JP2001503481A - モノフィラメントおよび工業用織物品の製造でのその使用 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は糸形成コポリアミド（ＣＰＡ）または混合ポリアミド（ＭＰＡ）を１００から９６重量％の範囲の量で含んで成る工業用モノフィラメントに関し、これに、ポリアミド（ＰＡ）６６、ＰＡ１２およびＰＡ１１を含む群から選択される１種のポリアミドまたは複数種のポリアミドを１から２０重量％の範囲の量で含めかつＰＡ６を８０から９９重量％の範囲の量で含める。本発明は更に上記モノフィラメントを工業用織物品、織物、編み生地またはフェルト、特にコンベヤベルト、スクリーン用織物、シルクスクリーン印刷用織物、成形スクリーン織物、プレスフェルトおよび継ぎ合わせプレスフェルトの製造で用いることに加えて、上記モノフィラメントから作られたプレスフェルトまたは継ぎ合わせプレスフェルトを製紙またはセルロース製造で用いることにも関する。

Description

【発明の詳細な説明】 モノフィラメントおよび工業用織物品の製造でのその使用 本発明は高い柔軟性と向上した横安定性（ｔｒａｎｓｖｅｒｓｅ ｓｔａｂｉ ｌｉｔｙ）を示す産業用モノフィラメント（ｉｎｄｕｓｔｒｉａｌ ｍｏｎｏｆ ｉｌａｍｅｎｔｓ）に関し、これに、ポリアミド（ＰＡ）６６、ＰＡ１２、ＰＡ １１の群の１種以上のポリアミドを１から２０重量％とＰＡ６を８０から９９重 量％含んで成る繊維形成（ｆｉｂｒｅ−ｆｏｒｍｉｎｇ）コポリアミド（ＣｏＰ Ａ）または混合ポリアミド（ＭＰＡ）を１００から９６重量％含める。本発明は 、また、この産業用モノフィラメントを産業用織物（ｔｅｘｔｉｌｅ）品、織り 生地、編み生地またはフェルト生地（ｆｅｌｔｅｄ ｆａｂｒｉｃｓ）、特にコ ンベヤベルト、分級用スクリーン生地、スクリーン印刷用スクリーンの生地、成 形用生地（ｆｏｒｍｉｎｇ ｆａｂｒｉｃｓ）、プレスフェルトおよび継ぎ合わ せプレスフェルト（ｓｅａｍｅｄ ｐｒｅｓｓ ｆｅｌｔｓ）の製造で用いるこ と、そしてこのモノフィラメントから作られた製紙用もしくはウッドパルプ製造 用プレスフェルトまたは継ぎ合わせプレスフェルトに関する。 モノフィラメントを熱可塑性ポリマー類から製造する方法は原則として公知で ある（ｃ．ｆ．Ｈａｎｄｂｕｃｈ ｄｅｒ Ｋｕｎｓｔｓｔｏｆｆｔｅｃｈｎｉ ｋ 11， Ｃ． Ｈａｕｓｅｒ Ｖｅｒｌａｇ， Ｍｕｎｉｃｈ １９８６，２ ９５−３１９頁参照）。 Ｌｅｈｒｂｕｃｈ ｄｅｒ Ｐａｐｉｅｒ− ｕｎｄ Ｋａｒｔｏｎｅｒｚｅ ｕｇｕｎｇ（ＶＥＢ Ｆａｃｈｂｕｃｈｖｅｒｌａｇ １９８７）の１９０頁以 降に、最新製紙機を用いた製紙が記述されており、 それにはシート成形（ｓｈｅｅｔ ｆｏｒｍｉｎｇ）（成形セクション）、機械 的脱水（プレスセクション）および熱脱水（乾燥セクション）、滑らかにするこ と（ｓｍｏｏｔｈｉｎｇ）および巻き取りが含まれている。成形セクションにお ける生地は主にポリエステル（本明細書では以降ＰＥＳと省略する）で構成され ている。また、耐摩耗性を向上させる目的でポリアミド（ＰＡ）モノフィラメン トもＰＥＳモノフィラメントと一緒に用いられる［機械側の交換用横糸（ｃｈａ ｎｇｉｎｇ ｗｅｆｔ）として］。 プレスセクションにおけるプレスフェルトまたは継ぎ合わせプレスフェルトの 裏生地（ｂａｃｋｉｎｇ ｆａｂｒｉｃｓ）は大部分が排他的にポリアミド繊維 およびモノフィラメント、好適には高純度のＰＡ６から作られたモノフィラメン ト（またＰＡ６６からも作られる）で作られている。その場合、ポリアミド繊維 のフリース層（ｆｌｅｅｃｅ ｌａｙｅｒ）を上記モノフィラメント裏生地の中 に針で打ち込む（ｎｅｅｄｌｅ−ｐｕｎｃｈｅｄ）ことでそれを上記裏生地の中 に機械的につなぎ留めることが行われている。 それとは対照的に、乾燥用スクリーンは通常一般にＰＥＳモノフィラメントま たはＰＡＮマルチフィラメント（ｍｕｌｔｉｆｉｌａｍｅｎｔｓ）で構成されて いる。 公知の産業用モノフィラメントはとりわけ下記の欠点を有することを確認した 。特に、例えばこの上に記述した製紙用モノフィラメント生地を針方法で繊維フ リース層に連結させようとする時、上記モノフィラメントが迅速に損傷を受けて 生地の強度が望ましくなく低下する。 針打ち込み後の裏生地が有する強度が別の重要なパラメーターであり、 それによって、例えば、上記裏生地から作られたスクリーンまたはベルトの使用 寿命が決定される。 ＰＡのみから作られた公知モノフィラメントおよびそれから作られた生地／フ ェルトは、針打ち込み後の強度が過度に失われると言った欠点を更に有していて 、その結果として、そのようなフェルトを製紙機で用いると運転時間が過度に短 くなるか或は機械の使用寿命が過度に短くなってしまう。 製紙では技術的進展が継続して成されており、その結果として、プレスフェル トにかかる技術的要求、従ってまたその目的で要求されるモノフィラメントに対 する技術的要求が更に高くなってきている。しかしながら、公知のＰＡまたはＰ ＥＳモノフィラメントを用いたのでは、フェルトの使用寿命を延ばしかつ針打ち 込み後のそれの残存強度を向上させるのは不可能である。 従って、本発明の基礎となる目的は、産業用モノフィラメントの下記の特性を 向上させることにある： − モノフィラメントおよびそれから製造可能な裏生地またはプレスフェルトの 横安定性を向上させるべきであること、 − モノフィラメントおよびそれから製造可能な裏生地またはプレスフェルトの 曲げ疲労強度（ｆｌｅｘｕｒａｌ ｆａｔｉｇｕｅ ｓｔｒｅｎｇｔｈ）を高め るべきであること、 − モノフィラメントおよびそれから製造可能な裏生地またはプレスフェルトの 柔軟性を少なくとも保持させるべきであること（向上させることができないとし ても）、 − 針打ち込み後のプレスフェルトの残存強度を高めるべきであること、 − モノフィラメントから産業用生地への変換に関する加工特性が損なわれるべ きでないこと、そして − 製紙機における産業用生地またはプレスフェルトの使用寿命が長期であるべ きであること。 この目的を、本発明に従い、本発明の主題事項である新規な産業用モノフィラメ ントを用いることを通して達成し、ここでは、このモノフィラメントの直径を０ ．０５から１ｍｍ、特に０．１から０．８ｍｍ、特に好適には０．２から０．５ ｍｍにし、そしてここでは、このモノフィラメントに、 ａ） ポリアミド（ＰＡ）６６、ＰＡ１２、ＰＡ１１を含む群の１種以上の ポリアミドを１から２０重量％とＰＡ６を８０から９９重量％含んで成る繊維形 成コポリアミド（ＣｏＰＡ）または混合ポリアミド（ＭＰＡ）を１００から９６ 重量％、好適には９９．８から９９重量％、 ｂ） 補助物質をａ）＋ｂ）の合計を基準にして０から４．０重量％、好適に は０．０２から４．０重量％、 含める。 上記補助物質は繊維の製造で原則として公知の補助物質であり、それらを、 − モノマー類、オリゴマー類、抗酸化剤、特に立体障害フェノール類（ＳＨＰ ）、芳香族アミン類（ＡＡ）または銅塩、特に一価の銅の塩、 − 押出し加工助剤または離型剤、特にＣ₁₀−Ｃ₂₂脂肪酸のＣａ、Ｍｇもしくは Ｚｎ塩、特に好適にはステアリン酸Ｍｇ、ステアリン酸Ｃａ、ステアリン酸Ｚｎ 、 − 核形成剤（ｎｕｃｌｅａｔｉｎｇ ａｇｅｎｔｓ）、特にタルク、 または − 着色用添加剤、例えば染料および／または顔料、 を含む群から所望の任意組み合わせで選択する。 好適なモノフィラメントは、コポリアミド（ＣｏＰＡ）または混合ポリアミド （ＭＰＡ）を９９から８５重量％のＰＡ６と１５から１重量％のＰＡ６６、好適 には９８から９０重量％のＰＡ６と１０から２重量％のＰＡ６６、特に好適には ９７から９３重量％のＰＡ６と７から３重量％のＰＡ６６か、或は ９９から８５重量％のＰＡ６と１５から１重量％のＰＡ１２、好適には９８か ら９０重量％のＰＡ６と１０から２重量％のＰＡ１２、特に好適には９７から９ ３重量％のＰＡ６と７から３重量％のＰＡ１２か、或は ９９から８５重量％のＰＡ６と１５から１重量％のＰＡ１１、好適には９８か ら９０重量％のＰＡ６と１０から２重量％のＰＡ１１、特に好適には９８から９ ３重量％のＰＡ６と７から２重量％のＰＡ１１、で構成させたことを特徴とする 。 好適なモノフィラメントは、また、９８から８０重量％のＰＡ６と１から１９ 重量％のＰＡ６６と１から１９重量％のＰＡ１２、好適には９８から９０重量％ のＰＡ６と９から１重量％のＰＡ６６と９から１重量％のＰＡ１２、或は ９８から８０重量％のＰＡ６と１から１９重量％のＰＡ６６と１から１９重量 ％のＰＡ１１、好適には９８から９０重量％のＰＡ６と９から１重量％のＰＡ６ ６と９から１重量％のＰＡ１１、 で構成させた３成分コポリアミドＣｏＰＡまたは混合ポリアミドＭＰＡ である。 本発明はまた産業用織物品、織り生地、編み生地またはフェルト生地の製造で モノフィラメントを用いることも提供し、ここでは、このモノフィラメントに、 ａ） ポリアミド（ＰＡ）６６、ＰＡ１２、ＰＡ１１を含む群の１種以上のポ リアミドを１から２０重量％とＰＡ６を８０から９９重量％含んで成る繊維形成 コポリアミド（ＣｏＰＡ）または混合ポリアミド（ＭＰＡ）を１００から９６重 量％、好適には９９．８から９９重量％、 ｂ） モノマー類、オリゴマー類、 抗酸化剤、特に立体障害フェノール類（ＳＨＰ）、芳香族アミン類また は銅塩、特に一価の銅の塩、 押出し加工助剤または離型剤、特にＣ₁₀−Ｃ₂₂脂肪酸のＣａ、Ｍｇもし くはＺｎ塩、特に好適にはステアリン酸Ｍｇ、ステアリン酸Ｃａ、ステアリン酸 Ｚｎ、 核形成剤、特にタルク、または 着色用添加剤、例えば染料および／または顔料、 を含む群から所望の任意組み合わせで選択可能な補助物質をａ）＋ｂ）の合計を 基準にして０から４．０重量％、好適には０．０２から４．０重量％、 含める。 本モノフィラメントを、好適には、いわゆる産業用織物、例えば産業で用いら れる生地およびフェルト、例えばコンベヤベルト、分級用スクリーン生地、スク リーン印刷用スクリーンの生地、成形用生地、プレスフェルトおよび継ぎ合わせ プレスフェルト、特に好適には製紙またはウッ ドパルプ製造用のプレスフェルトまたは継ぎ合わせプレスフェルトで用いる。 好適に用いるモノフィラメントは、上記コポリアミドＣｏＰＡまたは混合ポリ アミドＭＰＡを９９から８５重量％のＰＡ６と１５から１重量％のＰＡ６６、好 適には９８から９０重量％のＰＡ６と１０から２重量％のＰＡ６６、特に好適に は９７から９３重量％のＰＡ６と７から３重量％のＰＡ６６か、或は ９９から８５重量％のＰＡ６と１５から１重量％のＰＡ１２、好適には９８か ら９０重量％のＰＡ６と１０から２重量％のＰＡ１２、特に好適には９７から９ ３重量％のＰＡ６と７から３重量％のＰＡ１２か、或は ９９から８５重量％のＰＡ６と１５から１重量％のＰＡ１１、好適には９８か ら９０重量％のＰＡ６と１０から２重量％のＰＡ１１、特に好適には９８から９ ３重量％のＰＡ６と７から２重量％のＰＡ１１で構成させた、 モノフィラメントである。 好適に用いるさらなるモノフィラメントは、９８から８０重量％のＰＡ６と１ から１９重量％のＰＡ６６と１から１９重量％のＰＡ１２、好適には９８から９ ０重量％のＰＡ６と９から１重量％のＰＡ６６と９から１重量％のＰＡ１２、或 は ９８から８０重量％のＰＡ６と１から１９重量％のＰＡ６６と１から１９重量 ％のＰＡ１１、好適には９８から９０重量％のＰＡ６と９から１重量％のＰＡ６ ６と９から１重量％のＰＡ１１、 を含んで成る３成分コポリアミドＣｏＰＡまたは混合ポリアミドＭＰＡ を含有するモノフィラメントである。 本発明は、更に、この上で述べた組成を有するモノフィラメントから実質的に 作られたプレスフェルトまたは継ぎ合わせプレスフェルト、特に製紙で用いるに 適したプレスフェルトまたは継ぎ合わせプレスフェルトも提供する。 本モノフィラメントの原料、即ち上述したＣｏＰＡまたはＭＰＡと補助物質を 、本質的に公知の方法［例えばＨａｎｄｂｕｃｈ ｄｅｒ Ｋｕｎｓｔｓｔｏｆ ｆｔｅｃｈｎｉｋ ＩＩ，Ｃ．Ｈａｕｓｅｒ Ｖｅｒｌａｇ，Ｍｕｎｉｃｈ １ ９８６，２９５−３１９頁を参照、またはドイツ特許出願公開第ＤＥ−ＯＳ ４ ３３６０９７号に従う］を用い、例えば典型的に２３０℃から３３０℃の温度で 紡糸口金から溶融押出し加工（ｍｅｌｔ−ｅｘｔｒｕｄｅｄ）した後、冷却し、 そしてさらなる処理を行うことで、モノフィラメントを生じさせる。このモノフ ィラメントの外部に通常のドレッシング（ｄｒｅｓｓｉｎｇｓ）、例えば脂肪酸 塩または油などを塗布してもよい。 この新規なモノフィラメントおよびそれから作られた裏生地は、横安定性が永 久的に向上しており（即ちモノフィラメントに関して横方向の機械的負荷に対す る耐性が向上しており）、耐摩耗性が永久的に向上しており、曲げ疲労強度（モ ノフィラメントにかかる交互の曲げ負荷に対する耐性）が永久的に向上しており 、柔軟性が高く、針打ち込み後のプレスフェルトにおけるモノフィラメントの残 存強度がより高く、このモノフィラメントを産業用生地に変換する時の加工性が より良好で信頼できることで区別される。 本発明に従うモノフィラメントを使用した産業用織物、特に製紙およ びウッドパルプ製造用プレスフェルトの使用寿命は公知のプレスフェルトまたは 産業用織物のそれに比較して長い。 驚くべきことに、本発明に従うモノフィラメント、特にこの上で述べた組成を 持たせたＣｏＰＡから作成したモノフィラメントが示す横安定性および曲げ疲労 強度は、高純度のポリアミドから作られたモノフィラメントが示すそれらに比べ て実質的に高い。本モノフィラメントにカプロラクタムまたはオリゴマー類（オ リゴマー類はモノマー単位数が６以下の抽出され得るオリゴマー類であると解釈 する）を０．５から４％含有させると柔軟性と横安定性が特に高くなる。 また、上記裏生地を本モノフィラメントから作成すると針打ち込み後の裏生地 が示す残存強度が予想外に高くなることも見い出した。 継ぎ合わせプレスフェルトに針打ち込みを受けさせた後の裏生地が継ぎ合わせ 領域で示す残存強度が公知のモノフィラメントから作られた裏生地に比較して高 い点が特に有利である。 本発明に従うプレスフェルトまたは継ぎ合わせプレスフェルトはより高い横安 定性、より高い曲げ疲労強度、より高い線形強度（ｌｉｎｅａｒ ｓｔｒｅｎｇ ｔｈ）かつより高い柔軟性を示すことから、本発明に従うプレスフェルトまたは 継ぎ合わせプレスフェルトを用いて製紙機を運転すると、より長いフェルト寿命 またはより長い機械運転時間が達成される。 モノフィラメントの横安定性の測定をいわゆる衝撃試験で行う。この目的で、 機械的強度を試験する装置を用い、１分当たり２０００回から成る衝撃率でモノ フィラメントの束を金属棒にぶつける。モノフィラメントの軸に対して横方向に かかる上記負荷は、幅広い意味で、製紙機の プレスセクションにおいてフェルトが周期的に受ける圧力に相互関係を示し得る 。 モノフィラメントの曲げ疲労強度の測定を通常いわゆる曲げ破壊試験で行う。 交互にかかる曲げ負荷に対してモノフィラメントが示す耐性の試験を、例えば 、Ｆｒａｎｃｋが供給しているモデル８４２の長期曲げ試験機を用いて行う。こ の試験機には固定クランプが１つと可動クランプが１つ備わっている。曲げ試験 中、モノフィラメントに破壊応力の１０％の負荷をかけて１分当たり２８０回に 渡って２ｘ９０°曲げる。モノフィラメントが破壊されるまでに実施した曲げ操 作の平均数を数えることで曲げ破壊値を決定する。 モノフィラメントの柔軟性はそれの曲げ堅さ（ｆｌｅｘｕｒａｌ ｓｔｉｆｆ ｎｅｓｓ）で決定される。曲げ堅さを測定する目的で、モノフィラメント試験片 （直径が０．３０ｍｍから２．０ｍｍの範囲）を２つの支持体［距離Ａ＝１０ｘ モノフィラメント直径φだけ離れて位置する］の上に置き、このモノフィラメン トをこれの直径の０．２倍曲げる時に要する力Ｆを測定し、この力から、曲げ堅 さＳ［Ｎ＊ｍｍ²］： または標準化した曲げ堅さ［Ｓｎ（Ｎ＊ｍｍ²）］： を計算する。 更に、下記の意味を式（１）および（２）に適用する： φ モノフィラメントの平均直径［ｍｍ］ φ_max モノフィラメントの最大直径［ｍｍ］ φ_mi モノフィラメントの最小直径［ｍｍ］ Ａ 支持体間の距離［ｍｍ］。実施例 表１から３の原料列に記述するコポリアミドまたはポリアミドの製造をモノフ ィラメント紡糸／延伸プラントでドイツ特許出願公開第ＤＥ−ＯＳ ４３３６０ ９７号の方法に従う溶融紡糸で行った。 この方法では、個々のポリマーのポリマー溶融物を約２０から３０℃の水浴中 で冷却されている紡糸口金に通して紡糸した。次に、その結果として得たモノフ ィラメントを約８５℃の熱水に続いて熱風中で延伸した後、硬化セクション内の 熱風で硬化させた。 下記のポリアミド類またはコポリアミド類を用いる： １． ポリアミド６（ＰＡ６） ２． ＰＡ６とＰＡ６６から作られたＰＡ６６含有量が５重量％でＰＡ６含有量 が９５重量％のコポリアミド（ＣｏＰＡ ６．６／５） ３． ＰＡ６とＰＡ６６から作られたＰＡ６６含有量が１０重量％でＰＡ６含有 量が９０重量％のコポリアミド（ＣｏＰＡ ６．６／１０）。 表１から３に、完成モノフィラメントに関して測定した技術的データを示す。 表１に直径が０．４ｍｍのモノフィラメントを示す（実施例１から２）。表２に 直径が０．５ｍｍのモノフィラメントを示す（実施例３から５）。表３に直径が ０．２ｍｍのモノフィラメントを示す（実施例６から８）。 実施例１、３、４および６は、本発明に従うモノフィラメントが示す 曲げ堅さの方が明らかに低く、従って柔軟性がより高く、それが示す曲げ疲労強 度の方が高くかつそれが示す横安定性の方が高いことを示している。それらが衝 撃試験で示す長さ損失の度合は通常のＰＡ６モノフィラメント（比較実施例２、 ５、７および８を参照）よりも小さくかつ結び目強度もより高くまたループ強度 もより高い。 本発明に従うモノフィラメントの方が公知の産業用モノフィラメントよりも優 れていることは測定した機械的特性から明らかである。 表１から３では下記の用語を用いる： 延伸率 Ｄｒａｗｉｎｇ ｆａｃｔｏｒ 熱風温度 熱風硬化温度（℃） 収縮％ モノフィラメントが熱風硬化で収縮した％ 線形密度 条件付けしたモノフィラメントの最終線形密度 じん性 Ｔｅｎａｃｉｔｙ 最大引張り伸び Ｍａｘｉｍｕｍ ｔｅｎｓｉｌｅ ｅｌｏｎｇａｔ ｉｏｎ 結び目 結び目の強度 ループ ループ強度（Ｌｏｏｐ Ｓｔｒｅｎｇｔｈ） 熱風収縮 ＤＩＮ ５３８６６、パート０３（１５０℃、１分 ）に従う熱風収縮率 沸騰収縮 ＤＩＮ ５３８６６、パート０２に従う沸騰収縮率 曲げ破壊 交互曲げ負荷の回数 安定剤 安定剤として立体障害アミン

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 産業用織物品、織り生地、編み生地またはフェルト生地、特にコンベヤベ ルト、分級用スクリーン生地、スクリーン印刷用スクリーンの生地、成形用生地 、プレスフェルトおよび継ぎ合わせプレスフェルト、特に好適には製紙またはウ ッドパルプ製造用のプレスフェルトまたは継ぎ合わせプレスフェルトを製造する ためのモノフィラメントの使用であって、 ａ） ポリアミド（ＰＡ）６６、ＰＡ１２、ＰＡ１１を含む群の１種以上のポ リアミドを１から２０重量％とＰＡ６を８０から９９重量％含んで成る繊維形成 コポリアミド（ＣｏＰＡ）または混合ポリアミド（ＭＰＡ）を１００から９６重 量％、好適には９９．８から９９重量％、 ｂ） モノマー類、オリゴマー類、 抗酸化剤、特に立体障害フェノール類（ＳＨＰ）、芳香族アミン類また は銅塩、特に一価の銅の塩、 押出し加工助剤または離型剤、特にＣ₁₀−Ｃ₂₂脂肪酸のＣａ、Ｍｇもし くはＺｎ塩、特に好適にはステアリン酸Ｍｇ、ステアリン酸Ｃａ、ステアリン酸 Ｚｎ、 核形成剤、特にタルク、または 着色用添加剤、例えば染料および／または顔料、 を含む群から所望の任意組み合わせで選択可能な補助物質をａ）＋ｂ）の合計を 基準にして０から４．０重量％、好適には０．０２から４．０重量％、 含んで成るモノマーフィラメントの使用。 ２． 該コポリアミドＣｏＰＡまたは混合ポリアミドＭＰＡが９９か ら８５重量％のＰＡ６と１５から１重量％のＰＡ６６、好適には９８から９０重 量％のＰＡ６と１０から２重量％のＰＡ６６、特に好適には９７から９３重量％ のＰＡ６と７から３重量％のＰＡ６６で構成されていることを特徴とする請求の 範囲第１項記載の使用。 ３． 該コポリアミドＣｏＰＡまたは混合ポリアミドＭＰＡが９９から８５重 量％のＰＡ６と１５から１重量％のＰＡ１２、好適には９８から９０重量％のＰ Ａ６と１０から２重量％のＰＡ１２、特に好適には９７から９３重量％のＰＡ６ と７から３重量％のＰＡ１２で構成されていることを特徴とする請求の範囲第１ 項記載の使用。 ４． 該コポリアミドＣｏＰＡまたは混合ポリアミドＭＰＡが９９から８５重 量％のＰＡ６と１５から１重量％のＰＡ１１、好適には９８から９０重量％のＰ Ａ６と１０から２重量％のＰＡ１１、特に好適には９８から93重量％のＰＡ６と ７から２重量％のＰＡＩＩで構成されていることを特徴とする請求の範囲第１項 記載の使用。 ５． 該コポリアミドＣｏＰＡまたは混合ポリアミドＭＰＡが９８から８０重 量％のＰＡ６と１から１９重量％のＰＡ６６と１から１９重量％のＰＡ１２、好 適には９８から９０重量％のＰＡ６と９から１重量％のＰＡ６６と９から１重量 ％のＰＡ１２で構成されていることを特徴とする請求の範囲第１項記載の使用。 ６． 該コポリアミドＣｏＰＡまたは混合ポリアミドＭＰＡが９８から８０重 量％のＰＡ６と１から１９重量％のＰＡ６６と１から１９重量％のＰＡ１１、好 適には９８から９０重量％のＰＡ６と９から１重量％のＰＡ６６と９から１重量 ％のＰＡ１１で構成されていることを特徴とする請求の範囲第１項記載の使用。 ７． 特に製紙用のプレスフェルトまたは継ぎ合わせプレスフェルトであって 、 ａ） ポリアミド（ＰＡ）６６、ＰＡ１２、ＰＡ１１を含む群の１種以上のポ リアミドを１から２０重量％とＰＡ６を８０から９９重量％含んで成る繊維形成 コポリアミド（ＣｏＰＡ）または混合ポリアミド（ＭＰＡ）が１００から９６重 量％、好適には９９．８から９９重量％で、 ｂ） モノマー類、オリゴマー類、 抗酸化剤、特に立体障害フェノール類（ＳＨＰ）、芳香族アミン類また は銅塩、特に一価の銅の塩、 押出し加工助剤または離型剤、特にＣ₁₀−Ｃ₂₂脂肪酸のＣａ、Ｍｇもし くはＺｎ塩、特に好適にはステアリン酸Ｍｇ、ステアリン酸Ｃａ、ステアリン酸 Ｚｎ、 核形成剤、特にタルク、または 着色用添加剤、例えば染料および／または顔料、 を含む群から所望の任意組み合わせで選択可能な補助物質がａ）＋ｂ）の合計を 基準にして０から４．０重量％、好適には０．０２から４．０重量％、 の組成を有するモノフィラメントから実質的に作られたプレスフェルトまたは継 ぎ合わせプレスフェルト。 ８． 該コポリアミドＣｏＰＡまたは混合ポリアミドＭＰＡが９９から８５重 量％のＰＡ６と１５から１重量％のＰＡ６６、好適には９８から９０重量％のＰ Ａ６と１０から２重量％のＰＡ６６、特に好適には９７から９３重量％のＰＡ６ と７から３重量％のＰＡ６６で構成されていることを特徴とする請求の範囲第７ 項記載のプレスフェルトまたは継ぎ 合わせプレスフェルト。 ９． 該コポリアミドＣｏＰＡまたは混合ポリアミドＭＰＡが９９から８５重 量％のＰＡ６と１５から１重量％のＰＡ１２、好適には９８から９０重量％のＰ Ａ６と１０から２重量％のＰＡ１２、特に好適には９７から９３重量％のＰＡ６ と７から３重量％のＰＡ１２で構成されていることを特徴とする請求の範囲第７ 項記載のプレスフェルトまたは継ぎ合わせプレスフェルト。 １０． 該コポリアミドＣｏＰＡまたは混合ポリアミドＭＰＡが９９から８５ 重量％のＰＡ６と１５から１重量％のＰＡ１１、好適には９８から９０重量％の ＰＡ６と１０から２重量％のＰＡ１１、特に好適には９８から９３重量％のＰＡ ６と７から２重量％のＰＡ１１で構成されていることを特徴とする請求の範囲第 ７項記載のプレスフェルトまたは継ぎ合わせプレスフェルト。 １１． 該コポリアミドＣｏＰＡまたは混合ポリアミドＭＰＡが９８から８０ 重量％のＰＡ６と１から１９重量％のＰＡ６６と１から１９重量％のＰＡ１２、 好適には９８から９０重量％のＰＡ６と９から１重量％のＰＡ６６と９から１重 量％のＰＡ１２で構成されていることを特徴とする請求の範囲第７項記載のプレ スフェルトまたは継ぎ合わせプレスフェルト。 １２． 該コポリアミドＣｏＰＡまたは混合ポリアミドＭＰＡが９８から８０ 重量％のＰＡ６と１から１９重量％のＰＡ６６と１から１９重量％のＰＡ１１、 好適には９８から９０重量％のＰＡ６と９から１重量％のＰＡ６６と９から１重 量％のＰＡ１１で構成されていることを特徴とする請求の範囲第７項記載のプレ スフェルトまたは継ぎ合わせプレス フェルト。 １３． ０．０５から１ｍｍ、特に０．１から０．８ｍｍ、特に好適には０． ２から０．５ｍｍの直径を有する産業用モノフィラメントであって、 ａ） ポリアミド（ＰＡ）６６、ＰＡ１２、ＰＡ１１を含む群の１種以上の ポリアミドを１から２０重量％とＰＡ６を８０から９９重量％含んで成る繊維形 成コポリアミド（ＣｏＰＡ）または混合ポリアミド（ＭＰＡ）を１００から９６ 重量％、好適には９９．８から９９重量％、 ｂ） モノマー類、オリゴマー類、 抗酸化剤、特に立体障害フェノール類（ＳＨＰ）、芳香族アミン類また は銅塩、特に一価の銅の塩、 押出し加工助剤または離型剤、特にＣ₁₀−Ｃ₂₂脂肪酸のＣａ、Ｍｇもし くはＺｎ塩、特に好適にはステアリン酸Ｍｇ、ステアリン酸Ｃａ、ステアリン酸 Ｚｎ、 核形成剤、特にタルク、または 着色用添加剤、例えば染料および／または顔料、 を含む群から所望の任意組み合わせで選択可能な補助物質をａ）＋ｂ）の合計を 基準にして０から４．０重量％、好適には０．０２から４．０重量％、 含んで成るモノマーフィラメント。 １４． 該コポリアミドＣｏＰＡまたは混合ポリアミドＭＰＡが９９から８５ 重量％のＰＡ６と１５から１重量％のＰＡ６６、好適には９８から９０重量％の ＰＡ６と１０から２重量％のＰＡ６６、特に好適には ９７から９３重量％のＰＡ６と７から３重量％のＰＡ６６で構成されていること を特徴とする請求の範囲第１３項記載のモノフィラメント。 １５． 該コポリアミドＣｏＰＡまたは混合ポリアミドＭＰＡが９９から８５ 重量％のＰＡ６と１５から１重量％のＰＡ１２、好適には９８から９０重量％の ＰＡ６と１０から２重量％のＰＡ１２、特に好適には９７から９３重量％のＰＡ ６と７から３重量％のＰＡ１２で構成されていることを特徴とする請求の範囲第 １３項記載のモノフィラメント。 １６． 該コポリアミドＣｏＰＡまたは混合ポリアミドＭＰＡが９９から８５ 重量％のＰＡ６と１５から１重量％のＰＡ１１、好適には９８から９０重量％の ＰＡ６と１０から２重量％のＰＡ１１、特に好適には９８から９３重量％のＰＡ ６と７から２重量％のＰＡ１１で構成されていることを特徴とする請求の範囲第 １３項記載のモノフィラメント。 １７． 該コポリアミドＣｏＰＡまたは混合ポリアミドＭＰＡが９８から８０ 重量％のＰＡ６と１から１９重量％のＰＡ６６と１から１９重量％のＰＡ１２、 好適には９８から９０重量％のＰＡ６と９から１重量％のＰＡ６６と９から１重 量％のＰＡ１２で構成されていることを特徴とする請求の範囲第１３項記載のモ ノフィラメント。 １８． 該コポリアミドＣｏＰＡまたは混合ポリアミドＭＰＡが９８から８０ 重量％のＰＡ６と１から１９重量％のＰＡ６６と１から１９重量％のＰＡ１１、 好適には９８から９０重量％のＰＡ６と９から１重量％のＰＡ６６と９から１重 量％のＰＡ１１で構成されていることを特徴とする請求の範囲第１３項記載のモ ノフィラメント。