JP2001517512A - 歯ブラシ - Google Patents

歯ブラシ

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JP2001517512A
JP2001517512A JP2000513480A JP2000513480A JP2001517512A JP 2001517512 A JP2001517512 A JP 2001517512A JP 2000513480 A JP2000513480 A JP 2000513480A JP 2000513480 A JP2000513480 A JP 2000513480A JP 2001517512 A JP2001517512 A JP 2001517512A
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JP2000513480A
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ハンス・ハルム
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スミスクライン・ビーチャム・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コムパニー・コマンディットゲゼルシャフト
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Abstract

(57)【要約】 ヘッドとハンドル間に位置するヒンジを有し、それぞれ歯ブラシのヘッド端からハンドル端へ向かって、ハンドル端からヘッド端へ並行する関係で縦方向に重なり合って伸びる第一および第二ヒンジ部が設けられ、該重なりあう部分は限定された角度で縦軸に対して一般に垂直な軸の周りを互いに回転でき、2つの部材はその間にある捩り要素により結合されている歯ブラシ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、歯ブラシ、特に手動式で、ハンドル部において可撓性修飾特性を有
する歯ブラシに関する。
【0002】 (背景技術) ハンドル部に可撓性修飾特性を有する歯ブラシが公知であり、例えば、米国特
許第5054154号は、グリップハンドルとネックの間、すなわちハンドルと
ヘッドの間の歯ブラシの部分にヒンジを有する歯ブラシの可能性を開示している
。しかしながら、一般に公知の歯ブラシの可撓性修飾特性は歯ブラシの構造の正
確な一点に歯ブラシの可撓性を集中させることができず、その結果歯ブラシの柔
軟な曲げは漠然とした領域で起こることとなる。また歯ブラシの可撓性の正確な
「調節」は公知の構造では困難である。
【0003】 本発明の目的は、公知の歯ブラシの前記した課題を解決し、可撓性を正確に限
定された位置に集中させることができ、歯ブラシの特定の構成材料の選択に関係
なく容易に調節できる歯ブラシを提供することである。
【0004】 (発明の開示) 本発明によると、歯ブラシは、ヘッドとグリップハンドルを有し、そのヘッド
とグリップハンドルの間にネックを有し、これらはすべて長手方向の歯ブラシ軸
に添って配置されており、そのヘッドから歯ブラシ軸に対して略垂直な方向に突
き出た植毛を有し、ヘッドとハンドルの間にヒンジが設けられており、そのヒン
ジは歯ブラシのヘッド端からハンドル端に向かって伸びる第一ヒンジ部と、ハン
ドル端からヘッド端に向かって伸びる第二ヒンジ部とからなり、その第一および
第二ヒンジ部は縦軸に対し、かつ植毛方向に対して平行な面の両側に縦軸方向に
並列して重なり合う関係にて配置され、その重なり合う部分は縦軸および植毛方
向に対して略垂直な軸の周りに限定された角度で相関的に回転でき、その2つの
ヒンジ部はその間にある捩り要素により結合されている。
【0005】 ヒンジはヘッドとハンドルの間の歯ブラシのいずれの部分に位置していてもよ
いが、ハンドルとネックの間またはネックとヘッドの間のいずれかに位置するの
が好ましい。本明細書において、ヘッドは植毛を有する歯ブラシの部分と定義さ
れ、ハンドルは使用中に手で把持される部分と定義され、ネックはヘッドとハン
ドルの間の部分と定義される。歯ブラシはハンドルとヘッドの間のネック領域で
細くなっていることが多い。
【0006】 前記した相対的回転方向は、適当には、初めの力を受けていない静止位置から
歯ブラシのヘッドがその静止位置から植毛の先端と歯ブラシのヘッドの方向へ変
位する位置に対応するものであり、捩り要素は、適当には、静止位置と反対方向
にあるヘッドを、理想的には、元の位置へ戻す捩り応力を提供できる要素である
。その変位は使用者が自分の歯をブラッシングする動作により植毛先端に加えら
れる圧力により起こり、結果的に歯に圧力が加えられる。
【0007】 一の態様において、歯ブラシは歯ブラシのヘッド端からハンドル端に向かって
伸びる1つの第一ヒンジ部、およびハンドル端からヘッド端に向かって伸びる1
つの第二ヒンジ部を有し、第一および第二ヒンジ部は、各々、縦軸に対して平行
であって、その縦軸を含む面の両側にある。 もう一つ別の態様において、歯ブラシは、その歯ブラシのヘッド端からハンド
ル端に、または歯ブラシのハンドル端からヘッド端へ向かって伸びる少なくとも
2つの各々第一または第二ヒンジ部、およびハンドル端からヘッド端へ向かって
伸び、前記の少なくとも2つの第一ヒンジ部のうちの2つのヒンジの間にある第
二ヒンジ部、またはヘッド端からハンドル端に向かって伸び、前記した少なくと
も2つの第二ヒンジ部のうち2つのヒンジ部の間にある第一ヒンジ部を有する。
【0008】 本発明の歯ブラシは、分離式ヘッド端およびハンドル端として提供することが
できる。一の具体例において、これらは捩り要素によってのみ連結されていても
よい。別法として、本発明の歯ブラシは、ヘッド端とハンドル端の間に一体とな
って形成され、その両者を結合する、捩り要素の少なくとも一部と一緒に一体成
形されたヘッド端およびハンドル端を有していてもよい。 例えば、分離式ヘッド末端およびハンドル末端は協働してヘッド端とハンドル
端を一緒に保持する各々の結合部を有する構造にすることができる。例えば、こ
のような結合部はスナップ嵌め作用により協同させ、すなわち結合部の一方また
は両方が弾性であり、結合部を一体に結合させる動作が一方の部材のランプ表面
を他の部材のランプ表面を越えて押しやり、結合部を分離させるには再び弾力に
打ち勝つことが必要とされる。ヘッド端およびハンドル端が弾性プラスチック材
料でできている場合、このようなプラスチック材料の弾力を用いてこのような弾
性スナップ嵌め結合を得ることができる。
【0009】 相対的回転の軸を限定する心棒が存在し得る。この心棒は、支持孔を通ってい
てもあるいは軸受けソケットに嵌合していてもよく、その各々は第一または第二
ヒンジ部を通るかまたはその中にある。例えば、支持孔は各第一および/または
第二ヒンジ部を貫通する心棒の孔の形態であってもよい。例えば、軸受ソケット
は各第一または第二部を完全に突き抜けない、その中に心棒の先端が収まる凹陥
部の形態であってもよい。このような心棒は第一または第二ヒンジ部と分離して
いてもあるいは一体となっていてもよく、限定された角度での前記した相対的回
転はこの心棒の周りでなされる。あるいは、該部材は、第一および/または第二
ヒンジ部と一体成形された捩り要素により結合させることができる。
【0010】 歯ブラシが前記した分離式ヘッド端およびハンドル端構造体である場合、ヘッ
ド端およびハンドル末端は異なる構成材料または例えばその構造を視覚的に強調
するために色相の異なる材料で製造することができる。 捩り要素は、該部材の相対的回転に対してねじれを加え、相対的回転を制限す
る要素であり、そのため2つの部材は互いに対して限定された角度で回転できる
だけで、この回転が歯ブラシが第一および第二部材の元の静止形状に戻ろうとす
る弾力的捩り作用を生じさせる。したがって、捩り要素は歯ブラシのハンドルに
可撓性を付与し、過度のブラッシング圧の生じる可能性を軽減する助けとなる。
【0011】 捩り要素の1つの型は、弾性材料でできており、たとえば歯ブラシのヘッド端
およびハンドル端を構成するプラスチック材料でできており、ヘッド端およびハ
ンドル端に結合し、例えば一体的に結合し、その間に位置する捩り要素を有して
なる。このような捩り要素は横方向、すなわち歯ブラシの長手軸方向に対して垂
直に伸びる捩り棒を有していてもよい。この捩り棒は適当な断面を有し、たとえ
ばヘッド端およびハンドル端の相対的回転の軸のまわりに非円形断面を有してい
てもよく、それはプラスチック材料の歯ブラシヘッド端またはハンドル端と一体
成形される弾性材料でできていてもよい。このような捩り棒は前記した第一およ
び第二ヒンジ部の間の歯ブラシの幅を完全にまたは部分的に横切って伸びていて
もよい。このような捩り棒は、第一および第二ヒンジ部を結合させ、例えば一体
的に結合させることができる。前記したヘッドまたはハンドル端の一方にこのよ
うな捩り棒を設ける場合、他方は捩り棒を受け入れる心棒ソケット、好ましくは
そこを通る心棒ソケットを設けることができ、その心棒ソケットは捩り棒と同様
の断面を有していてもよい。
【0012】 適当には、このような捩り棒および心棒ソケットはさらに、前記のような結合
部を含むことができ、例えば、捩り棒は心棒ソケット中にスナップ嵌合させるこ
とができる。別法として、捩り棒は前記のように第一および第二部と一体的に結
合させることができる。
【0013】 もう一つ別の型の捩り要素は、ヘッド端および/またはハンドル端、たとえば
前記した第一および第二ヒンジ部の一方または両方に結合し、その間に位置する
弾性体を有してなる。歯ブラシにおいて弾性およびプラスチック材料を結合させ
る方法は当該分野で周知である。例えば、プラスチックおよびエラストマー材料
を例えばWO98/27847に開示されているように融着させることができる
。このようなエラストマー部材は、相関してその部材が無制限で自由に回転する
ことを防止し、該部材を前記した限定された角度でのみ相対的に回転させること
ができる。このようなエラストマー部材は、ヘッドおよびハンドル端の間、例え
ば第一および第二ヒンジ部の間のインフィリングの形態であってもよい。このよ
うなインフィリングは、例えば前記した重複部の間に横方向に挟まれた層の形態
であってもよい。この構造において、エラストマー材料の固有の弾性は、第一お
よび第二ヒンジ部が限定された角度で相関して回転する場合に所望の捩り応力を
生じさせるのに役立つ。
【0014】 加えて、または別法として、エラストマー部材はヘッド端とハンドル端の間、
例えば第一および第二ヒンジ部の間に伸びる捩り棒の形態であってよく、その周
りに限定された角度での前記相対的回転が起こる軸と一直線に並んでいてもよい
。このような捩り棒は前記した部材が相関して回転すると捩れ、これにより捩り
応力が生じる。このようなエラストマーの捩り棒をプラスチック材料の前記した
第一および第二ヒンジ部に結合させることができる。
【0015】 このようなインフィリングは、歯ブラシのエラストマーおよびプラスチック材
料の複合構造からなっていてもよい。このような構造において、プラスチック部
材は、前記した相対的回転に抵抗するヘッド端およびハンドル端、例えば第一お
よび第二ヒンジ部の表面からインフィリング内に伸びる構造の形態であってもよ
く、このような構造でない場合よりもインフィリングの可撓性は低くなる。例え
ば、このような複合構造は、本体がエラストマー材料からなり、その中に第一お
よび/第二部材と結合した、例えば一体形成されたプラスチック部材が埋め込ま
れており、そのため第一および第二部材が相関して、例えば限られた角度で移動
する場合に、該プラスチック部材はエラストマー本体内で移動しようとし、した
がってエラストマー部材本体の固有の弾性よりもたらされる捩り応力を受けるこ
ととなる。
【0016】 このような構造は、縦軸および植毛方向を含む平面にて歯ブラシを優先的に屈
曲させ、さらに可撓性を抑えることもできる。この場合、幅方向などの他の方向
の可撓性を制限することができる。この構造におけるエラストマー部材は、結果
的に、完全浮動軸受として機能することができる。 もう一つ別の型の捩り要素は、好ましくはプラスチック材料の第一および第二
ヒンジ部と一体成形されており、歯ブラシのプラスチック材料で形成され、ヘッ
ド端とハンドル端の間、例えば第一および第二ヒンジ部の間に弾力のある材料の
薄いリンクを含み、その結果、前記した部材の軸の周りの相対的回転がそのリン
クに捩れ応力を付与し、適当な大きさであれば、その回転に対して捩り応力を生
じさせることができる。
【0017】 例えば、このようなリンクは、ヘッド端およびハンドル端に結合した、例えば
第一および第二ヒンジ部の間でこれらを結合させるプラスチック材料の渦巻きま
たは螺旋構造からなっていてもよい。このような渦巻きまたは螺旋構造は、例え
ば第一および第二ヒンジ部のヘッドおよびハンドル端のプラスチック部材と一体
成形することができる。渦巻き構造の中心または螺旋構造の軸は、その周りに前
記した相対的回転が生じる軸を含むことができる。渦巻きまたは螺旋の中心に心
棒があり、渦巻きまたは螺旋構造をその心棒に結合させることができる。このよ
うな渦巻き構造は、渦巻きの中心から渦巻き曲線で放射状に伸びる複数のアーム
を有していてもよい。このような螺旋構造は、中心となる螺旋軸を囲む螺旋の1
またはそれ以上のコイルを有していてもよい。例えば、それぞれ2つの第二また
は第一ヒンジ部の間に横方向に位置する1つの第一または第二ヒンジ部が存在す
る場合、このような渦巻きまたは螺旋構造が2つ存在しうる。例えば、第一およ
び/第二ヒンジ部はその中に開口部を有し、渦巻き構造の中心は該開口部の中心
または中心付近に位置し、渦巻きアームの外側の末端を開口部の内部表面に結合
させることができる。
【0018】 このような渦巻きまたはらせん構造が存在する場合、第一および第二ヒンジ部
の間の前記した相対的回転は渦巻きまたは螺旋形状を巻き締め、したがって反対
の捩れ方向に捩り応力を生じさせる。このような構造の一形態において、渦巻き
構造は第一および第二ヒンジ部の相対的回転の軸を決定し、第一または第二ヒン
ジ部と結合された、例えば一体形成された中心にある心棒を含み、これから1ま
たは好ましくはそれ以上の渦巻きアームが放射状に伸び、該渦巻きアームは、好
ましくは一体的に、それぞれ第二または第一ヒンジ部と結合している。このよう
な構造の一形態において、螺旋構造は第一および第二ヒンジ部の相対的回転の軸
を決定し、第一または第二ヒンジ部と結合し、例えば一体形成され、ここより1
またはそれ以上の螺旋状アームが放射状に伸びる中心にある心棒を含み、該螺旋
状アームは、好ましくはそれぞれ第二または第一ヒンジ部と一体になって結合し
ている。
【0019】 リンクはまた非常に薄くできているので、その可撓性に対しては実際的な寄与
をせず、主に歯ブラシのプラスチック部がプラスチック部材と一体成形されるよ
うにするものである。例えば、リンクは射出成形溝に残っているプラスチック材
料を用いて、第一および第二ヒンジ部の間のエラストマー部材を有してなる捩り
要素と一緒に形成することができる。このような薄いリンクは自由自在に曲がる
ことができるように、それどころか歯ブラシを初めて用いた場合、折れたり切断
されたりするぐらい薄くすることができ、このようなリンクを本発明の歯ブラシ
において用いる場合、エラストマー部材もその部分の間に存在するため、そのエ
ラストマー部材が捩り要素として作用する。
【0020】 もう一つ別の型の捩り部は、ヘッド端およびハンドル端にそれぞれの捩り部が
設けられ、少なくともその内の1つは弾性である構造で設けられ、ヘッド端およ
びハンドル端が相関して回転すると、例えば1つの捩り部が他の部材に対して円
周方向に相対的に移動した結果として、それぞれの捩り部が相互に支持し、その
弾力が捩り応力を発生させる。適当には、前記した捩り部の弾力は弾性エラスト
マー部材を含むこれらの少なくとも1つにより提供される。 例えば、捩り部の1またはそれ以上はヘッド端およびハンドル端の相対的回転
軸から放射状に伸びる第一部材からなっていてもよく、他の捩り部は相対的回転
の間に第一部材が沿って動くアークの形状である第二部材を有していてもよく、
その結果、第一および第二部材は相対的回転の間、お互いを支持することができ
る。このような第一および第二部材の一方または両方は弾性エラストマー部材か
らなっていてもよい。
【0021】 本発明の歯ブラシは、前記した部材を限定された角度だけ相関して回転させる
かまたは回転を助ける協同作用の末端停止手段、たとえば限定された角度の限界
点で互いに接触する構造を有し、これにより更なる相対的回転を防止することが
できる。このような構造は、たとえば重複部分の相対する表面、例えば第一およ
び第二ヒンジ部の表面から突出していてもよく、それぞれこのような部材と一体
成形することができる。ヘッド端とハンドル端の間、例えば第一および第二ヒン
ジ部の間にあり、それらを結合するリンクが、プラスチック材料の前記した渦巻
きまたは螺旋構造を有する場合、このような構造はさらに、渦巻きまたは螺旋構
造が巻き締められて特定の回転方向にさらに回転できなくなることにより末端停
止手段としても機能する。
【0022】 本発明の歯ブラシの前記した構造により、歯ブラシの可撓性はプラスチック材
料の歯ブラシ端とは独立して形成され、例えば、エラストマー材料の組成、量ま
たは形状により決定することができる。さらに、ハンドルの可撓性は、歯ブラシ
において正確な位置に可撓性が集中されるように、ヒンジの位置および構造によ
り決定することができる。
【0023】 (発明を実施するための最良の形態) 以下の添付される図面を参照して本発明を例示のために記載する。 図1および図2について、歯ブラシは、ヘッド1と、グリップハンドル2と、
ヘッド1とハンドル2の間のネック3とからなり、すべては長手方向の歯ブラシ
軸A−Aに沿って配置されている。ヘッド1から略植毛方向B−Bに植毛4が突
き出ている。
【0024】 歯ブラシは分離式のヘッド端5およびハンドル端6の形態に成形されている。
ヘッド端5からハンドル端6に向かって第一ヒンジ部7が伸びている。ハンドル
端6からヘッド端5に向かって第二ヒンジ部8が伸びている。2つのヒンジ部7
および8は縦方向に重複しており、縦軸A−Aおよび図1の紙面でもある、植毛
方向B−Bに対して平行な平面の両側に並んだ状態にある。ヒンジ部7および8
は軸C−Cの周りに小さな角度で相関して回転することができる。ヒンジ部7お
よび8はそれぞれハンドル端およびヘッド端の手前で終わっており、小さな間隙
9、10ができ、これはヒンジ部7および8に相関して回転できるような遊隙を
提供することがわかるであろう。ヒンジ部7、8のそれぞれに結合されたエラス
トマー材料の捩り要素11を2つのヒンジ部7と8の間に位置させる。エラスト
マー部材11は積層形態であり、歯ブラシの幅に比べて薄く、円盤形である。こ
の形態であるので、歯ブラシは軸C−Cの回りに優先的に植毛方向B−Bの平面
にて、すなわち図2の紙面にて曲がることができる。
【0025】 図1および2に示した構造の変形において、ヒンジ部7、8のどちらかまたは
いずれにも孔(図示せず)が穿孔され、それを通して軸C−Cと一直線に心棒(
図示せず)が伸び、その周りにヒンジ部7、8の相対的回転が生じることができ
る。このような心棒は穿孔されていないヒンジ部7または8と一体形成してもよ
い。
【0026】 図3および4に関して、図1および2と機能が対応する部分は対応して番号を
付ける。図3および4の歯ブラシのハンドル端6から2つの第二部材8が伸びる
。図3および4の歯ブラシのヘッド端5からは1つの第一ヒンジ部7が伸び、こ
れは2つの第二ヒンジ部8の間に延伸している。第一および第二ヒンジ部7およ
び8はそれぞれハンドル端およびヘッド端より手前で終わっており、小さな間隙
9、10が残され、これはヒンジ部7および8が相関して回転できる遊隙を提供
することがわかるであろう。ヒンジ部7と8の間には、ヒンジ部7、8に結合さ
れたエラストマー材料の2つの捩り要素11がある。図3および4において、ヒ
ンジ部7および8の配置は逆転させることができ、2つの第一ヒンジ部7がヘッ
ド端5から伸び、1つの第二部8がハンドル端6から2つの第一ヒンジ部7の間
に伸び、その間に2つの捩り要素11を有している。エラストマー部材11はこ
こでも層状で、歯ブラシの幅に比べて薄く、円盤形である。この形態であるので
、歯ブラシは軸C−Cの周りに優先的に植毛方向B−Bの平面にて、すなわち図
4の紙面にて曲がることができる。
【0027】 図3および4に示した構造の変形において、第一および/または第二ヒンジ部
7、8のうちの1つまたはそれ以上は孔(図示せず)が穿孔されていて、これを
通して軸C−Cと一直線に心棒(図示せず)が伸びており、この周りにヒンジ部
7、8の相対的回転が生じることができる。このような心棒は穿孔されていない
ヒンジ部7または8と一体成形されていてもよい。
【0028】 図5および6に関して、図1−4の歯ブラシに対応する部分は対応して番号を
付ける。図5および6において、第一および第二ヒンジ部7および8は、図5に
おいては断面が円であり、図6においては断面が矩形である薄いプラスチック突
起部12により一体的に結合される。これらの結合突起部12は歯ブラシと一体
的に成形することができる。突起部12はヒンジ部7および8の間のリンクの弾
力または可撓性にほとんどまたは全く寄与しないほど薄くすることができ、それ
はまた、歯ブラシを使用する場合に切断されるかもしれない。突起部12が使用
中に切断されると、歯ブラシはヒンジ部7および8を結合させる突起を具備して
いるが、使用に際して、ヒンジ部7および8ならびにそれぞれのヘッドおよびハ
ンドル端が分離する。突起部12はまた捩り要素としても機能し、図6の矩形断
面の突起部12はその寸法を調節することにより歯ブラシのハンドルの弾性を微
調節することができる。突起部12はエラストマー材料のさらなる捩り要素11
中に封入されている。
【0029】 エラストマー部材11はここでも層状で、歯ブラシの幅に比べて薄く、円盤形
である。この形態であるので、歯ブラシは軸C−Cの周りに優先的に植毛方向B
−Bの平面にて、すなわち図5および6の紙面にて曲がることができる。
【0030】 図7ないし15に関して、図1ないし6の歯ブラシに対応する部分は、対応し
て番号を付ける。 図7は、図3および4と類似の構造、すなわち、2つの第二ヒンジ部8の間に
伸びる1つの第一ヒンジ部7を有する歯ブラシを示す。第一ヒンジ部7から横方
向に突出しているのは、2つの相対する短心棒13であり、これは2つの第二ヒ
ンジ部8中の対応するソケット軸受14中に嵌合し、第一および第二ヒンジ部7
および8が軸C−Cの周りに相関して回転できるようにする。歯ブラシのハンド
ル端2およびヘッド端3は別々に製造し、一緒に嵌合させ、例えば、第一ヒンジ
部7を2つの第二ヒンジ部8の間にスナップ嵌合させることができる。第一およ
び第二ヒンジ部7、8の間に捩り要素として作用し、これらの相対的回転を限定
するエラストマー材料のインフィリング11が存在する
【0031】 図8は図7と類似の構造の歯ブラシを示し、対応する部材は対応して番号を付
ける。第一ヒンジ部7および第二ヒンジ部8の間に末端停止手段15、16があ
り、それぞれの部材7、8と一体となっており、その表面から突き出た構造であ
り、接触して相対的回転の限界を決める接合表面を有する。第一および第二ヒン
ジ部7、8の間にエラストマー材料のインフィリング11(明らかなため図示せ
ず)があり、捩り要素として作用し、これらの相対的回転を制限する。
【0032】 図9は2つの第二ヒンジ部8の間に伸びる1つの第一ヒンジ部7を有する歯ブ
ラシを示す。第一および第二ヒンジ部7、8には同軸の孔19、20が穿孔され
ており、その中をプラスチック材料の第一および第二ヒンジ部7、8に結合した
エラストマー材料でできた心棒21が通る。第一および第二ヒンジ部7、8の相
対的回転の際に、心棒21は捩り棒として作用する。第一および第二ヒンジ部7
、8の間に末端停止手段、すなわち第一ヒンジ部7にスロット22があり、第二
ヒンジ部8の表面からスロット22に伸びる一体成形された突出部23の形態の
手段がある。突出部23はスロット22中で限られた動きしかできず、これによ
り限定された相対的回転のみが可能になる。
【0033】 図10、11および12はすべて、2つの第二ヒンジ部8の間に伸びる第一ヒ
ンジ部7があって、第一および第二ヒンジ部の間でこれらのヒンジ部に結合した
エラストマー材料のインフィリング11を有する歯ブラシを示す。図10におい
て、インフィリング11は部材7、8間に挟まれた層の形態であり、図11およ
び12においては、図9の21と同様のエラストマー材料の心棒21が存在する
。図10、11および12に示す3つの各々の構造において、図10では第一ヒ
ンジ部7の表面から、図11および12では第二ヒンジ部8の表面から一体形成
されたプラスチック材料の構造物24がインフィリング11内を伸びている。こ
れらの構造物24は、前記した相対的回転に抵抗を付与し、構造物24がない場
合よりもインフィリング11の可撓性を低くする羽根、邪魔板、櫂の形態である
【0034】 図13、14および15は、第一および第二ヒンジ部7、8の間に、プラスチ
ック材料の渦巻きまた螺旋構造の一体成形されたリンクを有する歯ブラシを示し
ており、前記した図1ないし12の歯ブラシの部分に対応する歯ブラシの部分に
対応して番号を付す。ここでもヒンジ部7、8の間にエラストマー材料のインフ
ィリング11がある。図13、14および15において、1つの第一ヒンジ部7
が2つの第二ヒンジ部8の間を伸びている。図13および14において、心棒2
5は第一ヒンジ部7の側面から伸び、相対的回転軸C−Cを決定する。図13に
おいて、心棒25は複数の渦巻き状に湾曲したアーム26により第二ヒンジ部8
に一体的に結合している。図13および14において、第二ヒンジ部8はその中
に開口部、すなわち、環の形状に形成され、渦巻き構造の中心25が開口部の中
心または中心付近に位置し、渦巻きアーム26の外側の末端が開口部の内側表面
に結合している、開口部を有する。図14において、心棒25は1つの渦巻き状
に湾曲したアーム27により第二ヒンジ部8に一体的に結合している。図15に
おいて、第一ヒンジ部7の各側面はプラスチック材料の一体成形された螺旋状コ
イル28により第二ヒンジ部8に結合している。このような渦巻きまたは螺旋構
造物26、27、28が存在する場合、第一および第二ヒンジ部7、8の間の前
記した相対的回転は渦巻きまたは螺旋構造物を巻き締め、それにより反対の回転
方向に捩り応力を生じさせる。
【0035】 図16に関して、図1−15の歯ブラシに対応する部分は対応して番号を付け
る。歯ブラシは分離式ヘッド端5およびハンドル端6を有し、それは各々、協同
してヘッド端5およびハンドル端6を一体に保持する、結合部29、30を有す
る。その結合部29、30はスナップ嵌合作用により協同し、すなわち結合部2
9、30はいずれも弾性プラスチック材料でできており、その結合部29、30
を結合させる動作により、一方の部材29上のランプ表面31が他方の部材30
のランプ表面32を越えて押しやられ、したがってその結合部29、30を分離
するには、再び弾力に打ち勝つことが必要とされる。
【0036】 図16の歯ブラシにおける捩り要素は、ヘッド端5およびハンドル端6の相対
的回転軸C−Cの回りに、プラスチック材料の歯ブラシのヘッド端5およびハン
ドル端6に一体形成された、断面が非円形の横方向に伸びる捩り棒32を有して
なる。捩り棒32は2つの第二ヒンジ部8の間の歯ブラシの幅を横貫し、結合部
29を含む第一ヒンジ部は部材29、30が結合した場合に捩り棒32が貫通す
る心棒ソケット33を有する。心棒ソケット33は捩り棒32と類似の断面を有
する。
【0037】 図17に関して、歯ブラシを、図1−15の歯ブラシに対応する部分は対応し
て番号を付して説明する。歯ブラシは、ヘッド端5およびハンドル端6にそれぞ
れの捩り部を設けた構造により提供される捩り部材を有する分離式ヘッド端5お
よびハンドル端6を有し、その捩り部34の1つは、ヘッド端5およびハンドル
端6の相対的回転軸C−Cから歯ブラシのハンドル6に向かって放射状に伸びる
半円形の第一部材35を含み、他の部材36は相対的回転の間に第一部材が沿っ
て動くアークの形状をした第二部材を有し、その結果、第一および第二部材が相
対的回転中に互いに支持する。第二部材36は弾性エラストマー材料でできてい
る。このようにして生じた弾力は第一部材35に捩り効果を与える。
【0038】 図17の歯ブラシは、ヘッド端5およびハンドル端6が一緒に結合している場
合にハンドル端上の2つの第二ヒンジ部38間に嵌合する第一ヒンジ部37を有
する。ヘッド端5およびハンドル端6はランプ表面39がソケット40中にスナ
ップ嵌合できるので結合部として機能する。ランプ表面39はまた、その周りに
ヘッド端5およびハンドル端6が相関して回転できるソケット40の心棒として
作動する。
【0039】 図18に関して、図16の歯ブラシに対応する部分は対応して番号を付ける。
歯ブラシは分離式ヘッド端5およびハンドル端6を有し、それは各々、協同して
ヘッド端5およびハンドル端6を一体に保持する、結合部29、30を有する。
その結合部29、30はスナップ嵌合作用により協同し、すなわち結合部29、
30はいずれも弾性プラスチック材料でできており、その結合部29、30を結
合させる動作により、一方の部材29上のランプ表面31が他方の部材30のラ
ンプ表面32を越えて押しやられ、したがってその結合部29、30を分離する
には、再び弾力に打ち勝つことが必要とされる。
【0040】 図18の歯ブラシの捩り要素は、ヘッド端5およびハンドル端6の相対的回転
軸C−Cの回りに、プラスチック材料の歯ブラシのヘッド端5およびハンドル端
6と一体形成された、断面が非円形の横方向に伸びる心棒41を有する。心棒4
1は2つの円盤形の末端フランジ42の間の歯ブラシの幅を横切って伸びる。結
合部29、心棒41および末端フランジ42の組み合わせが第一ヒンジ部を構成
する。その末端フランジ42は末端フランジ42と第二ヒンジ部43の両方に結
合する円盤状のエラストマー44のみにより第二ヒンジ部43に結合する。エラ
ストマー44は捩り要素を有しており、その結果、第一および第二ヒンジ部42
、43は相関して限られた角度で回転できる。前記した図面に関連してすでに記
載した他のタイプの捩り要素をさらに末端フランジ42と第二ヒンジ部43の間
に設けることもできる。
【0041】 使用において、図1−18の歯ブラシは同様に作動する。ハンドル21が把持
されているときに歯ブラシのヘッド1に加えられる歯のブラッシングに由来する
圧力は、ヘッド端5およびハンドル端6をヒンジの周りに弾性的に関節式に連結
させ、第一ヒンジ部7および第二ヒンジ部8は捩り要素によって加えられた捩り
応力に逆らって相関して回転し、これにより過剰のブラッシング圧が軽減される
。使用者のブラッシング動作により植毛の先に加えられる圧力により起こる相対
的回転の方向は、はじめの圧力を受けない静止位置から歯ブラシのヘッドが静止
位置から植毛の先端−歯ブラシのヘッド方向に変位する位置へ向かい、すなわち
、図1−17においてB−B線に沿って下方向に向かう。捩り要素11、21、
26、27、28、29、30、35、36、44はヘッドを反対方向に静止位
置に向かって戻す捩り応力を付与することができる。弾性的屈曲の程度は歯ブラ
シ、特に第一および第二ヒンジ部7、8および捩り要素11、21、26、27
、28、44の大きさ、および材料により調節できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の歯ブラシの一構造の平面図である。
【図2】 本発明の歯ブラシの一構造の側面図である。
【図3】 本発明の歯ブラシのさらなる構造の平面図である。
【図4】 本発明の歯ブラシのさらなる構造の側面図である。
【図5】 本発明の歯ブラシのヒンジのさらなる構造の部分断面側面図であ
る。
【図6】 本発明の歯ブラシのヒンジのさらなる構造の部分断面側面図であ
る。
【図7】 本発明の歯ブラシのさらなる構造の部分破断透視図である。
【図8】 本発明の歯ブラシのさらなる構造の部分破断透視図である。
【図9】 本発明の歯ブラシのさらなる構造の部分破断透視図である。
【図10】 本発明の歯ブラシのさらなる構造の部分破断透視図である。
【図11】 本発明の歯ブラシのさらなる構造の部分破断透視図である。
【図12】 本発明の歯ブラシのさらなる構造の部分破断透視図である。
【図13】 本発明の歯ブラシのさらなる構造の部分破断透視図である。
【図14】 本発明の歯ブラシのさらなる構造の部分破断透視図である。
【図15】 本発明の歯ブラシのさらなる構造の部分破断透視図である。
【図16】 本発明の歯ブラシのさらなる構造の部分破断透視図である。
【図17】 本発明の歯ブラシのさらなる構造の部分破断透視図である。
【図18】 本発明の歯ブラシのさらなる構造の部分破断透視図である。
【符号の説明】
1はヘッドであり、2はハンドルであり、3はネック部であり、5はヘッド端
であり、6はハンドル端であり、7は第一ヒンジ部であり、8は第二ヒンジ部で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドおよびグリップハンドルと、そのヘッドとグリップハ
    ンドルの間にネックを有し、これらはすべて長手方向の歯ブラシ軸に添って配置
    されており、そのヘッドから歯ブラシ軸に略垂直方向に突出する植毛を有し、な
    らびにそのヘッドとハンドルの間にヒンジを配置した歯ブラシであって、 該ヒンジは歯ブラシのヘッド端からハンドル端に向かって伸びる第一ヒンジ部
    と、ハンドル端からヘッド端に向かって伸びる第二ヒンジ部を有し、その第一お
    よび第二ヒンジ部は縦軸に対しかつ植毛方向に対して平行な面の両側に並列する
    関係で縦方向に重なり合って配置され、その重なり合う部分が限定された角度で
    縦軸に対して略垂直な軸の周りを相関的に回転でき、その2つのヒンジ部はその
    間にある捩り要素により結合されていることを特徴とする歯ブラシ。
  2. 【請求項2】 ヒンジがハンドルとネックの間に位置することを特徴とする
    請求項1記載の歯ブラシ。
  3. 【請求項3】 ヒンジがネックとヘッドの間に位置することを特徴とする請
    求項1記載の歯ブラシ。
  4. 【請求項4】 歯ブラシがその歯ブラシのヘッド端からハンドル端に向かっ
    て伸びる1つの第一ヒンジ部、およびハンドル端からヘッド端に向かって伸びる
    1つの第二ヒンジ部を有し、その2つのヒンジ部が、各々、縦軸を含む平面の両
    側にあることを特徴とする請求項1、2または3のいずれか1つに記載の歯ブラ
    シ。
  5. 【請求項5】 歯ブラシが、その歯ブラシのヘッド端からハンドル端へ、 あるいはその歯ブラシのハンドル端からヘッド端へ伸びる、少なくとも2つの各
    々第一または第二ヒンジ部と、その各々がハンドル端からヘッド端へ伸びる各々
    第二または第一ヒンジ部を有し、その第一または第二ヒンジ部が、各々、第二ま
    たは第一ヒンジ部の間に伸びることを特徴とする請求項1、2または3のいずれ
    かに記載の歯ブラシ。
  6. 【請求項6】 少なくとも第一または第二ヒンジ部を通るかまたはその中に
    ある、軸受孔を貫通する軸を限定するか、または軸受ソケットに嵌合する心棒に
    より特徴付けられる歯ブラシであって、その限定された角度での相対的回転がこ
    の軸の周りである、前記した請求項のいずれか1つに記載の歯ブラシ。
  7. 【請求項7】 捩り要素がそのヒンジ部の一方または両方に結合し、これら
    の間に位置するエラストマー部材を含むことを特徴とする前記した請求項のいず
    れか1つに記載の歯ブラシ。
  8. 【請求項8】 エラストマー部材がその重なり合う部分の間に横方向に挟ま
    れた層の形態であることを特徴とする請求項7記載の歯ブラシ。
  9. 【請求項9】 エラストマー部材が第一および第二ヒンジ部の間の心棒また
    は捩り棒の形態であることを特徴とする請求項7記載の歯ブラシ。
  10. 【請求項10】 捩り要素によってのみ結合された分離式ヘッド端およびハ
    ンドル端を特徴とする請求項1記載の歯ブラシ。
  11. 【請求項11】 捩り要素がそのヒンジ部の間に薄い一体成形されたリンク
    を含み、軸の回りのヒンジ部の相対的回転がリンクに捩れ応力を付与することを
    特徴とする請求項1ないし10のいずれか1つに記載の歯ブラシ。
  12. 【請求項12】 捩り要素がヘッド端およびハンドル端を結合させる渦巻き
    または螺旋形の構造物を含み、第一および第二ヒンジ部の間の前記した相対的回
    転が渦巻きまたは螺旋構造物を巻き締め、これにより反対の捩れ方向に捩り応力
    を生じさせることを特徴とする請求項11記載の歯ブラシ。
  13. 【請求項13】 一体成形したリンクが自由自在に曲がることができるよう
    に、それどころか歯ブラシの使用にて折れたり切断されたりするぐらい、非常に
    薄く作られていることを特徴とする請求項11記載の歯ブラシ。
  14. 【請求項14】 ヘッド端およびハンドル端のそれぞれに捩り部が設けられ
    ており、少なくともその1つは弾性であって、ヘッド端およびハンドル端が相関
    して回転すると、一方の捩り部が他方の捩り部に対して円周方向に相対的に動く
    結果、その抵抗により捩り応力が生じ、その捩り部の各々が相互に支持すること
    を特徴とする前記した請求項のいずれか1つに記載の歯ブラシ。
  15. 【請求項15】 捩り部のうちの1またはそれ以上がヘッド端およびハンド
    ル端の相対的回転の軸から放射状に伸びる第一部材を有し、他の捩り部が相対的
    回転の間に第一部材が沿って動くアークの形状をした第二部材を有し、その結果
    、第一および第二部材が相対的回転中に互いに支持することを特徴とする請求項
    14記載の歯ブラシ。
  16. 【請求項16】 第一および第二捩り部の2つは、各々、相対的回転の間に
    第一または第二捩り部が沿って動くアーク上に位置し、その結果、第一および第
    二部材が相対的回転の間に相互を支持することを特徴とする請求項14記載の歯
    ブラシ。
  17. 【請求項17】 前記した部材を限定された角度で相関して回転させるかま
    たは回転を助ける協同式末端停止手段で特徴付けられる前記した請求項のいずれ
    か1つに記載の歯ブラシ。
  18. 【請求項18】 末端停止手段が限定された角度の限界点で相互に接触する
    構造物を有し、それにより相対的回転が妨げられることを特徴とする請求項17
    記載の歯ブラシ。
  19. 【請求項19】 分離式ヘッド端およびハンドル端が協同してヘッド端およ
    びハンドル端を一緒に保持するそれぞれの結合部を有することにより特徴付けら
    れる前記した請求項のいずれか1つに記載の歯ブラシ。
  20. 【請求項20】 結合部が、結合部の一方または両方が弾性であり、該結合
    部を一体に結合させる動作が一部材上のランプ表面を他の部材のランプ表面を越
    えて押しやり、結合部を分離するには弾力に再び打ち勝つことが必要とされるス
    ナップ式嵌合作用により協同することを特徴とする請求項19記載の歯ブラシ。
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