JP2001519537A - 単位定量パッケージ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 原料１２の単位ドース用の単位ドース収容分配カートリッジ１０は、原料１２の単位ドースを分配可能に収容する収容分配容器１０を備える。この容器１０は、原料を収容する、原料収容空洞部３６を有するカートリッジ通路３０を形成する円筒内壁１８を有する。容器１０は、更に、原料収容空洞部３６に連通する分配開口２４を有し、そして、分配開口２４を、シールする取外し可能の第１シール部材７０を備える。分配ピストン３４はダッシャーロッド１５により原料収容空洞３６内を移動可能であって、これにより、分配開口２４を介して原料１２の単位ドースを分配する。開口可能の空気抜き８６がカートリッジ通路に揃えて設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】本発明の背景 発明の分野 本発明は定量パッケージの分野に属す、更に詳しくいえば活性触媒を作用させ
て熱硬化含浸剤を作るための単位定量パッケージの発明に向けられる。関連技術 本発明は或るきまった定量の混合部分に混合する添加成分の単位定量パッケー
ジに関する。本発明の典型広用例はヴァゾキャタリストの貯蔵および定量パッケ
ージである。ヴァゾキャタリストは内容（４ガロン）入りの（５ガロン）カーボ
ーイ詰めに混合するパッケージに利用される。２液混合剤は、多孔金属またはプ
ラスチック部品の封入に使用される。

【０００２】 触媒添加は製造工場で、混合剤の封入広用を兼ねて行はれるのが普通である。
現行の添加混合処理では、１リットル入りの広口ヴァゾキャタリスト容器から手
で器具を使ってすくい取り、カーボーイ（５ガロン）容器の混合部材に添加させ
た後、触媒と混合させるためにカーボーイ容器を閉じて振る。

【０００３】 １リットル入りの触媒容器には１ｋｇ重が詰められており、この分量は７．６
カーボーイ分の被添加成分の混合処方に相当する。従って各カーボーイ毎に触媒
を小分けにして添加する必要がある。触媒の器具による小分けには分量の不正確
さが常につきまとうので、その結果、混合液の触媒効果時間は作業者によって変
動し、そのため触媒の定比例分量を外れた混合処理液の広用技術面で正確な品質
処理が欠ける結果を招来する。

【０００４】 こうした触媒の手作業区分け方法では作業者および作業環境に対する汚職の危
険性を含む。たとえば作業者が器具で触媒を区分けして取り出す時に皮膚刺激を
おこすおそれが多分に考えられる。また現在の使はれている触媒の定量容器の全
分量は、カーボーイの整数倍に相当する定量混合比になっていないため、触媒の
定量計量の不正確さと相俊って、捨てられた１リットル入りの容器には、触媒の
残量が付着した後で、これら使い済みの容器が大量に処理業者によって埋設処分
される結果を招くことになる。

【０００５】 現行、製造業者が、触媒を予め混合させた製品を集荷する方法もあるが、この
ようなプリ・ミックス製品は末端使用者に届くまで冷凍状態で輸送されなければ
、輸送中に硬化反応を起こして使い物にならない。またプリ・ミックス製品を製
造場所から数多い末端使用者に冷凍輸送するコストを考えれば、この方法は実用
的でない。

【０００６】 従ってヴァゾキャタリストを手近に輸送できかつ定量分包されたカートリッジ
を提供することは作業者と環境に対する汚染リスクを除去し、かつ正確な触媒定
量混合比をカーボーイ毎に維持させることで、熱硬化剤のより高い品質保証提供
することになる。

【０００７】 （発明の概要） 本発明は、ドースの原料のための１ドースの貯蔵量と分配カートリッジを提供
するが、ドースの原料を分配し易い様に包む貯蔵と分配用容器を含む。容器は、
原料を包む原料貯蔵隙間部分を有するカートリッジを限定する円筒状の内壁を含
む。容器は、さらに、原料貯蔵隙間部分に通ずる分配用開口を限定し、分配用開
口を着脱可能に密封する第１の密封部材を含む。分配用ピストンは、１ドースの
原料を分配用開口を通して分配できるように、ダッシャーロッドにより原料貯蔵
隙間部分を通して動くことができる。開くことが可能な通気口がカートリッジ通
路にきっちりと配置されている。ダッシャーロッドが各カートリッジに用に備え
られても良い、あるいは一つのダッシャーロッドが所定の数のカートリッジ用に
備えられても良い、ことが熟考されている。さらに、本発明は、器具一式で提供
されることが熟考されている。

【０００８】 本発明は、次の図面を参照して“発明の詳細な説明”を読めばよりよく理解さ
れよう。

【０００９】 （本発明の詳細な説明） 図１ないし３を参照すれば、本発明は、正確な１ドースの原料を含み、かつ分
配するためのカートリッジ組立体１０を提供する。カートリッジ組立体１０は、
ヴァゾキャタリスト１２を含み、かつそれを加熱治療用原料内に分配するのに特
に有用である。本発明は、単位使用のヴァゾキャタリスト１２を貯蔵し、使用す
ることについて記述されている反面、本発明はどんな原料でも貯蔵し、分配する
のに用いられることができる。組立体１０の構成要素は、後述の場合を除けば、
適当なプラスティック材料で形成されることが望ましい。組立体１０は、単位使
用のヴァゾキャタリスト１２を包むためのカートリッジハウジング１４を含む。
カートリッジ組立体１０により包まれ、分配されることができるヴァゾキャタリ
ストの例は、本発明の譲受け人により商品名“RESINOL INITIATOR PASTE”の 下で販売されている。ヴァゾキャタリスト１２と混合されるのに特に適した加熱
治療剤の一つのタイプが本発明の譲受け人により商品名“90C STOCK SORUTION
” の下で最近販売されている。

【００１０】 カートリッジ組立体１０は、細長筒状のカートリッジハウジング１４を含む。
カートリッジハウジング１４は、内面１８と外面２０を有する細長円筒状の壁１
６を含む。円筒状の管１６は、分配開口２４を限定する末端入口端２２と、機械
的通路を限定する入口近傍２６またはダッシャ挿入口２８を含む。細長円筒状の
壁１６は、細長のカートリッジ内側３０を、分配開口２４とダッシャ挿入口２８
との液体連通路内に形成する。円筒状の壁１６の外側面２０は、第２の端２６と
関連する平らな端に環状リブ３２を形成している。視覚による徴候を伝えるラベ
ル３３が円筒状の壁１６の外側面２０に付着されてもよいことも企図されている
。

【００１１】 細長の堅いダッシャーロッド１５は、カートリッジ組立体１０と一式で供給さ
れることができる。代案として、一つのダッシャーロッド１５が、多数のカート
リッジ組立体の出荷単位で供給されることができる。ダッシャーロッド１５は、
適当なプラスティック材料で形成されるのが望ましく、カートリッジハウジング
１４に挿入のためのテーパ付き第１の端１５ａと、操作者が第１の端１５ａを手
動で動かす第２の端１５ｂを含む。第２の端１５ｂは円盤形状のダッシャーヘッ
ド１７で終わるのが望ましい。ダッシャーロッド１５の長さは、以降に述べられ
るように選択されるのが望ましい。ダッシャーロッド１５の機能は、図示および
それに限定されないねじ回しを含む記載された特徴を有する目的に応じて実施さ
れ得るものと考慮される。

【００１２】 さらに、組立体１０は、円筒状の壁１６の内側面１８にスライド可能に摩擦係
合させるように、カートリッジハウジング１４のカートリッジ内側３０内に挿入
されるべきピストン３４を含む。カートリッジハウジング１４に挿入されるとす
ぐに、ピストン３４は、さらに、カートリッジ内側３０を、ピストン３４および
分配用開口２４の間に延びる原料貯蔵用隙間部分３６と、ダッシャ挿入開口２８
およびピストン３４の間に延びるダッシャ収容部分３８と、の間を動かす。カー
トリッジハウジング１４は内部にヴァゾキャタリスト１２を保持し、 ヴァゾキ ャタリスト１２を原料貯蔵用隙間部分３６から分配する。

【００１３】 併せて図４を参照すると、ピストン３４は末端部４２と始端部４４とを有する
広がった円筒形のピストン壁部４０を備えている。円筒形のピストン壁部４０は
、ピストン外壁面４６とピストン内壁面４７とを有し、ピストン内部４８を区画
している。ピストン内壁面４７は円筒形のピストン壁部４０の構造的な剛性を向
上させるための幾つかの環状の固いリブ４９がその上に形成されていることが望
ましい。ピストン外壁面４６は円筒壁部１６の内面と摺動摩擦係合するように形
成されている。

【００１４】 丸みを帯びたピストン端部の壁面５０は末端部４２から延び、組立品１０の薬
品貯蔵用空間部３６の中に向かって延びる凸面５２を形成している。凸面５２は
中央の平らな表面５４とつながっている。端部の壁面５０はまた、ピストン内部
４８とハウジング１４の押し出しロッド受け入れ部３８に向いている凹面５６を
有している。凹面５６の周辺部は軸方向で平らな表面５４の反対側の中央部の平
らな表面５８と境を接している。押し出しロッド接続ハブ６０が平面の表面５８
からピストン内部４８に向かって延びており、押し出しロッド受け入れ空間６４
を形成する円筒形のハブ壁面６２を有している。ハブ６０は押し出しロッド１５
の末端部１５ａを摩擦あるいはかみ合い結合で受け入れる。

【００１５】 ピストン３４は円筒状のピストン壁面４０の末端部４２から末端に向けて延び
ている環状で外側に開いた拭き取り用のリブ６６を有することが望ましい。環状
の溝６８が凸面５２と拭き取り用のリブ６６との間を区画するように形成されて
いる。拭き取り用のリブ６６はピストン３４がヴァゾキャタリスト１２を薬品貯
蔵空間部３６を経由して排出端部２２に押し出す動作をしている際に、円筒状の
壁１６の内面１８を拭き取ることができるように形成されている。拭き取り用の
リブ６６はそれによって排出後のカートリッジハウジング１４に残留する残りの
ヴァゾキャタリスト１２の量を減少させる。

【００１６】 再び図１〜３を参照すると、カートリッジハウジング１４の排出開口２４と押
し出しロッド挿入開口２８の双方が輸送と貯蔵の目的のために封止されている。
カートリッジハウジング１４が密封されたヴァゾキャタリスト１２の容器を備え
ることが望ましい。排出用のシール材７０は排出開口２４の上に取り外し可能に
取り付けられている。排出用のシール材７０はアルミニューム箔や錫箔のような
金属箔で形成されることが好ましい。排出用のシール材７０はカートリッジハウ
ジング１４に接着されているか、あるいは単にその場所に排出端キャップ７２で
保持されていてもよい。一方、排出用のシール材７０は実質的に円形状に形成さ
れており、掴むことのできるタブ７１がそこから半径方向外側に延びて設けられ
ていることが望ましい。タブ７１はヴァゾキャタリスト１２を排出する前に作業
者が排出用のシール材７０をカートリッジハウジング１４から引き剥がすことを
助ける。排出端キャップ７２は排出端２４に摩擦で係合することにより排出用の
シール材７０を保護する。排出端キャップ７４は直立したハウジング係合壁７６
と周辺部で接している実質的に平らな円形のベース７４を備えている。ハウジン
グ係合壁７６はハウジング係合壁７６とカートリッジハウジング１４との変形可
能な摩擦係合を助けるように円形ベース７４を超えて配置されたハウジング係合
リブ７８を備えていてもよい。

【００１７】 カートリッジ組立品１０は貯蔵と輸送の間に高温に曝されることがあるので、
通気用シール材８０がカートリッジ内部３０に発生した過剰の圧力を除去するた
めに設けられている。通気用シール材８０はチューブの始端部２６に押し出しロ
ッド挿入開口２８を覆うように取り外し可能に固定されている。通気用シール材
８０はアルミニューム箔や錫箔のような金属箔で形成されることが好ましい。通
気用シール材８０はカートリッジハウジング１４に接着されているか、あるいは
単にその場所に始端用キャップ８２で保持されていてもよい。通気用シール材８
０は実質的に円形状に形成されており、掴むことのできるタブ８１がそこから半
径方向外側に延びて設けられていることが望ましい。タブ８１は作業者が排出用
のシール材７０をカートリッジハウジング１４から引き剥がすことを助ける。

【００１８】 通気用シール材８０はカートリッジ内部３０のラッシャーロッド受入部３８に
対応するように中央部に設けられた通気孔８４を有している。通気孔８４はカー
トリッジ内部３０に対し空気抜き８６で塞がれている。空気抜き８６は通気孔８
４に対応する通気プラグ８８を有する。通気プラグ８８は第１の積層部材９０と
第２の積層部材９１とに周辺を区画され、それらと同心となるようにその間に挿
入されている。第１の積層部材９０が通気用シール材８０に接着される。通気プ
ラグ８８は多孔質のポリテトラフルオロエチレンで作られることが望ましい。空
気抜き８６は公知のタイプであり、温度の上昇がカートリッジ内部３０に過剰の
圧力をもたらすまで、通気孔８４を経由する空気の交換を防止し、過剰の圧力と
なった場合に空気抜き８６が開いて通気孔を経由して高圧の空気を逃がす。

【００１９】 基部末端キャップ８２はカートリッジハウジング１４の基部末端２６に摩擦結
合するように、穴明きシール８０と環状リブ３２の上に固定される。基部末端キ
ャップ８２は、中央穴９４を規定し、すんなりしたハウジング結合壁９６によっ
て周囲を巻かれた平坦な円形ベース９２を含む。中央穴９４は、偏心穴８４と登
録されたように位置するよう形成され、ダッシャーロッド１５が通って結合ピス
トン３４まで挿入されることを許す。中央穴９４は、円形ベース９２がダッシャ
ーヘッド１７がカートリッジ内部３０に突進されるのを妨げるように、ダッシャ
ーヘッドが通り抜けるには小さすぎることが願わしい。ダッシャーロッド１５の
長さは、ダッシャーヘッド１７が基部末端キャップ８２に隣接するとき、ピスト
ン３４をカートリッジ内部３０から出さないように、一方、願わしくは、ピスト
ン３４の凸状面を分配開口２４から露出するように、最適に選ばれる。

【００２０】 末端キャップ８２のハウジング結合壁９６は、カートリッジハウジング１４と
のハウジング結合壁９６の偏向した摩擦結合を増大するように、円形ベース９２
の上に位置するハウジング結合リブ９８を含んでよい。基部末端キャップ８２は
、また、外部円筒壁２０から突出する環状リブ３２と、外部円筒壁２０に偏向し
て結合しなければならず、分配末端キャップ７２は、単に外部円筒壁２０に偏向
して結合し、部品１０は、願わくは、末端キャップ８２に分配末端キャップ７２
より大きいシーリング直径を持つことを要求する。キャップ７２と８２に異なる
シーリング直径を持たせることにより、部品１０は、キャップ７２と８２が、チ
ューブ１６の適切な末端２２と２６の上に確実に置かれるという、改善特徴を提
供する。

【００２１】 カートリッジ部品１０は、それゆえに、精密な単位投薬量、言い換えれば、脈
管触媒１２の約１３０グラムを５ガロン大型ガラス瓶の熱治含侵剤に混ぜるため
の投薬量をたもつために、構成される。本発明は、脈管に接触する構成要素の扱
者操作を最小にする一回使用の使い捨てカートリッジを提供することにより、脈
管触媒１２への扱者の暴露を最小にする。加えて、脈管触媒１２の精密な単位投
薬量の提供と清潔な分配により、本発明は、捨てられてしまう超過した、すなわ
ち不使用の脈管触媒の粉の量を著しく減少する。

【００２２】 操作員は下記のようにカートリッジアセンブリ１０からヴァゾキャタリスト１
２を除去する。

【００２３】 攪拌棒１５は中央部に近い方の端部キャップ８２の中心部の孔９４から小孔シ
ール８０に挿入され、ダッシャロッド受け３８を通してピストン３４に契合する
。

【００２４】 ダッシャロッド１５の傾斜付の第１の端部１５aはダッシャロッド受けの凹部 ６４に部分的に入り込み、攪拌棒契合ハブ６０のハブ壁６２に契合するのが望ま
しい。操作者は取り外し端部キャップ７２と、ピールディスペンスシール７０と
をカートリッジハウジング１４から露出のヴァゾキャタリスト１２までの他端２
２のから取り外す。分配開口２４は浸潤剤の大型ガラス瓶の開口に向けているか
、差し込んでいる。カートリッジアセンブリ１０を大型ガラス瓶の開口に保持し
、操作者は攪拌棒１５のヘッド１７を押すことにより、ピストン３４を反対側の
分配開口２４の方向に押し進め、それによりヴァゾキャタリストを大型ガラス瓶
に排出する。ピストン３４を分配開口２４へ向けて動かし、拭去り部６６シリン
ダ壁の内側１８を拭去るように滑りカートリッジの内側３０内に残るキャタリス
トを最小にする。操作者はピストン３４を反対側に押し続けそこの凹部表面５０
に至るように、カートリッジ内部３０に延びる。この一っぱいに延びた位置にお
いて、ピストン壁４０はシリンダ壁内１８に摩擦係合している。ダッシャーロッ
ド攪拌棒１５の長さはカートリッジ内部３０から凹部表面５０に届くには十分で
あり、かつカートリッジ内部３０の外にピストン３４が不注意に出ないような長
さにするのが望ましい。

【００２５】 本発明の望ましい実施例は上記のとおりであるが、当業者は本発明の教えると
ころから外れることなく変更あるいは改良することが可能であることは周知のこ
とである。

【００２６】 したがって、上記記述および付属の図面は決してそれに捕われるものではない
。真の発明の範囲は特許請求の範囲に定義付けらている。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の単位使用のカートリッジ組立体の分解図を示す。

【図２】 本発明の単位使用のカートリッジの縦方向の断面図を示す。

【図３】 図２の単位使用のカートリッジ組立体の分解図を示す。

【図４】 本発明の単位使用のカートリッジ組立体に採用されたピストンの縦方向の断面
図を示す。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トレムレイ、 ゲーリー アメリカ合衆国 06062 コネチカット州 プレインヴィル ボヘミア ストリート 24 (72)発明者 サマーズ、 ロバート、 エム. アメリカ合衆国 06457 ニューヨーク州 ミドルタウン ノックス ブールヴァー ド 200 Ｆターム(参考） 3E067 AA01 AB96 BA01A EE59 FC01

Claims (20)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 分配開口を形成する第１端部と、ダッシャー挿入開口を形成
   する第２端部と、前記第１及び第２開口間に延びる長通路とを有する長営状容器
   と、 前記第１開口に、同心に、取外し可能、かつ、この開口をシール可能に取付け
   られる第１カバーと、 前記第２開口に、同心に取外し可能、かつ、この開口をシール可能に取付けら
   れる第２カバーと、 前記通路間に滑動可能に支持されるピストン部材であって、前記ピストンが、
   第１主面と第２主面を有し、前記ピストンが、前記ピストンの第１主面と前記原
   料収容空洞部の第１端部との間で原料収容空洞部形成するように、位置決め可能
   であり、前記空洞部分が前記原料の単位ドースを受容可能な体積を有するピスト
   ン部材と、 前記ダッシャー挿入口に挿入可能、かつ、前記ピストン部材の第２主面に係合
   して、このピストン部材を滑動して、前記分配開口を通じて、原料の単位ドース
   を分配するダッシャーロッドと、 前記ダッシャーロッドをダッシャー挿入口に挿入する前に、前記通路の空洞部
   分内で発生する内部圧力を逃がす前記容器上に支持された圧力抜きと、 からなる原料用単位ドース収容分配カートリッジ。
2. 【請求項２】 原料がヴァゾキャタリストである請求項１記載のカートリッ
   ジ。
3. 【請求項３】 第１カバーが容器の第１端部に取付けられた第１金属箔から
   なる請求項１記載のカートリッジ。
4. 【請求項４】 第１カバーが第１端部に固定された第１キャップを更に有す
   る請求項３記載のカートリッジ。
5. 【請求項５】 第２カバーが容器の第２端部に固定された金属箔である請求
   項４記載のカートリッジ。
6. 【請求項６】 第２カバーが、第１キャップと異なるシール径を有する第２
   端部に固定された第２キャップを更に有する請求項５記載のカートリッジ。
7. 【請求項７】 第２金属箔部材が、更に、圧力抜きを支持する請求項５記載
   のカートリッジ。
8. 【請求項８】 第２キャップが更に、ダッシャーロッドを挿入してピストン
   の第２主面に係合するように、ダッシャーロッド開口を形成する請求項６記載の
   カートリッジ。
9. 【請求項９】 ピストンの第１主面が円弧形状を有する請求項１記載のカー
   トリッジ。
10. 【請求項１０】 ピストンが、更に、内部表面に接して滑動可能な変形可能
    の円環状リムを有する請求項１記載のカートリッジ。
11. 【請求項１１】 ピストンの第２主面がダッシャーに係合するためのダッシ
    ャーロッド受ハブを形成する請求項１記載のカートリッジ。
12. 【請求項１２】 １回分の材料を保持し混合材料に配合するためのキットで
    あって、 １回分の前記材料を密閉された機密性容器の中に配合できるように収容し、配
    合端と攪拌／挿入端との間を接続する細長いカートリッジ通路を規定する細長い
    中空の保持配合カートリッジと、 前記カートリッジ通路の中をかみ合って拭くようにスライドすることにより、
    前記１回分の前記材料が配合開口部と前記ピストンの間に位置するように構成さ
    れているピストンと、 前記端部とかみ合うことにより取り外し可能に密閉するように構成され、開口
    可能な圧力弁をどちらかが有する取り外し可能な２つの密閉部材と、 前記ピストンと共に操作されるように構成され、１回のストロークで前記攪拌
    ／挿入端から前記１回分の前記材料を配合する攪拌棒とを備えたキット。
13. 【請求項１３】 １回分の単位の材料を保持し、配合するためのカートリッ
    ジであって、 前記１回分の材料を配合可能に保持し、材料保持中空部を有するカートリッジ
    通路を規定する円筒状の内壁を有し、前記材料保持中空部と接続するための配合
    開口部をさらに規定し、前記配合開口部を取り外し可能で密閉する第１の密閉部
    材を含む保持／配合気密性容器と、 前記材料保持中空部を移動可能なことにより前記１回分の前記材料を前記配合
    開口部から配合可能な配合ピストンと、 前記カートリッジ通路に設けられた開口可能な弁とを備えたカートリッジ。
14. 【請求項１４】 前記第１の密閉部材が、 前記配合開口部に取り付けられた第１の金属箔部材と、前記第１の金属箔部材
    に取り付けられた第１のエンドキャップとを備えた請求項１３記載のカートリッ
    ジ。
15. 【請求項１５】 前記第１の金属箔部材が前記密閉性容器に付着している請
    求項１４記載のカートリッジ。
16. 【請求項１６】 前記機密性容器は、 前記配合開口部の反対側に設けられ、前記機密性容器の上の環状の突起によっ
    て規定されている攪拌／挿入開口部と、 前記攪拌／挿入開口部に取り付けられた第２の金属箔部材を備えた第２の密閉
    部材と、 前記通気手段を支持する前記第２の金属箔部材に取り付けられた第２のエンド
    キャップとを含む請求項１３記載のカートリッジ。
17. 【請求項１７】 前記第２のエンドキャップは、押し出し棒の口径をさらに
    規定することにより前記押し出し棒が通過することができ前記配合ピストンとか
    み合うようにする請求項１６記載のカートリッジ。
18. 【請求項１８】 前記配合ピストンは、前記材料隣接した円弧状の表面と、
    前記機密性容器の前記内壁とかみ合って拭くようにスライドする、屈曲しない環
    状のリムとを含む請求項１３記載のカートリッジ。
19. 【請求項１９】 前記材料は、 熱硬化材料の密閉性容器に配合されるヴァ
    ゾキャタリストペーストである請求項１３記載のカートリッジ。
20. 【請求項２０】 前記攪拌／挿入開口部を介して前記配合ピストンにかみ合
    うように結合され、前記ピストンを前記配合開口部の方向に押しやることにより
    前記材料の配合を行う攪拌棒をさらに有する請求項１３記載のカートリッジ。