JP2001508667A - 音声処理装置を制御する装置及び方法、並びに、個人的なデータを前記音声処理装置に入力するための音声処理制御装置 - Google Patents

音声処理装置を制御する装置及び方法、並びに、個人的なデータを前記音声処理装置に入力するための音声処理制御装置

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Abstract

(57)【要約】 本発明が提供する聴覚インプラントのような補聴装置は、音声コマンドとともに環境音を受信して、それらの信号に対応する電気信号を生成するためのマイクロフォン(116)を備える。処理装置(142)は生成された電気信号をコマンド信号と音声信号とに分離する。音声信号は通常の仕方で患者に伝達されるが、コマンド信号は、音量調節の処理基準を選択すること、あるいは、バッテリ状態、時間、使用者の体温や使用者によって作りだされた合図もしくは注意などの情報を供給することなどの、処理装置の機能を制御するために使用される。アラームメッセージは適時、自動的に患者に送信される。あるいはまた、使用者によって設定された時間において、または要求に応じて送信される。システムは使用者が自身のメッセージを記憶し、キーパッドまたは音声認識のいずれかを使ってコマンドを入力することができるように構成することも可能である。

Description

【発明の詳細な説明】 音声処理装置を制御する装置及び方法、並びに、個人的なデータを 前記音声処理装置に入力するための音声処理制御装置発明の分野 本発明は、たとえば蝸牛インプラント(Cochlear implant)などの、人の聴覚 能力を補助するために使用される装置の動作を制御するための装置および方法に 関する。さらに本発明は、興味のある情報を目立たない個人な仕方で着用者に直 接的に送信することによって、その情報を着用者に伝達することができる人工蝸 牛に関する。これはデータを、使用者の聴覚神経を蝸牛インプラントが作用する 通常路において刺激する処理された音声刺激に組み込むことによって実行される 。発明の背景 蝸牛インプラントなどのさまざまな装置が、外部補聴器などによっても解消さ れることのない慢性的な聴覚疾病または聴覚障害を有する人を補助するために使 用されている。一般的にこれらの装置は2つのセクションを含む。一つは使用者 の体外にある外部セクション、もう一つは使用者の体内に植え込まれた内部セク ションである。 この外部セクションは、一般的に、環境音を電気信号に変換するためのマイク ロフォンと、電気信号を処理された信号に変換するための信号処理手段と、処理 された信号を内部セクションに送信するための信号トランスミッタ(信号送信機 )とを備える。また、内部セクションは、一般的に、トランスミッタから信号を 受信するための信号受信手段と、受信した信号を処理するための信号処理手段と 、そして受信した信号に応じて、蝸牛などの人の内耳を刺激するための刺激手段 を備える。 一般的に外部セクションは、さらに、音声制御、バッテリチェックなどの、装 置の動作に対するさまざまな手動制御を有する。この種の装置における問題は、 マイクロフォン、トランスミッタ、そして信号処理手段が予め小型化された電気 的な(構成)成分であるにもかかわらず、外部セクション全体の大きさは、それ が機械的な成分を含んでいること、または機械的な成分を使用して実現される手 動制御が使用されていることなどが理由となって、なお大きすぎることである。 現存するシステムのさらなる欠点は、当然のことながら、人は障害が分からな いように外部セクションを、たとえば衣類の中に隠しがちであるということであ る。しかしながら、いったん外部セクションを隠すと手動制御を行うことが困難 となる。 加えて、いくつかの装置の外部成分は、着用者に、装置のさまざまな機能に関 する、状態インジケータを備えている。この技術はいくつかの欠点を有する。一 つの主要な欠点は、この技術は比較的目立つものであり、できるだけ目立たない ことを目指して設計される一般的な人工器官とは逆行することである。 この技術の他の欠点は、アラームが使用者に気づかれないことがあるというこ とである。たとえば、アラームが外部成分上に取り付けられたLEDなどのよう な視覚的なインジケータであって、そして使用者がこの外部装置を耳の後ろに装 着し、またはポケットの中に入れた場合、故意的にインジケータを点検する努力 がなされない限りは警告は検出されない。さらに、まじめでまめな使用者でない と、定期的にこうした状態インジケータをチェックして、すべてが機能しており 、点検の労が必要でないことを見出せない。 上記技術に係るさらなる欠点は、非常に特定な機能のみを監視かつ指摘するよ うに構成されているために、柔軟性が欠如しているということである。 視覚的な手段ではなく、たとえば小さな拡声器または信号音生成器を使う音声 アラームを利用することが可能であるが、しかしながら、このアプローチにも問 題がある。音声アラームの欠点は、それによって着用者が過度に人目についたり 、人前を気にし過ぎることになることである。加えて、この装置の真の目的は聴 覚に障害を有する人を補助することである。しかし、使用者に明確に聞き取れな い外部音声がさらに与えられると、混乱やいらだちなどの望まれない効果が発生 するもととなる。 最後に、外部成分が完全に無くなるまで、そしてそのすべての機能が植え込ま れた単一の成分に組み込まれるまで、これらの装置を最小化する試みがなさる。 もちろん、このタイプの装置は視覚的または音声的なアラームのいずれかの使用 者には修正の余地はない。発明の目的と概要 上記問題点を解決するため、本発明は聴覚障害を持つ患者を補助するための装 置を提供する。この装置は、環境音、音声コマンドを含むコマンド、及び、その 他の音声信号を電気信号に変換するためのマイクロフォンと、前記電気信号を制 御信号に従って処理するための信号処理手段と、前記信号処理手段により処理さ れた信号を前記患者に向けて送信する送信手段と、前記マイクロフォンに結合し た、前記音声コマンドを認識するためのコマンド認識手段とを備え、前記コマン ド認識手段は前記制御信号を生成するように構成されることを特徴とする。 本発明は聴覚障害を持つ患者を補助するための他の装置も提供する。この装置 は、前記患者に装着された外部セクションと前記患者に植え込まれた内部セクシ ョンとを備える。前記外部セクションは、音声信号を受信するとともに該音声信 号を受信電気信号に変換するマイクロフォンと、前記電気信号を刺激信号に処理 するための信号処理手段と、前記刺激信号を前記内部セクションに送信するため の送信手段と、前記外部セクションに電力を供給するためのバッテリと、前記バ ッテリの状態を報告するための報告手段とを備える。また前記報告手段は、前記 バッテリを監視するための監視手段と、前記バッテリの状態を表すバッテリ状態 信号を生成するための、前記監視手段に結合した信号生成手段と、前記患者に向 けて前記バッテリ状態を示すために前記バッテリ状態信号と前記刺激信号とを組 み合わせるための信号組み合わせ手段とを備える。 以上の装置の他に、さらに本発明は、聴覚障害を持つ患者を補助するためのシ ステムを提供する。このシステムは、環境およびコマンド信号を受信して、該信 号を電気信号に変換するための信号変換手段と、前記電気信号を音声信号とコマ ンド信号に分離するための信号分離手段と、前記音声信号を処理して音声刺激信 号を生成するための信号処理手段と、前記コマンド信号に従って前記処理信号を 制御するための制御手段と、前記刺激信号を前記患者の聴覚神経に向けて送信す るための送信手段とを備えることを特徴とする。 上記システムの他にもうさらに本発明は、蝸牛インプラントを植え込まれた聴 覚障害を持つ患者を補助するためのシステムを提供する。このシステムは、環境 音を感知して、それに応じて第1の電気信号を生成するための信号生成手段と、 前記環境音以外の事象を感知して、それに応じて第2の電気信号を生成するため の事象手段と、前記第1および第2の電気信号に対応する処理信号を生成する信 号生成手段と、前記患者が前記環境音を知覚するとともに前記事象に関する情報 を受け取ることができるように、前記処理信号を前記患者の聴覚神経に印加させ るための刺激電極とを備えることを特徴とする。図面の簡単な説明 図1は従来技術による装置のブロック図である。 図2は本発明の第1の実施形態における装置のブロック図である。 図3は図2の装置におけるコマンド認識モジュールのブロック図である。 図4は本発明の第2の実施形態における装置のブロック図である。 図5は図4の装置におけるメモリに記憶されたプログラミング情報を示した図 である。 図6は本発明の第3の実施形態における蝸牛インプラントのブロック図である 。 図7は本発明の第4の実施形態における蝸牛インプラントのブロック図である 。 図8は本発明による、二部分構成の蝸牛インプラントシステムの構成要素の略 図である。 図9は本発明による、完全埋め込み式の蝸牛インプラントシステムの構成要素 の略図である。詳細な説明 図1は従来技術による一般的な装置10を示した図である。装置10は外部セ クション12と内部セクション14から成る。外部セクション12は環境音を拾 い上げ、ライン18上でそれに対応する電気信号に変換するマクロフォン16を 備える。ライン18は電位差計として図示されている手動音量調節器20に接続 されている。音量調節出力22は第1および第2の変換器24、26にそれぞれ 並列で与えられる。第1および第2の変換器24、26は各々、受信した信号を ある予め選択された基準に基づいて蝸牛刺激信号に変換する。 たとえば、変換器24は込みあった部屋内の信号に最適な基準を使って変換を 実行し、一方、変換器26はより親密な一対一の会話における音響にとってより 適当な変換を実行するようにすることができる。 人は手動スイッチ28を使用して、ある特定の環境にとってより適当な変換を 選択する。スイッチ28によって選択された変換された信号はトランスミッタ2 7に与えられ、内部セクション14に送られる。 内部セクション14はレシーバ(受信機)30と、信号生成器32と、刺激電 極(蝸牛電極)34を備える。レシーバ30からの信号は信号生成器32によっ て適当な刺激信号に変換される。これらの刺激信号は、その後、蝸牛を刺激する ための電極34に送信される。 システムは、外部セクション12の小組立部品に電力を供給するために使用さ れるバッテリ36のような他の構成要素を有する。バッテリが消耗したかどうか をチェックするために、使用者はバッテリテストスイッチ38を閉じる。このこ とによって、電流がバッテリ36からLED(発光ダイオード)40に流れる。 バッテリ36が残り少ないときはLED40の明かりが微かになって、バッテリ が消耗しており、交換が必要であることを知らせる。 すでに言及したように、このような構成には、LED40は言うに及ばず、ス イッチ28やスイッチ38などのような手動式の構成要素が含まれており、特に 衣類の中に隠された場合には、かさばって扱いにくく、操作することが困難であ るという点において欠点が存在する。加えて、指を動かすことができない人はこ うした装置を使用することができない。 図2は、本発明の一つの実施形態よる改良された装置110を示した図である 。装置110は、外部セクション112と内部セクションから成る。内部セクシ ョンは図1の内部セクション14と同一であることが好ましく、それゆえに説明 は省略することとする。ほとんどの時間、外部セクション112は図1の外部セ クション12と全く同一の仕方で動作する。特に、マイクロフォン116は環境 音を拾い上げ、それをライン118上でそれに対応する電気信号に変換する。電 気信号が増幅器120によって増幅された後、増幅された信号は2つの変換器1 24、126に並列に与えられる。電気スイッチ128を使用して一つの変換器 の出力が選択され、選択された出力はトランスミッタ127に送られる。バッテ リ136は外部セクション112の全体に電力を供給する。 加えて、さらに外部セクション112は、マイクロフォン116により生成さ れた信号の受信も行うコマンド認識モジュール142を備える。コマンド認識モ ジュール142はマイクロフォン116を介して使用者から受け取った複数の音 声コマンドを認識することができるように構成される。これらのコマンドは外部 セクション112の動作を制御するために使用される。 この目的のために、コマンド認識モジュール142は、受入可能なコマンドの リストを記憶するための(図3に図示されいる)メモリ143を備える。たとえ ばこれらのコマンドは、「音量増大」、「音量減少」、「変換器A」、「変換器 B」、「バッテリ」などとすることができる。 さらにコマンド認識モジュール142は、マイクロプロセッサ144と、音声 認識回路146と、そして逆多重装置148を備える。マイクロフォン116か らの電気信号は監視され、音声認識回路146によってデジタル様式に変換され る。マイクロプロセッサ144は継続的に音声認識回路146からの信号を監視 し、それらの信号とメモリ143からのコマンドリストとを比較する。マイクロ プロセッサ144によって信号のワンセットが一つのコマンドとして認識される と、マイクロプロセッサ144は、外部セクション112の動作を制御するため の一つの適当なコマンドを発行する。たとえば、使用者がコマンドとして「音量 増大」または「音量減少」を発声すると、マイクロプロセッサ144は対応する 制御信号をライン150上で増幅器120に向けて出力し、増幅率を増大または 減少させる。 コマンド「変換器A」または「変換器B」が受信され、そして認識された場合 、マイクロプロセッサ144はライン152上で電気スイッチ128に向けて制 御信号を発行して、適当な変換器124または126を選択する。 バッテリチェック機能に関しては、使用者にフィードバックが要求される。こ の目的を果たすため、外部セクション112は、バッテリ監視装置154と、発 振器156と、制御ライン160によって効果的になる制御ゲート158と、ミ クサ162を備える。バッテリ監視装置154はバッテリ136の状態(すなわ ち、バッテリ出力があるしきい値よりも上か下か、あるいは、バッテリ状態を表 す他の基準を使って)を表す出力を生成する。この出力は制御ゲート158を制 御するために使用される。特定の周波数にある発振信号が発振器156によって 生成され、制御ゲート158に与えられる。 「バッテリ」コマンドが受信され、認識されると、マイクロプロセッサ144 は、所定の時間の間、ライン160上に制御ゲート158への出力信号を生成す る。制御信号がライン160上にあるその時間の間、もし監視装置154がバッ テリの出力が弱くなった、または、作動しなくなったこと示す場合、制御ゲート 158は発振器156の出力がミクサ162に伝達されることを許可する。バッ テリ136が作動可能である、またはその出力が監視装置154によって受け入 れ可能とされる限り、制御ゲート158はライン160の状態とは無関係に無能 化される。もしバッテリが受け入れ不可能な場合には、ミクサ162は発振器1 56から出力を受信するとともに、この信号をマイクロフォン116からの信号 に重ね合わせる。使用者はこの重ね合わされた信号を聞くとともに、強度、ピッ チ、あるいは他の特徴から、バッテリ136がまだ作動可能であるかどうか、交 換が必要かどうかを認識する。この代りとして、バッテリ監視装置154を、た とえば周波数または出力振幅を変化させることによって発振器の出力を直接的に 制御するのに使用してもよい。 コマンドは、使用者がさまざまなコマンドを発声することが求められるトレー ニング期間の間に、メモリ143に記憶しておくことが好ましい。さまざまな使 用者の声の特徴は固有または特有であるので、コマンド認識モジュール140は 、偶発的な会話における他人からの類似ワードを無視しながら、使用者からのコ マンドを認識して、それに応答することが可能である。あるいは、コマンドは、 会話の中で通常には使用されない特定ワード、音節および(または)数になるよ うに選択することが可能である。システムの安全性を増大させるため、特別なコ マンドがモジュール140を「目覚めさせる」のに付与される。モジュール14 0は、この「ウエークアップ(目覚めよ)」コマンドを最初に受信しなければ、 マイクロフォン116からのすべての信号を無視する。 図4に示された実施形態は、外部セクション212を有するより発展した装置 210に関する。この装置210において、マイクロフォン216からの信号は A/D変換器270に与えられ、A/D変換器270の出力はデジタル信号プロ セッサ(DSP)272に与えられる。信号プロセッサ272は、図5に列挙さ れたさまざまな機能を実現することができるようにプログラムされている。これ らの機能は2つの変換、つまり図1と図2に示された変換器224と変換器22 6の変換を含む。 さらにデジタル信号プロセッサ272は、バッテリチェック254と発振機能 256ともに、すでに説明されたような使用者によるコマンドを認識するための コマンド認識機能240を備える。バッテリチェック254はバッテリ236を チェックし、必要ならば、発振器256を効果的にする。発振器の出力はミクサ 262に与えられる。かくして、この実施形態はより洗練されたデジタル信号プ ロセッサに基づいたものであることを除けば、図2と図3において記述された実 施形態と類似する。 さて図6は、蝸牛インプラントのための本発明による他の実施形態を示した図 である。このシステムは音声モジュール310と、マイクロフォン312と、音 声処理装置314と、そしてマイクロプロセッサ316とを備える。音声モジュ ール310は刺激送出手段318に結合されている。 端的に言えば、マイクロフォン312は環境音を検出し、それに対応する電気 信号を生成する。マイクロプロセッサ316の制御のもとで、これらの信号は音 声処理装置314によって処理される。この音声処理装置314は、所定のアル ゴリズムに従って「トークン」(“tokens”)と呼ばれる処理された信号を生成 する。その後、図8と図9において以下で詳しく説明されるように、処理された 信号は刺激送出手段318に与えられる。 バッテリ及び電源部336はモジュールに電力を供給する。全体的に植え込ま れた装置の場合には、バッテリも植え込まれ、皮膚を通じての結合手段によって 充電が可能である。図8のように、全体的に植え込まれない装置の場合には、バ ッテリは外部装置内に収納される。 上述の要素は従来技術においてよく知られたものである。一般的に、音声処理 装置314は、反エイリアシングフィルタリング、アナログ/デジタル変換(A DC)、特徴抽出などの機能を実行する。蝸牛インプラントシステムについては 、たとえば、米国特許第4,532,930号に開示されている。また、この開 示内容を本明細書の内容の一部とする。 重要なこととして、システムはさらに一つ以上の以下の要素を含む。それらは 、環境センサ320、コマンド送受器323、コマンド復号器324、アナログ /デジタル変換器326、クロック328、メッセージソース330、そして加 算回路303である。図6に示されたメッセージソース330は、音声信号を記 録、生成するためのメッセージRAM306と、音声およびトーン・シンセサイ ザ(合成器)304から成る。 付加的な成分(これらのいくつかは選択的)を使用して、患者に対して、以前 は当人にとって利用不可能であったさまざまな情報が提供される。こうした情報 で最も単純なものはクロック328によって提供される情報である。 このクロックは個別のタイミング装置でよいが、マイクロプロセッサ316の ための基本クロック信号を提供するのにも使用されるクロックと同一であること が好ましい。本発明において、クロック328は患者に現在時刻を告げることに も使用される。マイクロプロセッサによって、請求時または周期的のいずれかで 要求された際には、クロック328は時間をマイクロプロセッサに対して利用可 能なものとさせる。また使用者は、時間チェックをたとえば「ビープ(beeps)」 として知覚することができる。 図6を参照しながら説明すると、ビープはクロックによって正時での生成が可 能であるが、クロックはその時間においてマイクロプロセッサ316に合図する 。その後、マイクロプロセッサ316はメッセージソース330に対して音声シ ンセサイザ304を使ってトーンを生成することを要求する。トーンは接続線3 02を介して加算回路303に与えられ、ここでトーンはマイクロフォン312 からの音声信号と組合わされる。組合わされた音声信号は音声処理装置314に よって処理され、使用者に伝達される。使用者は通常の聴取情報とともに重ね合 わされたビープとして時間チェックトーンを知覚する。あるいは、ビープ音は、 15分おき、または他の時間間隔で鳴るトーンの特定系列を持つグランドファー ザ時計のようなスキームに従って生成するこも可能である。 時間チェック機能に関して代替となる実施形態において、メッセージソース3 30は、トーンではなく、複数のワードメッセージを生成させるのに使用するこ とが可能である。このときある特定時間に対応して一つのメッセージが生成され る。たとえば、このような一つのメッセージとして「午後1時です」などがある 。「午後…時です」といったワードはメッセージRAM306に記憶される。ク ロック328によって示されたときのワードが「1時」といった際には、マイク ロプロセッサ316はロックアップテーブルを使ってメッセージを検索して、そ れを音声シンセサイザ304によって時間に対して作り出されたワードに挿入し て、「午後1時です」といったワードのつながりを生成する。その後、発話され たメッセージは接続線302を介して加算回路303に送信され、処理され、使 用者に送られる。 しかしながら、より有効な方法は、予め処理された音声信号ではなく、後で処 理されるデータの“トークン”を記憶かつ合成することである。図7にはその場 合の実施形態が示されている。この実施形態において、メッセージソース330 AはトークンRAM310Aとトークンシンセサイザ308Aから成る。トーク ンRAM310Aはさまざまな“トークン”を記憶するのに使用される。“トー クン”は音声処理装置314によって処理されて、RAM310Aに記憶された メッセージに対応する。トークンシンセサイザ308Aは単一または頻繁に繰り 返し構成されるフレーズの部分、たとえばトーキング・クロックの部分、を生成 するのに使用される。さらに、図6の加算回路303は省略され、外部音声に対 応する“トークン”とメッセージソース330Aからの“トークン”とを組み合 わせるために、レベル調整及びインタリーブ回路332が使用される。 こうして、時間チェック機能については、メッセージソース330Aからのメ ッセージは適当な発話された時間チェックメッセージに対応するが、それらのメ ッセージは刺激送出モジュール318に直接的に送られることのできる信号から 成る。クロック328からのタイミング信号が予め選択された事象に一致したと き、マイクロプロセッサはメッセージソース330Aに知らせて、トークンRA M310Aまたはトークンシンセサイザ308Aのいずれかから適当なメッセー ジトークンを発行させ、それをレベル調整及びインタリーブ回路332に送る。 レベル調整及びインタリーブ回路332はメッセージソース330Aからの“ト ークン”を音声処理装置314からの“トークン”とインタリーブ(交互配置) して、刺激送出モジュール318による刺激のための組み合わされた処理データ を送る。レベル調整及びインタリーブ回路332は、使用者が個人的なメッセー ジを聞きながら、それによって中断されることなく会話に参加したり、あるいは ラジオを聞いたりなどすることができるように、メッセージソース330Aから の情報を音声処理装置314からの情報と重ね合わせる。その後、組み合わされ た信号は患者の神経に印加される。 もちろん、クロック機能の働きを開始させたり、または停止させたりすること ができるように、そして自身の特別な必要に応じてそれをカスタマイズさせるこ とができるように、患者には制御手段が与えられることが好ましい。一つの実施 形態では、コマンド送受器323がこの目的のために提供される。このコマンド 送受器323は、たとえば無線送信信号などの信号を生成し、信号はコマンド復 号器324によって検出され、マイクロプロセッサの命令を含むデジタル様式に 変換される。コマンド送受器323は、患者の要求コマンドのレパートリの範囲 に応じて、一つ以上のキーを有することができる。最も単純なコマンドはオン/ オフのコマンドである。この目的を果たすには、コマンド送受器323には、タ イミング機能を開始または停止させるために患者によって操作される(図示され ていない)単一スイッチが与えられる。たとえばメッセージをある特定時に要求 したり、あるいはアラームクロックを設定するなどの、より複雑なコマンドにつ いては、コマンド送受器323には以下に説明されるようなキーパッドまたは表 示スクリーンが与えられる。 以上のような装置によって実行し得る他の機能は、さまざまなメッセージおよ び備忘録、電話番号、住所などのデータを記憶かつ選択的に検索することである 。こうした情報は遠隔操作のためのキーパッドを介して入力され、トークンシン セサイザ308Aによって適当に変換された後、メッセージソース330または 330Aに記憶される。その後、コマンド送受器323によって要求された際に 、患者はこの情報を検索して「聞く」ことができる。 使用者のメッセージを記憶するためにコマンド送受器323を使用する例とし て、友人の電話番号を記憶したいとする。使用者はコマンド送受器323を使っ てコマンド「メッセージを記録せよ(Record Message)」を入力する。図7では 、このコマンドはコマンド送受器323によってコマンド復号器324に送信さ れる。コマンド復号器324はコマンドを復号化して、マイクロプロセッサ31 6に、次のマイクロフォン入力を記憶すべきことを知らせる。マイクロプロセッ サ316は音声処理装置314から受信したトークンを一時記憶して、それらを メッセージソース330Aに向けてメモランダム・トークンを記録するための命 令とともに送る。 いったん使用者が電話番号を発声し終えると、使用者はコマンド送受器323 を使ってコマンド「メッセージ終了(End Message)」を送る。その後、コマンド 復号器324はマイクロプロセッサ316に対して、コマンドは受信し終ってお り、そのコマンドに作用していることを合図し、マイクロプロセッサ316は記 録を停止する。その後、マイクロプロセッサ316はメッセージソース330ま たは330Aにメッセージ「メッセージは記録された、メッセージのプロンプト を入力せよ(Message Recorded,Enter Message's Prompt)」を発行させる。そ の後、使用者は、電話番号、たとえば「ピータの電話番号」、を使って検索がし たいということを短な文句またはニーモニックでタイプし、さらに命令「プロン プト終了(Prompt Ends)」をタイプする。一旦これがなされれば、使用者は後に 「メッセージを呼び出せ(Recall Message)」とタイプすることによって電話番 号を呼び出した後、コマンド送受器323の表示スクリーンを使ってメッセージ のプロンプトを選択すればよい。 患者(または他の人)は、メッセージおよびコマンドをマイクロフォン312 を使って入力することもできる。もちろん、この機能については、装置は患者か らのコマンド/データと通常音声とを区別することができなければならない。こ のことはコマンド/データに先立って、コマンド送受器323上の一つのキーを 作動させることによって実行可能である。あるいは、コマンド復号器324を、 マイクロフォン310からコマンド送受器323ではなく接続線301(図6参 照)を介して受信されたデータを認識するのに使用することができる。マイクロ フォンから送られたあるコード・ワード/フレーズが認識された場合、コマンド 認識装置はマイクロプロセッサに対して、あとに続く音声は、処理すべき、かつ 、メッセージソース330、330Aに記憶すべきデータを含んでいることを合 図する。 この他に、コマンド復号器324は、音声認識アルゴリズムを組み込んで着用 者の肉声を認識し、それによってさらに環境音とコマンドとを区別して、登録さ れていない人が偶然的にプログラミングすることを回避するようにすることがで きる。この目的を果たすために、コマンド復号器324はマイクロフォン312 から接続線319を介して電気信号を受信し、認識されたコマンドをバス324 Aを介してマイクロプロセッサ316に送信する。 使用者のメッセージを記憶するために音声認識システムを使用する例として、 友人の電話番号を記憶したいとする。使用者はコマンド「メッセージを記録せよ (Record Message)」を口に出す。図7では、この発声音はマイクロフォン31 2によって変換され、接続線319を介してコマンド復号器324に送られる。 コマンド復号器324はコマンドを認識して、マイクロプロセッサ316に対し て、次のマイクロフォン入力は記録しなければならないものであることを知らせ る。マイクロプロセッサ316は音声処理装置314から受信した“トークン” を一時記憶して、それらをメッセージソース330Aに向けてメモランダム・ト ークンを記録するための命令とともに送る。 使用者が一旦、電話番号を発声し終えると、使用者はコマンド「メッセージ終 了(End Message)」を発声する。その後、コマンド復号器324はマイクロプロ セッサ316に対して、コマンドを受信し終っており、そのコマンドに作用して いるということを合図し、マイクロプロセッサ316は記録を停止する。その後 、マイクロプロセッサ316はメッセージソース330、330Aにメッセージ 「メッセージは記録された、メッセージのプロンプトを入力せよ(Message Reco rded,Enter Message's Prompt)」を発行させる。その後、使用者は、たとえば 「ピータの電話番号」、によって検索がしたいというフレーズを入力し、ついで 命令「プロンプト終了(Prompt Ends)」を入力する。一旦これがなされれば、使 用者はその後に、「メッセージを呼び出せ(Recall Message)」と発声すること によって電話番号を呼び出すことができる。その後、メッセージソースは使用者 がコマンド「選択せよ(Select)」を発声するまでメッセージプロンプトのリス トを読み出すが、「選択せよ」が発声されると、その時点で選択されたメッセー ジが呼び出されることになる。 他の情報も同様に患者に送信することができる。たとえば、患者の体温を感知 するための温度センサなどのセンサ320を提供することができる。こうした機 能を実現するため、患者は、発声するワードによって、またはコマンド送受器3 23を介してのいずれかで、温度の読み出しを要求することができる。センサ3 20は温度を表すアナログ信号を生成し、その信号はアナログ/デジタル変換器 326に送られる。結果として生じたデジタル信号はマイクロプロセッサ316 によって記録される。 その後マイクロプロセッサ316は、メッセージソース330Aから適当なメ ッセージを要求して、必要なトークンがレベル調整及びインタリーブ装置332 に送られ、次いで患者に刺激を与える刺激送出装置318に送られる。(図6の 実施形態では、メッセージが加算回路303に提供される。) もちろん、センサ318の代りに適当なセンサを使用して他の情報を感知する ようにしてもよい。たとえば、患者の血圧または脈拍を感知することもできる。 さらに、ウオーキングまたはジョギングの距離を測定するためのオドメータなど の他のタイプのセンサも、患者の体調とは直接的に関係しないパラメータを測定 するために使用することができる。 モジュール310は内部診断報告も生成するように構成することもできる。た とえば、バッテリレベルが低いというアラームは、バッテリが所定のしきい値を 下回った際にデジタル信号を提供するなんらかの回路と、その信号をマイクロプ ロセッサに向けて発行することによって実現される。 あるいはまた、図7においてすでに記述されたシステムを使用してこうした機 能を実現する便利な方法は、マイクロプロセッサ316に周期的にアナログ/デ ジタル変換器326に対して、バッテリ及び電源部336から電力の読み出しを 要求することである。バッテリの読みが最低限界を下回った場合、マイクロプロ セッサ316はメッセージソース330Aから使用者に向けてメッセージ「バッ テリレベルが低い」を送る。 また選択的に、患者がコマンド送受器323上のあるキーを押ことにより、ま たは、あるコマンドワードを発声することにより、状態報告を要求するようにす ることもできる。これに応答して、マイクロプロセッサ316は、たとえば誤差 率の統計的情報、音量レベル、バッテリレベルなどのシステムの状態をチェック して、メッセージソース330Aを使って患者に報告する。 図8は外部部分340と、内部部分または植え込まれた部分354から成る実 施形態を示した図である。外部部分340は装着可能な音声処理装置の筐体34 2を含む。筐体342は図6に示されたモジュール310のすべての要素とコマ ンド送受器323を収める。外部部分340はマイクロフォン344と誘導送信 コイル352も有する。マイクロフォン344はマイクロフォン312と同一機 能を備え、いわゆる耳後(ビハインドイヤ)マイクロフォンと呼ばれるものとし て与えられる。 この実施形態では、筐体342はメッセージスクリーン348を含み、複数の キー350は図6のコマンド送受器323の機能を提供する。患者はキー上でさ まざまな情報またはコマンドを入力し、スクリーン348上で、キー350で入 力されたデータを監視する。スクリーン348は蝸牛インプラントからの他の情 報を同様に表示するものであってよい。筐体342はケーブル351を使って送 信コイル352に接続される。 装置の植え込まれた部分354はレシーバ筐体356を含む。筐体356は受 信コイル358を含む。通常の仕方で、ケーブル360は筐体356から患者の 内耳内に延び、(蝸牛の)基底膜364に隣接するように配設された蝸牛電極列 362で終わる。送信コイル352と受信コイル358の間は誘導結合になって いる。 まとめると、図8の実施形態において、患者はボタン350を介してコマンド を送信し、スクリーン348上で視覚的に情報を取得し、あるいは、蝸牛電極列 362を介して聴覚知覚的情報を取得することができる。 図9の実施形態は完全に植え込まれた蝸牛インプラント装置370を示してい るという点で図8の実施形態とは異っている。装置370は内部筐体372を含 み、内部筐体372はマイクロフォン374とRF(無線)コイル376を収納 している。ケーブル360は筐体372から延び、蝸牛電極列362で終わって いる。 外部世界とコミュニケーションを行うために、さらに装置は図6、図7のコマ ンド送受器323に相当するリモート制御装置378を備える。リモート制御装 置378はRF信号によってインプラント372と連絡を取るためのRFコイル 380を含む。リモート制御装置378はスクリーン348とキー350も有す る。この実施形態では、患者と蝸牛インプラント装置370との間のコミュニケ ーションはRFまたは類似手段(たとえばレーダ、超音波など)によって実行す ることが可能である。この実施形態では、モジュール310は筐体372内部に 位置しており、コマンド送受器323はリモート制御装置378によって実現さ れる。 もちろん、図8と図9の実施形態はともに図6または図7のいずれかの構成を 使用すれば実現することができる。工業的応用 本発明による装置は蝸牛インプラントの動作を制御するのに用いることができ る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デイリー,クリストファー・ニュートン オーストラリア国、2107 ニュー・サウ ス・ウェールズ、ビルゴラ・プラトー、シ ェリル・クレセント 95

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 聴覚障害を持つ患者を補助するための装置であって、 環境音、音声コマンドを含むコマンド、及び、その他の音声信号を電気信号に 変換するためのマイクロフォンと、 前記電気信号を制御信号に従って処理するための信号処理手段と、 前記信号処理手段により処理された信号を前記患者に向けて送信する送信手段 と、 前記マイクロフォンに結合した、前記音声コマンドを認識するためのコマンド 認識手段とを備え、 前記コマンド認識手段は前記制御信号を生成するように構成したことを特徴と する音声処理制御装置。 2. 前記信号処理手段は、前記患者のために前記処理された信号の音量を調 節するための音量調節手段を含むとともに、 前記音量調節手段は前記制御信号によって調節することができるように構成し たことを特徴とする請求項1に記載の音声処理制御装置。 3. 前記信号処理手段は、基準の第1および第2のセットの中から選択され た一つの基準のセットに従って前記電気信号を聴覚刺激信号に変換するための信 号変換手段を含むとともに、 前記制御信号が前記選択された基準を定めることを特徴とする請求項1に記載 の音声処理制御装置。 4. 前記装置は、 該装置に電力を供給するためのバッテリと、 前記バッテリの状態を監視するためのバッテリ監視手段と、 発振信号を生成するための発振信号生成手段と、 前記バッテリの状態を知らせるために、前記発振信号を前記電気信号の上に重 ね合わせるための信号重ね合わせ手段とをされに備えることを特徴とする請求項 1に記載の音声処理制御装置。 5. 前記コマンド認識手段は、バッテリ状態コマンドを認識するとともに、 前記バッテリの状態に関するバッテリ状態制御信号を生成し、 前記バッテリ状態制御信号は前記信号重ね合わせ手段を可能にするように構成 したことを特徴とする請求項4に記載の音声処理制御装置。 6. 聴覚障害を持つ患者を補助するための装置であって、前記患者に装着さ れた外部セクションと前記患者に植え込まれた内部セクションとを備え、 前記外部セクションは、音声信号を受信するとともに該音声信号を受信電気信 号に変換するマイクロフォンと、前記電気信号を刺激信号に処理するための信号 処理手段と、前記刺激信号を前記内部セクションに送信するための送信手段と、 前記外部セクションに電力を供給するためのバッテリと、前記バッテリの状態を 報告するための報告手段とを備え、 前記報告手段は、前記バッテリを監視するための監視手段と、前記バッテリの 状態を表すバッテリ状態信号を生成するための、前記監視手段に結合した信号生 成手段と、前記患者に向けて前記バッテリ状態を示すために前記バッテリ状態信 号と前記刺激信号とを組み合わせるための信号組み合わせ手段とを備えることを 特徴とする音声処理制御装置。 7. 前記外部セクションは、前記患者からのコマンドを受信するためのコマ ンド受信手段をさらに備え、 前記コマンド受信手段は前記報告手段を起動させるように構成したことを特徴 とする請求項6に記載の音声処理制御装置。 8. 前記コマンド受信手段は、発声されたコマンドを受信することができる ように構成したことを特徴とする請求項7に記載の音声処理制御装置。 9. 前記信号処理手段は制御信号に応じて前記電気信号を処理するとともに 、 前記制御信号は、前記患者からのコマンドに応じて前記コマンド受信手段によ って生成されるように構成したことを特徴とする請求項7に記載の音声処理制御 装置。 10. 前記コマンドは発声されたコマンドであることを特徴とする請求項9 に記載の音声処理制御装置。 11. 前記信号処理手段は、音量コマンドに応じて前記刺激信号の音量を調 節するための音量制御回路を備えることを特徴とする請求項9に記載の音声処理 制御装置。 12. 前記信号処理手段は、第1および第2の変換基準の中の一つに従って 前記信号を処理するとともに、前記コマンドに従って前記変換基準を選択するた めの選択手段を含むことを特徴とする請求項9に記載の音声処理制御装置。 13. 聴覚障害を持つ患者を補助するためのシステムであって、 環境およびコマンド信号を受信して、該信号を電気信号に変換するための信号 変換手段と、 前記電気信号を音声信号とコマンド信号に分離するための信号分離手段と、 前記音声信号を処理して音声刺激信号を生成するための信号処理手段と、 前記コマンド信号に従って前記処理信号を制御するための制御手段と、 前記刺激信号を前記患者の聴覚神経に向けて送信するための送信手段と を備えることを特徴とする補聴システム。 14. 前記コマンド信号は音声コマンドであることを特徴とする請求項13 に記載の補聴システム。 15. 前記制御手段は、前記音声コマンドを認識するためのコマンド認識手 段を含むことを特徴とする請求項14に記載の補聴システム。 16. 前記制御手段は、複数のテストワードを記憶するための記憶手段と、 前記テストワードと前記コマンドとを比較して、ある特定のコマンドを前記シス テムの機能と同一視するための比較手段とを備えることを特徴とする請求項14 に記載の補聴システム。 17. 前記テストワードは、バッテリチェック機能と音量調節機能の中の一 つを表すワードを含むことを特徴とする請求項16に記載の補聴システム。 18. 前記信号処理手段は、第1の基準に基づいて前記音声信号を処理する ための第1のモジュールと、第2の基準に基づいて前記音声信号を変換するため の第2のモジュールとを備え、 前記システムは、前記モジュールの中の一つを選択するためのモジュール選択 手段を備え、 前記モジュール選択手段は前記コマンドの一つによって制御されるように構成 したことを特徴とする請求項15に記載の補聴システム。 19. 蝸牛インプラントを植え込まれた聴覚障害を持つ患者を補助するため のシステムであって、 環境音を感知して、それに応じて第1の電気信号を生成するための信号生成手 段と、 前記環境音以外の事象を感知して、それに応じて第2の電気信号を生成するた めの事象手段と、 前記第1および第2の電気信号に対応する処理信号を生成する信号生成手段と 、 前記患者が前記環境音を知覚するとともに前記事象に関する情報を受け取るこ とができるように、前記処理信号を前記患者の聴覚神経に印加させるための刺激 電極と を備えることを特徴とする蝸牛インプラントシステム。 20. さらに前記システムは、前記事象の一つに対応する、予め選択された メッセージを記憶するためのメッセージ記憶手段を備え、 前記刺激電極は、前記メッセージに対応する刺激信号を印加するように構成さ れたことを特徴とする請求項19に記載の蝸牛インプラントシステム。 21. 前記メッセージは前記刺激電極で印加するのに適当な処理メッセージ 信号を含むことを特徴とする請求項20に記載の蝸牛インプラントシステム。 22. 前記事象手段は、前記システムの内部状態を判定して該内部状態を表 す信号を生成するための内部センサを備えることを特徴とする請求項19に記載 の蝸牛インプラントシステム。 23. 前記システムは、該システムに電力を供給するための電源をさらに備 え、前記内部センサが該電源を監視するように構成しことを特徴とする請求項2 2に記載の蝸牛インプラントシステム。 24. 前記事象手段は、外部状態を感知して該外部状態を表す信号を生成す るための外部センサを備えることを特徴とする請求項19に記載の蝸牛インプラ ントシステム。 25. 前記外部センサは、前記患者の運動を感知することができるように構 成されていることを特徴とする請求項24に記載の蝸牛インプラントシステム。 26. 前記外部センサは、前記患者による発話を感知するように構成されて いることを特徴とする請求項24に記載の蝸牛インプラントシステム。 27. 前記メッセージ記憶手段は、前記患者による発話に対応する注意(思 い出させるための)メッセージを記憶することを特徴とする請求項26に記載の 蝸牛インプラントシステム。
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