JP2001512945A - 時変拘束を有するコードを利用するチャネル用静的ビタビ検出器 - Google Patents

時変拘束を有するコードを利用するチャネル用静的ビタビ検出器

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JP2001512945A
JP2001512945A JP2000506719A JP2000506719A JP2001512945A JP 2001512945 A JP2001512945 A JP 2001512945A JP 2000506719 A JP2000506719 A JP 2000506719A JP 2000506719 A JP2000506719 A JP 2000506719A JP 2001512945 A JP2001512945 A JP 2001512945A
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Abstract

(57)【要約】 記憶チャネル100から受けた読取り信号で符号化したデータを検出する際に検出器124を使用する。この検出器124は、時変拘束を有するコードに従って符号化したデータを検出するように構成した、時不変構造を有するビタビ検出器124を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、ディスクドライブに関する。更に詳しくは、本発明は、時変拘束を
有するコードに従ってコード化され、時不変構造を有する、ディスクドライブの
データ検出器に関する。
【0002】 (発明の背景) 典型的なディスクドライブは、ハブまたはスピンドル上に回転するように取付
けた1枚以上のディスクを含む。典型的なディスクドライブは、各ディスク上を
浮動する流体力学的空気軸受によって支持された変換器も含む。この変換器およ
び流体力学的空気軸受をまとめてデータヘッドと称する。このディスクドライブ
をホストシステムから受けたコマンドに基づいて制御するために、通常ドライブ
制御装置を使用する。このドライブ制御装置は、ディスクから情報を検索するた
めに、およびディスクに情報を記憶するためにディスクドライブを制御する。
【0003】 一つの従来のディスクドライブでは、電気機械的アクチュエータが負帰還、閉
ループ・サーボシステム内で作動する。このアクチュエータは、トラックシーク
作業のためにデータヘッドをディスク表面の上を放射状に動かし、トラック追跡
作業のために変換器をこのディスク表面上のトラックの直ぐ上に保持する。
【0004】 情報は、典型的には、ディスク表面上に情報を書込むためのデータヘッドに、
記憶すべきデータを表す書込み信号を与えることによって、ディスク表面上の同
心トラックに記憶する。ディスクからデータを検索する際、このドライブ制御装
置は、データヘッドがディスク上を浮動し、ディスク上の磁束反転を検知し、お
よびこれらの磁束反転に基づいて読取り信号を生成するように、電気機械的アク
チュエータを制御する。この読取り信号は、このデータを復元するために、典型
的にはこのドライブの読取り/書込みチャネルおよびこの制御装置によって調整
して次に復号化する。
【0005】 典型的データ記憶チャネルは、ディスク、データヘッド、AGC回路装置、ロ
ーパスフィルタ、AD変換器、データ検出器、および復号器を含む。この読取り
チャネルは、別個の回路装置としてか、またはこのディスクドライブに関連する
ドライブ制御装置で実行することが出来る。そのようなドライブ制御装置は、典
型的には、誤り検出および補正素子も含む。
【0006】 ビタビ検出器が過去にはディスクドライブの読取りチャネルでデータ検出器と
して使われている。ビタビ検出器は、この検出器への入力が信号プラス加法白色
ガウス雑音から成るとき、および典型的枝距離(この検出器に与えられる信号の
中の誤りの二乗)を使用するときに、最尤列推定器として作用する。
【0007】 ディジタル磁気記録では、チャネルのパルス応答を従来、(1−D)(1+D)n の形の適当な部分応答(PR)目標に等化していた。但し、nは非負整数、Dは
遅延演算子である。多数の異なるPR目標が開発されている。例えば、n=1、
2および3のとき、結果のPR目標を、それぞれ、部分応答クラス4(PR4)
チャネル、拡張部分応答クラス4(EPR4)チャネル、および増強拡張部分応
答クラス4(E2PR4)チャネルと称する。
【0008】 磁気的チャネルパルス応答を指定目標に強制することは、一般的に雑音増強お
よび雑音相関を生ずる結果となる。そのような影響を減少するために、このチャ
ネル目標応答は、次の形のPR多項式に一般化できる: f(D)=1+f1D+f22+・・・+fnn ここで、一般性を失わずに、f0を1に正規化し、fi項は非整数値を取るよう
にする。
【0009】 上に示すチャネル目標応答が与えられたとすると、ビタビトレリスで必要な状
態数は、2nに等しい。例えば、 fE 2 PR4(D)=1+2D−2D3−D4 で与えられるE2PR4チャネルのビタビ検出器は、24=16の状態を有する。
勿論、nが増すと、ビタビ状態の数は、極端に大きくなることができる。そのよ
うな検出器の複雑さをなくするためには、符号間干渉(ISI)項の幾つかを除
去するために、局所フィードバックを実行することができる。そのような検出器
を低減状態列推定器(RSSE)と称し、2mの状態と(n−m)のフィードバ ックタップを含み、但し、mはn以下である。
【0010】 ビタビ検出器のビット誤り率性能は、二つの互いに素のチャネル出力列間の最
小ユークリッド距離によって支配される。ディジタル磁気記録では、ある高次の
PRチャネル(E2PR4のような)は勿論、高線形記録密度の最尤列推定器か らの優勢誤り事象が一般的に+/−(2,−2,2)の形であることを観察した
。ここで、この誤り事象は、入力ビットが+/−1であるときの、二つの入力列
の間の差を意味する。そのような誤りは、典型的には、トリビットを一つのサン
プル時間でシフトしたとき、またはカッドビットを双ビットと取り違えとき、ま
たはその逆のときに起る。
【0011】 (発明の概要) 比較的新しいクラスのコードが検討されている。そのようなコードには、デー
タ検出器への入力ビットストリームからそのような優勢誤り事象を除去する方法
として提案されている、最大遷移ラン(MTR)コードがある。そのようなMT
Rコードは、磁気記録チャネルのデータサンプル間の最小ユークリッド距離を増
すように作用する。
【0012】 例えば、MTR=2のコードは、変調した波形の中の連続する遷移のランを2
に制限する。本質的に、MTR=2のコードは、二つを超える連続遷移を含む符
号化したデータの全てのパターンを除去する。従って、MTR=2のコードは、
高記録密度および高次PRチャネルでMLSDに対して優勢誤り事象を生ずる全
てのパターンも除去する。
【0013】 もし、このMTR拘束を緩和すれば、同じ優勢誤り事象を除去できることも観
察した。換言すれば、緩和したMTR拘束は、三つの連続する遷移のランを認め
るかも知れないが、それらをL時間間隔毎にスタートさせることが必要である。
それで、例えば、L=2でトリビットを一つおきの時間間隔でスタートさせるこ
とができる。そのようなコードを時変MTRコードと称する。
【0014】 任意の変調コーディングゲインを実現するためには、このコード拘束を検出プ
ロセス中に実行しなければならない。特に、これらのコーディング拘束を犯す、
ビタビトレリスのあらゆる状態または枝を検出器構造から除外しなければならな
い。時変MTRコードで、トリビットの存在を許すためには、トレリス線図をL
時間間隔毎に一回修整する必要がある。例えば、8状態検出器に対して、トリビ
ットの存在に対応する二つの枝を通常トレリスから除去するが、単一時間間隔に
対して、それらをL時間間隔毎に復元する。
【0015】 それで、そのような時変MTR符号化チャネルに関連して使用するビタビ検出
器は、本来それ自体時変的である。そのような検出器は、この検出器に選択入力
を設けて、符号化したチャネルの時変的性質に対応するため、および時変トレリ
ス構造を実行するために、検出器の作用を種々の作動モードの中で切換えられる
ようにすることによって実行できる。この時変検出器構造は、好ましくなく複雑
である。
【0016】 本発明は、これらおよびその他の問題に取組み、従来技術より優れたその他の
利点を示す。
【0017】 本発明の一態様によれば、記憶チャネルから受けた読取り信号で符号化したデ
ータを検出する際に検出器を使用する。この検出器は、時変拘束を有するコード
に従って符号化したデータを検出するように構成した、時不変構造を有するビタ
ビ検出器を含む。
【0018】 本発明は、検出器、データを検出する方法、またはそのような検出器を作る方
法として実行できる。
【0019】 (好適実施例の詳細な説明) 図1は、本発明によるデータ記憶システム100の簡易ブロック線図である。
システム100は、符号器110、ディスク112、読取り/書込みヘッド11
4、AGC回路115、ローパスフィルタ116、有限インパルス応答(FIR
)フィルタ122、ビタビ検出器124および復号器120を含む。システム1
00は、AD変換器も含んでもよい。アクチュエータ組立体(図示せず)が典型
的に読取り/書込みヘッド114をディスク112の表面上の然るべき位置に保
持する。このアクチュエータ組立体は、ヘッドジンバル組立体にしっかりと結合
された、アクチュエータアームを含む。次に、このヘッドジンバル組立体は、そ
の第1端でこのアクチュエータアームに、且つその第2端でジンバルにしっかり
と結合された、ロードビーム、または屈曲アームを含む。このジンバルは、ディ
スク112の表面のトラック内のデータをアクセスするために、読取り/書込み
ヘッド114を対応するディスク112の表面上に支持する空気軸受に結合され
ている。
【0020】 作動する際、読取りチャネル110を含む、このディスクドライブに関連する
ドライブ制御装置が、典型的には、ディスク112のある部分をアクセスすべき
であることを示す、ホストシステムから受けたコマンド信号を受ける。このコマ
ンド信号に応じて、このドライブ制御装置は、サーボ制御プロセッサに、このア
クチュエータが読取り/書込みヘッド114を位置付けるべき特定のシリンダを
示す位置信号を与える。このサーボ制御プロセッサは、この位置信号をアナログ
信号に変換し、それを増幅してこのアクチュエータ組立体に与える。このアナロ
グ位置信号に応じて、このアクチュエータ組立体が読取り/書込みヘッド114
を所望のトラック上に配置する。
【0021】 もし、書込み作業を行うべきなら、このドライブ制御装置によってデータを符
号器110に与え、それが所定のコードに従ってこのデータを符号化する。その
ようなコードは、何れかの所望のサイズ(MTR=2のような)の最大遷移ラン
レングス(長さ)コード拘束のような制約を含んでもよい。このコード制約は、
時変でもよい。次に、この符号化したデータを、書込み信号の形で、読取り/書
込みヘッド114に与える。次に、読取り/書込みヘッド114は、書込み信号
に符号化したデータを示す情報をディスク112の表面に書込むように作動する
【0022】 もし、読取り作業を行うべきなら、読取り/書込みヘッド114は、読取り/
書込みヘッド114が位置するトラックの情報を示す読取り信号を生成する。こ
の読取り信号をAGC回路115に与え、それがこの信号を期待の範囲内に維持
し、それをローパスフィルタ116に与える。ローパスフィルタ116は、高周
波成分を濾過して取除き、この信号をFIRフィルタ122に与える。FIRフ
ィルタ122は、これらの入力信号パルスを目標応答(非ゼロ値が少ないパルス
)に等化するために設けられている。
【0023】 ビタビ検出器124の通常動作は、個別時間間隔を垂直に向いた状態のグルー
プによって描いた、典型的状態機械線図である、トレリス線図を使うとより容易
に分る。例えば、図2Aは、ビタビ検出器124の作用を説明するトレリス線図
125を示す。そのようなシステムでは、このシステムの出力で隣接するパルス
間に符号間干渉がない。ゼロのユーザ入力ビットがディスクからの読取りに遷移
または磁束反転がないことを表し、および1ビットが遷移(即ち、NRZIコー
ディングシステムをとる)を表すと仮定し、並びに等化した遷移のピークサンプ
ル値を1と仮定すると、ゼロの入力は、ゼロの出力をもたらし、1の入力は、1
かマイナス1の出力をもたらす。これは、最後の遷移の極性に依存する。換言す
れば、入力列に1がある度毎に、書込み電流の方向が変化する。上記のシステム
が与えられたとすると、遷移の極性が交互しなければならないことが明らかであ
る。もう一つの例示システムでは、NRZ変調を使用する。そのようなシステム
では、1が高に対応し、0が低に対応する。
【0024】 これらのルール(NRZ変調に対する)は全て図2Aに示す状態機械線図で捕
捉する。そのようなトレリス線図は、検出器構造を説明するため、およびあらゆ
るユーザ入力列に対して雑音のない出力列を決めるために使用できる。
【0025】 図2Aの特別なトレリス線図125は、フルレートの状態8、基数2のビタビ
検出器を示す。このビタビ検出器の各状態は、一般に知られるに、加算・比較・
選択(ACS)ユニットとして一般的に実行する。このACSユニットは、各枝
の距離をその対応するパスで合計距離に加える。次に、二つの入来パスからの距
離を比較し、最善の距離のパスを選択する。
【0026】 図2Bおよび図2Cは、高線形密度での最尤列検出器用および高次部分応答チ
ャネル用ビタビ検出器が直面する優勢誤り事象を示す。
【0027】 図2Bの上の波形は、トリビット(即ち、三つの連続する遷移を有する波形)
を示す。図2Cの下の波形は、このトリビットを右に1時間スペースだけシフト
したことを示す。図2Cの上の波形は、カッドビット(即ち、四つの連続する遷
移を有する波形)を示す。そのような誤り事象を検討するために、MTRコード
を使用する。緩和時変MTRコードが波形に、例えば、三つの遷移を持つことを
可能にするが、これらのトリビットをL時間間隔毎に一度しかスタートさせない
【0028】 トレリス125は、チャネルに使用するビタビ検出器構造を時変MTRコード
で記述する。このトレリス125によって記述された検出器は、データを時変M
TRコードに従って処理し、そこでは二つを超える連続遷移が一般的に認められ
ないが、三つの連続する遷移をサンプル間隔一つおきに始めさせる(即ち、MT
R=2およびL=2のコード)。トレリス125は、状態欄126および最後の
三つのサンプル入力ビットを示すサンプル入力欄128を含む。各状態は、ak- 1 、ak-2およびak-3で示す、このチャネルへの最後の三つの入力ビットの異な る可能な組合せを表す。トレリス線図125では、時間k−1でトリビットが認
められる。従って、時間間隔k−1でトレリス125に何の修整も必要ない。し
かし、次の時間間隔、kで、トリビットが認められず、それでトリビットパター
ンに対応する、このトレリス線図の枝を除去しなければならない。そのような枝
は、図2Aの太い破線130および132に対応する。
【0029】 図3は、更なる時間変化を示すためのトレリス125の拡張を示す。図3では
、トレリス125が時間の長さk−1から時間の長さk+2まで拡張する。分る
ように、枝130および132は、一つおきの時間の長さで除去し、残りの期間
のトレリス線図に戻さねばならない。それで、これは、このビタビ検出器124
のモードをトレリス125によって記述する時変構造を実行するために切換えら
れるように、このビタビ検出器にある種の選択機構を要求する。そのような時変
構造に対する要求は、ビタビ検出器124をこのデータのコーディングの際に使
用する時変コード拘束を励行するように設計しなければならないために生ずる。
【0030】 図4は、ビタビ検出器124を図2および図3に関して説明したのと同じチャ
ネルに対して基数4のビタビ検出器として実行できる方法をを示すトレリス線図
140を示す。
【0031】 そのようなビタビ検出器では、もし、受けたデータのサンプル数xをこのビタ
ビ検出器で同時に処理すべきであるなら、このビタビ検出器のクロックレートは
、チャネル・クロックレートの1/x倍である。それでこのビタビ検出器は、各
処理ステップの端でxビットを解放する。その場合、各ACSユニットが2xの 枝に作用し、最低距離のパスを選択する。
【0032】 図4のトレリス線図140は、今度は偶数および奇数両方の時間間隔で(即ち
、時間間隔k−1およびkで)コード拘束を含む。図4は、トレリス140の各
状態に対するACSユニットが、状態2および5に関連するものを除いて、四つ
の入ってくる枝に作用することを示す。図2および図3に関して説明した、同じ
時変MTR拘束を実行することが、状態2および5の両方に対して四つの枝の二
つを除去する。それで、これらの状態に対するACSユニットだけが二つの入力
に作用する。
【0033】 特に、基数2の検出器では、枝130が除去されているので、状態2は状態5
から何も入力を受けられない。状態5への入力は、状態2および3からである。
それで、基数4の検出器では、状態2が状態2および3から何も入力を受けられ
ない。
【0034】 同様に、基数2の検出器では、枝132が除去されているので、状態5は状態
2から何も入力を受けられない。状態2への入力は、状態4および5からである
。それで、基数4の検出器では、状態5が状態4および5から何も入力を受けら
れない。
【0035】 この様に、図4は、時不変であるが、時変コード構造を有するコードを利用す
るチャネルに使用するビタビ検出器を記述するトレリス140を示す。そのよう
な技術は、ビタビ検出器が並列に処理しているクロック周期と同じ数に亘ってコ
ード拘束が周期的である限り、時変コード拘束ででも、時不変ビタビ検出器を実
行するために使用することが出来る。換言すれば、基数2Nのビタビ検出器では 、このビタビ検出器がNの入力サンプルを並列に処理している。Nが1より大き
く、時変コード拘束がNサンプルに亘って周期的であれば、本発明は、このコー
ドを使うチャネルのビタビ検出器が時不変であるように使うことができる。この
ビタビ検出器のトレリス構造から周期的に除去する枝は、単純に永久的に除去す
る。これは、枝を除去するため、およびビタビ検出器モード間を切換えるための
スイッチング機構が必要ないために、このビタビ検出器の複雑さをかなり減少す
る。
【0036】 図5Aおよび図5Bは、本発明の一態様によるビタビ検出器の作用を示すブロ
ック線図である。図5Aは、図4に示すトレリス構造の状態ゼロでのビタビ検出
器の作用を示す。状態2および5を除いて、他の全ての状態の作用は、図5Aに
示すものと同様である。図5Bは、図4に示すトレリス構造140の状態2での
ビタビ検出器の作用を示す。状態5でのビタビ検出器の作用は、図5Bに示すも
のと同様である。
【0037】 図5Aは、このビタビ検出器が論理的に四つの枝距離計算器素子142、14
4、146および148、並びに加算・比較・選択(ACS)素子150を含む
ことを示す。枝距離計算器素子142〜148は、図4に示すトレリス構造14
0の時間の長さk−1での状態0、1、2および3から時間の長さkでの状態0
へ通ずる枝に関連する枝距離を計算する。枝距離計算器素子142〜148は、
既知の方法で、これらの枝距離を、既知の方法で、受けたサンプルに基づきおよ
び所望の値に基づいて計算し、これらの枝距離をACS素子150に供給する。
ACS素子150は、時間の長さk−1での状態0〜4から枝距離を受け、これ
らを時間の長さk−1での状態0〜3から通ずる枝の枝距離に加え、および時間
の長さkでの状態0に対する状態距離として最低値を選択する。この新しい状態
距離を出力152で適当な記憶機構に提供する。
【0038】 対照的に、図5Bは、時間の長さkの状態2でのトレリス構造140に対応す
るビタビ検出器の作用を示す。図5Bは、二つの枝距離計算器素子154および
156だけが必要であり、且つACS素子158に供給することを示す。枝距離
計算器素子154および156は、時間の長さk−1での状態0および1から時
間の長さkでの状態2へ通ずる枝に関連する枝距離だけを計算すればよい。時間
の長さkで二つの枝しか状態2へ通じないので、二つの枝距離計算器素子だけが
必要である。
【0039】 これらの枝距離をACS素子158に供給する。ACS素子158は、時間の
長さk−1での状態0および1に関連する枝距離を受け、これらを素子154お
よび156によって計算した枝距離に加える。次に、ACS素子158は、これ
ら二つの値の小さい方を選択し、それを時間の長さkでの状態0に対応する状態
距離として出力160に提供する。本発明によるビタビ検出器に必要な枝距離計
算器素子の数が従来のビタビ検出器より減り、間隔毎に変動しないことが分る。
これは、従来のビタビ検出器に比べてかなりの節約と複雑さの低減をもたらす。
【0040】 本発明は、枝を除去することによってビタビ検出器を単純化するためだけでな
く、ビタビ検出器のトレリスから状態を永久的に除去するためにも使うことがで
きる。例えば、上に説明したような、8状態検出器への時変MTRコードの適用
は、どの時間でも、どの状態の除去にもならない。しかし、各状態が最後の四つ
の入力チャネルビット(ak-1、ak-2、ak-3およびak-4によって与える)を指
定する、16状態検出器に対しては、このRTRコードで時変拘束を実行するた
めに、+/−(+1,−1,+1,−1)によって示す二つの状態を基数2のト
レリスから一つおきのステップで除去する。
【0041】 しかし、基数4のアーキテクチャでは、これら二つの状態を何時も除去できる
。表1および表2は、そのような基数4のアーキテクチャに対応するトレリス構
造を定義する。表1は、この検出器に対する枝距離を示す。
【0042】 表2は、時不変基数4MTRコード化E2PR4チャネルに対する枝距離を示 す。上に説明したように、基数4のアーキテクチャでは、各枝距離が、時間の長
さk−1およびkでの枝距離の和である。これらの枝距離は、(yk-1−dk-1 2 および(yk−dk)2によって与えられ、但し、yk-1およびykは、それぞれ 、時間の長さk−1およびkに対する検出器入力を示し;並びにdk-1およびdk は、時間の長さk−1およびkでの与えられた枝に対する所望値を示す。
【0043】 表2は、各状態に対し、入力枝を受ける状態、所望値、使用する枝距離、およ
び合計枝距離を示す。表2は、この検出器トレリスから二つの状態を除去しただ
けでなく、状態1、2、5、8、11および12が三つの入力枝に作用するだけ
であることを示す。
【0044】 図示する距離は、更なる単純化が可能である。例えば、表2で、時間の長さk
−1およびkで全ての枝からy2 k-1およびy2 kの項を除き、結果の距離を4で割
ることによって、そのような単純化の一つを実行する。
【0045】 従って、本発明を低減状態列推定器(RSSE)は勿論、一般化したPR目標
を有するチャネルでビタビ検出器を単純化するために利用できることが分る。最
大遷移ランをL時間間隔(但し、Lは2以上)毎に始められるようにするMTR
コードに対しては、処理ステップ毎にLサンプルに作用する、時不変基数2Lの 検出器を実行できる。勿論、本発明は、各処理ステップ毎にLを超えるサンプル
を処理する装置にも拡張できる。一般的に、jLのサンプルを同時に処理するた
めには、基数j(2)Lの時不変検出器を実行でき、但しjはゼロより大きい。
【0046】 本発明は、記憶チャネル100から受けた読取り信号で符号化したデータを検
出するための検出器124を含む。ビタビ検出器124は、時変拘束を有するコ
ードに従って符号化したデータを検出するように構成した、時不変構造140(
または表1および表2に記載するような)を有する。このビタビ検出器124は
、一好適実施例では、読取り信号でNクロック周期に亘って符号化したデータを
、実質的に並列に、検出する基数2Nのビタビ検出器である。このコードは、N サイクルで周期的である時変拘束を有し、但しNは1より大きい。
【0047】 更に特殊な実施例では、ビタビ検出器124を、Lクロック周期毎よりは頻繁
に始めないために、読取り信号での最大遷移ランを拘束する、最大遷移ランレン
グス(長さ)拘束を有するコードを利用するチャネルで使用する。そこでビタビ
検出器124を2Lビタビ検出器として用意する。
【0048】 ビタビ検出器124は、複数組の状態128を有するトレリス線図140によ
って表し、各組は処理間隔に対応し、各状態126は対応する状態距離を有する
。各組の状態126を他の組の少なくとも一つの状態と枝によって結合する。各
枝は、対応する枝距離を有する。一実施例では、各組の許容状態126の数がN
クロック周期に亘って高い数と低い数の間で周期的に変動する。基数2Nビタビ 検出器を、それが全ての組に低い数の状態126しか持たないトレリス線図に対
応するように実施する。
【0049】 本発明は、情報を記憶するためのコンピュータ可読ディスク112、並びに情
報を符号化するための符号器110、および上に説明した読取りチャネルの残り
を含むディスクドライブで実行できる。
【0050】 本発明は、検出器124を作る方法としても実行できる。この方法は、時不変
ビタビ検出器124で時変拘束を有するコードを利用するチャネルのデータを検
出することを含む。一実施例では、この方法が、Nクロック周期に亘って符号化
したデータを、実質的に並列に、検出する基数2Nのビタビ検出器を用意するこ とを含み、但しこのコードは、Nクロック周期で周期的である時変拘束を有し、
Nは1より大きい。
【0051】 一好適実施例では、このコードが、Lクロック周期毎よりは頻繁に始めないた
めに、読取り信号での最大遷移ランを拘束する、最大遷移ランレングス(長さ)
拘束も有する。その実施例では、基数2Nビタビ検出器を用意するステップを基 数2Lビタビ検出器124を用意することによって達成する。
【0052】 本発明は、時不変ビタビ検出器124を時不変構造140で構成して、このビ
タビ検出器124に時変拘束を有するコードに従って符号化したデータを検出さ
せる、データ検出方法としても実行できる。
【0053】 上記の説明に本発明の種々の実施例の多数の特徴および利点を、この発明の主
所の実施例の構造および機能の詳細と共に示したが、この開示は例示に過ぎず、
前記の請求項を表現する用語の広い一般的な意味によって全範囲を示す、本発明
の原理内で、細部、特に部品の構造および配置の事柄に変更をなし得ることを理
解すべきである。例えば、特定の要素は、本発明の範囲および精神から逸脱する
ことなく、実質的に同じ機能性を維持しながら、特定のチャネル応答目標に依っ
て変っても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 データ記憶システムの簡易ブロック線図である。
【図2A】 ビタビ検出器124の作用を説明するトレリス線図である。
【図2B】 +/−(2,−2,2)の形の優勢誤り事象を示す波形である。
【図2C】 +/−(2,−2,2)の形の優勢誤り事象を示す波形である。
【図3】 ビタビ検出器の作用を示す拡張トレリス線図である。
【図4】 本発明の一態様による基数4のビタビ検出器の作用を示すトレリス線図である
【図5A】 本発明の一態様によるビタビ検出器の論理機能を示すブロック線図である。
【図5B】 本発明の一態様によるビタビ検出器の論理機能を示すブロック線図である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時変拘束を有するコードに従って符号化したデータを記憶チ
    ャネルで検出する方法であって: 枝によって結合された複数の状態を有し、各状態が関連する状態距離を有し、
    および各枝が関連する枝距離を有するトレリス構造によって表されるビタビ検出
    器を用意する工程; このコードに従って符号化されたデータを受ける工程; 各状態に関し、各状態に結合された所定数の枝に対して枝距離を決め、この所
    定数が時不変である工程; 各状態に関し、各状態に結合された枝が始発する複数の状態からの先の状態距
    離および枝距離に基づいて、各状態に関連する状態距離を決める工程;並びに 各状態に対して決めたこれらの状態距離に基づいてデータを検出する工程; を含む方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の方法に於いて、この受ける工程が: 複数の時間の長さにおいて得られたデータサンプルを含むサンプル読取り信号
    でデータを受ける工程; を含む方法。
  3. 【請求項3】 請求項2の方法に於いて、これらの枝距離を決める工程およ
    び状態距離を決める工程を各状態に対して複数の時間の長さに亘って一度実行す
    る方法。
  4. 【請求項4】 請求項3の方法に於いて、時変拘束が、複数の時間の長さに
    亘って少なくとも第1拘束と第2拘束との間で変動するラン拘束を含む方法。
  5. 【請求項5】 請求項4の方法に於いて、複数の時間の長さがN個の時間の
    長さを含み、前記用意する工程が: N個の時間の長さに亘ってほぼ並列に得られるデータを検出する、基数2Nの ビタビ検出器を用意する工程; を含む方法。
  6. 【請求項6】 請求項5の方法に於いて、この時変拘束が、N個の時間の長
    さ毎より以上には頻繁に始めないために、読取り信号での最大遷移ランを拘束す
    る、最大遷移ラン長さ拘束を含む方法。
  7. 【請求項7】 請求項2の方法に於いて、ビタビ検出器を複数組の状態を有
    するトレリス構造によって表し、各組の状態が処理間隔に対応し、コードがN個
    のクロック周期に亘って高い数と低い数の間で周期的に変動する各組の状態にお
    ける多数の許容状態を有し、並びに枝距離を決める工程および状態距離を決める
    工程をあらゆる組の状態において前記低い数の状態に対してだけ実行する方法。
  8. 【請求項8】 時変拘束を有するコードに従って符号化したデータを記憶チ
    ャネルで検出する際に使用するための検出器であって: 枝によって結合された複数の状態を有し、各状態が関連する状態距離を有し、
    および各枝が関連する枝距離を有するトレリス構造によって表されるビタビ検出
    器を含み、このビタビ検出器が、更に、各状態に関して: 各状態に通ずる枝に対して所定数の枝距離を決め、この所定数が時不変である
    、少なくとも一つの枝距離部品;並びに 各状態に結合された枝が始発する先の状態に対応する先の状態距離および枝距
    離に基づいて、各状態に関連する状態距離を決める状態距離部品; を含む検出器。
  9. 【請求項9】 通信チャネルであって: データを時変拘束のあるコードワードに符号化するように構成した符号化器; コード化したデータを受け且つ記憶する回転可能データ記憶ディスク;および ディスクから符号化したデータを読取る読取りチャネルであり、ディスクから
    読取った符号化したデータを示す読取り信号を受け且つ読取り信号内の符号化し
    たデータを検出するように構成した時不変構造を有するビタビ検出器を含む読取
    りチャネル; を含む通信チャネル。
  10. 【請求項10】 時変拘束を有するコードに従って読取り信号内で符号化さ
    れたデータを検出し、読取りチャネルから読取り信号を受ける方法であって: コードに時変拘束を実行する、時不変構造を有するビタビ検出器を用意する工
    程; このビタビ検出器でこの読取り信号を受ける工程;および このビタビ検出器によってこの読取り信号内のデータを検出する工程; を含む方法。
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