JP2001510217A - Pvc混合物及びその製造方法 - Google Patents

Pvc混合物及びその製造方法

Info

Publication number
JP2001510217A
JP2001510217A JP2000503133A JP2000503133A JP2001510217A JP 2001510217 A JP2001510217 A JP 2001510217A JP 2000503133 A JP2000503133 A JP 2000503133A JP 2000503133 A JP2000503133 A JP 2000503133A JP 2001510217 A JP2001510217 A JP 2001510217A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
particles
pvc
mixture
micrometers
polymerization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2000503133A
Other languages
English (en)
Inventor
セスレ、ボルド
ペデルセン、ステイナール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Norsk Hydro ASA
Original Assignee
Norsk Hydro ASA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Norsk Hydro ASA filed Critical Norsk Hydro ASA
Publication of JP2001510217A publication Critical patent/JP2001510217A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J3/00Processes of treating or compounding macromolecular substances
    • C08J3/005Processes for mixing polymers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L27/00Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L27/02Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
    • C08L27/04Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment containing chlorine atoms
    • C08L27/06Homopolymers or copolymers of vinyl chloride
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J2327/00Characterised by the use of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Derivatives of such polymers
    • C08J2327/02Characterised by the use of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
    • C08J2327/04Characterised by the use of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment containing chlorine atoms
    • C08J2327/06Homopolymers or copolymers of vinyl chloride
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L2205/00Polymer mixtures characterised by other features
    • C08L2205/02Polymer mixtures characterised by other features containing two or more polymers of the same C08L -group

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、プラスチゾルに転化することが出来、ペースト用PVC生成物用の普通の加工プロセスで使用することができるPVC混合物、及びPVCの製造方法に関する。こうして生成するポリ塩化ビニルは、いろいろな形態の乳化重合又は懸濁重合によって作製される2種類以上の粒子集団の混合物として作製される。このように、特定の粒子分布を有するペースト用PVC生成物が作製されるが、その生成物の作製は以前は不可能であった。このペースト用PVC生成物は、混合物の中には粒子の総表面積は小さく粒子の数が少ない大きい粒子を含むので、そして粒子分布は、平均粒径が非常に違う数種の粒子集団から成り、プラスチゾルが作製されると最適に近い粒子充填をもたらすので、この粒子分布は特に好ましい。このようにして低せん断速度でも高せん断速度でも低い粘度を特徴とするプラスチゾルが得られる。この方法の別の利点は、ペースト用PVC生成物で広く使用されるイオン性乳化剤を使用しない重合技術を利用すること、それによって生成物の水分吸収量が減るので、これらの生成物はパネル又は屋根材料で使用するには有利となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 ペースト用PVCは、プラスチゾル又はペーストとして液状で加工されるポリ
塩化ビニルの1つのタイプである。この部門はPVCの全消費量の約10%を占
め、西ヨーロッパでは年間5百万トンを超える。プラスチゾルは、塗装(リバー
スロール塗装、ナイフ塗装、スクリーン塗装)、グラビア印刷やスクリーン印刷
、回転注型及び浸漬によって加工される。広く使用されている製品は、床材、壁
紙、ターポリン、屋根材、防水服、パネル及び手袋である。圧密物品も発泡物品
も作製することができる。
【0002】 ペースト用PVC用のいろいろな製造方法は周知である。連続的製造方法も非
連続的製造方法も使用できる。これらの全ての方法は、乳化重合技術から得られ
る技術に基づいている。ノルウェー国特許出願番号第844819号明細書(C
hemische Werke Huels AG)はいろいろの技術の長所と短 所を説明していて、本明細書に引用する。
【0003】 ノルウェー国特許出願番号第844819号明細書が記載しているように、非
連続式重合の長所は、乳化剤の使用量が比較的少なく済むことである。しかしな
がら、短所は、これらのポリマーから作製できるプラスチゾルは比較的粘度が高
く、これらはダイラタントペーストであるのが普通である。そのために、このプ
ラスチゾルの用途範囲が限られる。
【0004】 最初から乳化剤の全量を使用しないで、重合過程における後の段階で乳化剤溶
液の一部分を加えることにより前記ノルウェー国特許出願番号第844819号
明細書でのダイラタントペーストが抱える問題を解決しようとする試みがなされ
ている。工業的に使用されるもう1つの技術は、二モード型(bimodal)
ラテックスを作製するための所謂、シード重合である。このことは、Encyc
lopedia of Polymer Science and Enginee ring; Vinyl Chloride Polymers,Polymer ization,第2版、第17巻、329−376頁、1989年、の中でM
.J.Buntenによって詳細に論じられている。
【0005】 PVCプラスチゾルで低い粘度を得るには、大きい粒子を含ませることが有利
である。こうすることによって、可塑剤が比較的小さい粒子に加えて覆う表面積
が少なくなり、この場合、粒子−粒子の相互作用から生じる効果が小くなる。し
かしながら、もう1つの効果、即ち有効体積分率、は粘度を決める最も重要な因
子である。粒子が最大充填(maximum packing)となる粒径分布 を整えることにより粒子の有効体積分率を最少にすることができる。たとえ、せ
ん断速度が大きくても粒子の最適充填も保つことが出来て、ニュートン流れを有
するプラスチゾルを作製することができる。
【0006】 慣用の乳化重合プロセスは大きい粒子の調製に関して重大な制約を含んでいて
、粒径は約1マイクロメートルに限られるのが普通である。モノマーが機械的均
質化によって精密に分配される所謂、微細懸濁技術を使うと、最高3ないし5マ
イクロメートルの粒子を作製することができる。しかしながら、このプロセスで
は大部分の粒子が球状ではなくて種々の形状の粒子が作られるのが普通である。
このことによって、好ましくない粒子分布と同時に、この生成物からのプラスチ
ゾルは周知のダイラタント流れ挙動を起こす。ペースト用PVC粉末とエキステ
ンダー(extender)PVCの混合物としてプラスチゾルを作製すること
によりこの問題を解決しようとの試みが行なわれている。エキステンダーPVC
は、懸濁重合によって作製された粒子から成っていて35と60マイクロメート
ルの間の粒子を含むことが多い。しかしながら、エキステンダーPVCはそれよ
り大きい粒子を含むことも多く、そのことによって製品が持つことができる膜厚
が制約される。懸濁重合から作製されるエキステンダーPVC粒子は非球形なの
で粒子の表面積も増える。
【0007】 本発明は、極めて特定の粒径分布を有するペースト用PVC生成物及びPVC
混合物の製造方法を提供する。これらの生成物から作製されるプラスチゾルは、
低せん断速度でも高せん断速度でも極めて低い粘度であることを特徴とする。こ
の生成物では、乳化重合からの乳化剤の量も少ないので、最終生成物の中の乳化
剤によって生じる不利な事柄が減る。エキステンダーを使用する必要もなく、こ
のことはこの生成物が比較的薄いフィルムにも適していること、及びプラスチゾ
ルは1種類だけのPVC生成物から作製することができることを意味している。
特に好適な用途分野は屋根材料及び壁紙用である。
【0008】 前述のプラスチゾルプロセスに好適なペースト用PVC生成物を作製する方法
は、塩化ビニル、又は塩化ビニルとそれと共重合できる最高30重量%のモノマ
ーの混合物を、水溶性又はモノマー可溶性重合開始剤、及び12ないし18個の
炭素原子を有する分岐型もしくは直鎖型脂肪族又はアルキルスルホン酸もしくは
アルキルアリールスルホン酸のアルカリ塩もしくはアンモニウム塩が可能である
乳化剤と12−20個の炭素原子の脂肪族アルコールの混合物か或いはスルホコ
ハク酸エステルのどちらからでも作製される予備分散液の存在で非連続式重合に
よって重合することを含むのであって、後者の混合物は、モノマー、又は水と乳
化剤と水不溶性化合物の混合物の機械的均質化によって作製される完全に水不溶
性化合物の精密に分配されたエマルションと合わせられる前に、約1マイクロメ
ートルの平均直径の比較的狭い粒径分布の粒子から成るポリマーラテックスが作
製されるように、及び前記ポリマーラテックスが、例えばノルウェー国特許出願
書第961625号に記載されている方法に従って作製される大抵は10と50
マイクロメートルの間の極めて狭い粒径分布の球状PVC粒子のポリマー分散液
と次の段階で混合されるように脂肪族アルコールの融点よりも高く加熱されるこ
と、並びに2種類のポリマー同志はいずれの量比でも可能である前記の後者の混
合物は加工されて、ペースト用PVCの慣用の加工技術に従って使用するための
プラスチゾル用のPVC混合物で使用できる乾燥粉末にされることを特徴とする
。ラテックスと混合されるポリマー分散液が、極めて狭い粒径分布を有する球状
粒子から成ることは特に好ましいことではあるが、このことは必ずしも必須とい
う訳ではない。
【0009】 2種類のポリマー分散液の混合物は撹はんすることが出来、そしてポンプで移
送することが出来、しかも凝固問題を起こすことなく噴霧乾燥することができる
ほど、この混合物が機械的に安定であることが判ったのは全く驚きであった。回
転円盤式又はノズル式噴霧による噴霧乾燥は、ペースト用PVCの乾燥で広く行
なわれている方法である。こうして生成した粉末生成物(PVC−樹脂)を可塑
剤の中に分散させると、プラスチゾルの適用範囲を制限してきた粒子の大きい凝
集が起ることもなくプラスチゾルを生成できるのも驚きであった。
【0010】 約1マイクロメートルの粒径のPVCラテックスは、乳化重合、シード重合、
及び微細懸濁重合のような別の周知の技術によっても作製することができる。後
記の実施例では、粒子分布が、殆どが約1マイクロメートルの一モード型(mo
nomodal)から、殆どが0.2マイクロメートルと1マイクロメートルの
二分散型へ、1マイクロメートルと20マイクロメートルの二分散型へと変化す
る時に得られる大幅な改良を認めることができる。三分散型粒子分布の例も示さ
れている。
【0011】 説明した手順によると既知のペースト用PVC生成物の短所の大部分が避けら
れる。ペーストの粘度は最も重要な特性のうちの1つであり、種々の加工プロセ
スでプラスチゾルを使用する場合に必須のものである。粒径が大きくなるにつれ
て粘度は下がること、及び大きい粒子と小さい粒子の混合物を使用することが有
利であることは周知である。また、こうすることにより、プラスチゾルの中の粒
子が最大充填となり、そして粒子の総表面積が最少になるので、可能な限り多量
の可塑剤によって流れを容易にすることができる。10マイクロメートルと30
マイクロメートルの間の粒径の粒子の使用割合を著しく高くすると、乳化重合に
よって作製される粒子だけを使って得ることができる平均直径よりも大幅に大き
い平均直径となる。極めて強力な効果は、約1マイクロメートルの直径の粒子と
10マイクロメートル超の直径の粒子とを混合することによっても実現される。
シード重合によるか或いは普通の乳化重合によって作製される2種類の集団を混
合することにより、1マイクロメートルより小さい粒子が作製される。このこと
により粒子の表面積が極めて大きくなり、粒子の数が大幅に増える。
【0012】 最小粒子の集団の粒径が2ないし10マイクロメートルまで大きくなると、ポ
リマーラテックスの更に好ましい混合物を得ることができる。ノルウェー国特許
出願番号第960718号明細書に記載されているような手順を使うことにより
、最小粒子を含むラテックスを2ないし10マイクロメートルの平均粒子直径に
するのは容易に可能である。これによって、粒子の全表面積が小さくなり、そし
て粒子−粒子の相互作用が小さくなる粒子の少数化となる大きい粒子を含むこと
によっても、混合される2種類の集団の粒子直径同志の比較的大きく好ましい差
を保ち続けることによっても長所を得ることができる。R.D.Sudduth
(J.of Applied Polymer Sciece,48,37−55 (1993))によると、小さい粒子と大きい粒子との粒径比が10を超えると
粒子の充填の最適度が得られる。
【0013】 作製されるPVCフィルム、即ち薄膜の水分吸収量は、作製過程で加えられる
アニオン性乳化剤及びその他の塩の内容によって殆ど決まる。10マイクロメー
トルと50マイクロメートルの間の或る割合の粒子を使うことにより、これらの
粒子が分子内にイオン基を含まない高分子安定剤を使用しているので、PVCの
量に応じて乳化剤の総量は減らされる。このことは、前述の手順は水分吸収量の
少ない生成物を作製することに関しても有利であることを意味する。その場合、
濾過又はその他の機械的分離によってポリマー分散液を脱水することが出来て最
終混合物は水溶性イオン化合物を可能な限り含まないように粒子を洗浄すること
もできるので、最小直径の粒子成分が2マイクロメートルと10マイクロメート
ルの間の場合、特有の長所が得られる。
【0014】 ポリマーラテックスに関する前述の製造方法は特に好ましいが、本発明では、
通常の乳化重合、シード重合、連続式乳化重合、微細懸濁重合のような別の技術
、及びこれらの技術とその他の技術の組み合わせを使用することもできる。大き
い粒子を含むポリマー分散液とポリマーラテックスを混合する前に、ポリマーラ
テックスの重合を完結しておくこと、及び所望の転化度まで続けることも好まし
い。このことを行なうと2種類の明確に異なる粒子集団が確保されることは絶対
に間違いなく、大きい粒子の表面に小さい粒子が凝固すること、及び沈澱する可
能性が限られる。混合プロセスそれ自体についての制約があるのではなく、沈降
や不均質化が起こらないように、絶え間なく撹はんすることによって混合プロセ
スが進行することは極めて好ましい。
【0015】 プラスチックフィルムを表面層として使用することになっている場合、表面の
光沢は重要な因子である。実施例によると、大きい粒子の量が20重量%を超え
て混合されると、表面光沢は低下して或る程度の艶消し効果が発現されることが
判っている。この場合、このプラスチゾル配合物に外部から艶消し剤を加える必
要はない。
【0016】 次の実施例で本発明を更に詳細に説明する。変動係数が25%未満で粒径分布
が狭くて大きい粒子をこれらの実施例で使用した。しかしながら、このようなこ
とは特許請求の範囲で定義されているので本発明では必須はない。
【0017】 A.ポリマーラテックス及びポリマー分散液の作製
【0018】 A1.乳化剤と脂肪族アルコールの混合物を用いた予備分散液 水(2,000.00g)を50℃に加熱した後、セチル硫酸ナトリウム(1
5.75g)、及び16−18個の炭素原子を有する脂肪族アルコール(23.
68g)を加えた。この溶液を更に80℃に加熱し、この温度で20分間保った
後、50℃に冷却した。この予備分散液を、硫酸銅五水和物(0.117g/l
、6.43ml)及び追加の水(総量で3,940g)と一緒に、撹はん機付き
の10リットルの重合反応器に入れた。この反応器を窒素で圧力試験をした後、
排気して全ての酸素を取り除いた後、塩化ビニル(2,498g)を加えた。こ
の反応器の内容物を53℃に加熱した後、この温度で過酸化水素(4.8%、1
6.5ml)及びアンモニア(1M、16.5ml)を加えた。この反応は一定
の温度で起こり、そのうちに1バールの圧力降下が観察された。次に、反応混合
物を80℃まで加熱することにより重合を完結させた後、未反応の塩化ビニルを
排出させた。44%の乾燥物質で平均粒径0.7μmのポリマーラテックスが得
られた。ラウリル硫酸ナトリウム(0.2phr)及びHLB値12.1の脂肪
族アルコールエトキシレートをこの最終ラテックスに加えた。
【0019】 A2.精密に分配された水不溶性成分のエマルションを用いた予備分散液 10−3g/l未満の水溶解度の2種類の脂肪族炭化水素油の混合物(100
g)を、ラウリル硫酸アンモニウム(5g)の水(195g)溶液に加えた。こ
の混合物を、全圧80バールのManton Gaulin型の圧力式ホモジナ イザーに5回通した。平均液滴直径250mmの精密に分配されたエマルション
が得られた。このエマルション(100g)を水(3,700g)に加えながら
10リットルの重合反応器へ移した。硫酸銅五水和物(0.117g/l、2.
9g)を、65nmのPVC粒子のシードラテックス(32%、67g)、ホウ
砂十水和物(1.6g)、及びモノドデシルフェノキシベンゼンジスルホン酸ナ
トリウムとジドデシルフェノキシベンゼンジスルホン酸ナトリウムの乳化剤の混
合物(45%、27g)と一緒に加えた。反応器の内容物を50℃に加熱し、窒
素で圧力試験をした後、排気して酸素を取り除いた。塩化ビニル(3,400g
)を加えて20分間エマルション液滴の中に拡散させた。メチルエチルケトンペ
ルオキシド(10%、35ml)及びアンモニア(1M、55ml)を加えた。
反応は一定温度で起こり、そのうちに1バールの圧力降下が観察された。反応中
に追加の乳化剤(モノドデシルフェノキシベンゼンジスルホン酸ナトリウムとジ
ドデシルフェノキシベンゼンジスルホン酸ナトリウム)(10%、80ml)を
加えた後、圧力が1バール降下した時、HBL値12.1の脂肪族アルコールエ
トキシレートを加えた。反応混合物を65℃に加熱した後、未反応の塩化ビニル
を排出させて重合を完結させた。40%の乾燥物質で粒径0.6μmのポリマー
ラテックスが得られた。このラテックスは、最小粒子がシードラテックスから、
一方、最大粒子は予備分散液から生成されている二モード型粒子分布を有してい
る。
【0020】 A3.2μmと10μmの間のラテックス粒子を作製する予備分散液 立体安定剤(steric stabiliser)、Hypermer C−
61(0.5g)、を含む、メタノール(120g)と水(30)の混合物にア
ジピン酸ジオクチル(15g)を加えた。この溶液をUltraturaxの中
で処理したのに続いて、400kg/cm2の圧力のManton Gaulin
型ホモジナイザーに5回通した。均質化が終わると直ちにこの溶液に水(300
ml)を加えた。希釈したエマルションの一部分(70.6g)に追加の水(5
4.06g)、ポリマー安定剤、Methocel K-100(DOW)(0.
30g)及びヨウ化カリウム(0.038g)を加えた後、250mlの反応器
に入れた。塩化ビニル(23.5g)を加え、1時間膨潤させてエマルション液
滴の中に浸透させた後、メタノール(0.25g)に溶解した開始剤、Wako V-59(和光純薬工業(株)(Wako Pure Chemical Ind ustries Ltd.))(0.25g)を加えた。重合は60℃で3.5 時間行なった。平均粒径3.2μmのポリマーラテックスが得られた。
【0021】 A4.22μmのPVC粒子を含むポリマー分散液 先ず、8μmのPMMAのシード粒子を作製した。メタノール(2,636.
00g)中のPVP K-30(93.75g)を撹はん機付きの5リットルのガ
ラス反応器に移した。この混合物を窒素雰囲気のもとで1時間沸騰させた後、5
3℃に冷却した。メタクリル酸メチル(375.00g)を加えて、反応器温度
を53℃で安定させた後、2,2-アゾビス(イソブチロニトリル)(9.00 g)とメタノール(585.0g)を加えた。3時間反応させた後、温度を3時
間にわたって60℃に上げた後、合計反応時間が10時間になるまでこの反応を
続けた。次の段階で極めて狭い粒径分布で粒径22μmのPVC粒子が生成した
。PMMA粒子(100g)を、水(6,048g)、メチルヒドロキシプロピ
ルセルロース(10.00g)及びヨウ化カリウム(2.47g)と一緒に、撹
はん機付きの14リットルの鋼製反応器に加えた。反応器を窒素で圧力試験をし
た後、排気して酸素を取り除いた。塩化ビニル(300ml)を、メタノール(
22.82g)に溶解させた2,2-アゾビス(2-メチル-ブチロニトリル)( 22.82g)と一緒に加えた。モノマー及び開始剤を1時間にわたって膨潤さ
せ、粒子に浸透させた。次に、反応器温度を60℃に上げた後、反応を一定温度
で実施した。8.6バールの一定圧力が保たれるように、反応中は塩化ビニル(
3,190ml)を絶え間なく加えた。この反応を13時間20分続けた。次い
で、反応器の内容物を80℃に加熱して未転化のモノマーを排出した。
【0022】 B.プラスチゾルに転化できるPVC混合物の作製 連続的撹はんのもとで実施例A4からのポリマー粒子を、実施例A1、A2及
びA3からのラテックスに加えることにより混合物を作製した。こうして生成し
た混合物を試験規模の噴霧乾燥機(Niro Atomizer)に圧送した後 、Tin=190℃とTout=60℃の2つの温度で乾燥を行なった。アトマ
イザーのホイールの速度は18,000rpmであり、その直径は12.5cm
であった。混合物11及び12については、50℃の加熱室の中で乾燥する前に
濾過によってラテックスを脱水した。これらの混合物比率は表1に示す通りであ
る(重量比率)。
【0023】
【表1】
【0024】 全ての場合、170マイクロメートルの乾燥ふるいを通過するさらさらした(
易流動性の)粉末を得た。
【0025】 C. PVC混合物からプラスチゾル及びプラスチックフィルムの作製 混合物1−12からのPVC粉末を、可塑剤(ジエチルヘキシルフタレート、
DOP)、エポキシ化大豆油(ESO)、及びバリウム石鹸と亜鉛石鹸を主成分
とする熱安定剤(Lakromark LZ 616)と一緒にHobart混合
物の中に混合することによりプラスチゾルを作製した。表C1及びC2に示す配
合であった(phr=ポリマー100部当たり)。表C1及びC2には、これら
の配合によって得られた粘度特性が示されている。
【0026】
【表2】
【0027】
【表3】
【0028】 配合物1は、1種類だけの粒子集団を含む例であるのに対して、配合物6は二
モード型分布を含むラテックスから作製されている。従って、配合物2ないし5
は二モード型であるのに対して、配合物7ないし10は三モード型(trimo
dal)である。これらの結果によると、ラテックスA4からの粒子の混合物が
極めて大きい効果を発揮することが判る;更に、低いせん断速度でも高いせん断
速度でも極めて低い粘度を発現する最適の混合物比が存在することも判る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW (71)出願人 0240 OSLO,NORWAY

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチゾルに転化することができるPVC混合物の製造方
    法において、10ないし50マイクロメートルの範囲の寸法を有する粒子、好ま
    しくは10ないし30マイクロメートルの球状粒子を有する粒子から成る分散液
    から得られるPVC粒子の画分と、予備分散液又はシード粒子を使うシード重合
    、通常の乳化重合、分散重合、ミニ(mini)乳化重合又は微細懸濁(mic
    rosuspension)重合によって作製されたPVCラテックスとを混合
    し、PVC粒子の最適粒子分布を得、前記PVC粒子は水相中で凝集することな
    く均一に分散された後、得られた分散液を加工して易流動性の乾燥粉末を得、所
    望のPVC混合物を得ることを特徴とする前記方法。
  2. 【請求項2】 プラスチゾルに転化することができるPVC混合物において
    、10ないし50マイクロメートルの範囲の寸法を有する粒子、好ましくは10
    ないし30マイクロメートルの球状粒子を有する粒子から成る分散液から得られ
    るPVC粒子の画分と、予備分散液又はシード粒子を使うシード重合、通常の乳
    化重合、分散重合、ミニ(mini)乳化重合又は微細懸濁(microsus
    pension)重合によって作製されたPVCラテックスとを混合し、PVC
    粒子の最適粒子分布を得、前記PVC粒子は水相中で凝集することなく均一に分
    散された後、得られた分散液を加工し易流動性の乾燥粉末にすることにより得ら
    れる前記PVC混合物。
  3. 【請求項3】 10ないし50マイクロメートルの範囲の平均直径を有する
    粒子の画分が、前記混合物中のPVCの総量の1から35重量パーセントを構成
    することを特徴とする、請求項2に記載のPVC混合物。
  4. 【請求項4】 10ないし50マイクロメートルの範囲の平均直径を有する
    粒子の画分が、前記混合物中のPVCの総量の35から99重量パーセントを構
    成することを特徴とする、請求項2に記載のPVC混合物。
  5. 【請求項5】 最小粒子を含む粒子集団が、0.2ないし2マイクロメート
    ルの範囲の平均記直径を有することを特徴とする、請求項1に記載のPVC混合
    物。
  6. 【請求項6】 最小粒子を含む粒子集団が、2ないし10マイクロメートル
    の範囲の平均直径を有することを特徴とする、請求項1に記載のPVC混合物。
  7. 【請求項7】 小さい方の粒子を含む粒子集団が、各々、0.1と0.3マ
    イクロメートルの間の平均直径、及び0.6と2マイクロメートルの間の平均直
    径を有する二分散型分布から成るか、或いは前記粒子集団が、最小粒子は同じ前
    記二分散型分布を有し、かつ10と50マイクロメートルの間の直径を有する粒
    子の画分が混入されるような三分散型のどちらかであることを特徴とする、請求
    項1に記載のPVC混合物。
  8. 【請求項8】 最大粒子の量が、最終生成物のプラスチックフィルムの艶消
    し表面を作製するように総粒子混合物の20重量%超を占めることを特徴とする
    先行の請求項2ないし7のいずれか1項に記載のPVC混合物。
  9. 【請求項9】 パネル、壁紙及び屋根材料のための、プラスチゾルにおける
    請求項2ないし8のいずれか1項に記載のPVC混合物の使用。
JP2000503133A 1997-07-18 1998-07-08 Pvc混合物及びその製造方法 Abandoned JP2001510217A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NO19973351A NO310365B1 (no) 1997-07-18 1997-07-18 PVC-blanding, anvendelse av denne og metode for dens fremstilling
NO973351 1997-07-18
PCT/NO1998/000206 WO1999003912A1 (en) 1997-07-18 1998-07-08 Pvc mixture and method for its production

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001510217A true JP2001510217A (ja) 2001-07-31

Family

ID=19900949

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000503133A Abandoned JP2001510217A (ja) 1997-07-18 1998-07-08 Pvc混合物及びその製造方法

Country Status (9)

Country Link
US (1) US6441085B1 (ja)
EP (1) EP0998520B1 (ja)
JP (1) JP2001510217A (ja)
AU (1) AU8890698A (ja)
DE (1) DE69827634T2 (ja)
ES (1) ES2232011T3 (ja)
NO (1) NO310365B1 (ja)
PT (1) PT998520E (ja)
WO (1) WO1999003912A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101154461B1 (ko) 2012-02-03 2012-06-13 주식회사 엘지화학 고온 저장 안정성이 우수한 염화비닐 수지의 제조방법
KR101293068B1 (ko) * 2005-03-18 2013-08-06 페스톨리트 게엠베하 운트 콤파니 카게 페이스트화될 수 있는 중합체의 제조방법
KR101529764B1 (ko) * 2012-10-08 2015-06-29 주식회사 엘지화학 염화비닐 수지의 제조방법 및 이로부터 수득된 무광택 내열 염화비닐 수지

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19802121A1 (de) 1998-01-21 1999-07-22 Basf Ag Verfahren zum Fällen von Mikrosuspensionspolymerisaten
FR2833267A1 (fr) * 2001-12-11 2003-06-13 Solvay Procede de recuperation d'un polymere en solution
US9594999B2 (en) 2012-04-03 2017-03-14 X-Card Holdings, Llc Information carrying card comprising crosslinked polymer composition, and method of making the same
US9122968B2 (en) 2012-04-03 2015-09-01 X-Card Holdings, Llc Information carrying card comprising a cross-linked polymer composition, and method of making the same
WO2014149926A1 (en) 2013-03-15 2014-09-25 X-Card Holdings, Llc Methods of making a core layer for an information carrying card, and resulting products
US10087346B2 (en) * 2014-05-13 2018-10-02 Magink Comérico Imagem Gráfica Ltda.—Me Dispersion of homopolymer of vinyl chloride
CN111819577A (zh) 2018-03-07 2020-10-23 X卡控股有限公司 金属卡

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE210697C (ja)
BE791886A (fr) * 1971-11-26 1973-05-24 Stauffer Chemical Co Nouveau procede de fabrication de plastisols de resines
US4171428A (en) * 1971-11-26 1979-10-16 Stauffer Chemical Company Method for manufacturing plastisol resins using spray-drying
DD210697A1 (de) * 1982-10-15 1984-06-20 Buna Chem Werke Veb Verfahren zur herstellung von polyvinylchloridpulvern
JP3508171B2 (ja) 1993-08-19 2004-03-22 三菱化学株式会社 塩化ビニル系樹脂の製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101293068B1 (ko) * 2005-03-18 2013-08-06 페스톨리트 게엠베하 운트 콤파니 카게 페이스트화될 수 있는 중합체의 제조방법
KR101154461B1 (ko) 2012-02-03 2012-06-13 주식회사 엘지화학 고온 저장 안정성이 우수한 염화비닐 수지의 제조방법
KR101529764B1 (ko) * 2012-10-08 2015-06-29 주식회사 엘지화학 염화비닐 수지의 제조방법 및 이로부터 수득된 무광택 내열 염화비닐 수지

Also Published As

Publication number Publication date
WO1999003912A1 (en) 1999-01-28
NO310365B1 (no) 2001-06-25
DE69827634D1 (de) 2004-12-23
EP0998520B1 (en) 2004-11-17
EP0998520A1 (en) 2000-05-10
NO973351D0 (no) 1997-07-18
ES2232011T3 (es) 2005-05-16
US6441085B1 (en) 2002-08-27
DE69827634T2 (de) 2005-11-03
PT998520E (pt) 2005-02-28
NO973351L (no) 1999-01-19
AU8890698A (en) 1999-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5823801A (ja) 懸濁重合法
CN109880016B (zh) 连续制备油包水型高内相乳液以及聚合物多孔材料的方法
JP2001510217A (ja) Pvc混合物及びその製造方法
WO1997040076A1 (en) Method for the production of pvc particles
JPS58173109A (ja) ペ−ストにすることができる塩化ビニルのポリマ−の製法
JPH0618827B2 (ja) 塩化ビニルまたは塩化ビニルおよびこれと共重合可能な単量体との混合物のペースト化可能なポリマーの製法
CS216216B2 (en) Composition of the disperse and extension resin fitted for preparation of the plastisoles and organosoles and method of making the same
CN110546200B (zh) 基于氯乙烯的树脂乳胶组合物及其制备方法
JP3637798B2 (ja) ペースト用塩化ビニル系樹脂
GB1579233A (en) Process for the production of powder-form hydrolysed ethylene/vinyl acetate copolymers
JP3301138B2 (ja) ペースト用塩化ビニル系樹脂組成物及びその製造方法
JP3508441B2 (ja) 塩化ビニル系樹脂組成物
EP0553653B1 (en) Granular vinyl chloride resin
JP2002518533A (ja) 低温における皮膜形成性が改良されたラテックスにおける新規保護コロイド
JPH05271313A (ja) 塩化ビニル系重合体の製造法
JP3203726B2 (ja) 顆粒状ペースト用塩化ビニル系樹脂
JP3328980B2 (ja) プラスチゾル組成物
JP2518762B2 (ja) その(コ)モノマ―組成物に可溶性である(コ)ポリマ―の製造方法
JPH0711036A (ja) プラスチゾル組成物
WO2001070862A1 (fr) Composition de resine de chlorure de vinyle moussable
JP3532376B2 (ja) ペースト発泡成形用塩化ビニル樹脂造粒体の製造方法
JPS5838442B2 (ja) 塩化ビニルペ−スト形成ポリマ−の製造方法
JPH07118471A (ja) エチレン−酢酸ビニル系共重合体ケン化物の水性分散液及びその用途
Zecha Preparation of monodisperse latexes and study of their rheological properties
CA2252514C (en) Method for the production of pvc particles

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050608

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20060106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060106