JP2001506337A - 磁気流体力学的推進手段のためのイオンビーム集中化装置および該装置を装着した磁気流体力学的推進手段 - Google Patents

磁気流体力学的推進手段のためのイオンビーム集中化装置および該装置を装着した磁気流体力学的推進手段

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JP2001506337A JP51014998A JP51014998A JP2001506337A JP 2001506337 A JP2001506337 A JP 2001506337A JP 51014998 A JP51014998 A JP 51014998A JP 51014998 A JP51014998 A JP 51014998A JP 2001506337 A JP2001506337 A JP 2001506337A
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アレクセエビチ ラティシェフ,レオニド
ミアリコビチ ヤクボフ,アクメット
ベクスルタノービチ ヤコウポフ,アイデル
アナトリービチ カルトフ,セルゲイ
バレンティアン,ドミニク
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ソシエテ ナシオナル デチュード エ ドゥ コンストリュクシオン ドゥ モター ダビアシオン“エスエヌウセエムア”
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Abstract

(57)【要約】 閉電子ドリフトを有するプラズマスラスタのためのイオンビーム集中化装置であって、該装置は:a)両端部が開口しかつプラズマスラスタの排出口平面の下流に位置するように設計された本質的に円錐台のフレア状磁極部品(63)であって、前記プラズマスラスタは環状のイオン化および加速チャンネル(1)と前記環状チャンネル(1)の両側に配置され該環状チャンネル(1)の軸に垂直な排出口平面(14)中に本質的に放射状の磁場を形成するための周辺および中心磁極部品(3、4)を備えるもの;およびb)前記フレア状の磁極部品(63)の下流端部を前記周辺磁極部品(3)に接続する付加的周辺磁気回路(60;80)であって、前記フレア状の磁極部品(63)は前記付加的周辺磁気回路(60;80)と前記周辺および中心磁極部品(3、4)と協同して前記環状チャンネル(1)の下流の磁場の形状を限定するものであり、この限定は、予め決められた頂点の角度が前記フレア状磁極部品(63)の頂点の角度によって定義される本質的に円錐状の領域内にイオンビームが留まるようにさせるものである、前記付加的周辺磁気回路;を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】 磁気流体力学的推進手段のためのイオンビーム集中化装置および該装置を装着し た磁気流体力学的推進手段 技術分野 本発明は、特に宇宙での推進に応用される電子−イオンプラズマスラスタおよ び地上でのその工業的製造方法に関し、更に特定すると固定プラズマスラスタ(s tationary plasma thruster)(SPT)、ホール効果スラスタ、または陽極層スラス タ(ALT)として周知の閉電子ドリフトタイプのプラズマスラスタに関する。 背景技術 閉電子ドリフトタイプのスラスタまたは固定プラズマタイプのスラスタは、特 に、1974年出版のL.H.ARTSIMOVITCH et al.による、固定プラズマスラスタ (SPT)開発プログラムおよび"METEOR"衛星上でのテストに関する記事によって、 既に周知である。このスラスタは、イオン化と加速とが分離されておらず、しか も加速ゾーンが同じ数のイオンと電子を含みそれによっていかなる空間電荷現象 をも排除することを可能としている点で、他の範疇のイオンスラスタと異なって いる。 L.H.ARTSIMOVITCH et al.による上述の記事中に提案された閉電子ドリフトス ラスタを、図6を参照して以下に説明する。 絶縁性材料の部品2によって範囲が限定される環状チャンネル1は、絶縁性材 料部品2の外部および内部にそれぞれ配置された外側環状磁極部品3と内側環状 磁極部品4、スラスタの上流端部に配置された磁気ヨーク12、およびチャンネ ル1の全長に広がりかつ磁 気コア10の回りに直列に接続され外側磁極部品3をヨーク12に接続する電磁 コイル11とを備える電磁石内に配置されている。接地された中空陰極7はキセ ノンの供給装置17に接続され、チャンネル1の下流側排出口の前でプラズマ雲 を形成する。例えば300Vの電源の正端子に接続された環状陽極5は、環状チ ャンネル1の閉鎖された上流部分に配置される。熱および電子の絶縁体8と共に 動作するキセノン注入チューブ6は、環状陽極5の直近に配置された環状分配チ ャンネル9中に開口している。 イオン化および中性化電子は、中空陰極7から生じる。イオン化電子は、陽極 5と陰極7から生じるプラズマ雲との間で得られる電界によって絶縁性環状チャ ンネル1内に引きつけられる。 電界Eと、コイル11によって形成される磁界Bの効果によって、イオン化電 子は、電界をチャンネル内に保持するために適した、方位角ドリフト軌道上を移 動する。 イオン化電子は次に、絶縁性チャンネル内の閉軌道に沿ってドリフトし、これ がこのスラスタが“閉電子ドリフトスラスタ”と呼ばれる所以である。 電子のドリフト的な動きは電子が中性原子と衝突する確率を増加し、この現象 によって(この場合はキセノンの)イオンが形成される。 磁場は、部品3および4の形状によって範囲が限定される。磁力線13は、ス ラスタの排出口平面14において本質的に放射状である。 閉電子ドリフトスラスタはこの様にして、プラズマ中のイオン加速を利用する 。イオンは全てが同じエネルギーを有してるとは限らない。一次の近似として、 イオンビームは2個の成分を有している ・加速チャンネル1の上流のイオン化領域から生じる比較的狭い高エネルギー 成分;および ・加速チャンネル1の排出口から現れスラスタの排出口平面14の直接下流に 位置する容積中に広がる高発散低エネルギー成分。 図8aおよび8bは、300Vの放電電圧Vcaで動作するイオンスラスタに対 して、エネルギーの関数としてイオン電流がどの様に分布するかを示している。 図8aは、スラスタ軸に対する角度0°、7°30’、15°、22°30’ 、30°、および37°30’のそれぞれに対応する6個の曲線を示している。 イオン電流が270eVに対応してピークを有していること、およびスラスタ軸 に対する角度が増加するにつれて急速に減少する大きさを有していることが理解 される。この主ピークは一次のイオンに基づいている。スラスタの排出口平面で 形成される二次イオンは、20eVから30eVの範囲のエネルギーに相当する 二次のピークを形成する。二次ピークの大きさは、スラスタ軸に対する発散角に 事実上関係しない。 図8bは、以下のそれぞれの角に相当する5個の曲線をより大きな規模で示し ている:37°30’、45°、52°30’、60°および67°30’。高 エネルギーイオンの密度は、装置の軸からの発散角が大きくなると急減に減少す ることが理解される。しかしながら、発散角67°30’に対して、100eV を越えるエネルギーにおいて、無視しえない割合のイオンが残存している。照射 された場合、これらのイオンは損傷を生じうる。 図9は、低エネルギーイオンと高エネルギーイオンの角分布を示し、更にこれ はビームの全体的な輪郭を与える。実線の曲線31は、30Vのコレクタにおい てスラスタ軸からの発散角の関数として測定されたイオン電流値を示し、点線の 曲線32は、50Vのコレ クタにおいて、スラスタ軸からの発散角の関数として同様に測定したイオン電流 値を示す。 図9において、0°に中心を有する密度ピーク33、34は、加速チャンネル 内に位置するイオンフロントから生じる高エネルギーイオンによるものであり、 一方低密度の広範囲分布は低エネルギーイオンに相当するものであることが理解 される。 図7は、図6を参照して説明される種類の従来の閉電子ドリフトスラスタの一 部分を示す。図7において、加速チャンネル1の排出口において、イオン速度ベ クトルの方向を示す矢印52が、イオン密度の分布を示す点線の曲線51と共に 示されている。加速チャンネル1の排出口において磁極部品3および4によって さらにコイル11および15によって形成される磁力線113が、イオン分布の 表示上に重畳して示されている。イオンの軌跡は磁力線に垂直であることが理解 される。排出口平面14の下流の加速チャンネル1の周辺に位置する点53およ び55におけるイオンの軌跡54および56はスラスタのZ軸に殆ど垂直である 。 等ポテンシャルに相当する磁力線によって支配されるイオンビームの低エネル ギーかつ高発散成分におけるイオンの軌跡は、このスラスタを装着した宇宙船の 表面上への高度な損傷効果を有する。 工業的応用において、特にイオンビーム噴霧器の備付けにおいて、境界が十分 に限定されていないビームを有すると言う事実によって問題を生じる。これは、 ビームが目標を越えて広がり、装置の容器壁に衝突し、その皮膜を汚染するため である。 発明の目的および要約 本発明は、上述の欠点を取り除き、イオンビームが、十分に範囲が限定された 輪郭とビームの周辺に位置する低エネルギーイオンの 襲撃を避けるように最適化されたイオン密度分布を有して、スラスタの排出口で 形成されることができる様にすることを目的としている。 これらの目的は: ・その下流側端部において開口を有する絶縁性材料の部品によって範囲が限定 される環状のイオン化および加速チャンネル; ・前記環状チャンネルの外側でかつその下流に配置された少なくとも1個の中 空陰極; ・前記環状チャンネルと同心円上にあり前記チャンネルの開口の上流でそれか ら離れて配置された環状陽極; ・前記中空陰極と前記環状陽極にそれぞれ結合された第1および第2のイオン 化可能ガスの供給手段;および ・前記環状チャンネル内に磁場を形成するための磁気回路であって、該磁気回 路は、複数の個別の磁場成形手段、ヨーク、前記環状チャンネルの軸方向の外側 に配置された周辺磁気回路、および周辺および中心磁極部品であって前記周辺磁 気回路および前記ヨークによって互いに接続されかつ前記環状チャンネルの両側 に配置されて前記環状チャンネルの軸に垂直な排出口平面中に本質的に放射状の 磁場を形成するもの、を備える磁気回路;を具備する閉電子ドリフトプラズマス ラスタであって、該スラスタは: ・両端が開口し、前記環状チャンネルの軸に共軸で、前記排出口平面から下流 に位置しかつ下流方向にフレア状に広がった、本質的に円錐台でフレア状の磁極 部品;および ・前記フレア状の磁極部品の前記下流側端部を前記補助チャンネルの外側に位 置する周辺磁極部品に接続する少なくとも1個の付加的周辺磁気回路であって、 前記フレア状の磁極部品は前記付加的周辺磁気回路および前記環状チャンネルの 両側に位置する前記磁極部 品と協同して前記環状チャンネルの下流の磁場の形状を限定するものであり、こ の限定は、頂点で測定された角度が前記フレア状の磁極部品の頂点の角度によっ て定義される本質的に円錐状の領域内にイオンビームが留まるようにさせるもの である、前記少なくとも1個の付加的周辺磁気回路;を更に備える事を特徴とす る、閉電子ドリフトプラズマスラスタ、によって達成される。 従って、本発明によれば、環状加速チャンネルの排出口におけるイオンビーム が、円錐の頂点における半角がフレア状の磁極の頂点における半角によって範囲 が限定される円錐内に留まるように強制される。なおこの円錐状のイオンビーム の頂点における半角がフレア状の磁極部品の半角に正確に等しいことは本質的で はない。 加速チャンネルの通常の排出口平面の下流に位置するフレア状磁極部品は、本 質的にこの排出口平面の下流の磁場を成形するように働き、それによってスラス タ外側の等ポテンシャル面およびイオン軌道を修正し、イオン軌道がより方向性 を有する様にし、更にイオンビームの近辺に位置する外壁の損傷の如何なる危険 性をも排除する。 周辺イオンの軌跡は本質的にフレア状磁極部品に対して切線的であるため、フ レア状の磁極部品はそれ自身イオンによる襲撃から保護されることが理解される 。 本質的に円錐台であるフレア状磁極部品の頂点における半角αは、30°〜6 0°の範囲にある。 本質的に円錐台のフレア状磁極部品の頂点における半角αは、約45°である 場合効果的である。 ある特定の実施例では、このフレア状磁極部品は、スラスタの軸に対して前記 部品によって形成された前記角度が、下流方向において排出口平面から離れるに 従って増加するように湾曲しており、そ の結果磁力線は累進的に広がって離れる。 効果的な特徴によれば、フレア状の磁極部品は、前記部品の表面の放射性を増 し、電気的絶縁性を提供し、または環状チャンネルとフレア状磁極部品間の汚染 に対する保護を提供するために、皮膜によってカバーされている。 この皮膜は、環状チャンネルを限定する部品と同じ材料によって形成され、少 なくとも1個の以下の材料:アルミニウム、窒化臭素、シリカ、窒化アルミニウ ム、窒化シリコン、Al2O3-TiO2およびTiNによって構成されている。 考えうる実施例では、付加的な周辺磁気回路は単一の強磁性体リングによって 構成される。 更に特定すると、中空陰極は、フレア状の磁極部品内に形成された穴の中に組 み込まれ、極在する磁場に面する強磁性体の保護スクリーンを装備している。 この付加的周辺磁気回路は更に強磁性体のバーを有していても良い。 この場合、特に効果的な実施例では、前記強磁性体バーは軟鉄で形成され、捲 線方向が、付加的周辺磁気回路において形成される磁気フラックスが環状チャン ネルの軸方向の外側に配置された前記周辺磁気回路中で形成される磁気フラック スの方向と反対の方向である、コイルによって取り囲まれている。 本発明は、更に、閉電子ドリフトを有するプラズマスラスタのためのイオンビ ーム集中化装置を提供するものであり、該装置は: a)両端部が開口しかつプラズマスラスタの排出口平面の下流に位置するよう に設計された本質的に円錐台のフレア状磁極部品であって、前記プラズマスラス タは環状のイオン化および加速チャンネルと前記環状チャンネルの両側に配置さ れ該環状チャンネルの軸に 垂直な排出口平面中に本質的に放射状の磁場を形成するための周辺および中心磁 極部品を備えるもの;および b)前記フレア状の磁極部品の下流端部を前記周辺磁極部品に接続する付加的 周辺磁気回路であって、該フレア状の磁極部品は前記付加的周辺磁気回路と前記 周辺および中心磁極部品と協同して前記環状チャンネルの下流の磁場の形状を限 定するものであり、この限定は、予め決められた頂点の角度が前記フレア状磁極 部品の頂点の角度によって定義される本質的に円錐状の領域内にイオンビームが 留まるようにさせるものである、前記付加的周辺磁気回路;を備えることを特徴 とする。 図面の簡単な説明 本発明のその他の特徴および効果は、非限定的な例として与えられる、添付の 図面を参照した以下の特定の実施例から明らかである。 図1は、本発明の第1の特定実施例を構成するビーム成形装置を備えた閉電子 ドリフトプラズマスラスタの一部分の軸方向断面図; 図2は、本発明の第2の特定実施例を構成するビーム成形装置を備えた閉電子 ドリフトプラズマスラスタの全体の軸方向断面図; 図3は、中空陰極を組み込んだ本発明のビーム成形装置を備える閉電子ドリフ トプラズマスラスタの一部分の軸方向断面図; 図4は、閉電子ドリフトプラズマスラスタに応用される本発明の変形実施例の ビーム成形装置を示す軸方向の断面図; 図5は、標準のプラズマスラスタおよび本発明のビーム成形装置を備えた2個 の異なる実施例のプラズマスラスタに対する、イオンビーム輪郭の比較棒グラフ ; 図6は、従来の実施例にかかる閉電子ドリフトプラズマスラスタ を示す軸方向断面図; 図7は、従来の閉電子ドリフトプラズマスラスタの一部分を通る軸方向断面図 であり、加速チャンネルの外側で磁力線に重畳されたイオン密度分布を示すもの ; 図8aおよび8bは、従来のプラズマスラスタにおけるスラスタ軸に対して種 々の方向のエネルギーの関数としてイオン電流分布を示す曲線を描いたグラフ; および 図9は、異なる電圧を有する2個のコレクタに対して、従来のプラズマスラス タの排出口におけるイオンビームの全体の輪郭を示す。 実施例の詳細な説明 図1は図7と類似する図であり、閉電子ドリフトプラズマスラスタの排出口平 面14の下流に配置されたイオンビーム成形手段の、本発明による一実施例を示 す。 図1には、絶縁性材料の部品2によって限定されかつ点線によって示される環 状加速チャンネル1の下流部分と、チャンネル1中に磁場を形成するための主磁 気回路の下流部分が示されている。主磁気回路は、中心磁極部品4と周辺環状磁 極部品3を備えており、これらは排出口平面14の近くに、周辺磁気回路10、 周辺電磁コイル11および中心磁極部品4と共に動作する電磁コイル、および図 1には示されていないが図6のヨーク12と類似のヨークと共に配置されている 。図1のこれらの構成要素1〜4、10、11および15は図7の従来例におけ る対応する構成要素と同じような方法で形成することができる。 同様に、従来の方法で、例えば図6に示す種類の実施例において、しかしなが ら同じである必要はないが、図1の閉電子ドリフトプ ラズマスラスタは、環状チャンネル1と同心円上にありかつチャンネル1の排出 口からある距離だけ上流に配置された環状陽極5と、この環状陽極5と関連し、 例えばキセノンを供給するためのイオン化ガス供給手段とを備えている。この発 明のプラズマスラスタは、更にチャンネル1の外側で、その下流に配置されかつ キセノンのようなイオン化ガスを供給するための手段17に結合された中空陰極 7(図1には示されていないが、図2において見ることができる)を備えている 。 主磁気回路は磁場を形成し、その磁力線13はスラスタの軸に垂直な排出口平 面14において本質的に放射状である。この発明によるプラズマスラスタへの変 更は、環状チャンネル1内の磁力線13の形状を変更しないことに気付くことは 重要である。このチャンネル1内の磁力線13は、図7に示す従来のスラスタの 場合と図1に示す本発明のスラスタの場合の両方において、同じである。反対に 、排出口平面14の下流の磁力線113aは、図7の磁力線113に比べて、大 きく変更されている。 図1のプラズマスラスタは、付加的周辺磁気回路60を装備している。この磁 気回路60は環状チャンネル1の外側に位置する周辺磁極部品3を本質的に円錐 台であるフレア状磁極部品63に接続する。この磁極部品63は、その両端部が 開口しており、環状チャンネル1の軸と共軸であり、排出口平面14の下流に位 置し更に下流方向にフレア状に広がっている。 円錐台である磁極部品63は、付加的周辺磁気回路60とチャンネル1の両側 に位置する磁極部品3および4と協同して、環状チャンネル1の下流の磁場の形 状を限定する。 更に特定すると、本質的に円錐台である磁極部品63は、その頂点において半 角αを有することが可能である。この角αは、30° から60°の範囲内にあり、更に例えば約45°に等しい。 付加的磁極部品63は、バー60によって、その排出口平面14を経由して磁 気回路10、3に接続されていても良い。これらのバー60は、単純な強磁性体 によって構成され、何ら磁気的に活性な要素(例えば永久磁石、電磁コイル)を 、磁極部品63または付加的周辺磁気回路を構成するバー60に付加しなくても 良い。 しかしながら、磁気的に活性な要素を付加的周辺磁気回路に組み込む事が好ま しい。従って、バー60を、永久磁石で構成することが可能である。 効果的な実施例では、バー60は軟鉄で形成され、図1に示すように、これら はコイル61によって周囲を囲まれている。このコイル61は、付加的周辺磁気 回路中に形成された磁気フラックスが、スラスタ軸に平行な環状チャンネル1の 外側に配置された周辺磁気回路10中に形成される磁気フラックスとは反対の方 向に向かう様に、巻き付けられている。 図2は、本発明の他の実施例を示し、この実施例では付加的周辺磁気回路8は 一個の強磁性体リングによって構成されている。 更に特定すると、図2は、本質的に円錐台である磁極部品63と付加的周辺磁 気回路80を含む構造体が、環状チャンネル1の外側に位置する周辺磁極に例え ばボルトによってまたは溶接によって固定された一個の部品によって、構成され る実施例を示している。 円錐台である磁極部品63、バー60、または強磁性リング80は、電気的に 絶縁されたフェライトで形成されていても良い。 図3の実施例において示される様に、本発明の閉電子ドリフトプラズマスラス タにおいて、中空陰極7は、フレア状の磁極部品63中に形成された穴163中 に組み込まれても良い。この場合、中空陰極7は、局部的な磁場に面する保護強 磁性スクリーン164を備 えている。この保護強磁性スクリーン164は点火用電極72の回りに配置され ていても良く、この点火用電極72はそれ自身でイオン化ガスが供給される中空 陰極7の本体71を取り囲んでいる。点火用電極72とチューブ164はこのよ うにして共に、本体71のための熱保護スクリーンを形成するのに貢献する。中 空陰極7は磁極部品3および63上にフランジ73によって取り付けられても良 い。陰極7の軸は、局部的な磁力線に対して適当に平行である。 スラスタの発散部分を形成する磁極部品63は、幾つかの機能を実行すること が可能な皮膜263(図3)によってカバーされていても良い。この様に、皮膜 263は、その部分の放射率を向上して、放射フラックスを増加し、さらにその 結果スラスタの動作温度を低下させる。 皮膜263は同時に電気的な絶縁を提供する。 最後に、皮膜263は環状チャンネル1とフレア形状の磁極部品63間の汚染 に対する保護を提供することができる。 単層皮膜は、3つの全ての目的を満足することができる。皮膜263はまた、 スラスタの側面上に形成された皮膜263bによって、延長される(図3)。 皮膜263、263bは、環状チャンネル1を限定する材料と同じ材料で形成 しても良い。 一例として、皮膜263、263bは、以下の材料の内の1個っまたはそれら の組み合わせによって形成することができる:アルミニウム、窒化臭素、シリカ 、窒化アルミニウム、窒化シリコン、Al2O3-TiO2およびTiN。 図4は、付加的磁極部品63が正確に円錐台ではなく、むしろトランペットの ような形のフレア形状である、本発明の変形実施例を示す。このフレア状の磁極 部品63は曲率363を有し、それによ って前記部品によって形成されるスラスタの軸に対する角度が、排出口平面14 から下流方向に離れるに従って増加し、それによって磁力線が累進的に広がるこ とを可能とする。 再び図1を参照すると、環状チャンネル1の外側の磁場におけるライン113 aは、図7のライン113よりも凸状の程度が小さいが、チャンネル1内の磁力 線13は事実上変化しない。 チャンネル1の外側で形成されかつ加速されたイオンは、付加的磁極部品63 によって範囲が限定される円錐の内部に留まる様に強制される。この付加的磁極 部品63、結合された付加的磁気回路60、61および磁極部品3、4は全て協 同して、磁場、従ってその結果、排出口平面14の下流の等ポテンシャル線の形 状を、成形する。点53aで形成されたイオンは、ベクトル54aに沿って、等 ポテンシャル平面に直角な方向に加速される。この等ポテンシャル平面は磁力線 に非常に密接に対応している。従って、イオンビームの周辺で加速されたイオン は事実上部品63に平行であり、円錐の頂点における半角が円錐台部品63の頂 点の半角αによって、または先端を切り取った円錐であると見なされるフレア部 品によって決定される、円錐内に留まることができる。 一般に、本発明のプラズマスラスタにおいて、イオン密度は軸の近辺で増加し 、軸から離れた領域において大きく減少する。イオンビームはこの様に良く収束 し、その結果工業的応用においてその利用が最適化され、全ての状況において汚 染の危険性が減少する。 図5は、以下の3個の場合について、スラスタの排出口から500mmの距離に あるイオンビームの輪郭を与える3個の棒グラフを示す: S)標準的な従来例のプラズマスラスタ; P)本発明のプラズマスラスタであって、スラスタの排出口にお いて受動的な磁場成形回路を備え、この受動回路は、永久磁石または電磁石のよ うな能動的磁気素子を持たない磁極部品63と付加的磁気回路60を備えている もの;および A)好ましい実施例を構成するプラズマスラスタであって、スラスタの排出口 における磁場成形回路60、63は能動タイプであり、永久磁石または電磁石の ような能動磁気素子を有しているもの。 標準のプラズマスラスタからのイオンビームの発散を示す棒グラフSを参照す ると、端部におけるイオン密度を無視することが出来ない一方で、軸の近辺のイ オン密度も大きくないことが理解される。 棒グラフPは、本発明によって付加的磁場成形手段63、60を設けたプラズ マスラスタを使用することによって得られる向上を示しており、この成形手段6 3、60は、コイル61が励起されていないと仮定して、例えば受動タイプの手 段に相当する図1の手段63、60である。この場合、軸の近辺のイオン密度は 増加し、その一方で端部のイオン密度は減少している。 棒グラフAは、能動タイプの付加的磁場成形手段63、60の装備、即ち例え ばコイル61を励起した図1の実施例に相当する。この場合、軸の近辺のイオン 密度は実質的に3倍となり、一方端部の密度は完全に無視しうる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヤコウポフ,アイデル ベクスルタノービ チ カザフスタン共和国,480117,アルマ ア タ,エムカーエル.カザフフィルム 36― 29 (72)発明者 カルトフ,セルゲイ アナトリービチ ロシア連邦,129164,モスコー,プロスペ クト ミラ,118アー―180 (72)発明者 バレンティアン,ドミニク フランス国,エフ―78170 ロスニー,ル ト ナシオナル,119 【要約の続き】 磁気回路;を備えている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.下流側端部において開口を有する絶縁性材料の部品(2)によって範囲が 限定される環状イオン化および加速チャンネル(1); 前記環状チャンネル(1)の外側でかつその下流に配置された少なくとも1個 の中空陰極(7); 前記環状チャンネル(1)と同心円上にあり前記チャンネルの開口の上流でか つこの開口からある距離に配置された環状陽極(5); 前記中空陰極(7)と前記環状陽極(5)にそれぞれ結合された第1および第 2のイオン化可能ガスの供給手段(17、6);および 前記環状チャンネル(1)内に磁場を形成するための磁気回路(3、4、10 、12)であって、該磁気回路は、複数の個別の磁場形成手段(10、15)、 ヨーク(12)、前記環状チャンネル(1)の軸方向の外側に配置された周辺磁 気回路(10)、および周辺および中心磁極部品(3、4)であって前記周辺磁 気回路(10)および前記ヨーク(12)によって互いに接続されかつ前記環状 チャンネル(1)の両側に配置されて前記環状チャンネル(1)の軸に垂直な排 出口平面(14)中に本質的に放射状の磁場を形成するもの、を備える磁気回路 (3、4、10、12);を具備する閉電子ドリフトプラズマスラスタであって 、該スラスタは: 両端が開口し、前記環状チャンネル(1)の軸に共軸で、前記排出口平面(1 4)から下流に位置しかつ下流方向にフレア状に広がった、本質的に円錐台でフ レア状の磁極部品(63);および 前記フレア状の磁極部品(63)の前記下流側端部を補助チャン ネル(1)の外側に位置する前記周辺磁極部品(3)に接続する少なくとも1個 の付加的周辺磁気回路(60;80)であって、前記フレア状の磁極部品(63 )は前記付加的周辺磁気回路(60;80)および前記環状チャンネル(1)の 両側に位置する前記磁極部品(3、4)と協同して前記環状チャンネル(1)の 下流の磁場の形状を限定するものであり、この限定は、頂点で測定された角度が 前記フレア状磁極部品(63)の頂点の角度によって定義される本質的に円錐状 の領域内にイオンビームが留まるようにさせるものである、前記少なくとも1個 の付加的周辺磁気回路;を更に備える事を特徴とする、プラズマスラスタ。 2.前記実質的に円錐台状でフレア状の磁極部品(63)の頂角における半角 αが30°〜60°の範囲にある事を特徴とする、請求項1に記載のプラズマス ラスタ。 3.前記本質的に円錐台でフレア状の磁極部品(63)の頂角における半角α が約45°である、請求項2に記載のプラズマスラスタ。 4.前記フレア状磁極部品(63)は、前記スラスタの軸に対して前記部品に よって形成される角度が、下流方向に前記排出口平面(14)から離れるに従っ て増加しその結果磁力線が累進的に広がって離れるように、湾曲していることを 特徴とする、請求項1または2に記載のプラズマスラスタ。 5.前記フレア状磁極部品(63)は、前記部品の放射性を向上し、電気的絶 縁性を提供し、または前記環状チャンネル(1)と前記フレア状の磁極部品(6 3)の間の汚染に対して保護を提供するために、皮膜(263)によってカバー されていることを特徴とする、請求項1乃至4の何れか1項に記載のプラズマス ラスタ。 6.前記皮膜(263)は、前記環状チャンネル(1)を限定す る前記部品(2)と同じ材料で形成されていることを特徴とする、請求項5に記 載のプラズマスラスタ。 7.前記皮膜(263)は少なくとも1個の以下の材料によって構成されてい る事を特徴とする、請求項5または6に記載のプラズマスラスタ:アルミニウム 、窒化臭素、シリカ、窒化アルミニウム、窒化シリコン、Al2O3-TiO2およびTiN 。 8.前記フレア状の磁極部品(63)および付加的周辺磁気回路(60;80 )は永久磁石または電磁コイルを付加することなく強磁性体材料で形成した事を 特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載のプラズマスラスタ。 9.前記フレア状磁極部品(63)および前記付加的周辺磁気回路(60;8 0)によって構成される少なくとも1個の要素は、電気的絶縁性のフェライトで 形成される事を特徴とする、請求項1乃至8の何れか1項に記載のプラズマスラ スタ。 10.前記付加的周辺磁気回路(80)は単一の強磁性体リングによって構成 される事を特徴とする、請求項1乃至9の何れか1項に記載のプラズマスラスタ 。 11.前記フレア状磁極部品(63)と前記付加的周辺磁気回路(80)は共 に、前記環状チャンネル(1)の外側に位置する前記周辺磁極部品(3)によっ て構成されている事を特徴とする、請求項10に記載のプラズマスラスタ。 12.前記中空陰極(7)は、前記フレア状磁極部品(63)中に形成された 穴(163)中に組み込まれかつ極在磁場に面する保護強磁性体スクリーン(1 64)を装備している事を特徴とする、請求項1乃至11の何れか1項に記載の プラズマスラスタ。 13.前記保護強磁性体スクリーンは、前記中空陰極(7)の本体(71)を 取り囲む点火電極(72)の回りに配置されている事 を特徴とする、請求項12に記載のプラズマスラスタ。 14.前記付加的周辺磁気回路(60)は強磁性体バーを備える事を特徴とす る、請求項1乃至7の何れか1項に記載のプラズマスラスタ。 15.前記強磁性体バーは永久磁石で構成されている事を特徴とする、請求項 14に記載のプラズマスラスタ。 16.前記強磁性体バーは軟鉄で形成され、前記付加的周辺磁気回路(60) 中に形成される磁気フラックスが前記環状チャンネル(1)の軸方向に外側に配 置された前記周辺磁気回路(10)中に形成される磁気フラックスの方向とは反 対の方向に向かう方向に巻き付けられたコイル(61)によって取り囲まれてい る事を特徴とする、請求項14に記載のプラズマスラスタ。 17.閉電子ドリフトを有するプラズマスラスタのためのイオンビーム集中化 装置であって、該装置は: a)両端部が開口しかつプラズマスラスタの排出口平面の下流に位置するよう に設計された本質的に円錐台のフレア状磁極部品(63)であって、前記プラズ マスラスタは環状のイオン化および加速チャンネル(1)と前記環状チャンネル (1)の両側に配置され該環状チャンネル(1)の軸に垂直な排出口平面(14 )中に本質的に放射状の磁場を形成するための周辺および中心磁極部品(3、4 )を備えるもの;および b)前記フレア状の磁極部品(63)の下流端部を前記周辺磁極部品(3)に 接続する付加的周辺磁気回路(60;80)であって、前記フレア状の磁極部品 (63)は前記付加的周辺磁気回路(60;80)と前記周辺および中心磁極部 品(3、4)と協同して前記環状チャンネル(1)の下流の磁場の形状を限定す るものであり、この限定は、予め決められた頂点の角度が前記フレア状磁極部品 (63)の頂点の角度によって定義される本質的に円錐状の領域内にイオンビー ムが留まるようにさせるものである、前記付加的周辺磁気回路;を備える事を特 徴とする、装置。
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