JP2001508612A - ドライバー回路およびドライバー動作方法 - Google Patents

ドライバー回路およびドライバー動作方法

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Abstract

(57)【要約】 LED(1020〜1023)、ブザー(1060)、電圧コンバーター、あるいはELランプなどの機能手段を駆動するためのドライバー回路(1000)、およびドライバー回路の駆動方法を提供する。この回路は、インダクター(1030)と、電圧源(1050)へ接続するための第1および第2接続点と、スイッチング手段と、少なくとも2つの機能手段とを有している。スイッチング手段は、第1状態の時、第1接続点からの電流をインダクターへ導くことによってインダクターにエネルギーを蓄積し、第2状態の時には、第1接続点からインダクターへ流れる電流を実質的に阻止する。エネルギーがインダクターから機能手段に放出されると、機能手段が作動する。

Description

【発明の詳細な説明】 ドライバー回路およびドライバー動作方法 発明の技術分野 本発明はインダクター、電圧源接続用の第1および第2接続点、スイッチング 手段を備えたドライバー回路に関するもので、スイッチング手段が第1状態の時 、第1接続点からインダクターへ電流が流れてインダクターにエネルギーが蓄積 され、スイッチング手段が第2状態の時には、第1接続点からインダクターへの 電流を実質的に阻止するドライバー回路と、その動作方法に関するものである。 従来技術の説明 発光ダイオードすなわちLEDのドライバーは従来技術で周知である。 LEDドライバーの第1のタイプは、電圧源と接続されたスイッチ、抵抗器、 LEDで構成される。抵抗器の第1電極は、LEDのアノードと接続される。L EDのカソードは、スイッチの第1電極と接続される。電圧源の最も高電位の正 電極すなわち「プラス極」は、抵抗器の第2電極に接続され、そして最も低電位 の負電極すなわち「マイナス極」は、スイッチの第2電極に接続される。スイッ チはn型バイポーラートランジスターが使用可能であり、その第1電極はエミッ ター、第2電極はコレクターである。 動作状態では、スイッチが閉じた時、すなわち導通時、電流は電圧源の「プラ ス極」から抵抗器、LED、スイッチを経由して電圧源の「マイナス極」へ流れ る。抵抗器の抵抗値および電圧源の電圧が適切に選ばれていれば、LEDは発光 する。つまり、LEDの電圧が順方向バイアスのダイオードの閾値電圧よりも高 い場合に発光する。この電圧は約1〜2Vであって、Vpと呼ぶことにする。抵 抗器は回路の電流を制限するために使われる。スイッチは、バイポーラートラン ジスター、あるいは電界効果トランジスターすなわちFETで構成することがで きる。 第1のタイプのLEDドライバーの欠点は、LEDが発光するために最小順方 向電圧が必要なことである。また、限流抵抗器は無駄な電力を消費する。これら の欠点は、電圧源としてバッテリーを使用し、その最高電圧が限定され、そして バッテリーの蓄積エネルギーが不充分な場合に、いっそう顕著に現われる。仮に Vpを1.4Vとし、導通時のコレクター・エミッタ−間電位が0.2Vである バイポーラートランジスターをスイッチとして使用する場合、電圧源の電圧は1 .6V以上(1.4+0.2)である必要がある。この場合、1.5Vバッテリ ーでは役に立たない。LEDが2個以上直列に接続されれば、状況はさらに悪く なる。仮に電圧源の電圧が十分に高くてLEDが発光可能であったとしても、抵 抗器でエネルギーが無駄に消費される。これは、バッテリーの利用可能な蓄積エ ネルギーが限定されているので、望ましくない。 上記問題の第1の解決法は、DE−A−22 55 822に示されている。 そこに開示されたドライバーはLEDと、スイッチとして機能するバイポーラー トランジスターと、電圧源に接続されるインダクターで構成される。LEDとイ ンダクターは並列に接続される。LEDのアノードは、n型バイポーラートラン ジスターのコレクターと接続される。電圧源の最も高電位の正電極すなわち「プ ラス極」はLEDのカソードに接続され、電圧源の最も低電位の負電極すなわち 「マイナス極」はバイポーラートランジスターのエミッターに接続される。 動作状態では、トランジスターは交番的に開閉するスイッチとして使用される 。これは、トランジスターのベースに適切な信号を印加することによって行なわ れる。スイッチのオン周期では、インダクターにエネルギーが蓄積される。その 後、スイッチがオフになると、蓄積エネルギーはLEDを介して放出される。イ ンダクターのパラメーターが適切に選ばれていれば、LEDの順方向電圧が閾値 電圧VFに達し、LEDが発光する。続いてスイッチがオフになり、このような 動作が連続的に繰り返される。LEDの順方向最大電圧の公称値は、電圧源の公 称出力電圧より高い場合がある。したがって、LEDの閾値電圧Vpより公称値 の低い電圧を出力する電圧源を利用してLEDを駆動することが可能である。な お、この方法では電力を無駄に消費する限流抵抗器を使用しない。 上記問題に対する第2の解決法が、US−A−3,944の,854に開示さ れている。そこに開示されたドライバーはLEDと、スイッチとして機能するバ イポーラートランジスターと、電圧源に接続されたインダクターで構成されてい る。この場合、LEDはスイッチと並列に接続される。このドライバーの動作は 、上記のDE−A−22 55 822で開示されたドライバーと同様である。 US−A−5,313,141には、スイッチング回路とインダクターを含む エレクトロルミネセンスランプ、すなわちELランプのドライバが開示されてい る。 ブザー用のドライバーは、従来技術で周知である。 ブザーは、インダクターおよび膜で構成される。動作状態では、周期的に変化 する電位がインダクターを介して印加されることにより、周期的に強さが変化す る磁界がインダクターの周辺に発生する。この磁界強度変化によって、物理的に インダクターの近傍に置かれた膜が振動する。この膜振動によって音響信号が発 生する。このように、ブザーの動作はスピーカーの動作に似ている。 従来技術のブザー・ドライバーはブザー、トランジスター、抵抗器、ダイオー ド、n型バイポーラートランジスターで構成され、これらは電圧源と接続される 。ブザーの第1電極は、抵抗器の第1電極およびダイオードのアノードに接続さ れる。抵抗器の第2電極はトランジスターのコレクターに接続される。電圧源の 最も高電位の正電極すなわち「プラス極」は、ブザーの第2電極およびダイオー ドのカソードと接続される。電圧源の最も低電位の負電極すなわち「マイナス極 」は、トランジスターのエミッターと接続されている。 動作状態では、トランジスターは交番的に開閉するスイッチとして使用するこ とができる。これは、トランジスターのベースに適切な信号を印加することによ って行なわれる。トランジスターの導通時に、電流がインダクターに流れてイン ダクターにエネルギーが蓄積される。トランジスターの非導通時には、蓄積エネ ルギーはダイオードを流れる電流として放出される。ブザーのインダクターに電 流が流れると、インダクターの周辺に磁界が発生する。ブザー内の膜の物理的位 置は、磁界に依存する。磁界の強さはトランジスターのスイッチング動作に依存 する時間関数として周期的に変化するので、膜が振動し、音波が発生する。音波 の周波数は、トランジスターのスイッチング周波数に依存する。もちろん、トラ ンジスターを駆動するために、サイン曲線等の周期的信号を使うことが可能であ る。 発明の背景を充分に理解するために、ここで従来技術による回路をいくつか紹 介する。 1つのLEDドライバーを用いて複数のLEDを駆動することが可能である。 例えば液晶ディスプイ(LCD)あるいはキーボード・パッドのバックライト用 としてLEDを使用する場合に、従来技術でしばしばこの駆動法が使われる。複 数のLEDを駆動する従来のLEDドライバーとして、電圧源に接続される定電 流源および複数のLEDで構成されたタイプがある。複数のLEDを直列あるい は並列に接続して個別のLED群を形成し、そして複数のLED群を直列あるい は並列に接続することができる。 従来技術では、インダクターおよびスイッチを用いた多くの電圧コンバーター が知られている。これらのコンバーターの共通動作原理は、インダクターの付勢 および消勢が交番的に行なわれることである。これは、スイッチを交番的に開閉 することによって実現できる。 従来技術のドライバーにおける問題は、共通システムで1個以上のドライバー が使用される場合、プリント基板すなわちPCB上でのドライバ回路の所要スペ ースが大きくなることである。これは、物理的に小型が要求されるシステムで数 個のドライバー回路を使用する場合には深刻な問題である。小型寸法が要求され る例として、ハンドヘルド・システム(例えば移動電話)がある。 従来技術のドライバーに関するもう一つ問題は、共通システムで実現される場 合、例えばピックアンドプレース・マシン(pick−and−place m chine)によってPCB上に部品を搭載する際に、各ドライバの全部品を順 々に搭載するのに要する時間が少なくとも必要なことである。PCB上に部品を 搭載している間、ピックアンドプレース・マシンのような資源が占領されるので 、部品搭載に要する時間はコストに相当する。 従来技術のドライバーに関する更にもう一つの問題は、共通システムで実現さ れる場合、各ドライバーの動作を制御するために個別の制御信号が必要になるこ とである。この制御信号は通常、マイクロプロセッサのような制御装置によって 生成される。そして各制御信号は制御装置の出力ポートを占領する。多くのシス テムで制御装置の出力ポート数は限られた資源である。各出力ポートはPCB上 で一定最小限の面積を占領するから、ハンドヘルド・システムのように物理的に 狭いスペースに制御装置が装着される時、この問題は更に深刻になる。 概要 本発明の目的は、LED、ブザー、電圧コンバーター、ELランプ等、少なく とも2つの機能手段を駆動するために使用され、PCB上での搭載スペースが小 さいドライバー回路を提供することである。 本発明のもう一つの目的は、少なくとも2つの機能手段を駆動するために使用 されるドライバ回路であって、その構成部品をPCB上に実装する時に、ピック アンドプレース・マシンのような部品実装用資源の使用時間をほとんど必要とし ないドライバ回路を提供することである。 本発明の更にもう一つの目的は、少数の制御信号線で制御される多数の機能手 段を駆動するためのドライバー回路を提供することである。本発明の目的は、制 御信号線の数を機能手段の数より少なくし、制御装置の出力ポートの使用数を減 らし、その結果として出力ポートおよび制御信号線に要するPCBの上の実装ス ペースを小さくすることである。 LED、ブザー、電圧コンバーター、あるいはELランプなど、少なくとも2 つの機能手段を駆動するため、インダクターと、電圧源へ接続するための第1お よび第2接続点と、スイッチング手段と、少なくとも2つの機能手段とを有する ドライバー回路であって、スイッチング手段が第1状態の時に第1接続点からの 電流をインダクターへ導くことによってインダクターにエネルギーを蓄積し、ス イッチング手段が第2状態の時には第1接続点からインダクターへの電流を実質 的に阻止し、エネルギーがインダクターから少なくとも2つの機能手段に放出さ れた時に機能手段が作動するように構成したドライバー回路を提供することによ って本発明の目的を達成する。 本発明は更に、第1接続点からの電流をインダクターへ導くことによってイン ダクターにエネルギーを蓄積させるための第1状態にスイッチング手段を設定す るステップと、インダクターの蓄積エネルギーを機能手段へ放出するための第2 状態にスイッチング手段を設定するステップとを含むドライバー回路駆動方法を 提供する。 この構造は構成部品の個数が少ないため、2つ以上のドライバーによって占有 されるスペースが同数のドライバーを個別に設ける場合より小さくなると云う利 点がある。 また、同数の個別ドライバーを製作する場合と比べて部品数が少ないため、少 なくとも2つの機能手段駆動するためのドライバー回路の構成部品をPCBに搭 載するとき、ピックアンドプレース・マシン等、PCBに構成部品を搭載するた めの資源の使用時間が短くなると云う利点がある。 更に、同数の個別ドライバーを制御する場合に比べて、ドライバー制御に必要 な信号数が少ないと云う利点もある。 同数のドライバーを実装する場合、本発明のドライバーは従来技術のドライバ ーと比較して構成部材(インダクターおよびスイッチ)の所要数が少なくなる結 果として、PCB上の所要面積が小さくなる。また、PCB上に実装される制御 信号線の所要数が少なくなることも、PCB上の所要スペースの減少につながっ ている。これらの制御信号線が例えばマイクロプロセッサの出力ポートによって 生成される場合、PCB上に実装される所要出力ポート数が減少するから、所要 のPCB面積は更に減少する。本発明のドライバー回路制御法では、制御信号の 周波数を変えることによって1つの制御信号で1つ以上の機能手段の動作を制御 することができるため、制御信号の数が減少し、それに伴い所要出力ボート数も 減少可能である。 図面の簡単な説明 本発明に関する前述の目的、その他の目的、特徴、利点は以下の記述および付 図によって容易に理解される。 図1は、インダクターを利用した従来技術による第1のLEDドライバーの回 路図。 図2は、インダクターを利用した従来技術による第2のLEDドライバーの回 路図。 図3は、従来技術によるブザー・ドライバーの回路図。 図4は、従来技術によるLEDドライバーの回路図。 図5は、従来技術による逓降回路の回路図。 図6は、従来技術による逓昇回路の回路図。 図7は、従来技術による正/負極性変換回路の回路図。 図8は、本発明の第1実施例によるLED/ブザー・ドライバーの回路図。 図9は、本発明の第2実施例によるLED/ブザー・ドライバーの回路図。 図10は、本発明の第3実施例によるLED/ブザー・ドライバーの回路図。 図11は、本発明の第4実施例によるLED/ブザー・ドライバーの回路図。 図12は、本発明の第5実施例によるLEDドライバーおよび正の逓降回路の 回路図。 図13は、本発明の第6実施例によるLEDドライバーおよび正/負極性変換 回路の回路図。 図14は、本発明の第7実施例によるLEDドライバーおよび正の逓昇回路の 回路図。 図15は、本発明の第8実施例によるLEDおよびブザー・ドライバーの動作 上の特徴を図示する信号図。 図16は、本発明の第9実施例によるELランプ/ブザー・ドライバーの回路 図。 実施例の詳細な説明 以下の記述では、本発明を完全に理解するために、特定の回路や回路構成要素 、技術などについて具体的に詳細を述べているが、それらは説明手段であって、 制限的な意味を持たない。しかし、当業者には明らかなことであるが、本発明は 、これら具体的な詳細に含まれない他の実施例で実施することも可能である。ま た、不要な説明で本発明の記述を不明瞭にしないように、周知の方法、デバイス 、回路に関する詳細は省略する。 図1は従来技術による第1のLEDドライバー100を図示するもので、LE D120、スイッチ140、インダクター130が電圧源150に接続されてい る。電圧源150は、最も高電位の正電極すなわち「プラス極」および最も低電 位の負電極すなわち「マイナス極」を備えている。電圧源150は、1つ以上の バッテリーセル、あるいは他の周知の手段によって構成することができる。LE D120とインダクター130は並列に接続される。LED120のアノードは 、 スイッチ140の第1電極と接続されている。電圧源150の最も高電位の正電 極すなわち「プラス極」は、LEDのカソードに接続され、電圧源150の最も 低電位の負電極すなわち「マイナス極」はスイッチ140の第2電極に接続され ている。 動作状態では、スイッチ140は交番的に開閉する。スイッチ140が閉じて いる間に、エネルギーがインダクター130に蓄積される。その後、スイッチ1 40が開くと、蓄積エネルギーはLED120を介して放出される。インダクタ ー130のパラメーターが適切に選ばれていれば、LED120の順方向最大電 圧はLED120の閾値電圧Vpに達し、LEDが発光する。その後、スイッチ 140が閉じて、前記のシーケンスを繰り返す。LED120の閾値電圧の公称 値が電圧源150の公称出力電圧の値より高い場合がある点に注意しなければな らない。LEDの閾値電圧Vpより公称値の低い電圧を出力する電圧源を利用し てLEDを駆動することが可能である。なお、この方法では電力を無駄に消費す る限流抵抗器を使用しない。しかし、電圧源150の電流ピークレベルを制限す るために抵抗器を使用することがある。 図2は従来技術による第2のLEDドライバー200を図示するもので、LE D220、スイッチ240、インダクター230が電圧源250に接続されてい る。LED220のアノードは、スイッチ240の第1電極およびインダクター 230の第1電極と接続されている。電圧源250の最も高電位の正電極すなわ ち「プラス極」は、インダクター230の第2電極に接続され、そして電圧源2 50の最も低電位の負電極すなわち「マイナス極」は、スイッチ240の第2電 極およびLED220のカソードに接続されている。 動作状態では、スイッチ240は交番的に開閉する。スイッチ240が閉じて いる間に、エネルギーがインダクター230に蓄積される。その後、スイッチ2 40が開くと、蓄積エネルギーはLED220を介して放出される。LED22 0の順方向電圧は閾値電圧Vpに達し、LED220は発光する。そしてスイッ チ240が閉じ、上記シーケンスを繰り返す。LED220の順方向最大電圧の 公称値が電圧源250の公称出力電圧値より高い場合があることに注意しなけれ ばならない。したがって、LEDの閾値電圧Vpより公称値の低い電圧を出力す る電圧源を利用してLEDを駆動することが可能である。なお、この方法では電 力を無駄に消費する限流抵抗器を使用しない。しかし、電圧源250の電流ピー クレベルを制限するために抵抗器を使用することがある。 図3は従来技術によるブザー・ドライバー300の回路図を示すもので、イン ダクター330を含むブザー360と、トランジスター380と、抵抗器390 と、ダイオード370と、n型バイポーラートランジスター380が電圧源35 0に接続されている。ブザー360の第1電極は、抵抗器390の第1電極およ びダイオード370のアノードに接続されている。抵抗器390の第2電極は、 トランジスター380のコレクターと接続されている。電圧源350の最も高電 位の正電極すなわち「プラス極」は、ブザー360の第2電極およびダイオード 370のカソードに接続されている。電圧源350の最も低電位の負電極すなわ ち「マイナス極」は、トランジスター380のエミッターと接続されている。 動作状態では、トランジスター380は交番的に開閉するスイッチとして使わ れる。これは、トランジスター380のベースに適切な信号を印加することによ って行なわれる。例えば、矩形波あるいはサイン波にしたがって変動する電位VBizz が、限流抵抗器391を介してトランジスター380のベースに印加される 。トランジスター380の導通時、ブザー360のインダクター330を介して 電流が流れ、エネルギーがインダクター330に蓄積される。トランジスター3 80の非導通時、蓄積エネルギーはダイオード370を流れる電流として放出さ れる。ブザー360のインダクター330を電流が流れると、インダクターの周 辺に磁界が発生する。ブザー360の中の膜(図示せず)の物理的位置は磁界の 強さに依存する。磁界強度はトランジスター380のスイッチング動作に依存す る時間関数として周期的に変化するので、膜は振動し、音波が発生する。音波の 周波数は、トランジスターのスイッチングの周波数に依存する。トランジスター を駆動するときに、他の周期的な信号を使うことも可能である。 図4は複数のLEDを駆動するために使用される従来技術のLEDドライバー 400の回路図を図示するもので、定電流源および複数のLED420〜427 が電圧源450に接続されている。第1グループの3つのLED420〜422 は並列、すなわちアノードはアノードと、カソードはカソードと接続されている 。 第2グループの5つのLED423〜427は並列、すなわちアノードはアノー ドと、カソードはカソードと接続されている。この2グループのLEDは直列、 すなわち第1グループの3つのLEDのカソードが第2グループの5つのLED のアノードに接続されている。第1および第2グループのLEDの個数は任意で あり、グループの数は2以上であってもよい。LEDは、n型バイポーラートラ ンジスター480と、3個の抵抗器490、491、494と、2個のダイオー ド470、471とを含む電流源に接続されている。第2グループの5つのLE Dのカソードは、トランジスターのコレクターと接続されている。トランジスタ ー480のエミッターは、第1の抵抗器490の第1電極と接続されている。ト ランジスター480のベースは、第1のダイオード470のアノードと、第2の 抵抗器491の第1電極と、第3の抵抗器492の第1電極とに接続されている 。第1のダイオード470のカソードは、第2のダイオード471のアノードと 接続されている。第2のダイオード471のカソード、第1の抵抗器490の第 2電極、第2の抵抗器491の第2電極は共通接続され、そこから電圧源450 の最も低電位の負電極すなわち「マイナス極」に接続される。電圧源450の最 も高電位の正電極すなわち「プラス極」は、第1グループの3つのLEDのアノ ードと接続されている。定電流源は、第3の抵抗器492の第2電極に電位VLE D を印加することによって付勢される。 動作状態では、十分に高い電位VLEDが電流源に印加されたときに、トランジ スター480のベースの電位は、第1および第2のダイオード470、471の 閾値電圧(通常、2×0.7V=1.4V)に等しくなる。この電位は多少修正 され、またトランジスター480のベース・エミッター間の電位も修正されるの で(通常、0.7V)、第1の抵抗器490の電圧は(1.4V−0.7V=0 .7V)になる。したがって、コレクター・エミッター間電流は第1の抵抗器4 90の抵抗値によって決まる。この電流は、トランジスター480のコレクター 負荷に依存しない。このように、上記構成は定電流源として機能する。この場合 、電流はLED420〜427を流れる。電圧源450の電位が十分に高く、各 LED420〜427の電圧がダイオードの閾値電圧Vpより高くなれば、LE Dは発光する。第1グループと第2グループで使用されるLEDの数は同数でな い ので、3つのLED420〜422を流れる各電流は5つのLED423〜42 7を流れる各電流より大きくなる。したがって、第1グループの3つのLED4 20〜423の発光量は、第2グループの5つのLED424〜427より多い 。電流源に印加される電位が十分に低いとき(例えばゼロボルト)、トランジス ター480のコレクター・エミッター電流が流れないので、LEDは発光しない 。 図5は、従来技術による正の逓降回路500(または「バック(buck)」 回路)の回路図を示す。この回路は、第1および第2のスイッチ540、541 、インダクター530、コンデンサー510で構成され、電圧源550と接続さ れている。電圧源550の最も高電位の正電極すなわち「プラス極」は、第1の スイッチ540の第1電極と接続されている。第1のスイッチ540の第2電極 は、インダクター530の第1電極および第2のスイッチ541の第1電極と接 続されている。インダクター530の第2電極は、コンデンサー510の第1電 極および逓降回路の負荷599の第1電極と接続されている。電圧源550の最 も低電位の負電極すなわち「マイナス極」は、第2のスイッチ541の第2電極 、コンデンサー510の第2電極、逓降回路500の負荷599の第2の電極に 接続されている。 第1の周期では、第1のスイッチ540は閉じ、第2のスイッチ541は開く 。電流は、電圧源550からインダクター530へ流れる。その結果、インダク ター530にエネルギーが蓄積される。第2の周期では、第1のスイッチ540 が開き、第2のスイッチ541は閉じる。インダクター530に蓄積されたエネ ルギーは、コンデンサー510および負荷599へ放出される。所定のデューテ ィーサイクルで第1および第2の周期を交互に繰り返すことによって、出力電圧 、すなわちコンデンサー510(および負荷599)の端子間に現われる出力電 圧は、電圧源550の入力電圧より低い正電圧になる。コンデンサー510は、 出力電圧のリップルを減少させる。 負の逓降回路、あるいは負のバック(buck)回路と呼ばれる回路は、負の 入力電圧をそれより絶対値の小さい負の出力電圧に変換する。これは正の逓降回 路と同じタイプの回路を用いて回路の電位極性に適切な修正を加えることによっ て実現できる。 第1のスイッチ540および第2のスイッチ541、あるいはその一方は、バ イポーラートランジスターまたはFETを使うことによって構成することができ る。第2のスイッチ541は、ダイオードで置換えることができる。正の逓降回 路の場合は、ダイオードのカソードおよびアノードは、第2のスイッチ541の 第1および第2電極の各接続点にそれぞれ接続される。ダイオードの接続方向は 、負の逓降回路の場合とは逆になる。 図6は、従来技術による正の逓昇回路600(またはブースター)の回路図を 示す。この回路は、第1および第2のスイッチ640、641、インダクター6 30、コンデンサー610で構成され、電圧源650に接続されている。電圧源 650の最も高電位の正電極すなわち「プラス極」は、インダクター630の第 1電極と接続されている。インダクター630の第2電極は、第1のスイッチ6 40の第1電極および第2のスイッチ641の第1電極と接続されている。第2 のスイッチ641の第2電極は、コンデンサー610の第1電極および逓昇回路 600の負荷699の第1電極と接続されている。電圧源650の最も低電位の 負電極すなわち「マイナス極」は、第1のスイッチ640の第2電極、コンデン サー610の第2電極、逓昇回路600の負荷699の第2電極に接続されてい る。 第1の周期では、第1のスイッチ640は閉じ、第2のスイッチ641は開い ている。電圧源650からインダクター630に電流が流れ、インダクター63 0にエネルギーが蓄積される。第2の周期では、第1のスイッチ640は開き、 第2のスイッチ641が閉じる。インダクター630に蓄積されたエネルギーは 、コンデンサー610および負荷699を通して放出される。所定のデューティ ーサイクルで第1および第2の期間の動作を繰り返すことによって、出力電圧、 すなわちコンデンサー610(および負荷699)の端子間に現われる出力電圧 は、電圧源650の入力電圧より高い正電圧になる。コンデンサー610は、出 力電圧のリップルを減少させる。 負の逓昇回路、あるいは負のブースター回路を呼ばれる回路は、入力電圧をそ れより絶対値の大きい負の出力電圧に変換する。これは正の逓昇回路と同じタイ プの回路を用いて電位極性を適切に修正することによって実現できる。 第1のスイッチ640および第2のスイッチ641は、バイポーラートランジ スターあるいはFETを用いて構成することができる。第2のスイッチ641は 、ダイオードで置換えることができる。正の逓昇回路の場合、ダイオードのアノ ードおよびカソードは、第2のスイッチ641の第1および第2電極の各接続点 に、それぞれ接続される。ダイオードの接続方向は、負の逓昇回路の場合とは逆 になる。 図7は、従来技術による正/負極性変換回路700(またはバックブースト回 路[buck boost])の回路図を示す。この回路は、第1および第2の スイッチ740、741、インダクター730、コンデンサー710で構成され 、電圧源750に接続されている。電圧源750の最も高電位の正電極すなわち 「プラス極」は、第1のスイッチ740の第1電極と接続されている。第1のス イッチ740の第2電極は、第2のスイッチ741の第1電極およびインダクタ ー730の第1電極と接続されている。第2のスイッチ741の第2電極は、コ ンデンサー710の第1電極および正/負極性変換回路700の負荷799の第 1電極に接続される。電圧源750の最も低電位の負電極すなわち「マイナス極 」は、インダクター730の第2電極、コンデンサー710の第2電極、正/負 極性変換回路700の負荷799の第2電極に接続される。 第1の周期では、第1のスイッチ740は閉じ、第2のスイッチ741は開く 。電圧源750からインダクター730に電流が流れ、インダクター730にエ ネルギーが蓄積される。第2の周期では、第1のスイッチ740は開き、第2の スイッチ741が閉じる。インダクター730の蓄積エネルギーは、コンデンサ ー710および負荷799を通して放出される。所定のデューティーサイクルで 第1および第2の期間の動作を繰り返すことによって、出力電圧、すなわちコン デンサー710(および負荷799)の端子間に現われる出力電圧は負電圧とな り、その公称電圧は電圧源750から入力電圧の公称電圧より高い場合と低い場 合がある。コンデンサー710は、出力電圧のリップルを減少させる。 負/正極性変換回路、あるいは負のバックブースト(buck boost) 回路と呼ばれる回路は、負の入力電圧を正の出力電圧に変換するが、その公称出 力電圧は入力電圧の公称値より高い場合と低い場合がある。これは正/負極性変 換回路と同じタイプの回路を用いて電位の極性を適切に修正することによって実 現できる。 第1のスイッチ740および第2のスイッチ741は、バイポーラートランジ スターあるいはFETを用いて構成することができる。第2のスイッチ741は 、ダイオードで置き換えることができる。正/負極性変換回路の場合、ダイオー ドのカソードおよびアノードは、第2のスイッチ741の第1および第2電極の 各接続点に、それぞれ接続される。ダイオードの接続方向は、負/正極性変換回 路の場合の逆になる。 図8は、本発明の第1の実施例によるLEDおよびブザー・ドライバー100 0の回路図を示す。ドライバは第1および第2の接続点(図示せず)に接続され た電圧源1050、ブザー1060、スイッチ1040、4つのLED1020 〜11023で構成される。ブザー1060は、前述のようにインダクター10 30を含んでいる。インダクター1030の第1電極は、電圧源1050の最も 高電位の正電極すなわち「プラス極」と接続されている。インダクター1030 の第2の電極は、スイッチ1040の第1の電極に接続され、また第1、第3の LED1020、1022のアノードにも接続されている。第1、第3のLED 1020、1022のカソードは、それぞれ第2、第4のLED1021、10 23のアノードと接続されている。第2、第4のLED1021、1023のカ ソードと、スイッチ1040の第2電極は、電圧源1050の最も低電位の負電 極すなわち「マイナス極」と接続されている。 動作中は、スイッチ1040は交番的に開閉する。スイッチ1040が閉じて いる周期では、インダクター1030にエネルギーが蓄積される。その後、蓄積 エネルギーは、スイッチ1040が開いたときにLED1020〜1023を通 して放出される。ブザー1060のインダクター1030のパラメーターが適切 に選ばれていれば、順方向のLED1020〜1023の端子電圧は、LEDの 閾値電圧Vpに達し、LEDが発光する。スイッチ1040は再び閉じ、上記シ ーケンスが繰り返される。順方向のLEDの最大電圧の公称値は電圧源1050 の公称出力電圧より高い場合がある。スイッチ1040の開閉によって、ブザー 1060のインダクター1030周辺に磁界が発生する。その結果、前述のよう にブザー1060の膜(図示せず)から音波が発生する。この音波の周波数は、 スイッチ1040の開閉の周波数、すなわちスイッチ1040の動作周波数に依 存する。 図9は、本発明の第2の実施例によるLEDおよびブザー・ドライバー110 0の回路図を示す。ドライバは第1および第2の接続点(図示せず)に接続され た電圧源1150、ブザー1160、スイッチ1140、4つのLED1120 〜1123で構成される。ブザー1160は、前述のようにインダクター113 0を含んでいる。スイッチ1140の第1電極は、電圧源1150の最も高電位 の正電極すなわち「プラス極」と接続されている。スイッチ1140の第2電極 は、インダクター1130の第1電極に接続され、また第1、第3のLED11 20、1122のカソードにも接続されている。第1、第3のLED1120、 1122のアノードは、第2、第4のLED1121、1123の各カソードと それぞれ接続されている。第2、第4のLED1121、1123のアノードお よびインダクター1130の第2電極は、電圧源1150の最も低電位の負電極 すなわち「マイナス極」と接続されている。 動作中は、スイッチ1140は交番的に開閉する。スイッチ1140が閉じて いる周期では、インダクター1130にエネルギーが蓄積される。その後、スイ ッチ1140が開いたときに、蓄積エネルギーはLED1120〜1123を通 して放出される。ブザー1160のインダクター1130のパラメーターが適切 に選ばれていれば、順方向のLED1120〜1123の端子電圧は、各LED の閾値電圧Vpに達し、LEDが発光する。スイッチ1140が再び閉じ、上記 シーケンスが繰り返される。順方向LEDの最大電圧の公称値は電圧源1150 の公称出力電圧より高い場合がある。スイッチ1140の開閉により、ブザー1 160のインダクター1130の周辺に磁界が発生する。その結果、前述のよう にブザー1160(図示せず)の膜から音波が発生する。この音波の周波数は、 スイッチ1140の開閉の周波数、すなわちスイッチ1140の動作周波数に依 存する。 図10は、本発明の第3の実施例によるLEDおよびブザー・ドライバー12 00の回路図を示す。このドライバーは、第1および第2の接続点(図示せず) に接続された電圧源1250、ブザー1260、第1のn型バイポーラートラン ジスター1280、第2のn型バイポーラートランジスター1281、3つの抵 抗器1290、1291、1292、4つのLED1220〜1223で構成さ れる。ブザー1260は、前述のようにインダクター1230を含んでいる。第 2のトランジスターのコレクターは、電圧源1250の最も高電位の正電極すな わち「プラス極」と接続されている。インダクター1230の第1電極は、第2 のトランジスター1281のエミッターと接続されている。インダクター123 0の第2電極は、第1の抵抗器1290の第1電極と接続されている。第1の抵 抗器1290の第2電極は、第1のトランジスター1280のコレクターに接続 され、また第1、第3のLED1220、1222の各アノードにも接続されて いる。第1、第3のLED1220、1222のカソードは、第2、第4のLE D1221、1223の各アノードとそれぞれ接続されている。第2、第4のL ED1221、1223のカソードおよび第1のトランジスター1280のエミ ッターは、電圧源1250の最も低電位の負電極すなわち「マイナス極」と接続 されている。第2、第3の抵抗器1291〜1292の第1電極は、第1、第2 のトランジスター1280〜1281のそれぞれのベースと接続されている。第 2の抵抗器1291の第2電極は信号VBizz/Ledに接続され、そして第3の抵抗 器1292の第2電極は信号Vrefに接続される。 動作状態では、2個のNiMHを直列接続して得られる電圧源1250から+ 2.4Vが供給される。信号Vrefには+1.6Vの定電圧が印加される。第2 のトランジスター1281および第3の抵抗器1292は、信号Vrefを用いて 定電圧発生器の機能を果たし、それにより第2トランジスター1281のエミッ ター電圧を安定させる。第1のトランジスター1280のコレクター・エミッタ ー間は導通状態と非導通状態を周期的に繰り返す。これは、第2の抵抗器129 1の第2電極に印加される矩形波信号VBizz/Ledに適切な電圧スイングを与える ことによって行なわれる。第1のトランジスター1280の導通周期において、 インダクター1230にエネルギーが蓄積される。その後、第1のトランジスタ ー1280が非導通になると、蓄積エネルギーはLED1220〜1223を通 して放出される。ブザー1260のインダクター1230のパラメーター が適切に選ばれていれば、順方向のLED1220〜1223の端子電圧は、各 LEDは閾値電圧Vpに達し、発光する。第1のトランジスター1280が再び 導通して、上記シーケンスが繰り返される。なお、順方向LEDの最大電圧の公 称値は電圧源1250の公称出力電圧より高い。第1のトランジスター1280 の導通および非導通の状態変化によって、ブザー1260のインダクター123 0の周辺に磁界が発生する。その結果、前述のようにブザー1260の膜(図示 せず)から音波が発生する。この音波の周波数は、第1のトランジスター128 0のスイッチング周波数、すなわち信号VBizz/Ledの周波数に依存する。 図11は、本発明の第4実施例によるLEDおよびブザー・ドライバー130 0の回路図を示す。このドライバーは、第1および第2の接続点(図示せず)に 接続された電圧源1350,ブザー1360、第1のn型バイポーラートランジ スター1380、第2のn型バイポーラートランジスター1381、3つの抵抗 器1390、1391、1392、4つのLED1320〜1323で構成され る。ブザー1360は、前述のようにインダクター1330を含んでいる。第2 のトランジスターのコレクターは、電圧源1350の最も高電位の正電極すなわ ち「プラス極」と接続されている。インダクター1330の第1電極は、第2の トランジスター1381のエミッターと、第1、第3のLED1320、132 2のカソードに接続されている。第1、第3のLED1320、1322のアノ ードは、第2、第4のLED1321、1323の各カソードと接続されている 。インダクター1330の第2の電極は、第1の抵抗器1390の第1電極に接 続されると共に、第2、第4のLED1321、1323のアノードにも接続さ れている。第1の抵抗器1390の第2電極は、第1のトランジスター1380 のコレクターと接続され、第1のトランジスター1380のエミッターは、電圧 源1350の最も低電位の負電極すなわち「マイナス極」と接続されている。第 2、第3の抵抗器1391、1392の第1電極は、第1、第2のトランジスタ ー1380、1381の各ベースとそれぞれ接続されている。第2の抵抗器13 91の第2電極は信号VBizz/Ledに接続され、第3の抵抗器1392の第2電極 は信号Vrefに接続される。 動作状態では、2つのNiMH電池セルの直列接続で構成可能な電圧源135 0から+2.4Vが供給される。信号Vrefには+1.6Vの一定電圧が印加さ れる。第2のトランジスター1381および第3の抵抗器1392は、信号Vre f を用いて定電圧発生器の機能を果たし、それにより第2トランジスター128 1のエミッター電圧を安定させる。第1のトランジスター1380のコレクター ・エミッター間は導通状態と非導通状態を周期的に繰り返す。これは、第2の抵 抗器1391の第2電極に印加される矩形波信号VBizz/Ledに適切な電圧スイン グを与えることによって行なわれる。第1のトランジスター1380の導通周期 において、インダクター1330にエネルギーが蓄積される。その後、第1のト ランジスター1380が非導通になると、蓄積エネルギーはLED1320〜1 323を通して放出される。ブザー1360のインダクター1330のパラメー ターが適切に選ばれていれば、順方向のLED1320〜1323の端子電圧が LEDの閾値電圧Vpに達し、LEDは発光する。第1のトランジスター138 0が再び導通して、上記シーケンスが繰り返される。なお、順方向LEDの最大 電圧の公称値は、電圧源1350の公称出力電圧より高い場合がある。第1のト ランジスター1380の導通および非導通の状態変化によって、インダクター1 330のブザー1360の周辺に磁界が発生する。その結果、前述のようにブザ ー1360の膜(図示せず)から音波が発生する。この音波の周波数は、第1の トランジスター1380のスイッチング周波数、すなわち信号VBizz/Ledに適用 される信号周波数に依存する。 上記第3および第4の実施例では、定電圧発生器は省略することが可能である 。この回路に定電圧発生器を設けることの利点はブザー音が電圧源の電圧に依存 しないことである。例えば、NiMHバッテリーによる供給電圧は、バッテリー 蓄積エネルギー量に依存する。定電圧発生器を使用しない場合、電圧源による供 給電圧を測定して、その情報を信号VBizz/Ledのパルス幅変調に利用すれば、電 源電圧変動を補償することができる。なお、当業者には明らかなことであるが、 電圧源1250、1350として、実施例で使用される電圧と異なるものを選択 することが可能である。また、信号Vrefの電位も異なるものが選択可能である 。 第3実施例の場合、インダクター1230の放電完了後に第1のトランジスタ ー1280が非導通のときに、電圧源1250からLEDへ流れる電流が実質的 にゼロになるように、電圧源1250の電圧およびLEDの個数が選択される。 当業者には明らかなように、前述の第1、第2、第3、第4の実施例において 、ブザー1060、1160、1260、1360の音波の周波数は、スイッチ 1040、1140の閉成周期と開成周期の比、あるいは第1のトランジスター 1280、1380の導通周期と非導通周期の比にある程度依存する。スイッチ 1040、1140あるいは第1のトランジスター1280、1380の動作周 波数として、ブザー1060、1160、1260、1360から発生する可聴 領域周波数(例えば500Hz)に相当する周波数を選択すれば、ブザー106 0、1160、1260、1360の音と同時に、LED1020〜1023、 1120〜1123、1220〜1223、1320〜1323を発光させるこ とが可能である(可聴領域を20〜20000Hzと定義することがある)。逆 に、スイッチ1040、1140あるいは第1のトランジスター1280、13 80の動作周波数として、ブザー1060、1160、1260、1360の可 聴領域外周波数(例えば40000Hz)に相当する周波数を選択すれば、ブザ ー1060、1160、1260、1360から音が出ない状態でLED102 0〜1023、1120〜1123、1220〜1223、1320〜1323 を発光させることができる。なお、ほとんどのブザーは10000Hz以下の周 波数で音波を発生させる。したがって、ブザーを鳴らしたくない場合には、ブザ ーから音波が発生しない周波数を採用することができる。スイッチ1040、1 140が常に開成状態か閉成状態に保たれている場合、あるいは第1のトランジ スター1280、1380が常に非導通状態か導通状態に保たれている場合、L EDは発光せず、またブザーも鳴らない。 図12は、本発明の第5実施例によるLEDドライバーおよび正の逓降回路1 400(または「バック(buck)回路」の回路図を図す。この回路は、3つ のFET1480、1481、1482、インダクター1430、4つのLED 1420〜1423、コンデンサー1410で構成される。この回路は、第1お よび第2の接続点(図示せず)と接続されている電圧源1450に接続される。 電圧源1450の最も高電位の正電極すなわち「プラス極」は、第1のトランジ スター1480のドレインと接続されている。第1のトランジスター1480の ドレインは、インダクター1430の第1電極と、第2のトランジスター148 1のソースと、第1、第3のLED1420、1422のカソードとに接続され る。第1、第3のLED1420、1422の各アノードは、第2、第4のLE D1421、1423の各カソードとそれぞれ接続されている。第2、第4のL ED1421、1423のアノードは、第3のトランジスター1482のソース と接続されている。インダクター1430の第2電極は、コンデンサー1410 の第1電極と接続されるとともに、逓降回路の負荷1499の第1電極と接続さ れる。電圧源1450の最も低電位の負電極すなわち「マイナス極」は、第2の トランジスター1481のドレインと、第3のトランジスター1482のドレイ ンと、コンデンサー1410の第2電極と、LEDドライバーおよび逓降回路1 400の負荷1499の第2電極とに接続されている。 電圧源1450は電圧(例えば+4.8V)を供給する。各トランジスター1 480〜1482は、そのゲートに適切な信号を印加することによってソース・ ドレイン間で導通または非導通状態になる。次に、LEDを発光させない場合の 回路動作について述べる。このモードでは第3のトランジスター1482は非導 通である。第1の周期では、第1のトランジスター1480は導通状態、第2の トランジスター1481は非導通状態である。電流が電圧源1450からインダ クター1430へ流れ、インダクター1430にエネルギーが蓄積される。第2 の周期では、第1のトランジスター1480は非導通状態、第2のトランジスタ ー1481は導通状態である。第2のトランジスター1481によって閉回路が 形成されるため、インダクター1430に蓄積されたエネルギーはコンデンサー 1410および負荷1499に放出される。所定のデューティーサイクルで第1 および第2の周期が繰り返され、出力電圧、すなわちコンデンサー1410(そ して負荷1499)の両端に現われる出力電圧は正電圧(例えば+3.0V)に なる。なお、この出力電圧は電圧源1450の電圧よりもより低い。コンデンサ ー1410は出力電圧のリップルを減少させる。LEDを発光させるモードでは 、第2のトランジスター11481は非導通状態に保たれるが、第3のトランジ スター1482は、LEDを発光させないモードにおける第2のトランジスター 1481のスイッチング動作に対応して交番的に導通、非導通を繰り返す。この 場合、 インダクター1430の蓄積エネルギーが放電される時に第3のトランジスター 1482によって形成された閉回路にはLED1420〜1423が含まれる。 この周期の少なくとも一部分では、順方向のLED1420〜1423の端子電 圧がダイオードの閾値電圧に達して、LEDは発光する。 代替実施例として、LEDドライバーおよび負の逓降回路が形成される。これ は、第5実施例と同じタイプの回路を用いて回路内の電位極性と、トランジスタ ーおよびLEDの接続方向とを適切に修正したものである。 LEDの常時発光を意図した場合、第2のトランジスター1481は不要であ り、そして第3のトランジスター1482も省略可能である。 図13は、本発明の第6実施例によるLEDドライバーおよび正/負極性変換 回路1500(または「バック・ブースト(buck−boost)回路」)の 回路図を示す。この回路は、3つのFET1580、1581、1582、イン ダクター1530、4つのLED1520〜1523、コンデンサー1510で 構成される。この回路は、第1および第2の接続点(図示せず)と接続された電 圧源1550に接続されている。電圧源1550の最も高電位の正電極すなわち 「プラス極」は、第1のトランジスター1580のドレインと接続されている。 第1のトランジスター1580のソースは、インダクター1530の第1の電極 、第3のトランジスター1582のソース、第1および第3のLED1520、 1522のカソードと接続されている。第1および第3のLED1520、15 22の各アノードは、第2および第4のLED1521、1523の各カソード とそれぞれ接続されている。第2および第4のLED1521、1523のアノ ードは、第2のトランジスター1581のソースと接続されている。第3のトラ ンジスター1582のドレインは、コンデンサー1510の第1電極と、回路1 500の負荷1599の第1電極に接続される。電圧源1550の最も低電位の 負電極すなわち「マイナス極」の電極は、インダクター1530の第2電極と、 第2のトランジスター1581のドレインと、コンデンサー1510の第2電極 と、回路1500の負荷1599の第2電極に接続される。 電圧源1550は電圧(例えば+4.8V)を供給する。各トランジスター1 580、1581、1582は、そのゲートに適切な信号が印加された時、ソー ス・ドレイン間で導通または非導通状態になる。ここで、LEDを発光させない 場合の回路動作について説明する。このモードでは、第2のトランジスター15 81は非導通である。第1の周期では、第1のトランジスター1580は導通、 第3のトランジスター1582は非導通状態である。電圧源1550からインダ クター1530に電流が流れ、インダクター1530にエネルギーが蓄積される 。第2の周期では、第1のトランジスター1580は非導通、第3のトランジス ター1582も非導通である。インダクター1530に蓄積されたエネルギーは コンデンサー1510および負荷1599に放出される。所定のデューティーサ イクルで第1周期および第2周期の動作が繰り返され、出力電圧、すなわちコン デンサー1510(および負荷1599)の両端に現われる出力電圧は負電圧で あって、その公称値は電圧源1550からの入力電圧の公称値(例えば、−5V または−3V)より高い場合と低い場合がある。コンデンサー1510は出力電 圧のリップルを減少させる。LEDを発光させるモードでは、第2のトランジス ター1581が導通し、逆に第3のトランジスター1582が非導通になる。こ の場合、インダクター1530に蓄積されたエネルギーは、コンデンサー151 0と負荷1599ではなく、LED1520〜1523に放出される。例えば第 2周期では、第3のトランジスター1582は、第2のトランジスター1581 より3回多く導通する。第2周期における第2および第3のトランジスターの導 通回数の比は、回路1500の所要条件に応じて選択することができる。この所 要条件として、LEDの所望発光強度や、回路1500の負荷1599の所要電 流値が含まれる。 代替実施例において、負/正極性変換回路が形成される。これは第6実施例と 同じタイプの回路を用いて回路の電位極性と、トランジスターおよびLEDの接 続方向を適切に修正したものである。 図14は、本発明の第7実施例によるLEDドライバーおよび正の逓昇回路1 600(または「ブースト回路」)の回路図を示す。この回路は、3つのFET 1680、1681、1682、インダクター1630、4つのLED1620 〜1623、コンデンサー1610で構成される。この回路は、第1および第2 の接続点(図示せず)に接続される電圧源1650と接続されている。電圧源1 650の「プラス極」すなわち正電位の最も高い電極は、インダクター1630 の第1電極と接続されている。インダクター1630の第2電極は、第1のトラ ンジスター1680のソース、第2のトランジスター1681のソース、第1の および第3のLED1620、1622のアノードに接続されている。第1およ び第3のLED1620、1622のカソードは、第2および第4のLED16 21、1623の各アノードとそれぞれ接続されている。第2および第4のLE D1621、1623のカソードは、第3のトランジスター1682のドレイン と接続されている。第2のトランジスター1681のソースは、第3のトランジ スター1682のソース、コンデンサー1610の第1電極、回路1600の負 荷1699の第1電極に接続されている。電圧源1650の「マイナス極」すな わち負電位の最も低い電極は、第1のトランジスター1680のソース、コンデ ンサー1610の第2電極、回路1600の負荷1699の第2電極に接続され ている。 電圧源1650は電圧(例えば+4.8V)を供給する。各トランジスター1 680、1681、1682は、そのゲートに適切な信号を印加することによっ てソース・ドレイン間で導通または非導通状態になる。ここで、LEDを発光さ せない場合の回路動作について説明する。このモードで、第3のトランジスター 1682は非導通である。第1の周期では、第1のトランジスター1680導通 し、第2のトランジスター1681は非導通である。電圧源1650からインダ クター1630および第1のトランジスター1680を通して電流が流れ、イン ダクター1630にエネルギーが蓄積される。第2の周期では、第1のトランジ スター1680は非導通であるが、第2のトランジスター1681は導通する。 第2のトランジスター1681によって閉回路が形成されるため、インダクター 1630に蓄積されたエネルギーはコンデンサー1610および負荷1699に 放出される。所定のデューティーサイクルで第1および第2の周期の動作を繰り 返すことによって、出力電圧、すなわちコンデンサー1610(および負荷16 99)の端子間に現われる出力電圧は正電圧(例えば+6V)になる。なお、こ の出力電圧は電圧源1650の電圧より高い値になる。コンデンサー1610は 出力電圧のリップルを減少させる。LEDを発光させるモードでは、第2のトラ ンジスター1681は、非導通状態に保たれるが、第3のトランジスター168 2は、LEDを発光させないモードにおける第2のトランジスター1681のス イッチング動作に対応して交番的に導通、非導通を繰り返す。インダクター16 30に蓄積されたエネルギーがコンデンサー1610および負荷1699に放出 されるときに第3のトランジスター1682に流れる電流は、LED1620〜 1623にも流れる。この周期の少なくとも一部分では、順方向のLED162 0〜1623の端子電圧がダイオードの閾値電圧に達して、LEDは発光する。 代替実施例において、LEDドライバーおよび負の逓昇回路が形成される。こ れは第7実施例と同じタイプの回路を用いて回路の電位極性と、トランジスター 、LEDの方向に適切な修正を加えることによって実現できる。 もう一つの代替実施例において、第2のトランジスター1681はダイオード で置き換えられ、そのダイオードのアノードはインダクター1630の第2電極 と接続され、カソードはコンデンサー1610の第1電極と接続される。 LEDの常時発光を意図した場合、第2のトランジスター1681は省略可能 である。 前述のように第5、第6、第7の実施例では、トランジスター1480〜14 82、1580〜1582、1680〜1682としてバイポーラートランジス ターを使用することができる。 本発明の第8実施例には、LEDドライバー、ブザー・ドライバー、正の逓降 回路(または「バック(buck)回路」)が含まれる。この場合、第5実施例 に関する図12の回路のインダクター1430がブザー(図示せず)のインダク ターで置き換えられている。インダクター1430をブザーのインダクターで表 した図12を参照しながら、ここで第8実施例の動作上の特徴を説明する。図1 5は、第8実施例の動作上の特徴を図示する信号図である。第1、第2、第3の トランジスター1480、1481、1482の状態は、時間の関数として図示 されている。状態は、「導通」または「非導通」のいずれかとする。すなわち、 これは、トランジスターのドレイン・ソース間における電気伝導性に関係する。 4つの動作モードについて説明する。逓降回路は、4つのモードのすべてにおい てアクティブである。第1の動作モードは、時間t0とt1の間に図示される。 この区間では、ブザーから可聴音は発生せず、LEDも発光しない。第2の動作 モードは、時間t1とt2の間に図示される。この区間では、ブザーから可聴音 は発生しないが、LEDは発光する。第3の動作モードは、時間t2とt3の間 に図示される。この区間では、ブザーから可聴音が発生するが、LEDは発光し ない。最後に、第4の動作モードは、時間t3とt4の間に図示される。この区 間では、ブザーから可聴音が発生し、LEDも発光する。第5実施例と関連して 上述したように、第1のトランジスター1480が導通状態である間に、インダ クター1430にエネルギーが蓄積される。次に第1のトランジスター1480 が非導通になり、蓄積エネルギーは第2のトランジスター1481あるいは第3 のトランジスター1482を経てコンデンサー1410および負荷1499に放 出される。エネルギーが第3のトランジスター1482に放出された時に限り、 LED1420〜1423は発光する。第1および第3の動作モードでは、LE Dは発光しない。したがって、図15で示される時間間隔t0〜t1とt2〜t 3、すなわちインダクターのエネルギーがコンデンサー1410および負荷14 99へ放電される周期で、第2のトランジスター1481は導通状態になる。そ の逆の場合で、第2および第4の動作モードのようにLEDが発光するときは、 インダクターのエネルギーがコンデンサー1410および負荷1499へ放電さ れる周期で、第3のトランジスター1482は導通状態になる。この様子が図1 5の時間間隔t1〜t2およびt3〜t4で示される。トランジスター1480 、1481、1482のオン/オフ周波数によって、ブザー音が可聴範囲か否か が決まる。オン/オフ周波数が十分に高ければ、音波周波数は可聴範囲を超える 。その場合、ブザー音は聞こえない。あるいは、ある周波数、例えば10000 Hzでブザーからの音波発生が停止したとすれば、その周波数は十分に高いと云 える。このような高周波は、図15の時間t0〜t1およびt1〜t2に図示さ れており、これは第1および第2の動作モードに対応する。周波数範囲が可聴範 囲に対応していれば、ブザーから可聴音が発生する。このような周波数は、図1 5の時間t2〜t3およびt3〜t4の間に図示されており、これは第3および 第4の動作モードに対応する。ただし、図15は、時間t2〜t3およびt3〜 t4の区間と比較して、時間t0〜t1およびtl〜t2の区間でトランジスタ ー 1480、1481、1482のオン/オフ周波数が高いことを図示しているに すぎない。当業者には明らかなことであるが、ブザーから発生する周波数は、ト ランジスター1480、1481、1482の導通周期とトランジスター148 0〜1482の非導通周期のデューティーサイクルに依存することがある。 代替実施例として、第6および第7実施例の各インダクター1530、163 0は、第8実施例で説明した第5実施例の変形に従ってブザーのインダクターで 置き換えてもよい。 インダクター1430、1530、1630の代わりにブザーのインダクター を使用する第5、第6、第7実施例の場合、LED1420〜1423、152 0〜1523、1620〜1623と、それらLEDと直列接続されるトランジ スター1482、1581、1681を省略して、逓降回路、逓昇回路、正/負 極性変換回路あるいは負/正極性変換回路とブザー機能を結合した回路を形成す ることが可能である。これらの実施例の動作は、第8実施例と関連して述べた動 作に類似している。 上述の実施例のいずれにおいても、LEDの個数は4でなくても差し支えない 。また、複数のLEDを並列接続したLED群を複数個直列に接続することがで きる。LEDの使用個数および接続構成に応じて、インダクターのパラメータ、 スイッチやトランジスターの動作周波数、電圧源の供給電圧を調節する必要があ ることは云うまでもない。 図16は、本発明の第9実施例によるELランプおよびブザー・ドライバー1 700の回路図を示す。高周波発振器1701および低周波発振器1703が制 御論理回路1702に接続されている。制御論理回路1702からの各出力によ って、第1、第2、第3、第4、第5の各スイッチ1740、1741、174 2、1743、1744がそれぞれ制御される。第1のスイッチ1740の第1 電極は、電圧源1750の最も高電位の正電極すなわち「プラス極」と接続され ている。第1のスイッチ1740の第2電極は、第2のスイッチ1741の第1 電極およびインダクター1730の第1電極に接続される。第2のスイッチ17 41の第2電極は、第1のダイオード1770のカソードと接続されている。第 1のダイオード1770のアノードは、第2のダイオード1771のカソードお よびELランプ1721の第1電極と接続されている。ELランプ1721の第 2電極は、電圧源1750の最も低電位の負電極すなわち「マイナス極」と接続 されている。第2のダイオード1771のアノードは、第3のスイッチ1742 の第1電極と接続されている。第3のスイッチ1742の第2電極は、インダク ター1730の第2電極および第4のスイッチ1743の第1電極と接続されて いる。第4のスイッチ1743の第2電極は、電圧源1750の「マイナス極」 と接続されている。第3のダイオード1772のカソードは、インダクター17 30の第1電極と接続されている。第3のダイオード1772のアノードは、第 5のスイッチ1744の第1電極と接続されている。第5のスイッチ1744の 第2電極は、インダクター1730の第2電極と接続されている。インダクター は、ブザー1760の一部分を形成する。 動作状態において、ELランプ1721が発光する条件では、ELランプ17 21の第1電極の電位は、交互に正負の値を取る。第1のスイッチ1740およ び第3のスイッチ1742が閉じ、第4のスイッチ1741および第5のスイッ チ1744が開き、そして第4のスイッチ1743が交番的に開閉することによ って正電位が得られる。これはブースター・レギュレーターに相当する。第4の スイッチ1743が閉じているとき、電流は電圧源1750の「プラス極」から 、第1のスイッチ1740、インダクター1730、第4のスイッチ1743を 経て電圧源1750の「マイナス極」へ流れる。それによって、インダクター1 730にエネルギーが蓄積される。第4のスイッチ1743が開くと、インダク ター1730の蓄積エネルギーは第3のスイッチ1742および第2のダイオー ド1771を通してELランプ1721に放出される。第4のスイッチ1743 を交番的に開閉することによって、ELランプ1721の第1電極の電位が上昇 する。第2のスイッチ1741および第4のスイッチ1743を閉じ、そして開 いている状態で第3のスイッチ1742および第5のスイッチ1744を開き、 そして第1のスイッチ1740を交番的に開閉することによって負電位が得られ る。これはバックブースト(buck−boost)レギュレーター(正/負電 位変換器)に相当する。第1のスイッチ1740が閉じると、電流は電圧源17 50の「プラス極」から、第1のスイッチ1740、インダクター1730、第 4の スイッチ1743を経て電圧源1750の「マイナス極」へ流れる。それによっ て、インダクター1730にエネルギーが蓄積される。第1のスイッチ1740 が開くと、ELランプ1721、第1のダイオード1770、第2のスイッチ1 741、インダクター1730、第4のスイッチ1743によって形成された閉 回路を通して、蓄積エネルギーが放出される。第1のスイッチ1740を交番的 に開閉することによって、ELランプ1721の第1電極に高い負電位が生じる 。ELランプ1721の電位が十分に高くなって発光し得るように、第4および 第1のスイッチの開閉周波数はそれぞれ、十分に高く設定される。周波数を可聴 範囲の最高周波数以上、例えば20000Hzに設定すれば、インダクター17 30の充放電時にブザー1760から音波が発生する恐れがなくなる。この周波 数は、高周波発振器1701で生成される。ELランプ1721の第1電極にお ける正負の電位変化は、比較的低い周波数、例えば100〜400Hzで生じる 。この周波数は、低周波発振器1703で生成される。 動作中、ブザーから音波を発生させる場合、第1のスイッチ1740および第 5のスイッチ1744が閉じ、第2のスイッチ1741および第3のスイッチ1 742が開き、第4のスイッチ1743は交番的に開閉する。第4のスイッチ1 743が閉じると、電流は電圧源1750の「プラス極」から第1のスイッチ1 740、インダクター1730、第4のスイッチ1743を経て電圧源1750 の「マイナス極」へ流れる。それによって、インダクター1730にエネルギー が蓄積される。第4のスイッチ1743が開くと、蓄積エネルギーは膜(図示せ ず)による音波発生によって部分的に消費され、またインダクター1730、第 5のスイッチ1744、第3のダイオード1772で形成される閉回路を通して 部分的放出される。 代替実施例では、第3のダイオード1772および第5のスイッチ1744は 省略される。動作中、ELランプ1721を発光させる場合、第1、第2、第3 、第4のスイッチは前述のように制御される。しかし、動作中にブザー1760 が音波を発生させることになっていれば、高周波発振器1701の周波数、すな わち、第4のスイッチ1743および第1のスイッチ1740の開閉制御を行な う周波数は可聴範囲内の周波数に低下する。その場合、ブザー1760から可聴 音 波が発生する。 第1、第2、第3、第4、第5のスイッチ1740、1741、1742、1 743、1744として、いずれもバイポーラートランジスターあるいは電界効 果トランジスター等のトランジスターを使用することが可能である。 上記実施例のドライバー回路の構造は、2つ以上のドライバーによって占有さ れるPCB上のスペースが同数のドライバーを個別に設ける場合より小さくなる と云う利点がある。また、同数の個別ドライバーを制御する場合に比べて、ドラ イバー制御に必要な信号数が少ないと云う利点もある。 本発明によるドライバ回路のPCB上の所要スペースが小さいのは、従来技術 による同数のドライバーを使用する場合と比較して、回路構成部品(インダクタ ーおよびスイッチ)の個数が少ないためである。また、同数の個別ドライバーを 製作する場合と比べて部品数が少ないため、少なくとも2つの機能手段を駆動す るためのドライバー回路の構成要素をPCBに搭載するとき、ピックアンドプレ ース・マシン等、PCBに構成要素を搭載するための資源の使用時間が短くなる 。また、PCB上で必要な制御信号数が少ないため、PCB上の所要スペースは 更に減少する。これらの制御信号が例えばマイクロプロセッサーの出力ポートで 生成される場合、PCB上での所要出力ポート数が少ないため、PCB上の所要 スペースはさらに減少する。本発明のドライバー回路駆動方法によれば、単一の 制御信号を用いてその周波数を変えることによって1つ以上の機能手段を制御す ることができるため、結果的に制御信号数そして出力ポート数が減少する。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. LED、ブザー、電圧コンバーターあるいはELランプなどの機能手段を 駆動するため、インダクター(1030;1130;1230;1330;17 30)と、電圧源へ接続するための第1および第2接続点と、スイッチング手段 (1040;1140;1280;1380;1740)とを有するドライバー 回路であって、スイッチング手段が第1状態の時、第1接続点からの電流がイン ダクターへ導かれることによってインダクターにエネルギーを蓄積し、スイッチ ング手段が第2状態の時には、第1接続点からインダクターへ流れる電流を実質 的に阻止し、エネルギーがインダクターから機能手段に放出される時に、少なく とも2つの機能手段(1060、1020〜1023;1160、1120〜1 123;1260、1220〜1223;1360、1320〜1323;17 60、1721)を作動させ、前記機能手段の1つがインダクターからのエネル ギー放出時に音波を発する膜であることを特徴とする前記ドライバー回路。 2. 請求項1において、前記インダクターおよび前記膜を用いてブザー(10 60、1160、1260、1360、1760)の一部を形成する前記ドライ バー回路。 3. 請求項1または請求項2において、前記機能手段の1つがインダクターか らのエネルギー放出時に発光する少なくとも1つの発光ダイオード(1020〜 1023;1120〜1123;1220〜1223;1320〜1323;1 420〜1423;1520〜1523;1620〜1623)である前記ドラ イバー回路。 4. 前記請求項のいずれかにおいて、前記機能手段の1つがインダクターから のエネルギ放出時に所定電圧を出力する電圧変換回路(1481、1410;1 582、1510;1681、1610)である前記ドライバー回路。 5. 請求項4において、前記電圧変換器として逓降コンバーター(1481、 1410)を使用し、前記所定電圧値を前記第1、第2接続点間の電圧より低く した前記ドライバー回路。 6. 請求項4において、前記電圧変換器として逓昇コンバーターを使用し、前 記所定電圧値を前記第1、第2接続点間の電圧より高くした前記ドライバー回路 。 7. 請求項6または請求項7において、前記所定電圧が前記第1、第2接続点 間の供給電圧の逆極性を持つ前記ドライバー回路。 8. 前記いずれかの請求項において、前記インダクターから選択された数の機 能手段へのエネルギー放出を制御するスイッチ手段を少なくとも1つ設けた前記 ドライバー回路。 9. 請求項1〜請求項8のいずれかに関し、 i)前記方法が、 a)第1接続点からの電流をインダクターへ導くことによってインダクター にエネルギーを蓄積するために前記スイッチング手段を第1状態に設定するステ ップと、 b)インダクターの蓄積エネルギーを音波発生用膜へ放出するためにスイッ チング手段を第2状態に設定するステップとを含み、 ii)前記膜が可聴音波に相当する第1周波数および非可聴音波に相当する第 2周波数で振動し得るものとし、前記ステップa)およびb)の交互繰返し周波 数を表す前記第1または第2周波数を選択することによって可聴音波または非可 聴音波が選択される前記方法。 10.請求項8に従属する請求項9において、2つの異なる周期中に前記機能手 段の少なくとも2つにエネルギーが放出されるように、インダクターから選択個 数の機能手段へのエネルギー放出を所定順序で制御するための少なくとも1つの スイッチを制御ステップを追加した前記ドライバー回路動作方法。
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