JP2001512932A - 移動電話にあるソート済み電話帳に、外部制御へのインターフェース（リモートコントロールインターフェース）を介して１つまたは複数の文字を検索基準として入力することによりアクセスする方法、およびこの方法を実施するための装置 - Google Patents
移動電話にあるソート済み電話帳に、外部制御へのインターフェース（リモートコントロールインターフェース）を介して１つまたは複数の文字を検索基準として入力することによりアクセスする方法、およびこの方法を実施するための装置Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、移動電話にソート済み電話帳に外部制御部へのインターフェース（リモートコントロールインターフェース）を介してアクセスするための方法、および赤外線インターフェースに関する。ここで検索基準として、前もって入力された１つまたは複数の文字または特別符号が使用される。この方法を実施するための装置も開示されてる。
Description
【０００１】 移動電話では、電子電話帳が最近は標準装備になっている。ここではユーザー
が電話番号をテキスト（通常は名前）と共に記憶することができ、番号が必要な
際に再び検索し、ダイヤルすることができる。このために少なくとも１つの不揮
発性メモリ（例えばＳＩＭ固定ダイアリング電話帳“ＦＤ”またはＭＥ電話帳“
ＭＥ”）が設けられており、このメモリはＳＩＭカード（ＳＩＭ、“ＦＤＮ”、
“ＳＭ”）または端末機（ＭＥ，“ＭＥ”）に存在する。この電話帳の構造は規
格ＧＳＭ１１．１１に記載されている。名前および番号の入力はキーボードフィ
ールドを介して既存の表示装置を用い行われ、このメモリに任意の順序でファイ
ルされる。 この電話帳を無駄なく検索することができるようにするため、使用前に登録を
ソートしなければならない。このことは移動電話の各投入接続後に新たに行われ
、ソートされた電話帳が揮発性メモリで更新してファイルされる。ここでは記憶
および使用される検索アルゴリズムは製造者に依存している。 移動電話は直接、その操作装置（キーボードおよび表示器）を介して使用する
必要はなく、外部ないしシリアルインターフェース（ＤＤＩ）を介して、または
赤外線インターフェースを介して使用することができる。このことは例えば、移
動電話を自動車で、ハンドフリー装置に接続して使用する場合、または比較的に
大きなキーボードまたは視認性の良好な表示フィールドを備えた外部操作ユニッ
ト、例えば自動車にすでに存在する搭載コンピュータに接続して使用する場合で
ある。 ここで現在は次のように行われている： 規格ＧＳＭ０７．０７（ＥＳＴ３００９１６）に示されたコマンドが使用され
、この命令は不揮発性メモリにファイルされた未ソートの電話帳へのアクセスを
記述する。 次に、どの電話帳から読み出すべきかが設定される。 ・ AT+CPBS=＜strage＞: Select Phonebook Memory Storage: 後続のすべてのコマンドにおいて使用される電話帳を選択 ソートされた電話帳を得るためには、すべてのデータセットをシリアルインタ
ーフェースを介して外部アプリケーションにコピーし、そこでソート過程をスタ
ートしなければならない。 ・ AT+CPBR=＜index＞[,＜index2＞]: Read Phonebook Entries ＜index1＞から＜index2＞までの電話帳登録を読み出す。 ここで完全な電話帳の“ダウンロード”は時間がかかり無駄である。ＳＩＭカ
ードから移動機器へのインターフェースおよびアプリケーションへのシリアルイ
ンターフェースがここではボトルネックとなる。さらにこのアプリケーションま
たは操作ユニット自体は非常に制限されたメモリしか使用できない。従って電話
帳にファイルされたデータセットをアプリケーションでソートすることがしばし
ば不可能である。なぜなら十分なメモリまたはソートルーチンが使用できないか
らである。この場合、電子電話帳は移動電話のユーザーに対してほとんど使用価
値のないものである。 ・ AT+CPBF=＜findtext＞: Find Phonebook Entries ストリング＜findtext＞によりインデクスと共に始まる英数字フィールド、電
話番号および場合により付加的テキストを備えた電話帳登録を表示。 なるほどこのコマンドは検索された登録を出力するが、この登録は物理的メモ
リに存在し、従ってソートされていない順序で出力される。ここでもアクセスに
非常に時間がかかる。 本発明の課題は、移動無線に記憶された電話帳をユーザーが快適に使用できる
ように構成することである。 この課題は請求項１に記載の方法により、ソートされ、移動電話（ＭＥ）また
はカード（ＳＩＭ）に記憶された電話帳を外部インターフェース（ＤＤＩ）を介
してアクセスすることにより解決される。 付加的に請求項６による装置では、外部操作ユニットによりリモートコントロ
ールインターフェースを介してソートされた電話帳にアクセスすることによって
解決される。 本発明の手段により、冒頭に述べた、移動電話のソートされた電話帳へのアク
セスの際の欠点が回避される。 有利な構成と改善実施例は従属請求項に記載されている。 移動電話は複数の電話帳を、例えばＳＩＭカードまたは端末機自体の不揮発性
メモリに含むことができる。この種々異なる電話帳がソートされる際に揮発性メ
モリに統合されていれば、検索すべき電話帳をユーザーが指示する必要がない。 １つ以上の英数字符号を検索基準として指示することにより、多数の登録を有
する電話帳での検索がとりわけ容易になる。同じ有利な作用は、１つ以上の結果
を外部制御装置に出力することにより得られる。ここでは、ソートされた順序で
登録を出力すること、または先行の登録と共に出力することが有利である。なぜ
なら、これにより検索が促進されるからである。このようなことは、すでにソー
トされたデータバンクへのアクセスが行われない場合には、大きなコストをかけ
なければ不可能である。 外部操作ユニットの表示装置の大きさ（そして使用される文字量）に依存して
、出力すべき登録の数およびひいては表示すべき行を選択可能に構成する。この
ようにしてフレキシブルに、表示装置として例えばカーラジオ（１行）または、
自動車のハンドルにある別個の表示装置（３行以上）を選択することができる。 以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明する。ここで、 図１は、移動電話（ＭＥ）の構成を示し、移動電話には電話帳（“ＭＥ”、“
ＬＤ”、“ＦＤ”）と揮発性メモリＲＡＭが備えられており、移動電話では投入
接続後に、ソートされた電話帳を使用することができる。シリアルインターフェ
ース（ＤＤＩ）を介して外部ユニット（ＴＥ）がアクセスする。 図２は、外部ユニット（ＴＥ）による、移動電話（ＭＥ）にあるソートされた
電話帳への問い合わせのフローチャートである。 図１には、移動電話（ＭＥ）と、インターフェース（ＤＤＩ）を介して接続さ
れた外部ユニット（ＴＥ、端末機器）の構造が示されている。ここで移動電話は
、機器の操作が外部ユニットから可能であるならば表示装置または入力装置を含
む必要がない。移動電話には少なくとも１つの電子的電話帳（ＭＥ）が、ＳＩＭ
カード（ＬＤ、ＦＤ）にソートされない形態で存在する。付加的にソートされた
電話帳は第１のメモリ（ＲＡＭ）に保持され、データを新たに入力する際に更新
される。外部ユニットにあるアプリケーションは、データをこのソートされたデ
ータバンクで検索し、出力することができる。ソートされた電話帳の内容は、マ
ージおよびソートにより統合された少なくとも１つの未ソートの電話帳からなる
。
が電話番号をテキスト（通常は名前）と共に記憶することができ、番号が必要な
際に再び検索し、ダイヤルすることができる。このために少なくとも１つの不揮
発性メモリ（例えばＳＩＭ固定ダイアリング電話帳“ＦＤ”またはＭＥ電話帳“
ＭＥ”）が設けられており、このメモリはＳＩＭカード（ＳＩＭ、“ＦＤＮ”、
“ＳＭ”）または端末機（ＭＥ，“ＭＥ”）に存在する。この電話帳の構造は規
格ＧＳＭ１１．１１に記載されている。名前および番号の入力はキーボードフィ
ールドを介して既存の表示装置を用い行われ、このメモリに任意の順序でファイ
ルされる。 この電話帳を無駄なく検索することができるようにするため、使用前に登録を
ソートしなければならない。このことは移動電話の各投入接続後に新たに行われ
、ソートされた電話帳が揮発性メモリで更新してファイルされる。ここでは記憶
および使用される検索アルゴリズムは製造者に依存している。 移動電話は直接、その操作装置（キーボードおよび表示器）を介して使用する
必要はなく、外部ないしシリアルインターフェース（ＤＤＩ）を介して、または
赤外線インターフェースを介して使用することができる。このことは例えば、移
動電話を自動車で、ハンドフリー装置に接続して使用する場合、または比較的に
大きなキーボードまたは視認性の良好な表示フィールドを備えた外部操作ユニッ
ト、例えば自動車にすでに存在する搭載コンピュータに接続して使用する場合で
ある。 ここで現在は次のように行われている： 規格ＧＳＭ０７．０７（ＥＳＴ３００９１６）に示されたコマンドが使用され
、この命令は不揮発性メモリにファイルされた未ソートの電話帳へのアクセスを
記述する。 次に、どの電話帳から読み出すべきかが設定される。 ・ AT+CPBS=＜strage＞: Select Phonebook Memory Storage: 後続のすべてのコマンドにおいて使用される電話帳を選択 ソートされた電話帳を得るためには、すべてのデータセットをシリアルインタ
ーフェースを介して外部アプリケーションにコピーし、そこでソート過程をスタ
ートしなければならない。 ・ AT+CPBR=＜index＞[,＜index2＞]: Read Phonebook Entries ＜index1＞から＜index2＞までの電話帳登録を読み出す。 ここで完全な電話帳の“ダウンロード”は時間がかかり無駄である。ＳＩＭカ
ードから移動機器へのインターフェースおよびアプリケーションへのシリアルイ
ンターフェースがここではボトルネックとなる。さらにこのアプリケーションま
たは操作ユニット自体は非常に制限されたメモリしか使用できない。従って電話
帳にファイルされたデータセットをアプリケーションでソートすることがしばし
ば不可能である。なぜなら十分なメモリまたはソートルーチンが使用できないか
らである。この場合、電子電話帳は移動電話のユーザーに対してほとんど使用価
値のないものである。 ・ AT+CPBF=＜findtext＞: Find Phonebook Entries ストリング＜findtext＞によりインデクスと共に始まる英数字フィールド、電
話番号および場合により付加的テキストを備えた電話帳登録を表示。 なるほどこのコマンドは検索された登録を出力するが、この登録は物理的メモ
リに存在し、従ってソートされていない順序で出力される。ここでもアクセスに
非常に時間がかかる。 本発明の課題は、移動無線に記憶された電話帳をユーザーが快適に使用できる
ように構成することである。 この課題は請求項１に記載の方法により、ソートされ、移動電話（ＭＥ）また
はカード（ＳＩＭ）に記憶された電話帳を外部インターフェース（ＤＤＩ）を介
してアクセスすることにより解決される。 付加的に請求項６による装置では、外部操作ユニットによりリモートコントロ
ールインターフェースを介してソートされた電話帳にアクセスすることによって
解決される。 本発明の手段により、冒頭に述べた、移動電話のソートされた電話帳へのアク
セスの際の欠点が回避される。 有利な構成と改善実施例は従属請求項に記載されている。 移動電話は複数の電話帳を、例えばＳＩＭカードまたは端末機自体の不揮発性
メモリに含むことができる。この種々異なる電話帳がソートされる際に揮発性メ
モリに統合されていれば、検索すべき電話帳をユーザーが指示する必要がない。 １つ以上の英数字符号を検索基準として指示することにより、多数の登録を有
する電話帳での検索がとりわけ容易になる。同じ有利な作用は、１つ以上の結果
を外部制御装置に出力することにより得られる。ここでは、ソートされた順序で
登録を出力すること、または先行の登録と共に出力することが有利である。なぜ
なら、これにより検索が促進されるからである。このようなことは、すでにソー
トされたデータバンクへのアクセスが行われない場合には、大きなコストをかけ
なければ不可能である。 外部操作ユニットの表示装置の大きさ（そして使用される文字量）に依存して
、出力すべき登録の数およびひいては表示すべき行を選択可能に構成する。この
ようにしてフレキシブルに、表示装置として例えばカーラジオ（１行）または、
自動車のハンドルにある別個の表示装置（３行以上）を選択することができる。 以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明する。ここで、 図１は、移動電話（ＭＥ）の構成を示し、移動電話には電話帳（“ＭＥ”、“
ＬＤ”、“ＦＤ”）と揮発性メモリＲＡＭが備えられており、移動電話では投入
接続後に、ソートされた電話帳を使用することができる。シリアルインターフェ
ース（ＤＤＩ）を介して外部ユニット（ＴＥ）がアクセスする。 図２は、外部ユニット（ＴＥ）による、移動電話（ＭＥ）にあるソートされた
電話帳への問い合わせのフローチャートである。 図１には、移動電話（ＭＥ）と、インターフェース（ＤＤＩ）を介して接続さ
れた外部ユニット（ＴＥ、端末機器）の構造が示されている。ここで移動電話は
、機器の操作が外部ユニットから可能であるならば表示装置または入力装置を含
む必要がない。移動電話には少なくとも１つの電子的電話帳（ＭＥ）が、ＳＩＭ
カード（ＬＤ、ＦＤ）にソートされない形態で存在する。付加的にソートされた
電話帳は第１のメモリ（ＲＡＭ）に保持され、データを新たに入力する際に更新
される。外部ユニットにあるアプリケーションは、データをこのソートされたデ
ータバンクで検索し、出力することができる。ソートされた電話帳の内容は、マ
ージおよびソートにより統合された少なくとも１つの未ソートの電話帳からなる
。
【０００２】 アクセスは、登録の検索の際に２つのステップで行われる。 ここでは例えば次のコマンドシンタックス（ＧＳＭ０７．０７に相応）を備えた
コマンドを、ソートされた電話帳へアクセスを実行するために使用できる。 第１のステップで、使用すべき電話帳が入力される。その後、検索質問が実行
される。 ・ AT+CPBC=? サポートされているすべてのソート済み電話帳のリストをリストアップする。 結果： +CPBC:(list of supported ＜sort.strage＞s) ・ AT+CPBC=＜char＞ ソート済み電話帳で＜char＞で始まる第１の登録を検索する。ここで＜char＞
は“Ａ”から“Ｚ”である。 種々異なる“Ａ”...“Ｚ”の符号を入力する際、特別符号で始まる第１の登 録のインデクスがフィードバックされる。 結果：+CPBC: ＜index＞ ここで＜index＞インデクスは、ソート済み電話帳にある。
コマンドを、ソートされた電話帳へアクセスを実行するために使用できる。 第１のステップで、使用すべき電話帳が入力される。その後、検索質問が実行
される。 ・ AT+CPBC=? サポートされているすべてのソート済み電話帳のリストをリストアップする。 結果： +CPBC:(list of supported ＜sort.strage＞s) ・ AT+CPBC=＜char＞ ソート済み電話帳で＜char＞で始まる第１の登録を検索する。ここで＜char＞
は“Ａ”から“Ｚ”である。 種々異なる“Ａ”...“Ｚ”の符号を入力する際、特別符号で始まる第１の登 録のインデクスがフィードバックされる。 結果：+CPBC: ＜index＞ ここで＜index＞インデクスは、ソート済み電話帳にある。
【０００３】 ＜char＞は＜string＞により置換できる。すなわち、ｎ×＜char＞のシーケン
スにより置換でき、このことにより最初のｎ個の開始文字に従った検索が行われ
る。 第２のステップで結果が出力される： ・ +CPBG=＜index1＞[,＜index2＞] ここで＜index1＞と＜index2＞はスペース番号であり、その間を読み出す。 結果： +CPBG:＜index1＞,＜nummer＞,＜typ＞,＜text＞[＜CR＞＜LF＞ +CPBG:... +CPBG:＜index2＞,＜nummer＞,＜typ＞,＜text＞] この手段の利点はとりわけ、必要時にアプリケーションにより必要とされるデ
ータだけがシリアルインターフェースを介してロードされることである。従って
、外部機器ＴＥで必要なメモリを格段に小さくすることができる。さらに外部機
器でのソート過程が必要ない。なぜならいずれにしろ移動電話に備わっているソ
ート済み電話帳にアクセスすることができるからであり、このことも資源と時間
の節約になる。しかし＜char＞について前もってソートすることなしに電話帳の
所定の部分または電話帳全体をソートされた順序で読み出すことができる。 図２は、ソート済み電話帳にリモートコントロールインターフェースを介して
アクセスする際に行われるフローチャートを示す。 ここで端末機は移動装置（ＭＥ）、外部アプリケーションまたは操作インター
フェース（ＴＥ、端末装置）からなる。移動装置にはデータバンクが存在し、デ
ータバンクはソート済み電話帳を有している。 電話帳で番号検索ができるようにする前に、まず移動電話またはＳＩＭカード
に備わっているソート済み電話帳のうちのどれを使用するか設定しなければなら
ない。どのソート済み電話帳を使用できるか検出するために、新たなコマンドAT
+CPBCが使用される。このコマンドはＴＥからＭＥへ送信される。応答として、 電話帳のリストがＭＥから再び送信される。そして電話帳を選択することができ
、これをコマンドAT+CPBS=“...”により設定する。 このようにしてアプリケーションから所定の電話帳で、(＜char＞)または複数
の開始文字(＜string＞)について検索を行うことができる。このために再びコマ
ンドAT+CPBC=＜char＞を使用する。このコマンドは第１の検索された登録のイン
デクスをソート済み電話帳にフィードバックする。 この結果から出発して次に検索された番号を表示フィールドに、新たなコマン
ドAT+CPBG=＜index 1＞[,＜index n＞]により表示することができる。このコマ ンドはユーザーにより入力する必要はなく、外部アプリケーションにより発生し
、送信することができる。ここでは例えばちょうど最初に適合した登録を要請す
ることもできるし、表示フィールドの大きさに依存して最初のｎ個の登録を要請
することもできる。ちょうどｎ個の応答が電話帳から戻される： +CPBG:＜index
1＞,“電話番号”,...,“テクスト”。 外部アプリケーションでは次にこの出力を任意に処理し、出力することができ
る。 省略符号： ＥＴＳＩ European Telecomunication Standards Institute ＧＳＭ 移動通信用グローバルシステム ＭＥ 移動装置 ＲＡＭ ランダムアクセスメモリ ＳＩＭ 加入者識別モジュール ＴＥ 端末装置 ＜ＣＲ＞ キャリッジリターン ＜ＬＦ＞ 改行 文献一覧
スにより置換でき、このことにより最初のｎ個の開始文字に従った検索が行われ
る。 第２のステップで結果が出力される： ・ +CPBG=＜index1＞[,＜index2＞] ここで＜index1＞と＜index2＞はスペース番号であり、その間を読み出す。 結果： +CPBG:＜index1＞,＜nummer＞,＜typ＞,＜text＞[＜CR＞＜LF＞ +CPBG:... +CPBG:＜index2＞,＜nummer＞,＜typ＞,＜text＞] この手段の利点はとりわけ、必要時にアプリケーションにより必要とされるデ
ータだけがシリアルインターフェースを介してロードされることである。従って
、外部機器ＴＥで必要なメモリを格段に小さくすることができる。さらに外部機
器でのソート過程が必要ない。なぜならいずれにしろ移動電話に備わっているソ
ート済み電話帳にアクセスすることができるからであり、このことも資源と時間
の節約になる。しかし＜char＞について前もってソートすることなしに電話帳の
所定の部分または電話帳全体をソートされた順序で読み出すことができる。 図２は、ソート済み電話帳にリモートコントロールインターフェースを介して
アクセスする際に行われるフローチャートを示す。 ここで端末機は移動装置（ＭＥ）、外部アプリケーションまたは操作インター
フェース（ＴＥ、端末装置）からなる。移動装置にはデータバンクが存在し、デ
ータバンクはソート済み電話帳を有している。 電話帳で番号検索ができるようにする前に、まず移動電話またはＳＩＭカード
に備わっているソート済み電話帳のうちのどれを使用するか設定しなければなら
ない。どのソート済み電話帳を使用できるか検出するために、新たなコマンドAT
+CPBCが使用される。このコマンドはＴＥからＭＥへ送信される。応答として、 電話帳のリストがＭＥから再び送信される。そして電話帳を選択することができ
、これをコマンドAT+CPBS=“...”により設定する。 このようにしてアプリケーションから所定の電話帳で、(＜char＞)または複数
の開始文字(＜string＞)について検索を行うことができる。このために再びコマ
ンドAT+CPBC=＜char＞を使用する。このコマンドは第１の検索された登録のイン
デクスをソート済み電話帳にフィードバックする。 この結果から出発して次に検索された番号を表示フィールドに、新たなコマン
ドAT+CPBG=＜index 1＞[,＜index n＞]により表示することができる。このコマ ンドはユーザーにより入力する必要はなく、外部アプリケーションにより発生し
、送信することができる。ここでは例えばちょうど最初に適合した登録を要請す
ることもできるし、表示フィールドの大きさに依存して最初のｎ個の登録を要請
することもできる。ちょうどｎ個の応答が電話帳から戻される： +CPBG:＜index
1＞,“電話番号”,...,“テクスト”。 外部アプリケーションでは次にこの出力を任意に処理し、出力することができ
る。 省略符号： ＥＴＳＩ European Telecomunication Standards Institute ＧＳＭ 移動通信用グローバルシステム ＭＥ 移動装置 ＲＡＭ ランダムアクセスメモリ ＳＩＭ 加入者識別モジュール ＴＥ 端末装置 ＜ＣＲ＞ キャリッジリターン ＜ＬＦ＞ 改行 文献一覧
【表１】
【図１】 本発明の実施例のブロック図である。
【図２】 本発明のフローチャートである。
【手続補正書】特許協力条約第３４条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成１２年２月１日（２０００．２．１）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００１
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００１】 移動電話では、電子電話帳が最近は標準装備になっている。ここではユーザー
が電話番号をテキスト（通常は名前）と共に記憶することができ、番号が必要な
際に再び検索し、ダイヤルすることができる。このために少なくとも１つの不揮
発性メモリ（例えばＳＩＭ固定ダイアリング電話帳“ＦＤ”またはＫＥ電話帳“
ＭＥ”）が設けられており、このメモリはＳＩＭカード（ＳＩＭ、“ＦＤＮ”、
“ＳＭ”）または端末機（ＫＥ，“ＭＥ”）に存在する。この電話帳の構造は規
格ＧＳＭ１１．１１に記載されている。名前および番号の入力はキーボードフィ
ールドを介して既存の表示装置を用い行われ、このメモリに任意の順序でファイ
ルされる。 この電話帳を無駄なく検索することができるようにするため、使用前に登録を
ソートしなければならない。このことは移動電話の各投入接続後に新たに行われ
、ソートされた電話帳が揮発性メモリで更新してファイルされる。ここでは記憶
および使用される検索アルゴリズムは製造者に依存している。 移動電話は直接、その操作装置（キーボードおよび表示器）を介して使用する
必要はなく、外部ないしシリアルインターフェース（ＤＤＩ）を介して、または
赤外線インターフェースを介して使用することができる。このことは例えば、移
動電話を自動車で、ハンドフリー装置に接続して使用する場合、または比較的に
大きなキーボードまたは視認性の良好な表示フィールドを備えた外部操作ユニッ
ト、例えば自動車にすでに存在する搭載コンピュータに接続して使用する場合で
ある。 刊行物ＥＰ０６６９７４６から、パーソナルコンピュータＰＣと無線電話シス
テムの通信端末機との間の接続を含む装置が公知である。ここでは形成された、
または記憶されたシグナリング情報が通信端末機からＰＣへ、および逆に転送さ
れ、記憶または可視化される。シグナリング情報はここで電話帳登録に関連する
こともできる。 ここで現在は次のように行われている： 規格ＧＳＭ０７．０７（ＥＳＴ３００９１６）に示されたコマンドが使用され
、この命令は不揮発性メモリにファイルされた未ソートの電話帳へのアクセスを
記述する。 次に、どの電話帳から読み出すべきかが設定される。 ・ AT+CPBS=＜strage＞: Select Phonebook Memory Storage: 後続のすべてのコマンドにおいて使用される電話帳を選択 ソートされた電話帳を得るためには、すべてのデータセットをシリアルインタ
ーフェースを介して外部アプリケーションにコピーし、そこでソート過程をスタ
ートしなければならない。 ・ AT+CPBR=＜index＞[,＜index2＞]: Read Phonebook Entries ＜index1＞から＜index2＞までの電話帳登録を読み出す。 ここで完全な電話帳の“ダウンロード”は時間がかかり無駄である。ＳＩＭカ
ードから移動機器へのインターフェースおよびアプリケーションへのシリアルイ
ンターフェースがここではボトルネックとなる。 さらにこのアプリケーションまたは操作ユニット自体は非常に制限されたメモ
リしか使用できないことがある。従って電話帳にファイルされたデータセットを
アプリケーションでソートすることがしばしば不可能である。なぜなら十分なメ
モリまたはソートルーチンが使用できないからである。この場合、電子電話帳は
移動電話のユーザーに対してほとんど使用価値のないものである。 刊行物ＧＢ２２５１３５７から同じように、移動電話（セルラー無線電話端末
ユニット）とこれと接続された外部機器（電子ノートブック）からなる装置が公
知である。外部機器には大容量メモリが配属されている。この装置により、２つ
の機器に記憶された加入者データを相互に交換並びに結合することができ、出の
呼を外部機器に記憶された加入者番号により初期化することができる。 ・ AT+CPBF=＜findtext＞: Find Phonebook Entries ストリング＜findtext＞によりインデクスと共に始まる英数字フィールド、電
話番号および場合により付加的テキストを備えた電話帳登録を表示。 なるほどこのコマンドは検索された登録を出力するが、この登録は物理的メモ
リに存在し、従ってソートされていない順序で出力される。ここでもアクセスに
非常に時間がかかる。 本発明の課題は、移動無線に記憶され、ソートされた電話帳をユーザーが快適
に使用できるように構成することである。 この課題は請求項１に記載の方法により、ソートされ、移動電話（ＫＥ）また
はカード（ＳＩＭ）に記憶された電話帳を外部インターフェース（ＤＤＩ）を介
してアクセスすることにより解決される。 付加的に請求項６による装置では、外部操作ユニットによりリモートコントロ
ールインターフェースを介してソートされた電話帳にアクセスすることによって
解決される。 本発明の手段により、冒頭に述べた、移動電話のソートされた電話帳へのアク
セスの際の欠点が回避される。 有利な構成と改善実施例は従属請求項に記載されている。 移動電話は複数の電話帳を、例えばＳＩＭカードまたは端末機自体の不揮発性
メモリに含むことができる。この種々異なる電話帳がソートされる際に揮発性メ
モリに統合されていれば、検索すべき電話帳をユーザーが指示する必要がない。
１つ以上の英数字符号を検索基準として指示することにより、多数の登録を有
する電話帳での検索がとりわけ容易になる。同じ有利な作用は、１つ以上の結果
を外部制御装置に出力することにより得られる。ここでは、ソートされた順序で
登録を出力すること、または先行の登録と共に出力することが有利である。なぜ
なら、これにより検索が促進されるからである。このようなことは、すでにソー
トされたデータバンクへのアクセスが行われない場合には、大きなコストをかけ
なければ不可能である。 外部操作ユニットの表示装置の大きさ（そして使用される文字量）に依存して
、出力すべき登録の数およびひいては表示すべき行を選択可能に構成する。この
ようにしてフレキシブルに、表示装置として例えばカーラジオ（１行）または、
自動車のハンドルにある別個の表示装置（３行以上）を選択することができる。
以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明する。ここで、 図１は、移動電話（ＫＥ）の構成を示し、移動電話には電話帳（“ＭＥ”、“
ＬＤ”、“ＦＤ”）と揮発性メモリＲＡＭが備えられており、移動電話では投入
接続後に、ソートされた電話帳を使用することができる。シリアルインターフェ
ース（ＤＤＩ）を介して外部ユニット（ＴＥ）がアクセスする。 図２は、外部ユニット（ＴＥ）による、移動電話（ＫＥ）にあるソートされた
電話帳への問い合わせのフローチャートである。 図１には、移動電話（ＫＥ）と、インターフェース（ＤＤＩ）を介して接続さ
れた外部ユニット（ＴＥ、端末機器）の構造が示されている。ここで移動電話は
、機器の操作が外部ユニットから可能であるならば表示装置または入力装置を含
む必要がない。移動電話には少なくとも１つの電子的電話帳（“ＭＥ” ）が、 ＳＩＭカード（“ＬＤ”、“ＦＤ”）にソートされない形態で存在する。付加的
にソートされた電話帳は第１のメモリ（ＲＡＭ）に保持され、データを新たに入
力する際に更新される。外部ユニットにあるアプリケーションは、データをこの
ソートされたデータバンクで検索し、出力することができる。ソートされた電話
帳の内容は、マージおよびソートにより統合された少なくとも１つの未ソートの
電話帳からなる。
が電話番号をテキスト（通常は名前）と共に記憶することができ、番号が必要な
際に再び検索し、ダイヤルすることができる。このために少なくとも１つの不揮
発性メモリ（例えばＳＩＭ固定ダイアリング電話帳“ＦＤ”またはＫＥ電話帳“
ＭＥ”）が設けられており、このメモリはＳＩＭカード（ＳＩＭ、“ＦＤＮ”、
“ＳＭ”）または端末機（ＫＥ，“ＭＥ”）に存在する。この電話帳の構造は規
格ＧＳＭ１１．１１に記載されている。名前および番号の入力はキーボードフィ
ールドを介して既存の表示装置を用い行われ、このメモリに任意の順序でファイ
ルされる。 この電話帳を無駄なく検索することができるようにするため、使用前に登録を
ソートしなければならない。このことは移動電話の各投入接続後に新たに行われ
、ソートされた電話帳が揮発性メモリで更新してファイルされる。ここでは記憶
および使用される検索アルゴリズムは製造者に依存している。 移動電話は直接、その操作装置（キーボードおよび表示器）を介して使用する
必要はなく、外部ないしシリアルインターフェース（ＤＤＩ）を介して、または
赤外線インターフェースを介して使用することができる。このことは例えば、移
動電話を自動車で、ハンドフリー装置に接続して使用する場合、または比較的に
大きなキーボードまたは視認性の良好な表示フィールドを備えた外部操作ユニッ
ト、例えば自動車にすでに存在する搭載コンピュータに接続して使用する場合で
ある。 刊行物ＥＰ０６６９７４６から、パーソナルコンピュータＰＣと無線電話シス
テムの通信端末機との間の接続を含む装置が公知である。ここでは形成された、
または記憶されたシグナリング情報が通信端末機からＰＣへ、および逆に転送さ
れ、記憶または可視化される。シグナリング情報はここで電話帳登録に関連する
こともできる。 ここで現在は次のように行われている： 規格ＧＳＭ０７．０７（ＥＳＴ３００９１６）に示されたコマンドが使用され
、この命令は不揮発性メモリにファイルされた未ソートの電話帳へのアクセスを
記述する。 次に、どの電話帳から読み出すべきかが設定される。 ・ AT+CPBS=＜strage＞: Select Phonebook Memory Storage: 後続のすべてのコマンドにおいて使用される電話帳を選択 ソートされた電話帳を得るためには、すべてのデータセットをシリアルインタ
ーフェースを介して外部アプリケーションにコピーし、そこでソート過程をスタ
ートしなければならない。 ・ AT+CPBR=＜index＞[,＜index2＞]: Read Phonebook Entries ＜index1＞から＜index2＞までの電話帳登録を読み出す。 ここで完全な電話帳の“ダウンロード”は時間がかかり無駄である。ＳＩＭカ
ードから移動機器へのインターフェースおよびアプリケーションへのシリアルイ
ンターフェースがここではボトルネックとなる。 さらにこのアプリケーションまたは操作ユニット自体は非常に制限されたメモ
リしか使用できないことがある。従って電話帳にファイルされたデータセットを
アプリケーションでソートすることがしばしば不可能である。なぜなら十分なメ
モリまたはソートルーチンが使用できないからである。この場合、電子電話帳は
移動電話のユーザーに対してほとんど使用価値のないものである。 刊行物ＧＢ２２５１３５７から同じように、移動電話（セルラー無線電話端末
ユニット）とこれと接続された外部機器（電子ノートブック）からなる装置が公
知である。外部機器には大容量メモリが配属されている。この装置により、２つ
の機器に記憶された加入者データを相互に交換並びに結合することができ、出の
呼を外部機器に記憶された加入者番号により初期化することができる。 ・ AT+CPBF=＜findtext＞: Find Phonebook Entries ストリング＜findtext＞によりインデクスと共に始まる英数字フィールド、電
話番号および場合により付加的テキストを備えた電話帳登録を表示。 なるほどこのコマンドは検索された登録を出力するが、この登録は物理的メモ
リに存在し、従ってソートされていない順序で出力される。ここでもアクセスに
非常に時間がかかる。 本発明の課題は、移動無線に記憶され、ソートされた電話帳をユーザーが快適
に使用できるように構成することである。 この課題は請求項１に記載の方法により、ソートされ、移動電話（ＫＥ）また
はカード（ＳＩＭ）に記憶された電話帳を外部インターフェース（ＤＤＩ）を介
してアクセスすることにより解決される。 付加的に請求項６による装置では、外部操作ユニットによりリモートコントロ
ールインターフェースを介してソートされた電話帳にアクセスすることによって
解決される。 本発明の手段により、冒頭に述べた、移動電話のソートされた電話帳へのアク
セスの際の欠点が回避される。 有利な構成と改善実施例は従属請求項に記載されている。 移動電話は複数の電話帳を、例えばＳＩＭカードまたは端末機自体の不揮発性
メモリに含むことができる。この種々異なる電話帳がソートされる際に揮発性メ
モリに統合されていれば、検索すべき電話帳をユーザーが指示する必要がない。
１つ以上の英数字符号を検索基準として指示することにより、多数の登録を有
する電話帳での検索がとりわけ容易になる。同じ有利な作用は、１つ以上の結果
を外部制御装置に出力することにより得られる。ここでは、ソートされた順序で
登録を出力すること、または先行の登録と共に出力することが有利である。なぜ
なら、これにより検索が促進されるからである。このようなことは、すでにソー
トされたデータバンクへのアクセスが行われない場合には、大きなコストをかけ
なければ不可能である。 外部操作ユニットの表示装置の大きさ（そして使用される文字量）に依存して
、出力すべき登録の数およびひいては表示すべき行を選択可能に構成する。この
ようにしてフレキシブルに、表示装置として例えばカーラジオ（１行）または、
自動車のハンドルにある別個の表示装置（３行以上）を選択することができる。
以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明する。ここで、 図１は、移動電話（ＫＥ）の構成を示し、移動電話には電話帳（“ＭＥ”、“
ＬＤ”、“ＦＤ”）と揮発性メモリＲＡＭが備えられており、移動電話では投入
接続後に、ソートされた電話帳を使用することができる。シリアルインターフェ
ース（ＤＤＩ）を介して外部ユニット（ＴＥ）がアクセスする。 図２は、外部ユニット（ＴＥ）による、移動電話（ＫＥ）にあるソートされた
電話帳への問い合わせのフローチャートである。 図１には、移動電話（ＫＥ）と、インターフェース（ＤＤＩ）を介して接続さ
れた外部ユニット（ＴＥ、端末機器）の構造が示されている。ここで移動電話は
、機器の操作が外部ユニットから可能であるならば表示装置または入力装置を含
む必要がない。移動電話には少なくとも１つの電子的電話帳（“ＭＥ” ）が、 ＳＩＭカード（“ＬＤ”、“ＦＤ”）にソートされない形態で存在する。付加的
にソートされた電話帳は第１のメモリ（ＲＡＭ）に保持され、データを新たに入
力する際に更新される。外部ユニットにあるアプリケーションは、データをこの
ソートされたデータバンクで検索し、出力することができる。ソートされた電話
帳の内容は、マージおよびソートにより統合された少なくとも１つの未ソートの
電話帳からなる。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００３
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００３】 ＜char＞は＜string＞により置換できる。すなわち、ｎ×＜char＞のシーケン
スにより置換でき、このことにより最初のｎ個の開始文字に従った検索が行われ
る。 第２のステップで結果が出力される： ・ +CPBG=＜index1＞[,＜index2＞] ここで＜index1＞と＜index2＞はスペース番号であり、その間を読み出す。 結果： +CPBG:＜index1＞,＜nummer＞,＜typ＞,＜text＞[＜CR＞＜LF＞ +CPBG:... +CPBG:＜index2＞,＜nummer＞,＜typ＞,＜text＞] この手段の利点はとりわけ、必要時にアプリケーションにより必要とされるデ
ータだけがシリアルインターフェースを介してロードされることである。従って
、外部機器ＴＥで必要なメモリを格段に小さくすることができる。さらに外部機
器でのソート過程が必要ない。なぜならいずれにしろ移動電話に備わっているソ
ート済み電話帳にアクセスすることができるからであり、このことも資源と時間
の節約になる。しかし＜char＞について前もってソートすることなしに電話帳の
所定の部分または電話帳全体をソートされた順序で読み出すことができる。 図２は、ソート済み電話帳にリモートコントロールインターフェースを介して
アクセスする際に行われるフローチャートを示す。 ここで端末機は移動装置（ＫＥ）、外部アプリケーションまたは操作インター
フェース（ＴＥ、端末装置）からなる。移動装置にはデータバンクが存在し、デ
ータバンクはソート済み電話帳を有している。 電話帳で番号検索ができるようにする前に、まず移動電話またはＳＩＭカード
に備わっているソート済み電話帳のうちのどれを使用するか設定しなければなら
ない。どのソート済み電話帳を使用できるか検出するために、新たなコマンドAT
+CPBCが使用される。このコマンドはＴＥからＫＥへ送信される。応答として、 電話帳のリストがＫＥから再び送信される。そして電話帳を選択することができ
、これをコマンドAT+CPBS=“...”により設定する。 このようにしてアプリケーションから所定の電話帳で、(＜char＞)または複数
の開始文字(＜string＞)について検索を行うことができる。このために再びコマ
ンドAT+CPBC=＜char＞を使用する。このコマンドは第１の検索された登録のイン
デクスをソート済み電話帳にフィードバックする。 この結果から出発して次に検索された番号を表示フィールドに、新たなコマン
ドAT+CPBG=＜index 1＞[,＜index n＞]により表示することができる。このコマ ンドはユーザーにより入力する必要はなく、外部アプリケーションにより発生し
、送信することができる。ここでは例えばちょうど最初に適合した登録を要請す
ることもできるし、表示フィールドの大きさに依存して最初のｎ個の登録を要請
することもできる。ちょうどｎ個の応答が電話帳から戻される： +CPBG:＜index
1＞,“電話番号”,...,“テクスト”。 外部アプリケーションでは次にこの出力を任意に処理し、出力することができ
る。 省略符号： ＥＴＳＩ European Telecomunication Standards Institute ＧＳＭ 移動通信用グローバルシステム ＫＥ 移動通信端末機（移動装置） ＲＡＭ ランダムアクセスメモリ ＳＩＭ 加入者識別モジュール ＴＥ 端末装置 ＜ＣＲ＞ キャリッジリターン ＜ＬＦ＞ 改行 文献一覧
スにより置換でき、このことにより最初のｎ個の開始文字に従った検索が行われ
る。 第２のステップで結果が出力される： ・ +CPBG=＜index1＞[,＜index2＞] ここで＜index1＞と＜index2＞はスペース番号であり、その間を読み出す。 結果： +CPBG:＜index1＞,＜nummer＞,＜typ＞,＜text＞[＜CR＞＜LF＞ +CPBG:... +CPBG:＜index2＞,＜nummer＞,＜typ＞,＜text＞] この手段の利点はとりわけ、必要時にアプリケーションにより必要とされるデ
ータだけがシリアルインターフェースを介してロードされることである。従って
、外部機器ＴＥで必要なメモリを格段に小さくすることができる。さらに外部機
器でのソート過程が必要ない。なぜならいずれにしろ移動電話に備わっているソ
ート済み電話帳にアクセスすることができるからであり、このことも資源と時間
の節約になる。しかし＜char＞について前もってソートすることなしに電話帳の
所定の部分または電話帳全体をソートされた順序で読み出すことができる。 図２は、ソート済み電話帳にリモートコントロールインターフェースを介して
アクセスする際に行われるフローチャートを示す。 ここで端末機は移動装置（ＫＥ）、外部アプリケーションまたは操作インター
フェース（ＴＥ、端末装置）からなる。移動装置にはデータバンクが存在し、デ
ータバンクはソート済み電話帳を有している。 電話帳で番号検索ができるようにする前に、まず移動電話またはＳＩＭカード
に備わっているソート済み電話帳のうちのどれを使用するか設定しなければなら
ない。どのソート済み電話帳を使用できるか検出するために、新たなコマンドAT
+CPBCが使用される。このコマンドはＴＥからＫＥへ送信される。応答として、 電話帳のリストがＫＥから再び送信される。そして電話帳を選択することができ
、これをコマンドAT+CPBS=“...”により設定する。 このようにしてアプリケーションから所定の電話帳で、(＜char＞)または複数
の開始文字(＜string＞)について検索を行うことができる。このために再びコマ
ンドAT+CPBC=＜char＞を使用する。このコマンドは第１の検索された登録のイン
デクスをソート済み電話帳にフィードバックする。 この結果から出発して次に検索された番号を表示フィールドに、新たなコマン
ドAT+CPBG=＜index 1＞[,＜index n＞]により表示することができる。このコマ ンドはユーザーにより入力する必要はなく、外部アプリケーションにより発生し
、送信することができる。ここでは例えばちょうど最初に適合した登録を要請す
ることもできるし、表示フィールドの大きさに依存して最初のｎ個の登録を要請
することもできる。ちょうどｎ個の応答が電話帳から戻される： +CPBG:＜index
1＞,“電話番号”,...,“テクスト”。 外部アプリケーションでは次にこの出力を任意に処理し、出力することができ
る。 省略符号： ＥＴＳＩ European Telecomunication Standards Institute ＧＳＭ 移動通信用グローバルシステム ＫＥ 移動通信端末機（移動装置） ＲＡＭ ランダムアクセスメモリ ＳＩＭ 加入者識別モジュール ＴＥ 端末装置 ＜ＣＲ＞ キャリッジリターン ＜ＬＦ＞ 改行 文献一覧
【表１】
【手続補正４】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
【図２】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (54)【発明の名称】 移動電話にあるソート済み電話帳に、外部制御へのインターフェース（リモートコントロールイ ンターフェース）を介して１つまたは複数の文字を検索基準として入力することによりアクセス する方法、およびこの方法を実施するための装置
Claims (9)
- 【請求項１】 移動通信端末機に記憶され、ソートされた電話帳にアクセス
する方法において、アクセスを第２の外部機器から前記通信端末機と該外部機器
との間のインターフェースを介して行い、当該インターフェースに対して定めら
れた専用コマンドを通信端末機の操作に使用する、ことを特徴とする方法。 - 【請求項２】 電話帳へのアクセスを、外部操作装置により前記通信端末機
へのインターフェースを介して次のステップで行う： ａ）前記専用インターフェースコマンドを外部操作装置から受信し、 ｂ）検索基準に適合する登録をソート済みデータバンクで検出し、 ｃ）所属の未ソートデータバンクの登録への参照指示を検出し、 ｄ）所属の未ソート電話帳で検索された登録を検出し、 ｅ）検索された登録をインターフェースを介して外部操作装置へ出力し、 ｆ）検出された情報を外部操作装置の表示装置に表示する、請求項１記載の方法
。 - 【請求項３】 ソートされた電話帳を、少なくとも２つの未ソート電話帳の
登録から形成する、請求項１または２記載の方法。 - 【請求項４】 検索された登録に加えてさらに少なくとも１つの別の、該検
索された登録に続く、または先行する登録を表示装置に表示する、請求項１から
３までのいずれか１項記載の方法。 - 【請求項５】 表示装置に表示すべき登録の数は選択可能である、請求項１
から４までのいずれか１項記載の方法。 - 【請求項６】 検索基準は少なくとも２つの英数字符号を含む、請求項１か
ら５までのいずれか１項記載の方法。 - 【請求項７】 検索基準は少なくとも１つの特別符号を含み、該特別符号に
より始まる第１の登録のフィードバックされた結果はソートされた電話帳にある
、請求項１から６までのいずれか１項記載の方法。 - 【請求項８】 無線伝送に対する受信および送信装置と、少なくとも１つの
不揮発性記憶装置と、少なくとも１つの揮発性記憶装置（ＲＡＭ）と、インター
フェース（ＤＤＩ）とを有する移動通信端末機（ＭＥ）であって、 前記不揮発性記憶装置は電話帳（ＳＭ）の登録を記憶し、 前記インターフェースは当該通信端末機を外部制御するためのものであり、 外部機器（ＴＥ）が前記インターフェース（ＤＤＩ）を介して移動通信端末機
に接続されており、 該外部機器（ＴＥ）により制御命令が形成され、インターフェース（ＤＤＩ）
を介して通信端末機（ＭＥ）へ送信され、 当該制御命令によりメモリ装置（ＲＡＭ）に記憶され、ソートされた電話帳か
らデータセットが選択され、外部機器（ＴＥ）へ伝送される、 ことを特徴とする移動通信端末機（ＭＥ）。 - 【請求項９】 移動通信端末機へのインターフェースと、符号を入力するた
めの入力装置と、端末機の専用インターフェース命令によって取り出された情報
を表示するための表示器とを有する、移動通信端末機に対する外部制御装置にお
いて、 電話帳の情報登録と当該情報がすでに端末機によりあらかじめソートされてい
る、 ことを特徴とする外部制御装置。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19733344.3 | 1997-08-01 | ||
| DE19733344 | 1997-08-01 | ||
| PCT/DE1998/001303 WO1999007128A1 (de) | 1997-08-01 | 1998-05-11 | Verfahren zum zugriff auf ein sortiertes telefonbuch in einem mobiltelefon über eine schnittstelle zur externen steuerung (remote control schnittstelle) durch die angabe eines oder mehrerer buchstaben als suchkriterium und anordnung zur durchführung des verfahrens |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001512932A true JP2001512932A (ja) | 2001-08-28 |
Family
ID=7837722
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000505728A Pending JP2001512932A (ja) | 1997-08-01 | 1998-05-11 | 移動電話にあるソート済み電話帳に、外部制御へのインターフェース（リモートコントロールインターフェース）を介して１つまたは複数の文字を検索基準として入力することによりアクセスする方法、およびこの方法を実施するための装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP1000497A1 (ja) |
| JP (1) | JP2001512932A (ja) |
| CN (1) | CN1211990C (ja) |
| WO (1) | WO1999007128A1 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FI111760B (fi) * | 1999-04-16 | 2003-09-15 | Metso Automation Oy | Kenttälaitteen langaton ohjaus teollisuusprosessissa |
| DE10027523A1 (de) * | 2000-06-02 | 2001-12-20 | Nokia Mobile Phones Ltd | Verfahren zum Suchen von Daten in zumindest zwei Datenbanken und Datenbanksystem mit zumindest zwei Datenbanken |
| GB2378348A (en) * | 2001-07-28 | 2003-02-05 | Gary Steven Young | Classified directory for mobile phones |
| DE102004032859B4 (de) * | 2004-07-07 | 2016-10-13 | Volkswagen Ag | Telefonsystem für ein Kraftfahrzeug |
| JP2006211527A (ja) * | 2005-01-31 | 2006-08-10 | Nec Corp | 携帯電話機 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04150444A (ja) * | 1990-10-11 | 1992-05-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 無線電話端末装置 |
| CA2053410A1 (en) * | 1990-12-17 | 1992-06-18 | Paul Edward Duffy | Multiple-mode cellular telephone control device |
| DE9215403U1 (de) * | 1992-11-12 | 1992-12-24 | Macht, Manfred, 8901 Adelsried | Funkkomforttelefon |
| DE4406507C2 (de) * | 1994-02-28 | 1995-12-07 | Siemens Ag | Personalcomputer mit einer Verbindung zu einem Kommunikationsendgerät eines drahtlosen Fernsprechsystems |
-
1998
- 1998-05-11 EP EP98933497A patent/EP1000497A1/de not_active Withdrawn
- 1998-05-11 JP JP2000505728A patent/JP2001512932A/ja active Pending
- 1998-05-11 WO PCT/DE1998/001303 patent/WO1999007128A1/de not_active Application Discontinuation
- 1998-05-11 CN CNB988078740A patent/CN1211990C/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP1000497A1 (de) | 2000-05-17 |
| CN1265802A (zh) | 2000-09-06 |
| WO1999007128A1 (de) | 1999-02-11 |
| CN1211990C (zh) | 2005-07-20 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060816 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070202 |