JP2001513406A - 血管造影噴射注液と前荷重噴射アダプター - Google Patents

血管造影噴射注液と前荷重噴射アダプター

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JP2001513406A JP2000507420A JP2000507420A JP2001513406A JP 2001513406 A JP2001513406 A JP 2001513406A JP 2000507420 A JP2000507420 A JP 2000507420A JP 2000507420 A JP2000507420 A JP 2000507420A JP 2001513406 A JP2001513406 A JP 2001513406A
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トゥルル,マイケル,ウェイン
アボット,リチャード,エル.
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Abstract

(57)【要約】 前荷重注液噴射システムが噴射器(60)を有しており、噴射器は前面(64)上に着脱可能に係合できるアダプター(66)を有している。駆動ヘッド(40)が噴射器の駆動機構(54)に係合しており、駆動ヘッドはアダプターに取り付けられた血管造影注液器(10)中に取り付けられたプランジャー(24)に係合する。プランジャーと駆動ヘッドと注液器要素との少なくともひとつがアダプターと相互作用して、プランジャーと駆動ヘッドと注液器との相互係合離脱を行わしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は、一般に動力駆動血管造影噴射注液およびその注液用プランジャー物
品に関し、その注液からなる前荷重噴射装置、および本発明の血管造影噴射注液
が前荷重噴射機械に有用に結合されるアダプターにも関するものである。
【0002】
【背景技術】
血管造影の分野においては、適切な表示形状のコントラスト媒体(X線不透過
)が、圧力のもとで環状動脈に導入され、そして、動脈網がX線蛍光透視鏡また
はその他の可視手段によって監視される。その結果、動脈血小板堆積および/ま
たはその他の動脈梗塞がその大きさおよび位置に関して容易に視覚化され、レー
ザもしくは機械的切除によって、またはバルーン血管形成のような移植技術によ
って梗塞材料の除去が行われる。
【0003】 血管造影研究のためにコントラスト媒体を動脈網に導入するために、動脈カテ
ーテルと組み合わせて噴射注液を利用することが、一般的であった。注液は、注
液の末端が研究されるべき動脈システムに導入されるカテーテルに接続された状
態で、いわゆる「動力噴射」装置に機械的に装着される。
【0004】 1987年7月7日にD.M.Reilly等に特許された米国特許第4,6
77,890号においては、注入の即応性において多数の血管造影・注液を収容
する回転ターレットを特徴とする血管造影動力噴射器が開示されている。使用の
さいには、ターレットが血管造影・注液を動力噴射器の駆動機構に整列させるよ
うに回転される。特に、この特許の図9および10に示すように、血管造影注液
のプランジャーは、ヘッドおよびステム部分(この分野では代表的には「ラム」
と呼ばれる。)によって係合される後方伸長フック部分を設けられている。
【0005】 この特許に記載されたプランジャー形状においては、プランジャーの基面のフ
ック要素は、ラム・ヘッドが挿入されそして回転される開口を形成するように互
いに直径方向に対向されている。ヘッドは横に延びる形状であるので、それは各
フック部分に係合する。このようにして、駆動機構およびフック部分のヘッドお
よびステムは、迅速解除駆動結合を構成するように記載されている。駆動機構の
ヘッドは、フック部分によって形成された穴に嵌合し、また、ステムはフック部
分間の接近開口を通る穴から外に延びる。
【0006】 Reilly等の特許のコラム6、第24−52行には、結合された注液の順
次動作を記載している。まず、駆動機構は、空気を排除するために注液をかいし
てプランジャーを駆動するように前方に動かされる。次に、注液は、コントラス
ト媒体源に接続され、駆動機構が注液をかいしてプランジャーを引き戻し、コン
トラスト媒体をそこに引き入れる。最後に、駆動機構は、注液内で末端までプラ
ンジャーを駆動するように進められて、注液に取り付けられたカテーテルをかい
してコントラスト媒体の注入をおこなう。その特許は、注入が実行された後に、
駆動機構がプランジャーの逆移動をせずに、駆動機構の90°回転の簡単な操作
によってプランジャーから取り外されるので、駆動機構のヘッドは、いずれの側
の穴からも延びる(特許の図10参照)。駆動機構の引き続く後退が、駆動機構
のヘッドおよびステムを穴および開口から引き出し、それにより駆動機構をプラ
ンジャーから分離させる。
【0007】 駆動機構およびプランジャーのフック部分の上述した構造の結果、血管形成手
続き中に注液を通るプランジャーの後退に伴う危険性が排除されるといわれてい
る。嵌合フック部分および駆動機構ヘッドは、プランジャーが、それらの間に加
わる相当の力を生ぜずに、プランジャーの位置および注入動作中のときに駆動後
退可能状態、または非駆動非回転可能状態のいずれかに置かれるように、共同す
るといわれている。
【0008】 プランジャーのフック部分の上述した構造は、プランジャーの位置の変更なし
に、駆動機構の係合、非係合を容易にするけれども、駆動機構がフック機構を駆
動中または後退係合のさいに、フック機構それ自体が駆動機構のヘッドとの嵌合
のための非常に小さい接触面積のみしか与えない。
【0009】 このようにして、駆動機構が注液の動作中にフック機構との接触から外れると
いう危険性があるので、非係合にする駆動機構の引き続く回転がフック機構との
駆動機構の再係合を実際に起こし、その結果、プランジャーの再回転を生じる。
その発生が避けられるように設計される。
【0010】 Reilly等の特許は、その図11−21に示すように、その他のプランジ
ャーおよび駆動機構構造を開示しているが、そのすべての変更構造は構造的にも
動作的にも比較的に複雑である。
【0011】 1991年4月16日にL.L.DensmoreおよびT.A.Lindn
erに特許された米国特許第5,007,904号は、総体的に先細り部分と、
動力駆動血管造影注液の駆動機構に横に係合できかつそこから横に離れられる結
合構造を与えられた背面とを有する血管造影注液プランジャーを開示している。
駆動機構によって一旦係合されてしまうと、プランジャーは、駆動機構およびプ
ランジャーの互いに関する横移動がないときに、プランジャーに関する駆動機構
の回転によっては単独には離されない。この特許に開示されている結合構造は、
プランジャー本体の基面から後方にまた部分的に円周方向に延びる壁を含む。壁
は基端で終了し、また、半径方向内側に延びるフランジは外周部分において壁の
基端に結合される。このようにして、半径方向に延びるフランジおよび壁は、プ
ランジャーの基面と共にラム・ヘッドを挿入できる開口を形成する。例えば、こ
の特許に記載された結合構造はほぼC形状をしていて、連続した湾曲部分が18
0°を超えない円弧長さを有し、連続湾曲部分の末端にそれぞれ結合された接線
方向に延びる端部を設けられている。
【0012】 1990年3月27日にThomas A.Lindnerに特許された米国
特許第4,199,695号は、動力駆動血管造影注液集合体を開示している。
プランジャーは、総体的に先細りの末端と基面とを有するプランジャー本体を含
む。横に離間された保持部材が動力駆動手段をプランジャーと一旦係合された位
置に保持するように互いに関して直径方向に対向して基面に配置される。各保持
部材は、基面から半径方向後方に延び、他方の保持部材に向かって内端まで横内
方に延びるブリッジ部分に後方部で結合された足部分からなる。足部分は、他の
保持部材のブリッジ部分に対応する内末端に関して離間される。ブリッジ部分の
内末端は、駆動シャフトの間隔吸収横通路を画定する。保持部材の足部分および
ブリッジ部分は、駆動ヘッドの横開口吸収横断通路をプランジャーの基面と共に
画定する。横外方延長可撓弾性フランジ要素は、上述の各ブリッジ部分の内端に
結合され、ブリッジ部分のいずれかの側に横に離間されて横に整列された対のフ
ランジ要素を形成し、それらの間に横チャネルを画定する。フランジ要素は、中
間部分に関して減少されたチャネル幅を有する横チャネルの縁部分を画定するよ
うに形成されている。縁チャネル部分は、それを区切るフランジ要素を画定する
ことによって、駆動シャフトの横通路を許すので、駆動シャフトは横チャネルの
中間部分に保持されて、プランジャーから駆動機構を離さずにプランジャーに関
して駆動機構の自由回転を吸収する。
【0013】 1995年1月24日および1996年5月28日にDavid M.Rei
lly等にそれぞれ特許された米国特許第5,383,858号および同第5,
520,653号は、前荷重噴射器および注液集合体を記載している。そこでは
、注液が噴射器ハウジングの前方壁から着脱できる。ハウジングの前方壁は、注
液の基端の保持フランジを受ける1対の開口を与える面板を有する。注液は、こ
のようにして開口を通る基端フランジと共に挿入され、そして、注液は面板の関
連した保持フランジの背後のフランジに係合するように回転される。注液は、噴
射装置のラム・チップに係合するフック状要素を有するプランジャーを含む。ラ
ム・チップは、細長い形状をしていて、プランジャーの基面のフック状部材間開
口に入るので、鎖状位置への注液の引き続く回転はラム・チップの端部とフック
状部材とを係合させる。
【0014】 本発明の目的は、液状コントラスト媒体またはその他の流体注入のための、改
良された前荷重注液およびそれからなる噴射器装置を提供することにある。
【0015】 本発明の別の目的は、プランジャーおよび関連した血管造影注液を収容する面
板構造を提供することにある。
【0016】 本発明のさらに別の目的は、前荷重噴射器装置に用いられるように異なる製造
業者の注液に対するアダプターを提供することにある。
【0017】 本発明のさらに別の目的は、登録および回転鎖状の必要性なしに前荷重噴射器
装置の駆動機構に容易に係合できるプランジャーを提供することにある。
【0018】 本発明のさらに別の目的は、分配されるべきコントラスト流体またはその他の
媒体を注液器に充填する間に注液器の内面の汚染を避けるプランジャー構造を提
供することにある。
【0019】 本発明のその他の目的および利点は、ここに開示したことおよび添付請求の範
囲から十分に明らかになるであろう。
【0020】
【発明の開示】
1つの広い考え方においては、本発明は、前面に面板アダプター集合体を装着
させた前荷重注液噴射装置を含む前荷重注液噴射システムに関する。駆動ヘッド
が噴射器の駆動機構に係合される。駆動ヘッドは、前荷重注液噴射器の前面に装
着された血管造影注液器に装着されたプランジャーに係合する。少なくとも1つ
のプランジャーおよび駆動ヘッド要素は、面板に相互に作用してプランジャーお
よび駆動ヘッドを互いに関して係合、非係合にさせる。
【0021】 1つの特別な考え方においては、本発明は、軸方向に延びる往復駆動シャフト
と駆動シャフトに取り付けられた円錐台状駆動ヘッドとを含む動力駆動手段から
なる動力駆動血管造影前荷重注液集合体において有用性を有する血管造影注液用
プランジャーに関する。
【0022】 プランジャーは、総体的に先細り末端部分と基面とを有するプランジャー本体
を含む。
【0023】 プランジャー本体は、プランジャーが注液筒内に配置されたときに、注液筒の
内面に係合する外側円周方向連続端面を有する。
【0024】 プランジャーの基面は、円周表面部分を含む。可撓弾性係合体の配列は、プラ
ンジャー本体の基面の円周方向表面部分に結合され、また、そこから後方に延び
る。配列の可撓弾性係合体は、円周方向に離間され、1つの好適な考え方にいお
ては直径方向に対向し、離間している。各可撓弾性係合体は、駆動ヘッドがプラ
ンジャーに連結されたときに、噴射器の駆動ヘッドの裏円周表面に嵌合自在に係
合するように横にかつ半径方向内側に延びる保持面を含むテイル・フック部分に
終了しかつ円周表面部分から後方に延びるシャンク部分を有する。保持面におけ
る各テイル・フック部分は、可撓弾性係合体のシャンク部分に関して増大された
厚みになっており、最後方端に向かってテーパ形状になっている。凸状内側係合
面は、駆動ヘッドがプランジャーに係合されたときに、駆動ヘッドの裏円周表面
に嵌合自在に係合された横にかつ半径方向内側に延びた保持面に、駆動ヘッドの
円錐台状側面に円周方向に圧縮されて係合するように円錐台状駆動ヘッドを接触
させる。可撓弾性係合体の配列は、プランジャーの基面の円周方向表面部分に配
置されて、可撓弾性係合体がプランジャーの外側円周方向連続端面から半径方向
内側に離間され、これにより可撓弾性係合体が筒を通って前方または後方へのプ
ランジャーの移動中に注液筒の内面に接触しない。
【0025】 本発明のさらに別の考え方は、上述した形式のプランジャーを含む血管造影注
液器に関する。
【0026】 本発明の別の考え方は、噴射装置の前面の嵌合自在形状空所に係合し、直径方
向に対向するフランジ要素が噴射装置の面内で保持フランジ要素に係合するよう
に回転することによって定位置に鎖状可能な直径方向に対向するフランジ要素を
有する円筒形延長部を裏面に有する主本体を含み、前荷重注液噴射器用の面板ア
ダプターに関する。前面は円筒形空所を有し、前方開口穴は開口穴を横切って直
径方向に対向する保持フランジ部分に連通して、開口穴に係合でき、かつ、注液
器の後方フランジ部材が主本体の保持フランジ部分に係合するように回転するこ
とによって面板アダプター内で定位置に鎖状できるように係合する後方フランジ
部材を有する前荷重注液に係合する。
【0027】 面板主本体は、注液が面板アダプターに係合されるとき、注液の後方円周方向
末端に係合するように空所と引上げリングとの間の環状容積を画定する引上げリ
ングを空所に有する。引上げリングは、本発明のプランジャーからなる上述の注
液器にプランジャーの可撓弾性係合体に係合しかつそれを半径方向外側に広げる
ように働く。
【0028】 さらに別の考え方においては、本発明は、上述の構造のプランジャーを含む血
管造影注液器からなる前荷重噴射システムに関する。
【0029】 別の広い考え方においては、本発明は、着脱自在に係合するアダプターを前面
に装着させる前荷重注液噴射装置を含む前荷重注液噴射システムに関する。駆動
ヘッドは噴射器の駆動機構に係合され、駆動ヘッドがアダプターに装着された血
管造影注液器に装着されたプランジャーに分離可能に係合する。少なくとも1つ
のプランジャー、駆動ヘッド、注液器要素は、アダプターと相互に作用して、プ
ランジャー、駆動ヘッド、注液を互いに係合、非係合させる。
【0030】 一実施例におけるアダプターは、後方円筒形延長部を有する主本体を含む。中
央の穴は主本体および円筒形延長部を貫通する。後方円筒形延長部は、噴射器装
置前面の嵌合自在形状をした空所に係合し、かつ、直径方向に対向するフランジ
要素が噴射装置の面内で保持フランジ要素に係合するように主本体の回転によっ
て定位置に鎖状できる直径方向対向フランジを含む。主本体は中央穴に連通する
前方開口穴を含み、前方開口穴は開口穴を横切る直径方向対向保持フランジ部分
を有し、主本体の保持フランジに注液の後方フランジ部材が係合するように回転
することによって、主本体内で鎖状できかつ開口穴に係合できる後方フランジ部
材を有する前方含み注液に係合する。主本体はまた、中央穴と、注液の後方円周
方向末端に係合する引上げリングとの間で環状の容積を画定する引上げリングを
含む。後方円筒形延長部は、外面円周開口を含み、例えば、円周方向開口内に固
定されかつそこから片持ち接触する板ばねのような関連した少なくとも1つの鎖
状手段を有しているので、主本体と噴射器の嵌合自在形状の空所との回転係合中
に、かつ、主本体が最終装着位置まで回転されたときに、噴射器空所の凹部が板
ばねを外方に広げ、アダプターの逆転取り外れを防止する。円筒形延長部または
アダプターの他の部分のポケットまたは空所に関連したピボット・アーム構造の
ようなその他の鎖状手段が、採用されてもよい。
【0031】 主本体は、噴射器の前面に対して主本体の後面を密閉する手段を含む。特別の
実施例においては、噴射器の前面に対して主本体の後面を密閉する手段は、後面
内の円周方向開口に配置されたOリングからなる。代案として、密閉手段は、後
面の平面上のガスケット、後面の平面上の平坦ワッシャ、または適当な形状のそ
の他の密閉手段からなる。
【0032】 本発明のさらに別の考え方は、プランジャー、注液、上述した形式のアダプタ
ーを含む再嵌合キットに関する。
【0033】 さらに別の考え方においては、本発明は、アダプター、および上述の構造のプ
ランジャーを含む血管造影注液器からなる前荷重噴射システムに関する。
【0034】 本発明のその他の考え方および特徴は、ここに開示したことおよび添付請求の
範囲からより一層明らかになるであろう。
【0035】
【発明の詳細な説明ならびにその実施例】
図1は、この発明による1実施例としての、血管造影用の注液器10を示す斜
視図である。図示のように、注液器は主体と成る、円筒形の筒12を備え、その
内容積14中に注液としての、コントラスト媒体、その他の溶液または液体を収
容し、注液時にその先端16から投薬される。その先端16部の内面に、注液器
はネジ18を備え、注液器の先端を、カテーテルとリュアロック(luer−l
ock)その他の公知の方法で、接合できるようになっている。
【0036】 その内容積14は、図示のように内壁表面によって取り囲まれている。注液器
の基端22にはこの発明によるプランジャー24がのぞいている。プランジャー
24は、全体として前端が収束した形で、外周部は連続したエッジ(側)表面2
6を有し、その部分が注液器の内表面20と接触している。プランジャー24は
、さらに円周上に間隔を空けてずらりと並んだ、フレキシブルな弾性係合体30
を有し、これについて以下にさらに詳しく述べる。
【0037】 注液器の基端部・外表面には、直径方向に対向するフランジつまり、耳状部材
32,34を備える。その目的は、前装着噴射器の正面構造で、係合ロックする
ことであり、図2でその様子を示す。
【0038】 ここで用いた「直径方向に対向する」という言葉は、円筒または円の形をした
部材要素上で,関連する部材が直径方向に互いに向かい合って、位置するという
意味である。このようにして、直径方向に対向する部材要素は、対称形に配置さ
れ、円筒または円の形をした部材要素同士が、係合される。
【0039】 図2において、注液器の部材には、図1の対応する部材と同じ番号が付けてあ
る。図示の通り、注液器を分解状態にすると、前方の円形表面42とその中心に
セットスクリュ44を備え、円錐台状の側表面を有する、円錐台状の形の駆動ヘ
ッド40が見える。この実施例における駆動ヘッドは、円筒状のカラー48に側
面セットネジ50を備えた物でできている。前後に動かすための往復運動シャフ
ト54に付けられた長方形のラム片52に、セットネジ44および50によって
、固定される。噴射装置60は、図示のように面板アダプター66を取付けた、
前面64を有する外箱62を備える。この面板アダプターは、円筒状キャビティ
70およびそれと連通する、前方開口72を備えた前面68を有する。この面板
アダプターは、以後さらに詳しく述べるように、次記のもので構成される。引き
上げリング74、その使用目的は、プランジャー24のフレキシブルな弾性係合
要素30を、放射状に外方向に変形させることであり、その結果、面板アダプタ
ー66との相互作用により、プランジャーとの係合を(従って、ラム片と駆動ヘ
ッドを引き込めば、係合を解除することも)行なうことである。
【0040】 以上の構成により、前装着血管造影用の注液器は、その後方を、フランジ部材
32,34を、面板アダプター66に備わる開口72に係合させることによって
、挿入される。開口の中で位置決め後、注液器を90度回して、フランジ部材3
2,34を、開口とつながった溝に、ロッキング状態に係合し、開口72を横切
る形の保持フランジを形成する。
【0041】 注液器と面板アダプターのそのような係合によって、フレキシブルな弾性係合
要素30は、引き上げリング74によって広げられ、円錐台状の駆動ヘッドがフ
レキシブルな弾性係合要素と接合し、その結果注液器がプランジャーを通して、
駆動ヘッドと接合し、その後駆動ヘッドが前進すると、コントラスト媒体、その
他の液体を注液器の筒内部から先端へと移動させる。
【0042】 図3は、この発明による実施例を示すプランジャー24の側立面図である。こ
の実施例におけるプランジャーは、図のように弾性ゴムまたは硬質樹脂カバー8
2でストレッチフィットして取付け、覆われたプランジャー本体80である。こ
れとは別に、プランジャー本体は、カバーや鞘材無しの一体成形品でもよい。注
液器筒内にプランジャーが置かれたとき、カバー付きのプランジャー本体は、外
周表面にある連続した端面84で筒内面と係合できる。
【0043】 プランジャー本体の基面86には、外周部88がある。該外周部88から一群
のフレキシブルな弾性係合要素30が、間隔を空けて並ぶように接合されて、そ
の後方端90へ向かって伸びている。各フレキシブルな弾性係合要素には、シャ
ンク部92を備え、それらは外周部88から後方へ伸び、その終端にテールフッ
ク部94、さらには横方向・放射状に伸びる保持面96も設けられ、これらによ
って、噴射器の駆動ヘッドの後方外周部と係合できるようになっており、駆動ヘ
ッドがプランジャーと運転状態で係合されたときそれが機能する。保持面96に
備わる各テールフック部は、シャンク部92よりも厚み(弾性係合要素の長手寸
法と直交する横方向の厚み)を増してある。テールフック部は保持面96から後
方に向かって後方端90に至るまでテーパ状にしてある。テールフック部はこの
実施例では、係合部98の表面が凸面になっており、駆動ヘッドの円錐台状の側
表面を押しつけて係合し、駆動ヘッドとプランジャーを係合するとき、保持面9
6で駆動ヘッドの外周面を横方向放射状につかむことができる。一群のフレキシ
ブルな弾性プランジャー本体は、基面86の外周部88から外周上に並べられて
おり、そのため、フレキシブルな弾性係合要素は、プランジャーの連続した周囲
表面から少し離れて放射状に内側向けに位置する。そのような係合要素30にお
ける放射状挿入物の目的は、プランジャーが注液器筒内を前進または後退移動す
るとき、係合要素が注液器筒の内表面に接触しないようにすることである。
【0044】 図4は、図3に示されたタイプのプランジャーの立断面図で、プランジャー本
体の内側が、中空になっていることを示す。これとは別に、そのような空洞を持
たない、中実構造であっても良い。
【0045】 プランジャー本体は、次記のどのような材料で構成しても良い。ポリウレタン
、ポリ塩化ビニール、樹脂系ゴム、ブロック共重合組成物、または、その他適切
な材料。
【0046】 図5は、図3、図4で示した、プランジャー24の後方平面図である。
【0047】 図6は、図3〜5で示したプランジャーの、1個のフレキシブルな弾性係合要
素を示す立断面図で、詳細構造を示す。
【0048】 図7は、この発明による1実施例として、前装着注液噴射器の面板アダプター
110を示す、正面立面図である。
【0049】 図示のように、面板アダプターは、以下のものを含む。図示の形状、その他適
宜の形状、構成のメインボディ112であって、前装着注液噴射器の正面に装着
できるもの。
【0050】 面板アダプターの前面114は、円筒状空洞116ならびにそれと連通する開
口118を備える。その面板アダプターはまた、開口118とつながる、直径方
向に対向する溝120,120を有し、その結果、開口を横切って、直径方向に
対向する保持フランジ部124,126を形成する。この目的は、次記のものを
係合することである。図1に示したタイプの、前装着注液噴射器であって、開口
118と係合でき、しかも、90°回すことによって、面板アダプター上でロッ
クできるような、後方フランジ部材32,34を備え、その結果、注液器の後方
フランジ部材32,34は、面板アダプターの保持フランジ部124,126と
係合する。
【0051】 面板メインボディ112は、キャビティ116中に、引き上げリング130を
備える。引き上げリングによって、キャビティとの間に、円環状の空間132が
形成される。その目的は、注液器が面板アダプターと係合されるとき,注液器の
外周後方端と係合することである。先に図1〜6を引用し述べたように、プラン
ジャーを含む注液器内で、引き上げリング130は、プランジャーの放射状外側
に広がったフレキシブルな弾性係合要素30(図2参照)と係合する役割をする
【0052】 面板アダプターのメインボディは、空洞中に中央開口136を有し、そこを通
りぬけて、噴射装置の駆動軸に装着された、駆動ヘッドおよびラムヘッドが通過
できる。その面板アダプターおよび図の下方に示された穴138は、ネジやボル
トなどの機械的ファスナーの通路となり、噴射器装置の外箱と面板をネジ止めす
るのに使われる。ネジ止めの代わりに、穴138に単に無頭釘やダボを圧入して
も止めてもよい。
【0053】 図8は、図7で示した面板アダプター110の後方立面図である。
【0054】 こちら側から見た面板アダプターのメインボディ112は、全体としてフラッ
トな後方面150を有し、外箱の面板と嵌め合い係合できる。直径方向に対向す
るフランジ要素154,156を備えた円筒状の延長部152が、係合しやすい
形にしたキャビティを係合するために、後方面に内蔵するように形成されている
。この円筒状延長部の目的は、噴射器装置の前面で嵌め合い、面板アダプターの
メインボディを回せば、直径方向に対向するフランジ要素154,156を備え
た保持フランジと、その場でロックできるようにすることである。このようにし
て、この面板アダプターは、1995年1月24日、David M.Reil
lyらが取得した、U.S.Patent5,383,858に記載の、前装着
噴射器装置に装着できるようになる。
【0055】 円筒状の延長部152は、そこから外側に向かって伸びるカラー158を備え
、噴射器装置の正面で、容器のキャビティを位置合わせして、受け止める。かく
して、後面フランジ要素154,156は、噴射器装置の正面の開口に挿入され
、ついで、この面板アダプターは、90°回され、フランジ要素154,156
を、一対の対向する開口の位置に置く。これによりフランジ要素154,156
は、噴射器外箱の保持面板部で保持される。
【0056】 図9は、図7の9−9線に沿って描かれた立断面図で、面板アダプターの詳細
を示す。
【0057】 図9に断面形状を示すような、面板アダプターはメインボディ112を有し、
後方面150から円筒状延長部152が後方へ伸び、中央の開口部136を取り
囲んでいる。引き上げリング130は,キャビティ116内に位置し、円環状の
空間132を形成し、注液器の基端部を受け止める。図のように傾斜した外表面
170を有する引き上げリングは、プランジャーのフレキシブルな弾性係合要素
と係合して、これらの弾性係合要素を、放射状外側に変形させ、引き続いて、円
錐台状の駆動ヘッドが前進してきたとき、プランジャーと係合する。
【0058】 図10は、面板アダプターおよびプランジャーとともに用いられる、本発明の
1実施例としての、駆動ヘッド40の後方立面図である。
【0059】 駆動ヘッドは円錐台状の外表面46を有し、(先に、図2と共に述べた)円錐
台状の駆動ヘッドは、円筒状カラー48と一体化されている。該円筒状カラーに
は、セットネジ用の開口196を備える。(図2で示したセットネジ50)円錐
台状の駆動ヘッドは、中央の開口190を備え、セットネジ44を受け止める。
(これも図2で示した)
【0060】 円筒状カラー48は、直線的な側壁182,184と円弧状端壁186,18
8で取り囲まれたキャビティ180を有し、全体として長方形等の形のラムヘッ
ドを収容する、キャビティを形成している。(図2の要素52参照)従って、ネ
ジ穴196中のセットネジ44は、ラムヘッドに対して、円錐台状の駆動ヘッド
をしっかりと固定する。この目的のため、前記した円弧状端壁186,188の
内側に、溝198が刻まれており、ラムヘッドがひとたびキャビティ180と係
合されると、円錐台状の駆動ヘッドのカラー48と相対的に回転可能でラムチッ
プの端部と仕切り壁199の背後で係合できる。円錐台状の駆動ヘッドの後方面
194は、プランジャーのフレキシブルな弾性係合要素の係合面96と係合する
ための面となる。(例、図6)一方、円錐台状の側表面46は、フレキシブルな
弾性係合要素のシャンク92の内側当たり面と係合する。
【0061】 図11は、図10で示した駆動ヘッド側立面図で、図12は、噴射器のラムチ
ップにセットネジ44,50で、駆動ヘッドを固定する様子を示す、駆動ヘッド
の立断面図である。同時に、この発明による血管造影用の注液器の面板アダプタ
ーも示す。
【0062】 図1〜12により述べてきた、様々な実施例は、プランジャー、駆動ヘッドの
取付け/係合方法、すなわち、「コッキング」しやすいという従来技術における
問題点を、克服できる。ここで云う、コッキングとは、プランジャーが傾きやす
い、あるいは、片側に寄りやすい、注液器の長手方向の中心軸からずれやすい、
ということを意味する。そのような調整不良は、ある場合には重大な問題で、結
果としてコントラスト媒体その他の内在液が、注液器の内側空間から後方の駆動
ヘッド、外箱へ漏れ出して、噴射器装置に有害な影響をもたらす。この発明によ
る前記実施例のプランジャー設備では、プランジャーのコッキングおよびそれに
伴う液漏れは、最小限に抑えられる。
【0063】 図13は,血管造影用注液器の一部および別の実施例としての、プランジャー
の立断面図で、別形態の面板アダプターの一部に、係合した状態で示されている
【0064】 図13に示すように,血管造影用注液器210は、その内壁表面214が注液
器内容積216を取り囲んで構成される、注液器筒212を有する。
【0065】 内容積216には、先端220が収束した形のプランジャー218が入ってい
る。このプランジャー218は、フラットな基部表面222を有し、そこから後
方に向かって、多数の保持要素224,226が伸びており、それらの最後端2
28,230は、駆動ヘッド240に備わる突起236,238の逆フック端2
32,234と、嵌め合い係合できるように、形作られている。
【0066】 駆動ヘッド240の外表面は、図のように円錐台状で、面板アダプター250
に備わる受容器246の内側表面244に滑りこみ係合できるように、駆動ヘッ
ド240の外表面242が出来ている。面板アダプターは、噴射器外箱の前壁2
52から、発芽するような状態で設置され、噴射器外箱には、先端部が駆動ヘッ
ドとつながる受容器軸254を備える。
【0067】 このような構成により、血管造影用の注液器210の基端は、支持要素256
、後方に伸びる保持要素224,226によって安定した。駆動ヘッド240は
、図で両方向の矢印Aで示すように、前進も後退もできる。往復動駆動軸254
による駆動ヘッドの移動が、係合要素232,234を図で両方向の矢印B,C
で示すように変形させる。壁表面244および駆動ヘッドの表面242がテーパ
ー状になっている結果として、駆動ヘッドが前進すると、弾性要素が放射状外側
に移動し、駆動ヘッドが後退すると、弾性要素が放射状内側に移動する。
【0068】 操作法を述べる。血管造影用の注液器が図のように置かれる。駆動軸254お
よび対応する駆動ヘッド240が前進すると、弾性要素233,234が放射状
外側に移動し、嵌め合い係合要素228,230と係合する。この結果、駆動ヘ
ッドの突起が、外側向けに押され、プランジャーの突起と係合する。すなわち、
駆動ヘッドとプランジャーとが係合する。
【0069】 逆に、プランジャーが駆動ヘッドによって引き戻され、駆動ヘッドが円錐状壁
表面244で囲まれたキャビティ内に入ると、保持要素232,234が放射状
内側に移動するので、プランジャーの突起から引き離され、係合が解除される。
【0070】 以上でこの発明が、前装着血管造影用注液器を提案するものであることが理解
され、なかでもプランジャーと駆動ヘッドが次ぎの仕組みであることが理解され
たであろう。少なくともこれらの内のひとつが、面板と共に相互作用し、プラン
ジャーと駆動ヘッドを係合したり、係合を解除する効果を発揮する。
【0071】 プランジャーと駆動ヘッドの内のひとつが、面板と共に相互作用し、プランジ
ャーと駆動ヘッドを係合したり、係合を解除する効果を発揮する限り、プランジ
ャー、駆動ヘッド、面板アダプターについてのその他の仕組みも、この発明の広
範囲な実施例の内に含まれるものと意図する。例えば、ラムは、以下の作用をす
るように、変形可能な弾性材料で作られているのも良い。面板上でプランジャー
から、ラムが後方に圧力を受けると、ラムヘッドの変形できる弾性材料の一部が
、局所的に収縮し、プランジャーに対して相対的に広がり、係合する効果を発揮
する。また、プランジャーが後退すると、それに対応して変形し、プランジャー
と駆動ヘッドとの係合を解除する効果を発揮する。
【0072】 図14は、この発明による別の実施例としての、噴射器を備えた血管造影用注
液器用のアダプターを示す斜視図である。アダプター10は、メインボディ12
、およびそれに装着された、換言すればそこに内蔵するようにして成形された、
後方円筒形延長部14を有する。メインボディは、全体として円筒形の側表面1
6を有する。このアダプターはその内部に、後方円筒形延長部において、第1の
取り囲む壁20により取り囲まれた、中央の穴18を有する。中央の穴18は、
メインボディの内部で、第2の取り囲む壁22および第3の取り囲む壁24によ
り取り囲まれている。第1の取り囲む壁20は、第2の取り囲む壁22よりも直
径が小さく、両方の穴の接合部は、第1穴の環状リム26を形成する。第2の取
り囲む壁22は、第3の取り囲む壁24よりも直径が小さく、両方の穴の接合部
は、第2穴の環状リム28を形成する。
【0073】 このアダプターは、中央の穴18における、第3の取り囲む壁24と連通する
、前開口30を有し、直径方向に対向する溝32,34をそこに形成し、このよ
うにして、開口を横切り、直径方向に対向する保持フランジ部36,38を形成
して、以下に述べるように、注液器と係合する役目を果たす。このアダプター1
0はさらに、アダプター10を前装着噴射器と、係合または、係合解除するため
の、適応性のある装着手段40を備える。
【0074】 適応性のある装着手段40により、アダプターを、噴射器の前端と係合または
係合解除できるようになる。後方円筒形延長部14は、そこに外周溝42を備え
る。1実施例として、フランジ44,46が、直径方向に対向し、噴射器の前面
で、嵌め合い係合できるように形作られ、その場でアダプターを回すことにより
、直径方向に対向するフランジ要素44,46が、噴射器の前面の保持フランジ
と係合して、ロックできる。このようにして、このアダプターは、下記USPに
述べられた前装着噴射器に装着できる。1995年1月24日、David M
.Reillyらが取得したU.S.Patent5,383,858および1
996年5月28日David M.Reillyらが取得したU.S.Pat
ent5,520,653
【0075】 図15は、この発明による1実施例としての、噴射器アダプターキットを分解
した斜視図である。ここで述べる、噴射機あと付けキットは、前装着噴射器のラ
ムまたは、往復動シャフトに、脱着可能な状態に装着できる。この噴射器アダプ
ターキットは、以下のものを備えることができる。図14に示すような、注液器
50、駆動ヘッド100、引き上げリング120、アダプター10など。
【0076】 図15に示すように、注液器50は、内容積54を包含し、注液器として使う
とき、コントラスト媒体その他の液で満たされ、注液器の先端から投薬するため
の、主円筒状筒52を有する。その先端部には、注液器はその内側に、ネジ58
を備え、注液器の先端とカテーテルとを、リュアロック手段その他の公知の係合
手段で連結するために用いる。
【0077】 注液器の内容積54は、内壁表面60により図のように取り囲まれている。注
液器の基端62の内側には、この発明による1実施例としての、プランジャー7
0が配置されている。プランジャー70は、全体として先端が収束した形で、外
周部には連続したエッジ(側)表面72を有し、該側表面が注液器の内表面60
と接触する。プランジャーは、さらに少なくとも2個の、直径方向に対向する、
一群の間隔を空けて並べた、フレキシブルな弾性係合要素74を備え、以後さら
に詳しく述べる。
【0078】 注液器の基端部の外面には、直径方向に対向するフランジあるいは、耳状要素
64,66を有し、以下に述べるように、注液器をアダプター10に係合または
、ロッキングするために用いる。
【0079】 駆動ヘッド100は円錐台状の形で、中心にセットネジ104を備えた、前方
の円形表面102と円錐台状の側表面106を有する。駆動ヘッドは、円筒状の
カラー108を有する。セットネジ104、ソフトチップセットネジ107、ソ
フトチップセットネジ105を用いて、円筒状カラー108内で、駆動ヘッドは
ラムまたは、噴射器の往復動軸に固定され、前進または後退動作できる。
【0080】 引き上げリング120は、1実施例として、後方円筒形延長部14において、
中央の穴18にある、第1の取り囲む壁20に圧入された関係にある、円筒状カ
ラー122を有する。この引き上げリング120は、プランジャー70のフレキ
シブルな弾性係合要素74を、放射状外側向けに変形させる。これにより面板と
相互作用して、プランジャーと駆動ヘッドを係合(ラムチップの後退により、係
合解除)する。
【0081】 上記の仕組みにより、前装着血管造影用注液器の後方を、アダプター10に備
わる係合開口30に、フランジ要素64,66を挿入される。開口内で位置決め
後、注液器を90°回し、フランジ要素64,66を、開口と連通し、開口30
を横切る形で保持フランジ形成する、内側の溝とロックさせる。
【0082】 注液器とアダプターの、このような係合により、フレキシブルな弾性係合要素
74が、引き上げリングによって広げられ、従って、円錐台状の駆動ヘッド10
0が、フレキシブルな弾性係合要素と係合し、注液器をプランジャー経由で、駆
動ヘッドと連結する。引き続き、駆動ヘッドが前進すると、コントラスト媒体そ
の他の液が、注液器筒内から押出され、注液器の先端から急に出て行く。
【0083】 図15に示すように、引き上げリングには、外側に広がるショルダー要素を、
直径方向に互いに対向して設けても良い。従って引き上げリングは、直径方向に
互いに対向してショルダー要素の無い部分ができ、それらは、ショルダー要素の
中間に位置する。注液器プランジャー70に備わる、フレキシブルな弾性係合要
素74は、その方向によって、係合したり、係合しなかったりする。注液器を装
着することにより、プランジャー70に備わる、フレキシブルな弾性係合要素7
4は、駆動ヘッドの円錐台状の側表面106と係合し、プランジャーは、引き続
き注液器内を前進し、患者にコントラスト媒体を投薬できる。
【0084】 注液器プランジャーが、注液器筒内で、先端部まで進んだ後は、注液器と患者
をつないでいた、カテーテルや管を取り外しても良い。その後、プランジャーは
、注液器の内部通路を後退させることができる。プランジャーがひとたびフルに
後退したら、注液器およびプランジャーを、フレキシブルな弾性係合要素74と
引き上げリングが、接触するまで回転させて、その結果、フレキシブルな弾性係
合要素74が押し広がり、プランジャーは、駆動ヘッドから取り外せる。
【0085】 このように、フレキシブルな弾性係合要素74が、引き上げリングのショルダ
ー部と接触し、それらが放射状外側向きに、押し広げられ、 フレキシブルな弾性係合要素74が、引き上げリングのショルダー部の無い場所
と重なると、それらの部材は駆動ヘッドや付随するラムチップから、取り外し可
能となる。
【0086】 図16は、図15で示した、アダプター10および引き上げリング120の正
面立面図で、対応する構造要素には、同じ番号を付けてある。引き上げリング1
20は、アダプター10にプレスフィットする形で、図示し説明したが、この分
野の熟練者には、アダプターおよび引き上げリングを一体化しても良いことは明
白である。引き上げリングは、適宜様々な形に変えても良く、図15に示すよう
に、ショルダー要素を、直径方向に互いに対向して設けても良く、代わりに外周
に連続して設けても良い。
【0087】 第17図は本発明の他の実施例によるアダプターの側面図で、その対応する構
成要素は第14図と同一の番号を使用している。アダプターのリング・メインボ
ディ12は、その上にまたは一体に形成した後部筒状延長部14が設けられてい
る。筒状側壁面16および円周状の溝42が示されている。メインボディ12は
、後部の円筒状延長部14より長い直径を有していて、メインボディおよび後部
の筒状延長部14の結合部が後部面130を限定している。直径方向に対向する
位置にあるフランジ44および46は、噴射装置の前面に適当かつ結合するよう
に形成された空洞に結合し、メインボディ12の回転によりロックして、直径方
向に対向する位置にあるフランジ44および46が噴射装置の面に保持されたフ
ランジ要素に係合している。噴射器にアダプターを密閉する手段があり、後部面
130の円周状の溝134中に設けられたOリング132として示されている。
別の実施例においては、密閉するためOリングおよび溝の代わりにガスケットま
たはフラット・ワッシャーを後面の平坦表面に使うこともできる。
【0088】 この実施例では、アダプターはアダプターの位置をロック状態に維持するロッ
ク手段を含むものである。第17図の実施例においては、ロック手段は少なくと
も一つのステンレス・スチールのリーフ・スプリング140を含んでいる。リー
フ・スプリング140は、円周状の溝42内の一端に固定されていて、そこから
接線方向に片持ちされている。噴射装置の前面の結合するように形成された空洞
にアダプターが回転的に係合する間、噴射器の空洞内の特徴は各リーフ・スプリ
ングを下方へ押す。アダプターが回転して最終かつインストール・ポジションに
来ると、リーフ・スプリングは噴射器の空洞内の凹所により、外側に開いて実質
的に押されない状態に戻る。アダプターが回転して空洞内でインストールド・ポ
ジションに来ると、押されていない状態にあるリーフ・スプリングは、インスタ
レイションの回転方向の反対方向である後方回転を防ぐため凹所に対して歯止め
または戻り止めとして作用し、従ってアダプターが噴射器から移動するのを防止
する。
【0089】 アダプターを噴射器から移動しなければならない場合は、開口150によって
各リーフ・スプリングへアクセスすることができる。開口150は、第二の環状
リム28(第17で点線で示す)から後面130へ縦方向に伸び、開口150に
よってねじ回しまたはその他適当な道具を開口に挿入され、アダプターがインス
トール・ポジションにある間にリーフ・スプリングを下方に押すことができる。
リーフ・スプリングを下方へ押すと、リーフ・スプリングは歯止めまたは戻り止
めとして作用せず、従ってアダプターは、インスタレイションの回転方向と反対
方向に回転することができ、噴射器からアダプターを移動することができる。
【0090】 替わり開口150は、後面130から第二の環状リム28へ縦方向に一部伸び
ているだけである。本実施例では、後面130から伸びている、第二の環状リム
28と開口150間の薄いソリッド部を維持している。従って開口は、アダプタ
ーの前面からははっきりと見えない。リーフ・スプリングからアクセスしたい場
合は、この薄いソリッド部を「ノッキングアウト」部を使って移動する。次いで
ねじ回しまたはその他適当な道具を開口に挿入して、次の移動のためリーフ・ス
プリングを下方へ押す。
【0091】 リーフ・スプリング140は、図ではねじ151で固定されているが、円周方
向の溝42内のリーフ・スプリングを固定する他の方法は、溶接、蝋付、接着お
よびその他類似の機械的/化学的固定法を含むものである。
【0092】 関連の技術に通常の熟練を有する者は、リーフ・スプリング140には種々の
種類のキャンバーがあることを知っている。例えば、フラット・キャンバーまた
はコンケイブ/コンベックス・キャンバーおよびリーフ・スプリングの特定のデ
ザインのキャンバーを妥当な実験をしないで選択することができる。
【0093】 アダプター、リフティング・リングおよびリーフ・スプリングは、関連の技術
に通常の熟練を有する者なら理解できるように、ステンレス・スチール、アルミ
ニューム、プラスチックまたはその他の構造素材で構成することができる。例え
ば、アダプターおよびリフティング・リングはプラスチック素材から成型するこ
とができる。また、リーフ・スプリング以外のロック手段、例えば戻り止め構造
、結合可能インターロック、ばね付勢伸張構造、ピボット・アーム、熱伸張型構
造または化学薬品などである。ピボット・アームなどの構造にすれば、アダプタ
ーは対応して機械加工で製造したポケットまたはピボット・アームを有する空洞
を使って製造することができる。
【0094】 第18図は、アダプターに押設したリフティング・リング120および中央ボ
ア18内に設けたドライビング・ヘッド100を示す第17図のアダプターの断
面図である。リフティング・リング120は、アダプターの中央ボア18に押設
され、第15図の注射器の基部の端を受ける環状ボリューム160を形成し、リ
フティング・リングは図示の傾斜した外側面124を有し、プランジャーの可撓
係合部材(第15図参照)に係合するのを助け、また前方に前進してプランジャ
ーと係合する円錐台状の駆動ヘッドに順繰りに係合するための係合部材を半径方
向かつ外側に向かって変形するのを助けている。
【0095】 駆動ヘッドは、円錐台状の側面106(第15図について前述した)とカラー
108を含んでいる。円錐台状のドライビング・ヘッドは、図示のようなセット
・スクリュ104を受ける中央ボア110およびソフトチップの止めねじ105
を有している。サイド・ボアがソフトチップの止めねじ105のカラー108内
に設けられている。
【0096】 第19図は、本発明の一実施例によるプランジャー70の断面図である。この
実施例のプランジャーは、図示のようなプランジャー本体76の上に伸張フィッ
トできる弾力性を有するラバーまたは硬質プラスチック・カバー78で覆うこと
ができるプランジャー本体76を含んでいる。またはこのプランジャー本体はカ
バーまたはシース部材のない一体に一つのデザインにしてもよい。カバーを有す
るプランジャー本体は、プランジャーが操作されて注液筒内に位置する時、注液
筒の内側面に係合するための外側円周方向連続端面80を有している。
【0097】 プランジャー本体の基面82は、円周面部84を含む。直径方向に対向して離
反している可撓弾力係合体74の列は、プランジャー本体の基面の円周方向の面
部84に結合し、そこから最後方端86へ向かって後方へ伸びている。各可撓弾
性部材は、駆動ヘッドが操作されてプランジャーと結合すると、噴射器の駆動ヘ
ッドの円周方向の後面と結合的に係合する、横方向にかつ半径方向に内側に向か
って伸びる保持面92を含む円周方向の面部84から後方へ伸び、テールフック
部分90に終わるシャンク部88を有している。保持面92の各テールフック部
分(可撓弾性係合体の縦方向の寸法に対する横方向の寸法における)は、前記の
部材のシャンク部88に対して厚みが大きくなっている。テールフック部分は最
後方端86に向かって後部方向に保持面92の部分から先細りになっていて、さ
らにテールフック部分は、示されている実施例において、駆動ヘッドがプランジ
ャーに係合する時、円錐台の形状の駆動ヘッドを接触させて円周方向に押圧する
ように駆動ヘッドの円周後面に係合する横方向にかつ半径方向に内側に向かって
伸びる保持面92と係合させるための凸状に形成された内側係合面94を有して
いる。可撓弾性部材74の列はプランジャー本体の基面82の円周表面部84上
で直径方向に向かいあっているので、可撓弾性係合体は、プランジャーの外側円
周方向に継続している端面から半径方向に内側に向かって離反している。このよ
うな係合体74の半径方向のインセットの目的は、前記の係合体が、プランジャ
ーが注液筒を通って前後に移動している間、注液筒の内側表面に接触しないよう
にするためである。
【0098】 第20図は、プランジャー本体のくり抜いた内側ボリュームを示す第19図の
タイプのプランジャーの断面図です。またはプランジャーは、前記の内側空洞の
ないソリッドボデイの構造にしてもよい。
【0099】 プランジャー本体は、ポリウレタン、ポリビニールクロライド、ポリメリック
・ラバーまたはブロック・コポリマーの組成物もしくは他の適当な構成素材を使
って形成してもよい。
【0100】 第21図は、第19図および第20図のプランジャー70の背面図である。
【0101】 第22図は、噴射装置に対して、キットを後部に置いた場合の関係を示す分解
図である。アダプター、注射器、リフティング・リングおよび駆動ヘッドの対応
する構造要素には、第15図と同一番号をつけた。後方設置型キットは、アダプ
ター10、駆動ヘッド100、リフティング・リング120およびプランジャー
50を有する注射器70から選択した少なくとも一つの構成要素を含むものであ
る。図示の噴射装置200は、フェイス・プレート・アダプター206が固定さ
れた前面204を有する噴射器のハウジング202よりなるものである。フェイ
ス・プレート・アダプターにはその中に筒状空洞210を有する前面208およ
びこれに連通する前開口穴212がある。駆動ヘッド100は、ラム・チップ2
14の前方駆動および後方後退作動のための往復運動軸に設けられた総じて長方
形のラム・チップおよびその上に設けられた駆動ヘッド100に固定されている
【0102】 図示の配置において、アダプターはフェイス・プレート・アダプター206上
の開口212に係合するフランジ部材44および46と共に後方に挿入されてい
る。アダプターは開口内で位置決めされて90°回転され、開口および開口21
2の方向に対して横断的に形成された保持フランジに連通する内部溝とフランジ
部材44および46とロック係合する。
【0103】 血管造影注射器50は、アダプター10の前面上の開口30に係合するフラン
ジ部材64および66に後方に挿入されている。開口内で位置決めされた後注射
器は90°回転され、フランジ部材64および66を、開口と連通し開口30の
方向に対して横断する保持フランジ64および66を形成する内部溝32および
34とロック係合する。
【0104】 アダプターと注射器が上述のように係合することによって、可撓弾性係合部材
74は、リフティング・リング120によって拡がり、円錐台状駆動ヘッドは可
撓弾性係合部材と係合することによって、プランジャーを通して注射器を駆動ヘ
ッドに結合させ、次いで注射器の末端を通して注液筒の内部ボリュームから他の
液体のためのコントラスト媒体を送り出すために駆動ヘッドを移動させる。
【0105】 ここに種々示し、かつ第14図〜第22図に基づいて述べた本発明の説明の実
施例は、種々の先行技術のプランジャーおよび駆動ヘッド結合/カプリングの配
置の前から述べられている「コッキング」の問題を克服するものであり、またこ
こに示した種々の実施例はまた後方設置型キットを種々のデザインの噴射器と共
に使用できるようにするものである。
【0106】 従って、本発明はアダプターが噴射器と協動してアダプター、プランジャー、
注射器および駆動ヘッドが相互に係合かつ非係合する前荷重血管造影注射器シス
テムのためのアダプターおよび後方設置型キットを意図するものである。
【0107】 本発明はまた上述のタイプのプランジャーを含む血管造影注射器を意図するも
のである。
【0108】 さらに本発明は上述の構造のプランジャーを含むアダプターおよび血管造影注
射器よりなる前荷重噴射器システムを意図しているものである。
【0109】 本発明は種々図解説明した特徴、アスペクトおよび実施例についてここに説明
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の変形、修正および代替実
施例は、関連の技術に通常の熟練を有する者に容易に示唆できるものであるので
、本発明は以下に記載のクレイムと首尾一貫していて、広く解釈されるべきもの
である。
【0110】
【産業における応用】 前荷重血管造影噴射装置、アダプター、血管造影注射器およびその構成要素を
含む本発明の血管造影システムは、患者の診断および治療のため動脈血漿、梗塞
および/または構造のX線透視のため、患者の動脈網中にコントラスト媒体を導
入する場合、有用に使用されるものである。例えば、患者に動脈梗塞があること
が分かった場合、本発明の血液造影システムを使うことによって、前記の梗塞は
レーザー血管形成術、バルーン血管形成術、バイパス外科など種々の技術におい
て処置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例にもとづく血管造影噴射注液器の斜視図である。
【図2】 図1に示す一般形式の血管造影注液器の斜視図であって、本発明の別の考え方
にもとづく前荷重注液噴射器の面板アダプターに関しての分解斜視図である。
【図3】 本発明の一実施例にもとづくプランジャーの側面図である。
【図4】 図3に示す形式のプランジャーの横断面図である。
【図5】 図3および4のプランジャーの背面図である。
【図6】 図3−5に示すプランジャーの可撓弾性係合体の横断面図である。
【図7】 本発明の一実施例にもとづく前荷重注液噴射器面板アダプター集合体の正面図
である。
【図8】 図7の面板アダプターの背面図である。
【図9】 図7の9−9線からとった横断面図であって、面板アダプターの詳細を示す。
【図10】 本発明の一実施例における本発明の面板アダプターおよびプランジャーを用い
た駆動ヘッドの背面図である。
【図11】 図10の駆動ヘッドの側面図である。
【図12】 図10および11の駆動ヘッドの横断面図である。
【図13】 本発明の別の実施例にもとづく変更設計の面板アダプターを備えた血管造影注
液器およびプランジャーの一部横断面図である。
【図14】 本発明の一実施例にもとづく噴射器を備えた血管造影注液器を組み入れたアダ
プターの斜視図である。
【図15】 本発明の別の実施例にもとづく噴射器アダプターの分解斜視図である。
【図16】 本発明の別の実施例にもとづくアダプターおよび引上げリングの正面図である
【図17】 本発明の別の実施例にもとづくアダプターの側面図である。
【図18】 図17に示す形式のアダプターの横断面図である。
【図19】 本発明の別の実施例にもとづくプランジャーの側面図である。
【図20】 図19に示す形式のプランジャーの横断面図である。
【図21】 図19および20に示す形式のプランジャーの背面図である。
【図22】 図15に示す一般形式の再嵌合キットの斜視図であって、本発明の別の考え方
にもとづく前荷重注液噴射器の前面に関しての分解斜視図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),AU,CA,I L,IS,JP (72)発明者 アボット,リチャード,エル. アメリカ合衆国 ノース カロライナ 27704 ダーラム シンシア ドライブ 2305

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 面板アダプターを前面に取り付けた前荷重噴射器を含んでな
    り、駆動ヘッドが噴射器の駆動機構と係合しており、該駆動ヘッドが噴射器の前
    面に取り付けられた血液造影注液器中に配置されたプランジャーと着脱可能に係
    合し、プランジャーと駆動ヘッドの少なくとも一方が面板と相互作用して、プラ
    ンジャーと駆動ヘッドとの相互着脱を行わしめることを特徴とする前荷重注液噴
    射システム。
  2. 【請求項2】 駆動手段を具えた動力駆動血液造影注液器を有してなり、該
    駆動手段は軸方向に延在している往復動可能な駆動軸と該駆動軸に付設された円
    錐台状の駆動ヘッドとを有しており、プランジャー本体が収斂端部を有しており
    、プランジャーの端面はプランジャーが注液筒中に作用状態で位置するときに注
    液筒の内面と係合し、プランジャーの基面は周面を有しており、該周面には周方
    向に離間した可撓性の係合体が列をなしており、各係合体は基面の周面から後尾
    のフック部分まで後方に延在したシャンク部分を有しており、該シャンク部分は
    保持面を有しており、駆動ヘッドがプランジャーと作用状態に結合したときに該
    保持面が駆動ヘッドの後周面と会合係合し、各フック部分は係合体のシャンク部
    分に比べて厚さが増してしかも最後尾に向けて傾斜しており、その凹状の内側係
    合面は駆動ヘッドの円錐台状側面に接触して、駆動ヘッドがプランジャーと係合
    したときに保持面が駆動ヘッドの後部周面と会合係合することを特徴とするプラ
    ンジャー。
  3. 【請求項3】 請求項2のプランジャーを有した血液造影注液器。
  4. 【請求項4】 請求項3の注液器を有した血液造影前荷重注液噴射器。
  5. 【請求項5】 本体が後面にシリンダー状延長部分と直径方向に対向するフ
    ランジ要素とを有しており、該フランジ要素が噴射器の前面中の会合形状凹部と
    係合して本体の回転により位置を錠止可能であり、フランジ要素が噴射器の面中
    の保持フランジ要素と係合し、本体の前面がシリンダー状の凹部とこれと連通す
    る前開口とを有しており、直径方向に対向する保持フランジ部分が開口を横断し
    て前荷重注液器と係合し、該注液器が後部フランジ体を有しており、後部フラン
    ジ体は開口と係合して回転により面板アダプター中に位置を錠止され、注液器の
    後部フランジ体が本体の保持フランジ部分と係合し、本体が凹部中にリフトリン
    グを有しており、このリフトリングが凹部との間に環状の空間を画定し、この空
    間が注液器がアダプターと係合したときに注液器の周面後端と係合し、リフトリ
    ングは注液器のプランジャーの可撓性係合体と係合して展開させる働きをし、プ
    ランジャーが収斂末端を具えたプランジャー本体を有していて、プランジャーが
    注液筒中に作用状態で位置するときに本体の周方向に連続する端面が注液筒の内
    面と係合し、本体の基面が周方向の面を有していて、周方向に互いに離間した可
    撓性の係合体の列が設けられており、該係合体は本体の基面と結合して、そこか
    ら後方に延在しており、各係合体はシャンク部分を有しており、このシャンク部
    分が基面の周面からフック部分まで後方に延在しており、該フック部分は横断方
    向および半径方向内側に延在している保持面を有しており、該保持面は駆動ヘッ
    ドがプランジャーと作用的に結合したときに駆動ヘッドの後周面と会合係合し、
    保持面における各フック部分はシャンク部分よりも厚さが増加してかつ後端に向
    けて傾斜しており、その凹状内側係合面は円錐台状の駆動ヘッドに接触して駆動
    ヘッドの側面に押圧係合し、駆動ヘッドがプランジャーと係合したときに保持面
    は駆動ヘッドの後周面と会合係合し、係合体の列はプランジャーの基面の周面上
    に周方向に配列され、これにより係合体はプランジャーの外周連続面から半径方
    向内側に離間し、かつ注液筒を通ってのプランジャーの前方後方への移動中係合
    体は注液筒の内面とは接触しないことを特徴とする前荷重注液噴射器に用面板ア
    ダプター。
  6. 【請求項6】 前荷重噴射器がその前面に面版アダプターを具えており、該
    面板アダプター本体が後面上にシリンダー状の延長部と直径方向に対向するフラ
    ンジ要素とを有しており、該フランジ要素が噴射器の前面中の凹部と係合してか
    つ本体の回転により位置を錠止され、これによりフランジ要素が噴射器の面内の
    保持フランジ要素と係合し、本体の前面にはシリンダー状の凹部とこれに連通す
    る前開口とが形成されており、保持フランジ部分が開口を横断して前荷重注液器
    と係合し、該注液器は後フランジ体を有しており、これが開口と係合可能でかつ
    回転によりアダプター中に位置を錠止され、これにより注液器の後フランジ体が
    本体の保持フランジ部分と係合し、面板本体は凹部内にリフトリングを具えてお
    り、これが凹部との間に環状の空間を画定して、注液器がアダプターと係合した
    ときにこの空間が注液器の後部周面と係合し、該リフトリングは注液器のプラン
    ジャーの可撓性係合体と係合して半径方向外側に展開させるように作用し、血管
    造影注液器が面板アダプターと係合して該注液器はプランジャーを有しており、
    プランジャー本体は収斂する端部とプランジャーが注液筒内に位置するときに注
    液筒の内面と係合する周方向の連続端面と周面を具えた基面とを有しており、該
    基面には周方向に離間した可撓性の係合体の列が配置されており、該係合体はプ
    ランジャー本体の基面の周面に結合し、各係合体はシャンク部分を具えており、
    このシャンク部分はプランジャーの基面の周面からフック部分まで延在しており
    、該フック部分は半径方向内側に延在する保持面を有していて、駆動ヘッドがプ
    ランジャーと作動結合したときにこの保持面は噴射器の駆動ヘッドの後周面と会
    合係合し、各フック部分は係合体のシャンク部分より厚さが増しておりかつその
    最後端に向けて傾斜しており、その凹状の内側係合面は円錐台状の駆動ヘッドと
    接触して駆動ヘッドの側面を押圧し、駆動ヘッドがプランジャーと係合したとき
    に半径方向内側に延在する保持面は駆動ヘッドの後周面と係合し、係合体の列は
    プランジャーの基面の周面上に周方向に配列されており、これにより係合体はプ
    ランジャーの外連続端面から半径方向内側に離間しており、プランジャーが注液
    筒内を前後動するとき係合体は注液筒の内面とは接触しないことを特徴とする前
    荷重注液噴射システム。
  7. 【請求項7】 (a)前荷重噴射器と(b)噴射器に取り付けられた面板ア
    ダプターとを有してなり、該噴射器は(i)駆動機構と(ii)プランジャーに
    着脱可能に係合する取付け手段とを有してなり、アダプターは(i)アダプター
    を噴射器に取り付ける取付け手段と(ii)アダプターを貫通するシリンダー状
    の凹部とを有してなり、作動中はこの凹部を通って駆動機構が駆動ヘッドを動か
    し、さらに(c)プランジャーが設けられていて、その取付け手段が駆動機構に
    着脱可能に係合することを特徴とする前荷重注液噴射システム。
  8. 【請求項8】 動力駆動血液造影注液器中に用いられる型式であって、軸方
    向に延在する駆動軸と駆動軸に取り付けられた円錐台状駆動ヘッドとを具えた動
    力駆動手段を有しており、さらにプランジャー本体と該本体基面の周面上に周方
    向に離間して設けられた可撓性の係合体の列とプランジャーの基面の周面上に周
    方向に配列された係合体の列とを有してなり、上記のプランジャー本体は(i)
    収斂する端部と(ii)注液筒の内面と係合する外側連続端面と(iii)端部
    と反対側でかつ周面を具えた基面とを有しており、各係合体は(i)プランジャ
    ーの基面周面から後方に延在するシャンク部分と(ii)シャンク部分の後端に
    位置するフック部分とを有しており、該フック部分は(a)半径方向内側に向け
    て延在して、かつ取付け点と内端と具え、駆動ヘッドがプランジャーと作動結合
    されたときに駆動ヘッドの後周面と会合係合する保持面と(b)保持面の後端か
    ら後方に湾曲してフック部分に向けて傾斜し、駆動ヘッドに接触したときに保持
    面が駆動ヘッドの側面に押圧係合し、保持面が駆動ヘッドの後周面と係合するよ
    うな内側凹部とを有しており、上記の係合体はプランジャーの後連続端部から内
    側に離間しており、これにより注液筒を通ってのプランジャーの前後動の間係合
    体が注液筒の内面と接触しないことを特徴とするプランジャー。
  9. 【請求項9】 請求項8のプランジャーを有した血液造影注液器。
  10. 【請求項10】 請求項9の注液器を有した血液造影前荷重噴射器。
  11. 【請求項11】 (a)面板本体と(b)該本体と係合可能なプランジャー
    本体と(c)周方向に離間して配列されかつ基面に結合して後方に延在する可撓
    性の係合体の列とを有してなり:面板本体は(i)シリンダー状の延長部分を具
    えた後面と、(ii)延長部分に取り付けられて直径方向に対向配置されたフラ
    ンジ要素と、(iii)後面と反対側に位置してシリンダー場凹部を具えた前面
    と、(iv)シリンダー状凹部の周縁から中心に向けて延在しフランジ部分を横
    断する開口を残した直径方向に対向して位置するフランジ部分と、(v)シリン
    ダー状凹部内に同心状に配置されプランジャーの係合体に係合して半径方向外側
    に展開させるリフトリングと、(vi)リフトリングの外側に位置して注液器の
    後周面と係合する環状空間とを有してなり:前記のプランジャー本体は(i)収
    斂する端部と、(ii)注液筒の内面と係合する外側連続端面と、(iii)収
    斂端部と反対側に位置して周面を具えた基面とを有してなり:各係合体は(i)
    プランジャーの基面の周面から後方に延在しているシャンク部分と、(ii)シ
    ャンク部分の後端に取り付けられたフック部分とを有してなり:該フック部分は
    半径方向内側に延在しかつ駆動ヘッドがプランジャーと作動結合したときに駆動
    ヘッドの後周面と係合する保持面を具えており、該保持面はシャンク部分より厚
    さが大でかつ最後端に向けて傾斜しており、凸面状の内側係合面が駆動ヘッドに
    接触してその側面に押圧係合し:係合体は周方向に配列されて、プランジャーの
    外側連続端面の中心に向けて収斂して、注液筒内をプランジャーが前後動すると
    きに係合体が注液筒の内面に接触しないことを特徴とする前荷重注液噴射器用面
    板アダプター。
  12. 【請求項12】 (a)面板アダプターを具えた前荷重注液器と(b)アダ
    プターに係合した血液造影注液器とを有してなり:該アダプターは(i)本体と
    、(ii)本体の後面上のシリンダー状延長部分と、(iii)噴射器の前面中
    の凹部と係合し本体の回転により位置を錠止され、それにより保持フランジ要素
    と係合する直径方向に対向するフランジ要素と、(iv)シリンダー状凹部を具
    えた本体前面と、(v)シリンダー状凹部の周縁から半径方向内側に延在直径方
    向に対向配置されたフランジ部分と、(vi)フランジ部分を横断して前荷重注
    液器と係合する開口と、(vii)前面内のシリンダー状凹部内に位置してプラ
    ンジャーの可撓性係合体に係合して半径方向外側に展開させるリフトリングと、
    (viii)リフトリングの外面とシリンダー状凹部の内面とにより画定されK
    注液器がアダプターと係合したときに注液器の後周縁と係合する環状空間とを有
    してなり:上記の注液器は開口と係合して回転によりアダプター中に位置を錠止
    される後フランジ体を有しており、これにより注液器の後フランジ体が本体の保
    持フランジ部分と係合し:注液器のアダプターが(i)収斂する端部と、(ii
    )注液筒の内面と係合する外側連続端面と、(iii)端部と反対側に位置して
    周面を具えた基面と、(iv)基面の周面に結合して後方に延在する周方向に離
    間配列された可撓性係合体の列とを有してなり:各係合体が(a)プランジャー
    の基面周面から後方に延在するシャンク部分と、(b)シャンク部分の後端に取
    り付けられたフック部分とを有してなり:上記のフック部分は半径方向内側に延
    在する保持面を有しており、駆動ヘッドがプランジャーと作動結合したときに保
    持面が駆動ヘッドの後周面と係合し、保持面がシャンク部分より厚さが大であっ
    てしかも最後端向けて傾斜しており、凹面状の内側係合面が駆動ヘッドに接触し
    て、その側面に押圧係合し:係合体は周方向に配列されて、プランジャーの連続
    端面の中心に向けて収斂しており、注液筒内をプランジャーが前後動するときに
    係合体が注液筒の内面と接触しないことを特徴とする前荷重噴射器。
  13. 【請求項13】 前面上に着脱可能なアダプターを取り付けてあり、駆動ヘ
    ッドは噴射器の駆動機構と係合しており、駆動ヘッドはアダプターに取り付けら
    れた血管造影注液器内のプランジャーに着脱可能に係合しており、プランジャー
    と駆動ヘッドと注液器の少なくともひとつがアダプターと相互作用して、プラン
    ジャーと駆動ヘッドと注液器とを相互に係合離脱させることを特徴とする前荷重
    注液噴射システム。
  14. 【請求項14】 アダプターを具えた血管造影注液器を有しており、本体は
    シリンダー状の延長部分を有しており、その中心孔は本体とシリンダー状延長部
    分を貫通して延在しており、該延長部分は直径方向に対向配置されたフランジを
    具えており、該フランジはアダプターの前面内の凹部と係合して本体の回転によ
    り位置を錠止され、フランジ要素がアダプターの面内の保持フランジ要素と係合
    し、本体は中心孔と連通する前開口を有しており、開口はそれを横断する直径方
    向に対向配置された保持フランジ部分を有していてこれが前荷重注液器と係合し
    、該注液器は開口と係合してその回転により位置を錠止される後フランジ体を有
    しており、これによりフランジ体が本体の保持フランジ部分と係合し、本体は中
    心孔との間に環状空間を画定するリフトリングを有しており、該空間は注液器の
    後端と係合し、後シリンダー延長部分は錠止手段を有していて、本体が最終の装
    填位置に回転されると、この錠止手段がアダプターの凹部と相互作用してアダプ
    ターの逆回転脱落を防止することを特徴とするアダプター。
  15. 【請求項15】 請求項14のアダプターと血管造影注液器を具えており、
    板バネおよびツメおよび軸承アームおよび膨張要素および熱膨張要素からなる群
    から錠止手段が選ばれることを特徴とするアダプター。
  16. 【請求項16】 血管造影注液器と噴射器とを連結する型式であって:本体
    は後シリンダー状延長部分を有しており、かつ本体と延長部分を貫通して中心孔
    が延在しており:該延長部分は直径方向に対向配置されたフランジを有しており
    、本体の回転によりこれらのフランジは噴射器の前面中の凹部と係合し、これに
    よりフランジがアダプターの面中の保持フランジ要素と係合し:本体は中心孔と
    連通する前開口を有しており、該開口は直径方向に対向してかつ開口を横断しか
    つ前荷重注液器と係合する保持フランジ部分を有しており、該注液器の有する後
    フランジ体は開口と係合して回転により位置を錠止され、これにより注液器のフ
    ランジ体が本体の保持フランジと係合し:本体が中心孔との間に環状空間を画定
    するリフトリングを有しており、該空間は注液器の後周縁と係合し:延長部分は
    少なくとも1個の板バネを有しており、この板バネはアダプターの面に固定され
    て接線方向に片持ち状に支持され、これにより本体がアダプターの凹部と回転係
    合する間凹部がいたバネを押圧し、本体が最終の装填位置に回転されたときに凹
    部内の孔が板バネをして外側に揺れさせて、アダプターの逆回転脱落を防止する
    ことを特徴とするアダプター。
  17. 【請求項17】 請求項16の噴射器を具えた血管造影注液器を有しており
    、かつ本体のシール手段が本体の後面を噴射器の前面にシールすることを特徴と
    するアダプター。
  18. 【請求項18】 請求項17の噴射器を具えた血管造影注液器を有しており
    、かつシール手段が本体の後面を噴射器の前面にシールし、かつシール手段が(
    I)後面の周溝内に配置されたO−リング、(II)後面の平面上のガスケット
    および(III)後面の平面上の平らなワッシャーからなる群から選ばれること
    を特徴とするアダプター。
  19. 【請求項19】 動力駆動血管造影注液器内で用いられる型式であって、そ
    の動力駆動手段が軸方向に往復動する駆動軸とこれに取り付けられた円錐台状の
    駆動ヘッドとを有してなり:プランジャーが収斂端部を具えたプランジャー本体
    を有しており、周方向に連続する端面がプランジャーが注液筒内に作動配置され
    たときに注液筒内面に係合し、基面が周面を有しており、直径方向に離間対設さ
    れた可撓性係合体の列が本体基面の周面に結合してかつ後方に延在しており:各
    係合体がプランジャーの基面から後のフック部分まで延在するシャンク部分を有
    しており、該シャンク部分が半径方向内側に延在する保持面を有しており、駆動
    ヘッドがプランジャーと作動結合したときにこの保持面が噴射器の駆動ヘッドの
    周面と係合し、各フック部分がシャンク部分より厚さが大でかつ最後端に向けて
    傾斜しており、凹状の係合面が駆動ヘッドに接触して駆動ヘッドの側面と押圧係
    合し、駆動ヘッドがプランジャーと係合したときに半径方向内側に延在する保持
    面が駆動ヘッドの後周面と係合し:プランジャーの基面の周面上において係合体
    が直径方向に対向配列され、これにより係合体がプランジャーの連続端面から半
    径方向内側に離間し、注液筒中をプランジャーが前後動する間係合体が注液筒の
    内面と接触しないことを特徴とするプランジャー。
  20. 【請求項20】 請求項19のプランジャーを有した血管造影注液器。
  21. 【請求項21】 プランジャーを具えた血管造影注液器を有しており:該プ
    ランジャーの本体が収斂端部を有していて、プランジャーが注液筒内に作動位置
    されたときに本体周方向の連続端部が注液筒の内面と係合し、本体基面が周面を
    具えており、直径方向に離間配列された可撓性の係合体の列が基面の周面と結合
    してかつ後方に延在しており:各係合体がプランジャーの基面から後方へフック
    部分まで延在するシャンク部分を有しており、該フック部分は半径方向内側に延
    在する保持面を有しており、該保持面は駆動ヘッドがプランジャーに作動結合し
    たときに駆動ヘッドの後周面と係合し、各フック部分はシャンク部分より厚さが
    大でかつ最後端に向けて傾斜しており、凹状の内側係合面が駆動ヘッドに接触し
    て、駆動ヘッドの側面に押圧係合し、駆動ヘッドがプランジャーと係合したとき
    に半径方向内側に延在する保持面が駆動ヘッドの後側面と係合し:プランジャー
    の基面周面上において離間した可撓性係合体が直径方向に対向配置され、これに
    より係合体はプランジャーの外側端面より半径方向内側に離間し、注液筒内をプ
    ランジャーが前後動する間係合体は注液筒の内面と接触しないことを特徴とする
    血管造影改造キット。
  22. 【請求項22】 本体がシリンダー状の後方延長部分を有していて、その中
    央孔が本体と延長部分とを貫通延在しており:該延長部分が半径方向に対向は位
    置されたフランジを具えており、該フランジがアダプターの前面内の凹部に係合
    して本体が回転すると位置錠止され、これによりフランジ要素が噴射器の面内の
    保持フランジ要素と係合し:本体が中心孔と連通する前開口を有していて、該開
    口が直径方向に対向する保持フランジ部分を有していてこれが前荷重注液器と係
    合し、該注液器が後フランジ体を有しており、このフランジ体が開口と係合可能
    でかつ回転により本体中に位置錠止され、これにより注液器のフランジ体が本体
    の保持フランジ部分と係合し:本体が中心孔との間に環状空間を画定するリフト
    リングを有しており、該リフトリングは注液器の周縁と係合可能であり:後方延
    長部分が錠止手段を具えていて、本体が最終装填位置に回転されるときこの錠止
    手段が噴射器凹部と相互作用して、アダプターの逆回転脱落を防止することを特
    徴とする請求項21に記載の血管造影改造キット。
  23. 【請求項23】 アダプターとプランジャーと駆動ヘッドとからなる群から
    選ばれた少なくとも1個の構成要素を有しており:アダプターは後シリンダー状
    延長部分を具えた本体を有しており、中心孔が本体と延長部分とを貫通して延在
    しており:延長部分は直径方向に対向配置されたフランジを有しており、該フラ
    ンジはアダプターの前面内の凹部と係合して本体の回転により位置を錠止され、
    これによりフランジはアダプターの面内の保持フランジ要素と係合し:本体は前
    開口を有しており、この開口は直径方向に対向する保持フランジ部分を有してい
    て、これが前荷重注液器と係合し、該注液器は後フランジ体を有していて、該フ
    ランジ体は開口と係合してかつ回転により本体中に位置を錠止され、これにより
    注液器のフランジ体は本体の保持フランジ部分と係合し:本体は中心孔との間に
    環状空間を画定するリフトリングを有しており、該リフトリングは注液器の後周
    縁と係合し:後方延長部分は錠止手段を有していて、本体が最終装填位置に回転
    されると錠止手段が内側凹部と相互作用して、アダプターの逆転脱落を防止し:
    血管造影注液器がプランジャーを有していて:該プランジャーの本体が収斂する
    後端を具えており、プランジャーが注液筒内に作動位置したときにその外側連続
    端面は注液筒の内面と係合し、基面が周面を具えており、可撓性の係合体の列が
    直径方向に離間配列されており、該係合体はプランジャーの基面周面に係合して
    かつ後方に延在し:各係合体は基面周面から後のフック部分まで延在するシャン
    ク部分を有しており、該フック部分は半径方向内側に延在する保持面を有してお
    り、駆動ヘッドがプランジャーと作動結合したときにこの保持面はアダプターの
    駆動ヘッドの後周面と係合し、各フック部分の厚さは係合体より大であってかつ
    最後端に向けて傾斜しており、内側係合面は駆動ヘッドと係合して、その側面と
    押圧係合し、駆動ヘッドがプランジャーを係合したときに保持面は駆動ヘッドの
    後周面と係合し:プランジャーの基面上において係合体は直径方向に対向配置さ
    れ、これにより係合体はプランジャーの外側連続端面から内側に離間し、注液筒
    内をプランジャーが往復動する間係合体は注液筒の内面と接触せず:駆動ヘッド
    は前円形面と円錐台状の側面とを有しており、駆動ヘッドは噴射器のラムまたは
    往復動軸に固定されて、ラムと駆動ヘッドの前進後退を駆動することを特徴とす
    る血管造影改造キット。
  24. 【請求項24】 請求項14に記載のアダプターの前面に着脱可能に係合す
    る前荷重噴射器を有することを特徴とする前荷重注液噴射システム。
  25. 【請求項25】 プランジャーを具えた血管造影注液器を有しており:プラ
    ンジャーの本体が収斂する端部を有しており、プランジャーが注液筒内に作動位
    置したときに本体の外側連続端部は注液筒の内面と係合し、本体の基面は周面を
    有していて、直径方向に離間配列された可撓性係合体の列は基面の周面に結合し
    て後方に延在しており:各係合体は基面の周面から後方のフック部分まで延在す
    るシャンク部分を有しており、該フック部分は半径方向内側に延在する保持面を
    有しており、駆動ヘッドがプランジャーと作動結合したときにこの保持面は駆動
    ヘッドの後周面と係合し、各フック部分はシャンク部分より厚さが大であって後
    端に向けて傾斜しており、凹状内側係合面が駆動ヘッドに接触して、駆動ヘッド
    の側面に押圧係合し、駆動ヘッドがプランジャーと係合したときに半径方向内側
    に延在する保持面が駆動ヘッドの後周面と係合し:基面お周面上で係合体が直径
    方向に対向配置され、これによりプランジャーの外側端面から半径方向内側に離
    間し、注液筒内をプランジャーが往復動する間係合体が注液筒内面と接触しない
    ことを特徴とする請求項24に記載のシステム。
  26. 【請求項26】 プランジャーを具えた注液器を有してなり:プランジャー
    の本体は収斂端部と、プランジャーが注液筒内に作動位置したときに注液筒内面
    に係合する外側連続端面と、基面と有してない、該基面が周面を具えており、直
    径方向に離間配列された可撓性係合体の列が基面周面に結合して後方に延在し:
    各係合体は基面の周面から後方に延在してフック部分に至るシャンク部分を有し
    ており、該フック部分が半径方向内側に延在する保持面を有しており、駆動ヘッ
    ドがプランジャーと作動結合したときに該保持面が噴射器の駆動ヘッドの後周面
    と会合係合し、各フック部分はシャンク部分より厚さが大でかつ後端に向けて傾
    斜しており、凹状の内側係合面が駆動ヘッドに接触して、駆動ヘッドの側面と押
    圧係合し、駆動ヘッドがプランジャーと係合したときに保持面が駆動ヘッドの後
    周面と会合係合し;基面周面上で係合体が直径方向に対向配置され、これにより
    係合体がプランジャーの外側連続端面から半径方向内側に離間し、注液筒を通っ
    てプランジャーが前後動する間係合体が注液筒の内面と接触しないことを特徴と
    する前荷重注液噴射システム。
JP2000507420A 1997-08-22 1998-08-21 血管造影噴射注液と前荷重噴射アダプター Pending JP2001513406A (ja)

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