JP2001517773A - 熱交換装置 - Google Patents

熱交換装置

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Abstract

(57)【要約】 この熱交換装置は、ポリマー組成物で形成される。この熱交換装置は、プロセス流体と熱交換流体との間に物質移動が生じないようにして両流体を間で熱交換させる少くとも2つの通路と熱交換バリヤー(18)を含む。この熱交換装置は、プロセス流体のための入口(24)と、プロセス流体のための出口(26)と、熱交換流体のための入口(28)と、熱交換流体のための出口(30)を有する。スペーサ層(17)は、低い伝熱率を有する組成物で形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、熱交換装置に関し、特に、ポリマー材で形成された熱交換装置に関
する。
【0002】 (背景技術) 現在、プロセス流体の温度を調整するための熱交換装置は、プロセス流体に熱
を与えるか、それから熱を抽出する加熱又は冷却熱交換流体(熱交換媒体)を通
すための流路を形成するように構成されている。流体間の熱伝達(伝熱)は、導
管の薄肉壁のような薄い伝熱性(熱伝導性)バリヤーを通して行われる。現在市
販されている熱交換装置の大多数は、ステンレス鋼のような金属で製造されてい
る。
【0003】 熱交換装置の素材として金属を使用することは、重量が重くなることと製造コ
ストが高くなることを含め、幾つかの重要な欠点をもたらす。金属は良好な熱伝
導体であるから、熱交換器の周辺大気が冷却剤に対する望ましくない熱源になっ
たり、あるいは、熱交換器に用いられる加熱用流体からの望ましくない熱抽出体
となったりする。その上、腐蝕性の流体を取り扱う場合は金属素材の使用は大き
な制約を受け、一般に、特殊な高価な金属の使用を必要とする。更に、大抵の金
属は水性液体等の液体に濡れやすく、その結果、化学反応によるなどして液体と
の相互作用を促進し、金属素材の汚れの原因ともなる。
【0004】 従って、高い熱交換効率を有する熱交換装置を提供することが望まれており、
更に、高い熱交換効率を有し、しかも、容易に製造することができる熱交換装置
を望む要望がある。
【0005】 (発明の開示) 本発明は、完全に、又は、実質的に完全にポリマー材で形成された熱交換装置
に関するを提供する。本発明の熱交換装置(「熱交換器」とも称する)は、熱を
与えるべき、又は、熱を抽出すべき(奪うべき)プロセス流体のための少くとも
1つの通路と、プロセス流体から熱を抽出する、又は、プロセス流体に熱を与え
る熱交換装置側流体(熱交換流体即ち媒体)のための少くとも1つの通路を備え
ている。本発明の熱交換装置は、上記両通路と、両通路間の熱交換バリヤーを含
むように構成される。この熱交換バリヤーは、両通路間の流体の物質移動を防止
しつつ、両通路の流体間の熱伝達を可能にする。各通路には、流体の乱流を促進
し、従って、伝熱(熱伝達)を促進するスクリーンを設けることができる。この
熱交換器は、熱交換流体のための流体入口と流体出口を有する。熱伝達は、ポリ
マー材製バリヤー、金属製バリヤー又は金属−ポリマー材積層バリヤー等の薄い
バリヤーを介して行われる。
【0006】 本発明の熱交換装置は、その使用中熱交換流体とプロセス流体との混合を防止
するような態様に流体通路を画定するスクリーンと伝熱(熱伝達)層を金型成形
することによって形成される。この熱交換装置は、又、熱交換流体のための流体
入口と流体出口を有し、プロセス流体のための流体入口と流体出口を有する。プ
ロセス流体と熱交換流体をそれぞれの所定の通路内に封入し、入口及び出口を密
封するために端部キャップを設けることもできる。
【0007】 (発明を実施するための最良の形態) 本発明の熱交換装置は、非多孔質伝熱層(熱伝達層)と、スペーサ層を含む素
子の積重体から形成される。換言すれば、本発明の熱交換装置は、非多孔質伝熱
層と、スペーサ層を含む複数の素子を積重することによって形成される。スペー
サ層は、プロセス液体流と熱交換流体のための流路を設定する。伝熱層とスペー
サ層を総称して「動作層」と称することとする。ここでモジュールと称される素
子は、少くとも1つの非多孔質伝熱層と少くとも1つのスペーサ層を含む2つ又
は3つの部品から形成される。3部品モジュールは、1つのスペーサ層と、その
両側表面にそれぞれ1つづつ積重した2つの伝熱層とで構成することができる。
スペーサ層は、画定された開放容積空間を形成するものであってもよく、あるい
は、スクリーンのような単一の多孔質層から成るものとしてもよい。スペーサ層
として開放容積空間を用いる場合は、スペーサ層に開放容積空間の周縁を形成す
る1つのリム又は2つの互いに嵌合するリムを形成し、その開放容積空間が複数
のモジュール又は1つのモジュールと熱交換装置の一端を分離するように構成す
る。
【0008】 モジュールは、スペーサ層と伝熱層を交互の層として配列する限り、必要なら
ば、3つの動作層で形成することができる。これらのスペーサ層と伝熱層をこの
ように交互に配列することによって望ましくない物質移動を回避して望ましい熱
伝達を実施することができる。スペーサ層は、液体を通流させることができる複
数の穴、複数のチャンネル又は開放容積空間を有する素子によって構成すること
ができる。スペーサ層は、プロセス液体流と熱交換流体流との間で熱を伝達させ
る伝熱層に隣接又は接触している。
【0009】 積重体の一部を構成するモジュールは、積重体内に位置づけする前に予め密封
し、しかる後、インサート成形する。(即ち、モジュールを金型内に予めインサ
ートして挿入しておいて積重体の他の層と一緒に成形する。成形後はモジュール
はインサートして積重体の一部となる。)モジュールの予備密封形態は、積重体
内での素子の位置によって決められる。モジュールはプロセス流体のためのスペ
ーサ層か、熱交換流体流のためのスペーサ層のいずれかを含むものとすることが
できるが、プロセス流体のためのスペーサ層を含むモジュールの場合は、プロセ
ス流体のためのスペーサ層が熱交換装置のプロセス流体入口ポート及びプロセス
流体出口ポートに対しては開放し、熱交換流体入口ポート及び熱交換流体出口ポ
ートに対しては閉じた形態となるようにモジュールを予め密封しておく。一方、
熱交換流体のためのスペーサ層を含むモジュールの場合は、プロセス流体のため
のスペーサ層が熱交換流体入口ポート及び出口ポートに対しては閉じ、プロセス
流体及びプロセス流体出口ポートに対しては開放した形態となるようにモジュー
ルを予め密封しておく。
【0010】 濾過装置を形成するための積重体中の複数の単層素子は、スペーサ層か伝熱層
のどちらかで構成する。装置を形成するための積重体に用いられる伝熱層は、薄
い層とし、ポリマー材層、金属層、又は、アルミニウムのような金属層とポリマ
ー材層との積層体で構成することができる。
【0011】 本発明の熱交換装置を形成するための代表的な好適なポリマー組成物は、約2
0BTU‐inch/Hr‐Ft2‐°F未満の、好ましくは約1〜3の熱伝導 率を有するものであり、例えば、ポリイミド、ポリエーテルエーテルケトン(P
EEK)、セルロース、ポリプロピレン、ポリジ弗化ビニリデン(PVDF)、
ポリスルフォン、パーフルオロセルコキシ樹脂(PFA)、ポリエーテルスルフ
ォンン、ポリカーボネート、アクリルニトリル‐ブタジエン‐スチレン、ポリエ
ステル、ポリ塩化ビニル(PVC)、アクリル、ポリテトラフルオロエチレン、
弗素化エチレンポリマー、ポリアミド等又はそれらのブレンド(充填剤入り又は
充填剤無し)等がある。
【0012】 非多孔質伝熱層は、熱交換装置を形成するためのポリマー組成物として上述し
たポリマー組成物を含むポリマー組成物、又は、アルミニウム又はステンレス鋼
のような金属層、又は、ポリマー組成物と金属層との積層体で形成することがで
きる。伝熱率(熱伝達率)を高めるためには、少くとも約60、好ましくは少く
とも約110の伝熱率を有する金属層を用いることが好ましい。一般に、伝熱層
は、約0.5〜約10ミル、好ましくは約2〜約3ミルの範囲の厚さを有するも
のとする。
【0013】 密封材として好適なポリマー組成物は、濾過装置内で望ましい密封形態を設定
し、伝熱層、スペーサ層、各ポート及びハウジング素子を含む、各素子を劣化さ
せない組成物である。更に、密封材用ポリマー組成物は、装置の使用中、抽出物
を劣化させたり、あるいは、自身が抽出物の供給源となってはならない(抽出物
を放出してはならない)。密封材用ポリマー組成物として好適な代表例は、熱交
換装置のための素材として上述したポリマー組成物をベースとした組成物を含む
各種熱可塑性ポリマー組成物である。
【0014】 密封は、インサート成形融着法、振動接合、接着剤等を含む任意の慣用の手段
によって行うことができる。
【0015】 図1及び2を参照して説明すると、本発明の熱交換装置は、スクリーン等によ
って構成することができる熱交換液体のためのスペーサ層16と、伝熱層18と
、熱交換液体入口ポート10及び熱交換液体出口ポート12を有する端部キャッ
プ20から形成する。モジュール14は、伝熱層18とスペーサ層16と端部キ
ャップ20をインサートとして金型内に入れて、プラスチック組成物をそれらの
層の周りに成形するとともに、選択的にそれらの層の内部へも注入成形し、それ
らの層の周りに第1シール(密封)を形成するとともに、周縁***リブ22(図
2参照)を形成する。
【0016】 図3に示されるモジュール15も、伝熱層とスペーサ層と端部キャップ23か
ら形成する。モジュール15の端部キャップ23は、プロセス流体入口ポート2
4と、プロセス流体出口ポート26と、熱交換流体入口28と、熱交換流体出口
30を有するという点でモジュール14の端部キャップ20と異なる。モジュー
ル15の周縁に密封リップ19を延設し、それをモジュール15の密封リップ(
図示せず)と嵌合合致させることによって熱交換流体とプロセス流体との間にシ
ールを設定するようになされている。
【0017】 モジュール14,15並びにスペーサ層17を撓み防止端部キャップ32と3
4の間に挟んで金型内に入れ、金型内でインサート成形することによってそれら
の素子をすべて結合させて第2シールを形成する。撓み防止端部キャップ32,
34は、高い内部圧力に耐えることができるように熱交換装置36(図4)を強
化する働きをする。
【0018】 図6に示されるように、熱交換流体は、入口28内へ導入され、導管36及び
38によってモジュール14と15の間に介設されたスペーサ層16,16内へ
導かれる。熱交換流体は、モジュール14,15のスペーサ層16,16に流体
連通している(流体を通流させる態様で連通している)導管40,42と流体連
通した出口30を通して熱交換装置37から排出される。プロセス流体は、入口
24を通して熱交換装置36内へ導入され、スペーサ層17に通され、出口26
を通して排出される。
【0019】 図7を参照して説明すると、本発明の熱交換装置36は、濾過装置又は濾過モ
ジュール50と連携して使用することができる。プロセス流体のための貯留器5
1は、貯留器51と濾過装置50との間に流体連通を設定する2つのマニホール
ド52,54によって濾過装置50に接続される。マニホールド52は、貯留器
51と一体に形成するか、あるいは、貯留器51の頂部の外周嵌め込むことがで
きる別個のフランジ部材と一体に形成してもよい。貯留器51及びコネクタ60
と流体連通したコネクタ58は、弁62が開放されたとき、ポンプ(図示せず)
に流体連通する。マニホールド52は、図に示されるように貯留器51のための
支持体53と一体的に形成することができる。又、マニホールド52及び54は
、貯留器51と一体的にに形成するか、あるいは、濾過装置50とでなく貯留器
51とインタフェース接触する部材と一体的にに形成する。なぜなら、貯留器5
1ではなく、濾過装置50の方が定期的に交換されるからである。
【0020】 コネクタ60は、ポンプ(図示せず)に流体連通した筒状導管(図示せず)に
接続されると、ポンプに流体連通する。コネクタ60は、供給物(プロセス流体
)を熱交換装置36へ送給するためにプロセス流体供給チャンネル62に流体連
通している。プロセス流体は、図6を参照して先に述べたように、入口24を通
して熱交換装置36に流入し、出口26を通って熱交換装置から流出する。次い
で、プロセス流体は、マニホールド64を通り、濾過モジュール50の入口66
を通って濾過モジュール50に流入する。
【0021】 一方、熱交換流体は、入口70及び28を通って熱交換モジュール36へ流入
し、出口30及び72を通って流出する。コネクタ78,80,82,84に取
り付けられた追加の濾過モジュール(図示せず)のために追加の透過液出口74
,76を設けることもできる。
【0022】 濾過モジュール50は、本明細書に参照用として編入される1997年5月1
5日付の米国特許願第08/856,856号に開示されているような構成のも
のであり、供給流体を透過液(篩下)と不透過液(篩上)を分離し、透過液を出
口66及び68を通してモジュール50から排出する。濾過されなかった不透過
液は、不透過液チャンネル100に通され、筒状導管101を通して貯留器51
へ再循環される。
【0023】 貯留器51の開口86が密封されている場合は、空気フィルタ(図示せず)を
備えたフィルタハウジング90によって密封されているポート88を通して空気
を貯留器51内へ導入することができる。この空気フィルタは、慣用の滅菌フィ
ルタである。貯留器51へ入来する空気は、使用空気フィルタを慣用の滅菌フィ
ルタとした場合は、滅菌することができる。この入来空気は、廃棄された透過液
を押し退け、濾過操作の連続した継続を可能にする。
【0024】 添付図は、本発明の装置を向流流れ(プロセス流体と熱交換流体を互いに対向
する反対方向の流れとして通流させる)処理ベースとした場合を例示しているが
、本発明の装置は、プロセス流体と熱交換流体を同方向に通流させる態様で使用
することもできる。更に、プロセス流体と熱交換流体を通流させるスペーサ層を
反転させることもできる。
【0025】 以下の例は、本発明を例示するためのものであり、本発明を限定するためのも
のではない。
【0026】例 1 この例は、図4及び5に示された熱交換装置の総伝熱係数と効率をいろいろな
異なる流量及び流れパターンを用いて算出した結果を示す。
【0027】 熱交換装置を正しく評価するためには、その総伝熱係数と効率を算定する必要
がある。これらの特性(総伝熱係数と効率)はいずれも流量に依存しているので
、質量流量に対する関係を規定しなければならない。総伝熱係数Uの定義は下記
の通りである。
【0028】 U=Q/A・△TLM (1) ここで、Qは伝熱量(伝達された熱の量)、Aは熱伝達のための利用可能な面積
、△TLMは対数平均温度差である。Aと△TLMは容易に測定することができ、伝
達された熱の量(伝熱量Q)は流体の熱容量を基にして計算することができるか
ら、総伝熱係数Uは容易に算定することができる。
【0029】 熱交換装置の効率は、測定された伝熱量Qを最大限伝熱量QMAXによって除す ることによって求められる。QMAXは、下式によって定義される。 QMAX=(mCPmin・△Tmax (2)
【0030】 熱交換装置に供給される加熱/冷却流体に対してインライン関係に環状流量計
を設置した。プロセス流体(水)のの流量をバランス・アンド・ストップウオッ
チを用いて測定した。温度の測定は、熱交換装置の4つの入口/出口ポートに個
々に設置した4つの熱電対を介して行った。これらの熱電対をデータ収集パッケ
ージに配線接続し、得られた温度値を1秒ごとに収集した。ブロック平均関数を
用いて過去5秒間の平均読取値をマイクロソフトのエクセルワークシートに記入
した。
【0031】 冷却流体を約75mi/minの流量に設定した。プロセス流体は、10〜8
0mi/minのいろいろな異なる流量で通流させた。プロセス流体は、定常シ
ステムをモデル化するために循環させずに1回通しとした。流量を1分間重量基
準で測定しながら、その流量測定値での伝熱特性(熱伝達特性)を評価するため
に適正な温度を用いることができるように温度をも測定した。
【0032】 冷却水に関して用いたのと同じ手順に従って温水テストを実施した。ただし、
温水テストの場合は、温水をポンプで送る上での制限があるので、流量は約50
mi/minとした。
【0033】 実験は、4つの異なる流れパターンについて実施した。熱交換器は、向流と並
流という2つの異なる流れパターンで作動させることができる。更に、加熱/冷
却流体は、供給チャンネル(内側チャンネル又は中心チャンネル)又は外側チャ
ンネルを通して通流させることができる。これらの流れパターンのすべてについ
ていろいろな異なる流量でテストした。
【0034】 プロセス流体を冷却するためにプロピレングリコールを用いた場合の収集デー
タの結果が図8〜11に示されている。図12〜15は、プロセス流体を加熱す
るために温水を用いた点を除いては同様の条件で実施されたテストで収集された
データを示す。cal/(M2・min・°c)からBTU/(ft2・hr・°
F)に変換するには、0.039816を乗ずればよい。
【0035】 図8〜15のグラフによれば、対向流れパターンの熱交換器は、同じ流量とし
た場合の並流パターンの熱交換器より高い伝熱係数及び効率を発揮する。効率の
点からいえば、熱交換器は、加熱/冷却流体を供給チャンネル(中心チャンネル
)を通してポンプ送りする場合の方がより高い効率を発揮する。加熱/冷却流体
を中心チャンネルを通して通流することによって周囲環境への熱損失が最少限に
されるからである。このことは図8及び12に示されている。
【0036】 この熱交換器のための代表的なプロセス流体の流量は、30〜40mi/mi
nの範囲である。この流量範囲では、熱交換器の効率は、理想的な設定(流れパ
ターン及び流量等)では85%であるが、プロセス流体の流量と加熱/冷却流体
の流量の両方の変化とともに変化する。
【0037】 上述したように、この熱交換器の効率は、プロセス流体の流量が代表的な30
〜40mi/minの範囲である場合、85%である。熱伝達を最適化するため
には、加熱/冷却流体を供給チャンネル(中心チャンネル)を通して通流させて
向流パターンで作動させることが好ましい。この設定で作動させることにより周
囲環境への熱損失は、他の構成に比較して最少限にされる。向流パターンが好ま
しいのは、熱交換器の流路に沿っての温度駆動力が並流パターンに比べて均一に
保たれるからである。総伝熱係数Uの値は、150〜300BTU/(ft2・ hr・°F)(即ち、2500〜3700cal/(M2・min・°C))の 範囲内又はその範囲を超えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の熱交換装置を形成するのに用いられる構成部品の分解透視図
である。
【図2】 図2は、組み合わせ成形された図1の構成部品の透視図である。
【図3】 図3は、本発明の熱交換装置の形成態様を示す分解図である。
【図4】 図4は、撓み防止キャップを装着した図3の熱交換装置の分解図である。
【図5】 図5は、図4の完成した熱交換装置の透視図である。
【図6】 図6は、図5の装置の使用態様を示す図である。
【図7】 図7は、本発明の熱交換装置を用いた流体処理装置の透視図である。
【図8】 図8は、伝熱係数を例1の第1実施形態の質量流量の関数として示すグラフで
ある。
【図9】 図9は、伝熱係数を例1の第2実施形態の質量流量の関数として示すグラフで
ある。
【図10】 図10は、伝熱係数を例1の第3実施形態の質量流量の関数として示すグラフ
である。
【図11】 図11は、伝熱係数を例1の第4実施形態の質量流量の関数として示すグラフ
である。
【図12】 図12は、伝熱係数を例1の第5実施形態の質量流量の関数として示すグラフ
である。
【図13】 図13は、伝熱係数を例1の第6実施形態の質量流量の関数として示すグラフ
である。
【図14】 図14は、伝熱係数を例1の第7実施形態の質量流量の関数として示すグラフ
である。
【図15】 図15は、伝熱係数を例1の第8実施形態の質量流量の関数として示すグラフ
である。
【符号の説明】
10 熱交換流体入口ポート 12 熱交換流体出口ポート 14,15 モジュール 16 スペーサ層 17 スペーサ層 18 伝熱層 19 密封リップ 20 端部キャップ 22 周縁***リブ 23 端部キャップ 24 プロセス流体入口ポート 26 プロセス流体出口ポート 28 熱交換流体入口 30 熱交換流体出口 32,34 撓み防止端部キャップ 36 熱交換モジュール、熱交換装置 50 濾過モジュール、濾過装置 51 貯留器
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年3月17日(2000.3.17)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】 熱交換装置の素材として金属を使用することは、重量が重くなることと製造コ
ストが高くなることを含め、幾つかの重要な欠点をもたらす。金属は良好な熱伝
導体であるから、熱交換器の周辺大気が冷却剤に対する望ましくない熱源になっ
たり、あるいは、熱交換器に用いられる加熱用流体からの望ましくない熱抽出体
となったりする。その上、腐蝕性の流体を取り扱う場合は金属素材の使用は大き
な制約を受け、一般に、特殊な高価な金属の使用を必要とする。更に、大抵の金
属は水性液体等の液体に濡れやすく、その結果、化学反応によるなどして液体と
の相互作用を促進し、金属素材の汚れの原因ともなる。 従来技術の熱交換器は、FR−A−2290646及びUS−A474441
4に開示されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】 (発明の開示) 本発明によれば、特許請求の範囲に規定されたような熱交換装置が提供される
。本発明は、完全に、又は、実質的に完全にポリマー材で形成された熱交換装置
に関するを提供する。本発明の熱交換装置(「熱交換器」とも称する)は、熱を
与えるべき、又は、熱を抽出すべき(奪うべき)プロセス流体のための少くとも
1つの通路と、プロセス流体から熱を抽出する、又は、プロセス流体に熱を与え
る熱交換装置側流体(熱交換流体即ち媒体)のための少くとも1つの通路を備え
ている。本発明の熱交換装置は、上記両通路と、両通路間の熱交換バリヤーを含
むように構成される。この熱交換バリヤーは、両通路間の流体の物質移動を防止
しつつ、両通路の流体間の熱伝達を可能にする。各通路には、流体の乱流を促進
し、従って、伝熱(熱伝達)を促進するスクリーンを設けることができる。この
熱交換器は、熱交換流体のための流体入口と流体出口を有する。熱伝達は、ポリ
マー材製バリヤー、金属製バリヤー又は金属−ポリマー材積層バリヤー等の薄い
バリヤーを介して行われる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】 熱交換装置を形成するための積重体中の複数の単層素子は、スペーサ層か伝熱
層のどちらかで構成する。熱交換装置を形成するための積重体に用いられる伝熱
層は、薄い層とし、ポリマー材層、金属層、又は、アルミニウムのような金属層
とポリマー材層との積層体で構成することができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】 本発明の熱交換装置を形成するための代表的な好適なポリマー組成物は、約2
0BTUinch/Ft2・Hr・°F(2.884W/(m・k))未満の、好ま しくは約1〜3(約0.1442〜約0.4326W/(m・k))の熱伝導率
を有するものであり、例えば、ポリイミド、ポリエーテルエーテルケトン(PE
EK)、セルロース、ポリプロピレン、ポリジ弗化ビニリデン(PVDF)、ポ
リスルフォン、パーフルオロセルコキシ樹脂(PFA)、ポリエーテルスルフォ
ンン、ポリカーボネート、アクリルニトリル‐ブタジエン‐スチレン、ポリエス
テル、ポリ塩化ビニル(PVC)、アクリル、ポリテトラフルオロエチレン、弗
素化エチレンポリマー、ポリアミド等又はそれらのブレンド(充填剤入り又は充
填剤無し)等がある。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】 モジュール15も、伝熱層とスペーサ層と端部キャップ23から形成する。モ
ジュール15の端部キャップ23は、プロセス流体入口ポート24と、プロセス
流体出口ポート26と、熱交換流体入口28と、熱交換流体出口30を有すると
いう点でモジュール14の端部キャップ20と異なる。モジュール14の周縁に
密封リップ19を延設し、それをモジュール15の密封リップ(図示せず)と嵌
合合致させることによって熱交換流体とプロセス流体との間にシールを設定する
ようになされている。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】 図6に示されるように、熱交換流体は、入口28内へ導入され、導管33及び
38によってモジュール14と15の間に介設されたスペーサ層16,16内へ
導かれる。熱交換流体は、モジュール14,15のスペーサ層16,16に流体
連通している(流体を通流させる態様で連通している)導管40,42と流体連
通した出口30を通して熱交換装置36から排出される。プロセス流体は、入口
24を通して熱交換装置36内へ導入され、スペーサ層17に通され、出口26
を通して排出される。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】 添付図は、本発明の装置を向流流れ(プロセス流体と熱交換流体を互いに対向
する反対方向の流れとして通流させる)処理ベースとした場合を例示しているが
、本発明の装置は、プロセス流体と熱交換流体を同方向に通流させる態様で使用
することもできる。更に、プロセス流体と熱交換流体を通流させる各スペーサ層
を反転させることもできる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】 プロセス流体を冷却するためにプロピレングリコールを用いた場合の収集デー
タの結果が図8〜11に示されている。図12〜15は、プロセス流体を加熱す
るために温水を用いた点を除いては同様の条件で実施されたテストで収集された
データを示す。cal/(M2・min・°C)からBTU/(ft2・hr・°
F)に変換するには、0.039816を乗ずればよい。
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U Z,VN,YU,ZW

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセス流体と熱交換流体との間で熱交換させるための熱交
    換装置であって、 ハウジングと、 少くとも1つの伝熱層と少くとも1つの第1スペーサ層を含む少くとも1つの
    モジュール層と、 プロセス流体のための少くとも1つのプロセス流体入口と、該プロセス流体の
    ための少くとも1つのプロセス流体出口と、 熱交換流体のための少くとも1つの熱交換流体入口と、該熱交換流体のための
    少くとも1つの熱交換流体出口と、 前記少くとも1つのモジュール層の各々に隣接して配置された少くとも1つの
    第2スペーサ層と、 から成り、 前記少くとも1つのモジュール層は、前記少くとも1つのプロセス流体入口及
    び少くとも1つのプロセス流体出口を前記少くとも1つの熱交換流体入口及び少
    くとも1つの熱交換流体出口から隔離する第1シールを形成するために前記少く
    とも1つの伝熱層及び少くとも1つの第1スペーサ層の周りに周縁シールを形成
    するように密封されており、 前記第2スペーサ層は、前記プロセス流体と熱交換流体との間で熱交換させる
    ために該両流体を両者の間に物質移動が生じないようにして該熱交換装置を通し
    て通流させることができるように、該少くとも1つの第2スペーサ層及び前記少
    くとも1つのモジュール層の周りに周縁シールを形成するように密封されており
    、 前記ハウジングは、ポリマー組成物で形成されており、前記第1スペーサ層及
    び第2スペーサ層は、各々、約20BTU‐inch/Hr‐Ft2‐°F未満 の熱伝導率を有する組成物で形成されていることを特徴とする熱交換装置。
  2. 【請求項2】 前記少くとも1つのモジュール層は、少くとも1つの第1ス
    ペーサ層と少くとも1つの伝熱層を含むことを特徴とする請求項1に記載の熱交
    換装置。
  3. 【請求項3】 前記膜式濾過装置の両端にそれぞれ配置された第2スペーサ
    層を含み、前記少くとも1つのモジュール層は、第1スペーサ層によって互いに
    分離された2つの伝熱層を含むことを特徴とする請求項1に記載の熱交換装置。
  4. 【請求項4】 前記膜式濾過装置の両端にそれぞれ配置された前記第2スペ
    ーサ層に端部キャップが配置されていることを特徴とする請求項1に記載の熱交
    換装置。
  5. 【請求項5】 前記ハウジングは、ポリエチレンで形成されていることを特
    徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の熱交換装置。
  6. 【請求項6】 前記ハウジングは、ポリプロピレンで形成されていることを
    特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の熱交換装置。
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