、ファイバー壁紙のため)およびゴムの強化のため に、成功裏に使用することもできる。 以下に挙げる実施例は、本発明を詳しく説明するためのものである。 実施例1 94.2重量%のSiO2、1.1重量%のNa2O、4.6重量%のAl2O3および痕跡量の別成 分からなる組成を有し、430テックスの繊度を有する、酸抽出したAl2O3含有のガ ラススライバー[スライバー1:可溶性シリコーン化合物(3%)の存在下に15%濃 度の塩酸で抽出、温度55℃、抽出時間10時間、使用したファイバー原料/酸媒体 の量比1/2.5](550g)を、170mm長さの円筒形の織編用糸チューブに、2つのロー ラーを横切って巻き取った。引取り速度は120m/分であった。同様の条件下で、 Cガラス型のガラススライバー[スライバー2:同じく430テックスの繊度:70.2 重量%のSiO2、15.7重量%のNa2O、3.5重量%のAl2O3、5.0重量%のCaO、3.1重 量%のMgO、2.0重量%のBaOおよび痕跡量の別成分からなる組成]を巻き取った。 同じ条件下で予め行った酸処理は、化学組成のわずかな変化(アルカリ含量が0.3 %減少)を与えたにすぎず、従って熱安定性の増強は与えなかった。両方のスラ イバー(未処理および酸抽出したスライバーのそれぞれ)に対して、スライバー強 度(捩れのない100mm長さの部分)ならびに巻き取り中の摩耗およびフィラメント 破断数(ファイバーテープの破断)を測定した。 結果: 実施例2 Al2O3含有のガラススライバー[繊度630テックス、スライバー強度4.55cN/テッ クス、組成:SiO2 74.8%、Na2O 17.5%、K2O 1.0%、Al2O3 2.2%、CaO 1.7% 、MgO 1.1%、B2O3 0.9%、TiO2 0.3%、痕跡量の別成分]を、塩酸による無機酸 抽出にかけた。即ち、スライバー[ファイバー横断面7μm](50g)を、500mlのPTF E容器の内部で、可溶性シリコーン化合物(1.5%)の存在下の20%濃度の塩酸(300 ml)中、55℃の温度で12時間以内の抽出を行った。10分間の排水時間の後に、こ のように処理したスライバーを冷水(温度18℃)で6回濯いだ。次いで、抽出し、 濯いだスライバー材料を55℃の温度で12時間乾燥した。この後に、織物適性の高 い綿タイプのAl2O3含有のガラススライバーは、以下の組成を示した: SiO2: 94.7重量% Na2O: 0.6重量% Al2O3: 2.5重量% CaO: 0.9重量% MgO: 0.7重量% B2O3: 0.4重量% TiO2: 0.1重量% このように製造した綿タイプのかさばった性質を有するスライバー材料は、少 なくとも1000℃までの連続した温度安定性を示した。酸処理した後のスライバー の強度は、4.42cN/テックスであった。900℃で24時間の処理の後に、32%の残留 強度がなお得られた。これらの条件下で、α-クリストバライトの生成は観察さ れなかった。 実施例3 本発明のAl2O3含有のガラススライバーの綿様のかさばった性質を特徴付ける ために、未処理ならびに酸抽出した材料の嵩密度を、未圧縮および圧縮条件下で 測定し(ステープルファイバー、5mmとして)、これから相対セル体積を概算した 。さらに、室温で得た熱伝導性の測定結果を示す。これら実験結果を、同様の条 件下で非耐熱性のCガラス型ガラススライバー(組成については実施例1を参照) に対して実験的に測定したデータと比較した。酸抽出および後処理のパラメータ ーは、実施例2のものに対応する。 実施例4 回転コイルの形状を有する、シリカを基本とするAl2O3含有のガラススライバ ー[繊度660テックス、スライバー強度5.35cN/テックス、組成:SiO2 74.8%、Na2 O 17.5%、K2O 1.0%、Al2O3 2.2%、CaO 1.7%、MgO 1.1%、B2O3 0.9%、TiO2 0.3%、痕跡量の別成分]を、塩酸による無機酸抽出にかけた。スライバー原料 [ファイバー横断面7μm]を、3500mlのPTFE容器の内部で、18%濃度の塩酸(300 0ml)中、58℃の温度で10時間以内の抽出を行った。次いで、抽出した紡織繊維生 成物を、20℃の温度の冷水を用いて同じ容器中で6回濯いだ。次いで、抽出し、 濯いだガラスファイバー生成物を75℃の温度で12時間乾燥した。この後に、綿タ イプのかさばった性質を有するAl2O3含有のガラススライバーは、以下の組成を 示した: SiO2: 96.1重量% Na2O: 0.1重量% Al2O3: 3.7重量% 痕跡量の別成分がさらに不純物として含まれることは言うまでもない。未処理 のガラスファイバー生成物と比較したときの比重量損失は15.1%であった。この ように製造した綿タイプのかさばりを有するスライバーは、少なくとも1050℃ま での連続した温度安定性を示した。酸処理の後に、スライバー強度の増加が観察 された(5.46cN/テックス)。1050℃で30時間処理した後の残留強度は42%であっ た。次いで、このように製造および処理したスライバー材料を、通常のリング紡 糸フレーム上に紡糸した(引取り速度150m/分)。この過程で生じる摩耗は、ごく 低いものであった(<0.01%)。この加工工程中に、フィラメントの破断は記録さ れなかった。 実施例5 170mm長さの円筒形の織編用糸チューブ上にあるシリカを基本とするガラスス ライバー(繊度420テックス、スライバー強度4.11cN/テックス)を、この形態で、 ギ酸による無機酸抽出にかけた。このスライバー[ファイバー横断面9μm] を、3500mlのPTFE容器中、可溶性シリコーン(2%)の存在下に30%濃度のギ酸(31 00ml)中において、60℃の温度で12時間以内の抽出を行った。次いで、抽出した 紡織繊維生成物を、冷水(温度18℃)を用いるPTFE容器中での浸漬濯ぎによって濯 いだ。この抽出し、濯いだスライバー材料を115℃の温度で8時間乾燥した。未 処理のスライバーと比較したときの比重量損失は13.3%であり、これは96%の比 抽出度と関連していた。処理の後に、このように製造した綿タイプのかさばった 性質を有するAl2O3含有のガラススライバーは、以下の組成を示した: SiO2: 94.4重量% Na2O: 0.9重量% Al2O3: 4.3重量% CaO: 0.2重量% MgO: 0.1重量% 酸処理後のスライバー強度は3.79cN/テックスであった。この高い織物適性を 有するAl2O3含有のガラススライバーは、少なくとも950℃までの連続した温度安 定性を示した。この温度で24時間の焼戻しの後に、28%の残留強度がなお記録さ れた。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年4月7日(1999.4.7) 【補正内容】 請求の範囲 1.以下の組成: 70〜75重量%のSiO2 15〜25重量%のNa2Oおよび/またはK2O 1〜5重量%のAl2O3および 最大で5重量%までの他の成分 を有するガラススライバーの酸抽出によって得られる、シリカを基本とするAl2O3 含有の織物適性の高い耐熱性のガラススライバー。 2.以下の成分: 85〜99重量%のSiO2 1〜5重量%のAl2O3 0〜10重量%のNa2Oおよび/またはK2O 0〜3重量%のCaO 0〜2重量%のMgO 0〜2重量%のB2O3 0〜1重量%のTiO2 0〜1重量%のFe酸化物、特にFe2O3 0〜1重量%のZrO2 0〜0.5重量%のBaO 0〜0.5重量%のPbO 0〜0.5重量%のZnO 0〜0.5重量%のCr2O3および 0〜0.5重量%のF を規定した重量比で含有することを特徴とする、所望により可溶性シリコーンの 存在下に無機または有機酸でガラススライバーを抽出することによって得られる 請求項1に記載のシリカを基本とするAl2O3含有の織物適性の高い耐熱性のガラ ススライバー。 3.以下の成分: 90〜98重量%のSiO2 2〜5重量%のAl2O3 0〜3重量%のNa2Oおよび/またはK2O 0〜1重量%のCaO 0〜1重量%のMgO 0〜1重量%のFe酸化物、特にFe2O3および 0〜1重量%のTiO2 を規定した重量比で含有することを特徴とする、請求項2に記載のAl2O3含有の 織物適性の高い耐熱性のガラススライバー。 4.以下の成分: 95〜98重量%のSiO2 2〜5重量%のAl2O3 0〜1重量%のNa2Oおよび/またはK2O を、記載した成分の全重量を基準に、規定した重量比で含有することを特徴とす る、請求項2または3に記載のAl2O3含有の織物適性の高い耐熱性のガラススラ イバー。 5.以下の成分: 95〜99重量%のSiO2 1〜5重量%のAl2O3 0〜1重量%のNa2Oおよび/またはK2O 0〜3重量%のCaO 0〜1重量%のFe2O3 0〜1重量%のTiO2および 0〜1重量%のMgO を規定した重量比で含有することを特徴とする、請求項2に記載のAl2O3含有の 織物適性の高い耐熱性のガラススライバー。 6.6〜15μm、好ましくは7〜10μmのファイバー横断面を与えることを特 徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載のAl2O3含有の織物適性の高い耐熱性 のガラススライバー。 7.50〜1000mmの長さを有するステープルファイバーを含み、そして/または 100〜2000テックスの繊度を与えることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか に記載のAl2O3含有の織物適性の高い耐熱性のガラススライバー。 8.単一ファイバーの強度が2〜50cN/テックス、好ましくは10〜30cN/テック スであることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載のAl2O3含有の織物 適性の高い耐熱性のガラススライバー。 9.酸抽出を加圧下で行い、そして/または濯ぎを水、アルコールまたは塩溶 液で行い、そして/または乾燥を行い、そして所望によりアニールを行うことを 特徴とする、請求項2〜7のいずれかに記載のAl2O3含有の織物適性の高い耐熱 性のガラススライバー。 10.無機酸が硫酸、硝酸、リン酸または好ましくは塩酸であり、酸抽出のた めに、好ましくは以下の酸抽出条件: 温度範囲:30〜90℃、 濃度範囲:1〜30%、 酸抽出時間:2〜12時間、および 使用するガラスファイバー原料と酸媒体容量の量比:1/2.1〜1/40、 を適用することを特徴とする、請求項2〜8のいずれかに記載のAl2O3含有の織 物適性の高い耐熱性のガラススライバー。 11.酸が有機酸、好ましくはギ酸、酢酸またはシュウ酸であり、好ましくは 以下の酸抽出条件: 温度範囲:30℃〜有機酸の沸点、 濃度範囲:1〜80%、シュウ酸に対しては1〜30%、 酸抽出時間:2〜12時間、および 使用するガラスファイバー原料と酸媒体容量の量比:1/2.1〜1/40、 を適用することを特徴とする、請求項2〜8のいずれかに記載のAl2O3含有の織 物適性の高い耐熱性のガラススライバー。 12.濯ぎを、所望により加圧下に15〜120℃の温度の水を用いて行うか、ま たは、15〜60℃の温度のアルコール、好ましくはメタノールもしくはエタノール 、および塩溶液を用いて行うことを特徴とする、請求項9〜11のいずれかに記 載のAl2O3含有の織物適性の高い耐熱性のガラススライバー。 13.乾燥を40〜250℃の温度で行い、所望によりアニールを250〜1000℃の温 度で行うことを特徴とする、請求項9〜12のいずれかに記載のAl2O3含有の織 物適性の高い耐熱性のガラススライバー。 14.請求項1〜13のいずれかに記載のシリカを基本とするAl2O3含有の織 物適性の高い耐熱性のガラススライバーから得られるAl2O3含有の耐熱性のガラ スステープルファイバー生成物。 15.ガラスステープルファイバー糸、撚り糸、および織布、不織布(好まし くは、ニードルパンチされたマット)、コード、リボン、ホース、パッキンなら びにガラスファイバー紙およびガラスファイバーパネル(ボード)の形状の工業織 物、およびルースステープルファイバーからなる群から選択されることを特徴と する、請求項14に記載のAl2O3含有の耐熱性のガラスステープルファイバー生 成物。 16.断熱材料のための、特に炉、燃焼室、ボイラー、ガス管における、高温 封止手段および高温絶縁材のための、建築工業における絶縁および防音材料とし ての、防火における、自動車工業における音および熱の絶縁のための、金属加工 および化学工業における、電気および家庭器具のための、排気ガスおよび濾過技 術における、医療技術における、アキュムレータ分離器および補償器としての、 パイプ、パイプラインおよび電気リード線の絶縁のための、造船における、航空 および宇宙工学における熱遮蔽物の製造のための、ならびに、石綿およびセラミ ックファイバーの代替物としての、請求項1〜13のいずれかに記載のAl2O3含 有の織物適性の高い耐熱性のガラススライバーまたは請求項14もしくは15に 記載のAl2O3含有の耐熱性のガラスステープルファイバー生成物の使用。 17.合成材料のための強化材料としての、材料強化のための、織物および特 殊目的の織物のためのライニングとしての、ビチューメンの担体としての、なら びに、石膏、セメント、紙およびゴムの強化のための、請求項1〜13のいずれ かに記載のAl2O3含有の織物適性の高い耐熱性のガラススライバーまたは請求項 14もしくは15に記載のAl2O3含有の耐熱性のガラスステープルファイバー生 成物の使用。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.シリカを基本とする、Al2O3含有の織物適性の高い耐熱性のガラススライ バー。 2.以下の成分: 85〜99重量%のSiO2 1〜5重量%のAl2O3 0〜10重量%のNa2Oおよび/またはK2O 0〜3重量%のCaO 0〜2重量%のMgO 0〜2重量%のB2O3 0〜1重量%のTiO2 0〜1重量%のFe酸化物、特にFe2O3 0〜1重量%のZrO2 0〜0.5重量%のBaO 0〜0.5重量%のPbO 0〜0.5重量%のZnO 0〜0.5重量%のCr2O3および 0〜0.5重量%のF を規定した重量比で含有することを特徴とする、所望により可溶性シリコーンの 存在下に無機または有機酸でガラススライバーを抽出することによって得ること ができる請求項1に記載のシリカを基本とするAl2O3含有の織物適性の高い耐熱 性のガラススライバー。 3.以下の成分: 90〜98重量%のSiO2 2〜5重量%のAl2O3 0〜3重量%のNa2Oおよび/またはK2O 0〜1重量%のCaO 0〜1重量%のMgO 0〜1重量%のFe酸化物、特にFe2O3および 0〜1重量%のTiO2 を規定した重量比で含有することを特徴とする、請求項2に記載のAl2O3含有の 織物適性の高い耐熱性のガラススライバー。 4.以下の成分: 95〜98重量%のSiO2 2〜5重量%のAl2O3 0〜1重量%のNa2Oおよび/またはK2O を、記載した成分の全重量を基準に、規定した重量比で含有することを特徴とす る、請求項2または3に記載のAl2O3含有の織物適性の高い耐熱性のガラススラ イバー。 5.以下の成分: 95〜99重量%のSiO2 1〜5重量%のAl2O3 0〜1重量%のNa2Oおよび/またはK2O 0〜3重量%のCaO 0〜1重量%のFe2O3 0〜1重量%のTiO2および 0〜1重量%のMgO を規定した重量比で含有することを特徴とする、請求項2に記載のAl2O3含有の 織物適性の高い耐熱性のガラススライバー。 6.6〜15μm、好ましくは7〜10μmのファイバー横断面を与えることを特徴 とする、請求項1〜5のいずれかに記載のAl2O3含有の織物適性の高い耐熱性の ガラススライバー。 7.50〜1000mmの長さを有するステープルファイバーを含み、そして/または 100〜2000テックスの繊度を与えることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか に記載のAl2O3含有の織物適性の高い耐熱性のガラススライバー。 8.単一ファイバーの強度が2〜50cN/テックス、好ましくは10〜30cN/テック スであることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載のAl2O3含有の織物 適性の高い耐熱性のガラススライバー。 9.酸抽出を加圧下で行い、そして/または濯ぎを水、アルコールまたは塩溶 液で行い、そして/または乾燥を行い、そして所望によりアニールを行うことを 特徴とする、請求項2〜7のいずれかに記載のAl2O3含有の織物適性の高い耐熱 性のガラススライバー。 10.無機酸が硫酸、硝酸、リン酸または好ましくは塩酸であり、酸抽出のた めに、好ましくは以下の酸抽出条件: 温度範囲:30〜90℃、 濃度範囲:1〜30%、 酸抽出時間:2〜12時間、および 使用するガラスファイバー原料と酸媒体容量の量比:1/2.1〜1/40、 を適用することを特徴とする、請求項2〜8のいずれかに記載のAl2O3含有の織 物適性の高い耐熱性のガラススライバー。 11.酸が有機酸、好ましくはギ酸、酢酸またはシュウ酸であり、好ましくは 以下の酸抽出条件: 温度範囲:30℃〜有機酸の沸点、 濃度範囲:1〜80%、シュウ酸に対しては1〜30%、 酸抽出時間:2〜12時間、および 使用するガラスファイバー原料と酸媒体容量の量比:1/2.1〜1/40、 を適用することを特徴とする、請求項2〜8のいずれかに記載のAl2O3含有の織 物適性の高い耐熱性のガラススライバー。 12.水による濯ぎを、所望により加圧下に15〜120℃の温度で行うか、また はアルコール、好ましくはメタノールもしくはエタノール、および塩溶液による 濯ぎを、15〜60℃の温度で行うことを特徴とする、請求項9〜11のいずれかに 記載のAl2O3含有の織物適性の高い耐熱性のガラススライバー。 13.乾燥を40〜250℃の温度で行い、所望によりアニールを250〜1000℃ の温度で行うことを特徴とする、請求項9〜12のいずれかに記載のAl2O3含有 の織物適性の高い耐熱性のガラススライバー。 14.請求項1〜13のいずれかに記載のシリカを基本とするAl2O3含有の織 物適性の高い耐熱性のガラススライバーからなるAl2O3含有の耐熱性のガラスス テープルファイバー生成物。 15.ガラスステープルファイバー糸、撚り糸、および織布、不織布(好まし くは、ニードルパンチされたマット)、コード、リボン、ホース、パッキンなら びにガラスファイバー紙およびガラスファイバーパネル(ボード)の形状の工業織 物、およびルースステープルファイバーからなる群から選択されることを特徴と する、請求項14に記載のAl2O3含有の耐熱性のガラスステープルファイバー生 成物。 16.断熱材料のための、特に炉、燃焼室、ボイラー、ガス管における、高温 封止手段および高温絶縁材のための、建築工業における絶縁および防音材料とし ての、防火における、自動車工業における音および熱の絶縁のための、金属加工 および化学工業における、電気および家庭器具のための、排気ガスおよび濾過技 術における、医療技術における、アキュムレータ分離器および補償器としての、 パイプ、パイプラインおよび電気リード線の絶縁のための、造船における、航空 および宇宙工学における熱遮蔽物の製造のための、ならびに、石綿およびセラミ ックファイバーの代替物としての、請求項1〜13のいずれかに記載のAl2O3含 有の織物適性の高い耐熱性のガラススライバーまたは請求項14もしくは15に 記載のAl2O3含有の耐熱性のガラスステープルファイバー生成物の使用。 17.合成材料のための強化材料としての、材料強化のための、織物および特 殊目的の織物のためのライニングとしての、ビチューメンの担体としての、なら びに、石膏、セメント、紙およびゴムの強化のための、請求項1〜13のいずれ かに記載のAl2O3含有の織物適性の高い耐熱性のガラススライバーまたは請求項 14もしくは15に記載のAl2O3含有の耐熱性のガラスステープルファイバー生 成物の使用。
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