JP2001523565A - マンガン基材組成物及び排気ガス処理に対するNOxトラップとしての使用 - Google Patents
マンガン基材組成物及び排気ガス処理に対するNOxトラップとしての使用Info
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Abstract
Description
ものである。
これは、混合物中に存在する還元性ガスを化学量論的に使用する)の助けを借り
て減少されることが知られている。いかなる過剰の酸素も、触媒性能の顕著な悪
化をもたらす。
ンペトロールエンジン(lean-burn petrol engine )は燃料を節約するが、しか
し例えば少なくとも5%の大きな酸素過剰を永久的に含有する排気ガスを放出す
る。それ故に、標準三成分系触媒は、この場合におけるNOx放出物に対して非
効率的である。更に、現在これらのエンジンまで拡張されている自動車放出物基
準の引締めのためにNOx放出物を制限することが緊急になっている。
、そして一般にはNOx含有ガスを処理するのに効率的な触媒が正に要求されて
いる。
る系であって、NOをNO2 に酸化することができ次いでかくして形成されたN
O2を吸収することができるものが提案されている。ある種の条件下に、NO2は
再離脱され、次いで排ガス中に含有された還元性種によってN2 に還元される。
これらのNOxトラップは、一般には、白金を基材とするものである。しかしな
がら、白金は高価な元素である。それ故に、触媒のコストを下げるために白金を
含まない系を提供することが有益であろう。
して使用することができる触媒を開発することである。
マンガン、酸化セリウム、又は酸化セリウムと酸化ジルコニウムとの混合物を含
み、そして更に、テルビウム、ガドリニウム、ユーロピウム、サマリウム、ニオ
ブ及びプラセオジムから選択される少なくとも1種の他の元素を含有するという
点を特徴とするものである。
リウム又は酸化セリウムと酸化ジルコニウムとの混合物を含み、そしてマンガン
及びカリウムの2種の元素のうちの少なくとも1種が過マンガン酸カリウムによ
って少なくとも一部分供給されるような方法によって得ることができることを特
徴とするものである。
ガス処理法において、マンガン及び酸化セリウムより本質上なる組成物を使用す
ることを特徴とするガス処理法に関するものである。
の方法に関するものである。
発明を例示するための種々の具体的なしかし非限定的な実施例を参照するときに
より一層明らかになるであろう。
って特徴づけられる。この組成物においては、酸化セリウム又は酸化セリウムと
酸化ジルコニウムとの混合物が担体を構成し、そして他の元素が担持相を構成す
ることに注目されたい。このことは、酸化セリウム又は酸化セリウムと酸化ジル
コニウムとの混合物が組成物の過半量の元素を構成することができ、その元素の
上に他の元素が付着されることを意味している。簡潔に言えば、この記載の残り
は担体及び担持相に関係するが、しかし、担持相に属するとして記載された元素
を担体中に、例えば、担体の実際の調製間にそこに導入することによって存在さ
せようとした場合には、これは、本発明の範囲から逸脱するものではないことが
理解されよう。
ム、ガドリニウム、ユーロピウム、サマリウム、ニオブ又はプラセオジムとの組
み合わせ、又は別法としてマンガンとこれらの元素のうちの少なくとも2種との
混合物を基材とする担持相を含むことができる。この第一具体例の変形例に従え
ば、かかる組成物は、アルカリ金属(より具体的には、ナトリウム又はカリウム
であってよい)を更に含むことができる。このアルカリ金属元素は、担持相に属
することができる。
基材とする担持相を含むことができる。更に、マンガン及びカリウムの2種の元
素のうちの少なくとも1種は、組成物の製造プロセス間に過マンガン酸カリウム
によって少なくとも一部分供給される。過マンガン酸塩によって単一の元素を一
部分だけ供給することができることに注目すべきである。これとは逆に、そして
優先的には、過マンガン酸塩経路によって2種の元素を完全に供給することも可
能である。これらの2つの可能性のある方法の間の変形例の全部を構想すること
ができる。この具体例は、高いNOx吸着容量を有する組成物を得ることを可能
にする。
は、それよりも下ではNOx吸着活性がもはや観察されなくなる割合である。か
くして、マンガンの割合は、2〜50%特には5〜30%の間を変動することが
できる。テルビウム、ガドリニウム、サマリウム、ニオブ、プラセオジム及び/
又はカリウムの割合は、1〜50%特には5〜30%の間を変動することができ
る。これらの割合は、担体と担持相に関連する元素との合計に関して原子%とし
て表わされる。ここでは、また、全体の記載において、マンガン及び他の元素は
上記の組成物中に酸化物形態で存在することを指摘したい。
体は周知されている。酸化セリウムと酸化ジルコニウムとの混合物に関しては、
特に、特許出願EP−A−605274及びEP−A−735984に記載され
るものを挙げることができるので、この教示をここで参照の対象として記載する
。特に、酸化セリウム及び酸化ジルコニウムを基材とししかもこれらの酸化物が
少なくとも1のセリウム/ジルコニウム原子割合で存在するところのものを使用
することができる。これらの同じ担体に関して言えば、固溶体の形態にあるもの
を使用することもできる。この場合には、担体のX−線回折スペクトルはその中
での単一均質相の存在を示す。セリウムにより富む担体に関して言えば、この相
は、実際には、格子パラメーターが純酸化セリウムと比較して多かれ少なかれシ
フトされた結晶化した立方晶酸化セリウムCeO2のものに相当し、かくして、 酸化セリウムの結晶格子へのジルコニウムの組み込み、それ故に、真正の固溶体
が得られるという事実を反映している。
にそれらの酸素貯蔵容量によって特徴づけられる担体が使用される。
された標準ASTM D 3663−78に従った窒素吸着によって測定される
BET比表面積を意味する。
ム及び酸化ジルコニウムを基材とし、しかも、900℃で6時間の焼成後の少な
くとも35m2 /gの比表面積を有する担体を使用することが可能である。この
変形例の担体の他の特徴はそれらの酸素貯蔵容量である。400℃で測定される
この容量は、少なくとも1.5ml O2/gである。これは、特には、少なくと
も1.8ml O2/gであってよい。この容積は、酸素を注入した一酸化炭素の
ある量を連続的に酸化し、且つ生成物を再酸化するための酸素の注入量を消費す
るために担体の又は生成物の容量を評価する試験によって測定される。使用され
る方法は別法と称される。
lのガスを含有するループによって実施される。COの量はヘリウム中に希釈さ
れた5%COを含有するガス混合物を使用して注入され、これに対してO2 の量
はヘリウム中に希釈された2.5%COを含有するガス混合物を使用することに
よって注入される。ガスは、熱伝導率検出器を使用してクロマトグラフィーによ
って分析される。
力の特性値は、導入した生成物1g当たりの酸素のml数(標準温度及び圧力条
件下)で表わされ、そして400℃で測定される。ここで、また以下の説明にお
いて記載した酸素貯蔵容量の測定値は、マッフル炉において空気下に900℃で
6時間予熱された生成物から得られたものである。
合では、担体は、セリウム化合物及びジルコニウム溶液を含有する液体媒体中で
混合物を調製し、この場合にこの溶液の酸−塩基滴定の間に当量点に達するのに
要求される塩基の量はOH- /Zr≦1.65のモル比条件を満足させるものと
し、該混合物を加熱し、得られた沈殿物を回収しそしてこの沈殿物を焼成するこ
とを包含する方法によって得ることができる。
のジルコニウム化合物を含有する液体媒体中で一般には水性相中で混合物を調製
することよりなる。この混合物は、ジルコニウム溶液を使用することによって調
製される。
って生成することができる。好適な反応剤の例としては、炭酸ジルコニウム、水
酸化ジルコニウム又は酸化ジルコニウムが挙げられる。酸攻撃は、硝酸、塩酸又
は硫酸のような無機酸を使用して実施されることができる。硝酸が好ましい酸で
あり、かくして、炭酸ジルコニウムに対する硝酸攻撃によって生成される硝酸ジ
ルコニルの使用を特に挙げることができる。また、酸は、酢酸又はクエン酸のよ
うな有機酸であってもよい。
塩基滴定の間に当量点に達するのに要求される塩基の量は、OH- /Zr≦1.
65のモル比条件を満足させなければならない。特にこの比率はせいぜい1.5
であってよく、又はより特にはせいぜい1.3であってよい。一般的には、得ら
れる生成物の比表面積は、この比率が低下するにつれて増大する傾向がある。
めに、ジルコニウム元素として表わして約3.10-2モル/リットルの濃度に予
め調整された溶液を滴定することができる。撹拌しながら、それに1N−水酸化
ナトリウム溶液が添加される。これらの条件下で、当量点(溶液のpHの変化)
の測定が明確に行なわれる。この当量点は、OH- /ZRモル比によって表わさ
れる。
硝酸塩、又は例えば硝酸第二セリウムアンモニウムのようなセリウム塩を包含し
、これらはここで特に好適である。硝酸第二セリウムを使用するのが好ましい。
セリウム(IV)塩の溶液はセリウムを第一セリウム状態で含有する可能性がある
が、しかしそれは少なくとも85%のセリウム(IV)を含有するのが好ましい。
硝酸第二セリウムの水溶液は、例えば、第一セリウム塩例えば硝酸第一セリウム
の溶液をアンモニア溶液と過酸化水素の存在下に反応させることによって通常製
造される水和酸化第二セリウムに硝酸を反応させることによって得ることができ
る。また、FR−A−2570087に記載される如く硝酸第一セリウム溶液の
電解酸化を包含する方法に従って得られる硝酸第二セリウム溶液(これは、有益
な出発物質に相当する)を使用することも可能である。
4Nの規定度を有することができることを理解されたい。本発明に従えば、先に
記載した如きいくらかの遊離酸性度を実際に有するセリウム(IV)塩の初期溶液
、並びに、この酸性度を制限するように例えばアンモニア溶液又はアルカリ金属
(ナトリウム、カリウム等)水酸化物(しかし、好ましくはアンモニア溶液)の
ような塩基を添加することによって多かれ少なかれ強力に予め中和された溶液を
使用することが同等に可能である。このとき、後者の場合では、初期セリウム溶
液の中和度(r)を次の等式: r=(n3−n2)/n1 [式中、n1は中和後の溶液中に存在するCe(IV)の全モル数を表わし、n2
はセリウム(IV)塩の水溶液によって与えられる初期遊離酸性度を中和するのに
実際に要するOH- イオンのモル数を表わし、そしてn3は塩基の添加によって
与えられるOH- イオンの全モル数を表わす]によって実際に規定することが可
能である。この“中和”変形例を使用するときには、塩基の使用量は、すべての
場合に、水酸化物種Ce(OH)4(r=4)の完全沈殿を得るのに要する塩基 の量よりも必ず少ない。実施に際して、これは、せいぜい1そして好ましくはせ
いぜい0.5の中和度への限定を包含する。
担体を得るのに要する化学量論的割合に相当しなければならない。
工程に従って加熱される。
反応媒体の臨界温度の間、特に80〜350℃好ましくは90〜200℃であっ
てよい。
の温度に相当する飽和蒸気圧の如き圧力下のどちらかで実施されることができる
。処理温度が反応媒体の還流温度よりも高く(即ち、一般には100℃よりも上
に)なるように、例えば150〜350℃の間で選択されるときには、操作は、
次いで、上記の種を含有する水性混合物を密封クロージャー(オートクレーブと
一般に称される密閉反応器)に導入することによって実施されるが、この場合に
所要の圧力は単に反応媒体の加熱から生じる(自然発生圧)。かくして、上記の
温度条件下に、且つ水性媒体中で、密閉反応器内の圧力は、1バール(105 P
a)を超えた値〜165バール(165.105 Pa)そして好ましくは5バー
ル(5.105 Pa)〜165バール(165.105 Pa)の間を変動するこ
とを一例として示すことができる。もちろん、外部圧力を働かせ、次いでそれを
加熱によって加えることも可能である。
ちらでも実施することができる。
8時間好ましくは2〜24時間の間を変動することができる。
意の慣用固/液分離技術、例えばろ過、沈降、乾燥又は遠心分離によって分離さ
れることができる。
る場合がある。これは、沈殿された種を回収する場合の収率を向上させるのを可
能にする。
性アンモニアで洗浄することができる。残留水を除去するために、洗浄された生
成物は、最後に、必要ならば例えば空気中で乾燥されることができるが、これは
80〜300℃好ましくは100〜150℃の温度で行なわれ、そして乾燥は一
定の重量が得られるまで続けられる。
加熱工程を一回又は以上同じ態様又は異なる態様で反復することが可能であるこ
とが理解されるだろうが、この場合に生成物は液体媒体に特に水中に戻され、そ
して例えば熱処理サイクルが実施される。
は乾燥後に焼成される。特定の具体例に従えば、熱加水分解処理後で且つ随意と
して生成物を液体媒体に戻した後及び追加的な処理後に、噴霧によって直接得ら
れた反応媒体を乾燥させることが可能である。
度において実施される。この焼成温度は前駆物質を酸化物に変換させるのに十分
でなければならず、また、担体の将来の使用温度を基にして、且つ生成物の比表
面積は使用する焼成温度が高くなるにつれてそれに応答して低くなるという事実
を考慮に入れて選択される。その一部分として、焼成時間は、広い範囲内で、例
えば1〜24時間、そして好ましくは4〜10時間の間を変動することができる
。焼成は、一般には、空気下に実施されるが、しかし、例えば不活性ガス下に実
施される焼成も除外するべきでないことは明らかである。
ら選択される比表面積安定剤を含む担体を使用することが可能であることを理解
されたい。用語「希土類」は、イットリウム及び周期律表で57〜71の原子番
号を有する元素よりなる群からの元素を意味する。特に、希土類は、プラセオジ
ム、テルル又はランタンであってよい。かくして、担持相及び担体の両方の中に
希土類を含む本発明の組成物を持つことが可能であることを理解されたい。
担体上に付着されることができる。使用される操作は、含浸法を包含することが
できる。かくして、第一に、担持相にある元素の塩又は化合物の溶液又はスリッ
プ(slip)が形成される。
機酸の塩が挙げられる。
ン酸の塩を使用することも可能である。挙げることのできる例は、ギ酸塩、酢酸
塩、プロピオン酸塩、蓚酸塩又はクエン酸塩を包含する。
され、次いで焼成される。含浸前にまだ焼成されていない担体を使用することが
可能であることを理解されたい。
るべき固体の細孔容積に等しい容量の元素の水溶液を添加することよりなる。
酸カリウムが具合よく使用される。適当ならば、マンガン及び/又はカリウムの
補足的な部分は、上記タイプの塩によって供給されることができる。
でマンガンを付着させるのが有益になる場合がある。
として、種々の寸法の顆粒、ボール、円柱体又はハネカムの形態にあるように付
形されることができる。かくして、組成物は、触媒特性を有し且つこれらの組成
に基づく薄膜(ウオッシュコート)を例えば金属又はセラミックモノリスタイプ
の基体上に形成してなる触媒系において使用されることができる。
めのガス処理法に関するものである。先に記載したように、本発明は、更に、こ
の処理においてマンガン及び酸化セリウムより本質上なる組成物を使用すること
に関するものである。表現「本質上なる」は、この組成物がマンガン及び酸化セ
リウム以外の他の元素の不在下に触媒活性(即ち、この場合では、NOxトラッ
ピング活性)を有することができることを意味するものとする。マンガン及び酸
化セリウムより本質上なる組成物を使用する場合には、酸化セリウムが担体を形
成しそしてマンガンが担持相を形成することができることが理解されよう。
電所ボイラー又は内燃エンジンによって排出されるものである。後者の場合では
、これらは、特に、ジーゼルエンジン又はリーンバーンエンジンであってよい。
、NOxトラップとして機能する。表現「高い酸素レベルを有するガス」とは、
燃料の化学量論的燃焼に要求される量と比較して過剰の酸素を有するガス、より
正確には、化学量論的値λ=1と比較して過剰の酸素を有するガスを意味する。
この値λは、特に内燃エンジンの分野においてそれ自体知られた態様で、空気/
燃料比と相関される。かかるガスは、少なくとも2%の酸素レベル(容量によっ
て表わして)を有するリーンバーンエンジンからのもの、並びに、より一層高い
酸素レベルを有するもの、例えば、ジーゼルタイプのエンジンからのガス、即ち
、少なくとも5%又は5%以上、より特には10%以上の酸素を有するものであ
るが、このレベルは例えば5〜20%の間にあることが可能である。
若しくは排気ガス再循環(EGR)を包含する系において、λ値が1以下である
ときに有効な三成分系触媒のような補足し合う排出物制御系と関連させることが
できる。
触媒系にも関するものであるが、このガスは、上記タイプのもの、特には、化学
量論的値と比較して過剰の酸素を有するものであってよい。この系は、上記のよ
うな組成を有する。
した粉末は予め圧縮されそして粉砕され、次いで0.125〜0.250mmの
粒度画分を分離するように篩い分けられた。
連続的に記録される。 NO及びNOxシグナルは、ケモルミネセンス原理(chemoluminescence prin
ciple)に基づくエコフィジックス( Ecophysics)NOx分析器によって与えら
れる。
00℃に加熱することによって最大吸着の温度が測定される。NOxプロファイ
ルは、ある温度において吸着最大値を示す。 ・第二に、最大吸着の温度において等温吸着された量が測定される。 量は、積分によって計算される。
その使用に関する。
ーラン社からの登録商標「HSA5」酸化セリウムを使用する。この酸化セリウ
ムは、水で測定して0.4cm3 /gの細孔容積を有し、そして活性元素の付着
前に焼成されていないものである。付着されたMn及びKのレベルは、それぞれ
16%である([Mn]/([Mn]+[CeO2 ])=0.16)。カリウム
及びマンガンは乾式含浸によって付着され、そして担体はKMnO4 溶液で含浸
され、この場にその容量は担体の細孔容積に等しく、またその濃度はMn及びK
の所望レベルを得るのを可能にする。含浸された担体は次いで110℃において
ストーブ乾燥され、次いで5℃/分の温度上昇で750℃において2時間焼成さ
れる。そのBET比表面積(BTE SS)は9m2/gである。
ニウムGd(NO3)3、硝酸サマリウムSm(NO3)3、硝酸ニオブNd(NO 3 )3、及び硝酸テルルTb(NO3)3が使用される。
元素のモル数と酸化セリウムのモル数との合計に対して10原子%で、即ち、 [X]/([X]+[CeO2 ])=0.1(ここで、X=Gd、Sm、N
d、Pr、Tb)で付着させることよりなる。
との合計に対して10原子%で、即ち、 [Y]/([X]+[Y]+[CeO2 ])=0.1(ここで、Y=Mn)
で付着させることよりなる。
、その溶液の容量は担体の細孔容積(水で測定して0.4cm3 /g)に等しく
、そしてその濃度は所望のドーピングを得るのを可能にするものである。
m2/g 例3:[Sm]=10原子%、[Mn]=10原子%、BET SS=107
m2/g 例4:[Nd]=10原子%、[Mn]=10原子%、BET SS=106
m2/g 例5:[Pr]=10原子%、[Mn]=10原子%、BET SS=100
m2/g 例6:[Tb]=10原子%、[Mn]=10原子%、BET SS=125
m2/g 例7:[Mn]=10原子%、BET SS=128 m2/g 例7では、単一の元素(Mn)を付着させた。
酸カリウムが使用される。
化セリウムのモル数との合計に対して10原子%の量で、即ち、 [Mn]/([Mn]+[CeO2 ])=0.1で付着させることよりなる
。
の合計に対して10原子%の量で、即ち、 [Y]/([Mn]+[Y]+[CeO2 ])=0.1(ここで、Y=Pr
、Nd)で付着される。
の合計に対して5原子%の量で、即ち、 [Z]/([Mn]+[Y]+[Z]+[CeO2 ])=0.05(ここで
、Z=Na、K)で付着される。 乾式含浸は、例2〜7におけるようにして使用される。
ET SS=91 m2/g 例9:[Mn]=10原子%、[Pr]=10原子%、[K]=5原子%、B
ET SS=92 m2/g 例10:[Mn]=10原子%、[Pr]=10原子%、[Na]=5原子%
、BET SS=90 m2/g
Claims (15)
- 【請求項1】 窒素酸化物放出物をトラッピングによって減少させるための
ガス処理法において、マンガン及び酸化セリウムより本質上なる組成物を使用す
ることを特徴とするガス処理法。 - 【請求項2】 窒素酸化物放出物をトラッピングによって減少させるための
ガス処理法において、マンガン、酸化セリウム又は酸化セリウムと酸化ジルコニ
ウムとの混合物を含み、更に、テルビウム、ガドリニウム、ユーロピウム、サマ
リウム、ニオブ及びプラセオジムから選択される少なくとも1種の他の元素を含
む組成物を使用することを特徴とするガス処理法。 - 【請求項3】 アルカリ金属を更に含む組成物が使用されることを特徴とす
る請求項2記載の方法。 - 【請求項4】 窒素酸化物放出物をトラッピングによって減少させるための
ガス処理法において、マンガン、カリウム、酸化セリウム又は酸化セリウムと酸
化ジルコニウムとの混合物を含む組成物であって、マンガン及びカリウムの2種
の元素のうちの少なくとも1種が過マンガン酸カリウムによって少なくとも一部
分供給される方法によって得られたものを使用することを特徴とするガス処理法
。 - 【請求項5】 酸化セリウム又は酸化セリウムと酸化ジルコニウムとの混合
物が担体を構成し、そしてマンガン及び他の元素が担持相を構成するところの組
成物が使用されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の方法。 - 【請求項6】 内燃エンジンからの排気ガスが処理されることを特徴とする
請求項1〜5のいずれか一項記載の方法。 - 【請求項7】 化学量論的値と比較して過剰の酸素を有するガスが処理され
ることを特徴とする請求項6記載の方法。 - 【請求項8】 ガス中の酸素のレベルが少なくとも5容量%であることを特
徴とする請求項6又は7記載の方法。 - 【請求項9】 マンガン、酸化セリウム又は酸化セリウムと酸化ジルコニウ
ムとの混合物を含む組成物において、更に、テルビウム、ガドリニウム、ユーロ
ピウム、サマリウム、ニオブ及びプラセオジムから選択される少なくとも1種の
他の元素を含有することを特徴とする組成物。 - 【請求項10】 少なくともアルカリ金属を更に含むことを特徴とする請求
項9記載の組成物。 - 【請求項11】 マンガン、カリウム、酸化セリウム又は酸化セリウムと酸
化ジルコニウムとの混合物を含む組成物において、マンガン及びカリウムの2種
の元素のうちの少なくとも1種が過マンガン酸カリウムによって少なくとも一部
分供給される方法によって得ることができることを特徴とする組成物。 - 【請求項12】 酸化セリウム又は酸化セリウムと酸化ジルコニウムとの混
合物が担体を構成し、そして他の元素が担持相を構成することを特徴とする請求
項9、10又は11記載の組成物。 - 【請求項13】 担体が、少なくとも1のセリウム/ジルコニウム原子割合
にある酸化セリウム及び酸化ジルコニウムを基材とすること、及びそれが900
℃で6時間の焼成後の少なくとも35m2 /gの比表面積及び400℃での少な
くとも1.5ml O2/gの酸素貯蔵容量を有することを特徴とする請求項12
記載の組成物。 - 【請求項14】 担体が、少なくとも1のセリウム/ジルコニウム原子割合
にある酸化セリウム及び酸化ジルコニウムを基材とすること、及び、該担体が、
セリウム化合物及びジルコニウム溶液を含有する液体媒体中で混合物を調製し、
この場合にこの溶液の酸−塩基滴定の間に当量点に達するのに要求される塩基の
量はOH- /Zr≦1.65のモル比条件を満足させるものとし、該混合物を加
熱し、得られた沈殿物を回収しそしてこの沈殿物を焼成することを包含する方法
によって得られることを特徴とする請求項12又は13記載の組成物。 - 【請求項15】 請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法を実施するため
の触媒系。
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