JP2001511169A - エポキシ化合物の製造方法 - Google Patents

エポキシ化合物の製造方法

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Abstract

(57)【要約】

Description

【発明の詳細な説明】 エポキシ化合物の製造方法 本発明はエポキシ化合物の製造方法に関するものである。より詳細には本発明 は、ハロゲン(特に塩素ガス)の取り込みなしにエポキシ化合物を製造する方法 に関するものである。 世界中で多くの種類にて工業上大規模に製造されるエポキシ化合物は、たとえ ば埋設小型電子部品(たとえば半導体もしくはチップ)および電子工業用の印刷 回路をその後に製造するためのプリプレグなどの成型物品、有機溶剤系コーチン グを含むコーチング、並びにより近代的な水性エポキシ樹脂分散物コーチング、 特に缶およびドラムのコーチング、大きい柔軟性を示す複合体およびラミネート など広範な種類の最終用途につき使用される。 前記出発エポキシ化合物は現在まで出発試薬エピハロヒドリン(特にエピクロ ルヒドリン)により製造され、後者はプロペンと気体塩素とから作成されたアリ ルクロライドを介し製造された。 一方では過去10年間(特に過去5年間)にわたり国家的もしくは地域的な化 学プロセス工業に対する政治規制および要求からの圧力が増大して可能な塩素放 出を著しく減少させ或いは塩素の使用を完全に回避する要求が高まり、さらに他 方では気相でプロペンを塩素化するための現在の製造方法にて比較的低い収率を 改善すると共に高い汚染傾向を消滅させる要求がまだ存在していることが了解さ れよう。 さらに、エポキシ樹脂を生成させるためのエピハロヒドリンとフェノール化合 物との反応に際しエピハロヒドリンから生ずるハロゲンが樹脂中に、エポキシ樹 脂自身にハロゲン原子が化学結合した形態で生成物としての樹脂に混入すること を完全に回避することはできない。 エポキシ樹脂の重要な用途の1つはマイクロ電子材料のカプセル化であるため 、この混入ハロゲンは長期間にわたる最終物品の使用に際し水分により酸として 放出され、この酸は金属材料の腐食をもたらすことが了解されよう。 従って本発明の1つの目的は、現在の環境規制の要求を満たすと共に近い将来 に恐らく強制される要求を満たし、さらに安価かつ一般的に入手しうる基礎薬品 から出発するプロセスを提供することにある。 過去に提案されたエポキシ樹脂の代案製造ルートの1つは以下の単純化した反 応方式によるものであった:[式中、R1は1個もしくはそれ以上の追加フェノール基からなる残基を示し、 R2は式の1個もしくはそれ以上の追加基からなる残基を示し、R3は式 の1個もしくはそれ以上の追加基からなる残基を示し、R4は式 の1個もしくはそれ以上の追加基からなる残基を示す]。 たとえば特願昭61−33180A号から、アルカリ金属ハロゲン化物とアル カリ金属のジヒドロ燐酸塩との組合せ物を触媒として用い、カーボネート化合物 を脱カルボシキル化することによりエポキシ化合物を製造することが既に公知で あると共に、従来提案された同様な方法がたとえば特願昭57−77682A号 およびUS−2,856,413号から公知であったが、前記ルートは現在まで エポキシ化合物の経済的製造には使用することができなかった。 特に特願昭61−33180号から了解されるように、最終的に得られるモノ エポキシ化合物は初期の粗製反応混合物から蒸留により回収しうるような簡単な 分子構造を有した。 しかしながら、この種の蒸留は目的とする産業上標準的な二官能性および多官 能性エポキシ化合物については可能でないと思われる。 従って少なくとも工業規模の製造を可能にするこの提案ルートの改良につきま だ強い要求が存在している。 徹底的な研究および実験の結果、今回驚くことに式 もしくは [式中、Raは式VIIの1個もしくはそれ以上の追加基を含む残基を示し、Rb は式 の1個もしくはそれ以上の追加基を含む残基を示す] の化合物を式 [式中、Rcは式 の1個もしくはそれ以上の追加基を含む残基を示す] の化合物およびそれぞれCO2もしくはSO2まで極めて効率的に変換しうること が突き止められ、これは触媒としての第三アミンN(R123)[ここで記号 R1、R2およびR3のそれぞれは独立して1〜10個の炭素原子、好ましくは1 〜5個の炭素原子を有するアルキル基、アリール基、好ましくはフェニル基、1 〜5個の炭素原子をアルキル基中に有するアラルキル基、好ましくはベンジルも しくはフェニルエチル、5〜10個の炭素原子を有するシクロアルキル基、また はアルキル基中に1〜6個の炭素原子を有するアルキルシクロアルキルを示しう る]のハロゲン化水素付加塩の存在下に120〜220℃、好ましくは140〜 200℃の範囲の温度にて加熱して行われる。 触媒を作成するためアミンに添加すべく使用されるハロゲン化水素は塩化水素 、臭化水素もしくは沃化水素から選択しうるが、好ましくは塩化水素が使用され る。 好ましくはHClとトリアルキルアミン(たとえばトリメチルアミン、トリエ チルアミン、トリ−n−プロピルアミン、トリイソプロピルアミン、トリ(n− ブチル)アミンもしくはトリ(イソブチル)アミン)とから得られる第三アミン 付加塩、より好ましくはHClとトリメチルアミンもしくはトリエチルアミンと から得られる塩が触媒として使用される。 上記に特定した温度にて化合物AもしくはBを加熱する時間は一般に0.5〜 2時間、好ましくは0.5〜1時間の範囲である。 この処理工程により得られる生成物は10〜120℃、好ましくは40〜70 ℃の範囲の温度を用いて極性溶剤、好ましくはたとえばメチルイソブチルケトン (MIBK)もしくはトルエンのようなケトンにて、たとえばNaOHのような アルカリ化合物を用いて少なくとも5000ミリモル/kgのエポキシ基含有量 (EGC)を有するエポキシ樹脂を与える公知の処理工程により対応のエポキシ 化合物 まで定量的に変換しうることが了解されよう。本発明の顕著に改善された処理工 程は上記で示した完全な反応方式にて或る期間にわたりボトルネックを形成し、 代案ルートを大して魅力的でないものにしたことが了解されよう。 たとえば式 のような比較的簡単な化合物を上記方式で式Iの出発物質として使用しうるだけ でなく、より多数のフェノール基を有するポリマー化合物も部分的もしくは完全 に式(VIII)の基まで変換しうることが了解されよう。 すなわち式 の簡単な標準的エポキシ化合物を本発明の方法により作成しうるが、ずつと複雑 な構造を有する多官能性エポキシ化合物も製造することができる。 たとえばこの点に関し、多くの種類のフェノールホルムアルデヒド樹脂を出発 物質Iとして使用することができる(ノボラック樹脂)。 古くから、ケトンとフェノールとから出発して安価な製品を与える化合物Iの 工業規模の製造を実施することが知られていた。 かなり簡単な構造を有する化合物Iの重要な代表例はDPP(ジフェニロール プロパン)である。 さらに試薬II(グリシドール)も、プロペンから作成される比較的安価な化 合物と見なしうる。 本発明の化合物(B)から化合物(C)への処理工程は、驚くことにガスとし て或いは水溶液としてハロゲン化水素のみを触媒として用いれば全く可能でない ことが判明した。 さらに本発明は最終エポキシ樹脂の完全一体化製造法にも関するものであり、 上記特定の改良処理工程からなると共に、たとえば標準的市販エポキシ樹脂用D PPのようなポリフェノール化合物(I)とグリシドール(II)とから出発す ることが了解されよう。 従って本発明はさらに、 (a)式I [式中、R1は1個もしくはそれ以上の追加フェノール基からなる残基を示す] の化合物を式(II) の化合物と極性化合物、たとえばケトンまたはケトンと1〜6個の炭素原子を有 するアルカノールとの混合物の存在下およびたとえばNaOHのようなアルカリ 化合物の存在下に30〜110℃、好ましくは60〜100℃の温度にて反応さ せて、式 [式中、R2は式 の1個もしくはそれ以上の追加基からなる残基を示す] の化合物を生成させ、 (b)工程(a)で得られた式IIIの化合物を式 もしくは[式中、Raは式: の1個もしくはそれ以上の追加基からなる残基を示し、 Rbは式 の1個もしくはそれ以上の追加基からなる残基を示す] の化合物まで変換し、これにはアルキレン基中に1〜4個の炭素原子を有するア ルキレンカーボネートもしくはアルキレンサルファイト、シクロアルキレンカー ボネートもしくはシクロアルキレンサルファイト、アリールアルキレンカーボネ ートもしくはアラルキレンサルファイトまたはジアルキレンカーボネートもしく はジアルキレンサルファイトによりたとえばNaOH水溶液のようなアルカリ化 合物の存在下に90〜160℃の範囲の温度まで加熱してエステル交換し、 (c)式AもしくはBの前記化合物を式 [式中、Rcは式の1個もしくはそれ以上の追加基からなる残基を示す] の化合物およびそれぞれCO2もしくはSO2まで触媒としての第三アミンN(( R123)[ここで記号R1、R2およびR3のそれぞれは独立して1〜10個の 炭素原子、好ましくは1〜5個の炭素原子を有するアルキル基、アリール基、好 ましくはフェニル基、1〜5個の炭素原子をアルキル基中に有するアラルキル基 、好ましくはベンジルもしくはフェニルエチル、5〜10個の炭素原子を有する シクロアルキル基または1〜6個の炭素原子をアルキル基中に有するアルキルシ クロアルキルを示す]のハロゲン化水素付加塩の存在下に120〜220℃、好 ましくは140〜200℃の範囲の温度にて加熱することにより変換させ、 (d)式Cの化合物を式 [式中、R4は1個もしくはそれ以上の式 の追加基からなる残基を示す] のエポキシ化合物まで10〜120℃の範囲の温度にて極性溶剤中でアルカリ化 合物を用いて変換させる 工程からなるエポキシ化合物の製造方法にも関するものである。 好ましくは反応工程(d)は、たとえばメチルイソブチルケトン(MIBK) のようなケトンもしくはトルエン中でアルカリとしてNaOHを用いて行われる 。より好ましくはNaOH水溶液を40〜70重量%で使用する。 他面において本発明は、上記に特定した完成製造方法により得られると共に顕 著に少ない混入ハロゲン、特に塩素(最高1800ppm)を含有しかつ式 [式中、R6およびR7は低級アルキル、好ましくはメチルまたは水素を示すこと ができ、n=1、n=2などである] のビスフェノールとエピハロヒドリンとから生成される従来製造されているエポ キシ樹脂に通常存在する蓄積生成物(化合物)を実質的に含有しない最終エポキ シ樹脂により構成される。 前記エポキシ樹脂はHPLC分析により特性化される。クロマトグラムは、い わゆる蓄積副生物(n=1、n=2など)の不存在を明らかに示し、これらは一 般にたとえばビスフェノールAとエピクロルヒドリンとから作成される慣用のエ ポキシ樹脂に通常存在して60.7および76.8のピークに関連する一方、幾 つかの余分のピークが図1および2におけるクロマトグラムから見られるように クロマトグラムで出現し、これらクロマトグラムは実施例Xに記載した条件下で 行った。 以下、特定具体例に範囲を限定するものでないが実施例および比較例により本 発明をさらに説明する。DPPのジ−α−グリコールエーテルの作成 還流凝縮器と熱電対とが装着された100mlの3っ首丸底フラスコに22. 84g(0.100ミリモル)のジフェニロールプロパン(DPPもしくはビス フェノールA)と15.54gのグリシドール(0.210モル)を15.0g (0.150g)(0.150モル)のメチル−イソブチルケトン(MIBK) と15.04g(0.25モル)のイソプロピルアルコール(IPA)とに溶解 させる。80℃にて6モル%のNaOH水溶液(50重量%)を一度に添加した 。この混合物を80℃に6時間維持した。次いで溶剤を減圧除去した。DPPの ジ−α−グリコールエーテルが白色固体物質として得られた(33.9g、89 .5%)。 この作成の手順を、表に示した変化を加えて反復した: 反応を純MIBKにて(助溶剤としてのIPAなしに)行えば、DPPのジ− α−グリコールエーテルが冷却後に結晶化する。DPPの二環式カーボネートエステルの作成 100mlの丸底フラスコに20.0gのDPPのジ−α−グリコールエーテ ル(純度89%、47.3ミリモル)と28.58g(0.280モル)のプロ ピレンカーボネート(PC)とを充填した。この混合物を100℃まで加熱し、 2モル%のNaOH水溶液(50重量%)を添加した。1時間の後、減圧を加え て生成プロパンジオールと過剰のプロピレンカーボネートとを除去した(最終条 件160℃、20ミリバール)。結晶物質の収量は22.4gであった。DDPのビスクロルヒドリンエーテルの作成 実施例I 100mlの3っ首丸底フラスコに21.40g(0.05モル)のDPPの 二環式カーボネートエステルと13.75g(0.1モル)のトリエチルアミン のHCl塩とを充填した。この混合物を加熱すると共に300ミリバールの減圧 を加えた。140℃にてトリエチルアミンを留去すると共に温度を15分間かけ て180℃まで、次いで200℃まで上昇させた。混合物を200℃にて10分 間保持した。全反応時間は30分間であった。DPPのビスクロルヒドリンエー テルへの変換率は92%であった(95%より大の選択率)。副生成物はケトン (約1%)およびエポキシド(約2%)であった。実施例II 実施例Iと同じ手順を用いたが、ただし蒸留を低圧力(100ミリバール)に て45分間にわたり持続した。変換率は100%であり、DPPのビスクロルヒ ドリンへの選択率は96%より大であった(同じ副生成物)。実施例III 100mlの3っ首丸底フラスコに11.71g(25ミリモル)のDPPの 二環式サルファイトエステルと6.88g(50ミリモル)のトリエチルアミン のHCl塩(Net3.HCl)とを充填した。この混合物を加熱すると共に3 00ミリバールの減圧を加えた。140℃にてトリエチルアミンを留去すると共 に温度を15分間かけて180℃まで、次いで200℃まで上昇させた。混合物 を200℃に20分間保持した。全反応時間は40分間であった。DPPのビス クロルヒドリンエーテルへの変換率は95%であった(95%より大の選択率) 。副生成物はエポキシド(約2%)である。実施例IV 実施例Iと同じ手順に従ったが、ただしトリメチルアミンHCl塩を用いた。 全反応時間は30分間とした。DPPのビスクロルヒドリンエーテルへの変換率 は94%であった(95%より大の選択率)。副生成物はケトン(約1%)およ びエポキシド(約2%)であった。実施例V 実施例IIと同じ手順に従ったが、トリ−プロピルアミンHCl塩を用いた。 DPPのビスクロルヒドリンエーテルへの変換率は90%であった(95%より 大の選択率)。副生成物はケトン(約1.5%)およびエポキシド(約2.5% )であった。比較例I 100mlの3っ首丸底フラスコに21.40g(0.05モル)のビスカー ボネートエステルを充填した。100℃にてHClガスの連続流をフラスコ中に 4時間にわたり通過させた。ビスカーボネートエステルの変換率は5%より小で あった。比較例II 100mlの3っ首丸底フラスコに10.7g(0.025モル)の40ml のトルエンに溶解されたビスカーボネートエステルを充填し、40mlのHCl 水溶液を添加した。この混合物を50℃にて2時間撹拌した。ビスカーボネート エステルの変換率は5%より小であった。さらに他の温度(−10℃、0℃、2 0℃および還流温度)にて反応を試みたが、同様な結果であった。DPPのビス−ブロモヒドリンエーテルの作成 実施例VI 実施例IIと同じ手順に従ったが、トリエチルアミンのHBr塩を用いた(N Et3HBr)。この場合の生成物はDPPのブモロヒドリンエーテルである。 変換率は100%であり、選択率は95%を越えた。副生成物はエポキシドであ り、ケトンは観察しえなかった。実施例VII 実施例IIIと同じ手順に従ったが、NEt3HBrを用いた。変換率はほぼ 100%であり、選択率は95%を越えた。実施例VIII 実施例VIと同じ手順に従ったが、トリメチルアミンHBr塩を用いた。全反 応時間は30分間とした。DPPのビスブロモヒドリンエーテルへの変換率は9 6%であった(95%より大の選択率)。副生成物は特にケトン(約1.5%) およびエポキシド(約2%)であった。実施例IX 実施例Iと同じ手順に従ったが、ただしトリエチルアミンHl塩を用いた。全 反応時間は30分間とした。DPPのビスイオドヒドリンエーテルへの変換率は 89%であった(90%より大の選択率)。副生成物はケトン(約4%)および エポキシド(約4%)であった。DPPのジグリシジルエーテルの作成 DPP(3)のビスクロルヒドリンエーテルからエポキシ樹脂への変換は、適 する溶剤における塩基での慣用の処理により達成することができる。実施例X 20.63g(47.9ミリモル)のDPPのビスクロルヒドリンエーテルを 64gのMIBKに溶解させ、85℃まで加熱した。次いで34gの水における 6g(0.15モル)のNaOHの溶液を一度に添加し、混合物を1時間にわた り激しく撹拌した。相分離の後、MIBK層を20gの水で2回洗浄した。MI BKを減圧蒸発させて13.3g(83%)のエピコート828型樹脂を得、こ れは5070ミリモル/kgのエポキシ基含有量(EGC)を有した。 得られた生成物のHPLC分析は、HP 1090液体クロマトグラフを用い ると共に2.0gの樹脂を20gのアセトニトリルに溶解させかつ内部標準とし てアニソールを用いることにより図2を示した。ノボパックCl8カラム(15 cmx3.9cm)を用いると共に1ml/minの流速および1μlの注入容 積と75重量%の水および25重量%のアセトニトリルよりなる初期溶剤組成を 用いて分析を行った。溶剤濃度勾配を用いた。 110分間にて、組成物は直線的に6.5%の水と93.5%のアセトニトリ ルまで変化した。 115分間:0%の水および100%のアセトニトリルおよび125分間:7 5%の水および25%のアセトニトリル。 275nmでのUV検出により50℃にて分析を行った。 同じ条件下でクロマトグラフを標準エピコート828樹脂につき行った(図1 )。 代案として、たとえば金属水酸化物(たとえばKOH、LiOH、Ca(OH )2、Mg(OH)2)、金属炭酸塩(Na2CO3、K2CO3)、第三アミン、N H4OHなどの他の塩基をも用いることができる。さらに、たとえばトルエン、 キシレン、MEK、CH2Cl2、ジエチルエーテルなどの他の溶剤も使用するこ とができる。比較例III DPPのジグリシジルエーテルにおけるDPPのビスカーボネートエステルの 直接的変換 特公昭61−33180号に記載された手順を用い、DPPのジグリシジルエ ーテルにて直接にDPPのビスカーボネートエステルを変換させるよう試みた。 この反応は250℃で行い、減圧を加えた。反応の開始時点(最初の25分間) にて、得られる最低圧力はCO2生成に基づき4ミリバールであった。その後、 減圧を1ミリバールとした。温度を270℃まで上昇させた。物質の50%を蒸 留した。蒸留液のNMR分析は、エポキシ末端基の代わりにケトン末端基の存在 を示した。さらに残留物はケトン末端基とオリゴマー構造とを有し、エポキシ末 端基は存在しなかった。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年2月22日(1999.2.22) 【補正内容】 補正明細書 [式中、Rcは式 の1個もしくはそれ以上の追加基からなる残基を示す] の化合物およびそれぞれCO2もしくはSO2まで触媒としての第三アミンN(( R123)[ここで記号R1、R2およびR3のそれぞれは独立して1〜10個の 炭素原子、好ましくは1〜5個の炭素原子を有するアルキル基、アリール基、好 ましくはフェニル基、1〜5個の炭素原子をアルキル基中に有するアラルキル基 、好ましくはベンジルもしくはフェニルエチル、5〜10個の炭素原子を有する シクロアルキル基または1〜6個の炭素原子をアルキル基中に有するアルキルシ クロアルキルを示す]のハロゲン化水素付加塩の存在下に120〜220℃、好 ましくは140〜200℃の範囲の温度にて加熱することにより変換させ、 (d)式Cの化合物を式 [式中、R4は1個もしくはそれ以上の式 の追加基からなる残基を示す] のエポキシ化合物まで10〜120℃の範囲の温度にて極性溶剤中でアルカリ化 合物を用いて変換させる 工程からなるエポキシ化合物の製造方法にも関するものである。 好ましくは反応工程(d)は、たとえばメチルイソブチルケトン(MIBK) のようなケトンもしくはトルエン中でアルカリとしてNaOHを用いて行われる 。より好ましくはNaOH水溶液を40〜70重量%で使用する。 他面において本発明は、上記に特定した完成製造方法により得られると共に顕 著に少ない混入ハロゲン、特に塩素(最高1800ppm)を含有しかつ式 [式中、R6およびR7は低級アルキル、好ましくはメチルまたは水素を示すこと ができ、n=1、n=2などである] のビスフェノールとエピハロヒドリンとから生成される従来製造されているエポ キシ樹脂に通常存在する蓄積生成物(化合物)を実質的に含有しない最終エポキ シ樹脂により構成される。 補正請求の範囲 (c)式AもしくはBの前記化合物を式 [式中、Rcは式 の1個もしくはそれ以上の追加基からなる残基を示す] の化合物およびそれぞれCO2もしくはSO2まで触媒としての第三アミンN(R123)[ここで記号R1、R2およびR3のそれぞれは独立して1〜10個の炭 素原子、好ましくは1〜5個の炭素原子を有するアルキル基、アリール基、好ま しくはフェニル基、1〜5個の炭素原子をアルキル基中に有するアラルキル基、 好ましくはベンジルもしくはフェニルエチル、5〜10個の炭素原子を有するシ クロアルキル基または1〜6個の炭素原子をアルキル基中に有するアルキルシク ロアルキルを示す]のハロゲン化水素付加塩の存在下に120〜220℃、好ま しくは140〜200℃の範囲の温度にて加熱することにより変換させ、 (d)式Cの化合物を式 [式中、R4は1個もしくはそれ以上の式 の追加基からなる残基を示す] のエポキシ化合物まで10〜120℃の範囲の温度にて極性溶剤中でアルカリ化 合物を用いて変換させる 工程からなることを特徴とするエポキシ化合物の製造方法。 7. 工程(d)にて40〜70℃の範囲の温度を用いると共に、メチルイソブ チルケトンもしくはトルエンを極性溶剤として使用することを特徴とする請求の 範囲第6項に記載の方法。 8. 工程(c)を請求の範囲第2〜5項のいずれか一項に従って行うことを特 徴とする請求の範囲第6項または第7項に記載の方法。 9. 少なくとも5000ミリモル/kgのエポキシ基含有量(EGC)を有す るエポキシ樹脂を生成させることを特徴とする請求の範囲第6〜8項のいずれか 一項に記載の方法。 10. 請求の範囲第6〜9項のいずれか一項に記載の方法により得られると共 に、前記のように測定してHPLC分析で60.7および76.8にピークを生 ぜしめる蓄積生成物を実質的に含まず、かつ最高1800ppmの混入ハロゲン の含有量を有するエポキシ樹脂。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴオス,エリツク,ヨハンネス オランダ国エヌエル―1031 シー・エム アムステルダム、バトホイスウエヒ 3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 式: [式中、Rcは式: の1個もしくはそれ以上の追加基からなる残基を示す] の化合物を製造するに際し、式(A) または式(B) [式中、Raは式 の1個もしくはそれ以上の追加基からなる残基を示し、 Rbは式の1個もしくはそれ以上の追加基からなる残基を示す] の化合物を120〜220℃の範囲の温度にて触媒としての第三アミンN(R1 、R2、R3)[ここで記号R1、R2およびR3のそれぞれは独立して1〜10個 の炭素原子を有するアルキル基、アリール基、アルキル基中に1〜5個の炭素原 子を有するアラルキル基、5〜10個の炭素原子を有するシクロアルキル基、ま たはアルキル基中に1〜6個の炭素原子を有するアルキルシクロアルキル基を示 しうる]のハロゲン化水素付加塩の存在下に加熱することを特徴とする前記式( C)の化合物の製造方法。 2. 第三アミンの塩化水素付加塩を触媒として使用することを特徴とする請求 の範囲第1項に記載の方法。 3. トリメチルもしくはトリエチルアミンの塩化水素付加塩を触媒として使用 することを特徴とする請求の範囲第2項に記載の方法。 4. 温度を140〜200℃の範囲にて用いることを特徴とする請求の範囲第 1〜3項のいずれか一項に記載の方法。 5. 加熱時間が0.5〜2時間、好ましくは0.5〜1時間の範囲であること を特徴とする請求の範囲第1〜4項のいずれか一項に記載の方法。 6. (a)式 [式中、R1は1個もしくはそれ以上の追加フェノール基からなる残基を示す] の化合物を式 の化合物と極性化合物の存在下およびアルカリ化合物の存在下に反応させて、式[式中、R2は式 の1個もしくはそれ以上の追加基からなる残基を示す] の化合物を生成させ、 (b)工程(a)で得られた式IIIの化合物を式 もしくは [式中、Raは式: の1個もしくはそれ以上の追加基からなる残基を示し、 Rbは式 の1個もしくはそれ以上の追加基からなる残基を示す] の化合物まで変換し、これにはアルキレン基中に1〜4個の炭素原子を有するア ルキレンカーボネートもしくはアルキレンサルファイト、シクロアルキレンカー ボネートもしくはシクロアルキレンサルファイト、アリールアルキレンカーボネ ートもしくはアラルキレンサルファイトまたはジアルキレンカーボネートもしく はジアルキレンサルファイトによりアルカリ化合物の存在下に90〜160℃の 範囲の温度まで加熱してエステル交換し、 (c)式AもしくはBの前記化合物を式 [式中、Rcは式 の1個もしくはそれ以上の追加基からなる残基を示す] の化合物およびそれぞれCO2もしくはSO2まで触媒としての第三アミンN(R123)[ここで記号R1、R2およびR3のそれぞれは独立して1〜10個の炭 素原子、好ましくは1〜5個の炭素原子を有するアルキル基、アリール基、好ま しくはフェニル基、1〜5個の炭素原子をアルキル基中に有するアラル キル基、好ましくはベンジルもしくはフェニルエチル基、5〜10個の炭素原子 を有するシクロアルキル基または1〜6個の炭素原子をアルキル基中に有するア ルキルシクロアルキル基を示す]のハロゲン化水素付加塩の存在下に120〜2 20℃、好ましくは140〜200℃の範囲の温度にて加熱することにより変換 させ、 (d)式Cの化合物を式[式中、R4は1個もしくはそれ以上の式 の追加基からなる残基を示す] のエポキシ化合物まで10〜120℃の範囲の温度にて極性溶剤中でアルカリ化 合物を用いて変換させる 工程からなることを特徴とするエポキシ化合物の製造方法。 7. 工程(d)にて40〜70℃の範囲の温度を用いると共に、メチルイソブ チルケトンもしくはトルエンを極性溶剤として使用することを特徴とする請求の 範囲第6項に記載の方法。 8. 工程(c)を請求の範囲第2〜5項のいずれか一項に従って行うことを特 徴とする請求の範囲第6項または第7項に記載の方法。 9. 少なくとも5000ミリモル/kgのエポキシ基含有量(EGC)を有す るエポキシ樹脂を生成させることを特徴とする請求の範囲第6〜8項のいずれか 一項に記載の方法。 10. 請求の範囲第6〜9項のいずれか一項に記載の方法により得られると共 に、従来製造されているエポキシ樹脂に通常存在して最高1800ppmの混入 ハロゲンの含有量を有する蓄積生成物を実質的に含まないエポキシ樹脂。
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