JP2001506768A - 指向性音響スティック放射装置 - Google Patents

指向性音響スティック放射装置

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ライダ,ハンス−ヨーアヒム
ブショル,オスカル・フリードゥリヒ
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アメリカン・テクノロジー・コーポレーション
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Abstract

(57)【要約】 先細音響発振子(指向性スティック発振子、又は、スティック発振子として参照される)は、機械的波動を、直接、又は、随意的なアダプタ(12)により、スティック状に設計された機械的導波路に励振又は伝播する励振器又は発振器エミッタ(11)からなる。それ故、機械的波動は、波速cwで、導波路軸に沿って進む。機械的波動は、導波路に結合された変成器素子(14)の局所変位を生じ、それらは、音響放射に変成される。導波路は、能動又は受動インピーダンス終端(15)、例えば、無反射インピーダンス終端を用いて終端される。局所的な音放射は干渉し、指向性の同相放射が後に続く。入力インピーダンス、指向特性、同相領域、及び、放射効率は、励振点、機械的波動の波速、導波路長、変位の振幅、機械的音響的変成器の特性、及び、インピーダンス終端により調節できる。囲いの容積は、導波路と変成器の特性により調節される。指向性スティック発振子は、警告又は信号装置として、スピーチ又は音楽伝達のため、騒音打ち消しのために使用でき、及び、逆の動作で働く時は、指向性マイクとして使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】 指向性音響スティック放射装置 本発明の好ましい実施態様は、超音波から超低周波に至る範囲の広帯域放射を 可能とする、細長い設計またはスティック設計の音響発生装置に関する。特定の 特性には、調整可能入力インピーダンス、調整可能スペクトル指向性特性、調整 可能スペクトル等位相平面、調整可能効率および調整可能エンクロージャ容積が ある。好ましい実施態様は指向性スティック放射装置と呼ばれ、信号や音声や音 楽の送信、雑音打ち消し、楽器関連増幅、指向性マイクロフォンにおける逆操作 などの反音響プロセスなどに用いられる。 従来の音響発生装置(例えば、電磁式ラウドスピーカ、サイレン、空気変調式 装置)は一般的に中低周波数範囲での点音響源として音響放射する。本発明は、 点音源、ダイポール、カーディオイドまたはこれらの組み合わせなどのあらゆる 所望の指向性特性を持って動作することができる。このシステムは、放射された 音の波長が音響発生装置の寸法と比較して小さい高周波数でしばしば発生する好 ましくない音響収束と回折を避けるものである。 本発明は、電磁式ラウドスピーカに一般的に伴う多くの問題を克服するもので ある。例えば、コイルとサスペンション・システム付きの膜は、非線形位相特性 を有する共振性を持つ高減衰性の質量スプリング・システムを形成する。先行技 術の短所となる他の要因には、膜の慣性、コイルおよびサスペンション力によっ て異なる変位、発振膜の減衰および、膜の好ましくない部分的発振がある。これ らは一体になって増幅と位相の非線形性に寄与する。 従来のラウドスピーカの音響効率は一般的には5%未満である。従来のラウド スピーカの設計は、その動作方法のために非常に制限されている。これは、中低 周波数範囲内での強力な音響放射によって、膜の全部と後部間で流体力学的な短 絡が発生するのでこれを避けなければならないからである。したがって、ラウド スピーカの膜を格納する大型のエンクロージャが必用となる。このエンクロージ ャは、格納された空気量のスティッフネスを小さく保って質量スプリング・シス テムの低い共振と低い周波数での放射を保証するためには大型でなければならな い。このエンクロージャの壁は、壁が振動するのを防ぐために重くスティッフで なければならない。その上、エンクロージャは、格納された空気量の定在波を抑 制するために減衰性材料で裏打ちしなければならない。 したがって、本発明の1つの目的は、調整可能入力インピーダンス、調整可能 スペクトル指向性特性、調整可能等位相平面、調整可能スペクトル効率および調 整可能なエンクロージャ形状を持った超音波から超低周波範囲での広帯域放射を 可能とするスティック設計の音響発生装置を提供することにある。 本発明によれば、この目的は、機械的波動がスペクトル速度Cwで導波管軸の 方向に導波管に沿って進行するし、これによって、局所的な遅延した音響放射に 機械式音響変成器(14)によって変成される局所的な変位ξが発生するように 、スティック設計の機械式導波管を直接にまたはオプションのアダプタ(12) で励振する励振器(11)から成る指向性スティック放射器(図1)を提供する ことによって遂行される。この導波管はインピーダンス終端(15)によって終 端されており、局所的な遅延音響放射によって全体の音響放射が向上し、導波管 のスペクトル入力インピーダンスおよびスペクトル指向性の特性、スペクトル等 位相平面ならびにスペクトル効率は励振点、波動速度、導波管の長さ、局所的変 位、機械式音響変成器の特性およびインピーダンス終端によって調整可能である 。必用とされるエンクロージャ量は導波管と変成器の特性によって異なる。 発明の説明 本発明は、多くの物理的構造物と、さらに、以下に記載する関連の式内で定義 され、その後で、これらの式に関連して、スペクトル速度負荷Λおよびそれに対 応するスペクトル速度変位ξが定義される(明示的に述べられていなくても、次 のすべての変数はスペクトルである): Λ={力、モーメント、…} ξ={距離、角度、…} これに対応する変数(例えば、力−距離、モーメント−角度)はスペクトル・ インピーダンスZで次のように結合される: Z=Λ/ξ 高周波励振の場合の励振器(インデックス「E」)のスペクトルパワーPEは 次式で表される: スティック放射器中に導入できる実効的な機械的力(PEの実数部分)は励振 とインピーダンスによって異なる。負荷励振の場合、インピーダンスの低い方が 有利である。変位励振の場合、高インピーダンスが有利である。一般的励振の場 合、例えば、電磁式、圧電式、機械式、空気式、水圧式および熱式、平衡式およ び不平衡式励振器、共鳴器、機械式振動励振器またはいかなる振動構造体(エン ジン表面など)のどんな周知の放出器や励振器でも使用可能である。 もっとも基本的な形態にあり以下に開示する数学的関係にしたがって構築され た本発明の一般的な物理的実施態様は、次に示す基本的なコンポーネント、すな わち:機械的はエネルギを発生する励振器すなわちドライバ11と,細長い導波 管13と,機械的波エネルギを周囲環境に対する音響出力に変換する複数の変成 器部品と、インピーダンス終端14と呼ばれる前方進行波の反射を最小化するな んらかの手段と、を含んでいる。その上、励振器11から導波管13に機械的エ ネルギを効果的に伝達することを確実にするためにアダプタ12が必用となるこ とがある。この部品の一般的な組み合わせを図1に示す。 広い意味では、本発明は、導位相で指向性のある音響エネルギを放出すること ができる音響放出器を提供することにある。オプションのアダプタ12は、励振 器と導波管13の間をカップリングする。細長導波管13は、励振器部材との間 で発生されたり受領されたりする機械的はのための伝達媒体となる形状で構成さ れた材料から成っている。本発明の重要なコンポーネントは、導波管に沿って置 かれた変成器の部品である。これら変成器の部品は導波管に対して機械的にカッ プリングされており、導波管の構造とは異なる構造を有するが、それは、(i) 音響的形状か、(ii)材料の組成か、(iii)構造体の方位か、(iv)3 次元の複素インピーダンスか、(v)音響的形状、材料組成、構造体方位および 3次元複素インピーダンスのなんらかの組み合わせか、が相違するからである。 各変成器部品は、導波管から受領した機械的エネルギを周囲媒体内で音響出力に 変換するように構成された音響的形状を有している。変成器部品の内の少なくと も1つは、点音源から音響放射を放出するために導波管と組み合わされるように 構成されているのが望ましい。インピーダンス終端は導波管に音響的にカップリ ングされていて、導波管に沿って伝搬する前方進行波の反射を最小化している。 1つの励振器の代わりに、多くの励振器を導波管の軸に沿った1つの点または これに沿って連続的に位置付けすることができる。必用とあれば、励振器の信号 を周知の手段と方法で事前歪みされておくことが可能である。励振器の出力イン ピーダンスが導波管の入力インピーダンスと整合しない場合、追加のアダプタを 用いて、励振器のインピーダンスと導波管のそれを適合させる。入力インピーダ ンスをなんら補足無しで言及した場合、そのアダプタ付き導波管のインピーダン スまたは導波管のインピーダンス(アダプタが付いていない場合)のことを意味 する。 アダプタは入力インピーダンスと出力インピーダンスを有している。高い機械 的力を伝達するには、入力インピーダンスは負荷励振しないように小さく、変位 励振しないように大きくしなければならない。アダプタの出力インピーダンスは 導波管の入力インピーダンスを整合する。インピーダンスが消耗や他の損失無し で整合する場合、次式(インデックス、x=0無しのアダプタ出力と導波管入力 )に従う: インピーダンス適合/変成に対する周知のどんな技術的ハードウエア・ソリュ ーションでも用いることができる(例えば、機械的トランスミッション状レバー 、指数関数的ホーン、トランスミッション・ボックス、ギヤホイール、クランク とカム機構、水圧式または気圧式トランスミッション、機械的ネットワークなど )。スティック設計の導波管を用いて、アダプタを通じて励振器によって導入さ れた 機械的波を誘導する。 導波管は、導波管の実際長より短くできるカム効果的なスペクトル放射導波管 長Lを有する。機械的波動(例えば、長手方向波、疑似長手方向波、弾性波、横 波、ねじり波、屈曲波またはこれらの組み合わせ波)は、波動速度cWで正のx 方向に導波管の軸に沿って進行する。その特性に応じて、その疑似/均質導波管 (座標x)および、定数または変数のセグメント長Liとインデックスiを持つ N個のセグメント(N≧1)を持った疑似/セグメント化導波管は次のように区 別される: a)均質導波管――x方向での特性に変化無し(例えば、ワイヤ、リボン、チュ ーブ、ダクト); b)疑似均一導波管――突然的変化はないが、x方向に特性が徐々に変化する( 例えば螺旋、ホーン、波形); c)疑似セグメント化導波管――x方向に導波管の特性が突然的に変化する、導 波管はたった1部分から成る(例えば、分割スプリング(図6を参照)折り畳み 式導波管); d)セグメント化導波管――多くのセグメント(例えば、質量付きワイヤ、質量 とスプリングが交番する導波管)から成る導波管軸に沿った導波管の特性の突然 的変化 導波管に関する上記の特性は、波動速度および/または局所インピーダンス、 および/または外部設計および/または他の周知の材料の特性値もしくはパラメ ータである。セグメント化導波管を形成するセグメントの内の1つのセグメント は、7個の機械的コンポーネントから成ることがある。導波管の局所波動速度は 、長手方向導波管について計算可能である(他の導波管はアナログ式または類似 の方法で計算可能である)。(「疑似/均質性」とは疑似均質性および/または 均質性のことを、「疑似/セグメント化」とは疑似セグメント化および/または セグメント化のことを意味する。) i番目のセグメントの局所のスペクトル弾性モジュールE(x)、局所密度ρ(x) 、スティッフネスCiおよび質量Miは以上の通りである。非反射性または無限 長手方向導波管の局所スペクトル・インピーダンスは次にように計算できる(m ‘は疑似/均質導波管の単位長さ当たりの質量): x=0で始まる導波管でのインピーダンスは入力インピーダンスであり、した がって、単位長当たりの質量と波動速度が一定でひずみ無しアダプタを持つ非反 射性導波管の場合は一定である。大きい機械力を移送するには、単位長当たりの 大きい質量と高い波動速度が必用である。局所インピーダンスに対する入力イン ピーダンスは、機械式音響変成器の特定ならびにアダプタの出力インピーダンス および特性によって調整される。機械的波動によって、遅延局所変位ξ(x、t −x/cw)が発生する。遅延時間x/cWは、機械的波動がx=0から点xま で波動速度で進行し始めた後の時点である。 励振器とアダプタを同時に使用することによって、別々の波動速度を持った複 数の独立した機械的波動(例えば、長手方向波と横波)を導波管中に導入するこ とができる。機械式音響変成器は、導波管からの局所変位ξ(x,t)を、周囲 空気に作用する局所容積加速dv(x、t)または局所力dF(x,t)(ベ クトル)に変性する。局所容積速度によって、局所の点音源放射または局所力の ダイポール放射が発生する。変成器は疑似/均質性および/または疑似/セグメ ント化して構築でき、したがって、導波管と同じに構築する必用はない。例えば 、機械式音響変成器は部分的または全体的に導波管に組み込むことができる。1 つ以上の変成器が存在し得るので、次に示す1つの変成器についての例は任意の 数 の変成器の場合にもあてはまると見なされる。導波管と変成器は一体としても分 離したものとしても形成することができる。したがって、「導波管/変成器」と いう用語は、導波管か、変成器か、その双方を意味するように用いられる。同じ ように、周囲空気に作用する力(ベクトル)dF(x、t)(x、t)に対して も次の考慮が有効である。この態様はここでは取り扱わない。それぞれ疑似/均 質性もおよび疑似/セグメント化された機械式音響ワンドラー(Wandler)dV¨ (x、t)(x,t)の容積加速は(図2を参照)次の通りである: ここでは時間tに対してn次微分(n・)であり、距離xに対してm次微分(m' )である。疑似/セグメント化の場合、(i*+m/2)番目のセグメントはi番 目のセグメントと(i+m)番目のセグメント間にある仮想セグメントと示される 。変成器の次数はw=m|nで定義される。mに対してnが負であると、それは 時間tまたは距離xに対する積分を意味する。スペクトル局所変成器関数(ω、 t、ξ)またはW(x、ω、t、ξ)は、(i)時間および/または距離の変位 の述べられた導関数と(ii)図2a)からf)に見られるような容積加速との 間の比例性を確立するそれぞれセグメント化変成器と均質変成器の局所特性を表 現する。変成器関数内に表される一般的特性は局所放射面積Λ(x)、外部速度 ca(x,ξ,t)(一定または時間依存)であり得るスロット幅もしくは窓幅B (x)セグメント長Li、変位を容積加速に変性するレバー変性または機械式ネ ットワークのの周波数特性、反対符号(例えば、要因がx方向に組み込まれてい るが反転している)などである。変成器関数はまた、変位ξ(例えば、変位によ って異なる外部速度)、または時間t(例えば、変成器特性の低周波数変調また は励振器で制御される)、または能動的に制御される(例えば、前方送り制御ま たは後方送り制御)によっても異なることがある。距離または時間に対する微分 は互いに変性することができる。 1つの変成器は発振振動システムとして作動できないが導波管として移動し公 称の減衰を有するので、かなりの機械力を伝える。変成器の周りに構築された小 型のエンクロージャが、流体力学的短絡を避けるために必用となるかもしれない 。 導波管は封入された空気のスティッフネスをセグメント(図2を参照)に対す る追加のまたは全体のスティッフネスとして利用する。導波管はまた、固定した ハウジングを有しないことがある(図2(e)を参照)。導波管のインピーダン スが非常に低い(低質量、慣性および/または低スティッフネス)場合、エンク ロージャのスティッフネスは機械的波動の伝搬に影響する。エンクロージャのス ティッフネスが導波管のそれよりかなり高い場合、消失性波が伝搬する。これを 用いて、定周波数の機械力をより多く伝達できるが、その理由は、導波管インピ ーダンスは消失性波伝搬では増加するからである。これは、導波管インピーダン スを増加させることによって避けることができる。進行中の計算の場合、構造体 インピーダンス終端波一般的には非反射性であり、したがって、機械的波動は正 のx方向にしか進行しない。 インピーダンス終端は後で詳述される。角度θによって変化する距離rのとこ ろにある自由空間(遠方)での結果として生じる音圧は次式のように導波管変成 器(高周波数励振と仮定される)に沿って局所容積速度を積分して計算可能であ る: ここで、周辺空気の密度はρ0である。減衰を考慮しない場合の自由空間(遠方 )での最大音圧振幅は次式の通りである: 励振に対する周波数特性関数は次式に比例する: 励振器の信号を事前歪みさせる(例えば、積分や微分)ことや励振器や導波管 や変成器の周波数特性によって、励振圧力と音圧の間にあるどの周波数でも実現 できる。次式は、均質導波管に対しても実行されたようにセグメント化導波管に 対しても誘導され得るものである。変成器関数は音響放射を説明しやすくするた めに一定であると設定される。変動性変成器関数を持つ音響放射は同様の方法で 誘導可能である。スペクトル減衰βで、音響放射による変位ξ(x、t)の振幅 の減少は次のように式にされる: ここで、関数γ(インデックス“−”と“+”はそれぞれ前方進行波と後方進行 波)によって: となるが、音圧は積分(波番号はk=ω/c0)で得られる。 効果的放射は、導波管長と波動速度の組み合わせに応じて得られる。低波動速度 に対してさえも短い導波管(L<<λ)、効果的な放射が達成される。指向性特 性は次式の通りである: 指向性特性は、励振の位置もしくはセクションと、波動速度の選択と、導波管 の幾何学的形状と、導波管長Lと、定義された変成器関数に対応する局所容積加 速および局所音響放射と、励振器、アダプタおよび導波管/変成器の周波数依存 性と、によって調整可能である。導波管長Lと波動速度(cW<C0)のそれぞ れで、カーディオイドまたは点音源または他の特性が、導波管(x=L/2)の 中間x=L/2であるのが望ましい導波管での追加のモノポール発生源を用いて 、例えば、追加の導波管/変成器または変成器要素または従来型の音発生器で達 成可能である。この場合、指向性特性は次式である: 因数RMは、スティック放射器の最大振幅と、追加のモノポール発生源(イン デックスM)と、その位相差φMと、の関係を次のように示す: 例えば、カーディオイド特性はL=0.1λ、cW=L0,RM=0.935 5ej πであり得るが、一方、結果生じる音圧レベルはスティック放射器の音圧 より23.8dB低い。周囲空気の音響速度より高い波動速度の場合は、スティ ック放射器の最大放射(主ローブ)は0度方向には放射しないが、いわゆる、波 動間軸に対して「マッハ」角度θMaの方向には次式のように放射する: この式はL→∞のでは真である。導波管がもっと短い場合、この式は単なる推 測である。正確な角度は指向性特性から計算できる。L=λでcW=2cvの場 合、導波管軸に対するそれぞれマッハ角度60度と300度で最大振幅での放射 となる。cW→∝の場合、スティック放射器は同位相で放射し(「シャルザイル 」)さらに、主ローブは導波管軸に対してそれぞれ90度と270度である。注 意すべきは、導波管は波動速度という点では無限の値は取れないことである。周 波数範囲が広い場合、導波管または変成器が周波数依存性特性を有し、そのため すべての周波数に対して次式が成立すれば、同じ指向性特性が達成可能である: λ/L=一定 ここで、Lはスペクトル放射導波管の実効長である。導波管長Lに続いて、スペ クトル放射導波管の実効長があるが、これは導波管の全体長より短くてもよい。 疑似/セグメント化導波管は、セグメントLi(境界周波数を超えると、導波管 に沿って進行する機械的波動はない)によって異なる境界周波数fgを有し、次 式で表される: fg=cW/πLi この効果を用いて、周波数依存性の指向性特性を、例えば導波管軸に沿った導 波管変成器のセグメント長または他の特性を変化させることによって実現可能で ある。周波数依存性指向性特性はまた、低域フィルタ(例えば、吸収体)、高域 フィルタまたは帯域フィルタを導波管/変成器中に挿入することまたは導波管/ 変成器を局所的にスペクトル減衰させることによっても実現可能である。放射導 波管の実効長は導波管のその点から発してもよい(例えば、導波管の端にあるセ クションだけが高周波数で放射する)。前方一後方関係I0/180は次式の通りで ある: 等位相平面または曲率は次式で計算される(対称性のためであり:半径はθに よって異なる): ここで、φは位相角度である。ブラケット内の項目は周波数に依存するので、ス ティック放射器はあらゆる周波数でさらにあらゆる波動速度と導波管長で同位相 で放射する。等位相平面(すなわち、曲率と曲率の中点)は導波管の長さおよび 形状、変成器の特性ならびに波動速度で調整可能である。調整はまた放射中でも 実行可能である。 非常の短い導波管実効長を持つ導波管は、球形(自由音場)の場合と同じよう に円形に類似した等位平面を有する。1部のスティック放射器では、どんな等位 平面でも、音場の重ね合わせによって実現可能である。したがって、雑音源の等 位相平面を再現することによって角度セクションの雑音源に対するスティック放 射器のどの位置からの雑音でもうち消すことが可能である。上記の式および考慮 はまた、疑似/セグメント化導波管にも有効である。1次元の場合(ダクト、断 面積S)では、スティック放射器の音圧は次式の通りである: 減衰を無視し容積速度が一定の場合の最大音圧振幅は次式の通りである: 次の関数: によって、音圧は次式で表される(疑似/均質導波管) 上記の式は疑似/セグメント化導波管/変成器にも同様に有効である。前方− 後方関係I0/180の式は自由音場の場合(γがγ’に変わっただけ)に類似して いる。スティック放射器はダクト中では同位相で放射する。1次元の場合での励 振に対する周波数特性音圧は次式の通りである: 位相平面の式は自由音場の場合に類似している(次式) ダクト内では、位相は波動速度と導波管長によって制御可能である。機械的波 動が導波管(x=L)の端に到達すると、すなわち機械的エネルギが音響放射ま たは消費に完全には変化していないと、導波管は能動的または受動的インピーダ ンス終端で終端しなければならない。インピーダンス終端は次式のように導波管 のインピーダンスと整合しなければならない: Z(x=L)=ZA 機械的エネルギがすでに完全に音響放射または消費に完全に変化している場合 、インピーダンス終端は必要ない。反射波または定在波もまた、放射の指向性特 性、等位相平面および音圧振幅を調整する目的で用いることができる。したがっ て、反射波の振幅と位相は励振器による導波管の励振に対して調整しなければな らない。 機械的波動の反射は、次式のようにインピーダンス終端のインピーダンス不整 合によって引き起こされる: Z(x=L)≠ZA 能動的インピーダンス終端はいかなるインピーダンスでも実現し、したがって 、効率向上のために発生器として動作することができる。能動的インピーダンス 終端はまた、第2の励振器(必用とあれば、インピーダンス変成のためのアダプ タ付きで)としても動作し得る。第1の励振器は機械的波動を正のx方向(イン デックス:forward)に進行させ、第2の励振器は機械的波動を励起させ 、これによって機械的波動が導波管軸に沿って後方に進行するようにする(イン デックス:backward)。各励振器は他の励振器によって導入された機械 的波動を反射または減衰させる。この同時指向の音響放射によって、第2の指向 済み音響信号が可能となる。自由音場でしかも同時前方−後方動作においては、 音場の重なりに依る音圧のために次式のように(高周波数励振が)起こる:ここで、複素指向性要因はRbackwardであり、遠方での音圧振幅の振幅 関係と位相差φbackwardを含み、次式で定義される: 指向性特性に対する指向性要因の影響は次式で表される: Γres(θ、L)=|ΓForward(θ、L)+RBackwardΓForward(θ、L) | 短い導波管(例えば、L=λ/3)のモノポロイド、ダイポロイドまたはカー ディオイドの場合、指向性特性は、図3に示す値に従ってRbackwardを 調整することによって達成可能である。1次元の場合、どのような導波管長と低 波動速度の非指向性で同位相の放射でも可能である。前方と後方の動作を自由音 場で同時に実行することによって等位相平面を簡単な前方動作と類似の方法で調 整することができる。 指向性スティック放射器の音響効率は局部導波管インピーダンス、導波管/変 成器の特性およびインピーダンス終端により調節可能である。各区分の音響力は 単位長Z’ac当たりの放射インピーダンスで空気ρ0の密度で以下のように計算 可能である。 さらに局部放散により失われる電力は(単位長Z’v当たりの放散インピーダン スで)以下の通りである。 変位速度ξが一定であると考えられ放散抵抗Re(Z’ak)およびRe(Z’v )が一定である場合は全動力は下記のように定義される導波管長L*内の音響 力および放散力に変換される。 変位速度は一定であると考えられるので、x=0からx=L*の導波管の抵抗は 線状に低下しなければならない。 音響効率ηは下記のように定義される。 放散による動力の損失が音響放射(dPak<<dPV)による損失に比べて低く 、スティック放射器が長さL*を有する場合、音響効率はη=1に近づく。この ような考察は準/区分化導波管/変成器に対して同様に有効である。 気体または液体または固体媒体においてスティック放射器を向けて使用するこ とができる。スティック放射器は二次タスクにも使用可能である(例えば支持構 造または流体導管)。薄く設計されているのでスティック放射器は小さな室また は小さな囲い内の音響放射に使用可能であり(音波による洗浄)、表面に非常に 近くまたは部屋の隅において音を生成することができ、これは能動的に雑音を取 消すために重要である。スティック放射器は音波による洗浄の目的で狭い管また は小さな開口部を備える囲いにおいて使用可能である。その他の使用分野は製造 技術(粒子技術)、音の位置選定および高出力での超音波の用途である。 逆操作様式においてスティック放射器はマイクまたは振動検出器として使用可 能である。それにより音波または機械波が周囲空気から導波管によって受信され る。次に励磁器は振動検出器として作動し変成器の音響負荷によって電圧または 電流を発生し結果として導波管を変位させる。静電、電磁または圧電変換器のよ うな従来の検出器であれば図面から明らかであるように検出器として機能するで あろう。 本発明のその他の目的および要旨は添付図面を参照した実施例の下記説明から 明らかである。 図面の簡単な説明 図1は指向性スティック放射器の側方、平面図である。 図2は均質なまたは区分化された導波管に対する体積速度と変位との関係の概 略を示す表である。 図3は導波管の長さL=0.3λ、単極形、二極形、心臓形特性に対して有効 インピーダンス終端を有するスティック放射器の指向特性の例の概略を示す表で ある。 図4はホーンアダプタ、縦導波管、ピストン、およびブロック緩衝器を含む区 分化されたスティック放射器の一実施例を示す断面図である。 図5は縦導波管、曲げ板、体積速度を増加させるためのてこ作用を備えるディ スク、およびインピーダンス終端としての粘性減衰器を含む区分化されたスティ ック放射器の一実施例を示す断面図である。 図6は機械振動励磁器、てこ作用を備えるスリットばね区分およびホーンイン ピーダンス終端を含む準区分化されたスティック放射器の一実施例を示す断面図 である。 図7は励磁器としての振動壁、横導波管およびクロスブロック緩衝器を使用す る均質なスティック放射器の断面図である。 図8はインピーダンス終端としての制動楔を備える均質な、水圧による準縦導 波管の概略を示す。 図9は回転する不平衡駆動器、空気圧により支持されている変成器および摩擦 減衰器により励磁される準均質スティック放射器を示す。 図10は導波管としての回転軸を有する準均質な、空気圧により支持されてい るスティック放射器を示す。 図11は区分化されたスティック放射器、圧電励磁器、板ばね変成要素または 導波管/変成器としてのレンズマメ(幼虫)状のレンズとして形成されている曲 げ変成要素、調節装置を示す。 図12は捩り導波管を備える均質なスティック放射器の側面図である。 図12Aは図12の線A−Aに沿った断面図である。 図13は偏波による励磁および制動を行うスティック放射器の概略図である。 図14は長さの補正および周波数応答を行うマルチスティック放射器を示す。 図15は環状であるスティック放射器を示す。 図16は導波管が分割されたスティック放射器を示す。 図17は折り曲げられて収容され、楔状の緩衝器および打抜き加工されたホー ンを有するスティック放射器の断面図である。 図18は異なる距離で音圧レベルが一定である音を増強するためのスティック 放射器の概略図である。 図19はスティック放射器、および変成器を備えている電気力学的励磁器を示 す。 図20は放射器の配列を示す。 図21は励磁器として人の声、導波管として空気を使用する場合、および楔状 の緩衝器を示す。 図22は励磁器としての昇降磁石およびインピーダンス終端としてのホーンを 含む高音圧レベルのスティック放射器を示す。 すべての図面に対して以下の用語および部品番号が有効である(xには対応す る図面番号が挿入される)x0スティック放射器、x1励磁器、x2アダプタ、 x3導波管、x4変成器、x5インピーダンス終端、x6並びにx7例えばハウ ジング等の指定部品。言い換えれば図15および16における導波管部分は各々 153および163として示されている。一図面の説明において部品番号は最初 に登場した場合にのみ使用している。 好適な実施例の詳細な説明 本発明の基礎概念は機械的な励磁器もしくは源から効率的に機械振動を結合さ せ導波管に振動を伝達するための方法論および機構であり、導波管はエネルギを 空気、流体もしくは固体に結合するための音響変成器を有する機械構造を備えて いる。この組合せは概略が図1に示されているように作動器即ち励磁器11、ア ダプタ12、導波管13からなり、導波管は導波管内に設けられている一列の変 成要素(図示せず)と導波管ならびに変成要素を通過した振動エネルギを制御す るための終端要素とを備えている。 励磁器11は機械振動器、発振器等の機械波エネルギの発生源であればいかな るものでもよい。これには圧電変換器、静電および磁気放出器、機械振動器等が 含まれるであろう。励磁器の重要な規準はアダプタに結合可能な機械エネルギを 発生し導波管に伝達することができるということである。アダプタは励磁器と導 波管との間で効率的に振動エネルギを保持するホーン等の中間体からなる。図1 には半径が増加することにより導波管13と接続するホーン型の構造が示されて いる。 以下の例の説明から明らかであるように、導波管と変成器との構造は相互に作 用して振動エネルギを部材の所定の長さに沿って移動させ、該部材は空気または 周囲環境と接している音響変成要素並びに部分へ導波管からの機械エネルギを効 率的に伝達するように構成されている。導波管は通常優れた振動伝達性を備えて いる金属等の材料から形成してよい。一般に、導波管は効果的に機械エネルギを 通過させる質量および形状を有するが、実質上エネルギを音に変換しない。この ように音響出力の発生よりもエネルギの伝達が採択されるがこれは効率的に空気 に結合し十分な空気体積を変位させ音による応答を行うように導波管が形成され ていないからである。むしろ、導波管はエネルギを識別可能な変成要素に伝える ように作動しこの重要な機能を果たす。概念上、本発明は導波管内を小さく移動 することにより機械エネルギが伝達され、このような小さな運動は調整され変成 要素が設けられている他の表面の変位に変換される。これにより驚くほど効率的 なスピーカシステムが提供されエネルギ損失が十分に低減された音響出力が発生 することが証明された。 変成要素はこの機械エネルギを導波管から受ける機械構造を構成し、表面から 空気への結合を高めるように表面積が大きく形成されているので、機械エネルギ は放射音に変換される。ここに開示する多くの実施例は特に高い指向性を有する 音のために設計され、可聴スペクトルの低および中間周波数において直接音を発 生させる従来のスピーカーシステムにおいては商業的に実現しなかったものであ る。さらに、開示する構造形状は実際に有用な音響出力に変換される機械エネル ギの百分率により測定されるエネルギ効率が改善されたものである。 当業者には明らかであるが、本発明の主要な特徴は音響変成器構造を導波管と 一体に形成するかまたは別体として導波管体に接続してもよいということである 。上述した番号の定義によると、変成器は基数4と図面番号の組合せによって示 される。従って、図4から8において変成要素は44、54、64、74および 84によって示される。このパターンは励磁器(41、51、61、71、81 )、 アダプタ(42、52、62、72、82)、導波管(43、53、63、73 、83)および終端要素(45、55、65、75、85)のような上述した他 の要素にも適用される。参照番号の相関関係は全ての実施例または様々な図面に おいて変わらない。簡潔にするため、さらに構造を繰り返す場合、特定の構造( 項目42)および一般的な参照番号(x2)により述べるが、「x」は実施例に 相当する図面番号を表し、「2」は適切な構造部品(即ちアダプタ)を表す。従 って、放出器すなわち指向性スティック放射器は(10、x0)により識別され 図1の特定放射器のことであるが、他の図面の放射器にも相当する。 図1において、例えば、励磁器(11、x1)はアダプタ(12、x2)によ り動力を導波管(13、x3)に導入する。機械波は導波管に沿って通過し、発 生した局部変位は導波管に接続された別体または一体形成された機械音響変成器 (14、x4)によって音圧に変換される。導波管は能動的または受動的インピ ーダンス終端(15、x5)により終結してもよい。導波管または変成器の変位 、インピーダンス等の特性に関する「局部」という用語は導波管または変成器の 小さな区分(即ち座標χまたは「i」列での特性)のことである。局部変位は導 波管の最小区分または領域の変位のことであろう。導波管の物性が可変し所望の 応答を発生する領域である。 図1には放射器部品の概略が総称的に示され、他の図面には特定の実施例が示 されているが、一般的には可能な変成器形状の多様性が強調され、様々な導波管 の構造が示されている。例えば、図2には導波管(x3)および変成器(x4) の可能な具体例に対する種類wの変成器の関係が示されている。体積行程に関し て対応する体積速度が示され、次に単極源の条件および変成器の機能が示されて いる。区分化された均質な導波管/変成器の例が示されている。項目b)および d)には均質な導波管における従来技術による関係が示されている。最後の列に は準/区分化された導波管/変成器に対して局部体積加速度dVまたはViの式 が示されている。次に具体例を説明する。 a)加圧ダクトの一部として開口部を有するダクト(24a)の上に設けられ ている開口部を有する区分化された導波管(23a)が長手方向に変位すると互 いの上に位置する開口部の断面が変化する。変成器24に設けられている二つの 移動開口部の組合せはダクト変成器に対して導波管が相対的に移動することによ って調整される。ダクト24a内の圧力は周囲空気圧と比べて異なるので、蒸気 が出口速度caで流れる。 b)均質な導波管(23b)が横断変位するとダクト(24b)のスリットが 変化する。蒸気はa)と同様に局部調整されたスリットを流れる。 c)導波管(23c)は一列のダイヤフラムからなり、各々表面積Aを有し、 ばねによって接続されている。導波管のダイヤフラムは変成器ハウジング(24 c)によって囲まれることにより流体力学上の短絡を回避している(ハウジング がなければ、二極放射が生じるであろう)。変成器ハウジングは音響的に密閉さ れている穴を介して反対側にばねによって保持される。ダイヤフラムが変位する ので、体積変位が生じる。機械ばねの剛性および密閉空気の剛性がシステム全体 の剛性となる。例えば、鋼線がばねとして使用された場合、その剛性は密閉空気 の剛性よりも非常に高い。ハウジングの体積は最小にすることができるのでピス トンの変位のみを考慮すればよい。ダイヤフラムの剛性は高くてもよくシート金 属のような硬い材料から形成することができる。導波管の波速度および/または 局部インピーダンスを調節するために、ダイヤフラムまたはピストンの重量、一 区分の電線の重量、区分の長さ、電線の断面、電線の密度および電線の弾性率を 可変にすることができる。 d)均質な導波管/変成器(23d、24d)は幅Bの軟質の箔からなる。横 断する波は箔に沿って移動する。23(d)、24(d)が変位すると体積変位 が生じる。 e)区分化された導波管/変成器(23e、24e)は硬質の棒により右側で ハウジングに接続している局部面積Aを有するダイヤフラムまたはピストンから なる。ピストンは左側でばねにより次のハウジングに接続している。体積変位は 二つの隣接する要素の変位に比例する。また空気の剛性はばねを追加することな く単独で使用することができる。従って密閉空気の体積は十分に低減しなければ ならない。体積加速度の式からわかるように、本実施例は超音波エネルギに特に 有用である。 f)準縦波が均質な導波管/変成器(23f、24f)に沿って移動している 状態が示されている。隣接している断面が垂直に変位するので、ポアソン率に対 応して横方向に収縮および拡張が生じる。導波管の断面Aおよびポアソン率を乗 じた断面dxが横方向に変位すると結果として体積変位が生じる。この導波管は 音響放射のためのハウジングを必要としない。 g)この項には上述した例a)〜f)に適用可能な一般式を述べる。この式に より準/均質および準/区分化された導波管の体積加速度の局部変化が計算され る。 図3は有効放射導波管長さL=0.3λおよび導波管速度cw=coを有するス ティック放射器(x0)の指向特性を示す表である。有効インピーダンス終端( x5)は第二励磁器として作動する。指向特性は前方放射(Γforward(θ)) および後方放射(Γback(θ))および前方並びに後方放射の重ねあわせ(Γre s (θ))に対して示されている。指向要因Rによって単極形または二極形また は心臓形放射が達成される。 図4にはアダプタ(42)としてのホーンで区分化された縦導波管(43)に 接続している電気力学的励磁器(41)を有するスティック放射器(40)が示 されている。導波管はスティック即ちピストンを備える電線、ダイヤフラム、ま たは変成要素(44)として固定されている隔膜(以下「ピストン」と称する) からなる。ピストンの前方と後方との間で音響的な短絡を回避するために、ピス トンはダクト壁(46a)に柔軟に固定され各々堅く形成され、後方の囲いは開 口部を有し硬質の固定された板(46b)で終結し、開口部を介して導波管が導 入される。この開口部は密閉され圧力補償開口部としても機能する。空気の剛性 が導波管の剛性と比べて小さい場合は板とピストンとの間の密閉体積を非常に小 さくすることができる。ピストンの後ろの密閉体積が非常に小さい場合、空気の 剛性を使用することができる。密閉体積はゴムまたは同様の材料を充填すること もできる。本実施例において、ピストンはその質量、剛性、制動が波速度に影響 を及ぼすので導波管(43)の一部でもある。音はダクト(46a)からピスト ンの前方の開口部(46c)へぬける。ピストン、硬質板および開口部は音響ネ ットワークまたは音放射を操作するための統合音響ネットワークとして形成可能 である。またピストン、板またはダクト内の補償開口部は音響ネットワークとし て使用可能である。 移動する機械波の変位は放射の減衰および放散によって減少するが距離xで可 変する導波管の特性および/または距離x、例えば放射領域とともに指数でまた は線状に増減する導波管インピーダンスで可変する変成器の機能によって補償さ れる。導波管のインピーダンス終端であるブロック緩衝器(45)は剛性、制動 および慣性が異なるいくつかの層からなる。周波数の影響を受けない指向特性を 実現するために上述した考えを使用することができ開口部並びにピストンの前の 密閉体積を例えば異なる大きさの開口部、開口部に追加された隔膜、開口部の前 の異なる長さの管等の周知の音響ネットワークとして設計することができる。 開口部を最少にしまたは部分的/全体的に箔または格子で遮蔽することによっ てほこり、水、損傷、および機械的、気候的並びに/もしくは化学的影響から保 護する、およびこれらを軽減する等のタスクが行われる。スティック放射器の全 体または断片は蒸気または水蒸気によって熱的に断線または洗浄可能である。ダ クトに直接放射する場合、スティック放射器をダクトもしくはダクト構造の一部 またはダクトの近くに取り付けることにより、開口部または追加された接続管を 介して音を直接発することができる。 図5に示されている区分化された導波管/変成器(53)は弾性キャップもし くは板(53a)、硬質スペーサーリング(53b)および硬質スペーサーステ ィック(53c)からなる。単一板の片側でスペーサースティックの圧力および 板上の異なる位置での他方の側でスペーサーリングの反応圧力によって、板が曲 がる。てこの原理により、板の外側の縁の変位は板の中間における変位よりも大 きい。スペーサーリングにより分割されている二つの隣接している板は変成器( 54)として縁に設けられているゴムにより各々接続される。二つの隣接してい る板の変位が異なることにより曲げ変位が生じると隣接している板の間に密閉さ れている体積が変化する。導波管はインピーダンス終端(55)としての粘性減 衰器により終結する。導波管は曲げばねを使用しているので、縁での大きな変位 が可能となる。曲げばねは変位が低いので線状に作動する。 図6には本体およびばねからなる機械振動励磁器として使用される励磁器(6 1)が示されている。準区分化された導波管(63)はスリットばねからなる。 スリット67が設けられているので波速度は減少する。変成器(64)のスリッ トは交互に箔で覆うかまたは柔らかい発泡ゴムを充填してもよい。隣接している スリットの変位が異なることにより密閉体積は変化し音を発する。インピーダン ス終端(65)は高い放散要因を有するホーンである。設計が単純なので(単一 部品)スリットばねは非常に強固であり、寸法調整が容易で再生利用し易い。 図7には例えば振動壁または表面のような振動源として作動する励磁器(71) が示されている。アダプタ(72)はばね、本体および制動器の機械ネットワー クからなり、振動源が発した音とスティック放射器との相対的位相を操作する場 合に使用される。アダプタは励磁を(縦運動から横断運動へ)変化させる。アダ プタによって二つの均質な導波管/変成器(73)が励磁されるが、これらは板 または箔からなる。導波管/変成器の曲げ剛性に従って横断波または曲げ波が導 波管に沿って移動する。インピーダンス終端(76)として使用されるブロック 緩衝器は横断するように設けられるので導波管が互いを減衰する。二つの導波管 の間の密閉体積には緩衝材および/または音速が高い気体(例えばヘリウム)が 充填されているので内部放射、定在波または導波管の相互励磁による音響反応が 回避される。 図8においてアダプタ(82)はピストンからなる。均質な準縦導波管/変成 器である軟質のダクト管には各々液体が充填されている。ピストンでの励磁によ り準縦波は導波管/変成器に沿って移動する。管の表面は液体の体積定数により 膨張するので、体積変位が生じ音を発する。波速度は管の厚さ、内部断面、材料 、内部圧力、液体におけるガス濃度および液体の密度によって調節可能である。 インピーダンス終端(85)であるλ/4緩衝楔は導波管の端部に設けられ励磁 器(81)の方に向けられている。インピーダンス終端と同様、導波管により機 械波の移動方向の転換も行うことができる。 図9は不平衡励磁器(91)を有するスティック放射器を示す。さらに圧縮空 気が供給されている。アダプタ(92)はスリット(93)を有する準均質な導 波管を励磁し変成器に圧縮空気(94)を供給する。スリットの相対的変位に従 って、空気は変成器および導波管の開口部を介して外側へ移動する。出口の速度 は変位、時間および内部圧力による。インピーダンス終端(95)は摩擦減衰器 を備えている。圧縮空気の流出量は二次エネルギのない設定に相当する。また機 械、水圧、熱その他の種類のエネルギは自在に設定可能である。高音力には、膨 張する燃焼気体または水蒸気が使用可能である。 図10において捩り励磁器(101)は準均質導波管(103)としての均質 な螺旋スリット回転子を励磁する。回転子が回転すると螺旋スリットは波速度cw を有する機械波として導波管軸に沿って移動する。ハウジング(104)を備 える変成器は回転子の下にスリット開口部を有する。回転子が回転すると変位が 生じ導波管および変成器の共通の開口部が調整される。導波管はインピーダンス 終端として支持部材であるベアリングを有する。回転子の代わりにピストン駆動 、カム駆動、連鎖駆動、歯車駆動、回転駆動等の構造が使用可能である。 図11において区分化された導波管(113)は曲げ要素からなる。圧電作動 器(111)は区分に固定されている励磁器として機能する。導波管は単一また は多くの作動器によって励磁可能であり、同時にまたは遅れて一以上の区分にお いて作動する。多くの作動器が励磁するので、導波管の駆動は低い動力しか必要 としない。 励磁器は他の目的に作動してもよい。これらは導波管の端部で機械波を減衰す るかまたは波速度を調節することができる(電圧が高くなると導波管の剛性は高 くなる)。単一区分のインピーダンスは変位または速度または加速度のフィード バックまたはフィードフォワード回路を使用することにより調節可能である。フ レームおよび引張装置(116)により波速度および/または導波管の長さが調 節される。機械波は導波管の端部に到達すると、別の導波管/変成器としてのフ レームに沿って移動し主導波管の初めに戻り、励磁器によって導入されるかまた は能動的に取り消される。二次音圧はマイクとしての圧電作動器によって同時に 記録可能であり、マイクを追加することなく音の取消しが可能となる。 図12においてトルク励磁器(121)はホーンアダプタ(122)により均 質な捩り導波管(123)を励磁する。縦励磁器は機械ネットワーク(てこ)と 共に使用することもできる。捩り導波管は変成器として翼部材(124a)を有 し、その片側は発泡ゴム(124b)および板(124c)に覆われているので 流体力学上の短絡を回避する。この目的で捩り導波管をハウジングで密閉するこ ともできる。導波管が有する能動インピーダンス終端はホーンアダプタ(125 a)および励磁器(125b)からなる。第二励磁器により導波管も励磁される 。両方の励磁器により所望のインピーダンス終端が励磁および実現される。この ようにして図3における指向特性を達成することができる。 図13に示されている二つの励磁要素(131、131a)は互いに独立して また異なる位置で導波管/変成器(133、134)上でアダプタ(132、1 32a)と共に作動する。これらの二つの異なる波によって、長手/横方向の波 または偏波が導波管の軸に沿って移動する。この励磁構造はインピーダンス終端 (135、135a)として機能することもできる。 図14においてアダプタ(142)は長さ補正、移相および/または周波数ス イッチを備え同時に四つの導波管(144)を励磁する。導波管の中間(L/2 )がすべて引かれた垂線の中間に位置するように単一の導波管を設ける。長さの 差およびアダプタの追加機能である移相を調整することによって、全ての導波管 は同じ移相の垂線で作動することができるので全ての導波管が同じ移相で遠い界 磁において放射する。全ての導波管を同じ周波数で駆動した場合、音圧、振幅、 移相、導波管の間隔をチェビシェフ重み等のような周知の重みづけ、または空間 における導波管の位置および方向づけにより、さらに指向特性が達成されるとと もに「影付け変換器配列の理論」または「ビーム形成」によると主要突出部およ び側方突出部の音圧の率が高い。 図15に示されているスティック放射器(150)が備えている導波管/変成 器(153、154)は円形であり円の角度αによる指向特性を有する。高い波 速度で導波管は二重ピストンのように放射状にのびる。円形の直径が波長に比べ て小さい場合、ほぼ単極の放射が行われる。導波管/変成器は平面または螺旋空 間(紙面に垂直な軸)として形成することもできる。螺旋空間により波速度は螺 旋の直径および勾配に応じて変換される。スティック放射器は単に波形を有する こともできる。円形または螺旋形等の形状のスティック放射器を回転部品(例え ば車輪、エンジン)に取り付けてもよいし天井のスピーカーとして使用すること もできる。 図16において導波管/変成器(163、164)は二つの導波管/変成器に 分割されている。多数の導波管/変成器を放射状に配列すると、理想的な単極放 射が行われる。原則として導波管/変成器の各点を追加する導波管の開始点とす ることができる。 図17に示されているスティック放射器(170)はダクトその他のハウジン グ内に設けられている。ハウジングは指向特性に大きな影響を及ぼす。スティッ ク放射器全体がダクト内でインピーダンス終端まで延びると、理想的な単極放射 が行われる。ダクトは短くてもよく二つの開口部を有することもできるし導波管 の一部のみを覆うように構成することもできる。スティック放射器はハウジング 内に取り付ける場合、折るかまたは曲げることができるがいかなる角度でもよい (例えば二つの導波管の端部が板の同じ側に固定された場合は180°)。ヘル ムホルツ共振器、λ/4共振器、音響レンズ、(パラボラ)反射器、リング、板 もしくは中空円錐体またはシレーターのような周知の抵抗または応答要素をすべ て導波管/変成器に取り付けることができる。図示されているように導波管はハ ウジング内に折り畳まれている。ハウジングから音を発することができるように 、ダクトの断面は導波管/変成器よりも広い。ダクトのインピーダンスを周囲空 気に適合させるために音響ホーンが使用されている(176b)。ホーンは周囲 空気の方へ増加する数の小さな穴(クロスカットでのみ示されている)を有して いるので反射が回避される。ダクト/ハウジングは楔状の緩衝器を終端に備えて いるので定在波が回避される。指向特性に影響を与えるように、導波管/変成器 の一部はハウジングの開口部から外に延びている。ハウジングは装飾のような他 の機能を果たしてもよいが、その場合形状は家具、ランプ、壁要素である。また 他の物体に一体形成してもよいし、および/または屈曲性を備える設計にしても よい(管)。 図18には天井または横木に移動可能に取り付けられ垂直線に対して角度cx で傾斜しているスティック放射器(180)を使用する場合が示されている。こ の構造には伝播音の方向を制御するという独自の利点がある。その指向特性およ び角度αの調節により、広範囲の距離で所望(例えば均等)の音圧レベルを実現 することができる(例えば駅、スタジオ、コンサート、人込みにおけるプラット フォーム)。スティック放射器を壁または角に取り付けると、図に示されている ように、反射を音響的に利用するかまたは指向特性により回避するが周知の音響 方法で回避することができる。 図19においてスティック放射器(190)が変成器(191)として有する 隔膜は導波管の位置x=0で始まる。隔膜の変位は導波管の変位に相当する。シ ステムは一定の入力インピーダンスを有し、周波数は遮断されることなく移相に おけるあらゆる周波数で放射が行われる。さらに、隔膜にハウジング(196) を取り付けることにより流体力学的な短絡を回避してもよい。導波管は低限周波 数を有していないので、囲いの容積を小さくすることができる。導波管は従来技 術による現行の発振音発生器に接続することができ非線状周波数の作用(例えば 電気力学のスピーカー)により上記図19の応答が生じる。準/区分化導波管を 使用すると限度周波数または機械ネットワークを使用して高周波数で周波数応答 を遮断することができるとともにほぼ線状の位相応答(低域)が可能である。ま たアダプタ(例えば本体)を備えるネットワークを使用することにより低い遮断 周波数を達成することができ(高域)および/または振幅応答の勾配に影響を与 えることができる。上述した手段は周知の位相を変化させる電気および電子装置 に取って代わるものである。 図20にはスティック放射器(200a、b、c、d)の配列が示されている 。交差しているスティック放射器(200a、200b)で4倍の指向性または 非常に鋭い指向特性が得られる。平行に配列することによりまたは放射器を角度 αで配置することにより(200c、d)同相ライン配列と同様に指向特性がよ り鋭くなる(狭い主突出部を有する)。スティック放射器を続けて配置し(20 0a、c)空中の音速に相当する遅延で駆動すると、導波管の有効放射長が増加 し深い周波数で指向放射を実現することができる。三つのスティック放射器を所 定の角度領域で直交させると、あらゆる指向特性および同相面が得られる。ステ レオ音楽装置の場合、最低二つの別体の導波管が異なる方向に放射するので、壁 からの音の反射が聴取者の耳に届きステレオ効果をもたらす。 図21においてスティック放射器(210)はスピーカーとして使用されてい る。励磁器(211)は人の声である。マウスピースがアダプタ(212)とし て使用される。また、励磁器を使用して音声信号を電気的に増加することができ る。導波管(213)はハウジング(216)により密閉された空気からなる。 音波は導波管に沿って移動しハウジングにおいて変成器(214)として機能す る隔膜を励磁する。導波管の断面積がわずかに減少するので放射による損失にも かかわらず、各導波管の断面における強度は同じである。ハウジングの端部に設 けられている楔状緩衝器は反射を生じることなく空気導波管の終端を構成してい る。 図22に示されているスティック放射器(220)は高音力レベルを生成する ために使用されている。励磁器(221a、b、c)はハブマグネット等の構造 を有する。これは円筒形コイル(221a)からなり、内側に長い鉄スティック (221b)を備えている。鉄リングが鉄スティック(221c)の上に設けら れている。円筒形コイルに通電されると、鉄リングは周知の方法で加速されホー ンアダプタ(222)に当接しインパルスをアダプタ材の弾性に相当する異なる 周波数範囲に変換する。均質な導波管/変成器(223、224)は均質なステ ィック(例えばゴム)である。インピーダンス終端には長い螺旋状に締付けられ たホーンが設けられている。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年1月11日(1999.1.11) 【補正内容】 (国際出願日における明細書1頁の差替え:翻訳文1頁1行から2頁2行に対応 ) 指向性音響スティック放射装置 本発明の好ましい実施態様は、超音波から超低周波に至る範囲の広帯域放射を 可能とする、細長い設計またはスティック設計の音響発生装置に関する。特定の 特性には、調整可能入力インピーダンス、調整可能スペクトル指向性特性、調整 可能スペクトル等位相平面、調整可能効率および調整可能エンクロージャ容積が ある。好ましい実施態様は指向性スティック放射装置と呼ばれ、信号や音声や音 楽の送信、雑音打ち消し、楽器関連増幅、指向性マイクロフォンにおける逆操作 などの反音響プロセスなどに用いられる。 従来の音響発生装置(例えば、電磁式ラウドスピーカ、サイレン、空気変調式 装置)は一般的に中低周波数範囲での点音響源として音響放射する。本発明は、 点音源、ダイポール、カーディオイドまたはこれらの組み合わせなどのあらゆる 所望の指向性特性を持って動作することができる。このシステムは、放射された 音の波長が音響発生装置の寸法と比較して小さい高周波数でしばしば発生する好 ましくない音響収束と回折を避けるものである。 本システムは、典型的にはダイナミックスピーカに関連する多くの問題を克服 する。例えば、コイルおよび吊下げシステムを持った膜は、非線形位相応答を有 する共振により高い減衰、質量スプリング系を形成する。先行技術システムを不 利益にしる他の要素は、膜の慣性、コイルおよび変位に依存する吊力、発振する 膜の遅延そして膜の不所望の部分的発振を含む。これらは、正確には振幅と位相 における非線型に帰する。 従来のラウドスピーカの音響効率は一般的には5%未満である。従来のラウド スピーカの設計は、その動作方法のために非常に制限されている。これは、中低 周波数範囲内での強力な音響放射によって、膜の全部と後部間で流体力学的な短 絡が発生するのでこれを避けなければならないからである。したがって、ラウド スピーカの膜を格納する大型のエンクロージャが必用となる。このエンクロージ ャは、格納された空気量のスティッフネスを小さく保って質量スプリング・シス テムの低い共振と低い周波数での放射を保証するためには大型でなければならな い。このエンクロージャの壁は、壁が振動するのを防ぐために重くスティッフで なければならない。その上、エンクロージャは、格納された空気量の定在波を抑 制するために減衰性材料で裏打ちしなければならない。 (国際出願日における明細書7頁から10頁の差替え:翻訳文7頁8行から10 頁に対応) ここでは時間tに対してn次微分(n・)であり、距離Xに対してm次微分(m' )である。疑似/セグメント化の場合、(i*+m/2)番目のセグメントはi番 目のセグメントと(i+m)番目のセグメント間にある仮想セグメントと示される 。変成器の次数はw=m|nで定義される。mに対してnが負であると、それは 時間tまたは距離xに対する積分を意味する。スペクトル局所変成器関数(ω、 t、ξ)またはW(x、ω、t、ξ)は、(i)時間および/または距離の変位 の述べられた導関数と(ii)図2a)からf)に見られるような容積加速との 間の比例性を確立するそれぞれセグメント化変成器と均質変成器の局所特性を表 現する。変成器関数内に表される一般的特性は局所放射面積Λ(x)、外部速度 ca(x,ξ,t)(一定または時間依存)であり得るスロット幅もしくは窓幅B (x)、セグメント長Li、変位を容積加速に変性するレバー変性または機械式 ネットワークのの周波数特性、反対符号(例えば、要因がx方向に組み込まれて いるが反転している)などである。変成器関数はまた、変位ξ(例えば、変位に よって異なる外部速度)、または時間t(例えば、変成器特性の低周波数変調ま たは励振器で制御される)、または能動的に制御される(例えば、前方送り制御 または後方送り制御)によっても異なることがある。距離または時間に対する微 分は互いに変性することができる。 1つの変成器は発振振動システムとして作動できないが導波管として移動し公 称の減衰を有するので、かなりの機械力を伝える。変成器の周りに構築された小 型のエンクロージャが、流体力学的短絡を避けるために必用となるかもしれない 。 導波管は封入された空気のスティッフネスをセグメント(図2を参照)に対す る追加のまたは全体のスティッフネスとして利用する。導波管はまた、固定した ハウジングを有しないことがある(図2(e)を参照)。導波管のインピーダン スが非常に低い(低質量、慣性および/または低スティッフネス)場合、エンク ロージャのスティッフネスは機械的波動の伝搬に影響する。エンクロージャのス ティッフネスが導波管のそれよりかなり高い場合、消失性波が伝搬する。これを 用いて、定周波数の機械力をより多く伝達できるが、その理由は、導波管インピ ーダンスは消失性波伝搬では増加するからである。これは、導波管インピーダン スを増加させることによって避けることができる。進行中の計算の場合、構造体 インピーダンス終端波一般的には非反射性であり、したがって、機械的波動は正 のx方向にしか進行しない。 インピーダンス終端は後で詳述される。角度θによって変化する距離rのとこ ろにある自由空間(遠方)での結果として生じる音圧は次式のように導波管変成 器(高周波数励振と仮定される)に沿って局所容積速度を積分して計算可能であ る: ここで、周辺空気の密度はρ0である。減衰を考慮しない場合の自由空間(遠方 )での最大音圧振幅は次式の通りである: 励振に対する周波数特性関数は次式に比例する: 励振器の信号を事前歪みさせる(例えば、積分や微分)ことや励振器や導波管 や変成器の周波数特性によって、励振圧力と音圧の間にあるどの周波数でも実現 できる。次式は、均質導波管に対しても実行されたようにセグメント化導波管に 対しても誘導され得るものである。変成器関数は音響放射を説明しやすくするた めに一定であると設定される。変動性変成器関数を持つ音響放射は同様の方法で 誘導可能である。スペクトル減衰βで、音響放射による変位ξ(x、t)の振幅 の減少は次のように式にされる: ここで、関数γ(インデックス“−”と“+”はそれぞれ前方進行波と後方進行 波)によって: となるが、音圧は積分(波番号はk=ω/c0)で得られる。 効果的放射は、導波管長と波動速度の組み合わせに応じて得られる。低波動速 度に対してさえも短い導波管(L<<λ)、効果的な放射が達成される。指向性 特性は次式の通りである: 指向性特性は、励振の位置もしくはセクションと、波動速度の選択と、導波管 の幾何学的形状と、導波管長Lと、定義された変成器関数に対応する局所容積加 速および局所音響放射と、励振器、アダプタおよび導波管/変成器の周波数依存 性と、によって調整可能である。導波管長Lと波動速度(cW<C0)のそれぞ れで、カーディオイドまたは点音源または他の特性が、導波管(x=L/2)の 中間x=L/2であるのが望ましい導波管での追加のモノポール発生源を用いて 、例えば、追加の導波管/変成器または変成器要素または従来型の音発生器で達 成可能である。この場合、指向性特性は次式である: 因数RMは、スティック放射器の最大振幅と、追加のモノポール発生源(イン デックスM)と、その位相差φMと、の関係を次のように示す: 例えば、カーディオイド特性はL=0.1λ、cW=L0,RM=0.935 5ej πであり得るが、一方、結果生じる音圧レベルはスティック放射器の音圧 より23.8dB低い。周囲空気の音響速度より高い波動速度の場合は、スティ ッ ク放射器の最大放射(主ローブ)は0度方向には放射しないが、いわゆる、波動 間軸に対して「マッハ」角度θMaの方向には次式のように放射する: (国際出願日における明細書31頁と32頁の差替え:請求項7から29) 7.変成器素子が、導波路に沿って実質的に連続的に配置されている、請求項 1に記載のエミッタ。 8.変成器素子が、導波路に沿って分離した点に不連続的に配置されている、 請求項1に記載のエミッタ。 9.導波路に対する変成器素子の配置構成が、優勢音響放射としての単極出力 のための構造となっている、請求項1に記載のエミッタ。 10.変成器素子のうちの少なくとも1つが、導波路に対し物理的に可動な構 造を備えている、請求項1に記載のエミッタ。 11.変成器素子のうちの少なくとも1つが、導波路に対し位置的に固定され ている、請求項1に記載のエミッタ。 12.変成器素子が、導波路と変成器素子の相対運動を提供する構造により、 機械エネルギーの音響出力への変換を幾分進展させる、請求項1に記載のエミッ タ。 13.変成器素子が、結合された導波路の変位の振幅及び位相を、それらの方 向を変えるためのレベル機構を含む、請求項1に記載のエミッタ。 14.相対運動が、変成器素子のうちの少なくとも1つの物理的運動を発生さ せる構造により成就される、請求項12に記載のエミッタ。 15.導波路が、1つのばね手段により夫々分離された一連の質量を備えてい る、請求項1に記載のエミッタ。 16.変成器の音響出力が、励振器により直接生成された機械エネルギーに関 する二次エネルギーを含む、請求項1に記載のエミッタ。 17.導波路が、変成器素子により伝播される二次エネルギーの発生の割合を 制御するための構造を含む、請求項16に記載のエミッタ。 18.変成器の音響出力が、導波路中で進展させられる機械エネルギーとは独 立的に誘導される三次エネルギーからなる、請求項1に記載のエミッタ。 19.導波路と変成器素子とが、固定された関係で結合されている、請求項1 に記載のエミッタ。 20.導波路が、周囲環境条件により制御される局所インピーダンスを持った 構造を含む、請求項1に記載のエミッタ。 21.導波路及び結合された変成器素子が、次の関係、即ち、 準均質又は均質導波路構造に対しては、 準分節又は分節導波路構造に対しては、 の関係に応じて、導波路の局所変位を変成器素子の局所体積加速に変換するため の機械的手段を含む、請求項1に記載のエミッタ。 22.機械的手段が、機械的表面、機械的網状組織、気圧アクチュエータ及び 水圧アクチュエータ、機械的容積及び密閉容積からなる群より選ばれる、請求項 1に記載のエミッタ。 23.変成器素子を包囲して、音響出力の流体力学的短絡を防止すると共に、 エミッタに対する構造的保護を提供する物理的な囲いを更に備える、請求項1に 記載のエミッタ。 24.変成器素子が、気体ばね、圧縮性高分子材料、可撓性隔壁、管、機械的 スプリング、隔壁の圧縮性配列、捻り棒、曲げバー、質量、剛板、ウィング、ホ ーン、細穴明き配列、液体体積、及び、空洞の線形配列からなる群より選ばれる 、請求項1に記載のエミッタ。 25.変成器素子が、単極と双極の音響放射出力の組み合わせを進展させるべ く形作られている、請求項1に記載のエミッタ。 26.変成器素子が、カーディオイド音響放射出力を進展させるべく形作られ ている、請求項1に記載のエミッタ。 27.励振器が、電気力学的アクチュエータ、電気変換器、機械エミッタ、気 圧エミッタ、熱エミッタ、及び、水圧エミッタからなる群より選ばれる、請求項 1に記載のエミッタ。 28.導波路に沿って置かれた複数の励振器を更に備える、請求項1に記載の エミッタ。 29.導波路の相反する側の端に配置された少なくとも2つの励振器を備える 、請求項1に記載のエミッタ。 (国際出願日における明細書34頁から36頁の差替え:請求項44から61: 請求項62、63は新たに追加) 44.導波路が、複素弾性率を持った可撓性物質から構成されている、請求項 1に記載のエミッタ。 45.導波路が、可動隔壁、カムシャフト、歯車駆動、チェーン駆動、回転駆 動機構、回転子−固定子装置、ワイヤ、バンド、パイプ、バー、管、隣接する質 量およびスプリング、質量とスプリング性質を備えた要素、スリット・スプリン グ、及び、膨張室からなる群より選ばれた構造を備える、請求項1に記載のエミ ッタ。 46.導波路が、均質構造、準均質構造、分節構造、及び、準分節構造からな る群より選ばれた構造を備える、請求項1に記載のエミッタ。 47.変成器が、均質構造、準均質構造、分節構造、及び、準分節構造からな る群より選ばれた構造を備える、請求項1に記載のエミッタ。 48.導波路、及び、その導波路と組み合わされた変成器素子が、均質構造、 準均質構造、分節構造、及び、準分節構造からなる群より選ばれた構造を形成す る、請求項1に記載のエミッタ。 49.インピーダンス終端のための手段が、ブロックアブソーバー、ホーン、 摩擦ダンパー、粘性ダンパー、振動アブソーバー、及び、如何なる所望のインピ ーダンスにも適合し得る励振器からなる群より選ばれた構造を備える、請求項1 に記載のエミッタ。 50.インピーダンス終端手段が、インピーダンス終端のための手段と導波路 との間に結合されたアダプタに結合されている、請求項に記載のエミッタ。 51.インピーダンス終端手段が、インピーダンス終端のための手段と導波路 との間に結合された第2のアダプタに結合されている、請求項35に記載のエミ ッタ。 52.エミッタのスペクトル指向特性を調整するための手段を更に含む、請求 項1に記載のエミッタ。 53.エミッタが、少なくとも部分的にダクト内に配置されて、そのダクトに より包囲されている、請求項1に記載のエミッタ。 54.エミッタの音響特性を調整するために、ダクトに対しエミッタを変位さ せるための構造を更に備える、請求項53に記載のエミッタ。 55.音響出力の強化のために、エミッタの直ぐ近くに配置された少なくとも 1つのヘルムホルツ共鳴器を更に備える、請求項1に記載のエミッタ。 56.少なくとも1つの追加の、請求項1に記載されたエミッタを更に備え、 それらのエミッタが、音響出力の強化のための協同動作を可能とすべく近接して 配置されている、請求項1に記載のエミッタ。 57.それらのエミッタが3次元配列を備えている、請求項54に記載のエミ ッタ。 58.音響出力の一部としてのステレオ出力を進展させるために、夫々のエミ ッタの励振器に接続された音源を更に備える、請求項54に記載のエミッタ。 59.機械エネルギーの双方向伝播を可能にするヤヌス配置構成の一部として 配置された第2の励振器を更に備える、請求項1に記載のエミッタ。 60.同相且つ指向性音響エネルギーを発するための方法であって、前記方法 が、 励振器部材により生成され且つその励振器部材から受け取った機械的波動のた めの移送媒体を提供する形状に形作られ且つ物質からなる先細導波路を選択する 工程; その導波路内で機械的波動を伝播させる工程; その導波路に沿って配置された複数の変成器素子であって、各々の変成器素子 が、その導波路に機械的に結合されると共に、(i)音響学的形状、(ii)材料 組成、又は、(iii)組み合わされた音響学的形状と材料組成、における相違の 故に、その導波路の構造と区別し得る構造を有しており、各々の変成器素子が、 その導波路から受け取った機械的波動を周囲媒体中への音響出力に変換すべく形 作られた音響学的形状を有しており、変成器素子の少なくとも1つが、単極音響 放射を発するためにその導波路と組み合わされて形作られている、複数の変成器 素子を通して機械的波動を処理する工程;及び、 その導波路に沿って伝播される前進波の反射を最小にして、その導波路を用い て伝播される機械エネルギーの打ち消しを避ける工程;及び、 変成器素子による機械エネルギーの変換に基づいて、その導波路から音響エネ ルギーを発する工程: を備える方法。 61.周囲環境における且つ指向性音響エネルギーを検出するための先細音響 検出装置であって、前記装置が、 機械的波動伝播を電圧に変換することができる検出器部材と; その導波路内で受け取られた音響エネルギーのための移送媒体を提供する形状 に形作られ且つ物質からなる先細導波路; 第1の端において検出器部材に結合され、第2の端において導波路に結合され たアダプタであって、物質からなり、且つ、検出器部材への、及び、導波路から の機械的波動の有効な移送を提供する形状に形作られたアダプタ; その導波路に沿って配置された複数の変成器素子であって、各々の変成器素子 が、その導波路に機械的に結合されると共に、(i)音響学的形状、(ii)材料 組成、又は、(iii)組み合わされた音響学的形状と材料組成、における相違の 故に、その導波路の構造と区別し得る構造を有しており、各々の変成器素子が、 周囲環境ガイドから受け取った音響エネルギーを、導波路内での伝播のための機 械エネルギーに変換すべく形作られた音響学的形状を有する、変成器素子;及び 、 導波路内での伝播エネルギーの反射を最小にするために、導波路に結合された インピーダンス終端; を備える装置。 62.双方向伝搬用の両端に励振を有するジャナス構成におけるたて型ライン の導波管の要素を整列する段階をさらに含む、請求項60に記載の方法。 63.トランスフォーマ要素は、スプリング手段によりそれぞれ分離される一 連の質量を含む、請求項1に記載のエミッタ。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.同相且つ指向性音響エネルギーを発するための先細音響エミッタであって 、前記装置が、 機械的波動伝播源を有する励振器部材; その励振器部材に結合された導波路であって、その励振器部材により生成され 且つその励振器部材から受け取った機械的波動のための移送媒体を提供する形状 に形作られた物質からなる先細導波路; その導波路に沿って配置された複数の変成器素子であって、各々の変成器素子 が、その導波路に機械的に結合されると共に、(i)音響学的形状、(ii)材料 組成、(iii)構造的配向、(iv)3次元複素インピーダンス、又は、(iv)組 み合わされた音響学的形状、材料組成、構造的配向、3次元複素インピーダンス の如何なる組み合わせ、における相違の故に、その導波路の構造と区別し得る構 造を有しており、各々の変成器素子が、その導波路から受け取った機械的波動を 周囲媒体中への音響出力に変換すべく形作られた音響学的形状を有しており、変 成器素子の少なくとも1つが、単極音響放射を発するためにその導波路と組み合 わされて形作られている、変成器素子;及び、 その導波路に沿って伝播される前進波の反射を最小にするために、その導波路 に音響学的に結合されたインピーダンス終端のための手段; を備えるエミッタ。 2.変成器素子が、結合された導波路の動きから移された動きに関して複合し た態様で動く構造を含む少なくとも1つのスペクトル複合動作変成器を含む、請 求項1に記載のエミッタ。 3.変成器素子が、導波路と変成器素子の組み合わせ内部の機械エネルギーの 減衰を進展させるための構造を含む少なくとも1つのスペクトル変成器を含む、 請求項1に記載のエミッタ。 4.変成器素子が、導波路と変成器素子の組み合わせ内部の機械エネルギーの 蓄積を進展させるための構造を含む少なくとも1つのスペクトル変成器を含む、 請求項1に記載のエミッタ。 5.導波路及び変成器素子内部の機械エネルギーが、複合周波数と関連するス ペクトル波速度として具体化している、請求項1に記載のエミッタ。 6.変成器素子が、導波路の少なくとも1つの切片に沿って連続的に配置され ている、請求項1に記載のエミッタ。 7.変成器素子が、導波路に沿って実質的に連続的に配置されている、請求項 1に記載のエミッタ。 8.変成器素子が、導波路に沿って分離した点に不連続的に配置されている、 請求項1に記載のエミッタ。 9.導波路に対する変成器素子の配置構成が、優勢音響放射としての単極出力 のための構造となっている、請求項1に記載のエミッタ。 10.変成器素子のうちの少なくとも1つが、導波路に対し物理的に可動な構 造を備えている、請求項1に記載のエミッタ。 11.変成器素子のうちの少なくとも1つが、導波路に対し位置的に固定され ている、請求項1に記載のエミッタ。 12.変成器素子が、導波路と変成器素子の相対運動を提供する構造により、 機械エネルギーの音響出力への変換を幾分進展させる、請求項1に記載のエミッ タ。 13.変成器素子が、結合された導波路の変位の振幅及び位相を、それらの方 向を変えて転換させるためのレベル機構を含む、請求項1に記載のエミッタ。 14.相対運動が、変成器素子のうちの少なくとも1つの物理的運動を発生さ せる構造により成就される、請求項12に記載のエミッタ。 15.導波路と変成器素子が、1つのばね手段により夫々分離された一連の質 量を備えている、請求項1に記載のエミッタ。 16.変成器の音響出力が、励振器により直接生成された機械エネルギーに対 し時間的に遅れた二次エネルギーを含む、請求項1に記載のエミッタ。 17.導波路が、変成器素子により伝播される二次エネルギーの発生の割合を 制御するための構造を含む、請求項16に記載のエミッタ。 18.変成器の音響出力が、導波路中で進展させられる機械エネルギーとは独 立的に誘導される三次エネルギーからなる、請求項1に記載のエミッタ。 19.導波路と変成器素子とが、固定された関係で結合されている、請求項1 に記載のエミッタ。 20.導波路が、周囲環境条件により制御される局所インピーダンスを持った 構造を含む、請求項1に記載のエミッタ。 21.導波路及び結合された変成器素子が、次の関係、即ち、 準均質又は均質導波路構造に対しては、 準分節又は分節導波路構造に対しては、 の関係に応じて、導波路の局所変位を変成器素子の局所体積加速に変換するため の機械的手段を含む、請求項1に記載のエミッタ。 22.機械的手段が、機械的表面、機械的網状組織、気圧アクチュエータ及び 水圧アクチュエータ、機械的容積及び密閉容積からなる群より選ばれる、請求項 1に記載のエミッタ。 23.変成器素子を包囲して、音響出力の流体力学的短絡を防止すると共に、 エミッタに対する構造的保護を提供する物理的な囲いを更に備える、請求項1に 記載のエミッタ。 24.変成器素子が、気体ばね、圧縮性高分子材料、可撓性隔壁、管、機械ば ね、隔壁の圧縮性配列、捻り棒、細穴明き配列、液体体積、及び、空洞の線形配 列からなる群より選ばれる、請求項1に記載のエミッタ。 25.変成器素子が、単極と双極の音響放射出力の組み合わせを進展させるべ く形作られている、請求項1に記載のエミッタ。 26.変成器素子が、カーディオイド音響放射出力を進展させるべく形作られ ている、請求項1に記載のエミッタ。 27.励振器が、電気力学的アクチュエータ、電気変換器、機械エミッタ、気 圧エミッタ、熱エミッタ、及び、水圧エミッタからなる群より選ばれる、請求項 1に記載のエミッタ。 28.導波路に沿って置かれた複数の励振器を更に備える、請求項1に記載の エミッタ。 29.導波路の相反する側の端に配置された少なくとも2つの励振器を備える 、請求項1に記載のエミッタ。 30.導波路内を伝播される分極された振動を進展させるために、導波路に沿 った中間位置に配置された追加の励振器を更に備える、請求項1に記載のエミッ タ。 31.励振器が、導波路内の局所インピーダンスを調整するための手段を含む 、請求項1に記載のエミッタ。 32.励振器が、導波路内の局所波速を調整するための手段を含む、請求項1 に記載のエミッタ。 33.導波路内の局所インピーダンスを調整するための手段が、局所変位の前 進又は後進ループを備える、請求項1に記載のエミッタ。 34.励振器が、導波路又は変成器素子の周波数応答における変動を補償すべ く入力信号に先行歪みを与える手段を含む、請求項1に記載のエミッタ。 35.第1の端において励振器部材に結合され、第2の端において導波路に結 合されたアダプタを更に備え、前記アダプタが、物質からなり、且つ、励振器部 材から受け取って導波路内へ送る機械的波動の有効な移送を提供する形状に形作 られている、請求項1に記載のエミッタ。 36.アダプタが、ホーン、気圧構造、水圧構造、減衰された構造、及び、機 械的構造からなる群より選ばれた、少なくとも1つのインピーダンス変成手段を 含む、請求項35に記載のエミッタ。 37.アダプタが、導波路の少なくとも一部からなる、請求項35に記載のエ ミッタ。 38.アダプタが、機械エネルギーを、少なくとも2つの異なる方向に分配す る手段を含む、請求項35に記載のエミッタ。 39.アダプタが、エミッタを所望の位置に安定させるための支持装置への取 り付けを可能にする支持構造を含む、請求項35に記載のエミッタ。 40.アダプタが、導波路と変成器素子の少なくとも一方の中に流体を導く手 段を含む、請求項35に記載のエミッタ。 41.導波路が、低域通過、高域通過、帯域通過、全域通過、及び、減衰特性 を持ったフィルターからなる群より選ばれたフィルター手段によって局所スペク トル波を制御するためのスペクトル構造を含む、請求項1に記載のエミッタ。 42.導波路が、複数の導波路に結合されている、請求項1に記載のエミッタ 。 43.導波路が、導波路の相対する端間の距離を超える導波路長を持った湾曲 した形状に成形されている、請求項1に記載のエミッタ。 44.導波路が、複素弾性率を持った可撓性物質から構成されている、請求項 1に記載のエミッタ。 45.導波路が、可動隔壁、カムシャフト、歯車駆動、チェーン駆動、回転駆 動機構、回転子−固定子装置、ワイヤ、バンド、パイプ、バー、スリットばね、 及び、膨張室からなる群より選ばれた構造を備える、請求項1に記載のエミッタ 。 46.導波路が、均質構造、準均質構造、分節構造、及び、準分節構造からな る群より選ばれた構造を備える、請求項1に記載のエミッタ。 47.変成器が、均質構造、準均質構造、分節構造、及び、準分節構造からな る群より選ばれた構造を備える、請求項1に記載のエミッタ。 48.導波路、及び、その導波路と組み合わされた変成器素子が、均質構造、 準均質構造、分節構造、及び、準分節構造からなる群より選ばれた構造を形成す る、請求項1に記載のエミッタ。 49.インピーダンス終端のための手段が、ブロックアブソーバー、ホーン、 摩擦ダンパー、粘性ダンパー、振動アブソーバー、及び、如何なる所望のインピ ーダンスにも適合し得る励振器からなる群より選ばれた構造を備える、請求項1 に記載のエミッタ。 50.インピーダンス終端手段が、インピーダンス終端のための手段と導波路 との間に結合されたアダプタに結合されている、請求項に記載のエミッタ。 51.インピーダンス終端手段が、インピーダンス終端のための手段と導波路 との間に結合された第2のアダプタに結合されている、請求項35に記載のエミ ッタ。 52.エミッタのスペクトル指向特性を調整するための手段を更に含む、請求 項1に記載のエミッタ。 53.エミッタが、少なくとも部分的にダクト内に配置されて、そのダクトに より包囲されている、請求項1に記載のエミッタ。 54.エミッタの音響特性を調整するために、ダクトに対しエミッタを変位さ せるための構造を更に備える、請求項53に記載のエミッタ。 55.音響出力の強化のために、エミッタの直ぐ近くに配置された少なくとも 1つのヘルムホルツ共鳴器を更に備える、請求項1に記載のエミッタ。 56.少なくとも1つの追加の、請求項1に記載されたエミッタを更に備え、 それらのエミッタが、音響出力の強化のための協同動作を可能とすべく近接して 配置されている、請求項1に記載のエミッタ。 57.それらのエミッタが3次元配列を備えている、請求項54に記載のエミ ッタ。 58.音響出力の一部としてのステレオ出力を進展させるために、夫々のエミ ッタの励振器に接続された音源を更に備える、請求項54に記載のエミッタ。 59.機械エネルギーの双方向伝播を可能にするヤヌス配置構成の一部として 配置された第2の励振器を更に備える、請求項1に記載のエミッタ。 60.同相且つ指向性音響エネルギーを発するための方法であって、前記方法 が、 励振器部材により生成され且つその励振器部材から受け取った機械的波動のた めの移送媒体を提供する形状に形作られ且つ物質からなる先細導波路を選択する 工程; その導波路内で機械的波動を伝播させる工程; その導波路に沿って配置された複数の変成器素子であって、各々の変成器素子 が、その導波路に機械的に結合されると共に、(i)音響学的形状、(ii)材料 組成、又は、(iii)組み合わされた音響学的形状と材料組成、における相違の 故に、その導波路の構造と区別し得る構造を有しており、各々の変成器素子が、 その導波路から受け取った機械的波動を周囲媒体中への音響出力に変換すべく形 作られた音響学的形状を有しており、変成器素子の少なくとも1つが、単極音響 放射を発するためにその導波路と組み合わされて形作られている、複数の変成器 素子を通して機械的波動を処理する工程;及び、 その導波路に沿って伝播される前進波の反射を最小にして、その導波路を用い て伝播される機械エネルギーの打ち消しを避ける工程;及び、 変成器素子による機械エネルギーの変換に基づいて、その導波路から音響エネ ルギーを発する工程; を備える方法。 61.周囲環境における且つ指向性音響エネルギーを検出するための先細音響 検出装置であって、前記装置が、 機械的波動伝播を電圧に変換することができる検出器部材と; その導波路内で受け取られた音響エネルギーのための移送媒体を提供する形状 に形作られ且つ物質からなる先細導波路; 第1の端において検出器部材に結合され、第2の端において導波路に結合され たアダプタであって、物質からなり、且つ、検出器部材への、及び、導波路から の機械的波動の有効な移送を提供する形状に形作られたアダプタ; その導波路に沿って配置された複数の変成器素子であって、各々の変成器素子 が、その導波路に機械的に結合されると共に、(i)音響学的形状、(ii)材料 組成、又は、(iii)組み合わされた音響学的形状と材料組成、における相違の 故に、その導波路の構造と区別し得る構造を有しており、各々の変成器素子が、 周囲環境ガイドから受け取った音響エネルギーを、導波路内での伝播のための機 械エネルギーに変換すべく形作られた音響学的形状を有する、変成器素子;及び 、 導波路内での伝播エネルギーの反射を最小にするために、導波路に結合された インピーダンス終端; を備える装置。
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