JP2001505548A - 凍結乾燥ハイドロクロライド−1β,10β−エポキシ−13−ジメチルアミノ−グアヤ−3(4)−エン−6,12−オリドの生成方法および装置 - Google Patents

凍結乾燥ハイドロクロライド−1β,10β−エポキシ−13−ジメチルアミノ−グアヤ−3(4)−エン−6,12−オリドの生成方法および装置

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JP2001505548A JP51603098A JP51603098A JP2001505548A JP 2001505548 A JP2001505548 A JP 2001505548A JP 51603098 A JP51603098 A JP 51603098A JP 51603098 A JP51603098 A JP 51603098A JP 2001505548 A JP2001505548 A JP 2001505548A
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ミンザサロヴィッチ アデケノフ,セルガジ
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トヴァリシェストヴォ エス オグラニチェンノイ オトヴェトストヴェンノストジュ“タブジュファーム”
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    • B01DSEPARATION
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    • B01D11/0223Moving bed of solid material
    • B01D11/0226Moving bed of solid material with the general transport direction of the solids parallel to the rotation axis of the conveyor, e.g. worm
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    • C07D493/02Heterocyclic compounds containing oxygen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D493/10Spiro-condensed systems

Abstract

(57)【要約】 本発明は、製薬産業すなわちセスキテルペンラクトンに関し、特に、天然由来の凍結乾燥アルグラビン1β,10β−エポキシ−13−ジメチルアミノ−グアヤ−3(4)−エン−6,12−オリドハイドロクロライドの新規な抗腫瘍製剤の生成に関する。この方法は、天然材料から樹脂を抽出する段階と、これを価値のない物質から精製する段階と、カラムクロマトグラフィの方法によってこの樹脂を別々の成分に分離して技術的なアルグラビンを生成する段階とを含み、この技術的なアルグラビンについてさらに、pH溶液の特定のパラメータで、再結晶化、アミノ化およびハイドロクロライド化の段階を通してアミノアルグラビンハイドロクロライドを生成し、これをさらに凍結乾燥およびIR分光法の方法による高品質同定する。前記の方法を実現するための装置は、開口を有する隔壁によって3つ以上のセクションに仕切られた円筒形本体と、分離室および湿度室と、前記本体と同軸の再装填用取鍋およびブレードミキサを有するシャフトと、乾燥廃棄材料収集器を用いて廃棄材料から抽出剤を除去するための被加熱壁を有する別のセクションとを含む水平抽出器を備え、蒸気−気体混合物と接触した状態にある壁および抽出混合物と接触した状態にある壁を別途冷却しつつ、接触セクションの前記壁を水冷し、抽出剤の損失量を抑え、気体循環系を抽出器のキャビティに接続し、前記系が、換気装置と、低温凝縮器と、排出前に換気を行うために乾燥廃棄材料収集器に接続された気体供給用分岐管と、気体除去用分岐管とを含む。さらに、分離室には環状の親ねじが設けられ、浮遊粒子および沈殿粒子を分離室から除去する。

Description

【発明の詳細な説明】 凍結乾燥ハイドロクロライド−1β,10β−エポキシ−13−ジメチルアミノ −グアヤ−3(4)−エン−6,12−オリドの生成方法および装置 本発明は製薬産業すなわちセスキテルペンラクトンに関し、特に、以下の式 で表され、抗腫瘍活性を有し、悪性腫瘍に対する化学治療用の新規な製剤の開発 に用いることが可能な凍結乾燥ハイドロクロライド−1β,10β−エポキシ− 13−ジメチルアミノ−グアヤ−3(4)−エン−6,12−オリドの生成方法 に関する。 抗腫瘍活性を有する凍結乾燥アルグラビン(arglabin)を、天然材料 すなわち、地域特有の植物であるArtemisia glabella Ka r.et Kir.の花粉かごおよび葉から生成する方法が、カザフスタン共和 国の仮特許第5277号、国際分類C07D 307/93、A61K 31/ 365(1997)に記載されていた。 この方法によれば、まず乾式粉砕した天然材料を抽出器にて溶剤で処理し、次 いでこの抽出した物質(樹脂)を、エチルアルコールの60%水溶液によって処 理することで価値のない生成物から精製する。精製段階において生成される樹脂 を、シリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィの方法によって別々の成分に分 ける。前記カラムをベンゼンで溶出し、アルグラビンを含有する画分を分離する 。 ベンゼンを蒸留し、技術的なアルグラビンを生成する。これをさらに結晶化し、 アミノ化し、ハイドロクロライド化する。この方法では、アミノ化はジメチルア ミンによって行われ、このときアルグラビン含有溶液が生成される。次いでアミ ノアルグラビンのアルコール溶液を塩素水素化物によって液内通気し、目標生成 物であるアミノアルグラビンハイドロクロライドを生成する。アミノ化反応およ びハイドロクロライド化反応は、薄層クロマトグラフィの方法によって制御され る。結晶化によってアミノアルグラビンの技術的なハイドロクロライドを精製し 、続いて乾燥させて凍結乾燥させる。 上述した方法の欠点は、アミノ化反応およびハイドロクロライド化反応におけ る目標生成物の収率が低めであることである。 例えば、抽出ゾーンにジャケットのある抽出器と、蒸発器と、凝縮器と、加熱 器とを備える装置などの別の装置を抽出に使用する(本願発明者による旧ソビエ ト社会主義共和国連邦特許証第1117071号、国際分類B01D 11/0 2(1984))。 本願発明者による旧ソビエト社会主義共和国連邦特許証第670310号、国 際分類B01D 11/02(1979)には、蒸発器と、凝縮器と、抽出器と を備える気−液抽出装置が記載されている。この装置では、蒸発器からの抽出剤 (extragent)蒸気の凝縮時に生成される熱によって、抽出された混合 物を加熱する。前記熱は抽出器の壁を介して伝達される。 これらの装置はいずれも、高い生産性を達成できない稼働周期性に問題がある 。また、これらの装置では廃棄材料から抽出剤を抽出しておらず、抽出剤の大幅 な損失につながっている。本願発明者による旧ソビエト社会主義共和国連邦特許 証第1117071号では、さらに電力を供給することによって反応用混合物を 加熱しており、抽出生成工程における消費電力が増している。 本願発明者による旧ソビエト社会主義共和国連邦特許証第1426611、国 際分類B01D 11/00(1988)には、抽出の最終段階において温かい 不活性ガスによって固体相から抽出剤を蒸留することができ、本体と、交換可能 な容器のある抽出チャンバと、蒸発器と、凝縮器とを備える固−液系において抽 出を行う ための装置が記載されている。この装置でも連続稼働は行われず、それぞれ生産 性は低い。その上、凝縮器を水冷しながら温かい気体で揮発性の抽出剤を蒸留す ると、抽出剤が全て凝縮器にて凝縮されないまま気体と一緒に取り除かれてしま う可能性がある。例えば、我々の計算によれば、初期温度70℃の気体を用いて クロロホルムを蒸留し、これを凝縮器内で20℃まで冷却するためには、クロロ ホルム1kgを気化してこれを凝縮するのに5m3の気体が必要であり、気体中 のクロロホルムの分圧は気体1m3中にクロロホルムが1kg含まれる換算とな る20℃での飽和分圧以上でなければならない。したがって、上記の例における 気体中のクロロホルムの分圧は、凝縮に必要な分圧の5分の1という低さである 。すなわち、凝縮器での凝縮は不可能であり、クロロホルムは全て気体と一緒に 凝縮器から排出されてしまう。 例えば、廃棄材料を熱保持剤と接触させる機能と、抽出剤と熱保持剤とを分離 するための分離器と、抽出剤蒸気用の凝縮器とを備える、固体物質からの溶剤の 除去方法および装置など、廃棄材料から溶剤を除去するための特別な装置もある (欧州特許出願公開第0356338号、国際分類B01D 11/00(19 90))。 このような装置は複雑かつエネルギー消費量が多い上、廃棄材料を抽出装置か ら他の装置に再装填する場合、抽出剤の損失を防止することが不可能であるか、 あるいは再装填用の複雑な密閉装置を使用する必要がある。 本願請求の範囲に記載の装置に最も近い装置は、開口を有する隔壁によって3 つ以上のセクションに仕切られた円筒形本体と、分離室及び湿度室と、本体と同 軸に装着されたシャフトとからなり、再装填用取鍋、混合用ブレードおよびロー ダーが前記シャフトに取り付けられている連続稼働式の乾燥天然材料用セクショ ンブレード(blade)抽出器である(本願発明者による旧ソビエト社会主義 共和国連邦特許証第1627208号、国際分類B01D 11/02(199 1))。 この設計では上述した装置類と比べると生産性が高まるが、この程度の増加で は不十分である。この設計の欠点は、廃棄材料から抽出剤を抽出することができ ず、抽出剤の損失につながるという、抽出剤の消費量が多いことにもある。他の 周知の装置を使用して廃棄材料から抽出剤を抽出すると、設置費用が大幅にかさ む上、抽出剤を環境中に放出することなく含水廃棄原料の再装填および移動を行 う装置を追加する必要がある。 本発明の目的は、高収率で目標生成物を生成し、原料から抽出物を完全に抽出 し、抽出装置の生産性を高め、電力を抑え、抽出剤の損失を最小限にし、環境へ の抽出剤の放出をなくし、よって環境的に安全な生産を保証することができる方 法および装置を開発することにある。 本発明によれば、上記の課題は請求の範囲における請求項1及び3によって解 決される。本発明の好ましい実施例については、従属請求項において挙げてある 。 地域特有の植物であるArtemisia glabella Kar.et Kir.から凍結乾燥させた凍結乾燥ハイドロクロライド−1β,10β−エ ポキシ−13−ジメチルアミノ−グアヤ−3(4)−エン−6,12−オリド、 すなわち抗腫瘍製剤アルグラビンの生成方法は、原料から樹脂を抽出することと 、これを価値のない副生成物から精製することと、カラムクロマトグラフィによ って前記樹脂を別々の成分に分離して技術的なアルグラビンを生成することとを 含み、この技術的なアルグラビンをさらに、再結晶化、アミノ化およびハイドロ クロライド化してアミノアルグラビンハイドロクロライドを生成し、これをさら に再結晶化、乾燥、凍結乾燥および高品質同定する。ここで、好ましいアミノ化 は、結晶性アルグラビンのアルコール溶液を用いて、前記アルコール溶液にその pHが12.3〜12.4に達するまでジメチルアミンを添加することによって行 われ、アミノアルグラビンを含有している前記溶液からアミノアルグラビンハイ ドロクロライドを抽出するためには、アルコールを蒸留してクロロホルムを充填 し、残った水を除去し、前記溶液を濾過し、前記クロロホルムを蒸発させてアル コールを加え、次いでこの溶液を塩素水素化物でpH5.0〜5.5の溶液に液内 通気し、アルコールを蒸発させて酢酸エチルを添加する。 IR分光法によってアルグラビンの高品質同定を実施すると好ましい。 請求の範囲に記載の方法において、特定のpH−溶液動作パラメータ下でのア ミノ化段階およびハイドロクロライド化段階によって、高い収率の13−ジメチ ルアミノアルグラビンおよび13−ジメチルアミノアルグラビンハイドロクロラ イド反応物が得られる。したがって、目標生成物が高生成量で得られる。 また、本発明は、この方法を実施するための装置も含む。本発明の技術的な成 果は、開口を有する隔壁によって3つ以上のセクションに仕切られた円筒形本体 と、分離室および湿度室と、本体と同軸に装着されたシャフトとを有し、このシ ャフトに、再装填用取鍋、ブレードミキサおよびローダーが取り付けられた水平 抽出器を備える、天然の原料から凍結乾燥アルグラビンを抽出するための装置に よって達成される。前記抽出器がさらに、抽出物を廃棄材料から除去するための 被加熱壁を有するセクションと、乾燥廃棄材料収集器とを有し、接触セクション の壁が水冷され、前記セクションの壁の蒸気−気体媒体と接触した状態にある上 側部分の冷却用ジャケットのキャビティと、この壁の抽出混合物と接触した状態 にある下側部分の冷却用ジャケットのキャビティとが、互いに接続されておらず 、気体循環系が抽出器のキャビティに接続され、前記系が、乾燥廃棄材料収集器 に接続された気体供給用の分岐管と、抽出器の接触セクションのキャビティに接 続された気体除去用の分岐管と、低温凝縮器と、換気装置とを有し、分離室内に 配置された親ねじが抽出器の前記シャフトに接続され、分離室と湿度室との間の 隔壁の上部にさらに開口が設けられている。 本発明のある請求項によれば、抽出器の円筒形本体は傾斜した状態で装着され ている。 本発明の他の請求項は、抽出器の分離室から抽出物を除去するための分岐管が 、蒸発器および凝縮器と直列に接続された濾過用遠心分離器に接続されているこ とである。 本発明の利点は、周知の装置と比較すると、本設計では、抽出器内で抽出剤蒸 気を凝縮し、この凝縮による熱を抽出した混合物の加熱に利用するため、抽出し た混合物が加熱され、その温度が所望のレベルに維持されることである。これに よって、抽出剤の消費量および電力を抑えて抽出生産性を高めることができる。 この装置は、抽出剤を廃棄材料から除去するように設計された被加熱壁を有す る、好ましい別のセクションを含んでいる。これによって抽出剤の損失量を抑え ることができる。 この装置には気体循環用の系が設けられている。この系は、原料の孔に含まれ て抽出器に流入する空気を除去し、よって抽出剤蒸気が大気に放出されるのを防 止して抽出剤の損失をなくす他、乾燥廃棄材料を排出する前に、その孔に含まれ た抽出剤蒸気との入れ替え用に供給される空気または他の気体を除去する。これ も抽出剤の損失を抑えることになる。 この装置は、抽出物の精製後、これを抽出器から取り出す前に沈殿した粒子の みならず浮遊粒子も分離室から連続除去する。 好ましい技術では、抽出剤を環境中に放出したり大気への放出前に抽出器から 濃い気体を沈殿(deep gases precipitation)させた りすることなく、環境的に安全な状態で装置を稼働させる。 本抽出器では、最適な抽出温度で、原料および抽出剤を向流させて抽出混合物 を連続攪拌しながら、液体抽出剤によって最終生成物を多段抽出する連続プロセ スが行われる。これによって、最終生成物を原料から最も完全に抽出し、抽出剤 の損失なく生産性を最大限にすることができる。以下、本発明の実施例について 本発明を詳細に説明する。 図1は抽出器の長手方向断面図を示している。図2は、原料から凍結乾燥アル グラビンを抽出するための装置のスキームを示している。 この抽出器は、垂直隔壁2および3によって複数のセクションに区切られた円 筒形の傾斜した本体1を備えている。隔壁4は、第1のセクションを分離室5と 湿度室6とに分割している。本体の軸に沿って回転軸7が装着されており、これ に再装填用取鍋8とブレードミキサ9とが取り付けられている。分離室5(沈降 装置)に、本体との間にわずかに隙間を設けて環状親ねじを配置する。抽出器の 上側の先端にある親ねじの内側エッジは液体中に浸されている。隔壁4の上側部 分には開口11が形成されている。この開口の下側エッジは液面と同じ高さに位 置している。また、隔壁4の下側部分にも開口12が形成されている。原料用の フィーダーおよびビンを有する装填装置13が、抽出器の第1のセクションにお いて湿度室6の上に配置されている。隔壁2には2個の開口7が設けられている 。上側の開口14は原料を次のセクションに再装填するためのものであり、メッ シュで閉じられた下側の開口15は抽出剤の移動用に設計されているものである 。 抽出器には1つまたは複数の接触セクション16を設けることができる。原料 の動きに対して最後に位置するセクションすなわち接触セクション17では、隔 壁3に開口が設けられておらず、前記隔壁3は抽出混合物の高さよりも低い位置 にある部分で密封されている。 抽出器の本体1の接触セクション16および17に近い位置の上には、ウォー タージャケット18および19が形成されている。ウォータージャケット18は 、抽出器内の抽出された混合物の高さよりも高い位置に配置されており、ウォー タージャケット19はその高さよりも下に配置されている。これら2つのジャケ ットのキャビティは互いに連通しておらず、冷却水の供給および排水用に別々の 分岐管を有している。 原料の動きに沿って最後の接触セクション17に続いて、廃棄原料から抽出剤 を除去するように設計された別のセクション20(乾燥機)が設けられている。 下側部分が廃棄材料と接触した状態にあることの多いセクション20の本体の表 面には、例えば電気加熱器などの加熱器21が載置されている。セクション20 内には乾燥廃棄材料の収集器22が設置され、この収集器にヒンジによって外側 に可屈の格子付ウィンドウ23が設けられている。収集器22の排出ポートは、 容易に取り除かれる蓋材24によって閉じられている。導管25は、空気または 不活性ガスを供給し、これを収集器22内の廃棄材料に通すように設計されてい る。例えば加熱器21または特別な気体加熱器によって気体を加熱する。本体1 の接触セクション16に近い上端には、抽出器から気体を除去するための分岐管 26が設けられている。前記分岐管は、冷蔵庫から供給される冷却液によって冷 却される低温凝縮器27と接続されている。換気装置28は気体を抜き出すよう に設計されている。 抽出器は以下のように動作する。 乾式粉砕した天然の原料(Artemisia glabella Kar. et Kir.の花粉かごおよび葉)をフィーダー16経由で湿度室6に供給し 、ここでミキサ9によって抽出剤と混合する。抽出剤を含浸させた原料を、隔壁 2に設け られたポート14経由で再装填用取鍋8によって接触セクション16に再装填し 、ここでミキサ9によって連続的に抽出剤と混合し、次のセクションに移動させ る。さらに、この原料を再装填用取鍋8によってセクション17に送り、ここに 新たに生成した抽出剤を反対側から供給する。セクション17では、新たに生成 した溶剤で原料を洗浄し、目標生成物の残渣から放出し、再装填用取鍋によって セクション20に供給し、ここで高温の壁と接触させつつ廃棄材料から抽出剤を 蒸発させる。ミキサ9を用いて廃棄材料を混合し、かつ均一な乾燥を達成してこ れを廃棄材料収集器22に送り、ここで格子23の下から供給される加熱空気ま たは不活性ガスによって抽出剤蒸気を廃棄材料の孔から移動させる。収集器22 が充満状態になった時点で、空気または不活性ガスを通した乾燥廃棄材料を排出 する。これを行うために、格子23を下げて蓋材21を開放する。抽出剤蒸気は 、隔壁4に設けられた上側の開口を介して乾燥セクション20からセクション1 7へと流動し、ここで上側のウォータージャケット18を介して流れる水で水冷 した表面ならびにこれを加熱している抽出された混合物の表面にて前記蒸気の大 半を凝縮する。凝縮された抽出剤は抽出された抽出剤混合物に向かって流動する 。抽出剤蒸気の残渣は、空気と一緒に隔壁に設けられた上側の開口を介して接触 セクション16に流入し、ここで抽出器から取り出された蒸気−気体混合物の温 度に対応する部分飽和圧力まで凝縮される。下側のウォータージャケット19に 供給される冷却水を用いて、抽出された混合物の温度を調節する。少量の抽出剤 蒸気を含有する抽出器からの気体が、分岐管26を介して、冷凍機からの冷却液 によって冷却された低温凝縮器27に送られる。前記凝縮器では、抽出剤蒸気は ほぼ完全に気体から凝縮される。凝縮器27からの凝縮物を抽出器に戻す。抽出 剤蒸気から清浄した気体を、排出換気装置28経由で大気に放出する。原料の孔 に含まれて一緒に抽出器に流入する空気を同様にして分岐管26経由で抜き出す 。 新たに生成された抽出剤は、廃棄材料の排出装置付近でセクション17に入る 。乾燥セクション20からの凝縮された抽出剤も同じ場所まで流動する。反応器 内の抽出剤は、隔壁に形成された下側の開口15経由でセクション間を原料流と 逆方向に移動する。これらの開口を覆う格子によって、原料が逆に移動するのを 防 止する。湿度室6から、抽出剤が隔壁4に形成された下側の開口を介して分離室 5に流入し、ここで精製される。重量のある粒子は下に沈み、軽い粒子は浮き上 がり、環状の親ねじによって分離室から湿度室へ除去される。浮遊粒子は上側の 開口11を介して除去され、沈殿した粒子は下側の開口12を介して除去される 。図2に示すように、精製された抽出物(抽出した物質で飽和した抽出剤)を、 抽出器の軸に近い領域から移動させ、さらに処理できるようにする。 図2に示すスキームによれば、抽出装置は、共通の駆動部3を持つ、廃棄材料 から抽出剤を除去するための被加熱壁を有する別のセクション2を含む連続稼働 式向流セクション抽出器1を備えている。ローダーは、中間バンカー4と、駆動 部6を有するフィーダー5とを備えており、抽出器に導管7が装着されている。 原料を含む被変更機能8が中間バンカー4の上に配置されている。被変更機能と しては、標準的なクラフト袋を用いている。ポンプ9は、抽出器1から抽出器上 に位置する濾過用遠心分離器10に抽出剤を供給するためのものであり、この遠 心分離器にて抽出物から浮遊粒子が除去される。遠心分離器にて抽出物から沈降 した粒子は、遠心分離器から最終段階の抽出器に排出される。次いで、抽出物は フィルムタイプの蒸発器11に供給され、この蒸発器は、凝縮用にビルトイン式 の蒸気発生装置を備えている。凝縮された抽出物は周期的に凝縮器11から可変 機能12に注出される。蒸発器11は水冷凝縮器13に接続され、この凝縮器か ら蒸留された抽出剤がバッファタンク19に送出される。純粋な抽出剤がタンク 19から抽出器の最終段階に送出され、抽出剤から目標物質を抽出しながら原料 流とは逆方向に第1段まで移動される。タンク19には、液面計と、流量計と、 抽出剤および流れの調節装置とが取り付けられている。 抽出器1には、水冷された凝縮器14と、フレオン冷凍機用の蒸発器としての 役割も果たし、その機能には家庭用冷蔵庫のフリーザーを用いているフリーザー 15と、換気装置17とを含む、気体除去用の系が取り付けられている。抽出器 からの気体は凝縮器に送られ、ここで過剰の抽出剤蒸気、すなわち抽出器の壁で 凝縮されなかった蒸気を凝縮する。さらに、この気体はフリーザー15に流入し 、フリーザーの壁の温度は、冷凍機16によって−15〜20℃に維持されて、 気 体中に残留していた抽出剤蒸気はこの壁面で凝縮される。次に、実用的にみて完 全に抽出剤蒸気を取り除いた気体を、換気装置17によって建物内の通常の換気 システムに排出する。 このようにして処理した乾燥原料は、容易に取り外し可能な可変機能18(標 準的なクラフト袋)に回収される。 方向決め、制御、調節、信号発生および機器保護のための装置が、制御パネル 20上に載置されている。装置の各ユニットはすべて低圧下で動作するため、蒸 気が敷地内に滲出することはない。 この装置は自己のフレームに装着されており、特別な土台構造を必要としない 。その操作は特別に訓練を行ったオペレータ1〜2名によってなされる。 装置をこのように設計することで、装置を分解せず、かつ抽出剤が環境中に放 出されて失われることなく、装置から抽出剤を完全に除去することができ、装置 を修理または原料あるいは抽出剤の交換可能なようにしておけば原料からほぼ完 全に(95〜98%)抽出剤を除去することができる。 装置をこのように設計することで、原料または抽出剤を取り出さずに、抽出剤 を環境に放出することもなく、装置の動作を監視して再調整することができる。 作業日の間に、乾燥原料に対して7%に相当する樹脂0.539kg(抽出し た物質の全量)を生成する。生成した樹脂をさらに第II段階に送り、ここで副物 質を除去して精製する。 この目的のため、60℃に加熱したエチルアルコール1.078リットルで樹 脂を処理し、この樹脂を前記アルコールに混合しながら溶解する。次いで加熱さ れた蒸留水を、エチルアルコールと水との容量比2:1で注ぐ。混合物を30分 間慎重に混合した後、混合せずに室温にて24時間保持する。副物質はこの時間 に沈殿する。24時間の期間に、ミキサによって沈降物を混合し、アルコール− 水溶液を真空にて濾過する。アルコール含量68〜70%の水との共沸混合物と してのアルコールを、得られた濾過物質から真空下にて温度50〜52℃で蒸留 する。樹脂の収率は286gである。 第III段階では、第II段階で生成した樹脂をカラムクロマトグラフィによって 成 分ごとに分離する。加圧下でカラムにベンゼンを供給し、アルグラビン含有ベン ゼン画分を分離する。ベンゼン画分中のアルグラビンの存在は、Silufol 板上の薄層クロマトグラフィの方法によって判断する。画分からベンゼンを蒸留 すると、黄色の油との混合物を含む技術的なアルグラビン33.1gが残る。こ れは処理した樹脂の11.7%に等しい。 第IV段階は、アルグラビン再結晶化プロセスである。このために、水浴にて加 熱しながら生成物(kg)−溶剤(1)比1:10で技術的なアルグラビンをヘ キサンに溶解し、真空下にて濾過する。室温まで冷却する間に、アルグラビンの 結晶が濾液から単離されはじめる。ヘキサンを完全に除去した後、アルグラビン 収率は21g(63%)となる。 第V段階および第VI段階では、アルグラビンをアミノ化およびハイドロクロラ イド化する。アミノアルグラビンを生成するために、結晶性アルグラビンをアル コールに溶解する。次に、pHが12.3〜12.4になるまでアルコール溶液 にジメチルアミンを添加する。次いでアミノアルグラビン含有溶液からアルコー ルを蒸留し、クロロホルムを注ぐ。水の大部分を分液漏斗によって分離する。残 った少量の水については、全透明度が達成されるまでいずれか1つの乾燥剤(M gSO4またはNa2SO4)によって除去する。処理時間は約12〜14時間で ある。溶液を濾過し、クロロホルムを蒸発させ、アルコールを加える。次に、p Hが5.0〜5.5になるまで前記溶液を塩素水素化物で液内通気する。アルコ ールを溶液から蒸発させて酢酸エチルを加える。13−ジメチルアミノアルグラ ビンハイドロクロライドの結晶を沈殿させる。その収率は105%である。乾燥 するまで溶液を蒸発させ、粉末状の技術的なアミノアルグラビンハイドロクロラ イドを生成する。 第VII段階では、分画再結晶によってアミノアルグラビンハイドロクロライド (技術的な生成物)を精製する。この生成物をクロロホルムに溶解し、次いで前 記クロロホルムを回転蒸発器にて除去する。強く攪拌しながら、残りの樹脂に酢 酸エチルを添加する。沈殿したアミノアルグラビンハイドロクロライド沈降物を 真空−ピストンによって濾過し、アルグラビン凍結乾燥製剤の生成に使用する。 アルグラビン−凍結乾燥物(目標生成物)の収率は20g(この段階で95%) である。 最終のVIII段階では、生成した目標生成物を真空下で無水物(anhidro ne)上にて乾燥させ、水100mlあたり乾燥物質2gの比率で無熱性蒸留水 に溶解する。生成された溶液を以下の方法のうちいずれか1つを用いて凍結乾燥 させる。 方法1 生成された水溶液を、Milliporフィルタを備えたタンクにて 綿ガーゼタンポンに通す。この溶液を濾過用プレートでトリミングした滅菌Mi lliporによって濾過し、滅菌したガラス容器に入れる。次に、溶液を真空 によってガラス容器から計量ビュレットにポンプ送出し、このビュレットから2 mlのボトルに注いで凍結乾燥装置KS−30にて乾燥させる。これを行うため に、ボトルをトレー上に載せておく。トレーの上がボトルで一杯になった時点で これを滅菌シートで包み、凍結カウンタ(freezing counter) に載せて24時間以上−40℃で固める。この手順の後、乾燥を開始する。乾燥 開始から2時間以内に、棚の加熱部分をオンにする。棚を徐々に+50±5℃ま で加熱する。生成物は乾燥開始から12〜13時間で氷点下から0℃より高い温 度になる。生成物の最終温度は+60℃を超えないようにする。 乾燥時間は24時間である。凍結乾燥後、製剤の入ったボトルに速やかにコル クの栓をし、キャップで覆って転がしておく。各ボトルには製剤0.04g(0. 00004kg)が入っている。 方法2 水溶液を綿ガーゼタンポンまたは8枚重ねのガーゼで濾過し、2ml のボトルまたはアンプルに注ぎ、上記の条件下で凍結乾燥させる。乾燥製剤の入 ったこれらのボトルに速やかにコルクの栓をし、キャップで覆って転がしておく 。アンプル同士を密着させる。製剤の入ったボトルまたはアンプルを木鉢(bi cks)または二層にした袋で梱包し、オートクレーブにて圧力1.2Atmお よび温度120℃で20分間滅菌する。各ボトル(アンプル)には製剤0.4g (0.00004kg)が入っている。 方法3 調製した水溶液を綿ガーゼタンポンまたは8枚重ねのガーゼで濾過し 、このうち200mlを容量500mlのフラスコに注ぎ、綿ガーゼタンポンで 閉 じて油紙を巻く。溶液の入ったフラスコをオートクレーブにて圧力1.2Atm および温度120℃で30分間滅菌する。滅菌後の溶液を室温まで冷却し、この うち2mlを容量10mlのボトルに滅菌状態で注ぎ、上述したようにして凍結 乾燥装置にて乾燥させる。凍結乾燥後、各ボトルには製剤0.04(0.0000 4kg)が入っている。 製剤の収率は17gであり、これはこの段階での88.2%、空気−乾燥天然 材料に対して0.22%に相当する。アルグラビン凍結乾燥製剤は、麦藁白色で 苦味のある化合物である。 本発明によれば、IR分光法によって凍結乾燥アルグラビンの高定性同定を行 う。標準的なアルグラビン試料のクロロホルム溶液1%のスペクトルをIR分光 計によって分析する。スペクトルの特性吸収曲線は、2800、1775、16 50cm-1である。 1775cm-1の曲線はγ−ラクトンのカルボニル基の特性であり、他のスペ クトル曲線とは重ならないため、これを用いて標準的なアルグラビン試料の溶液 の吸収係数を算出する。 吸収係数は以下の式によって算出される。 式中、Aは光学密度であり、 c1は被検化合物の試料中の割合(%)であり、 c2は、分析対象となる溶液の試料濃度(%)であり、 bはキュベットの厚さ(mm)である。 標準的な試料のアルグラビン含量は100%に等しい。分析対象となる溶液の 試料濃度は1%、キュベット厚は0.4mmである。 定量的な推測を行うために、濃度の分かったクロロホルム中のアルグラビン溶 液のIRスペクトルを測定する。1775cm-1でのT%の帯域幅を光学密度に 換算し、アルグラビン濃度を以下の式によって算出する。 分光光度計によってアルグラビンのパーセント濃度を求めたところ、99.9 %以上である。 製剤の品質の制御は、薄層クロマトグラフィの方法、製剤の硫酸溶液との相互 作用の定性反応、溶融温度の判定、比回転によっても行うことができる。 物質の抗腫瘍活性および毒性と、ジメチルアミノアルグラビンハイドロクロラ イドの本製剤の薬用剤形を、常法によって判断した。 このように、本方法および装置によって、高い抗腫瘍活性および免疫安定活性 を有し、かつ毒性が比較的低い、天然由来の凍結乾燥アルグラビンの極めて有効 な抗腫瘍製剤を生成することができる。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 初期生成物からの樹脂を抽出することと、これを価値のない物質から精製 することと、カラムクロマトグラフィの方法によって前記樹脂を別々の成分に分 離して技術的なアルグラビンを生成し、この技術的なアルグラビンをさらに、再 結晶化、アミノ化およびハイドロクロライド化してアミノアルグラビンハイドロ クロライドを生成し、これをさらに再結晶化、乾燥、凍結乾燥および高定性同定 することを含む、地域特有の植物であるArtemsia glabella Kar.et Kir.から得られる凍結乾燥ハイドロクロライド−1β,10 β−エポキシ−13−ジメチルアミノ−グアヤ−3(4)−エン−6,12−オ リドの生成方法であって、 前記アミノ化が、結晶性アルグラビンをアルコールに溶解することによって行 われ、該溶液のpHが12.3〜12.4に達するまでジメチルアミンを前記溶液 に添加しながらなされるものであり、アミノアルグラビン含有アミノアルグラビ ンハイドロクロライドを抽出する前の段階において、アルコールを蒸留してクロ ロホルムを充填し、残った水を除去し、前記溶液を濾過し、前記クロロホルムを 蒸発させてアルコールを加え、次いでこの溶液のpHが5.0〜5.5に達するま で前記溶液を塩素によって液内通気し、前記アルコールを蒸発させて酢酸エチル を添加することを特徴とする、生成方法。 2. 凍結乾燥アルグラビンの高品質同定をIR分光法によって行うことを特徴 とする、請求項1に記載の方法。 3. 開口を有する隔壁によって3つ以上のセクションに仕切られた円筒形本体 と、分離室および湿度室と、前記本体と同軸に装着されたシャフトと、前記シャ フトに取り付けられた取鍋およびブレードミキサと、ローダーとを含む水平抽出 器を備える、天然の材料から凍結乾燥アルグラビンを抽出するための装置であっ て、 前記抽出器がさらに、抽出物を廃棄材料から除去するための被加熱壁を有する セクションと、乾燥廃棄材料収集器とを有し、接触セクションの壁が水冷され、 蒸気−気体媒体と接触した状態にある壁の上側部分の冷却用ジャケットのキャビ ティと、抽出混合物と接触した状態にある壁の下側部分の冷却用ジャケットのキ ャビティとが、互いに連通しておらず、 前記気体循環系が前記抽出器のキャビティに接続され、気体供給用の前記系が 、抽出器の接触セクションのキャビティに接続された分岐管と、低温凝縮器と、 換気装置とを有し、 分離室内に配置された親ねじが抽出器のシャフトに接続され、 分離室と湿度室との間の隔壁の上部にさらに開口が設けられていることを特徴 とする抽出装置。 4. 抽出器の円筒形本体が傾斜していることを特徴とする、請求項3に記載の 装置。 5. 抽出器の分離室から抽出物を除去するための分岐管が濾過遠心分離器に接 続され、該濾過遠心分離器が蒸発器および凝縮器に直列に接続されていることを 特徴とする、請求項3または4に記載の装置。
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Zheng et al. Synthesis of salvilenone, a diterpenoid phenalenone of Salvia miltiorrhiza.

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