JP2001518362A - 乳酸菌を含む製品及び調製品 - Google Patents

乳酸菌を含む製品及び調製品

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Abstract

(57)【要約】 乳酸菌を含む吸収性物品であって、非理想的条件下で長時間貯蔵することのできるこの物品が吸収性製品に乳酸菌の懸濁液を適用することにより得られ、その後で吸収性製品が製品中の吸収性芯の重量の百分率として計算して10%より小さい、好ましくは5%より小さい、特に好ましくは1%より小さい湿分含量に乾燥される。吸収性製品はおむつ、衛生ナプキン、パンティライナー、失禁ガードまたは同様物品であることができる。既述のように、それは乳酸菌を含み、この物品は使用者の会陰領域内の皮膚と接触して保持されることを意図しており、そこでは乳酸菌が使用者の皮膚にそして、適用可能なときは、会陰領域内の粘膜に伝達されることを意図していて前記会陰領域内の微生物の望ましくない菌株の拡散及び確立のための条件を減ずる微生物学的バリヤを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明は乳酸菌を含み会陰内の使用者の皮膚と接触させられることを意図して
いる吸収性物品に関する。
【0002】 発明の背景 尿性器領域内の感染は多くの個体に影響を与える問題である。肛門内及び肛門
周りには多くの異なる種類の微生物並びに大量のこれらの微生物が存在する。尿
性器領域内の多くの感染に対する一つの理由は人自身の腸管微生物叢からの微生
物が肛門から尿性器器官に会陰を越えて拡散しそれが感染を起こすことであるこ
とが知られている。
【0003】 通常、生態バランスが皮膚上の種々の微生物と粘膜の間を支配しており、通常
の微生物学的叢は望ましくない微生物の確立を非常に顕著に防ぐ。特に、乳酸菌
はこの点で積極的な役割を演ずる。しかし、この自然な防衛システムは不十分で
あり、潜在病原性微生物が確立され感染を起こす、例えば投薬、衛生不良、皮膚
変化及び粘膜の変化に関して感染を起こすことを可能とする方式で妨害されると
いう事態が見出されている。
【0004】 これらの問題の発生と関連づけられる微生物は例えばエシェリキア、エンテロ
コッカス、プロテウス、クレブシエラ、ストレプトコッカス、ガードネレラ及び
カンジダ属からの微生物である。
【0005】 尿性器領域内の感染にかかる危険に関して、肛門から尿道口及び膣までの短い
距離のために老年及び若年女性は男性より危険を冒し易い。
【0006】 この点で更に危険を冒し易いグループは尿性器領域にまだ発達した乳酸菌の叢
を持たない若い少女であり、もはやこの性質の発達した叢を持たない老年女性で
ある。
【0007】 今一つの危険なグループはある他のタイプの感染に対して抗生物質で処置され
て、一般的な自然の微生物学的叢にまた尿性器領域に変化が生じている個体であ
る。
【0008】 密接に関連した問題は例えば連鎖球菌等の肛門からの膣の集落形成にある。成
人女性の多く(〜30%)が膣にグループBの連鎖球菌を持つ。このグループの
妊娠した女性は特に危険なグループである。なぜなら胎児または新生児が汚染さ
れ深刻な感染を発生するからである。
【0009】 密接に関連した問題は細菌性腟炎である。成人女性の多く(〜10%)がこれ
にかかっている。そのような問題を持つ妊娠した女性は危険グループを構成する
。なぜならこの状態は子供の健康に深刻な危険をもたらす早産を導くからである
【0010】 再発性の***は多くの個体の場合に一般的であり、そのような感染の発生
は例えば適切な処置が利用できないときは、腎損傷の形の合併症を導く。
【0011】 尿性器領域の感染に対する予防の自然部分は強化された個人的衛生である。し
かし、生殖器及び下腹部を強力過ぎる石けん及び殺菌物質で洗うことは不適切で
、従って個体に対して通常の手段の助けにより十分な水準まで感染の危険を減ら
すことは困難かもしれない。
【0012】 伝統的には、前述の問題は感染を通常の抗生物質で処置することにより対応さ
れる。しかし、抗生物質による頻繁な処置は抵抗性細菌株の発生を導き、これは
新感染の連続的処置を非常に困難とする。抗生物質的処置の更なる問題は多くの
個体が抗生物質に対して過敏であることである。抗生物質的処置のなお今一つの
問題は肛門内及び肛門周りの微生物学的叢が複雑であり比較的ばく然としている
ことである。従って腸からの微生物に起因する感染の発生の危険を減らすための
予防処置を提案することは困難である。
【0013】 これまでは、尿性器領域内の感染の危険を減らすための利用できる唯一の方法
は抗生物質による処置であった。しかし、予防目的のための抗生物質の使用は幾
つかの理由のために不適切であるので、尿性器領域に希望の微生物学的叢を発生
させて維持することによるこの問題に対する代替解決に対する深刻な要求がある
【0014】 背景技術の説明 上に述べたように、前述の問題を取扱う伝統的方法は患者を通常の抗生物質で
処置することである。前述の問題を取扱う種々の代替法が提案された。抗生物質
の代替物としてのいわゆる共生物としての細菌の使用はこの新方法論の一部分で
ある。
【0015】 ある乳酸菌が他の微生物に抑制効果を持つことは知られている。そのような乳
酸菌の適用は皮膚及び粘膜の両方における感染の発生を防ぐことが見出された。
【0016】 乳酸菌の選択された菌株の医学的使用がカナダ特許明細書CA 129855
6(Bruce ,Reid)に記載されており、そこでは特に、ラクトバシラスの全細胞
または細胞断片が***及び腸管感染の発生を処置しまたは防ぐために使用さ
れている。
【0017】 国際特許出願WO 93/09793(Reid)は尿性器感染の発生を防ぐため
の乳酸菌とスキムミルク調製品の使用を記載している。
【0018】 CA 1298556(Bruce ,Reid)及びWO 93/09793(Reid)
の両者がこの処置の機能のための重要な成分として粘膜壁に、例えば尿路上皮細
胞または膣上皮細胞に固定される微生物の能力を記述している。しかし、CA
1298556(Bruce ,Reid)またはWO 93/09793(Reid) のいず
れも関係する物質がどのように使用者に適用されるかについては記述していない
【0019】 国際特許出願WO 92/13577(Kvanta)は、健康な個体から分離され
た、乳酸生成細菌、好ましくはペジオコッカス属の培養体で含浸されたタンポン
または衛生ナプキンを教示する。このタンポンまたは衛生ナプキンは尿性器感染
の予防処置のためを意図している。
【0020】 WO 92/13577(Kvanta)はラクトバシラスの適用微生物は技術的に
取扱われたとき衰弱することを教示し、記述された方法は実際の尿道口周りの処
置及び予防に関する。
【0021】 上に引用した文献は全て乳酸菌の皮膚への投与を単に指向している。しかし、
これらの文献のどれも乳酸菌を含む吸収性物品(この物品は長時間貯蔵されるこ
とができなお十分な量の生存及び伝達性細菌を含む)を提供することについては
何も開示していない。吸収性物品のような消費製品が長時間かつ物品の品質がそ
こなわれる危険なく非理想条件下で貯蔵されることができることは絶対に必要で
ある。従って、特に不利な条件下での長時間貯蔵に対して採用される吸収性物品
に対する要求がある。
【0022】 発明の概要 乳酸菌の懸濁液を吸収性製品に適用し、その後で吸収性製品が製品の吸収性芯
の重量の百分率として計算して、10%より小さい、好ましくは5%より小さい
、最も好ましくは1%より小さい湿分含量に乾燥されることにより、上述の問題
が克服され、かつ高品質が保証されることが今や判明した。吸収性製品はおむつ
、衛生ナプキン、パンティライナー、失禁ガードまたは同様物品であることがで
きる。既述のように、それは乳酸菌を含み、この物品は会陰領域の使用者の皮膚
と接触して保持されることを意図しており、そこでは乳酸菌が使用者の皮膚に、
そして適用可能であるときは会陰領域の粘膜に、伝達されるように配置されて、
前記会陰領域内の微生物の望ましくない菌株の拡散と確立を減ずる微生物学的バ
リヤを形成する。
【0023】 図面の簡単な説明 この発明が添付図面に関して今やより深く説明されるであろう。 図1は選択された乳酸菌と望ましくない微生物の間の干渉試験で得られた結果
を示す。 図2はインサートの形の発明試験製品の構成を概略的に示す。
【0024】 発明の詳細な説明 かくして、発明吸収性物品は乳酸菌を着用者の会陰に伝達することを意図して
おり、それにより会陰の望ましくない微生物の菌株に対する生存条件を減ずる微
生物学的叢を作る。望ましくない微生物はそれにより着用者の肛門から尿性器器
官への拡散が防がれる。
【0025】 乳酸菌、または乳酸菌を含む調製物がおむつ、衛生ナプキン、パンティライナ
ー、失禁ガード及び同様物品のような吸収性物品に適用される。
【0026】 一般に、乳酸菌はその細菌の懸濁液を着用者に対面することを意図している物
品の表面に添加することにより物品に適用される。好ましくは、この懸濁液は、
スキムミルクを含む。懸濁液は懸濁液の合計容積を減らすために濃縮されるのが
有利であるが、他方で高濃縮懸濁液はパイプ及びノズルの閉塞問題を導くかもし
れない。適当な濃度は1×10から1×1012cfu/ml(コロニー形成
単位/ml)の範囲内、好ましくは1×1010から1×1011cfu/ml
の範囲内である。この懸濁液は物品上にそれを噴霧しまたは注ぐことにより添加
されることができる。懸濁液の水性部は直ちに物品の下方部の吸収層中に吸収さ
れ、実質的に乾燥状態の、着用者に最も近い物品の上方部内に細菌を残す。この
吸収にもかかわらず、完成物品の湿分含量が製品の吸収性芯の重量の百分率とし
て計算して、10%より小さい、好ましくは5%より小さい、特に好ましくは1
%より小さいことを確保するために乾燥工程を実行することが必須であることが
判明した。
【0027】 乳酸菌は好ましくは会陰の望ましくない微生物の増殖に抑制効果を持つであろ
う。
【0028】 この発明に従って使用するのに適した乳酸菌はラクトバシラス、ラクトコッカ
スまたはペジオコッカス属の一つまたはそれ以上の菌株を含む。しかし、乳酸菌
は好ましくはラクトバシラス属からの一つまたはそれ以上の菌株からなるであろ
う。
【0029】 乳酸菌はまたpH低下物質または乳酸菌の生存を容易とするであろう補助物質
のような、他の成分と組み合わせられることができる。粉末スキムミルクはその
ような補助物質の一例である。
【0030】 発明吸収性物品はカプセル、バジトリウム(vagitorium)または幾つかの同様
な手段の助けにより腟内への乳酸菌の局部的投与と有利に組み合わされることが
できる。発明物はまた有利に抗生物質処置と、例えば尿性器感染の処置と直接関
連して使用されることができる。
【0031】 この発明は使用者の会陰と接触して着用されることを意図している全ての形式
の吸収性物品に適用されることができる。乳酸菌はそこでは吸収性物品の吸収性
本体の成分として含まれることができ、または物品の液体透過性ケーシングシー
ト内にまたはその上に、または液体透過性ケーシングシートと吸収性本体の間の
液体輸送層内にまたはその上に、適用されることができ、またはティッシュ層ま
たは同様物のような別個の担体上に適用されることができる。吸収性物品はおむ
つ、衛生ナプキン、失禁ガード、またはパンティライナーであることができる。
そのような物品は通常ケーシング内に収容された吸収性本体またはパッドを含み
、そこではケーシングは好適には使用時に着用者に近い方に位置することを意図
している表面を覆って液体透過性外シートを含む。液体バリヤ層、例えばプラス
チックフィルムの形のものが使用時に着用者から遠い方に位置する対向表面に隣
接して配置されるとき利益が与えられる。
【0032】 乳酸菌が物品ケーシングの内部に配置されるとき、この発明に関して細菌が着
用者の会陰の皮膚に対して位置することを意図している物品の表面にあるケーシ
ングを通過することができることが必須である。
【0033】 吸収性物品内の乳酸菌の数が10cfuと1011cfuの間に、好ましく
は10cfuと1010cfuの間にあるとき有利であることが見出された。
【0034】 これに代えて、吸収性物品は通常の吸収性物品の液体透過性外シートへのその
取り付けのための手段を含むインサートの形を持つことができる。そのようなイ
ンサートの使用による一利点は多数の異なる寸法と型の乳酸菌を備えた製品を造
る必要が避けられることである。
【0035】 既述のように、本発明の目的は微生物学的拮抗の助けにより肛門から尿性器器
官への細菌の拡散を減らすであろう前述の種類の吸収性物品を提供することにあ
る。この目的はこの発明による乳酸菌を含む吸収性物品により達成された。この
吸収性物品は規則正しくかつ会陰領域の着用者の皮膚と接触して使用されること
を意図している。この場合、規則正しい使用は発明物品の日常的な使用または殆
ど日常的な使用を意味する。乳酸菌はそこでは使用者の会陰領域に適用され、か
くしてこの会陰領域内の望ましくない微生物のための生存条件を減ずる微生物学
的叢をこの領域内に作りかつ維持し、そこでは肛門から尿性器器官へのこれらの
微生物の拡散を防ぐ。
【0036】 尿性器感染と関連する種の例は大腸菌、エンテロバクター、クレブシエラ、シ
ュードモナス、プロテウス、腐生ブドウ球菌(Staphylococcus saprophyticus)
、表皮ブドウ球菌、B群連鎖球菌、腸球菌、カンジダ種、クラミディア種、ガー
ドネレラバージャイナリス(Gardnerella vaginalis )、モビランカス(Mobilu
ncus)及びバクテロイデス種である。
【0037】 前述のように、この発明は微生物学的拮抗に基づいている。微生物学的拮抗は
微生物または微生物の組み合わせが他の微生物を抑制するであろうことを意味す
る。拮抗性菌株は前述の望ましくない微生物の幾つかに通常の干渉技術により増
殖抑制効果を表わすに違いない。適切な拮抗性微生物の他の重要な要求はその貯
蔵中の生存能力であり、その増殖能力または使用中の製品のその活性を維持する
能力である。
【0038】 拮抗性微生物は、感染または皮膚変化の形で人間に負の生物学的効果を与えず
非毒性の自然に発生する生物であることができる。しかし、拮抗性微生物はまた
生物工学的方法により作られることができる。
【0039】 乳酸菌のある菌株は使用者の会陰内の望ましくない細菌株に強力な抑制効果を
持つ。この抑制効果は乳酸菌が例えば乳酸生成によりpHを下げること、利用し
うる栄養素に対する競合、レドックス電位の減少、過酸化水素の生成、酵素、毒
素または殺菌性タンパク質のような特定の抑制物質または成分の生成、及び利用
しうる結合サイトに対する競合のような、種々の機構を通して作用する多数の拮
抗性を持つという事実にその根拠を持つ。拮抗効果はある例では追加的pH−低
下物質を添加することにより更になお上昇させることができる。
【0040】 使用者の会陰内に存在する望ましくない微生物の増殖は前記の望ましくない微
生物に対して拮抗性を表わす乳酸菌をこの発明の製品に添加することにより抑制
されることができる。望ましくない種の少なくともある微生物はまたこの方法で
殺滅されることができる。製品に添加される微生物は希望の効果を達成するよう
な量で添加されかつそのような活性を持たねばならない。この効果は製品当り拮
抗性微生物の数が10cfuより、好ましくは10cfuより、特に好まし
くは10cfuより大きいときに通常達成される。
【0041】 拮抗性微生物の使用により与えられる一つの利点は、潜在的病原性微生物のフ
ェイバリング(favouring )及びそれによる抗生物質及び化学薬剤に対する抵抗
性の病原性菌株の発生の危険のような、マイクロ環境上の望ましくない選択圧力
を避けることである。この抗菌システムは自然の生物学的方法に基づいているの
で、生態学的及び毒性的環境妨害の危険が減らされる。
【0042】 この発明製品は、例えば液体不透過性バックシートを持ちまたは持たず0−1
0%の高吸収剤粉末と混合された100−200g/mセルロースパルプを含
む吸収性層を含む典型的なパンティライナーの形の担体を含むことができる。使
用時に着用者に近い方に位置することを意図するこの製品の側は好適には製品当
り10−1011、好ましくは10−1010cfuであるであろう濃度の
乳酸菌を含む。発明製品は好ましくは微生物の生存を助けるであろう適当な物質
を含むであろう。一つのそのような助剤は例えば粉末状スキムミルクであること
ができる。製品の一般的形にかかわらず、発明製品はまた拮抗効果を更に強化す
るための適当なpH−低下物質を含むことができる。
【0043】 例 以下の例は発明製品の効果を更に示すことを意図している。
【0044】例1 細菌拮抗が寒天オーバレイ法により実行された試験の助けにより研究された。
この方法は寒天層を通しての乳酸菌により作られた増殖抑制物質の拡散及びそれ
らの試験生物の増殖の抑制に基づいている。
【0045】 乳酸菌、それぞれLB13,LB14及びLB16で示されたラクトバシラス
の三つの菌株、及びそれぞれL3,L4,L5,L9及びL26で示されたラク
トコッカスの五つの菌株、がメルク社からの栄養ブイヨン内で一夜培養で培養さ
れた。ラクトコッカスはM17で、ラクトバシラスはMRSで培養された。M1
7及びMRS(25ml)の寒天(2%)がそれぞれ各細菌の1.0mlと混合
されペトリ皿内で成型された。寒天プレートが37℃で一夜温置された。MRS
を持つプレートはCO雰囲気内で温置された。参照プレートは対応方式で、し
かし乳酸菌なしで調製された。25ml寒天を含む新鮮な層がペトリ皿内の存在
する層の上に鋳こまれ、固化させられた。
【0046】 それぞれ大腸菌、クレブシエラ種及びプロテウス種のグラム陰性菌の形の試験
生物及び100,91及び50菌株がそれぞれブイヨン内で培養されて、10 cfu/mlに相当する希釈がBertani トレー中で調製された。次いで試験細菌
がSteers Steel Pin Replicator(Steers Eら、J. Antibiot Chemother(1979,9,3
07) )の助けにより新しい寒天層上に刻印された。このプレートは24時間37
℃で温置された。温置に続いて、プレートは読まれ参照プレートと比較された。
プレートを読むとき、“増殖”、“抑制”または“ゼロ増殖”がそれぞれの試験
生物に対して記録された。全ての寒天層のpHが測定され、5.0以下のpHを
持つそれらのプレートはpH−調整された寒天で、すなわちpH減少に反作用す
るように少量のグルコースが添加された寒天で、再試験された。抑制されたまた
はゼロ増殖を与えた試験生物の合計数の百分率が計算された。
【0047】 図1の図表はラクトバシラス及びラクトコッカス属の選択された菌株の存在に
より抑制された大腸菌、クレブシエラ及びプロテウスの異なる菌株の百分率を示
す。ラクトバシラス菌株LB13及びLB16が実際に全ての病原性菌株に抑制
効果を持つことが明らかである。LB14で示されたラクトバシラス菌株は全て
の大腸菌株の、約80%のプロテウス菌株の、そしてわずかに30%以上のクレ
ブシエラ菌株の増殖を抑制した。用いられたラクトコッカス及びラクトバシラス
の全てが幾つかの病原性菌株に増殖抑制効果を持った。ラクトコッカス菌株のう
ち、病原体の最高百分率の抑制はL26とL9により得られ、この両者は実際上
全ての大腸菌株に及び高百分率でクレブシエラ菌株に抑制効果を持っていた。
【0048】例2 パンティライナーを着用している人の会陰への乳酸菌の伝達を研究する意図で
次の試験が実行された。全ての試験対象人は年令3−60才の女性であった。あ
る場合には、試験は関係する試験対象人の月経期間間に実行された。試験製品は
液体透過性ケーシングシート、液体不透過性バックシート、及びそれらの間にサ
ンドイッチされた100−200g/mの化学セルロースパルプの吸収層を含
んだ通常のパンティライナーから作られた。選択された乳酸菌の懸濁液が製品当
り10cfuの濃度で試験製品の吸収側に噴霧された。
【0049】 試験対象人の会陰内の乳酸菌の存在はいわゆるスワブ試験(swab test)の助 けにより決定された。この場合、細菌は脱脂綿トップを備えた滅菌スチックを滅
菌塩類溶液中に浸し、このスチックのトップを皮膚の規定領域に渡ってなでるこ
とにより集められた。20人の試験対象人の会陰内の乳酸菌の存在がこの方法で
決定され、測定されていわゆる0−試料(背景試料)を得た。次いで試験対象人
は朝の時間に渡って5時間パンティライナーを着用した。次いでこのパンティラ
イナーが取り外され、パンティライナーを取り外した後直ちに乳酸菌の存在が再
度測定された。この試験は試料1として示された。試料2として示された、更な
る試験が更に4−5時間後に行われた。試験対象人のだれもが試験製品に添加さ
れた乳酸菌の選択されたタイプの自然保因者でなかったことを確かめるために、
各試料採取の場合に乳酸菌のタイプが同定された。用いられた同定法はAPI(
API−システム、La Balme les Drottes,38390 Montalieu, Vercieu,France
)であった。
【0050】 これらの測定法により得られた結果は表1に明らかにされている。
【表1】
【0051】 表1から明らかなように、試験製品に添加された選択された乳酸菌は試験製品
が試験対象人により着用されたとき活性化されており、選択された乳酸菌が前記
人の会陰領域に伝達されており、試験製品を除去した後比較的長時間の間でさえ
前記領域内に存在していることが見出された。
【0052】例3 髄膜脊髄瘤を疾っている子供の尿−会陰の叢に対する乳酸菌の添加効果を示す
目的で臨床研究が実行された。この研究は盲、無作為及び交叉設計によった。2
才から17才の23人の子供がこの研究に参加した。全ての子供はおむつ着用者
であった。乳酸菌を持つ及び持たないインサートの形の試験製品が標準おむつの
皮膚に最も近くに置かれた。
【0053】 用いられたインサート1の構成は図2に示されている。インサート1の最上方
、すなわち着用者の皮膚に最も近い方に配置されているのは不織材料から作られ
た液体透過性ケーシングシート2である。薄いティッシュ層3がケーシングシー
ト2に直ぐ隣接してかつその内側に配置されている。インサート1はまたセルロ
ースフラッフパルプと高吸収性物質の混合物からなる吸収性パッド4を含む。テ
ィッシュ層3に近い方の吸収性パッド4の表面に置かれているのはインサート当
り10cfuの濃度の選択された、凍結乾燥された乳酸菌の添加物を持つまた
は持たない凍結乾燥ミルク粉末5の層である。ティッシュ層3、吸収性パッド4
及び粉末ミルク5は液体透過性ケーシングシート2と不織材料の同様な液体透過
性バックシート6との間に収容されていた。
【0054】 インサート1を試験対象子供により着用されたおむつに固定するために、使用
時におむつに近い方に位置することを意図した底表面6上に二つの接着剤ひも7
が設けられた。接着剤ひも7はインサート1をそれぞれのおむつ内に置く前は、
剥離紙8により保護されていた。
【0055】 吸収性パッド4は10%高吸収性粉末を添加された150g/mのケミサー
モメカニカルパルプの吸収性層として形成された。この場合には凍結乾燥乳酸菌
を添加された、凍結乾燥ミルク粉末が吸収性パッド4に対面するティッシュ層3
の表面上に散布された。ティッシュ層3は約20g/mの単位面積当り重量を
持ち、ミルク粉末の上部に置かれた。ケーシングシート2とバックシート6は約
17g/mの単位面積当り重量を持つ不織材料からなり、吸収性ユニット3−
5の両側にラミネートされた。このようにして作られたインサート1は約9cm
の最大幅、約6.5cmの最小幅、及び約24cmの長さを持つ砂時計形状を持
っていた。
【0056】 試験は3週間の中間期間を持つ6+6週間の期間に渡り続けられた。尿培養が
それぞれの試験期間に先立ち及びその期間中(2週間間隔で)なされ、定量的決
定が会陰及び尿道口からなされた。得られた細菌の数は0と5の間の測定尺度に
転換された。ここで0はcfu<10を示し、1は10と10の間のcf
uを示し、等々である。
【0057】 得られた結果は表2に記載されている。
【表2】
【0058】 表2から選択された乳酸菌を含むインサートが会陰内及び尿内の潜在尿路病原
体(PUP)の数の統計的に有意な(P<0.05)減少を提供することが明ら
かである。
【0059】例4 この発明による吸収性物品内の乳酸菌の生存を研究する意図で次の試験が実行
された。試験製品は液体透過性ケーシングシート、液体不透過性バックシート、
及びそれらの間にサンドイッチされた100−200g/mの化学セルロース
パルプの吸収性層を含む通常のパンティライナーから造られた。塩類溶液スキム
ミルク内の選択された乳酸菌の懸濁液の約150μlが試験製品の吸収側に製品
当り約9.0×10cfuの濃度で、噴霧された。幾つかの試験製品はそれら
がプラスチック包装体中に包装される前に10%(重量)より低い湿分含量まで
乾燥され、一方他の製品は先行乾燥工程なしに包装された。生存乳酸菌の量は標
準的方法を用いてそれぞれ14,28,40及び53日後に決定された。これら
の試験の結果は以下の表3に開示されている。
【表3】
【0060】 上の表3から明らかなように、生存可能な乳酸菌の量は試験期間中に減少しな
い。しかし、もし乾燥工程が包装前に実行されないと生存可能な乳酸菌の量は顕
著に減少する。
【0061】 この発明は以下の請求の範囲の範囲内で多数の改変及び更なる実施例が考えら
れると理解されるであろうから、前述の例に限定されると考えられるべきではな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 選択された乳酸菌と望ましくない微生物の間の干渉試験で得られた結果を示す
【図2】 インサートの形の発明試験製品の構成を概略的に示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フォルスグレン−ブルスク, ウッラ スウェーデン, エス−435 43 メール ンリユーケ, プロモンヴェーゲン 35 (72)発明者 グラン ホカンソン, エヴァ スウェーデン, エス−903 31 ウメア, ニガタン 74 (72)発明者 ホカンソン, ステラン スウェーデン, エス−903 31 ウメア, ニガタン 74 (72)発明者 ホルム, スティグ イー. スウェーデン, エス−907 38 ウメア, ノッラ ギモネスヴェーゲン 25 Fターム(参考) 4C003 AA07 AA12 BA02 FA02 HA02 4C081 AA01 AA12 AC05 BA14 BB01 CB042 CD022 CD34 CD35 CE02 DA02 DA15 DC02 DC14 EA02 EA06

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 おむつ、衛生ナプキン、パンティライナー、失禁ガード、イ
    ンサートまたは同様物品のような吸収性製品であって、乳酸菌を含み会陰領域の
    使用者の皮膚と接触して保持されることを意図しているものであって、更に乳酸
    菌が使用者の皮膚及び適用可能なときは会陰領域の粘膜に伝達されるように配置
    されており前記会陰領域内に望ましくない微生物汚染を拡大し確立する条件を減
    ずる微生物学的バリアを形成するものにおいて、前記吸収性製品が前記乳酸菌の
    懸濁液を適用し、その後に吸収性製品が製品中の吸収性芯の重量の百分率として
    計算して、10%より小さい、好ましくは5%より小さい、最も好ましくは1%
    より小さい湿分含量に乾燥されることにより製造されていることを特徴とする吸
    収性製品。
  2. 【請求項2】 乳酸菌が使用者の会陰内の望ましくない微生物に対して抑制
    効果を示すことを特徴とする請求項1に記載の製品。
  3. 【請求項3】 乳酸菌がラクトバシラス、ラクトコッカスまたはペジオコッ
    カス属からの一つまたはそれ以上の菌株を含むことを特徴とする請求項1又は2
    に記載の製品。
  4. 【請求項4】 乳酸菌がラクトバシラス属からの一つまたはそれ以上の菌株
    からなることを特徴とする請求項3に記載の製品。
  5. 【請求項5】 製品がpH低下物質を含むことを特徴とする請求項1〜4の
    いずれか一つに記載の製品。
  6. 【請求項6】 製品が乳酸菌の生存を容易とするための補助物質を含むこと
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の製品。
  7. 【請求項7】 前記補助物質が粉末スキムミルクであることを特徴とする請
    求項6に記載の製品。
  8. 【請求項8】 請求項1−7のいずれか一つによる吸収性物品であって、乳
    酸菌が前記物品内に含まれた液体透過性ケーシングシート(2)内にまたはその
    上に配置されていることを特徴とする吸収性物品。
  9. 【請求項9】 請求項1−7のいずれか一つによる吸収性物品であって、乳
    酸菌が液体透過性ケーシングシート(2)の下に直接位置していることを特徴と
    する吸収性物品。
  10. 【請求項10】 乳酸菌が前記物品内に含まれた吸収性パッド(4)内にま
    たはその上に配置されていることを特徴とする請求項8または9に記載の吸収性
    物品。
  11. 【請求項11】 請求項1−10のいずれか一つによる吸収性物品であって
    、その物品が10と1011cfuの間、好ましくは10と1010cfu
    の間の数の乳酸菌を含むことを特徴とする吸収性物品。
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